JP2002222022A - 電子機器システム及び電子機器システムの起動方法 - Google Patents
電子機器システム及び電子機器システムの起動方法Info
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- JP2002222022A JP2002222022A JP2001019476A JP2001019476A JP2002222022A JP 2002222022 A JP2002222022 A JP 2002222022A JP 2001019476 A JP2001019476 A JP 2001019476A JP 2001019476 A JP2001019476 A JP 2001019476A JP 2002222022 A JP2002222022 A JP 2002222022A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】OS起動前のユーザ認証方法として、パスワー
ドか生体データのどちらか一方が登録しておいたデータ
と一致すればOSが起動する電子機器の起動方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】システムの電源がONされると、制御部3
は、ユーザ識別データ保存部6に指紋データが登録され
ているか否か、また、指紋センサ2が使用可能であるか
否かを判断し、予め指紋が登録されていない、又は指紋
センサ2が使用可能状態に無い場合は、表示部6にパス
ワードの入力を促す画面を表示する。予め指紋データ登
録済みで且つ指紋センサ2が使用可能状態であれば、指
紋データ若しくはパスワードのどちらかの入力を促す画
面を表示部6に表示する。入力されたデータと登録済み
のデータとを照合し、照合結果に応じてシステムの起動
可否を決定し、OS起動/シャットダウンの処理を行
う。
ドか生体データのどちらか一方が登録しておいたデータ
と一致すればOSが起動する電子機器の起動方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】システムの電源がONされると、制御部3
は、ユーザ識別データ保存部6に指紋データが登録され
ているか否か、また、指紋センサ2が使用可能であるか
否かを判断し、予め指紋が登録されていない、又は指紋
センサ2が使用可能状態に無い場合は、表示部6にパス
ワードの入力を促す画面を表示する。予め指紋データ登
録済みで且つ指紋センサ2が使用可能状態であれば、指
紋データ若しくはパスワードのどちらかの入力を促す画
面を表示部6に表示する。入力されたデータと登録済み
のデータとを照合し、照合結果に応じてシステムの起動
可否を決定し、OS起動/シャットダウンの処理を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体データを用い
る電子機器システムおよび電子機器システムの起動方法
に関する。
る電子機器システムおよび電子機器システムの起動方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以後、
パソコンと称す)等の電子機器を起動する際に、特定ユ
ーザを認証する方法として、文字・数字の組合せから成
るパスワードを照合して、ユーザを認証する方法(以
後、パスワード認証方法と称す)が用いられている。
パソコンと称す)等の電子機器を起動する際に、特定ユ
ーザを認証する方法として、文字・数字の組合せから成
るパスワードを照合して、ユーザを認証する方法(以
後、パスワード認証方法と称す)が用いられている。
【0003】また、近年、パスワード認証方法以外に
も、指紋に代表される生体データを照合してユーザを認
証する方法(以後、指紋認証方法と称す)も急速に普及
して来ている。
も、指紋に代表される生体データを照合してユーザを認
証する方法(以後、指紋認証方法と称す)も急速に普及
して来ている。
【0004】特に、指紋認証方法は、1.パスワード方
法に比べてキーボードを使った入力を必要としない、
2.パスワードのように覚えておく必要がない、3.指
紋情報は他人と異なるなど、簡便さ及びセキュリティ面
で有効的な方法である。
法に比べてキーボードを使った入力を必要としない、
2.パスワードのように覚えておく必要がない、3.指
紋情報は他人と異なるなど、簡便さ及びセキュリティ面
で有効的な方法である。
【0005】このような指紋認証による電子機器のセキ
ュリティとしては、特開2000−122975公報で
は、指紋を含む複数のバイオメトリクスデータをユーザ
確認手段として用い、ログオン許可などを実現するバイ
オメトリクスによるユーザ確認システム及び記憶媒体が
開示されている。
ュリティとしては、特開2000−122975公報で
は、指紋を含む複数のバイオメトリクスデータをユーザ
確認手段として用い、ログオン許可などを実現するバイ
オメトリクスによるユーザ確認システム及び記憶媒体が
開示されている。
【0006】また、特登 2967764号公報では、
非接触ICカードにより指紋認証を行った結果をコンピュ
ータに送信しログインをすると言った、非接触ICカー
ドおよびそれを用いたログイン方法といった技術が開示
されている。
非接触ICカードにより指紋認証を行った結果をコンピュ
ータに送信しログインをすると言った、非接触ICカー
ドおよびそれを用いたログイン方法といった技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、特開2000−122975公報では、確認手段
の一つに、生体データを用いるが、使用者側で、ログイ
ン時の照合方式を自由に選択することが可能となってい
るが、選択した認証方法全てについて、照合をする必要
があり、全ての照合について、許可になった場合のみ電
子機器のログオン許可となるため、その選択した照合方
式が一つでも、マッチし無かった場合にログオンはでき
ない。また、その照合に要する生体データが複数あるた
め、どの生体データを登録しているのか等データ管理が
困難である。
では、特開2000−122975公報では、確認手段
の一つに、生体データを用いるが、使用者側で、ログイ
ン時の照合方式を自由に選択することが可能となってい
るが、選択した認証方法全てについて、照合をする必要
があり、全ての照合について、許可になった場合のみ電
子機器のログオン許可となるため、その選択した照合方
式が一つでも、マッチし無かった場合にログオンはでき
ない。また、その照合に要する生体データが複数あるた
め、どの生体データを登録しているのか等データ管理が
困難である。
【0008】また、特登 2967764号公報記載の
非接触カードを用いる場合では、必ず、カードとシステ
ムとが同じ無線方式に応じたものでことが必要となる。
また、カード側に、指紋登録データ及び、パスワードと
を記憶しているので、カードを紛失した場合などに、シ
ステムにログインすることができなくなるといった問題
がある。
非接触カードを用いる場合では、必ず、カードとシステ
ムとが同じ無線方式に応じたものでことが必要となる。
また、カード側に、指紋登録データ及び、パスワードと
を記憶しているので、カードを紛失した場合などに、シ
ステムにログインすることができなくなるといった問題
がある。
【0009】さらに、ログイン方法が、生体データのみ
によるものである場合は、例えば指紋のみの認証では指
紋に傷がついたときなど、指紋の情報に変化が起こった
場合に、ユーザ本人であるのに認証で拒否されてしま
