JP2002107350A - 5−ヒドロキシクレアチニンの測定法 - Google Patents
5−ヒドロキシクレアチニンの測定法Info
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】腎機能障害等の検査法として有用な5-ヒドロ
キシクレアチニンの高感度且つ実用的な測定法を提供す
る。 【解決手段】強酸性陽イオン交換樹脂を用いる高速液体
クロマトグラフィーにおいて、pHが4.1乃至4.6
の分離溶媒を用いることを特徴とする5-ヒドロキシク
レアチニンの測定法。 【効果】本発明の5-ヒドロキシクレアチニン測定法は
検出感度が0.02μMと、健常人血中の5-ヒドロキ
シクレアチニンレベルも測定できるものであり、従来方
法よりも非常に高感度な測定法である。また、単一の分
離溶媒のみを用いればよく、分析時間も1サイクル約1
4分/件と従来方法よりも迅速で、1セットのHPLC
で100件/日の処理が可能であり、従来方法では実現
できなかった実用化を達成できる非常に効率的で有用な
測定法である。
キシクレアチニンの高感度且つ実用的な測定法を提供す
る。 【解決手段】強酸性陽イオン交換樹脂を用いる高速液体
クロマトグラフィーにおいて、pHが4.1乃至4.6
の分離溶媒を用いることを特徴とする5-ヒドロキシク
レアチニンの測定法。 【効果】本発明の5-ヒドロキシクレアチニン測定法は
検出感度が0.02μMと、健常人血中の5-ヒドロキ
シクレアチニンレベルも測定できるものであり、従来方
法よりも非常に高感度な測定法である。また、単一の分
離溶媒のみを用いればよく、分析時間も1サイクル約1
4分/件と従来方法よりも迅速で、1セットのHPLC
で100件/日の処理が可能であり、従来方法では実現
できなかった実用化を達成できる非常に効率的で有用な
測定法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腎機能障害等の検査法
として有用な5-ヒドロキシクレアチニンの測定法に関
する。
として有用な5-ヒドロキシクレアチニンの測定法に関
する。
【0002】
【従来の技術】5-ヒドロキシクレアチニンは、腎不全
患者の血中に蓄積する主要な尿毒素の一つであるメチル
グアニジンが産生される際の中間体として見いだされた
物質であり、クレアチニンの非酵素的酸化により生成す
ることが明らかにされている。5-ヒドロキシクレアチ
ニンは、健常人血清中からは検出されないが、腎不全患
者の血清中に早期から検出され、症状の悪化に伴い増加
していることより、5-ヒドロキシクレアチニンは腎機
能障害マーカーとして注目され、その測定は腎不全患者
の病態把握や早期発見に有用であると重要視されつつあ
る。クレアチニンの非酵素的酸化には、反応性が極めて
高いことで知られるヒドロキシルラジカルが関与してい
ると考えられており、クレアチニンからメチルグアニジ
ンへの変換反応の中間体である5-ヒドロキシクレアチ
ニンは、尿毒素メチルグアニジンの前駆体としてだけで
はなく、生体内におけるヒドロキシルラジカル産生の指
標(酸素ストレス状態の指標)としても注目を集めてい
る。このように、現在では5-ヒドロキシクレアチニン
の測定値は、腎不全、糖尿病性腎症、腎炎などの腎機能
障害マーカー、更に全身の酸化ストレスマーカーとして
有用であると示唆されている。
患者の血中に蓄積する主要な尿毒素の一つであるメチル
グアニジンが産生される際の中間体として見いだされた
物質であり、クレアチニンの非酵素的酸化により生成す
ることが明らかにされている。5-ヒドロキシクレアチ
ニンは、健常人血清中からは検出されないが、腎不全患
者の血清中に早期から検出され、症状の悪化に伴い増加
していることより、5-ヒドロキシクレアチニンは腎機
能障害マーカーとして注目され、その測定は腎不全患者
の病態把握や早期発見に有用であると重要視されつつあ
る。クレアチニンの非酵素的酸化には、反応性が極めて
高いことで知られるヒドロキシルラジカルが関与してい
ると考えられており、クレアチニンからメチルグアニジ
