JP2002176909A - Packaging body of meat, method for packaging meat by using the same, and method for preserving meat - Google Patents
Packaging body of meat, method for packaging meat by using the same, and method for preserving meatInfo
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】本発明は食肉の包装体及びそ
れを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法に関する。
詳細には食肉の包装作業を一工程で行うことができ、作
業効率を飛躍的に向上させることができる食肉の包装体
及びそれを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法に関
する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a package for meat, a method for packaging meat using the same, and a method for storing meat.
More particularly, the present invention relates to a meat package that can perform a meat packaging operation in one step and dramatically improve the working efficiency, a meat packaging method using the meat package, and a meat preservation method.
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
食肉の包装作業は、整体作業(枝肉より各種部位の筋肉
を切り取る作業)を終えた食肉に液体吸収性材料からな
る吸収材を貼り付ける装着工程と、吸収材を装着した食
肉を収縮性バッグ(または非収縮性バッグ)内に詰め込
むバッグ詰め工程の2つの工程からなる。前記包装作業
はすべて手作業で行われており、該作業中には食肉が人
手に接触する機会も多く、大気中に晒される時間も長く
なっていたことから、作業効率の点から、また衛生面か
らも、作業の効率化が求められていた。本発明の主の目
的は、食肉の包装作業を一工程で行うことができ、作業
効率を飛躍的に向上させることができる食肉の包装体及
びそれを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法を提供
することである。また食肉の整体作業において、例えば
図5に示すように、食肉Mのロース部位には、骨の下側
に筋肉があり、この筋肉組織とともに血管が骨と平行し
て走っており、このロース部位を図中点線で示す箇所で
切断すると、その切断面より多量のドリップが出てくる
ことになる。従来、このような部位の食肉Mについて
も、図6及び図7に示す包装体1の場合、切断面ではな
い食肉Mの側面に吸収体3を装着し、バッグ詰めを行っ
ていた。このため、バッグ詰め後にバッグ2の開放端2
aをシールし、同バッグ2を熱収縮させると、バッグ2
内に切断面の位置から吸収材3へ至る隙間が無くなって
しまい、食肉Mの両切断面からのドリップは吸収材3に
よって吸収され難くなり、バッグ2の両切断面側に溜ま
っていた。このため、図7に示すように、食肉Mの切断
面部分は、バッグ2の両切断面側に溜まったドリップと
長時間接触して変色するため、後にその変色部分M1を
取り除く必要があり、商品の収率低下を来していた。本
発明の別の目的は、食肉の両断面側からのドリップも確
実に吸収することができる食肉の包装体及びそれを用い
た食肉の包装方法、食肉の保存方法を提供することであ
る。また従来の包装体1にあっては、食肉Mに吸収材3
を装着し、バッグ詰めを行っていたたため、食肉M表面
から吸収体3が突出した状態になっていて、これが引っ
掛かってスムーズにバッグ詰め作業ができなかった。ま
た従来の包装体1にあっては、収縮性バッグを用いてバ
ッグ詰めを行った場合には、収縮性バッグの収縮に伴っ
て吸収材3が皺になってしまい、吸収材としての十分な
機能が発揮できないという不具合も生じていた。本発明
のさらに別な目的は、スムーズにバッグ詰め作業を行う
ことができると共に、収縮性バッグを用いた場合でも、
収縮性バッグの収縮に伴って吸収材が皺にならない食肉
の包装体及びそれを用いた食肉の包装方法、食肉の保存
方法を提供することである。2. Description of the Related Art
The meat packaging operation includes a mounting process of attaching an absorbent made of a liquid absorbent material to the meat that has undergone manipulative work (operation of cutting muscles of various parts from carcasses), and a process of packing the meat with the absorbent into a shrinkable bag ( Or a non-shrinkable bag). All the above-mentioned packaging operations are performed manually, and during this operation, the meat often comes into contact with humans, and the time for which the meat is exposed to the air has been increased, so that from the viewpoint of work efficiency and sanitation. From the point of view, there was a demand for more efficient work. A main object of the present invention is a meat packaging body capable of performing a meat packaging operation in one step and dramatically improving work efficiency, a meat packaging method using the meat packaging body, and a meat preservation method. It is to provide. In the meat preparation work, for example, as shown in FIG. 5, the loin portion of the meat M has a muscle below the bone, and a blood vessel runs in parallel with the bone along with the muscle tissue. Is cut at the location shown by the dotted line in the figure, a large amount of drip comes out from the cut surface. Heretofore, in the case of the package 1 shown in FIGS. 6 and 7, the meat 3 in the meat M at such a portion is conventionally packed with the absorbent body 3 attached to the side of the meat M which is not a cut surface. For this reason, after packing the bag,
a is sealed, and the bag 2 is thermally contracted.
The gap from the position of the cut surface to the absorbent material 3 disappeared, and the drip of the meat M from both the cut surfaces became difficult to be absorbed by the absorbent material 3 and accumulated on both the cut surface sides of the bag 2. For this reason, as shown in FIG. 7, the cut surface portion of the meat M is discolored by contact with the drip accumulated on both cut surface sides of the bag 2 for a long time, and it is necessary to remove the discolored portion M1 later. Commodity yield was falling. Another object of the present invention is to provide a meat package capable of reliably absorbing the drip from both cross-sectional sides of the meat, a method of packing the meat using the same, and a method of storing the meat. Also, in the conventional package 1, the meat M is
Was mounted and the bag was packed, so that the absorber 3 was protruding from the surface of the meat M, and this was caught and the bag could not be packed smoothly. Also, in the conventional package 1, when the bag is packed using a shrinkable bag, the absorbent material 3 becomes wrinkled with the shrinkage of the shrinkable bag, and the absorbent material 3 has a sufficient amount of wrinkles. There was also a problem that the function could not be exhibited. Still another object of the present invention is to be able to carry out a bag packing operation smoothly and even when using a shrinkable bag,
An object of the present invention is to provide a meat package in which an absorbent does not wrinkle with shrinkage of a shrinkable bag, a method of packing meat using the same, and a method of storing meat.
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、食肉を収容する非通気性バッグと、食肉
からのドリップを吸収する吸収材とを備えた食肉の包装
体において、前記非通気性バッグに開口を設ける共に、
前記非通気性バッグ外側の開口位置に多孔質シートを介
して吸収材を配置したことを特徴とする食肉の包装体、
この包装体を用いて食肉を真空包装する食肉の包装方
法、並びに本発明の食肉の包装体を用いて真空包装した
食肉を冷蔵する食肉の保存方法をその要旨とした。To achieve the above object, the present invention relates to a meat package comprising a non-breathable bag for storing meat and an absorbent for absorbing drip from the meat. While providing an opening in the non-breathable bag,
Meat package, characterized in that an absorbent material is arranged at the opening position on the outside of the non-breathable bag via a porous sheet,
The gist of the present invention is a method of packaging meat by vacuum packaging meat using the package, and a method of preserving meat by chilling meat vacuum-packed using the meat packaging of the present invention.
