JP2002233808A - 液処理装置 - Google Patents
液処理装置Info
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
における転写の発生を抑制した搬送機構を備えた液処理
装置を提供する。 【解決手段】 液処理装置の一実施形態であるレジスト
塗布・現像処理システム100は、基板Gにレジスト膜
を形成するレジスト塗布処理ユニット(CT)22と、
基板Gの周縁部におけるレジストを除去する周縁レジス
ト除去ユニット(ER)23と、これらの2つのユニッ
ト間で基板Gを搬送する搬送機構50を具備する。搬送
機構50を構成する搬送アーム51a・51bに吸着機
構73および支持ピン74を配設し基板Gを保持する。
Description
スプレイ(LCD)基板等にレジスト膜等の所定の塗布
膜を形成して、基板の周縁部の塗布膜を除去する処理に
用いられる液処理装置に関する。
製造においては、ガラス製の矩形基板にフォトレジスト
液を塗布してレジスト膜を形成し、所定の回路パターン
にてレジスト膜を露光し、これを現像処理するという、
いわゆるフォトリソグラフィ技術により所定のパターン
が形成される。
処理ユニットが集約されたレジスト塗布・現像処理シス
テムを用いて行われる。このようなシステムにおいて
は、まず、基板に対して必要に応じて紫外線照射により
表面改質・洗浄処理が行われた後、洗浄ユニットにより
ブラシ洗浄および超音波水洗浄が施される。その後、基
板はレジストの安定性を高めるために、アドヒージョン
処理ユニットにて疎水化処理(HMDS処理)され、引
き続き、レジスト塗布処理ユニットにてレジスト塗布が
行われる。こうして、レジスト膜が形成された基板に
は、加熱ユニットによるプリベーク、露光装置による所
定のパターンの露光、現像処理ユニットでの現像処理、
加熱ユニットでのポストベーク処理が順次施され、基板
に所定の回路パターンが形成される。
までの処理工程についてより詳しく説明すると、まず、
疎水化処理された基板を水平回転可能なスピンチャック
に吸着保持し、基板上部よりレジストを供給した後に基
板を回転させると、レジスト液が遠心力により拡散して
基板上にレジスト膜が形成される。このような方法によ
って形成されたレジスト膜は塗布直後には均一な膜厚を
有するが、一般的に、基板の回転が停止して遠心力が働
かなくなった後や時間の経過に伴って、表面張力の影響
により基板の周縁部でレジスト膜が盛り上がるように厚
くなり、また、このような回転方式のレジスト塗布方法
を用いた場合には、基板から振り切られたレジスト液が
基板の裏面へ回り込んで付着、固化する。
一な厚みを有する膜部分や裏面に付着したレジストは、
その後の基板の搬送過程等においてパーティクルの発生
の原因となり、また、基板を搬送する装置を汚す原因に
もなることから、従来より、基板の周縁および裏面のレ
ジストにシンナー等の処理液を吐出して、レジストを溶
解し除去するエッジリムーブと呼ばれる処理が施され、
基板はその後にプリベーク処理へと送られている。
や量産化、LCDの薄型化を目的として、基板としてよ
り薄くしかも大型の基板が用いられるようになってい
る。このような薄く大型の基板は撓みやすい性質を有し
ているために、レジスト膜が形成された基板をエッジリ
ムーブを行う位置まで移動させる際には、レジスト膜に
基板の撓みの影響が残らないように迅速に移動させなけ
ればならず、このために基板の搬送時に基板を保持する
保持手段は確実に基板を保持しながらも、保持した部分
が基板に転写されることがないように構成する必要があ
る。なお、基板の大きさに適応させて保持手段の交換が
容易であれば至便である。
板を搬送する搬送機構からはパーティクル等が発生し易
いことから、このようなパーティクルが外部に向かって
拡散し基板に付着等することがないように注意する必要
がある。さらに、エッジリムーブが行われる位置におい
ては、基板は撓みの発生が少なく、しかも確実に周縁部
がフリーな状態で固定されている必要があり、このとき
にも基板を保持する保持手段によって基板に転写が発生
しないようにする必要がある。
鑑みてなされたものであり、基板搬送時に基板を確実に
保持しつつ、基板における転写の発生を抑制した搬送機
構を備えた液処理装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、基板の搬送機構からのパーティクル等の
発生を抑制した液処理装置を提供することを目的とす
る。さらに、本発明は、基板を確実に保持しながらも基
板における転写の発生を抑制した液処理装置を提供する
ことを目的とする。
ば、基板に所定の液処理を施す液処理装置であって、基
板を略水平に保持する保持手段を有し、前記保持手段に
保持された基板の表面に所定の塗布液を塗布して塗布膜
を形成する塗布処理ユニットと、前記塗布膜が形成され
