JP2002111267A - 基板冷却装置 - Google Patents
基板冷却装置Info
- Publication number
- JP2002111267A JP2002111267A JP2000292954A JP2000292954A JP2002111267A JP 2002111267 A JP2002111267 A JP 2002111267A JP 2000292954 A JP2000292954 A JP 2000292954A JP 2000292954 A JP2000292954 A JP 2000292954A JP 2002111267 A JP2002111267 A JP 2002111267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- pack
- water
- cooling medium
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/20—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
- H05K7/20218—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a liquid coolant without phase change in electronic enclosures
- H05K7/20272—Accessories for moving fluid, for expanding fluid, for connecting fluid conduits, for distributing fluid, for removing gas or for preventing leakage, e.g. pumps, tanks or manifolds
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/2851—Testing of integrated circuits [IC]
- G01R31/2855—Environmental, reliability or burn-in testing
- G01R31/2872—Environmental, reliability or burn-in testing related to electrical or environmental aspects, e.g. temperature, humidity, vibration, nuclear radiation
- G01R31/2874—Environmental, reliability or burn-in testing related to electrical or environmental aspects, e.g. temperature, humidity, vibration, nuclear radiation related to temperature
- G01R31/2877—Environmental, reliability or burn-in testing related to electrical or environmental aspects, e.g. temperature, humidity, vibration, nuclear radiation related to temperature related to cooling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/46—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
- H01L23/473—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing liquids
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水冷パックの膨張及び収縮を容易にする。
【解決手段】 水冷パック10の上流側に三方向弁5、
下流側に逆止弁6を設け、水冷パック10の冷却媒体1
5を吸引排出可能に第2分岐管42をポンプ8に接続し
て基板冷却装置30を構成した。水冷パック10の上下
流を閉鎖してポンプ8により水冷パック10から冷却媒
体15を強制的に排出する。
下流側に逆止弁6を設け、水冷パック10の冷却媒体1
5を吸引排出可能に第2分岐管42をポンプ8に接続し
て基板冷却装置30を構成した。水冷パック10の上下
流を閉鎖してポンプ8により水冷パック10から冷却媒
体15を強制的に排出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICテスタ等にお
いて回路基板を冷却するための基板冷却装置に関するも
のであり、特にその負圧発生配管構造に関するものであ
る。
