JP2002100697A - 電子部品およびそれを備える電子装置 - Google Patents
電子部品およびそれを備える電子装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 積層型セラミック電子部品のような電子部品
が大型化されても、これをマザーボード上に実装したと
きの接合の信頼性を向上させる。 【解決手段】 電子部品本体12の一方端面13側に、
凹部17を設け、外部接続端子電極14が、少なくとも
凹部17の内側面16上に形成される側面電極部18を
備えるようにする。外部接続端子電極14をマザーボー
ド20上の接続用導電ランド21に半田付けしたとき、
半田フィレット22は、凹部17の内側面16から内側
に向かうように形成される。
が大型化されても、これをマザーボード上に実装したと
きの接合の信頼性を向上させる。 【解決手段】 電子部品本体12の一方端面13側に、
凹部17を設け、外部接続端子電極14が、少なくとも
凹部17の内側面16上に形成される側面電極部18を
備えるようにする。外部接続端子電極14をマザーボー
ド20上の接続用導電ランド21に半田付けしたとき、
半田フィレット22は、凹部17の内側面16から内側
に向かうように形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品および
このような電子部品を備える電子装置に関するもので、
特に、電子部品における外部接続用端子電極の構造の改
良に関するものである。
このような電子部品を備える電子装置に関するもので、
特に、電子部品における外部接続用端子電極の構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある電子部品とし
て、たとえば積層型セラミック電子部品がある。積層型
セラミック電子部品は、多層セラミック基板とも呼ばれ
るもので、複数のセラミック層をもって構成される積層
構造を有する電子部品本体を備えている。
て、たとえば積層型セラミック電子部品がある。積層型
セラミック電子部品は、多層セラミック基板とも呼ばれ
るもので、複数のセラミック層をもって構成される積層
構造を有する電子部品本体を備えている。
【0003】この電子部品本体の内部には、コンデン
サ、インダクタおよび/または抵抗のような受動素子を
もって所望の回路を構成するように配線導体が設けられ
る。また、積層体の外部には、半導体ICチップのよう
な能動素子や、必要に応じて受動素子の一部が搭載され
る。
サ、インダクタおよび/または抵抗のような受動素子を
もって所望の回路を構成するように配線導体が設けられ
る。また、積層体の外部には、半導体ICチップのよう
な能動素子や、必要に応じて受動素子の一部が搭載され
る。
【0004】また、上述のように複合化された積層型セ
ラミック電子部品は、適宜の配線基板上に実装され、所
望の電子装置を構成するように用いられる。
ラミック電子部品は、適宜の配線基板上に実装され、所
望の電子装置を構成するように用いられる。
【0005】このような積層型セラミック電子部品は、
たとえば、移動体通信端末機器の分野において、LCR
複合化高周波部品として用いられたり、コンピュータの
分野において、半導体ICチップのような能動素子とコ
ンデンサやインダクタや抵抗のような受動素子とを複合
化した部品として、あるいは単なる半導体ICパッケー
ジとして用いられたりしている。
たとえば、移動体通信端末機器の分野において、LCR
複合化高周波部品として用いられたり、コンピュータの
分野において、半導体ICチップのような能動素子とコ
ンデンサやインダクタや抵抗のような受動素子とを複合
化した部品として、あるいは単なる半導体ICパッケー
ジとして用いられたりしている。
【0006】より具体的には、積層型セラミック電子部
品は、PAモジュール基板、RFダイオードスイッチ、
フィルタ、チップアンテナ、各種パッケージ部品、複合
デバイス等の種々の電子部品を構成するために広く用い
られている。
品は、PAモジュール基板、RFダイオードスイッチ、
フィルタ、チップアンテナ、各種パッケージ部品、複合
デバイス等の種々の電子部品を構成するために広く用い
られている。
【0007】図10は、従来の積層型セラミック電子部
品1の外観を示す斜視図である。図10において、積層
型セラミック電子部品1は、これを配線基板(図示せ
ず。)上に実装するとき、この配線基板側に向けられる
面を上方に向けた状態で図示されている。
品1の外観を示す斜視図である。図10において、積層
型セラミック電子部品1は、これを配線基板(図示せ
ず。)上に実装するとき、この配線基板側に向けられる
面を上方に向けた状態で図示されている。
【0008】積層型セラミック電子部品1は、積層され
た複数のセラミック層をもって構成される積層構造を有
する電子部品本体2を備えている。電子部品本体2が与
える積層構造の積層方向における一方の端面3側には、
図示しない配線基板への電気的接続のための複数の外部
接続端子電極4が設けられている。なお、これら外部接
続端子電極4は、通常、電子部品本体2の端面3上だけ
でなく、側面5上にまで延びるように形成される。
た複数のセラミック層をもって構成される積層構造を有
する電子部品本体2を備えている。電子部品本体2が与
える積層構造の積層方向における一方の端面3側には、
図示しない配線基板への電気的接続のための複数の外部
接続端子電極4が設けられている。なお、これら外部接
続端子電極4は、通常、電子部品本体2の端面3上だけ
でなく、側面5上にまで延びるように形成される。
【0009】図11には、上述した積層型セラミック電
子部品1を配線基板としてのマザーボード6上に実装し
た状態が図解的に断面図で示されている。
子部品1を配線基板としてのマザーボード6上に実装し
