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JP2002111685A - 無線伝送方法、無線伝送装置および無線伝送システム - Google Patents

無線伝送方法、無線伝送装置および無線伝送システム

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Publication number
JP2002111685A
JP2002111685A JP2000303792A JP2000303792A JP2002111685A JP 2002111685 A JP2002111685 A JP 2002111685A JP 2000303792 A JP2000303792 A JP 2000303792A JP 2000303792 A JP2000303792 A JP 2000303792A JP 2002111685 A JP2002111685 A JP 2002111685A
Authority
JP
Japan
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information
station
transmission
communication station
wireless transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000303792A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sugaya
茂 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の伝送パラメータを含めた報告を行うこ
とができる無線伝送方法、無線伝送装置および無線伝送
システムを提供することを課題とする。 【解決手段】 この無線伝送方法は、無線ネットワーク
に存在する他の通信局との間の接続リンク状態の報告
を、複数のパラメータ51の交換を持って行うことによ
って、無線伝送にかかる伝送パラメータ51となる変調
方式や畳み込み符号化率などの設定を容易に行うので、
複数のパラメータ51を直接交換することができ、受信
先でパラメータ51を推定する従来方法と比べて、確実
なパラメータ51を指定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線信号
を各種装置に伝送して、複数の機器間でローカルエリア
ネットワーク(LAN)を構成する場合に適用して好適
な無線伝送方法、無線伝送装置および無線伝送システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、さまざまなデジタル情報を伝送す
るために、IEEE1394−1995フォーマットで
規定された高速シリアルバスを利用して情報を伝送する
無線伝送方法が一般的になりつつある。
【0003】最近、IEEE1394−1995フォー
マットで規定された高速シリアルバスを流れる情報を無
線伝送する方法が、ワイヤレス1394フォーマットと
して考えられている。
【0004】このほど、このワイヤレス1394フォー
マットの基本的なフォーマットがまとまり、非同期(ア
シンクロナス:Asynchronous)伝送と、等
時(アイソクロナス:Isochronous)伝送を
時分割多重して伝送する方法や、伝送装置(通信局)の
管理方法などについての概略がまとめられた。
【0005】このワイヤレス1394フォーマットで
は、各無線伝送装置(ステーション)の間で、所定のS
SP周期毎に交換されるステーションシンクパケット
(SSP)を用いて、必要に応じて異なった接続リンク
情報を伝送に利用することが可能であると規定されてい
る。
【0006】このステーションシンクパケットを用いて
接続リンク情報を確認する方法は、特開平11−251
992号公報に記載されている方法に基づいており、こ
の方法によると無線ネットワーク上のステーションが、
各ステーションに割り当てられた所定の伝送位置におい
て、毎フレームごとに前フレーム周期に受信することが
できた他のステーションからのステーションシンクパケ
ットの受信電界強度などの情報を、相互に交換すること
によって接続性の確認を行う方法が規定されていた。
【0007】上述したステーションシンクパケットを用
いて接続リンク情報を確認する方法を適用することで、
所定のフレーム周期内での接続リンクの変化に即座に対
応した情報伝送を容易に行う方法を得ることができた。
【0008】また、ワイヤレス1394フォーマットの
標準化された方法においては、全てのステーションがこ
のステーションシンクパケットの送信を行うことのでき
る数フレームわたるSSP周期を規定し、この所定のS
SP周期にわたって収集された他局のステーションシン
クパケットのRSSI(Received Signa
l Strength Indicator:受信電
力)情報を、自局の送信位置にて報告する方法が規定さ
れていた。
【0009】このワイヤレス1394フォーマットの標
準化された方法を適用することで、所定のSSP周期単
位での接続リンクの変化に即座に対応した情報伝送を容
易に行う方法を得ることができた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からのス
テーションシンクパケットにおいては、他のステーショ
ンとの接続リンク情報のパラメータとして、RSSI情
報を用いていたため、他の伝送パラメータを含めた報告
