JP2002211056A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002211056A JP2002211056A JP2001011212A JP2001011212A JP2002211056A JP 2002211056 A JP2002211056 A JP 2002211056A JP 2001011212 A JP2001011212 A JP 2001011212A JP 2001011212 A JP2001011212 A JP 2001011212A JP 2002211056 A JP2002211056 A JP 2002211056A
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- Japan
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- sheet
- image forming
- ink
- spurs
- forming apparatus
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0065—Means for printing without leaving a margin on at least one edge of the copy material, e.g. edge-to-edge printing
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 余白レス印字を行なった場合でも、装置の汚
れ及びシート裏面へのインクの付着を効果的に防止する
ことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート搬送手段4,5により画像形成手
段1,2の下方にシートSを搬送した後、画像形成手段
1,2をシート搬送方向と直交する方向に移動させなが
らシートSに対してインクを吐出することにより、シー
トSに画像を形成する。そしてこの際、搬送されてきた
シートSを画像形成手段1,2の下方に設けられた複数
の拍車9により下方より支持し、また複数の拍車9の下
方に設けられたインク吸収手段10により画像形成手段
1,2から吐出されたインクのうちシートSに付着しな
かったインクを吸収するようにする。
れ及びシート裏面へのインクの付着を効果的に防止する
ことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート搬送手段4,5により画像形成手
段1,2の下方にシートSを搬送した後、画像形成手段
1,2をシート搬送方向と直交する方向に移動させなが
らシートSに対してインクを吐出することにより、シー
トSに画像を形成する。そしてこの際、搬送されてきた
シートSを画像形成手段1,2の下方に設けられた複数
の拍車9により下方より支持し、また複数の拍車9の下
方に設けられたインク吸収手段10により画像形成手段
1,2から吐出されたインクのうちシートSに付着しな
かったインクを吸収するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にインクジェット方式の画像形成手段を備え、こ
の画像形成手段によりシート上にインクを吐出して余白
の無い画像を形成するようにしたものに関する。
し、特にインクジェット方式の画像形成手段を備え、こ
の画像形成手段によりシート上にインクを吐出して余白
の無い画像を形成するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例として、シー
ト収納部に収納されたシートをシート搬送手段により、
シート搬送方向と直交する方向に往復動する画像形成手
段である印字ヘッドの下方に搬送して画像を形成するよ
うにしたインクジェット記録装置がある。
ト収納部に収納されたシートをシート搬送手段により、
シート搬送方向と直交する方向に往復動する画像形成手
段である印字ヘッドの下方に搬送して画像を形成するよ
うにしたインクジェット記録装置がある。
【0003】そして、このような従来のインクジェット
記録装置としては、例えば図11に示すように、インク
ジェット方式の印字ヘッド31、印字ヘッド31の搬送
方向上流側に設けられた搬送ローラ対32、搬送方向下
流側に設けられた排紙ローラ対35、印字ヘッド31の
直下部に設けられた固定式のプラテン手段38、搬送ロ
ーラ対32の搬送方向上流側に設けられ、搬送ローラ対
32に向けてシートSを送り出すピックアップローラ3
9等を備えたものが一般的に知られている。
記録装置としては、例えば図11に示すように、インク
ジェット方式の印字ヘッド31、印字ヘッド31の搬送
方向上流側に設けられた搬送ローラ対32、搬送方向下
流側に設けられた排紙ローラ対35、印字ヘッド31の
直下部に設けられた固定式のプラテン手段38、搬送ロ
ーラ対32の搬送方向上流側に設けられ、搬送ローラ対
32に向けてシートSを送り出すピックアップローラ3
9等を備えたものが一般的に知られている。
【0004】ここで、印字ヘッド31の搬送方向上流側
の搬送ローラ対32は、外周面にゴム層等の摩擦係数の
高い表面層を有した搬送ローラ33と、この搬送ローラ
33とシート搬送路を挟んで対向する位置に回転自在に
設けられ、不図示の押圧手段により搬送ローラ33に圧
接するピンチローラ34とから構成されている。
の搬送ローラ対32は、外周面にゴム層等の摩擦係数の
高い表面層を有した搬送ローラ33と、この搬送ローラ
33とシート搬送路を挟んで対向する位置に回転自在に
設けられ、不図示の押圧手段により搬送ローラ33に圧
接するピンチローラ34とから構成されている。
【0005】また、印字ヘッド31の搬送方向下流側の
排紙ローラ対35は、搬送ローラ33と平行で、かつ搬
送ローラ33と同様に摩擦係数の高い表面層を有した排
紙ローラ36と、この排紙ローラ36とシート搬送路を
挟んで対向する位置に回転自在に設けられ、不図示の押
圧手段により排紙ローラ36に圧接する拍車37とから