た状態が図解的に断面図で示されている。
【0010】積層型セラミック電子部品1は、その電子
部品本体2の端面3がマザーボード6に対向するように
配置され、その状態で、外部接続端子電極4が、マザー
ボード6上の接続用導電ランド7に半田付けされてい
る。この半田付けの結果、外部接続端子電極と接続用導
電ランド7との間には、半田フィレット8が形成され
る。
部品本体2の端面3がマザーボード6に対向するように
配置され、その状態で、外部接続端子電極4が、マザー
ボード6上の接続用導電ランド7に半田付けされてい
る。この半田付けの結果、外部接続端子電極と接続用導
電ランド7との間には、半田フィレット8が形成され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような積層型
セラミック電子部品1において、複合機能化が進むと、
それに応じて、その寸法が大きくなる。そのため、積層
型セラミック電子部品1をマザーボード6上に実装した
状態において、マザーボード6との間での接合強度が高
く、あるいは、接合の信頼性が高いことが必要となって
くる。これらの接合強度または接合信頼性が低いと、積
層型セラミック電子部品1を実装したマザーボード6を
備える電子装置が、落下した場合などにおいて生じるマ
ーザーボード6の変形などによって、接合が外れたりす
ることがある。また、接合強度または接合信頼性が低い
と、耐ヒートサイクル性も低くなってしまう。
セラミック電子部品1において、複合機能化が進むと、
それに応じて、その寸法が大きくなる。そのため、積層
型セラミック電子部品1をマザーボード6上に実装した
状態において、マザーボード6との間での接合強度が高
く、あるいは、接合の信頼性が高いことが必要となって
くる。これらの接合強度または接合信頼性が低いと、積
層型セラミック電子部品1を実装したマザーボード6を
備える電子装置が、落下した場合などにおいて生じるマ
ーザーボード6の変形などによって、接合が外れたりす
ることがある。また、接合強度または接合信頼性が低い
と、耐ヒートサイクル性も低くなってしまう。
【0012】このような接合強度または接合信頼性の観
点からみたとき、図11に示すような実装状態は不利で
ある。なぜなら、半田フィレット8は、電子部品本体2
の比較的外側に形成されるため、電子部品本体2の中心
から半田フィレット8までの距離が比較的長くなり、し
たがって、マザーボード6が変形した場合に半田フィレ
ット8に及ぼされる応力が比較的大きくなったり、温度
変化が生じた場合にマザーボード6と電子部品本体2と
の線膨張係数の違いにより半田フィレット8に及ぼされ
る応力が比較的大きくなったりし、その結果、半田フィ
レット8による接合部分が損傷されやすい状況に置かれ
るからである。
点からみたとき、図11に示すような実装状態は不利で
ある。なぜなら、半田フィレット8は、電子部品本体2
の比較的外側に形成されるため、電子部品本体2の中心
から半田フィレット8までの距離が比較的長くなり、し
たがって、マザーボード6が変形した場合に半田フィレ
ット8に及ぼされる応力が比較的大きくなったり、温度
変化が生じた場合にマザーボード6と電子部品本体2と
の線膨張係数の違いにより半田フィレット8に及ぼされ
る応力が比較的大きくなったりし、その結果、半田フィ
レット8による接合部分が損傷されやすい状況に置かれ
るからである。
【0013】また、図11に示すような実装状態は、こ
のような積層型セラミック電子部品1を実装したマザー
ボード6を備える電子装置の小型化にとっても不利であ
る。なぜなら、上述したように、半田フィレット8が電
子部品本体2の外側に形成されるため、実装に要する面
積が、電子部品本体2のたとえば1.2〜2.0倍程度
というように大きく必要とするからである。このこと
は、高密度実装の妨げとなり、電子装置の小型化を阻害
する。
のような積層型セラミック電子部品1を実装したマザー
ボード6を備える電子装置の小型化にとっても不利であ
る。なぜなら、上述したように、半田フィレット8が電
子部品本体2の外側に形成されるため、実装に要する面
積が、電子部品本体2のたとえば1.2〜2.0倍程度
というように大きく必要とするからである。このこと
は、高密度実装の妨げとなり、電子装置の小型化を阻害
する。
【0014】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な問題を解決し得る、電子部品およびこのような電子部
品を備える電子装置を提供しようとすることである。
な問題を解決し得る、電子部品およびこのような電子部
品を備える電子装置を提供しようとすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、電子部品本
体を備え、この電子部品本体の一方端面側には、配線基
板への電気的接続のための外部接続端子電極が設けられ
ている、電子部品に向けられるものであって、上述した
技術的課題を解決するため、電子部品本体の一方端面側
には、内底面および内側面によって規定される凹部が設
けられ、外部端子電極は、少なくとも凹部の内側面上に
形成される側面電極部を備えることを特徴としている。
体を備え、この電子部品本体の一方端面側には、配線基
板への電気的接続のための外部接続端子電極が設けられ
ている、電子部品に向けられるものであって、上述した
技術的課題を解決するため、電子部品本体の一方端面側
には、内底面および内側面によって規定される凹部が設
けられ、外部端子電極は、少なくとも凹部の内側面上に
形成される側面電極部を備えることを特徴としている。
【0016】外部接続端子電極は、上述の側面電極部に
電気的に接続され、かつ電子部品本体の一方端面上に形
成される端面電極部をさらに備えることが好ましい。
電気的に接続され、かつ電子部品本体の一方端面上に形
成される端面電極部をさらに備えることが好ましい。
