JP2002289465A - セラミック電子部品およびその製造方法 - Google Patents
セラミック電子部品およびその製造方法Info
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Abstract
ラミック電子部品と、簡単にそのようなセラミック電子
部品を製造することができるセラミック電子部品の製造
方法を得る。 【解決手段】 セラミック電子部品10は、セラミック
素体12を含み、その両端面に端子電極14a,14b
が形成される。端子電極14a,14bは、焼き付けら
れた外部電極16a,16bと、その上に形成されため
っき皮膜18a,18bとを含む。このセラミック電子
部品10を形成するために、外部電極16a,16bを
有するセラミック素体12を撥水処理剤に浸漬・乾燥
し、めっき処理を施す。撥水処理剤は、Ra−(CH
2 )−Si−(O−Rb)3 で表され、Rbに相当す
る官能基の少なくとも1つが加水分解することによって
水酸基に置換される。
Description
部品およびその製造方法に関し、特に、たとえばセラミ
ック素体の端面に端子電極が形成されたセラミック電子
部品と、その製造方法に関する。
ク絶縁体からなるセラミック素体に、導体と導通する端
子電極が形成された構造を有している。端子電極は、セ
ラミック素体の端面に焼き付けられた外部電極と、外部
電極上に形成されるめっき皮膜とで形成される。めっき
皮膜としては、たとえば半田付けの際の耐半田性を得る
ためにNiめっき皮膜が形成され、さらに半田付き性を
良好とするために、SnまたはSn/Pbなどのめっき
皮膜が形成される。このようなめっき皮膜は、めっき液
中で外部電極上に電気めっきを行なう、いわゆる湿式め
っき法によって形成される。
によって形成される外部電極に微細な空隙が存在する。
また、セラミック素体に内部電極が形成されている場合
には、内部電極とセラミック絶縁体との界面にも微細な
空隙が存在する。したがって、外部電極が焼き付けられ
たセラミック素体をめっき液中に浸漬すると、めっき液
が外部電極の空隙内および空隙を通してセラミック素体
内に侵入して残留することになる。
はSn/Pbなどの各種金属の塩からなり、セラミック
素体中に残留すると、それ自体が異質誘電体として挙動
する結果、電子部品の特性、たとえば静電容量や誘電体
損失などにばらつきが生じる。また、水分の存在下では
イオンとして移行し、絶縁抵抗値を低下させるなどの原
因となっている。
に、たとえば外部電極が焼き付けられたセラミック素体
にシリコンまたはフェノールなどの熱硬化性樹脂を含浸
させた後、樹脂を硬化させて表面の余分な樹脂を研磨に
より除去したり、溶剤などによって余分な樹脂を洗浄す
る方法がある。このような方法により、セラミック素体
や外部電極の空隙を樹脂で封止し、外部電極表面に湿式
めっきによってめっき皮膜が形成される。
うな方法では、樹脂を熱硬化させる必要があり、熱硬化
により外部電極表面に付着した余分な樹脂は、研磨や洗
浄などの方法で除去する必要がある。このように、セラ
ミック素体に樹脂を含浸させる方法では、製造工程が複
雑になり、量産性に欠け、またコストアップにつながる
という問題がある。
成樹脂が残存すると、電子部品をプリント基板に実装す
る際、あるいは実装された後に高温・高湿環境下で使用
される場合、空隙に残存した樹脂が溶解あるいは変質し
て、電子部品の信頼性を損なう恐れがある。
ラミック素体にめっきが侵入していないセラミック電子
部品と、簡単にそのようなセラミック電子部品を製造す
ることができるセラミック電子部品の製造方法を提供す
ることである。
素体と、セラミック素体の端面に形成される外部電極
と、外部電極上に形成されるめっき皮膜とを含むセラミ
ック電子部品の製造方法であって、撥水処理剤によって
セラミック素体に形成された外部電極に撥水処理を施す
ことによりめっき液侵入防止皮膜を形成する工程と、外
部電極上にめっき処理を施す工程とを含み、撥水処理剤
は、Ra−(CH2 )−Si−(O−Rb)3 で表され
る式において、Raが疎水性を有する官能基であり、R
bに相当する官能基の少なくとも1つを加水分解するこ
とによって水酸基に置換したことを特徴とする、セラミ
ック電子部品の製造方法である。このようなセラミック
電子部品の製造方法において、セラミック素体に撥水処
理を行なう際、水酸基に置換した基が、加水分解前の基
に対して2〜80%含有される撥水処理剤を用いること
