JP2002116878A - 画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体 - Google Patents
画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体Info
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- JP2002116878A JP2002116878A JP2000311547A JP2000311547A JP2002116878A JP 2002116878 A JP2002116878 A JP 2002116878A JP 2000311547 A JP2000311547 A JP 2000311547A JP 2000311547 A JP2000311547 A JP 2000311547A JP 2002116878 A JP2002116878 A JP 2002116878A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別な指示具を用いることなく、指示操作を
視覚的に分かりやすく示すことのできる画像生成システ
ム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体を
提供すること。 【解決手段】 CCDカメラ40からの撮像情報に基づ
き、レーザーポインタによるスポット光の重心位置を検
出する重心検出部513と、当該重心位置に基づきポイ
ンティング座標を検出するポインティング座標検出部5
14と、スポット光の消灯時の座標位置を記憶する記憶
部530と、スポット光の消灯時の座標位置とスポット
光の再点灯時の座標位置とが所定の許可範囲内にあるか
判定する判定部540とを設ける。判定部540によ
り、上記所定の許可範囲内にあると判定された場合に
は、クリック操作等の一連の操作であると判別し、画像
生成部520を用いてクリック操作等に対応した画像を
生成する。
視覚的に分かりやすく示すことのできる画像生成システ
ム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体を
提供すること。 【解決手段】 CCDカメラ40からの撮像情報に基づ
き、レーザーポインタによるスポット光の重心位置を検
出する重心検出部513と、当該重心位置に基づきポイ
ンティング座標を検出するポインティング座標検出部5
14と、スポット光の消灯時の座標位置を記憶する記憶
部530と、スポット光の消灯時の座標位置とスポット
光の再点灯時の座標位置とが所定の許可範囲内にあるか
判定する判定部540とを設ける。判定部540によ
り、上記所定の許可範囲内にあると判定された場合に
は、クリック操作等の一連の操作であると判別し、画像
生成部520を用いてクリック操作等に対応した画像を
生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示用の光を用い
た指示が行われる画像を生成する画像生成システム、プ
レゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体に関す
る。
た指示が行われる画像を生成する画像生成システム、プ
レゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体に関す
る。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】液晶プ
ロジェクタ等を用いたプレゼンテーションシステムで用
いられる一般的なレーザーポインタ等の光ポインタに
は、単にスクリーン上の画像を指示する機能しかなく、
通常のPC操作やマウスのクリック機能はなかった。
ロジェクタ等を用いたプレゼンテーションシステムで用
いられる一般的なレーザーポインタ等の光ポインタに
は、単にスクリーン上の画像を指示する機能しかなく、
通常のPC操作やマウスのクリック機能はなかった。
【0003】そのため、指示者は、レーザーポインタで
所望の位置を指示した後、PC(Personal Computer)
のキーボード操作あるいはマウス操作のためにレーザー
ポインタでの指示を一旦止め、キーボードやマウスのあ
る場所に移動する必要があった。このため、指示の流れ
が止まってしまい、聴衆は指示者の話を集中して聞くこ
とができず、さらには、指示者もスムーズな指示ができ
なかった。
所望の位置を指示した後、PC(Personal Computer)
のキーボード操作あるいはマウス操作のためにレーザー
ポインタでの指示を一旦止め、キーボードやマウスのあ
る場所に移動する必要があった。このため、指示の流れ
が止まってしまい、聴衆は指示者の話を集中して聞くこ
とができず、さらには、指示者もスムーズな指示ができ
なかった。
【0004】また、この問題を解決するため、光ポイン
タに複数のボタンを設け、各ボタンに下線を引く等の機
能を割り付けた光ポインタが提案されている。
タに複数のボタンを設け、各ボタンに下線を引く等の機
能を割り付けた光ポインタが提案されている。
【0005】例えば、レーザーポインタのボタンの1つ
に下線を引く機能を割り付け、プレゼンターが当該ボタ
ンを押すことにより、プレゼンテーション画像の一部と
して表示されている文字に下線を引く操作が行われてい
た。
に下線を引く機能を割り付け、プレゼンターが当該ボタ
ンを押すことにより、プレゼンテーション画像の一部と
して表示されている文字に下線を引く操作が行われてい
た。
【0006】しかし、レーザーポインタに複数のボタン
を設けた場合、レーザーポインタ自体が大きくなる上、
重くなり、指示操作時の操作性や携帯性が真に快適とは
言えない状態であった。
を設けた場合、レーザーポインタ自体が大きくなる上、
重くなり、指示操作時の操作性や携帯性が真に快適とは
言えない状態であった。
【0007】また、例えば、プレゼンテーション画像上
のアイコンを、マウス操作等でクリック指示した場合で
も、従来はアイコン画像の表示の変化が乏しかった。こ
のため、聴衆だけでなく、指示者にとっても、クリック
なのかドラッグなのか分かりづらかった。
のアイコンを、マウス操作等でクリック指示した場合で
も、従来はアイコン画像の表示の変化が乏しかった。こ
のため、聴衆だけでなく、指示者にとっても、クリック
なのかドラッグなのか分かりづらかった。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、特別な光ポインタを用いることな
く、光ポインタによる指示操作が視覚的に分かりやすい
画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび
情報記憶媒体を提供することにある。
であり、その目的は、特別な光ポインタを用いることな
く、光ポインタによる指示操作が視覚的に分かりやすい
画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび
情報記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像生成システムは、光ポインタによ
る指示用の光の投射される所定の画像表示領域に表示さ
れる画像を生成する画像生成システムにおいて、前記画
像表示領域を撮像する撮像手段と、当該撮像手段による
撮像情報に基づき、前記光ポインタによる指示位置を検
出する指示位置検出手段と、前記撮像情報に基づき前記
光の点滅を検出して指示内容を判別する判別手段と、前
記画像表示領域に表示される画像であって、前記指示位
置検出手段の位置検出情報に基づく指示位置および前記
判別手段により判別された指示内容に対応した画像が表
示されるように画像生成手段を制御する制御手段と、を
含むことを特徴とする。
め、本発明に係る画像生成システムは、光ポインタによ
る指示用の光の投射される所定の画像表示領域に表示さ
れる画像を生成する画像生成システムにおいて、前記画
像表示領域を撮像する撮像手段と、当該撮像手段による
撮像情報に基づき、前記光ポインタによる指示位置を検
出する指示位置検出手段と、前記撮像情報に基づき前記
光の点滅を検出して指示内容を判別する判別手段と、前
記画像表示領域に表示される画像であって、前記指示位
置検出手段の位置検出情報に基づく指示位置および前記
判別手段により判別された指示内容に対応した画像が表
示されるように画像生成手段を制御する制御手段と、を
含むことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る情報記憶媒体は、光ポ
インタによる指示用の光の投射される所定の画像表示領