【0017】端面電極部は、好ましくは、側面電極部か
ら連続的に延びるように形成される。
ら連続的に延びるように形成される。
【0018】また、外部接続端子電極は、側面電極部に
電気的に接続され、かつ凹部の内底面上に形成される底
面電極部をさらに備えていてもよい。
電気的に接続され、かつ凹部の内底面上に形成される底
面電極部をさらに備えていてもよい。
【0019】この底面電極部は、好ましくは、側面電極
部から連続的に延びるように形成される。
部から連続的に延びるように形成される。
【0020】また、上述のように底面電極を備える外部
接続端子電極は、グラウンド用の端子として機能するも
のであることが好ましい。
接続端子電極は、グラウンド用の端子として機能するも
のであることが好ましい。
【0021】この発明に係る電子部品において、凹部
は、4つの内側面によって囲まれた空間を規定するもの
であっても、相対向する2つの内側面によって挟まれ、
かつ他の相対向する側方に関しては開放された溝状の空
間を規定するものであってもよい。
は、4つの内側面によって囲まれた空間を規定するもの
であっても、相対向する2つの内側面によって挟まれ、
かつ他の相対向する側方に関しては開放された溝状の空
間を規定するものであってもよい。
【0022】この発明は、積層された複数のセラミック
層をもって構成される積層構造を有する電子部品本体を
備える、積層型セラミック電子部品に対して特に有利に
適用される。
層をもって構成される積層構造を有する電子部品本体を
備える、積層型セラミック電子部品に対して特に有利に
適用される。
【0023】上述の場合、外部接続端子電極が設けられ
る電子部品本体の一方端面は、好ましくは、積層構造の
積層方向における一方端面である。
る電子部品本体の一方端面は、好ましくは、積層構造の
積層方向における一方端面である。
【0024】この発明は、また、上述したような電子部
品を備える電子装置にも向けられる。この電子装置は、
電子部品を備えるとともに、その電子部品本体の一方端
面に対向するように配置され、かつ接続用導電ランドを
形成している配線基板を備える。そして、前述した外部
接続端子電極が、この接続用導電ランドに電気的に接続
されている。
品を備える電子装置にも向けられる。この電子装置は、
電子部品を備えるとともに、その電子部品本体の一方端
面に対向するように配置され、かつ接続用導電ランドを
形成している配線基板を備える。そして、前述した外部
接続端子電極が、この接続用導電ランドに電気的に接続
されている。
【0025】この発明に係る電子装置において、好まし
くは、外部接続端子電極は、接続用導電ランドに半田付
けされている。
くは、外部接続端子電極は、接続用導電ランドに半田付
けされている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、この発明を、積層型セラ
ミック電子部品に関連して説明する。
ミック電子部品に関連して説明する。
【0027】図1は、この発明の第1の実施形態による
積層型セラミック電子部品11の外観を示す斜視図であ
る。図1において、積層型セラミック電子部品11は、
これを実装すべき配線基板(図示せず。)側に向けられ
る面を上方に向けた状態で図示されている。後述する図
3ないし図9においても同様である。
積層型セラミック電子部品11の外観を示す斜視図であ
る。図1において、積層型セラミック電子部品11は、
これを実装すべき配線基板(図示せず。)側に向けられ
る面を上方に向けた状態で図示されている。後述する図
3ないし図9においても同様である。
【0028】積層型セラミック電子部品11は、電子部
品本体12を備えている。図1では図示されないが、電
子部品本体12は、積層された複数のセラミック層をも
って構成される積層構造を有している。また、同様に図
示しないが、電子部品本体12において、セラミック層
の特定のものに関連して、導体膜やビアホール導体のよ
うな種々の配線導体が設けられている。
品本体12を備えている。図1では図示されないが、電
子部品本体12は、積層された複数のセラミック層をも
って構成される積層構造を有している。また、同様に図
示しないが、電子部品本体12において、セラミック層
の特定のものに関連して、導体膜やビアホール導体のよ
うな種々の配線導体が設けられている。
【0029】電子部品本体12の一方の端面13側に
は、図示しない配線基板への電気的接続のための複数の
外部接続端子電極14が設けられている。この実施形態
では、端面13は、電子部品本体12における複数のセ
ラミック層の積層方向における一方端側に位置してい
る。
は、図示しない配線基板への電気的接続のための複数の
外部接続端子電極14が設けられている。この実施形態
では、端面13は、電子部品本体12における複数のセ
ラミック層の積層方向における一方端側に位置してい
る。
【0030】電子部品本体12の端面13側には、内底
面15および内側面16によって規定される凹部17が
設けられている。外部接続端子電極14は、この凹部1
7の内側面16上に形成される側面電極部18と、電子
部品本体12の端面13上に形成される端面電極部19
とを備えている。側面電極部18と端面電極部19とは
互いに電気的に接続されているものであり、この実施形
態では、端面電極部19は、側面電極部18から連続的
に延びるように形成されている。
面15および内側面16によって規定される凹部17が
設けられている。外部接続端子電極14は、この凹部1
7の内側面16上に形成される側面電極部18と、電子
部品本体12の端面13上に形成される端面電極部19
とを備えている。側面電極部18と端面電極部19とは
互いに電気的に接続されているものであり、この実施形
態では、端面電極部19は、側面電極部18から連続的
に延びるように形成されている。
