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JP2002163960A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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Publication number
JP2002163960A
JP2002163960A JP2000355481A JP2000355481A JP2002163960A JP 2002163960 A JP2002163960 A JP 2002163960A JP 2000355481 A JP2000355481 A JP 2000355481A JP 2000355481 A JP2000355481 A JP 2000355481A JP 2002163960 A JP2002163960 A JP 2002163960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
contact
input device
rubber
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000355481A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shibano
康次 芝野
Mitsuhiro Asano
光宏 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーの傾倒方向及び角度に応じたアナログ
出力が得られるようにする。 【解決手段】 基板21上に、中央接点パターンを囲む
円周上に90°間隔で4つの抵抗体パターンを形成し、
それら抵抗体パターン上に対接面が球面状とされた導電
性ゴム接点47を配置する。レバー38の傾倒操作に伴
い、傾倒するキートップ41によって、その傾倒方向の
ゴム接点47は押圧され、抵抗体パターンとの接触面積
が増大する。これによってその抵抗体パターンに接続さ
れている端子28間の抵抗値が減少するものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばディスプレ
イ画面上の位置決め操作に用いられる多方向入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような用途に用いられる多方
向入力装置として、多方向に傾倒可能なレバーを備え、
そのレバーを操作することにより、操作方向のスイッチ
接点がオンとなるように構成された装置がある。この種
の装置はジョイスティックと称されるもので、図13に
その概略外観構成を示す。この多方向入力装置(ジョイ
スティック)はケース11と、ケース11の下面に取り
付けられたスイッチ基板12と、ケース11の上面から
突出されたレバー13とを具備するもので、ケース11
内にはレバー13と一体に傾倒する部材が傾倒自在に収
納されている。
【0003】レバー13を例えばX方向に傾倒すると、
レバー13と一体に傾倒するケース11内の部材がスイ
ッチ基板12上に設けられている例えばX,Y,−X,
−Y方向の4つのスイッチ接点の内のX方向スイッチ接
点を押圧し、これをオンとする。また、レバー13をZ
方向に、つまり軸方向に押圧すると、スイッチ基板12
の中央に設けられている中央スイッチ接点が押圧されて
オンとなる。このようなレバー13のZ方向押し込み操
作はレバー13の傾倒により所定の位置を設定(選択)
した後、例えばそれを決定する入力用として使用される
ものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の多方向入力装置はレバーの操作により所定のスイッチ
接点がオンとなるものであり、つまり複数のスイッチ接
点のオン、オフがデジタル出力として得られるものであ
って、例えばレバーの操作角度(傾倒角度)に応じたア
ナログ出力を得ることはできないものとなっていた。こ
の発明の目的はこの点に鑑み、レバーの傾倒操作によ
り、その方向及び角度に応じたアナログ出力が得られる
ようにした多方向入力装置を提供することにある。
【0005】さらに、この発明の他の目的は構造が簡易
で小型薄型に構成でき、かつリフロー半田付け実装可能
な多方向入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、中央接点パターンと、その中央接点パターンを囲む
円周上に90°間隔で配置された4つの抵抗体パターン
と、比較用固定抵抗体パターンとが形成され、それら各
パターンからリードパターンが周辺に引き出されてなる
基板と、その基板の周辺に一端が位置されて、上記リー
ドパターンとそれぞれ接続された複数の端子と、それら
基板及び端子と一体成形されて一面が開放された箱状と
され、箱内底面に基板が位置され、各端子の他端が周囲
