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JP2002362312A - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

Info

Publication number
JP2002362312A
JP2002362312A JP2001168007A JP2001168007A JP2002362312A JP 2002362312 A JP2002362312 A JP 2002362312A JP 2001168007 A JP2001168007 A JP 2001168007A JP 2001168007 A JP2001168007 A JP 2001168007A JP 2002362312 A JP2002362312 A JP 2002362312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckle
switch
harness
seat belt
tongue plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001168007A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Tokugawa
修 徳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Autoliv Co Ltd
Original Assignee
NSK Autoliv Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Autoliv Co Ltd filed Critical NSK Autoliv Co Ltd
Priority to JP2001168007A priority Critical patent/JP2002362312A/ja
Priority to US10/158,994 priority patent/US20020180200A1/en
Publication of JP2002362312A publication Critical patent/JP2002362312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/48Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/48Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
    • B60R2022/4808Sensing means arrangements therefor
    • B60R2022/4816Sensing means arrangements therefor for sensing locking of buckle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチを所定位置に安定した状態で保持で
き、組立易く、ハーネスが引っ張られた場合であって
も、スイッチにかかる負荷を抑制することが可能な信頼
性の高いスイッチ取付構造を備えたバックル装置を有す
るシートベルト装置を提供する。 【解決手段】 タングプレート7と、タングプレート7
が挿脱されると共に、挿入されたタングプレート7を係
脱可能にロックするバックルベース12と、バックルベ
ース12に設けられ、タングプレート7の係脱状態を検
出するスイッチ20と、を備え、スイッチ20は、リベ
ット24によりバックルベース12に固定されてなるシ
ートベルト装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車等の乗り物
の座席に装備されるシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の乗り物の座席に
は、乗員の安全を図るために、シートベルト装置が取り
付けられている。このシートベルト装置には、座席に装
備されるウエビングを着脱可能にロックするバックル装
置が設けられている。
【0003】このバックル装置は、一般的に、ウエビン
グ(ベルト)を挿通するタングプレートと、当該タング
プレートが挿脱されると共に、挿入されたタングプレー
トを係脱可能にロックするバックル本体と、を備えて構
成されており、アンカーを介して車輌の床やシートなど
に設けられている。
【0004】前記バックル本体は、タングプレートをロ
ックするラッチ部を備えたラッチ板と、このラッチ板が
移動自在に支持されるバックルベースと、タングプレー
トの挿脱に応じて移動し、この移動によって前記ラッチ
板を移動させるスライダと、前記タングプレートのバッ
クル本体に対する係脱状態を検出するスイッチと、を備
えている。
【0005】このようなシートベルト装置に適用される
バックル装置としては、例えば、実開昭49−1372
25号公報、米国特許番号4785906号公報、実開
平2−143721号公報等に開示されたものがある。
【0006】実開昭49−137225号公報に記載さ
れたバックル装置は、スイッチの底面に2本の突起を設
け、この突起をバックルベースの底面に開口された穴に
差し込み、これをカバーで押さえることで、当該スイッ
チをバックル本体に取り付けた構造を有している。前記
スイッチは、バックル本体に挿入されたタングプレート
によって、直接スイッチボタンが押されることで、タン
グプレートのバックル本体に対する係脱状態を検出して