域に表示される画像を生成するための情報を記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、前記
情報は、前記画像表示領域の撮像情報に基づき、前記光
ポインタによる指示位置を検出する指示位置検出手段
と、前記撮像情報に基づき前記光の点滅を検出して指示
内容を判別する判別手段と、前記画像表示領域に表示さ
れる画像であって、前記指示位置検出手段の位置検出情
報に基づく指示位置および前記判別手段により判別され
た指示内容に対応した画像が表示されるように画像生成
手段を制御する制御手段と、を実現するための情報(例
えば、プログラム等)を含むことを特徴とする。
インタによる指示用の光の投射される所定の画像表示領
域に表示される画像を生成するための情報を記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、前記
情報は、前記画像表示領域の撮像情報に基づき、前記光
ポインタによる指示位置を検出する指示位置検出手段
と、前記撮像情報に基づき前記光の点滅を検出して指示
内容を判別する判別手段と、前記画像表示領域に表示さ
れる画像であって、前記指示位置検出手段の位置検出情
報に基づく指示位置および前記判別手段により判別され
た指示内容に対応した画像が表示されるように画像生成
手段を制御する制御手段と、を実現するための情報(例
えば、プログラム等)を含むことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るプログラムは、上記各
手段を実現するためのモジュールを含むことを特徴とす
る。
手段を実現するためのモジュールを含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明によれば、特別な光ポインタを用い
ることなく、光ポインタからの光の点滅を検出して指示
内容を判別し、判別された指示内容に対応した画像を生
成することができる。
ることなく、光ポインタからの光の点滅を検出して指示
内容を判別し、判別された指示内容に対応した画像を生
成することができる。
【0013】これにより、キーボードやマウス等を用い
ることなく、光ポインタだけを用いて指示内容を反映し
た画像を表示することができる。
ることなく、光ポインタだけを用いて指示内容を反映し
た画像を表示することができる。
【0014】指示者は、光ポインタとキーボードやマウ
ス等とを持ち替えることなく、指示内容に対応した画像
の演出が行える。したがって、指示者は、効率よく自分
の操作内容を聴衆に伝えることができ、聴衆も指示内容
を理解しやすい。
ス等とを持ち替えることなく、指示内容に対応した画像
の演出が行える。したがって、指示者は、効率よく自分
の操作内容を聴衆に伝えることができ、聴衆も指示内容
を理解しやすい。
【0015】ここで、前記指示内容に対応した画像とし
ては、例えば、アイコンを選択状態にした画像、アイコ
ンを移動させる画像、アイコンに関連付けられたアプリ
ケーションプログラムの実行時の画像等が該当する。す
なわち、前記指示内容に対応した画像は、静止画像であ
っても、動画像であってもよい。
ては、例えば、アイコンを選択状態にした画像、アイコ
ンを移動させる画像、アイコンに関連付けられたアプリ
ケーションプログラムの実行時の画像等が該当する。す
なわち、前記指示内容に対応した画像は、静止画像であ
っても、動画像であってもよい。
【0016】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の点滅に基づき、クリック操作を判別し、前
記制御手段は、前記画像表示領域内の所定のアイコン画
像の表示領域で前記クリック操作が行われた場合、前記
アイコン画像の色および形状の少なくとも一方を変化さ
せたアイコン画像が表示されるように前記画像生成手段
を制御することが好ましい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の点滅に基づき、クリック操作を判別し、前
記制御手段は、前記画像表示領域内の所定のアイコン画
像の表示領域で前記クリック操作が行われた場合、前記
アイコン画像の色および形状の少なくとも一方を変化さ
せたアイコン画像が表示されるように前記画像生成手段
を制御することが好ましい。
【0017】これによれば、指示者は、クリック操作が
判別されたことが視覚的に分かる。
判別されたことが視覚的に分かる。
【0018】また、これにより、当該画像を見ている者
にとって光ポインタの操作者がクリック操作を行ってい
ることを容易に識別できる。
にとって光ポインタの操作者がクリック操作を行ってい
ることを容易に識別できる。
【0019】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の点滅および移動に基づき、ドラッグ操作を
判別し、前記画像生成システム、前記情報記憶媒体およ
び前記プログラムにおいて、前記制御手段は、前記画像
表示領域内の所定のアイコン画像の表示領域で前記ドラ
ッグ操作が行われた場合、前記アイコン画像の色および
形状の少なくとも一方を変化させたアイコン画像を生成
し、前記光の移動に基づき当該アイコン画像を移動する
ように表示されるように画像生成手段を制御することが
好ましい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の点滅および移動に基づき、ドラッグ操作を
判別し、前記画像生成システム、前記情報記憶媒体およ
び前記プログラムにおいて、前記制御手段は、前記画像
表示領域内の所定のアイコン画像の表示領域で前記ドラ
ッグ操作が行われた場合、前記アイコン画像の色および
形状の少なくとも一方を変化させたアイコン画像を生成
し、前記光の移動に基づき当該アイコン画像を移動する
ように表示されるように画像生成手段を制御することが
好ましい。
【0020】これによれば、指示者は、ドラッグ操作が
判別されたことが視覚的に分かる。
判別されたことが視覚的に分かる。
【0021】また、当該画像を見ている者にとって光ポ
インタの操作者がドラッグ操作を行っていることを容易
に識別できる。
インタの操作者がドラッグ操作を行っていることを容易
に識別できる。
【0022】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の消灯時の指示位置と前記光の再点灯時の指
示位置との差が所定の範囲内であれば、一連の指示操作
として判別することが好ましい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記光の消灯時の指示位置と前記光の再点灯時の指
示位置との差が所定の範囲内であれば、一連の指示操作
として判別することが好ましい。
【0023】これによれば、光を点滅させて指示を行う
場合に所定の許容範囲を設けることにより、多少の手ぶ
れがあった場合でも適切に指示操作として判別すること
ができる。
場合に所定の許容範囲を設けることにより、多少の手ぶ
れがあった場合でも適切に指示操作として判別すること
ができる。
【0024】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記差の範囲を、前記光ポインタの点滅スイッチの
操作方向については、当該点滅スイッチの操作方向とは
異なる方向に比べて相対的に大きくしていることが好ま
しい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記判別手段
は、前記差の範囲を、前記光ポインタの点滅スイッチの
操作方向については、当該点滅スイッチの操作方向とは
異なる方向に比べて相対的に大きくしていることが好ま
しい。
【0025】これによれば、手ぶれの起きやすい方向を
広めにした許容範囲を設定することにより、誤検出を低
減できる。したがって、より適切に指示操作を判別する
ことができる。
広めにした許容範囲を設定することにより、誤検出を低
減できる。したがって、より適切に指示操作を判別する
ことができる。
【0026】例えば、点滅スイッチを下方向に押すこと
により光の点滅操作を行う場合、下方向に光がぶれやす
い。したがって、下方向に許容範囲を広げることによ
り、当該光のぶれを考慮して適切な許容範囲を設定する
ことができる。
により光の点滅操作を行う場合、下方向に光がぶれやす
い。したがって、下方向に許容範囲を広げることによ
り、当該光のぶれを考慮して適切な許容範囲を設定する
ことができる。
【0027】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記制御手段
は、前記指示位置検出手段の位置検出情報に基づく指示
位置付近に指示用カーソルが表示されるように前記画像