い、その後システムへのログインを拒否されることが考
えられる。
によるものである場合は、例えば指紋のみの認証では指
紋に傷がついたときなど、指紋の情報に変化が起こった
場合に、ユーザ本人であるのに認証で拒否されてしま
い、その後システムへのログインを拒否されることが考
えられる。
【0010】そこで、本発明では電子機器システム起動
時のユーザ認証方法として、セキュリティ面で有用で且
つ、指紋情報に変化が起こった場合でも柔軟に対応可能
な電子機器システムおよび電子機器システムの起動方法
を提供することを目的とする。
時のユーザ認証方法として、セキュリティ面で有用で且
つ、指紋情報に変化が起こった場合でも柔軟に対応可能
な電子機器システムおよび電子機器システムの起動方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、請求項1にかかる発明では、使用者の本人確認を行
う電子機器システムであって、使用者の生体データを入
力する手段と、パスワードを入力する文字入力手段と、
使用者の生体データ及びパスワードを予め記憶する記憶
手段と、電子機器システムへの電源投入時に、生体デー
タ又はパスワードを入力する旨の指示を提示する指示手
段と、生体データ入力手段から生体データを入力された
場合は、記憶手段に記憶されている生体データとの照合
を行ない、文字入力手段からパスワードの入力があった
場合は、記憶手段に予め記憶されているパスワードとの
照合を行なう照合手段と、照合手段の照合結果に応じ
て、電子機器システムの使用可否を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする。
に、請求項1にかかる発明では、使用者の本人確認を行
う電子機器システムであって、使用者の生体データを入
力する手段と、パスワードを入力する文字入力手段と、
使用者の生体データ及びパスワードを予め記憶する記憶
手段と、電子機器システムへの電源投入時に、生体デー
タ又はパスワードを入力する旨の指示を提示する指示手
段と、生体データ入力手段から生体データを入力された
場合は、記憶手段に記憶されている生体データとの照合
を行ない、文字入力手段からパスワードの入力があった
場合は、記憶手段に予め記憶されているパスワードとの
照合を行なう照合手段と、照合手段の照合結果に応じ
て、電子機器システムの使用可否を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0012】このような構成により、電子機器起動時の
使用者認証において、生体データもしくはパスワードの
入力により電子機器の起動可否を制御可能であり、生体
データに変化が起き、生体データによる使用者認証がで
きなくなった場合でも、パスワードによる使用者認証が
可能であり、使用者認証が柔軟に対応可能である電子機
器システムを提供することが可能となる。
使用者認証において、生体データもしくはパスワードの
入力により電子機器の起動可否を制御可能であり、生体
データに変化が起き、生体データによる使用者認証がで
きなくなった場合でも、パスワードによる使用者認証が
可能であり、使用者認証が柔軟に対応可能である電子機
器システムを提供することが可能となる。
【0013】また、請求項6にかかる発明では、電子機
器本体と、電子機器本体に着脱可能に接続する生体デー
タ入力部とからなり、使用者の本人確認を行う電子機器
システムであって、生体データ入力部は、使用者の生体
データを入力する手段と、生体データを用いて、使用者
の確認を実行するプログラムを記憶する第1の記憶手段
とを具備し、電子機器本体は、パスワードを入力する文
字入力手段と、使用者の生体データ及びパスワードを予
め記憶している第2の記憶手段と、使用者に、生体デー
タまたはパスワードの入力の操作を促す指示手段とを具
備し、電子機器本体はさらに、第1の記憶手段からプロ
グラムを読み込み、指示手段により生体データまたはパ
スワードの入力を促し、生体データ入力部から生体デー
タの入力が行なわれた場合は、第2の記憶手段に記憶さ
れている生体データとの照合を行ない、文字入力手段か
らパスワードの入力があった場合は、パスワードとの照
合を行なう照合手段と、照合手段の照合結果に応じて、
電子機器本体の使用可否を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
器本体と、電子機器本体に着脱可能に接続する生体デー
タ入力部とからなり、使用者の本人確認を行う電子機器
システムであって、生体データ入力部は、使用者の生体
データを入力する手段と、生体データを用いて、使用者
の確認を実行するプログラムを記憶する第1の記憶手段
とを具備し、電子機器本体は、パスワードを入力する文
字入力手段と、使用者の生体データ及びパスワードを予
め記憶している第2の記憶手段と、使用者に、生体デー
タまたはパスワードの入力の操作を促す指示手段とを具
備し、電子機器本体はさらに、第1の記憶手段からプロ
グラムを読み込み、指示手段により生体データまたはパ
スワードの入力を促し、生体データ入力部から生体デー
タの入力が行なわれた場合は、第2の記憶手段に記憶さ
れている生体データとの照合を行ない、文字入力手段か
らパスワードの入力があった場合は、パスワードとの照
合を行なう照合手段と、照合手段の照合結果に応じて、
電子機器本体の使用可否を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0014】このような構成により、電子機器起動時の
使用者認証において、生体データによる認証が可能か否
か判断し、生体データ認証が可能な場合は、生体データ
若しくはパスワードの入力により電子機器の起動可否を
制御可能であり、生体データ認証ができない場合は、パ
スワードの認証を使用者に促し、状況に応じて、認証処
理を柔軟に対応可能とする電子機器システムを提供する
ことが可能となる。
使用者認証において、生体データによる認証が可能か否
か判断し、生体データ認証が可能な場合は、生体データ
若しくはパスワードの入力により電子機器の起動可否を
制御可能であり、生体データ認証ができない場合は、パ
スワードの認証を使用者に促し、状況に応じて、認証処
理を柔軟に対応可能とする電子機器システムを提供する
ことが可能となる。
【0015】また、請求項11にかかる発明では、生体
データを入力する手段と、パスワードを入力する手段と
を具備する電子機器システムの起動方法であって、使用
者に、生体データまたはパスワードの入力を促し、生体
データ入力手段から生体データを入力された場合は、電
子機器システムが具備する第1の記憶手段に登録してい
る生体データとの照合を行ない、文字入力手段からパス
ワードの入力があった場合は、第1の記憶手段に記憶さ
れているパスワードとの照合を行ない、照合結果に応じ
て、電子機器システムの使用可否を制御することを特徴
とする。
データを入力する手段と、パスワードを入力する手段と
を具備する電子機器システムの起動方法であって、使用
者に、生体データまたはパスワードの入力を促し、生体
データ入力手段から生体データを入力された場合は、電
子機器システムが具備する第1の記憶手段に登録してい
る生体データとの照合を行ない、文字入力手段からパス
ワードの入力があった場合は、第1の記憶手段に記憶さ
れているパスワードとの照合を行ない、照合結果に応じ
て、電子機器システムの使用可否を制御することを特徴
とする。
【0016】このような構成により、電子機器起動時の
使用者認証において、生体データもしくはパスワードの