いて回路基板を冷却するための基板冷却装置に関するも
のであり、特にその負圧発生配管構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のICテスタ用の基板冷却装置を図
2から図4により説明する。図2は従来のICテスタ用
の基板冷却装置であり、その冷却構造を示す図である。
図2に示すように基板冷却装置110は水冷ユニット1
00を有しており、該水冷ユニット100には冷却媒体
15(水など)を貯蔵自在なタンク4が内蔵されてい
る。タンク4には、該タンク4から冷却媒体15を送出
する配管20が接続されており、配管20の途中にはポ
ンプ8及び熱交換器7が接続されている。該配管20の
先端側は水冷ユニット100の外に出ており、複数の水
冷パック10(後述)に冷却媒体15を供給自在に接続
されている。
2から図4により説明する。図2は従来のICテスタ用
の基板冷却装置であり、その冷却構造を示す図である。
図2に示すように基板冷却装置110は水冷ユニット1
00を有しており、該水冷ユニット100には冷却媒体
15(水など)を貯蔵自在なタンク4が内蔵されてい
る。タンク4には、該タンク4から冷却媒体15を送出
する配管20が接続されており、配管20の途中にはポ
ンプ8及び熱交換器7が接続されている。該配管20の
先端側は水冷ユニット100の外に出ており、複数の水
冷パック10(後述)に冷却媒体15を供給自在に接続
されている。
【0003】前記水冷パック10には別の配管21が接
続され、該水冷パック10から冷却媒体15を流出す
る。配管21の先端側は水冷ユニット100の中に入っ
て冷却媒体15をタンク4に戻す。配管21の途中には
逆止弁6が設けられている。
続され、該水冷パック10から冷却媒体15を流出す
る。配管21の先端側は水冷ユニット100の中に入っ
て冷却媒体15をタンク4に戻す。配管21の途中には
逆止弁6が設けられている。
【0004】水冷ユニット100の外部にはICテスタ
のテストヘッド12が配置されており、テストヘッド1
2内には複数のプリント基板11(ピンカード)が平面
視放射状に立設されている。図3はプリント基板間に配
置された水冷パックを示した図である。上記各水冷パッ
ク10は、図3に示すように、2つのプリント基板11
間に配置される。水冷パック10は例えば、特開平07−
045763号公報に開示されているように、冷却体を可撓性
膜で形成し、前記冷却体内に冷却媒体を循環し前記冷却
媒体の圧力で前記可撓性膜を膨張させ、前記膨張した可
撓性膜をプリント基板の発熱体に接触押圧して、冷却し
ている。
のテストヘッド12が配置されており、テストヘッド1
2内には複数のプリント基板11(ピンカード)が平面
視放射状に立設されている。図3はプリント基板間に配
置された水冷パックを示した図である。上記各水冷パッ
ク10は、図3に示すように、2つのプリント基板11
間に配置される。水冷パック10は例えば、特開平07−
045763号公報に開示されているように、冷却体を可撓性
膜で形成し、前記冷却体内に冷却媒体を循環し前記冷却
媒体の圧力で前記可撓性膜を膨張させ、前記膨張した可
撓性膜をプリント基板の発熱体に接触押圧して、冷却し
ている。
【0005】次に、基板冷却装置110の動作を説明す
る。ポンプ8が駆動すると、タンク4に貯蔵されていた
冷却媒体15は配管20を介して熱交換器7に送られ
る。熱交換器7で冷却された冷却媒体15は、更に配管
20を介して各水冷パック10に供給される。図4は水
冷パックが膨張した状態を示す図である。供給された冷
却媒体15により、図4に示すように各水冷パック10
が膨張する。膨張した水冷パック10で接触押圧するこ
とによりプリント基板11が冷却される。各水冷パック
10の冷却媒体15は、更に配管21を介し逆止弁6を
通ってタンク4に戻される。以上のように冷却媒体15
が熱交換器7により冷却されながら循環するので、テス
トヘッド12内のプリント基板11を冷却できる。
る。ポンプ8が駆動すると、タンク4に貯蔵されていた
冷却媒体15は配管20を介して熱交換器7に送られ
る。熱交換器7で冷却された冷却媒体15は、更に配管
20を介して各水冷パック10に供給される。図4は水
冷パックが膨張した状態を示す図である。供給された冷
却媒体15により、図4に示すように各水冷パック10
が膨張する。膨張した水冷パック10で接触押圧するこ
とによりプリント基板11が冷却される。各水冷パック
10の冷却媒体15は、更に配管21を介し逆止弁6を
通ってタンク4に戻される。以上のように冷却媒体15
が熱交換器7により冷却されながら循環するので、テス
トヘッド12内のプリント基板11を冷却できる。
【0006】プリント基板11の冷却を終える場合やプ
リント基板を挿抜する場合はポンプ8を停止する。ポン
プ8を停止すると水冷パック10内の圧力が低下し、水
冷パック10は図3に示す初期の状態に収縮する。ま
た、タンク4の水位Ltは水冷パック10の水位Lpよ
りも水位差L分だけ低いので、ポンプ8を停止すると水