ンへの変換反応の中間体である5-ヒドロキシクレアチ
ニンは、尿毒素メチルグアニジンの前駆体としてだけで
はなく、生体内におけるヒドロキシルラジカル産生の指
標(酸素ストレス状態の指標)としても注目を集めてい
る。このように、現在では5-ヒドロキシクレアチニン
の測定値は、腎不全、糖尿病性腎症、腎炎などの腎機能
障害マーカー、更に全身の酸化ストレスマーカーとして
有用であると示唆されている。
【0003】このような腎障害マーカーなどの指標とな
る5-ヒドロキシクレアチニンの測定法については、本
発明者の一人である中村らによる高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)を用いた方法(特開平4−1618
54号公報及び特開平5−119038号公報)が知ら
れていた。この方法は、高速液体クロマトグラフィーに
より5-ヒドロキシクレアチニンを分離した後に、得ら
れた5-ヒドロキシクレアチニンを加水分解してメチル
グアニジンへ変換し、蛍光ラベルして定量する方法であ
る。前記公開特許公報に記載の方法では、陽イオン交換
カラムを用い、分離溶媒の組成は東舘らの方法(分析化
学、33、p.366−370(1984))に準じ
て、第1分離溶媒(クエン酸ナトリウム/塩酸、pH
3.00)4.5分、第2分離溶媒(クエン酸ナトリウ
ム/塩酸、pH3.50)2.8分、第3分離溶媒(ク
エン酸ナトリウム/塩酸、pH5.25)2.4分、第
4分離溶媒(クエン酸ナトリウム/ホウ酸/水酸化ナト
リウム、pH10.00)2.3分、第5分離溶媒(1
M水酸化ナトリウム)3.0分、という5種類の分離溶
媒を用いて5-ヒドロキシクレアチニンの分離を行って
いる。また、同じく中村らによる論文(Nephro
n、66、p.140−146(1994))では、陽
イオン交換カラムを用い、分離溶媒として0.4Mクエ
ン酸9部にジメチルスルホキシド(DMSO)1部を加
えてpHを5.25に調整したものを用いて5-ヒドロ
キシクレアチニンの分離・測定を行う方法が開示されて
いる。
る5-ヒドロキシクレアチニンの測定法については、本
発明者の一人である中村らによる高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)を用いた方法(特開平4−1618
54号公報及び特開平5−119038号公報)が知ら
れていた。この方法は、高速液体クロマトグラフィーに
より5-ヒドロキシクレアチニンを分離した後に、得ら
れた5-ヒドロキシクレアチニンを加水分解してメチル
グアニジンへ変換し、蛍光ラベルして定量する方法であ
る。前記公開特許公報に記載の方法では、陽イオン交換
カラムを用い、分離溶媒の組成は東舘らの方法(分析化
学、33、p.366−370(1984))に準じ
て、第1分離溶媒(クエン酸ナトリウム/塩酸、pH
3.00)4.5分、第2分離溶媒(クエン酸ナトリウ
ム/塩酸、pH3.50)2.8分、第3分離溶媒(ク
エン酸ナトリウム/塩酸、pH5.25)2.4分、第
4分離溶媒(クエン酸ナトリウム/ホウ酸/水酸化ナト
リウム、pH10.00)2.3分、第5分離溶媒(1
M水酸化ナトリウム)3.0分、という5種類の分離溶
媒を用いて5-ヒドロキシクレアチニンの分離を行って
いる。また、同じく中村らによる論文(Nephro
n、66、p.140−146(1994))では、陽
イオン交換カラムを用い、分離溶媒として0.4Mクエ
ン酸9部にジメチルスルホキシド(DMSO)1部を加
えてpHを5.25に調整したものを用いて5-ヒドロ
キシクレアチニンの分離・測定を行う方法が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公開特許公報に記載の分離方法では、グアニジノ化合物
に関する東舘らの公知方法に準じているため5種類もの
分離溶媒を調製しておかなくてはならず、また測定に際
しては、これら分離溶媒の切り替えや溶出時間の制御な
どのプログラム化など、非常に煩雑で手間がかかるばか
りでなく、測定感度も0.5〜1nmol/mL(6.
