JP2002174289A - 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造 - Google Patents
制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造Info
- Publication number
- JP2002174289A JP2002174289A JP2000369402A JP2000369402A JP2002174289A JP 2002174289 A JP2002174289 A JP 2002174289A JP 2000369402 A JP2000369402 A JP 2000369402A JP 2000369402 A JP2000369402 A JP 2000369402A JP 2002174289 A JP2002174289 A JP 2002174289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- fastened
- weight
- fastening
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で、ボルトで締結される部分や取
り付けられる部品の振動を低減する。 【解決手段】 両端にねじ部5c,5cが形成され、一
方のねじ部5cに第1被締結部材(締結用ブラケット)
3が締結され、他方のねじ部5cに第2被締結部材(ブ
ラケット)2が締結されたスタッドボルト5xを有し、
このスタッドボルト5xにおける非締結軸部5aに略環
状の錘5dが前記非締結軸部5aとの間で隙間を形成し
て緩嵌されていることを特徴とする制振機能を付与した
締結構造とする。
り付けられる部品の振動を低減する。 【解決手段】 両端にねじ部5c,5cが形成され、一
方のねじ部5cに第1被締結部材(締結用ブラケット)
3が締結され、他方のねじ部5cに第2被締結部材(ブ
ラケット)2が締結されたスタッドボルト5xを有し、
このスタッドボルト5xにおける非締結軸部5aに略環
状の錘5dが前記非締結軸部5aとの間で隙間を形成し
て緩嵌されていることを特徴とする制振機能を付与した
締結構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト締結により
部品等を取り付ける部分の振動を低減する構造に関す
る。
部品等を取り付ける部分の振動を低減する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、エンジンの
駆動等種々の要因によって振動が発生する。この振動が
激しいと、振動がドライバに伝わったり、騒音が発生し
たりしてドライバに不快感を与えるなどの弊害が生じ
る。従来、自動車等に使用されるボルトを介して車体に
取り付けられるものの例として、キャニスターやストレ
ーナ等がある。これらの部品を車体に固定する構造は、
図6に示すようなものが使用されていた。
駆動等種々の要因によって振動が発生する。この振動が
激しいと、振動がドライバに伝わったり、騒音が発生し
たりしてドライバに不快感を与えるなどの弊害が生じ
る。従来、自動車等に使用されるボルトを介して車体に
取り付けられるものの例として、キャニスターやストレ
ーナ等がある。これらの部品を車体に固定する構造は、
図6に示すようなものが使用されていた。
【0003】図6(a)は、ストレーナを固定する従来
の構造を示す断面図であり、(b)は、キャニスター等
の部品を固定する従来の構造を示す断面図である。図6
(a)に示すように、従来、ストレーナを固定する際に
は、円柱面の窪みが形成され、前記円柱面の両脇に溶接
ナット101a,101aが溶接された取り付けブラケ
ット101を、被取り付け部分となる車体100に溶接
して固定し、円筒形状のストレーナ105を前記円柱面
にあてて、バンド102をストレーナ105にかぶせ
て、ブラケット101とバンド102をボルト103,
103により締結して固定していた。
の構造を示す断面図であり、(b)は、キャニスター等
の部品を固定する従来の構造を示す断面図である。図6
(a)に示すように、従来、ストレーナを固定する際に
は、円柱面の窪みが形成され、前記円柱面の両脇に溶接
ナット101a,101aが溶接された取り付けブラケ
ット101を、被取り付け部分となる車体100に溶接
して固定し、円筒形状のストレーナ105を前記円柱面
にあてて、バンド102をストレーナ105にかぶせ
て、ブラケット101とバンド102をボルト103,
103により締結して固定していた。
【0004】また、図6(b)に示すように、従来キャ
ニスター等の部品を固定する際には、部品を取り付ける
ブラケット115に開口された孔115aに、ゴム材料
等の弾性体からなるマウント112を内挿して嵌めこ
み、マウント112にフランジ付きのカラー113を内
挿してブラケット115の取り付け部分としていた。被
取り付け部分となる車体100には、取り付けブラケッ
ト111が溶接により固定されており、取り付けブラケ
ット111には、溶接ナット111aが溶接されてい
た。そして、この取り付けブラケット111に、ブラケ
ット115の取り付け部分を合わせて、ボルト114に
より締結して固定していた。
ニスター等の部品を固定する際には、部品を取り付ける
ブラケット115に開口された孔115aに、ゴム材料
