JP2002352635A - 温度センサ付き電源コード - Google Patents
温度センサ付き電源コードInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L53/00—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
- B60L53/10—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
- B60L53/14—Conductive energy transfer
- B60L53/16—Connectors, e.g. plugs or sockets, specially adapted for charging electric vehicles
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- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Insulated Conductors (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】給電設備条件によらず接触不良の発生を検知
し、発煙，発火等の事故を未然に防止することが容易な
温度センサ付き電源コードを提供することにある。 【解決手段】この発明は、コンセントに挿着される金属
接続端子を有するプラグとこれに接続された電源供給の
ための第１のケーブルと、プラグに内蔵され金属接続端
子の温度を感知する感温素子と、この感温素子に接続さ
れた信号伝送のための第２のケーブルとを有し、第２の
ケーブルから温度検出のための信号を得るものである。
し、発煙，発火等の事故を未然に防止することが容易な
温度センサ付き電源コードを提供することにある。 【解決手段】この発明は、コンセントに挿着される金属
接続端子を有するプラグとこれに接続された電源供給の
ための第１のケーブルと、プラグに内蔵され金属接続端
子の温度を感知する感温素子と、この感温素子に接続さ
れた信号伝送のための第２のケーブルとを有し、第２の
ケーブルから温度検出のための信号を得るものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、温度センサ付き
電源コードに関し、詳しくは、商用の１００Ｖあるいは
２００ＶのＡＣコンセントからプラグを介して給電を受
ける電子機器、電気機器、電気器具等において、プラグ
とコンセントの接触不良により生じる発熱が原因となる
事故を未然に防止するための温度センサ付き電源コード
に関する。
電源コードに関し、詳しくは、商用の１００Ｖあるいは
２００ＶのＡＣコンセントからプラグを介して給電を受
ける電子機器、電気機器、電気器具等において、プラグ
とコンセントの接触不良により生じる発熱が原因となる
事故を未然に防止するための温度センサ付き電源コード
に関する。
【０００２】
【従来の技術】商用の１００Ｖあるいは２００ＶのＡＣ
コンセントからプラグを介して電力供給を受ける、―般
家電製品（電気機器、電気器具）やＯＡ機器のような小
規模の電子機器にあっては、電源コードのプラグ部がコ
ンセントに十分に差し込まれていないこと等により、接
触不良が発生し、これにより接触抵抗が増加して発熱
し、付着したホコリなどが原因で発煙、発火などが発生
する問題がある。こうした問題への対応策としてプラグ
をロックするロック機能付きのコンセントなどが使用さ
れているが、ＯＡ専用のタップなどを除き、―般家庭な
どではあまり採用されていない。また、電子機器におい
ては、例えば、特開平７−２１０７７８号には電源コネ
タタ保護装置が記載されている。これは、異常状態を検
知する安全装置（温度異常検出手段）が電源装置に内蔵
されている。
コンセントからプラグを介して電力供給を受ける、―般
家電製品（電気機器、電気器具）やＯＡ機器のような小
規模の電子機器にあっては、電源コードのプラグ部がコ
ンセントに十分に差し込まれていないこと等により、接
