JP2002240387A - 画像形成方法、画像形成装置及び画像情報管理システム - Google Patents
画像形成方法、画像形成装置及び画像情報管理システムInfo
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- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 近赤外吸収色素を用いた画像形成材料で不可
視コード等のコードが形成された情報表示媒体上に可視
画像を形成しても、コードの認識に影響しない画像形成
方法及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 不可視コードが形成された情報表示媒体
に可視画像を形成する際には(S2のY)、近赤外領域
に吸収のない又は吸収の少ない色素、例えばカラー画像
形成材料のみを用いて画像を形成する(S5)ことで、
不可視コードの上に重ねて画像を形成しても不可視コー
ドの認識には影響せず正確に認識可能となるようにし
た。結果として、コードが形成された情報表示媒体上に
支障なく可視画像を形成することができることとなる。
視コード等のコードが形成された情報表示媒体上に可視
画像を形成しても、コードの認識に影響しない画像形成
方法及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 不可視コードが形成された情報表示媒体
に可視画像を形成する際には(S2のY)、近赤外領域
に吸収のない又は吸収の少ない色素、例えばカラー画像
形成材料のみを用いて画像を形成する(S5)ことで、
不可視コードの上に重ねて画像を形成しても不可視コー
ドの認識には影響せず正確に認識可能となるようにし
た。結果として、コードが形成された情報表示媒体上に
支障なく可視画像を形成することができることとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不可視コード又は
可視コードが形成され又は形成される媒体への可視情報
の画像形成方法、画像形成装置及び画像情報管理システ
ムに関する。
可視コードが形成され又は形成される媒体への可視情報
の画像形成方法、画像形成装置及び画像情報管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子化された文書はディスプレ
イ上で表示されるため、閲覧のし易さに問題がある。ま
た、ディスプレイ上で表示するのでは可搬性にも問題が
ある。そこで、文書を印刷して、その印刷物を閲覧し、
或いは、その印刷物を持ち運んで利用することが多い。
一方、こうした印刷物に加筆することも多々あるが、電
子的な元文書と加筆事項とは何らリンクされておらず、
後で元文書を電子的に編集し直す必要がある。そこで、
印刷された文書に加筆すると電子的な元文書に自動的に
反映されるシステム、端的にいえば、紙ベースのタブレ
ットシステムを実現したい。このようなシステムのため
には、まず、紙面上での先端部の座標を取得する必要が
ある。
イ上で表示されるため、閲覧のし易さに問題がある。ま
た、ディスプレイ上で表示するのでは可搬性にも問題が
ある。そこで、文書を印刷して、その印刷物を閲覧し、
或いは、その印刷物を持ち運んで利用することが多い。
一方、こうした印刷物に加筆することも多々あるが、電
子的な元文書と加筆事項とは何らリンクされておらず、
後で元文書を電子的に編集し直す必要がある。そこで、
印刷された文書に加筆すると電子的な元文書に自動的に
反映されるシステム、端的にいえば、紙ベースのタブレ
ットシステムを実現したい。このようなシステムのため
には、まず、紙面上での先端部の座標を取得する必要が
ある。
【0003】これに対して、特開平9−101864号
公報によれば、全体が紙状で各種情報を書き換え自在に
表示して維持する複数の情報表示記録媒体、複数の情報
蓄積記録媒体、1個の情報記録装置を設けて、情報記録
装置に手書き入力された情報は情報表示記録媒体の表示
や情報蓄積記録媒体の記憶に利用され、情報記録装置に
より情報蓄積記録媒体から読み出された情報も情報表示
記録媒体に表示される技術が開示されている。情報表示
記録媒体は、表示した情報を維持し、その消去や修正も
自在である。従って、紙を消費することなく書類の作成
や蓄積を実現することができる。
公報によれば、全体が紙状で各種情報を書き換え自在に
表示して維持する複数の情報表示記録媒体、複数の情報
蓄積記録媒体、1個の情報記録装置を設けて、情報記録
装置に手書き入力された情報は情報表示記録媒体の表示
や情報蓄積記録媒体の記憶に利用され、情報記録装置に
より情報蓄積記録媒体から読み出された情報も情報表示
記録媒体に表示される技術が開示されている。情報表示
記録媒体は、表示した情報を維持し、その消去や修正も
自在である。従って、紙を消費することなく書類の作成
や蓄積を実現することができる。
【0004】特開昭61−296421号公報によれ
ば、光学的に読取可能なコードシンボルを座標板上にマ
トリックス状に並べ、それを読むことによって座標情報
を取得する技術が開示されている。特開平7−1411
04号公報にも、同様の技術内容が開示されている。
ば、光学的に読取可能なコードシンボルを座標板上にマ
トリックス状に並べ、それを読むことによって座標情報
を取得する技術が開示されている。特開平7−1411
04号公報にも、同様の技術内容が開示されている。
【0005】一方、紙面にファイル情報(ファイル名な
ど)をバーコードで印刷しておいて、タブレット上で加
筆する際に紙面上のバーコードを読取って、文書の編集
を行う技術が、特開平7−244657号公報に開示さ
れている。
ど)をバーコードで印刷しておいて、タブレット上で加
筆する際に紙面上のバーコードを読取って、文書の編集
を行う技術が、特開平7−244657号公報に開示さ
れている。
【0006】また、特開2000−215000公報に
開示された情報処理システムもある。このシステムでは
媒体1枚毎に固有の位置情報を持つ不可視コードを可逆
記録可能な情報表示媒体に前もって印字しておき、その
不可視コードにより加筆情報を認識する方式をとってい
る。不可視コードとするのは情報のセキュリティを確保
するためである。
開示された情報処理システムもある。このシステムでは
媒体1枚毎に固有の位置情報を持つ不可視コードを可逆
記録可能な情報表示媒体に前もって印字しておき、その
不可視コードにより加筆情報を認識する方式をとってい
る。不可視コードとするのは情報のセキュリティを確保
するためである。
【0007】さらには、特開2000−293303公
報に開示された座標入力装置、情報処理システムおよび
媒体もある。この提案例では、光学的に読取可能なコー
ドシンボルを紙面上にマトリックス状に並べ、それを小
型カメラを備えたペンで紙面への加筆と同時にカメラで
前記コードシンボルを読取り座標情報を同時に取得する
ことにより,加筆情報をリアルタイムに読取り,加筆前
の紙面情報と加筆情報を関連付けるようにしたものであ
る。
報に開示された座標入力装置、情報処理システムおよび
媒体もある。この提案例では、光学的に読取可能なコー
ドシンボルを紙面上にマトリックス状に並べ、それを小
型カメラを備えたペンで紙面への加筆と同時にカメラで
前記コードシンボルを読取り座標情報を同時に取得する
ことにより,加筆情報をリアルタイムに読取り,加筆前
の紙面情報と加筆情報を関連付けるようにしたものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−10186
4号公報では、文字やイメージなどの各種情報を見うる
状態で保存する手段として、伝統的な紙に記録する手段
と、ディスプレイとメモリを有するコンピュータに記録
する手段との一長一短を考慮して、両者の利点を併せた
技術を提案している。つまり、記録媒体にはコンピュー
タで作成された、或いは、手書き入力された情報が、何
度も書き換えが可能で(つまり、紙のように消費をしな
い)、その情報はメモリヘ蓄積されたり、外部へ出力さ
れたり、外部から入力されたり、コンピュータが処理す
ることが可能なデジタル情報として処理ができる装置に
ついて開示している。
4号公報では、文字やイメージなどの各種情報を見うる
状態で保存する手段として、伝統的な紙に記録する手段
と、ディスプレイとメモリを有するコンピュータに記録
する手段との一長一短を考慮して、両者の利点を併せた
技術を提案している。つまり、記録媒体にはコンピュー
タで作成された、或いは、手書き入力された情報が、何
度も書き換えが可能で(つまり、紙のように消費をしな
い)、その情報はメモリヘ蓄積されたり、外部へ出力さ
れたり、外部から入力されたり、コンピュータが処理す
ることが可能なデジタル情報として処理ができる装置に
ついて開示している。
【0009】ところが、ユーザビリティの観点からみる
と、既に情報が書き込まれ、又は印字されている複数枚
の情報表示記録媒体をタブレットに載せて、その文書の
上に加筆入力するようなものでは、情報表示記録媒体を
持ち歩く場合でもタブレットを随時携帯する必要があり
不便になる。
と、既に情報が書き込まれ、又は印字されている複数枚
の情報表示記録媒体をタブレットに載せて、その文書の
上に加筆入力するようなものでは、情報表示記録媒体を
持ち歩く場合でもタブレットを随時携帯する必要があり
不便になる。
【0010】また、個人のパーソナル的な使い方として
は、伝統的な紙に筆記具で書く場合と同等な利便性と機
能性の実現が必要となる。しかし、タブレットを用いる
筆記作業は、紙に筆記具で書く場合とは異なった感触と
なり、ユーザにとって違和感のあるものとなる。
は、伝統的な紙に筆記具で書く場合と同等な利便性と機
能性の実現が必要となる。しかし、タブレットを用いる
筆記作業は、紙に筆記具で書く場合とは異なった感触と
なり、ユーザにとって違和感のあるものとなる。
【0011】これらの不具合は、前記特開昭61−29
6421号公報や、特開平7−141104号公報に開
示の技術についても同様である。
6421号公報や、特開平7−141104号公報に開
示の技術についても同様である。
【0012】特開平7−244657号公報に開示の技
術では、タブレット上で加筆する際に紙面上のバーコー
ドを読取って文書の編集を行うものであるが、編集の際
に、紙面上のバーコードを一々読み込んでから行う必要
があり面倒であるという不具合がある。
術では、タブレット上で加筆する際に紙面上のバーコー
ドを読取って文書の編集を行うものであるが、編集の際
に、紙面上のバーコードを一々読み込んでから行う必要
があり面倒であるという不具合がある。
【0013】この点、特開2000−293303公報
例によれば、印刷された文書に加筆すると電子的な元文
書に自動的に反映されるが、このようなシステムにおい
ては、元の電子文書と印刷された文書の記録媒体との関
連付けを行うことが必須であり、その関連付けは可能な
限り人手を介さずに意識しないでできることが望まし
い。
例によれば、印刷された文書に加筆すると電子的な元文
書に自動的に反映されるが、このようなシステムにおい
ては、元の電子文書と印刷された文書の記録媒体との関
連付けを行うことが必須であり、その関連付けは可能な
限り人手を介さずに意識しないでできることが望まし
い。
【0014】また、特開2000−215000公報例
の場合、可逆記録可能な媒体に限定されており、情報表
示媒体に対して可視情報をどのように印字するのかとい
う記述もない。
の場合、可逆記録可能な媒体に限定されており、情報表
示媒体に対して可視情報をどのように印字するのかとい
う記述もない。
【0015】不可視コードは、一般に紫外発光材料、近
赤外発光材料、近赤外吸収材料を用いたインク等により
印字される。このような不可視コードは紫外波長領域又
は近赤外波長領域の光をCCD等の撮像素子により読取
ることにより画像認識されるが、これらの不可視コード
が印字された媒体上に上記のような波長域に吸収を持つ
ような材料等で加筆又は画像形成された場合には当該不
可視コードの認識が極めて困難又は不可能となる。この
ような事情は、不可視コードに限らず、可視ではあるが
見た目には気にならない色、例えば、近赤外吸収色素の
中には薄灰色等の可視域のものもあり、このような色に
よる可視コードの場合も同様である。
赤外発光材料、近赤外吸収材料を用いたインク等により
印字される。このような不可視コードは紫外波長領域又
は近赤外波長領域の光をCCD等の撮像素子により読取
ることにより画像認識されるが、これらの不可視コード
が印字された媒体上に上記のような波長域に吸収を持つ
ような材料等で加筆又は画像形成された場合には当該不
可視コードの認識が極めて困難又は不可能となる。この
ような事情は、不可視コードに限らず、可視ではあるが
見た目には気にならない色、例えば、近赤外吸収色素の
中には薄灰色等の可視域のものもあり、このような色に
よる可視コードの場合も同様である。
【0016】これらの不具合を解消するため、本発明で
は、近赤外吸収色素を用いた画像形成材料で不可視コー
ド又は可視コードが形成された情報表示媒体上に可視画
像を形成しても、不可視コード又は可視コードの認識に
影響しない画像形成方法及び画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
は、近赤外吸収色素を用いた画像形成材料で不可視コー
ド又は可視コードが形成された情報表示媒体上に可視画
像を形成しても、不可視コード又は可視コードの認識に
影響しない画像形成方法及び画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】また、本発明は、ユーザが使用したい文書
をプリントする際に、予めコードが印刷されていない紙
媒体(普通紙)に対して、不可視コード又は可視コード
と加筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントし
た文書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情
報として取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に
加筆させる機能を有するシステムに使用されるような画
像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とす
る。
をプリントする際に、予めコードが印刷されていない紙
媒体(普通紙)に対して、不可視コード又は可視コード
と加筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントし
た文書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情
報として取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に
加筆させる機能を有するシステムに使用されるような画
像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0018】さらに、本発明は、限られたコードを有効
活用し得るようにコードの使用を一時的なものとするこ
とができる画像情報管理システムを提供することを目的
とする。
活用し得るようにコードの使用を一時的なものとするこ
とができる画像情報管理システムを提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成方法は、画像形成対象が近赤外吸収色素からなる
画像形成材料によりコードが形成された情報表示媒体で
あるか否かを判断する判断工程と、コードが形成された
情報表示媒体であると判断された場合には近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
によりプリンタエンジンによって前記情報表示媒体に対
して画像を形成する画像形成工程と、を有する。
像形成方法は、画像形成対象が近赤外吸収色素からなる
画像形成材料によりコードが形成された情報表示媒体で
あるか否かを判断する判断工程と、コードが形成された
情報表示媒体であると判断された場合には近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
によりプリンタエンジンによって前記情報表示媒体に対
して画像を形成する画像形成工程と、を有する。
【0020】本発明及び以下の各発明において、「コー
ド」とは、近赤外吸収色素からなる画像形成材料を用い
て形成された不可視又は可視のコードであって、座標情
報、当該情報表示媒体の認識情報等の任意の情報が2次
元コード(例えば、QRコード)、独自コード等の体系
で埋め込まれたもので、一般に、CCD、CMOS等の
撮像素子によりその画像を取り込むことにより認識可能
なものである。「近赤外吸収色素」とは、700〜15
00nm程度の波長領域を指す。具体例を挙げると、カ
ーボンブラック、シアニン系色素、インモニウム系色
素、ジインモニウム系色素、トリアリルメタン系色素、
ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、スクアリ
リウム系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニ
ン系色素、アントラキノン系色素、ニッケル−ジチオー
ル錯体系色素などが挙げられる(特開昭51−1358
86号公報、特開昭56−143242号公報、特開昭
58−1762号公報、特開昭58−13676号公
報、特開昭60−23451号公報、特開昭63−29
5578号公報、特開平4−174402号公報、特開
平5−93160号公報、特開平5−222302号公
報、特公平2−4881号公報、特公平6−18124
号公報等参照)。以上、近赤外吸収色素の例を挙げた
が、近赤外領域に吸収を持つ材料ならば良くこれらに限
定されない。「情報表示媒体」は、紙、布、プラスチッ
ク等で構成されたシート状の媒体を意味する。
ド」とは、近赤外吸収色素からなる画像形成材料を用い
て形成された不可視又は可視のコードであって、座標情
報、当該情報表示媒体の認識情報等の任意の情報が2次
元コード(例えば、QRコード)、独自コード等の体系
で埋め込まれたもので、一般に、CCD、CMOS等の