を行うことが困難であるという不都合があった。
【0011】また、複数の変調方式および畳み込み符号
化率が用意された無線伝送システムにおいて、RSSI
情報から、実際に、どの変調方式および畳み込み符号化
率を用いた伝送が行えるのか判断することが容易ではな
いという不都合があった。
【0012】つまり、上述した不都合を解決するため
に、各ステーションにおいては、他のステーションとの
通信に利用が可能な、変調方式および畳み込み符号化率
の設定を、個別に通知する方法が必要になってしまうと
いう不都合があった。
【0013】これでは、実際の情報伝送を行う直前に、
これらのパラメータのネゴシエーション処理などが必要
となり、非同期伝送に適用した場合に、実際の情報伝送
まで時間がかかってしまい、非同期伝送の意味をなさな
くなってしまうという不都合があった。
【0014】また、帯域予約伝送を行う場合に、どの変
調方式および畳み込み符号化率を用いた伝送が行えるの
か判断することが容易ではないという不都合があった。
【0015】この場合にも、帯域予約伝送に利用するパ
ラメータの指定を行うための、ネゴシエーション処理な
どが必要となり、制御が複雑になるという不都合があっ
た。
【0016】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、各種の伝送パラメータを含めた報告を
行うことができる無線伝送方法、無線伝送装置および無
線伝送システムを提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】ここで、本発明の無線伝
送方法は、例えばワイヤレス1394フォーマットにお
いて利用することが想定されている、ステーションシン
クパケットを用いて、他の伝送装置に報告する内容とし
て、従来からのRSSI(受信電力)情報のみではな
く、必要に応じて、他のパラメータを用いて報告を行う
ものである。
【0018】また、本発明の無線伝送方法は、この他の
パラメータで報告を行う周期を、長く設定することで、
従来から用いていたパラメータの報告を妨げることな
く、しかも、別のパラメータの報告も行うものである。
【0019】これにより、周期的に他の伝送装置に報告
されるステーションシンクパケットを用いて、従来から
のRSSI(受信電力)情報に加えて、必要に応じて、
情報伝送に係るパラメータの交換を行うことができる。
【0020】また、本発明の無線伝送方法は、複数の変
調方式および畳み込み符号化率が用意されている無線伝
送システムにおいて、該当するステーションとのリンク
情報として、該当するステーションからの通信である自
局宛の受信に利用するものである。
【0021】これにより、交換されるパラメータとし
て、そのステーションにおいて情報受信が行える変調方
式および畳み込み符号化率の情報を報告することができ
る。
【0022】また、本発明の無線伝送方法は、複数の変
調方式および畳み込み符号化率が用意されている無線伝
送システムにおいて、該当するステーションとのリンク
情報として、そのステーションとの間の通信である自局
発の送信に利用するものである。
【0023】これにより、交換される別のパラメータと
して、そのステーションへの情報送信に利用する変調方
式および畳み込み符号化率の情報を報告することができ
る。
【0024】また、本発明の無線伝送方法は、そのステ
ーションとの間の通信である自局発の送信に利用するこ
とができる、送信電力の情報を報告するものである。
【0025】これにより、交換されるさらに別のパラメ
ータとして、そのステーションへの情報送信に利用する
送信電力の情報を報告することができる。
【0026】また、本発明の無線伝送装置は、受信した
ステーションシンク情報の中から、複数のパラメータを
抽出する情報抽出機能を備えたものである。
【0027】これにより、その受信したパラメータ情報
の中から情報伝送に用いるパラメータを抽出して、これ
をフィードバックして送信することができる。
【0028】また、本発明の無線伝送装置は、受信した
ステーションシンク情報の中から、複数のパラメータを
抽出する情報抽出機能と、その抽出したパラメータを格
納しておく機能を備えたものである。
【0029】これにより、他の無線伝送装置と通信を行
う場合に、格納されたパラメータを参照して、伝送パラ
メータを設定することができる。
【0030】また、本発明の無線伝送システムは、互い
に他の伝送装置に報告する内容として、従来からのRS
SI(受信電力)情報のみではなく、必要に応じて、他
のパラメータを用いて報告を行うものである。
【0031】これにより、周期的に他の伝送装置に報告
されるステーションシンクパケットを用いて、従来から
のRSSI(受信電力)情報に加えて、必要に応じて、
情報伝送に係るパラメータの交換を行うシステムを得る
ことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本実施の形態の無線伝送方法は、
周期的に到来する管理情報を用いて、伝送に利用するパ
ラメータ(受信レート情報や利用レート情報など)を多
重化して他の伝送装置に報告し、このパラメータを同期
伝送の初期パラメータや、帯域予約伝送の予約パラメー
タとして利用するものである。
【0033】以下に、本実施の形態を説明する。図1は
本実施の形態の無線伝送方法が適用されるネットワーク
システムの構成例を示す図である。
【0034】例えば、図1に示すように、無線伝送装置
11にはケーブル等を介してパーソナルコンピュータ1