等の弾性体からなるマウント112を内挿して嵌めこ
み、マウント112にフランジ付きのカラー113を内
挿してブラケット115の取り付け部分としていた。被
取り付け部分となる車体100には、取り付けブラケッ
ト111が溶接により固定されており、取り付けブラケ
ット111には、溶接ナット111aが溶接されてい
た。そして、この取り付けブラケット111に、ブラケ
ット115の取り付け部分を合わせて、ボルト114に
より締結して固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のボルト
を介して部品を取り付ける構造の例である、ストレーナ
105を固定する構造においては、ストレーナ105
は、緩衝部材等を介さずに車体100に固定されていた
ことから、振動が低減されることをあまり期待すること
はできなかった。また、従来のキャニスター等の部品を
固定する構造においては、マウント112が緩衝部材と
なって振動を低減しているが、振動によりマウント11
2にかかる荷重が大きかった場合には、孔115aのエ
ッジによりマウント112が磨耗して破損することもあ
った。さらに、緩衝部材の弾性により、固定した部品は
多少ぐらつきを生じてしまうため、固定個所を数多く設
けなければならない場合もあった。
を介して部品を取り付ける構造の例である、ストレーナ
105を固定する構造においては、ストレーナ105
は、緩衝部材等を介さずに車体100に固定されていた
ことから、振動が低減されることをあまり期待すること
はできなかった。また、従来のキャニスター等の部品を
固定する構造においては、マウント112が緩衝部材と
なって振動を低減しているが、振動によりマウント11
2にかかる荷重が大きかった場合には、孔115aのエ
ッジによりマウント112が磨耗して破損することもあ
った。さらに、緩衝部材の弾性により、固定した部品は
多少ぐらつきを生じてしまうため、固定個所を数多く設
けなければならない場合もあった。
【0006】本発明は前記問題点を解決するために創作
されたものであり、簡易な構造により、部品の取り付け
部分の振動を低減する制振ボルト及び制振機能を付与し
た締結構造を提供することを目的とする。
されたものであり、簡易な構造により、部品の取り付け
部分の振動を低減する制振ボルト及び制振機能を付与し
た締結構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の請求項1では、非締結軸部を有するボルト
と、前記非締結軸部に緩嵌される略環状の錘とを有し、
前記非締結軸部と、前記錘の間には隙間が形成されてい
ることを特徴とする制振ボルトを提供する。このような
制振ボルトによれば、部品や被締結部分に振動が生じた
ときに、ボルトの非締結軸部と、錘との衝突により、滑
り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失が生じ、これに
より振動が低減される。従って、従来のボルトに代え
て、本発明の制振ボルトを使用するだけで、簡易に振動
の低減を実現することができる。
め、本発明の請求項1では、非締結軸部を有するボルト
と、前記非締結軸部に緩嵌される略環状の錘とを有し、
前記非締結軸部と、前記錘の間には隙間が形成されてい
ることを特徴とする制振ボルトを提供する。このような
制振ボルトによれば、部品や被締結部分に振動が生じた
ときに、ボルトの非締結軸部と、錘との衝突により、滑
り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失が生じ、これに
より振動が低減される。従って、従来のボルトに代え
て、本発明の制振ボルトを使用するだけで、簡易に振動
の低減を実現することができる。
【0008】なお、錘と、ボルトの非締結軸部との間の
隙間は、0.1mm乃至0.5mmとなるように形成さ
せるのが好ましい。その理由は、前記隙間が0.1mm
未満であると、錘の動きが少なくなり、錘とボルトの軸
との衝突に起因するエネルギ変換が少なくなるため、良
好な制振効果を期待できなくなり、0.5mmを超える
と錘とボルトの軸との間の衝突音が大きくなるためであ
る。なお、これらは、請求項2以降の発明においても同
様である。
隙間は、0.1mm乃至0.5mmとなるように形成さ
せるのが好ましい。その理由は、前記隙間が0.1mm
未満であると、錘の動きが少なくなり、錘とボルトの軸
との衝突に起因するエネルギ変換が少なくなるため、良
好な制振効果を期待できなくなり、0.5mmを超える
と錘とボルトの軸との間の衝突音が大きくなるためであ
る。なお、これらは、請求項2以降の発明においても同
様である。
【0009】また、非締結軸部とは、ボルトの軸部のう
ち締結に利用されていない部分、例えばスタッドボルト
の連結軸部を意味しているが、仮にねじが切ってある部
分であっても、締結に利用されていなければ、非締結軸
部に該当する。さらに、被締結部分とは、ボルトが取り
付けられる相手側の部分、例えば車体をいう。また、略
環状とは、軸部を取り囲むようになっていることをいう
が、円形が部分的に切りかかれてCの字形になっている
場合も含むものとする。また、略環状の内径部分は必ず
しも円形である必要は無く、多角形状であっても構わな
い。
ち締結に利用されていない部分、例えばスタッドボルト
の連結軸部を意味しているが、仮にねじが切ってある部
分であっても、締結に利用されていなければ、非締結軸