撮像素子によりその画像を取り込むことにより認識可能
なものである。「近赤外吸収色素」とは、700〜15
00nm程度の波長領域を指す。具体例を挙げると、カ
ーボンブラック、シアニン系色素、インモニウム系色
素、ジインモニウム系色素、トリアリルメタン系色素、
ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、スクアリ
リウム系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニ
ン系色素、アントラキノン系色素、ニッケル−ジチオー
ル錯体系色素などが挙げられる(特開昭51−1358
86号公報、特開昭56−143242号公報、特開昭
58−1762号公報、特開昭58−13676号公
報、特開昭60−23451号公報、特開昭63−29
5578号公報、特開平4−174402号公報、特開
平5−93160号公報、特開平5−222302号公
報、特公平2−4881号公報、特公平6−18124
号公報等参照)。以上、近赤外吸収色素の例を挙げた
が、近赤外領域に吸収を持つ材料ならば良くこれらに限
定されない。「情報表示媒体」は、紙、布、プラスチッ
ク等で構成されたシート状の媒体を意味する。
【0021】従って、コードが形成された情報表示媒体
に可視画像を形成する際には近赤外領域に吸収のない又
は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料を用いて画像
を形成することで、コードの上に重ねて画像を形成して
もコードの認識には影響せず正確に認識可能となる。結
果として、コードが形成された情報表示媒体上に支障な
く可視画像を形成できる。
に可視画像を形成する際には近赤外領域に吸収のない又
は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料を用いて画像
を形成することで、コードの上に重ねて画像を形成して
もコードの認識には影響せず正確に認識可能となる。結
果として、コードが形成された情報表示媒体上に支障な
く可視画像を形成できる。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成方法において、前記判断工程は、コードが形成さ
れた情報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結果
に基づき判断する。
像形成方法において、前記判断工程は、コードが形成さ
れた情報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結果
に基づき判断する。
【0023】従って、コードが形成された情報表示媒体
であるか否かの認識を、コードを読取るためのCCDや
CMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明
光源とを備えるコード認識装置を利用することで、コー
ドを有する情報表示媒体への支障のない可視画像の形成
を自動的に行わせることができる。
であるか否かの認識を、コードを読取るためのCCDや
CMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明
光源とを備えるコード認識装置を利用することで、コー
ドを有する情報表示媒体への支障のない可視画像の形成
を自動的に行わせることができる。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成方法において、前記判断工程は、コードが形成さ
れた情報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断す
る。
像形成方法において、前記判断工程は、コードが形成さ
れた情報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断す
る。
【0025】従って、コードが形成された情報表示媒体
の所有者の設定操作による意思表示の基に、コード認識
装置を備えることなく、コードを有する情報表示媒体へ
の支障のない可視画像の形成を適正に行わせることがで
きる。
の所有者の設定操作による意思表示の基に、コード認識
装置を備えることなく、コードを有する情報表示媒体へ
の支障のない可視画像の形成を適正に行わせることがで
きる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際に
は、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画像形
成材料のみを組合せて用いる。
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際に
は、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画像形
成材料のみを組合せて用いる。
【0027】従って、可視画像を形成する上で、黒色画
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際に
は、シアン、マゼンタ、イエローの3色の色素により作
成された黒色画像形成材料を用いる。
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際に
は、シアン、マゼンタ、イエローの3色の色素により作
成された黒色画像形成材料を用いる。
【0029】従って、請求項4記載の発明の場合と同様
であるが、特に、元々シアン、マゼンタ、イエローの3
色の色素により作成された黒色画像形成材料を用いて黒
色画像を形成することで、単色プロセスで済み画像形成
時間を短縮できる上に色ずれ等がなくきれいな画像とな
る。
であるが、特に、元々シアン、マゼンタ、イエローの3
色の色素により作成された黒色画像形成材料を用いて黒
色画像を形成することで、単色プロセスで済み画像形成
時間を短縮できる上に色ずれ等がなくきれいな画像とな
る。
【0030】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程で用いるプリンタエンジンは、電子写真方式のプリ
ンタエンジンである。
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程で用いるプリンタエンジンは、電子写真方式のプリ
ンタエンジンである。
【0031】従って、現状のレーザカラープリンタ等を
大幅に変更することなく請求項1ないし5の何れか一記
載の画像形成方法を実現できる。
大幅に変更することなく請求項1ないし5の何れか一記
載の画像形成方法を実現できる。
【0032】請求項7記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程で用いるプリンタエンジンは、インクジェット方式
のプリンタエンジンである。
の何れか一記載の画像形成方法において、前記画像形成
工程で用いるプリンタエンジンは、インクジェット方式
のプリンタエンジンである。
【0033】従って、現状のインクジェットカラープリ
ンタ等を大幅に変更することなく請求項1ないし5の何
れか一記載の画像形成方法を実現できる。
ンタ等を大幅に変更することなく請求項1ないし5の何
れか一記載の画像形成方法を実現できる。
【0034】請求項8記載の発明は、請求項1ないし6
の何れか一記載の画像形成方法において、コードが不可
視コードである。
の何れか一記載の画像形成方法において、コードが不可
視コードである。
【0035】従って、近赤外吸収色素からなる画像形成
材料としては薄色可視域のもので見た目に気にならない
レベルの可視コードであってもよいが、特に、不可視コ
ードとすることにより、当該媒体上に対する筆記軌跡に
違和感のない筆記が可能となる。
材料としては薄色可視域のもので見た目に気にならない
レベルの可視コードであってもよいが、特に、不可視コ
ードとすることにより、当該媒体上に対する筆記軌跡に
違和感のない筆記が可能となる。
【0036】請求項9記載の発明の画像形成装置は、プ
リンタエンジンと、画像形成対象が近赤外吸収色素から
なる画像形成材料によりコードが形成された情報表示媒
体であるか否かを判断する判断手段と、コードが形成さ
れた情報表示媒体であると判断された場合には近赤外領
域に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成
材料により前記プリンタエンジンによって前記情報表示
媒体に対して画像を形成させる画像形成手段と、を有す
る。
リンタエンジンと、画像形成対象が近赤外吸収色素から
なる画像形成材料によりコードが形成された情報表示媒
体であるか否かを判断する判断手段と、コードが形成さ
れた情報表示媒体であると判断された場合には近赤外領
域に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成
材料により前記プリンタエンジンによって前記情報表示
媒体に対して画像を形成させる画像形成手段と、を有す
る。
【0037】従って、コードが形成された情報表示媒体
に可視画像を形成する際には近赤外領域に吸収のない又
は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料を用いて画像
を形成することで、コードの上に重ねて画像を形成して
もコードの認識には影響せず正確に認識可能となる。結
果として、コードが形成された情報表示媒体上に支障な
く可視画像を形成できる。
に可視画像を形成する際には近赤外領域に吸収のない又
は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料を用いて画像
を形成することで、コードの上に重ねて画像を形成して
もコードの認識には影響せず正確に認識可能となる。結
果として、コードが形成された情報表示媒体上に支障な
く可視画像を形成できる。
【0038】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
画像形成装置において、前記判断手段は、コードが形成
された情報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結
果に基づき判断する。
画像形成装置において、前記判断手段は、コードが形成
された情報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結
果に基づき判断する。
【0039】従って、コードが形成された情報表示媒体
であるか否かの認識を、コードを読取るためのCCDや
CMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明
光源とを備えるコード認識装置を利用することで、現状
の画像形成装置にコード認識装置を付加することによ
り、コードを有する情報表示媒体への支障のない可視画
像の形成を自動的に行わせることができる。
であるか否かの認識を、コードを読取るためのCCDや
CMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明
光源とを備えるコード認識装置を利用することで、現状
の画像形成装置にコード認識装置を付加することによ
り、コードを有する情報表示媒体への支障のない可視画
像の形成を自動的に行わせることができる。
【0040】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
画像形成装置において、前記判断手段は、コードが形成
された情報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断す
る。
画像形成装置において、前記判断手段は、コードが形成
された情報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断す
る。
【0041】従って、コードが形成された情報表示媒体
の所有者の設定操作による意思表示の基に、コード認識
装置を備えることなく、コードを有する情報表示媒体へ
の支障のない可視画像の形成を適正に行わせることがで
きる。
の所有者の設定操作による意思表示の基に、コード認識
装置を備えることなく、コードを有する情報表示媒体へ
の支障のない可視画像の形成を適正に行わせることがで
きる。
【0042】請求項12記載の発明は、請求項9ないし
11の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像
形成手段は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際
には、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画像
形成材料を組合せて用いる。
11の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像
形成手段は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際
には、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画像
形成材料を組合せて用いる。
【0043】従って、可視画像を形成する上で、黒色画
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
【0044】請求項13記載の発明は、請求項9ないし
11の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像
形成手段は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際
には、シアン、マゼンタ、イエローの3色の色素により
作成された黒色画像形成材料を用いる。
11の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像
形成手段は、前記情報表示媒体へ黒色画像を形成する際
には、シアン、マゼンタ、イエローの3色の色素により
作成された黒色画像形成材料を用いる。
【0045】従って、請求項12記載の発明の場合と同
様であるが、特に、元々シアン、マゼンタ、イエローの
3色の色素により作成された黒色画像形成材料を用いて
黒色画像を形成することで、単色プロセスで済み画像形
成時間を短縮できる上に色ずれ等がなくきれいな画像と
なる。
様であるが、特に、元々シアン、マゼンタ、イエローの
3色の色素により作成された黒色画像形成材料を用いて
黒色画像を形成することで、単色プロセスで済み画像形
成時間を短縮できる上に色ずれ等がなくきれいな画像と
なる。
【0046】請求項14記載の発明は、請求項9ないし
13の何れか一記載の画像形成装置において、前記プリ
ンタエンジンは、電子写真方式のプリンタエンジンであ
る。
13の何れか一記載の画像形成装置において、前記プリ
ンタエンジンは、電子写真方式のプリンタエンジンであ
る。
【0047】従って、現状のレーザカラープリンタ等を
大幅に変更することなく請求項9ないし13の何れか一
記載の画像形成装置を実現できる。
大幅に変更することなく請求項9ないし13の何れか一
記載の画像形成装置を実現できる。
【0048】請求項15記載の発明は、請求項9ないし
13の何れか一記載の画像形成装置において、前記プリ
ンタエンジンは、インクジェット方式のプリンタエンジ
ンである。
13の何れか一記載の画像形成装置において、前記プリ
ンタエンジンは、インクジェット方式のプリンタエンジ
ンである。
【0049】従って、現状のインクジェットカラープリ
ンタ等を大幅に変更することなく請求項9ないし13の
何れか一記載の画像形成装置を実現できる。
ンタ等を大幅に変更することなく請求項9ないし13の
何れか一記載の画像形成装置を実現できる。
【0050】請求項16記載の発明は、請求項9ないし
15の何れか一記載の画像形成装置において、コードが
不可視コードである。
15の何れか一記載の画像形成装置において、コードが
不可視コードである。
【0051】従って、近赤外吸収色素からなる画像形成
材料としては薄色可視域のもので見た目に気にならない
レベルの可視コードであってもよいが、特に、不可視コ
ードとすることにより、当該媒体上に対する筆記軌跡に
違和感のない筆記が可能となる。
材料としては薄色可視域のもので見た目に気にならない
レベルの可視コードであってもよいが、特に、不可視コ
ードとすることにより、当該媒体上に対する筆記軌跡に
違和感のない筆記が可能となる。
【0052】請求項17記載の発明の画像形成方法は、
近赤外吸収色素からなる画像形成材料により紙媒体に対
してコードを形成するコード形成工程と、近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
により前記紙媒体に対して画像を形成する画像形成工程
と、を有する。
近赤外吸収色素からなる画像形成材料により紙媒体に対
してコードを形成するコード形成工程と、近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
により前記紙媒体に対して画像を形成する画像形成工程
と、を有する。
【0053】従って、普通紙等の紙媒体を用いて、ユー
ザが任意時に、プリントした既存文書に対する筆記軌跡
を取得することが可能となる。即ち、ユーザが使用した
い文書をプリントする際に、予めコードが印刷されてい
ない紙媒体に対して、不可視コード又は可視コードと加
筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントした文
書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情報と
して取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に加筆
させる機能を有するシステムへの適用が可能となる。
ザが任意時に、プリントした既存文書に対する筆記軌跡
を取得することが可能となる。即ち、ユーザが使用した
い文書をプリントする際に、予めコードが印刷されてい
ない紙媒体に対して、不可視コード又は可視コードと加
筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントした文