いる。
【0007】また、米国特許番号4785906号公報
に記載されたバックル装置は、バックルベースの底面
に、ビスによってスイッチを固定することで、当該スイ
ッチをバックル本体に取り付けた構造を有している。前
記スイッチは、バックル本体に挿入されたタングプレー
トによって、イジェクターを介して作動される。
【0008】そしてまた、実開平2−143721号公
報に記載されたバックル装置は、バックルカバー(ロア
カバー)にスイッチを固定し、スイッチの可動端子であ
るストライカと、バックル本体に挿入されたタングプレ
ートによって移動するスライダを連結させることで、ス
イッチを作動させるものである。
【0009】また、このスイッチ装置は、スイッチのハ
ーネスを、ロアカバーの内面に設けられた複数のボス部
によって這い回した状態で固定することにより、当該ハ
ーネスが引っ張られても、スイッチに負荷がかからない
ようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
49−137225号公報に記載されたバックル装置
は、バックルベースの底面に開口された穴、スイッチ及
びカバーの各々の間に所定のクリアランスをもって組み
立てられており、このクリアランスのため、スイッチの
位置が安定しない虞れがある。スイッチの位置が不安定
になると、スイッチの動作性能に悪影響がでてしまう。
なお、前記カバーは、一般的に樹脂から構成されている
ことが多い。この場合、経時変化によって前記カバーに
変形や亀裂が発生すると、さらにスイッチの位置が安定
しなくなり、変形や亀裂の程度によっては、スイッチを
所定の位置に保持することが困難となることも考えられ
る。
【0011】また、米国特許番号4785906号公報
に記載されたバックル装置は、ビスによってスイッチが
バックルベースの底面に固定されているため、スイッチ
を所定の位置に保持することはできるが、バックルベー
スにビス止めのためのねじを施工する必要があり、部品
の加工工程が増加するという問題がある。
【0012】そこで、タッピングねじの使用が考えられ
るが、強度が必要であるバックルベースは、通常、熱処
理によりその強度を得ているため、タッピングねじを使
用することができない。また、スイッチをビス止めする
場合、その締め付け力が強くなるとスイッチに対する圧
縮力が増加するため、前記締め付け力の管理を十分に行
う必要がある。
【0013】また、実開平2−143721号公報に記
載されたバックル装置は、スイッチがロアカバーに固定
されているため、ストライカとスライダを連結させる工
程を目視できないブラインド状態で行うことになる。し
たがって、ストライカとスライダの連結状態を確認する
ことが困難であり、両者が未結合になる虞れもある。さ
らに、スイッチが固定されているロアカバーは、通常、
樹脂により構成されているため、実開昭49−1372
25号公報と同様の理由から、スイッチを所定の位置に
保持することが困難となることも考えられる。さらにま
た、スイッチのハーネスを、ロアカバーの内面に設けら
れた複数のボス部によって這い回した状態で固定してい
るが、ロアカバーの組付け工程で、例えば、前記ハーネ
スがロアカバーから浮き上がった状態になっても、この
状態を把握することが困難である。なお、前記ハーネス
がロアカバーから浮き上がった状態でロアカバーが組付
けられると、当該ハーネスが引っ張られた際に、スイッ
チに負荷をかけてしまう虞れがある。また、アッパーカ
バーとロアカバーの組付ける際に、ハーネスを両カバー
で挟み込んでしまう可能性がある。
【0014】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、スイッチを所定位置
に安定した状態で保持でき、組立易く、ハーネスが引っ
張られた場合であっても、スイッチにかかる負荷を抑制
することが可能な信頼性の高いスイッチ取付構造を備え
たバックル装置を有するシートベルト装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、タングプレートと、当該タングプレート
が挿脱されると共に、挿入されたタングプレートを係脱
可能にロックするバックルベースと、当該バックルベー
スに設けられ、前記タングプレートの係脱状態を検出す
るスイッチと、を備えたバックル装置を有するシートベ
ルト装置であって、前記スイッチは、リベットにより、
前記バックルベースに固定されてなるシートベルト装置
を提供するものである。
【0016】この構成を備えたシートベルト装置のバッ
クル装置は、通常、金属部品であるバックルベースに、
リベットによってスイッチを固定しているため、当該ス
イッチが変動することを防止することができる。したが
って、スイッチを所定の位置に確実に保持することがで
きる。また、スイッチは、リベットによって固定される
ため、バックルベースには、当該リベットが挿入される
単純な穴を形成するだけでよく、加工が簡単である。
【0017】前記リベットとしては、ブラインドリベッ
トを採用することができる。ブラインドリベットを採用
すれば、一方向から加締めることができ、加締めるため
に必要な荷重も安定するという利点が得られる。
【0018】また、前記リベットは、アルミニウムから
形成することもできる。リベットを形成する材料として
アルミニウムを採用すれば、スイッチに加わる圧縮荷重
を低く抑えることができる。
【0019】前記スイッチには、該スイッチのハーネス
を保持する保持部と、ハーネスをガイドするガイド部を
設けることもできる。このように構成することで、ハー
ネスはスイッチに固定されるため、バックルカバーを組