部に該当する。さらに、被締結部分とは、ボルトが取り
付けられる相手側の部分、例えば車体をいう。また、略
環状とは、軸部を取り囲むようになっていることをいう
が、円形が部分的に切りかかれてCの字形になっている
場合も含むものとする。また、略環状の内径部分は必ず
しも円形である必要は無く、多角形状であっても構わな
い。
【0010】また、本発明の請求項2では、制振機能を
付与した締結構造であって、両端にねじ部が形成され、
一方のねじ部に第1被締結部材が締結され、他方のねじ
部に第2被締結部材が締結されたスタッドボルトを有
し、このスタッドボルトにおける非締結軸部に略環状の
錘が前記非締結軸部との間で隙間を形成して緩嵌されて
いることを特徴とした。このような締結構造によれば、
第1被締結部材や第2被締結部材に振動が生じたとき
に、スタッドボルトの非締結軸部と、錘との衝突によ
り、滑り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失が生じ、
これにより振動が低減される。従って、このスタッドボ
ルトを介して部品やブラケット等を締結する構造にすれ
ば、簡易に部品等の振動を低減することができる。な
お、第1被締結部材や、第2被締結部材としては、例え
ば、車体、部品、ブラケット等が該当する。
付与した締結構造であって、両端にねじ部が形成され、
一方のねじ部に第1被締結部材が締結され、他方のねじ
部に第2被締結部材が締結されたスタッドボルトを有
し、このスタッドボルトにおける非締結軸部に略環状の
錘が前記非締結軸部との間で隙間を形成して緩嵌されて
いることを特徴とした。このような締結構造によれば、
第1被締結部材や第2被締結部材に振動が生じたとき
に、スタッドボルトの非締結軸部と、錘との衝突によ
り、滑り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失が生じ、
これにより振動が低減される。従って、このスタッドボ
ルトを介して部品やブラケット等を締結する構造にすれ
ば、簡易に部品等の振動を低減することができる。な
お、第1被締結部材や、第2被締結部材としては、例え
ば、車体、部品、ブラケット等が該当する。
【0011】また、本発明の請求項3では、ボルトと、
円筒部を有し、前記ボルトの非締結軸部に外嵌されるカ
ラーと、前記カラーの円筒部に外嵌される略環状の錘と
を備えてなる制振機能を付与した締結構造であって、前
記カラーの円筒部の外径と錘との間に隙間が形成されて
いることを特徴とした。このような締結構造によれば、
部品や被締結部分に振動が生じたときに、カラーの外径
部分と、錘との衝突により、滑り摩擦及び衝突に起因し
たエネルギ損失が生じ、これにより振動が低減される。
さらに、本請求項では、錘が振動により運動できるよう
にクリアランスをもって締結をするためにカラーを用い
ているので、2つのフランジを有するスタッドボルト等
である必要も無く、六角ボルトやフランジボルト等で容
易に構成することができる。なお、カラーは円筒部を有
していれば錘が運動できる部分を確保するように機能で
きるので、円筒部の他にもフランジ等他の形状を備えて
いても良い。また、部品やブラケット自体に円筒部を形
成させて、カラーを兼ねるようにすることもできる。
円筒部を有し、前記ボルトの非締結軸部に外嵌されるカ
ラーと、前記カラーの円筒部に外嵌される略環状の錘と
を備えてなる制振機能を付与した締結構造であって、前
記カラーの円筒部の外径と錘との間に隙間が形成されて
いることを特徴とした。このような締結構造によれば、
部品や被締結部分に振動が生じたときに、カラーの外径
部分と、錘との衝突により、滑り摩擦及び衝突に起因し
たエネルギ損失が生じ、これにより振動が低減される。
さらに、本請求項では、錘が振動により運動できるよう
にクリアランスをもって締結をするためにカラーを用い
ているので、2つのフランジを有するスタッドボルト等
である必要も無く、六角ボルトやフランジボルト等で容
易に構成することができる。なお、カラーは円筒部を有
していれば錘が運動できる部分を確保するように機能で
きるので、円筒部の他にもフランジ等他の形状を備えて
いても良い。また、部品やブラケット自体に円筒部を形
成させて、カラーを兼ねるようにすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態の締結構造の断面図である。本実施の形
態は、自動車を例にとっており、図1に示すように、自
動車の車体1にブラケット2を取り付ける締結構造であ
る。
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態の締結構造の断面図である。本実施の形
態は、自動車を例にとっており、図1に示すように、自
動車の車体1にブラケット2を取り付ける締結構造であ
る。
【0013】車体1には、板材を台状に曲げられてな
り、前記台状の板材の両端に溶接部3a,3aを有する
締結用ブラケット3が、溶接部3a,3aをスポット溶
接されることにより固定されている。締結用ブラケット
3の台部分3bの車体1側(裏側)には、溶接ナット3
cがスポット溶接により固定され、台部分3bには、溶
接ナット3cのめねじに合わせて孔が開けられている。
なお、溶接ナット3cは、その位置で工具が使えるので
あれば、溶接しないナットであっても良い。
り、前記台状の板材の両端に溶接部3a,3aを有する