5〜13μg/dL)と、生体試料中の5-ヒドロキシ
クレアチニンの微量な変化を測定するには充分な感度を
有しているものではなかった。また、中村らの論文によ
る方法は、溶出時間が30分と長く効率的な方法ではな
く、測定感度は約2μg/dLであったが、腎機能障害
の初期における5-ヒドロキシクレアチニンの微量な変
化を測定する場合などにおいては充分な感度を有してい
るとは言えず、満足できるものではなかった。
公開特許公報に記載の分離方法では、グアニジノ化合物
に関する東舘らの公知方法に準じているため5種類もの
分離溶媒を調製しておかなくてはならず、また測定に際
しては、これら分離溶媒の切り替えや溶出時間の制御な
どのプログラム化など、非常に煩雑で手間がかかるばか
りでなく、測定感度も0.5〜1nmol/mL(6.
5〜13μg/dL)と、生体試料中の5-ヒドロキシ
クレアチニンの微量な変化を測定するには充分な感度を
有しているものではなかった。また、中村らの論文によ
る方法は、溶出時間が30分と長く効率的な方法ではな
く、測定感度は約2μg/dLであったが、腎機能障害
の初期における5-ヒドロキシクレアチニンの微量な変
化を測定する場合などにおいては充分な感度を有してい
るとは言えず、満足できるものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、5
-ヒドロキシクレアチニンの測定法について更に鋭意研
究を行った結果、従来技術の問題点を克服した実用的な
本発明の5-ヒドロキシクレアチニンの測定法を見出
し、本発明を完成した。本発明の目的は、腎機能障害の
検査法として有用な、高速液体クロマトグラフィーを用
いた5-ヒドロキシクレアチニンの高感度且つ実用的な
測定法を提供することにある。
-ヒドロキシクレアチニンの測定法について更に鋭意研
究を行った結果、従来技術の問題点を克服した実用的な
本発明の5-ヒドロキシクレアチニンの測定法を見出
し、本発明を完成した。本発明の目的は、腎機能障害の
検査法として有用な、高速液体クロマトグラフィーを用
いた5-ヒドロキシクレアチニンの高感度且つ実用的な
測定法を提供することにある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、強酸性陽イオン交換樹
脂を用いる高速液体クロマトグラフィーにおいて、pH
が4.1乃至4.6の分離溶媒を用いることを特徴とす
る5-ヒドロキシクレアチニンの測定法に関する。
脂を用いる高速液体クロマトグラフィーにおいて、pH
が4.1乃至4.6の分離溶媒を用いることを特徴とす
る5-ヒドロキシクレアチニンの測定法に関する。
【0007】以下に本発明について詳細に説明する。本
発明測定法で用いられる強酸性陽イオン交換樹脂は、好
ましくはスチレン−ジビニルベンゼン系スルホン酸型陽
イオン交換樹脂であり、これはスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体にスルホン酸基が導入された強酸性の陽イ
オン交換樹脂であって種々市販されており、例えば日本
分光株式会社のグアニジノパックII(商品名)を挙げる
ことができる。
発明測定法で用いられる強酸性陽イオン交換樹脂は、好
ましくはスチレン−ジビニルベンゼン系スルホン酸型陽
イオン交換樹脂であり、これはスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体にスルホン酸基が導入された強酸性の陽イ
オン交換樹脂であって種々市販されており、例えば日本
分光株式会社のグアニジノパックII(商品名)を挙げる
ことができる。
【0008】本発明測定法のHPLCで用いる分離溶媒
は、クエン酸バッファーやリン酸バッファーなど適宜使
用できるが、好ましくはクエン酸バッファーであり、ク
エン酸ナトリウムやクエン酸カリウム等を用いて調製で
きる。濃度は適宜設定できるが、クエン酸ナトリウムを
用いた場合は、ナトリウムイオン濃度で0.30〜0.
