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JP2002292482A - レーザマーキング装置 - Google Patents

レーザマーキング装置

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JP2002292482A
JP2002292482A JP2001099745A JP2001099745A JP2002292482A JP 2002292482 A JP2002292482 A JP 2002292482A JP 2001099745 A JP2001099745 A JP 2001099745A JP 2001099745 A JP2001099745 A JP 2001099745A JP 2002292482 A JP2002292482 A JP 2002292482A
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JP2001099745A
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Kaoru Mizutani
薫 水谷
Kimio Kondo
公男 近藤
Iku Akasaka
郁 赤坂
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
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Sunx Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲線部分や屈曲部分での内回り現象による印
字品質の低下を抑えつつ、マーキングの高速化が可能な
レーザマーキング装置を提供する。 【解決手段】 制御手段130は、点Cの座標データを
与える際、点Cの座標データとその直前に与えた点A,
Bの座標データに基づいて、変更角度θbを基準角度と
比較する。変更角度θbは基準角度よりも大きいことが
検知され、マーキングポイントが点Bに接近したことを
知らせる検知信号を接近状態検出手段250から受けた
ときに、点Cの座標データをガルバノスキャナ220に
与える。これにより点B付近での内回り現象を回避する
ことができる。続いて点Dの座標データについても同様
に遅延するが、点Eの座標データでは、点Dでの変更角
度θdが基準角度より小さいことが検知されて、通常の
タイミングでガルバノスキャナ220に与えることにな
る。これにより印字品質の低下を抑えつつマーキングの
高速化を図ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を被マー
キング対象物上で2次元方向に走査して、文字、記号、
図形等をマーキングするガルバノスキャン方式のレーザ
マーキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザマーキング装置では、予
め設定されたマーキング情報から座標データを生成して
ガルバノスキャナに与え、そのガルバノスキャナがレー
ザ光源から出射されるレーザ光を被マーキング対象物上
で2次元方向に走査し、そのレーザ光の照射点の移動軌
跡にて文字・記号・図形等をマーキングする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ガ
ルバノスキャナは、制御部から座標データを受けても直
ぐには、レーザ光の照射点を移動させることができず、
レーザ光の照射点が、停止状態から動き始めるまでの間
に、挙動遅れ時間を要する。また、この挙動遅れ時間
は、ガルバノスキャナに備えたミラー等の駆動部分の慣
性力と、これら駆動部分を駆動させるためのトルクとか
ら算出される。そして、従来のレーザマーキング装置で
は、上記挙動遅れ時間が原因となって、ガルバノスキャ
ナが遅れて追従し、例えば曲線を描かせた場合に以下の
内回り現象が生じる場合があった。即ち、例えば、円
(「○」)をマーキングする場合は、図5に示すよう
に、円を構成する曲線L10を複数の線分に分割し、各
線分の両端点(P1,P2,P3,P4・・・・)とを
繋ぐようにしてレーザ光を走査する。ここで、同図の点
P0から円を描かせるとすると、点P0が線分1の始点
となり、この線分1の終点となる点P1にレーザ光の照
射点を移動させる移動命令を、制御部からガルバノスキ