付ける前にハーネスを固定することができる。また、ハ
ーネスの配置経路(這い回し経路)を規制することがで
きるため、バックルカバーに設けられるハーネス逃げ部
の設定が容易になる。このため、ハーネスの浮きや外
れ、あるいはバックルカバーによるハーネスの挟み込み
を気にせずに、当該バックルカバーを組付けることがで
きる。
【0020】また、前記保持部及びガイド部は、前記ハ
ーネスがバックル装置から引き出される方向に対し所定
の角度をもって、当該ハーネスを配置させる位置に設け
ることができる。より好ましくは、前記保持部及びガイ
ド部は、前記ハーネスがバックル装置から引き出される
方向に対し、略直角方向に当該ハーネスを配置させる位
置に設けることができる。このように保持部及びガイド
部を配置することで、ハーネスが不意に引っ張られて
も、スイッチにかかる負荷を抑制することができる。
【0021】さらにまた、前記ガイド部は、前記バック
ルベースのハーネス出口近傍に設けられると共に、湾曲
面を備えることができる。このような構成にすること
で、前記湾曲面によって、ハーネスが鋭角に屈曲するこ
と(折り曲げられること)を防止できる。したがって、
ハーネスに対する応力の集中を緩和することができる。
【0022】また、本発明は、タングプレートと、当該
タングプレートが挿脱されると共に、挿入されたタング
プレートを係脱可能にロックするバックルベースと、当
該バックルベースに設けられ、前記タングプレートの係
脱状態を検出するスイッチと、を備えたバックル装置を
有するシートベルト装置であって、前記スイッチに、該
スイッチのハーネスを保持する保持部と、ハーネスをガ
イドするガイド部を設けたシートベルト装置を提供する
ものである。
【0023】前記保持部及びガイド部は、前記ハーネス
がバックル装置から引き出される方向に対し所定の角度
をもって、当該ハーネスを配置させる位置に設けること
ができる。そしてまた、前記保持部及びガイド部は、前
記ハーネスがバックル装置から引き出される方向に対
し、略直角方向に当該ハーネスを配置させる位置に設け
ることができる。さらにまた、前記ガイド部は、前記バ
ックルベースのハーネス出口近傍に設けられると共に、
湾曲面を備えてなることができる。
【0024】前記バックル装置は、バックルステーを介
して車両に取り付けられ、かつ当該バックルステーに対
して前記車両の前後方向及び幅方向に回動可能に構成す
ることもできる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
にかかるシートベルト装置について、図面を参照して説
明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1にかかるシート
ベルト装置の使用状態を示す概要図、図2は、実施の形
態1にかかるシートベルト装置に適用されるバックル装
置の長手方向断面図であり、タングプレートが挿入され
ていない状態を示す図、図3は、図2に示すバックル装
置の底面図、図4は、実施の形態1にかかるシートベル
ト装置に適用されるバックル装置の長手方向断面図であ
り、タングプレートが挿入された状態を示す図、図5
は、図4に示すバックル装置の底面図、図6は、バック
ル装置のロアカバーの内面形状を示す平面図及び側面
図、図7は、ロアカバーがバックル本体に組付けられた
際のスイッチ及びハーネスの状態を示す底面図、図8
は、スイッチ近傍の断面図、図9は、図8の底面図であ
る。
【0026】図1に示すように、実施の形態1にかかる
シートベルト装置は、シート2に着座する乗員3がウエ
ビング(ベルト)4を装着できるようになっている。こ
のウエビング4は、一端がアンカープレート5で車両側
壁6の下部に取付られ、中間部がタングプレート7の開
口部に移動可能に挿通されて折り返され、他端側が車両
側壁6の上部に取付けられたスルーリング8を介して緊
急ロック式巻取り装置9に巻き取られている。また、タ
ングプレート7の先端部は、車両中央部の床やシート2
に取り付けられたアンカープレート10の先端に設けら
れたバックル本体11に係合するようになっている。な
お、実施の形態1では、タングプレート7と、タングプ
レート7を係脱するバックル本体11とにより、バック
ル装置を構成している。
【0027】タングプレート7は、通常のシートベルト
用タングプレートが使用でき、一方の端部に係止穴71
を、他方の端部にウエビング4を連結するためのベルト
連結穴72が形成されている。
【0028】バックル本体11は、フレームとして機能
するバックルベース12と、タングプレート7の挿脱に
応じて移動するスライダ13と、スライダ13の移動に
応じて揺動するバックルアーム16と、バックルアーム
16の揺動に応じて伸縮するコイルスプリング15と、
タングプレート7をロックするラッチ板14と、バック
ルアーム16の先端に支持されてラッチ板14の移動を
制御する制御ピン17と、バックルベース12の上部に
設けられたブロック部材21と、タングプレート7のロ
ックを解除するリリースボタン18と、リリースボタン
18を前方へ付勢するコイルスプリング19と、バック
ルベース12の底板12Aの外側面(裏面)にリベット
24により固定されたスイッチ20と、これらの部材を
下方から覆うロアカバー22と、上方から覆うアッパー
カバー23と、を備えて構成されている。
【0029】なお、以下の説明において、図2に示すバ
ックル本体11を基準とし、タングプレート挿入口のあ
る図中の左方を「前方」、右方を「後方」、上方を「上
方」、下方を「下方」と称して説明をする。
【0030】バックルベース12は金属製であり、底板