【発明の実施の形態】以下、本発明の食肉の包装体及び
それを用いた食肉の包装方法を図面に示した一実施の形
態に従ってさらに詳しく説明する。まずは本発明の食肉
の包装体について説明する。図1及び図2に示すよう
に、本発明の包装体11は、食肉Mを収容する非通気性
バッグ12と食肉Mからのドリップを吸収する吸収材1
3とを備えている。非通気性バッグ12の材料には、非
通気性とともに包装材として十分な機械的強度と伸度、
可撓性を有しており、さらには食品包装材として用いる
ことから、人体に悪影響を及ばさないものが望ましい。
また非通気性バッグ12は、食肉Mを収容した後に開放
端を閉じるため、シートシールや超音波シールができる
ようヒートシール可能な材料が好ましい。この非通気性
バッグ12の材料には、収縮タイプと非収縮タイプのも
のがあり、食肉の種類により適宜選択して用いる。例え
ば収縮タイプの場合、塩化ビニリデン(PVDC)フィ
ルムを芯材として、この両面にエチレン酢酸ビニル共重
合体(EVA)、照射EVA、アイオマー樹脂などを配
置したものがある。また非収縮タイプの場合、ポリアミ
ドをベースにしてこれにポリエチレン(PE)、EV
A、アイオマーなどを配置したものが知られている。本
発明の包装体は、整体作業(枝肉より各種部位の筋肉を
切り取る作業)を終えた食肉に主として適用されるの
で、食肉の大きさや形状は、ブロック状のものや薄くス
ライスされたものなど様々に異なっている。また食肉に
も、牛肉、豚肉、鶏肉など様々な種類があり、その種類
に応じた整体作業が行われることから、食肉の種類によ
ってもその大きさや形状は異なることになる。このた
め、非通気性バッグの形状や大きさは、その食肉の大き
さや形状に応じて、長方状、立方状、円筒状など適宜決
定するのが望ましい。この非通気性バッグには開口15
が設けられている。非通気性バッグ12内に食肉Mを収
納したとき、食肉Mから滲出したドリップは、この開口
15を通じて非通気性バッグ12外へ排出され、この開
口15を覆うように前記非通気性バッグ12外側の開口
位置に多孔質シート14を介して配置した吸収材13に
吸収されるようになっている。この非通気性バッグ12
の開口15の大きさや形状はまったく任意であり、食肉
Mの大きさや形状に応じて適宜決定すればよい。例えば
図5に示すようにして整体された食肉M(牛肉のロース
部位)を包装する場合、非通気性バッグ12は、図1に
示すように、食肉Mの大きさ、形状に対応して、円筒状
の袋体とすることで、食肉Mがスムーズに、かつ確実に
収納できるが、その開口15は図1に示すように非通気
性バッグ12の開放端部12aより底部12bに向かう
奥行き方向にわたって設けるとよい。前述の如く開口1
5は、食肉Mから滲出したドリップの非通気性バッグ1
2外への排出口となる。このため、開口15を非通気性
バッグ12の奥行き方向にわたって設け、更に開放端部
12aと底部12bを含むように設けると、食肉Mの両
切断面ABからのドリップも確実に該開口15から非通
気性バッグ12外へ排出されるようになる。また開口1
5は、1つに限らず複数個設けてもよい。例えば図1に
示すように非通気性バッグ12の奥行き方向にわたって
細長い開口15を1個設ける代わりに、非通気性バッグ
12の奥行き方向にわたって多数の開口を設けても良
い。また開口15は、非通気性バッグ12の底部12b
及び開放端部12aに設けることもできる。図5に示す
食肉Mを図1に示す非通気性バッグ12内に収容したと
き、食肉Mの切断面は非通気性バッグ12の底部12b
と開放端部12aに位置することになる。このため、非
通気性バッグ12の底部と開放端部に開口15を設ける
ことで、食肉Mの切断面からのドリップを効率よく非通
気性バッグ12外へ排出できるようになる。また開口1
5は、非通気性バッグ12の上下両面にそれぞれ設け、
各開口にそれぞれ吸収体13及び多孔質シートを配置す
るようにすることもできる。この場合、当該包装体で食
肉を包装したものを上下逆に積み重ねても、確実にドリ
ップが吸収されるようになる。吸収材13には、ドリッ
プを吸収する機能を有するものであって、食肉を保存す
るにあたって、人体に悪影響を及ぼすことがない素材を
用いるのがよい。具体的には吸収性ポリマー粉にパルプ
等を加えてシート化した吸水性ポリマーシート、または
この吸水性ポリマーシートの上下両面にパルプ紙を積層
したものなどを挙げることができる。吸水性ポリマーと
しては、架橋ポリアクリル酸塩、デンプン、アクリロニ
トリルグラフト重合体、酢酸ビニル、アクリル酸塩共重
合体、イソブチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビ
ニルアルコール(PVA)、マレイン酸共重合体、カル
ボキシメチルセルロース(CMC)架橋物、またはその
他、吸水倍率が50〜1000倍のものが好ましい。こ
の吸収体13は、前記非通気性バッグ12外側の開口1
5の位置に多孔質シート14を介して配置される。多孔
質シート14は、開口15の幅よりも大きく設けられて
いて、前記バッグ12の開口15の全部または一部を覆
うことができるようになっている。この多孔質シート1
4は、前記食肉Mと吸収体13との間にあって、食肉M
からのドリップを前記吸収体13側へと透過させると共
に、食肉Mが直接吸収体13に接触しないように両者間
に一定の間隔を保持している。このような機能を持つ多
孔質シート14の材料としては、前記非通気性バッグ1
2外側の開口15位置に超音波シールまたはヒートシー
ル可能なものが望ましく、その形態としては不織布、織
物、ネット、穴あきフィルムの中から選ばれた1種もし
くはこれらの2種以上を組み合わせた複合シートを好ま
しい例として挙げることができる。また多孔質シート1
4を構成する材料としては、超音波シールまたはヒート
シール可能な材料からなり、前記非通気性バッグ12外
側の開口15位置に超音波シールまたはヒートシールで
固着されるようになっている。尚、この多孔質シート1
4と吸収体13とは、必ずしも同一形状としなくても良
い。例えば図3に示すように、不織布などの繊維質シー
トを多孔質シート14として用いる場合、その厚みや繊
維密度を適宜コントロールすることで、単に食肉Mから
のドリップを吸収体13側へと透過させるだけではな
く、一旦吸収したドリップを繊維質シートの面積方向に
広がらせることができるので、より小さな吸収体13を
用いることができる。例えば図1に示すような非通気性
バッグ12の奥行き方向にわたる開口15の場合には、
多孔質シート14はこの開口15を覆う大きさの細長い
ものとなる。また、非通気性バッグ12の奥行き方向に
わたって多数の開口を設けた場合、開口毎にこれを覆う
大きさの多孔質シート14を用いても良いが、開口の配
されている範囲全体を覆うことができる1枚の細長い多
孔質シート14を用いることもできる。さらにこの多孔
質シート14は、前述の如く不織布などの繊維質シート
を用いた場合、一旦吸収したドリップを繊維質シートの
面積方向に広がらせることができるので、図1に示すよ
うに1枚の多孔質シート14で非通気性バッグ12の側
面の開口と、底部12bと開放端部12aに設けた開口
15を覆った場合、多孔質シート14が食肉Mの切断面
からのドリップを吸収し、これを吸収材13の位置まで
引いてきて吸収されることになる。前記多孔質シート1
4と吸収材13は、図1及び図2に示すように、非通気
性カバーシート16で被覆されている。非通気性カバー
シート16は、前記吸収材13を開口15の位置に固定
すると共に、開口15からのドリップの漏れを防止する
よう機能する。この非通気性カバーシート16は、非通
気性バッグ12の材料と同じ材料を用いることも異なる
材料を用いることもできる。仮に非通気性バッグ12に
収縮タイプの材料を用いた場合、非通気性カバーシート
16には、非収縮タイプの材料、または非通気性バッグ
12よりも熱収縮率が小さい材料を用いるのが望まし
い。なぜならば、収縮タイプの非通気性バッグ12が熱
収縮すると、当該非通気性バッグ12内には食肉Mが入
っているため、開口15周辺には当該開口15の面積が
拡大する方向に力が働く。これに伴い開口15上に配さ
れている非通気性カバーシート16も同様に面積が拡大
するように非通気性バッグ12に引っ張られるので、非
通気性カバーシート16内側の吸収材13や多孔質シー
ト14に皺が入る恐れがなくなるからである。図4は、
吸収体13を挟んでその上下に多孔質シート14と非通
気性カバーシート16を配置してこれら三者を一体化し
たものであり、この三者一体型の吸収体を用いた場合、
図3の非通気性バッグ12の開口15の位置に同開口1
5を覆うように多孔質シート14を開口15側にして配
置し、多孔質シート14周囲を超音波シールまたはヒー
トシールにより前記バッグ12の外側に固着するという
簡単な操作で包装体11を作製することができる。次
に、本発明の食肉の包装方法について説明する。この包
装方法は、上述した包装体を用いて食肉Mを真空包装す
ることを特徴とするものであり、袋入れ処理と、脱気処
理と、密封処理とからなる。袋入れ処理は、整体作業を
終えた食肉Mをこの食肉Mの大きさ、形状に対応して作
製した非通気性バッグ12内に収容する処理である。脱
気処理は、食肉Mを収納した非通気性バッグ12内の空
気を真空引きする処理であり、この脱気処理時における
真空度(標準大気圧との差)としては特に限定されず、
例えば真空ポンプの真空度を60〜90kPaとして真
空引きするなど、自由に設定すれば良い。密封処理は、
非通気性バッグ12の開放端部12aを超音波シールま
たはヒートシールによりシールする処理である。前記脱
気処理と密封処理は、真空包装機により同時に行われ
る。食肉Mを本発明の包装体によって真空包装したと
き、図1及び図2に示すように、食肉Mから滲出したド
リップは、非通気性バッグ12の開口15を通じて非通
気性バッグ12外へ排出され、非通気性バッグ12外側
に多孔質シート14を介して配置した吸収材13に吸収
されるようになっている。こうして真空包装した食肉M
は、凍結させない状態であって、−3℃〜6℃の温度範
囲、すなわち冷蔵状態に、好ましくは吸収体を下側にし
て置くことで、食肉Mから滲出したドリップが凍結しな
いで、非通気性バッグ12の開口15を通じて非通気性
バッグ12の外側に多孔質シート14を介して配置した
吸収体13に吸収されることになる。また、低温である
ため、一般生菌の繁殖の低減が期待できる。尚、本発明
の範囲は、「請求の範囲」に定義されており、その範囲
に含まれる全ての変更、形態を採ることができる。BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, a meat package according to the present invention and a meat packaging method using the same will be described in more detail with reference to an embodiment shown in the drawings. First, the meat package of the present invention will be described. As shown in FIGS. 1 and 2, a package 11 of the present invention includes a non-breathable bag 12 containing a meat M and an absorbent material 1 for absorbing a drip from the meat M.
