JP2002153971A - 溶解保持炉 - Google Patents
溶解保持炉Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミニウムのような非鉄金属の溶湯を温度
降下させることなく、かつ乱流により酸化物や介在物が
混入することなく保持室や溶湯処理室に供給することが
できる溶解保持炉を提供する。 【解決手段】 溶湯投入口3と保持室42とを仕切り、溶
湯投入口と保持室とが下部で連通するアンダー通路34を
形成し、溶湯投入口内の溶湯が大気と直接接触すること
を防止すると共に溶湯投入口から保持室へ溶湯が供給さ
れる際に乱流の発生を防止する第1の仕切板61と、溶湯
投入口から保持室へ溶湯を供給するために、溶湯投入口
内の溶湯を加圧する加圧手段71と、保持室内42を前後に
仕切り、仕切られた第1室42aと第2室42bとが上部で連
通するオーバーフロー通路44を形成し、第1室から第2
室へ溶湯が供給される際に乱流の発生を防止する第2の
仕切板62と、第2室42bと溶湯処理室52aとを仕切る第3
の仕切板63と、溶湯処理室52aと出湯室52bとを仕切る第
4の仕切板64とを有する。
降下させることなく、かつ乱流により酸化物や介在物が
混入することなく保持室や溶湯処理室に供給することが
できる溶解保持炉を提供する。 【解決手段】 溶湯投入口3と保持室42とを仕切り、溶
湯投入口と保持室とが下部で連通するアンダー通路34を
形成し、溶湯投入口内の溶湯が大気と直接接触すること
を防止すると共に溶湯投入口から保持室へ溶湯が供給さ
れる際に乱流の発生を防止する第1の仕切板61と、溶湯
投入口から保持室へ溶湯を供給するために、溶湯投入口
内の溶湯を加圧する加圧手段71と、保持室内42を前後に
仕切り、仕切られた第1室42aと第2室42bとが上部で連
通するオーバーフロー通路44を形成し、第1室から第2
室へ溶湯が供給される際に乱流の発生を防止する第2の
仕切板62と、第2室42bと溶湯処理室52aとを仕切る第3
の仕切板63と、溶湯処理室52aと出湯室52bとを仕切る第
4の仕切板64とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム合金を
溶解または保持する溶解保持炉に関する。
溶解または保持する溶解保持炉に関する。
【0002】
【従来の技術】溶湯補給システムには、集中溶解炉から
溶湯を保持炉専用の手許炉へ取鍋等で運搬し、配湯する
方式がある。集中溶解炉を利用する方式では配湯過程に
おいて溶湯温度が低下するので、集中溶解炉からの出湯
温度をその低下分だけ高くする必要があること、およ
び、取鍋による配湯時に乱流が起こり、配湯の清浄度が
劣化することなどの問題がある。
溶湯を保持炉専用の手許炉へ取鍋等で運搬し、配湯する
方式がある。集中溶解炉を利用する方式では配湯過程に
おいて溶湯温度が低下するので、集中溶解炉からの出湯
温度をその低下分だけ高くする必要があること、およ
び、取鍋による配湯時に乱流が起こり、配湯の清浄度が
劣化することなどの問題がある。
【0003】そこで、アルミニウム等の非鉄金属を連続
溶解保持する溶解保持炉が種々提案されている。従来の
溶解保持炉は、被予熱材供給タワーと、溶解バーナが設
置された溶解室と、溶解室に連通し、溶解バーナの火炎
によって溶解された溶湯が流入して貯溜される均熱保持
室と、均熱保持室に連通し、均熱保持室から流出した溶
湯を溜めておき、そこから溶湯を汲み出す出湯室とを備
えている。
溶解保持する溶解保持炉が種々提案されている。従来の
溶解保持炉は、被予熱材供給タワーと、溶解バーナが設
置された溶解室と、溶解室に連通し、溶解バーナの火炎
によって溶解された溶湯が流入して貯溜される均熱保持
室と、均熱保持室に連通し、均熱保持室から流出した溶
湯を溜めておき、そこから溶湯を汲み出す出湯室とを備
えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の溶解保
持炉においては、取鍋による配湯時に乱流が起こり、無
視できない量の酸化物介在物が溶湯に随伴され、これが
新たに溶湯を投入したときに生じる乱流により舞い上が
るので、不純物介在物は保持室や処理室のなかで長時間
にわたり沈降しない。このため、溶湯の品質が低下し、
特にアルミニウム製品のように強度と信頼性を必要とす
る鋳物製品向けの場合に不合格品が続出して製品の欠陥
が増え、歩留まりが低下するという問題点を生じる。
持炉においては、取鍋による配湯時に乱流が起こり、無
視できない量の酸化物介在物が溶湯に随伴され、これが