12Aと、これの両側に立設された一対の対向した側壁
12B及び12Cとを備えた断面略コ字状を有してい
る。底板12Aには、スライダ13をタングプレート挿
脱方向にスライド可能にするためのスライダガイド穴2
5が設けられている。また、バックルベース12後方の
底板12Aには、後に詳述するスイッチ20のボス51
が挿入される穴52と、リベット24が挿入される穴5
3が開口されている。
【0031】側壁12B及び12Cの略中央部には、制
御ピン17の両端が移動可能に支持される略L字状の窓
33B及び33Cが開口されている。この窓33B及び
33Cの後方側側壁には、後に詳述するラッチ板14の
揺動(回転)の支点である支持部46B及び46Cが、
回転自在に支持される支持穴35B及び35Cが形成さ
れている。
【0032】スライダ13は、バックル本体11内に挿
入されたタングプレート7の先端が当接する当接部26
と、当接部26の下面に設けられ、バックルベール12
の後方に延出した延出部27とから構成されている。当
接部26の前方端面は、前記タングプレート7の先端が
当接する当接面28となっている。一方、延出部27の
後端部は、後に詳述するスイッチ20のアクチュエータ
54を変位(作動)させる作動足部29となっている。
また、延出部27の前方側には、後に詳述するバックル
アーム16の先端を収容するバックルアーム収容部39
が形成されている。バックルアーム収容部39の側壁に
は、バックルアーム16の先端に形成された軸部47の
両端を軸支する支持穴48が形成されている。このスラ
イダ13は、延出部27が、底面12Aに開口されたス
ライダガイド穴25を通して下側(ロアカバー22側)
に下がり、当接部26が底面12A上をスライドするよ
うになっている。(図4参照)。
【0033】バックルアーム16は、上端に制御ピン1
7を支持する鉤状の支持部49が形成され、下端にバッ
クルアーム収容部39の支持穴48に支持される軸部4
7が形成されている。このバックルアーム16は、軸部
47を軸として回転可能となっている。バックルアーム
16の略中央部の後方側には、コイルスプリング15の
一端が支持されるスプリング支持部50が形成されてい
る。このバックルアーム16は、支持部49がラッチ板
14上に位置し、支持部49から下方はラッチ板14よ
り下に位置している。
【0034】ラッチ板14は、その略中央部に、バック
ルアーム16の一部が貫通される開口部40が設けられ
ている。ラッチ板14の前端には、タングプレート7が
バックル本体11に挿入された際に、タングプレート7
の係止孔71に挿入されてタングプレート7をロックす
るラッチ部41が下方に向けて延出形成されている。ラ
ッチ板14の後端部の両側には、側壁12B及び12C
の支持孔35B及び35Cに回転自在に支持される支持
部46B及び46Cが突設されている。すなわち、ラッ
チ板14は、支持部46B及び46Cを支点として回転
し、タングプレート7のロック位置または非ロック位置
への移動を行う。開口部40の後端側略中央部には、コ
イルスプリング15の他端が支持されるスプリング支持
部42が突出形成されている。
【0035】ブロック部材21は、バックル本体11の
アッパーカバー23側から圧力がかかっても、それに耐
え得るために設けられているものである。このブロック
部材21は、バックルベース12の長手方向の両端に形
成された係合部(図示せず)が、バックルベース12に
係合されて、バックルベース12に固定されている。ブ
ロック部材21の前端側の略中央部には、コイルスプリ
ング19の一端が支持されるスプリング支持部43が形
成されている。
【0036】リリースボタン18は、断面略コ字状の操
作部55と、操作部55の両側に、後方側に向けて水平
に延出されたアーム56B及び56Cとを備えている。
操作部55の内側面であって、その略中央部には、コイ
ルスプリング19の他端を支持するスプリング支持部5
7が形成されている。このリリースボタン18は、コイ
ルスプリング19によって、常に前方側へ付勢されてい
る。
【0037】また、操作部55の後方側には、傾斜部5
8が形成されている。この傾斜部58は、リリースボタ
ン18をバックル本体11の内方へ押し込んだ際に、制
御ピン17を押し戻す役割を果たす。
【0038】スイッチ20は、スイッチ本体60と、ス
イッチ本体60の外壁に設けられたスイッチボタン61
と、スイッチボタン61を作動させるアクチュエータ5
4と、スイッチ本体60に一体的に設けられたスカート
部62と、スイッチ本体60に接続されるハーネス63
と、を備えている。
【0039】アクチュエータ54は、ばね性を有した板
状部材から構成され、スライダ13に押された際に変位
してスイッチボタン61を作動させる。
【0040】スカート部62のバックルベース12の後
方側には、ハーネス63が配置される(這い回される)
ための溝64と、この溝64を画定すると共に、ハーネ
ス63をガイドするガイド部65が形成されている。
【0041】溝64は、特に図8に示すように、下方側
(ロアカバー22側)が開口している。ガイド部65の
ハーネス出口付近には、湾曲面66が形成されている。
また、溝64の途中部分には、ハーネス63を保持する
保持部としての、溝64の内報に突出した小突起67が
形成されている。これらの溝64、ガイド部65及び小
突起67は、ハーネス63を、ハーネス63がバックル
本体11から引き出される方向に対して、略直角方向
(略直交方向)に配設されるような位置に配置されてい
る。このように溝64、ガイド部65及び小突起67を
配置することで、ハーネス63が、不意に引っ張られて