3 is provided. The material of the non-breathable bag 12 has sufficient mechanical strength and elongation as a packaging material together with non-breathability,
Since it has flexibility and is used as a food packaging material, a material that does not adversely affect the human body is desirable.
In addition, since the non-breathable bag 12 closes the open end after storing the meat M, a heat-sealable material is preferably used so that sheet sealing or ultrasonic sealing can be performed. The material of the non-breathable bag 12 includes a shrinkable type and a non-shrinkable type, and is appropriately selected and used depending on the type of meat. For example, in the case of a shrinkable type, there is a type in which a vinylidene chloride (PVDC) film is used as a core material and an ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), an irradiated EVA, an ionomer resin, and the like are arranged on both surfaces thereof. In the case of a non-shrink type, a polyamide is used as a base and polyethylene (PE), EV
A, and those in which an iomer and the like are arranged are known. Since the package of the present invention is mainly applied to meat that has undergone manipulating work (work to cut muscles of various parts from carcasses), the size and shape of the meat can be various, such as block-shaped meat and thinly sliced meat. Is different. In addition, there are various types of meat such as beef, pork, and chicken, and the manipulating operation according to the type is performed. Therefore, the size and shape of the meat also differ depending on the type of meat. For this reason, it is desirable that the shape and size of the non-breathable bag be appropriately determined such as a rectangular shape, a cubic shape, and a cylindrical shape according to the size and shape of the meat. This non-breathable bag has an opening 15
Is provided. When the meat M is stored in the non-breathable bag 12, the drip oozing out of the meat M is discharged through the opening 15 to the outside of the non-breathable bag 12, and the outside of the non-breathable bag 12 is covered so as to cover the opening 15. Is absorbed by the absorbent material 13 disposed at the opening position of the above through the porous sheet 14. This non-breathable bag 12
The size and shape of the opening 15 are completely arbitrary, and may be appropriately determined according to the size and shape of the meat M. For example, when packing meat M (loin portion of beef) prepared as shown in FIG. 5, the non-breathable bag 12 corresponds to the size and shape of the meat M as shown in FIG. Although the meat M can be stored smoothly and securely by using a cylindrical bag, the opening 15 has a depth direction from the open end 12a to the bottom 12b of the non-breathable bag 12 as shown in FIG. It is good to provide over. Opening 1 as described above
5 is a non-breathable bag 1 of drip oozing from meat M
2Exhaust port to outside. For this reason, if the opening 15 is provided in the depth direction of the non-breathable bag 12 and further provided so as to include the open end portion 12a and the bottom portion 12b, the drip of the meat M from both cut surfaces AB is surely prevented from the opening 15. It will be discharged out of the breathable bag 12. Opening 1
The number 5 is not limited to one and may be plural. For example, instead of providing one elongated opening 15 in the depth direction of the air-impermeable bag 12 as shown in FIG. 1, a number of openings may be provided in the depth direction of the air-impermeable bag 12. The opening 15 is provided at the bottom 12 b of the air-impermeable bag 12.
And at the open end 12a. When the meat M shown in FIG. 5 is accommodated in the air-impermeable bag 12 shown in FIG.
And the open end 12a. Therefore, by providing the opening 15 at the bottom and the open end of the non-breathable bag 12, the drip from the cut surface of the meat M can be efficiently discharged to the outside of the non-breathable bag 12. Opening 1
5 is provided on each of the upper and lower surfaces of the non-breathable bag 12,
The absorber 13 and the porous sheet may be arranged at each opening. In this case, even if meat wrapped in the package is stacked upside down, the drip is reliably absorbed. It is preferable to use a material that has a function of absorbing drip and that does not adversely affect the human body when storing meat. Specific examples include a water-absorbing polymer sheet formed by adding pulp or the like to an absorbent polymer powder, or a sheet obtained by laminating pulp paper on both upper and lower surfaces of the water-absorbing polymer sheet. Examples of the water-absorbing polymer include cross-linked polyacrylate, starch, acrylonitrile graft polymer, vinyl acetate, acrylate copolymer, isobutylene, maleic anhydride copolymer, polyvinyl alcohol (PVA), maleic acid copolymer, Carboxymethyl cellulose (CMC) cross-linked products or those having a water absorption ratio of 50 to 1000 times are preferred. The absorbent body 13 has an opening 1 outside the air-impermeable bag 12.
It is arranged at the position 5 via the porous sheet 14. The porous sheet 14 is provided to be larger than the width of the opening 15 so as to cover all or a part of the opening 15 of the bag 12. This porous sheet 1
4 is located between the meat M and the absorber 13, and the meat M
Is transmitted to the absorber 13 side, and a certain distance is maintained between the two so that the meat M does not directly contact the absorber 13. As a material of the porous sheet 14 having such a function, the non-breathable bag 1 is used.
Preferably, an ultrasonic seal or a heat sealable at the position of the outer opening 15 is used, and the form thereof is one selected from non-woven fabric, woven fabric, net, and perforated film, or a combination of two or more thereof. A sheet can be mentioned as a preferable example. In addition, porous sheet 1
4 is made of a material that can be ultrasonically sealed or heat-sealed, and is fixed to the position of the opening 15 outside the air-impermeable bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing. In addition, this porous sheet 1
4 and the absorber 13 do not necessarily have to have the same shape. For example, as shown in FIG. 3, when a fibrous sheet such as a nonwoven fabric is used as the porous sheet 14, the drip from the meat M is simply transmitted to the absorber 13 by appropriately controlling the thickness and the fiber density. In addition, since the drip once absorbed can be spread in the area direction of the fibrous sheet, a smaller absorber 13 can be used. For example, in the case of the opening 15 extending in the depth direction of the air-impermeable bag 12 as shown in FIG.