およびプリンタ出力装置2が有線接続される。また、無
線伝送装置12には同様にケーブル等を介してVTR
(ビデオテープレコーダ)3が有線接続される。また、
無線伝送装置13には同様にケーブル等を介してカメラ
一体型VTR4が優先接続される。また、無線伝送装置
14には同様にしてケーブル等を介してゲーム機器5が
有線接続される。また、無線伝送装置15には同様にし
てケーブル等を介してセットトップボックス6が有線接
続される。また、無線伝送装置16には同様にしてケー
ブル等を介してテレビジョン受像機7が有線接続され
る。また、無線伝送装置17には同様にしてケーブル等
を介して電話機器8が有線接続される。このようにし
て、各機器が各無線伝送装置に接続され、各無線伝送装
置がネットワーク10を構成している。
【0035】ここでは、無線伝送装置11〜無線伝送装
置17までが、通信局#1〜通信局#7まで、それぞれ
対応して、無線ネットワーク10が形成されている。
【0036】なお、ネットワーク10の中心に存在し
て、他の無線伝送装置の全てとの通信が可能となる、無
線伝送装置14が、便宜上、無線ネットワーク10の制
御局となり、この制御局がフレーム周期を規定して、他
の通信局に所定のアクセス制御信号を送付したり、帯域
予約情報を管理したりする構成が取られている。
【0037】図2は、各通信局を構成する無線伝送装置
11〜17の構成例を示す図である。ここでは、各無線
伝送装置11〜17は基本的に共通の構成とされ、送信
および受信を行うアンテナ21と、このアンテナ21に
接続されて無線送信処理および無線受信処理を行う無線
送受信処理部22を備えて、他の無線伝送装置との間の
無線伝送ができる構成としている。
【0038】この場合、本例の無線送受信処理部22で
送信および受信が行われる伝送方式としては、例えばO
FDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex:直交周波数分
割多重)方式と称されるマルチキャリア信号による伝送
方式を適用し、送信および受信に使用する周波数として
は、例えば非常に高い周波数帯域(例えば5GHz帯)
が使用される。
【0039】また、本例の場合には、送信出力について
は、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する
場合、数m〜数十m程度までの比較的短い距離の無線伝
送ができる程度の出力としてあるが、必要に応じて調整
される構成を採っても良い。
【0040】そして、無線送受信処理部22で受信した
信号のデータ変換や、及び無線送受信処理部22で送信
する信号のデータ変換を行うデータ変換部23を備え
る。
【0041】このデータ変換部23で変換されたデータ
を、インターフェース部24を介して、接続される機器
28に供給すると共に、接続される機器28から供給さ
れるデータを、インターフェース部24を介してデータ
変換部23に供給して変換処理できる構成としてある。
【0042】ここでは、無線伝送装置のインターフェー
ス部24の外部インターフェースとして、例えば、IE
EE1394フォーマットのような高速シリアルバス2
7を経由して、接続される機器28に対して、音声や映
像情報、あるいは各種データ情報の送受信を行うことが
できる構成としてある。
【0043】あるいは、接続される機器28の本体内部
に、これら無線伝送装置を内蔵させるように構成させて
も良い。
【0044】また、各無線伝送装置内の各部は、マイク
ロコンピュータなどで構成された制御部25の制御に基
づいて処理を実行する構成としてある。
【0045】この場合、各無線伝送装置の無線送受信処
理部22で受信した信号が、管理領域の信号である場合
は、その受信した信号を、データ変換部23を介して制
御部25に供給して、制御部25がその受信した各情報
で示される状態に各部を設定する構成としてある。
【0046】さらに、制御部25には内部メモリー26
が接続してあり、その内部メモリー26に、通信制御に
必要なデータや、ネットワークを構成する通信局数、ス
テーションシンクを送信する順番、帯域予約数など、無
線ネットワークと無線伝送路の利用方法の情報、などを
一時記憶させる構成としてある。
【0047】さらに、ネットワークの制御局14となる
無線伝送装置では、制御部25から所定のフレーム周期
で該当ネットワークの後述するフレームスタート(F
S)信号が、データ変換部23を介して、無線送受信処
理部22に供給されて無線送信される構成としてある。
【0048】また、ネットワークの制御局以外の通信局
である伝送装置11〜13、15〜17では、受信した
信号がフレームスタート(FS)信号である場合には、
その受信した信号を、データ変換部23を介して制御部
25に供給して、その同期信号の受信のタイミングを制
御部25が判断して、その同期信号に基づいたフレーム
周期を設定して、そのフレーム周期で通信制御処理を実
行する構成としてある。
【0049】全てのステーションでは、同期信号に連動
して、後述するSSP(ステーションシンクパケット)
の領域を設定する。ここで自局が送信するSSPの領域
以外では、そのタイミングでステーションシンク信号の
受信を行い、その受信した信号を、データ変換部23を
介して制御部25に供給して、後述するステーションシ
ンク信号の種類(タイプ:1〜3)を識別することがで
きる構成としてある。
【0050】また、自局が送信するステーションシンク
信号は、制御部25から、所定のSSP周期で送信する
信号の種類(タイプ:1〜3)を、その都度選択して、
