JP2002356943A - 外壁構造 - Google Patents
外壁構造Info
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- JP2002356943A JP2002356943A JP2002077659A JP2002077659A JP2002356943A JP 2002356943 A JP2002356943 A JP 2002356943A JP 2002077659 A JP2002077659 A JP 2002077659A JP 2002077659 A JP2002077659 A JP 2002077659A JP 2002356943 A JP2002356943 A JP 2002356943A
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- Japan
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- heat insulating
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- base plate
- plate
- wall structure
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】壁材として可燃性材料を使用して、準防火地域
以上の規制地域の基準にも適合できる外壁構造とする。 【解決手段】複数の、柱2および横架材4からなる躯体
の間に無機質断熱材6が配され、躯体の外側に下地面板
16が配設され、下地面板16の外側に胴縁10を介し
て可燃性の外壁材12が配設されてなる外壁構造におい
て、下地面板16には、準不燃材、不燃材または難燃材
が用いられる外壁構造とする。
以上の規制地域の基準にも適合できる外壁構造とする。 【解決手段】複数の、柱2および横架材4からなる躯体
の間に無機質断熱材6が配され、躯体の外側に下地面板
16が配設され、下地面板16の外側に胴縁10を介し
て可燃性の外壁材12が配設されてなる外壁構造におい
て、下地面板16には、準不燃材、不燃材または難燃材
が用いられる外壁構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の外壁構造に
係り、特に木造住宅の外壁構造に関する。
係り、特に木造住宅の外壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物内を外部から熱的に遮断
して室内の空調条件(温度、湿度)を最適に保つため、
躯体と外壁材との間に断熱材を設けることが多い。この
ような住宅建築において、断熱材が湿気を吸収せず、室
内の温度差による結露を防止し、かつ、排水性等も良好
にして断熱材や木材の劣化を防止するために、断熱材と
外壁材との間に通気空間を設けて、空気を流通させる通
気工法による住宅構造が、近年用いられている。
して室内の空調条件(温度、湿度)を最適に保つため、
躯体と外壁材との間に断熱材を設けることが多い。この
ような住宅建築において、断熱材が湿気を吸収せず、室
内の温度差による結露を防止し、かつ、排水性等も良好
にして断熱材や木材の劣化を防止するために、断熱材と
外壁材との間に通気空間を設けて、空気を流通させる通
気工法による住宅構造が、近年用いられている。
【0003】以下、図1により通気工法による外壁構造
について説明する。縦方向に平行に設けられる複数の躯
体である柱2、2…と、横方向に平行に設けられる複数
の躯体である横架材4、4…とで囲まれる空間に断熱材
6、6…が配される。躯体(柱2、2…と横架材4、4
…)の内側には内装材8、8…が配設され、同外側には
下地面板16、16…が配設され、下地面板16の外側
には複数の胴縁10、10…を介して外壁材12、12
…が配設され外壁構造が完成する。
について説明する。縦方向に平行に設けられる複数の躯
体である柱2、2…と、横方向に平行に設けられる複数
の躯体である横架材4、4…とで囲まれる空間に断熱材
6、6…が配される。躯体(柱2、2…と横架材4、4
…)の内側には内装材8、8…が配設され、同外側には
下地面板16、16…が配設され、下地面板16の外側
には複数の胴縁10、10…を介して外壁材12、12
…が配設され外壁構造が完成する。
【0004】なお、下地面板16は、通気工法による外
壁構造における必須の構成要素ではなく、下地面板16
に代えて透湿防水シートが使用されたり、下地面板16
がない構成も採用されている。
壁構造における必須の構成要素ではなく、下地面板16
に代えて透湿防水シートが使用されたり、下地面板16
がない構成も採用されている。
【0005】従来、このような外壁構造において、防火
の規制のある地域で外壁材12、12…に可燃性材料を