ャナに与える。次いで、制御部は、上記移動命令から所
定時間後に、線分2の始点である上記点P1に、レーザ
光の照射点があるとして、その線分2の終点となる点P
2に、レーザ光の照射点を移動させる移動命令を、ガル
バノスキャナに与える。
【0004】ところが、点P2への移動命令がガルバノ
スキャナに与えられたときに、実際には、上記したミラ
ー等の慣性力による追従遅れにより、レーザ光の照射点
は、線分2の始点P1に到達しておらず、線分1のうち
始点P0と終点P1との途中又は線分1の始点P0に位
置する。そして、その位置で、点P2への移動命令がガ
ルバノスキャナに与えられて追従遅れが生じ、その追従
遅れにも関わらず、順次に移動命令が与えられる。この
ため、ガルバノスキャナは追従遅れになりながらも常に
先のデータを目指してレーザ光を走査し、よって設定の
円より内側に歪んだマーキングを施してしまう。なお、
ガルバノスキャナの駆動速度が高速になるほど、前述し
た慣性力の影響により、この追従遅れがより顕著に現れ
てくるため、マーキングする文字・記号・図形等により
大きな歪みが発生してしまう。この内回り現象は、曲線
部分だけでなく例えば所定角度以上折れ曲がった屈曲部
分でも発生する。
【0005】この問題を解決する従来技術として、各線
分の始点及び終点で固定のウエイト時間を設けて、ガル
バノスキャナの追従遅れを待つように構成されたものが
ある。ところで、上記内回り現象は全ての曲線で問題と
なるわけではない。その曲線の屈曲度や印字速度によっ
ても内回り現象による印字への影響は異なるからであ
る。ところが、この構成では、曲線を構成する各線分の
始点及び終点のすべてについて一律にウエイト時間が設
けられている。従って、比較的内回り現象の影響が小さ
い緩やかな曲線を印字する場合であっても、各線分の始
点及び終点部分で角張った曲線となってしまい却って印
字品質を低下させる結果となるという問題があった。ま
た、このような不要な部分にもウエイト時間が一律に設
けられているからマーキングの高速化の妨げになるとい
う問題をも生じる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、曲線部分や屈曲部分での内回り現象による印字品質
の低下を抑えつつ、マーキングの高速化が可能なレーザ
マーキング装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るレーザマーキング装置は、レ
ーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光の方向を変え
て被マーキング対象物上にレーザ光の照射点となるマー
キングポイントを走査するガルバノスキャナと、被マー
キング対象物に印字する文字、記号、図形等に関するマ
ーキング情報を設定するための設定手段と、設定された
マーキング情報に基づいて、文字、記号、図形等を、所
定の線要素に分け、それら各線要素のそれぞれについ
て、始点及び終点を含む複数の座標データを生成するデ
ータ生成手段と、データ生成手段で生成された座標デー
タをガルバノスキャナに順次与えて駆動させ、マーキン
グポイントの移動方向を、各座標データに対応する被マ
ーキング対象物上の位置に向う方向に順次変更しつつ移
動させることで、文字、記号、図形等が被マーキング対
象物上に順次印字されるように制御する制御手段とを備
えたレーザマーキング装置において、データ生成手段に
より生成された座標データに基づいて、各座標データを
ガルバノスキャナに与えることで変更されるマーキング
ポイント移動方向の変更角度が所定の角度以上であるこ
とを検知する変更角度検知手段と、座標データのうち、
変更角度検知手段によって変更角度が所定の角度以上に
なることが検知された座標データについては、ガルバノ
スキャナに与えるタイミングを遅延させる遅延手段とを
備えたところに特徴を有する。
【0008】請求項の2の発明に係るレーザマーキング
装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光の
方向を変えて被マーキング対象物上にレーザ光の照射点
となるマーキングポイントを走査するガルバノスキャナ
と、被マーキング対象物に印字する文字、記号、図形等
に関するマーキング情報を設定するための設定手段と、
設定されたマーキング情報に基づいて、文字、記号、図
形等を、所定の線要素に分け、それら各線要素のそれぞ