自局が送信するSSPの領域において、データ変換部2
3を介して、無線送受信処理部22に供給されて無線送
信される構成としてある。
【0051】図3は、本実施の形態による無線伝送フレ
ーム構成例を示す図である。ここでは、便宜的にフレー
ムを規定して示しているが、このようなフレーム構造を
取る必要は必ずしもない。図中、無線伝送路30におい
て、一定の伝送フレーム周期31毎に到来する伝送フレ
ームが規定されて、この中に管理情報伝送領域32と情
報伝送領域33が設けられていることを表している。
【0052】このフレームの先頭にはフレーム同期やネ
ットワーク共通情報の報知のための下り管理情報伝送区
間34(フレームスタート(FS:Frame Sta
rt))が配置され、これに続いて、必要に応じて時間
情報補正伝送区間35(サイクルレポート(CR:Cy
cle Report))が配置され、さらに、局同期
信号送受区間36(ステーションシンク(SS:Sta
tion Sync))が配置されている。
【0053】下り管理情報伝送区間(FS)は、ネット
ワークで共有する必要のある情報を、制御局から送信す
るために利用され、固定長領域と可変長領域とから成り
立っている。
【0054】固定長領域では、可変長領域の長さを特定
するために、局同期信号送受区間(SS)で送信される
通信局の数の指定や、帯域予約伝送領域(RSV)の数
の指定が行われて、その可変長領域で、局同期送受区間
(SS)で送信される通信局の指定や、帯域予約伝送領
域(RSV)の指定が行われる構造になっている。
【0055】この局同期信号送受区間(SS)は、所定
の長さを有しており、ネットワークを構成する各通信局
に対して、下り管理情報によって、送信する通信局があ
る程度の周期を持ってそれぞれ割り当てられる構成が考
えられている。
【0056】例えば、この局同期信号送受区間(SS)
のうち、自局の送信部分以外の全てを受信することで、
自局の周辺に存在する通信局との間の接続リンク状態の
把握を行うことができる。
【0057】さらに、次の自局が局同期信号送受区間
(SS)で送信する情報の中に、この接続リンク状況を
報告し合うことで、ネットワークの接続状況を各通信局
で、それぞれ把握させることができる構成としてある。
【0058】情報伝送領域33は、必要に応じて設定さ
れる帯域予約伝送領域(RSV:Reserve)37
と、制御局が伝送制御を行う集中管理の非同期伝送領域
(ASY:Asynchronous)38と、制御局
が伝送制御を行わず他の無線システムなどで使用を許容
する未使用領域(NUA:Not Using Are
a)39によって構成されている。
【0059】つまり、帯域予約伝送(RSV)37や、
未使用領域(NUA)39の必要がなければ、情報伝送
領域33のすべてを集中管理の非同期伝送領域(AS
Y)38として伝送することができる。
【0060】このようなフレーム構造を採ることによっ
て、帯域予約伝送領域(RSV)37では、例えばIE
EE1394フォーマットによって規定されるアイソク
ロナス(Isochronous)伝送が行われて、非
同期伝送領域(ASY)38では、非同期(Async
hronous)伝送などが行える構成とすると好適で
ある。
【0061】図4は、SSP周期の構成例として、SS
P周期とSSPカウンタの関係を示す図である。ここで
は、SSP周期41を伝送フレーム周期42に対して4
フレームとして、SSPカウンタ43=0から、SSP
カウンタ44=1、SSPカウンタ45=2、SSPカ
ウンタ46=3までの値をとることを表している。
【0062】なお、この場合、SSP数=4であれば、
1フレームのステーションシンク(SS)領域を利用で
きるステーション数は「4ステーション」となるので、
SSP周期:4であれば、最大で16ステーションの、
ステーションシンクパケット(SSP)の交換を行うこ
とができる構成になっている。
【0063】図5は、ステーションシンクパケット(S
SP)に載せるパラメータ情報の一覧を示した図であ
る。以下に示すように、パラメータ情報は4種類を用意
する構成としてある。ここでは、(1)タイプ1とし
て、パラメータの種類51は従来からのRSSI情報で
あり、情報の方向52は受信であり、情報の内容53は
周辺局のSSPを自局で受信ができた電界強度の平均情
報である。
【0064】また、(2)タイプ2として、パラメータ
の種類51は受信レート情報であり、情報の方向52は
受信であり、情報の内容53は周辺局からの伝送に、自
局での受信ができた変調レート情報である。
【0065】また、(3)タイプ3として、パラメータ
の種類51は利用レート情報であり、情報の方向52は
送信であり、情報の内容53は、周辺局に対して、自局
が送信しようとしている変調レート情報である。
【0066】また、(4)タイプ4として、パラメータ
の種類51は送信出力情報であり、情報の方向52は送
信であり、情報の内容53は、周辺局に対して、自局が
送信できる(している)送信出力情報である。
【0067】なお、このパラメータの種類は、不必要で
あれば削除されても良く、また、必要に応じて追加され
ても良い。
【0068】図6は、SSP周期毎に、それぞれのパラ
メータを多重化して通知を行う方法を表した図である。
図中、最初のSSP周期(N)61では、(1)RSS
I情報62が通知され、次のSSP周期(N+1)61
−1では、(2)受信レート情報63が通知され、次の
SSP周期(N+2)61−2では、(3)利用レート
情報64が通知され、次のSSP周期(N+3)61−