生成手段を制御することが好ましい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記制御手段
は、前記指示位置検出手段の位置検出情報に基づく指示
位置付近に指示用カーソルが表示されるように前記画像
生成手段を制御することが好ましい。
【0028】また、前記画像生成システム、前記情報記
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記制御手段
は、前記画像表示領域外に前記画像表示領域内の指示位
置を指示する前記指示用カーソルが表示される指示位置
を前記光ポインタによって指示された場合、前記指示用
カーソルが前記画像表示領域内に表示されるように、前
記指示用カーソルの表示位置および表示方向を調整した
画像が表示されるように前記画像生成手段を制御するこ
とが好ましい。
憶媒体および前記プログラムにおいて、前記制御手段
は、前記画像表示領域外に前記画像表示領域内の指示位
置を指示する前記指示用カーソルが表示される指示位置
を前記光ポインタによって指示された場合、前記指示用
カーソルが前記画像表示領域内に表示されるように、前
記指示用カーソルの表示位置および表示方向を調整した
画像が表示されるように前記画像生成手段を制御するこ
とが好ましい。
【0029】これによれば、例えば、左向き矢印形状の
指示用カーソルが、画像表示領域の左端から少しだけ画
像表示領域外にはみ出してしまった場合でも、指示用カ
ーソルを右向き矢印形状の表示に変更することにより、
適切に指示位置を指示することができる。
指示用カーソルが、画像表示領域の左端から少しだけ画
像表示領域外にはみ出してしまった場合でも、指示用カ
ーソルを右向き矢印形状の表示に変更することにより、
適切に指示位置を指示することができる。
【0030】また、本発明に係るプレゼンテーションシ
ステムは、上記の画像生成システムと、前記画像表示領
域へ向け前記画像生成手段で生成されるプレゼンテーシ
ョン用画像を投写する投写手段と、を含むことを特徴と
する。
ステムは、上記の画像生成システムと、前記画像表示領
域へ向け前記画像生成手段で生成されるプレゼンテーシ
ョン用画像を投写する投写手段と、を含むことを特徴と
する。
【0031】本発明によれば、プレゼンテーションにお
いて、特別な光ポインタを用いることなく、指示操作が
視覚的に分かりやすいプレゼンテーションシステムを実
現できる。
いて、特別な光ポインタを用いることなく、指示操作が
視覚的に分かりやすいプレゼンテーションシステムを実
現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、光ポインタを用
いて指示を行うプレゼンテーションシステムに適用した
場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。
いて指示を行うプレゼンテーションシステムに適用した
場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。
【0033】(システム全体の説明)図1は、本実施の
形態の一例に係るプレゼンテーションシステムの概略説
明図である。
形態の一例に係るプレゼンテーションシステムの概略説
明図である。
【0034】スクリーンのほぼ正面に設けられたプロジ
ェクタ20から、所定のプレゼンテーション用の画像が
投写される。プレゼンター30は、スクリーン10上の
画像が表示されている領域すなわち画像表示領域12の
画像の所望の位置をレーザーポインタ100で指し示し
ながら、第三者に対するプレゼンテーションを行なう。
ェクタ20から、所定のプレゼンテーション用の画像が
投写される。プレゼンター30は、スクリーン10上の
画像が表示されている領域すなわち画像表示領域12の
画像の所望の位置をレーザーポインタ100で指し示し
ながら、第三者に対するプレゼンテーションを行なう。
【0035】プレゼンター30がレーザーポインタ10
0から投射されるスポット光200を用いてスクリーン
上の画像表示領域12の所望の位置を指示すると、画像
表示領域12、プレゼンター30の一部およびスポット
光200が、画像表示領域12のほぼ正面に設けられ、
撮像手段として機能するCCDカメラ40により、指示
画像として撮像される。
0から投射されるスポット光200を用いてスクリーン
上の画像表示領域12の所望の位置を指示すると、画像
表示領域12、プレゼンター30の一部およびスポット
光200が、画像表示領域12のほぼ正面に設けられ、
撮像手段として機能するCCDカメラ40により、指示
画像として撮像される。
【0036】指示画像は、重心検出処理等の画像処理が
行われ、スポット光200の重心位置が指示位置として
検出される。
行われ、スポット光200の重心位置が指示位置として
検出される。
【0037】このように、プレゼンテーション画像を投
写し、プレゼンテーション画像上のアイコンをレーザー
ポインタ100で指示する場合、通常の手法では、アイ
コン画像の変化が乏しいため、クリックなのかドラッグ
なのか聴衆にとっては分かりづらい。
写し、プレゼンテーション画像上のアイコンをレーザー
ポインタ100で指示する場合、通常の手法では、アイ
コン画像の変化が乏しいため、クリックなのかドラッグ
なのか聴衆にとっては分かりづらい。
【0038】また、プレゼンテーション画像のうち所望
の部分に下線を引く等の機能をレーザーポインタ100
を用いて実現する場合、レーザーポインタ100に複数
のボタンを設けると、レーザーポインタ100自体が大
きくなる上、重くなり、指示操作時の操作性や携帯性が
真に快適とは言えない状態となってしまう。
の部分に下線を引く等の機能をレーザーポインタ100
を用いて実現する場合、レーザーポインタ100に複数
のボタンを設けると、レーザーポインタ100自体が大
きくなる上、重くなり、指示操作時の操作性や携帯性が
真に快適とは言えない状態となってしまう。
【0039】そこで、本実施の形態では、キーボード、
マウスあるいは高機能レーザーポインタ等を用いること
なく、通常のレーザーポインタ100を用いて視覚的に
分かりやすい指示操作を行えるようにしている。
マウスあるいは高機能レーザーポインタ等を用いること
なく、通常のレーザーポインタ100を用いて視覚的に
分かりやすい指示操作を行えるようにしている。
【0040】図2は、画像表示領域12におけるスポッ
ト光200とアイコン300の状態を示す図であり、図
2(A)は、スポット光200移動時の状態を示し、図
2(B)は、スポット光200がアイコン300に重な
った状態を示し、図2(C)は、スポット光200が消
滅した状態を示し、図2(D)は、スポット光200が
再点灯した状態を示す図である。
ト光200とアイコン300の状態を示す図であり、図
2(A)は、スポット光200移動時の状態を示し、図
2(B)は、スポット光200がアイコン300に重な
った状態を示し、図2(C)は、スポット光200が消
滅した状態を示し、図2(D)は、スポット光200が
再点灯した状態を示す図である。
【0041】ここでは、プレゼンターがレーザーポイン
タ100の点滅操作により、アイコン300のクリック
指示を行うことを想定する。
タ100の点滅操作により、アイコン300のクリック
指示を行うことを想定する。
【0042】図2(A)に示すように、プレゼンターが
レーザーポインタ100の先端を左方向に移動させるこ
とにより、スポット光200もアイコン300に向かっ
て左方向に移動する。
レーザーポインタ100の先端を左方向に移動させるこ
とにより、スポット光200もアイコン300に向かっ
て左方向に移動する。
【0043】図2(B)に示すように、プレゼンター3
0は、スポット光200がアイコン300に重なる地点
までレーザーポインタ100の先端を左方向に移動させ
る。
0は、スポット光200がアイコン300に重なる地点
までレーザーポインタ100の先端を左方向に移動させ
る。
【0044】そして、スポット光200がアイコン30
0に重なる時点で、図2(C)に示すように、プレゼン
ター30は、レーザーポインタ100の点滅スイッチを
OFFにしてスポット光200を消滅させる。
0に重なる時点で、図2(C)に示すように、プレゼン
ター30は、レーザーポインタ100の点滅スイッチを
OFFにしてスポット光200を消滅させる。
【0045】スイッチをOFFにした直後、図2(D)
に示すように、プレゼンター30は、レーザーポインタ
100の点滅スイッチをONにしてスポット光200を
再点灯させる。
に示すように、プレゼンター30は、レーザーポインタ
100の点滅スイッチをONにしてスポット光200を
再点灯させる。