書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情報と
して取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に加筆
させる機能を有するシステムへの適用が可能となる。
【0054】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の画像形成方法において、前記画像形成工程は、前記紙
媒体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用
いる。
の画像形成方法において、前記画像形成工程は、前記紙
媒体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用
いる。
【0055】従って、可視画像を形成する上で、黒色画
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
【0056】請求項19記載の発明は、請求項17又は
18記載の画像形成方法において、前記コード形成工程
は、前記紙媒体へコードを形成する際には、カーボンブ
ラックトナー材料を用いてプリンタエンジンにより形成
する。
18記載の画像形成方法において、前記コード形成工程
は、前記紙媒体へコードを形成する際には、カーボンブ
ラックトナー材料を用いてプリンタエンジンにより形成
する。
【0057】従って、例えば黒トナーはカーボンブラッ
クよりなり、近赤外領域に強い吸収があることから、黒
トナーを用いることにより通常のプリント方式によりコ
ード形成が可能となる。
クよりなり、近赤外領域に強い吸収があることから、黒
トナーを用いることにより通常のプリント方式によりコ
ード形成が可能となる。
【0058】請求項20記載の発明は、請求項17ない
し19の何れか一記載の画像形成方法において、前記コ
ード形成工程によって形成されるコードは、前記紙媒体
上の座標を示す座標情報及び前記紙媒体の別を示す情報
である同一性情報とのうち少なくとも前者を含み、前記
コード形成の有無が選択自在である。
し19の何れか一記載の画像形成方法において、前記コ
ード形成工程によって形成されるコードは、前記紙媒体
上の座標を示す座標情報及び前記紙媒体の別を示す情報
である同一性情報とのうち少なくとも前者を含み、前記
コード形成の有無が選択自在である。
【0059】従って、ユーザは文書をプリントする際
に、自分でコード印字の有無を選択でき、よって、例え
ば最終プリントの場合にはコード印字を不要にすること
ができる。
に、自分でコード印字の有無を選択でき、よって、例え
ば最終プリントの場合にはコード印字を不要にすること
ができる。
【0060】請求項21記載の発明の画像形成装置は、
近赤外吸収色素からなる画像形成材料により紙媒体に対
してコードを形成するコード形成手段と、近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
により前記紙媒体に対して画像を形成する画像形成手段
と、を有する。
近赤外吸収色素からなる画像形成材料により紙媒体に対
してコードを形成するコード形成手段と、近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
により前記紙媒体に対して画像を形成する画像形成手段
と、を有する。
【0061】従って、普通紙等の紙媒体を用いて、ユー
ザが任意時に、プリントした既存文書に対する筆記軌跡
を取得することが可能となる。即ち、ユーザが使用した
い文書をプリントする際に、予めコードが印刷されてい
ない紙媒体に対して、不可視コード又は可視コードと加
筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントした文
書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情報と
して取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に加筆
させる機能を有するシステムへの適用が可能となる。
ザが任意時に、プリントした既存文書に対する筆記軌跡
を取得することが可能となる。即ち、ユーザが使用した
い文書をプリントする際に、予めコードが印刷されてい
ない紙媒体に対して、不可視コード又は可視コードと加
筆したい文書とを順次プリントし、そのプリントした文
書に対してペンによって筆記した情報をデジタル情報と
して取得し、コード情報を頼りに元文書に電子的に加筆
させる機能を有するシステムへの適用が可能となる。
【0062】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記紙
媒体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用
いる。
の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記紙
媒体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用
いる。
【0063】従って、可視画像を形成する上で、黒色画
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
像を形成することが多いが、例えば黒トナーはカーボン
ブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があるこ
とから、シアン、マゼンタ、イエローの3色のカラー画
像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成することによ
り、現状の画像形成材料をそのまま利用しながら、コー
ドの上に重ねて画像を形成してもコードの認識には影響
のない可視画像を形成できる。
【0064】請求項23記載の発明は、請求項21又は
22記載の画像形成装置において、前記コード形成手段
は、前記紙媒体へコードを形成する際には、カーボンブ
ラックトナー材料を用いてプリンタエンジンにより形成
する。
22記載の画像形成装置において、前記コード形成手段
は、前記紙媒体へコードを形成する際には、カーボンブ
ラックトナー材料を用いてプリンタエンジンにより形成
する。
【0065】従って、例えば黒トナーはカーボンブラッ
クよりなり、近赤外領域に強い吸収があることから、黒
トナーを用いることにより通常のプリント方式によりコ
ード形成が可能となる。
クよりなり、近赤外領域に強い吸収があることから、黒
トナーを用いることにより通常のプリント方式によりコ
ード形成が可能となる。
【0066】請求項24記載の発明は、請求項21ない
し23の何れか一記載の画像形成装置において、前記コ
ード形成手段によって形成されるコードは、前記紙媒体
上の座標を示す座標情報及び前記紙媒体の別を示す情報
である同一性情報とのうち少なくとも前者を含み、前記
コード形成の有無が選択自在である。
し23の何れか一記載の画像形成装置において、前記コ
ード形成手段によって形成されるコードは、前記紙媒体
上の座標を示す座標情報及び前記紙媒体の別を示す情報
である同一性情報とのうち少なくとも前者を含み、前記
コード形成の有無が選択自在である。
【0067】従って、ユーザは文書をプリントする際
に、自分でコード印字の有無を選択でき、よって、例え
ば最終プリントの場合にはコード印字を不要にすること
ができる。
に、自分でコード印字の有無を選択でき、よって、例え
ば最終プリントの場合にはコード印字を不要にすること
ができる。
【0068】請求項25記載の発明は、人が手に持って
筆記動作を行うことができる装置本体と、この装置本体
に設けられ、紙媒体上に形成されたコードシンボルを光
学的に読取る画像読取装置と、読取られたコードシンボ
ルをデコードするデコード手段と、前記画像読取装置に
より読取られた画像中における前記コードシンボルの位
置、向き及び歪み量のうち少なくとも一つを算出する歪
み量等算出手段と、前記デコード手段によるデコード後
の情報に含まれている前記紙媒体上の座標を示す座標情
報及び前記媒体の別を示す同一性情報とのうち少なくと
も前者と、前記コードシンボルの位置、向き及び歪み量
のうち少なくとも一つとに基づいて、前記紙媒体上での
所定の点の位置を検出する座標検出手段と、を備えるペ
ン型情報入力装置と、請求項21ないし24の何れか一
記載の画像形成装置と、コンピュータ構成の情報処理装
置と、よりなる画像情報管理システムであって、前記画
像形成装置中の前記コード形成手段により形成されるコ
ードは、一時的な非固有座標情報であって、前記装置本
体による筆記軌跡取得中は前記情報処理装置で管理さ
れ、画像ソースに対する筆記軌跡の加筆処理終了後に開
放されるコードである。
筆記動作を行うことができる装置本体と、この装置本体
に設けられ、紙媒体上に形成されたコードシンボルを光
学的に読取る画像読取装置と、読取られたコードシンボ
ルをデコードするデコード手段と、前記画像読取装置に
より読取られた画像中における前記コードシンボルの位
置、向き及び歪み量のうち少なくとも一つを算出する歪
み量等算出手段と、前記デコード手段によるデコード後
の情報に含まれている前記紙媒体上の座標を示す座標情
報及び前記媒体の別を示す同一性情報とのうち少なくと
も前者と、前記コードシンボルの位置、向き及び歪み量
のうち少なくとも一つとに基づいて、前記紙媒体上での
所定の点の位置を検出する座標検出手段と、を備えるペ
ン型情報入力装置と、請求項21ないし24の何れか一
記載の画像形成装置と、コンピュータ構成の情報処理装
置と、よりなる画像情報管理システムであって、前記画
像形成装置中の前記コード形成手段により形成されるコ
ードは、一時的な非固有座標情報であって、前記装置本
体による筆記軌跡取得中は前記情報処理装置で管理さ
れ、画像ソースに対する筆記軌跡の加筆処理終了後に開
放されるコードである。
【0069】ここで、「同一性情報」とは、紙媒体の同
一性を示す情報であり、この同一性情報は、例えば、世
界に一つしかないような番号によって示される。また、
「画像ソース」とは、画像データの基礎になる画像ソー
スを意味し、例えば、文書データやイメージデータ等が
画像ソースになり得る。
一性を示す情報であり、この同一性情報は、例えば、世
界に一つしかないような番号によって示される。また、
「画像ソース」とは、画像データの基礎になる画像ソー
スを意味し、例えば、文書データやイメージデータ等が
画像ソースになり得る。
【0070】従って、筆記軌跡を取得するために、非固
有な絶対座標情報を有する一時的なコード使用が可能な
画像情報管理システムを提供することができる。
有な絶対座標情報を有する一時的なコード使用が可能な
画像情報管理システムを提供することができる。
【0071】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態は、電子
写真方式によるカラー画像形成装置(例えば、レーザカ
ラープリンタ)を用いて、コードとして不可視コードが
形成された情報表示媒体に可視画像を形成する場合への
適用例を示す。
ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態は、電子
写真方式によるカラー画像形成装置(例えば、レーザカ
ラープリンタ)を用いて、コードとして不可視コードが
形成された情報表示媒体に可視画像を形成する場合への
適用例を示す。
【0072】コードとしての不可視コードが形成された
情報表示媒体自体に関しては、前述した特開2000−
215000公報等に記載された媒体であり、その定義
内容も前述した通りであるが、図1を参照して簡単に説
明する。情報表示媒体1には、人間が視覚的に読取り可
能な状態で文書等を記録することができ、一般的には、
紙、布、プラスチック等によりシート状に構成されてい
る。このような情報表示媒体1には、CCD等により光
学的に読取り可能なコードシンボル2が予め記録されて
いる。このコードシンボル2は、例えば、バーコードや
2次元コード(例えば、QRコード)等によって表現さ
れている。
情報表示媒体自体に関しては、前述した特開2000−
215000公報等に記載された媒体であり、その定義
内容も前述した通りであるが、図1を参照して簡単に説
明する。情報表示媒体1には、人間が視覚的に読取り可
能な状態で文書等を記録することができ、一般的には、
紙、布、プラスチック等によりシート状に構成されてい
る。このような情報表示媒体1には、CCD等により光
学的に読取り可能なコードシンボル2が予め記録されて
いる。このコードシンボル2は、例えば、バーコードや
2次元コード(例えば、QRコード)等によって表現さ
れている。
【0073】情報表示媒体1は、例えばプリンタや複写
機による画像形成動作等によって情報を可視的に記録表
示させることを目的の一つとしており、このため、後述
するように、プリンタ等での画像形成動作によって可視
的な画像を形成できるように形成されている。
機による画像形成動作等によって情報を可視的に記録表
示させることを目的の一つとしており、このため、後述
するように、プリンタ等での画像形成動作によって可視
的な画像を形成できるように形成されている。
【0074】ここで、図1中ではコードシンボル2を情
報表示媒体1の左隅に4個だけ図示しているが、実際に
は、情報表示媒体1には多数のコードシンボル2がマト
リックス状に配列されている。そして、図1では、コー
ドシンボル2を情報表示媒体1の大きさに対して極めて
大きく誇張して表現しているが、これは説明の便宜のた
めであり、実際のコードシンボル2の大きさは極めて微
細である。
報表示媒体1の左隅に4個だけ図示しているが、実際に
は、情報表示媒体1には多数のコードシンボル2がマト
リックス状に配列されている。そして、図1では、コー
ドシンボル2を情報表示媒体1の大きさに対して極めて
大きく誇張して表現しているが、これは説明の便宜のた
めであり、実際のコードシンボル2の大きさは極めて微
細である。
【0075】このようなコードシンボル2は、座標情報
と同一性情報とを含んでいる。この同一性情報のセキュ
リティ等を確保するため、このようなコードシンボル2
は近赤外吸収色素からなる画像形成材料により不可視コ
ードとして記録されている。
と同一性情報とを含んでいる。この同一性情報のセキュ
リティ等を確保するため、このようなコードシンボル2
は近赤外吸収色素からなる画像形成材料により不可視コ
ードとして記録されている。
【0076】また、本実施の形態のカラー画像形成装置
の構成例は後述するが、当該カラー画像形成装置には、
不可視コードが形成された情報表示媒体1を認識するコ
ード認識装置(図示せず)が付加されている。このコー
ド認識装置は、元々情報表示媒体1に関してその不可視
コードを読取って画像認識するためのもので、一例とし
ては、不可視コードを読取るためのCCDやCMOS等
の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明光源とを備
えて構成され、当該装置の搬送機にシート状の媒体をセ
ットすると自動的にその不可視コードの読み込み動作を
行うものである。もっとも、このようなコード認識装置
を備えず、情報表示媒体1の所有者が画像形成に先立
ち、操作パネル等に設けられた切換スイッチ等の設定操
作により当該媒体が不可視コードが形成された情報表示
媒体1である旨を設定する方式であってもよい。
の構成例は後述するが、当該カラー画像形成装置には、
不可視コードが形成された情報表示媒体1を認識するコ
ード認識装置(図示せず)が付加されている。このコー
ド認識装置は、元々情報表示媒体1に関してその不可視
コードを読取って画像認識するためのもので、一例とし
ては、不可視コードを読取るためのCCDやCMOS等
の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外光照明光源とを備
えて構成され、当該装置の搬送機にシート状の媒体をセ
ットすると自動的にその不可視コードの読み込み動作を
行うものである。もっとも、このようなコード認識装置
を備えず、情報表示媒体1の所有者が画像形成に先立
ち、操作パネル等に設けられた切換スイッチ等の設定操
作により当該媒体が不可視コードが形成された情報表示
媒体1である旨を設定する方式であってもよい。
【0077】このような前提の下、当該カラー画像形成
装置の制御部(例えば、図3参照)のマイクロコンピュ
ータにより実行される画像形成方法の概略について、図
2に示すフローチャートを参照して説明する。
装置の制御部(例えば、図3参照)のマイクロコンピュ
ータにより実行される画像形成方法の概略について、図
2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0078】まず、カラー画像形成装置のスタートボタ
ンが押されると(ステップS1)、画像形成対象が近赤
外吸収色素からなる画像形成材料により不可視コードが
形成された情報表示媒体1であるか否かが判断される
(S2)。ここに、コード認識装置を備えている場合に
はその認識結果により画像形成対象が不可視コードが形
成された情報表示媒体1であるか否かが判断される。ま
た、コード認識装置を備えず、ユーザにより画像形成対
象の種類が操作設定される場合にはその設定内容に基づ
き画像形成対象が不可視コードが形成された情報表示媒
体1であるか否かが判断される。何れにしてもステップ
S2の処理が、判断工程又は判断手段の機能として実行
される。
ンが押されると(ステップS1)、画像形成対象が近赤
外吸収色素からなる画像形成材料により不可視コードが
形成された情報表示媒体1であるか否かが判断される
(S2)。ここに、コード認識装置を備えている場合に
はその認識結果により画像形成対象が不可視コードが形
成された情報表示媒体1であるか否かが判断される。ま
た、コード認識装置を備えず、ユーザにより画像形成対
象の種類が操作設定される場合にはその設定内容に基づ
き画像形成対象が不可視コードが形成された情報表示媒
体1であるか否かが判断される。何れにしてもステップ
S2の処理が、判断工程又は判断手段の機能として実行
される。
【0079】この判断の結果、不可視コードが形成され
た情報表示媒体1でなければ(S2のN)、通常の電子