3では、(4)送信出力情報65が通知され、次のSS
P周期(N+4)61−4では、最初に戻って(1)R
SSI情報66が通知される構成を表している。
【0069】図7は、長い周期毎に、それぞれのパラメ
ータを多重化して通知を行う方法を表した図である。図
中、最初のSSP周期(J)71では、(2)受信レー
ト情報75が通知され、以降のSSP周期(J+1)7
1−1より、(1)RSSI情報76が通知され、任意
の時間経過後のSSP周期(K)72では、(3)利用
レート情報77が通知され、以降のSSP周期(K+
1)72−1より、(1)RSSI情報78が通知さ
れ、任意の時間経過後のSSP周期(L)73では、
(4)送信出力情報79が通知され、以降のSSP周期
(L+1)73−1より、(1)RSSI情報80が通
知され、任意の時間経過後のSSP周期(M)74で
は、最初に戻って(2)受信レート情報81が通知さ
れ、以降のSSP周期(M+1)74−1より、(1)
RSSI情報82が通知される構成を表している。
【0070】図8は、SSP周期の中に、任意のパラメ
ータを多重化して通知を行う方法を表した図である。図
中、最初のSSP周期(N)91の中で、必要に応じ
て、各ステーション毎に、(1)RSSI情報、(2)
受信レート情報、(3)利用レート情報、または(4)
送信出力情報が混在92して通知される構成を表してい
る。
【0071】さらに、以降のSSP周期(N+1)91
−1〜SSP周期(N+4)91−4の中で、必要に応
じて、各ステーション毎に、(1)RSSI情報、
(2)受信レート情報、(3)利用レート情報、または
(4)送信出力情報が混在93〜96して通知される構
成を表している。
【0072】図9は、フレームスタートパケットの構成
例を示す図である。このフレームスタートパケット(F
SP)は、図3に示した下り管理情報伝送区間(FS)
34において、ネットワークの制御局から、ネットワー
ク上の全ステーションに対して送信される情報である。
【0073】このパケット構成としては、このフレーム
の開始時間を示すサイクルタイム101−1、このネッ
トワークを識別するネットワークID101−2、この
パケットに含まれている情報を一斉に更新するまでのタ
イミングを示すアップデートタイマ101−3、SSP
に含まれる情報の順番を示すSSPカウンタ101−
4、SSPの送信周期を示すSSP周期101−5、フ
レーム内に存在するSSPの数を示すSSP数101−
6がある。
【0074】また、このパケット構成としては、現在の
帯域予約情報数を示すスロット情報サイズ102−1、
フレームの終了位置を示すフレーム終了ポインタ102
−2、任意の情報数を示す可変長フレーム用情報サイズ
102−3、および誤り検出のためのCRC(Cycl
ic Redundancy Check)102−4
によって、固定長の情報として配置される。
【0075】また、このパケット構成としては、これ
に、SSP数に応じて可変長となるステーション情報
(#1)103−1、ステーション情報(#2)103
−2、ステーション情報(#3)103−3、ステーシ
ョン情報(#4)103−4が配置される。
【0076】また、このパケット構成としては、さら
に、スロット数に応じて可変長となるスロット情報(#
1)104−1、スロット情報(#2)104−2、お
よび誤り検出のためのCRC104−3が配置される。
【0077】図10は、RSSI情報を報告するステー
ションシンクパケットの構成例を示す図である。このス
テーションシンクパケット(SSP)は、図3に示した
局同期信号送受区間(SS)36において、FSPのス
テーション情報にて指定を受けたステーションが、制御
局や周辺の通信局に対して送信する情報である。
【0078】このパケットの構成としては、RSSI情
報であるSSPの種類を示すタイプ1(110)と、制
御局に対して休眠状態に入ることを通知するスリープモ
ード申請111と、アクセス制御権の優先順位の指定を
行うプライオリティ112と、このステーションの情報
処理能力を表す能力113と、これに、他のステーショ
ンとの接続リンク情報を表すRSSI(#1)114、
RSSI(#2)115、RSSI(#3)116、R
SSI(#4)117および誤り検出のためのCRC1
18が配置される。
【0079】図11は、受信レート情報を報告するステ
ーションシンクパケットの構成例を示す図である。この
ステーションシンクパケット(SSP)は、図3に示し
た局同期信号送受区間(SS)36において、FSPの
ステーション情報にて指定を受けたステーションが、制
御局や周辺の通信局に対して送信する情報である。
【0080】このパケットの構成としては、受信レート
情報であるSSPの種類を示すタイプ2(120)と、
制御局に対して休眠状態に入ることを通知するスリープ
モード申請121と、アクセス制御権の優先順位の指定
を行うプライオリティ122と、このステーションの情
報処理能力を表す能力123と、これに、他のステーシ
ョンとの接続リンク情報を表すRxRate(1)12
4、RxRate(2)125、RxRate(3)1
26、RxRate(4)127および誤り検出のため
のCRC128が配置される。
【0081】図12は、送信(利用)レート情報を報告
するステーションシンクパケットの構成例を示す図であ
る。このステーションシンクパケット(SSP)は、図
3に示した局同期信号送受区間(SS)36において、
FSPのステーション情報にて指定を受けたステーショ
ンが、制御局や周辺の通信局に対して送信する情報であ
る。