も、スイッチ本体60にかかる負荷を低減することがで
きる。また、湾曲面66の存在により、ハーネス63が
鋭角に屈曲することを防止することができるため、ハー
ネス63に対する応力の集中を緩和することができる。
そしてまた、小突起67によって溝64の幅をハーネス
63の直径より若干細くすることができるため、ハーネ
ス63が溝64から外れることを防止することができ
る。したがって、ハーネス63は、スイッチ20に確実
に固定される。これによって、バックル本体11内での
ハーネス63の配置(這い回し)位置を、ロアカバー2
2とアッパーカバーの組付け前に規制することができる
ため、後に詳述するロアカバー22内側のバックルベー
ス支持リブ73の形状を決定し易くなる。したがって、
両カバー22及び23の組付けの際に、ハーネス63が
両カバー22及び23に挟み込まれることを防止でき
る。また、ハーネス63は、バックル本体11の外側
で、固定用バンド68によってアンカープレート10に
固定されるため、ハーネス63が、不意に引っ張られた
際にスイッチ本体60にかかる負荷をさらに低減するこ
とができる。
【0042】また、スカート部62には、スイッチ20
をバックルベース12の底面12Aに固定するリベット
24が挿通される穴74が形成されている。さらにま
た、スカート部62には、バックルベース12の底面1
2Aに形成された穴52に挿入されるボス51が形成さ
れている。
【0043】スイッチ20は、ボス51を底面12Aの
穴52に差し込んだ後、スイッチ20の穴74と底面1
2Aの穴53に、リベット24を貫通し、リベット24
の底面12Aから突出した部分を加締めることによっ
て、バックルベース12に固定される。このように、ス
イッチ20は、リベット24によって、金属製のバック
ルベース12に固定されるため、その固定位置が変動す
ることがなく、かつ所定の位置を確実に保持することが
できる。また、バックルベース12には、リベット24
が挿入される単純な穴53を形成するだけでよく、加工
が簡単である。
【0044】スイッチ20からのON/OFF信号は、
例えば、図示しない制御部に送信される。制御部は、こ
のON/OFF信号に基づいて、例えば、運転席のパネ
ルにあるシートベルト装着確認表示部のシートベルト未
装着警告表示の点灯を行う。
【0045】なお、リベット24は、その材質やタイプ
は限定されないが、実施の形態1では、アルミニウム製
のブラインドリベットを使用した。ブラインドリベット
は、一方向から加締めることができ、加締めるために必
要な荷重も安定する。また、アルミニウム製のリベット
を使用することにより、スイッチ20に加わる圧縮荷重
も低く抑えることができる。さらに、加締め側にリベッ
ト24が出っ張る若干のスペースさえ確保すれば、どこ
にでも簡単に固定できる。
【0046】ロアカバー22の略中央部には、スライダ
13をスライド可能に収容する収容部80を画定する二
つの壁81B及び81C(図6参照)が、タングプレー
ト挿脱方向に平行に立設されている。また、ロアカバー
22の後方側には、スイッチ及びハーネス逃げ部82
(図6に斜め格子模様でその領域を示す)が形成されて
いる。
【0047】アッパーカバー23は、前述した部材が組
み立てられたロアカバー22の上部に設けられる。この
アッパーカバー23は、バックルベース12の前端部
に、リリースボタン18の操作部55が進退可能に延出
する開口部83が形成されている。この開口部83は、
リリースボタン18の下面との間に隙間を形成すること
が可能な大きさに構成されており、この隙間がタングプ
レート挿脱口84となる。
【0048】次に、実施の形態1にかかるシートベルト
装置の具体的動作について詳述する。
【0049】タングプレート7をバックル本体11にロ
ックするには、先ず、タングプレート7をタングプレー
ト挿脱口84からバックル本体11内に挿入させる。こ
の時、タングプレート7の先端がスライダ13の当接面
28に当接して、スライダ13をバックルベース12の
内方に移動させる。この動きに伴って、バックルアーム
16が反時計回りに回転し、コイルスプリング15をス
プリング支持部42に向けて押し縮める。
【0050】この動きによって、ラッチ板14が、コイ
ルスプリング15に付勢されて押し上げられると共に、
支持部49が制御ピン17を、ラッチ板14をタングプ
レートロック位置に保持する方向に移動させる。この制
御ピン17の移動は、制御ピン17の両端が略L字状の
窓33B及び33C内を移動することによって行われ
る。具体的には、制御ピン17の両端は、先ず、窓33
B及び33CのL字に沿って垂直に移動する。次に、制
御ピン17の両端が窓33B及び33Cのコーナー部を
通過して、水平に移動して前記係止位置で停止し、ラッ
チ板14のラッチ部41近傍の上面を押さえることにな
る。この時、制御ピン17は、窓33B及び33Cの水
平な上縁によって、上方に動かないようにロックされる
ため、ラッチ板14を確実に係止することができる。
【0051】なお、制御ピン17が移動する際には、窓
33B及び33Cの縁に対し、線接触することになるた
め、移動の際に生じる摩擦力を少なくすることができ
る。また、制御ピン17は、その略中央部が支持部49
によって支持されているため、制御ピン17の両側は、
常に同様に作動され、例えば、制御ピン17の片側のみ
が進退する等、擬似ラッチ現象を発生させる不適切な動
作が起こることを防止することができる。
【0052】また、このスライダ13の移動によって、
延出部27の後端に形成されている作動足部29がスイ
ッチ20のアクチュエータ54を押す。これによってア
