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JP2002153918A - 型締め装置 - Google Patents

型締め装置

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Publication number
JP2002153918A
JP2002153918A JP2000352457A JP2000352457A JP2002153918A JP 2002153918 A JP2002153918 A JP 2002153918A JP 2000352457 A JP2000352457 A JP 2000352457A JP 2000352457 A JP2000352457 A JP 2000352457A JP 2002153918 A JP2002153918 A JP 2002153918A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
mold clamping
molding die
clamping device
clamping hook
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000352457A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Honda
修 本多
Koichi Sato
浩一 佐藤
Hiroo Ishibashi
博雄 石橋
Koichi Hiramatsu
浩一 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2000352457A priority Critical patent/JP2002153918A/ja
Publication of JP2002153918A publication Critical patent/JP2002153918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置が小型でエネルギー効率が高く、成形品の
ハンドリングが容易であり、湾曲した成形品の成形にも
容易に対応することができ、成形型の外側に付属機器を
配置し易い型締め装置を提供する。 【解決手段】バルジ成形用やハイドロフォーム用の分割
式の成形型10の端部に型締めフック12を配置し、成
形型10の両端をメカロックすることにより型締めを行
う。開閉に要するエネルギーが少なく、開閉を迅速に行
なうことができる。また成形型10の上下面が開放され
るので、付属機器の配置自由度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルジ成形用の成
形型やハイドロフォーム用の成形型のための型締め装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルジ成形やハイドロフォームにおいて
は、分割式の成形型の内部に素材管をセットし、素材管
の端部から高圧液体を注入することにより拡管成形を行
なう。この際に成形型には高圧液体による型開き力が発
生するため、型締め装置により型開きを防止する必要が
ある。
【0003】このための型締め装置としては、一般的に
は大型の油圧プレス機が流用されている。この油圧プレ
ス機は大型のラムヘッドを昇降させることにより型締め
と型開きを行なうため、強力な型締めが可能である反
面、大量のオイルを流動させねばならず、エネルギ効率
が悪いという問題がある。また、迅速な型開き動作を行
なわせることが困難であるうえ、高さが数メートルに達
するなど装置が大型であり、きわめて高価であるという
問題がある。
【0004】そこで本発明者等は、図10に示すように
断面がコの字状の剛性フレーム1を用い、成形型2をそ
の内部に装入することにより型開きを防止する型締め装
置を先に開発した。この型締め装置は油圧プレス機より
も小型で安価であるが、成形品のハンドリングを行なう
ために成形型もしくはフレームを矢印のように大きく移
動させねばならないという問題があった。また、成形品
形状が大きく湾曲する場合には、成形型も大型になるの
で、フレーム全体を大型化しなければならないという問
題があった。更に、成形型の周囲や上下面全体がフレー
ムで囲まれることとなるため、成形型の外側に孔開けシ
リンダ等の付属機器を配置したい場合にも、その自由度
が大きく制限されるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、装置が小型で安価であり、成形品の
ハンドリングが容易であり、湾曲した成形品の成形にも
容易に対応することができ、しかも成形型の外側への付
属機器の配置自由度を大きく取れる新規な型締め装置を
提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の型締め装置は、分割された成形型
の端部を、2以上の型締めフックにより型開き方向に拘
束することを特徴とするものである。なお、成形型と型
締めフックとの接触部のいずれか一方に、型締めフック
を成形型の中心側に押し込むことにより接触部の隙間を
減少させる傾斜部を設けた構造とすることが好ましい。
また、成形型内での成形物の偏りに対応させて、大きさ
の異なる型締めフックを組み合わせた構造とすることが
できる。また、成形型と型締めフックとの間に、成形型
の型開き力以上の力を発生できるシリンダを配置した構
造とすることができる。また、型締めフックを鋼鈑の積
層構造体とすることができる。