The porous sheet 14 is long and narrow enough to cover the opening 15. Further, when a large number of openings are provided in the depth direction of the non-breathable bag 12, a porous sheet 14 large enough to cover each opening may be used, but it is necessary to cover the entire area where the openings are arranged. It is also possible to use one elongated porous sheet 14 capable of forming the sheet. Further, as described above, when a fibrous sheet such as a nonwoven fabric is used, the drip that has been absorbed can be spread in the area direction of the fibrous sheet. When the porous sheet 14 covers the opening on the side surface of the air-impermeable bag 12 and the opening 15 provided on the bottom 12b and the open end 12a, the porous sheet 14 absorbs the drip from the cut surface of the meat M, This is pulled to the position of the absorbing material 13 and absorbed. The porous sheet 1
4 and the absorbent material 13 are covered with a non-breathable cover sheet 16 as shown in FIGS. The non-breathable cover sheet 16 functions to fix the absorbent 13 at the position of the opening 15 and to prevent the drip from leaking from the opening 15. The non-breathable cover sheet 16 can use the same material as the material of the non-breathable bag 12 or a different material. If a non-breathable material is used for the non-breathable bag 12, it is preferable to use a non-breathable type material or a material having a smaller heat shrinkage than the non-breathable bag 12 for the non-breathable cover sheet 16. . This is because when the shrinkable non-breathable bag 12 is thermally contracted, meat M is contained in the non-breathable bag 12, so that a force is applied around the opening 15 in a direction in which the area of the opening 15 increases. work. Along with this, the non-breathable cover sheet 16 disposed on the opening 15 is also pulled by the non-breathable bag 12 so as to increase the area. This is because there is no possibility that the sheet 14 will be wrinkled. FIG.
A porous sheet 14 and a non-breathable cover sheet 16 are arranged above and below the absorber 13 to integrate these three members. When this three-member integrated absorber is used,
The opening 1 is located at the position of the opening 15 of the air-impermeable bag 12 shown in FIG.
The porous sheet 14 is disposed so as to cover the opening 5 so as to cover the opening 5, and the package 11 is manufactured by a simple operation of fixing the periphery of the porous sheet 14 to the outside of the bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing. be able to. Next, the meat packaging method of the present invention will be described. This packaging method is characterized in that meat M is vacuum-packaged using the above-described package, and includes a bagging process, a degassing process, and a sealing process. The bag putting process is a process of storing the meat M, which has been subjected to the manipulating work, in the non-breathable bag 12 produced according to the size and shape of the meat M. The deaeration process is a process of evacuating the air in the air-impermeable bag 12 containing the meat M, and the degree of vacuum (difference from the standard atmospheric pressure) during the deaeration process is not particularly limited.
For example, the degree of vacuum of the vacuum pump may be freely set, for example, by setting the degree of vacuum to 60 to 90 kPa and evacuating. The sealing process is
This is a process of sealing the open end 12a of the non-breathable bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing. The deaeration process and the sealing process are performed simultaneously by a vacuum packaging machine. When the meat M is vacuum-packaged with the package of the present invention, as shown in FIGS. The absorbent 13 is arranged outside the non-breathable bag 12 via the porous sheet 14. Meat M vacuum-packed in this way
Is in a temperature range of −3 ° C. to 6 ° C., that is, in a refrigerated state, preferably with the absorber placed on the lower side, so that the drip exuded from the meat M does not freeze and is not aerated. Through the opening 15 of the non-permeable bag 12 through the opening 15 of the non-breathable bag 12, it is absorbed by the absorber 13 disposed via the porous sheet 14. Further, since the temperature is low, it is expected that the propagation of general viable bacteria will be reduced. It should be noted that the scope of the present invention is defined in "claims", and all modifications and forms included in the scope can be adopted.
【発明の効果】本発明によれば、非通気性バッグに開口
を設ける共に、前記非通気性バッグ外側の開口位置に多
孔質シートを介して吸収材を配置したので、食肉の包装
作業を一工程で行うことができ、作業効率を飛躍的に向
上させることができる。またこの発明にあっては、非通
気性バッグの側面と、底部及び開放端部とに開口を設
け、これらの開口毎に多孔質シートと吸収体を配置した
り、これらの開口を1枚の多孔質シートで覆い、この多
孔質シートの外側に吸収材を配置したりすることで、食
肉の両断面側からのドリップも確実に吸収することがで
きる。またこの発明にあっては、非通気性バッグ外側の
開口位置に多孔質シートを介して吸収材を配置したの
で、バッグ詰め作業の際に吸収体が引っ掛かることもな
く、スムーズなバッグ詰め作業ができる。さらにこの発
明にあっては、非通気性バッグ外側の開口位置に多孔質
シートを介して吸収材を配置したので、収縮性バッグを
用いてバッグ詰めを行った場合でも、収縮性バッグの収
縮に伴って吸収材が皺になることもなく、吸収材として
の機能が十分に発揮される。According to the present invention, an opening is provided in a non-breathable bag, and an absorbent is disposed at an opening position on the outside of the non-breathable bag via a porous sheet. It can be performed in the process, and the working efficiency can be dramatically improved. Further, according to the present invention, openings are provided on the side surface, the bottom and the open end of the air-impermeable bag, and a porous sheet and an absorber are arranged for each of these openings. By covering with a porous sheet and arranging an absorbing material outside the porous sheet, it is possible to reliably absorb the drip from both cross-sectional sides of the meat. Further, in the present invention, since the absorbent is disposed at the opening position on the outside of the non-breathable bag via the porous sheet, the absorbent is not caught at the time of the bag packing operation, and the bag packing operation can be performed smoothly. it can. Furthermore, in the present invention, since the absorbent is disposed at the opening position on the outside of the non-breathable bag via the porous sheet, even when the bag is packed using the shrinkable bag, the shrinkage of the shrinkable bag can be reduced. Accordingly, the function of the absorbing material is sufficiently exhibited without the wrinkling of the absorbing material.
【図1】 本発明の食肉の包装体で食肉を包装した状態
を示す斜視図。FIG. 1 is a perspective view showing a state in which meat is packaged in a meat package of the present invention.
【図2】 図1に示す包装物をXY線で切断した切断面
の要部拡大断面図。FIG. 2 is an enlarged sectional view of a main part of a cut surface of the package shown in FIG. 1 cut along XY lines.
【図3】 本発明の食肉の包装体の別形態を示す平面
図。FIG. 3 is a plan view showing another embodiment of the meat package of the present invention.
【図4】 本発明の食肉の包装体における多孔質シート
と吸収体と非通気性カバーシートを一体化した形態を示
す要部拡大断面図。FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing a form in which a porous sheet, an absorber and a non-breathable cover sheet are integrated in a meat package of the present invention.
【図5】 食肉Mのロース部位を示す要部拡大断面図。FIG. 5 is an enlarged sectional view of a main part showing a loin portion of meat M;
【図6】 従来の食肉の包装体で食肉を包装した状態を
示す側面図。FIG. 6 is a side view showing a state where meat is packaged in a conventional meat package.
【図7】 従来の食肉の包装体で包装した食肉の状態を
示す側面図。FIG. 7 is a side view showing a state of meat packaged in a conventional meat package.
【符号の説明】 12・・・非通気性バッグ 13・・・吸収体 14・・・多孔質シート 15・・・開口 16・・・非通気性カバーシート M・・・食肉[Description of Signs] 12: Non-breathable bag 13: Absorbent 14: Porous sheet 15: Opening 16: Non-breathable cover sheet M: Meat
【手続補正書】[Procedure amendment]
【提出日】平成13年1月5日(2001.1.5)[Submission date] January 5, 2001 (2001.1.5)
【手続補正1】[Procedure amendment 1]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】発明の詳細な説明[Correction target item name] Detailed description of the invention
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【発明の詳細な説明】DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
【0001】[0001]
【発明の属する技術分野】本発明は食肉の包装体及びそ
れを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法に関する。
詳細には食肉の包装作業を一工程で行うことができ、作
業効率を飛躍的に向上させることができる食肉の包装体
及びそれを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法に関
する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a package for meat, a method for packaging meat using the same, and a method for storing meat.
