JP2002307463A - 繊維強化樹脂の製造方法 - Google Patents
繊維強化樹脂の製造方法Info
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Abstract
しめることにより成形作業性に優れ、かつ高Vfである
にもかかわらず容易に樹脂含浸でき、更に成形品のVf
をコントロール可能とし、強化繊維の持つ高強度・高弾
性率特性を十分発揮できる軽量なFRPの製造法を提供
する。 【解決手段】成形型の表面に、強化繊維基材層を配置
し、次いでピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層し、
該積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフィルム
で覆われた内部を真空減圧しつつ樹脂拡散媒体を介して
強化繊維基材に樹脂を含浸させた後、バッグフィルム面
の外部から大気圧より大きな圧力をかけ、加圧しつつ樹
脂を硬化させる繊維強化樹脂の製造法、又は上述と同様
の積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフィルム
で覆われた内部を真空減圧するとともにバッグフィルム
面の外部から大気圧より大きな圧力をかけながら樹脂拡
散媒体を介して強化繊維基材に樹脂を含浸し硬化させる
繊維強化樹脂の製造法。
Description
造方法に関し、特に樹脂の含浸性に優れ、かつ軽量であ
ることから航空機や自動車、船舶などの構造体およびそ
れらの部品の製造に適した製造方法に関する。
は、軽量、高剛性などの優れた機械的特性を有すること
から航空機や自動車、船舶などさまざまな構造体やその
部品に使用されている。
から構成されるが、強化繊維の持つ高強度、高弾性率の
特性を有効に発揮させつつ軽量なFRPにするために
は、樹脂による複合効果が損なわれない範囲で可能な限
り繊維体積の割合(以下、Vfと記す)を高くすること
が好ましい。
代表的な成形方法として、真空バッグ成形法、RTM(R
esin Transfer Molding)成形法などがある。真空バッグ
成形法は、成形型表面に強化繊維基材を積層し、バッグ
フィルムで覆ってから型内を真空減圧し、樹脂注入を行
う方法であり、真空で樹脂注入することからボイドの少
ないFRPが得られるという特徴がある。
の強化繊維基材から順次樹脂を含浸させながら強化繊維
基材全体に樹脂を含浸することから樹脂含浸に時間がか
かり、作業性がよくないという問題がある。また、得ら
れるFRP成形品は、真空減圧による加圧のみであるこ
とから繊維基材内に存在する樹脂の量が多くなるのでV
fが小さく、重いFRPになってしまうことや成形品の
Vfをコントロールできないという問題もある。
めドライの繊維基材を配置し、雄雌型を一体に閉じてク
ランプし、次いで注入機によって型の注入口から樹脂を
加圧しながら強化繊維基材に含浸させる方法であり、金
型のクリアランスを調整することで、高Vfでかつ所望
のVfの成形品が得られるという特徴がある。
ら注入するために前記真空バッグ成形法に比べれば比較
的短時間に樹脂含浸が可能となるが、樹脂注入口付近の
強化繊維基材から順次樹脂が含浸することから高Vfの
成形品を得ようとする場合においては低Vfの場合に比
べ強化繊維基材内における樹脂流動抵抗が大きくなり、
樹脂含浸に時間がかかるとともに樹脂の未含浸部が発生
しやすくなる。
力を高くすることもできるが、そうすると樹脂注入によ
り強化繊維基材の繊維蛇行が発生し、FRPにした場合
に機械的特性が低下してしまうという問題がある。
は、織物とマットなど強化繊維基材内の樹脂の流通抵抗
が異なる材料を併用した場合には、マット層内を樹脂が
先行して流れ、織物においては樹脂の未含浸部が発生し
やすくなるなど使用する繊維基材により樹脂の含浸性状
態が安定しないという問題もある。
は、樹脂の含浸速度を高める方法として、真空バッグ成
形法において、繊維基材表面とバッグフィルム間に樹脂
拡散媒体を挿入する方法が提案されている。この方法
は、樹脂の流通抵抗が強化繊維基材より小さい樹脂拡散
媒体を用いていることから、樹脂の流通抵抗の小さい注
入した樹脂がまず樹脂含浸媒体を介して基材表面に拡散
した後に強化繊維基材の厚み方向に含浸することになり