新たに溶湯を投入したときに生じる乱流により舞い上が
るので、不純物介在物は保持室や処理室のなかで長時間
にわたり沈降しない。このため、溶湯の品質が低下し、
特にアルミニウム製品のように強度と信頼性を必要とす
る鋳物製品向けの場合に不合格品が続出して製品の欠陥
が増え、歩留まりが低下するという問題点を生じる。
【0005】本発明の目的は、アルミニウムのような非
鉄金属の溶湯を乱流を生じことなく保持室や溶湯処理室
に供給することができる溶解保持炉を提供することにあ
る。
鉄金属の溶湯を乱流を生じことなく保持室や溶湯処理室
に供給することができる溶解保持炉を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶解保持炉
は、溶湯が投入される溶湯投入口と、処理前に溶湯の温
度が降下しないように溶湯を加熱する加熱手段を備えた
保持室と、溶湯から不純物を除去する溶湯処理室と、処
理された溶湯を出湯する出湯室とを有する溶解保持炉に
おいて、溶湯投入口と保持室とを仕切り、溶湯投入口と
保持室とが下部で連通するアンダー通路を形成し、溶湯
投入口内の溶湯が大気と直接接触することを防止すると
共に溶湯投入口から保持室へ溶湯が供給される際に乱流
の発生を防止する第1の仕切板と、溶湯投入口から保持
室へ溶湯を供給するために、溶湯投入口内の溶湯を加圧
する加圧手段と、保持室内を前後に仕切り、仕切られた
第1室と第2室とが上部で連通するオーバーフロー通路
を形成し、第1室から第2室へ溶湯が供給される際に乱
流の発生を防止する第2の仕切板と、前記第2室と溶湯
処理室とを仕切る第3の仕切板と、溶湯処理室と出湯室
とを仕切る第4の仕切板とを具備することを特徴とす
る。
は、溶湯が投入される溶湯投入口と、処理前に溶湯の温
度が降下しないように溶湯を加熱する加熱手段を備えた
保持室と、溶湯から不純物を除去する溶湯処理室と、処
理された溶湯を出湯する出湯室とを有する溶解保持炉に
おいて、溶湯投入口と保持室とを仕切り、溶湯投入口と
保持室とが下部で連通するアンダー通路を形成し、溶湯
投入口内の溶湯が大気と直接接触することを防止すると
共に溶湯投入口から保持室へ溶湯が供給される際に乱流
の発生を防止する第1の仕切板と、溶湯投入口から保持
室へ溶湯を供給するために、溶湯投入口内の溶湯を加圧
する加圧手段と、保持室内を前後に仕切り、仕切られた
第1室と第2室とが上部で連通するオーバーフロー通路
を形成し、第1室から第2室へ溶湯が供給される際に乱
流の発生を防止する第2の仕切板と、前記第2室と溶湯
処理室とを仕切る第3の仕切板と、溶湯処理室と出湯室
とを仕切る第4の仕切板とを具備することを特徴とす
る。
【0007】上記の第1、第2、第3、第4の仕切板
は、熱伝導性に優れた炭素、SiC、C/SiCの混合
物等のようなセラミックスからなる熱伝導ボードとする
ことが好ましい。
は、熱伝導性に優れた炭素、SiC、C/SiCの混合
物等のようなセラミックスからなる熱伝導ボードとする
ことが好ましい。
【0008】さらに、被溶解物が投入されるタワー投入
口を備えた溶解炉と、前記タワー投入口に対して所定の
角度に傾斜して上記第2室に連通する屈曲通路と、を有
することが好ましい。なお、屈曲通路は垂直なタワー投
入口に対して略90°の角度で屈曲していることが更に
好ましい。このような屈曲通路により未溶解物および水
分を含んだ吸湿材料が保持室内に直接流れ込むことが防
止される。
口を備えた溶解炉と、前記タワー投入口に対して所定の
角度に傾斜して上記第2室に連通する屈曲通路と、を有
することが好ましい。なお、屈曲通路は垂直なタワー投
入口に対して略90°の角度で屈曲していることが更に
好ましい。このような屈曲通路により未溶解物および水
分を含んだ吸湿材料が保持室内に直接流れ込むことが防
止される。
【0009】さらに、第3の仕切板の中間部に溶湯を通
流させるための通流孔が形成されていることが望まし
い。また、溶湯処理室は、脱ガス処理手段、ろ過処理手
段、回転脱ガス手段およびフラックス処理手段のうちか
ら少なくとも1つを用途に応じて選択的に備えることが
望ましい。溶湯は溶湯処理室内で脱ガス処理及び/又は
ろ過処理された後に、アンダー通流孔を通って溶湯処理
室から出湯室へ流れ込み、出湯室から直ちに出湯される
ので、不純物が除去された浄化溶湯がほとんど酸化され
ることなく出湯されるようになる。
流させるための通流孔が形成されていることが望まし
い。また、溶湯処理室は、脱ガス処理手段、ろ過処理手
段、回転脱ガス手段およびフラックス処理手段のうちか