写真方式に従い当該画像形成対象に対する画像形成動作
が行われ(S3)、形成動作が終了すると、動作が停止
する(S4)。
た情報表示媒体1でなければ(S2のN)、通常の電子
写真方式に従い当該画像形成対象に対する画像形成動作
が行われ(S3)、形成動作が終了すると、動作が停止
する(S4)。
【0080】一方、判断の結果、不可視コードが形成さ
れた情報表示媒体1であれば(S2のY)、近赤外領域
に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材
料、具体的には、カーボンブラックによる黒色トナーを
含まず、通常のカラープリンタが備えているイエロー、
マゼンタ、シアンなるカラー画像形成材料のみを用いて
プリンタエンジンによって当該情報表示媒体1に対して
画像を形成する処理を行わせる(S5)。このステップ
S5の処理が、画像形成工程又は画像形成手段の機能と
して実行される。このステップS5の処理は、当該情報
表示媒体1上に形成しようとしている画像がカラー画像
の場合はもちろん、黒色画像の場合であっても、適用さ
れ、黒色トナーを用いずに、イエロー、マゼンタ、シア
ンなるカラー画像形成材料の組合せにより形成される。
れた情報表示媒体1であれば(S2のY)、近赤外領域
に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材
料、具体的には、カーボンブラックによる黒色トナーを
含まず、通常のカラープリンタが備えているイエロー、
マゼンタ、シアンなるカラー画像形成材料のみを用いて
プリンタエンジンによって当該情報表示媒体1に対して
画像を形成する処理を行わせる(S5)。このステップ
S5の処理が、画像形成工程又は画像形成手段の機能と
して実行される。このステップS5の処理は、当該情報
表示媒体1上に形成しようとしている画像がカラー画像
の場合はもちろん、黒色画像の場合であっても、適用さ
れ、黒色トナーを用いずに、イエロー、マゼンタ、シア
ンなるカラー画像形成材料の組合せにより形成される。
【0081】従って、このような不可視コードが形成さ
れた情報表示媒体1に対する画像印刷方法によれば、不
可視コードがある場合には、シアン、マゼンタ、イエロ
ー等の画像形成材料のように近赤外領域に吸収のない
(又は、吸収の少ない)色素のみを用いて可視画像を形
成するので、このような可視画像が不可視画像と重なっ
てもその不可視コードの認識には全く支障を来たさない
ものとなる。特に、黒色画像の形成に際しても、近赤外
領域に強い吸収がある通常のカーボンブラック製の黒ト
ナーを用いずに、イエロー、マゼンタ、シアンなるカラ
ー画像形成材料の組合せ(プロセス的にもカラー画像形
成の場合のような各色プロセスの組合せとなるが)によ
り黒色画像を形成するので、不可視コードの認識には支
障をきたさない。
れた情報表示媒体1に対する画像印刷方法によれば、不
可視コードがある場合には、シアン、マゼンタ、イエロ
ー等の画像形成材料のように近赤外領域に吸収のない
(又は、吸収の少ない)色素のみを用いて可視画像を形
成するので、このような可視画像が不可視画像と重なっ
てもその不可視コードの認識には全く支障を来たさない
ものとなる。特に、黒色画像の形成に際しても、近赤外
領域に強い吸収がある通常のカーボンブラック製の黒ト
ナーを用いずに、イエロー、マゼンタ、シアンなるカラ
ー画像形成材料の組合せ(プロセス的にもカラー画像形
成の場合のような各色プロセスの組合せとなるが)によ
り黒色画像を形成するので、不可視コードの認識には支
障をきたさない。
【0082】ところで、上記のような画像形成方法を実
現する本実施の形態のカラー画像形成装置のプリンタエ
ンジン3部分の概略構成を図3に示す。
現する本実施の形態のカラー画像形成装置のプリンタエ
ンジン3部分の概略構成を図3に示す。
【0083】図3に示すように、静電潜像が形成される
感光体4の周囲には、その回転方向に従い、黒色現像器
監視装置5aを備えた黒色用現像器5、シアン、マゼン
タ、イエロー用カラー現像器6,7,8(シアン、マゼ
ンタ、イエローの各トナー色に関してはその順序は特に
問わない)、転写ドラム9の各々が配設されている。ま
た、各チャージャの電源部及び感光体4などの回転体を
駆動する各モータを制御するために制御部10が設けら
れている。
感光体4の周囲には、その回転方向に従い、黒色現像器
監視装置5aを備えた黒色用現像器5、シアン、マゼン
タ、イエロー用カラー現像器6,7,8(シアン、マゼ
ンタ、イエローの各トナー色に関してはその順序は特に
問わない)、転写ドラム9の各々が配設されている。ま
た、各チャージャの電源部及び感光体4などの回転体を
駆動する各モータを制御するために制御部10が設けら
れている。
【0084】さらに、図示を省略しているが、感光体4
の周囲には、感光体4の感光体層を一様に帯電する帯電
チャージャ、転写紙(情報表示媒体1を含む)上に感光
体4上のトナー像を転写させる転写チャージャ、転写の
終了した転写紙を転写ドラム9の表面から剥離するため
の分離チャージャ、感光体4の表面に残留したトナーを
除去するためのクリーニング装置、感光体4の表面の除
電を行う除電器、転写紙を搬送する搬送手段などが設置
される。また、転写済みの用紙上にトナー像を熱及び圧
力により定着させるために定着装置が設けられている。
の周囲には、感光体4の感光体層を一様に帯電する帯電
チャージャ、転写紙(情報表示媒体1を含む)上に感光
体4上のトナー像を転写させる転写チャージャ、転写の
終了した転写紙を転写ドラム9の表面から剥離するため
の分離チャージャ、感光体4の表面に残留したトナーを
除去するためのクリーニング装置、感光体4の表面の除
電を行う除電器、転写紙を搬送する搬送手段などが設置
される。また、転写済みの用紙上にトナー像を熱及び圧
力により定着させるために定着装置が設けられている。
【0085】図3に示す構成においては、予め帯電され
た感光体4の露光位置に露光が行われ、感光体4上には
静電潜像が形成される。この静電潜像の内容が黒色であ
る場合には、通常であれば、黒色用現像器5によってト
ナー現像が行われ、その可視像の先端部が転写ドラム9
に到達するタイミングを合わせて転写紙が到達し、転写
紙上に可視像(黒トナー像)が転写され、ついで転写紙は
転写ドラム9から剥離され、不図示の定着装置へ送られ
る。しかし、黒トナーは、通常、カーボンブラックより
なるため、近赤外領域に強い吸収がある。従って、本実
施の形態では、前述の判断手段により不可視コードが認
識された場合には(S2)、このような通常の黒色画像
形成プロセスを用いずに、以下に説明するシアン、マゼ
ンタ、イエローの3色をカラー画像の如く組合せて用い
ることにより黒画像を形成する。
た感光体4の露光位置に露光が行われ、感光体4上には
静電潜像が形成される。この静電潜像の内容が黒色であ
る場合には、通常であれば、黒色用現像器5によってト
ナー現像が行われ、その可視像の先端部が転写ドラム9
に到達するタイミングを合わせて転写紙が到達し、転写
紙上に可視像(黒トナー像)が転写され、ついで転写紙は
転写ドラム9から剥離され、不図示の定着装置へ送られ
る。しかし、黒トナーは、通常、カーボンブラックより
なるため、近赤外領域に強い吸収がある。従って、本実
施の形態では、前述の判断手段により不可視コードが認
識された場合には(S2)、このような通常の黒色画像
形成プロセスを用いずに、以下に説明するシアン、マゼ
ンタ、イエローの3色をカラー画像の如く組合せて用い
ることにより黒画像を形成する。
【0086】即ち、カラー画像形成にあっては、画像が
3色に分解され、1色毎に潜像形成→現像→転写の工程
を行い、これを3回繰返した後に定着装置へ搬送するこ
とになる。まず、第1色(例えばシアン)に対する潜像
形成が感光体4に対して行われ、その潜像がカラー現像
器6によってシアン像の現像され、タイミングをとって
搬入された転写紙上にシアン像が転写される、この後、
第1色の転写が済んだ用紙は転写ドラム9に巻き付けら
れ、第2色の転写に備える。第1色の転写が終了する
と、感光体4には第2色(例えば、マゼンタ)による潜
像形成が行われ、カラー現像器7によってマゼンタ像の
現像が行われる、このマゼンタ像が転写位置に到達する
のにタイミングを合わせて転写ドラム9が回転し、マゼ
ンタ像がシアン像上に重ね合わせられた状態で転写され
る。第2色の転写が終了すると、感光体4上には第3色
(イエロー)の潜像形成が行われ、これに対しカラー現
像器8によってイエロー像の現像が行われる。このイエ
ロー像が転写位置に到達するのにタイミングを合わせて
転写ドラム9が回転し、上記した2つの合成画像上に位
置合わせをした状態でイエロー像が重ね合わせられ、黒
及びカラー画像が完成する。第3色の転写が終了する
と、転写ドラム9から転写紙が剥がされ、定着装置へ送
られる。
3色に分解され、1色毎に潜像形成→現像→転写の工程
を行い、これを3回繰返した後に定着装置へ搬送するこ
とになる。まず、第1色(例えばシアン)に対する潜像
形成が感光体4に対して行われ、その潜像がカラー現像
器6によってシアン像の現像され、タイミングをとって
搬入された転写紙上にシアン像が転写される、この後、
第1色の転写が済んだ用紙は転写ドラム9に巻き付けら
れ、第2色の転写に備える。第1色の転写が終了する
と、感光体4には第2色(例えば、マゼンタ)による潜
像形成が行われ、カラー現像器7によってマゼンタ像の
現像が行われる、このマゼンタ像が転写位置に到達する
のにタイミングを合わせて転写ドラム9が回転し、マゼ
ンタ像がシアン像上に重ね合わせられた状態で転写され
る。第2色の転写が終了すると、感光体4上には第3色
(イエロー)の潜像形成が行われ、これに対しカラー現
像器8によってイエロー像の現像が行われる。このイエ
ロー像が転写位置に到達するのにタイミングを合わせて
転写ドラム9が回転し、上記した2つの合成画像上に位
置合わせをした状態でイエロー像が重ね合わせられ、黒
及びカラー画像が完成する。第3色の転写が終了する
と、転写ドラム9から転写紙が剥がされ、定着装置へ送
られる。
【0087】従って、現状のレーザカラープリンタ等を
大幅に変更することなく所期の目的を達成できる。
大幅に変更することなく所期の目的を達成できる。
【0088】本発明の第二の実施の形態を図4に基づい
て説明する。本実施の形態は、インクジェット方式のプ
リンタエンジンを備えるカラー画像形成装置への適用例
を示すもので、プリンタエンジン11としては、図4に
示すようにインクジェットヘッド12とカートリッジタ
イプの黒インクタンク13と、カラーインクタンク14
とを一体に備えて画像形成対象に直接画像を形成する構
成とされている。カラーインクタンク14はシアンイン
クタンク14Cとマゼンタインクタンク14Mとイエロ
ーインクタンク14Yとの3色分の画像形成材料からな
る。もっとも、これらのインクタンクに関しては、イン
クジェットヘッド12とは別体のものもあり、さらに
は、各色毎にばらばらのものもあり、何れでもよい。さ
らには、現状のインクジェットプリンタの黒色は近赤外
領城に吸収のないものもあるが、全般には印字の耐久性
を上げるためカーボンブラックを用いた近赤外領域に吸
収を持つものが増えてきている。
て説明する。本実施の形態は、インクジェット方式のプ
リンタエンジンを備えるカラー画像形成装置への適用例
を示すもので、プリンタエンジン11としては、図4に
示すようにインクジェットヘッド12とカートリッジタ
イプの黒インクタンク13と、カラーインクタンク14
とを一体に備えて画像形成対象に直接画像を形成する構
成とされている。カラーインクタンク14はシアンイン
クタンク14Cとマゼンタインクタンク14Mとイエロ
ーインクタンク14Yとの3色分の画像形成材料からな
る。もっとも、これらのインクタンクに関しては、イン
クジェットヘッド12とは別体のものもあり、さらに
は、各色毎にばらばらのものもあり、何れでもよい。さ
らには、現状のインクジェットプリンタの黒色は近赤外
領城に吸収のないものもあるが、全般には印字の耐久性
を上げるためカーボンブラックを用いた近赤外領域に吸
収を持つものが増えてきている。
【0089】インクジェットプリンタによる印字の場合
には、電子写真方式とは異なり、インクジェットヘッド
12によりインクを直接印字媒体(情報表示媒体1を含
む)上に噴射し画像を形成する。
には、電子写真方式とは異なり、インクジェットヘッド
12によりインクを直接印字媒体(情報表示媒体1を含
む)上に噴射し画像を形成する。
【0090】ここに、本実施の形態のインクジェットプ
リンタの場合にも図2に示したプロセス制御が同様に適
用されるものであり、画像形成対象が不可視コードが形
成された情報表示媒体1であると認識されたときには、
黒画像の印字であっても、黒インクタンク13は使用せ
ずに、シアンインクタンク14Cとマゼンタインクタン
ク14Mとイエローインクタンク14Yによるシアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクを組合せることによ
り黒画像を形成する。
リンタの場合にも図2に示したプロセス制御が同様に適
用されるものであり、画像形成対象が不可視コードが形
成された情報表示媒体1であると認識されたときには、
黒画像の印字であっても、黒インクタンク13は使用せ
ずに、シアンインクタンク14Cとマゼンタインクタン
ク14Mとイエローインクタンク14Yによるシアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクを組合せることによ
り黒画像を形成する。
【0091】従って、インクジェット方式の場合にも現
状のインクジェットカラープリンタ等を大幅に変更する
ことなく所期の目的を達成できる。
状のインクジェットカラープリンタ等を大幅に変更する
ことなく所期の目的を達成できる。
【0092】本発明の第三の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、不可視コードが形成された情報表
示媒体1に対して黒色画像を形成する場合に使用される
画像形成材料に関するものであり、シアン、マゼンタ、
イエローの3色の色素により作成された黒色画像形成材
料を黒トナーや黒インクに代えて用意しておき、黒色画
像の形成に用いるようにしたものである。
る。本実施の形態は、不可視コードが形成された情報表
示媒体1に対して黒色画像を形成する場合に使用される
画像形成材料に関するものであり、シアン、マゼンタ、
イエローの3色の色素により作成された黒色画像形成材
料を黒トナーや黒インクに代えて用意しておき、黒色画
像の形成に用いるようにしたものである。
【0093】これによれば、カラープロセスに従い黒色
画像を形成する場合に比較して、元々黒色用として単色
の黒色画像形成材料を用いるので、単色プロセス(通常
の黒色画像形成プロセス)で済み画像形成時間を短縮で
きる上に重ね合わせに依らないため色ずれ等がなくきれ
いな画像となる。また、画像形成材料の量も少なくでき
るため経済的である。
画像を形成する場合に比較して、元々黒色用として単色
の黒色画像形成材料を用いるので、単色プロセス(通常
の黒色画像形成プロセス)で済み画像形成時間を短縮で
きる上に重ね合わせに依らないため色ずれ等がなくきれ
いな画像となる。また、画像形成材料の量も少なくでき
るため経済的である。
【0094】なお、これらの第一ないし第三の実施の形
態では、電子写真方式とインクジェット方式のプリンタ
を例に挙げて説明したが、実施にあたっては、その形式
を問わず、各種形式のプリンタに適用することができ
る。
態では、電子写真方式とインクジェット方式のプリンタ
を例に挙げて説明したが、実施にあたっては、その形式
を問わず、各種形式のプリンタに適用することができ
る。
【0095】また、これらの第一ないし第三の実施の形
態では、コードとして不可視コードが形成されている場
合への適用例として説明したが、必ずしも不可視コード
である必要はなく、可視コードであってもよい。即ち、
可視ではあるが見た目には気にならない色、例えば近赤
外吸収色素の中には薄色の可視域のものがあり、見た目
が気にならないレベルがある。近赤外領域に吸収のある
色素を用いた画像形成材料によって紙媒体に対して目立
たない(可視)コードを形成する例としては、有機系の赤
外線吸収材料がある。この材料系では完全に不可視、つ
まり透明なコードを形成することはできず、例えばシア
ニン系色素、ナフトキノン系色素、などは可視域にも吸
収があり、赤味がかかったクリーム色を呈することとな
る。このようなコードが形成された情報表示媒体に関し
ても、例えば特開2000−293303公報中に示さ
れるようなペン入力装置によってその座標検出が可能で
ある。
態では、コードとして不可視コードが形成されている場
合への適用例として説明したが、必ずしも不可視コード
である必要はなく、可視コードであってもよい。即ち、
可視ではあるが見た目には気にならない色、例えば近赤
外吸収色素の中には薄色の可視域のものがあり、見た目
が気にならないレベルがある。近赤外領域に吸収のある
色素を用いた画像形成材料によって紙媒体に対して目立
たない(可視)コードを形成する例としては、有機系の赤
外線吸収材料がある。この材料系では完全に不可視、つ
まり透明なコードを形成することはできず、例えばシア
ニン系色素、ナフトキノン系色素、などは可視域にも吸
収があり、赤味がかかったクリーム色を呈することとな
る。このようなコードが形成された情報表示媒体に関し
ても、例えば特開2000−293303公報中に示さ
れるようなペン入力装置によってその座標検出が可能で
ある。
【0096】本発明の第四の実施の形態を図5ないし図
12に基づいて説明する。本実施の形態では、前述の実
施の形態のように、コード(シンボル)が予めオフセッ
ト印刷などにより印刷された媒体(コード付き情報表示
媒体1)へ文書情報を印字させるのではなく、ユーザが
本コードシンボルを用いてペン型情報入力装置で筆記し
た情報をデジタル情報として元文書へ加筆したい場合に
のみ、コード(シンボル)と文書(画像)情報とを印刷
時に連続して印字させるようにしたものである。
12に基づいて説明する。本実施の形態では、前述の実
施の形態のように、コード(シンボル)が予めオフセッ
ト印刷などにより印刷された媒体(コード付き情報表示
媒体1)へ文書情報を印字させるのではなく、ユーザが
本コードシンボルを用いてペン型情報入力装置で筆記し
た情報をデジタル情報として元文書へ加筆したい場合に
のみ、コード(シンボル)と文書(画像)情報とを印刷
時に連続して印字させるようにしたものである。
【0097】まず、本実施の形態で用いるペン型情報入
力装置21について図6を参照して簡単に説明する。こ
のペン型情報入力装置21は、前述の特開2000−2
93303公報に示されるものと同様であり、まず、基
本構成として、人が手に持って筆記動作を行うことがで
きる筆記具状の装置本体22を備えている。この装置本
体22の先端部23には、必要であれば、筆記具、即
ち、ボールペン、シャープペンシルの先端部部分等を取
り付けて、現実に筆記可能としてもよい。装置本体22
の側部などに設けられた画像読取装置24は、例えば、
エリア型CCD等の光電変換素子24aと、レンズなど
からなる光学系24bとにより構成されており、紙媒体
25上の画像を読取る装置である。なお、画像読取装置
24には、赤外LED等による照明系が設けられる。
力装置21について図6を参照して簡単に説明する。こ
のペン型情報入力装置21は、前述の特開2000−2
93303公報に示されるものと同様であり、まず、基
本構成として、人が手に持って筆記動作を行うことがで
きる筆記具状の装置本体22を備えている。この装置本
体22の先端部23には、必要であれば、筆記具、即
ち、ボールペン、シャープペンシルの先端部部分等を取
り付けて、現実に筆記可能としてもよい。装置本体22
の側部などに設けられた画像読取装置24は、例えば、
エリア型CCD等の光電変換素子24aと、レンズなど
からなる光学系24bとにより構成されており、紙媒体
25上の画像を読取る装置である。なお、画像読取装置
24には、赤外LED等による照明系が設けられる。
【0098】装置本体22には、マイコン26が搭載さ
れており、このマイコン26には、画像読取装置24が
接続されている。画像読取装置24で読取った紙媒体2
5上の画像に基づいた各種処理がマイコン26により実
行される。即ち、読取ったコードシンボル27をデコー
ドし、読取った画像上におけるコードシンボル27の位
置、向き、歪み量を検出する。これにより、デコード手
段、歪み量等算出手段が実現されている。また、マイコ
ン26は通信手段を介して装置本体22の外部のPCな
どの情報処理装置(図示せず)と接続可能であり、マイ
コン26内に蓄積したデータを情報処理装置に出力可能
である。なお、マイコン26を装置本体22に搭載する
構成に代えて、画像読取装置24を情報処理装置に接続
し、マイコン26で行う前述の処理を情報処理装置に行
わせるようにしてもよい。
れており、このマイコン26には、画像読取装置24が
接続されている。画像読取装置24で読取った紙媒体2
5上の画像に基づいた各種処理がマイコン26により実
行される。即ち、読取ったコードシンボル27をデコー
ドし、読取った画像上におけるコードシンボル27の位
置、向き、歪み量を検出する。これにより、デコード手
段、歪み量等算出手段が実現されている。また、マイコ
ン26は通信手段を介して装置本体22の外部のPCな
どの情報処理装置(図示せず)と接続可能であり、マイ
コン26内に蓄積したデータを情報処理装置に出力可能
である。なお、マイコン26を装置本体22に搭載する
構成に代えて、画像読取装置24を情報処理装置に接続
し、マイコン26で行う前述の処理を情報処理装置に行
わせるようにしてもよい。
【0099】また、装置本体22には、先端部23の部
分が筆記面に接触しているかどうかを検出する装置を設
けるのが望ましい。即ち、先端部23部分をペン軸に沿
った方向に可動とし、先端部23が筆記面に接触するこ
とにより先端部23部分が移動し、それを機械的又は導
電性の変化等により検出する技術は、既にタブレットの
ペン等に適用されている技術としては周知である。
分が筆記面に接触しているかどうかを検出する装置を設
けるのが望ましい。即ち、先端部23部分をペン軸に沿
った方向に可動とし、先端部23が筆記面に接触するこ
とにより先端部23部分が移動し、それを機械的又は導
電性の変化等により検出する技術は、既にタブレットの
ペン等に適用されている技術としては周知である。
【0100】筆記情報の検出・処理については紙媒体2
5に埋め込まれたコードシンボル27を検出することに
よって手書き検出(絶対座標検出)を行う。つまり、画
像読取装置24及びデコード手段により検出された手書
きデータがマイコン26によってそれらのデータが処理
され最終的にメモリに格納され記憶される。
5に埋め込まれたコードシンボル27を検出することに
よって手書き検出(絶対座標検出)を行う。つまり、画
像読取装置24及びデコード手段により検出された手書
きデータがマイコン26によってそれらのデータが処理
され最終的にメモリに格納され記憶される。
【0101】ここでは、識別情報(又は同一性情報)と
座標情報とを表すコードシンボル27として2次元コー
ドを用いており、識別情報(又は同一性情報)と座標情
報とを同一コードにコード化したものを2次元的に配置
させている。紙媒体25にはサーバやPC内にある文書
データ(ドキュメント、カタログ、など)が図示しない
プリンタや印刷機等により印刷される。識別記号が表現
するものとしては、例えば、文書名、ページ番号、サー
バ名、サーバのIPアドレス等があり、“\\サーバ名
(サーバのIPアドレス)\ドライブ名\フォルダ名\文
書名\ページ”のようなディレクトリ構造により、その
文書データ(最小には1ページ単位)の格納してある場
所を一義的に定める識別情報(又は同一性情報)であ
る。これらの情報を直接コードにエンコードできない場
合は、或る数値情報をエンコードしておき、別途識別情
報と対応がわかるようなテーブルをPCやサーバ側で用
意し管理しておき、後で参照するようにプログラムして
おく。ここでは座標情報とともにエンコード可能なQR
コードやデータマトリックスコードなどの大容量化が可
能な2次元コードを用いており、この場合はデータ容量
が大きくとれるので1個のコードで識別情報と座標情報
とを入力することができる。
座標情報とを表すコードシンボル27として2次元コー
ドを用いており、識別情報(又は同一性情報)と座標情
報とを同一コードにコード化したものを2次元的に配置
させている。紙媒体25にはサーバやPC内にある文書
データ(ドキュメント、カタログ、など)が図示しない
プリンタや印刷機等により印刷される。識別記号が表現
するものとしては、例えば、文書名、ページ番号、サー
バ名、サーバのIPアドレス等があり、“\\サーバ名
(サーバのIPアドレス)\ドライブ名\フォルダ名\文
書名\ページ”のようなディレクトリ構造により、その
文書データ(最小には1ページ単位)の格納してある場
所を一義的に定める識別情報(又は同一性情報)であ
る。これらの情報を直接コードにエンコードできない場
合は、或る数値情報をエンコードしておき、別途識別情
報と対応がわかるようなテーブルをPCやサーバ側で用
意し管理しておき、後で参照するようにプログラムして
おく。ここでは座標情報とともにエンコード可能なQR
コードやデータマトリックスコードなどの大容量化が可
能な2次元コードを用いており、この場合はデータ容量
が大きくとれるので1個のコードで識別情報と座標情報
とを入力することができる。
【0102】ここで、座標情報について説明する。前述
の第一〜第三の実施の形態の場合にあっては、座標情報
としては無限に近いほど数多くの絶対座標値が固有の値
として用意されており、その固有座標値を使用する。こ
れらの座標値はコードとして予め紙媒体等へオフセット
印刷等の手段により印刷されており、コード付き紙メデ
ィアとして製品化される。そして、ユーザによる文書印
刷時に、画像形成装置側がコードの有無を検出して、コ
ンピュータ等の情報処理装置で印刷する文書と対応付け
を図るものである。
の第一〜第三の実施の形態の場合にあっては、座標情報
としては無限に近いほど数多くの絶対座標値が固有の値
として用意されており、その固有座標値を使用する。こ
れらの座標値はコードとして予め紙媒体等へオフセット
印刷等の手段により印刷されており、コード付き紙メデ
ィアとして製品化される。そして、ユーザによる文書印
刷時に、画像形成装置側がコードの有無を検出して、コ
ンピュータ等の情報処理装置で印刷する文書と対応付け
を図るものである。
【0103】一方、本実施の形態でも、座標情報として
は無限に近いほど数多くの絶対座標値が固有の値として
用意されており、その固有座標値を使用するものであ
り、一度使用した場合は再利用されない。即ち、使い切
りである。前述の実施の形態の場合と異なるのは、これ
らの固有な絶対座標値は紙媒体25等へ予め印刷されて
おらず、PCやサーバ側で電子データとして割当てられ
る点であり、ユーザがペン型情報入力装置21を使って
筆記を電子的に取得したいことから、対象となる文書を
印刷する時に当該コードを形成させる点である。
は無限に近いほど数多くの絶対座標値が固有の値として
用意されており、その固有座標値を使用するものであ
り、一度使用した場合は再利用されない。即ち、使い切
りである。前述の実施の形態の場合と異なるのは、これ
らの固有な絶対座標値は紙媒体25等へ予め印刷されて
おらず、PCやサーバ側で電子データとして割当てられ
る点であり、ユーザがペン型情報入力装置21を使って
筆記を電子的に取得したいことから、対象となる文書を
印刷する時に当該コードを形成させる点である。
【0104】ちなみに、後述の第五の実施の形態では、
座標情報としては非固有な座標値、つまり、一時的な値
を使用する。従って、上述のようにPC等によって割当
てられるような座標値である必要はなく、ユーザが独自
で作成しても良い。一度使用しても再利用可能であり、
使用中は他の人は使用できないように管理されていれば
よい。このような非固有な絶対座標値も、ユーザがペン
型情報入力装置21を使って筆記を電子的に取得したい
ことから、対象となる文書を印刷する時、当該コードを
形成させることとなる。
座標情報としては非固有な座標値、つまり、一時的な値
を使用する。従って、上述のようにPC等によって割当
てられるような座標値である必要はなく、ユーザが独自
で作成しても良い。一度使用しても再利用可能であり、
使用中は他の人は使用できないように管理されていれば
よい。このような非固有な絶対座標値も、ユーザがペン
型情報入力装置21を使って筆記を電子的に取得したい
ことから、対象となる文書を印刷する時、当該コードを
形成させることとなる。
【0105】以上の場合、ペン型情報入力装置21の画
像読取装置24では、コードシンボル27と文書(画
像)とを区別して検出する必要があり、照明系としては
人間の目に目障りでない赤外光で投光する。また、紙媒
体25上に印刷するコードシンボル27の材料としては
近赤外領域に吸収のある色素を用いた画像形成材料を、
文書を始めとする画像情報の材料としては近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
を各々使用してプリンタ(画像形成装置)30で印字す
る。
像読取装置24では、コードシンボル27と文書(画
像)とを区別して検出する必要があり、照明系としては
人間の目に目障りでない赤外光で投光する。また、紙媒
体25上に印刷するコードシンボル27の材料としては
近赤外領域に吸収のある色素を用いた画像形成材料を、
文書を始めとする画像情報の材料としては近赤外領域に
吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた面像形成材料
を各々使用してプリンタ(画像形成装置)30で印字す
る。
【0106】具体例として、近赤外領域に吸収のある黒
色トナーと近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ないシ
アン、マゼンタ、シアンなるカラートナーとを用いたレ
ーザープリンタ30の構成を図7に、印刷時の処理制御
のフローチャートを図8に示す。
色トナーと近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ないシ
アン、マゼンタ、シアンなるカラートナーとを用いたレ
ーザープリンタ30の構成を図7に、印刷時の処理制御
のフローチャートを図8に示す。
【0107】本実施の形態では、印刷時にコード印刷の
有無をユーザが任意に選択するようにしている(S1
1)が、選択せずに常にコード印刷するようにしても良
い。本実施の形態のように、ユーザが選択自在とすれ
ば、加筆修正が終了して最終的に文書を印刷する時に使
用するコード印刷なしの通常印刷(S15,S16)も
可能となるので大変便利となる。
有無をユーザが任意に選択するようにしている(S1
1)が、選択せずに常にコード印刷するようにしても良
い。本実施の形態のように、ユーザが選択自在とすれ
ば、加筆修正が終了して最終的に文書を印刷する時に使
用するコード印刷なしの通常印刷(S15,S16)も
可能となるので大変便利となる。
【0108】ユーザが文書印刷時にコード印刷を選択す
ると(S11のY)、コードが予め割振られていればコ
ード付き文書の印刷が開始する(S12)。割振られて
いなければPCやサーバへコードの要求をし、コードの
割振りを受ける。この時、プリンタ30の通信ポート2
9へコードの印字データが送られてきて印刷が開始す
る。図7に示すプリンタ30においては、給紙トレイ3
1から紙が搬送されて通常の電子写真プロセスにより印
刷される。
ると(S11のY)、コードが予め割振られていればコ
ード付き文書の印刷が開始する(S12)。割振られて
いなければPCやサーバへコードの要求をし、コードの
割振りを受ける。この時、プリンタ30の通信ポート2
9へコードの印字データが送られてきて印刷が開始す
る。図7に示すプリンタ30においては、給紙トレイ3
1から紙が搬送されて通常の電子写真プロセスにより印
刷される。
【0109】図7のプリンタ構成で説明すると、静電潜
像が形成される感光体32の周囲には、その回転方向に
従い、黒色用現像器33a、シアン、マゼンタ、イエロ
ー用カラー現像器33b,33c,33d(シアン、マ
ゼンタ、イエローの各トナー色に関してはその順序を特
に問わない)、転写ドラム34が各々配設されている。
また、帯電チャージャ35、転写チャージャ36等の各
チャージャの電源部及び感光体32などの回転体を駆動
する各モータを制御するために制御部37が設けられて
いる。さらに、感光体32の周囲には、感光体32の感
光体層を一様に帯電する帯電チャージャ35、紙媒体で
ある転写紙上に感光体32上のトナー像を転写させる転
写チャージャ36、転写の終了した転写紙を転写ドラム
34の表面から剥離するための分離チャージャ(図示せ
ず)、感光体32の表面に残留したトナーを除去するた
めのクリーニング装置38、感光体32の表面の除電を
行う除電器(図示せず)、転写紙を搬送する搬送手段な
どが設置されている。また、転写済みの用紙上にトナー
像を熱及び圧力により定着させるために定着装置39が
設けられている。
像が形成される感光体32の周囲には、その回転方向に
従い、黒色用現像器33a、シアン、マゼンタ、イエロ
ー用カラー現像器33b,33c,33d(シアン、マ
ゼンタ、イエローの各トナー色に関してはその順序を特
に問わない)、転写ドラム34が各々配設されている。
また、帯電チャージャ35、転写チャージャ36等の各
チャージャの電源部及び感光体32などの回転体を駆動
する各モータを制御するために制御部37が設けられて
いる。さらに、感光体32の周囲には、感光体32の感
光体層を一様に帯電する帯電チャージャ35、紙媒体で
ある転写紙上に感光体32上のトナー像を転写させる転
写チャージャ36、転写の終了した転写紙を転写ドラム
34の表面から剥離するための分離チャージャ(図示せ
ず)、感光体32の表面に残留したトナーを除去するた
めのクリーニング装置38、感光体32の表面の除電を
行う除電器(図示せず)、転写紙を搬送する搬送手段な
どが設置されている。また、転写済みの用紙上にトナー
像を熱及び圧力により定着させるために定着装置39が
設けられている。
【0110】通常であれば、まず、予め帯電された感光
体32の露光位置にレーザ書込み部40により露光が行
われ、感光体32上には静電潜像が形成される。この静
電潜像の内容が黒色である場合には、黒色用現像器33
aによってトナー現像が行われ、その可視像の先端部が
転写ドラム34に到達するタイミングを合わせて転写紙
が到達し、転写紙上に可視像(黒トナー像)が転写さ
れ、ついで転写紙は転写ドラム34から剥離され、定着
装置39へ送られる。
体32の露光位置にレーザ書込み部40により露光が行
われ、感光体32上には静電潜像が形成される。この静
電潜像の内容が黒色である場合には、黒色用現像器33
aによってトナー現像が行われ、その可視像の先端部が
転写ドラム34に到達するタイミングを合わせて転写紙
が到達し、転写紙上に可視像(黒トナー像)が転写さ
れ、ついで転写紙は転写ドラム34から剥離され、定着
装置39へ送られる。
【0111】ここでは、まず、コード形成工程として黒
トナーを用いる場合について説明する。通常、黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収がある。近赤外領域に吸収の有る材料であれば良い。
本実施の形態では、ユーザがコード印刷を選択した場合
には(S11のY)、まず黒トナーによる黒色画像形成
プロセスによるコード形成工程を経てコードを印刷する
(S13)。ステップS13の処理が、コード形成工程
又はコード形成手段として実行される。黒トナーであれ
ば一般的に電子写真プロセスで使われており現状のレー
ザカラープリンタ等を大幅に変更することなく所期の目
的を達成できる。もちろん、前述した実施の形態中に記
述した不可視材料であれば更に良い。
トナーを用いる場合について説明する。通常、黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収がある。近赤外領域に吸収の有る材料であれば良い。
本実施の形態では、ユーザがコード印刷を選択した場合
には(S11のY)、まず黒トナーによる黒色画像形成
プロセスによるコード形成工程を経てコードを印刷する
(S13)。ステップS13の処理が、コード形成工程
又はコード形成手段として実行される。黒トナーであれ
ば一般的に電子写真プロセスで使われており現状のレー
ザカラープリンタ等を大幅に変更することなく所期の目
的を達成できる。もちろん、前述した実施の形態中に記
述した不可視材料であれば更に良い。
【0112】次に、シアン、マゼンタ、イエローの3色
を用いることにより文書画像を形成する(S14)。ス
テップS14の処理が、画像形成工程又は画像形成手段
として実行される。即ち、文書画像形成にあっては、画
像が3色に分解され、1色毎に潜像形成→現像→転写の
工程を行い、これを3回繰返した後に定着装置39へ搬
送することになる。まず、第1色(例えば、シアン)に
対する潜像形成が感光体32に対して行われ、その潜像
がカラー現像器33bによってシアン像が現像され、タ
イミングをとって搬入された転写紙上にシアン像が転写
される、この後、第1色の転写が済んだ用紙は転写ドラ
ム34に巻き付けられ、第2色の転写に備える。第1色
の転写が終了すると、感光体32には第2色(例えば、
マゼンタ)による潜像形成が行われ、カラー現像器33
cによってマゼンタ像の現像が行われる、このマゼンタ
像が転写位置に到達するタイミングを合わせて転写ドラ
ム34が回転し、マゼンタ像がシアン像上に重ね合わせ
られた状態で転写される。第2色の転写が終了すると、
感光体32上には第3色(イエロー)の潜像形成が行わ
れ、これに対しカラー現像器33dによってイエロー像
の現像が行われる。このイエロー像が転写位置に到達す
るタイミングを合わせて転写ドラム34が回転し、上述
の2つの合成画像上に位置合わせをした状態でイエロー
像が重ね合わせられ、黒及びカラー画像が完成する。第
3色の転写が終了すると、転写ドラム34から転写紙が
剥がされ、定着装置39へ送られる。
を用いることにより文書画像を形成する(S14)。ス
テップS14の処理が、画像形成工程又は画像形成手段
として実行される。即ち、文書画像形成にあっては、画
像が3色に分解され、1色毎に潜像形成→現像→転写の
工程を行い、これを3回繰返した後に定着装置39へ搬
送することになる。まず、第1色(例えば、シアン)に
対する潜像形成が感光体32に対して行われ、その潜像
がカラー現像器33bによってシアン像が現像され、タ
イミングをとって搬入された転写紙上にシアン像が転写
される、この後、第1色の転写が済んだ用紙は転写ドラ
ム34に巻き付けられ、第2色の転写に備える。第1色
の転写が終了すると、感光体32には第2色(例えば、
マゼンタ)による潜像形成が行われ、カラー現像器33
cによってマゼンタ像の現像が行われる、このマゼンタ
像が転写位置に到達するタイミングを合わせて転写ドラ
ム34が回転し、マゼンタ像がシアン像上に重ね合わせ
られた状態で転写される。第2色の転写が終了すると、
感光体32上には第3色(イエロー)の潜像形成が行わ
れ、これに対しカラー現像器33dによってイエロー像
の現像が行われる。このイエロー像が転写位置に到達す
るタイミングを合わせて転写ドラム34が回転し、上述
の2つの合成画像上に位置合わせをした状態でイエロー
像が重ね合わせられ、黒及びカラー画像が完成する。第
3色の転写が終了すると、転写ドラム34から転写紙が
剥がされ、定着装置39へ送られる。
【0113】このようにして文書が印刷されたコード付
き紙媒体25は、可視光カットフィルタ付きのペン型情
報入力装置21によってコード情報が検出され、ユーザ
の目によって文書(画像情報)が検知され、ユーザが当
該文書に対して加筆したい部分に加筆することが可能と
なり、同時にペン型情報入力装置21側が加筆した部分
の絶対座標情報と文書同一性情報を検出することができ
る。
き紙媒体25は、可視光カットフィルタ付きのペン型情
報入力装置21によってコード情報が検出され、ユーザ
の目によって文書(画像情報)が検知され、ユーザが当
該文書に対して加筆したい部分に加筆することが可能と
なり、同時にペン型情報入力装置21側が加筆した部分
の絶対座標情報と文書同一性情報を検出することができ
る。
【0114】その様子を図9〜図12に示す。図9はプ
リンタ30で普通紙による紙媒体25に黒トナーにより
コードシンボル27を印刷したものを示し、図10はそ
の上に文書(画像)情報をイエロー、マゼンタ、シアン
のカラートナーの組合せにより印刷したものでプリンタ
から排出された印刷物である。図11はペン型情報入力
装置21で前述の文書に対して加筆している様子を示
し、図12は加筆終了後にPC41aへアップロードし
て元文書(電子文書)へ電子的に上書きした様子を示し
ている。
リンタ30で普通紙による紙媒体25に黒トナーにより
コードシンボル27を印刷したものを示し、図10はそ
の上に文書(画像)情報をイエロー、マゼンタ、シアン
のカラートナーの組合せにより印刷したものでプリンタ
から排出された印刷物である。図11はペン型情報入力
装置21で前述の文書に対して加筆している様子を示
し、図12は加筆終了後にPC41aへアップロードし
て元文書(電子文書)へ電子的に上書きした様子を示し
ている。
【0115】本発明の第五の実施の形態を図13ないし
図17に基づいて説明する。本実施の形態は、図13に
示すように、第四の実施の形態で説明したペン型情報入
力装置21やプリンタ30を用い、情報処理装置として
のサーバ41又はクライアントPC42にネットワーク
43で接続してなる画像情報管理システムへの適用例を
示す。
図17に基づいて説明する。本実施の形態は、図13に
示すように、第四の実施の形態で説明したペン型情報入
力装置21やプリンタ30を用い、情報処理装置として
のサーバ41又はクライアントPC42にネットワーク
43で接続してなる画像情報管理システムへの適用例を
示す。
【0116】本実施の形態において、プリンタ30を用
いて印刷するコードの中の座標情報としては非固有な座
標値、つまり一時的な値が使用される。つまり、ユーザ
が主に自分で作成した文書を、ペン型情報入力装置21
で編集する場合であって、一度使用してアップロードし
てしまえば再使用する必要がなく、コードとして再利用
することができる。また、使用した印刷文書は破棄する
ことになる。
いて印刷するコードの中の座標情報としては非固有な座
標値、つまり一時的な値が使用される。つまり、ユーザ
が主に自分で作成した文書を、ペン型情報入力装置21
で編集する場合であって、一度使用してアップロードし
てしまえば再使用する必要がなく、コードとして再利用
することができる。また、使用した印刷文書は破棄する
ことになる。
【0117】本システムの動作制御例のフローチャート
を図14ないし図17に示す。プリンタ30としては前
述したものをネットワークシステム環境下で使用する。
ここでは、文書(履歴)情報とコード管理情報がサーバ
41で管理・処理するようにしているが、クライアント
PC42側で行うようにしてもよい。
を図14ないし図17に示す。プリンタ30としては前
述したものをネットワークシステム環境下で使用する。
ここでは、文書(履歴)情報とコード管理情報がサーバ
41で管理・処理するようにしているが、クライアント
PC42側で行うようにしてもよい。
【0118】ここでは、ユーザが文書の印刷を実行する
に際して、クライアントPC42上で印刷実行を指示す
るものとする。まず、コード印刷の有無を判断する(S
21)。つまり、クライアントPC42のプリンタ操作
ダイアログ上でコード印刷の有無の指示を待つ。コード
を印刷して当該システムを使用する場合は、その使用が
一時的なものかどうかの決定を待つ(S22)。ユーザ
が一時的なもので良いと判断した場合は(S22の
Y)、コードの一時的割振りが可能かどうかをサーバ4
1側へ問合せる(S23)。より具体的には、割振られ
る一時コードがあるかないか?を判断させるために印刷
すべき文書情報、サイズ、容量、ページ数、印字密度等
の情報をサーバ41に送る。
に際して、クライアントPC42上で印刷実行を指示す
るものとする。まず、コード印刷の有無を判断する(S
21)。つまり、クライアントPC42のプリンタ操作
ダイアログ上でコード印刷の有無の指示を待つ。コード
を印刷して当該システムを使用する場合は、その使用が
一時的なものかどうかの決定を待つ(S22)。ユーザ
が一時的なもので良いと判断した場合は(S22の
Y)、コードの一時的割振りが可能かどうかをサーバ4
1側へ問合せる(S23)。より具体的には、割振られ
る一時コードがあるかないか?を判断させるために印刷
すべき文書情報、サイズ、容量、ページ数、印字密度等
の情報をサーバ41に送る。
【0119】一方、サーバ41では、図16に示すよう
に、コード割振りの問合せがあるかどうか監視している
(S51)が、問合せがあると(S51のY)、その問
合せが一時的なものかどうかを判断し(S52)、そう
である場合は(S52のY)、管理しているDB44上
で、割振り可能なコードがあるかどうか調査して(S5
3)、割振り可能なコードがあれば一時割振りを開始す
る(S54)。割振り可能なコードがあるかどうか、と
いうことは、管理している範囲で他の人が使用していな
いかどうか?また、クライアントPC42から要求され
てくる文書情報、サイズ、容量、ページ数、印字密度等
により割振られる一時コードがあるかないか?などに付
いて調査され、サーバ41側で決定される。もし、割振
りが不可能であれば(S53のN)、クライアントPC
42へその旨を通知する。可能な場合、割振られた一時
コードをクライアントPC42側へ送信する(S5
5)。また、クライアントPC42側の要求が一時的な
割振りではない場合は(S22のN,S28)、通常の
固有のコード割振り処理が行われる(S56,S5
7)。一時コードが送信されればクライアントPC42
側で受信され(S24)、一時コード付き文書印刷が開
始される(S25)。後の処理(S26,S27)は前
述した通りである。即ち、ステップS26の処理がコー
ド形成工程又はコード形成手段として実行され、ステッ
プS27の処理が画像形成工程又は画像形成手段として
実行される。通常のコード割振り処理(S56,S5
7)を受けた場合も、クライアントPC42側で受信さ
れ(S29)、コード付き文書印刷が開始される(S3
0)。後の処理(S31,S32)は前述した通りであ
る。即ち、ステップS31の処理がコード形成工程又は
コード形成手段として実行され、ステップS32の処理
が画像形成工程又は画像形成手段として実行される。
に、コード割振りの問合せがあるかどうか監視している
(S51)が、問合せがあると(S51のY)、その問
合せが一時的なものかどうかを判断し(S52)、そう
である場合は(S52のY)、管理しているDB44上
で、割振り可能なコードがあるかどうか調査して(S5
3)、割振り可能なコードがあれば一時割振りを開始す
る(S54)。割振り可能なコードがあるかどうか、と
いうことは、管理している範囲で他の人が使用していな
いかどうか?また、クライアントPC42から要求され
てくる文書情報、サイズ、容量、ページ数、印字密度等
により割振られる一時コードがあるかないか?などに付
いて調査され、サーバ41側で決定される。もし、割振
りが不可能であれば(S53のN)、クライアントPC
42へその旨を通知する。可能な場合、割振られた一時
コードをクライアントPC42側へ送信する(S5
5)。また、クライアントPC42側の要求が一時的な
割振りではない場合は(S22のN,S28)、通常の
固有のコード割振り処理が行われる(S56,S5
7)。一時コードが送信されればクライアントPC42
側で受信され(S24)、一時コード付き文書印刷が開
始される(S25)。後の処理(S26,S27)は前
述した通りである。即ち、ステップS26の処理がコー
ド形成工程又はコード形成手段として実行され、ステッ
プS27の処理が画像形成工程又は画像形成手段として
実行される。通常のコード割振り処理(S56,S5
7)を受けた場合も、クライアントPC42側で受信さ
れ(S29)、コード付き文書印刷が開始される(S3
0)。後の処理(S31,S32)は前述した通りであ
る。即ち、ステップS31の処理がコード形成工程又は
コード形成手段として実行され、ステップS32の処理
が画像形成工程又は画像形成手段として実行される。
【0120】このように印刷された文書に対してペン型
情報入力装置21で加筆する場合について記述する。図
15に示すように、ペン型情報入力装置21の電源をO
Nにすると(S41)、筆記動作が実際に行われている
かどうか監視状態になる(S42)。筆記動作が行われ
ているかどうかについては、周知のごとく圧力センサー
等を用いれば簡単にできる。そうして筆記動作が行われ
ていると検知されると(S42のY)、ペン型情報入力
装置21で加筆データを検出することになり同時にデー
タ処理、メモリ処理が行われる(S43,S44)。この
場合の加筆データとは、少なくとも筆記座標情報(デー
タ)と、文書識別(同一性)情報である。最低限、筆記座
標情報があれば、印刷した元文書が分かることになる。
つまり、一時コード情報をサーバ41側へ要求した際
に、印刷したい文書情報も送信しているので、サーバ4
1側で割振った一時コードと前述の文書情報とを関連付
けて管理していれば良い。筆記が終わってペン型情報入
力装置21からサーバ41へデータを送信する(S4
6)ことで、ユーザが筆記を終了したと判断して良い。
情報入力装置21で加筆する場合について記述する。図
15に示すように、ペン型情報入力装置21の電源をO
Nにすると(S41)、筆記動作が実際に行われている
かどうか監視状態になる(S42)。筆記動作が行われ
ているかどうかについては、周知のごとく圧力センサー
等を用いれば簡単にできる。そうして筆記動作が行われ
ていると検知されると(S42のY)、ペン型情報入力
装置21で加筆データを検出することになり同時にデー
タ処理、メモリ処理が行われる(S43,S44)。この
場合の加筆データとは、少なくとも筆記座標情報(デー
タ)と、文書識別(同一性)情報である。最低限、筆記座
標情報があれば、印刷した元文書が分かることになる。
つまり、一時コード情報をサーバ41側へ要求した際
に、印刷したい文書情報も送信しているので、サーバ4
1側で割振った一時コードと前述の文書情報とを関連付
けて管理していれば良い。筆記が終わってペン型情報入
力装置21からサーバ41へデータを送信する(S4
6)ことで、ユーザが筆記を終了したと判断して良い。
【0121】一方、サーバ41側では、図17に示すよ
うに、ペン型情報入力装置21から送られてくるコード
データがあるかないかを監視しており(S61)、送ら
れてくれば、自分のところで管理している文書に対する
編集情報(加筆情報)であるか調査し(S62)、編集情
報であれば該当文書上へ上書き処理(画像ソースに対す
る筆記軌跡の加筆処理)を実行する(S63)。その
後、割振られていた一時コードを開放し再使用可能な状
態にする(S74)。また、一時的に割振られたコード
がペンから再び戻ってこない限り、該当するコードの使
用を禁止する。コードが同時に2人で二重使用されるの
を防止するためである。
うに、ペン型情報入力装置21から送られてくるコード
データがあるかないかを監視しており(S61)、送ら
れてくれば、自分のところで管理している文書に対する
編集情報(加筆情報)であるか調査し(S62)、編集情
報であれば該当文書上へ上書き処理(画像ソースに対す
る筆記軌跡の加筆処理)を実行する(S63)。その
後、割振られていた一時コードを開放し再使用可能な状
態にする(S74)。また、一時的に割振られたコード
がペンから再び戻ってこない限り、該当するコードの使
用を禁止する。コードが同時に2人で二重使用されるの
を防止するためである。
【0122】
【実施例】〔実施例1〕図3に示したようなプリンタエ
ンジン3構成の電子写真方式のプリンタ(株式会社リコ
ー製IPSiOカラー5100D)を用い、図2に示し
たプロセス制御に従って、ジイモニウム系の近赤外吸収
色素(日本化薬株式会社製品IRG−022)により不
可視QRコードを印字した紙(情報表示媒体1)に黒画
像を含む画像を形成した。図2に示したフローチャート
のプロセスによれば、不可視コードを含むので(S2の
Y)、カラー画像形成材料のみによる画像形成を行わせ
たところ(S5)、きれいな画像が得られた。さらに、
この画像が形成された紙(情報表示媒体1)を可視カッ
トフィルタを通してCCDで観察したところ、可視画像
は見えずに不可視コードのみが認識され、QRコードを
正しくデコードすることができたものである。
ンジン3構成の電子写真方式のプリンタ(株式会社リコ
ー製IPSiOカラー5100D)を用い、図2に示し
たプロセス制御に従って、ジイモニウム系の近赤外吸収
色素(日本化薬株式会社製品IRG−022)により不
可視QRコードを印字した紙(情報表示媒体1)に黒画
像を含む画像を形成した。図2に示したフローチャート
のプロセスによれば、不可視コードを含むので(S2の
Y)、カラー画像形成材料のみによる画像形成を行わせ
たところ(S5)、きれいな画像が得られた。さらに、
この画像が形成された紙(情報表示媒体1)を可視カッ
トフィルタを通してCCDで観察したところ、可視画像
は見えずに不可視コードのみが認識され、QRコードを
正しくデコードすることができたものである。
【0123】〔実施例2〕ピエゾ式インクジェットプリ
ンタ〔セイコーエプソン株式会社製品MJ930〕を用
い、黒インクとしてカーボンブラックを用いたインクと
し、図2に示したフローチャートのプロセスに従って、
ジイモニウム系の近赤外吸収色素〔日本化薬株式会社製
品IRG−022〕により不可視QRコードを印字した
紙(情報表示媒体1)に黒画像を含む画像を形成した。
図2に示したフローチャートのプロセスによれば、不可
視コードを含むので(S2のY)、カラー画像形成材料
のみによる画像形成を行わせたところ(S5)、きれい
な画像が得られた。さらに、この画像が形成された紙
(情報表示媒体1)を可視カットフィルタを通してCC
Dで観察したところ、可視画像は見えずに不可視コード
のみが認識され、QRコードを正しくデコードすること
ができたものである。
ンタ〔セイコーエプソン株式会社製品MJ930〕を用
い、黒インクとしてカーボンブラックを用いたインクと
し、図2に示したフローチャートのプロセスに従って、
ジイモニウム系の近赤外吸収色素〔日本化薬株式会社製
品IRG−022〕により不可視QRコードを印字した
紙(情報表示媒体1)に黒画像を含む画像を形成した。
図2に示したフローチャートのプロセスによれば、不可
視コードを含むので(S2のY)、カラー画像形成材料
のみによる画像形成を行わせたところ(S5)、きれい
な画像が得られた。さらに、この画像が形成された紙
(情報表示媒体1)を可視カットフィルタを通してCC
Dで観察したところ、可視画像は見えずに不可視コード
のみが認識され、QRコードを正しくデコードすること
ができたものである。
【0124】〔実施例3〕樹脂として、テレフタル酸と
エチレンオキサイド付加ビスフェノールAとを重合させ
て得た、重量平均分子量(Mw=12,000)、酸価=
5、軟化点Tm=110℃のポリエステル樹脂を使用し
た。
エチレンオキサイド付加ビスフェノールAとを重合させ
て得た、重量平均分子量(Mw=12,000)、酸価=
5、軟化点Tm=110℃のポリエステル樹脂を使用し
た。
【0125】このポリエステル樹脂を、下記のようにし
て着色剤と混合し、イエロートナー、マゼンタトナー及
びシアントナーを作成した。
て着色剤と混合し、イエロートナー、マゼンタトナー及
びシアントナーを作成した。
【0126】1)イエロートナー 上記ポリエステル樹脂95重量%と、C.I.ピグメン
ト・イエロー97 5重量%とを、エクストルーダによ
って溶融混練し、その後、粉砕、分級して、平均粒径
7.0μmのトナー50重量%及び平均粒径4.5μm
の微粉50重量%を得た。
ト・イエロー97 5重量%とを、エクストルーダによ
って溶融混練し、その後、粉砕、分級して、平均粒径
7.0μmのトナー50重量%及び平均粒径4.5μm
の微粉50重量%を得た。
【0127】2)マゼンタトナー 上記ポリエステル樹脂95重量%と、C.I.ピグメン
ト・レッド122 5重量%とを、エクストルーダ混練
機によって溶融混練し、その後、粉砕、分級して、平均
粒径7.0μm、≦4μm(pop)=10%のトナー
50重量%及び平均粒径4.5μmの微粉50重量%を
得た。
ト・レッド122 5重量%とを、エクストルーダ混練
機によって溶融混練し、その後、粉砕、分級して、平均
粒径7.0μm、≦4μm(pop)=10%のトナー
50重量%及び平均粒径4.5μmの微粉50重量%を
得た。
【0128】3)シアントナー 上記ポリエステル樹脂95重量%と、C.I.ピグメン
ト・ブルー15:35重量%とを、エクストルーダ混練
機によって溶融混棟し、その後、粉砕、分級して、平均
粒径7.0μm、≦4μm(pop)=10%のトナー
50重量%及び平均粒径4.5μmの微粉50重量%を
得た。
ト・ブルー15:35重量%とを、エクストルーダ混練
機によって溶融混棟し、その後、粉砕、分級して、平均
粒径7.0μm、≦4μm(pop)=10%のトナー
50重量%及び平均粒径4.5μmの微粉50重量%を
得た。
【0129】4)黒色トナー 上記1)〜3)で得られた微粉を、黒色トナーの製造に
使用した。上記1)〜3)で分離された微粉を、イエロ
ー微粉35重量%、マゼンタ微粉36重量%及びシアン
微粉29重量%の比率で混合し、溶融混練し、その後、
粉砕、分級して、平均粒径7.0μmの黒色トナー50
重量%を得た。
使用した。上記1)〜3)で分離された微粉を、イエロ
ー微粉35重量%、マゼンタ微粉36重量%及びシアン
微粉29重量%の比率で混合し、溶融混練し、その後、
粉砕、分級して、平均粒径7.0μmの黒色トナー50
重量%を得た。
【0130】上記の各カラートナー及び黒色トナーを、
スチレン−メタクリレート−共重合体で被覆したフェラ
イトキャリアと組合せ、電子写真方式のプリンタ(株式
会社リコー製IPSiOカラー5100D)に導入し
た。本トナーを用いて近赤外吸収材料により不可視QR
コードが形成された紙(情報表示媒体1)に画像形成を
行ったところ、違和感のない画像が得られた。さらに、
この画像が形成された紙(情報表示媒体)を可視カット
フィルタを通してCCDで観察したところ、可視画像は
見えずに不可視コードのみが認識され、QRコードを正
しくデコードすることができたものである。
スチレン−メタクリレート−共重合体で被覆したフェラ
イトキャリアと組合せ、電子写真方式のプリンタ(株式
会社リコー製IPSiOカラー5100D)に導入し
た。本トナーを用いて近赤外吸収材料により不可視QR
コードが形成された紙(情報表示媒体1)に画像形成を
行ったところ、違和感のない画像が得られた。さらに、
この画像が形成された紙(情報表示媒体)を可視カット
フィルタを通してCCDで観察したところ、可視画像は
見えずに不可視コードのみが認識され、QRコードを正
しくデコードすることができたものである。
【0131】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成方法によ
れば、コードが形成された情報表示媒体に可視画像を形
成する際には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない
色素を用いた面像形成材料を用いて画像を形成するよう
にしたので、コードの上に重ねて画像を形成してもコー
ドの認識には影響せず正確に認識可能となり、結果とし
て、コードが形成された情報表示媒体上に支障なく可視
画像を形成することができる。
れば、コードが形成された情報表示媒体に可視画像を形
成する際には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない
色素を用いた面像形成材料を用いて画像を形成するよう
にしたので、コードの上に重ねて画像を形成してもコー
ドの認識には影響せず正確に認識可能となり、結果とし
て、コードが形成された情報表示媒体上に支障なく可視
画像を形成することができる。
【0132】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成方法において、コードが形成された情報表
示媒体であるか否かの認識を、コードを読取るためのC
CDやCMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外
光照明光源とを備えるコード認識装置を利用するように
したので、コードを有する情報表示媒体への支障のない
可視画像の形成を自動的に行わせることができる。
載の画像形成方法において、コードが形成された情報表
示媒体であるか否かの認識を、コードを読取るためのC
CDやCMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤外
光照明光源とを備えるコード認識装置を利用するように
したので、コードを有する情報表示媒体への支障のない
可視画像の形成を自動的に行わせることができる。
【0133】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成方法において、コードが形成された情報表
示媒体の所有者の設定操作による意思表示の基に、コー
ド認識装置を備えることなく、コードを有する情報表示
媒体への支障のない可視画像の形成を適正に行わせるこ
とができる。
載の画像形成方法において、コードが形成された情報表
示媒体の所有者の設定操作による意思表示の基に、コー
ド認識装置を備えることなく、コードを有する情報表示
媒体への支障のない可視画像の形成を適正に行わせるこ
とができる。
【0134】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3の何れか一記載の画像形成方法において、可視画
像を形成する上で、黒色画像を形成することが多いが、
例えば黒トナーはカーボンブラックよりなるため、近赤
外領域に強い吸収があることから、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて黒
色画像を形成するようにしたので、現状の画像形成材料
をそのまま利用しながら、コードの上に重ねて画像を形
成してもコードの認識には影響のない可視画像を形成す
ることができる。
いし3の何れか一記載の画像形成方法において、可視画
像を形成する上で、黒色画像を形成することが多いが、
例えば黒トナーはカーボンブラックよりなるため、近赤
外領域に強い吸収があることから、シアン、マゼンタ、
イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて黒
色画像を形成するようにしたので、現状の画像形成材料
をそのまま利用しながら、コードの上に重ねて画像を形
成してもコードの認識には影響のない可視画像を形成す
ることができる。
【0135】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の場合と同様であるが、特に、元々シアン、マ
ゼンタ、イエローの3色の色素により作成された黒色画
像形成材料を用いて黒色画像を形成するようにしたの
で、単色プロセスで済み画像形成時間を短縮できる上に
色ずれ等がなくきれいな画像を形成することができる。
載の発明の場合と同様であるが、特に、元々シアン、マ
ゼンタ、イエローの3色の色素により作成された黒色画
像形成材料を用いて黒色画像を形成するようにしたの
で、単色プロセスで済み画像形成時間を短縮できる上に
色ずれ等がなくきれいな画像を形成することができる。
【0136】請求項6記載の発明によれば、現状のレー
ザカラープリンタ等を大幅に変更することなく請求項1
ないし5の何れか一記載の画像形成方法を実現すること
ができる。
ザカラープリンタ等を大幅に変更することなく請求項1
ないし5の何れか一記載の画像形成方法を実現すること
ができる。
【0137】請求項7記載の発明によれば、現状のイン
クジェットカラープリンタ等を大幅に変更することなく
請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成方法を実現
することができる。
クジェットカラープリンタ等を大幅に変更することなく
請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成方法を実現
することができる。
【0138】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし6の何れか一記載の画像形成方法において、近赤外
吸収色素からなる画像形成材料としては薄色可視域のも
ので見た目に気にならないレベルの可視コードであって
もよいが、特に、不可視コードとすることにより、当該
媒体上に対する筆記軌跡に違和感のない筆記が可能とな
る。
いし6の何れか一記載の画像形成方法において、近赤外
吸収色素からなる画像形成材料としては薄色可視域のも
ので見た目に気にならないレベルの可視コードであって
もよいが、特に、不可視コードとすることにより、当該
媒体上に対する筆記軌跡に違和感のない筆記が可能とな
る。
【0139】請求項9記載の発明の画像形成装置によれ
ば、コードが形成された情報表示媒体に可視画像を形成
する際には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色
素を用いた面像形成材料を用いて画像を形成するように
したので、コードの上に重ねて画像を形成してもコード
の認識には影響せず正確に認識可能となり、結果とし
て、コードが形成された情報表示媒体上に支障なく可視
画像を形成することができる。
ば、コードが形成された情報表示媒体に可視画像を形成
する際には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色
素を用いた面像形成材料を用いて画像を形成するように
したので、コードの上に重ねて画像を形成してもコード
の認識には影響せず正確に認識可能となり、結果とし
て、コードが形成された情報表示媒体上に支障なく可視
画像を形成することができる。
【0140】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の画像形成装置において、コードが形成された情報
表示媒体であるか否かの認識を、コードを読取るための
CCDやCMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤
外光照明光源とを備えるコード認識装置を利用するよう
にしたので、現状の画像形成装置にコード認識装置を付
加することにより、コードを有する情報表示媒体への支
障のない可視画像の形成を自動的に行わせることができ
る。
記載の画像形成装置において、コードが形成された情報
表示媒体であるか否かの認識を、コードを読取るための
CCDやCMOS等の撮像素子とLEDや白熱灯等の赤
外光照明光源とを備えるコード認識装置を利用するよう
にしたので、現状の画像形成装置にコード認識装置を付
加することにより、コードを有する情報表示媒体への支
障のない可視画像の形成を自動的に行わせることができ
る。
【0141】請求項11記載の発明によれば、請求項9
記載の画像形成装置において、コードが形成された情報
表示媒体の所有者の設定操作による意思表示の基に、コ
ード認識装置を備えることなく、コードを有する情報表
示媒体への支障のない可視画像の形成を適正に行わせる
ことができる。
記載の画像形成装置において、コードが形成された情報
表示媒体の所有者の設定操作による意思表示の基に、コ
ード認識装置を備えることなく、コードを有する情報表
示媒体への支障のない可視画像の形成を適正に行わせる
ことができる。
【0142】請求項12記載の発明によれば、請求項9
ないし11の何れか一記載の画像形成装置において、可
視画像を形成する上で、黒色画像を形成することが多い
が、例えば黒トナーはカーボンブラックよりなるため、
近赤外領域に強い吸収があることから、シアン、マゼン
タ、イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せ
て黒色画像を形成するようにしたので、現状の画像形成
材料をそのまま利用しながら、コードの上に重ねて画像
を形成してもコードの認識には影響のない可視画像を形
成することができる。
ないし11の何れか一記載の画像形成装置において、可
視画像を形成する上で、黒色画像を形成することが多い
が、例えば黒トナーはカーボンブラックよりなるため、
近赤外領域に強い吸収があることから、シアン、マゼン
タ、イエローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せ
て黒色画像を形成するようにしたので、現状の画像形成
材料をそのまま利用しながら、コードの上に重ねて画像
を形成してもコードの認識には影響のない可視画像を形
成することができる。
【0143】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2記載の発明の場合と同様であるが、特に、元々シア
ン、マゼンタ、イエローの3色の色素により作成された
黒色画像形成材料を用いて黒色画像を形成することで、
単色プロセスで済み画像形成時間を短縮できる上に色ず
れ等がなくきれいな画像を形成することができる。
2記載の発明の場合と同様であるが、特に、元々シア
ン、マゼンタ、イエローの3色の色素により作成された
黒色画像形成材料を用いて黒色画像を形成することで、
単色プロセスで済み画像形成時間を短縮できる上に色ず
れ等がなくきれいな画像を形成することができる。
【0144】請求項14記載の発明によれば、現状のレ
ーザカラープリンタ等を大幅に変更することなく請求項
9ないし13の何れか一記載の画像形成装置を実現する
ことができる。
ーザカラープリンタ等を大幅に変更することなく請求項
9ないし13の何れか一記載の画像形成装置を実現する
ことができる。
【0145】請求項15記載の発明によれば、現状のイ
ンクジェットカラープリンタ等を大幅に変更することな
く請求項9ないし13の何れか一記載の画像形成装置を
実現することができる。
ンクジェットカラープリンタ等を大幅に変更することな
く請求項9ないし13の何れか一記載の画像形成装置を
実現することができる。
【0146】請求項16記載の発明によれば、請求項9
ないし15の何れか一記載の画像形成装置において、近
赤外吸収色素からなる画像形成材料としては薄色可視域
のもので見た目に気にならないレベルの可視コードであ
ってもよいが、特に、不可視コードとすることにより、
当該媒体上に対する筆記軌跡に違和感のない筆記が可能
となる。
ないし15の何れか一記載の画像形成装置において、近
赤外吸収色素からなる画像形成材料としては薄色可視域
のもので見た目に気にならないレベルの可視コードであ
ってもよいが、特に、不可視コードとすることにより、
当該媒体上に対する筆記軌跡に違和感のない筆記が可能
となる。
【0147】請求項17記載の発明の画像形成方法によ
れば、普通紙等の紙媒体を用いて、ユーザが任意時に、
プリントした既存文書に対する筆記軌跡を取得すること
が可能となる。即ち、ユーザが使用したい文書をプリン
トする際に、予めコードが印刷されていない紙媒体に対
して、不可視コード又は可視コードと加筆したい文書と
を順次プリントし、そのプリントした文書に対してペン
によって筆記した情報をデジタル情報として取得し、コ
ード情報を頼りに元文書に電子的に加筆させる機能を有
するシステムへの適用が可能となる。
れば、普通紙等の紙媒体を用いて、ユーザが任意時に、
プリントした既存文書に対する筆記軌跡を取得すること
が可能となる。即ち、ユーザが使用したい文書をプリン
トする際に、予めコードが印刷されていない紙媒体に対
して、不可視コード又は可視コードと加筆したい文書と
を順次プリントし、そのプリントした文書に対してペン
によって筆記した情報をデジタル情報として取得し、コ
ード情報を頼りに元文書に電子的に加筆させる機能を有
するシステムへの適用が可能となる。
【0148】請求項18記載の発明によれば、請求項1
7記載の画像形成方法において、可視画像を形成する上
で、黒色画像を形成することが多いが、例えば黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収があることから、シアン、マゼンタ、イエローの3色
のカラー画像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成す
ることにより、現状の画像形成材料をそのまま利用しな
がら、コードの上に重ねて画像を形成してもコードの認
識には影響のない可視画像を形成することができる。
7記載の画像形成方法において、可視画像を形成する上
で、黒色画像を形成することが多いが、例えば黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収があることから、シアン、マゼンタ、イエローの3色
のカラー画像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成す
ることにより、現状の画像形成材料をそのまま利用しな
がら、コードの上に重ねて画像を形成してもコードの認
識には影響のない可視画像を形成することができる。
【0149】請求項19記載の発明によれば、請求項1
7又は18記載の画像形成方法において、例えば黒トナ
ーはカーボンブラックよりなり、近赤外領域に強い吸収
があることから、黒トナーを用いることにより通常のプ
リント方式によりコード形成が可能となる。
7又は18記載の画像形成方法において、例えば黒トナ
ーはカーボンブラックよりなり、近赤外領域に強い吸収
があることから、黒トナーを用いることにより通常のプ
リント方式によりコード形成が可能となる。
【0150】請求項20記載の発明によれば、請求項1
7ないし19の何れか一記載の画像形成方法において、
ユーザは文書をプリントする際に、自分でコード印字の
有無を選択でき、よって、例えば最終プリントの場合に
はコード印字を不要にすることができる。
7ないし19の何れか一記載の画像形成方法において、
ユーザは文書をプリントする際に、自分でコード印字の
有無を選択でき、よって、例えば最終プリントの場合に
はコード印字を不要にすることができる。
【0151】請求項21記載の発明の画像形成装置によ
れば、普通紙等の紙媒体を用いて、ユーザが任意時に、
プリントした既存文書に対する筆記軌跡を取得すること
が可能となる。即ち、ユーザが使用したい文書をプリン
トする際に、予めコードが印刷されていない紙媒体に対
して、不可視コード又は可視コードと加筆したい文書と
を順次プリントし、そのプリントした文書に対してペン
によって筆記した情報をデジタル情報として取得し、コ
ード情報を頼りに元文書に電子的に加筆させる機能を有
するシステムへの適用が可能となる。
れば、普通紙等の紙媒体を用いて、ユーザが任意時に、
プリントした既存文書に対する筆記軌跡を取得すること
が可能となる。即ち、ユーザが使用したい文書をプリン
トする際に、予めコードが印刷されていない紙媒体に対
して、不可視コード又は可視コードと加筆したい文書と
を順次プリントし、そのプリントした文書に対してペン
によって筆記した情報をデジタル情報として取得し、コ
ード情報を頼りに元文書に電子的に加筆させる機能を有
するシステムへの適用が可能となる。
【0152】請求項22記載の発明によれば、請求項2
1記載の画像形成装置において、可視画像を形成する上
で、黒色画像を形成することが多いが、例えば黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収があることから、シアン、マゼンタ、イエローの3色
のカラー画像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成す
ることにより、現状の画像形成材料をそのまま利用しな
がら、コードの上に重ねて画像を形成してもコードの認
識には影響のない可視画像を形成することができる。
1記載の画像形成装置において、可視画像を形成する上
で、黒色画像を形成することが多いが、例えば黒トナー
はカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸
収があることから、シアン、マゼンタ、イエローの3色
のカラー画像形成材料のみを組合せて黒色画像を形成す
ることにより、現状の画像形成材料をそのまま利用しな
がら、コードの上に重ねて画像を形成してもコードの認
識には影響のない可視画像を形成することができる。
【0153】請求項23記載の発明によれば、請求項2
1又は22記載の画像形成装置において、例えば黒トナ
ーはカーボンブラックよりなり、近赤外領域に強い吸収
があることから、黒トナーを用いることにより通常のプ
リント方式によりコード形成が可能となる。
1又は22記載の画像形成装置において、例えば黒トナ
ーはカーボンブラックよりなり、近赤外領域に強い吸収
があることから、黒トナーを用いることにより通常のプ
リント方式によりコード形成が可能となる。
【0154】請求項24記載の発明によれば、請求項2
1ないし23の何れか一記載の画像形成装置において、
ユーザは文書をプリントする際に、自分でコード印字の
有無を選択でき、よって、例えば最終プリントの場合に
はコード印字を不要にすることができる。
1ないし23の何れか一記載の画像形成装置において、
ユーザは文書をプリントする際に、自分でコード印字の
有無を選択でき、よって、例えば最終プリントの場合に
はコード印字を不要にすることができる。
【0155】請求項25記載の発明によれば、筆記軌跡
を取得するために、非固有な絶対座標情報を有する一時
的なコード使用が可能な画像情報管理システムを提供す
ることができる。
を取得するために、非固有な絶対座標情報を有する一時
的なコード使用が可能な画像情報管理システムを提供す
ることができる。
【図1】本発明で用いる情報表示媒体の構成例を誇張し
て示す平面図である。
て示す平面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態の画像形成方法の制
御プロセスを示す概略フローチャートである。
御プロセスを示す概略フローチャートである。
【図3】電子写真方式のカラー画像形成装置のプリンタ
エンジン部分を示す概略構成図ある。
エンジン部分を示す概略構成図ある。
【図4】本発明の第二の実施の形態のインクジェット方
式のプリンタエンジン部分を示す概略斜視図ある。
式のプリンタエンジン部分を示す概略斜視図ある。
【図5】本発明の第四の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】そのペン型情報入力装置の構成例を示す概略側
面図である。
面図である。
【図7】そのプリンタを示す概略構成図である。
【図8】その動作制御例を示すフローチャートである。
【図9】コード印字例を示す説明図である。
【図10】画像情報印字例を示す説明図である。
【図11】加筆の様子を示す説明図である。
【図12】PC出力例を示す説明図である。
【図13】本発明の第五の実施の形態を示すシステム構
成図である。
成図である。
【図14】そのクライアントPCにおける動作制御例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図15】ペン型情報入力装置における動作制御例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】サーバにおける動作制御例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図17】ペン型情報入力装置における動作制御例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 情報表示媒体 2 不可視コード 3 プリンタエンジン 11 プリンタエンジン 21 ペン型情報入力装置 22 装置本体 24 画像読取装置 25 紙媒体 27 コードシンボル 30 画像形成装置 41,42 情報処理装置 S2 判断工程、判断手段 S5 画像形成工程、画像形成手段 S13 コード形成工程、コード形成手段 S14 画像形成工程、画像形成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 510 G03G 21/00 372 5B057 H04N 1/29 B41J 3/04 101Y 5C074 1/46 H04N 1/40 D 5C077 1/60 1/46 Z 5C079 (72)発明者 土井 信幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 古田 俊之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 淺野 大雅 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 禎郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山崎 真湖人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 二村 恵朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C056 EA11 EE08 EE18 2C087 AA13 AA14 AA15 AC07 AC08 BB11 BD01 CA02 2H027 DC00 DC01 DE02 EB04 ED08 FD10 2H030 AD08 AD16 BB02 BB24 BB43 5B021 AA01 LG07 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH08 5C074 AA20 BB17 BB23 CC26 DD16 DD24 EE04 EE12 FF15 HH02 5C077 MP08 PP33 PP37 PQ08 PQ22 SS02 TT03 TT05 5C079 HB03 KA15 LA31 MA01 NA17 PA03
Claims (25)
- 【請求項1】 画像形成対象が近赤外吸収色素からなる
画像形成材料によりコードが形成された情報表示媒体で
あるか否かを判断する判断工程と、 コードが形成された情報表示媒体であると判断された場
合には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色素を
用いた面像形成材料によりプリンタエンジンによって前
記情報表示媒体に対して画像を形成する画像形成工程
と、を有することを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 前記判断工程は、コードが形成された情
報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結果に基づ
き判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成方
法。 - 【請求項3】 前記判断工程は、コードが形成された情
報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断することを
特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 前記画像形成工程は、前記情報表示媒体
へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用いる
ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の画
像形成方法。 - 【請求項5】 前記画像形成工程は、前記情報表示媒体
へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3色の色素により作成された黒色画像形成材料を
用いることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記
載の画像形成方法。 - 【請求項6】 前記画像形成工程で用いるプリンタエン
ジンは、電子写真方式のプリンタエンジンであることを
特徴とする請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成
方法。 - 【請求項7】 前記画像形成工程で用いるプリンタエン
ジンは、インクジェット方式のプリンタエンジンである
ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一記載の画
像形成方法。 - 【請求項8】 コードが不可視コードであることを特徴
とする請求項1ないし6の何れか一記載の画像形成方
法。 - 【請求項9】 プリンタエンジンと、 画像形成対象が近赤外吸収色素からなる画像形成材料に
よりコードが形成された情報表示媒体であるか否かを判
断する判断手段と、 コードが形成された情報表示媒体であると判断された場
合には近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色素を
用いた面像形成材料により前記プリンタエンジンによっ
て前記情報表示媒体に対して画像を形成させる画像形成
手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項10】 前記判断手段は、コードが形成された
情報表示媒体を認識するコード認識装置の認識結果に基
づき判断することを特徴とする請求項9記載の画像形成
装置。 - 【請求項11】 前記判断手段は、コードが形成された
情報表示媒体である旨の設定操作に基づき判断すること
を特徴とする請求項9記載の画像形成装置。 - 【請求項12】 前記画像形成手段は、前記情報表示媒
体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イ
エローの3色のカラー画像形成材料を組合せて用いるこ
とを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載の画
像形成装置。 - 【請求項13】 前記画像形成手段は、前記情報表示媒
体へ黒色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イ
エローの3色の色素により作成された黒色画像形成材料
を用いることを特徴とする請求項9ないし11の何れか
一記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記プリンタエンジンは、電子写真方
式のプリンタエンジンであることを特徴とする請求項9
ないし13の何れか一記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記プリンタエンジンは、インクジェ
ット方式のプリンタエンジンであることを特徴とする請
求項9ないし13の何れか一記載の画像形成装置。 - 【請求項16】 コードが不可視コードであることを特
徴とする請求項9ないし15の何れか一記載の画像形成
装置。 - 【請求項17】 近赤外吸収色素からなる画像形成材料
により紙媒体に対してコードを形成するコード形成工程
と、 近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた
面像形成材料により前記紙媒体に対して画像を形成する
画像形成工程と、を有することを特徴とする画像形成方
法。 - 【請求項18】 前記画像形成工程は、前記紙媒体へ黒
色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イエロー
の3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用いること
を特徴とする請求項17記載の画像形成方法。 - 【請求項19】 前記コード形成工程は、前記紙媒体へ
コードを形成する際には、カーボンブラックトナー材料
を用いてプリンタエンジンにより形成することを特徴と
する請求項17又は18記載の画像形成方法。 - 【請求項20】 前記コード形成工程によって形成され
るコードは、前記紙媒体上の座標を示す座標情報及び前
記紙媒体の別を示す情報である同一性情報とのうち少な
くとも前者を含み、前記コード形成の有無が選択自在で
あることを特徴とする請求項17ないし19の何れか一
記載の画像形成方法。 - 【請求項21】 近赤外吸収色素からなる画像形成材料
により紙媒体に対してコードを形成するコード形成手段
と、 近赤外領域に吸収のない又は吸収の少ない色素を用いた
面像形成材料により前記紙媒体に対して画像を形成する
画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項22】 前記画像形成手段は、前記紙媒体へ黒
色画像を形成する際には、シアン、マゼンタ、イエロー
の3色のカラー画像形成材料のみを組合せて用いること
を特徴とする請求項21記載の画像形成装置。 - 【請求項23】 前記コード形成手段は、前記紙媒体へ
コードを形成する際には、カーボンブラックトナー材料
を用いてプリンタエンジンにより形成することを特徴と
する請求項21又は22記載の画像形成装置。 - 【請求項24】 前記コード形成手段によって形成され
るコードは、前記紙媒体上の座標を示す座標情報及び前
記紙媒体の別を示す情報である同一性情報とのうち少な
くとも前者を含み、前記コード形成の有無が選択自在で
あることを特徴とする請求項21ないし23の何れか一
記載の画像形成装置。 - 【請求項25】 人が手に持って筆記動作を行うことが
できる装置本体と、この装置本体に設けられ、紙媒体上
に形成されたコードシンボルを光学的に読取る画像読取
装置と、読取られたコードシンボルをデコードするデコ
ード手段と、前記画像読取装置により読取られた画像中
における前記コードシンボルの位置、向き及び歪み量の
うち少なくとも一つを算出する歪み量等算出手段と、前
記デコード手段によるデコード後の情報に含まれている
前記紙媒体上の座標を示す座標情報及び前記媒体の別を
示す同一性情報とのうち少なくとも前者と、前記コード
シンボルの位置、向き及び歪み量のうち少なくとも一つ
とに基づいて、前記紙媒体上での所定の点の位置を検出
する座標検出手段と、を備えるペン型情報入力装置と、 請求項21ないし24の何れか一記載の画像形成装置
と、 コンピュータ構成の情報処理装置と、よりなる画像情報
管理システムであって、 前記画像形成装置中の前記コード形成手段により形成さ
れるコードは、一時的な非固有座標情報であって、前記
装置本体による筆記軌跡取得中は前記情報処理装置で管
理され、画像ソースに対する筆記軌跡の加筆処理終了後
に開放されるコードであることを特徴とする画像情報管
理システム。
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