【0007】本発明の型締め装置は、分割された成形型
の端部を2以上の型締めフックにより型開き方向に拘束
する構造のものであるから、油圧プレス機よりも小型で
安価である。また、型締めフックを成形型からわずかに
離すだけで成形型を開くことができるので、省エネルギ
ーとなるうえ、成形品のハンドリングが容易であり、成
形型の上下面が開放されているため、成形型の外側への
付属機器の配置自由度を大きく取ることができる。更
に、型締めフックの数や配置を変更することにより、湾
曲した成形品の成形型にも容易に対応することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1と図2は本発明の基本的な実
施形態を示す斜視図であり、10はハイドロフォーム用
の上下に分割された成形型、11はその内部に形成され
た成形用キャビティである。この成形型10の左右両側
の端部には、型締めフック12が設けられている。各型
締めフック12は下部内側の軸13を中心として図2の
ように開閉することができる。また各型締めフック12
は内側面に成形型10の高さと等しい凹部14を備え、
図1のように閉じたときに下顎部15と上顎部16との
間で、成形型10を型開き方向に拘束することができる
ようになっている。なお、この実施形態では左右両側に
2個ずつの型締めフック12を配置したが、その数は成
形型10の大きさに応じて適宜増減させることができ
る。
【0009】図3、図4はより具体的な構造を示す正面
図であり、ベース17上に軸13により枢着された左右
両側の型締めフック12に、開閉用シリンダ18を取り
付けた構造が示されている。この実施形態では成形型1
0の下半部10aはベース17上の基台19にセットさ
れており、上半部10bは昇降機構20により昇降でき
るようになっている。図3に実線で示すように左右両側
の型締めフック12を開いた状態で成形型10の開閉が
でき、破線で示すように左右両側の型締めフック12を
開閉用シリンダ18で内側に閉じれば、成形型10を型
締めすることができる。なお、21は素材管の両端を押
圧する軸押し手段であり、22は素材管の膨出量を規制
するカウンターシリンダーである。
【0010】このように、本発明の型締め装置は成形型
10の両端部を型締めフック12によりメカロックする
構造のものであるから、型締めフック12を小型化する
ことができ、装置全体も非常に小型化することができ
る。また、成形型10の両端部を型締めフック12によ
り拘束する構造であるから、型締め動作のための移動距
離が少なく、サイクルタイムを短縮することができ、同
時に省エネルギー化を図ることができる。さらに、成形
型の上下面が開放されているため、成形型の外側へ成長
軸であったり、ピアス用パンチ等の付属機器の配置自由
度を大きく取ることができる等の多くの利点がある。
【0011】なお、型締めフック12は一体成形品とす
ることも可能であるが、図示のように鋼鈑の積層構造品
とすることが好ましい。このような積層構造体は打ち抜
き成形された鋼鈑を積層することにより製造できるた
め、形状自由度が高い利点があるうえ、使用中に型締め
フック12が痛んだような場合にはその部分のみを交換
すればよいため、取り替えメンテナンスが容易であると
いう利点がある。
【0012】図5は請求項2の発明の実施形態を示す図
である。この実施形態では、成形型10と型締めフック
12との接触部に、傾斜部23が設けられている。図5
では傾斜部23は型締めフック12の上顎部16の下面
をわずかに上向きに傾斜させることにより形成されてい
る。このような傾斜部23を設けておけば、型締めフッ
ク12を成形型10の中心側に押し込むことにより傾斜
部23で成形型10の両端部上面を下方に押圧し、接触
部の隙間を減少させることができる。
【0013】図6は請求項4の発明の実施形態を示す図
であり、成形型10の下方にコモンベース24と多数の
小型扁平シリンダ25とが配置されており、図6のよう
に型締めフック12を閉じた後にこれらの小型扁平シリ
ンダ25に高圧流体を供給し、成形型10を強力に型締
めする。この場合、小型扁平シリンダ25は成形型10
の型開き力以上の力を発生させることができるものであ
る必要がある。なお、小型扁平シリンダ25に供給され
る高圧流体として素材管の内部に供給される高圧液体の
一部を用いれば、別の高圧発生源が不要となり、また型
開き力に対応する型締め力を得ることができる利点があ
る。
【0014】以上の図5〜図6に示す実施形態によれ
ば、成形型10の全高よりも型締めフック12の下顎部
15と上顎部16との間の距離を大きくしておくことが
できるので、型締めフック12の開閉の際に型締めフッ
ク12の上顎部16が成形型10の上端部に衝突するこ
とがなく、型締めフック12の開閉をスムーズに行なう
ことができる。
【0015】以上に説明した各実施形態では、成形型1
0の両端に配置される型締めフック12の大きさを同一
とした。しかし、成形品の形状が複雑化すると成形型1
0の各部に発生する型開き力が不均一になる場合があ
る。図7は請求項3の実施形態を示す図であり、成形型
10の分割面方向に変形した形状の成形品をハイドロフ
ォームする場合を示す。この場合には、成形型10の中
央片側に特に大きい型開き力が発生するため、その部分
に対応する型締めフック12を他の型締めフック12よ
りも大型化した。このように、成形型10内での成形物
の偏りに対応させて、大きさの異なる型締めフックを組
み合わせて使用することができる。なお21は軸押し手
段である。
【0016】図8は成形品の形状がコの字状に湾曲した