使用する場合には制限があった。すなわち、下地に不燃
性材料を用い、その外側に可燃性材料である外壁仕上げ
材を貼る構成の外壁材でのみ土塗り壁同等として認可さ
れていた。また、可燃性材料からなる外壁材の使用が認
められている地域は、建築基準法によって規定されてい
る法22条地域以下の規制の地域のみであった。
の規制のある地域で外壁材12、12…に可燃性材料を
使用する場合には制限があった。すなわち、下地に不燃
性材料を用い、その外側に可燃性材料である外壁仕上げ
材を貼る構成の外壁材でのみ土塗り壁同等として認可さ
れていた。また、可燃性材料からなる外壁材の使用が認
められている地域は、建築基準法によって規定されてい
る法22条地域以下の規制の地域のみであった。
【0006】したがって、首都圏など都市部において
は、ほとんどが準防火地域以上の規制地域となるため、
認められる防耐火性能は、防火構造または準耐火構造で
あり、土塗り壁同等性能の外壁材は、これらの地域では
使用できなかった。
は、ほとんどが準防火地域以上の規制地域となるため、
認められる防耐火性能は、防火構造または準耐火構造で
あり、土塗り壁同等性能の外壁材は、これらの地域では
使用できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、首都圏など都
市部においても、外壁材として、意匠性等の点で木材の
ような可燃性材料の使用を求める要求は強く、準防火地
域以上の規制地域の基準にも適合できる外壁構造が求め
られていた。
市部においても、外壁材として、意匠性等の点で木材の
ような可燃性材料の使用を求める要求は強く、準防火地
域以上の規制地域の基準にも適合できる外壁構造が求め
られていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、複数の、柱および横架
材からなる躯体の間に無機質断熱材が配され、該躯体の
外側に下地面板が配設され、該下地面板の外側に胴縁を
介して可燃性の外壁材が配設されてなる外壁構造におい
て、前記下地面板には、準不燃材、不燃材または難燃材
が用いられることを特徴とする外壁構造を提供する。
解決すべくなされたものであり、複数の、柱および横架
材からなる躯体の間に無機質断熱材が配され、該躯体の
外側に下地面板が配設され、該下地面板の外側に胴縁を
介して可燃性の外壁材が配設されてなる外壁構造におい
て、前記下地面板には、準不燃材、不燃材または難燃材
が用いられることを特徴とする外壁構造を提供する。
【0009】このような外壁構造であれば、外壁材に木
材等の可燃材を使用しても、後述するように準耐火構造
と同等の耐火性能が得られる。
材等の可燃材を使用しても、後述するように準耐火構造
と同等の耐火性能が得られる。
【0010】本発明において、前記柱の両側で、柱と無
機質断熱材との間に添え部材が配されることが好まし
い。
機質断熱材との間に添え部材が配されることが好まし
い。
【0011】このような外壁構造であれば、柱の両側に
添え部材を配しており、柱の燃焼がより一層防げる。
添え部材を配しており、柱の燃焼がより一層防げる。
【0012】また、本発明は、矩形の下地面板の対向す
る少なくとも二辺の近傍の片面に、該二辺に平行に枠材
が固着され、該枠材の間に無機質断熱材が止着されてな
る断熱パネルが、複数の、柱および横架材からなる躯体
の間に下地面板を外側に向けて外側から嵌合され、該断
熱パネルの外側に胴縁を介して可燃性の外壁材が配設さ
れてなる外壁構造において、前記下地面板には、準不燃
材、不燃材または難燃材が用いられることを特徴とする
外壁構造を提供する。
る少なくとも二辺の近傍の片面に、該二辺に平行に枠材
が固着され、該枠材の間に無機質断熱材が止着されてな
る断熱パネルが、複数の、柱および横架材からなる躯体
の間に下地面板を外側に向けて外側から嵌合され、該断
熱パネルの外側に胴縁を介して可燃性の外壁材が配設さ
れてなる外壁構造において、前記下地面板には、準不燃
材、不燃材または難燃材が用いられることを特徴とする
外壁構造を提供する。
【0013】このような外壁構造であれば、外壁材に木
材等の可燃材を使用しても、後述するように準耐火構造
と同等の耐火性能が得られ、また、断熱パネルを採用し
ているので、組立てが容易となる。
材等の可燃材を使用しても、後述するように準耐火構造
と同等の耐火性能が得られ、また、断熱パネルを採用し
ているので、組立てが容易となる。
【0014】なお、不燃材とは、建築基準法第2条9号
の規定に基づくものであり、準不燃材とは、同法施行令
1条5号の規定に基づくものであり、難燃材とは、同法
施行令1条6号の規定に基づくものである。
の規定に基づくものであり、準不燃材とは、同法施行令
1条5号の規定に基づくものであり、難燃材とは、同法
施行令1条6号の規定に基づくものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に使用される通気