45Mの溶液濃度が好ましい。本発明の目的を達成する
ための高い分離能を得るためには、クエン酸ナトリウム
/ジメチルスルホキシド系の分離溶媒を用いるのが好ま
しい。クエン酸ナトリウム/ジメチルスルホキシド系の
分離溶媒とは、ジメチルスルホキシド(DMSO)をク
エン酸バッファーに適宜添加した混合溶媒であり、DM
SOを加えることによって、蛍光強度の増強並びに好ま
しい各溶出ピークの分離が得られるなどの効果があるた
め、例えば10%程度の割合でDMSOを混合させた分
離溶媒が好ましい。分離溶媒のpHは4.1〜4.6の
範囲で用いることができ、上記クエン酸バッファーやリ
ン酸バッファー又はクエン酸ナトリウム/ジメチルスル
ホキシド系の分離溶媒に、塩酸等の酸を添加してpHを
調整する。ヒトの尿や血清等の動物由来の試料中の5-
ヒドロキシクレアチニンを測定するに際しては、5-ヒ
ドロキシクレアチニンが他の來雑物と最も明確に分離す
るpHを選ぶことが必要であり、後記の実験結果(図
3)で明らかなように、前後に溶出される大きな共雑物
ピークを考慮すると、pH4.2〜4.3の分離溶媒を
用いるのが好ましい。
は、クエン酸バッファーやリン酸バッファーなど適宜使
用できるが、好ましくはクエン酸バッファーであり、ク
エン酸ナトリウムやクエン酸カリウム等を用いて調製で
きる。濃度は適宜設定できるが、クエン酸ナトリウムを
用いた場合は、ナトリウムイオン濃度で0.30〜0.
45Mの溶液濃度が好ましい。本発明の目的を達成する
ための高い分離能を得るためには、クエン酸ナトリウム
/ジメチルスルホキシド系の分離溶媒を用いるのが好ま
しい。クエン酸ナトリウム/ジメチルスルホキシド系の
分離溶媒とは、ジメチルスルホキシド(DMSO)をク
エン酸バッファーに適宜添加した混合溶媒であり、DM
SOを加えることによって、蛍光強度の増強並びに好ま
しい各溶出ピークの分離が得られるなどの効果があるた
め、例えば10%程度の割合でDMSOを混合させた分
離溶媒が好ましい。分離溶媒のpHは4.1〜4.6の
範囲で用いることができ、上記クエン酸バッファーやリ
ン酸バッファー又はクエン酸ナトリウム/ジメチルスル
ホキシド系の分離溶媒に、塩酸等の酸を添加してpHを
調整する。ヒトの尿や血清等の動物由来の試料中の5-
ヒドロキシクレアチニンを測定するに際しては、5-ヒ
ドロキシクレアチニンが他の來雑物と最も明確に分離す
るpHを選ぶことが必要であり、後記の実験結果(図
3)で明らかなように、前後に溶出される大きな共雑物
ピークを考慮すると、pH4.2〜4.3の分離溶媒を
用いるのが好ましい。
【0009】本願発明における測定の対象としては、動
物由来の体液又は尿、例えば、血液、血清、血漿、尿な
どが挙げられ、好ましくはヒト由来の血液、血清、血
漿、尿などであり、臨床検査項目として有用となる可能
性がある。
物由来の体液又は尿、例えば、血液、血清、血漿、尿な
どが挙げられ、好ましくはヒト由来の血液、血清、血
漿、尿などであり、臨床検査項目として有用となる可能
性がある。
【0010】本発明の好ましい実施態様を以下に挙げ
る。 (1)強酸性陽イオン交換樹脂を用いる高速液体クロマ
トグラフィーにおいて、pHが4.1乃至4.6の分離
溶媒を用いることを特徴とする5-ヒドロキシクレアチ
ニンの測定法。 (2)強酸性陽イオン交換樹脂がスチレン−ジビニルベ
ンゼン系スルホン酸型陽イオン交換樹脂である上記
(1)記載の5-ヒドロキシクレアチニンの測定法。 (3)分離溶媒がクエン酸ナトリウム/ジメチルスルホ
キシド系である上記(1)又は(2)に記載の5-ヒド
ロキシクレアチニンの測定法。 (4)動物由来の体液又は尿中の5-ヒドロキシクレア
チニンを測定する上記(1)乃至(3)の一つに記載の
5-ヒドロキシクレアチニンの測定法。 (5)ヒト由来の体液又は尿中の5-ヒドロキシクレア
チニンを測定する上記(4)記載の5-ヒドロキシクレ
アチニンの測定法。 (6)血液中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する
上記(4)又は(5)記載の5-ヒドロキシクレアチニ
ンの測定法。 (7)血清中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する
上記(6)記載の5-ヒドロキシクレアチニンの測定
法。 (8)尿中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する上
記(4)又は(5)記載の5-ヒドロキシクレアチニン
の測定法。
る。 (1)強酸性陽イオン交換樹脂を用いる高速液体クロマ
トグラフィーにおいて、pHが4.1乃至4.6の分離
溶媒を用いることを特徴とする5-ヒドロキシクレアチ
ニンの測定法。 (2)強酸性陽イオン交換樹脂がスチレン−ジビニルベ
ンゼン系スルホン酸型陽イオン交換樹脂である上記
(1)記載の5-ヒドロキシクレアチニンの測定法。 (3)分離溶媒がクエン酸ナトリウム/ジメチルスルホ
キシド系である上記(1)又は(2)に記載の5-ヒド
