JP2002281359A - 電子拡大装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象物の上を移動させながら所望の情報を確
実に、かつ簡単に捕らえて拡大表示する。 【解決手段】 所望の画像に位置決めし、その画像を拡
大表示する電子拡大装置であって、画像を撮像して結像
スクリーン6に結像させるレンズ3,5と、レンズ3,
5の経路に置かれたハーフミラー4と、そのハーフミラ
ー4で反射された光を受光して電気的な画像信号に変換
する撮像素子8と、その撮像素子8により変換された画
像信号をもとに、拡大した画像信号を外部の表示装置に
出力する回路を備えた基板9と有する。
実に、かつ簡単に捕らえて拡大表示する。 【解決手段】 所望の画像に位置決めし、その画像を拡
大表示する電子拡大装置であって、画像を撮像して結像
スクリーン6に結像させるレンズ3,5と、レンズ3,
5の経路に置かれたハーフミラー4と、そのハーフミラ
ー4で反射された光を受光して電気的な画像信号に変換
する撮像素子8と、その撮像素子8により変換された画
像信号をもとに、拡大した画像信号を外部の表示装置に
出力する回路を備えた基板9と有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の上に載置
されて、使用者の所望する領域を拡大表示する電子拡大
装置に関するものである。
されて、使用者の所望する領域を拡大表示する電子拡大
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、新聞や雑誌等に掲載されている
文字や絵などは比較的小さいことが多い。このような情
報を、視力が低下した高齢者などが見る場合、虫眼鏡や
単眼の拡大鏡を用いることが多い。
文字や絵などは比較的小さいことが多い。このような情
報を、視力が低下した高齢者などが見る場合、虫眼鏡や
単眼の拡大鏡を用いることが多い。
【0003】このような虫眼鏡や単眼の拡大鏡を手に持
って、細かい文字や絵などで記述された内容を読み取る
場合には、像のボケや歪、或いは視野が狭い等の理由
で、その内容が読み取りにくいという問題がある。ま
た、このような拡大鏡は手で持って操作されるため、特
に高齢者の場合には手振れなどにより、それを通して見
る像そのものが不安定なものとなり、より見づらいもの
となってしまう。
って、細かい文字や絵などで記述された内容を読み取る
場合には、像のボケや歪、或いは視野が狭い等の理由
で、その内容が読み取りにくいという問題がある。ま
た、このような拡大鏡は手で持って操作されるため、特
に高齢者の場合には手振れなどにより、それを通して見
る像そのものが不安定なものとなり、より見づらいもの
となってしまう。
【0004】このような手振れによる影響をなくすため
に、台座の端から台座上方に伸びた支持腕の先端に小型
ビデオカメラをつけた電子拡大装置も市販されている。
に、台座の端から台座上方に伸びた支持腕の先端に小型
ビデオカメラをつけた電子拡大装置も市販されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電子拡大
装置は、拡大表示させたい原稿を台座上に乗せ、ビデオ
カメラで撮り込んで装置外部に接続された表示装置に表
示するものであるため、使用者が見たい原稿上の領域
は、原稿を動かしながら表示装置に表示された画像に基
づいて確認しなければならない。このため、拡大表示さ
せたい原稿上の領域を的確に探して位置決めするために
熟練を要し、時には原稿を動かしながら表示装置に表示
される画面を見ていると、車酔いの気分になることもあ
った。
装置は、拡大表示させたい原稿を台座上に乗せ、ビデオ
カメラで撮り込んで装置外部に接続された表示装置に表
示するものであるため、使用者が見たい原稿上の領域
は、原稿を動かしながら表示装置に表示された画像に基
づいて確認しなければならない。このため、拡大表示さ
せたい原稿上の領域を的確に探して位置決めするために
熟練を要し、時には原稿を動かしながら表示装置に表示
される画面を見ていると、車酔いの気分になることもあ
った。
【0006】これに対し、例えば特開平11−2253
28号公報には、使用者が手で把持して、所望の情報の
位置に向けて移動する把持部から上方に延長して設けら
れた部位に撮像カメラを取り付け、その撮像カメラに対
面する位置に本体下面から拡大対象範囲を示す枠上の部
材を設け、所望の範囲の情報内容の画像を電子的に取り
込んで拡大表示する電子拡大装置が記載されている。
28号公報には、使用者が手で把持して、所望の情報の
位置に向けて移動する把持部から上方に延長して設けら
れた部位に撮像カメラを取り付け、その撮像カメラに対
面する位置に本体下面から拡大対象範囲を示す枠上の部
材を設け、所望の範囲の情報内容の画像を電子的に取り
込んで拡大表示する電子拡大装置が記載されている。
【0007】ところがこのような従来の電子拡大装置で
は、使用者が拡大対象範囲を示す枠を見る視線上に手で
把持する部位が位置するため、その対象範囲が見づら
く、所望の情報を確実に把握できない。また、手で把持
する部位が拡大対象範囲を示す枠を見る視線上に入らな
いように視線を上方にずらすと、撮像カメラが視線にか
かり、同様に所望の情報を確実に把握できないといった
問題があった。
は、使用者が拡大対象範囲を示す枠を見る視線上に手で
把持する部位が位置するため、その対象範囲が見づら
く、所望の情報を確実に把握できない。また、手で把持
する部位が拡大対象範囲を示す枠を見る視線上に入らな