ら少なくとも1つを用途に応じて選択的に備えることが
望ましい。溶湯は溶湯処理室内で脱ガス処理及び/又は
ろ過処理された後に、アンダー通流孔を通って溶湯処理
室から出湯室へ流れ込み、出湯室から直ちに出湯される
ので、不純物が除去された浄化溶湯がほとんど酸化され
ることなく出湯されるようになる。
【0010】なお、溶湯投入口、保持部、出湯部の各部
をユニット化して自由に組立分解できるようにすること
が望ましい。また、第1、第2、第3、第4の仕切板を
各ユニットに着脱可能に取り付けることが更に望まし
い。
をユニット化して自由に組立分解できるようにすること
が望ましい。また、第1、第2、第3、第4の仕切板を
各ユニットに着脱可能に取り付けることが更に望まし
い。
【0011】本発明に係る溶解保持炉においては、溶湯
は加圧により溶湯投入口から圧送される際にアンダー通
路を通過するので、大気と直接接触することなく保持室
に到達する。また、溶湯は、第1の仕切板で規定された
アンダー通路を通過した後に、第2の仕切板で規定され
たオーバーフロー通路を通過するので、乱流を生じるこ
となく保持室の前室および後室に供給される。
は加圧により溶湯投入口から圧送される際にアンダー通
路を通過するので、大気と直接接触することなく保持室
に到達する。また、溶湯は、第1の仕切板で規定された
アンダー通路を通過した後に、第2の仕切板で規定され
たオーバーフロー通路を通過するので、乱流を生じるこ
となく保持室の前室および後室に供給される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好ましい実施の形態について説明する。
本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0013】図1に示すように、溶解保持炉1は、溶解
炉2、溶湯受入部3、保持部4、処理/出湯部5を備え
ている。炉本体としての保持部4は略中央に位置し、こ
の保持部4を前後から挟み込むようにして保持部4の前
面側には処理/出湯部5が取り付けられ、保持部4の後
面側には溶湯受入部3が取り付けられている。また、溶
解炉2は保持部4の左側面に着脱可能に取り付けられて
いる。
炉2、溶湯受入部3、保持部4、処理/出湯部5を備え
ている。炉本体としての保持部4は略中央に位置し、こ
の保持部4を前後から挟み込むようにして保持部4の前
面側には処理/出湯部5が取り付けられ、保持部4の後
面側には溶湯受入部3が取り付けられている。また、溶
解炉2は保持部4の左側面に着脱可能に取り付けられて
いる。
【0014】図2〜図8に示すように、溶湯受入部3、
保持部4、処理/出湯部5は共有ベース11により支持
されている。溶解炉2は共有ベース11上に更に積み重
ねられたフレーム12により支持されている。
保持部4、処理/出湯部5は共有ベース11により支持
されている。溶解炉2は共有ベース11上に更に積み重
ねられたフレーム12により支持されている。
【0015】溶湯受入部3は鉄皮で覆われた内張り耐火
物31を備え、この内張り耐火物31により溶湯投入口
32は取り囲まれている。溶湯投入口32にはスライド
蓋33が被せられている。スライド蓋33は油圧シリン
ダ機構(図示せず)により水平方向にスライド移動可能
に支持されている。スライド蓋33を移動させて溶湯投
入口32を開けると、図示しない取鍋などの容器から上
部開口を介して溶湯投入口32に溶湯9が投入されるよ
うになっている。溶湯投入後にスライド蓋33を閉じる
と、炉内部は実質的に気密な状態とされるようになって
いる。
物31を備え、この内張り耐火物31により溶湯投入口
32は取り囲まれている。溶湯投入口32にはスライド
蓋33が被せられている。スライド蓋33は油圧シリン
ダ機構(図示せず)により水平方向にスライド移動可能
に支持されている。スライド蓋33を移動させて溶湯投
入口32を開けると、図示しない取鍋などの容器から上
部開口を介して溶湯投入口32に溶湯9が投入されるよ
うになっている。溶湯投入後にスライド蓋33を閉じる
と、炉内部は実質的に気密な状態とされるようになって
いる。
【0016】図6及び図10に示すように、加圧装置7
のガス供給管71がスライド蓋33を貫通し、ガス導入
口71aが溶湯投入口32の炉内に開口している。ガス
供給管71は図示しない圧力制御弁を介してガス供給源
に連通している。ガス供給源には不活性ガスとして例え
ば窒素ガスが収容されている。また、加圧装置7はガス
の供給圧力を制御するための圧力制御弁(図示せず)を
備えている。