More particularly, the present invention relates to a meat package that can perform a meat packaging operation in one step and dramatically improve the working efficiency, a meat packaging method using the meat package, and a meat preservation method.
【0002】[0002]
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
食肉の包装作業は、整体作業(枝肉より各種部位の筋肉
を切り取る作業)を終えた食肉に液体吸収性材料からな
る吸収材を貼り付ける装着工程と、吸収材を装着した食
肉を収縮性バッグ(または非収縮性バッグ)内に詰め込
むバッグ詰め工程の2つの工程からなる。2. Description of the Related Art
The meat packaging operation includes a mounting process of attaching an absorbent made of a liquid absorbent material to the meat that has undergone a manipulative operation (operation of cutting muscles of various portions from carcasses), and a process of applying the absorbent-attached meat to a shrinkable bag ( Or a non-shrinkable bag).
【0003】前記包装作業はすべて手作業で行われてお
り、該作業中には食肉が人手に接触する機会も多く、大
気中に晒される時間も長くなっていたことから、作業効
率の点から、また衛生面からも、作業の効率化が求めら
れていた。[0003] All the above-mentioned packaging operations are performed manually, and during this operation, the meat often comes into contact with humans, and the time during which the meat is exposed to the air is prolonged. Also, from the aspect of hygiene, there has been a demand for more efficient work.
【0004】本発明の主の目的は、食肉の包装作業を一
工程で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させる
ことができる食肉の包装体及びそれを用いた食肉の包装
方法、食肉の保存方法を提供することである。[0004] A main object of the present invention is to provide a meat packaging body capable of performing a meat packaging operation in a single step and dramatically improving work efficiency, a meat packaging method using the same, and a meat packaging method. Is to provide a storage method.
【0005】また食肉の整体作業において、例えば図5
に示すように、食肉Mのロース部位には、骨の下側に筋
肉があり、この筋肉組織とともに血管が骨と平行して走
っており、このロース部位を図中点線で示す箇所で切断
すると、その切断面より多量のドリップが出てくること
になる。[0005] In the meat preparation work, for example, FIG.
As shown in the figure, in the loin part of the meat M, there is a muscle below the bone, blood vessels run in parallel with the bone together with this muscle tissue, and when this loin part is cut at the position shown by the dotted line in the figure, As a result, a large amount of drip comes out from the cut surface.
【0006】従来、このような部位の食肉Mについて
も、図6及び図7に示す包装体1の場合、切断面ではな
い食肉Mの側面に吸収体3を装着し、バッグ詰めを行っ
ていた。このため、バッグ詰め後にバッグ2の開放端2
aをシールし、同バッグ2を熱収縮させると、バッグ2
内に切断面の位置から吸収材3へ至る隙間が無くなって
しまい、食肉Mの両切断面からのドリップは吸収材3に
よって吸収され難くなり、バッグ2の両切断面側に溜ま
っていた。Conventionally, in the case of the meat M in such a portion, in the case of the package 1 shown in FIGS. 6 and 7, the absorber 3 is attached to the side of the meat M which is not a cut surface, and the bag is packed. . For this reason, after packing the bag,
a is sealed, and the bag 2 is thermally contracted.
The gap from the position of the cut surface to the absorbent material 3 disappeared, and the drip of the meat M from both the cut surfaces became difficult to be absorbed by the absorbent material 3 and accumulated on both the cut surface sides of the bag 2.
【0007】このため、図7に示すように、食肉Mの切
断面部分は、バッグ2の両切断面側に溜まったドリップ
と長時間接触して変色するため、後にその変色部分M1
を取り除く必要があり、商品の収率低下を来していた。For this reason, as shown in FIG. 7, the cut surface portion of the meat M is discolored by being in contact with the drip accumulated on both cut surface sides of the bag 2 for a long time.
Must be removed, which has led to a decrease in product yield.
【0008】本発明の別の目的は、食肉の両断面側から
のドリップも確実に吸収することができる食肉の包装体
及びそれを用いた食肉の包装方法、食肉の保存方法を提
供することである。Another object of the present invention is to provide a meat package capable of reliably absorbing drip from both cross-sectional sides of meat, a method of packing meat using the same, and a method of storing meat. is there.
【0009】また従来の包装体1にあっては、食肉Mに
吸収材3を装着し、バッグ詰めを行っていたたため、食
肉M表面から吸収体3が突出した状態になっていて、こ
れが引っ掛かってスムーズにバッグ詰め作業ができなか
った。また従来の包装体1にあっては、収縮性バッグを
用いてバッグ詰めを行った場合には、収縮性バッグの収
縮に伴って吸収材3が皺になってしまい、吸収材として
の十分な機能が発揮できないという不具合も生じてい
た。Further, in the conventional package 1, since the absorbent material 3 is attached to the meat M and packed in a bag, the absorbent body 3 projects from the surface of the meat M and is caught. And could not pack the bag smoothly. Also, in the conventional package 1, when the bag is packed using a shrinkable bag, the absorbent material 3 becomes wrinkled with the shrinkage of the shrinkable bag, and the absorbent material 3 has a sufficient amount of wrinkles. There was also a problem that the function could not be exhibited.
【0010】本発明のさらに別な目的は、スムーズにバ
ッグ詰め作業を行うことができると共に、収縮性バッグ
を用いた場合でも、収縮性バッグの収縮に伴って吸収材
が皺にならない食肉の包装体及びそれを用いた食肉の包
装方法、食肉の保存方法を提供することである。[0010] Still another object of the present invention is to provide a meat packaging that can smoothly pack a bag and that does not wrinkle with an absorbent material due to shrinkage of the shrinkable bag even when the shrinkable bag is used. An object of the present invention is to provide a body, a method of packaging meat using the same, and a method of storing meat.
【0011】[0011]
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、食肉を収容する非通気性バッグと、食肉
からのドリップを吸収する吸収材とを備えた食肉の包装
体において、前記非通気性バッグに開口を設ける共に、
前記非通気性バッグ外側の開口位置に多孔質シートを介
して吸収材を配置したことを特徴とする食肉の包装体、
この包装体を用いて食肉を真空包装する食肉の包装方
法、並びに本発明の食肉の包装体を用いて真空包装した
食肉を冷蔵する食肉の保存方法をその要旨とした。To achieve the above object, the present invention relates to a meat package comprising a non-breathable bag for storing meat and an absorbent for absorbing drip from the meat. While providing an opening in the non-breathable bag,
Meat package, characterized in that an absorbent material is arranged at the opening position on the outside of the non-breathable bag via a porous sheet,
The gist of the present invention is a method of packaging meat by vacuum packaging meat using the package, and a method of preserving meat by chilling meat vacuum-packed using the meat packaging of the present invention.
【0012】[0012]
【発明の実施の形態】以下、本発明の食肉の包装体及び
それを用いた食肉の包装方法を図面に示した一実施の形
態に従ってさらに詳しく説明する。まずは本発明の食肉
の包装体について説明する。図1及び図2に示すよう
に、本発明の包装体11は、食肉Mを収容する非通気性
バッグ12と食肉Mからのドリップを吸収する吸収材1
3とを備えている。BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, a meat package according to the present invention and a meat packaging method using the same will be described in more detail with reference to an embodiment shown in the drawings. First, the meat package of the present invention will be described. As shown in FIGS. 1 and 2, a package 11 of the present invention includes a non-breathable bag 12 containing a meat M and an absorbent material 1 for absorbing a drip from the meat M.
3 is provided.
【0013】非通気性バッグ12の材料には、非通気性
とともに包装材として十分な機械的強度と伸度、可撓性
を有しており、さらには食品包装材として用いることか
ら、人体に悪影響を及ばさないものが望ましい。また非
通気性バッグ12は、食肉Mを収容した後に開放端を閉
じるため、シートシールや超音波シールができるようヒ
ートシール可能な材料が好ましい。The material of the non-breathable bag 12 has sufficient mechanical strength, elongation, and flexibility as a packaging material together with the non-breathable material, and is used as a food packaging material. Those that do not have adverse effects are desirable. In addition, since the non-breathable bag 12 closes the open end after storing the meat M, a heat-sealable material is preferably used so that sheet sealing or ultrasonic sealing can be performed.