た基板の周縁部における塗布膜および前記基板の周縁部
に付着した塗布液を除去する周縁塗布膜除去ユニット
と、前記塗布処理ユニットと前記周縁塗布膜除去ユニッ
トとの間で塗布膜が形成された基板を搬送する搬送機構
と、を具備し、前記搬送機構は、基板を吸着保持する吸
着機構および基板を頂点で保持する支持ピンが上面に配
設された搬送アームと、前記搬送アームを所定方向に移
動させる駆動機構と、を有することを特徴とする液処理
装置、が提供される。
理を施す液処理装置であって、基板の表面に所定の塗布
液を塗布して塗布膜を形成する塗布処理ユニットと、塗
布膜が形成された基板の周縁部における塗布膜および前
記基板の周縁部に付着した塗布液を除去する周縁塗布膜
除去ユニットを具備し、前記周縁塗布膜除去ユニット
は、基板を載置する上面の所定位置に複数の支持ピンと
複数の吸着機構が設けられた載置プレートと、所定の処
理液を吐出する処理液吐出ノズルおよび前記処理液吐出
ノズルから吐出された処理液および前記処理液によって
溶解された塗布液を吸引する処理液吸引ノズルが形成さ
れた除去ヘッドと、を有することを特徴とする液処理装
置、が提供される。
処理を施す液処理装置であって、基板を略水平に保持す
る保持手段を有し、前記保持手段に保持された基板の表
面に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗布処理
装置と、前記塗布膜が形成された基板の周縁部における
塗布膜および前記基板の周縁部に付着した塗布液を除去
する周縁塗布膜除去装置と、前記塗布処理装置と前記周
縁塗布膜除去装置との間で塗布膜が形成された基板を搬
送する搬送機構と、を具備し、前記搬送機構は、基板を
保持する搬送アームと、前記搬送アームを前記塗布処理
装置と前記周縁塗布膜除去装置との間で移動させる駆動
機構と、前記駆動機構において発生するパーティクルが
外部に拡散しないように前記駆動機構を覆う防塵カバー
と、前記駆動機構において発生するパーティクルを吸引
する局所集塵機構と、を有することを特徴とする液処理
装置、が提供される。
を搬送する搬送機構は、吸着機構により基板を確実に保
持していることから迅速に基板を搬送することができ、
しかも、一部においては基板との接触面積が小さい支持
ピンで基板を保持しているために基板における転写の発
生が抑制されて基板の品質が高く保持される。また、基
板を搬送する搬送機構にはカバーおよび局所排気手段が
設けられていることから、搬送機構の駆動によって生ず
るパーティクルが外部へ拡散して基板を汚染することが
防止され、基板の品質を高く保持することが可能とな
る。さらに、基板の周縁部における塗布膜を除去する処
理を行うにあたっては、吸着機構と支持ピンを併用する
ことによって基板を確実に固定しつつも、基板における
転写の発生が抑制され、基板の品質を高く維持すること
が可能となる。
発明の液処理装置の実施の形態について説明する。ここ
では本発明をLCD基板のレジスト塗布・現像処理シス
テムに適用した場合について説明することとする。
00の平面図であり、このレジスト塗布・現像処理シス
テム100は、複数の基板Gを収容するカセットCを載
置するカセットステーション1と、基板Gにレジスト塗
布および現像を含む一連の処理を施すための複数の処理
ユニットを備えた処理部2と、露光装置(図示せず)と
の間で基板Gの受け渡しを行うためのインターフェイス
部3とを備えており、処理部2の両端にそれぞれカセッ
トステーション1およびインターフェイス部3が配置さ
れている。
処理部2との間で基板Gの搬送を行うための搬送機構1
0を備えている。そして、カセットステーション1にお
いてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機構1
0はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路10
a上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬送アー
ム11によりカセットCと処理部2との間で基板Gの搬
送が行われる。
段部2cとに分かれており、それぞれ中央に搬送路12
・13・14を有し、これら搬送路の両側に各処理ユニ
ットが配設されている。そして、これらの間には中継部
15・16が設けられている。
能な主搬送装置17を備えており、搬送路12の一方側
には2つの洗浄処理ユニット(SCR)21a・21b
が配置されており、搬送路12の他方側には紫外線照射
ユニット(UV)と冷却ユニット(COL)とが2段に
重ねられた処理ブロック25、加熱処理ユニット(H
P)が2段に重ねられてなる処理ブロック26および冷
却ユニット(COL)が2段に重ねられてなる処理ブロ
ック27が配置されている。
移動可能な主搬送装置18を備えており、搬送路13の