【0046】以上の点滅動作を識別することにより、プ
レゼンターが点滅操作によってクリック操作を行ったこ
とを処理装置が認識できる。
レゼンターが点滅操作によってクリック操作を行ったこ
とを処理装置が認識できる。
【0047】処理装置は、クリック操作を認識すること
により、図2(D)に示すように、アイコン300の色
を変化させる。
により、図2(D)に示すように、アイコン300の色
を変化させる。
【0048】これにより、プレゼンターがクリック操作
を行っていることを聴衆は容易に判別することができ
る。
を行っていることを聴衆は容易に判別することができ
る。
【0049】次に、スポット光200とクリック操作等
の各機能との関係についてより詳細に説明する。
の各機能との関係についてより詳細に説明する。
【0050】図3は、スポット光200の発光状態と機
能との関係を示す模式図である。
能との関係を示す模式図である。
【0051】発光状態は、上の線がスイッチONの状態
で下の線がスイッチOFFの状態を示す。
で下の線がスイッチOFFの状態を示す。
【0052】例えば、初期状態では、スイッチはOFF
であり、非指示という状態である。スイッチがONにな
ると図2(A)に示すような指示機能が働く。
であり、非指示という状態である。スイッチがONにな
ると図2(A)に示すような指示機能が働く。
【0053】そして、所定時間内でスイッチがONの状
態からOFF(消滅)となり、さらにON(再点灯)と
なった場合にシングルクリックとしての機能が働く。
態からOFF(消滅)となり、さらにON(再点灯)と
なった場合にシングルクリックとしての機能が働く。
【0054】その後、スイッチONの状態では再び指示
機能が働く。
機能が働く。
【0055】そして、所定時間内でスイッチがONの状
態からOFF(消滅)、ON(再点灯)となり、さら
に、OFF(再消滅)、ON(再点灯)となった場合に
ダブルクリックとしての機能が働く。
態からOFF(消滅)、ON(再点灯)となり、さら
に、OFF(再消滅)、ON(再点灯)となった場合に
ダブルクリックとしての機能が働く。
【0056】その後、スイッチONの状態では再び指示
機能が働き、スイッチOFFの状態では非指示となる。
機能が働き、スイッチOFFの状態では非指示となる。
【0057】このように、スポット光200の点滅操作
だけでも、その点滅回数や点滅間隔を検出することによ
り、種々の機能を実現することができる。
だけでも、その点滅回数や点滅間隔を検出することによ
り、種々の機能を実現することができる。
【0058】また、本実施の形態では、スポット光20
0の点滅操作の際、図2(D)に示すように、スポット
光200の消滅時と再点灯時の位置のずれに対して許容
範囲320を設けている。すなわち、再点灯時のスポッ
ト光200による指示位置と、消滅時の指示位置との差
が許容範囲320内に収まるものであれば、多少指示位
置が異なっていても一連の指示操作として認識する。
0の点滅操作の際、図2(D)に示すように、スポット
光200の消滅時と再点灯時の位置のずれに対して許容
範囲320を設けている。すなわち、再点灯時のスポッ
ト光200による指示位置と、消滅時の指示位置との差
が許容範囲320内に収まるものであれば、多少指示位
置が異なっていても一連の指示操作として認識する。
【0059】特に、許容範囲320については、図2
(D)に示すように、左右方向に対して上下方向を広め
に設定してある。これは、レーザーポインタ100のス
イッチは、上下方向に押されるように設けられており、
スイッチの操作時には、上下方向の手ぶれ量が左右方向
の手ぶれ量に比べて大きいと考えられるからである。さ
らに、上下方向のうち下側の許容範囲を上側よりも大き
く設定してもよい。
(D)に示すように、左右方向に対して上下方向を広め
に設定してある。これは、レーザーポインタ100のス
イッチは、上下方向に押されるように設けられており、
スイッチの操作時には、上下方向の手ぶれ量が左右方向
の手ぶれ量に比べて大きいと考えられるからである。さ
らに、上下方向のうち下側の許容範囲を上側よりも大き
く設定してもよい。
【0060】なお、レーザーポインタ100のスイッチ
が、左右方向に押されるように設けられている場合に
は、許容範囲320を、上下方向に対して左右方向を広
めに設定することが好ましい。
が、左右方向に押されるように設けられている場合に
は、許容範囲320を、上下方向に対して左右方向を広
めに設定することが好ましい。
【0061】このように、許容範囲320を設けること
により、多少の手ぶれがあった場合でも適切に指示操作
として判別することができる。
により、多少の手ぶれがあった場合でも適切に指示操作
として判別することができる。
【0062】また、手ぶれの起きやすい方向を広めにし
た許容範囲320を設定することにより、より適切に指
示操作を判別することができる。
た許容範囲320を設定することにより、より適切に指
示操作を判別することができる。
【0063】なお、本実施の形態では、このような手ぶ
れ量、すなわち、スポット光200のずれ量と、レーザ
ー光の投射距離との関係についても考慮している。
れ量、すなわち、スポット光200のずれ量と、レーザ
ー光の投射距離との関係についても考慮している。
【0064】図4は、レ―ザー光の投射距離とスポット
光200のずれ量との関係を示す模式図である。
光200のずれ量との関係を示す模式図である。
【0065】レーザーポインタ100から画像表示領域
12までの距離がD1、D2、D3と長くなるに従っ
て、手ぶれ角度はθとして一定であっても、スポット光
200のずれ量は、L1、L2、L3と大きくなる。
12までの距離がD1、D2、D3と長くなるに従っ
て、手ぶれ角度はθとして一定であっても、スポット光
200のずれ量は、L1、L2、L3と大きくなる。
【0066】したがって、レーザーポインタ100から
画像表示領域12までの距離が長くなる場合には、許容
範囲320も大きめに設定することが好ましい。
画像表示領域12までの距離が長くなる場合には、許容
範囲320も大きめに設定することが好ましい。
【0067】(機能ブロックについての説明)次に、こ
れらの機能を実現するための本システムの機能ブロック
について説明する。
れらの機能を実現するための本システムの機能ブロック
について説明する。
【0068】図5は、本実施の形態の一例に係るシステ
ムの機能ブロック図である。
ムの機能ブロック図である。
【0069】本システムは、撮像手段であるCCDカメ
ラ40と、処理部500と、投写手段であるプロジェク
タ20(前面投写型の液晶プロジェクタ)とを含んで構
成されている。
ラ40と、処理部500と、投写手段であるプロジェク
タ20(前面投写型の液晶プロジェクタ)とを含んで構
成されている。
【0070】また、処理部500は、CCDカメラ40
の撮像信号に基づき指示位置の検出を行う位置検出部5
10と、指示位置の検出結果に基づき、カーソル200
の画像、アイコン300の画像および画像表示領域12
に表示するための画像情報等を生成してプロジェクタ2
0に出力する画像生成部520とを含んで構成されてい
る。
の撮像信号に基づき指示位置の検出を行う位置検出部5
10と、指示位置の検出結果に基づき、カーソル200
の画像、アイコン300の画像および画像表示領域12
に表示するための画像情報等を生成してプロジェクタ2
0に出力する画像生成部520とを含んで構成されてい
る。
【0071】より具体的には、位置検出部510は、撮
像画像のノイズを除去するノイズフィルタ511と、撮
像情報に対してデータ処理を行いやすいように2値化を
行う2値化処理部512と、2値化された撮像情報に基
づきスポット光200の重心を検出する重心検出部51
3と、検出された重心位置に基づき指示位置(ポインテ
ィング位置)を検出するポインティング座標検出部51
4とを含んで構成されている。
像画像のノイズを除去するノイズフィルタ511と、撮
像情報に対してデータ処理を行いやすいように2値化を
行う2値化処理部512と、2値化された撮像情報に基
づきスポット光200の重心を検出する重心検出部51
3と、検出された重心位置に基づき指示位置(ポインテ
ィング位置)を検出するポインティング座標検出部51
4とを含んで構成されている。
【0072】また、処理部500は、上述したスポット
光200の消滅時の指示位置や許容範囲320、さらに
は、アプリケーションプログラム等を記憶する記憶部5
30と、再点灯時の指示位置が許容範囲320内にある
か判定する判定部540と、この判定結果に基づき画像
生成部520を制御する制御部550とを含んで構成さ
れている。
光200の消滅時の指示位置や許容範囲320、さらに
は、アプリケーションプログラム等を記憶する記憶部5