【0014】この非通気性バッグ12の材料には、収縮
タイプと非収縮タイプのものがあり、食肉の種類により
適宜選択して用いる。例えば収縮タイプの場合、塩化ビ
ニリデン(PVDC)フィルムを芯材として、この両面
にエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、照射EV
A、アイオマー樹脂などを配置したものがある。The material of the non-breathable bag 12 includes a shrinkable type and a non-shrinkable type, and is appropriately selected and used depending on the type of meat. For example, in the case of a contraction type, a vinylidene chloride (PVDC) film is used as a core material, and an ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA) is
A, there is one in which an ionomer resin or the like is arranged.
【0015】また非収縮タイプの場合、ポリアミドをベ
ースにしてこれにポリエチレン(PE)、EVA、アイ
オマーなどを配置したものが知られている。In the case of the non-shrinkable type, there is known a polyamide-based one in which polyethylene (PE), EVA, iomers and the like are arranged on the base.
【0016】本発明の包装体は、整体作業(枝肉より各
種部位の筋肉を切り取る作業)を終えた食肉に主として
適用されるので、食肉の大きさや形状は、ブロック状の
ものや薄くスライスされたものなど様々に異なってい
る。また食肉にも、牛肉、豚肉、鶏肉など様々な種類が
あり、その種類に応じた整体作業が行われることから、
食肉の種類によってもその大きさや形状は異なることに
なる。The package of the present invention is mainly applied to meat that has undergone a manipulative operation (an operation of cutting muscles of various parts from carcasses). Therefore, the size and shape of the meat are block-shaped or thinly sliced. Things are different. In addition, there are various types of meat such as beef, pork, chicken, etc.Because the manipulative work according to the type is performed,
The size and shape will differ depending on the type of meat.
【0017】このため、非通気性バッグの形状や大きさ
は、その食肉の大きさや形状に応じて、長方状、立方
状、円筒状など適宜決定するのが望ましい。For this reason, it is desirable that the shape and size of the non-breathable bag be appropriately determined, such as a rectangular shape, a cubic shape, or a cylindrical shape, depending on the size and shape of the meat.
【0018】この非通気性バッグには開口15が設けら
れている。非通気性バッグ12内に食肉Mを収納したと
き、食肉Mから滲出したドリップは、この開口15を通
じて非通気性バッグ12外へ排出され、この開口15を
覆うように前記非通気性バッグ12外側の開口位置に多
孔質シート14を介して配置した吸収材13に吸収され
るようになっている。The non-breathable bag is provided with an opening 15. When the meat M is stored in the non-breathable bag 12, the drip exuded from the meat M is discharged out of the non-breathable bag 12 through the opening 15, and the drip outside the non-breathable bag 12 is covered so as to cover the opening 15. Is absorbed by the absorbent material 13 disposed at the opening position of the above through the porous sheet 14.
【0019】この非通気性バッグ12の開口15の大き
さや形状はまったく任意であり、食肉Mの大きさや形状
に応じて適宜決定すればよい。例えば図5に示すように
して整体された食肉M(牛肉のロース部位)を包装する
場合、非通気性バッグ12は、図1に示すように、食肉
Mの大きさ、形状に対応して、円筒状の袋体とすること
で、食肉Mがスムーズに、かつ確実に収納できるが、そ
の開口15は図1に示すように非通気性バッグ12の開
放端部12aより底部12bに向かう奥行き方向にわた
って設けるとよい。The size and shape of the opening 15 of the non-breathable bag 12 are completely arbitrary, and may be appropriately determined according to the size and shape of the meat M. For example, when packing meat M (loin portion of beef) prepared as shown in FIG. 5, the non-breathable bag 12 corresponds to the size and shape of the meat M as shown in FIG. Although the meat M can be stored smoothly and securely by using a cylindrical bag, the opening 15 has a depth direction from the open end 12a to the bottom 12b of the non-breathable bag 12 as shown in FIG. It is good to provide over.
【0020】前述の如く開口15は、食肉Mから滲出し
たドリップの非通気性バッグ12外への排出口となる。
このため、開口15を非通気性バッグ12の奥行き方向
にわたって設け、更に開放端部12aと底部12bを含
むように設けると、食肉Mの両切断面ABからのドリッ
プも確実に該開口15から非通気性バッグ12外へ排出
されるようになる。As described above, the opening 15 serves as an outlet for the drip exuded from the meat M to the outside of the non-breathable bag 12.
For this reason, if the opening 15 is provided in the depth direction of the non-breathable bag 12 and further provided so as to include the open end portion 12a and the bottom portion 12b, the drip of the meat M from both cut surfaces AB is surely prevented from the opening 15. It will be discharged out of the breathable bag 12.
【0021】また開口15は、1つに限らず複数個設け
てもよい。例えば図1に示すように非通気性バッグ12
の奥行き方向にわたって細長い開口15を1個設ける代
わりに、非通気性バッグ12の奥行き方向にわたって多
数の開口を設けても良い。The number of the openings 15 is not limited to one but may be plural. For example, as shown in FIG.
Instead of providing one elongated opening 15 in the depth direction of the air-impermeable bag 12, a number of openings may be provided in the depth direction of the air-impermeable bag 12.
【0022】また開口15は、非通気性バッグ12の底
部12b及び開放端部12aに設けることもできる。図
5に示す食肉Mを図1に示す非通気性バッグ12内に収
容したとき、食肉Mの切断面は非通気性バッグ12の底
部12bと開放端部12aに位置することになる。この
ため、非通気性バッグ12の底部と開放端部に開口15
を設けることで、食肉Mの切断面からのドリップを効率
よく非通気性バッグ12外へ排出できるようになる。The opening 15 may be provided at the bottom 12b and the open end 12a of the non-breathable bag 12. When the meat M shown in FIG. 5 is stored in the air-impermeable bag 12 shown in FIG. 1, the cut surface of the meat M is located at the bottom 12b and the open end 12a of the air-impermeable bag 12. For this reason, the opening 15 is formed at the bottom and the open end of the air-impermeable bag 12.
Is provided, the drip from the cut surface of the meat M can be efficiently discharged to the outside of the non-breathable bag 12.
【0023】また開口15は、非通気性バッグ12の上
下両面にそれぞれ設け、各開口にそれぞれ吸収体13及
び多孔質シートを配置するようにすることもできる。こ
の場合、当該包装体で食肉を包装したものを上下逆に積
み重ねても、確実にドリップが吸収されるようになる。The openings 15 may be provided on the upper and lower surfaces of the air-impermeable bag 12, respectively, and the absorber 13 and the porous sheet may be arranged in the respective openings. In this case, even if meat wrapped in the package is stacked upside down, the drip is reliably absorbed.
【0024】吸収材13には、ドリップを吸収する機能
を有するものであって、食肉を保存するにあたって、人
体に悪影響を及ぼすことがない素材を用いるのがよい。
具体的には吸収性ポリマー粉にパルプ等を加えてシート
化した吸水性ポリマーシート、またはこの吸水性ポリマ
ーシートの上下両面にパルプ紙を積層したものなどを挙
げることができる。The absorbent 13 has a function of absorbing drip, and is preferably made of a material that does not adversely affect the human body when storing meat.
Specific examples include a water-absorbing polymer sheet formed by adding pulp or the like to an absorbent polymer powder, or a sheet obtained by laminating pulp paper on both upper and lower surfaces of the water-absorbing polymer sheet.