【0082】このパケットの構成としては、送信レート
情報であるSSPの種類を示すタイプ3(130)と、
制御局に対して休眠状態に入ることを通知するスリープ
モード申請131と、アクセス制御権の優先順位の指定
を行うプライオリティ132と、このステーションの情
報処理能力を表す能力133と、これに、他のステーシ
ョンとの接続リンク情報を表すTxRate(1)13
4、TxRate(2)135、TxRate(3)1
36、TxRate(4)137および誤り検出のため
のCRC138が配置される。
【0083】図13は、送信出力情報を報告するステー
ションシンクパケットの構成例を示す図である。このス
テーションシンクパケット(SSP)は、図3に示した
局同期信号送受区間(SS)36において、FSPのス
テーション情報にて指定を受けたステーションが、制御
局や周辺の通信局に対して送信する情報である。
【0084】このパケットの構成としては、送信出力情
報であるSSPの種類を示すタイプ4(140)と、制
御局に対して休眠状態に入ることを通知するスリープモ
ード申請141と、アクセス制御権の優先順位の指定を
行うプライオリティ142と、このステーションの情報
処理能力を表す能力143と、これに、他のステーショ
ンとの接続リンク情報を表すAPC(Auto Pow
er Contorol)(#1)144、APC(#
2)145、APC(#3)146、APC(#4)1
47および誤り検出のためのCRC148が配置され
る。
【0085】図14は、制御局によるフレームスタート
パケット(FSP)の送信処理動作のフローチャートで
ある。図中、制御局は所定のフレーム周期毎に、ネット
ワーク管理情報として、ステップS1にて、SSP周期
の設定を行い、ステップS2にて該当するフレームのS
SPカウンタの設定を行い、ステップS3にて該当する
フレームのSSP領域で送信を行うステーションを指定
するためにステーション情報の設定を行い、ステップS
4にてそれらのパラメータの記載されたフレームスター
トパケット(FSP)の送信を行う。
【0086】図15は、制御局以外の通信局によるフレ
ームスタートパケット(FSP)の受信処理の動作を表
したフローチャートである。図中、所定のフレーム周期
毎に制御局から送られてくるフレームスタートパケット
を受信し、ステップS11にてフレームスタートパケッ
ト(FSP)が正常に受信できたか否かの判断を行う。
【0087】ステップS11においてFSPを正常に受
信できた場合には、ステップS12にてパケットに記載
されているSSP周期の設定を行い、ステップS13に
て該当するフレームのSSPカウンタの設定を行い、ス
テップS14にて該当するフレームのステーション情報
を獲得して、そのSSPカウンタで送信されるステーシ
ョン情報を記憶して、ステップS17に移行する。
【0088】ステップS11においてFSPを正常に受
信できなかった場合には、ステップS15にてそのフレ
ームにおけるSSPカウンタの値を推定して、ステップ
S16にてそのSSPカウンタの設定値に相当するフレ
ームで送信されるステーション情報を読み出す。
【0089】そして、最後に、ステップS17にて、ス
テーションシンク領域で送信されるステーションの特定
を行う。
【0090】図16は、全ての通信局によるステーショ
ンシンクパケット(SSP)の受信処理の動作を表した
フローチャートである。まず、ステーションシンク領域
において、所定のステーションから送られてくるステー
ションシンクパケットを受信し、ステップS21にてス
テーションシンクパケット(SSP)が正常に受信でき
たか否かの判断を行う。このとき、SSPを正常に受信
できた場合には、パケットに記載されている上述したS
SPのタイプを確認する。
【0091】ステップS22にてSSPがタイプ1であ
れば、ステップS23にてRSSI情報を獲得して相手
先ステーション毎にその情報を記憶する。
【0092】ステップS22においてSSPがタイプ1
でないとき、ステップS24にてSSPがタイプ2であ
れば、ステップS25にて受信レート情報を獲得して相
手先ステーション毎にその情報を記憶する。
【0093】ステップS24においてSSPがタイプ2
でないとき、ステップS26にてSSPがタイプ3であ
れば、ステップS27にて利用レート情報を獲得して相
手先ステーション毎にその情報を記憶する。
【0094】ステップS26においてSSPがタイプ3
でないとき、ステップS28にてSSPがタイプ4であ
れば、ステップS29にて送信出力情報を獲得して相手
先ステーション毎にその情報を記憶する。
【0095】ステップS21においてSSPを正常に受
信できなかった場合には、ステップS30にて受信不可
能であったことを記憶する構成となっている。
【0096】図17は、全ての通信局によるステーショ
ンシンクパケット(SSP)の送信処理の動作を表した
フローチャートである。まず、ステップS31にて、ス
テーションシンク領域において、送信するステーション
シンクパケット(SSP)の種類(SSPタイプ)を設
定する。ここでは、任意のタイミングで各種の情報を送
信することを想定する。
【0097】ステップS32にてSSPがタイプ2であ
れば、ステップS33にて過去に受信が可能であったレ
ート情報を獲得して、ステップS34にて他の通信局と
の間の受信レート情報を構築して、自局の受信レート情
報の設定を行う。
【0098】ステップS32においてSSPがタイプ2
でないとき、ステップS35にてSSPがタイプ3であ
れば、ステップS36にて相手先受信レート情報を獲得