【0031】なお、外部接続端子電極14の数および面
積は、必要に応じて、任意に変更することができる。
積は、必要に応じて、任意に変更することができる。
【0032】上述のような積層型セラミック電子部品1
1は、基本的に、複数のセラミックグリーンシートの積
層技術を用いて製造することができる。
1は、基本的に、複数のセラミックグリーンシートの積
層技術を用いて製造することができる。
【0033】すなわち、まず、複数のセラミックグリー
ンシートが用意される。このセラミックグリーンシート
は、たとえば銅を含む導電性ペーストをもって配線導体
を形成できるようにするため、1000℃以下の温度で
焼結可能なセラミック材料を含むものであることが好ま
しい。
ンシートが用意される。このセラミックグリーンシート
は、たとえば銅を含む導電性ペーストをもって配線導体
を形成できるようにするため、1000℃以下の温度で
焼結可能なセラミック材料を含むものであることが好ま
しい。
【0034】次に、特定のセラミックグリーンシートに
は、ビアホール導体のための貫通孔が設けられ、これら
貫通孔に導電性ペーストが充填され、また、特定のセラ
ミックグリーンシート上には、導電性ペーストの印刷に
よって、導体膜が形成される。
は、ビアホール導体のための貫通孔が設けられ、これら
貫通孔に導電性ペーストが充填され、また、特定のセラ
ミックグリーンシート上には、導電性ペーストの印刷に
よって、導体膜が形成される。
【0035】また、特定のセラミックグリーンシートに
は、凹部17を与えるための貫通孔が設けられる。
は、凹部17を与えるための貫通孔が設けられる。
【0036】次に、上述した複数のセラミックグリーン
シートが積層され、次いで、プレスされる。このとき、
凹部17を与えるための貫通孔が設けられたセラミック
グリーンシートが、積層方向における一方端側に位置す
るようにされる。
シートが積層され、次いで、プレスされる。このとき、
凹部17を与えるための貫通孔が設けられたセラミック
グリーンシートが、積層方向における一方端側に位置す
るようにされる。
【0037】このようにして得られた生の積層体は、必
要に応じて、所定の寸法となるようにカットされ、次い
で、焼成される。これによって、焼結後の積層体すなわ
ち電子部品本体12が得られる。そして、この電子部品
本体12上に、外部接続端子電極14を形成し、また、
必要に応じて、他の導体膜や印刷抵抗や絶縁層が形成さ
れ、また、めっきが施され、さらに、必要な能動素子や
受動素子を搭載することによって、積層型セラミック電
子部品11が完成される。
要に応じて、所定の寸法となるようにカットされ、次い
で、焼成される。これによって、焼結後の積層体すなわ
ち電子部品本体12が得られる。そして、この電子部品
本体12上に、外部接続端子電極14を形成し、また、
必要に応じて、他の導体膜や印刷抵抗や絶縁層が形成さ
れ、また、めっきが施され、さらに、必要な能動素子や
受動素子を搭載することによって、積層型セラミック電
子部品11が完成される。
【0038】なお、外部接続端子14における側面電極
部18は、セラミックグリーンシートにビアホール導体
を形成しておき、凹部17を与えるための貫通孔をセラ
ミックグリーンシートに形成したとき、この貫通孔の内
面上にビアホール導体の一部を露出させることによって
形成してもよい。
部18は、セラミックグリーンシートにビアホール導体
を形成しておき、凹部17を与えるための貫通孔をセラ
ミックグリーンシートに形成したとき、この貫通孔の内
面上にビアホール導体の一部を露出させることによって
形成してもよい。
【0039】また、外部接続端子電極14の端面電極部
19は、セラミックグリーンシートの段階で形成してお
いてもよい。
19は、セラミックグリーンシートの段階で形成してお
いてもよい。
【0040】図2は、上述した積層型セラミック電子部
品11を配線基板としてのマザーボード20上に実装し
た状態を図解的に示す断面図である。
品11を配線基板としてのマザーボード20上に実装し
た状態を図解的に示す断面図である。
【0041】図2を参照して、積層型セラミック電子部
品11は、その電子部品本体12の端面13がマザーボ
ード20に対向するように配置される。そして、マザー
ボード20上に形成されている接続用導電ランド21
に、外部接続端子電極14が半田付けされることによっ
て電気的に接続される。図2には、この半田付けによっ
て形成された半田フィレット22が図示されている。な
お、半田に代えて、たとえば導電性接着剤のような他の
導電性接合材が用いられてもよい。
品11は、その電子部品本体12の端面13がマザーボ
ード20に対向するように配置される。そして、マザー
ボード20上に形成されている接続用導電ランド21
に、外部接続端子電極14が半田付けされることによっ
て電気的に接続される。図2には、この半田付けによっ
て形成された半田フィレット22が図示されている。な
お、半田に代えて、たとえば導電性接着剤のような他の
導電性接合材が用いられてもよい。
【0042】図2に示すように、外部接続端子電極14
を凹部17の内側面16上に形成することによって、半
田フィレット22は、凹部17の内側面16より内側に
向いて形成されるので、半田フィレット22が電子部品
本体12の外側にまで延び出すように形成されることを
防止することができる。そのため、積層型セラミック電
子部品11を実装するために要する面積を小さくするこ
とができ、高密度実装に寄与させることができる。
を凹部17の内側面16上に形成することによって、半
田フィレット22は、凹部17の内側面16より内側に
向いて形成されるので、半田フィレット22が電子部品
本体12の外側にまで延び出すように形成されることを
防止することができる。そのため、積層型セラミック電
子部品11を実装するために要する面積を小さくするこ