構成されている。
排紙ローラ対35は、搬送ローラ33と平行で、かつ搬
送ローラ33と同様に摩擦係数の高い表面層を有した排
紙ローラ36と、この排紙ローラ36とシート搬送路を
挟んで対向する位置に回転自在に設けられ、不図示の押
圧手段により排紙ローラ36に圧接する拍車37とから
構成されている。
【0006】また、固定式のプラテン手段38は、搬送
ローラ対32により印字ヘッド31の直下部に搬送され
るシートSの姿勢と、印字ヘッド31とシートSとの隙
間(ギャップ)を保持するためのシート支持部38aを
有している。なお、このシート支持部38aは、面又は
接触面積の小さいリブ状の部材によって構成されてお
り、またシート支持部38aの高さは搬送ローラ33と
ピンチローラ34との圧接部(ニップ部)n1と、排紙
ローラ36と拍車37との圧接部n2とを結ぶシート搬
送路と略同一の高さとなっている。
ローラ対32により印字ヘッド31の直下部に搬送され
るシートSの姿勢と、印字ヘッド31とシートSとの隙
間(ギャップ)を保持するためのシート支持部38aを
有している。なお、このシート支持部38aは、面又は
接触面積の小さいリブ状の部材によって構成されてお
り、またシート支持部38aの高さは搬送ローラ33と
ピンチローラ34との圧接部(ニップ部)n1と、排紙
ローラ36と拍車37との圧接部n2とを結ぶシート搬
送路と略同一の高さとなっている。
【0007】そして、このように構成されたインクジェ
ット記録装置において、シートSに対して印字(画像形
成)動作を行う場合は、先ずピックアップローラ39及
び搬送ローラ33が矢印に示すシート搬送方向に回転す
る。なお、このように搬送ローラ33が回転すると、搬
送ローラ33に押圧されているピンチローラ34も搬送
ローラ33の外周面との摩擦力で回転する。
ット記録装置において、シートSに対して印字(画像形
成)動作を行う場合は、先ずピックアップローラ39及
び搬送ローラ33が矢印に示すシート搬送方向に回転す
る。なお、このように搬送ローラ33が回転すると、搬
送ローラ33に押圧されているピンチローラ34も搬送
ローラ33の外周面との摩擦力で回転する。
【0008】これにより、ピックアップローラ39から
搬送ローラ対32にシートSが送られてくると、シート
Sは搬送ローラ33とピンチローラ34との圧接部n1
に送り込まれ、ピンチローラ34の搬送ローラ33への
圧接力による摩擦力により印字ヘッド31の下方の記録
領域まで搬送される。
搬送ローラ対32にシートSが送られてくると、シート
Sは搬送ローラ33とピンチローラ34との圧接部n1
に送り込まれ、ピンチローラ34の搬送ローラ33への
圧接力による摩擦力により印字ヘッド31の下方の記録
領域まで搬送される。
【0009】この後、このように記録領域に搬送された
シートSは、プラテン手段38のシート支持部38aに
よって下面を支持され、適正な姿勢及びギャップが保持
されながら所定の印字開始位置まで搬送され、印字ヘッ
ド31によって一行分の印字が行われる。
シートSは、プラテン手段38のシート支持部38aに
よって下面を支持され、適正な姿勢及びギャップが保持
されながら所定の印字開始位置まで搬送され、印字ヘッ
ド31によって一行分の印字が行われる。
【0010】次に、このように一行分の印字が行われる
と、搬送ローラ対32により一行分の紙送りがなされ、
これによりシートSは排紙ローラ対35の方向に移動
し、やがて先端が排紙ローラ36と拍車37との圧接部
n2に達し、この後、排紙ローラ対35と搬送ローラ対
32とにより搬送される。
と、搬送ローラ対32により一行分の紙送りがなされ、
これによりシートSは排紙ローラ対35の方向に移動
し、やがて先端が排紙ローラ36と拍車37との圧接部
n2に達し、この後、排紙ローラ対35と搬送ローラ対
32とにより搬送される。
【0011】なお、シートSの被記録部に適当な張力を
与えるため排紙ローラ36の回転速度は搬送ローラ33
の回転速度よりもわずかに増速されている。また、この
とき搬送ローラ対32と排紙ローラ対35との搬送力
(摩擦力)の関係は、搬送ローラ対32>排紙ローラ対
35となっている。
与えるため排紙ローラ36の回転速度は搬送ローラ33
の回転速度よりもわずかに増速されている。また、この
とき搬送ローラ対32と排紙ローラ対35との搬送力
(摩擦力)の関係は、搬送ローラ対32>排紙ローラ対
35となっている。
【0012】そして、やがてシートSの後端部が搬送ロ
ーラ対32を抜けると排紙ローラ対35のみでシートS
の搬送が行われ、更にこの後、シートSの後端部が記録
領域を抜けると印字が終了し、シートSは排紙ローラ対
35によって装置の外部に排出される。
ーラ対32を抜けると排紙ローラ対35のみでシートS
の搬送が行われ、更にこの後、シートSの後端部が記録
領域を抜けると印字が終了し、シートSは排紙ローラ対
35によって装置の外部に排出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のインクジェット記録装置において、シートを搬送
する際、シート自体の寸法のずれやセットの仕方による
ずれ、或いはシート搬送精度等により、シートSがずれ
た状態で印字ヘッド31の下方に搬送される場合があ
る。そして、このようにずれた状態のシートに対して印
字ヘッド31からインクを吐出した場合、シートの存在
しない部分にインクが吐出され、この結果プラテン手段
上にインクが付着するようになる。
従来のインクジェット記録装置において、シートを搬送
する際、シート自体の寸法のずれやセットの仕方による
ずれ、或いはシート搬送精度等により、シートSがずれ
た状態で印字ヘッド31の下方に搬送される場合があ
る。そして、このようにずれた状態のシートに対して印
字ヘッド31からインクを吐出した場合、シートの存在
しない部分にインクが吐出され、この結果プラテン手段
上にインクが付着するようになる。
【0014】そこで、このようにシートがずれた状態で
搬送されてきた場合でもプラテン手段を汚すことのない
よう、例えば図12に示すようにシートSの縁部に印字
が行われない余白部αを設けるようにしていた。即ち、