から突出された樹脂製ボディと、中央接点パターン上
に、上に凸とされて配置された皿ばね状スナッププレー
トと、各抵抗体パターン上に配置され、その抵抗体パタ
ーンとの対接面が略球面状とされた4つの導電性ゴム接
点と、ボディの一面を蓋すると共に、その一面の中央に
開口を構成するカバーと、上記開口に位置する軸部と、
その軸部に対してフランジ状をなし、軸部側の側面が略
円錐面状とされた基部とよりなり、その基部が4つのゴ
ム接点上に搭載されて、それらゴム接点の弾性復元力に
より上記軸部が上記開口から突出する方向に付勢された
キートップと、そのキートップの軸心に形成された貫通
孔に軸回りの回転が阻止され、かつ上記軸部より突出す
る方向に抜け止めされて係合され、内端がスナッププレ
ートと当接し、外端が上記軸部より突出されたレバーと
よりなり、レバーの軸方向押圧操作により、スナッププ
レートが反転して中央接点パターンがオンとなり、レバ
ーの傾倒操作により、そのレバーと共に傾倒するキート
ップによりゴム接点が押圧されて抵抗体パターンとの接
触面積が増大する構造とされる。
【0007】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、中央接点パターンが臨むガイド穴を具備し、かつボ
ディの側壁との間に各抵抗体パターンが臨む4つの略円
形をなすガイド部を構成するガイドが、ボディと一体成
形されて基板上に位置され、スナッププレートが上記ガ
イド穴に位置され、ゴム接点が上記各ガイド部に位置さ
れる。請求項3の発明では請求項1乃至2のいずれかの
発明において、上記軸部が挿通する中央孔を有し、皿ば
ね状をなす板ばねが下に凸とされ、その外周部がボディ
側壁上端面とカバーとの間に挟み込まれて取り付けら
れ、上記板ばねの内周部によって上記基部がゴム接点を
押圧する方向に付勢される。
【0008】請求項4の発明では請求項1乃至3のいず
れかの発明において、ゴム接点が略半球体とされる。請
求項5の発明では請求項1乃至3のいずれかの発明にお
いて、ゴム接点が球体とされる。請求項6の発明では請
求項1乃至3のいずれかの発明において、ゴム接点がそ
ろばん玉形状とされる。請求項7の発明では請求項4乃
至6のいずれかの発明において、ゴム接点がシリコンゴ
ムよりなるものとされる。
【0009】請求項8の発明では請求項1乃至3のいず
れかの発明において、ボディ及び基板が耐熱材料よりな
るものとされる。請求項9の発明では請求項1乃至3の
いずれかの発明において、端子がボディの下面と面一に
導出される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明による多
方向入力装置の一実施例の外観形状を示したものであ
り、図2はその断面構造を示したものである。図3乃至
11は各構成部品を示したものであり、まずこれら図3
乃至11を参照して各部の構造について説明する。図3
は基板21及びその基板上に形成されたパターンを示し
たものであり、この例では略方形状をなす基板21の中
央に中央接点パターン22が形成され、その中央接点パ
ターン22を囲む円周上に90゜間隔で、つまり中央接
点パターン22を中心とする直交2軸上の等距離位置に
4つの抵抗体パターン23が形成される。
【0011】中央接点パターン22は円形パターン22
aと、その円形パターン22aを囲むドーナツ状パター
ン22bとよりなり、ドーナツ状パターン22bはその
一部が切り欠かれたものとなっている。円形パターン2
2aから引き出されたリードパターン24aはこの切り
欠き部を通って基板21の周辺部に導出され、ドーナツ
状パターン22bの一端から引き出されたリードパター
ン24bも同様に周辺部に導出されている。各抵抗体パ
ターン23は矩形状とされて同一形状とされ、その各一
端側が共通のリードパターン24cに接続されている。
各抵抗体パターン23の他端側はそれぞれリードパター
ン24d〜24gに接続されており、これらリードパタ
ーン24c〜24gはそれぞれ基板21の周辺部に引き
出されている。なお、図中、25は比較用の固定抵抗体
パターンを示し、この固定抵抗体パターン25は一端側
が共通リードパターン24cに接続され、他端側は基板
21の周辺部に引き出されたリードパターン24hに接
続されている。
【0012】中央接点パターン22及び各リードパター
ン24a〜24hは例えば銅ペーストや銀ペーストによ
って印刷形成され、各抵抗体パターン23及び固定抵抗
体パターン25は例えばカーボンペーストによって印刷
形成される。また、リードパターン24aの、ドーナツ
状パターン22bの切り欠き部に位置する部分には図に
示したように絶縁レジスト26等が塗布されて、その表
面が絶縁されている。なお、中央接点パターン22の各
パターン22a,22b上には適宜、それぞれ低抵抗の
カーボンペーストが印刷塗布される。
【0013】基板21の材質は耐熱性に優れた紙フェノ
ールやガラスエポキシ樹脂とされる。なお、PEI(ポ