冷パック10内の冷却媒体15が自然とタンク4に戻る
ようになっている。水冷パック10の膨張がおさまれ
ば、図3のように、プリント基板11が挿抜できる状態
になる。
リント基板を挿抜する場合はポンプ8を停止する。ポン
プ8を停止すると水冷パック10内の圧力が低下し、水
冷パック10は図3に示す初期の状態に収縮する。ま
た、タンク4の水位Ltは水冷パック10の水位Lpよ
りも水位差L分だけ低いので、ポンプ8を停止すると水
冷パック10内の冷却媒体15が自然とタンク4に戻る
ようになっている。水冷パック10の膨張がおさまれ
ば、図3のように、プリント基板11が挿抜できる状態
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2のテス
トヘッド12は他の機器(例えば、プローバ)と接続す
る場合に、通常の設置位置より上昇させる場合がある。
この場合、図2のようにタンク4が水冷ユニット100
の下部に配置されているので、該タンク4と水冷パック
10の水位差Lは大きくなり、ポンプ8の能力が足りず
水冷パック10を膨張できないことがあった。
トヘッド12は他の機器(例えば、プローバ)と接続す
る場合に、通常の設置位置より上昇させる場合がある。
この場合、図2のようにタンク4が水冷ユニット100
の下部に配置されているので、該タンク4と水冷パック
10の水位差Lは大きくなり、ポンプ8の能力が足りず
水冷パック10を膨張できないことがあった。
【0008】しかし、ポンプ8の能力を補うためにタン
ク4を水冷ユニット100の上部に配置すると、タンク
4と水冷パック10の水位差Lが小さくなりすぎて、ポ
ンプ8を停止しても水冷パック10から配管21側に冷
却媒体15がスムーズに流れず、該水冷パック10の収
縮に支障を来たす。
ク4を水冷ユニット100の上部に配置すると、タンク
4と水冷パック10の水位差Lが小さくなりすぎて、ポ
ンプ8を停止しても水冷パック10から配管21側に冷
却媒体15がスムーズに流れず、該水冷パック10の収
縮に支障を来たす。
【0009】そこで本発明は、上記事情を鑑み、水冷パ
ックの膨張及び収縮が容易な基板冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
ックの膨張及び収縮が容易な基板冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明のうち請求項1は、冷却媒体(15)を貯蔵自
在な冷却媒体貯蔵手段(4)と、該冷却媒体貯蔵手段
(4)の冷却媒体(15)を圧送する圧送手段(8)
と、該圧送手段(8)から前記冷却媒体貯蔵手段(4)
まで冷却媒体(15)が循環する配管(20,21)
と、前記配管(20,21)の途中に介在し、冷却媒体
(15)の供給・排出により膨張・収縮自在な冷却パッ
ク(10)と、を備え、前記冷却パック(10)を膨張
させて回路基板(11)に接触し冷却する基板冷却装置
(30)であって、前記冷却パック(10)の上流側に
おいて、前記配管(20)を開閉自在な上流側開閉手段
(5)と、前記冷却パック(10)の下流側において、
前記配管(21)を開閉自在な下流側開閉手段(6)
と、前記上流側開閉手段(5)と前記下流側開閉手段
(6)との間から、前記冷却パック(10)の冷却媒体
(15)を吸引排出可能な吸引排出手段(8,42)
と、を有することを特徴とする基板冷却装置にある。
の本発明のうち請求項1は、冷却媒体(15)を貯蔵自
在な冷却媒体貯蔵手段(4)と、該冷却媒体貯蔵手段
(4)の冷却媒体(15)を圧送する圧送手段(8)
と、該圧送手段(8)から前記冷却媒体貯蔵手段(4)
まで冷却媒体(15)が循環する配管(20,21)
と、前記配管(20,21)の途中に介在し、冷却媒体
(15)の供給・排出により膨張・収縮自在な冷却パッ
ク(10)と、を備え、前記冷却パック(10)を膨張
させて回路基板(11)に接触し冷却する基板冷却装置
(30)であって、前記冷却パック(10)の上流側に
おいて、前記配管(20)を開閉自在な上流側開閉手段
(5)と、前記冷却パック(10)の下流側において、
前記配管(21)を開閉自在な下流側開閉手段(6)
と、前記上流側開閉手段(5)と前記下流側開閉手段
(6)との間から、前記冷却パック(10)の冷却媒体
(15)を吸引排出可能な吸引排出手段(8,42)
と、を有することを特徴とする基板冷却装置にある。
【0011】本発明のうち請求項2は、前記吸引排出手
段は、前記圧送手段を兼ねたポンプ(8)と、該ポンプ
(8)の吸引側と前記冷却パック側とを接続する第1の
接続配管(42)と、該第1の接続配管(42)を開閉
自在な接続配管開閉手段(9)と、を有することを特徴
とする請求項1記載の基板冷却装置にある。
段は、前記圧送手段を兼ねたポンプ(8)と、該ポンプ
(8)の吸引側と前記冷却パック側とを接続する第1の
接続配管(42)と、該第1の接続配管(42)を開閉
自在な接続配管開閉手段(9)と、を有することを特徴