入力により電子機器の起動可否を制御可能であり、生体
データに変化が起き、生体データによる使用者認証がで
きなくなった場合でも、パスワードによる使用者認証が
可能であり、使用者認証が柔軟に対応可能である電子機
器システムの起動方法を提供することが可能である。
使用者認証において、生体データもしくはパスワードの
入力により電子機器の起動可否を制御可能であり、生体
データに変化が起き、生体データによる使用者認証がで
きなくなった場合でも、パスワードによる使用者認証が
可能であり、使用者認証が柔軟に対応可能である電子機
器システムの起動方法を提供することが可能である。
【0017】また、請求項13にかかる発明では、生体
データを入力する生体データ入力手段と、パスワードを
入力する文字入力手段とを具備する電子機器システムの
起動方法であって、電子機器システムの電源が投入され
た際に、予め使用者の生体データが登録されているか否
か判断し、生体データ入力手段が使用可能であるか否か
判断し、予め生体データの登録が成されており且つ生体
データ入力手段が使用可能状態である場合は、生体デー
タ、若しくはパスワードの入力を促し、生体データ入力
手段から生体データを入力された場合は、予め登録され
ている生体データとの照合を行ない、文字入力手段から
パスワードの入力があった場合は、予め登録されている
パスワードとの照合を行ない、照合結果に応じて、電子
機器システムの使用可否を制御し、生体データが登録さ
れていない場合、若しくは生体データ入力手段が使用不
可能状態である場合は、パスワードの入力を促し、文字
入力手段から入力されるパスワードと、予め登録されて
いるパスワードとの照合を行い、照合結果に応じて、電
子機器システムの使用可否を制御することを特徴とす
る。
データを入力する生体データ入力手段と、パスワードを
入力する文字入力手段とを具備する電子機器システムの
起動方法であって、電子機器システムの電源が投入され
た際に、予め使用者の生体データが登録されているか否
か判断し、生体データ入力手段が使用可能であるか否か
判断し、予め生体データの登録が成されており且つ生体
データ入力手段が使用可能状態である場合は、生体デー
タ、若しくはパスワードの入力を促し、生体データ入力
手段から生体データを入力された場合は、予め登録され
ている生体データとの照合を行ない、文字入力手段から
パスワードの入力があった場合は、予め登録されている
パスワードとの照合を行ない、照合結果に応じて、電子
機器システムの使用可否を制御し、生体データが登録さ
れていない場合、若しくは生体データ入力手段が使用不
可能状態である場合は、パスワードの入力を促し、文字
入力手段から入力されるパスワードと、予め登録されて
いるパスワードとの照合を行い、照合結果に応じて、電
子機器システムの使用可否を制御することを特徴とす
る。
【0018】このような構成により、電子機器起動時の
使用者認証において、生体データによる認証が可能か否
か判断し、生体データ認証が可能な場合は、生体データ
若しくはパスワードの入力により電子機器の起動可否を
制御可能であり、生体データ認証ができない場合は、パ
スワードの認証を使用者に促し、状況に応じて、認証処
理を柔軟に対応可能とする電子機器システムの起動方法
を提供することが可能である。
使用者認証において、生体データによる認証が可能か否
か判断し、生体データ認証が可能な場合は、生体データ
若しくはパスワードの入力により電子機器の起動可否を
制御可能であり、生体データ認証ができない場合は、パ
スワードの認証を使用者に促し、状況に応じて、認証処
理を柔軟に対応可能とする電子機器システムの起動方法
を提供することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0020】本実施形態では、生体データとして、指紋
データを用いる例について説明する。
データを用いる例について説明する。
【0021】図1に、本実施形態に係る、電子機器シス
テムのハードウェア構成図を示す。
テムのハードウェア構成図を示す。
【0022】ユーザインターフェースとして、キーボー
ド1と指紋センサ2を具備し、これらは、システム全体
の制御および、ログイン認証処理の制御を司る制御部3
に接続している。
ド1と指紋センサ2を具備し、これらは、システム全体
の制御および、ログイン認証処理の制御を司る制御部3
に接続している。
【0023】この制御部3には、ログイン認証処理の認
証プログラムを保存する認証プログラム保存部4と、ユ
ーザが登録したパスワードおよび指紋データを保存する
ユーザ識別データ保存部5とが接続している。
証プログラムを保存する認証プログラム保存部4と、ユ
ーザが登録したパスワードおよび指紋データを保存する
ユーザ識別データ保存部5とが接続している。
【0024】また、ユーザに対し、各種情報や操作を促
すための情報を提示するための表示部6も、制御部3と
接続している。
すための情報を提示するための表示部6も、制御部3と
接続している。
【0025】キーボード1は、本システムのユーザイン
ターフェースの1つであり、通常は、システムの操作を
行なうが、文字・数字の組合せから成るパスワードを入
力する際にも用いる。
ターフェースの1つであり、通常は、システムの操作を
行なうが、文字・数字の組合せから成るパスワードを入
力する際にも用いる。
【0026】指紋センサ2は、指紋データを入力する際
のインターフェースであり、表示部6に表示される指示
に従い、指紋センサ2に指を接触させることにより、ユ
ーザの指紋を読み込むものである。この指紋センサ2
は、このシステムに内蔵されるものも考えられるが、そ
の他に、PCカードのものや、USBにより接続するも
のなどが考えられる。
のインターフェースであり、表示部6に表示される指示
に従い、指紋センサ2に指を接触させることにより、ユ
ーザの指紋を読み込むものである。この指紋センサ2
は、このシステムに内蔵されるものも考えられるが、そ
の他に、PCカードのものや、USBにより接続するも
のなどが考えられる。
【0027】制御部3は、システム全体の制御を司り、
認証プログラム保存部4から、指紋認証プログラムを読
出し、認証プログラムを実行、制御するものである。
認証プログラム保存部4から、指紋認証プログラムを読
出し、認証プログラムを実行、制御するものである。
【0028】認証プログラム保存部4は、後述する指紋
認証プログラムを記憶しており、制御部3により読み出
される。
認証プログラムを記憶しており、制御部3により読み出
される。
【0029】ユーザ識別データ保存部5は、ユーザが登
録した文字・数字から成るパスワード及びユーザの指紋
データを記憶保存するものであり、ユーザ毎にパスワー
ドと指紋データとを記憶している。
録した文字・数字から成るパスワード及びユーザの指紋
データを記憶保存するものであり、ユーザ毎にパスワー
ドと指紋データとを記憶している。
【0030】表示部6は、ユーザに対して視覚的に情報
を提示するものであり、CRTやLCDなどの表示装置
が用いられる。
を提示するものであり、CRTやLCDなどの表示装置
が用いられる。
【0031】図2に、電子機器システムの例の斜視図を
示す。
示す。
【0032】本発明に係る電子機器システムの例とし
て、図2のようなパソコン13が挙げられる。
て、図2のようなパソコン13が挙げられる。
【0033】パソコン13は、本体ケース12と表示部
ケース13と表示部6とキーボード1とを有する。本体
ケース12はその上面部にキーボード1を配設してい
る。本体ケース12と表示部ケース13とは、ヒンジ部