印字範囲とシートサイズとの関係が、同図に示すように
印字範囲<シートサイズとなるようにしていた。
搬送されてきた場合でもプラテン手段を汚すことのない
よう、例えば図12に示すようにシートSの縁部に印字
が行われない余白部αを設けるようにしていた。即ち、
印字範囲とシートサイズとの関係が、同図に示すように
印字範囲<シートサイズとなるようにしていた。
【0015】ところが、近年のプリンタ需要の多様化か
ら余白レス(縁無し)印字に対する要望が高まってお
り、またシートを有効に使用しようとする省資源化の点
からもインクジェット記録装置においても余白レス印字
は必須となっている。ここで、余白レス印字を行なおう
とした場合、前述したようなシート自体の寸法のずれ等
を考慮すると、図13に示すように印字範囲とシートサ
イズの関係を印字範囲>シートサイズとする必要があ
る。具体的には、シート自体の寸法のずれ等を考慮して
シートサイズ+3mm程度の印字範囲が必要である。
ら余白レス(縁無し)印字に対する要望が高まってお
り、またシートを有効に使用しようとする省資源化の点
からもインクジェット記録装置においても余白レス印字
は必須となっている。ここで、余白レス印字を行なおう
とした場合、前述したようなシート自体の寸法のずれ等
を考慮すると、図13に示すように印字範囲とシートサ
イズの関係を印字範囲>シートサイズとする必要があ
る。具体的には、シート自体の寸法のずれ等を考慮して
シートサイズ+3mm程度の印字範囲が必要である。
【0016】しかし、このように印字範囲がシートサイ
ズを超えた場合、即ち印字範囲が拡大した場合にはシー
トSから外れてインクが吐出されるようになり、このイ
ンクは既述したようにプラテン手段に付着するようにな
る。そして、このようにプラテン手段にインクが付着し
た場合には、装置が汚れて美観を損ねるだけでなく、直
後に印字領域に搬送されるシートの裏側にインクが多量
に付着してシート裏面が汚れるようになるという問題が
あった。
ズを超えた場合、即ち印字範囲が拡大した場合にはシー
トSから外れてインクが吐出されるようになり、このイ
ンクは既述したようにプラテン手段に付着するようにな
る。そして、このようにプラテン手段にインクが付着し
た場合には、装置が汚れて美観を損ねるだけでなく、直
後に印字領域に搬送されるシートの裏側にインクが多量
に付着してシート裏面が汚れるようになるという問題が
あった。
【0017】そこで、本発明は、このような問題点に鑑
みてなされたものであり、余白レス印字を行なった場合
でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの付着を効
果的に防止することのできるインクジェット記録装置
(画像形成装置)を提供することを目的とするものであ
る。
みてなされたものであり、余白レス印字を行なった場合
でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの付着を効
果的に防止することのできるインクジェット記録装置
(画像形成装置)を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
するシート搬送手段と、前記シート搬送手段により下方
に搬送されたシートに対してシート搬送方向と直交する
方向に移動しながらインクを吐出して画像を形成する画
像形成手段とを備えた画像形成装置において、前記画像
形成手段の下方に設けられ、前記搬送されてきたシート
を下方より支持する複数の拍車と、前記複数の拍車の下
方に設けられ、前記画像形成手段から吐出されたインク
のうち前記シートに付着しなかったインクを吸収するイ
ンク吸収手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
するシート搬送手段と、前記シート搬送手段により下方
に搬送されたシートに対してシート搬送方向と直交する
方向に移動しながらインクを吐出して画像を形成する画
像形成手段とを備えた画像形成装置において、前記画像
形成手段の下方に設けられ、前記搬送されてきたシート
を下方より支持する複数の拍車と、前記複数の拍車の下
方に設けられ、前記画像形成手段から吐出されたインク
のうち前記シートに付着しなかったインクを吸収するイ
ンク吸収手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0019】また本発明は、前記インク吸収手段は、画
像形成が開始されるときのシート先端位置よりもシート
搬送方向前方に突出すると共に画像形成が終了するとき
のシート後端位置よりもシート搬送方向後方に突出し、
かつシートの両側端よりシート搬送方向と直交する方向
に突出するような形状を有していることを特徴とするも
のである。
像形成が開始されるときのシート先端位置よりもシート
搬送方向前方に突出すると共に画像形成が終了するとき
のシート後端位置よりもシート搬送方向後方に突出し、
かつシートの両側端よりシート搬送方向と直交する方向
に突出するような形状を有していることを特徴とするも
のである。
【0020】また本発明は、前記複数の拍車に、該拍車
の表面を清掃するためのクリーニング手段を設けたこと
を特徴とするものである。
の表面を清掃するためのクリーニング手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記複数の拍車を撥水性材
料で成形したことを特徴とするものである。
料で成形したことを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記複数の拍車の表面に撥
水処理を施したことを特徴とするものである。
水処理を施したことを特徴とするものである。
【0023】また本発明のように、シート搬送手段によ
り画像形成手段の下方にシートを搬送した後、画像形成
手段をシート搬送方向と直交する方向に移動させながら
シートに対してインクを吐出することにより、シートに
画像を形成する。そしてこの際、搬送されてきたシート
を画像形成手段の下方に設けられた複数の拍車により下
方より支持し、また複数の拍車の下方に設けられたイン
ク吸収手段により画像形成手段から吐出されたインクの
うちシートに付着しなかったインクを吸収するようにす
る。
り画像形成手段の下方にシートを搬送した後、画像形成
手段をシート搬送方向と直交する方向に移動させながら
シートに対してインクを吐出することにより、シートに
画像を形成する。そしてこの際、搬送されてきたシート
を画像形成手段の下方に設けられた複数の拍車により下
方より支持し、また複数の拍車の下方に設けられたイン
ク吸収手段により画像形成手段から吐出されたインクの
うちシートに付着しなかったインクを吸収するようにす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
て図面を用いて詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の一例であるインクジェット記録装置の構成を示
す斜視図、図2はその側面図である。
成装置の一例であるインクジェット記録装置の構成を示
す斜視図、図2はその側面図である。
【0026】図1及び図2において、1はインクジェッ
ト記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)、2は記録ヘッ
ド1を保持するキャリッジであり、このキャリッジ2は
不図示のモータの駆動によりガイド軸3に沿ってシート
搬送方向と直交する方向、即ちシートSの幅方向(主走
査方向)に往復移動可能になっている。
ト記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)、2は記録ヘッ
ド1を保持するキャリッジであり、このキャリッジ2は
不図示のモータの駆動によりガイド軸3に沿ってシート
搬送方向と直交する方向、即ちシートSの幅方向(主走
査方向)に往復移動可能になっている。
【0027】そして、記録ヘッド1は、このようなキャ
リッジ2と共に移動しながら画信号に応じてインクを吐
出するようになっており、これによりシートSに対して
印字(画像形成)を行うようになっている。即ち、これ
ら記録ヘッド1及びキャリッジ2により、シートSに対
してシート搬送方向と直交する方向に移動しながらイン
クを吐出して画像を形成する画像形成手段が構成され
る。
リッジ2と共に移動しながら画信号に応じてインクを吐
出するようになっており、これによりシートSに対して
印字(画像形成)を行うようになっている。即ち、これ
ら記録ヘッド1及びキャリッジ2により、シートSに対
してシート搬送方向と直交する方向に移動しながらイン
クを吐出して画像を形成する画像形成手段が構成され
る。
【0028】また、同図において、4はシートSの搬送
を行うための搬送ローラであり、この搬送ローラ4は記
録ヘッド1の搬送方向上流側で不図示のシャーシに回転
自在に軸支され、不図示のパルスモータと連結されて回
転駆動されるようになっている。ここで、本実施の形態
において、この搬送ローラ4の表面には摩擦係数の高い
表面層を形成するため、ゴムが設けられている。
を行うための搬送ローラであり、この搬送ローラ4は記
録ヘッド1の搬送方向上流側で不図示のシャーシに回転
自在に軸支され、不図示のパルスモータと連結されて回
転駆動されるようになっている。ここで、本実施の形態
において、この搬送ローラ4の表面には摩擦係数の高い
表面層を形成するため、ゴムが設けられている。
【0029】なお、搬送ローラ4としては、近年、搬送
ローラ4のシートSの搬送精度を向上させる目的で、A
l、SUS、SUM材を研削し、その表面の摩擦を上げ
るためブラスト加工を施したものや、ウレタン等の樹脂
を塗布したもの、アルミナ、セラミック等の粒子を付着
させたものがあり、このような構成の搬送ローラを使用
するようにしても良い。
ローラ4のシートSの搬送精度を向上させる目的で、A
l、SUS、SUM材を研削し、その表面の摩擦を上げ
るためブラスト加工を施したものや、ウレタン等の樹脂
を塗布したもの、アルミナ、セラミック等の粒子を付着
させたものがあり、このような構成の搬送ローラを使用
するようにしても良い。
【0030】一方、この搬送ローラ4のシート搬送路を
挟んで対向する位置には搬送ローラ4と共にシート搬送
手段を構成する回転自在なピンチローラ5が複数個設け
られており、このピンチローラ5は不図示の押圧手段に
より搬送ローラ4に押圧されている。なお、この搬送ロ
ーラ4の搬送方向上流側には、シートSをピックアップ
して搬送ローラ4まで搬送するためのピックアップロー
ラ6等が設けられている。
挟んで対向する位置には搬送ローラ4と共にシート搬送
手段を構成する回転自在なピンチローラ5が複数個設け
られており、このピンチローラ5は不図示の押圧手段に
より搬送ローラ4に押圧されている。なお、この搬送ロ
ーラ4の搬送方向上流側には、シートSをピックアップ
して搬送ローラ4まで搬送するためのピックアップロー
ラ6等が設けられている。
【0031】また、同図において、7は記録ヘッド1の
搬送方向下流側に、搬送ローラ4と平行に設けられた排
紙ローラであり、この排紙ローラ7は不図示のシャーシ
に回転自在に軸支され、表面にはゴムが設けられてい
る。ここで、この排紙ローラ7は搬送ローラ4と同様に
不図示のパルスモータと連結されて回転駆動されるが、
シートSの被記録部に適当な張力を与えるため、排紙ロ
ーラ7の回転速度は搬送ローラ4の回転速度よりもわず
かに増速されている。
搬送方向下流側に、搬送ローラ4と平行に設けられた排
紙ローラであり、この排紙ローラ7は不図示のシャーシ
に回転自在に軸支され、表面にはゴムが設けられてい
る。ここで、この排紙ローラ7は搬送ローラ4と同様に
不図示のパルスモータと連結されて回転駆動されるが、
シートSの被記録部に適当な張力を与えるため、排紙ロ
ーラ7の回転速度は搬送ローラ4の回転速度よりもわず
かに増速されている。
【0032】また、排紙ローラ7に対向する位置には回
転自在な拍車8が複数個設けられており、この拍車8は
不図示の押圧手段により排紙ローラ7に対して適当な押
圧力で押圧されている。ここで、搬送ローラ4とピンチ
ローラ5とからなる搬送ローラ対と、排紙ローラ7と拍
車8とからなる排紙ローラ対との搬送力(摩擦力)の関
係は、搬送ローラ対>排紙ローラ対となるように設定さ
れている。
転自在な拍車8が複数個設けられており、この拍車8は
不図示の押圧手段により排紙ローラ7に対して適当な押
圧力で押圧されている。ここで、搬送ローラ4とピンチ
ローラ5とからなる搬送ローラ対と、排紙ローラ7と拍
車8とからなる排紙ローラ対との搬送力(摩擦力)の関
係は、搬送ローラ対>排紙ローラ対となるように設定さ
れている。
【0033】また、9は記録ヘッド1の直下部に回転自
在に複数個取付けられ、搬送ローラ対により記録ヘッド
1の下方に搬送されてきたシートSの下面を支持するた
め拍車であるプラテン拍車であり、このプラテン拍車9
によりシートSは好適な姿勢と記録ヘッド1との所定の
隙間(ギャップ)を保持することができるようになって
いる。
在に複数個取付けられ、搬送ローラ対により記録ヘッド
1の下方に搬送されてきたシートSの下面を支持するた
め拍車であるプラテン拍車であり、このプラテン拍車9
によりシートSは好適な姿勢と記録ヘッド1との所定の
隙間(ギャップ)を保持することができるようになって
いる。
【0034】ところで、本実施の形態において、このプ
ラテン拍車9は図3に示すように、シートSとの接触面
積が少なくなるように薄肉で、かつ先端が尖った形状を
有している。ここで、プラテン拍車9をこのような形状
とすることにより、後述するように余白レス印字を行な
う場合において、即ちシートサイズよりも大きな印字範
囲で印字を行なう場合において、シートの前端部及び後
端部に印字を行うとき、シートSから外れて吐出されて
シートSに付着しなかった一部のインクがプラテン拍車
9に付着してもインクの付着量を少なくすることができ
る。
ラテン拍車9は図3に示すように、シートSとの接触面
積が少なくなるように薄肉で、かつ先端が尖った形状を
有している。ここで、プラテン拍車9をこのような形状
とすることにより、後述するように余白レス印字を行な
う場合において、即ちシートサイズよりも大きな印字範
囲で印字を行なう場合において、シートの前端部及び後
端部に印字を行うとき、シートSから外れて吐出されて
シートSに付着しなかった一部のインクがプラテン拍車
9に付着してもインクの付着量を少なくすることができ
る。
【0035】そして、このようにインクの付着量を少な
くすることにより、またシートSとの接触面積を少なく
することにより、余白レス印字を行なう際、プラテン拍
車9に付着したインクが多量にシート背面に転写してシ
ート背面を汚すことを効果的に防止することができる。
くすることにより、またシートSとの接触面積を少なく
することにより、余白レス印字を行なう際、プラテン拍
車9に付着したインクが多量にシート背面に転写してシ
ート背面を汚すことを効果的に防止することができる。
【0036】一方、このプラテン拍車9の下方にはスポ
ンジ等の吸収材を備えたインク吸収手段10が設けられ
ている。ここで、このインク吸収手段10は画像形成が
開始されるときのシート先端位置よりもシート搬送方向
前方に突出すると共に画像形成が終了するときのシート
後端位置よりもシート搬送方向後方に突出し、かつシー
トの両側端よりシート搬送方向と直交する方向に突出す
るような形状を有している。
ンジ等の吸収材を備えたインク吸収手段10が設けられ
ている。ここで、このインク吸収手段10は画像形成が
開始されるときのシート先端位置よりもシート搬送方向
前方に突出すると共に画像形成が終了するときのシート
後端位置よりもシート搬送方向後方に突出し、かつシー
トの両側端よりシート搬送方向と直交する方向に突出す
るような形状を有している。
【0037】そして、このようにプラテン拍車9の下方
にインク吸収手段10を設けることにより、余白レス印
字を行なう場合、シートの先端、後端及び左右両端の外
側に吐出されたインクを、このインク吸収手段10によ
り吸収することができ、装置本体内、特に記録ヘッド1
の下方が汚れるのを効果的に防止することができる。
にインク吸収手段10を設けることにより、余白レス印
字を行なう場合、シートの先端、後端及び左右両端の外
側に吐出されたインクを、このインク吸収手段10によ
り吸収することができ、装置本体内、特に記録ヘッド1
の下方が汚れるのを効果的に防止することができる。
【0038】次に、このような構成のインクジェット記
録装置における余白レス印字動作について説明する。
録装置における余白レス印字動作について説明する。
【0039】余白レス印字動作が開始されると、まずピ
ックアップローラ6によってピックアップされたシート
Sは、図2に示す搬送ローラ4とピンチローラ5との圧
接部n1まで搬送される。
ックアップローラ6によってピックアップされたシート
Sは、図2に示す搬送ローラ4とピンチローラ5との圧
接部n1まで搬送される。
【0040】ここで、この圧接部n1では、シートSは
不図示の押圧手段の押圧力によるピンチローラ5の圧接
力を受けるため、回転駆動される搬送ローラ4の外周面
とシートSとの間に摩擦カが生じ、その摩擦カによって
シートSは記録ヘッド1の下方の所定の印字開始位置ま
で搬送される。
不図示の押圧手段の押圧力によるピンチローラ5の圧接
力を受けるため、回転駆動される搬送ローラ4の外周面
とシートSとの間に摩擦カが生じ、その摩擦カによって
シートSは記録ヘッド1の下方の所定の印字開始位置ま
で搬送される。
【0041】なお、この時、シートSは下面を図4及び
図5に示すようにプラテン拍車9によって支持されてい
るため、好適な姿勢と記録ヘッド1との所定の隙間(ギ
ャプ)を保持することができる。
図5に示すようにプラテン拍車9によって支持されてい
るため、好適な姿勢と記録ヘッド1との所定の隙間(ギ
ャプ)を保持することができる。
【0042】その後、シートSに対してキャリッジ2を
主走査方向に移動させると共に、記録ヘッド1からイン
クを吐出することにより、一行分の印字が行われる。そ
して、このように一行印字する毎に一行分の紙送りがな
される。
主走査方向に移動させると共に、記録ヘッド1からイン
クを吐出することにより、一行分の印字が行われる。そ
して、このように一行印字する毎に一行分の紙送りがな
される。
【0043】ここで、余白レス印字を行なう場合、既述
した図13に示したように、シートSの寸法のばらつき
等を考慮して、印字範囲はシートサイズよりも大きくと
られており、このため記録ヘッド1から吐出されたイン
クの一部は、シートSの先端及び側端から外れて吐出さ
れる。
した図13に示したように、シートSの寸法のばらつき
等を考慮して、印字範囲はシートサイズよりも大きくと
られており、このため記録ヘッド1から吐出されたイン
クの一部は、シートSの先端及び側端から外れて吐出さ
れる。
【0044】しかし、このようにシートSの先端及び側
端から外れて吐出されたインクは、プラテン拍車9の下
部に設けられ、画像形成が開始されるときのシート先端
位置よりもシート搬送方向前方に突出し、かつシートS
の両側端よりシート搬送方向と直交する方向に突出する
ようなような形状を有したインク吸収手段10によって
吸収されるため、装置を汚すことはない。
端から外れて吐出されたインクは、プラテン拍車9の下
部に設けられ、画像形成が開始されるときのシート先端
位置よりもシート搬送方向前方に突出し、かつシートS
の両側端よりシート搬送方向と直交する方向に突出する
ようなような形状を有したインク吸収手段10によって
吸収されるため、装置を汚すことはない。
【0045】また、シートSの先端よりも前方に吐出さ
れたインクはプラテン拍車9の先端部に付着するが、プ
ラテン拍車9は薄肉の先端が尖った形状をしているた
め、インクの付着量が少なく、またプラテン拍車9のシ
ートSヘの接触面積も少ないため、インクSが多量にシ
ート背面に転写してシート背面が汚れることはない。
れたインクはプラテン拍車9の先端部に付着するが、プ
ラテン拍車9は薄肉の先端が尖った形状をしているた
め、インクの付着量が少なく、またプラテン拍車9のシ
ートSヘの接触面積も少ないため、インクSが多量にシ
ート背面に転写してシート背面が汚れることはない。
【0046】一方、このようにシートSの先端が印字開
始位置まで搬送された後、一行印字する毎に一行分の紙
送りがなされたシートSは、排紙ローラ7の方向に移動
してやがて先端が排紙ローラ7と拍車8との圧接部n2
に達し、この後、シートSは図6に示すように搬送ロー
ラ対と排紙ローラ対とで搬送が行なわれる。
始位置まで搬送された後、一行印字する毎に一行分の紙
送りがなされたシートSは、排紙ローラ7の方向に移動
してやがて先端が排紙ローラ7と拍車8との圧接部n2
に達し、この後、シートSは図6に示すように搬送ロー
ラ対と排紙ローラ対とで搬送が行なわれる。
【0047】なお、このように搬送ローラ対と排紙ロー
ラ対とで搬送が行なわれるときにも、シートSの側端か
ら外れて吐出されるインクは図7に示すように、プラテ
ン拍車9の下方にあるインク吸収手段10によって吸収
されるため、上記同様に装置を汚すことはない。
ラ対とで搬送が行なわれるときにも、シートSの側端か
ら外れて吐出されるインクは図7に示すように、プラテ
ン拍車9の下方にあるインク吸収手段10によって吸収
されるため、上記同様に装置を汚すことはない。
【0048】この後、後端が搬送ローラ対を抜けると、
シートSは排紙ローラ対により搬送されるようになる。
そして、やがて図8及び図9に示すようにシートSの後
端が記録ヘッド1の下方に到達すると、この後端に対し
てインクの吐出が行なわれるが、このとき記録ヘッド1
から吐出されたインクの一部は、シートSの後端及び側
端から外れて吐出される。
シートSは排紙ローラ対により搬送されるようになる。
そして、やがて図8及び図9に示すようにシートSの後
端が記録ヘッド1の下方に到達すると、この後端に対し
てインクの吐出が行なわれるが、このとき記録ヘッド1
から吐出されたインクの一部は、シートSの後端及び側
端から外れて吐出される。
【0049】しかし、このようにシートSの側端から外
れて吐出され、シートSに付着しなかったインクは、画
像形成が終了するときのシート後端位置よりもシート搬
送方向後方に突出し、かつシートSの両側端よりシート
搬送方向と直交する方向に突出するような形状を有して
いるインク吸収手段10によって吸収されるため、装置
を汚すことはない。
れて吐出され、シートSに付着しなかったインクは、画
像形成が終了するときのシート後端位置よりもシート搬
送方向後方に突出し、かつシートSの両側端よりシート
搬送方向と直交する方向に突出するような形状を有して
いるインク吸収手段10によって吸収されるため、装置
を汚すことはない。
【0050】また、シートSの後端よりも後方に吐出さ
れたインクはプラテン拍車9の先端部に付着するが、プ
ラテン拍車9へのインク付着量が少なく、またプラテン
拍車9のシートSヘの接触面積も少ないため、インクS
が多量にシート背面に転写してシート背面が汚れること
はない。
れたインクはプラテン拍車9の先端部に付着するが、プ
ラテン拍車9へのインク付着量が少なく、またプラテン
拍車9のシートSヘの接触面積も少ないため、インクS
が多量にシート背面に転写してシート背面が汚れること
はない。
【0051】なお、この後、シートSは排紙ローラ対の
みで搬送が行われ、シートSの後端部が記録領域を抜け
ると印字が終了し、シートSは排紙ローラ対によって装
置の外部に排出される。
みで搬送が行われ、シートSの後端部が記録領域を抜け
ると印字が終了し、シートSは排紙ローラ対によって装
置の外部に排出される。
【0052】このように、シートSを複数個のプラテン
拍車9で支持すると共に、プラテン拍車9の下方にイン
ク吸収手段10を設けることにより、余白レス印字を行
なう場合でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの
付着を効果的に防止することができる。
拍車9で支持すると共に、プラテン拍車9の下方にイン
ク吸収手段10を設けることにより、余白レス印字を行
なう場合でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの
付着を効果的に防止することができる。
【0053】なお、プラテン拍車9を撥水性材料で成形
または、表面に撥水処理を施すようにすれば、プラテン
拍車9の先端に、インクを更に付着しにくくすることが
でき、シート裏面へのインクの付着をさらに効果的に防
止することができる。
または、表面に撥水処理を施すようにすれば、プラテン
拍車9の先端に、インクを更に付着しにくくすることが
でき、シート裏面へのインクの付着をさらに効果的に防
止することができる。
【0054】また、例えば図10に示すように、プラテ
ン拍車9に、プラテン拍車9の先端に付着するインクを
クリーニングするためのクリーニング手段11を設ける
ようにすれば、プラテン拍車9の先端に付着したインク
を除去することができ、シート背面にインクが付着する
ことがないようにすることができる。ここで、このクリ
ーニング手段11は常にプラテン拍車9に当接させる必
要はなく、所定のタイミングでプラテン拍車9に当接さ
せるようにしても良い。
ン拍車9に、プラテン拍車9の先端に付着するインクを
クリーニングするためのクリーニング手段11を設ける
ようにすれば、プラテン拍車9の先端に付着したインク
を除去することができ、シート背面にインクが付着する
ことがないようにすることができる。ここで、このクリ
ーニング手段11は常にプラテン拍車9に当接させる必
要はなく、所定のタイミングでプラテン拍車9に当接さ
せるようにしても良い。
【0055】なお、これまでの説明においては、記録ヘ
ッド1の下方にプラテン拍車9を一列に設けた場合につ
いて述べてきたが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
てプラテン拍車9を複数列設けるようにしても良い。ま
た、これまでの説明においては、インクジェット記録装
置単体のそのものを例に取って説明したが、本発明はこ
れに限らず、複写機、プリンタ、ファクシミリ等に組み
込まれた形態のインクジェット記録装置にも適用するこ
とができる。
ッド1の下方にプラテン拍車9を一列に設けた場合につ
いて述べてきたが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
てプラテン拍車9を複数列設けるようにしても良い。ま
た、これまでの説明においては、インクジェット記録装
置単体のそのものを例に取って説明したが、本発明はこ
れに限らず、複写機、プリンタ、ファクシミリ等に組み
込まれた形態のインクジェット記録装置にも適用するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送されてきたシートを画像形成手段の下方に設けられた
複数の拍車により下方より支持し、また複数の拍車の下
方に設けられたインク吸収手段により画像形成手段から
吐出されたインクのうちシートに付着しなかったインク
を吸収するようにすることにより、余白レス印字を行な
った場合でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの
付着を効果的に防止することができる。
送されてきたシートを画像形成手段の下方に設けられた
複数の拍車により下方より支持し、また複数の拍車の下
方に設けられたインク吸収手段により画像形成手段から
吐出されたインクのうちシートに付着しなかったインク
を吸収するようにすることにより、余白レス印字を行な
った場合でも、装置の汚れ及びシート裏面へのインクの
付着を効果的に防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例
であるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図。
であるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図。
【図2】上記インクジェット記録装置の側面図。
【図3】上記インクジェット記録装置に設けられたプラ
テン拍車の概念図。
テン拍車の概念図。
【図4】上記インクジェット記録装置の余白レス印字の
際、シートの先端部に印字を行うときの様子を示す斜視
図。
際、シートの先端部に印字を行うときの様子を示す斜視
図。
【図5】上記余白レス印字の際、シートの先端部に印字
を行うときの様子を示す側面図。
を行うときの様子を示す側面図。
【図6】上記余白レス印字の際、シートの中央部に印字
を行うときの様子を示す側面図。
を行うときの様子を示す側面図。
【図7】上記余白レス印字の際、シートの中央部に印字
を行うときの様子を示す斜視図。
を行うときの様子を示す斜視図。
【図8】上記余白レス印字の際、シートの後端部に印字
を行うときの様子を示す斜視図。
を行うときの様子を示す斜視図。
【図9】上記余白レス印字の際、シートの後端部に印字
を行うときの様子を示す側面図。
を行うときの様子を示す側面図。
【図10】上記インクジェット記録装置のプラテン拍車
をクリーニングするクリーニングローラを説明する斜視
図。
をクリーニングするクリーニングローラを説明する斜視
図。
【図11】従来のインクジェット記録装置の構成を示す
側面図。
側面図。
【図12】シートサイズと印字範囲を説明する図。
【図13】余白レス印字の際の印字範囲を説明する図。
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 4 搬送ローラ 5 ピンチローラ 9 プラテン拍車 10 インク吸収手段 11 クリーニング手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 5/06 B65H 29/20 29/20 B41J 3/04 101Z Fターム(参考) 2C056 EA16 EA27 FA10 HA27 HA34 JC10 2C058 AB18 AC07 AE02 AE09 AF15 AF20 AF23 AF31 DA11 DA39 2C059 AA05 AA22 AA26 AB01 BB05 BB06 BB07 BB10 BB12 BB13 BB14 BB15 BB22 3F049 AA10 CA02 CA11 DA14 LA01 LB03 3F101 AB01 AB07 LA01 LB03
Claims (5)
- 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送手段と、前
記シート搬送手段により下方に搬送されたシートに対し
てシート搬送方向と直交する方向に移動しながらインク
を吐出して画像を形成する画像形成手段とを備えた画像
形成装置において、 前記画像形成手段の下方に設けられ、前記搬送されてき
たシートを下方より支持する複数の拍車と、 前記複数の拍車の下方に設けられ、前記画像形成手段か
ら吐出されたインクのうち前記シートに付着しなかった
インクを吸収するインク吸収手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記インク吸収手段は、画像形成が開始
されるときのシート先端位置よりもシート搬送方向前方
に突出すると共に画像形成が終了するときのシート後端
位置よりもシート搬送方向後方に突出し、かつシートの
両側端よりシート搬送方向と直交する方向に突出するよ
うな形状を有していることを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置。 - 【請求項3】 前記複数の拍車に、該拍車の表面を清掃
するためのクリーニング手段を設けたことを特徴とする
請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記複数の拍車を撥水性材料で成形した
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記複数の拍車の表面に撥水処理を施し
たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001011212A JP2002211056A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001011212A JP2002211056A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002211056A true JP2002211056A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18878374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001011212A Pending JP2002211056A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002211056A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004306578A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録装置 |
JP2005119226A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007307804A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置、記録装置およびプラテンユニット |
US7717634B1 (en) * | 2006-01-11 | 2010-05-18 | Lexmark International, Inc. | Trough support ribs |
US8240842B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-08-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus |
EP2939840A1 (en) * | 2009-07-31 | 2015-11-04 | Memjet Technology Limited | Printing system with drive roller and vacuum belt assembly |
-
2001
- 2001-01-19 JP JP2001011212A patent/JP2002211056A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004306578A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録装置 |
JP4501373B2 (ja) * | 2003-02-17 | 2010-07-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録装置 |
JP2005119226A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US7717634B1 (en) * | 2006-01-11 | 2010-05-18 | Lexmark International, Inc. | Trough support ribs |
JP2007307804A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置、記録装置およびプラテンユニット |
US8240842B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-08-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus |
EP2939840A1 (en) * | 2009-07-31 | 2015-11-04 | Memjet Technology Limited | Printing system with drive roller and vacuum belt assembly |
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