締結用ブラケット3が、溶接部3a,3aをスポット溶
接されることにより固定されている。締結用ブラケット
3の台部分3bの車体1側(裏側)には、溶接ナット3
cがスポット溶接により固定され、台部分3bには、溶
接ナット3cのめねじに合わせて孔が開けられている。
なお、溶接ナット3cは、その位置で工具が使えるので
あれば、溶接しないナットであっても良い。
【0014】台部分3bの表側には、制振ボルト5が締
結されている。制振ボルト5は両端にねじ部5c,5c
を有し、ねじ部5c,5cの根元部分に、2つのフラン
ジ5b,5bを有するフランジ付きスタッドボルト5x
に、その2つのフランジ5b,5bの間に位置する非締
結軸部5aに環状の錘5dが緩嵌されたものである。錘
5dと、非締結軸部5aとの衝突音が気になるような場
合には、錘5dの内径部分若しくは非締結軸部5aの外
周に、ゴム等の弾性体や、発泡樹脂等の緩衝部材を被覆
しても良い。また、フランジ5b,5bはフランジ付き
スタッドボルト5xを締め易いように、六角形に形成さ
せても良い。錘5dは非締結軸部5aに緩嵌されている
ことから、非締結軸部5aの外径と、錘5dの内径の間
には、所定の隙間、例えば0.1mm乃至0.5mmの
隙間が形成されている。なお、この隙間は、直径でのク
リアランスである。また、非締結軸部5aの長手方向の
寸法は、錘5dの長手方向の寸法より若干大きくされて
いるので、錘5dが2つのフランジ5b,5bの間でつ
まることなく、動くことができるようにされている。
結されている。制振ボルト5は両端にねじ部5c,5c
を有し、ねじ部5c,5cの根元部分に、2つのフラン
ジ5b,5bを有するフランジ付きスタッドボルト5x
に、その2つのフランジ5b,5bの間に位置する非締
結軸部5aに環状の錘5dが緩嵌されたものである。錘
5dと、非締結軸部5aとの衝突音が気になるような場
合には、錘5dの内径部分若しくは非締結軸部5aの外
周に、ゴム等の弾性体や、発泡樹脂等の緩衝部材を被覆
しても良い。また、フランジ5b,5bはフランジ付き
スタッドボルト5xを締め易いように、六角形に形成さ
せても良い。錘5dは非締結軸部5aに緩嵌されている
ことから、非締結軸部5aの外径と、錘5dの内径の間
には、所定の隙間、例えば0.1mm乃至0.5mmの
隙間が形成されている。なお、この隙間は、直径でのク
リアランスである。また、非締結軸部5aの長手方向の
寸法は、錘5dの長手方向の寸法より若干大きくされて
いるので、錘5dが2つのフランジ5b,5bの間でつ
まることなく、動くことができるようにされている。
【0015】本実施の形態のようにフランジ付きスタッ
ドボルト5xの非締結軸部5aに錘5dを外嵌する場合
には、錘5dを半円状に2つ割りにして構成し、ねじ止
め若しくは錘5dの弾性を利用して係合して環形状に組
み立ててもよい。もしくは、一体に作られた錘5dをフ
ランジ5b,5b形成する前のボルト素材に外嵌し、そ
の後、非締結軸部5aとなる部分を把持して固定して、
ヘッダーにより鍛造してフランジ5b,5bを形成させ
てもよい。2箇所のねじ部5c,5cのうち締結用ブラ
ケット3と反対側のねじ部5cは、ブラケット2を締結
するのに利用されており、ブラケット2はフランジナッ
ト4により締結されて固定されている。なお、本実施の
形態において、錘5dはボルト用制振部材に相当し、締
結用ブラケット3は被締結部分に相当する。
ドボルト5xの非締結軸部5aに錘5dを外嵌する場合
には、錘5dを半円状に2つ割りにして構成し、ねじ止
め若しくは錘5dの弾性を利用して係合して環形状に組
み立ててもよい。もしくは、一体に作られた錘5dをフ
ランジ5b,5b形成する前のボルト素材に外嵌し、そ
の後、非締結軸部5aとなる部分を把持して固定して、
ヘッダーにより鍛造してフランジ5b,5bを形成させ
てもよい。2箇所のねじ部5c,5cのうち締結用ブラ
ケット3と反対側のねじ部5cは、ブラケット2を締結
するのに利用されており、ブラケット2はフランジナッ
ト4により締結されて固定されている。なお、本実施の
形態において、錘5dはボルト用制振部材に相当し、締
結用ブラケット3は被締結部分に相当する。
【0016】以上のような構成を有する締結構造は、次
のように作用する。ブラケット2に固定されている部品
や、車体1がエンジンの振動等により振動を伝達してく
ると、制振ボルト5の非締結軸部5aも振動する。非締
結軸部5aが振動すると、非締結軸部5aに緩嵌されて
いる錘5dが振動し、非締結軸部5aとの間で衝突を繰
り返す。錘5dと非締結軸部5aとの衝突に伴い、滑り
摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失を生じ、このエネ
ルギ損失により、車体1やブラケット2の振動が減衰さ
れる。
のように作用する。ブラケット2に固定されている部品
や、車体1がエンジンの振動等により振動を伝達してく
ると、制振ボルト5の非締結軸部5aも振動する。非締
結軸部5aが振動すると、非締結軸部5aに緩嵌されて
いる錘5dが振動し、非締結軸部5aとの間で衝突を繰
り返す。錘5dと非締結軸部5aとの衝突に伴い、滑り
摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失を生じ、このエネ
ルギ損失により、車体1やブラケット2の振動が減衰さ
れる。
【0017】このような締結構造によれば、従来のフラ