のガス供給管71がスライド蓋33を貫通し、ガス導入
口71aが溶湯投入口32の炉内に開口している。ガス
供給管71は図示しない圧力制御弁を介してガス供給源
に連通している。ガス供給源には不活性ガスとして例え
ば窒素ガスが収容されている。また、加圧装置7はガス
の供給圧力を制御するための圧力制御弁(図示せず)を
備えている。
【0017】保持部4は鉄皮で覆われた内張り耐火物4
1を備え、この内張り耐火物41により保持室42は取
り囲まれている。保持部4の右側面には2つの扉45
a,45aおよび2つの加熱バーナ46a,46bがそ
れぞれ取り付けられている。2つの扉45a,45aは
保持室42の側面にほぼ同じ高さに並んでおり、保守点
検時に開放できるようになっている。2つの加熱バーナ
45a,45bは保持室42の側面にほぼ同じ高さに並
んでおり、保持室42内に収容された溶湯9の湯面9a
に火炎を吹き付けて溶湯9を加熱するようになってい
る。
1を備え、この内張り耐火物41により保持室42は取
り囲まれている。保持部4の右側面には2つの扉45
a,45aおよび2つの加熱バーナ46a,46bがそ
れぞれ取り付けられている。2つの扉45a,45aは
保持室42の側面にほぼ同じ高さに並んでおり、保守点
検時に開放できるようになっている。2つの加熱バーナ
45a,45bは保持室42の側面にほぼ同じ高さに並
んでおり、保持室42内に収容された溶湯9の湯面9a
に火炎を吹き付けて溶湯9を加熱するようになってい
る。
【0018】保持室42と溶湯投入口32との間には第
1の仕切板61が設けられている。この第1の仕切板6
1は矩形をなし、上辺部および両側部が内張り耐火物3
1又は41にそれぞれ支持され、下辺部は自由になって
いる。第1の仕切板61の下辺部は底部耐火物31又は
41から離れており、ここにアンダー通路34が形成さ
れている。
1の仕切板61が設けられている。この第1の仕切板6
1は矩形をなし、上辺部および両側部が内張り耐火物3
1又は41にそれぞれ支持され、下辺部は自由になって
いる。第1の仕切板61の下辺部は底部耐火物31又は
41から離れており、ここにアンダー通路34が形成さ
れている。
【0019】保持室42の左右両側壁から中央に向けて
1対の耐火物ガイド41a,41bがそれぞれ延び出
し、保持室42内の他の部分より幅が狭い幅狭部42c
が形成されている。一方の耐火物ガイド41aの先端部
から他方の耐火物ガイド41bの先端部までの間に第2
の仕切板62が設けられ、この第2の仕切板62により
保持室42の内部は第1室42aと第2室42bとに仕
切られている。この第2の仕切板62は矩形をなし、下
辺部および両側部が内張り耐火物41にそれぞれ支持さ
れ、上辺部は自由になっている。第2の仕切板62の上
辺部は天井耐火物41から離れており、ここにオーバー
フロー通路44が形成されている。
1対の耐火物ガイド41a,41bがそれぞれ延び出
し、保持室42内の他の部分より幅が狭い幅狭部42c
が形成されている。一方の耐火物ガイド41aの先端部
から他方の耐火物ガイド41bの先端部までの間に第2
の仕切板62が設けられ、この第2の仕切板62により
保持室42の内部は第1室42aと第2室42bとに仕
切られている。この第2の仕切板62は矩形をなし、下
辺部および両側部が内張り耐火物41にそれぞれ支持さ
れ、上辺部は自由になっている。第2の仕切板62の上
辺部は天井耐火物41から離れており、ここにオーバー
フロー通路44が形成されている。
【0020】保持室の第2室42bと溶湯処理室52a
との間には第3の仕切板63が設けられている。この第
3の仕切板63は矩形をなし、上辺部、下辺部および両
側部が内張り耐火物41にそれぞれ支持されている。
との間には第3の仕切板63が設けられている。この第
3の仕切板63は矩形をなし、上辺部、下辺部および両
側部が内張り耐火物41にそれぞれ支持されている。
【0021】また、第3の仕切板63は、下寄りの中間
部に通流孔63aを有している。この通流孔63aは第
2の保持室42b内で保持された溶湯9を最適流量で溶
湯処理室52aのほうに向けて通流させる大きさに開口
している。なお、通流孔63aの開口サイズは、攪拌器
8の攪拌能力などに応じて適宜選択決定される処理/出
湯部5は鉄皮で覆われた内張り耐火物51を備え、この
内張り耐火物51により溶湯処理室52aおよび出湯室
52bはそれぞれ取り囲まれている。図10に示すよう
に、溶湯処理室52aには攪拌器8が設けられ、攪拌器
8のスクリュウ81により溶湯9が回転攪拌され、溶湯
中の溶存ガスが脱ガス処理されるようになっている。ま