れについて、始点及び終点を含む複数の座標データを生
成するデータ生成手段と、データ生成手段で生成された
座標データをガルバノスキャナに順次与えて駆動させ、
マーキングポイントの移動方向を、各座標データに対応
する被マーキング対象物上の位置に向う方向に順次変更
しつつ移動させることで、文字、記号、図形等が被マー
キング対象物上に順次印字されるように制御する制御手
段とを備えたレーザマーキング装置において、ガルバノ
スキャナに与える座標データが曲線の始点の座標データ
である場合には、それ以降曲線の終点の座標データまで
順次与える座標データ群のうち所定間隔毎の座標データ
について、ガルバノスキャナに与えるタイミングを遅延
させる遅延手段とを備えたところに特徴を有する。
【0009】なお、本発明の「遅延手段」には、座標デ
ータをガルバノスキャナに与えるタイミングを遅延でき
るものであればよく、次のいずれの手段によるものであ
ってもよい。変更角度検知手段の検知動作があった座標
データの直前に与えられた座標データに対応する被マー
キング対象物上の位置に、マーキングポイントが到達、
或いは接近してから所定のウエイト時間を設けて遅延さ
せる構成のもの。また、マーキングポイントが前記直前
に与えられた座標データに対応する位置から所定範囲内
に入ったことを条件に変更角度検知手段の検知動作があ
った次の座標データをガルバノスキャナに与えることで
遅延させる構成のものであってもよい。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>被マーキン
グ対象物上に印字すべき文字、記号、図形等には、曲線
部分や所定角度以上に折れ曲がった屈曲部分があり、上
述した内回り現象の原因となり得る。しかしながら、全
ての曲線部分及び屈曲部分で内回り現象が生じるわけで
はなく、従来のレーザマーキング装置のように一律ウエ
イト時間を設けると却って印字品質を低下させる結果と
なる場合もある。そこで、請求項1の構成によれば、デ
ータ生成手段により生成された座標データうち、ガルバ
ノスキャナに与えることで前記マーキングポイント移動
方向を所定の角度以上変更することになる座標データに
ついてのみ制御手段からガルバノスキャナに与えるタイ
ミングを遅延させるように構成した。これにより、屈曲
度が比較的に大きく内回り現象が生じ得る部分について
ウエイト時間を設けて内回り現象を抑えることができる
と共に、それ以外の例えば比較的緩やかな曲線部分につ
いてはウエイト時間を設けることなく印字されることに
なり、ウエイト時間を設けることによる印字品質の低下
及び印字速度の無駄な遅延を防止することができる。
【0011】<請求項2の発明>曲線部分での内回り現
象を防止ために、必ずしもその曲線部分を構成する全て
の点でウエイト時間を設ける必要がない場合もある。そ
れで、請求項2の構成によれば、文字、記号、図形等の
曲線部分を印字する場合には、その曲線部分を構成する
座標データ群のうち所定間隔毎の座標データについて、
ガルバノスキャナに与えるタイミングを遅延させるよう
に構成した。これにより、全ての点で固定のウエイト時
間を設けるものに比べて印字品質を保持しつつ印字速度
の高速化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>本発明の第1実
施形態を図1ないし図3によって説明する。本実施形態
のレーザマーキング装置は、図1に全体が示されてお
り、同図において、符号210は、レーザ光源であっ
て、ここから出射されたレーザ光はガルバノスキャナ2
20によって向きが変更される。ガルバノスキャナ22
0は、一対のガルバノミラー220V,220Wを備え
ており、一方のガルバノミラー220Wは、駆動手段2
20Yによって縦方向に角度を変移させることができ、
他方のガルバノミラー220Vは、駆動手段220Xに
よって横方向に角度を変移させることができる。これら
両ガルバノミラー220V,220Wにより、レーザ光
が2方向に向きを変えられ、そのレーザ光の照射点(以
下、「マーキングポイント」という)が、ワークW上を
二次元的に移動する。
【0013】本実施形態のレーザマーカ装置の電気的構
成は、図2に示されており、レーザ光源210及びガル
バノスキャナ220を含むヘッド部200と、コントロ
ーラ部100とが、それぞれのラインドライバ/レシー
バ50A,50Bを介して接続されている。コントロー