ロキシクレアチニンの測定法。 (4)動物由来の体液又は尿中の5-ヒドロキシクレア
チニンを測定する上記(1)乃至(3)の一つに記載の
5-ヒドロキシクレアチニンの測定法。 (5)ヒト由来の体液又は尿中の5-ヒドロキシクレア
チニンを測定する上記(4)記載の5-ヒドロキシクレ
アチニンの測定法。 (6)血液中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する
上記(4)又は(5)記載の5-ヒドロキシクレアチニ
ンの測定法。 (7)血清中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する
上記(6)記載の5-ヒドロキシクレアチニンの測定
法。 (8)尿中の5-ヒドロキシクレアチニンを測定する上
記(4)又は(5)記載の5-ヒドロキシクレアチニン
の測定法。
【0011】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定される
ものではない。
に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定される
ものではない。
【0012】
【実施例】以下の実施例において、本発明測定法の一例
をより詳細に示す。尚、以下の実験においては、図1記
載のシステムを使用した。図1記載のシステムの概略構
造を図2に示す。また、強酸性陽イオン交換樹脂とし
て、グアニジノパックII(日本分光株式会社製)を用い
た。グアニジノパックIIは6.0mm(φ)×35.0
mmの大きさのカラムであり、本願発明において好まし
い態様のカラムである。
をより詳細に示す。尚、以下の実験においては、図1記
載のシステムを使用した。図1記載のシステムの概略構
造を図2に示す。また、強酸性陽イオン交換樹脂とし
て、グアニジノパックII(日本分光株式会社製)を用い
た。グアニジノパックIIは6.0mm(φ)×35.0
mmの大きさのカラムであり、本願発明において好まし
い態様のカラムである。
【0013】実施例1:5−ヒドロキシクレアチニンの
分離条件(pHによる溶出時間の変化)の検討 強酸性陽イオン交換樹脂カラムは、主としてイオン濃
度、pHで目的物の溶出時間が異なる。そこで、分離溶
媒(9部の0.4Mクエン酸ナトリウム溶液と1部のD
MSOの混合溶媒)への塩酸添加量を変え、pHを変化
させ、5−ヒドロキシクレアチニンの溶出パターンの変
化を調べた。
分離条件(pHによる溶出時間の変化)の検討 強酸性陽イオン交換樹脂カラムは、主としてイオン濃
度、pHで目的物の溶出時間が異なる。そこで、分離溶
媒(9部の0.4Mクエン酸ナトリウム溶液と1部のD
MSOの混合溶媒)への塩酸添加量を変え、pHを変化
させ、5−ヒドロキシクレアチニンの溶出パターンの変
化を調べた。
【0014】(1)方法 健常人尿を用い、除蛋白処理しサンプルとした。分離溶
媒への塩酸添加量のみを変えることによりpHを3〜5
まで変化させ、溶出液とした。1N水酸化ナトリウムへ
の切り替えは行わず、分離溶媒のみを用いた。5−ヒド
ロキシクレアチニンのピーク以外の來雑物のピークにg
1〜g7まで番号を付け、それらピークの挙動を調べ
た。
媒への塩酸添加量のみを変えることによりpHを3〜5
まで変化させ、溶出液とした。1N水酸化ナトリウムへ
の切り替えは行わず、分離溶媒のみを用いた。5−ヒド
ロキシクレアチニンのピーク以外の來雑物のピークにg
1〜g7まで番号を付け、それらピークの挙動を調べ
た。
【0015】(2)結果 pH4〜5の結果を図3に示した。図中の太い線は、大
きなピークであることを示している。pHが高いほど溶
出時間が早くなるピークと、ほとんど変化しないものと
の二つに分けられた。本実験の結果、5−ヒドロキシク
レアチニンのピークと他の交雑ピークとが最も分離する
のは、pH3.6と4.3付近であったが、pH4.3
の方が5−ヒドロキシクレアチニンの溶出時間が早いた
め、実用的であり好ましいと考えられた。従って、以下
の実験においてはpH4.3に調整した分離溶媒を用い
た。
きなピークであることを示している。pHが高いほど溶
出時間が早くなるピークと、ほとんど変化しないものと
の二つに分けられた。本実験の結果、5−ヒドロキシク
レアチニンのピークと他の交雑ピークとが最も分離する
のは、pH3.6と4.3付近であったが、pH4.3
の方が5−ヒドロキシクレアチニンの溶出時間が早いた
め、実用的であり好ましいと考えられた。従って、以下
の実験においてはpH4.3に調整した分離溶媒を用い
た。
【0016】実施例2:5−ヒドロキシクレアチニン検
量線の安定性および検量限界 (1)方法 5−ヒドロキシクレアチニン標品を10%トリクロル酢
酸(TCA)にて希釈し、20、10、4、2、1、
0.4、0.2及び0μMに調製した。注入量は、各々
0.1mLとした。これらを、各々繰り返し測定し、検
量線の安定性を調べた。変動係数(CV)20%未満を
測定範囲とした。
量線の安定性および検量限界 (1)方法 5−ヒドロキシクレアチニン標品を10%トリクロル酢