一方側にはレジスト塗布処理ユニット(CT)22が設
けられている。レジスト塗布処理ユニット(CT)22
の隣にはレジスト塗布処理ユニット(CT)22におい
てレジスト膜が形成された後の基板Gの周縁部のレジス
トを除去する周縁レジスト除去ユニット(ER)23が
設けられている。
(HP)が2段に重ねられてなる処理ブロック28、加
熱処理ユニット(HP)と冷却処理ユニット(COL)
が上下に重ねられてなる処理ブロック29、およびアド
ヒージョン処理ユニット(AD)と冷却ユニット(CO
L)とが上下に重ねられてなる処理ブロック30が配置
されている。
て移動可能な主搬送装置19を備えており、搬送路14
の一方側には3つの現像処理ユニット(DEV)24a
・24b・24cが配置されており、搬送路14の他方
側には加熱処理ユニット(HP)が2段に重ねられてな
る処理ブロック31、およびともに加熱処理ユニット
(HP)と冷却処理ユニット(COL)が上下に重ねら
れてなる処理ブロック32・33が配置されている。
側に洗浄処理ユニット21a、レジスト塗布処理ユニッ
ト(CT)22、現像処理ユニット(DEV)24aの
ようなスピナー系ユニットのみを配置しており、他方の
側に加熱処理ユニットや冷却処理ユニット等の熱系処理
ユニットのみを配置する構造となっている。また、中継
部15・16のスピナー系ユニット配置側の部分には薬
液供給ユニット34が配置されており、さらに主搬送装
置のメンテナンスを行うためのスペース35が設けられ
ている。
水平面内の2方向のX軸駆動機構、Y軸駆動機構、およ
び垂直方向のZ軸駆動機構を備えており、さらにZ軸を
中心に回転する回転駆動機構を備えており、それぞれ基
板Gを支持するアームを有している。
し、搬送機構10の搬送アーム11との間で基板Gの受
け渡しを行うとともに、前段部2aの各処理ユニットに
対する基板Gの搬入・搬出、さらには中継部15との間
で基板Gの受け渡しを行う機能を有している。また、主
搬送装置18は搬送アーム18aを有し、中継部15と
の間で基板Gの受け渡しを行うとともに、中段部2bの
各処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらには
中継部16との間の基板Gの受け渡しを行う機能を有し
ている。さらに、主搬送装置19は搬送アーム19aを
有し、中継部16との間で基板Gの受け渡しを行うとと
もに、後段部2cの各処理ユニットに対する基板Gの搬
入・搬出、さらにはインターフェイス部3との間の基板
Gの受け渡しを行う機能を有している。なお、中継部1
5・16は冷却プレートとしても機能する。
で基板を受け渡しする際に一時的に基板を保持するエク
ステンション36と、さらにその両側に設けられた、バ
ッファカセットを配置する2つのバッファステージ37
と、これらと露光装置(図示せず)との間の基板Gの搬
入出を行う搬送機構38とを備えている。搬送機構38
はエクステンション36およびバッファステージ37の
配列方向に沿って設けられた搬送路38a上を移動可能
な搬送アーム39を備え、この搬送アーム39により処
理部2と露光装置との間で基板Gの搬送が行われる。
化することにより、省スペース化および処理の効率化を
図ることができる。
処理システムにおいては、カセットC内の基板Gが処理
部2に搬送され、処理部2では、まず前段部2aの処理
ブロック25の紫外線照射ユニット(UV)で表面改質
・洗浄処理が行われ、冷却処理ユニット(COL)で冷
却された後、洗浄処理ユニット(SCR)21a・21
bでスクラバー洗浄が施され、処理ブロック26のいず
れかの加熱処理ユニット(HP)で加熱乾燥された後、
処理ブロック27のいずれかの冷却ユニット(COL)
で冷却される。
レジストの定着性を高めるために、処理ブロック30の
上段のアドヒージョン処理ユニット(AD)にて疎水化
処理(HMDS処理)された後、下段の冷却処理ユニッ
ト(COL)で冷却される。次いで、レジスト塗布処理
ユニット(CT)22において、基板Gにレジストが塗
布される。
スト液を基板Gに供給する前に、基板Gを回転させなが
らシンナー等の処理液を供給して基板Gの表面のレジス
ト液に対する濡れ性を向上させて、その後に基板Gを一
旦静止させ、レジスト液を基板Gに供給してから再び基
板Gを回転させて基板Gの全面にレジスト液を拡げるよ
うにして、レジスト膜が形成される。
T)22での処理の終了後に、基板Gは周縁レジスト除
去ユニット(ER)23へ搬送され、基板Gの周縁部の
レジストの除去(以下、このような処理を「エッジリム
ーブ」という)が行われる。エッジリムーブは、基板G
のレジスト膜が形成された面の周縁部のレジストの除去
と、基板Gの側面ならびに基板Gの裏面に付着したレジ
ストの除去と、を行う処理をいう。
処理ユニット(HP)の1つでプリベーク処理され、処
理ブロック29または30の下段の冷却ユニット(CO