工法による外壁構造の構成図であり、その構成は既述し
た通りである。躯体は、柱2、2…と横架材4、4…と
で構成され、図2に示されるように格子状に組立てられ
る。柱2、横架材4に使用される材質としては、杉、
桧、松、ヒバ、米松、集積材、等、住宅の構造材として
使用できる樹種であれば、心材、辺材、無垢材、集積
材、等すべてが使用できる。なお、断熱パネル14を使
用しない構成の場合には、柱と横架材との対角線上に筋
交いを取り付けてもよい。
工法による外壁構造の構成図であり、その構成は既述し
た通りである。躯体は、柱2、2…と横架材4、4…と
で構成され、図2に示されるように格子状に組立てられ
る。柱2、横架材4に使用される材質としては、杉、
桧、松、ヒバ、米松、集積材、等、住宅の構造材として
使用できる樹種であれば、心材、辺材、無垢材、集積
材、等すべてが使用できる。なお、断熱パネル14を使
用しない構成の場合には、柱と横架材との対角線上に筋
交いを取り付けてもよい。
【0016】柱2および横架材4とで形成される空間に
は、断熱材6、添え部材20、20が配設され、下地面
板16がその外側から配設される。ただし、これに代え
て、断熱パネル14(図8参照)を、柱2および横架材
4とで形成される空間に嵌合する構成でもよい。この場
合には、前者に比べて作業性が向上する。断熱パネル1
4の構成については、後述する。
は、断熱材6、添え部材20、20が配設され、下地面
板16がその外側から配設される。ただし、これに代え
て、断熱パネル14(図8参照)を、柱2および横架材
4とで形成される空間に嵌合する構成でもよい。この場
合には、前者に比べて作業性が向上する。断熱パネル1
4の構成については、後述する。
【0017】無機質断熱材6には、不燃性で火災時の熱
で容易に溶融したり断熱機能が低下したりしない材料が
使用される。さらに、無機質断熱材6は、柱2、2…と
横架材4、4…とで構成される空間に充填する際の、充
填作業が容易で、また、隙間を生じないような容易に変
形ができる、ウール状をなしマット状の材料が好まし
い。無機質断熱材6には、ガラス繊維、岩綿、セラミッ
クス繊維等が使用できる。
で容易に溶融したり断熱機能が低下したりしない材料が
使用される。さらに、無機質断熱材6は、柱2、2…と
横架材4、4…とで構成される空間に充填する際の、充
填作業が容易で、また、隙間を生じないような容易に変
形ができる、ウール状をなしマット状の材料が好まし
い。無機質断熱材6には、ガラス繊維、岩綿、セラミッ
クス繊維等が使用できる。
【0018】下地面板16には、不燃材、準不燃材また
は難燃材が使用される。下地面板16の材質としては、
約900℃で45分間加熱しても溶融せず、また、配設
された位置から変形して脱落しないものが好ましく、繊
維補強セメント板、ケイ酸カルシウム板、火山性ガラス
質複層板、化学修飾合板、化学修飾木板、鉄板、セラミ
ックス板、石膏板または軽量気泡コンクリート板等が使
用できる。
は難燃材が使用される。下地面板16の材質としては、
約900℃で45分間加熱しても溶融せず、また、配設
された位置から変形して脱落しないものが好ましく、繊
維補強セメント板、ケイ酸カルシウム板、火山性ガラス
質複層板、化学修飾合板、化学修飾木板、鉄板、セラミ
ックス板、石膏板または軽量気泡コンクリート板等が使
用できる。
【0019】なお、化学修飾合板、化学修飾木板とは、
難燃化または準不燃化を促進する薬剤、たとえばフェノ
ール樹脂、りん酸水素バリウム、ほう酸塩等を塗布、散
布、加圧注入または加圧・減圧注入等の方法で付与した
合板、木板である。下地面板16の板厚は9mm以上が
好ましい。9mm未満では耐火性能が不充分となるから
である。
難燃化または準不燃化を促進する薬剤、たとえばフェノ
ール樹脂、りん酸水素バリウム、ほう酸塩等を塗布、散
布、加圧注入または加圧・減圧注入等の方法で付与した
合板、木板である。下地面板16の板厚は9mm以上が
好ましい。9mm未満では耐火性能が不充分となるから
である。
【0020】枠材18および添え部材20は、柱2、横
架材4と同一の材料で構成してもよく、他の樹種の木材
でもよく、木材以外の鉄、アルミニウム等の金属材料、
樹脂と木材を複合した材料でもよい。
架材4と同一の材料で構成してもよく、他の樹種の木材
でもよく、木材以外の鉄、アルミニウム等の金属材料、
樹脂と木材を複合した材料でもよい。
【0021】図8は、断熱パネル14の構成を示す概略
図である。断熱パネル14は、下地面板16、枠材18
および無機質断熱材6とで構成される。すなわち、断熱
パネル14は、矩形の下地面板16の対向する少なくと
も二辺(図では四辺)の近傍の片面(図では上面)に、
該二辺に平行に枠材18を固着し、枠材18の間に無機
質断熱材6を止着してなるパネル状部材である。なお、