リエーテルイミド)やPET(ポリエステル)あるいは
PPS樹脂等の耐熱フィルムを使用してもよい。上記の
ような構成を有する基板21に対し、端子が位置決め配
置され、それら基板21及び端子とボディが一体成形さ
れる。図4は一体成形されたボディ27を下面(底面)
側から見た状態を示したものであり、図中、28は端子
を示し、29は端子キャリアを示す。また、31は成形
時に押えピンが配置されていた箇所にできた穴を示す。
【0014】図5は図4の状態に対し、各端子28が所
定の位置で切断され、つまり端子キャリア29が切断除
去された状態を示したものである。各端子28はその先
端が基板21上に位置され、それぞれリードパターン2
4a〜24hと圧接されて接続されている。なお、各端
子28の、ボディ27の周囲から突出している他端はこ
の例ではボディ27の下面と面一に導出されており、従
って各端子28はその中間部において図5Cに示したよ
うに折り曲げられている。端子28は例えば鋼製にさ
れ、Snメッキが施されたものとされる。
【0015】次に、この図5を参照してボディ27の構
造について説明する。ボディ27は一面が開放された箱
状とされ、その箱内底面に基板21が位置されている。
基板21上に位置しているガイド32はボディ27と一
体成形されて構成されたもので、その中央にはガイド穴
33が形成されており、このガイド穴33を介して基板
21の中央接点パターン22が外部に臨むものとなって
いる。一方、ガイド32の周囲4辺の各中間部には略半
円形の切り欠き34が形成されており、これら切り欠き
34と対向するボディ27の各側壁に形成された略半円
形の切り欠き35と共に、略円形のガイド部36を構成
するものとなっている。基板21の各抵抗体パターン2
3はこれらガイド部36に位置され、露出されている。
【0016】なお、このガイド32は基板21に設けら
れた穴37を通って成形樹脂が流れることによってボデ
ィ27と一体成形される。使用樹脂は例えばPPS樹脂
やナイロンとされる。図6は操作用のレバー38を示し
たものであり、レバー38は図に示したように角柱状と
され、その一端側には方形状板部38aがフランジ状に
突出形成され、さらにその先端に先端面が球面状をなす
突起38bを具備するものとなっている。レバー38は
例えばナイロン等の樹脂製とされる。なお、金属製とす
ることもできる。
【0017】図7はレバー38と係合されるキートップ
41を示したものである。キートップ41は軸部41a
と、軸部41aに対してフランジ状をなし、軸部41a
側の側面が略円錐面状とされた基部41bとよりなり、
その軸心には貫通孔42が形成されている。貫通孔42
はレバー38が挿通される大きさとされ、その基部41
b側の端部にはレバー38の方形状板部38aと係合す
る凹部42aが形成されている。基部41bは図に示し
たように略方形状の外形を有しており、さらに各辺の中
間部に半円状に突出した突出部41cを具備するものと
なっている。キートップ41は例えばナイロン等の樹脂
製とされる。
【0018】図8はボディ27の一面を蓋するカバー4
3を示したものであり、カバー43はその中央に円形の
開口44を具備しており、周辺には係止穴45が形成さ
れた4つの係止片46が折り曲げ形成されて設けられて
いる。カバー43は例えばステンレス板によって形成さ
れる。図9(1)は基板21の各抵抗体パターン23上
に配置される略半球体のゴム接点47を示したものであ
り、このゴム接点47は例えば導電性シリコンゴムより
なるものとされ、その先端にはわずかな平面部47aを
有し、また他端にはわずかな円柱部47bを備えたもの
となっている。
【0019】図10は基板21の中央接点パターン22
上に配置される皿ばね状のスナッププレート48を示し
たものであり、図11はボディ27の側壁上端面とカバ
ー43との間に挟み込まれて使用される皿ばね状の板ば
ね49を示したものである。板ばね49は中央孔51を
具備するものとなっている。これらスナッププレート4
8及び板ばね49はステンレス材によって形成される。
次に、これら各部品の組み立てについて説明する。スナ
ッププレート48を上に凸として中央接点パータン22
上に配置し、ゴム接点47を各抵抗体パターン23上に
配置する。ゴム接点47は抵抗体パターン23との対接
面が球面状をなすように図2に示したように配置する。
スナッププレート48はガイド穴33内に収容保持さ
れ、また各ゴム接点47はそれぞれガイド部36によっ
て位置決め保持された状態となる。
【0020】キートップ41の貫通孔42にレバー38
を通す。レバー38の方形状板部38aはキートップ4
1に形成された凹部42aと係合し、これによってレバ
ー38はキートップ41の軸部41aより突出する方向
に抜け止めされると共に、その軸回りの回転が阻止され
る。このキートップ41とレバー38とを図2に示した
ように、ボディ27に組み込み、さらに板ばね49を下
に凸として搭載し、カバー43をボディ27に取り付け