30と、再点灯時の指示位置が許容範囲320内にある
か判定する判定部540と、この判定結果に基づき画像
生成部520を制御する制御部550とを含んで構成さ
れている。
【0073】なお、処理部500のハードウェア構成に
ついては後述する。
ついては後述する。
【0074】次に、上述した各部を用いた指示動作の検
出の流れについてフローチャートを用いて説明する。
出の流れについてフローチャートを用いて説明する。
【0075】(指示動作の検出の流れについての説明)
図6は、本実施の形態の一例に係る指示動作の検出の流
れを示すフローチャートである。
図6は、本実施の形態の一例に係る指示動作の検出の流
れを示すフローチャートである。
【0076】ここでは、主にクリック操作について説明
する。
する。
【0077】プレゼンター30は、レーザーポインタ1
00を点灯して画像表示領域12を指示する(ステップ
S4)。
00を点灯して画像表示領域12を指示する(ステップ
S4)。
【0078】位置検出部510は、CCDカメラ40か
らの撮像情報によりスポット光200を検出し、ポイン
ティング座標検出部514で指示座標を検出する。
らの撮像情報によりスポット光200を検出し、ポイン
ティング座標検出部514で指示座標を検出する。
【0079】プレゼンター30は、図2(A)〜図2
(C)に示すように、クリック操作を行うため、スポッ
ト光200がアイコン300に重なった時点でレーザー
ポインタ100を消灯する(ステップS6)。
(C)に示すように、クリック操作を行うため、スポッ
ト光200がアイコン300に重なった時点でレーザー
ポインタ100を消灯する(ステップS6)。
【0080】この時点で、ポインティング座標検出部5
14は、消灯直前の指示座標Aと消灯時刻Aを記憶部5
30に記憶する(ステップS8)。
14は、消灯直前の指示座標Aと消灯時刻Aを記憶部5
30に記憶する(ステップS8)。
【0081】そして、判定部540は、画像生成部52
0で生成され、記憶部530に記憶された画像情報に基
づき、座標Aに一致する座標を有するアイコン300が
現在の画面に表示されているかどうかを判定する(ステ
ップS10)。
0で生成され、記憶部530に記憶された画像情報に基
づき、座標Aに一致する座標を有するアイコン300が
現在の画面に表示されているかどうかを判定する(ステ
ップS10)。
【0082】そして、プレゼンター30は、図2(D)
に示すように、クリック操作を行うため、レーザーポイ
ンタ100を再点灯する(ステップS12)。
に示すように、クリック操作を行うため、レーザーポイ
ンタ100を再点灯する(ステップS12)。
【0083】ポインティング座標検出部514は、再点
灯時の指示座標Bと時刻Bを検出し、記憶部530に記
憶する(ステップS14)。
灯時の指示座標Bと時刻Bを検出し、記憶部530に記
憶する(ステップS14)。
【0084】判定部540は、記憶部530に記憶され
た消灯時の座標位置Aと、再点灯時の座標位置Bとを比
較して許容範囲320内にあるかどうかを判定する。さ
らに、判定部540は、記憶部530に記憶された消灯
時の時刻Aと、再点灯時の時刻Bとを比較して第1の所
定時間内に再点灯が行われたか判定する(ステップS1
6)。
た消灯時の座標位置Aと、再点灯時の座標位置Bとを比
較して許容範囲320内にあるかどうかを判定する。さ
らに、判定部540は、記憶部530に記憶された消灯
時の時刻Aと、再点灯時の時刻Bとを比較して第1の所
定時間内に再点灯が行われたか判定する(ステップS1
6)。
【0085】許容範囲320内であって、かつ、所定の
時間内に再点灯が行われた場合、判定部518は、1回
目のクリック操作であると認識する(ステップS1
8)。
時間内に再点灯が行われた場合、判定部518は、1回
目のクリック操作であると認識する(ステップS1
8)。
【0086】判定部518は、1回目のクリック操作で
あると認識した場合、ステップS10で把握した座標位
置Aと一致するアイコン300の画像を変更するように
制御部550に命令を出す。
あると認識した場合、ステップS10で把握した座標位
置Aと一致するアイコン300の画像を変更するように
制御部550に命令を出す。
【0087】制御部550は、当該命令に基づき、アイ
コン300の画像を変更するように画像生成部520を
制御する。
コン300の画像を変更するように画像生成部520を
制御する。
【0088】画像生成部520は、当該制御により、図
2(D)に示すようなアイコン300が選択された画像
が表示されるように画像情報を生成し、プロジェクタ2
0に当該画像情報を出力する。
2(D)に示すようなアイコン300が選択された画像
が表示されるように画像情報を生成し、プロジェクタ2
0に当該画像情報を出力する。
【0089】プロジェクタ20は、当該画像情報に基づ
き、画像を投写する。これにより、図2(D)に示すよ
うなアイコン300が選択された画像が表示され、シン
グルクリックが実行されたことになる(ステップS2
0)。
き、画像を投写する。これにより、図2(D)に示すよ
うなアイコン300が選択された画像が表示され、シン
グルクリックが実行されたことになる(ステップS2
0)。
【0090】さらに、判定部540は、時刻B後の第2
の所定時間内に消灯、点灯がないか判定する(ステップ
S22)。
の所定時間内に消灯、点灯がないか判定する(ステップ
S22)。
【0091】また、判定部540は、時刻B後の第2の
所定時間内に消灯、点灯があった場合は、それぞれ何回
の消灯、点灯があったかを示すカウント値を記憶部53
0に記憶する(ステップS24)。
所定時間内に消灯、点灯があった場合は、それぞれ何回
の消灯、点灯があったかを示すカウント値を記憶部53
0に記憶する(ステップS24)。
【0092】そして、カウント値が所定の値になった場
合または第2の所定時間を経過した場合、判定部540
は、カウント値に応じて処理(ダブルクリック、ドラッ
グ)が行われるように、制御部550に命令を出す。
合または第2の所定時間を経過した場合、判定部540
は、カウント値に応じて処理(ダブルクリック、ドラッ
グ)が行われるように、制御部550に命令を出す。
【0093】制御部550は、当該命令に基づき、指示
内容に応じた処理が行われるように、画像生成部520
を制御する。
内容に応じた処理が行われるように、画像生成部520
を制御する。
【0094】例えば、ダブルクリックの場合、画像生成
部520は、記憶部300を参照してアイコン300に
所定のアプリケーションプログラムが関連付けられてい
るかどうか判断し、当該関連づけがされている場合、ア
プリケーションプログラム実行時の画像を表示するため
の画像情報を生成する(ステップS26)。
部520は、記憶部300を参照してアイコン300に
所定のアプリケーションプログラムが関連付けられてい
るかどうか判断し、当該関連づけがされている場合、ア
プリケーションプログラム実行時の画像を表示するため
の画像情報を生成する(ステップS26)。
【0095】そして、上述した処理の流れと同様に、プ
ロジェクタ20は、アプリケーションプログラム実行時
の画像をスクリーン10に投写する。
ロジェクタ20は、アプリケーションプログラム実行時
の画像をスクリーン10に投写する。
【0096】これにより、スクリーン10上の表示画面
が変更され、プレゼンター30および聴衆は、アイコン
300をダブルクリックしてアプリケーションプログラ
ムが実行されたことを視覚的に認識できる(ステップS
28)。
が変更され、プレゼンター30および聴衆は、アイコン
300をダブルクリックしてアプリケーションプログラ
ムが実行されたことを視覚的に認識できる(ステップS
28)。
【0097】以上のように、本実施の形態によれば、マ
ウスやキーボード等を用いることなく、一般的なレーザ
ーポインタ100を用いてクリック操作等を行うことが
できる。また、クリック操作等の際にアイコン300の
画像を変化させることにより、プレゼンター30および
聴衆にとって視覚的に分かりやすく、効果的にプレゼン
テーションを行うことができる。
ウスやキーボード等を用いることなく、一般的なレーザ
ーポインタ100を用いてクリック操作等を行うことが
できる。また、クリック操作等の際にアイコン300の
画像を変化させることにより、プレゼンター30および
聴衆にとって視覚的に分かりやすく、効果的にプレゼン
テーションを行うことができる。
【0098】また、本実施の形態では、判定部540
は、ポインティング座標検出部514によって検出され
たスポット光200の点滅回数に基づき、クリック画像
(アイコンを選択状態にした画像)、ドラッグ画像(ア
イコンを移動させる画像)、ダブルクリック時の画像