た、溶湯処理室52aでは溶湯9を攪拌することにより
溶湯9に随伴する不純物介在物を沈降させるか又は湯面
9aに浮上させる。なお、溶湯処理室52aにガス吹込
み用ランス(図示せず)を設け、アルゴンガスのような
不活性ガスを溶湯9のなかに吹込み、脱ガス処理するよ
うにしてもよい。
部に通流孔63aを有している。この通流孔63aは第
2の保持室42b内で保持された溶湯9を最適流量で溶
湯処理室52aのほうに向けて通流させる大きさに開口
している。なお、通流孔63aの開口サイズは、攪拌器
8の攪拌能力などに応じて適宜選択決定される処理/出
湯部5は鉄皮で覆われた内張り耐火物51を備え、この
内張り耐火物51により溶湯処理室52aおよび出湯室
52bはそれぞれ取り囲まれている。図10に示すよう
に、溶湯処理室52aには攪拌器8が設けられ、攪拌器
8のスクリュウ81により溶湯9が回転攪拌され、溶湯
中の溶存ガスが脱ガス処理されるようになっている。ま
た、溶湯処理室52aでは溶湯9を攪拌することにより
溶湯9に随伴する不純物介在物を沈降させるか又は湯面
9aに浮上させる。なお、溶湯処理室52aにガス吹込
み用ランス(図示せず)を設け、アルゴンガスのような
不活性ガスを溶湯9のなかに吹込み、脱ガス処理するよ
うにしてもよい。
【0022】溶湯処理室52aと出湯室52bとの間に
は第4の仕切板64が設けられている。この第4の仕切
板64は矩形をなし、三辺すべてが上方より嵌め込む方
式の内張り耐火物51に支持されている。第4の仕切板
64の下辺部は底部耐火物41から所定距離だけ離れて
おり、ここに第2のアンダー通路65が形成されてい
る。
は第4の仕切板64が設けられている。この第4の仕切
板64は矩形をなし、三辺すべてが上方より嵌め込む方
式の内張り耐火物51に支持されている。第4の仕切板
64の下辺部は底部耐火物41から所定距離だけ離れて
おり、ここに第2のアンダー通路65が形成されてい
る。
【0023】上記の第1、第2、第3、第4の仕切板6
1,62,63,64は、熱伝導性に優れたセラミック
スでできている。このような熱伝導性良好なセラミック
スには例えば炭素、SiC、炭素とSiCとの混合物を
用いることが好ましい。
1,62,63,64は、熱伝導性に優れたセラミック
スでできている。このような熱伝導性良好なセラミック
スには例えば炭素、SiC、炭素とSiCとの混合物を
用いることが好ましい。
【0024】溶解炉2は、保持部4の左側面に取り付け
られ、タワー投入口22、屈曲通路23、2つの扉25
a,25aおよび2つの加熱バーナ26a,26bを備
えている。タワー投入口22は垂直に上方に延び出し、
その上部開口には開閉可能な蓋(図示せず)が取り付け
られている。タワー投入口22の上方にはホッパ(図示
せず)が設けられ、スクラップ材等の被溶解物がタワー
投入口22に投入されるようになっている。
られ、タワー投入口22、屈曲通路23、2つの扉25
a,25aおよび2つの加熱バーナ26a,26bを備
えている。タワー投入口22は垂直に上方に延び出し、
その上部開口には開閉可能な蓋(図示せず)が取り付け
られている。タワー投入口22の上方にはホッパ(図示
せず)が設けられ、スクラップ材等の被溶解物がタワー
投入口22に投入されるようになっている。
【0025】屈曲通路23は、図2および図3に示すよ
うに、タワー投入口22に対して略90°に屈曲し、流
入口24を介して保持室42の第1室42aの側面に連
通している。このように屈曲通路23を設けることによ
り、未溶解材料や水分を含む吸湿材料がタワー投入口2
2から保持室42に直接流れ込むことが回避され、溶湯
9の汚染および水蒸気爆発が防止される。
うに、タワー投入口22に対して略90°に屈曲し、流
入口24を介して保持室42の第1室42aの側面に連
通している。このように屈曲通路23を設けることによ
り、未溶解材料や水分を含む吸湿材料がタワー投入口2
2から保持室42に直接流れ込むことが回避され、溶湯
9の汚染および水蒸気爆発が防止される。
【0026】次に、図9〜図11を参照しながら上記の
溶解保持炉を用いて溶湯を溶解保持する場合について説
明する。
溶解保持炉を用いて溶湯を溶解保持する場合について説
明する。
【0027】溶解保持炉1の保持部42のなかには既に
溶湯9が収容されているので、この新たな溶湯9の投入
により、図11の(a)に示すようにオーバーフロー通
路44を規定する第2の仕切板62の上端まで湯面9a
が上昇する。なお、溶解保持炉1内に既に収容されてい