とする請求項1記載の基板冷却装置にある。
【0012】本発明のうち請求項3は、前記上流側開閉
手段は三方向弁(5)であり、前記三方向弁(5)と前
記冷却媒体貯蔵手段(4)とを接続する第2の接続配管
(41)を設けた、ことを特徴とする請求項2記載の基
板冷却装置にある。
手段は三方向弁(5)であり、前記三方向弁(5)と前
記冷却媒体貯蔵手段(4)とを接続する第2の接続配管
(41)を設けた、ことを特徴とする請求項2記載の基
板冷却装置にある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明による基板冷却装置
の一例を示す模式図である。なお、図1に示す基板冷却
装置30は、「従来の技術」で説明した図2に示す基板
冷却装置110と共通部分が多い。基板冷却装置30の
うち基板冷却装置110との共通部分は同一の符号を付
して詳細な説明は割愛する。
の一例を示す模式図である。なお、図1に示す基板冷却
装置30は、「従来の技術」で説明した図2に示す基板
冷却装置110と共通部分が多い。基板冷却装置30の
うち基板冷却装置110との共通部分は同一の符号を付
して詳細な説明は割愛する。
【0014】配管20のうち熱交換器7と水冷パック1
0との途中には、ポートa,b,cをもつ三方向弁5が
設けられており、三方向弁5の第2ポートbにおいて第
1分岐管41がT字状に接続されている。第1分岐管4
1の先端側はタンク4に接続されている。更に、配管2
0のうち三方向弁5と水冷パック10との途中には分岐
部45が設けられており、該分岐部45において第2分
岐管42がT字状に接続されている。第2分岐管42の
先端側は前記ポンプ8の吸込側に接続されており、該第
2分岐管42の途中には電磁弁9が設けられている。
0との途中には、ポートa,b,cをもつ三方向弁5が
設けられており、三方向弁5の第2ポートbにおいて第
1分岐管41がT字状に接続されている。第1分岐管4
1の先端側はタンク4に接続されている。更に、配管2
0のうち三方向弁5と水冷パック10との途中には分岐
部45が設けられており、該分岐部45において第2分
岐管42がT字状に接続されている。第2分岐管42の
先端側は前記ポンプ8の吸込側に接続されており、該第
2分岐管42の途中には電磁弁9が設けられている。
【0015】なお、タンク4、三方向弁5、熱交換器
7、ポンプ8、電磁弁9等は水冷ユニット1に内蔵され
ており、タンク4は水冷ユニット1の比較的上部に配置
されている。
7、ポンプ8、電磁弁9等は水冷ユニット1に内蔵され
ており、タンク4は水冷ユニット1の比較的上部に配置
されている。
【0016】次に、図1の動作を説明する。先に、水冷
パック10の膨張時の動作を説明する。ポンプ8が稼働
すると、貯蔵水は熱交換器7に送られる。熱交換器7で
の冷却水は三方向弁5に送られる。三方向弁5の第1の
ポートaから流入した水は、第3のポートcから水冷パ
ック10に送られる。このとき、第2のポートbは閉じ
ている。水冷パック10の冷却媒体は逆止弁6を介して
タンク4に戻る。なお、第3のポートcから分岐した管
路は電磁弁9に接続しており、水冷パック10の膨張時
は電磁弁9は閉じている。
パック10の膨張時の動作を説明する。ポンプ8が稼働
すると、貯蔵水は熱交換器7に送られる。熱交換器7で
の冷却水は三方向弁5に送られる。三方向弁5の第1の
ポートaから流入した水は、第3のポートcから水冷パ
ック10に送られる。このとき、第2のポートbは閉じ
ている。水冷パック10の冷却媒体は逆止弁6を介して
タンク4に戻る。なお、第3のポートcから分岐した管
路は電磁弁9に接続しており、水冷パック10の膨張時
は電磁弁9は閉じている。
【0017】以上のように構成された基板冷却装置30
による動作を説明する。まず、ポンプ8の駆動によりタ
ンク4に貯蔵されていた冷却媒体15を、配管20によ
り熱交換器7を介して送出する。このとき三方向弁5
は、第1ポートaが開、第2ポートbが閉、第3ポート
cが開となっているので、冷却媒体15は配管20を介
して各水冷パック10に供給される。なお、電磁弁9は
閉鎖状態にしているので冷却媒体15は分岐部45から
第2分岐管42の方へは流れない。
による動作を説明する。まず、ポンプ8の駆動によりタ
ンク4に貯蔵されていた冷却媒体15を、配管20によ
り熱交換器7を介して送出する。このとき三方向弁5
は、第1ポートaが開、第2ポートbが閉、第3ポート
cが開となっているので、冷却媒体15は配管20を介
して各水冷パック10に供給される。なお、電磁弁9は
閉鎖状態にしているので冷却媒体15は分岐部45から
第2分岐管42の方へは流れない。
【0018】こうして各水冷パックは、供給された冷却
媒体15により膨張し、プリント基板11を接触押圧し
て冷却する。そして、各水冷パック10の冷却媒体15
は、配管21を介し逆止弁6を通ってタンク4に戻され
る。以上のように冷却媒体15が熱交換器7により冷却
されながら循環し、テストヘッド12内のプリント基板