L)で冷却される。次いで、基板Gは中継部16から主
搬送装置19にてインターフェイス部3を介して露光装
置に搬送されてそこで所定のパターンが露光される。そ
して、基板Gは再びインターフェイス部3を介して搬入
され、必要に応じて後段部2cの処理ブロック31・3
2・33のいずれかの加熱処理ユニット(HP)でポス
トエクスポージャーベーク処理を施した後、現像処理ユ
ニット(DEV)24a・24b・24cのいずれかで
現像処理され、所定の回路パターンが形成される。
ずれかの加熱処理ユニット(HP)にてポストベーク処
理が施された後、いずれかの冷却ユニット(COL)に
て冷却され、主搬送装置19・18・17および搬送機
構10によってカセットステーション1上の所定のカセ
ットCに収容される。
ム100においては、隣接するレジスト塗布処理ユニッ
ト(CT)22と周縁レジスト除去ユニット(ER)2
3は、これらのユニット間に境界壁を設けずに、基板G
を一方のユニットから他方のユニットへ移動させること
ができる連設構造とすることが可能である。この場合に
は、レジスト塗布処理ユニット(CT)22において表
面にレジスト膜が形成され、また、裏面にレジスト液が
付着した基板Gを搬送アーム18aを用いて周縁レジス
ト除去ユニット(ER)23へ搬送しないために、基板
Gの裏面に付着したレジスト液による搬送アーム18a
の汚染が防止され、この搬送アーム18aの汚染がさら
に隣接する各種処理ユニットへの拡がることを防止する
ことができる。
スト塗布処理ユニット(CT)22と周縁レジスト除去
ユニット(ER)23を連設した一実施形態を示してい
る。以下、レジスト塗布処理ユニット(CT)22およ
び周縁レジスト除去ユニット(ER)23ならびにレジ
スト塗布処理ユニット(CT)22と周縁レジスト除去
ユニット(ER)23との間で基板Gを搬送する搬送機
構50について詳細に説明する。
は、基板Gを略水平に保持し、回転自在に構成されたス
ピンチャック41と、スピンチャック41を囲繞するよ
うに設けられた内側カップ42aと、内側カップ42a
を囲繞するように設けられた外側カップ42bと、レジ
スト液等の飛散を防止するために外側カップ42bを囲
繞するように設けられた飛散防止カバー42cと、内側
カップ42aの上面開口部を開閉する昇降可能な内蓋4
3aおよび外側カップ42bの上面開口部を開閉する昇
降可能な外蓋43bと、を有している。また、レジスト
塗布処理ユニット(CT)22は、スピンチャック41
に保持された基板Gにレジスト液を塗布するレジスト液
供給ノズルと、シンナーを塗布するシンナー供給ノズル
が配設されたヘッド44を回動するアーム45を有して
いる。
により昇降自在となっており、スピンチャック41は飛
散防止カバー42cの上面よりも高い位置において、主
搬送装置18の搬送アーム18aとの間で基板Gの受け
渡しを行い、また、搬送機構50の搬送アーム51との
間で基板の受け渡しを行うことができるようになってい
る。
は、基板Gを載置するためのステージ93と、ステージ
93を昇降させる図示しない昇降機構と、ステージ93
に載置される基板Gの位置決めするためにステージ93
の2つのコーナー部に設けられたアライメント機構91
と、基板Gの周縁部に形成されたレジスト膜や基板Gの
側面および裏面に付着したレジストを基板Gから除去す
るためのリムーバヘッド92と、を有しており、リムー
バヘッド92は基板Gの4辺それぞれに設けられてい
る。
図を図4に示す。ステージ93の表面の所定位置には、
基板Gに当接して基板Gを保持する支持ピン95と、基
板Gに吸着して基板Gを保持する吸着機構96が配設さ
れている。支持ピン95の一実施形態を示す断面図を図
5(a)に、吸着機構96の一実施形態を示す断面図を
図5(b)にそれぞれ示し、図6に基板Gをステージ9
3上に載置する際における吸着機構96の動作の様子を
示した説明図を示す。
5は、頂点部95aと上段部95bと下段部95cから
構成されて段差構造を有しており、下段部95cの外径
d2(例えば、5mmφ)を上段部95bの外径d1
(例えば、2mmφ)よりも大きく形成することで、基
板Gを保持するために十分な機械的強度を確保してい
る。また、上段部95bの外径d1を小さくして頂点部
95aを略球面状に形成することにより、基板Gと支持
ピン95との接触面積が低減され、基板Gへ支持ピン9
5が当接することによって基板Gに転写が発生すること
が抑制される。
しては、所定の機械的強度が確保され、基板Gに傷等が
発生することのないように頂点部95aの硬度は基板G
よりも小さいとの条件の下で、好ましくは基板Gと熱伝
導性等の物性値が近似しているものを用いることが好ま
しく、例えば、ポリベンゾイミダゾールとカーボンファ
イバーを主成分とした複合材料を用いることができる。
このような複合材料の成形体は、例えば、射出成形等に