る溶湯9は、主として溶解炉2を用いて溶解されたもの
であり、図9に示すように溶解炉2から屈曲通路23を
介して保持室の第1室42aに導入されたものである。
溶湯9が収容されているので、この新たな溶湯9の投入
により、図11の(a)に示すようにオーバーフロー通
路44を規定する第2の仕切板62の上端まで湯面9a
が上昇する。なお、溶解保持炉1内に既に収容されてい
る溶湯9は、主として溶解炉2を用いて溶解されたもの
であり、図9に示すように溶解炉2から屈曲通路23を
介して保持室の第1室42aに導入されたものである。
【0028】スライド蓋33を閉じて溶湯投入口32を
気密にする。攪拌器8により溶湯処理室52a内の溶湯
9を攪拌すると共に、フィルタ装置(図示せず)により
不純物介在物を除去する。処理済みの溶湯9はアンダー
通路65を介して溶湯処理室52aから出湯室52bに
送られる。この溶湯処理の間において、保持室の第1室
42a内の溶湯9をバーナ46aにより加熱するととも
に、第2室42b内の溶湯9をバーナ46bにより加熱
する。
気密にする。攪拌器8により溶湯処理室52a内の溶湯
9を攪拌すると共に、フィルタ装置(図示せず)により
不純物介在物を除去する。処理済みの溶湯9はアンダー
通路65を介して溶湯処理室52aから出湯室52bに
送られる。この溶湯処理の間において、保持室の第1室
42a内の溶湯9をバーナ46aにより加熱するととも
に、第2室42b内の溶湯9をバーナ46bにより加熱
する。
【0029】脱ガス処理およびろ過処理後に、処理済み
の溶湯9を出湯室52bから出湯する。これにより図1
1の(b)に示すように、保持室の第2室42b、溶湯
処理室52aおよび出湯室52bの湯面9aがそれぞれ
下降する。
の溶湯9を出湯室52bから出湯する。これにより図1
1の(b)に示すように、保持室の第2室42b、溶湯
処理室52aおよび出湯室52bの湯面9aがそれぞれ
下降する。
【0030】次いで、加圧装置7により加圧ガスを溶湯
投入口32に導入し、溶湯投入口32内の溶湯9を加圧
する。加圧された溶湯9は、アンダー通路34を通って
溶湯投入口32から保持室の第1室42a内に移動する
と共に、図11の(c),(d)に示すようにオーバー
フロー通路44を介して第1室42aから第2室42b
へ溢れ出す。このとき第1の仕切板61がアンダー通路
34を規定しているので、乱流が発生することなく溶湯
9は溶湯投入口32から第1室42a内に静かに流入す
る。
投入口32に導入し、溶湯投入口32内の溶湯9を加圧
する。加圧された溶湯9は、アンダー通路34を通って
溶湯投入口32から保持室の第1室42a内に移動する
と共に、図11の(c),(d)に示すようにオーバー
フロー通路44を介して第1室42aから第2室42b
へ溢れ出す。このとき第1の仕切板61がアンダー通路
34を規定しているので、乱流が発生することなく溶湯
9は溶湯投入口32から第1室42a内に静かに流入す
る。
【0031】図11の(e)に示すように溶湯投入口3
2内の湯面9aがアンダー通路34の上端まで下降した
ところで、加圧装置7を停止する。蓋を開け、図11の
(f)に示すように図示しない取鍋から溶湯投入口32
内に溶湯9を投入する。これにより図11の(g)に示
すように溶湯投入口32および第1室42aの湯面9a
が上昇する。
2内の湯面9aがアンダー通路34の上端まで下降した
ところで、加圧装置7を停止する。蓋を開け、図11の
(f)に示すように図示しない取鍋から溶湯投入口32
内に溶湯9を投入する。これにより図11の(g)に示
すように溶湯投入口32および第1室42aの湯面9a
が上昇する。
【0032】上記実施形態ではアンダー通路34を介し
て溶湯投入口から保持室に溶湯を供給するので、溶湯が
酸化されず、また溶湯の流れに乱流を生じない。このた
め異物の混入が少ない清浄な溶湯を保持室内に供給する
ことができる。
て溶湯投入口から保持室に溶湯を供給するので、溶湯が
酸化されず、また溶湯の流れに乱流を生じない。このた
め異物の混入が少ない清浄な溶湯を保持室内に供給する
ことができる。
【0033】また、上記実施形態では保持室内を仕切板
62で第1室と第2室とに仕切り、第1室から第2室へ
溶湯をオーバーフローさせるので、乱流の発生がさらに
防止され、不純物介在物が沈降又は浮上しやすくなる。
62で第1室と第2室とに仕切り、第1室から第2室へ
溶湯をオーバーフローさせるので、乱流の発生がさらに
防止され、不純物介在物が沈降又は浮上しやすくなる。
【0034】また、上記実施形態では仕切板61,6
2,63,64を熱伝導性に優れたものとしているの