とができ、高密度実装に寄与させることができる。
【0043】また、電子部品本体12の中心から半田フ
ィレット22までの距離を比較的短くすることができる
ため、マザーボード20が変形した場合に半田フィレッ
ト22による接合部分に及ぼされる応力や、温度変化が
生じた場合にマザーボード20と電子部品本体12との
線膨張係数の違いによって半田フィレット22による接
合部分に及ぼされる応力を、比較的小さくすることがで
きる。そのため、積層型セラミック電子部品11が大型
化されても、接合の信頼性を高く維持することができ
る。
ィレット22までの距離を比較的短くすることができる
ため、マザーボード20が変形した場合に半田フィレッ
ト22による接合部分に及ぼされる応力や、温度変化が
生じた場合にマザーボード20と電子部品本体12との
線膨張係数の違いによって半田フィレット22による接
合部分に及ぼされる応力を、比較的小さくすることがで
きる。そのため、積層型セラミック電子部品11が大型
化されても、接合の信頼性を高く維持することができ
る。
【0044】以下、図3ないし図9をそれぞれ参照し
て、この発明の他の実施形態について説明する。図3な
いし図9において、図1に示した要素に相当する要素に
は同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
て、この発明の他の実施形態について説明する。図3な
いし図9において、図1に示した要素に相当する要素に
は同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0045】図3に示した第2の実施形態による積層型
セラミック電子部品31においては、外部接続端子電極
14の側面電極部18が、凹部17の内底面15にまで
届かないように形成され、端面電極部19が、端面13
の周縁部にまで届かないように形成されていることを特
徴としている。
セラミック電子部品31においては、外部接続端子電極
14の側面電極部18が、凹部17の内底面15にまで
届かないように形成され、端面電極部19が、端面13
の周縁部にまで届かないように形成されていることを特
徴としている。
【0046】図4に示した第3の実施形態による積層型
セラミック電子部品32では、外部接続端子電極14の
側面電極部18が、端面13および凹部17の内底面1
5のいずれにも届かないように形成されている。すなわ
ち、側面電極部18と端面電極部19とは、互いに電気
的に接続されるが、連続的に延びるように形成されてい
ない。
セラミック電子部品32では、外部接続端子電極14の
側面電極部18が、端面13および凹部17の内底面1
5のいずれにも届かないように形成されている。すなわ
ち、側面電極部18と端面電極部19とは、互いに電気
的に接続されるが、連続的に延びるように形成されてい
ない。
【0047】図5に示した第4の実施形態による積層型
セラミック電子部品33においては、外部接続端子電極
14が、凹部17の内底面15上に形成される底面電極
部23をさらに備えることを特徴としている。この実施
形態では、端面電極部19、側面電極部18および底面
電極部23が一連に延びるように形成されている。
セラミック電子部品33においては、外部接続端子電極
14が、凹部17の内底面15上に形成される底面電極
部23をさらに備えることを特徴としている。この実施
形態では、端面電極部19、側面電極部18および底面
電極部23が一連に延びるように形成されている。
【0048】図6に示した第5の実施形態による積層型
セラミック電子部品34においては、特定の外部接続端
子電極14aが、側面電極部18、端面電極部19およ
び底面電極部23を備え、この外部接続端子電極14a
が、グラウンド用の端子として機能するようにされてい
る。特に、底面電極部23は、凹部17の内底面15の
ほぼ全域にわたって形成されている。
セラミック電子部品34においては、特定の外部接続端
子電極14aが、側面電極部18、端面電極部19およ
び底面電極部23を備え、この外部接続端子電極14a
が、グラウンド用の端子として機能するようにされてい
る。特に、底面電極部23は、凹部17の内底面15の
ほぼ全域にわたって形成されている。
【0049】このような構成を採用することにより、図
示しないマザーボードに対して、直接、グラウンド用の
端子として機能する外部接続端子電極14aを、最短距
離でかつ広い面積で接続することができ、そのため、グ
ラウンド効果を高めることができる。
示しないマザーボードに対して、直接、グラウンド用の
端子として機能する外部接続端子電極14aを、最短距
離でかつ広い面積で接続することができ、そのため、グ
ラウンド効果を高めることができる。
【0050】以上の図1ないし図6を参照して説明した
第1ないし第5の実施形態による積層型セラミック電子
部品11および31〜34においては、凹部17は、4
つの内側面16によって囲まれた空間を規定していた
が、図7ないし図9を参照して以下に説明するように、
凹部は、相対向する2つの内側面によって挟まれ、かつ
他の相対向する側方に関しては開放された溝状の空間を
規定していてもよい。
第1ないし第5の実施形態による積層型セラミック電子
部品11および31〜34においては、凹部17は、4
つの内側面16によって囲まれた空間を規定していた
が、図7ないし図9を参照して以下に説明するように、
凹部は、相対向する2つの内側面によって挟まれ、かつ
他の相対向する側方に関しては開放された溝状の空間を
規定していてもよい。
【0051】図7に示した第6の実施形態による積層型
セラミック電子部品35においては、溝状の空間を規定
する凹部17aが形成されている。外部接続端子電極1
4の形成態様については、図1に示した積層型セラミッ
ク電子部品11の場合と実質的に同様である。