が好ましい。また、めっき液侵入防止皮膜を形成する工
程の後に、加熱による撥水処理剤の縮重合により外部電
極と撥水処理剤とを共有結合させる工程を含めてもよ
い。このようなセラミック電子部品の製造方法におい
て、セラミック素体として、セラミックと内部電極とか
らなるセラミック素体を用いることができる。さらに、
外部電極は、たとえば電極ペーストを塗布し、焼き付け
ることによって形成される。また、この発明は、上述の
いずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法で製造
された、セラミック電子部品である。
で表される撥水処理剤において、Rbに相当する官能基
を電極に対して吸着性のある水酸基に置換することによ
り、撥水処理剤の外部電極への吸着力を高めることがで
きる。このとき、水酸基に置換した基が、加水分解前の
基に対して2〜80%含有される撥水処理剤を用いるこ
とにより、優れた撥水効果を得ることができる。水酸基
に置換した基が、加水分解前の基に対して2%未満であ
ると、十分な撥水処理剤の吸着効果が得られず、80%
を超えると、撥水処理剤の吸着量が多くなりすぎ、めっ
き付き性が悪くなる。外部電極に撥水処理剤を吸着させ
た後、過熱して縮重合させ、撥水処理剤と外部電極とを
共有結合させることにより、耐磨耗性に優れためっき液
侵入防止皮膜を形成することができる。このような電極
形成方法用いたセラミック電子部品では、外部電極上へ
のめっき工程において、セラミック素体へのめっき液の
侵入を防ぐことができ、めっき液によるセラミック電子
部品の特性の変化を防止することができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
されるセラミック電子部品の一例を示す斜視図であり、
図2はその断面図である。セラミック電子部品10は、
セラミック素体12を含む。セラミック素体12として
は、たとえば積層セラミックコンデンサ用のものが用い
られる。積層セラミックコンデンサ用のセラミック素体
12は、セラミックグリーンシート上に電極材料が印刷
され、複数のセラミックグリーンシートが積層・圧着さ
れた後、焼成されることにより形成される。
2は、電極材料を焼成することによって形成された内部
電極が交互に両端面に露出した構造を有している。この
ように内部電極が露出したセラミック素体12の両端面
に、端子電極14a,14bが形成される。端子電極1
4a,14bは、それぞれ外部電極16a,16bと、
その上に形成されるめっき皮膜18a,18bとで形成
される。なお、めっき皮膜18a,18bとしては、1
層のものに限らず、多層に形成されたものであってもよ
い。たとえば、外部電極16a,16b上に、耐半田性
を有するNiめっき層を形成し、さらに半田付き性の良
好なSnめっき層やSn/Pbめっき層などを形成する
ことが考えられる。また、セラミック素体2としては、
チップインダクタ用やチップ抵抗用のものなどの他のセ
ラミック素体を用いることができる。
体12の両端面に電極ペーストを塗布し、焼き付けるこ
とによって形成される。電極ペーストにはガラスフリッ
トが含まれるため、焼き付けることによって、外部電極
16a,16bは多孔質な構造となる。さらに、湿式め
っき法により外部電極16a,16b上にめっき皮膜1
8a,18bが形成されるが、このとき、めっき液が外
部電極16a,16bの空隙を通してセラミック素体1
2に侵入しないように、めっき工程の前に撥水処理が施
される。
−(CH2 )−Si−(O−Rb) 3 で表され、この式
のRbに相当する官能基の少なくとも1つが、加水分解
することによって水酸基に置換される。この水酸基が、
外部電極16a,16bに吸着しやすい官能基として働
く。また、Raはめっき液がセラミック基体12に侵入
することを防ぐ疎水性の官能基であり、たとえば、アル
キル基、ビニル基、フェニル基、パーフルオロ基から選
ばれる少なくとも1種類である。このとき、水酸基に置
換した基が、加水分解前の基に対して2〜80%含有さ
れる撥水処理剤を用いることにより、優れた撥水効果を
得ることができる。水酸基に置換した基が、加水分解前
の基に対して2%未満であると、十分な撥水処理剤の吸
着効果が得られず、80%を超えると、撥水処理剤の吸
着量が多くなりすぎ、めっき付き性が悪くなる。水酸基
の含有量は、加水分解を行なう時間によって制御するこ
とができる。