いように視線を上方にずらすと、撮像カメラが視線にか
かり、同様に所望の情報を確実に把握できないといった
問題があった。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、対象物の上を移動させながら所望の情報を確実に、
かつ簡単に捕らえて拡大表示できる電子拡大装置を提供
することを目的としている。
で、対象物の上を移動させながら所望の情報を確実に、
かつ簡単に捕らえて拡大表示できる電子拡大装置を提供
することを目的としている。
【0009】また本発明の目的は、拡大対象として捕ら
えている画像範囲を容易に確認して拡大表示できる電子
拡大装置を提供することにある。
えている画像範囲を容易に確認して拡大表示できる電子
拡大装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電子拡大装置は以下のような構成を備える。
即ち、所望の画像に位置決めし、当該画像を拡大表示す
る電子拡大装置であって、画像を撮像し結像スクリーン
に結像させる結像手段と、前記画像を電気的な画像信号
に変換する撮像手段と、前記撮像手段により変換された
画像信号をもとに拡大した画像信号を外部の表示装置に
出力する信号出力手段と、を有することを特徴とする。
に本発明の電子拡大装置は以下のような構成を備える。
即ち、所望の画像に位置決めし、当該画像を拡大表示す
る電子拡大装置であって、画像を撮像し結像スクリーン
に結像させる結像手段と、前記画像を電気的な画像信号
に変換する撮像手段と、前記撮像手段により変換された
画像信号をもとに拡大した画像信号を外部の表示装置に
出力する信号出力手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明するが、本発明はこれ
らの実施の形態に限定されるものではない。
の好適な実施の形態を詳細に説明するが、本発明はこれ
らの実施の形態に限定されるものではない。
【0012】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る電子拡大装置1の外観斜視図である。
形態1に係る電子拡大装置1の外観斜視図である。
【0013】この電子拡大装置1は、拡大対象である、
例えば、新聞などの対象物100に記載された情報を読
み取って外部の表示装置101に拡大して表示すること
ができる。この対象物100は、テーブルなどの安定し
た台の上に置かれ、その上に、この電子拡大装置1が載
置される。そして、この電子拡大装置1は、その対象物
100の一部を拡大して表示装置101に拡大して表示
する。又この拡大された画像は、表示窓6aを介してオ
ペレータが見ることができる。この電子拡大装置1は、
使用者が手で持って移動させて使用するものである。
例えば、新聞などの対象物100に記載された情報を読
み取って外部の表示装置101に拡大して表示すること
ができる。この対象物100は、テーブルなどの安定し
た台の上に置かれ、その上に、この電子拡大装置1が載
置される。そして、この電子拡大装置1は、その対象物
100の一部を拡大して表示装置101に拡大して表示
する。又この拡大された画像は、表示窓6aを介してオ
ペレータが見ることができる。この電子拡大装置1は、
使用者が手で持って移動させて使用するものである。
【0014】なお、表示装置101としては、例えば大
型のCRTを用いたテレビ受像機や液晶表示装置、また
はプロジェクションタイプの投影表示装置などを使用す
れば良い。
型のCRTを用いたテレビ受像機や液晶表示装置、また
はプロジェクションタイプの投影表示装置などを使用す
れば良い。
【0015】11は、この電子拡大装置1と電源102
とを接続するケーブル、12は表示装置101と電子拡
大装置1とを接続するケーブル、15は映像出力端子
で、ケーブル12に設けられている。101aは表示装
置101に設けられた映像入力端子で、ケーブル12の
映像出力端子15に連結される。
とを接続するケーブル、12は表示装置101と電子拡
大装置1とを接続するケーブル、15は映像出力端子
で、ケーブル12に設けられている。101aは表示装
置101に設けられた映像入力端子で、ケーブル12の
映像出力端子15に連結される。
【0016】図2は、本実施の形態に係る電子拡大装置
1の断面図である。
1の断面図である。
【0017】図2において、2は装置本体を示してい
る。装置本体2の下面2aには、所望の拡大対象である
画像情報を撮り込む撮像レンズ3が取り付けられてい
る。この撮像レンズ3の光軸上には、45度に傾斜させ
たハーフミラー4と、第一の結像レンズ5及び平板状の
結像スクリーン6が順番に取り付けられている。そし
て、この結像スクリーン6は、装置本体2の上面2bの
一段高い部分2cに矩形状に露出して表示窓6aを構成
している。この表示窓6aの大きさは、所望の拡大対象
範囲と一致するサイズに設定されている。尚、ハーフミ
ラー4は、透明なフィルム又はガラスの表面に反射膜を
蒸着させたもので、反射膜の材質は問わない。また、ハ
ーフミラー4の水平光軸上には、第二の結像レンズ7と
撮像素子8が基板9に実装された状態で取り付けられて
いる。撮像素子8は、電荷結合素子(CCD)などを用
いて構成されている。また基板9には、この電子拡大装
置1を起動するための電源スイッチ10と、撮像素子8
で撮り込まれた画像情報を電気信号に変換する画像処理
回路と、前記電気信号を外部の表示装置101に出力す
る画像出力回路が組み込まれている。