短時間に樹脂含浸することは可能となる。
FRP成形品は真空減圧による加圧のみであることか
ら、繊維基材内に存在する樹脂の量が多くなるのでVf
が小さく、重いFRP成形品になってしまうことや成形
品のVfをコントロールできないという問題がある。
来技術の問題点を解決すること、すなわち、FRP成形
品の成形において、強化繊維基材への樹脂含浸が短時間
で可能にせしめることにより成形作業性に優れ、かつ、
高Vfであるにもかかわらず容易に樹脂含浸でき、さら
に成形品のVfをコントロール可能とし、強化繊維の持
つ高強度・高弾性率の特性を十分に発揮できる軽量なF
RPの製造方法を提供することにある。
点を解決するために鋭意検討を行い、以下の2つの本発
明の繊維強化樹脂の製造方法によれば、FRP成形にお
いて短時間に樹脂含浸ができるとともに、強化繊維の持
つ高強度・高弾性率の特性を十分に発揮でき、また、作
業性にも優れるFRPの製造を可能にできるとの地検を
見出すに至った。
製造方法は、成形型の表面に、強化繊維基材層を配置
し、次いで、ピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層
し、この積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフ
ィルムで覆われた内部を真空減圧しつつ樹脂拡散媒体を
介して強化繊維基材に樹脂を含浸させた後、バッグフィ
ルム面の外部から大気圧より大きな圧力をかけ、加圧し
つつ樹脂を硬化させることを特徴とする繊維強化樹脂の
製造方法である。
方法は、成形型の表面に、強化繊維基材層を配置し、次
いで、ピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層し、この
積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフィルムで
覆われた内部を真空減圧するとともにバッグフィルム面
の外部から大気圧より大きな圧力をかけながら樹脂拡散
媒体を介して強化繊維基材に樹脂を含浸し硬化させるこ
とを特徴とする繊維強化樹脂の製造方法である。
において、好ましくは、前記バッグフィルム面の加圧手
段が、流体を用いた加圧または型を用いた機械的な加圧
であるものである。
法の望ましい実施の一形態例を図を用いて工程順に説明
する。
「成形型の表面に、強化繊維基材層を配置し、次いで、
ピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層し」と記載して
いるが、「順」とは厳密なプロセス工程の順番を表して
いるものではなく、積層構造の配置の順番を表している
ものである。従って、本発明方法では、例えば、ピール
プライと樹脂拡散媒体とが既に別途積層されているもの
を、強化繊維基材層に積層するようにしても構わないも
のである。
製造装置の一態様例を示した概略断面図である。
維基材2を所定枚数積層した強化繊維基材層3からなる
本発明の製造方法による成形対象の成形品Sを成形する
ものであるが、ピールプライ4、樹脂含浸媒体5、バッ
グフィルム6、エッジ・ブリーザー7、シール材8から
構成される。また、9、10、11は、いずれも成形品
Sへの樹脂供給手段であり、それぞれ真空吸引口、樹脂
吐出口、バルブである。
装置を用いて以下に述べる手順にて行われる。
を所定枚数積層した強化繊維基材層3を配置する。ここ
で、成形型1は、金属、FRPなどからなり、後述する
流体などを用いた加圧手段において変形しにくい高剛性
の材料から構成されたものを用いるのが好ましい。
化した後に引き剥がして、不要樹脂および樹脂拡散媒体
を除去するためのシート、いわゆるピールプライ4を積
層し、さらにその上に樹脂を強化繊維基材上面全体に拡
散させるための樹脂拡散媒体5を置く。
た周囲には、真空バッグ内の空気を連続してバッグ外部
に逃がす通気材料となるエッジ・ブリーザー7として織
物や不織布などの多孔性の材料を複数枚積層して張り巡
らす。ここで、樹脂拡散媒体5は真空吸引口やエッジ・
ブリーザーに接しているかもしくは近すぎると、樹脂拡
散媒体5に流れ込んだ樹脂が強化繊維層3に含浸するよ
りも先に真空吸引口およびエッジ・ブリーザーの方に流
れてしまうことから、真空吸引口9やエッジ・ブリーザ
ー7から最も近い樹脂拡散媒体5までの距離が10mm