触不良が発生し、これにより接触抵抗が増加して発熱
し、付着したホコリなどが原因で発煙、発火などが発生
する問題がある。こうした問題への対応策としてプラグ
をロックするロック機能付きのコンセントなどが使用さ
れているが、ＯＡ専用のタップなどを除き、―般家庭な
どではあまり採用されていない。また、電子機器におい
ては、例えば、特開平７−２１０７７８号には電源コネ
タタ保護装置が記載されている。これは、異常状態を検
知する安全装置（温度異常検出手段）が電源装置に内蔵
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のロック機能付き
のコンセントは、接触不良を防止する上で有効な対応策
であるが、以下の問題がある。 コンセントでの対応であり、接触不良の防止は、給電
設備にて口ック機能付きコンセントが採用されているか
どうかに依存する。 ロックのし忘れなどの、人為的ミスが発生していても
気付きにくい。 この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決
するものであって、給電設備条件によらず接触不良の発
生を検知し、発煙、発火等の事故を未然に防止すること
が容易な温度センサ付き電源コードを提供することにあ
る。
のコンセントは、接触不良を防止する上で有効な対応策
であるが、以下の問題がある。 コンセントでの対応であり、接触不良の防止は、給電
設備にて口ック機能付きコンセントが採用されているか
どうかに依存する。 ロックのし忘れなどの、人為的ミスが発生していても
気付きにくい。 この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決
するものであって、給電設備条件によらず接触不良の発
生を検知し、発煙、発火等の事故を未然に防止すること
が容易な温度センサ付き電源コードを提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の温度センサ付き電源コードの特徴
は、コンセントに挿着される金属接続端子を有するプラ
グと金属接続端子に接続された電源供給のための第１の
ケーブルと、プラグに内蔵され金属接続端子の温度を感
知する感温素子と、この感温素子に接続され信号伝送の
ための第２のケーブルとを有し、第２のケーブルから温
度検出のための信号を得るものである。
るためのこの発明の温度センサ付き電源コードの特徴
は、コンセントに挿着される金属接続端子を有するプラ
グと金属接続端子に接続された電源供給のための第１の
ケーブルと、プラグに内蔵され金属接続端子の温度を感
知する感温素子と、この感温素子に接続され信号伝送の
ための第２のケーブルとを有し、第２のケーブルから温
度検出のための信号を得るものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】このように、この発明では、電源
コードのプラグ部分に感温素子を組込み、専用の信号線
により温度検出の信号を得ることで、プラグの接続金属
端子の温度を監視する。感温素子は、異常温度を検知す
ると、例えば、電源ケーブルに組込まれた第２のケーブ
ル（信号線）を通じて電気機器、電子機器等に信号を送
出する。この信号を受けてブザー等の電気機器に組込ま
れ、あるいはこれとは独立の警報装置または電気機器に
組込まれた通電遮断装置を駆動して、発熱による事故を
防止する。ことにより、発煙、発火等の事故を未然に防
ぐことができる。その結果、例えば、家庭内の冷蔵庫や
電子レンジのように、目の届きにくく、ホコリなどがた
まりやすい場所のコンセントから給電する場合に、ある
いは一度設置されると殆ど移動されないような使用環境
が予想される電気機器のうち、特にヒーターや駆動部を
持つ機器の場合、従来技術では、装置内部の電圧−電流
異常や温度異常などを検知するセンサを搭載しているも
のも多いが、これらに対して、さらにプラグの温度異常
信号を検知する手段を簡単に追加することができる。ま
た、電気機器等とは独立に電源コードに接続された警報
装置をプラグの発熱状態を監視する装置として容易に設