酸(TCA)にて希釈し、20、10、4、2、1、
0.4、0.2及び0μMに調製した。注入量は、各々
0.1mLとした。これらを、各々繰り返し測定し、検
量線の安定性を調べた。変動係数(CV)20%未満を
測定範囲とした。
【0017】(2)結果 表1に結果を示した。
【表1】 本発明方法では、20pM/0.1mL注入(0.2μ
M)において読みとり値のCV20%未満と安定した測
定ができており、更に低濃度まで安定した値が得られる
と考えられた。
M)において読みとり値のCV20%未満と安定した測
定ができており、更に低濃度まで安定した値が得られる
と考えられた。
【0018】実施例3:低濃度域における5−ヒドロキ
シクレアチニン検量線の安定性および検量限界 (1)方法 5−ヒドロキシクレアチニン標品を10%TCAにて希
釈し、2、0.8、0.4、0.2、0.08、0.0
4、0.02及び0μMに調製した。注入量は、各々
0.1mLとした。これらを、各々繰り返し測定し、検
量線の安定性を調べた。CV20%未満を測定範囲とし
た。
シクレアチニン検量線の安定性および検量限界 (1)方法 5−ヒドロキシクレアチニン標品を10%TCAにて希
釈し、2、0.8、0.4、0.2、0.08、0.0
4、0.02及び0μMに調製した。注入量は、各々
0.1mLとした。これらを、各々繰り返し測定し、検
量線の安定性を調べた。CV20%未満を測定範囲とし
た。
【0019】(2)結果 表2に結果を示した。
【表2】 表2に示されているように、0.02μMでCV20%
未満と安定した測定が得られることが分かった。最小二
乗法による検量線は、 y=31339x−147.63 R2=0.9988 と良好な直線性が得られた。Y切片が、−147.63
ということで、0.02μM読みとり値のほぼ1/5且
つ1SDと、誤差範囲の値であった。
未満と安定した測定が得られることが分かった。最小二
乗法による検量線は、 y=31339x−147.63 R2=0.9988 と良好な直線性が得られた。Y切片が、−147.63
ということで、0.02μM読みとり値のほぼ1/5且
つ1SDと、誤差範囲の値であった。
【0020】実施例4:測定感度の検討 上記実施例2及び3の結果より、本発明測定法の測定レ
ンジは、0.02〜20μM(2pM〜2nM/0.1
mL注入)となる。また、検量線は、最大測定濃度20
μMから最低測定濃度0.02μM、更には0濃度まで
良好な直線性が得られており、細かく標品の希釈系列を
並べた検量線を求めることをせずとも、20μMの一点
絶対測定法により検量線を求めてもよい。更に、健常人
血清中5−ヒドロキシクレアチニンレベルを併せて検討
した結果、測定感度を0.02μMとすると、ほぼ全て
のサンプルが測定可能範囲に入ると考えられた。20μ
M以上のサンプルは、希釈測定することにより測定が可
能である。
ンジは、0.02〜20μM(2pM〜2nM/0.1
mL注入)となる。また、検量線は、最大測定濃度20
μMから最低測定濃度0.02μM、更には0濃度まで
良好な直線性が得られており、細かく標品の希釈系列を
並べた検量線を求めることをせずとも、20μMの一点
絶対測定法により検量線を求めてもよい。更に、健常人
血清中5−ヒドロキシクレアチニンレベルを併せて検討
した結果、測定感度を0.02μMとすると、ほぼ全て
のサンプルが測定可能範囲に入ると考えられた。20μ
M以上のサンプルは、希釈測定することにより測定が可
能である。
【0021】
【発明の効果】上記の結果より明らかなように、本発明
の5-ヒドロキシクレアチニン測定法は測定感度が0.
02μM(0.26μg/dL)と、健常人血中の5-
ヒドロキシクレアチニンレベルも測定できるものであ
り、従来方法よりも非常に高感度な測定法である。ま
た、本発明測定法では単一の分離溶媒のみを用いればよ
く、分析時間も1サイクル約14分/件と従来方法より
も迅速で、1セットのHPLCで100件/日の処理が
可能となり、前記中村らの論文に記載の方法と比べて約
2倍の処理能力、並びに格段の高感度化が達成できた。
高感度化できた理由としては、分析時間が短くなったこ
と、さらに分離溶媒がより酸性側になったことで、5-
ヒドロキシクレアチニンが分析中に分解され難くなった
ことが考えられる。以上のように、本発明5-ヒドロキ
シクレアチニン測定法は、従来方法では実現できなかっ
た実用化を達成できる非常に効率的で有用な測定法であ
る。
の5-ヒドロキシクレアチニン測定法は測定感度が0.
02μM(0.26μg/dL)と、健常人血中の5-
ヒドロキシクレアチニンレベルも測定できるものであ
り、従来方法よりも非常に高感度な測定法である。ま
た、本発明測定法では単一の分離溶媒のみを用いればよ
く、分析時間も1サイクル約14分/件と従来方法より
も迅速で、1セットのHPLCで100件/日の処理が
可能となり、前記中村らの論文に記載の方法と比べて約
2倍の処理能力、並びに格段の高感度化が達成できた。
高感度化できた理由としては、分析時間が短くなったこ