ンジ付きスタッドボルトに代えて制振ボルト5を使用す
るだけで、部品や車体1の振動を低減させることができ
る。また、図6(b)の場合のように、緩衝部材を介す
ることなく部品等を固定しつつも振動を低減させている
ので、図6(b)のような緩衝部材を使用する場合に比
べると、緩衝部材の磨耗の心配もなく、また、部品等を
しっかりと固定することができ、締め付け位置数を減ら
すことも可能である。
ンジ付きスタッドボルトに代えて制振ボルト5を使用す
るだけで、部品や車体1の振動を低減させることができ
る。また、図6(b)の場合のように、緩衝部材を介す
ることなく部品等を固定しつつも振動を低減させている
ので、図6(b)のような緩衝部材を使用する場合に比
べると、緩衝部材の磨耗の心配もなく、また、部品等を
しっかりと固定することができ、締め付け位置数を減ら
すことも可能である。
【0018】なお、本発明は以上のような第1の実施の
形態には限定されない。例えば、被締結部分は図1の締
結用ブラケット3のようなものを特別に設ける必要は必
ずしも無く、図2に示すように、車体1に直接溶接ナッ
ト1cを溶接し、溶接ナット1cに制振ボルト5を取り
付け、制振ボルト5にブラケット2等を取り付けてもよ
い。
形態には限定されない。例えば、被締結部分は図1の締
結用ブラケット3のようなものを特別に設ける必要は必
ずしも無く、図2に示すように、車体1に直接溶接ナッ
ト1cを溶接し、溶接ナット1cに制振ボルト5を取り
付け、制振ボルト5にブラケット2等を取り付けてもよ
い。
【0019】また、ボルトは、必ずしもフランジ付きス
タッドボルト5xに限られるものではなく、錘5dが動
くことができるように緩嵌可能なものであれば、どのよ
うなボルトでも使用することができる。例えば、図3に
示すように、ねじ部の一方がめねじ5eであって、めね
じ5eにより、他のフランジボルト11で制振ボルト
5’を車体1に固定しても良い。また、他の例でいえ
ば、図4に示すように、車体1’がめねじ部1’aと、
錘5dが収容できるハウジング1’bを有しており、こ
のハウジング1’bに錘5dを収容した後、ブラケット
2で蓋をして、車体1’、ブラケット2を全ねじが切ら
れたフランジボルト15で締結するように構成すること
もできる。この場合、フランジボルト15がめねじ1’
aと螺合して得られる軸力は、ハウジング1’bの座面
1’cを介して、ブラケット2を固定する力として働
く。
タッドボルト5xに限られるものではなく、錘5dが動
くことができるように緩嵌可能なものであれば、どのよ
うなボルトでも使用することができる。例えば、図3に
示すように、ねじ部の一方がめねじ5eであって、めね
じ5eにより、他のフランジボルト11で制振ボルト
5’を車体1に固定しても良い。また、他の例でいえ
ば、図4に示すように、車体1’がめねじ部1’aと、
錘5dが収容できるハウジング1’bを有しており、こ
のハウジング1’bに錘5dを収容した後、ブラケット
2で蓋をして、車体1’、ブラケット2を全ねじが切ら
れたフランジボルト15で締結するように構成すること
もできる。この場合、フランジボルト15がめねじ1’
aと螺合して得られる軸力は、ハウジング1’bの座面
1’cを介して、ブラケット2を固定する力として働
く。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態の締結構
造の断面図である。なお、本実施の形態において、第1
の実施の形態と実質的に同一な部分は、同一の符号を付
して詳細な説明を省略する。図5に示すように、車体1
には、締結用ブラケット3がスポット溶接により固定さ
れている。フランジボルト25は、一般的なフランジボ
ルトであり、ねじ部25cと、ねじの切られていない非
締結軸部25aを有している。もちろん、軸の全体にね
じが切られていても構わない。フランジボルト25に
は、円筒部26aとフランジ26bを有するカラー26
が外嵌され、カラー26には錘5dが緩嵌されている。
そして、フランジ26bとフランジボルト25のフラン
ジ25bとの間に、ブラケット2が挟まれ、ブラケット
2、カラー26を介してボルト25が、締結用ブラケッ
ト3の溶接ナット3cに締結されている。
説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態の締結構
造の断面図である。なお、本実施の形態において、第1
の実施の形態と実質的に同一な部分は、同一の符号を付
して詳細な説明を省略する。図5に示すように、車体1
には、締結用ブラケット3がスポット溶接により固定さ
れている。フランジボルト25は、一般的なフランジボ
ルトであり、ねじ部25cと、ねじの切られていない非
締結軸部25aを有している。もちろん、軸の全体にね
じが切られていても構わない。フランジボルト25に
は、円筒部26aとフランジ26bを有するカラー26
が外嵌され、カラー26には錘5dが緩嵌されている。
そして、フランジ26bとフランジボルト25のフラン
ジ25bとの間に、ブラケット2が挟まれ、ブラケット
2、カラー26を介してボルト25が、締結用ブラケッ
ト3の溶接ナット3cに締結されている。
【0021】錘5dは非締結軸部25aに緩嵌されてい
ることから、非締結軸部5aの外径と、錘5dの内径の
間には、所定の隙間、例えば0.1mm乃至0.5mm
の隙間が形成されている。なお、この隙間は、直径での