る。カバー43とボディ27との固定はカバー43の4
つの係止片46の係止穴45を、ボディ27の外面に形
成されている4つの突起52にそれぞれ係合させること
によって行われる。この際、板ばね49はその外周部の
4ヶ所がボディ27の側壁上端面とカバー43との間に
挟み込まれて固定される。
【0021】キートップ41はその基部41bの突出部
41cが形成されている部分がそれぞれゴム接点47上
に搭載され、軸部41aが板ばね49の中央孔51を挿
通してカバー43の開口44に位置される。板ばね49
の円周部はキートップ41の基部41bに図2に示した
ように弾接しており、キートップ41はこの板ばね49
によってゴム接点47を押圧する方向に付勢され、一方
ゴム接点47からはその弾性復元力により軸部41aが
開口44から突出する方向に付勢され、つまり反力を受
ける状態となる。
【0022】なお、レバー38はその内端の突起38b
がスナッププレート48と当接しており、外端はキート
ップ41の軸部41aより突出し、つまりカバー43上
に直立して突出した状態となる。上記のような構造を有
する多方向入力装置は、レバー38を傾倒操作すると、
レバー38と共にキートップ41が傾倒し、これにより
ゴム接点47が押圧されて弾性変形する(ひずむ)。こ
の変形によりゴム接点47は抵抗体パターン23との接
触面積が増大するため、抵抗体パターン23が接続され
ている端子28間の抵抗値がこの接触面積の増大に伴
い、減少することになる。
【0023】つまり、この多方向入力装置によれば、レ
バー38の傾倒方向及び傾倒角度に応じたアナログ出力
を得ることができる。一方、レバー38を軸方向に押圧
操作すると、スナッププレート48が押圧されて反転
し、これにより中央接点パターン22がオンとなる。押
圧を解除すると、スナッププレート48は元の状態に復
帰するため、中央接点パターン22はオフとなる。図1
2はこのように動作する多方向入力装置の等価回路を示
したものであり、図中、1〜8は端子28に付与したN
o.(図5参照)を示す。なお、固定抵抗体パターン2
5が接続されている端子No.1,2間の出力は電圧比
出力検出のために使用される。
【0024】上述した例ではキートップ41とカバー4
3との間に板ばね49を設け、この板ばね49によって
キートップ41を押圧するようにしているが、例えばこ
の板ばね49のない構成とすることもできる。この場合
は4つのゴム接点47の弾性復元力によってキートップ
41はその軸部41aが開口44から突出する方向に付
勢され、これによりレバー38が中立点に、つまりカバ
ー43に対し垂直になるように復帰、維持されるが、こ
の例のように板ばね49を設けることにより、このレバ
ー38の中立点(原点)復帰を確実にすることができ、
つまり中立点復帰特性を良くすることができ、かつレバ
ー38の良好な操作感触が得られるものとなる。
【0025】また、この例のようにボディ27や基板2
1を耐熱材料によって構成し、さらに端子28をボディ
27の下面と面一に導出することにより、例えばこの多
方向入力装置が実装される相手方プリント基板に対し
て、自動実装が可能となり、リフロー半田付け実装も容
易に行えるものとなる。なお、上述した例ではゴム接点
47の形状を略半球体としているが、ゴム接点の形状は
これに限るものではなく、例えば図9(2)に示したよ
うなそろばん玉形状のゴム接点53や図9(3)に示し
たような単なる球体のゴム接点54を用いることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
レバーの傾倒方向及び傾倒角度に応じたアナログ出力を
得ることができ、またレバーの軸方向(垂直方向)の押
圧によりスイッチ(中央接点)をオン、オフすることが
できる。さらに、構造が簡易で、小型、薄型化を容易に
図ることができ、またボディや基板を耐熱材料で構成
し、端子をボディ下面と面一に導出する構造とすること
により、自動実装可能でかつリフロー半田付け可能な多
方向入力装置を得ることができる。
【0027】なお、キートップとカバーとの間に板ばね
を配設し、ゴム接点を押圧する方向にキートップを付勢
する構造とすることにより、レバーの中立点復帰特性を
向上させることができ、かつレバーの良好な操作感触が
得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の一実施例を示す平面図、Bはそ
の正面図。
【図2】図1の断面図。
【図3】図2における基板の平面図。
【図4】ボディの成形状態を説明するための図。
【図5】Aは基板及び端子と一体成形されて完成した図
2におけるボディの平面図、Bはその断面図、Cはその
部分拡大断面図。
【図6】Aは図2におけるレバーの平面図、Bはその正
面図、Cはその底面図、DはEE断面図。
【図7】Aは図2におけるキートップの平面図、Bはそ
の正面図、Cはその断面図。
【図8】Aは図2におけるカバーの平面図、Bはその正
面図。
【図9】(1)は図2におけるゴム接点を示す図、