クチュエータ54が変位してスイッチボタン61を作動
させる(例えば、ON状態となる)。これによって、O
N信号が図示しない制御部に送信され、制御部は、この
ON信号に基づいて、例えば、運転席のパネルにあるシ
ートベルト装着確認表示部に示されていたシートベルト
が未装着である旨の警告表示を消して、シートベルトが
装着されたことを示す。
【0053】この一連の動作によって、ラッチ部41
が、タングプレート7の係止孔71に挿入されてタング
プレート7がバックル本体11にロックされる。(図4
及び図5参照)。
【0054】次に、バックル本体11からタングプレー
ト7を抜き取る際には、リリースボタン18をバックル
本体12の内方へ押し込み、リリースボタン18の傾斜
部58によって、制御ピン17を押し戻し、ラッチ板1
4のロック状態を解除する。
【0055】この動作によって、タングプレート7を抜
脱すると、コイルスプリング15の付勢力により、バッ
クルアーム16が時計回りに回転し、これに伴って、ス
ライダ13が、元の位置、すなわちバックルベース12
の前端側に戻される。このスライダ13の移動により、
作動足部29がスイッチ20のアクチュエータ54から
遠ざかり、スイッチ20をOFF状態とする。このOF
F信号は、図示しない制御部に送信され、制御部は、こ
のOFF信号に基づいて、例えば、前記図示しないシー
トベルト装着確認表示部に、シートベルトが未装着であ
る旨の警告を表示する。
【0056】また、この動作と同時に、制御ピン17及
びラッチ板14も元の位置に戻される。(図2及び図3
参照)。
【0057】なお、実施の形態1では、溝64、ガイド
部65及び小突起67を、ハーネス63がバックル本体
11から引き出される方向に対して、略直角方向(略直
交方向)に配設できる位置に配置した場合について説明
したが、これに限らず、溝64、ガイド部65及び小突
起67は、ハーネス63が不意に引っ張られた際にスイ
ッチ本体60へ負荷が加わらない範囲で配設されていれ
ば、その角度は、略直角に限定されるものではない。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2にかかる
シートベルト装置について図面を参照して説明する。
【0058】図10は、実施の形態2にかかるシートベ
ルト装置のスイッチ近傍の断面図、図11は、図10の
底面図である。なお、実施の形態2では、実施の形態1
で説明したシートベルト装置と同様の部材には、同一の
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0059】実施の形態2にかかるシートベルト装置
の、実施の形態1にかかるシートベルト装置と異なる点
は、スイッチ20のスカート部62に形成した溝164
の形状である。
【0060】すなわち、実施の形態2にかかる溝164
は、特に図10に示すように、底面12A側に開口が形
成されている。この構成を備えることで、溝164の開
口は、底面12Aによって確実に塞がれるため、ハーネ
ス63が溝164から浮いたり、外れたりすることがな
い。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3にかかる
シートベルト装置について図面を参照して説明する。
【0061】図12は、実施の形態3にかかる左席用の
シートベルト装置に適用されるバックル装置の長手方向
断面図であり、タングプレートが挿入された状態を示す
図、図13は、図12に示すバックル装置の底面図であ
る。
【0062】なお、実施の形態3では、実施の形態1で
説明したシートベルト装置と同様の部材には、同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0063】実施の形態3にかかるシートベルト装置
の、実施の形態1にかかるシートベルト装置と異なる点
は、図12及び図13に示すように、バックル本体91
が、アンカープレート10に対し車両の前後方向及び幅
方向に回動可能に設けられている点である。
【0064】すなわち、実施の形態3にかかるバックル
本体91は、バックルベース12の後端部に形成された
円形穴93に嵌合するモールド94と、アンカープレー
ト10の一端に形成されたバックル本体91のアンカー
プレート10に対する車両の前後方向及び幅方向の回動
を規制する回動規制部材95と、一端がモールド94に
固定され、他端が回動規制部材95に固定されたコイル
スプリング96と、バックルベース12とアンカープレ
ート10との間に配置され、前記回動をスムーズに行わ
せるモールド97と、これらの部材に挿通されるリベッ
ト98と、をさらに備えている。
【0065】バックルベース12の後端には、円形部9
2が形成されており、この円形部92の略中央部には円
形穴99が形成されている。また、円形部99の端部に
は、約15度下方に傾いた傾斜面85が形成されてい
る。
【0066】アンカープレート10は、剛性のある金属
により、全体的に細長い板状に形成されている。このア
ンカープレート10の長手方向、リベット98側には、
円形部86が形成されており、円形部86には、後に詳
述するモールド94が嵌合する円形穴93が形成されて
いる。円形部86には、後に詳述するが、バックル本体
91が反時計回りに回動した際に、回動規制部材95の
回動規制部87の端部に当接し、この回動がこれ以上進
まないように規制する図示しない凸部が形成されてい
る。アンカープレート10の円形部86近傍には、後に
詳述するが、回動規制部87の端部に当接し、バックル
本体91が時計回りに回動することを阻止する図示しな