16bが形成されたセラミック素体12を浸漬して、外
部電極16a,16bに撥水処理剤を付着させて、さら
に風乾することにより、めっき液侵入防止皮膜が形成さ
れる。このとき、撥水処理剤に電極に対する吸着性の良
好な水酸基が含まれていることにより、外部電極16
a,16bへの撥水処理剤の吸着力を高めることができ
る。
a,16bの上にめっき皮膜18a,18bが形成され
る。このめっき工程において、外部電極16a,16b
に撥水処理剤が付着しているため、疎水性を有する官能
基の働きによって、めっき液が外部電極16a,16b
の空隙からセラミック素体12に侵入することが防止さ
れる。したがって、セラミック素体12の特性がめっき
液の侵入によって変化せず、特性ばらつきのないセラミ
ック電子部品10を得ることができる。
bを浸漬した後、加熱により撥水処理剤を縮重合させ、
撥水処理剤と外部電極16a,16bとを共有結合させ
てもよい。このような処理を施すことにより、撥水処理
剤と外部電極16a,16bとが強力に結合し、撥水処
理剤の耐磨耗性を高めることができ、外部電極16a,
16bのシール性を維持することが可能となる。
ることにより、この水酸基が吸着基として働き、撥水処
理剤を金属に吸着させることができる。このとき、全て
の撥水処理剤をOH化しないことにより、金属への吸着
性の弱い撥水処理剤が残り、OH基をもつものが強く電
極に吸着され、OH化されていないものの吸着性は弱い
状態に保たれる。そのため、セラミック素体の外部電極
に形成された撥水処理剤皮膜は網目状になると考えら
れ、このような網目状構造により、外部電極へのめっき
付き性は確保されながら、撥水作用が維持されるものと
考えられる。
形成された積層セラミックコンデンサ用のセラミック素
体を準備した。下地電極焼付後に、撥水処理を行なうた
めに、撥水処理剤を準備した。撥水処理剤として、Ra
−(CH2 )−Si−(OCH3 )3 を準備した。この
処理剤を水分を含有させたイソプロピルアルコールに3
0g/L投入して、CH3 の加水分解を進めた。イソプ
ロピルアルコールは水溶性の溶媒であり、加水分解に必
要なものである。また、Raは、疎水性を有する官能基
として働くパーフルオロ基である。
光電子分光分析装置でのケミカルシフトから、−OHの
生成量を求めた。作製した処理剤のOH含有量は、元の
処理剤に対して、2,10,50,80,90%とし
た。この撥水処理剤に下地電極を形成したセラミック素
体を2分間浸漬処理し、液切り、風乾した後、Niめっ
き、Snめっきを順次行なって積層セラミックコンデン
サを作製した。
て、断面構造における外部電極内部へのめっき皮膜形成
状態、Niめっき連続性、半田付き性、および温度85
℃で湿度85%の恒温槽において4WV印加し、100
0時間経過後の絶縁抵抗不良品数(耐湿負荷試験)を評
価実施した。ここで、1WVは積層セラミックコンデン
サの定格電圧を示し、4WVは定格電圧の4倍の電圧を
印加したことを示す。比較例として、撥水処理を行わず
にめっき皮膜を形成した積層セラミックコンデンサ、R
a−(CH2 )−Si−(OCH3 )3 のCH3 を加水
分解しない処理剤を用いた積層セラミックコンデンサ、
および外部電極に樹脂を含浸させた後にめっき皮膜を形
成した積層セラミックコンデンサについて、同様の評価
を行なった。そして、その結果を表1に示した。表1の
中の分数について、分母は評価したサンプル数を示し、
分子は各項目に該当する積層セラミックコンデンサの不
良個数を示す。
成方法を採用したものでは、電極内へのめっきの侵入は
なく、Niめっき連続性および半田付き性も良好で、耐
湿負荷試験においても絶縁抵抗の劣化は見られなかっ
た。それに対して、撥水処理を行わなかったものや加水
分解していない処理剤を用いたものでは、電極内へのめ
っきの侵入のあるものが見られ、絶縁抵抗の劣化するも
のも発見された。また、樹脂を含浸させたものや、OH
基量を90%とした撥水処理剤を用いたものでは、Ni
めっき連続性および半田付き性が不良であるものが見ら
れた。これらは、外部電極表面の樹脂が十分に除去され
なかったり、撥水処理剤の付着量が多すぎたため、Ni
めっき皮膜の形成がよくなかったものであると考えられ
る。
とにより、吸着基として働く水酸基により撥水処理剤が
外部電極に吸着され、外部電極のシール効果を得ること
ができる。ただし、撥水処理剤の加水分解が進んで、O
H基の含有量が80%を超えると、撥水処理剤の吸着量