クリアランスである。また、カラー26の円筒部26a
により、台部分3bとフランジ26bの間に形成される
間の幅は、錘5dの長手方向の寸法より若干大きくされ
ているので、錘5dが台部分3bとフランジ26bとの
間でつまることなく、動くことができるようにされてい
る。
ることから、非締結軸部5aの外径と、錘5dの内径の
間には、所定の隙間、例えば0.1mm乃至0.5mm
の隙間が形成されている。なお、この隙間は、直径での
クリアランスである。また、カラー26の円筒部26a
により、台部分3bとフランジ26bの間に形成される
間の幅は、錘5dの長手方向の寸法より若干大きくされ
ているので、錘5dが台部分3bとフランジ26bとの
間でつまることなく、動くことができるようにされてい
る。
【0022】本実施の形態のようにフランジボルト25
の外側に錘5dを嵌める場合には、錘5dが一体に成形
されていても、フランジボルト25のフランジ25bの
無いねじ部を錘5dに挿入するという簡単な組み立てに
より、制振機能を有する締結構造を構成することができ
る。なお、本実施の形態において、錘5dは、ボルト用
制振部材に相当し、締結用ブラケット3は被締結部分に
相当する。
の外側に錘5dを嵌める場合には、錘5dが一体に成形
されていても、フランジボルト25のフランジ25bの
無いねじ部を錘5dに挿入するという簡単な組み立てに
より、制振機能を有する締結構造を構成することができ
る。なお、本実施の形態において、錘5dは、ボルト用
制振部材に相当し、締結用ブラケット3は被締結部分に
相当する。
【0023】以上のような構成を有する締結構造は、次
のように作用する。ブラケット2に固定されている部品
や、車体1がエンジンの振動等により振動を伝達してく
ると、制振ボルト25の非締結軸部25a及びカラー2
6の円筒部26aも振動する。非締結軸部25a及びカ
ラー26の円筒部26aが振動すると、円筒部26aに
緩嵌されている錘5dが振動し、円筒部26aとの間で
衝突を繰り返す。錘5dと円筒部26aとの衝突に伴
い、滑り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失を生じ、
このエネルギ損失により、車体1やブラケット2の振動
が減衰される。
のように作用する。ブラケット2に固定されている部品
や、車体1がエンジンの振動等により振動を伝達してく
ると、制振ボルト25の非締結軸部25a及びカラー2
6の円筒部26aも振動する。非締結軸部25a及びカ
ラー26の円筒部26aが振動すると、円筒部26aに
緩嵌されている錘5dが振動し、円筒部26aとの間で
衝突を繰り返す。錘5dと円筒部26aとの衝突に伴
い、滑り摩擦及び衝突に起因したエネルギ損失を生じ、
このエネルギ損失により、車体1やブラケット2の振動
が減衰される。
【0024】このような締結構造によれば、従来の緩衝
部材に代えて、錘5dを使用し、フランジ26aとフラ
ンジ25bとの間にブラケット2を挟むようにするだけ
で、部品や車体1の振動を低減させることができる。ま
た、緩衝部材を介することなく部品等を固定しつつも振
動を低減させているので、緩衝部材を使用する場合に比
べると、緩衝部材の磨耗の心配もなく、また、部品等を
しっかりと固定することができ、固定個所を減らすこと
も可能である。
部材に代えて、錘5dを使用し、フランジ26aとフラ
ンジ25bとの間にブラケット2を挟むようにするだけ
で、部品や車体1の振動を低減させることができる。ま
た、緩衝部材を介することなく部品等を固定しつつも振
動を低減させているので、緩衝部材を使用する場合に比
べると、緩衝部材の磨耗の心配もなく、また、部品等を
しっかりと固定することができ、固定個所を減らすこと
も可能である。
【0025】なお、本発明は前記第2の実施の形態には
限定されない。例えば、カラー26は必ずしも独立した
部品として設ける必要は無く、フランジ26bの部分を
延ばして、そのまま部品等を取り付けるブラケットを構
成するようにしても良い。
限定されない。例えば、カラー26は必ずしも独立した
部品として設ける必要は無く、フランジ26bの部分を
延ばして、そのまま部品等を取り付けるブラケットを構
成するようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、以
下のような顕著な効果を奏する。請求項1記載の制振ボ
ルトによれば、簡易な構成でボルトにより取り付けられ
た部品やブラケット、及び被締結部分の振動を低減する
ことができる。また、取り付けられた部品やブラケット
がぐらつくことも無く、しっかりと固定することができ
る。
下のような顕著な効果を奏する。請求項1記載の制振ボ
ルトによれば、簡易な構成でボルトにより取り付けられ
た部品やブラケット、及び被締結部分の振動を低減する
ことができる。また、取り付けられた部品やブラケット
がぐらつくことも無く、しっかりと固定することができ
る。
【0027】また、請求項2記載の締結構造によれば、
2つのフランジを有するスタッドボルトの2つのフラン
ジ間のスペースを利用した簡単な構造で、取り付け部品
やブラケット、及び被締結部分の振動を低減することが
できる。また、取り付けられた部品やブラケットがぐら
つくことも無く、しっかりと固定することができる。
2つのフランジを有するスタッドボルトの2つのフラン
ジ間のスペースを利用した簡単な構造で、取り付け部品
やブラケット、及び被締結部分の振動を低減することが