ラ部100のうち符号110は、本発明の設定手段に相
当する例えばコンソール等の設定部であって、これによ
りマーキングする文字・図形・記号等を設定することが
できると共に、表示部(図示せず)を備えて、入力デー
タを確認できる。符号120は、データ生成手段であっ
て、一対のCPU1,2からなる。そして、データ生成
手段120は、前記設定部110から入力された前記マ
ーキング情報に基づいて、複数の座標データを生成す
る。
【0014】符号140は、記憶手段であって、メモリ
142にカウンタ141を連ねてなる。そして、記憶手
段140のメモリ142に、前記データ生成手段120
で生成した複数の座標データが記憶される。符号130
は、制御手段であって、前記記憶手段140に前記複数
の座標データを格納し、かつ、それら座標データを記憶
手段140から順番に取り出してラインドライバ/レシ
ーバ50Aに出力させる。また、制御手段130は、前
記複数の座標データが、始点および終点である端点の座
標データであるか否かを認識し、前記複数の座標データ
の出力、および、前記レーザ光源210のON/OFFを制御
する。
【0015】一方、ヘッド部200のうち符号230
は、D/A変換手段であって、前記コントローラ部10
0の記憶手段140からラインドライバ/レシーバ50
A,50Bを介して送られてきた複数の座標データを、
それぞれに対応する電圧に変換する。符号240は、サ
ーボ回路であって、D/A変換手段230からの電圧に
基づいて、前記ガルバノスキャナ220の駆動手段22
0X,220Y(図1参照)を制御する。符号250
は、接近状態検出手段であって、コンパレータ253
(以下、単に「第1コンパレータ253」という)とウ
ィンドコンパレータ254(以下、単に「第2コンパレ
ータ254」という)と、角度センサ251と、微分回
路252とから構成されている。そして、D/A変換手
段230からの各座標データに対応する電圧と、前記ガ
ルバノスキャナ220の駆動量に対応する電圧とに基づ
いて、前記端点の座標データに対する、マーキングポイ
ントの接近状態を検出する。そして、この検出信号は制
御手段130に与えられる。
【0016】次に、このレーザマーキング装置に、マー
キングの対象として図3に示すようなマーク(「折れ線
(A−E)」)を印字する場合を例に挙げて本実施形態
の動作を説明する。まず、設定部110にマーキングす
る前記マーク、マーキング速度等の情報が入力される
と、データ生成手段120が、図3に示した各線要素K
1〜K4に分けると共に、それらの始点・終点(A〜
E)の座標データを生成してメモリ142に記憶する。
なお、本実施形態では、説明を簡略化させるために、各
点(A,B,C,D,E)間の中点に対応する座標デー
タは生成されないものとして、以下説明する。
【0017】次いで、レーザマーキング装置のマーキン
グ開始のスイッチ(図示せず)がオンされると、制御手
段130は、メモリ142から座標データを取り出し
て、それら座標データを、所定周期で順次にD/A変換
手段230及びサーボ回路240を介して、電圧信号と
してガルバノスキャナ220に与える。そして、この所
定周期の間に、各座標データで特定した2位置間を、マ
ーキングポイントが移動する速度でもって、ガルバノミ
ラー220V,220Wが駆動される。このとき、制御
手段130からのオンオフ信号に基づき、レーザ光源2
10をオンしてマーキングポイントを移動すると、所望
の文字・記号・図形がマーキングされることになるが、
ガルバノスキャナ220は、上述したように挙動遅れ時
間を要するから、それが原因でガルバノスキャナ220
が遅れて追従し、例えば図3に示す点線L2のように内
回り現象が生じる得る。しかしながら、この現象は、設
定されたマーキング速度と、マーキングする部分の屈曲
度(同図において、変更角度θb,θc,θdの大きさ)
により影響が異なる。同図に示すように、屈曲部分(A
−B−C)の頂点B及び屈曲部分(B−C−D)の頂点
Cの付近では、内回り現象が生じているが、比較的緩や
かな屈曲部分(C−D−E)の頂点Dの付近では内回り
現象による影響がほとんど生じていない。
【0018】そこで、本実施形態では、制御手段130
は、メモリ142に記憶された連続する2点の座標デー
タに基づいて、隣合う線要素K1〜K4の前記変更角度
θb,θc,θd、即ち、本発明でいう「各座標データを
ガルバノスキャナに与えることで変更されるマーキング