い凸部が形成されている。
【0067】モールド94は、その略中央部に、アンカ
ープレート10の円形穴93に嵌合するボス部88が形
成されている。このボス部88の内側には、バックル本
体91を車両の幅方向に回動させるための斜面89を持
った長穴が形成されている。また、モールド94には、
後に詳述するコイルスプリング96の一端が固定される
固定部90が形成されている。
【0068】回動規制部材95は、略中央部に円形穴1
01が形成された略円形部102の一部外周に沿って下
方に向けて立設された回動規制部87を備えている。こ
の回動規制部87と対向する側には、略円形部102に
沿って下方に向けて立設されたスプリングカバー部44
が形成されている。この回動規制部材95は、リベット
98によって、この配置を維持するようにバックルベー
ス12に一体的に固定される。
【0069】回動規制部87は、下方に向けて延出した
延出部の一方の端部が、アンカープレート10に形成さ
れた前記凸部に当接してバックル本体91の時計回りの
回動を阻止するよう構成されている。この状態では、車
両幅方向への回動(図12でアンカープレート10が固
定されている場合のバックル本体91のリベット98ま
わりの図中上下方向への回動)は、可能とされている。
また、前記延出部の他方の端部は、バックル本体91が
反時計回りに回動した際に、アンカープレート10に形
成された前記もう一つの凸部に当接して、それ以上の反
時計回りの回動を阻止するよう構成されている。そし
て、このもう一つの凸部に当接した状態でバックル本体
91が車両の幅方向に回動しようとする際には、回動規
制部87と、アンカープレート10に形成された前記凸
部の上面とが当接し、車両の幅方向の回動が阻止される
ようになっている。
【0070】コイルスプリング96は、一端がモールド
94の固定部に、他端が回動規制部材95に、各々固定
されており、バックル本体91を常に時計方向に付勢し
ている。
【0071】リベット98は、バックルベース12の裏
側から円形穴99に挿入される。このリベット98は、
バックルベース12、スペーサ97、アンカープレート
10の円形穴93、モールド94の長穴、コイルスプリ
ング16を挿通して、これらをバックルベース12上に
支持し、さらに、回動規制部材95の円形穴101が挿
通されて、回動規制部材95と一体的に固着されるよう
になっている。
【0072】この構成を備えたバックル装置は、車両側
にバックル本体91を取り付けるためのアンカープレー
ト10との連結部で、予め決められた方向、範囲で傾倒
及び回動する。このため、乗員3がシートベルト装置を
装着した際、乗員3側にバックル本体91が倒れ、乗員
3にフィットさせることができる。また、車両衝突時に
バックルがシートベルトよりも前方に引っ張られた時に
は、引っ張り方向に追従して回動する。さらに、走行時
に車両の衝突等によりに、バックル本体91が乗員3や
荷物等と当接した時に、バックル本体91がアンカープ
レート10に対し回動し、シート2とコンソールとの間
に逃げ込む(格納状態)ことができるようになってい
る。
【0073】従来の回動式(首振り式)バックル装置の
場合、通常、スイッチ20のハーネス63は、バックル
本体91の動きによって屈曲させられる位置や、屈曲角
度、曲げの曲率が不確定で、低温下ではハーネス63が
破断される可能性が高く、従来からハーネス63の配置
(這い回し)に工夫が必要であった。しかしながら、実
施の形態3にかかるバックル装置の場合、スイッチ20
に一体的に設けられたスカート部62のガイド部65に
よってハーネス63の屈曲位置、屈曲角度を明確にでき
るため、回動方向の異なる右席用バックル装置と、左席
用バックル装置の両方とも屈曲角度を同じように設定す
ることができる。
【0074】また、ハーネス63の出口が大きな湾曲面
66となっているため、ハーネス63の屈曲位置が明確
になり、かつ曲げの曲率を大きくできるので応力集中を
緩和することができる。
【0075】なお、本願のスイッチ構造は、実施の形態
1〜3で説明したバックル装置に限定されるものではな
く、他の構成を備えたバックル装置にも応用できること
は勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるシ
ートベルト装置は、タングプレートの係脱状態を検出す
るスイッチが、リベットにより、バックルベースに固定
された構造を備えているため、当該スイッチが熱や経時
変化等によって変動することを防止することができる。
また、スイッチはリベットによって固定されるため、バ
ックルベースには、当該リベットが挿入される単純な穴
を形成するだけでよい。この結果、加工や組立が簡単
で、スイッチを所定の位置に確実に保持することができ
る信頼性の高いバックル装置を備えたシートベルト装置
を提供することができる。
【0077】また、前記スイッチに、ハーネスを保持す
る保持部と、ハーネスをガイドするガイド部を設けるこ
とで、バックルカバーを組み付ける前にハーネスの這い
回し(配置)を規制することができる。このため、カバ
ー組み立て時に、カバーによってハーネスを挟み込むこ
とがなく、信頼性の高いスイッチ取付構造を備えたバッ
クル装置を有するシートベルト装置を提供することがで
きる。
【0078】そしてまた、バックル本体がアンカープレ
ートに対し、車両前後方向及び幅方向に回動可能とされ
ていても、へーネスへの応力集中を緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるシートベルト装