る。装置本体2の下面2aには、所望の拡大対象である
画像情報を撮り込む撮像レンズ3が取り付けられてい
る。この撮像レンズ3の光軸上には、45度に傾斜させ
たハーフミラー4と、第一の結像レンズ5及び平板状の
結像スクリーン6が順番に取り付けられている。そし
て、この結像スクリーン6は、装置本体2の上面2bの
一段高い部分2cに矩形状に露出して表示窓6aを構成
している。この表示窓6aの大きさは、所望の拡大対象
範囲と一致するサイズに設定されている。尚、ハーフミ
ラー4は、透明なフィルム又はガラスの表面に反射膜を
蒸着させたもので、反射膜の材質は問わない。また、ハ
ーフミラー4の水平光軸上には、第二の結像レンズ7と
撮像素子8が基板9に実装された状態で取り付けられて
いる。撮像素子8は、電荷結合素子(CCD)などを用
いて構成されている。また基板9には、この電子拡大装
置1を起動するための電源スイッチ10と、撮像素子8
で撮り込まれた画像情報を電気信号に変換する画像処理
回路と、前記電気信号を外部の表示装置101に出力す
る画像出力回路が組み込まれている。
【0018】なお、この画像出力回路から出力される画
像信号は、一般的なテレビなどで使用されているNTS
C信号などで良い。また基板9には、電源102からの
電力を供給するための電源ケーブル11と、外部の表示
装置101に接続するための映像出力ケーブル12とが
接続されており、装置本体2の外側へと伸びている。こ
の映像出力ケーブル12の先端には、外部の表示装置1
01に接続する映像出力端子15が設けられている。電
源102としては、例えば、100Vの商用電源を定電
圧の直流電源に変換するコンバータを用いても良いし、
二次電池を用いたバッテリでも良い。この装置本体2の
下面2aには、透明な樹脂などで成形された枠状部材1
3が取り付けられている。
像信号は、一般的なテレビなどで使用されているNTS
C信号などで良い。また基板9には、電源102からの
電力を供給するための電源ケーブル11と、外部の表示
装置101に接続するための映像出力ケーブル12とが
接続されており、装置本体2の外側へと伸びている。こ
の映像出力ケーブル12の先端には、外部の表示装置1
01に接続する映像出力端子15が設けられている。電
源102としては、例えば、100Vの商用電源を定電
圧の直流電源に変換するコンバータを用いても良いし、
二次電池を用いたバッテリでも良い。この装置本体2の
下面2aには、透明な樹脂などで成形された枠状部材1
3が取り付けられている。
【0019】なお、この枠状部材13の高さHは、光学
的に結像スクリーン6と撮像素子8に結像するような位
置になるように設計されている。更に、枠状部材13
は、透明な材料で作られているので、その枠状部材13
を通して外光が入るため、明るい場所で使用される際、
対象物100の所望の範囲が暗くなることはない。
的に結像スクリーン6と撮像素子8に結像するような位
置になるように設計されている。更に、枠状部材13
は、透明な材料で作られているので、その枠状部材13
を通して外光が入るため、明るい場所で使用される際、
対象物100の所望の範囲が暗くなることはない。
【0020】次に、本実施の形態に係る電子拡大装置1
の使用例を以下に説明する。
の使用例を以下に説明する。
【0021】電子拡大装置1の映像出力端子15を外部
の表示装置101の映像信号入力端子101aに接続
し、電源ケーブル11を電源102に接続する。この
時、表示装置101の電源スイッチ(不図示)は入れて
おく。使用者は、電子拡大装置1の本体2を手で持って
対象物100の上に載せる。これにより、本体2の下面
2aにある撮像レンズ3から対象物100の対象画像光
が撮り込まれ、この画像光がハーフミラー4で第一の結
像レンズ5と第二の結像レンズ7に光学的に分岐され
る。
の表示装置101の映像信号入力端子101aに接続
し、電源ケーブル11を電源102に接続する。この
時、表示装置101の電源スイッチ(不図示)は入れて
おく。使用者は、電子拡大装置1の本体2を手で持って
対象物100の上に載せる。これにより、本体2の下面
2aにある撮像レンズ3から対象物100の対象画像光
が撮り込まれ、この画像光がハーフミラー4で第一の結
像レンズ5と第二の結像レンズ7に光学的に分岐され
る。
【0022】この画像光の一方は、第一の結像レンズ5
により結像スクリーン6上に結像され、使用者が、拡大
対象となる所望の範囲を定めるのに使用される。もう一
方の画像光は、第二の結像レンズ7により撮像素子8に
結像される。ここで電源スイッチ10を入れて電子拡大
装置1の電源をオンすると、撮像素子8により撮像され
た画像が電気信号に変換される。この電気信号は、基板
9の画像処理回路(図3)及び出力回路(図3)で処理
され、映像出力ケーブル12を通って外部の表示装置1
01に送られて、拡大表示される。
により結像スクリーン6上に結像され、使用者が、拡大
対象となる所望の範囲を定めるのに使用される。もう一
方の画像光は、第二の結像レンズ7により撮像素子8に
結像される。ここで電源スイッチ10を入れて電子拡大
装置1の電源をオンすると、撮像素子8により撮像され
た画像が電気信号に変換される。この電気信号は、基板
9の画像処理回路(図3)及び出力回路(図3)で処理
され、映像出力ケーブル12を通って外部の表示装置1
01に送られて、拡大表示される。
【0023】このようにして情報の拡大、表示を行う
際、結像スクリーン6に結像される情報範囲と、撮像素
子8によって撮り込まれた画像を外部の表示装置101
に表示される情報範囲とが一致しているので、電子拡大