(アイコンに関連付けられたアプリケーションプログラ
ムの実行時の画像)等のうちどの画像を表示するための
操作をプレゼンター30が行ったのか判定する。
は、ポインティング座標検出部514によって検出され
たスポット光200の点滅回数に基づき、クリック画像
(アイコンを選択状態にした画像)、ドラッグ画像(ア
イコンを移動させる画像)、ダブルクリック時の画像
(アイコンに関連付けられたアプリケーションプログラ
ムの実行時の画像)等のうちどの画像を表示するための
操作をプレゼンター30が行ったのか判定する。
【0099】例えば、スポット光200の動きの変化を
検出してプレゼンター30の操作内容を把握することも
可能であるが、処理が重くなる。スポット光200の点
滅回数で判定することにより、位置検出部510や判定
部518等を簡易な構成で実現でき、かつ、迅速に判定
が行える。
検出してプレゼンター30の操作内容を把握することも
可能であるが、処理が重くなる。スポット光200の点
滅回数で判定することにより、位置検出部510や判定
部518等を簡易な構成で実現でき、かつ、迅速に判定
が行える。
【0100】(カーソルを用いた例)なお、アイコン3
00の表示を変化させるだけでなく、検出された指示位
置に追従して表示されるカーソルの表示を変化させるこ
とも可能である。ここでは、指示時に矢印形状のカーソ
ルを表示し、クリック時に円形状のカーソルを表示し、
ドラッグ時に楕円形状のカーソルを表示することを想定
する。
00の表示を変化させるだけでなく、検出された指示位
置に追従して表示されるカーソルの表示を変化させるこ
とも可能である。ここでは、指示時に矢印形状のカーソ
ルを表示し、クリック時に円形状のカーソルを表示し、
ドラッグ時に楕円形状のカーソルを表示することを想定
する。
【0101】図7は、画像表示領域におけるカーソルと
アイコンの状態を示す図であり、図7(A)は、カーソ
ル移動時の状態を示し、図7(B)は、カーソルがアイ
コンに重なった状態を示し、図7(C)は、クリック認
識時のカーソルの表示状態を示し、図7(D)は、ドラ
ッグ認識時のカーソルの表示状態を示す図である。
アイコンの状態を示す図であり、図7(A)は、カーソ
ル移動時の状態を示し、図7(B)は、カーソルがアイ
コンに重なった状態を示し、図7(C)は、クリック認
識時のカーソルの表示状態を示し、図7(D)は、ドラ
ッグ認識時のカーソルの表示状態を示す図である。
【0102】図7(A)に示すように、プレゼンター3
0は、光ポインタの先端を左方向に移動させて左向き矢
印形状のカーソル202をアイコン300に近づける。
0は、光ポインタの先端を左方向に移動させて左向き矢
印形状のカーソル202をアイコン300に近づける。
【0103】そして、図7(B)に示すように、プレゼ
ンター30は、カーソル202の矢印の先端をアイコン
300に重ならせた時点で一旦消灯し、すぐに再点灯す
る。これにより、判定部518はクリック操作であると
認識し、画像生成部520にクリック操作に適合したカ
ーソルの形状になるように命令を出す。
ンター30は、カーソル202の矢印の先端をアイコン
300に重ならせた時点で一旦消灯し、すぐに再点灯す
る。これにより、判定部518はクリック操作であると
認識し、画像生成部520にクリック操作に適合したカ
ーソルの形状になるように命令を出す。
【0104】このような命令が出されることにより、図
7(C)に示すように、画像生成部520は、円形状の
カーソル204の画像を生成し、プロジェクタ20は、
円形状のカーソル204の画像を投写表示する。
7(C)に示すように、画像生成部520は、円形状の
カーソル204の画像を生成し、プロジェクタ20は、
円形状のカーソル204の画像を投写表示する。
【0105】また、ドラッグ操作時には、プレゼンター
30は、例えば、5秒程度光ポインタのスイッチをON
にし、OFFにした後すぐにONにして光ポインタの先
端を動かすことによりドラッグ操作を行う。
30は、例えば、5秒程度光ポインタのスイッチをON
にし、OFFにした後すぐにONにして光ポインタの先
端を動かすことによりドラッグ操作を行う。
【0106】このような操作が行われたことを認識した
判定部518は、画像生成部520にドラッグ操作に適
合したカーソルの形状になるように命令を出す。
判定部518は、画像生成部520にドラッグ操作に適
合したカーソルの形状になるように命令を出す。
【0107】このような命令が出されることにより、図
7(D)に示すように、画像生成部520は、楕円形状
のカーソル206の画像を生成し、プロジェクタ20
は、楕円形状のカーソル206の画像を投写表示する。
なお、ドラッグ操作時には、プロジェクタ20は、光ポ
インタからの光の移動に合わせてアイコン300および
カーソル206を移動するように投写表示する。
7(D)に示すように、画像生成部520は、楕円形状
のカーソル206の画像を生成し、プロジェクタ20
は、楕円形状のカーソル206の画像を投写表示する。
なお、ドラッグ操作時には、プロジェクタ20は、光ポ
インタからの光の移動に合わせてアイコン300および
カーソル206を移動するように投写表示する。
【0108】このように、アイコン300だけでなく、
カーソル202〜206の表示を変更することによって
も、プレゼンター30は、聴衆にとって視覚的に分かり
やすい指示操作を行うことができる。
カーソル202〜206の表示を変更することによって
も、プレゼンター30は、聴衆にとって視覚的に分かり
やすい指示操作を行うことができる。
【0109】さらに、本実施の形態では、画像表示領域
12の端点においても指示用のカーソル202が見えや
すいようにカーソル202を表示している。
12の端点においても指示用のカーソル202が見えや
すいようにカーソル202を表示している。
【0110】図8は、画像表示領域12におけるカーソ
ル202とアイコン300の状態を示す他の図であり、
図8(A)は、画像表示領域の中央付近にアイコン30
0をカーソル202で指示している状態を示し、図8
(B)は、右端付近にあるアイコン300を従来のカー
ソル202で指示している状態を示し、図8(B)は、
右端付近にあるアイコン300を本実施形態のカーソル
202で指示している状態を示す図である。
ル202とアイコン300の状態を示す他の図であり、
図8(A)は、画像表示領域の中央付近にアイコン30
0をカーソル202で指示している状態を示し、図8
(B)は、右端付近にあるアイコン300を従来のカー
ソル202で指示している状態を示し、図8(B)は、
右端付近にあるアイコン300を本実施形態のカーソル
202で指示している状態を示す図である。
【0111】例えば、通常の状態では、図8(A)に示
すように、画像表示領域の中央付近にアイコン300が
ある場合、左向き矢印形状のカーソル202で指示する
ことは可能である。
すように、画像表示領域の中央付近にアイコン300が
ある場合、左向き矢印形状のカーソル202で指示する
ことは可能である。
【0112】しかし、図8(B)に示すように、右端付
近にあるアイコン300を左向き矢印形状のカーソル2
02で指示しようとしても、カーソル202の位置はア
イコン300に対して右側であるため、画像表示領域1
2からカーソル202がはみ出してしまう。このため、
実際には、指示可能であるにも関わらず、カーソル20
2が表示されなくなってしまう。
近にあるアイコン300を左向き矢印形状のカーソル2
02で指示しようとしても、カーソル202の位置はア
イコン300に対して右側であるため、画像表示領域1
2からカーソル202がはみ出してしまう。このため、
実際には、指示可能であるにも関わらず、カーソル20
2が表示されなくなってしまう。
【0113】本実施の形態では、図8(C)に示すよう
に、右端付近にあるアイコン300を左向き矢印形状の
カーソル202で指示する場合、カーソル202の向き
を逆にし、カーソル202をアイコン300の左側に表
示することにより、このような問題を解決している。
に、右端付近にあるアイコン300を左向き矢印形状の
カーソル202で指示する場合、カーソル202の向き
を逆にし、カーソル202をアイコン300の左側に表
示することにより、このような問題を解決している。
【0114】例えば、判定部518が、ポインティング
座標検出部514の検出結果に基づき、カーソル202
の表示位置が画像表示領域12からはみ出してしまうこ
とを判別すると、そのはみ出しの範囲が所定の許容範囲
内であれば、カーソル202の向きや位置を調整するこ
とにより、画像表示領域12内にカーソル202が表示
されるように、画像生成部520を制御する。
座標検出部514の検出結果に基づき、カーソル202