セラミック電子部品35においては、溝状の空間を規定
する凹部17aが形成されている。外部接続端子電極1
4の形成態様については、図1に示した積層型セラミッ
ク電子部品11の場合と実質的に同様である。
【0052】図8に示した第7の実施形態による積層型
セラミック電子部品36においても、溝状の空間を規定
する凹部17aが設けられ、外部接続端子電極14につ
いては、図3に示した積層型セラミック電子部品31と
実質的に同じ形成態様を有している。
セラミック電子部品36においても、溝状の空間を規定
する凹部17aが設けられ、外部接続端子電極14につ
いては、図3に示した積層型セラミック電子部品31と
実質的に同じ形成態様を有している。
【0053】図9に示した第8の実施形態による積層型
セラミック電子部品37においても、溝状の空間を規定
する凹部17aが設けられている。また、凹部17aの
内底面15上には、グラウンド電極24が形成されてい
る。また、外部接続端子電極14aは、側面電極部18
および端面電極19を備えているが、側面電極部18
は、凹部17aの内底面15にまでは届かないように形
成される。なお、図示しないが、外部接続端子電極14
の特定のものが、内底面15にまで届き、グラウンド電
極24に電気的に接続されるように形成されてもよい。
セラミック電子部品37においても、溝状の空間を規定
する凹部17aが設けられている。また、凹部17aの
内底面15上には、グラウンド電極24が形成されてい
る。また、外部接続端子電極14aは、側面電極部18
および端面電極19を備えているが、側面電極部18
は、凹部17aの内底面15にまでは届かないように形
成される。なお、図示しないが、外部接続端子電極14
の特定のものが、内底面15にまで届き、グラウンド電
極24に電気的に接続されるように形成されてもよい。
【0054】図7ないし図9に示した積層型セラミック
電子部品35〜37によれば、凹部17aの形成のた
め、たとえば、ダイシングソーによる切削を適用するこ
とが可能となる。
電子部品35〜37によれば、凹部17aの形成のた
め、たとえば、ダイシングソーによる切削を適用するこ
とが可能となる。
【0055】以上、この発明を、図示した種々の実施形
態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、
その他、いくつかの変形例が可能である。
態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、
その他、いくつかの変形例が可能である。
【0056】たとえば、凹部17または17aの形状は
任意に変更することができる。
任意に変更することができる。
【0057】また、凹部17または17aは、他の電子
部品を収容するための空間として利用してもよい。
部品を収容するための空間として利用してもよい。
【0058】また、この発明は、積層型セラミック電子
部品に限らず、積層型でない電子部品に対しても、ある
いは、セラミック電子部品以外の電子部品に対しても適
用することができる。
部品に限らず、積層型でない電子部品に対しても、ある
いは、セラミック電子部品以外の電子部品に対しても適
用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る電子部品
によれば、電子部品本体の一方端面側に、内底面および
内側面によって規定される凹部が設けられ、配線基板へ
の電気的接続のための外部接続端子電極が、少なくとも
この凹部の内側面上に形成される側面電極部を備えてい
るので、この電子部品を配線基板上に半田付けによって
実装した状態としたとき、半田フィレットを凹部の内側
面より内側に向けることができる。
によれば、電子部品本体の一方端面側に、内底面および
内側面によって規定される凹部が設けられ、配線基板へ
の電気的接続のための外部接続端子電極が、少なくとも
この凹部の内側面上に形成される側面電極部を備えてい
るので、この電子部品を配線基板上に半田付けによって
実装した状態としたとき、半田フィレットを凹部の内側
面より内側に向けることができる。
【0060】したがって、半田フィレットを電子部品本
体の外側に形成されないようにすることができ、この電
子部品の実装に要する面積を小さくでき、高密度実装に
寄与させることができる。
体の外側に形成されないようにすることができ、この電
子部品の実装に要する面積を小さくでき、高密度実装に
寄与させることができる。
【0061】また、電子部品本体の中心から半田フィレ
ットによる接合部分までの距離を比較的短くすることが
できる。したがって、この電子部品が実装される配線基
板が変形した場合に半田フィレットに及ぼされる応力
や、温度変化が生じたときに電子部品本体と配線基板と
の線膨張係数の違いによって半田フィレットによる接合
部分に及ぼされる応力を小さくすることができる。その
ため、電子部品の大型化が図られても、接合に関して高
い信頼性を維持することができる。
ットによる接合部分までの距離を比較的短くすることが
できる。したがって、この電子部品が実装される配線基
板が変形した場合に半田フィレットに及ぼされる応力
や、温度変化が生じたときに電子部品本体と配線基板と
の線膨張係数の違いによって半田フィレットによる接合
部分に及ぼされる応力を小さくすることができる。その
ため、電子部品の大型化が図られても、接合に関して高
い信頼性を維持することができる。
【0062】この発明に係る電子部品において、外部接
続端子電極が、側面電極部に電気的に接続され、かつ電
子部品本体の一方端面上に形成される端面電極部をさら
に備えていると、接合の信頼性をより高めることができ
る。
続端子電極が、側面電極部に電気的に接続され、かつ電
子部品本体の一方端面上に形成される端面電極部をさら
に備えていると、接合の信頼性をより高めることができ
る。