ポイント移動方向の変更角度」が基準角度以上であるか
どうかを検知する。なお、この基準角度は、設定された
マーキング速度と、マーキングする部分の屈曲度等によ
って異なるが、内回り現象が生じない程度の角度(本実
施形態では、点Dの変更角度θdよりやや大きい角度)
に設定してある。また、この基準角度は実験的に求めて
もよいし、計算で求めてもよい。
【0019】そして、制御手段130は、各座標データ
をガルバノスキャナ220に与える際、本発明の変更角
度検知手段及び遅延手段として機能する。例えば、点C
の座標データを与える際、点Cの座標データとその直前
に与えた点A,Bの座標データに基づいて、線要素K1
の移動方向(点A→点B方向)と線要素K2の移動方向
(点B→点C方向)とのなす変更角度θbを前記基準角
度と比較する。そして、変更角度θbは基準角度よりも
大きいことが検知され、点Cの座標データをガルバノス
キャナ220に与えるタイミングを遅延させる。本実施
形態では、制御手段130は、マーキングポイントが点
Bに接近したことを知らせる検知信号を前記接近状態検
出手段250から受けたときに、点Cの座標データをガ
ルバノスキャナ220に与えるように構成してある。こ
れにより、マーキングポイントが点Bに接近するまで待
って点Cの座標データが与えられることになるから、内
回り現象を回避することができる。続いて、点Dの座標
データについても、点Cでの変更角度θcが前記基準角
度より大きいことが検知されて、マーキングポイントが
点Cに接近するまで待って与えることになり、もって内
回り現象を回避することができる。一方、点Eの座標デ
ータについては、点Dでの変更角度θdが基準角度より
小さいことが検知されて、通常のタイミングでガルバノ
スキャナ220に与えることになるが、変更角度が小さ
いために内回り現象はマーキングに実質的に影響を与え
ない。
【0020】このように、各座標データをガルバノスキ
ャナ220に与える際、その変更角度が所定の角度以上
であることを検知してガルバノスキャナに与えるタイミ
ングを遅延させるから内回り現象を回避することができ
る。しかも、すべての座標データに対して一律に遅延さ
せるわけでなく、変更角度が所定角度より小さい場合に
は通常のタイミングでガルバノスキャナ220に与える
ように構成したから、無駄な遅延時間を排除することが
でき、もって印字品質の低下を抑えつつマーキングの高
速化を図ることが可能になる。
【0021】<第2実施形態>図4は(請求項2の発明
に対応する)第2実施形態のレーザマーキング装置によ
るマーキングを示した図である。前記実施形態との相違
点は、座標データをガルバノスキャナ220に与える制
御手段130の制御動作にあり、その他の点は前記第1
実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同一符
号を付して詳細な説明を省略し、異なるところのみを次
に説明する。
【0022】まず、設定部110にマーキングする円の
直径、マーキング速度等の情報が入力されると、データ
生成手段120が、入力されたマークをいくつかの線分
に分解し、始点および終点の座標データを生成する。ま
た、この成分が、直線、又は、曲線のいずれであるかの
情報もこの座標データの中に含まれる。本実施形態の場
合は、マークは(「○」)であるから、図4に示すよう
に、構成線は、例えば、所定の半径で湾曲した一本の曲
線L1をなし、同じ点である始点P00と終点P00の座標
データを生成すると共に、それらの座標データを元にし
て、構成線Lを、始点から終点までの間を更に細かく分
解し、始点及び終点とを含めた複数の点P00,P10,P
20,P30,P40,・・・の座標データを生成して、メモ
リ142に記憶する。このとき生成された軌跡点の座標
データには、それが始点の座標データであるのか、終点
の座標データであるのか、あるいは、中点の座標データ
であるのかという点データの情報も含まれる。
【0023】さて、本実施形態では、制御手段130
は、点P00の座標データが曲線の成分であって、かつそ
の曲線の始点であることを検知すると、それ以降曲線L
20の終点としての点P00までの座標データ(P00〜P
00)のうち、予め設定された、或いは前記設定部110
により設定した所定間隔毎の座標データについて、ガル
バノスキャナ220に与えるタイミングを遅延させる。
本実施形態では、制御手段130は、図4に示すように