より量産が容易であり、そのため装置コストの低減を図
ることも容易である。
6は、吸着パッド97と、吸着パッド97を囲繞するよ
うに配置された筒状体98とを有している。吸着パッド
97は中央部に吸引のための吸引孔97cが形成された
すり鉢状の吸着部97aと、吸着部97aを保持する土
台部97bから構成されており、吸引孔97cは土台部
97bを貫通している。また、筒状体98は基台98b
の上面にシート98aが設けられた構造を有している。
上に搬送された場合には、最初に、基板Gは吸着パッド
97の吸着部97aの上面に当接する。この状態におい
て図示しない吸引手段を用いて吸引孔97cから吸引を
行うと、吸着部97aが基板Gを強固に吸着するととも
に、基板Gの自重によって吸着部97aと土台部97b
との境界部分が座屈して吸着部97aの上面位置が下が
る。こうして、基板Gは筒状体98の上面、つまりシー
ト98aに当接するとともに支持ピン95の頂点に当接
し、ステージ93上に保持される。シート98aは基板
Gに当接して基板Gを保持することから、例えば、発泡
性フッ素樹脂シート等の樹脂材料が好適に用いられる。
96とを混在させた理由は以下の通りである。すなわ
ち、支持ピン95は基板Gの自重によって生ずる摩擦力
のみによって基板Gを保持するために基板Gを固定する
力は大きなものではない。このため、支持ピン95のみ
によってステージ93上に基板Gを保持すると、基板G
に転写が起こり難くなるという利点がある一方で、エッ
ジリムーブの際に基板Gが動いてしまい、所定範囲のエ
ッジリムーブが行えなくなるというおそれがある。
り基板Gを保持することができることから、基板Gを固
定する力が強く、所定範囲のエッジリムーブを行うこと
ができる点で有利であるが、吸着部97aと基板Gとの
接触面積が大きくなることから基板Gに転写が発生しや
すくなるという問題がある。そこで、支持ピン95と吸
着機構96を混在させて配置することにより、基板Gを
必要最小限の力でステージ93上に固定しつつ、基板G
における転写の発生を抑制して、基板Gの品質を高く維
持することが可能となる。
製品として取り出す場合の支持ピン95と吸着機構96
の配置位置の例を示した平面図である。図7に示すよう
に、基板Gの製品外領域E(基板G全体から4枚のパネ
ルの製品領域P1〜P4を除いた領域)に吸着機構96
を配置し、製品領域P1〜P4の内部を保持する必要が
ある場合には、支持ピン95を製品領域P1〜P4内に
配置する。このように支持ピン95と吸着機構96を配
置することにより、転写跡の発生を抑制して、製品の品
質を高く維持することが可能となる。
合や製品領域P1〜P4と基板Gの外周との間隔が狭い
場合において、吸着機構96が製品領域P1〜P4に不
可避的に入ることとなる場合には、幅の狭い製品外領域
Eを挟んで製品領域P1〜P4の中の2つに跨るよう
に、または、製品領域P1〜P4のエッジ部分に掛かる
ように吸着機構96を配置し、製品領域P1〜P4内を
保持する必要がある場合には支持ピンを製品領域P1〜
P4内に配置する。
転写跡が発生することが防止され、また、仮に吸着機構
96によって転写跡が発生しても、製品領域P1〜P4
の周縁部であるために、製品として使用するに支障のな
いレベルに抑えることができるようになる。なお、基板
Gが吸着機構96の外周を構成する筒状体98の上部に
形成されたシート98aと当接する部分では、基板Gに
転写跡が発生することが抑制されるため、製品領域P1
〜P4内への転写跡の発生を抑制することも可能であ
る。
図に示すように、基板Gの周縁を挟み込むように断面略
U字状の形状を有しており、リムーバヘッド92には基
板Gにレジストを溶解させる処理液、例えば、シンナー
を吐出するシンナー吐出ノズル(図示せず)と、このシ
ンナー吐出ノズルから吐出されるシンナーを吸引するシ
ンナー吸引ノズル(図示せず)が形成されており、リム
ーバヘッド92は基板Gの4辺に沿ってそれぞれ移動す
るように構成されている。こうして、リムーバヘッド9
2を基板Gの各辺に沿って移動させる際に、シンナーを
吐出しながら吐出されたシンナーおよび溶解したレジス
トを吸引させることで、基板Gの4辺のエッジリムーブ
を行うことができるようになっている。
T)22と周縁レジスト除去ユニット(ER)23との
間で基板Gを搬送する搬送機構50の構造について説明
する。図8は搬送機構50の構造を示した平面図であ
り、図8においてはレジスト塗布処理ユニット(CT)
22と周縁レジスト除去ユニット(ER)23を図示し
ていない。また、図9は搬送機構50を基板Gの搬送方
向からみた概略断面図である。
示されるように、搬送機構50は、基板Gを保持する搬
送アーム51a・51bと、搬送アーム51a・51b
をそれぞれ保持する支柱52a・52bと、支柱52a
・52bとそれぞれ嵌合しているガイド53a・53b