装置1を手で移動しながら、所望の情報範囲を結像スク
リーン6で容易に確認できる。これにより、表示装置1
01に所望の情報を的確に拡大して表示することが可能
となった。
際、結像スクリーン6に結像される情報範囲と、撮像素
子8によって撮り込まれた画像を外部の表示装置101
に表示される情報範囲とが一致しているので、電子拡大
装置1を手で移動しながら、所望の情報範囲を結像スク
リーン6で容易に確認できる。これにより、表示装置1
01に所望の情報を的確に拡大して表示することが可能
となった。
【0024】また、本実施の形態に係る電子拡大装置1
は、装置本体2の下面に透明な枠状部材13を設けてい
るので、使用者が装置本体2を把持して拡大対象である
所望の画像情報を探したり位置決めする際に、外光が入
ることにより、内部の明るさが維持される。これによ
り、探す画像部分が暗くなって、対象物100の所望の
範囲を探すのが困難になることはない。
は、装置本体2の下面に透明な枠状部材13を設けてい
るので、使用者が装置本体2を把持して拡大対象である
所望の画像情報を探したり位置決めする際に、外光が入
ることにより、内部の明るさが維持される。これによ
り、探す画像部分が暗くなって、対象物100の所望の
範囲を探すのが困難になることはない。
【0025】図3は、本実施の形態に係る電子拡大装置
1の基板9に載置されている電気回路の構成を示すブロ
ック図である。
1の基板9に載置されている電気回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0026】撮像素子(CCD)8から出力される電気
信号は、A/D変換器300でデジタル信号に変換さ
れ、画像処理回路301でガンマ変換等の画像処理、及
び拡大指示部303で指示された拡大率で画像を拡大す
る処理が施された後、出力回路302を通して映像出力
ケーブル12に出力される。
信号は、A/D変換器300でデジタル信号に変換さ
れ、画像処理回路301でガンマ変換等の画像処理、及
び拡大指示部303で指示された拡大率で画像を拡大す
る処理が施された後、出力回路302を通して映像出力
ケーブル12に出力される。
【0027】尚、この拡大指示部303は、例えば、装
置本体2に設けられたスイッチ等で構成される。
置本体2に設けられたスイッチ等で構成される。
【0028】このように本実施の形態1によれば、対象
物100の中の拡大したい所望部分を容易に探すことが
でき、またその部分を拡大して表示装置101に表示で
きるので、所望の部分を確実かつ簡単に探して拡大表示
できる。
物100の中の拡大したい所望部分を容易に探すことが
でき、またその部分を拡大して表示装置101に表示で
きるので、所望の部分を確実かつ簡単に探して拡大表示
できる。
【0029】[実施の形態2]次に本発明の実施の形態
2に係る電子拡大装置1aについて説明する。なお、実
施の形態2において前述の実施の形態1と共通する部分
は同一の符号を付してその説明を省略する。
2に係る電子拡大装置1aについて説明する。なお、実
施の形態2において前述の実施の形態1と共通する部分
は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0030】図4は、本発明の実施の形態2に係る電子
拡大装置1aの外観斜視図である。この装置1aは、前
述の実施の形態1と同様に、所望の拡大対象である、例
えば、新聞などの対象物100の情報内容を読み取って
外部の表示装置101に拡大表示するようになってい
る。ここで、前述の実施の形態1と異なる点は、表示窓
6bが傾斜して設けられている点である。
拡大装置1aの外観斜視図である。この装置1aは、前
述の実施の形態1と同様に、所望の拡大対象である、例
えば、新聞などの対象物100の情報内容を読み取って
外部の表示装置101に拡大表示するようになってい
る。ここで、前述の実施の形態1と異なる点は、表示窓
6bが傾斜して設けられている点である。
【0031】図5は、本実施の形態2に係る電子拡大装
置1aの断面図で、前述の実施の形態1の構成と共通す
る部分は同じ番号で示している。
置1aの断面図で、前述の実施の形態1の構成と共通す
る部分は同じ番号で示している。
【0032】図5において、2は装置本体を示し、この
本体2の下面2aには、所望の拡大対象である画像情報
を撮り込む撮像レンズ3が取り付けられている。この撮
像レンズ3の光軸上には、45度に傾斜させたハーフミ
ラー4と、第一の結像レンズ5及び上面が傾斜した板状
の結像スクリーン60が取り付けられている。この結像
スクリーン60は、本体2の上面2bの一段高い部分2
cに矩形状に露出している。この露出している表示窓6
bの範囲は、所望の拡大対象範囲とほぼ一致するように
構成されている。その他の構成は、前述の図2の構成と
同じであるため、その説明を省略する。
本体2の下面2aには、所望の拡大対象である画像情報
を撮り込む撮像レンズ3が取り付けられている。この撮
像レンズ3の光軸上には、45度に傾斜させたハーフミ
ラー4と、第一の結像レンズ5及び上面が傾斜した板状
の結像スクリーン60が取り付けられている。この結像
スクリーン60は、本体2の上面2bの一段高い部分2
cに矩形状に露出している。この露出している表示窓6
bの範囲は、所望の拡大対象範囲とほぼ一致するように
構成されている。その他の構成は、前述の図2の構成と
同じであるため、その説明を省略する。
【0033】この実施の形態2に係る電子拡大装置1a
の使用例は、前述の実施の形態1の場合と基本的に同じ