の表示位置が画像表示領域12からはみ出してしまうこ
とを判別すると、そのはみ出しの範囲が所定の許容範囲
内であれば、カーソル202の向きや位置を調整するこ
とにより、画像表示領域12内にカーソル202が表示
されるように、画像生成部520を制御する。
【0115】このように、本実施の形態によれば、画像
表示領域12外にカーソル202がはみ出す場合でも適
切にカーソル202を表示することができる。
表示領域12外にカーソル202がはみ出す場合でも適
切にカーソル202を表示することができる。
【0116】(ハードウェア構成についての説明)次
に、処理部500のハードウェア構成について説明す
る。
に、処理部500のハードウェア構成について説明す
る。
【0117】図9は、本実施の形態の一例に係る処理部
500のハードウェア構成の説明図である。
500のハードウェア構成の説明図である。
【0118】同図に示す装置では、位置検出部510、
判定部540および制御部550の機能を実現するCP
U1000、ROM1002、記憶部530の機能を実
現するRAM1004、情報記憶媒体1006、画像生
成部520の機能を実現する画像生成IC1010、I
/O(入出力ポート)1020−1、1020−2が、
システムバス1016により相互にデータ送受信可能に
接続されている。そして、I/O1020−1、102
0−2を介してCCDカメラ40、プロジェクタ20等
の機器に接続されている。
判定部540および制御部550の機能を実現するCP
U1000、ROM1002、記憶部530の機能を実
現するRAM1004、情報記憶媒体1006、画像生
成部520の機能を実現する画像生成IC1010、I
/O(入出力ポート)1020−1、1020−2が、
システムバス1016により相互にデータ送受信可能に
接続されている。そして、I/O1020−1、102
0−2を介してCCDカメラ40、プロジェクタ20等
の機器に接続されている。
【0119】情報記憶媒体1006は、プログラムやモ
ジュール等が格納されるものである。なお、情報記憶媒
体1006としては、例えば、レーザー光により情報を
読み取らせるCD−ROMやDVD−ROM等、磁気に
より情報を読み取らせるハードディスクや、メモリ等を
適用できる。また、情報記憶媒体からの情報の読み取り
方式は接触方式でも非接触方式でもよい。
ジュール等が格納されるものである。なお、情報記憶媒
体1006としては、例えば、レーザー光により情報を
読み取らせるCD−ROMやDVD−ROM等、磁気に
より情報を読み取らせるハードディスクや、メモリ等を
適用できる。また、情報記憶媒体からの情報の読み取り
方式は接触方式でも非接触方式でもよい。
【0120】また、図1〜図8で説明した各種の処理
は、これらの処理を行うためのプログラムを格納した情
報記憶媒体1006と、当該プログラムに従って操作す
るCPU1000、画像生成IC1010等によって実
現される。なお画像生成IC1010等で行われる処理
は、CPU1000や汎用のDSP等によりソフトウェ
ア的に行ってもよい。
は、これらの処理を行うためのプログラムを格納した情
報記憶媒体1006と、当該プログラムに従って操作す
るCPU1000、画像生成IC1010等によって実
現される。なお画像生成IC1010等で行われる処理
は、CPU1000や汎用のDSP等によりソフトウェ
ア的に行ってもよい。
【0121】また、情報記憶媒体1006に代えて、上
述した各機能を実現するためのプログラム等を伝送路を
介してホスト装置等からダウンロードすることによって
上述した各機能を実現することも可能である。すなわ
ち、上述した各機能を実現するための情報は、搬送波に
具現化される(embodied)ものであってもよい。
述した各機能を実現するためのプログラム等を伝送路を
介してホスト装置等からダウンロードすることによって
上述した各機能を実現することも可能である。すなわ
ち、上述した各機能を実現するための情報は、搬送波に
具現化される(embodied)ものであってもよい。
【0122】以上、本発明を適用した好適な実施の形態
について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施
例に限定されない。
について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施
例に限定されない。
【0123】(その他の実施例)例えば、アイコン30
0や、カーソル202等の表示の変更としては、形状だ
けの変更、色だけの変更、形状と色の両方の変更であっ
てもよい。具体的には、例えば、点滅表示や、反転表示
等を行ってもよい。これらによっても光ポインタの操作
者による指示操作を視覚的に分かりやすく示すことがで
きる。なお、光ポインタは、上述したレーザーポインタ
に限られず、赤外ポインタ等の各種の光を投射するポイ
ンタを適用できる。
0や、カーソル202等の表示の変更としては、形状だ
けの変更、色だけの変更、形状と色の両方の変更であっ
てもよい。具体的には、例えば、点滅表示や、反転表示
等を行ってもよい。これらによっても光ポインタの操作
者による指示操作を視覚的に分かりやすく示すことがで
きる。なお、光ポインタは、上述したレーザーポインタ
に限られず、赤外ポインタ等の各種の光を投射するポイ
ンタを適用できる。
【0124】また、本実施の形態では、指示内容を判定
して画像を生成する例について説明したが、例えば、指
示内容を判定して音を鳴らす、指示内容を判定してある
部分を振動させるといった処理を行うことも可能であ
る。
して画像を生成する例について説明したが、例えば、指
示内容を判定して音を鳴らす、指示内容を判定してある
部分を振動させるといった処理を行うことも可能であ
る。
【0125】また、上述したプロジェクタのような投写
手段以外にも表示手段で画像表示を行ってプレゼンテー
ション等を行う場合にも本発明を適用できる。このよう
な表示手段としては、例えば、液晶プロジェクタのほ
か、CRT(CathodeRay Tube)、PD
P(Plasma Display Panel)、F
ED(Field Emission Displa
y)、EL(Electro Luminescenc
e)、直視型液晶表示装置等のディスプレイ装置等が該
当する。
手段以外にも表示手段で画像表示を行ってプレゼンテー
ション等を行う場合にも本発明を適用できる。このよう
な表示手段としては、例えば、液晶プロジェクタのほ
か、CRT(CathodeRay Tube)、PD
P(Plasma Display Panel)、F
ED(Field Emission Displa
y)、EL(Electro Luminescenc
e)、直視型液晶表示装置等のディスプレイ装置等が該
当する。
【0126】また、処理部500の各部を、プロジェク
タ20に内蔵してもよく、PC等のプロジェクタ20の
外部装置に内蔵してもよく、プロジェクタ20とPC等
とで分担して内蔵してもよい。
タ20に内蔵してもよく、PC等のプロジェクタ20の
外部装置に内蔵してもよく、プロジェクタ20とPC等
とで分担して内蔵してもよい。
【0127】さらに、上述した実施例では、前面投写型
のプロジェクタを適用した例について説明したが、背面
投写型のプロジェクタを適用することも可能である。
のプロジェクタを適用した例について説明したが、背面
投写型のプロジェクタを適用することも可能である。
【0128】また、本発明は、プレゼンテーションシス
テムに限定されず、指示位置を検出して検出結果に基づ
き画像を生成する各種の画像生成システムにも適用でき
る。
テムに限定されず、指示位置を検出して検出結果に基づ
き画像を生成する各種の画像生成システムにも適用でき
る。
【図1】本実施の形態の一例に係るプレゼンテーション
システムの概略説明図である。
システムの概略説明図である。
【図2】画像表示領域におけるスポット光とアイコンの
状態を示す図であり、図2(A)は、スポット光移動時
の状態を示し、図2(B)は、スポット光がアイコンに
重なった状態を示し、図2(C)は、スポット光が消滅
した状態を示し、図2(D)は、スポット光が再点灯し
た状態を示す図である。
状態を示す図であり、図2(A)は、スポット光移動時
の状態を示し、図2(B)は、スポット光がアイコンに
重なった状態を示し、図2(C)は、スポット光が消滅
した状態を示し、図2(D)は、スポット光が再点灯し
た状態を示す図である。
【図3】スポット光の発光状態と機能との関係を示す模
式図である。
式図である。
【図4】レ―ザー光の投射距離とスポット光のずれ量と
の関係を示す模式図である。
の関係を示す模式図である。
【図5】本実施の形態の一例に係るシステムの機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本実施の形態の一例に係る指示動作の検出の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
【図7】画像表示領域におけるカーソルとアイコンの状
態を示す図であり、図7(A)は、カーソル移動時の状
態を示し、図7(B)は、カーソルがアイコンに重なっ
た状態を示し、図7(C)は、クリック認識時のカーソ
ルの表示状態を示し、図7(D)は、ドラッグ認識時の
カーソルの表示状態を示す図である。
態を示す図であり、図7(A)は、カーソル移動時の状
態を示し、図7(B)は、カーソルがアイコンに重なっ
た状態を示し、図7(C)は、クリック認識時のカーソ
ルの表示状態を示し、図7(D)は、ドラッグ認識時の
カーソルの表示状態を示す図である。
【図8】画像表示領域におけるカーソルとアイコンの状
態を示す他の図であり、図8(A)は、画像表示領域の
中央付近にアイコンをカーソルで指示している状態を示
し、図8(B)は、右端付近にあるアイコンを従来のカ
ーソルで指示している状態を示し、図8(C)は、右端
付近にあるアイコンを本実施形態のカーソルで指示して
いる状態を示す図である。
態を示す他の図であり、図8(A)は、画像表示領域の
中央付近にアイコンをカーソルで指示している状態を示
し、図8(B)は、右端付近にあるアイコンを従来のカ
ーソルで指示している状態を示し、図8(C)は、右端
付近にあるアイコンを本実施形態のカーソルで指示して
いる状態を示す図である。
【図9】本実施の形態の一例に係る処理部のハードウェ
ア構成の説明図である。
ア構成の説明図である。
12 画像表示領域 20 プロジェクタ 30 プレゼンター 40 CCDカメラ 100 レーザーポインタ 510 位置検出部 520 画像生成部 540 判定部 550 制御部 1006 情報記憶媒体
Claims (8)
- 【請求項1】 光ポインタによる指示用の光の投射され
る所定の画像表示領域に表示される画像を生成する画像
生成システムにおいて、 前記画像表示領域を撮像する撮像手段と、 当該撮像手段による撮像情報に基づき、前記光ポインタ
による指示位置を検出する指示位置検出手段と、 前記撮像情報に基づき前記光の点滅を検出して指示内容
を判別する判別手段と、 前記画像表示領域に表示される画像であって、前記指示
位置検出手段の位置検出情報に基づく指示位置および前
記判別手段により判別された指示内容に対応した画像が
表示されるように画像生成手段を制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像生成システム。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記判別手段は、前記光の点滅に基づき、クリック操作
を判別し、 前記制御手段は、前記画像表示領域内の所定のアイコン
画像の表示領域で前記クリック操作が行われた場合、前
記アイコン画像の色および形状の少なくとも一方を変化
させたアイコン画像が表示されるように前記画像生成手
段を制御することを特徴とする画像生成システム。 - 【請求項3】 請求項1、2のいずれかにおいて、 前記判別手段は、前記光の消灯時の指示位置と前記光の
再点灯時の指示位置との差が所定の範囲内であれば、一
連の指示操作として判別することを特徴とする画像生成
システム。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記判別手段は、前記差の範囲を、前記光ポインタの点
滅スイッチの操作方向については、当該点滅スイッチの
操作方向とは異なる方向に比べて相対的に大きくしてい
ることを特徴とする画像生成システム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記制御手段は、前記指示位置検出手段の位置検出情報
に基づく指示位置付近に指示用カーソルが表示されるよ
うに前記画像生成手段を制御することを特徴とする画像
生成システム。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記制御手段は、前記画像表示領域外に前記画像表示領
域内の指示位置を指示する前記指示用カーソルが表示さ
れる指示位置を前記光ポインタによって指示された場
合、前記指示用カーソルが前記画像表示領域内に表示さ
れるように、前記指示用カーソルの表示位置および表示
方向を調整した画像が表示されるように前記画像生成手
段を制御することを特徴とする画像生成システム。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の画像生
成システムと、 前記画像表示領域へ向け前記画像生成手段で生成される
プレゼンテーション用画像を投写する投写手段と、 を含むことを特徴とするプレゼンテーションシステム。 - 【請求項8】 光ポインタによる指示用の光の投射され
る所定の画像表示領域に表示される画像を生成するため
の情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶
媒体であって、 前記情報は、 前記画像表示領域の撮像情報に基づき、前記光ポインタ
による指示位置を検出する指示位置検出手段と、 前記撮像情報に基づき前記光の点滅を検出して指示内容
を判別する判別手段と、 前記画像表示領域に表示される画像であって、前記指示
位置検出手段の位置検出情報に基づく指示位置および前
記判別手段により判別された指示内容に対応した画像が
表示されるように画像生成手段を制御する制御手段と、 を実現するための情報を含むことを特徴とする情報記憶
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311547A JP2002116878A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311547A JP2002116878A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002116878A true JP2002116878A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18791288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000311547A Pending JP2002116878A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 画像生成システム、プレゼンテーションシステムおよび情報記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002116878A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005069114A1 (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Vodafone K.K. | 移動体通信端末 |
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JP2008158877A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Canon Inc | 情報処理システム、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
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JP2016177750A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | セイコーエプソン株式会社 | 位置検出装置、表示装置、位置検出装置の制御方法、及び、表示装置の制御方法 |
WO2023223734A1 (ja) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 富士フイルム株式会社 | 制御装置、移動体、制御方法、及び制御プログラム |
Citations (5)
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-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311547A patent/JP2002116878A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |