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JP2002226622A - 発泡性ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子、その製造法及び発泡成形体 - Google Patents

発泡性ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子、その製造法及び発泡成形体

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JP2002226622A
JP2002226622A JP2001025086A JP2001025086A JP2002226622A JP 2002226622 A JP2002226622 A JP 2002226622A JP 2001025086 A JP2001025086 A JP 2001025086A JP 2001025086 A JP2001025086 A JP 2001025086A JP 2002226622 A JP2002226622 A JP 2002226622A
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JP
Japan
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rubber
styrene resin
acrylonitrile
weight
resin particles
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JP2001025086A
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Hideaki Tokita
英明 時田
Hiroshi Nakakuki
弘 中岫
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Shigeru Namieno
滋 波江野
Kazuki Okamura
和樹 岡村
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐油性、耐候性及び低温特性を改善
し、低発泡領域での機械的強度に優れ、かつ発泡成型作
業に通常の発泡ポリスチレン用予備発泡・成型設備がそ
のまま適用可能な発泡性樹脂粒子、その製造法及び発泡
成形体を提供する。 【解決手段】 重量平均分子量(Mw)が異なるアクリ
ロニトリル・スチレン共重合体を2種類以上混合して、
分散度(Mw/Mn、Mw:重量平均分子量、Mn:数
平均分子量)を2.3〜5.0に制御されたマトリック
ス成分(I)70〜95重量部に、アクリルグラフト重
合体ゴム成分(II)30〜5重量部(ただし(I)及び
(II)の合計を100重量部とする)及び無機充填剤を
分散したゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒
子に、該樹脂粒子に対して易揮発性発泡剤を3〜15重
量%を含浸してなる発泡性ゴム変性アクリロニトリル・
スチレン系樹脂粒子、該粒子の製造法及び該粒子を用い
た発泡成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡性ゴム変性ア
クリロニトリル・スチレン系樹脂粒子、その製造法及び
耐熱性、耐油性、耐候性、断熱性、低温特性等に優れ、
かつ低発泡倍率領域での機械的強度が優れたゴム変性ア
クリロニトリル・スチレン系樹脂発泡成形体に関する。
【0002】本発明の発泡成形体の用途は特に限定され
ていないが、自動車用軽量化部材、機械部材、建築用部
材、梱包包装材及び断熱材として特に好適に使用され
る。
【0003】
【従来の技術】易揮発性発泡剤を含有する発泡性スチレ
ン系樹脂粒子を水蒸気で加熱して、予備発泡粒子とし、
これを成形型内に充填し、再び加熱することにより、発
泡粒子が加熱融着したスチレン系樹脂発泡成形体が得ら
れる。ポリスチレン系樹脂からなる発泡体は、優れた緩
衝性、断熱性を有し、成形も容易であるため、包装材、
断熱材等として多く用いられているが、耐衝撃性及び柔
軟性が不十分であるという欠点を有している。また、耐
熱性が80〜90℃と低いこと、ガソリン、灯油、エン
ジン油に対する耐油性がほとんどないこと、耐候性が低
いことにより用途が限定されていた。
【0004】耐熱性、耐油性を改良するために、アクリ
ロニトリル・スチレン共重合発泡成形体、ポリオレフィ
ン系樹脂発泡成形体による代替が提案されている。
【0005】アクリロニトリル・スチレン共重合発泡成
形体は、耐熱性、耐油性が改良されるものの、ポリマー
分子の網目構造が緩みにくく、分子間の剛性が強いた
め、十分な発泡性を得ることが難しい。又、発泡時に形
成される気泡径が小さく熱に敏感であるため、成形品の
外観が低下する問題があった。これを補うため、アクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂発泡成形
体が提案されている。
【0006】アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
共重合体の発泡粒子の製造法が特開昭63−7794号
公報に提案されているが、得られた発泡体の機械的強
度、耐熱性とも十分なものではない。
【0007】ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡
体等のポリオレフィン系樹脂発泡成形体は、一般的に耐
衝撃性、柔軟性が優れるものの、低発泡倍率の成形体は
成形品外観及び機械的強度が劣る問題があった。そこで
成形品外観及び機械的強度を改良する方法が、特公昭5
9−43493号公報、特公昭62−33253号公
報、特開昭61−4738号公報、特開2000−63
556公報等に提案されているが、改良の程度が不十分
である。
【0008】又、この発泡成形体の製造に用いられる発
泡性ポリオレフィン系樹脂粒子は含浸させた発泡剤の保
持性が極めて悪いために、速やかに予備発泡して、発泡
粒子とする必要があり、性質上発泡粒子の形態で原料メ
ーカーから、成形加工メーカーへ輸送しなければならな
いため、製造コストが上昇するという問題があった。
又、このような発泡、成形には、汎用的なポリスチレン
発泡体の製造設備が使用できず、特別な付帯設備が必要
であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、二種類以上
のアクリロニトリル・スチレン共重合体を主成分とした
マトリックス成分(I)に、アクリルグラフト重合体ゴ
ム成分(II)及び無機充填剤を分散させた樹脂を用いる
ことによって、従来の発泡ポリスチレンの課題であった
耐熱性、耐油性、耐候性及び低温特性を改善し、低発泡
領域での機械的強度に優れ、かつ発泡成型作業に通常の
発泡ポリスチレン用予備発泡・成型設備がそのまま適用
可能な発泡性樹脂粒子、その製造法及び発泡成形体を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量平均分子
量(Mw)が異なるアクリロニトリル・スチレン共重合
体を2種類以上混合して、分散度(Mw/Mn、Mw:
重量平均分子量、Mn:数平均分子量)を2.3〜5.
0に制御されたマトリックス成分(I)70〜95重量
部に、アクリルグラフト重合体ゴム成分(II)30〜5
重量部(ただし(I)及び(II)の合計を100重量部
とする)及び無機充填剤を分散したゴム変性アクリロニ
トリル・スチレン系樹脂粒子に、該樹脂粒子に対して易
揮発性発泡剤を3〜15重量%を含浸してなる発泡性ゴ
ム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子(第1の
発明)に関する。
【0011】本発明は、第1の発明においてマトリック
ス成分(I)へのアクリルグラフト重合体ゴム成分(I
I)の分散をホットカット法又はストランドダイス−ペ
レタイザー法により行ない、得られたゴム変性アクリロ
ニトリル・スチレン系樹脂粒子を、分散剤を含む水性媒
体中に懸濁させ、易揮発性発泡剤を前記樹脂の軟化点以
上の温度で含浸する発泡性ゴム変性アクリロニトリル・
スチレン系樹脂粒子の製造法に関する。又本発明は、上
記の発泡性ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂
粒子を用いて得られるゴム変性アクリロニトリル・スチ
レン系樹脂発泡成形体に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の発泡性ゴム変性アクリロ
ニトリル・スチレン系樹脂粒子は、アクリロニトリル・
スチレン共重合体の2種類以上を混合したマトリックス
成分(I)70〜95重量部に、アクリルグラフト重合
体ゴム成分(II)30〜5重量部(ただし(I)及び
(II)の合計を100重量部とする)及び無機充填剤分
散した樹脂からなるものである。
【0013】本発明におけるマトリックス成分(I)の
分散度は2.3以上5.0以下であり、2.5以上3.
0以下がより好ましい。分散度が2.3未満の場合には
発泡体とした時の強度が低下し、5.0を越えると発泡
性が低下し、発泡成形体の製造が困難となる。
【0014】本発明におけるゴム変性アクリロニトリル
・スチレン系樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量は
15万以上40万以下が好ましく、18万以上30万以
下がより好ましい。重量平均分子量が15万未満の場
合、発泡体とした時の強度が低下する傾向があり、40
万を越える場合には発泡性が低下し、発泡成形体の製造
が困難となる。
【0015】本発明における重量平均分子量、分散度の
調整は、重量平均分子量、分散度の異なるアクリロニト
リル・スチレン共重合体を2種類以上押出機で混合して
行うことができる。
【0016】本発明で用いられるアクリロニトリル・ス
チレン共重合体は、アクリロニトリルの成分比が10〜
30重量%、ポリスチレン換算の重量平均分子量は流動
性のため50万以下が好ましく、15〜30万がより好
ましい。アクリロニトリルの成分が10重量%未満であ
ると、耐油性及び耐熱性が低下する傾向があり、30重
量%を越えると共重合が困難となる傾向がある。アクリ
ロニトリル・スチレン共重合体は、公知技術が適用で
き、スチレン、アクリロニトリル及びアゾ化合物又は過
酸化物の存在下で、ラジカル重合させ、塊状重合、懸濁
重合、乳化重合等により得られるものである。
【0017】本発明に用いられるアクリルグラフト重合
体ゴム成分(II)は、乳化重合法により、ジエン系共重
合体にアクリル酸エステルを主成分とした単量体とスチ
レン、アクリロニトリル、α−メチルスチレン等のその
他の単量体をグラフト重合した重合体である。ここで使
用されるアクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等が挙げられ
る。
【0018】本発明に用いる無機充填剤としては、タル
ク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等が挙げられ
る。無機充填剤の平均粒径は100ミクロン以下が好ま
しく、30ミクロン以下がより好ましい。平均粒径が1
00ミクロンを越えると、樹脂粒子の気泡サイズを調整
する効果が低下する傾向がある。無機充填剤の配合量は
好ましくはマトリックス成分(I)及びアクリルグラフ
ト重合体ゴム成分(II)に対して0.2〜3重量%、よ
り好ましくは0.5〜2重量%である。0.2重量%未
満又は3重量%を越える量では気泡サイズを調整する効
果が低下する傾向がある。
【0019】本発明のゴム変性アクリロニトリル・スチ
レン系樹脂粒子は、上記の成分(I)、(II)及び無機
充填剤を押出機により溶融混練し、ホットカット法又は
ストランドダイス−ペレタイザー法により得ることがで
きる。この時、樹脂粒子の大きさは0.5〜3.0mm
であることが好ましい。0.5mm未満では、発泡性樹
脂粒子とした時の需要が少なく、3.0mmを越えると
予備発泡粒子の金型への充填が困難となる傾向がある。
更にこの工程において、必要に応じて各種添加剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電
防止剤、カーボンブラック、顔料等を添加することがで
きる。例えば滑剤として、金属石鹸、脂肪酸エステル、
パラフィンワックス等が挙げられる。
【0020】上記で得られたゴム変性アクリロニトリル
・スチレン系樹脂粒子を耐圧密閉容器内で水性媒体中に
懸濁、分散させた状態で、易揮発性発泡剤を樹脂の軟化
点以上の温度で含浸させて発泡性ゴム変性アクリロニト
リル・スチレン系樹脂粒子を製造する。
【0021】本発明に用いる易揮発性発泡剤としては、
イソブタン及びノルマルブタンを主成分とし、この成分
比率が全揮発性発泡剤の50重量%以上とすることが好
ましい。工業的にイソブタン/ノルマルブタン比が40
/60重量%の混合物を、入手可能で利用することがで
きる。又、混合ブタン以外の発泡剤として、プロパン、
n−ペンタン、i−ペンタン、n−ヘキサン、i−ヘキ
サン、シクロペンタン等の沸点が80℃以下の易揮発性
有機化合物をブタンと併用することができる。
【0022】易揮発性発泡剤は、ゴム変性アクリロニト
リル・スチレン系樹脂粒子に対して3〜15重量%、好
ましくは5〜10重量%含有される。易揮発性発泡剤の
含有量が3重量%未満であると、これを加熱して予備発
泡粒子となす時、所望の倍率に発泡できず、15重量%
を越えると、得られる予備発泡粒子の気泡径が大きくな
り、強度の低下を招く。
【0023】易揮発性発泡剤の含浸は、樹脂の軟化点以
上の温度、通常100〜130℃、好ましくは100〜
120℃の温度で行われる。含浸温度が100℃未満で
は得られるゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂
粒子の形状が球状とならない。また、ゴム変性アクリロ
ニトリル・スチレン系樹脂粒子の中心部分に芯(未含浸
部分)ができ、予備発泡粒子とした場合、発泡粒子内に
発泡部分と未発泡部分ができ、該発泡粒子から得られた
発泡成形体は所望の特性を得ることができない。130
℃を越えると分散が不安定となり、ペレット同士が合一
しやすくなる。
【0024】易揮発性発泡剤の含浸時間は、ゴム変性ア
クリロニトリル・スチレン系樹脂粒子の大きさにより変
わるが、特に限定されない。ゴム変性アクリロニトリル
・スチレン系樹脂粒子1ヶ当たりの大きさが1mm程度
であれば、3時間以上、好ましくは6時間以上である。
含浸時間が3時間未満であると得られた発泡性ゴム変性
アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子の中心部分に芯
(未含浸部分)ができる。
【0025】ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹
脂粒子の分散、発泡剤の含浸に通常用いられる添加物、
例えば、分散剤、界面活性剤、不揮発性の可塑剤、溶剤
等を添加することができる。溶剤としては、シクロヘキ
サン、トルエン、エチルベンゼン等を挙げることができ
る。これらは、通常ゴム変性アクリロニトリル・スチレ
ン系樹脂粒子に対して3.0重量%以下好ましくは1.