例を示している。このような湾曲した成形品をハイドロ
フォームする成形型10は図示のように変形している。
従来の型締め装置ではこのような変形した成形型10を
型締めするためには非常に大型の装置を必要としていた
が、本発明によれば図8に示すように型締めフック12
を成形型10の形状に応じて分割配置することができ
る。
【0017】図9に示す実施形態では、成形型10及び
型締めフック12の全体を鉛直面に対して斜めに傾斜さ
せてある。これにより片側(図9の左側)の型締めフッ
ク12を開くときには重力が作用し、その力をチェーン
等により反対側の型締めフック12に伝達することによ
り、反対側の型締めフック12の開きを補助することが
できる。逆に、右側の型締めフック12を閉じるときに
作用する重力を左側の型締めフック12に伝達すること
により、左側の型締めフック12の閉じを補助すること
ができる。このように、図9に示す実施形態では重力を
有効に利用して、型締めフック12の開閉を補助するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の型締め
装置は成形型の端部を2以上の型締めフックにより型開
き方向に拘束するようにしたものであるから、小型で安
価であり、開閉に要するエネルギーが少なく、また開閉
を迅速に行なうことができる。更に、成形型の位置を移
動させることなく開閉できるため成形品のハンドリング
が容易であり、湾曲した成形品の成形にも容易に対応す
ることができる。しかも成形型の上下面を開放できるの
で、成形型の外側への付属機器の配置自由度を大きく取
ることもできるなど、従来技術に比較して多くの利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な実施形態の型締め状態を示す
斜視図である。
【図2】本発明の基本的な実施形態の型開き状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す側面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す正面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す正面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第6の実施形態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第7の実施形態を示す斜視図である。
【図10】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 従来例におけるコの字状の剛性フレーム 2 従来例における成形型 10 本発明における成形型 11 成形用キャビティ 12 型締めフック 13 軸 14 凹部 15 下顎部 16 上顎部 17 ベース 18 開閉用シリンダ 19 基台 20 昇降機構 21 軸押し手段 22 カウンターシリンダー 23 傾斜部 24 コモンベース 25 小型扁平シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩一 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 石橋 博雄 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 平松 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4E050 AA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割された成形型の端部を、2以上の型
    締めフックにより型開き方向に拘束することを特徴とす
    る型締め装置。
  2. 【請求項2】 成形型と型締めフックとの接触部のいず
    れか一方に、型締めフックを成形型の中心側に押し込む
    ことにより接触部の隙間を減少させる傾斜部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の型締め装置。
  3. 【請求項3】 成形型内での成形物の偏りに対応させ
    て、大きさの異なる型締めフックを組み合わせたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の型締め装置。
  4. 【請求項4】 成形型と型締めフックとの間に、成形型
    の型開き力以上の力を発生できるシリンダを配置した請
    求項1〜3の何れかに記載の型締め装置。
  5. 【請求項5】 型締めフックを鋼鈑の積層構造体とした
    請求項1〜4の何れかに記載の型締め装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531416A (ja) * 2002-07-04 2005-10-20 カッツフス、クラウス 締め付け装置
JP2016128192A (ja) * 2011-07-15 2016-07-14 株式会社昭和螺旋管製作所 バルジ加工用の金属ベローズ成形方法、及び、その金属ベローズ成形装置
CN107999621A (zh) * 2017-11-29 2018-05-08 闫永东 一种适用于汽车桥壳成型的整形模具
CN108927437A (zh) * 2018-08-10 2018-12-04 安徽江淮汽车集团股份有限公司 成型模具

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