11を冷却する。
媒体15により膨張し、プリント基板11を接触押圧し
て冷却する。そして、各水冷パック10の冷却媒体15
は、配管21を介し逆止弁6を通ってタンク4に戻され
る。以上のように冷却媒体15が熱交換器7により冷却
されながら循環し、テストヘッド12内のプリント基板
11を冷却する。
【0019】この際に、他の機器(例えば、プローバ)
と接続するためにテストヘッド12を通常の設置位置よ
り上昇させた場合、タンク4の水位Ltと水冷パック1
0の水位Lpとの水位差は大きくなる。しかし、もとも
とタンク4は水冷ユニット1の比較的上部に配置されて
いるので、上記水位差はポンプ8の能力が足りず水冷パ
ック10を膨張できない程には大きくならない。
と接続するためにテストヘッド12を通常の設置位置よ
り上昇させた場合、タンク4の水位Ltと水冷パック1
0の水位Lpとの水位差は大きくなる。しかし、もとも
とタンク4は水冷ユニット1の比較的上部に配置されて
いるので、上記水位差はポンプ8の能力が足りず水冷パ
ック10を膨張できない程には大きくならない。
【0020】プリント基板11の冷却を終える場合に
は、ポンプ8を続けて運転しておき、三方向弁5は、第
1ポートaが開、第2ポートbが開、第3ポートcが閉
とする。これにより配管20からの冷却媒体15は三方
向弁5から第1分岐管40を介してタンク4に戻る。一
方、電磁弁9は開とする。従って、ポンプ8は第2分岐
管42を介して水冷パック10の残水を強制吸引する。
なお、配管21には逆止弁6が設けられているので、ポ
ンプ8により水冷パック10の冷却媒体15を吸引して
も、該配管21を介してタンク4から水冷パック10に
冷却媒体15が逆流することはない。
は、ポンプ8を続けて運転しておき、三方向弁5は、第
1ポートaが開、第2ポートbが開、第3ポートcが閉
とする。これにより配管20からの冷却媒体15は三方
向弁5から第1分岐管40を介してタンク4に戻る。一
方、電磁弁9は開とする。従って、ポンプ8は第2分岐
管42を介して水冷パック10の残水を強制吸引する。
なお、配管21には逆止弁6が設けられているので、ポ
ンプ8により水冷パック10の冷却媒体15を吸引して
も、該配管21を介してタンク4から水冷パック10に
冷却媒体15が逆流することはない。
【0021】このように水冷パック10の冷却媒体15
はポンプ8により強制的に吸引するので、上述したよう
にタンク4の水位Ltと水冷パック10の水位Lpとの
水位差が小さくても、水冷パック10の収縮はスムーズ
に行われる。
はポンプ8により強制的に吸引するので、上述したよう
にタンク4の水位Ltと水冷パック10の水位Lpとの
水位差が小さくても、水冷パック10の収縮はスムーズ
に行われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち請求項
1によれば、回路基板の冷却終了時には、冷却パックの
上流及び下流側を上流側開閉手段及び下流側開閉手段に
より閉鎖しておき、吸引排出手段により冷却パック内の
冷却媒体を強制的に吸引排出するので、冷却パックから
の冷却媒体の排出は、冷却媒体貯蔵手段と冷却パックと
の間での冷却媒体の水位差に無関係にスムーズに行え
る。従って冷却媒体貯蔵手段の配置位置は圧送手段によ
り冷却パックに対して冷却媒体を圧送するのに都合の良
い高い位置に自由に配置できるようになる。つまり本発
明の基板冷却装置を採用すると、水冷パックの膨張及び
収縮が容易になる。
1によれば、回路基板の冷却終了時には、冷却パックの
上流及び下流側を上流側開閉手段及び下流側開閉手段に
より閉鎖しておき、吸引排出手段により冷却パック内の
冷却媒体を強制的に吸引排出するので、冷却パックから
の冷却媒体の排出は、冷却媒体貯蔵手段と冷却パックと
の間での冷却媒体の水位差に無関係にスムーズに行え
る。従って冷却媒体貯蔵手段の配置位置は圧送手段によ
り冷却パックに対して冷却媒体を圧送するのに都合の良
い高い位置に自由に配置できるようになる。つまり本発
明の基板冷却装置を採用すると、水冷パックの膨張及び
収縮が容易になる。
【0023】また本発明のうち請求項2によれば、吸引
排出手段のポンプは圧送手段を兼ねているので装置全体
をコンパクトに構成することができる。
排出手段のポンプは圧送手段を兼ねているので装置全体
をコンパクトに構成することができる。
【0024】また本発明のうち請求項3によれば、三方
向弁から第2の接続配管を介して冷却媒体を冷却媒体貯
蔵手段に回収できるので便利である。
向弁から第2の接続配管を介して冷却媒体を冷却媒体貯
蔵手段に回収できるので便利である。
【図1】本発明による基板冷却装置の一例を示す模式
図。
図。
【図2】従来のICテスタ用の基板冷却装置であり、そ
の冷却構造を示す図。
の冷却構造を示す図。
【図3】プリント基板間に配置された水冷パックを示し
た図。
た図。
【図4】水冷パックが膨張した状態を示す図。