【0025】吸水性ポリマーとしては、架橋ポリアクリ
ル酸塩、デンプン、アクリロニトリルグラフト重合体、
酢酸ビニル、アクリル酸塩共重合体、イソブチレン、無
水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール(PV
A)、マレイン酸共重合体、カルボキシメチルセルロー
ス(CMC)架橋物、またはその他、吸水倍率が50〜
1000倍のものが好ましい。Examples of the water-absorbing polymer include cross-linked polyacrylate, starch, acrylonitrile graft polymer,
Vinyl acetate, acrylate copolymer, isobutylene, maleic anhydride copolymer, polyvinyl alcohol (PV
A), maleic acid copolymer, carboxymethylcellulose (CMC) crosslinked product, or others, having a water absorption ratio of 50 to
1000 times is preferable.
【0026】この吸収体13は、前記非通気性バッグ1
2外側の開口15の位置に多孔質シート14を介して配
置される。多孔質シート14は、開口15の幅よりも大
きく設けられていて、前記バッグ12の開口15の全部
または一部を覆うことができるようになっている。この
多孔質シート14は、前記食肉Mと吸収体13との間に
あって、食肉Mからのドリップを前記吸収体13側へと
透過させると共に、食肉Mが直接吸収体13に接触しな
いように両者間に一定の間隔を保持している。このよう
な機能を持つ多孔質シート14の材料としては、前記非
通気性バッグ12外側の開口15位置に超音波シールま
たはヒートシール可能なものが望ましく、その形態とし
ては不織布、織物、ネット、穴あきフィルムの中から選
ばれた1種もしくはこれらの2種以上を組み合わせた複
合シートを好ましい例として挙げることができる。The absorbent 13 is made of the non-breathable bag 1
It is arranged via the porous sheet 14 at the position of the opening 15 on the outside. The porous sheet 14 is provided to be larger than the width of the opening 15 so as to cover all or a part of the opening 15 of the bag 12. The porous sheet 14 is located between the meat M and the absorber 13, and allows the drip from the meat M to pass through to the absorber 13, so that the meat M does not directly contact the absorber 13. At a certain interval. As a material of the porous sheet 14 having such a function, a material that can be ultrasonically sealed or heat-sealed at the position of the opening 15 outside the air-impermeable bag 12 is preferable. A preferred example is one selected from the perforated films or a composite sheet in which two or more of these are combined.
【0027】また多孔質シート14を構成する材料とし
ては、超音波シールまたはヒートシール可能な材料から
なり、前記非通気性バッグ12外側の開口15位置に超
音波シールまたはヒートシールで固着されるようになっ
ている。The material constituting the porous sheet 14 is made of a material which can be ultrasonically sealed or heat-sealed, and is fixed to the position of the opening 15 outside the air-impermeable bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing. It has become.
【0028】尚、この多孔質シート14と吸収体13と
は、必ずしも同一形状としなくても良い。例えば図3に
示すように、不織布などの繊維質シートを多孔質シート
14として用いる場合、その厚みや繊維密度を適宜コン
トロールすることで、単に食肉Mからのドリップを吸収
体13側へと透過させるだけではなく、一旦吸収したド
リップを繊維質シートの面積方向に広がらせることがで
きるので、より小さな吸収体13を用いることができ
る。The porous sheet 14 and the absorber 13 do not necessarily have to have the same shape. For example, as shown in FIG. 3, when a fibrous sheet such as a nonwoven fabric is used as the porous sheet 14, the drip from the meat M is simply transmitted to the absorber 13 by appropriately controlling the thickness and the fiber density. In addition, since the drip once absorbed can be spread in the area direction of the fibrous sheet, a smaller absorber 13 can be used.
【0029】例えば図1に示すような非通気性バッグ1
2の奥行き方向にわたる開口15の場合には、多孔質シ
ート14はこの開口15を覆う大きさの細長いものとな
る。また、非通気性バッグ12の奥行き方向にわたって
多数の開口を設けた場合、開口毎にこれを覆う大きさの
多孔質シート14を用いても良いが、開口の配されてい
る範囲全体を覆うことができる1枚の細長い多孔質シー
ト14を用いることもできる。For example, a non-breathable bag 1 as shown in FIG.
In the case of the opening 15 extending in the depth direction of 2, the porous sheet 14 has an elongated shape covering the opening 15. Further, when a large number of openings are provided in the depth direction of the non-breathable bag 12, a porous sheet 14 large enough to cover each opening may be used, but it is necessary to cover the entire area where the openings are arranged. It is also possible to use one elongated porous sheet 14 capable of forming the sheet.
【0030】さらにこの多孔質シート14は、前述の如
く不織布などの繊維質シートを用いた場合、一旦吸収し
たドリップを繊維質シートの面積方向に広がらせること
ができるので、図1に示すように1枚の多孔質シート1
4で非通気性バッグ12の側面の開口と、底部12bと
開放端部12aに設けた開口15を覆った場合、多孔質
シート14が食肉Mの切断面からのドリップを吸収し、
これを吸収材13の位置まで引いてきて吸収されること
になる。Further, when the porous sheet 14 is made of a fibrous sheet such as a non-woven fabric as described above, the drip that has been absorbed can be spread in the area direction of the fibrous sheet, as shown in FIG. One porous sheet 1
4, the porous sheet 14 absorbs the drip from the cut surface of the meat M, when the side opening of the non-breathable bag 12 and the opening 15 provided in the bottom 12b and the open end 12a are covered.
This is pulled to the position of the absorbing material 13 and absorbed.
【0031】前記多孔質シート14と吸収材13は、図
1及び図2に示すように、非通気性カバーシート16で
被覆されている。非通気性カバーシート16は、前記吸
収材13を開口15の位置に固定すると共に、開口15
からのドリップの漏れを防止するよう機能する。The porous sheet 14 and the absorbent 13 are covered with a non-breathable cover sheet 16 as shown in FIGS. The non-breathable cover sheet 16 fixes the absorbent 13 at the position of the opening 15 and
It functions to prevent drip leakage from
【0032】この非通気性カバーシート16は、非通気
性バッグ12の材料と同じ材料を用いることも異なる材
料を用いることもできる。仮に非通気性バッグ12に収
縮タイプの材料を用いた場合、非通気性カバーシート1
6には、非収縮タイプの材料、または非通気性バッグ1
2よりも熱収縮率が小さい材料を用いるのが望ましい。
なぜならば、収縮タイプの非通気性バッグ12が熱収縮
すると、当該非通気性バッグ12内には食肉Mが入って
いるため、開口15周辺には当該開口15の面積が拡大
する方向に力が働く。これに伴い開口15上に配されて
いる非通気性カバーシート16も同様に面積が拡大する
ように非通気性バッグ12に引っ張られるので、非通気
性カバーシート16内側の吸収材13や多孔質シート1
4に皺が入る恐れがなくなるからである。The non-breathable cover sheet 16 may use the same material as the material of the non-breathable bag 12 or a different material. If a shrinkable material is used for the non-breathable bag 12, the non-breathable cover sheet 1
6 is a non-shrink type material or a non-breathable bag 1
It is desirable to use a material having a smaller heat shrinkage ratio than 2.
This is because when the shrinkable non-breathable bag 12 is thermally contracted, meat M is contained in the non-breathable bag 12, so that a force is applied around the opening 15 in a direction in which the area of the opening 15 increases. work. Along with this, the non-breathable cover sheet 16 disposed on the opening 15 is also pulled by the non-breathable bag 12 so as to increase the area. Sheet 1
This is because there is no fear that wrinkles will be formed in No. 4.
【0033】図4は、吸収体13を挟んでその上下に多
孔質シート14と非通気性カバーシート16を配置して
これら三者を一体化したものであり、この三者一体型の
吸収体を用いた場合、図3の非通気性バッグ12の開口
15の位置に同開口15を覆うように多孔質シート14
を開口15側にして配置し、多孔質シート14周囲を超
音波シールまたはヒートシールにより前記バッグ12の
外側に固着するという簡単な操作で包装体11を作製す
ることができる。FIG. 4 shows a structure in which a porous sheet 14 and a non-breathable cover sheet 16 are arranged above and below the absorber 13 so as to integrate these three members. When the porous sheet 14 is used, the porous sheet 14 is disposed at the position of the opening 15 of the air-impermeable bag 12 in FIG.