1つ飛び毎の座標データ(同図においては、○印で囲ん
だ点P20,P40,P60...)について遅延させるよう
に設定してある。なお、この間隔は設定されるマーキン
グ速度や印字する円の半径等により他の間隔(2つ飛び
毎、3つ飛び毎...)でもよく、実験的に求めても計
算で求めてもよく、前記設定部110等により入力して
も予め記憶させておいてもよい。ここで、例えば、制御
手段130は、点P10の座標データをガルバノスキャナ
220に与えてマーキングポイントがその点P10に向っ
て移動し始めて通常のタイミングで点P20,P30の座標
データを与えると、内回り現象が生じてマーキングポイ
ントは点線L21に沿った軌跡を描くことになる。とこ
ろが、本実施形態では、点P20の座標データについて
は、マーキングポイントが点P20に接近するのを待って
ガルバノスキャナ220に与えることになる。そして、
通常のタイミングで点P40の座標データが与えられ、次
の点P50の座標データについて再度遅延してガルバノス
キャナ220に与えることになる。従って、内回り現象
を回避しつつマーク(「○」)を印字することが可能に
なる。
【0024】このように、本実施形態のレーザマーキン
グ装置では、曲線を描く場合には曲線の始点から終点ま
での座標データのうち所定間隔の座標データについてガ
ルバノスキャナ220に与えるタイミングが遅延されつ
つ印字されることになる。従って、内回り現象を回避し
つつ、所定間隔の設定により無駄な遅延時間を排除する
ことができ、もって、印字品質の低下を抑えつつマーキ
ングの高速化を図ることが可能になる。
【0025】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0026】(1)上記各実施形態では、遅延手段とし
て、接近状態検出手段250により直前に与えた座標デ
ータに対応するワークW上の位置にマーキングポイント
が近接するまで待って、次の座標データをガルバノスキ
ャナ220に与えることで遅延させる構成としたが、必
ずしも近接しなくてもよい。即ち、印字する文字等やマ
ーキング速度に応じて接近状態検出手段250の検出範
囲を変更して、マーキングポイントが前記位置に対して
所定範囲内に入ったことを検出して、ガルバノスキャナ
220に座標データを与えるように構成してもよい。更
に、前記所定範囲内に入るまで待った後に、所定のウエ
イト時間を設けてもよい。
【0027】(2)また、上記各実施形態では、遅延手
段は、接近状態検出手段250からの検知信号を受けて
遅延させる構成としたが、これに限られず、例えば、制
御手段130に、ガルバノスキャナ220に座標データ
を与えるタイミングとして、通常用のタイミングと、遅
延用タイミングとを設けて、常には通常タイミングで座
標データを与える一方、変更角度が所定角度より大きい
こと(第1実施形態の場合)、或いは、与える座標デー
タが曲線成分であること(第2実施形態の場合)が検知
されたときには、遅延用タイミングで座標データを与え
ることで遅延させるように構成するものであってもよ
い。
【0028】(3)上記第1実施形態の遅延手段につい
ては、変更角度が基準角度以上である場合には、一律の
時間(直前に与えた座標データの点に近接するまで待
つ)遅延させるように構成したが、例えば、変更角度の
大きさに応じて、ガルバノスキャナ220に与えるタイ
ミングを変えるように構成してもよい。
【0029】(4)上記第1実施形態では、折れ線を印
字する場合について説明したが、例えば、第2実施形態
で説明した「円」等の曲線を印字する場合であっても、
各変更角度に応じて、ガルバノスキャナ220に与える
タイミングを遅延させるようにして印字することになる
から、全ての点についてウエイト時間を設ける従来のも
のに比べて、やはり内回り現象を抑えつつマーキングの
高速化を図ることが可能になる。
【0030】(5)上記第2実施形態では、曲線の代表
例として「円」を印字する場合について説明したが、こ
れに限らず、その曲線であってもよく、さらに曲線部分
に一部連続的に直線部分を有するものであってもよい。
即ち、例えばアルファベットの「J」に対して、その一
端点から他端点までの複数点の座標データ群のうち所定
間隔毎の座標データについてガルバノスキャナに与える
タイミングを遅延させる構成も請求項2の発明に含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るレーザマーキング