と、さらに分離溶媒がより酸性側になったことで、5-
ヒドロキシクレアチニンが分析中に分解され難くなった
ことが考えられる。以上のように、本発明5-ヒドロキ
シクレアチニン測定法は、従来方法では実現できなかっ
た実用化を達成できる非常に効率的で有用な測定法であ
る。
【図1】図1は本発明測定法の具体システムの一例であ
る。
る。
【図2】図2は図1に示した本発明測定法の具体システ
ムの概略構造図である。
ムの概略構造図である。
【図3】図3は、分離溶媒のpH変化による、健常人尿
中の5−ヒドロキシクレアチニン及びそれ以外の來雑物
の挙動を調べた結果の一例である。
中の5−ヒドロキシクレアチニン及びそれ以外の來雑物
の挙動を調べた結果の一例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/70 G01N 33/70
Claims (1)
- 【請求項1】強酸性陽イオン交換樹脂を用いる高速液体
クロマトグラフィーにおいて、pHが4.1乃至4.6
の分離溶媒を用いることを特徴とする5-ヒドロキシク
レアチニンの測定法。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
JP2000303172A JP2002107350A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 5−ヒドロキシクレアチニンの測定法 |
US09/968,823 US6696301B2 (en) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Method for determination of 5-hydroxycreatinine |
AT01123251T ATE291571T1 (de) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Verfahren zur trennung von 5-hydroxycreatinin |
ES01123251T ES2236106T3 (es) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Metodo para la separacion de 5-hidroxicreatinina. |
EP01123251A EP1195373B1 (en) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Method for separation of 5-hydroxycreatinine |
DE60109549T DE60109549T2 (de) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Verfahren zur Trennung von 5-Hydroxycreatinin |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000303172A JP2002107350A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 5−ヒドロキシクレアチニンの測定法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2000303172A Withdrawn JP2002107350A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 5−ヒドロキシクレアチニンの測定法 |
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---|---|
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EP (1) | EP1195373B1 (ja) |
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ES (1) | ES2236106T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522641A (ja) * | 2004-10-06 | 2008-07-03 | イー−ズィー−エム, インコーポレイテッド | 医用画像化手順の一部として造影剤を調剤する前に患者の腎臓機能を評価するための、医用画像化システム、調剤システム、方法およびコンピュータプログラム製品 |
JP2011180130A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-09-15 | Kanagawa Prefectural Hospital Organization | 生体試料中のアミンの測定方法およびその方法を用いる患者のスクリーニング方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL1931999T3 (pl) | 2005-09-29 | 2012-03-30 | Hoffmann La Roche | Reagent uwalniający dla związków witaminy D |