1 水冷ユニット 4 冷却媒体貯蔵手段(タンク) 5 上流側開閉手段(三方弁) 6 下流側開閉手段(逆止弁) 7 熱交換器 8 圧送手段(ポンプ) 9 接続配管開閉手段(電磁弁) 10 冷却パック(水冷パック) 11 回路基板(プリント基板) 12 テストヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 冷却媒体を貯蔵自在な冷却媒体貯蔵手段
と、該冷却媒体貯蔵手段の冷却媒体を圧送する圧送手段
と、該圧送手段から前記冷却媒体貯蔵手段まで冷却媒体
が循環する配管と、前記配管の途中に介在し、冷却媒体
の供給・排出により膨張・収縮自在な冷却パックと、を
備え、前記冷却パックを膨張させて回路基板に接触し冷
却する基板冷却装置であって、 前記冷却パックの上流側において、前記配管を開閉自在
な上流側開閉手段と、 前記冷却パックの下流側において、前記配管を開閉自在
な下流側開閉手段と、 前記上流側開閉手段と前記下流側開閉手段との間から、
前記冷却パックの冷却媒体を吸引排出可能な吸引排出手
段と、を有することを特徴とする基板冷却装置。 - 【請求項2】 前記吸引排出手段は、前記圧送手段を兼
ねたポンプと、該ポンプの吸引側と前記冷却パック側と
を接続する第1の接続配管と、該第1の接続配管を開閉
自在な接続配管開閉手段と、を有することを特徴とする
請求項1記載の基板冷却装置。 - 【請求項3】 前記上流側開閉手段は三方向弁であり、
前記三方向弁と前記冷却媒体貯蔵手段とを接続する第2
の接続配管を設けた、ことを特徴とする請求項2記載の
基板冷却装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292954A JP2002111267A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 基板冷却装置 |
US09/946,389 US20020036342A1 (en) | 2000-09-26 | 2001-09-05 | Substrate cooling unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292954A JP2002111267A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 基板冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002111267A true JP2002111267A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18775815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292954A Pending JP2002111267A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 基板冷却装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020036342A1 (ja) |
JP (1) | JP2002111267A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002343912A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Ando Electric Co Ltd | デバイスの冷却方法 |
WO2006116767A1 (en) | 2005-04-27 | 2006-11-02 | Aehr Test Systems | Apparatus for testing electronic devices |
US7800382B2 (en) | 2007-12-19 | 2010-09-21 | AEHR Test Ststems | System for testing an integrated circuit of a device and its method of use |
US8030957B2 (en) | 2009-03-25 | 2011-10-04 | Aehr Test Systems | System for testing an integrated circuit of a device and its method of use |
WO2017120514A1 (en) | 2016-01-08 | 2017-07-13 | Aehr Test Systems | Method and system for thermal control of devices in an electronics tester |
CN106455420B (zh) * | 2016-09-11 | 2018-10-12 | 奇鋐科技股份有限公司 | 水冷排单元及其水冷模组 |