以上は離れるように樹脂拡散媒体5の平面視の最大外形
が樹脂拡散媒体面の強化繊維基材層3の平面視の最大外
形よりも10〜50mm程度小さくなるように配置する
とよい。
空気が漏れないようにバッグフィルムと成形型1の周囲
を、ブチルゴム系やシリコーンゴム系のシール材8で型
に接着させ、次いでバッグフィルムの上部に図示しない
樹脂タンクから注入される樹脂の吐出口10とバルブ1
1を図示の如く樹脂拡散媒体5に接するように取り付け
る。一方、図示しない真空ポンプの空気吸引口を真空吸
引口9に接続する。なお、真空吸引口9は樹脂の吐出口
10から遠いエッジ・ブリーザー上に取り付け、吐出口
および吸引口の取り付け部から空気が漏れないようにシ
ール材で接着させる。そして、樹脂タンクには、硬化剤
を所定量入れたシロップ状の常温もしくは加熱硬化型の
マトリックス樹脂を入れておく。
われたサンドイッチ状成形品Sを真空圧力が90〜10
1kPa程度の真空状態になるように真空吸引口9から
吸引した後、バルブ11を解放して樹脂拡散媒体5から
樹脂を注入する。注入された樹脂は、バッグフィルムで
覆われた中が真空状態であることから、樹脂拡散媒体5
の内部を面内方向に拡散しつつピールプライ6を通過し
た後、ピールプライ6と接する強化繊維基材層3の厚み
方向に含浸が進行するので短時間に樹脂含浸が完了す
る。ついで、バッグフィルムの外部から大気圧より大き
な圧力をかけ、加熱加圧しながら余剰な樹脂をフローさ
せつつ樹脂を硬化させる。
のフローが多くなり、より高Vfの成形品が得ることが
可能となるが、任意のVfの成形品を得たい場合には圧
力を調整することで樹脂のフロー量を規制でき、所望の
Vfを得ることができる。
圧手段は、図1に示すオートクレーブなどの耐圧容器1
2内で流体を用いて加圧する方法や、あるいは図2に示
すように上下の型13、14を用いて、プレスや万力、
ボルト締めなどによる機械的な加圧によるものなどのい
ずれでもよいものである。
どの気体や水などの液体であり、成形品がいかなる形状
であっても強化繊維基材を均一に加圧することが可能で
ある。
めにより機械的に加圧する場合においては、所定の形状
を有した押さえ型を用いて強化繊維基材を加圧すること
から、寸法精度が高いFRP成形品を得ることができ
る。
樹脂含浸が完了するまで運転し、バッグフィルムの中を
真空状態に保つことが好ましい。また、樹脂の含浸完了
後もバルブ12は解放状態にし、加圧により生じた余剰
な樹脂を樹脂タンクに逆流できるようにしておく。
た後、バッグフィルム面の外部から加圧されることか
ら、たとえ強化繊維基材層内部に未含浸部分があっても
この部分への樹脂含浸を促進させることができ、さらに
余剰な樹脂は空気の吸引口9から流出するないし樹脂の
吐出口10から逆流して排出される。
し、さらに、成形型1より脱型した後、ピールプライお
よび樹脂含浸媒体を除去すれば、FRP成形品Sを得る
ことができる。
する強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維
やポリアミド繊維からなる織物やチョップド・ストラン
ド・マット、コンティニュアンス・ストランド・マット
である。また、これら強化繊維糸を並行に配列したシー
トを0°(繊維基材の長さ方向)、90°(繊維基材の
幅方向)や±α°(繊維基材の任意の斜め方向)に積層
され、これをガラス繊維、ポリエステル繊維やポリアミ
ド繊維などのステッチ糸で縫合した多軸ステッチ布帛で
あってもよい。中でも、織物や多軸ステッチ基材は補強
効果が大きく、また、繊維密度が大きいことからVfを
高くすることができ好ましい。なお、ここでいう繊維密
度とは、織物目付を織物厚みで割った値であり、数値が
大きいほど強化繊維基材内部の空隙割合が小さくなり、
FRPにおいてVfを高くすることができる。なお、
「多軸ステッチ基材」とは、多数本の強化繊維糸条が並
行にシート状に配列して層構成をなし、この層が少なく
とも2層以上交差積層されて積層体を形成するととも
に、実質的に、ステッチ糸等により一体化されている構
造のものをいう。
ては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニル
エステル樹脂、フェノール樹脂、変性エポキシ樹脂など
の常温もしくは加熱により硬化する熱硬化性樹脂であ
る。中でも加熱硬化型の樹脂は、短時間に樹脂を硬化さ
せることができ、成形サイクルを短くできるので好まし
い。
は、合成樹脂を通過させることができることが必要であ
り、例えばナイロン繊維織物、ポリエステル繊維織物や
ガラス繊維織物などである。なお、「ピールプライ」と
は、樹脂が硬化した後成形品表面に固着し、成形品表面
から引き剥がすことにより、実質的に余剰樹脂や樹脂拡
散媒体を一緒に除去できる材料のことを言う。
維織物は安価であるため、ピールプライとして好ましく
用いられるが、これら織物を製造する際に用いられてい
る油剤やサイジング剤がFRPの樹脂に混入するのを防
ぐため、精錬を行い、また、成形で用いる樹脂の硬化発
熱などの熱による収縮を防ぐため、熱セットされた織物
を使用することが好ましい。
散媒体5の一実施態様例を図3に示した。樹脂拡散媒体
は、バッグ内の真空圧力を繊維基材に伝え、かつ注入さ
れる樹脂を樹脂拡散媒体の隙間を通して、媒体側の繊維
基材上面に樹脂を行きわたらせるものである。
間に配置する樹脂拡散媒体に樹脂が注入されると、図3
において、注入された樹脂はバッグフィルムに接するA
群のバー15の隙間を流れて、バー15の方向とB群の
バー16の隙間を流れるから全面に樹脂が均一に拡散す
ることになる。また、バー15にかかる力をバー16に
伝えることができる。バーの太さは特に限定されるもの
ではないが、0.2〜2mmが好ましい。また、隙間の
幅は0.2〜2mmが好ましい。樹脂拡散媒体の具体的
なものとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
塩化ビニルや金属などからなるメッシュ状のシートで、
たとえば、メッシュ状樹脂フィルム、織物、網状物や編
物などであり、必要に応じてこれらを数枚重ねて使用す
ることができる。
気密性であることが必要であり、例えばナイロンフィル
ム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、P
VC(塩化ビニル)フィルム、ポリプロピレンフィルム
やポリイミドフィルムなどが用いられ得るものである。
ザー7は、空気および樹脂を通過させることができるこ
とが必要であり、例えばナイロン繊維織物、ポリエステ
ル繊維織物、ガラス繊維織物やナイロン繊維、ポリエス
テル繊維からなる不織布を使用することができる。
製造方法は、強化繊維基材層の表面にピールプライ、樹
脂拡散媒体の順で積層し、この積層体をバッグフィルム
で覆い、次にバッグフィルムで覆われた内部を真空減圧
するとともにバッグフィルム面の外部から大気圧より大
きな圧力をかけながら強化繊維基材に樹脂を含浸させ加
熱硬化することを特徴とするものである。
加圧し、強化繊維基材の繊維密度を大きくした状態で樹
脂の注入を行うことになることから強化繊維基材内の樹
脂の流通抵抗は大きくなり、前述した強化繊維基材層に
樹脂含浸を行ってから加圧する方法に比べ樹脂の含浸速
度が遅くなるが、樹脂拡散媒体を介して加圧しているこ
とから、バッグ内に注入された樹脂は樹脂拡散媒体内の
面内方向に拡散しつつ強化繊維基材層の厚み方向に含浸
することから、RTM成形に比べ短時間に樹脂注入が可
能となる。さらに、樹脂注入により繊維の蛇行が発生す
ることもなく、織物とマットなど樹脂の流通抵抗が異な
る材料を併用した場合においても、マット層内を樹脂が
先行して流れることや織物において樹脂の未含浸部分が
発生するといったことがないことから安定して樹脂含浸
を行うことができるのである。
強化樹脂の製造方法で得られるFRP成形品は、強化繊
維基材層が発泡体の表面に強化繊維基材を配置したサン
ドイッチ状構成であってもよい。そうすることにより、
スキンが高VfのFRPからなる高剛性、高強度で軽量
なサンドイッチ成形品が得られる。
成のFRPを製造する場合においては、成形型と接して
いる強化繊維基材側の発泡体に樹脂の流路となる連続し
た溝を設けてもよい。すなわち、バッグフィルム面側の
強化繊維基材は樹脂拡散媒体を介して樹脂含浸を行い、
成形型面の強化繊維基材は発泡体の溝を介して強化繊維
基材に樹脂含浸をさせることで、それぞれの強化繊維基
材に短時間に樹脂含浸が可能となる。
発泡樹脂などの発泡体であると、得られる成形体が軽量
となるので好ましいが、発泡していない樹脂板や無機系
の板、または木材であってもよい。有機系あるいは無機
系の発泡体としては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、PVC(塩化ビニル)、
シリコーン、イソシアヌレート、フェノール、アクリル
樹脂のフォームや軽量気泡コンクリート、珪酸カルシウ
ムフォームや炭酸カルシウムフォームなどを用いること
ができる。
は押さえ板を介在させることが好ましい。すなわち、流
体を介して加圧した場合においては、強化繊維基材のラ
ップ部分など厚みが大きい箇所があるとこの部分の厚み
が大きくなってしまうが、押さえ板を挿入することで厚
みの大きい部分のみを強制的に加圧することができ、厚
みが均一なFRPを得ることができる。なお、押さえ板
は、加圧の際に変形すると所定の寸法に成形できなくな
ることから高剛性であることが必要であり、鉄板やアル
ミニウム板などの金属板やFRP板などからなるのが実
際的である。
を有することが好ましい。ここで言うシート状繊維材料
とは、ナイロン、ポリエステル、ビニロン、ポリエチレ
ンなどのポリマー繊維からなる不織布や編物である。
浸を行う際にシート状繊維材料層が樹脂パスとなり、強
化繊維基材層への樹脂含浸速度を向上させることができ
る。また、シート状繊維材料を強化繊維基材の層間に配
置させることによりFRPにおいて衝撃が作用したとき
に積層体の層間に発生したクラックをポリマー繊維の損
傷によりエネルギー吸収させることでその進展を押さえ
ることができ衝撃性能に優れたFRPが得られる。
が好ましい。5g/m2 未満であれば、樹脂パスとして
の効果が小さく、また、30g/m2 を越えると樹脂パ
スとしての効果は大きくなるもののFRPにおけるシー
ト状繊維材料の割合が大きくなり強化繊維による補強効
果が低減してしまう。このため、5〜30g/m2 の範
囲がよい。
説明する。 実施例 図4に例示した幅が1.2m、長さが4m、厚みが5m
mのボート17の船殻の製造を行うために、以下に示す
条件で構造体Sを製作した。
に配向してなる300g/m2 の炭素繊維クロス、さら
に800g/m2 のガラスロービングクロス、および繊
維が面内でランダムに配向した300g/m2 のガラス
チョップドストランドマットの3種を用いた。また、マ
トリックス樹脂として、ビニルエステル樹脂、その硬化
剤として過酸化ベンゾイル(BPO)用いた。
からなる金型を用いた。
いで強化繊維基材層3として、ガラスチョップドストラ
ンドマット、炭素繊維クロス、炭素繊維クロス、ガラス
ロービングクロス、炭素繊維クロス、炭素繊維クロスの
順で配置し、その上にナイロン繊維織物からなるピール
プライ4を配置した。
エチレンからなる厚みが1.0mm、メッシュの開口寸
法が2.6×2.6mm、メッシュの開口率(全体面
積;100に対するメッシュの開口部面積の比率)が6
2%のメッシュシートを強化繊維基材の上面全体よりそ
れぞれ周囲25mm小さくしたものを配置した。
維クロス、ガラスチョップドストランドマット、ピール
プライ、樹脂拡散媒体は製品幅が100cmであったた
め、幅方向にラップさせながら2枚並べて使用した。
イッチ成形品の周囲に、ポリエステル不織布からなるエ
ッジ・ブリーザー7を張り巡らした。
ンフィルムからなるバッグフィルム6で覆い、空気が漏
れないようにバッグフィルムの周囲をシール材で接着さ
せた。
から注入される樹脂の吐出口を成形型の溝および樹脂拡
散媒体と接するように取り付け、また、真空ポンプの吸
引口を樹脂の吐出口から一番遠いエッジ・ブリーザー上
に取り付けた。そして、吐出口および吸引口の取り付け
部から空気が漏れないようにシール材8で密着させた。
次に、真空ポンプでバッグフィルムに覆われた内部を1
00kPaの真空状態にした後、樹脂吐出口10のバル
ブ11を解放して樹脂粘度が4ポイズのビニルエステル
樹脂を注入し、樹脂拡散媒体から強化繊維基材に樹脂を
含浸させた。そして、強化繊維基材層に樹脂が含浸した
ことを確認した後、オートクレーブ内で空気を加圧媒体
として300kPaで加圧し余剰な樹脂をフローさせる
とともに80℃に加熱し樹脂を硬化させた。なお、真空
ポンプは樹脂が硬化するまで運転した。樹脂硬化後にバ
ッグフィルムを除去し、成形型から脱型してFRP成形
品Aを得た。 比較例1 比較例1として、樹脂拡散媒体を用いないことと、樹脂
注入後流体を用いて加圧しなかった他は実施例と同じよ
うにしてFRP成形品Bを得た。 比較例2 比較例2として、樹脂注入後、流体を用いて加圧しなか
った他は実施例と同じようにしてFRP成形品Cを得
た。
脂含浸状態などの成形性をまとめたのが次の表1であ
る。ここで、成形品のVfは、得られたFRPから5c
m×5cmの板を切り出し、それぞれの強化繊維重量か
ら求めた。
形品を得ることができた。
繊維基材への樹脂含浸を樹脂含浸媒体を用いて行うとと
もに樹脂含浸後バッグフィルム面から加圧することで、
未含浸部への樹脂含浸性が促進されるとともに余剰な樹
脂を除去できることから、短時間に確実に樹脂を繊維基
材層に均一に含浸させることができるとともに、目標V
fの50%とほぼ同じであるVf49%のFRP成形品
を得ることができる。
散媒体を用いていないことから樹脂の含浸速度が遅く、
成形品の半分程度までしか樹脂が含浸しなかった。ま
た、樹脂含浸した部分のVfも38%と低Vfであっ
た。
を用いたことから樹脂の含浸速度は速かったが、バッグ
フィルム面の加圧が真空減圧のみであることから成形品
において部分的な樹脂含浸不良部が観察されるとともに
Vfが小さく40%であった。
形品の製造方法によれば、FRP成形品を製造するにあ
たり樹脂拡散媒体を用いて強化繊維基材層に樹脂含浸を
行うとともに樹脂含浸後ないし樹脂含浸前にバッグフィ
ルム面の外部から加圧するため短時間で樹脂含浸が可能
であるとともに高Vfでかつ所望のVfのFRP成形品
を得ることができ、強化繊維の持つ優れた機械的特性を
有効に発揮できる。
用いる製造装置の一実施例の断面図である。
施に用いる製造装置の一実施例の断面図である。
斜視図である。
の斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】成形型の表面に、強化繊維基材層を配置
し、次いで、ピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層
し、この積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフ
ィルムで覆われた内部を真空減圧しつつ樹脂拡散媒体を
介して強化繊維基材に樹脂を含浸させた後、バッグフィ
ルム面の外部から大気圧より大きな圧力をかけ、加圧し
つつ樹脂を硬化させることを特徴とする繊維強化樹脂の
製造方法。 - 【請求項2】成形型の表面に、強化繊維基材層を配置
し、次いで、ピールプライ、樹脂拡散媒体の順で積層
し、この積層体をバッグフィルムで覆い、次にバッグフ
ィルムで覆われた内部を真空減圧するとともにバッグフ
ィルム面の外部から大気圧より大きな圧力をかけながら
樹脂拡散媒体を介して強化繊維基材に樹脂を含浸し硬化
させることを特徴とする繊維強化樹脂の製造方法。 - 【請求項3】前記バッグフィルム面の加圧手段が、流体
を用いた加圧であることを特徴とする請求項1ないし2
記載の繊維強化樹脂の製造方法。 - 【請求項4】前記バッグフィルム面の加圧手段が、型を
用いた機械的な加圧であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の繊維強化樹脂の製造方法。 - 【請求項5】前記強化繊維基材層が発泡体の表面に強化
繊維基材を配置したサンドイッチ構成であることを特徴
とする請求項1、2、3または4記載の繊維強化樹脂の
製造方法。 - 【請求項6】前記強化繊維基材層が、織物または多軸ス
テッチ基材から構成されることを特徴とする請求項1、
2、3、4または5記載の繊維強化樹脂の成形方法。 - 【請求項7】前記強化繊維基材層が、強化繊維基材の層
間にシート状繊維材料を配置した構成であることを特徴
とする請求項1、2、3、4または5記載の繊維強化樹
脂の成形方法。 - 【請求項8】前記バッグフィルムと樹脂拡散媒体間に押
さえ板を介在させることを特徴とする請求項1、2、
3、5、6または7記載の繊維強化樹脂の製造方法。 - 【請求項9】樹脂が硬化させた後、ピールプライおよび
樹脂拡散媒体を除去することを特徴とする請求項1、
2、3、4、5、6、7または8のいずれかに記載の繊
維強化樹脂の成形方法。
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