0重量%以下添加される。
【0026】発泡剤が含浸されたゴム変性アクリロニト
リル・スチレン系樹脂粒子の表面被覆剤には、一般的に
発泡性スチレン系樹脂で用いられているものを使用でき
る。例えば、予備発泡における集塊化防止のために使用
されるステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の
金属石鹸、エチレンビスアミド、ステアリン酸アミドの
ような高級脂肪酸アミドを挙げることができる。これら
の集塊化防止剤は、発泡性ゴム変性アクリロニトリル・
スチレン系樹脂粒子に対して、通常0.05〜0.5重
量%添加される。
【0027】又、成形工程において、ゴム変性アクリロ
ニトリル・スチレン系樹脂発泡粒子の融着促進効果のあ
る添加剤も使用できる。かかる添加剤としては従来公知
のものが使用できる。例えば、ステアリン酸グリセライ
ド、オレイン酸グリセライド等の高級脂肪酸トリエステ
ル、ジエステル、モノエステル類、蔗糖エステル類等が
使用できる。又、ゴム変性アクリロニトリル・スチレン
系樹脂発泡粒子の静電防止剤として使用されるグリセリ
ン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等の多価アルコール類、ソルビタンエ
ステル、高級脂肪酸のエチレングリコール付加物等、ノ
ニオン系界面発生剤と併用して添加される。これら融着
促進剤や静電防止剤は、発泡性ゴム変性アクリロニトリ
ル・スチレン系樹脂粒子に対して、0.005〜0.2
重量%添加される。
【0028】これら被覆剤の被覆法には、特に制限はな
く、従来既知の手段で行うことができる。例えば、リボ
ンブレンダ−、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー、
レディゲミキサー等の混合機を用いることができる。
【0029】発泡性ゴム変性アクリロニトリル・スチレ
ン系樹脂粒子は、ある期間熟成させた後、製品となすこ
とができる。この発泡性ゴム変性アクリロニトリル・ス
チレン系樹脂粒子をスチームにより加熱して、ゴム変性
アクリロニトリル・スチレン系樹脂発泡粒子とし、所定
の形状を有する金型に充填したのち、スチームにより加
熱・融着させ、発泡成形体とすることができる。
【0030】予備発泡は、発泡性ゴム変性アクリロニト
リル・スチレン系樹脂粒子を予備発泡機槽内に投入し、
0.03MPa程度のスチームを圧入することによって
行うことができる。スチームにより発泡されたのち温
風、又は、圧縮空気により乾燥される。排出された予備
発泡粒子は、通常、常温で1日程度放置されたのち、成
形に供される。
【0031】成形は、所望の形状を有し、予備発泡粒子
を閉鎖しうるが密閉しえない金型内へ充填した後、0.