で、各室間の温度差が少なくなり、炉内の均熱化が促進
される。
2,63,64を熱伝導性に優れたものとしているの
で、各室間の温度差が少なくなり、炉内の均熱化が促進
される。
【0035】さらに、上記実施形態によれば、屈曲通路
を設けることにより、未溶解材料や水分を含む吸湿材料
がタワー投入口から保持室に直接流れ込むことが回避さ
れ、溶湯の汚染および水蒸気爆発が有効に防止される。
を設けることにより、未溶解材料や水分を含む吸湿材料
がタワー投入口から保持室に直接流れ込むことが回避さ
れ、溶湯の汚染および水蒸気爆発が有効に防止される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、第2室に温度調整機能
を設けることによりアルミニウムのような非鉄金属の溶
湯を温度降下させることなく、かつ乱流を実質的に生じ
ないで酸化物や介在物の混入を防止低減し、保持室や溶
湯処理室に供給し、出湯口では一定高さに溶湯の湯面を
保持することができる。
を設けることによりアルミニウムのような非鉄金属の溶
湯を温度降下させることなく、かつ乱流を実質的に生じ
ないで酸化物や介在物の混入を防止低減し、保持室や溶
湯処理室に供給し、出湯口では一定高さに溶湯の湯面を
保持することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る溶解保持炉の平面図。
【図2】本発明の実施形態に係る溶解保持炉の正面図。
【図3】本発明の実施形態に係る溶解保持炉の裏面図。
【図4】本発明の実施形態に係る溶解保持炉の左側面
図。
図。
【図5】本発明の実施形態に係る溶解保持炉の右側面
図。
図。
【図6】図1中のA−A線で切断した溶解保持炉を示す
断面図。
断面図。
【図7】図1中のB−B線で切断した溶解保持炉を示す
断面図。
断面図。
【図8】図1中のC−C線で切断した溶解保持炉を示す
断面図。
断面図。
【図9】溶解保持炉の概略平面図。
【図10】溶解保持炉の概略側面図。
【図11】(a)〜(g)は本発明の溶解保持炉におけ
る溶湯の受入れから出湯に至るまでの一連の動作を示す
フローチャート。
る溶湯の受入れから出湯に至るまでの一連の動作を示す
フローチャート。
1…溶解保持炉、 2…溶解炉、 22…タワー投入口、 23…屈曲通路、 24…流入口、 25a,25a…扉、 26a,26b…加熱バーナ、 3…溶湯受入部、 32…溶湯投入口、 33…スライド蓋、 34…アンダー通路、 4…保持部(炉本体)、 41a,41b…耐火物ガイド、 42…保持室、 42a…第1室、 42b…第2室、 42c…幅狭部、 44…オーバーフロー通路、 45a,45a…扉、 46a,46b…加熱バーナ、 5…処理/出湯部、 52a…溶湯処理室、 52b…出湯室、 61,62,63,64…仕切板、 63a…通流孔、 65…アンダー通路、 71…加圧ガス供給管、 8…攪拌器、81…スクリュウ、 9…溶湯、9a…湯面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 和敏 静岡県磐田郡浅羽町東同笠1015−2 株式 会社エム・アール・ケー内 (72)発明者 桐林 和彦 静岡県浜北市中瀬571−1 (72)発明者 大間知 聡一郎 東京都練馬区旭町3−12−19 日本金属化 学株式会社内 Fターム(参考) 4K045 AA06 BA03 RA12 RA16
Claims (5)
- 【請求項1】 溶湯が投入される溶湯投入口と、処理前
に溶湯の温度が降下しないように溶湯を加熱する加熱手
段を備えた保持室と、溶湯から不純物を除去する溶湯処
理室と、処理された溶湯を出湯する出湯室とを有する溶
解保持炉において、 溶湯投入口と保持室とを仕切り、溶湯投入口と保持室と
が下部で連通するアンダー通路を形成し、溶湯投入口内
の溶湯が大気と直接接触することを防止すると共に溶湯
投入口から保持室へ溶湯が供給される際に乱流の発生を
防止する第1の仕切板と、 溶湯投入口から保持室へ溶湯を供給するために、溶湯投
入口内の溶湯を加圧する加圧手段と、 保持室内を前後に仕切り、仕切られた第1室と第2室と
が上部で連通するオーバーフロー通路を形成し、第1室
から第2室へ溶湯が供給される際に乱流の発生を防止す
る第2の仕切板と、 前記第2室と溶湯処理室とを仕切る第3の仕切板と、 溶湯処理室と出湯室とを仕切る第4の仕切板と、を具備
することを特徴とする溶解保持炉。 - 【請求項2】 上記第1、第2、第3、第4の仕切板
は、熱伝導性に優れたセラミックスからなる熱伝導ボー