あるため、以下に簡単に説明する。
の使用例は、前述の実施の形態1の場合と基本的に同じ
あるため、以下に簡単に説明する。
【0034】使用者は、電子拡大装置1aの本体2を手
で持って、対象物100の上に載せると、本体2の下面
2aにある撮像レンズ3から対象物100の画像が撮り
込まれ、ハーフミラー4で第一の結像レンズ5と第二の
結像レンズ7に光学的に分岐される。ここで一方の画像
は、第一の結像レンズ5により結像スクリーン60の下
面に結像され、その光が結像スクリーン60の表面6b
に導かれて、使用者が所望の情報範囲を決めるのに使用
される。また、もう一方の画像は、第二の結像レンズ7
により、撮像素子8へ結像される。
で持って、対象物100の上に載せると、本体2の下面
2aにある撮像レンズ3から対象物100の画像が撮り
込まれ、ハーフミラー4で第一の結像レンズ5と第二の
結像レンズ7に光学的に分岐される。ここで一方の画像
は、第一の結像レンズ5により結像スクリーン60の下
面に結像され、その光が結像スクリーン60の表面6b
に導かれて、使用者が所望の情報範囲を決めるのに使用
される。また、もう一方の画像は、第二の結像レンズ7
により、撮像素子8へ結像される。
【0035】そして電源スイッチ10が押下されて電子
拡大装置1aの電源がオンされると撮像素子8により画
像が電気信号に変換され処理された後、映像出力ケーブ
ル12を通って外部の表示装置101に拡大表示され
る。
拡大装置1aの電源がオンされると撮像素子8により画
像が電気信号に変換され処理された後、映像出力ケーブ
ル12を通って外部の表示装置101に拡大表示され
る。
【0036】図6は、実施の形態2に係る電子拡大装置
1aの操作を分かりやすく説明する図である。
1aの操作を分かりやすく説明する図である。
【0037】実施の形態2に係る電子拡大装置1aの結
像スクリーン60の表面(表示窓)6bが、図示のよう
に傾斜しているので、使用者は電子拡大装置1aの真上
から結像スクリーン60を見なくても、自然な角度で、
拡大された画像を見ることができるようになった。
像スクリーン60の表面(表示窓)6bが、図示のよう
に傾斜しているので、使用者は電子拡大装置1aの真上
から結像スクリーン60を見なくても、自然な角度で、
拡大された画像を見ることができるようになった。
【0038】また、実施の形態2に係る電子拡大装置1
aは、本体2の下面に透明な枠状部材13を配したの
で、使用者が本体2を把持して拡大対象とすべき所望の
画像情報を探したり、位置決めする時に、その枠状部材
13を通して外光が入るので、明るい場所で作業するこ
とにより所望の画像範囲を容易に探すことができる。
aは、本体2の下面に透明な枠状部材13を配したの
で、使用者が本体2を把持して拡大対象とすべき所望の
画像情報を探したり、位置決めする時に、その枠状部材
13を通して外光が入るので、明るい場所で作業するこ
とにより所望の画像範囲を容易に探すことができる。
【0039】[実施の形態3]次に本発明の実施の形態
3に係る電子拡大装置1cについて説明する。
3に係る電子拡大装置1cについて説明する。
【0040】図7は、本発明の実施の形態3に係る電子
拡大装置1cの外観斜視図である。なお、本実施の形態
3において、前述の実施の形態1,2と共通する部分は
同一符号を付してその説明を省略する。
拡大装置1cの外観斜視図である。なお、本実施の形態
3において、前述の実施の形態1,2と共通する部分は
同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】この電子拡大装置1cは、前述の実施の形
態1,2と同様に、所望の拡大対象である、例えば、新
聞などの対象物100の情報を読み取って外部の表示装
置101に拡大表示する。
態1,2と同様に、所望の拡大対象である、例えば、新
聞などの対象物100の情報を読み取って外部の表示装
置101に拡大表示する。
【0042】図8は、本実施の形態3に係る電子拡大装
置1cの断面図、図9は本実施の形態3に係る枠状部材
13の形状を説明する図で、前述の実施の形態1に係る
図2と共通する部分は同じ記号で示し、その説明を省略
する。
置1cの断面図、図9は本実施の形態3に係る枠状部材
13の形状を説明する図で、前述の実施の形態1に係る
図2と共通する部分は同じ記号で示し、その説明を省略
する。
【0043】この実施の形態3に係る電子拡大装置1c
では、装置本体2の下面2aに設けられた、透明な樹脂
などで成形された枠状部材13の一方13’が、図示の
ように傾斜しており、その枠状部材13’の傾斜面13
aには反射率の高い白色塗料などによる点状印刷14が
施されている。この点状印刷14は、枠状部材13’の
天面13b(図9)に近いところほど小さく密度が疎に
なっており、底面13c(図9)に近づくに従って大き
く、密になっている。この枠状部材13’の傾斜面13
aの上部端面が接する本体2の部分には、スリット2d
が設けられている。更に、このスリット2dの奥の本体
2の内部には棒状のランプ16が内蔵されている。この
ランプ16には本体2の内部に収容されている基板9か
ら電力が供給され、電源スイッチ10に連動して点灯す
るようになっている。
では、装置本体2の下面2aに設けられた、透明な樹脂
などで成形された枠状部材13の一方13’が、図示の
ように傾斜しており、その枠状部材13’の傾斜面13
aには反射率の高い白色塗料などによる点状印刷14が
施されている。この点状印刷14は、枠状部材13’の