と、搬送アーム51a・51の移動方向の一端に設けら
れた回転駆動モータ58と、回転駆動モータ58に取り
付けられたシャフト56aと、シャフト56aに取り付
けられたプーリー57a・57bと、搬送アーム51a
・51bの移動方向の他端に設けられたシャフト56b
と、シャフト56bに取り付けられたプーリー57c・
57dと、プーリー57a・57c間に架設されたベル
ト55aと、プーリー57b・57d間に架設されたベ
ルト55bと、ベルト55aと支柱52aとを連結する
連結部材54aと、ベルト55bと支柱52bとを連結
する連結部材54bと、カバー59a・59bと、を有
している。
a・53bにはそれぞれレール75a・75bが形成さ
れ、支柱52a・52bはそれぞれレール75a・75
bに嵌合している。但し、このような支柱52a・52
bのガイド53a・53bへの嵌合の形態は一例に過ぎ
ず、支柱52a・52bを所定方向に誘導することがで
きれば他の構造のガイドを用いても構わない。
プーリー57c・57dはシャフト56bの軸回りに回
転自在となっており、回転駆動モータ58を所定方向に
回転させるとシャフト56aおよびプーリー57a・5
7bが同時に回転することでベルト55a・55bが回
転する。ここで、支柱52a・52bは連結部材54a
・54bによりそれぞれベルト55a・55bと連結さ
れていることから、ベルト55a・55bが回転すると
支柱52a・52bは同時に同方向へ移動し、搬送アー
ム51a・51bが移動する。
転駆動モータ58やベルト55aとプーリー57a・5
7cとの摺動部、ベルト55bとプーリー57b・57
dとの摺動部、ガイド53aの下部においてシャフト5
6a・56bを保持する摺動部からパーティクル等が発
塵する。駆動機構50においては、このようなパーティ
クル等の外部への拡散を防止するためにカバー59a・
59bを設けるとともに、これらの摺動部の近傍から直
接に局所的な排気を行い、所定の排気経路を経てパーテ
ィクル等が集塵、廃棄されるようになっている。こうし
て、パーティクル等の基板Gへの付着が防止され、基板
Gの品質を高く保持することが可能となっている。
た連結部71aと把持部72aから構成されており、搬
送アーム51bも同様に連結部71bと把持部72bか
ら構成されている。把持部72a・72bの上面には、
基板Gを吸着保持する吸着機構73と、基板Gに当接し
て基板Gを保持する支持ピン74とが形成されている。
ここで、基板Gにおいて電極パターンが形成された部分
に転写が生じないように、吸着機構73は基板Gの端部
において基板Gを吸着保持し、支持ピン74で基板Gの
内側を保持するように、吸着機構73と支持ピン74の
位置を定めることが好ましい。このように、搬送アーム
51a・51bに吸着機構73と支持ピン74とを併設
することで、強固に基板Gを保持して高速で基板Gを搬
送し、スループットを向上させることができるととも
に、基板Gにおける転写の発生を防止することが可能と
なる。
縁レジスト除去ユニット(ER)23のステージ93に
配設された吸着機構96や支持ピン95と同様の構造を
有するものを用いることができる。但し、搬送アーム5
1a・51bがスピンチャック41に保持された基板G
を受け取る際には基板Gはほぼ水平な状態にあるが、搬
送アーム51a・51bが基板Gを把持した際には、図
9に示されるように基板Gの中央部の高さが下がるよう
に撓むため、吸着機構73として吸着機構96を用いる
場合には、このような基板Gの撓みに合わせて吸着パッ
ド97が傾斜できるように、筒状体98を有さないもの
を用いることも好ましい。
れるように、基板Gに撓みが生じた際に把持部72a・
72bの先端部が基板Gに接しないように、また、基板
Gをより確実に保持するために、基板Gの撓みに合わせ
て角度θほど内側が下方を向くように傾けた状態で配設
されている。ここで、図9においては搬送アーム51a
・51b全体の角度を傾斜させた形態を示しているが、
把持部72a・72bのみを傾斜させた構造することも
可能である。
aと把持部72aとが脱着可能となっていることから、
基板Gの大きさに合わせて適切な大きさを有する把持部
を取り付けたり、基板Gに形成される電極パターンに合
わせて適切な位置に吸着機構73と支持ピン74が配置
された把持部を取り付ける等することができる。このよ
うな連結部と把持部とが脱着可能な構造は搬送アーム5
1bについても同様である。こうして、一台の装置で取
り扱う基板Gの大きさや電極パターン等の違いに迅速に
対処しながら、基板Gの搬送に対する信頼性を維持し、
しかも基板Gにおける転写の発生を防止して品質を高く
保持することが可能となる。
連結部71aと把持部72aとが脱着可能な構造とせず
に分離不可能な一体構造として、搬送アーム51a全体
が支柱52aと脱着可能な構成としてもよい。
T)22と周縁レジスト除去ユニット(ER)23と搬