して、ステップS37にて他の通信局との間の利用レー
ト情報を構築して、自局の利用レート情報の設定を行
う。
【0099】ステップS35においてSSPがタイプ3
でないとき、ステップS38にてSSPがタイプ4であ
れば、ステップS39にて他の通信局に対する送信出力
情報の設定状況を確認し、自局の送信出力情報の設定を
行う。
【0100】ステップS38においてSSPがタイプ4
でないとき、ステップS40にて従来通り、SSP周期
で受信することができた他の通信局のRSSI情報か
ら、自局でのRSSI情報の設定を行う構成となってい
る。
【0101】図18は、各ステーションにおける非同期
伝送処理の動作を表したフローチャートである。まず、
ステップS41にて、該当する非同期情報の受信先ステ
ーションの設定を行う。
【0102】ステップS42にて、利用レート情報を獲
得し、そのステーションとの間で利用可能な最も高速の
伝送レートとなる変調方式や畳み込み符号化率などを算
出する。
【0103】さらに、ステップS43にて、その伝送レ
ートを、初期伝送パラメータとして指定する構成となっ
ている。
【0104】図19は、各ステーションにおける帯域予
約伝送の帯域予約伝送処理の動作を表したフローチャー
トである。まず、ステップS51にて、該当する帯域予
約伝送の送信元ステーションと受信先ステーションの設
定を行う。
【0105】そして、ステップS52にて、利用レート
情報を獲得し、そのステーション間で利用可能な最も高
速の伝送レートとなる変調方式や畳み込み符号化率など
を算出する。
【0106】さらに、ステップS53にて、その伝送レ
ートから、帯域予約伝送のパラメータを決定し、帯域予
約量などを算出する構成となっている。
【0107】なお、上述した本実施の形態はワイヤレス
1394に適用される例を示したが、これに限らず、他
の無線ネットワークにも適用されることはいうまでもな
い。
【0108】
【発明の効果】本発明の無線伝送方法によれば、無線ネ
ットワークに存在する他の通信局との間の接続リンク状
態の報告を、複数のパラメータの交換を持って行うこと
によって、無線伝送にかかる伝送パラメータとなる変調
方式や畳み込み符号化率などの設定を容易に行うので、
複数のパラメータを直接交換することができ、受信先で
パラメータを推定する従来方法と比べて、確実なパラメ
ータを指定することができるという効果を奏する。
【0109】また、本発明の無線伝送方法によれば、複
数のパラメータを、従来からのパラメータに混ぜて報告
することによって、従来の受信電力情報の報告を著しく
妨げることなく、伝送に必要となる各種のパラメータの
通知とを容易に行うので、これにより、少ない情報ビッ
ト数しか用意されていないステーションシンクパケット
を利用しても、異なった複数のパラメータの通知を行う
ことができるという効果を奏する。
【0110】また、本発明の無線伝送方法によれば、あ
る通信局において、自局が周辺局との情報伝送に利用す
る変調方式および畳み込み符号化率の情報を報告するこ
とにより、片方向だけに接続リンクが存在する場合に、
自局から見えない相手側通信局へ伝送パラメータの通知
を行うことができ、さらに、最適な中継伝送先を指定す
る際の、選択基準として利用することができるという効
果を奏する。
【0111】また、本発明の無線伝送方法によれば、そ
のステーションへの情報送信に利用する送信電力の情報
を報告することにより、例えば帯域予約伝送時に最適な
送信電力による通信を行うことができるので、複雑なパ
ラメータの交換を行わずに、省電力化を図ることができ
るという効果を奏する。
【0112】また、本発明の無線伝送装置によれば、受
信したステーションシンク情報の中から、複数のパラメ
ータを抽出して、必要に応じてそのパラメータ情報をフ
ィードバック送信することにより、常時、それらの伝送
にかかるパラメータの監視を行うことができ、これによ
り、非同期伝送や帯域予約伝送に先立ち所定のネゴシエ
ーション動作を不要とすることができるという効果を奏
する。
【0113】また、本発明の無線伝送装置によれば、受
信したステーションシンク情報の中から、複数のパラメ
ータを抽出し、その抽出したパラメータを格納してお
き、他の無線伝送装置と通信を行う場合に、そのパラメ
ータを参照して、伝送パラメータを設定することがで
き、これにより、非同期伝送の初期パラメータの指定
や、帯域予約伝送に利用されるパラメータの決定を、容
易に行うことができるという効果を奏する。
【0114】また、本発明の無線伝送システムによれ
ば、互いに他の伝送装置に報告する内容として、従来か
らのRSSI(受信電力)情報のみではなく、必要に応
じて、他のパラメータを用いて報告を行うので、これに
より、周期的に他の伝送装置に報告されるステーション
シンクパケットを用いて、従来からのRSSI(受信電
力)情報に加えて、必要に応じて、情報伝送に係るパラ
メータの交換を行うシステムを得ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の伝送制御方法が適用される無線
ネットワーク構成例を示す図である。
【図2】各通信局を構成する無線伝送装置の構成例を示
す図である。
【図3】無線伝送フレーム構成例を示す図である。
【図4】SSP周期の構成例を示す図である。
【図5】SSPに載せるパラメータの一覧を示す図であ
る。
【図6】SSP周期毎にパラメータを多重化した情報通
知方法を示す図である。
【図7】長い周期毎にパラメータを多重化した情報通知
方法を示す図である。