けることができる。これによりあまリコストをかけず
に、コンセント等の設備に依存しない、プラグの接触不
良による発火、発煙の事散を防止することができる。
コードのプラグ部分に感温素子を組込み、専用の信号線
により温度検出の信号を得ることで、プラグの接続金属
端子の温度を監視する。感温素子は、異常温度を検知す
ると、例えば、電源ケーブルに組込まれた第２のケーブ
ル（信号線）を通じて電気機器、電子機器等に信号を送
出する。この信号を受けてブザー等の電気機器に組込ま
れ、あるいはこれとは独立の警報装置または電気機器に
組込まれた通電遮断装置を駆動して、発熱による事故を
防止する。ことにより、発煙、発火等の事故を未然に防
ぐことができる。その結果、例えば、家庭内の冷蔵庫や
電子レンジのように、目の届きにくく、ホコリなどがた
まりやすい場所のコンセントから給電する場合に、ある
いは一度設置されると殆ど移動されないような使用環境
が予想される電気機器のうち、特にヒーターや駆動部を
持つ機器の場合、従来技術では、装置内部の電圧−電流
異常や温度異常などを検知するセンサを搭載しているも
のも多いが、これらに対して、さらにプラグの温度異常
信号を検知する手段を簡単に追加することができる。ま
た、電気機器等とは独立に電源コードに接続された警報
装置をプラグの発熱状態を監視する装置として容易に設
けることができる。これによりあまリコストをかけず
に、コンセント等の設備に依存しない、プラグの接触不
良による発火、発煙の事散を防止することができる。
【０００６】
【実施例】図１は、この発明の温度センサ付き電源コー
ドを適用した一実施例の電源コードのプラグ構造図、図
２は、温度センサ付き電源コードを使用した電気機器の
説明図、図３は、異常検出装置を電子装置外部に取り付
けた実施例の説明図である。図１において、１は、温度
センサ付き電源コードであって、電源プラグ（以下プラ
グ）２とケーブル３とからなる。プラグ２には商用のＡ
Ｃコンセント（１００Ｖ乃至２００Ｖ）に差し込まれる
金属端子１０ａ，１０ｂと接地極端子１１とが設けられ
ていて、それぞれの端子は、ケーブル３を構成する給電
線１４ａ，１４ｂおよび接地線１５にそれぞれに接続さ
れる。これらは、従来の電源コードも同様な構成を採
り、先端側が剥離された絶縁被覆の銅線である。なお、
電源コードとしては、接地極端子１１が設けられていな
いものもある。この実施例では、ケーブル３に信号線１
６ａ，１６ｂが埋設内蔵されていて、温度検知素子とし
て使用するサーミスタ１３と、絶縁性熱伝導材１２ａ，
１２ｂが金属端子１０ａ，１０ｂとの間に設けられてい
て、絶縁性熱伝導材１２ａ，１２ｂは、金属端子１０
ａ，１０ｂと接触していて、サーミスタ１３が絶縁性熱
伝導材１２ａ，１２ｂとの間に配置されている。なお、
サーミスタ１３は、１５０°程度で抵抗特性が大きく変
化するＮＴＣ（負特性）サーミスタである。
ドを適用した一実施例の電源コードのプラグ構造図、図
２は、温度センサ付き電源コードを使用した電気機器の
説明図、図３は、異常検出装置を電子装置外部に取り付
けた実施例の説明図である。図１において、１は、温度
センサ付き電源コードであって、電源プラグ（以下プラ
グ）２とケーブル３とからなる。プラグ２には商用のＡ
Ｃコンセント（１００Ｖ乃至２００Ｖ）に差し込まれる
金属端子１０ａ，１０ｂと接地極端子１１とが設けられ
ていて、それぞれの端子は、ケーブル３を構成する給電
線１４ａ，１４ｂおよび接地線１５にそれぞれに接続さ
れる。これらは、従来の電源コードも同様な構成を採
り、先端側が剥離された絶縁被覆の銅線である。なお、
電源コードとしては、接地極端子１１が設けられていな
いものもある。この実施例では、ケーブル３に信号線１
６ａ，１６ｂが埋設内蔵されていて、温度検知素子とし
て使用するサーミスタ１３と、絶縁性熱伝導材１２ａ，
１２ｂが金属端子１０ａ，１０ｂとの間に設けられてい
て、絶縁性熱伝導材１２ａ，１２ｂは、金属端子１０
ａ，１０ｂと接触していて、サーミスタ１３が絶縁性熱
伝導材１２ａ，１２ｂとの間に配置されている。なお、
サーミスタ１３は、１５０°程度で抵抗特性が大きく変
化するＮＴＣ（負特性）サーミスタである。
【０００７】絶縁性伝導材１２ａ，１２ｂは、サーミス
タ１３と金属端子１０ａ，サーミスタ１３と金属端子１
０ｂに接着され、金属端子１０ａ，１０ｂにて発生する
熱をサーミスタ１３に伝達する。これによりサーミスタ
１３が金属接続端子１０ａ，１０Ｂの温度を感知する。
サーミスタ１３は、ケーブル３の信号線１６ａ，１６ｂ
と接続され，温度に関する検出信号を信号線１６ａ，１
６ｂを通じて、図２に示す電気機器４側に伝達する。
タ１３と金属端子１０ａ，サーミスタ１３と金属端子１
０ｂに接着され、金属端子１０ａ，１０ｂにて発生する
熱をサーミスタ１３に伝達する。これによりサーミスタ
１３が金属接続端子１０ａ，１０Ｂの温度を感知する。
サーミスタ１３は、ケーブル３の信号線１６ａ，１６ｂ
と接続され，温度に関する検出信号を信号線１６ａ，１
６ｂを通じて、図２に示す電気機器４側に伝達する。
【０００８】次に図２について説明する。図２は、この
発明の温度センサ付き電源コード１を使用した電気機器
の構成を示す。電気機器４は、図１の温度センサ付き電
源コード１を介してＡＣ電源のコンセントに接続されて
給電され、動作する。電源ケーブル３の内部線である給
電線１４ａ，１４ｂ，接地線１５、そして同時に埋設さ
れた信号線１６ａ，１６ｂは、それぞれ図１のものに対
応している。給電線１４ａおよび１４ｂは、電源ユニッ
ト２０に接続され、電源ユニット２０に給電する。電源
ユニット２０は、各種回路に所定の電圧の電力を供給す
る。接地線１５は、電源機器４のシャーシ部分に接続さ
れる。以下で説明する各ユニットの電源は、この電源ユ
ニット２０から供給される。
発明の温度センサ付き電源コード１を使用した電気機器
の構成を示す。電気機器４は、図１の温度センサ付き電
源コード１を介してＡＣ電源のコンセントに接続されて
給電され、動作する。電源ケーブル３の内部線である給
電線１４ａ，１４ｂ，接地線１５、そして同時に埋設さ
れた信号線１６ａ，１６ｂは、それぞれ図１のものに対
応している。給電線１４ａおよび１４ｂは、電源ユニッ
ト２０に接続され、電源ユニット２０に給電する。電源
ユニット２０は、各種回路に所定の電圧の電力を供給す
る。接地線１５は、電源機器４のシャーシ部分に接続さ
れる。以下で説明する各ユニットの電源は、この電源ユ
ニット２０から供給される。
【０００９】一方、信号線１６ａ，１６ｂは、プラグ２
からの温度信号を受ける温度センサユニツト２１に接続
されている。検出回路２１は、アンプとコンパレータと
を内蔵していて、コンパレータで所定の閾値とサーミス
タ１３からの温度を示す信号とを比較して、温度を示す
信号レベルが所定の閾値を超えたときに温度異常の検出
信号を発生する。その検出信号を異常通知信号線２１０
を介して異常処理回路２３に入力する。異常処理回路２
３は、ブザー駆動回路とオアゲート回路等を内蔵してい
て、信号線２３０によの警報ブザー２４に接続され、検
出回路２１からの検出信号を受けて警報ブザー２４を駆
動する。さらに、電源ユニット２０に設けられた遮断ス
イッチ２０ａを動作させて電源供給を遮断する。また、
電気機器４の内部において異常検知センサを持つ電源ユ
ニット２０，ファン２２についても異常検知信号線２０
０，２２０を介して、それぞれの検出信号が異常処理ユ
ニツト２３に入力されている。
からの温度信号を受ける温度センサユニツト２１に接続
されている。検出回路２１は、アンプとコンパレータと
を内蔵していて、コンパレータで所定の閾値とサーミス
タ１３からの温度を示す信号とを比較して、温度を示す
信号レベルが所定の閾値を超えたときに温度異常の検出
信号を発生する。その検出信号を異常通知信号線２１０
を介して異常処理回路２３に入力する。異常処理回路２
３は、ブザー駆動回路とオアゲート回路等を内蔵してい
て、信号線２３０によの警報ブザー２４に接続され、検
出回路２１からの検出信号を受けて警報ブザー２４を駆
動する。さらに、電源ユニット２０に設けられた遮断ス
イッチ２０ａを動作させて電源供給を遮断する。また、
電気機器４の内部において異常検知センサを持つ電源ユ
ニット２０，ファン２２についても異常検知信号線２０
０，２２０を介して、それぞれの検出信号が異常処理ユ
ニツト２３に入力されている。
【００１０】次に、温度異常の検出動作について簡単に
説明する。コンセントのコネクタ部分とプラグ２との接
触不良があると、金属端子１０ａないし１０ｂが発熱す
る。これが発熱すると、金属端子１０ａ，１０ｂに接着
された熱伝導材１２ａないし１２ｂを通じて温度上昇し
た熱はサーミスタ１３に伝わる。この実施例におけるサ
ーミスタは、ＮＴＣサーミスタであって、金属端子１０
ａ，１０ｂおよび熱伝導材１２ａ，１２ｂの熱伝導率を
考慮し、金属端子１０ａ，１０ｂが１５０度近傍の温度
になったときに抵抗値が激減する特性を持つ。この抵抗
値の変化は、信号線１６ａ，１６ｂを通じて検出回路２
１にて検知される。検出回路２１は、コンパレータによ
り閾値と比較して前記の１５０°近傍の抵抗変化を検知
すると、温度異常の検出信号を信号線２１０を通じて異
常処理回路２３に通知し、異常処理回路２３は、信号線
２３０を制御して警報ブザー２４を鳴らす。これにより
電気機器４の使用者に対して温度異常を警報する。ま
た、異常処理回路２３は、長時間検出信号を受けたとき
には、電源ユニット２０に設けられた遮断スイッチ２０
ａを動作させて電源供給を遮断する。以上述べた検出回
路２１，異常処理回路２３の処理および電気機器２に搭
載されるファン２２や電源ユニット２０からの異常通知
信号に関する動作，作用については、従来公知であるの
で詳細な説明は割愛する。
説明する。コンセントのコネクタ部分とプラグ２との接
触不良があると、金属端子１０ａないし１０ｂが発熱す
る。これが発熱すると、金属端子１０ａ，１０ｂに接着
された熱伝導材１２ａないし１２ｂを通じて温度上昇し
た熱はサーミスタ１３に伝わる。この実施例におけるサ
ーミスタは、ＮＴＣサーミスタであって、金属端子１０
ａ，１０ｂおよび熱伝導材１２ａ，１２ｂの熱伝導率を
考慮し、金属端子１０ａ，１０ｂが１５０度近傍の温度
になったときに抵抗値が激減する特性を持つ。この抵抗
値の変化は、信号線１６ａ，１６ｂを通じて検出回路２
１にて検知される。検出回路２１は、コンパレータによ
り閾値と比較して前記の１５０°近傍の抵抗変化を検知
すると、温度異常の検出信号を信号線２１０を通じて異
常処理回路２３に通知し、異常処理回路２３は、信号線
２３０を制御して警報ブザー２４を鳴らす。これにより
電気機器４の使用者に対して温度異常を警報する。ま
た、異常処理回路２３は、長時間検出信号を受けたとき
には、電源ユニット２０に設けられた遮断スイッチ２０
ａを動作させて電源供給を遮断する。以上述べた検出回
路２１，異常処理回路２３の処理および電気機器２に搭
載されるファン２２や電源ユニット２０からの異常通知
信号に関する動作，作用については、従来公知であるの
で詳細な説明は割愛する。
【００１１】図３は、異常検出装置を電子装置４の外部
で電源コードのコネクタ部に取り付けた実施例である。
異常検出装置５は、前記の検出回路２１とブザー駆動回
路と安定化電源回路とを一体化したＩＣ回路と、ブザー
２４とからなる装置である。なお、ブザー２４を小型の
セラミックスブザーとする。安定化電源回路は、給電線
１４ａ，１４ｂに接続されて安定化した電源電圧を発生
して、検出回路２１に電力供給をする。検出回路２１
は、信号線１６ａ，１６ｂに接続されて温度異常の検出
動作をしてブザー２４を駆動するものである。
で電源コードのコネクタ部に取り付けた実施例である。
異常検出装置５は、前記の検出回路２１とブザー駆動回
路と安定化電源回路とを一体化したＩＣ回路と、ブザー
２４とからなる装置である。なお、ブザー２４を小型の
セラミックスブザーとする。安定化電源回路は、給電線
１４ａ，１４ｂに接続されて安定化した電源電圧を発生
して、検出回路２１に電力供給をする。検出回路２１
は、信号線１６ａ，１６ｂに接続されて温度異常の検出
動作をしてブザー２４を駆動するものである。
【００１２】以上説明してきたが、実施例の温度センサ
は、ＮＴＣサーミスタを使用しているが、サーミスタ