KR102712882B1 (ko) | 2017-03-03 | 2024-10-04 | 에어 테스트 시스템즈 | 카트리지, 테스트 피스 및 하나 이상의 전자 디바이스들을 테스팅하는 방법 |
CN109871109B (zh) * | 2019-03-05 | 2022-03-11 | 吉林化工学院 | 一种计算机散热结构 |
KR20250011721A (ko) | 2020-10-07 | 2025-01-21 | 에어 테스트 시스템즈 | 일렉트로닉스 테스터 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292954A patent/JP2002111267A/ja active Pending
-
2001
- 2001-09-05 US US09/946,389 patent/US20020036342A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020036342A1 (en) | 2002-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030039097A1 (en) | Method of cooling system for a personal computer and personal computer | |
JP2002111267A (ja) | 基板冷却装置 | |
TWI237174B (en) | Rack-mount server system, rack cabinet, server module and cooling method for a rack-mount server system | |
US8240165B2 (en) | Liquid cooling circuits and method for electrical cabinets, drawers, bays, modules, circuit boards and electrical components using quick-disconnect fittings for interfacing to a host cooling source | |
US8879258B1 (en) | Liquid cooling system for modular electronic systems | |
JP2010501404A (ja) | 航空機内の熱負荷を冷却する冷却システムおよびこのような冷却システムを動作させる方法 | |
US20080165499A1 (en) | Coolant control unit and cooled electronics system employing the same | |
US20050180108A1 (en) | Electronic apparatus | |
US8820351B1 (en) | No drip hot swap connector and method of use | |
DE60104034D1 (de) | Kühleinheit mit "freier Kühlung", ebenso ausgelegt für den Betrieb mit variablem Durchfluss | |
US20040261439A1 (en) | Apparatus and method for controlling the temperature of an electronic device | |
JP6299551B2 (ja) | 発熱装置の冷却装置 | |
US20200163257A1 (en) | Micro-axial pump for servers | |
JP2009015869A (ja) | 電子装置 | |
CN101779087B (zh) | 储热水式供热水机 | |
WO2005004571A1 (ja) | 発熱素子冷却用カバー、発熱素子実装装置およびテストヘッド | |
CN108979811A (zh) | 一种混合动力汽车动力源散热及废热利用系统及控制方法 | |
CN212413694U (zh) | 正交架构插箱液冷散热装置 | |
JP4055892B2 (ja) | 冷媒の温度制御方法、冷却方法及び冷却装置 | |
JP2004150664A (ja) | 冷却装置 | |
CN215500150U (zh) | 散热装置、电子设备以及电子设备系统 | |
JPH0714020B2 (ja) | 電子装置の冷却方法 | |
CN215991728U (zh) | 换热装置 | |
JP4227692B2 (ja) | 複数の循環水槽を持った水エジェクタ式真空発生装置 | |
CN210124061U (zh) | 服务器系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041001 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20041210 |