装置の概略斜視図
【図2】そのブロック図
【図3】マーキングする折れ線の模式図
【図4】第2実施形態に係るレーザマーキング装置がマ
ーキングする円の模式図
【図5】従来のレーザマーキング装置による内回り現象
を示す概念図
【符号の説明】
110…設定部 120…データ生成手段 130…制御手段 210…レーザ光源 220…ガルバノスキャナ 250…接近状態検出手段 W…ワーク θb,θc,θd…変更角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤坂 郁 愛知県春日井市牛山町2431番地の1 サン クス株式会社内 Fターム(参考) 2H045 AB33 AB43 BA15 DA31 2H111 HA14 HA32 4E068 AB00 CA08 CB02 CD06 CE03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射するレーザ光源と、 前記レーザ光の方向を変えて被マーキング対象物上に前
    記レーザ光の照射点となるマーキングポイントを走査す
    るガルバノスキャナと、 前記被マーキング対象物に印字する文字、記号、図形等
    に関するマーキング情報を設定するための設定手段と、 設定された前記マーキング情報に基づいて、前記文字、
    記号、図形等を、所定の線要素に分け、それら各線要素
    のそれぞれについて、始点及び終点を含む複数の座標デ
    ータを生成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段で生成された前記座標データを前記
    ガルバノスキャナに順次与えて駆動させ、前記マーキン
    グポイントの移動方向を、前記各座標データに対応する
    被マーキング対象物上の位置に向う方向に順次変更しつ
    つ移動させることで、前記文字、記号、図形等が前記被
    マーキング対象物上に順次印字されるように制御する制
    御手段とを備えたレーザマーキング装置において、 前記データ生成手段により生成された前記座標データに
    基づいて、各座標データを前記ガルバノスキャナに与え
    ることで変更される前記マーキングポイント移動方向の
    変更角度が所定の角度以上であることを検知する変更角
    度検知手段と、 前記座標データのうち、前記変更角度検知手段によって
    前記変更角度が所定の角度以上になることが検知された
    座標データについては、前記ガルバノスキャナに与える
    タイミングを遅延させる遅延手段とを備えたことを特徴
    とするレーザマーキング装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光を出射するレーザ光源と、 前記レーザ光の方向を変えて被マーキング対象物上に前
    記レーザ光の照射点となるマーキングポイントを走査す
    るガルバノスキャナと、 前記被マーキング対象物に印字する文字、記号、図形等
    に関するマーキング情報を設定するための設定手段と、 設定された前記マーキング情報に基づいて、前記文字、
    記号、図形等を、所定の線要素に分け、それら各線要素
    のそれぞれについて、始点及び終点を含む複数の座標デ
    ータを生成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段で生成された前記座標データを前記
    ガルバノスキャナに順次与えて駆動させ、前記マーキン
    グポイントの移動方向を、前記各座標データに対応する
    被マーキング対象物上の位置に向う方向に順次変更しつ
    つ移動させることで、前記文字、記号、図形等が前記被
    マーキング対象物上に順次印字されるように制御する制
    御手段とを備えたレーザマーキング装置において、 前記ガルバノスキャナに与える前記座標データが曲線の
    始点の座標データである場合には、それ以降前記曲線の
    終点の座標データまで順次与える座標データ群のうち所
    定間隔毎の座標データについて、前記ガルバノスキャナ
    に与えるタイミングを遅延させる遅延手段とを備えたこ
    とを特徴とするレーザマーキング装置。
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