図示のものは、無機質断熱材6、6の間にも枠材18が
設けられている。
図である。断熱パネル14は、下地面板16、枠材18
および無機質断熱材6とで構成される。すなわち、断熱
パネル14は、矩形の下地面板16の対向する少なくと
も二辺(図では四辺)の近傍の片面(図では上面)に、
該二辺に平行に枠材18を固着し、枠材18の間に無機
質断熱材6を止着してなるパネル状部材である。なお、
図示のものは、無機質断熱材6、6の間にも枠材18が
設けられている。
【0022】断熱パネル14は、図2に示されるよう
な、柱2および横架材4とで形成される空間に嵌合さ
れ、図3に示される状態になる。また、断熱パネル14
を使用せず、断熱材6、添え部材20、20が柱2およ
び横架材4とで形成される空間に嵌合され、下地面板1
6がその外側から配設された場合も、図3に示される状
態になる。
な、柱2および横架材4とで形成される空間に嵌合さ
れ、図3に示される状態になる。また、断熱パネル14
を使用せず、断熱材6、添え部材20、20が柱2およ
び横架材4とで形成される空間に嵌合され、下地面板1
6がその外側から配設された場合も、図3に示される状
態になる。
【0023】この場合、枠材18または添え部材20
と、柱2または横架材4との隙間は、できるだけ狭い方
がよく、0〜5mm程度が好ましい。上記隙間を狭くす
ることで、柱2の燃焼が防ぎやすくなるからである。ま
た、上記隙間に枠材18または添え部材20の代りに、
ガラス繊維、岩綿、セラミックスファイバー等を主原料
とするマットまたはシートを充填する構成も採り得、同
様の効果が得られる。
と、柱2または横架材4との隙間は、できるだけ狭い方
がよく、0〜5mm程度が好ましい。上記隙間を狭くす
ることで、柱2の燃焼が防ぎやすくなるからである。ま
た、上記隙間に枠材18または添え部材20の代りに、
ガラス繊維、岩綿、セラミックスファイバー等を主原料
とするマットまたはシートを充填する構成も採り得、同
様の効果が得られる。
【0024】図3に示される状態で、下地面板16を柱
2または横架材4等の躯体に固定するには、釘、木ネジ
等によればよい。火災時にも釘、木ネジ等が有効に機能
するには、釘、木ネジ等が30mm以上柱2または横架
材4に貫入していることが好ましい。このように、火災
により炭化する躯体部分よりも深い所、すなわち未炭化
層まで釘、木ネジ等が貫入されていれば、釘、木ネジ等
の脱落は防げる。一方、火災により炭化する躯体部分に
のみ釘、木ネジ等が貫入されている場合、釘、木ネジ等
は容易に脱落する。したがって、釘、木ネジ等の長さ
は、下地面板16の板厚に30mmを加えた長さ以上が
好ましい。
2または横架材4等の躯体に固定するには、釘、木ネジ
等によればよい。火災時にも釘、木ネジ等が有効に機能
するには、釘、木ネジ等が30mm以上柱2または横架
材4に貫入していることが好ましい。このように、火災
により炭化する躯体部分よりも深い所、すなわち未炭化
層まで釘、木ネジ等が貫入されていれば、釘、木ネジ等
の脱落は防げる。一方、火災により炭化する躯体部分に
のみ釘、木ネジ等が貫入されている場合、釘、木ネジ等
は容易に脱落する。したがって、釘、木ネジ等の長さ
は、下地面板16の板厚に30mmを加えた長さ以上が
好ましい。
【0025】胴縁10は、図4に示されるように、下地
面板16の外側に平行に所定間隔をもって配設され、図
5に示される状態になる。胴縁10の材質としては、木
材、集成材、エンジニアリングウッド、樹脂またはリン
酸水素バリウム等により複合化した木材等が使用でき
る。なお、エンジニアリングウッドにはLVL(単板積
層材)、PSL(Parallel Strand L
umberの略称)、ウエファーボード、OSB(Or
iented Strand Boardの略称)、フ
レークボード、パーティクルボード、MDF(中質繊維
板)、ハードボード、インシュレーションボードが含ま
れる。
面板16の外側に平行に所定間隔をもって配設され、図
5に示される状態になる。胴縁10の材質としては、木
材、集成材、エンジニアリングウッド、樹脂またはリン
酸水素バリウム等により複合化した木材等が使用でき
る。なお、エンジニアリングウッドにはLVL(単板積
層材)、PSL(Parallel Strand L
umberの略称)、ウエファーボード、OSB(Or
iented Strand Boardの略称)、フ
レークボード、パーティクルボード、MDF(中質繊維
板)、ハードボード、インシュレーションボードが含ま
れる。
【0026】胴縁10の板厚は5〜30mmが好まし
く、胴縁10の板幅は15mm以上で、かつ、柱の幅以
下であればよい。胴縁10を下地面板16に固定するに
は、釘、木ネジ等によればよい。通常は、釘、木ネジ等
が、胴縁10および下地面板16を貫通し、横架材4に
貫入することで固定される。この場合も、火災により炭