【図8】任意にパラメータを多重化した情報通知方法を
示す図である。
【図9】フレームスタートパケット(FSP)の構成例
を示す図である。
【図10】RSSI情報のステーションシンクパケット
の構成例を示す図である。
【図11】受信レート情報のステーションシンクパケッ
トの構成例を示す図である。
【図12】利用レート情報のステーションシンクパケッ
トの構成例を示す図である。
【図13】送信出力情報のステーションシンクパケット
の構成例を示す図である。
【図14】FSP送信処理の動作を示すフローチャート
である。
【図15】FSP受信処理の動作を示すフローチャート
である。
【図16】SSP受信処理の動作を示すフローチャート
である。
【図17】SSP送信処理の動作を示すフローチャート
である。
【図18】非同期伝送処理の動作を示すフローチャート
である。
【図19】帯域予約伝送処理の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11,12,13,14,15,16,17……無線伝
送装置、10……無線ネットワーク、21……アンテ
ナ、22……無線送受信処理部、23……データ変換
部、24……外部インターフェース部、25……制御
部、26……内部メモリー、27……シリアルバス、2
8……接続される機器、51……パラメータ種類、52
……情報の方向、53……情報の内容、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線伝送装置を用いて無線ネット
    ワークを構築し、該当するネットワーク内に存在する通
    信局との間の通信に用いることができる所定の情報の報
    告を行う無線伝送方法において、 任意のタイミングで、ある通信局が他の通信局から受信
    することができた受信に関する接続リンク状態の報告、
    またはある通信局が他の通信局への送信に利用する送信
    に関する接続リンク状態の報告を行うことを特徴とする
    無線伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記受信に関する接続リンク状態の情報は、ある通信局
    が他の通信局から受信することができた変調方式および
    畳み込み符号化率であることを特徴とする無線伝送方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記送信に関する接続リンク状態の情報は、ある通信局
    が他の通信局への送信に利用する変調方式および畳み込
    み符号化率であることを特徴とする無線伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記送信に関する接続リンク状態の情報は、ある通信局
    が他の通信局への送信に利用する送信電力であることを
    特徴とする無線伝送方法。
  5. 【請求項5】 複数の無線伝送装置を用いて無線ネット
    ワークを構築し、該当するネットワーク内に存在する通
    信局との間の通信に用いることができる所定の情報の報
    告を行う無線伝送装置において、 他の通信局から周期的に報告される所定のステーション
    シンク情報を受信する受信手段と、 受信した上記ステーションシンク情報の中から、複数の
    接続リンク状態の情報を抽出する情報抽出手段と、 抽出した上記接続リンク情報を用いてステーションシン
    ク情報を構築して、上記ステーションシンク情報を他の
    通信局に周期的に送信する送信手段とを備えたことを特
    徴とする無線伝送装置。
  6. 【請求項6】 複数の無線伝送装置を用いて無線ネット
    ワークを構築し、該当するネットワーク内に存在する通
    信局との間の通信に用いることができる所定の情報の報
    告を行う無線伝送装置において、 他の通信局から周期的に報告される所定のステーション
    シンク情報を受信すると共に、上記ステーションシンク
    情報を他の通信局に送信する送受信手段と、 受信した上記ステーションシンク情報の中から、複数の
    接続リンク状態の情報を抽出する情報抽出手段と、 抽出した上記接続リンク情報を格納する情報記憶手段
    と、 他の通信局と通信を行うときに、格納された上記接続リ
    ンク情報を参照し、上記通信のために任意に接続リンク
    情報を設定する設定手段とを備えたことを特徴とする無
    線伝送装置。
  7. 【請求項7】 複数の無線伝送装置を用いて無線ネット
    ワークを構築し、該当するネットワーク内に存在する通
    信局との間の通信に用いることができる所定の情報の報
    告を行う無線伝送システムにおいて、 他の通信局から受信することができた受信に関する接続
    リンク状態の報告を行いまたは他の通信局への送信に利
    用する送信に関する接続リンク状態の報告を行うある通
    信局と、 ある通信局へ上記受信に関する接続リンク情報の送信を
    行いまたはある通信局からの上記送信に関する接続リン
    ク情報の受信を行う他の通信局とを備えたことを特徴と
    する無線伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006114855A1 (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 送信局、受信局および無線通信方法
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