14により回動可能に接続している。表示部ケース13
は、表示部6の表示領域が可視状態となるよう表示部6
の周辺部を保持している。本体ケース12側面にはPC
カードを着脱可能に接続するPCカードスロット15を
有し、このPCカードスロット15に、PCカードの形
で提供される指紋センサ2が挿入している。
ケース13と表示部6とキーボード1とを有する。本体
ケース12はその上面部にキーボード1を配設してい
る。本体ケース12と表示部ケース13とは、ヒンジ部
14により回動可能に接続している。表示部ケース13
は、表示部6の表示領域が可視状態となるよう表示部6
の周辺部を保持している。本体ケース12側面にはPC
カードを着脱可能に接続するPCカードスロット15を
有し、このPCカードスロット15に、PCカードの形
で提供される指紋センサ2が挿入している。
【0034】次に、まずユーザ認証の核となる指紋認証
の処理について図3を用いて説明する。図3は、指紋認
証プログラムのフローチャートである。
の処理について図3を用いて説明する。図3は、指紋認
証プログラムのフローチャートである。
【0035】まず、制御部3が認証プログラム保存部4
から、指紋認証プログラムを読み出し(ステップS10
1)、以後説明する認証プログラムを実行する。
から、指紋認証プログラムを読み出し(ステップS10
1)、以後説明する認証プログラムを実行する。
【0036】指紋認証プログラムでは、まず指紋センサ
2からユーザの指紋データを読取る(ステップS10
2)。ここで、指紋センサ2により指紋データが読取れ
なければ(ステップS102のNO)、エラー処理1を
行なう(ステップS103)。
2からユーザの指紋データを読取る(ステップS10
2)。ここで、指紋センサ2により指紋データが読取れ
なければ(ステップS102のNO)、エラー処理1を
行なう(ステップS103)。
【0037】エラー処理1は、表示部6に、指紋データ
が読み取れない旨のメッセージの表示を行なったり、図
示しないスピーカから警告音を発生させるなど、ユーザ
に読取エラーであることを通知する。
が読み取れない旨のメッセージの表示を行なったり、図
示しないスピーカから警告音を発生させるなど、ユーザ
に読取エラーであることを通知する。
【0038】指紋センサ2により指紋データが読取れた
場合(ステップS102のYES)、次のステップで既
に登録されている指紋データ(以後、既登録データと称
す)との比較を行なう。
場合(ステップS102のYES)、次のステップで既
に登録されている指紋データ(以後、既登録データと称
す)との比較を行なう。
【0039】指紋データが読み取れた際に、制御部3が
ユーザ識別データ保存部5から、既登録データを読み出
す(ステップS104)。指紋センサ2により読みとっ
た指紋データ(以後、認証対象データ)と、既登録デー
タとを比較し(ステップS105)、2つのデータが一
致していた場合には(ステップS105のYES)、ユ
ーザ認証成功となり指紋認証処理を終了する。
ユーザ識別データ保存部5から、既登録データを読み出
す(ステップS104)。指紋センサ2により読みとっ
た指紋データ(以後、認証対象データ)と、既登録デー
タとを比較し(ステップS105)、2つのデータが一
致していた場合には(ステップS105のYES)、ユ
ーザ認証成功となり指紋認証処理を終了する。
【0040】ここで、ユーザ識別データ保存部6に複数
の指紋データが登録されている場合には、これら複数の
既登録データと認証対象データとの比較を繰り返す。
の指紋データが登録されている場合には、これら複数の
既登録データと認証対象データとの比較を繰り返す。
【0041】既登録データと認証対象データとが一致し
ない場合(ステップS106のNO)、エラー処理2を
行なう(ステップS107)。エラー処理2では、表示
部6に指紋センサ2により読みとった指紋データが、既
登録データと一致しない旨のメッセージを表示させる。
また、さらに他の指を指紋センサにより読み取るように
促すメッセージを表示しても良い。
ない場合(ステップS106のNO)、エラー処理2を
行なう(ステップS107)。エラー処理2では、表示
部6に指紋センサ2により読みとった指紋データが、既
登録データと一致しない旨のメッセージを表示させる。
また、さらに他の指を指紋センサにより読み取るように
促すメッセージを表示しても良い。
【0042】上記のように、ユーザの指紋認証処理が行
なわれる
なわれる
【0043】続いて、上述した指紋認証プログラムを利
用して、パスワードまたは指紋によるユーザ認証処理を
行なうフローチャートを図4に示す。
用して、パスワードまたは指紋によるユーザ認証処理を
行なうフローチャートを図4に示す。
【0044】まずシステムの電源がONされると、制御
部3は、ユーザ識別データ保存部6に指紋データが登録
されているか否かをチェックする(ステップS20
1)。
部3は、ユーザ識別データ保存部6に指紋データが登録
されているか否かをチェックする(ステップS20
1)。
【0045】なんらかの指紋データが登録されていると
(ステップS201のYES)、次に指紋センサ2の有
無を確認する(ステップS202)。これは、指紋セン
サ2がPCカードの形状をしたものや、USBにより接
続するものである場合や、別途電源供給を受けている場
合などが考えられるためであり、指紋センサ2が使用可
能であるか否かを判断する。
(ステップS201のYES)、次に指紋センサ2の有
無を確認する(ステップS202)。これは、指紋セン
サ2がPCカードの形状をしたものや、USBにより接
続するものである場合や、別途電源供給を受けている場
合などが考えられるためであり、指紋センサ2が使用可
能であるか否かを判断する。
【0046】上記ステップS201とステップS202
の判定により表示部6に表示する入力画面を3種類に分
ける。
の判定により表示部6に表示する入力画面を3種類に分
ける。
【0047】指紋が登録されていない場合(ステップS
201のNO)は、図5に示す入力画面を表示部6に表
示し(ステップS203)、指紋データは登録されてい
るが(ステップS201のYES)、指紋センサ2が無
い(電源OFF、非接続等)場合(ステップS202の
NO)は、図6に示す入力画面を表示部6に表示する
(ステップS204)。指紋データが登録されており
(ステップS201のYES)、且つ指紋センサ2があ
る(電源ON、接続済み等)場合(ステップS202の
YES)は図7に示す入力画面を表示部6に表示する
(ステップS205)。
201のNO)は、図5に示す入力画面を表示部6に表
示し(ステップS203)、指紋データは登録されてい
るが(ステップS201のYES)、指紋センサ2が無
い(電源OFF、非接続等)場合(ステップS202の
NO)は、図6に示す入力画面を表示部6に表示する
(ステップS204)。指紋データが登録されており
(ステップS201のYES)、且つ指紋センサ2があ
る(電源ON、接続済み等)場合(ステップS202の
YES)は図7に示す入力画面を表示部6に表示する
(ステップS205)。
【0048】図5乃至図7に示す入力画面は、ユーザに
対して、ユーザがどのような認証処理を行えば良いのか
を明確にするためである。
対して、ユーザがどのような認証処理を行えば良いのか
を明確にするためである。
【0049】夫々、入力画面表示後、ユーザ認証エラー
の際に、リトライの機会を与える為のエラーカウント変
数“N”を0にセットする(ステップS206)。
の際に、リトライの機会を与える為のエラーカウント変