化する躯体部分よりも深い所、すなわち未炭化層まで
釘、木ネジ等が貫入されていれば、釘、木ネジ等の脱落
は防げる。したがって、釘、木ネジ等の長さは、胴縁1
0および下地面板16の板厚に30mmを加えた長さ以
上が好ましい。
く、胴縁10の板幅は15mm以上で、かつ、柱の幅以
下であればよい。胴縁10を下地面板16に固定するに
は、釘、木ネジ等によればよい。通常は、釘、木ネジ等
が、胴縁10および下地面板16を貫通し、横架材4に
貫入することで固定される。この場合も、火災により炭
化する躯体部分よりも深い所、すなわち未炭化層まで
釘、木ネジ等が貫入されていれば、釘、木ネジ等の脱落
は防げる。したがって、釘、木ネジ等の長さは、胴縁1
0および下地面板16の板厚に30mmを加えた長さ以
上が好ましい。
【0027】外壁材12は、図5に示されるように、胴
縁10、10…の外側に配設され、図6に示される状態
になる。外壁材12には可燃性材料が使用できる。外壁
材12の材質としては、木材が使用でき、木材として
は、一般的な木材、集成材、エンジニアリングウッド、
化学修飾合板、化学修飾木材、樹脂またはリン酸水素バ
リウム等により複合化した木材等が使用できる。外壁材
12の板厚に制限はないが、7〜30mmが好ましく、
板幅も制限はないが90〜1000mmが好ましい。
縁10、10…の外側に配設され、図6に示される状態
になる。外壁材12には可燃性材料が使用できる。外壁
材12の材質としては、木材が使用でき、木材として
は、一般的な木材、集成材、エンジニアリングウッド、
化学修飾合板、化学修飾木材、樹脂またはリン酸水素バ
リウム等により複合化した木材等が使用できる。外壁材
12の板厚に制限はないが、7〜30mmが好ましく、
板幅も制限はないが90〜1000mmが好ましい。
【0028】また、図6に示されるように、室内側から
は内装材が配設される。内装材には石膏ボード、シージ
ング石膏ボード、強化石膏ボード、石膏ラスボード、化
粧石膏ボード、不燃積層石膏ボード、繊維補強セメント
板、ケイ酸カルシウム板、火山性ガラス質複層板、軽量
気泡コンクリート板等が使用でき、クロス張り、石膏プ
ラスター塗り、珪藻土塗り等の仕上を施してもよい。
は内装材が配設される。内装材には石膏ボード、シージ
ング石膏ボード、強化石膏ボード、石膏ラスボード、化
粧石膏ボード、不燃積層石膏ボード、繊維補強セメント
板、ケイ酸カルシウム板、火山性ガラス質複層板、軽量
気泡コンクリート板等が使用でき、クロス張り、石膏プ
ラスター塗り、珪藻土塗り等の仕上を施してもよい。
【0029】図7は断熱パネル14と柱2等との関係を
示す斜視図である。断熱パネル14の下地面板16の周
縁部は、柱2、横架材4の一部を覆うように配される。
下地面板16の覆う幅は、柱、横架材のほぼ半分であ
る。したがって、隣接する断熱パネル14同士では、下
地面板16の端部がほぼ接する構成となり、柱2、横架
材4は下地面板で覆われる状態となる。
示す斜視図である。断熱パネル14の下地面板16の周
縁部は、柱2、横架材4の一部を覆うように配される。
下地面板16の覆う幅は、柱、横架材のほぼ半分であ
る。したがって、隣接する断熱パネル14同士では、下
地面板16の端部がほぼ接する構成となり、柱2、横架
材4は下地面板で覆われる状態となる。
【0030】
【実施例】(実施例1)下記する部材について、建築基
準法第2条第7号の2(準耐火構造)の規定に基づく認
定に係る性能評価試験を行った。
準法第2条第7号の2(準耐火構造)の規定に基づく認
定に係る性能評価試験を行った。
【0031】試験に使用した部材は以下のとおりであ
る。 外壁材:米杉、板厚12mm。 胴縁:杉、板厚18mm、板幅45または90mm。 下地面板:火山性ガラス質複層板、板厚9mm。 柱、横架材:スプルース構造用集成材、断面サイズ10
5×105mm。 枠材、添え部材:ホワイトウッド、断面サイズ105×
30mm。 無機質断熱材:ガラス繊維断熱材、厚さ100mm。 内装材:石膏ボード、板厚12.5、9.5mmの2枚
張り。
る。 外壁材:米杉、板厚12mm。 胴縁:杉、板厚18mm、板幅45または90mm。 下地面板:火山性ガラス質複層板、板厚9mm。 柱、横架材:スプルース構造用集成材、断面サイズ10
5×105mm。 枠材、添え部材:ホワイトウッド、断面サイズ105×
30mm。 無機質断熱材:ガラス繊維断熱材、厚さ100mm。 内装材:石膏ボード、板厚12.5、9.5mmの2枚
張り。
【0032】試験体(外壁構造)の構成は、以下の通り
である。 試験体(外壁構造)のサイズ:3000×3000mm
の矩形。 柱は910mm間隔で3本立て、載荷荷重を受ける。下
地面板は、片側約50mmの幅で柱、横架材を覆うよう
に、長さ50mmの釘で150mmピッチで固定され
る。枠材、添え部材は、長さ50mmの釘で150mm
ピッチで柱、横架材に固定される。内装材(板厚12.
5mm、9.5mmの2枚張り)は、長さ40mmの釘
で150mmピッチで固定される。柱には90mm幅の
胴縁が、柱間(柱中央から水平方向に455mm離れた
位置)には45mm幅の胴縁が長さ65mmの釘で30
3mmピッチで固定される。外壁材は、長さ50mmの
釘2本にて胴縁に固定される。
である。 試験体(外壁構造)のサイズ:3000×3000mm
の矩形。 柱は910mm間隔で3本立て、載荷荷重を受ける。下
地面板は、片側約50mmの幅で柱、横架材を覆うよう
に、長さ50mmの釘で150mmピッチで固定され
る。枠材、添え部材は、長さ50mmの釘で150mm
ピッチで柱、横架材に固定される。内装材(板厚12.
5mm、9.5mmの2枚張り)は、長さ40mmの釘
で150mmピッチで固定される。柱には90mm幅の
胴縁が、柱間(柱中央から水平方向に455mm離れた
位置)には45mm幅の胴縁が長さ65mmの釘で30
3mmピッチで固定される。外壁材は、長さ50mmの
釘2本にて胴縁に固定される。
【0033】以上の構成で、建築基準法第2条第7号の
2(準耐火構造)の規定に基づく認定に係る性能評価試
験を45分間行った。試験結果を以下に示す。なお、括
弧内は合格基準である。 柱の最大収縮量:0.12mm(合格基準:30mm以
下)。 内装材の裏面温度:67.5℃(合格基準:192.6
℃以下)。 非加熱面への火炎の貫通:なし(合格基準:火炎の貫通
なきこと)。 内装材、内装材継ぎ目の亀裂の有無:なし(合格基準:
亀裂のなきこと)。 以上より、本実施例1の構成によれば、建築基準法第2
条第7号の2準耐火45分の性能を発揮できることが確
認された。なお、炉内温度と内装材の裏面温度の経時変
化を図9に示す。
2(準耐火構造)の規定に基づく認定に係る性能評価試
験を45分間行った。試験結果を以下に示す。なお、括
弧内は合格基準である。 柱の最大収縮量:0.12mm(合格基準:30mm以
下)。 内装材の裏面温度:67.5℃(合格基準:192.6
℃以下)。 非加熱面への火炎の貫通:なし(合格基準:火炎の貫通
なきこと)。 内装材、内装材継ぎ目の亀裂の有無:なし(合格基準:
亀裂のなきこと)。 以上より、本実施例1の構成によれば、建築基準法第2
条第7号の2準耐火45分の性能を発揮できることが確
認された。なお、炉内温度と内装材の裏面温度の経時変
化を図9に示す。
【0034】(実施例2)下記する部材について、建築
基準法第2条第八号(防火構造)の規定に基づく認定に
係る性能評価試験を行った。
基準法第2条第八号(防火構造)の規定に基づく認定に
係る性能評価試験を行った。
【0035】試験に使用した部材は以下のとおりであ
る。 外壁材:米杉、板厚12mm。 胴縁:杉、板厚18mm、板幅45または90mm。 下地面板:火山性ガラス質複層板、板厚9mm。 柱、横架材:スプルース構造用集成材、断面サイズ10
5×105mm。 枠材、添え部材:ホワイトウッド、断面サイズ105×
30mm。 無機質断熱材:ガラス繊維断熱材、厚さ100mm。 内装材:石膏ボード、板厚12.5。
る。 外壁材:米杉、板厚12mm。 胴縁:杉、板厚18mm、板幅45または90mm。 下地面板:火山性ガラス質複層板、板厚9mm。 柱、横架材:スプルース構造用集成材、断面サイズ10
5×105mm。 枠材、添え部材:ホワイトウッド、断面サイズ105×
30mm。 無機質断熱材:ガラス繊維断熱材、厚さ100mm。 内装材:石膏ボード、板厚12.5。
【0036】試験体(外壁構造)の構成は、以下の通り
である。 試験体(外壁構造)のサイズ:3000×3000mm
の矩形。 柱は910mm間隔で3本立て、載荷荷重を受ける。下
地面板は、片側約50mmの幅で柱、横架材を覆うよう
に、長さ50mmの釘で150mmピッチで固定され
る。枠材、添え部材は、長さ50mmの釘で150mm
ピッチで柱、横架材に固定される。内装材(板厚12.
5mm)は、長さ40mmの釘で150mmピッチで固
定される。柱には90mm幅の胴縁が、柱間(柱中央か
ら水平方向に455mm離れた位置)には45mm幅の
胴縁が長さ65mmの釘で303mmピッチで固定され
る。外壁材は、長さ50mmの釘2本にて胴縁に固定さ
れる。
である。 試験体(外壁構造)のサイズ:3000×3000mm
の矩形。 柱は910mm間隔で3本立て、載荷荷重を受ける。下
地面板は、片側約50mmの幅で柱、横架材を覆うよう
に、長さ50mmの釘で150mmピッチで固定され
る。枠材、添え部材は、長さ50mmの釘で150mm
ピッチで柱、横架材に固定される。内装材(板厚12.
5mm)は、長さ40mmの釘で150mmピッチで固
定される。柱には90mm幅の胴縁が、柱間(柱中央か
ら水平方向に455mm離れた位置)には45mm幅の
胴縁が長さ65mmの釘で303mmピッチで固定され
る。外壁材は、長さ50mmの釘2本にて胴縁に固定さ
れる。
【0037】以上の構成で、建築基準法第2条第八号
(防火構造)の規定に基づく認定に係る性能評価試験を
30分間行った。試験結果を以下に示す。なお、括弧内
は合格基準である。 柱の最大収縮量:0.4mm(合格基準:30mm以
下)。 内装材の裏面温度:64℃(合格基準:190℃以
下)。 非加熱面への火炎の貫通:なし(合格基準:火炎の貫通
なきこと)。 内装材、内装材継ぎ目の亀裂の有無:なし(合格基準:
亀裂のなきこと)。
(防火構造)の規定に基づく認定に係る性能評価試験を
30分間行った。試験結果を以下に示す。なお、括弧内
は合格基準である。 柱の最大収縮量:0.4mm(合格基準:30mm以
下)。 内装材の裏面温度:64℃(合格基準:190℃以
下)。 非加熱面への火炎の貫通:なし(合格基準:火炎の貫通
なきこと)。 内装材、内装材継ぎ目の亀裂の有無:なし(合格基準:
亀裂のなきこと)。
【0038】以上より、本実施例2の構成によれば、建
築基準法第2条第八号の防火構造の性能を発揮できるこ
とが確認された。なお、炉内温度と内装材の裏面温度の
経時変化を図10に示す。
築基準法第2条第八号の防火構造の性能を発揮できるこ
とが確認された。なお、炉内温度と内装材の裏面温度の
経時変化を図10に示す。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。外壁材が可燃材料であっても下地面板
は火炎を貫通しにくく、かつ、熱の伝達も妨げ、柱、横
架材を火、熱から保護することができる。また、添え部
材等が常時載荷による柱の座屈を抑制するので、長い時
間載荷荷重に耐えうる。さらに、断熱パネルを採用した
場合、組立てが容易となる。
ることができる。外壁材が可燃材料であっても下地面板
は火炎を貫通しにくく、かつ、熱の伝達も妨げ、柱、横
架材を火、熱から保護することができる。また、添え部
材等が常時載荷による柱の座屈を抑制するので、長い時
間載荷荷重に耐えうる。さらに、断熱パネルを採用した
場合、組立てが容易となる。
【図1】本発明に使用される通気工法による外壁構造の
構成図であり、(a)は水平断面図、(b)は一部切り
欠き正面図、(c)は側断面図である。
構成図であり、(a)は水平断面図、(b)は一部切り
欠き正面図、(c)は側断面図である。
【図2】躯体に断熱パネルを組込む状態を説明する斜視
図である。
図である。
【図3】躯体に断熱パネルが組込まれた状態を示す斜視
図である。
図である。
【図4】胴縁を配設する状態を説明する斜視図である。
【図5】外壁材を配設する状態を説明する斜視図であ
る。
る。
【図6】内装材を配設する状態を説明する斜視図であ
る。
る。
【図7】図6の要部拡大図である。
【図8】断熱パネルの構成を説明する斜視図である。
【図9】炉内温度と内装材の裏面温度の経時変化を示す
グラフである。
グラフである。
【図10】炉内温度と内装材の裏面温度の経時変化を示
すグラフである。
すグラフである。
2:柱(躯体) 4:横架材(躯体) 6:無機質断熱材 8:内装材 10:胴縁 12:外壁材 14:断熱パネル 16:下地面板 18:枠材 20:添え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 作夫 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭 硝子株式会社内 Fターム(参考) 2E002 FB11 MA37 MA38 2E110 AA02 AB04 AB22 BA12 CA07 CA25 GA33W
Claims (9)
- 【請求項1】複数の、柱および横架材からなる躯体の間
に無機質断熱材が配され、該躯体の外側に下地面板が配
設され、該下地面板の外側に胴縁を介して可燃性の外壁
材が配設されてなる外壁構造において、 前記下地面板には、準不燃材または不燃材が用いられる
ことを特徴とする外壁構造。 - 【請求項2】前記柱の両側で、柱と無機質断熱材との間
に添え部材が配される請求項1に記載の外壁構造。 - 【請求項3】矩形の下地面板の対向する少なくとも二辺
の近傍の片面に、該二辺に平行に枠材が固着され、該枠
材の間に無機質断熱材が止着されてなる断熱パネルが、
複数の、柱および横架材からなる躯体の間に下地面板を
外側に向けて外側から嵌合され、該断熱パネルの外側に
胴縁を介して可燃性の外壁材が配設されてなる外壁構造
において、 前記下地面板には、準不燃材または不燃材が用いられる
ことを特徴とする外壁構造。 - 【請求項4】複数の、柱および横架材からなる躯体の間
に無機質断熱材が配され、該躯体の外側に下地面板が配
設され、該下地面板の外側に胴縁を介して可燃性の外壁
材が配設されてなる外壁構造において、 前記下地面板には、難燃材が用いられることを特徴とす
る外壁構造。 - 【請求項5】前記柱の両側で、柱と無機質断熱材との間
に添え部材が配される請求項4に記載の外壁構造。 - 【請求項6】矩形の下地面板の対向する少なくとも二辺