CN101776653B (zh) * | 2010-01-20 | 2012-11-21 | 谱尼测试科技股份有限公司 | 一种通过气相色谱法(gc)测定水中邻氟硝基苯的方法 |
JP5711811B2 (ja) | 2010-05-20 | 2015-05-07 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft | ビタミンd化合物の解離試薬 |
CN103946710B (zh) | 2011-11-18 | 2015-08-26 | 霍夫曼-拉罗奇有限公司 | 维生素d化合物的释放制剂 |
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---|---|---|---|---|
JP2948649B2 (ja) | 1990-10-26 | 1999-09-13 | 日本臓器製薬株式会社 | 生体内物質測定法 |
JP3147953B2 (ja) | 1991-10-23 | 2001-03-19 | 日本臓器製薬株式会社 | 生体内物質測定法 |
JPH0623279A (ja) | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Babcock Hitachi Kk | 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂 |
JP2000352564A (ja) | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Nippon Zoki Pharmaceut Co Ltd | 5−ヒドロキシクレアチニンの定量法 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303172A patent/JP2002107350A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-10-02 ES ES01123251T patent/ES2236106T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-02 EP EP01123251A patent/EP1195373B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-02 DE DE60109549T patent/DE60109549T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-02 US US09/968,823 patent/US6696301B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-02 AT AT01123251T patent/ATE291571T1/de not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008522641A (ja) * | 2004-10-06 | 2008-07-03 | イー−ズィー−エム, インコーポレイテッド | 医用画像化手順の一部として造影剤を調剤する前に患者の腎臓機能を評価するための、医用画像化システム、調剤システム、方法およびコンピュータプログラム製品 |
JP2011180130A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-09-15 | Kanagawa Prefectural Hospital Organization | 生体試料中のアミンの測定方法およびその方法を用いる患者のスクリーニング方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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EP1195373A2 (en) | 2002-04-10 |
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ES2236106T3 (es) | 2005-07-16 |
US6696301B2 (en) | 2004-02-24 |
EP1195373A3 (en) | 2002-04-17 |
ATE291571T1 (de) | 2005-04-15 |
US20020137224A1 (en) | 2002-09-26 |
DE60109549T2 (de) | 2006-04-06 |
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