できる。また、取り付けられた部品やブラケットがぐら
つくことも無く、しっかりと固定することができる。
【0028】また、請求項3記載の締結構造によれば、
簡単な構造で、取り付け部品やブラケット、及び被締結
部分の振動を低減することができる。また、取り付けら
れた部品やブラケットがぐらつくことも無く、しっかり
と固定することができる。さらに、カラーにより錘が運
動できる部分を確保しているので、錘を2つ割りにして
構成したり、ボルトの製造時に錘を緩嵌した後鍛造する
等したりせずとも、ボルトと容易に組み立てて締結構造
を構成することができる。また、取り付けられた部品や
ブラケットがぐらつくことも無く、しっかりと固定する
ことができる。
簡単な構造で、取り付け部品やブラケット、及び被締結
部分の振動を低減することができる。また、取り付けら
れた部品やブラケットがぐらつくことも無く、しっかり
と固定することができる。さらに、カラーにより錘が運
動できる部分を確保しているので、錘を2つ割りにして
構成したり、ボルトの製造時に錘を緩嵌した後鍛造する
等したりせずとも、ボルトと容易に組み立てて締結構造
を構成することができる。また、取り付けられた部品や
ブラケットがぐらつくことも無く、しっかりと固定する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の締結構造の断面図
である。
である。
【図2】ボルトの取り付け位置が異なる他の締結構造の
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図3】ボルトの形状が異なる他の締結構造の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】フランジボルトを使用した締結構造の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の断面図である。
【図6】(a)は、ストレーナを固定する従来の構造を
示す断面図であり、(b)は、キャニスター等の部品を
固定する従来の構造を示す断面図である。
示す断面図であり、(b)は、キャニスター等の部品を
固定する従来の構造を示す断面図である。
1 車体(被締結部) 5 制振ボルト 5a 非締結軸部 5d 錘(ボルト用制振部材) 5x フランジ付きスタッドボルト 25 フランジボルト 25a 非締結軸部 26 カラー 26a 円筒部 26b フランジ
Claims (3)
- 【請求項1】 非締結軸部を有するボルトと、前記非締
結軸部に緩嵌される略環状の錘とを有し、前記非締結軸
部と、前記錘の間には隙間が形成されていることを特徴
とする制振ボルト。 - 【請求項2】 両端にねじ部が形成され、一方のねじ部
に第1被締結部材が締結され、他方のねじ部に第2被締
結部材が締結されたスタッドボルトを有し、このスタッ
ドボルトにおける非締結軸部に略環状の錘が前記非締結
軸部との間で隙間を形成して緩嵌されていることを特徴
とする制振機能を付与した締結構造。 - 【請求項3】 ボルトと、円筒部を有し、前記ボルトの
非締結軸部に外嵌されるカラーと、前記カラーの円筒部
に外嵌される略環状の錘とを備えてなる締結構造であっ
て、前記カラーの円筒部の外径と錘との間に隙間が形成
されていることを特徴とする制振機能を付与した締結構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369402A JP2002174289A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369402A JP2002174289A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002174289A true JP2002174289A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18839448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000369402A Pending JP2002174289A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002174289A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008133934A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Toyota Motor Corp | 締結部構造 |
KR200463298Y1 (ko) * | 2010-07-20 | 2012-10-29 | 두산엔진주식회사 | 배기관의 플렉서블 서포터 구조 |
JP2017026149A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | エムジーアイ クーティエ エスパーニャ ソシエダー リミターダMgi Coutier Espana S.L. | 公差補償機能付き位置決め装置、当該装置を備えた一式の車両部品、および公差補償を伴う位置決め方法 |
US20180201112A1 (en) * | 2017-01-19 | 2018-07-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Dynamic damper mounting structure |
JP2019148280A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | 極東開発工業株式会社 | アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 |
JP2020051248A (ja) * | 2013-10-11 | 2020-04-02 | エヴァンス、ショーン | ブラケット組立体及び方法 |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000369402A patent/JP2002174289A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008133934A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Toyota Motor Corp | 締結部構造 |
KR200463298Y1 (ko) * | 2010-07-20 | 2012-10-29 | 두산엔진주식회사 | 배기관의 플렉서블 서포터 구조 |
JP2020051248A (ja) * | 2013-10-11 | 2020-04-02 | エヴァンス、ショーン | ブラケット組立体及び方法 |
JP2017026149A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | エムジーアイ クーティエ エスパーニャ ソシエダー リミターダMgi Coutier Espana S.L. | 公差補償機能付き位置決め装置、当該装置を備えた一式の車両部品、および公差補償を伴う位置決め方法 |
US20180201112A1 (en) * | 2017-01-19 | 2018-07-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Dynamic damper mounting structure |
US10518623B2 (en) * | 2017-01-19 | 2019-12-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Dynamic damper mounting structure |
JP2019148280A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | 極東開発工業株式会社 | アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 |
JP7198588B2 (ja) | 2018-02-26 | 2023-01-04 | 極東開発工業株式会社 | アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2598703Y2 (ja) | 防振用コイルばねの取り付け構造 | |
US6321890B1 (en) | Vibration reducing system for automotive vehicle | |
JP2005106210A (ja) | 流体移送用チューブのブラケット | |
KR20020088761A (ko) | 자동차용 엔진마운트 | |
JPS5863521A (ja) | 内燃機関車両用排気系部品支持装置 | |
JP2000304094A (ja) | 防振ゴムの取付け構造 | |
JP2002174289A (ja) | 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造 | |
US20050201846A1 (en) | Noise suppressing fastener | |
WO2010141646A2 (en) | Grommet mounting assembly | |
JP3961375B2 (ja) | 筒形防振装置 | |
JP2005147226A (ja) | 減衰機能付き締結部材およびその締結部材を用いた防振装置 | |
JP2008236981A (ja) | 電動モータの取付構造 | |
JPH08326811A (ja) | 防振装置 | |
JP2002213510A (ja) | 防振装置 | |
JPH0339345Y2 (ja) | ||
US20080150203A1 (en) | Noise isolation system for a hydromount | |
JPH09196095A (ja) | 防振装置の弾性ストッパ | |
JPH10299833A (ja) | エンジンマウント装置 | |
JP3566189B2 (ja) | 外装板の取付金具 | |
JPH0379204B2 (ja) | ||
JPH10159727A (ja) | 車輌用電動圧縮機 | |
JP2002235784A (ja) | 防振支持装置 | |
JPH0313594Y2 (ja) | ||
JPH0979316A (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP2003042228A (ja) | ラバークッション |