の近傍の片面に、該二辺に平行に枠材が固着され、該枠
材の間に無機質断熱材が止着されてなる断熱パネルが、
複数の、柱および横架材からなる躯体の間に下地面板を
外側に向けて外側から嵌合され、該断熱パネルの外側に
胴縁を介して可燃性の外壁材が配設されてなる外壁構造
において、 前記下地面板には、難燃材が用いられることを特徴とす
る外壁構造。 - 【請求項7】前記無機質断熱材は、ガラス繊維、岩綿ま
たはセラミックファイバーである請求項1〜6のいずれ
かに記載の外壁構造。 - 【請求項8】前記下地面板は、繊維補強セメント板、ケ
イ酸カルシウム板、火山性ガラス質複層板、化学修飾合
板、化学修飾木板、鉄板、セラミックス板、石膏板また
は軽量気泡コンクリート板である請求項1、2または3
に記載の外壁構造。 - 【請求項9】前記外壁材は、木材である請求項1〜8の
いずれかに記載の外壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077659A JP2002356943A (ja) | 2001-03-26 | 2002-03-20 | 外壁構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088402 | 2001-03-26 | ||
JP2001-88402 | 2001-03-26 | ||
JP2002077659A JP2002356943A (ja) | 2001-03-26 | 2002-03-20 | 外壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002356943A true JP2002356943A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=26612092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002077659A Withdrawn JP2002356943A (ja) | 2001-03-26 | 2002-03-20 | 外壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002356943A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332745A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Shinyo Sangyo Kk | 外壁耐火構造 |
JP2011256536A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Japan 2X4 Home Builders Association | 木造建築物の外壁構造 |
CN106703443A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-05-24 | 安徽鸿路钢结构(集团)股份有限公司 | 一种高强度复合钢结构的警银亭 |
KR101898968B1 (ko) * | 2018-05-08 | 2018-09-14 | 주식회사 그린켐텍 | 적외선 반사 코팅층을 포함하는 열차단 판넬 |
JP2019002146A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 株式会社熊谷組 | 耐火主要構造部 |
CN111648544A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-09-11 | 佛山市顺德区德天建材有限公司 | 一种带阻燃防火结构的铝塑板 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002077659A patent/JP2002356943A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332745A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Shinyo Sangyo Kk | 外壁耐火構造 |
JP2011256536A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Japan 2X4 Home Builders Association | 木造建築物の外壁構造 |
CN106703443A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-05-24 | 安徽鸿路钢结构(集团)股份有限公司 | 一种高强度复合钢结构的警银亭 |
JP2019002146A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 株式会社熊谷組 | 耐火主要構造部 |
JP7062380B2 (ja) | 2017-06-12 | 2022-05-06 | 株式会社熊谷組 | 耐火主要構造部 |
KR101898968B1 (ko) * | 2018-05-08 | 2018-09-14 | 주식회사 그린켐텍 | 적외선 반사 코팅층을 포함하는 열차단 판넬 |
CN111648544A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-09-11 | 佛山市顺德区德天建材有限公司 | 一种带阻燃防火结构的铝塑板 |
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Legal Events
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