【0063】また、外部接続端子電極が、側面電極部に
電気的に接続され、かつ凹部の内底面上に形成される底
面電極部をさらに備えている場合にも、接続の信頼性を
より高めることができる。
電気的に接続され、かつ凹部の内底面上に形成される底
面電極部をさらに備えている場合にも、接続の信頼性を
より高めることができる。
【0064】また、上述のように、外部接続端子電極が
底面電極部を備える場合、この外部接続端子電極がグラ
ウンド用の端子として機能するようにされると、電子部
品のグラウンド電位を最短距離でかつ比較的大きい面積
で配線基板に接続することができるので、グラウンド効
果を高めることができる。このことは、特に高周波部品
に適した構造となる。
底面電極部を備える場合、この外部接続端子電極がグラ
ウンド用の端子として機能するようにされると、電子部
品のグラウンド電位を最短距離でかつ比較的大きい面積
で配線基板に接続することができるので、グラウンド効
果を高めることができる。このことは、特に高周波部品
に適した構造となる。
【0065】また、電子部品本体が、積層された複数の
セラミック層をもって構成される積層構造を有している
と、この発明は、多層セラミック基板のような積層型セ
ラミック電子部品に対して有利に適用することができ
る。この場合、電子部品本体の積層構造における一方端
面側に外部接続端子電極が設けられるようにすると、電
子部品本体を得るために積層される複数のセラミックグ
リーンシートの特定のものに貫通孔を設けておくことに
より、この発明の特徴となる凹部を電子部品本体に形成
することができる。
セラミック層をもって構成される積層構造を有している
と、この発明は、多層セラミック基板のような積層型セ
ラミック電子部品に対して有利に適用することができ
る。この場合、電子部品本体の積層構造における一方端
面側に外部接続端子電極が設けられるようにすると、電
子部品本体を得るために積層される複数のセラミックグ
リーンシートの特定のものに貫通孔を設けておくことに
より、この発明の特徴となる凹部を電子部品本体に形成
することができる。
【0066】この発明に係る電子装置によれば、上述し
たような電子部品が配線基板上に実装された構造を有し
ているので、上述したように、配線基板に対する電子部
品の接合に関して高い信頼性を与えることができる。
たような電子部品が配線基板上に実装された構造を有し
ているので、上述したように、配線基板に対する電子部
品の接合に関して高い信頼性を与えることができる。
【0067】上述した電子装置において、外部接続端子
電極が、配線基板上の接続用導電ランドに半田付けされ
ていると、この半田付けによって形成される半田フィレ
ットを電子部品本体の外側に延び出さないように形成す
ることができ、そのため、電子部品の実装に要する面積
を小さくでき、高密度実装を可能とするので、電子装置
の小型化を図ることができる。
電極が、配線基板上の接続用導電ランドに半田付けされ
ていると、この半田付けによって形成される半田フィレ
ットを電子部品本体の外側に延び出さないように形成す
ることができ、そのため、電子部品の実装に要する面積
を小さくでき、高密度実装を可能とするので、電子装置
の小型化を図ることができる。
【図1】この発明の第1の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品11の外観を示す斜視図である。
ック電子部品11の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示した積層型セラミック電子部品11が
マザーボード20上に実装された状態を図解的に示す断
面図である。
マザーボード20上に実装された状態を図解的に示す断
面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品31の外観を示す斜視図である。
ック電子部品31の外観を示す斜視図である。
【図4】この発明の第3の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品32の外観を示す斜視図である。
ック電子部品32の外観を示す斜視図である。
【図5】この発明の第4の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品33の外観を示す斜視図である。
ック電子部品33の外観を示す斜視図である。
【図6】この発明の第5の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品34の外観を示す斜視図である。
ック電子部品34の外観を示す斜視図である。
【図7】この発明の第6の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品35の外観を示す斜視図である。
ック電子部品35の外観を示す斜視図である。
【図8】この発明の第7の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品36の外観を示す斜視図である。
ック電子部品36の外観を示す斜視図である。
【図9】この発明の第8の実施形態による積層型セラミ
ック電子部品37の外観を示す斜視図である。
ック電子部品37の外観を示す斜視図である。
【図10】従来の積層型セラミック電子部品1の外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図11】図10に示した積層型セラミック電子部品1
をマザーボード6上に実装した状態を図解的に示す断面
図である。
をマザーボード6上に実装した状態を図解的に示す断面
図である。
11,31〜37 積層型セラミック電子部品(電子部