が多くなり、撥水効果が高くなりすぎて、めっき付き性
が悪くなる。また、OH基の含有量が2%未満では、撥
水処理剤の吸着量が少なくなり、十分な撥水効果が得ら
れない。そのため、撥水処理剤におけるOH基の含有量
は、2〜80%の範囲にあることが好ましい。
した撥水処理剤に下地電極を形成した積層セラミックコ
ンデンサ用のセラミック素体を2分間撥水処理剤に浸漬
処理し、液切り、風乾した。その後、セラミック素体を
オーブンに入れ、100〜120℃で30分間熱処理し
た。比較例として、実施例1と同様に、熱処理を行なわ
ないで加水分解した撥水処理剤を吸着させたセラミック
素体を準備した。そして、量産工程でのハンドリングに
よる撥水処理剤の剥落を想定して、これらのセラミック
素体について、2Lポリポットで60rpm、30分間
のバレル処理を行った。さらに、下地電極上にNiめっ
き、Snめっきを順次行なって積層セラミックコンデン
サを作製した。これらの積層セラミックコンデンサにつ
いて、実施例1と同様にして、電極内へのめっきの侵
入、Niめっき連続性、半田付き性、耐湿負荷試験を行
ない、その結果を表2に示した。
耐湿負荷試験において、絶縁抵抗が劣化したものが見ら
れた。これは、バレル処理によって、撥水処理剤皮膜が
剥離したためであると考えられる。それに対して、熱処
理を行った場合、撥水処理剤が縮重合して下地電極と共
有結合し、バレル処理によっても撥水処理剤が剥離せ
ず、耐湿負荷試験においても絶縁抵抗の劣化は見られな
かった。
極に十分に吸着され、撥水効果が得られるため、めっき
液がセラミック素体に侵入することを防止することがで
きる。しかも、外部電極が形成されたセラミック素体を
撥水処理剤に浸漬して、乾燥するだけで、簡単にセラミ
ック電子部品を作製することができる。さらに、撥水処
理剤を乾燥した後、加熱して縮重合させれば、耐磨耗性
が大きく、製造工程において撥水処理剤皮膜を剥離しに
くくすることができる。したがって、セラミック電子部
品を量産する場合においても、めっき液の侵入による特
性劣化を防止することができる。
子部品の一例を示す斜視図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 セラミック素体と、前記セラミック素体
の端面に形成される外部電極と、前記外部電極上に形成
されるめっき皮膜とを含むセラミック電子部品の製造方
法であって、 撥水処理剤によって前記セラミック素体に形成された前
記外部電極に撥水処理を施すことによりめっき液侵入防
止皮膜を形成する工程、および前記外部電極上にめっき
処理を施す工程を含み、 前記撥水処理剤は、Ra−(CH2 )−Si−(O−R
b)3 で表される式において、Raが疎水性を有する官
能基であり、Rbに相当する官能基の少なくとも1つを
加水分解することによって水酸基に置換したことを特徴
とする、セラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項2】 前記セラミック素体に撥水処理を行なう
際、前記水酸基に置換した基が、加水分解前の基に対し
て2〜80%含有される前記撥水処理剤が用いられる、
請求項1に記載のセラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項3】 前記めっき液侵入防止皮膜を形成する工
程の後に、加熱による前記撥水処理剤の縮重合により前
記外部電極と前記撥水処理剤とを共有結合させる工程を
含む、請求項1または請求項2に記載のセラミック電子
部品の製造方法。 - 【請求項4】 前記セラミック素体は、セラミックと内
部電極とからなる積層セラミック素体であることを特徴
とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセ
ラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項5】 前記外部電極は、電極ペーストを塗布
し、焼き付けたものであることを特徴とする、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のセラミック電子部品
の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載のセラミック電子部品の製造方法で製造された、セラ
ミック電子部品。
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