送機構50とで構成されるユニットにおけるレジスト塗
布処理工程は、例えば、最初にスピンチャック41を所
定位置まで上昇させて基板Gを搬送アーム18aからス
ピンチャック41へ移し替え、所定位置までスピンチャ
ック41を降下させる。次に、内側カップ42aと外側
カップ42bの上面が開口している状態でスピンチャッ
ク41を回転させ、回転する基板Gにシンナーを塗布し
て基板Gのレジスト液に対する濡れ性を改善する。スピ
ンチャック41の回転を停止してレジスト液を基板Gに
塗布して基板Gを回転させるか、またはスピンチャック
41を所定の回転数で回転させた状態でレジスト液を基
板Gに塗布してレジスト膜を形成し、しかる後に内側カ
ップ42a・外側カップ42bの上面をそれぞれ内蓋4
3a・外蓋43bによって閉じた状態として基板Gを回
転させることでレジスト膜厚を調整する。
カップ42a・外側カップ42bの上面を開口させ、ス
ピンチャック41を所定位置まで上昇させた状態で、基
板Gの下側に搬送アーム51a・51bが位置するよう
に搬送機構50を動作させる。この状態でスピンチャッ
ク41を降下させると、自然に基板Gは搬送アーム51
a・51bに把持される。搬送アーム51a・51bを
周縁レジスト除去ユニット(ER)23側へスライド移
動させ、基板Gの下方よりステージ93を上昇させる
と、ステージ93に基板Gが移し替えられる。搬送アー
ム51a・51bを退避させてステージ93を所定位置
まで降下させ、アライメント機構91により基板Gの位
置調節を行い、リムーバヘッド92によるエッジリムー
ブを行う。エッジリムーブが終了した基板Gは、ステー
ジ93を所定高さまで上昇させた状態で搬送アーム18
aに受け渡され、例えば、プリベーク処理を行うべく処
理ブロック28の加熱処理ユニット(HP)に搬送され
る。
てきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、搬送機構50をレジスト塗布処理ユニ
ット(CT)22と周縁レジスト除去ユニット(ER)
23との間における基板搬送に用いたが、搬送機構50
は隣接したユニットへ基板Gを搬送するための搬送機構
について限定なく適用することが可能である。また、基
板Gを載置するために支持ピン95と吸着機構96とを
併用したステージ93の構造は、周縁レジスト除去ユニ
ット(ER)23のみに用いることができるものではな
く、他のユニット、例えば、洗浄処理ユニット(SC
R)21a・21b等にも用いることができる。さら
に、上記実施の形態においては、基板としてLCD基板
を挙げて説明してきたが、半導体ウエハ、CD基板等の
他の基板であってもよい。
ば、基板を搬送する搬送機構は、吸着機構により基板を
確実に保持していることから迅速に基板を搬送すること
ができ、スループットを向上させることが可能となると
いう効果を奏する。また、搬送機構は一部においては基
板との接触面積が小さい支持ピンで基板を保持している
ために基板における転写の発生が抑制されて基板の品質
が高く保持されるという効果を奏する。さらに、基板を
搬送する搬送機構にはカバーおよび局所排気手段が設け
られていることから、搬送機構の駆動によって生ずるパ
ーティクルが外部へ拡散して基板を汚染することが防止
され、基板の品質を高く保持することができるという効
果が得られる。さらにまた、基板を載置するステージに
おいて、吸着機構と支持ピンを併用することで、基板を
確実に固定しつつも、基板における転写の発生が抑制さ
れ、基板の品質を高く維持することが可能となる効果を
奏する。
ト塗布・現像処理システムを示す平面図。
ユニットを示す平面図。
ユニットを示す断面図。
造を示す平面図。
れる支持ピンおよび吸着機構の概略構造を示す断面図。
れる吸着機構の動作形態を示す説明図。
配置例を示した平面図。
ユニットとの間で基板を搬送する搬送機構の概略構造を
示す平面図。
ユニットとの間で基板を搬送する搬送機構の概略構造を
示す断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板に所定の液処理を施す液処理装置で
あって、 基板を略水平に保持する保持手段を有し、前記保持手段
に保持された基板の表面に所定の塗布液を塗布して塗布
膜を形成する塗布処理ユニットと、 前記塗布膜が形成された基板の周縁部における塗布膜お
よび前記基板の周縁部に付着した塗布液を除去する周縁
塗布膜除去ユニットと、 前記塗布処理ユニットと前記周縁塗布膜除去ユニットと
の間で塗布膜が形成された基板を搬送する搬送機構と、 を具備し、 前記搬送機構は、 基板を吸着保持する吸着機構および基板を頂点で保持す
る支持ピンが上面に配設された搬送アームと、 前記搬送アームを所定方向に移動させる駆動機構と、 を有することを特徴とする液処理装置。 - 【請求項2】 前記吸着機構は基板の周縁部において基