置の使用状態を示す概要図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかるシートベルト装
置に適用されるバックル装置の長手方向断面図であり、
タングプレートが挿入されていない状態を示す図であ
る。
【図3】図2に示すバックル装置の底面図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかるシートベルト装
置に適用されるバックル装置の長手方向断面図であり、
タングプレートが挿入された状態を示す図である。
【図5】図4に示すバックル装置の底面図である。
【図6】バックル装置のロアカバーの内面形状を示す平
面図及び側面図である。
【図7】ロアカバーがバックル本体に組付けられた際の
スイッチ及びハーネスの状態を示す底面図である。
【図8】スイッチ近傍の断面図である。
【図9】図8の底面図である。
【図10】本発明の実施の形態2にかかるシートベルト
装置のスイッチ近傍の断面図である。
【図11】図10の底面図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかるシートベルト
装置に適用されるバックル装置の長手方向断面図であ
り、タングプレートが挿入された状態を示す図である。
【図13】図12に示すバックル装置の底面図である。
【符号の説明】 7 タングプレート 10 アンカープレート 11 バックル本体 12 バックルベース 13 スライダ 14 ラッチ板 20 スイッチ 22 ロアカバー 23 アッパーカバー 24 リベット 54 アクチュエータ 60 スイッチ本体 61 スイッチボタン 62 スカート部 63 ハーネス 64 溝 65 ガイド部 66 湾曲面 67 小突起

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングプレートと、当該タングプレート
    が挿脱されると共に、挿入されたタングプレートを係脱
    可能にロックするバックルベースと、当該バックルベー
    スに設けられ、前記タングプレートの係脱状態を検出す
    るスイッチと、を備えたバックル装置を有するシートベ
    ルト装置であって、 前記スイッチは、リベットにより、前記バックルベース
    に固定されてなるシートベルト装置。
  2. 【請求項2】 前記リベットは、ブラインドリベットで
    ある請求項1記載のシートベルト装置。
  3. 【請求項3】 前記リベットは、アルミニウムから形成
    されてなる請求項1または請求項2記載のシートベルト
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチに、該スイッチのハーネス
    を保持する保持部と、ハーネスをガイドするガイド部を
    設けた請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の
    シートベルト装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部及びガイド部は、前記ハーネ
    スがバックル装置から引き出される方向に対し所定の角
    度をもって、当該ハーネスを配置させる位置に設けられ
    ている請求項4記載のシートベルト装置。
  6. 【請求項6】 前記保持部及びガイド部は、前記ハーネ
    スがバックル装置から引き出される方向に対し、略直角
    方向に当該ハーネスを配置させる位置に設けられている
    請求項5記載のシートベルト装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部は、前記バックルベースの
    ハーネス出口近傍に設けられると共に、湾曲面を備えて
    なる請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載のシ
    ートベルト装置。
  8. 【請求項8】 タングプレートと、当該タングプレート
    が挿脱されると共に、挿入されたタングプレートを係脱
    可能にロックするバックルベースと、当該バックルベー
    スに設けられ、前記タングプレートの係脱状態を検出す
    るスイッチと、を備えたバックル装置を有するシートベ
    ルト装置であって、 前記スイッチに、該スイッチのハーネスを保持する保持
    部と、ハーネスをガイドするガイド部を設けたシートベ
    ルト装置。
  9. 【請求項9】 前記保持部及びガイド部は、前記ハーネ
    スがバックル装置から引き出される方向に対し所定の角
    度をもって、当該ハーネスを配置させる位置に設けられ
    ている請求項8記載のシートベルト装置。
  10. 【請求項10】 前記保持部及びガイド部は、前記ハー
    ネスがバックル装置から引き出される方向に対し、略直
    角方向に当該ハーネスを配置させる位置に設けられてい
    る請求項9記載のシートベルト装置。
  11. 【請求項11】 前記ガイド部は、前記バックルベース
    のハーネス出口近傍に設けられると共に、湾曲面を備え
    てなる請求項8ないし請求項10のいずれか一項に記載
    のシートベルト装置。
  12. 【請求項12】 前記バックル装置は、バックルステー
    を介して車両に取り付けられ、かつ当該バックルステー
    に対して前記車両の前後方向及び幅方向に回動可能に構
    成されてなる請求項1ないし請求項11のいずれか一項
    に記載のシートベルト装置。
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