08MPa程度のスチームを導入することによって発泡
粒子同士を加熱融着させ、冷却水、真空状態での蒸発潜
熱により所定時間冷却後、金型から取り出され発泡成形
体となる。これらは、通常ポリスチレン発泡成形体を製
造するのに用いられる成形設備を使用し成形できる。
【0032】以下、実施例及び比較例により本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれらにより制限され
るものではない。
【0033】本実施例で用いたマトリックス成分(I)
(以下AS樹脂とする)の製造法 1.AS樹脂1の製造法 攪拌機を備え付けた内容積2000リットルの反応容器
に、イオン交換水800kg、リン酸三カルシウム16
kg、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.4k
g、アクリロニトリル210kg、スチレン540k
g、α−メチルスチレンダイマー6.0kg、ラウリル
パーオキサイド6.0kg、ビス(ターシャリーブチル
パーオキシ)トリメチルシクロヘキサン0.375kg
を仕込み、68℃で10時間、115℃で3時間加熱
し、重合反応を完結せしめた後、脱水、乾燥し、重量平
均分子量が12.7万、分散度2.0のAS樹脂1を得
た。 2.AS樹脂2の製造法 攪拌機を備え付けた内容積2000リットルの反応容器
に、イオン交換水880kg、リン酸三カルシウム17
kg、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.17
kg、アクリロニトリル238kg、スチレン612k
g、ラウリルパーオキサイド4.25kg、ビス(ター
シャリーブチルパーオキシ)トリメチルシクロヘキサン
0.57kg、n−オクチルメルカプタン2.38kg
を仕込み、62℃で9時間、110℃で3時間加熱し、
重合反応を完結せしめた後、脱水、乾燥し、重量平均分
子量が34.5万、分散度2.4のAS樹脂2を得た。
【0034】本実施例で用いたアクリルグラフト重合体
ゴム成分(II)(以下AAS樹脂とする)の製造法 <第1工程>攪拌機を備え付けた内容積2000リット
ルの反応容器にポリブタジエンラテックス(日本エー
アンド エル(株)製商品名SNX−8004)150
kg(樹脂分換算値=75kg)、イオン交換水350
kg、過硫酸カリウム100g、亜硫酸ナトリウム2
g、オレイン酸ソーダ250gを順次仕込み、引き続
き、アクリル酸ブチル175kgにアリルメタクリレー
ト175kgを溶解した単量体混合液を追加したのち、
窒素置換後65℃に昇温し4.5時間保持し重合率60
%の予備グラフト・アクリルゴムラテックス(樹脂分3
7重量%)を得た。 <第2工程>続いて、イオン交換水700kg、オレイ
ン酸ソーダ5kg、ロンガリット1.4kgを追加した
後、スチレン30kg、アクリロニトリル10kg、ア
リルメタクリレート1kg、ジビニルベンゼン250
g、キュメンハイドロパーオキサイド100g、α−メ
チルスチレンダイマー200gを加え、70℃に昇温
し、2.5時間保温した。引き続き、ピロリン酸ソーダ
300gを追加し、更に、スチレン230kg、アクリ
ロニトリル75kg、キュメンハイドロパーオキサイド
250g、α−メチルスチレンダイマー1500gの単
量体混合液を3.5時間かけて滴下した後、同温度で1
時間、80℃で1時間保温しAAS樹脂を得た。このA
AS樹脂を硫酸アルミ溶液の熱水中で塩析後、脱水乾燥
しAAS樹脂を得た。得られたAAS樹脂中のゴム成分
量は40重量%である。
【0035】実施例1〜2 AS樹脂、AAS樹脂及び無機充填剤を表1に示す組成
比で配合し、混合機(株式会社タマキ製80D−LC7
K)により混合した後、当該混合樹脂を各々別に、47
mm−2軸押出機(株式会社日本製鋼所製、TEX−4
4)で混合・混練後、ホットカットにより約1.2mm
の球形粒子とした。攪拌機付き内容積15リットルの耐
圧密閉容器内に、イオン交換水6310g及び懸濁剤と
してポリビニルアルコール(日本合成化学工業製、ゴー
セノールKH−20)1.9g、リン酸三カルシウム3
8g、活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム0.38gを加えて水性媒体とした。次に得られた
ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子380
0gを入れ、攪拌速度320rpmで懸濁した。その後
80℃まで昇温し、80℃に到達後、混合ブタン(i−
ブタン/n−ブタン比=4/6:重量比)を114gづ
つ、3回に分け窒素で圧入し、115℃まで昇温して8
時間保持した後、30℃以下になるまで冷却し、発泡性
ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子を得
た。無機充填剤は林化成株式会社製商品名ホワイトミク
ロンを用いた。
【0036】重量平均分子量は下記の方法により測定し
た。重量平均分子量の測定:発泡性ゴム変性アクリロニ
トリル・スチレン系樹脂粒子0.2重量%を溶剤THF
(テトラヒドロフラン)に溶解させ、ゴム成分を濾過に
より除去し、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフ)を用いて測定した。その結果を表1に示す。
【0037】得られた発泡性ゴム変性アクリロニトリル
・スチレン系樹脂粒子を取り出し、脱水、乾燥後、8.
6メッシュ通過、18メッシュ残で分級し、更に樹脂粒
子3500gにジンクステアレート3.5g及びひまし
硬化油3.5gを加えて表面を被覆した。
【0038】次に発泡性ゴム変性アクリロニトリル・ス
チレン系樹脂粒子を攪拌機付き内容積70リットルのバ
ッチ発泡機に投入し、圧力0.03MPaスチームを吹
き込み、嵩密度0.1g/cm3 の予備発泡粒子を得
た。
【0039】こうして得られた予備発泡粒子を24時間
放置した後、該発泡粒子を閉鎖し得るが密閉しえない金
型内に充填し、発泡スチレン系樹脂成形機(ダイセン工
業製、VS−500)を用いて、スチームにより加熱す
ることにより、嵩密度0.1g/cm3 の発泡成形体を
得た。なお成形条件は以下に示す。 ・スチーム圧力 0.08MPa ・加熱時間(金型加熱、一方加熱、両面加熱)21秒 ・水冷時間 5秒 ・真空放冷 取り出し面圧 0.01MPa 得られた発泡成形体は、発泡粒子同士の融着も良く、収
縮のない外観の良好なものであった。
【0040】得られた発泡形成体について、下記の試験
方法、評価方法により、成形品外観、圧縮強度、曲げ強
度、引張強度、耐熱性、耐油性、耐衝撃性の評価を実施
した。その結果を表1に示す。表1より本発明になるゴ
ム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂発泡成形体
は、耐熱性、耐油性、緩衝特性、断熱性に優れ、かつ、
低発泡倍率領域での機械的強度が優れたものであること
が示される。
【0041】1.成形品外観;発泡成形体の表面外観を
目視により下記を基準に評価した。 ◎;粒子間間隙、収縮がほとんどない。 ○:粒子間間隙、収縮が若干見られる。 △;粒子間間隙、収縮が見られる。 ×;著しい粒子間間隙、収縮が見られる。 2.圧縮強度;得られた発泡体を、JIS Z 0234
に準拠して、縦50mm×横50mm×厚み50mmの
試験体とし、厚み方向に毎分10mmの速度で圧縮し、
初期厚みに対して25%の圧縮歪を生じた時の応力値か
ら圧縮強度を求めた。 3.曲げ強度;得られた発泡体を、JIS A 9511
に準拠して、縦300mm×横50mm×厚み25mm
の試験体とし、支点間距離20cmでセットし、毎分1
0mmの速度で試験体中央へ荷重をかけ、試験体が割
れ、破壊したときの応力値から曲げ強度を求めた。 4.引張強度;得られた発泡体を、JIS K 6767
に準拠して、縦40mm×横40mm×高さ60mmの
試験体とし、試験体の両面をジグに接着剤で接着し、毎
分10mmの速度で引っ張り、試験体が切断した時の応
力値から引張強度を求めた。 5.耐熱性;得られた発泡体を、JIS K 6767に
準拠して、縦100mm×横100mm×厚み25mm
の試験体とし、雰囲気温度100℃における寸法変化を
測定し、寸法変化率を求めた。 6.耐油性;得られた発泡体を、ASTD D 543−
56Tに準拠し、ガソリン浸漬による外観変化について
評価した。 ○;変化なし △;わずかに変形 ×;膨潤変形 7.耐衝撃性;得られた発泡体を、縦100mm×横3
0mm×厚み25mmの試験体とし、重さ260gのお
もりを、高さ5cm間隔で落下させ、破壊した時の落下
高さを耐衝撃強度とした。
【0042】比較例1〜2 AS樹脂をそれぞれ1種類とした以外は、実施例1と同
様にして発泡成形体を得た。その評価結果を表1に示
す。
【0043】比較例3 無機充填剤(タルク)を混合しない以外は、実施例1と
同様にして発泡成形体を得た。その評価結果を表1に示
す。
【0044】比較例4 AAS樹脂を混合しない以外は、実施例1と同様にして
発泡成形体を得た。その評価結果を表1に示す。
【0045】比較例1〜4のいずれの発泡体も、耐熱
性、耐油性は十分であるものの、機械的強度が十分では
なかった。
【0046】比較例4 AAS樹脂を混合しない以外は、実施例1と同様にして
発泡成形体を得た。その評価結果を表1に示す。
【0047】比較例5 一般的な発泡性スチレン樹脂粒子(EPS)(日立化成
工業(株)製 発泡ポリスチレンビーズ−ハイビーズS
SB)とした以外は実施例1と同様に発泡、成形を行
い、発泡成形体を得た。その評価結果を表1に示す。
【0048】比較例6 市販の発泡粒子からなる発泡ポリプロピレン成形体(E
PP、三菱フォームプラスチック(株)製、EPポー
ル)について、評価した結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明になる発泡性ゴム変性アクリロニ
トリル・スチレン系樹脂粒子より得られる発泡成形体
は、耐熱性、耐油性、耐候性、緩衝特性、断熱性に優
れ、かつ、特に低倍領域の機械的強度が優れた特性を有
し、自動車用軽量化部材、機械部材、建築用部材、梱包
包装材、断熱材等用途に好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波江野 滋 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井事業所内 (72)発明者 岡村 和樹 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井事業所内 Fターム(参考) 4F074 AA09D AA33 AG01 CA34 CA49 CB68 DA32 DA33 DA35 DA37 4J002 BC06W BC06X BN143 DJ046 EA017 FD016 FD327 GG02 GL00 GM00 GN00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量(Mw)が異なるアクリ
    ロニトリル・スチレン共重合体を2種類以上混合して、
    分散度(Mw/Mn、Mw:重量平均分子量、Mn:数
    平均分子量)を2.3〜5.0に制御されたマトリック
    ス成分(I)70〜95重量部に、アクリルグラフト重
    合体ゴム成分(II)30〜5重量部(ただし(I)及び
    (II)の合計を100重量部とする)及び無機充填剤を
    分散したゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒
    子に、該樹脂粒子に対して易揮発性発泡剤を3〜15重
    量%を含浸してなる発泡性ゴム変性アクリロニトリル・
    スチレン系樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 マトリックス成分(I)が、アクリロニ
    トリル・スチレン共重合体であり、アクリロニトリルの
    成分比が10〜30重量%、重量平均分子量が10万〜
    50万のものを2種類以上混合する請求項1記載の発泡
    性ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子。
  3. 【請求項3】 アクリルグラフト重合体ゴム成分(II)
    が、ジエン系共重合体に、アクリル酸エステルを主成分
    とした単量体及びその他の単量体をグラフト重合させた
    重合体である請求項1記載の発泡性ゴム変性アクリロニ
    トリル・スチレン系樹脂粒子。
  4. 【請求項4】 マトリックス成分(I)へのアクリルグ
    ラフト重合体ゴム成分(II)の分散をホットカット法又
    はストランドダイス−ペレタイザー法により行ない、得
    られたゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子
    を、分散剤を含む水性媒体中に懸濁させ、易揮発性発泡
    剤を前記樹脂の軟化点以上の温度で含浸する請求項1〜
    3のいずれかに記載の発泡性ゴム変性アクリロニトリル
    ・スチレン系樹脂粒子の製造法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の発泡性
    ゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂粒子を用い
    て得られるゴム変性アクリロニトリル・スチレン系樹脂
    発泡成形体。
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