数“N”を0にセットする(ステップS206)。
【0050】まず、指紋センサ若しくは登録された指紋
データ(既登録データ)が無い場合について説明する。
データ(既登録データ)が無い場合について説明する。
【0051】指紋センサ2及び既登録データが無い場合
は、指紋認証を行うことができ無いため、パスワードに
よるログイン処理のみを行なう。よってステップS20
7のキー入力の判定を行ないキー入力が無い場合(ステ
ップS207のNO)は、指紋センサ2若しくは登録指
紋データも無いので(ステップS208のNO)、再び
ステップS207に戻り、キー入力が行なわれるまで、
このループを繰り返す。
は、指紋認証を行うことができ無いため、パスワードに
よるログイン処理のみを行なう。よってステップS20
7のキー入力の判定を行ないキー入力が無い場合(ステ
ップS207のNO)は、指紋センサ2若しくは登録指
紋データも無いので(ステップS208のNO)、再び
ステップS207に戻り、キー入力が行なわれるまで、
このループを繰り返す。
【0052】キー入力が有ると(ステップS207のY
ES)、パスワードによる認証処理を開始する。
ES)、パスワードによる認証処理を開始する。
【0053】パスワード認証処理(ステップS209)
では、キーボード1から入力された数字・文字を保存
し、パスワード入力終了する(リターンキーが押され
る)までに入力された文字列をユーザから入力されたパ
スワードとして判断する。
では、キーボード1から入力された数字・文字を保存
し、パスワード入力終了する(リターンキーが押され
る)までに入力された文字列をユーザから入力されたパ
スワードとして判断する。
【0054】パスワード入力終了の判定(ステップS2
10)でパスワード入力が終了された場合(ステップS
210のYES)、入力されたパスワードとユーザ識別
データ保存部5に保存されているパスワード(予めユー
ザが登録しておいたパスワード)との比較をおこなう
(ステップS211)。
10)でパスワード入力が終了された場合(ステップS
210のYES)、入力されたパスワードとユーザ識別
データ保存部5に保存されているパスワード(予めユー
ザが登録しておいたパスワード)との比較をおこなう
(ステップS211)。
【0055】パスワード入力が終了していない場合は
(ステップS210のNO)、次のキー入力を待つ為に
一定時間のキー入力チェックを行なう(ステップS21
4)。キー入力があれば(ステップS207のYE
S)、再びキーボード1から入力された数字・文字を保
存し、パスワード入力終了か否かのチェックを行なう
(ステップS210)。
(ステップS210のNO)、次のキー入力を待つ為に
一定時間のキー入力チェックを行なう(ステップS21
4)。キー入力があれば(ステップS207のYE
S)、再びキーボード1から入力された数字・文字を保
存し、パスワード入力終了か否かのチェックを行なう
(ステップS210)。
【0056】パスワードが一致した場合には、パスワー
ドが一致したことを表示部6に表示し、OS起動の処理
を行なう。パスワードが一致し、認証に成功したときの
画面表示例を図8に示す。
ドが一致したことを表示部6に表示し、OS起動の処理
を行なう。パスワードが一致し、認証に成功したときの
画面表示例を図8に示す。
【0057】パスワードが一致しなかった場合(ステッ
プS211のNO)は、エラーカウント変数“N”を加
算する(ステップS212)。次に、所定のエラー許可
回数と“N”との値を比較する(ステップS213)。
本例では、エラー許可回数を10とする。エラー許可回
数を越えていない場合(ステップS213のYES)、
一定時間のキー入力待ち(ステップS214)状態か
ら、ステップS207のキー入力処理に戻り、上述した
パスワード入力処理を改めて開始する。この際、前回入
力されたパスワードをクリアする。
プS211のNO)は、エラーカウント変数“N”を加
算する(ステップS212)。次に、所定のエラー許可
回数と“N”との値を比較する(ステップS213)。
本例では、エラー許可回数を10とする。エラー許可回
数を越えていない場合(ステップS213のYES)、
一定時間のキー入力待ち(ステップS214)状態か
ら、ステップS207のキー入力処理に戻り、上述した
パスワード入力処理を改めて開始する。この際、前回入
力されたパスワードをクリアする。
【0058】エラー許可回数を越えていた場合(ステッ
プS211のYES)は電源をOFFする。
プS211のYES)は電源をOFFする。
【0059】エラー許可回数は、ユーザに入力ミスの猶
予を与えるための数値である。ユーザの入力ミスをカウ
ントし、予め決められたエラー許可回数(本例では10
回)を越えるまでは、再び認証のための入力処理をおこ
なうが、エラー許可回数を越えた場合には、OSを使う
ことのできるユーザではないと判断する。本件ではこの
場合の処理として電源OFFをおこなう。
予を与えるための数値である。ユーザの入力ミスをカウ
ントし、予め決められたエラー許可回数(本例では10
回)を越えるまでは、再び認証のための入力処理をおこ
なうが、エラー許可回数を越えた場合には、OSを使う
ことのできるユーザではないと判断する。本件ではこの
場合の処理として電源OFFをおこなう。
【0060】次に、指紋が登録されていて、且つ指紋セ
ンサ2を具備する場合のパスワード認証処理と指紋認証
処理について説明する。
ンサ2を具備する場合のパスワード認証処理と指紋認証
処理について説明する。
【0061】まず、キー入力が有るか否かの判断を行い
(ステップS207)、キー入力があれば(ステップS
207のYES)、前述したパスワード認証処理を行な
う。
(ステップS207)、キー入力があれば(ステップS
207のYES)、前述したパスワード認証処理を行な
う。
【0062】キー入力が無い場合(ステップS207の
NO)は、次に、指紋センサ2と登録指紋データがある
か否かを判断する(ステップS208)。
NO)は、次に、指紋センサ2と登録指紋データがある
か否かを判断する(ステップS208)。
【0063】ここでは、指紋センサ2も登録指紋データ
もある場合を想定しているので(ステップS208のY
ES)、指紋認証処理へ進む。図9に指紋認証の画面表
示初期状態の図を示す。
もある場合を想定しているので(ステップS208のY
ES)、指紋認証処理へ進む。図9に指紋認証の画面表
示初期状態の図を示す。
【0064】指紋認証処理(点線で囲まれた部分、ステ
ップS215乃至ステップS220)は、途中、画面表
示を行う処理(ステップS217)を除いて図3で説明
したものと同じである。
ップS215乃至ステップS220)は、途中、画面表
示を行う処理(ステップS217)を除いて図3で説明
したものと同じである。
【0065】指紋認証処理が開始されると、制御部3
は、認証プログラム保存部4から指紋認証プログラムを
読取る。
は、認証プログラム保存部4から指紋認証プログラムを
読取る。
【0066】まず、指紋センサ2から指紋データを読み
取る(ステップS215)。指紋データの読取りに成功
すると(ステップS216のYES)、図10に示す画
面表示例のように指紋データが読み取れたことを表示部
6を介して通知する。指紋データの読取りができなけれ
ば(ステップS216のNO)、指紋認証処理を終了
し、ステップS207へ戻る。
取る(ステップS215)。指紋データの読取りに成功
すると(ステップS216のYES)、図10に示す画
面表示例のように指紋データが読み取れたことを表示部
6を介して通知する。指紋データの読取りができなけれ
ば(ステップS216のNO)、指紋認証処理を終了
し、ステップS207へ戻る。
【0067】指紋データが読み取れた場合(ステップS
216のYES)、次に読みとった指紋データと、ユー
ザ識別データ保存部5に記憶している既登録データとの
比較を行なう(ステップS219)。指紋データが一致
すれば(ステップS220のYES)、指紋データが一
致したことを表示部6に表示し、OS起動の処理をおこ
なう。認証に成功した場合の画面表示例は図8に示した
ものと同じである。指紋データが一致しない場合には
(ステップS220のNO)、キー入力があるか否かの
判定を行ない(ステップS221)、キー入力があれば
(ステップS221のYES)パスワード認証処理へ移
行する。指紋認証に失敗した場合の画面表示例を図11
に示す。
216のYES)、次に読みとった指紋データと、ユー
ザ識別データ保存部5に記憶している既登録データとの
比較を行なう(ステップS219)。指紋データが一致
すれば(ステップS220のYES)、指紋データが一
致したことを表示部6に表示し、OS起動の処理をおこ
なう。認証に成功した場合の画面表示例は図8に示した
ものと同じである。指紋データが一致しない場合には
(ステップS220のNO)、キー入力があるか否かの
判定を行ない(ステップS221)、キー入力があれば
(ステップS221のYES)パスワード認証処理へ移
行する。指紋認証に失敗した場合の画面表示例を図11
に示す。
【0068】キー入力が無い場合は(ステップS221
のNO)、エラーカウント変数“N”を加算する(ステ
ップS222)。次に、所定のエラー許可回数と“N”
との値を比較する(ステップS223)。
のNO)、エラーカウント変数“N”を加算する(ステ
ップS222)。次に、所定のエラー許可回数と“N”
との値を比較する(ステップS223)。
【0069】“N”がエラー許可回数以内である場合
は、再びステップS207へ戻り、キー入力判定を行な
う。
は、再びステップS207へ戻り、キー入力判定を行な
う。
【0070】上記した一連の処理をエラー許可回数(本
例では10回)だけ繰り返す。10回連続して指紋認証
処理を行なった場合の画面表示例を図12に示す。
例では10回)だけ繰り返す。10回連続して指紋認証
処理を行なった場合の画面表示例を図12に示す。
【0071】これは10回連続で指紋データを読取るこ
とはできたが、既登録指紋データとは一致しなかったこ
とを示している。また、本件ではエラー許可回数を10
回としているが、これは何回でもよく、ユーザにより設
定することも可能である。
とはできたが、既登録指紋データとは一致しなかったこ
とを示している。また、本件ではエラー許可回数を10
回としているが、これは何回でもよく、ユーザにより設
定することも可能である。
【0072】10回の指紋認証処理を行ってもユーザ認
証ができない場合は(ステップS223のYES)、O
Sを使うことのできるユーザではないと判断する。本件
ではこの場合の処理として電源OFFをおこなう。
証ができない場合は(ステップS223のYES)、O
Sを使うことのできるユーザではないと判断する。本件
ではこの場合の処理として電源OFFをおこなう。
【0073】本例ではパスワードと指紋認証とのエラー
許可回数を同じ変数“N”同一にカウントしているが、
別々に変数を設けて、夫々エラー許可回数を設定するこ
とも可能である。
許可回数を同じ変数“N”同一にカウントしているが、
別々に変数を設けて、夫々エラー許可回数を設定するこ
とも可能である。
【0074】上記のように、本発明では、パスワード若
しくは指紋データによるユーザ認証処理を行うことが可
能であり、ユーザに対して、2通りの認証手段を提示
し、どちらかの認証に成功すれば、システムの起動を行
なうものである。このことによって、パスワードを忘れ
てしまった場合は指紋認証によるログインが可能であ
り、指紋が傷付いてしまった場合などには、パスワード
によるログインが可能であるため、様々なアクシデント
に柔軟に対応可能な電子機器システム及びその起動方法
を提供することが可能となる。
しくは指紋データによるユーザ認証処理を行うことが可
能であり、ユーザに対して、2通りの認証手段を提示
し、どちらかの認証に成功すれば、システムの起動を行
なうものである。このことによって、パスワードを忘れ
てしまった場合は指紋認証によるログインが可能であ
り、指紋が傷付いてしまった場合などには、パスワード
によるログインが可能であるため、様々なアクシデント
に柔軟に対応可能な電子機器システム及びその起動方法
を提供することが可能となる。
【0075】続いて、サスペンド、休止状態からの復帰
の際の認証処理について図13を用いて説明する。図1
3はサスペンド/休止状態から、PCを使用状態へ復帰
するの際のフローチャートである。
の際の認証処理について図13を用いて説明する。図1
3はサスペンド/休止状態から、PCを使用状態へ復帰
するの際のフローチャートである。
【0076】図4を用いて説明した処理は、サスペン
ド、休止状態からの復帰時にも利用可能である。
ド、休止状態からの復帰時にも利用可能である。
【0077】まず、サスペンド、若しくは休止状態か
ら、復帰する時に、図4を用いて説明した認証処理が行
われる(ステップS301)。
ら、復帰する時に、図4を用いて説明した認証処理が行
われる(ステップS301)。
【0078】パスワード若しくは指紋認証によりユーザ
が認証された場合は(ステップS302のYES)、O
Sへ復帰する(ステップS303)。
が認証された場合は(ステップS302のYES)、O
Sへ復帰する(ステップS303)。
【0079】のような処理を行う。この場合、認証され
ないときは電源OFFするのではなく、それぞれサスペン
ド、休止状態に戻す。
ないときは電源OFFするのではなく、それぞれサスペン
ド、休止状態に戻す。
【0080】次に、指紋データをユーザ識別データ保存
部6へ登録する場合について説明する。
部6へ登録する場合について説明する。
【0081】指紋の登録と削除についてはOS上のユー
ティリティソフトを用いて行う。図14にユーティリテ
ィソフトの画面例を示す。
ティリティソフトを用いて行う。図14にユーティリテ
ィソフトの画面例を示す。
【0082】図14の指紋ユーティリティ画面11は、
パスワードを入力する欄12と、指紋登録及び、指紋デ
ータの更新を行うためのボタン13と、指紋データを削
除する際のボタン14と、この画面を終了するボタン1
5が表示される。
パスワードを入力する欄12と、指紋登録及び、指紋デ
ータの更新を行うためのボタン13と、指紋データを削
除する際のボタン14と、この画面を終了するボタン1
5が表示される。
【0083】パスワード欄12は、ユーザの登録パスワ
ードを入力するボックスであり、ここで、ユーザのパス
ワードを入力し、ユーザ確認を行なうと、指紋データの
登録/更新および削除を行なうことが可能となる。本指
紋登録ユーティリティは、パスワードが登録されていな
い場合は、指紋登録を行なうことができないようになっ
ている。なお、本例では、このパスワードは、電子機器
システム起動時のパスワードと同じものであるが、別に
登録するものとしても良い。
ードを入力するボックスであり、ここで、ユーザのパス
ワードを入力し、ユーザ確認を行なうと、指紋データの
登録/更新および削除を行なうことが可能となる。本指
紋登録ユーティリティは、パスワードが登録されていな
い場合は、指紋登録を行なうことができないようになっ
ている。なお、本例では、このパスワードは、電子機器
システム起動時のパスワードと同じものであるが、別に
登録するものとしても良い。
【0084】指紋データ登録/更新ボタン13は、ユー
ザ認証が完了した場合に、そのユーザの指紋データを登
録することが可能となる。
ザ認証が完了した場合に、そのユーザの指紋データを登
録することが可能となる。
【0085】指紋削除ボタン14は、登録済みの指紋デ
ータを削除する場合に用いる。
ータを削除する場合に用いる。
【0086】キャンセルボタン15は、この指紋ユーテ
ィリティ画面11を終了する際に用いるものである。
ィリティ画面11を終了する際に用いるものである。
【0087】次に、指紋データを登録する際の処理につ
いて、図15に指紋データ登録のフローチャートを示
す。
いて、図15に指紋データ登録のフローチャートを示
す。
【0088】まず、指紋データ登録を行なうために指紋
ユーティリティソフトを起動する。この際に、ユーザの
パスワードがユーザ識別データ保存部5に登録されてい
るか否かのチェックを行い(ステップS401)、パス
ワードが登録されていない場合は(ステップS401の
NO)、ダイアログ等でエラーメッセージの表示を行な
いユーティリティを起動しない(ステップS402)。
これは、本発明では指紋を登録するためにはそれに対応
するユーザのパスワードが必要であるためである。
ユーティリティソフトを起動する。この際に、ユーザの
パスワードがユーザ識別データ保存部5に登録されてい
るか否かのチェックを行い(ステップS401)、パス
ワードが登録されていない場合は(ステップS401の
NO)、ダイアログ等でエラーメッセージの表示を行な
いユーティリティを起動しない(ステップS402)。
これは、本発明では指紋を登録するためにはそれに対応
するユーザのパスワードが必要であるためである。
【0089】パスワードがユーザ識別データ保存部5に
登録されていれば(ステップS401のYES)、図1
4に示すユーティリティ画面11を表示する
登録されていれば(ステップS401のYES)、図1
4に示すユーティリティ画面11を表示する
【0090】ここで、ユーティリティにパスワードを入
力して、指紋登録/更新ボタン13を押すと、パスワー
ドの認証が行われる。ここで、パスワードが間違ってい
れば、パスワードが間違っていることを表示部6を介し
てユーザに通知する。パスワードが正しく、認証が成功
した場合は、指紋登録処理を開始する。
力して、指紋登録/更新ボタン13を押すと、パスワー
ドの認証が行われる。ここで、パスワードが間違ってい
れば、パスワードが間違っていることを表示部6を介し
てユーザに通知する。パスワードが正しく、認証が成功
した場合は、指紋登録処理を開始する。
【0091】指紋登録処理では、指紋センサ2から指紋
データの読み取りを行い(ステップS406)、指紋デ
ータを読取れれば(ステップS407のYES)、その
データをユーザ識別データ保存部5へと保存する(ステ
ップS408)。指紋データが読取れなかった場合(ス
テップS407のNO)には、再び指紋データの取得を
行うか、登録を終了するかを選択することが可能である
(ステップS409)。ここで、再び指紋データの登録
を選択すると(ステップS409のYES)、ステップS
406に戻り、指紋センサ2から指紋データの読取を行
なう。指紋データの登録を終了する場合(ステップS2
09のNO)は、指紋ユーティリティを終了する。
データの読み取りを行い(ステップS406)、指紋デ
ータを読取れれば(ステップS407のYES)、その
データをユーザ識別データ保存部5へと保存する(ステ
ップS408)。指紋データが読取れなかった場合(ス
テップS407のNO)には、再び指紋データの取得を
行うか、登録を終了するかを選択することが可能である
(ステップS409)。ここで、再び指紋データの登録
を選択すると(ステップS409のYES)、ステップS
406に戻り、指紋センサ2から指紋データの読取を行
なう。指紋データの登録を終了する場合(ステップS2
09のNO)は、指紋ユーティリティを終了する。
【0092】また、ステップS408において、指紋デ
ータの登録を行なうと、他の指紋データの登録も行なう
ことが可能である。複数の指紋登録が可能である。
ータの登録を行なうと、他の指紋データの登録も行なう
ことが可能である。複数の指紋登録が可能である。
【0093】次に、登録されている指紋データを削除す
る場合について説明する。
る場合について説明する。
【0094】指紋データの削除は、図14に示した指紋
ユーティリティを使って行う。方法は指紋ユーティリテ
ィを起動しパスワードを入力後、指紋削除ボタン14を
押す。
ユーティリティを使って行う。方法は指紋ユーティリテ
ィを起動しパスワードを入力後、指紋削除ボタン14を
押す。
【0095】パスワードが一致すれば、登録している指
紋データを削除することができる。一人で複数登録して
いる場合は、登録されている指紋データがリストとし
て、表示部6に表示され、削除したい指紋データを選択
することができる。
紋データを削除することができる。一人で複数登録して
いる場合は、登録されている指紋データがリストとし
て、表示部6に表示され、削除したい指紋データを選択
することができる。
【0096】また、本件ではパスワードの削除を行なう
と自動的にそれに対応した指紋も削除される。1人のユ
ーザが複数の指を登録していた場合でも、そのユーザの
すべての指紋データが削除される。このように、パスワ
ードと関連付けて指紋データの登録/削除を行なうこと
で、指紋データのみに依存しないシステムとしている。
これは、指紋データのみの認証では、指紋が傷ついた時
などにシステムの起動ができなくなるためであり、本発
明では、指紋認証はあくまでもパスワード認証の代替と
して機能するものである。
と自動的にそれに対応した指紋も削除される。1人のユ
ーザが複数の指を登録していた場合でも、そのユーザの
すべての指紋データが削除される。このように、パスワ
ードと関連付けて指紋データの登録/削除を行なうこと
で、指紋データのみに依存しないシステムとしている。
これは、指紋データのみの認証では、指紋が傷ついた時
などにシステムの起動ができなくなるためであり、本発
明では、指紋認証はあくまでもパスワード認証の代替と
して機能するものである。
【0097】上述したように、本発明によれば、指紋デ
ータ若しくはパスワードのどちらかによって、パソコン
へのログイン認証を行なうことが可能となる。
ータ若しくはパスワードのどちらかによって、パソコン
へのログイン認証を行なうことが可能となる。
【0098】また、本実施形態では、生体データとして
指紋データを用いた例を示したが、その他の生体データ
認証として音声認証、顔認証、ハンドライティング署名
認証等が考えられる。これらの場合、指紋センサ2の替
りに、マイク、カメラ、ペン入力インターフェースが必
要となるが、上述した実施例と同様の方法をOS起動前
に行なうことによりパスワードまたは生体データ(音声
認証、顔認証、ハンドライティング署名など)のどちら
か一方によるユーザ認証により、OSを起動することが
できる。
指紋データを用いた例を示したが、その他の生体データ
認証として音声認証、顔認証、ハンドライティング署名
認証等が考えられる。これらの場合、指紋センサ2の替
りに、マイク、カメラ、ペン入力インターフェースが必
要となるが、上述した実施例と同様の方法をOS起動前
に行なうことによりパスワードまたは生体データ(音声
認証、顔認証、ハンドライティング署名など)のどちら
か一方によるユーザ認証により、OSを起動することが
できる。
【0099】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、OS起動前
のユーザ認証方法として、パスワードか生体データのど
ちらか一方が登録しておいたデータと一致すればOSが
起動する電子機器の起動方法を提供することが可能であ
る。
のユーザ認証方法として、パスワードか生体データのど
ちらか一方が登録しておいたデータと一致すればOSが
起動する電子機器の起動方法を提供することが可能であ
る。
【図1】電子機器システムのハードウェア構成図。
【図2】電子機器システムの斜視図。
【図3】指紋認証プログラムのフローチャート。
【図4】ユーザ認証処理のフローチャート。
【図5】登録した指紋データが無い場合の表示画面例の
図。
図。
【図6】登録した指紋データはあるが、指紋センサが無
い場合の表示画面例の図。
い場合の表示画面例の図。
【図7】登録した指紋データと指紋センサとがある場合
の表示画面例の図。
の表示画面例の図。
【図8】認証に成功した場合の表示画面例の図。
【図9】指紋認証初期表示画面例の図。
【図10】指紋データが読み取れた場合の表示画面例の
図。
図。
【図11】認証に失敗した場合の表示画面例の図。
【図12】指紋認証処理を行なった場合の表示画面例の
図。
図。
【図13】サスペンド、休止状態からの復帰フローチャ
ート。
ート。
【図14】指紋ユーティリティソフトの画面例の図。
【図15】指紋データの登録フローチャート。
1…キーボード 2…指紋センサ 3…制御部 4…認証プログラム保存部 5…ユーザ識別データ保存部 6…表示部 11…電子機器システム 12…本体部ケース 13…表示部ケース 14…ヒンジ部
Claims (13)
- 【請求項1】使用者の本人確認を行う電子機器システム
であって、前記使用者の生体データを入力する手段と、
パスワードを入力する文字入力手段と、前記使用者の生
体データ及びパスワードを予め記憶する記憶手段と、前
記電子機器システムへの電源投入時に、生体データ又は
パスワードを入力する旨の指示を提示する指示手段と、
前記生体データ入力手段から生体データを入力された場
合は、前記記憶手段に記憶されている生体データとの照
合を行ない、前記文字入力手段からパスワードの入力が
あった場合は、前記記憶手段に予め記憶されているパス
ワードとの照合を行なう照合手段と、前記照合手段の照
合結果に応じて、前記電子機器システムの使用可否を制
御する制御手段とを具備することを特徴とする電子機器
システム。 - 【請求項2】前記生体データは、使用者の指紋データで
あることを特徴とする請求項1に記載の電子機器システ
ム。 - 【請求項3】前記生体データ入力手段はPCカードであ
り、前記電子機器システムに着脱可能に接続することを
特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。 - 【請求項4】前記制御手段はさらに、前記記憶手段に予
め生体データが記憶されているか否かを判断し、前記記
憶手段に予め生体データが記憶されていないと判断した
場合、前記指示手段へパスワードの入力のみを促すこと
を指示し、前記指示手段は、パスワードの入力のみを促
すことを特徴とする請求項1記載の電子機器システム。 - 【請求項5】前記記憶手段に記憶されている前記パスワ
ードを削除する場合、前記記憶手段に記憶している生体
データも削除することを特徴とする請求項1に記載の電
子機器システム。 - 【請求項6】電子機器本体と、前記電子機器本体に着脱
可能に接続する生体データ入力部とからなり、使用者の
本人確認を行う電子機器システムであって、前記生体デ
ータ入力部は、前記使用者の生体データを入力する手段
と、前記生体データを用いて、使用者の確認を実行する
プログラムを記憶する第1の記憶手段とを具備し、前記
電子機器本体は、パスワードを入力する文字入力手段
と、前記使用者の生体データ及びパスワードを予め記憶
している第2の記憶手段と、使用者に、生体データまた
はパスワードの入力の操作を促す指示手段とを具備し、
前記電子機器本体はさらに、前記第1の記憶手段から前
記プログラムを読み込み、前記指示手段により生体デー
タまたはパスワードの入力を促し、前記生体データ入力
部から生体データの入力が行なわれた場合は、前記第2
の記憶手段に記憶されている生体データとの照合を行な
い、前記文字入力手段からパスワードの入力があった場
合は、前記パスワードとの照合を行なう照合手段と、前
記照合手段の照合結果に応じて、前記電子機器本体の使
用可否を制御する制御手段とを具備することを特徴とす
る電子機器システム。 - 【請求項7】前記生体データは、使用者の指紋データで
あることを特徴とする請求項6に記載の電子機器システ
ム。 - 【請求項8】前記生体データ入力部は、PCカードであ
り、前記電子機器本体が具備するPCカードスロットル
に着脱可能に接続することを特徴とする請求項6に記載
の電子機器システム。 - 【請求項9】前記第2の記憶手段に記憶している前記パ
スワードを削除する場合、前記第2の記憶手段に記憶し
ている生体データも削除することを特徴とする請求項6
に記載の電子機器システム。 - 【請求項10】前記生体データ入力部が前記電子機器本
体に接続していない場合、若しくは前記第2の記憶手段
に予め生体データが記憶されていない場合、前記指示手
段は、パスワードの入力指示のみを促す指示を出すこと
を特徴とする請求項6記載の電子機器システム。 - 【請求項11】生体データを入力する手段と、パスワー
ドを入力する手段とを具備する電子機器システムの起動
方法であって、使用者に、生体データまたはパスワード
の入力を促し、前記生体データ入力手段から生体データ
を入力された場合は、前記電子機器システムが具備する
第1の記憶手段に登録している生体データとの照合を行
ない、前記文字入力手段からパスワードの入力があった
場合は、前記第1の記憶手段に記憶されているパスワー
ドとの照合を行ない、照合結果に応じて、前記電子機器
システムの使用可否を制御することを特徴とする電子機
器システムの起動方法。 - 【請求項12】前記生体データは指紋データを用いるこ
とを特徴とする請求項11記載の電子機器システムの起
動方法。 - 【請求項13】生体データを入力する生体データ入力手
段と、パスワードを入力する文字入力手段とを具備する
電子機器システムの起動方法であって、前記電子機器シ
ステムの電源が投入された際に、予め使用者の生体デー
タが登録されているか否か判断し、前記生体データ入力
手段が使用可能であるか否か判断し、予め生体データの
登録が成されており且つ前記生体データ入力手段が使用
可能状態である場合は、生体データ、若しくはパスワー
ドの入力を促し、前記生体データ入力手段から生体デー
タを入力された場合は、予め登録されている生体データ
との照合を行ない、前記文字入力手段からパスワードの
入力があった場合は、予め登録されているパスワードと
の照合を行ない、照合結果に応じて、電子機器システム
の使用可否を制御し、前記生体データが登録されていな
い場合、若しくは前記生体データ入力手段が使用不可能
状態である場合は、パスワードの入力を促し、前記文字
入力手段から入力されるパスワードと、予め登録されて
いるパスワードとの照合を行い、照合結果に応じて、電
子機器システムの使用可否を制御することを特徴とする
電子機器システムの起動方法。
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