は、正特性サーミスタのほか、バリスタ、感温半導体素
子などの温度センサを用いることができる。また、実施
例では、警報装置としてブザーを設けているが、ＬＥＤ
発光装置等を点滅させ、これを警報装置として使用して
もよい。
は、ＮＴＣサーミスタを使用しているが、サーミスタ
は、正特性サーミスタのほか、バリスタ、感温半導体素
子などの温度センサを用いることができる。また、実施
例では、警報装置としてブザーを設けているが、ＬＥＤ
発光装置等を点滅させ、これを警報装置として使用して
もよい。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明にあっては、電源コードのプラグ部に感温素子を組
込み、専用の信号線により温度検出の信号を得るように
しているので、プラグの接続金属端子の温度を監視する
ことができる。その結果、プラグとコンセントの接触不
良による接触抵抗の増加による発熱が原因となる事故を
未然に防止することができる。
発明にあっては、電源コードのプラグ部に感温素子を組
込み、専用の信号線により温度検出の信号を得るように
しているので、プラグの接続金属端子の温度を監視する
ことができる。その結果、プラグとコンセントの接触不
良による接触抵抗の増加による発熱が原因となる事故を
未然に防止することができる。
【図１】 図１は、この発明の温度
センサ付き電源コードを適用した一実施例の電源コード
のプラグ構造図である。
センサ付き電源コードを適用した一実施例の電源コード
のプラグ構造図である。
【図２】図２は、温度センサ付き電源コードを使用した
電気機器の説明図である。
電気機器の説明図である。
【図３】図３は、異常検出装置を電子装置外部に取り付
けた実施例の説明図である。
けた実施例の説明図である。
【符号の説明】 １…電源コード、２…プラグ、３…ケーブル、４…電気
機器、５…異常検出装置、１０ａ，１０ｂ…接続端子、
１１…接地極端子、１２ａ，１２ｂ…絶縁熱伝導材、１
３…サーミスタ（感温素子）、１４ａ，１４ｂ…電源ケ
ーブル内給電線、１５…電源ケーブル内接地線、１６
ａ，１６ｂ…電源ケーブル内信号線、２０…電源ユニッ
ト、２１…検出回路、２２…ファン、２３…異常処理回
路、２４…警報ブザー、２００，２１０，２２０，２３
０…信号線。
機器、５…異常検出装置、１０ａ，１０ｂ…接続端子、
１１…接地極端子、１２ａ，１２ｂ…絶縁熱伝導材、１
３…サーミスタ（感温素子）、１４ａ，１４ｂ…電源ケ
ーブル内給電線、１５…電源ケーブル内接地線、１６
ａ，１６ｂ…電源ケーブル内信号線、２０…電源ユニッ
ト、２１…検出回路、２２…ファン、２３…異常処理回
路、２４…警報ブザー、２００，２１０，２２０，２３
０…信号線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎山 茂樹 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 Ｆターム(参考） 5E021 FA03 FA14 FB07 FB13 FB21 FC16 MA04 MA40 5G309 FA04 FA05 FA06 5G315 BA06
Claims (2)
- 【請求項１】電気機器、電気器具あるいは電子機器へ給
電する電源コードであって、コンセントに挿着される金
属接続端子を有するプラグと前記金属接続端子に接続さ
れた電源供給のための第１のケーブルと、前記プラグに
内蔵され前記金属接続端子の温度を感知する感温素子
と、この感温素子に接続された信号伝送のための第２の
ケーブルとを有し、前記第２のケーブルから温度検出の
ための信号を得ることを特徴とする温度センサ付き電源
コード。 - 【請求項２】さらに、警報装置と前記第２のケーブルか
ら前記温度検出のための信号を受けてこの信号のレベル
が温度異常を示すときに前記警報装置を駆動する駆動回
路とを有し、前記駆動回路が前記第１のケーブルから電
力を受けて動作する請求項１記載の温度センサ付き電源
コード。
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070110 |