天面13b(図9)に近いところほど小さく密度が疎に
なっており、底面13c(図9)に近づくに従って大き
く、密になっている。この枠状部材13’の傾斜面13
aの上部端面が接する本体2の部分には、スリット2d
が設けられている。更に、このスリット2dの奥の本体
2の内部には棒状のランプ16が内蔵されている。この
ランプ16には本体2の内部に収容されている基板9か
ら電力が供給され、電源スイッチ10に連動して点灯す
るようになっている。
【0044】図10は、本実施の形態3に係る電子拡大
装置1cの枠状部材13の働きを説明する断面図であ
る。
装置1cの枠状部材13の働きを説明する断面図であ
る。
【0045】図10において、ランプ16からの光は、
装置本体2のスリット2dを通して枠状部材13’の端
面13eに入り、この枠状部材13’内で反射を繰り返
しながら底面13cの方へ導かれる。そして途中で、点
状印刷14の部分に入った光は拡散反射され、その一部
が傾斜面13aの内側13d、即ち、枠状部材13’の
内側に照射される。
装置本体2のスリット2dを通して枠状部材13’の端
面13eに入り、この枠状部材13’内で反射を繰り返
しながら底面13cの方へ導かれる。そして途中で、点
状印刷14の部分に入った光は拡散反射され、その一部
が傾斜面13aの内側13d、即ち、枠状部材13’の
内側に照射される。
【0046】ランプ16からの光は、底面13cに近づ
くにつれて、その輝度(強度)が低下するが、傾斜面1
3aに設けられている円形の点状印刷14の密度が、上
から下へ疎から密に変化しているため、傾斜面13aの
内側13dから放射される光は、その傾斜面13aでほ
ぼ均一となる。このようにして、電子拡大装置1cが載
せられた対象物100の情報範囲を、ランプ16の光に
よりほぼ均一に照らすことができる。
くにつれて、その輝度(強度)が低下するが、傾斜面1
3aに設けられている円形の点状印刷14の密度が、上
から下へ疎から密に変化しているため、傾斜面13aの
内側13dから放射される光は、その傾斜面13aでほ
ぼ均一となる。このようにして、電子拡大装置1cが載
せられた対象物100の情報範囲を、ランプ16の光に
よりほぼ均一に照らすことができる。
【0047】尚、この点状印刷14のそれぞれは円形で
なくても良く、矩形でも正多角形でも良い。
なくても良く、矩形でも正多角形でも良い。
【0048】またランプ16は、小型のLEDなどを複
数個並べたものを使用しても良い。尚、ここで枠状部材
13の高さHは、対象物100の上の画像が、光学的に
結像スクリーン6と撮像素子8に結像される位置となる
ように設計されている。これは、本願の上述の全ての実
施の形態においても同様である。
数個並べたものを使用しても良い。尚、ここで枠状部材
13の高さHは、対象物100の上の画像が、光学的に
結像スクリーン6と撮像素子8に結像される位置となる
ように設計されている。これは、本願の上述の全ての実
施の形態においても同様である。
【0049】この実施の形態3に係る電子拡大装置1c
の使用例を簡単に説明する。
の使用例を簡単に説明する。
【0050】電子拡大装置1cの映像出力端子15を外
部の表示装置101の映像信号入力端子101aに接続
し、電源ケーブル11を電源102に接続する。この
時、表示装置101の電源スイッチ(不図示)は入れて
おく。使用者は、電子拡大装置1cの電源スイッチ10
を押下して電源をオンする。
部の表示装置101の映像信号入力端子101aに接続
し、電源ケーブル11を電源102に接続する。この
時、表示装置101の電源スイッチ(不図示)は入れて
おく。使用者は、電子拡大装置1cの電源スイッチ10
を押下して電源をオンする。
【0051】次に、この本体2を手で持って、対象物1
00の上に載せると、本体2の下面2aにある撮像レン
ズ3から対象物100の画像が撮り込まれ、ハーフミラ
ー4で第一の結像レンズ5と第二の結像レンズ7に光学
的に分岐される。そして第一の結像レンズ5により結像
スクリーン6上に結像され、使用者が表示窓6aを眺め
て、所望の情報範囲を決めるのに使用される。もう一方
の画像は、第二の結像レンズ7により撮像素子8に結像
されて処理され、映像出力ケーブル12を通って外部の
表示装置101に拡大表示される。
00の上に載せると、本体2の下面2aにある撮像レン
ズ3から対象物100の画像が撮り込まれ、ハーフミラ
ー4で第一の結像レンズ5と第二の結像レンズ7に光学
的に分岐される。そして第一の結像レンズ5により結像
スクリーン6上に結像され、使用者が表示窓6aを眺め
て、所望の情報範囲を決めるのに使用される。もう一方
の画像は、第二の結像レンズ7により撮像素子8に結像
されて処理され、映像出力ケーブル12を通って外部の
表示装置101に拡大表示される。
【0052】また本実施の形態3に係る電子拡大装置1
cは、上述したように、本体2の内部にランプ16を配
し、透明な枠状部材13の一辺を傾斜させた傾斜面13
aを形成し、その傾斜面13aの外側に白色の点状印刷
14を施している。これにより、ランプ16からの光を
傾斜面の端面13eから入射させて、傾斜面13aの内
側13dから均一な面発光をさせることができる。これ
により、拡大対象である所望の画像情報を均一に照らす
ことができるため、周囲が暗い環境で使用しても、対象
物上の所望の画像を容易に探すことができる。
cは、上述したように、本体2の内部にランプ16を配
し、透明な枠状部材13の一辺を傾斜させた傾斜面13
aを形成し、その傾斜面13aの外側に白色の点状印刷
14を施している。これにより、ランプ16からの光を