ドであることを特徴とする請求項1記載の溶解保持炉。 - 【請求項3】 さらに、被溶解物が投入されるタワー投
入口を備えた溶解炉と、前記タワー投入口に対して所定
の角度に傾斜して上記第1室に連通する屈曲通路と、を
有することを特徴とする請求項1記載の溶解保持炉。 - 【請求項4】 上記第3の仕切板の中間部に溶湯を通流
させるための通流孔が形成されていることを特徴とする
請求項1記載の溶解保持炉。 - 【請求項5】 上記溶湯処理室は、脱ガス処理手段、ろ
過処理手段、回転脱ガス手段およびフラックス処理手段
のうちから少なくとも1つを用途に応じて選択的に備え
ることを特徴とする請求項1記載の溶解保持炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000355817A JP2002153971A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 溶解保持炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000355817A JP2002153971A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 溶解保持炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002153971A true JP2002153971A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18828168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000355817A Pending JP2002153971A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 溶解保持炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002153971A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004257715A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Nippon Kounetsu Kogyosha:Kk | 金属溶解保持炉 |
JP2017024058A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 三建産業株式会社 | 溶湯保持炉の溶湯処理システム及び溶湯処理方法 |
KR102079388B1 (ko) * | 2019-09-27 | 2020-02-19 | 박승필 | 연속식 알루미늄 복합 용해로 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6213239A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Toyota Motor Corp | 湯流れ変更鋳造法 |
JPS6245463A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-27 | Suzuki Kenji | 鋳造機への給湯装置 |
JPS63295054A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-01 | Toshiba Mach Co Ltd | 定湯面保温炉における給排湯方法および装置 |
JPH03146251A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | 手許炉 |
JPH07305960A (ja) * | 1994-05-09 | 1995-11-21 | Daiki Alum Kogyosho:Kk | 溶解保持炉 |
JPH0966357A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Daiki Alum Kogyosho:Kk | 浸漬ヒーターの取付構造 |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000355817A patent/JP2002153971A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110201 |