板を保持するように配置され、前記支持ピンは前記吸着
機構が基板を保持する位置よりも基板の内側において基
板を保持するように配置されていることを特徴とする請
求項1に記載の液処理装置。 - 【請求項3】 基板の両側から基板を下支えして基板を
保持できるように2本の前記搬送アームが対向して配設
され、 前記2本の搬送アームが基板を保持した際に基板の中央
部の位置が下がるように生ずる基板の撓みに合わせて、
前記2本の搬送アームは基板の中央側の高さが低く、基
板の周縁側の高さが高くなるように傾斜を設けて配設さ
れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の液処理装置。 - 【請求項4】 前記搬送アームは、 前記駆動機構に連結された連結部と、 前記連結部と脱着可能な把持部と、を有し、 取り扱う基板の大きさに対応して形状および/または大
きさの異なる把持部を前記連結部に取り付けて用いるこ
とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の液処理装置。 - 【請求項5】 基板に所定の液処理を施す液処理装置で
あって、 基板の表面に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する
塗布処理ユニットと、 塗布膜が形成された基板の周縁部における塗布膜および
前記基板の周縁部に付着した塗布液を除去する周縁塗布
膜除去ユニットを具備し、 前記周縁塗布膜除去ユニットは、 基板を載置する上面の所定位置に複数の支持ピンと複数
の吸着機構が設けられた載置プレートと、 所定の処理液を吐出する処理液吐出ノズルおよび前記処
理液吐出ノズルから吐出された処理液および前記処理液
によって溶解された塗布液を吸引する処理液吸引ノズル
が形成された除去ヘッドと、 を有することを特徴とする液処理装置。 - 【請求項6】 前記吸着機構は、 基板を吸着する吸着パッドと、 前記吸着パッドが基板を吸着できるように吸引する吸引
手段と、 上面が発泡性フッ素樹脂シートで形成され、前記吸着パ
ッドを囲繞するように設けられた包囲台と、 を有し、 前記吸着パッドは基板を吸着すると基板を保持した状態
で基板の自重によって前記包囲台内に沈没し、前記吸着
パッドの沈没によって前記基板は前記包囲台の上面に接
して保持され、かつ、前記基板は前記支持ピンの頂点に
おいても保持されることを特徴とする請求項1から請求
項5のいずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項7】 前記支持ピンとしてポリベンゾイミダゾ
ールとカーボンファイバーを主成分とした複合材料の成
形体を用い、 前記支持ピンは所定の機械的強度を維持できるように外
径の太い下部と外径の細い上部とからなる段差構造を有
し、 前記支持ピンの上部における頂点部は基板との接触面積
が小さくなるように略球面状に形成されていることを特
徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の
液処理装置。 - 【請求項8】 基板に所定の液処理を施す液処理装置で
あって、 基板を略水平に保持する保持手段を有し、前記保持手段
に保持された基板の表面に所定の塗布液を塗布して塗布
膜を形成する塗布処理装置と、 前記塗布膜が形成された基板の周縁部における塗布膜お
よび前記基板の周縁部に付着した塗布液を除去する周縁
塗布膜除去装置と、 前記塗布処理装置と前記周縁塗布膜除去装置との間で塗
布膜が形成された基板を搬送する搬送機構と、 を具備し、 前記搬送機構は、 基板を保持する搬送アームと、 前記搬送アームを前記塗布処理装置と前記周縁塗布膜除
去装置との間で移動させる駆動機構と、 前記駆動機構において発生するパーティクルが外部に拡
散しないように前記駆動機構を覆う防塵カバーと、 前記駆動機構において発生するパーティクルを吸引する
局所集塵機構と、 を有することを特徴とする液処理装置。 - 【請求項9】 前記駆動機構は、 前記塗布処理装置側に設けられた第1のプーリーと、 前記周縁塗布膜除去装置側に設けられた第2のプーリー
と、 前記第1および第2のプーリー間に架設されたベルト
と、 前記第1のプーリーまたは前記第2のプーリーのいずれ
か一方を回転させる回転駆動機構と、を具備し、 前記局所集塵機構は、前記第1および第2のプーリーの
近傍に設けられていることを特徴とする請求項8に記載
の液処理装置。
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- 2001-02-07 JP JP2001030488A patent/JP3818858B2/ja not_active Expired - Fee Related
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