傾斜面の端面13eから入射させて、傾斜面13aの内
側13dから均一な面発光をさせることができる。これ
により、拡大対象である所望の画像情報を均一に照らす
ことができるため、周囲が暗い環境で使用しても、対象
物上の所望の画像を容易に探すことができる。
【0053】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0054】また本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。また、コンピュータが読
み出したプログラムコードを実行することにより、前述
した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働し
ているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。また、コンピュータが読
み出したプログラムコードを実行することにより、前述
した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働し
ているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0055】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0056】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、装置本体を対象物の上を移動しながら所望の情報内
容の範囲を容易に確認でき、所望の情報内容を確実にか
つ簡単に拡大することができるようになった。
ば、装置本体を対象物の上を移動しながら所望の情報内
容の範囲を容易に確認でき、所望の情報内容を確実にか
つ簡単に拡大することができるようになった。
【0057】また本発明によれば、結像スクリーンに屈
折光学系を使用したので、前述同様の作用効果を得られ
ると共に、所望の情報内容の範囲を装置本体の真上から
見なくても自然な姿勢で確認できる。
折光学系を使用したので、前述同様の作用効果を得られ
ると共に、所望の情報内容の範囲を装置本体の真上から
見なくても自然な姿勢で確認できる。
【0058】また本実施の形態に係る電子拡大装置は、
本体の下面に透明な枠状部材を配したので、使用者が本
体を把持して拡大対象である所望の画像情報を探した
り、位置決めする時に、透明な枠状部材から外光が入
り、所望の画像情報が暗くなることはない。
本体の下面に透明な枠状部材を配したので、使用者が本
体を把持して拡大対象である所望の画像情報を探した
り、位置決めする時に、透明な枠状部材から外光が入
り、所望の画像情報が暗くなることはない。
【0059】また本実施の形態に係る電子拡大装置によ
れば、本体内部に光源を配し、透明な枠状部材の一辺を
傾斜させた傾斜面を形成し、傾斜面の外側に反射パター
ン印刷を施すと共に、光源からの光を傾斜面の端面から
入射させるようにしたので、光源からの光が傾斜面の端
面から入り、傾斜面の反射パターンで反射され、傾斜面
の内側均一な面発光をさせることで、拡大対象である所
望の画像情報を均一に照らすので、周囲が暗くても所望
の画像情報が明るく見やすくなった。
れば、本体内部に光源を配し、透明な枠状部材の一辺を
傾斜させた傾斜面を形成し、傾斜面の外側に反射パター
ン印刷を施すと共に、光源からの光を傾斜面の端面から
入射させるようにしたので、光源からの光が傾斜面の端
面から入り、傾斜面の反射パターンで反射され、傾斜面
の内側均一な面発光をさせることで、拡大対象である所
望の画像情報を均一に照らすので、周囲が暗くても所望
の画像情報が明るく見やすくなった。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
象物の上を移動させながら所望の情報を確実に、かつ簡
単に捕らえて拡大表示できる。
象物の上を移動させながら所望の情報を確実に、かつ簡
単に捕らえて拡大表示できる。
【0061】また本発明によれば、拡大対象として捕ら
えている画像範囲を容易に確認して拡大表示できるとい
う効果がある。
えている画像範囲を容易に確認して拡大表示できるとい
う効果がある。
【図1】本発明の実施の形態1に係る電子拡大装置の使
用形態を示す外観斜視図である。
用形態を示す外観斜視図である。
【図2】実施の形態1に係る電子拡大装置の断面図であ
る。
る。
【図3】本実施の形態1〜3に係る電子拡大装置の電気
回路の構成を示すブロック図である。
回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る電子拡大装置の使
用形態を示す外観斜視図である。
用形態を示す外観斜視図である。
【図5】実施の形態2に係る電子拡大装置の断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る電子拡大装置の使
用形態を示す図である。
用形態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る電子拡大装置の使
用形態を示す外観斜視図である。
用形態を示す外観斜視図である。
【図8】実施の形態3に係る電子拡大装置の断面図であ
る。
る。
【図9】実施の形態3に係る電子拡大装置の枠状透明部
材の詳細斜視図である。
材の詳細斜視図である。
【図10】実施の形態3に係る電子拡大装置の光源部分
の作用を説明する図である。