Are arranged on the opening 15 side, and the package 11 can be manufactured by a simple operation of fixing the periphery of the porous sheet 14 to the outside of the bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing.
【0034】次に、本発明の食肉の包装方法について説
明する。この包装方法は、上述した包装体を用いて食肉
Mを真空包装することを特徴とするものであり、袋入れ
処理と、脱気処理と、密封処理とからなる。Next, the meat packaging method of the present invention will be described. This packaging method is characterized in that meat M is vacuum-packaged using the above-described package, and includes a bagging process, a degassing process, and a sealing process.
【0035】袋入れ処理は、整体作業を終えた食肉Mを
この食肉Mの大きさ、形状に対応して作製した非通気性
バッグ12内に収容する処理である。脱気処理は、食肉
Mを収納した非通気性バッグ12内の空気を真空引きす
る処理であり、この脱気処理時における真空度(標準大
気圧との差)としては特に限定されず、例えば真空ポン
プの真空度を60〜90kPaとして真空引きするな
ど、自由に設定すれば良い。密封処理は、非通気性バッ
グ12の開放端部12aを超音波シールまたはヒートシ
ールによりシールする処理である。前記脱気処理と密封
処理は、真空包装機により同時に行われる。The bag placing process is a process of storing the meat M, which has been subjected to the manipulating operation, in a non-breathable bag 12 produced according to the size and shape of the meat M. The deaeration process is a process for evacuating the air in the air-impermeable bag 12 containing the meat M. The degree of vacuum (difference from the standard atmospheric pressure) during the deaeration process is not particularly limited. The pressure may be freely set, for example, by setting the degree of vacuum of the vacuum pump to 60 to 90 kPa and evacuating. The sealing process is a process of sealing the open end 12a of the air-impermeable bag 12 by ultrasonic sealing or heat sealing. The deaeration process and the sealing process are performed simultaneously by a vacuum packaging machine.
【0036】食肉Mを本発明の包装体によって真空包装
したとき、図1及び図2に示すように、食肉Mから滲出
したドリップは、非通気性バッグ12の開口15を通じ
て非通気性バッグ12外へ排出され、非通気性バッグ1
2外側に多孔質シート14を介して配置した吸収材13
に吸収されるようになっている。When the meat M is vacuum-packaged by the package of the present invention, as shown in FIGS. 1 and 2, the drip oozing out of the meat M passes through the opening 15 of the non-breathable bag 12 to the outside of the non-breathable bag 12. To the non-breathable bag 1
2 Absorbent material 13 arranged on the outside via porous sheet 14
Is to be absorbed.
【0037】こうして真空包装した食肉Mは、凍結させ
ない状態であって、−3℃〜6℃の温度範囲、すなわち
冷蔵状態に、好ましくは吸収体を下側にして置くこと
で、食肉Mから滲出したドリップが凍結しないで、非通
気性バッグ12の開口15を通じて非通気性バッグ12
の外側に多孔質シート14を介して配置した吸収体13
に吸収されることになる。また、低温であるため、一般
生菌の繁殖の低減が期待できる。The meat M thus vacuum-packaged is not frozen and exudes from the meat M by placing it in a temperature range of -3 ° C. to 6 ° C., that is, in a refrigerated state, preferably with the absorbent body placed on the lower side. The drip does not freeze and the non-breathable bag 12 passes through the opening 15 of the non-breathable bag 12.
Absorber 13 arranged outside of the body via porous sheet 14
Will be absorbed. Further, since the temperature is low, it is expected that the propagation of general viable bacteria will be reduced.
【0038】尚、本発明の範囲は、「請求の範囲」に定
義されており、その範囲に含まれる全ての変更、形態を
採ることができる。It should be noted that the scope of the present invention is defined in the claims, and all changes and forms included in the scope can be adopted.
【0039】[0039]
【発明の効果】本発明によれば、非通気性バッグに開口
を設ける共に、前記非通気性バッグ外側の開口位置に多
孔質シートを介して吸収材を配置したので、食肉の包装
作業を一工程で行うことができ、作業効率を飛躍的に向
上させることができる。According to the present invention, an opening is provided in a non-breathable bag, and an absorbent is disposed at an opening position on the outside of the non-breathable bag via a porous sheet. It can be performed in the process, and the working efficiency can be dramatically improved.
【0040】またこの発明にあっては、非通気性バッグ
の側面と、底部及び開放端部とに開口を設け、これらの
開口毎に多孔質シートと吸収体を配置したり、これらの
開口を1枚の多孔質シートで覆い、この多孔質シートの
外側に吸収材を配置したりすることで、食肉の両断面側
からのドリップも確実に吸収することができる。According to the present invention, openings are provided in the side surface, the bottom and the open end of the air-impermeable bag, and a porous sheet and an absorber are arranged for each of these openings. By covering with a single porous sheet and arranging an absorbing material outside the porous sheet, it is possible to reliably absorb the drip from both cross-sectional sides of the meat.
【0041】またこの発明にあっては、非通気性バッグ
外側の開口位置に多孔質シートを介して吸収材を配置し
たので、バッグ詰め作業の際に吸収体が引っ掛かること
もなく、スムーズなバッグ詰め作業ができる。According to the present invention, since the absorbent is disposed at the opening position on the outside of the non-breathable bag via the porous sheet, the absorbent is not caught by the bag-packing operation, and the smooth bag is prevented. Can be packed.
【0042】さらにこの発明にあっては、非通気性バッ
グ外側の開口位置に多孔質シートを介して吸収材を配置
したので、収縮性バッグを用いてバッグ詰めを行った場
合でも、収縮性バッグの収縮に伴って吸収材が皺になる
こともなく、吸収材としての機能が十分に発揮される。Further, according to the present invention, since the absorbent is disposed at the opening position on the outside of the non-breathable bag via the porous sheet, even if the bag is packed with the shrinkable bag, the shrinkable bag is not damaged. Absorbent does not wrinkle due to the shrinkage, and the function as the absorbent is sufficiently exhibited.
Claims (9)
らのドリップを吸収する吸収材とを備えた食肉の包装体
において、 前記非通気性バッグに開口を設ける共に、前記非通気性
バッグ外側の開口位置に多孔質シートを介して吸収材を
配置したことを特徴とする食肉の包装体。1. A meat package comprising a non-breathable bag for storing meat and an absorbent for absorbing drip from the meat, wherein the non-breathable bag is provided with an opening and the non-breathable bag is provided. A meat package, wherein an absorbent is disposed at an outer opening position via a porous sheet.
ートで被覆したことを特徴とする請求項1記載の食肉の
包装体。2. The meat package according to claim 1, wherein the porous sheet and the absorbent are covered with a non-breathable cover sheet.
穴あきフィルムの中から選ばれた1種もしくはこれらの
2種以上を組み合わせた複合シートであることを特徴と
する請求項1または2記載の食肉の包装体。3. The porous sheet is made of a nonwoven fabric, a woven fabric, a net,
The meat package according to claim 1 or 2, wherein the meat package is a composite sheet obtained by combining one or more selected from perforated films.
を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の食肉の包装体。4. The meat package according to claim 1, wherein an opening extending in a depth direction of the non-breathable bag is provided.
数の開口を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の食肉の包装体。5. The meat package according to claim 1, wherein a number of openings are provided in a depth direction of the air-impermeable bag.
を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の食肉の包装体。6. The meat package according to claim 1, wherein an opening is provided at a bottom portion and an open end portion of the air-impermeable bag.
気性バッグの熱収縮率よりも小さいことを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載の食肉の包装体。7. The meat package according to claim 1, wherein the heat-shrinkage rate of the air-impermeable cover sheet is smaller than the heat-shrinkage rate of the air-impermeable bag.
よって食肉を真空包装することを特徴とする食肉の包装
方法。8. A method for packaging meat, comprising vacuum packaging the meat with the package according to any one of claims 1 to 7.
した食肉を冷蔵することを特徴とする食肉の保存方法。9. A method for storing meat, comprising chilling the meat packaged by the method for packaging meat according to claim 8.
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