品) 12 電子部品本体 13 端面 14,14a 外部接続端子電極 15 内底面 16 内側面 17,17a 凹部 18 側面電極部 19 端面電極部 20 マザーボード(配線基板) 21 接続用導電ランド 22 半田フィレット 23 底面電極部 24 グラウンド電極
品) 12 電子部品本体 13 端面 14,14a 外部接続端子電極 15 内底面 16 内側面 17,17a 凹部 18 側面電極部 19 端面電極部 20 マザーボード(配線基板) 21 接続用導電ランド 22 半田フィレット 23 底面電極部 24 グラウンド電極
Claims (12)
- 【請求項1】 電子部品本体を備え、前記電子部品本体
の一方端面側には、配線基板への電気的接続のための外
部接続端子電極が設けられている、電子部品であって、 前記電子部品本体の前記一方端面側には、内底面および
内側面によって規定される凹部が設けられ、前記外部接
続端子電極は、少なくとも前記凹部の前記内側面上に形
成される側面電極部を備える、電子部品。 - 【請求項2】 前記外部接続端子電極は、前記側面電極
部に電気的に接続され、かつ前記電子部品本体の前記一
方端面上に形成される端面電極部をさらに備える、請求
項1に記載の電子部品。 - 【請求項3】 前記端面電極部は、前記側面電極部から
連続的に延びるように形成される、請求項2に記載の電
子部品。 - 【請求項4】 前記外部接続端子電極は、前記側面電極
部に電気的に接続され、かつ前記凹部の前記内底面上に
形成される底面電極部をさらに備える、請求項1ないし
3のいずれかに記載の電子部品。 - 【請求項5】 前記底面電極部は、前記側面電極部から
連続的に延びるように形成される、請求項4に記載の電
子部品。 - 【請求項6】 前記底面電極部を備える前記外部接続端
子電極は、グラウンド用の端子として機能する、請求項
4または5に記載の電子部品。 - 【請求項7】 前記凹部は、4つの前記内側面によって
囲まれた空間を規定する、請求項1ないし6のいずれか
に記載の電子部品。 - 【請求項8】 前記凹部は、相対向する2つの前記内側
面によって挟まれ、かつ他の相対向する側方に関しては
開放された溝状の空間を規定する、請求項1ないし6の
いずれかに記載の電子部品。 - 【請求項9】 前記電子部品本体は、積層された複数の
セラミック層をもって構成される積層構造を有する、請
求項1ないし8のいずれかに記載の電子部品。 - 【請求項10】 前記外部接続端子電極が設けられる前
記電子部品本体の前記一方端面は、前記積層構造の積層
方向における一方端面である、請求項9に記載の電子部
品。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
の電子部品と、前記電子部品本体の前記一方端面に対向
するように配置され、かつ接続用導電ランドを形成して
いる配線基板とを備え、前記外部接続端子電極が、前記
接続用導電ランドに電気的に接続されている、電子装
置。 - 【請求項12】 前記外部接続端子電極は、前記接続用
導電ランドに半田付けされている、請求項11に記載の
電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291574A JP2002100697A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子部品およびそれを備える電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291574A JP2002100697A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子部品およびそれを備える電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002100697A true JP2002100697A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18774628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000291574A Abandoned JP2002100697A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子部品およびそれを備える電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002100697A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007048844A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック電子部品の製造方法およびセラミック電子部品 |
JP2007141961A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 発光装置 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000291574A patent/JP2002100697A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007048844A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック電子部品の製造方法およびセラミック電子部品 |
JP2007141961A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 発光装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070704 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20071026 |