(2)及び(3)はそれぞれゴム接点の他の構成(形
状)例を示す図であり、Aは正面図、Bは底面図。
【図10】Aは図2におけるスナッププレートの断面
図、Bはその平面図。
【図11】Aは図2における板ばねの平面図、Bはその
断面図。
【図12】図1に示した多方向入力装置の等価回路図。
【図13】従来の多方向入力装置を示す斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01C 10/36 H01C 10/36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央接点パターンと、その中央接点パタ
    ーンを囲む円周上に90°間隔で配置された4つの抵抗
    体パターンと、比較用固定抵抗体パターンとが形成さ
    れ、それら各パターンからリードパターンが周辺に引き
    出されてなる基板と、 その基板の周辺に一端が位置されて、上記リードパター
    ンとそれぞれ接続された複数の端子と、 それら基板及び端子と一体成形されて一面が開放された
    箱状とされ、箱内底面に上記基板が位置され、上記各端
    子の他端が周囲から突出された樹脂製ボディと、 上記中央接点パターン上に、上に凸とされて配置された
    皿ばね状スナッププレートと、 上記各抵抗体パターン上に配置され、その抵抗体パター
    ンとの対接面が略球面状とされた4つの導電性ゴム接点
    と、 上記ボディの一面を蓋すると共に、その一面の中央に開
    口を構成するカバーと、 上記開口に位置する軸部と、その軸部に対してフランジ
    状をなし、軸部側の側面が略円錐面状とされた基部とよ
    りなり、その基部が上記4つのゴム接点上に搭載され
    て、それらゴム接点の弾性復元力により上記軸部が上記
    開口から突出する方向に付勢されたキートップと、 そのキートップの軸心に形成された貫通孔に軸回りの回
    転が阻止され、かつ上記軸部より突出する方向に抜け止
    めされて係合され、内端が上記スナッププレートと当接
    し、外端が上記軸部より突出されたレバーとよりなり、 上記レバーの軸方向押圧操作により、上記スナッププレ
    ートが反転して上記中央接点パターンがオンとなり、 上記レバーの傾倒操作により、そのレバーと共に傾倒す
    る上記キートップにより上記ゴム接点が押圧されて上記
    抵抗体パターンとの接触面積が増大する構造とされてい
    ることを特徴とする多方向入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多方向入力装置におい
    て、 上記中央接点パターンが臨むガイド穴を具備し、かつ上
    記ボディの側壁との間に上記各抵抗体パターンが臨む4
    つの略円形をなすガイド部を構成するガイドが、上記ボ
    ディと一体成形されて上記基板上に位置され、 上記スナッププレートが上記ガイド穴に位置され、上記
    ゴム接点が上記各ガイド部に位置されていることを特徴
    とする多方向入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記軸部が挿通する中央孔を有し、皿ばね状をなす板ば
    ねが下に凸とされ、その外周部が上記ボディ側壁上端面
    とカバーとの間に挟み込まれて取り付けられ、 上記板ばねの内周部によって上記基部が上記ゴム接点を
    押圧する方向に付勢されていることを特徴とする多方向
    入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記ゴム接点が略半球体とされていることを特徴とする
    多方向入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記ゴム接点が球体とされていることを特徴とする多方
    向入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記ゴム接点がそろばん玉形状とされていることを特徴
    とする多方向入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記ゴム接点がシリコンゴムよりなることを特徴とする
    多方向入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記ボディ及び基板が耐熱材料よりなることを特徴とす
    る多方向入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記端子が上記ボディの下面と面一に導出されているこ
    とを特徴とする多方向入力装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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