の作用を説明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/393 H04N 1/393 5/228 5/228 Z Fターム(参考) 2H087 KA23 KA24 LA01 PA02 PA17 PB02 QA02 QA14 QA21 QA34 QA41 RA44 5C022 AB40 AB66 AC02 AC21 AC42 AC70 AC75 AC77 5C076 AA02 AA21 CA02 CB01
Claims (7)
- 【請求項1】 所望の画像に位置決めし、当該画像を拡
大表示する電子拡大装置であって、 画像を撮像し結像スクリーンに結像させる結像手段と、 前記画像を電気的な画像信号に変換する撮像手段と、 前記撮像手段により変換された画像信号をもとに拡大し
た画像信号を外部の表示装置に出力する信号出力手段
と、を有することを特徴とする電子拡大装置。 - 【請求項2】 前記画像を入射するレンズと、 前記レンズと前記結像手段との間に設けられ、前記レン
ズからの入射光を光学的に分岐して前記撮像手段に照射
するハーフミラーとを更に有することを特徴とする請求
項1に記載の電子拡大装置。 - 【請求項3】 前記結像スクリーンは、さらに、前記画
像の光を屈折させて表示することを特徴とする請求項1
又は2に記載の電子拡大装置。 - 【請求項4】 前記電子拡大装置は、前記所望の画像の
上に載置して使用され、前記画像と前記電子拡大装置本
体との間に透明な枠状部材を、更に備えることを特徴と
する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子拡大装
置。 - 【請求項5】 更に、光源を有し、 前記透明な枠状部材は、一辺を傾斜させた傾斜面を有
し、 前記傾斜面の外側に反射パターン印刷を施すと共に、前
記光源からの光を前記傾斜面の端面から入射させるよう
にしたことを特徴とする請求項4に記載の電子拡大装
置。 - 【請求項6】 前記信号出力手段は、前記表示装置にT
V信号の形式で画像信号を出力することを特徴とする請
求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子拡大装置。 - 【請求項7】 前記撮像手段により変換された画像信号
の拡大率を指定する指定手段を、更に備えることを特徴
とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子拡大
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072629A JP2002281359A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電子拡大装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072629A JP2002281359A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電子拡大装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002281359A true JP2002281359A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18930188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072629A Withdrawn JP2002281359A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電子拡大装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002281359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019075829A (ja) * | 2015-09-08 | 2019-05-16 | グーグル エルエルシー | 映像メディア・ストリーミング・デバイス |
US11277169B2 (en) | 2015-09-08 | 2022-03-15 | Google Llc | Audio media streaming device |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072629A patent/JP2002281359A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019075829A (ja) * | 2015-09-08 | 2019-05-16 | グーグル エルエルシー | 映像メディア・ストリーミング・デバイス |
US11277169B2 (en) | 2015-09-08 | 2022-03-15 | Google Llc | Audio media streaming device |
US11375271B2 (en) | 2015-09-08 | 2022-06-28 | Google Llc | Video media streaming device |
US11943500B2 (en) | 2015-09-08 | 2024-03-26 | Google Llc | Video media streaming device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |