JP2002095181A - 複合システム - Google Patents
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- JP2002095181A JP2002095181A JP2000277080A JP2000277080A JP2002095181A JP 2002095181 A JP2002095181 A JP 2002095181A JP 2000277080 A JP2000277080 A JP 2000277080A JP 2000277080 A JP2000277080 A JP 2000277080A JP 2002095181 A JP2002095181 A JP 2002095181A
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- power supply
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/48—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体として極力長い時間の継続使用を可能と
する複合システムを提供する。 【解決手段】 自らの第一の電源装置1120を駆動源
として作動する第一の装置A100と、自らの第二の電
源装置1220を駆動源として作動する第二の装置B1
00と、少なくとも第一の装置と第二の装置とが連携し
て作動するように両者を接続する信号ライン310と、
少なくとも第一の装置と第二の装置とが互いに相手の電
源装置を駆動源として作動し得るように、第一の電源装
置と第二の電源装置とを接続する電源ラインとを備えて
いる。
する複合システムを提供する。 【解決手段】 自らの第一の電源装置1120を駆動源
として作動する第一の装置A100と、自らの第二の電
源装置1220を駆動源として作動する第二の装置B1
00と、少なくとも第一の装置と第二の装置とが連携し
て作動するように両者を接続する信号ライン310と、
少なくとも第一の装置と第二の装置とが互いに相手の電
源装置を駆動源として作動し得るように、第一の電源装
置と第二の電源装置とを接続する電源ラインとを備えて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自らの電源を駆動
源として作動する装置が複数個、それぞれ連携して作動
するようにされた複合システムに関する。
源として作動する装置が複数個、それぞれ連携して作動
するようにされた複合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の装置が接続され、それぞ
れの装置が連携して作動するようにされた複合システム
においては、例えば、第一の装置と第二の装置とが複数
組合わされ連携して使用される場合には、それぞれの装
置が自ら備えている固有の電源装置を駆動源として用い
て作動するようにされている。
れの装置が連携して作動するようにされた複合システム
においては、例えば、第一の装置と第二の装置とが複数
組合わされ連携して使用される場合には、それぞれの装
置が自ら備えている固有の電源装置を駆動源として用い
て作動するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この結果、一方の装置
の電源としての電池がなくなってしまうとこの一方の装
置を使用することが出来なくなるばかりか、複合装置全
体としても使用することができなくなってしまう。この
ことは、特に、複合装置が携帯型で電源としての供給源
が電池などに限られる場合には顕著であり、非常に不便
であった。
の電源としての電池がなくなってしまうとこの一方の装
置を使用することが出来なくなるばかりか、複合装置全
体としても使用することができなくなってしまう。この
ことは、特に、複合装置が携帯型で電源としての供給源
が電池などに限られる場合には顕著であり、非常に不便
であった。
【0004】また、電池に代えてACアダプターを使用す
るようにすることも可能ではあるが、この場合には、そ
れぞれの装置毎にACアダプターを用意する必要があり、
非常に煩わしく、コストもかかるものであった。
るようにすることも可能ではあるが、この場合には、そ
れぞれの装置毎にACアダプターを用意する必要があり、
非常に煩わしく、コストもかかるものであった。
【0005】本発明の目的は、かかる従来の問題を解消
し、全体として極力長い時間の継続使用を可能とする複
合システムを提供することにある。
し、全体として極力長い時間の継続使用を可能とする複
合システムを提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、煩わしさを無
くしコスト低減可能な複合システムを提供することにあ
る。
くしコスト低減可能な複合システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の複合装置は、自らの第一の電源装置を駆動源として
作動する第一の装置と、自らの第二の電源装置を駆動源
として作動する第二の装置とからなる複合システムにお
いて、少なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが
連携して作動するように両者を接続する接続手段と、少
なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが互いに相
手の電源装置を駆動源として作動し得るように、前記第
一の電源装置と前記第二の電源装置とを接続する電源装
置接続手段と、を備えることを特徴とする。
明の複合装置は、自らの第一の電源装置を駆動源として
作動する第一の装置と、自らの第二の電源装置を駆動源
として作動する第二の装置とからなる複合システムにお
いて、少なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが
連携して作動するように両者を接続する接続手段と、少
なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが互いに相
手の電源装置を駆動源として作動し得るように、前記第
一の電源装置と前記第二の電源装置とを接続する電源装
置接続手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】さらに、前記第一の装置と前記第二の装置
とが、自らの電源装置を駆動源とするか相手の電源装置
を駆動源とするかを切替え可能な切替え手段を備えても
よい。
とが、自らの電源装置を駆動源とするか相手の電源装置
を駆動源とするかを切替え可能な切替え手段を備えても
よい。
【0009】さらに、前記第一の電源装置と前記第二の
電源装置との状態を判定する状態判定手段と、該状態判
定手段の判定結果に基づき前記切替え手段を作動させる
作動手段とを備えてもよい。
電源装置との状態を判定する状態判定手段と、該状態判
定手段の判定結果に基づき前記切替え手段を作動させる
作動手段とを備えてもよい。
【0010】ここで、該状態判定手段は、前記第一の電
源装置と前記第二の電源装置との電圧状態を判定するも
のであるか、または前記第一の電源装置と前記第二の電
源装置との残存寿命を判定するものであってもよい。
源装置と前記第二の電源装置との電圧状態を判定するも
のであるか、または前記第一の電源装置と前記第二の電
源装置との残存寿命を判定するものであってもよい。
【0011】なお、前記第一の装置はデジタルカメラで
あり、前記第二の装置はプリンタであってもよい。
あり、前記第二の装置はプリンタであってもよい。
【0012】前記第一の電源装置と前記第二の電源装置
とは電池であることが好ましい。
とは電池であることが好ましい。
【0013】なお、前記第一の電源装置と前記第二の電
源装置の少なくとも一つはACアダプタであってもよ
い。
源装置の少なくとも一つはACアダプタであってもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0015】本明細書において、「プリント」(「記
録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パター
ン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う
場合を言うものとする。
録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パター
ン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う
場合を言うものとする。
【0016】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラ
スチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
するが、以下では「用紙」または単に「紙」ともいうも
のとする。
リント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラ
スチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
するが、以下では「用紙」または単に「紙」ともいうも
のとする。
【0017】また、本明細書において、「カメラ」とは
光学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデ
バイスを示すものであり、以下の説明において「撮像
部」とも称する。
光学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデ
バイスを示すものであり、以下の説明において「撮像
部」とも称する。
【0018】さらに、「インク」(「液体」という場合
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきものであり、プリント媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒
体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に
供される液体を言うものとする。
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきものであり、プリント媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒
体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に
供される液体を言うものとする。
【0019】なお、本発明が有効に用いられるヘッドの
一形態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用
して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態であ
る。
一形態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用
して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態であ
る。
【0020】「基本構成」 まず、図1から図14に基づいて、本発明を説明する上
で前提となる装置を例に挙げる。図1から図14により
説明する構成は、光学的に撮像して電気信号に変換する
撮像部(以下、「カメラ部」とも称する)と、撮像して
得られた電気信号に基づいて画像の記録を行う画像記録
部(以下、「プリンタ部」とも称する)とを備えた情報
処理機器である。本発明は、上記撮像部と画像記録部の
それぞれを個別の装置とした構成に関するものであり、
その特徴的な構成は、図15乃至17を参照して後述す
る。
で前提となる装置を例に挙げる。図1から図14により
説明する構成は、光学的に撮像して電気信号に変換する
撮像部(以下、「カメラ部」とも称する)と、撮像して
得られた電気信号に基づいて画像の記録を行う画像記録
部(以下、「プリンタ部」とも称する)とを備えた情報
処理機器である。本発明は、上記撮像部と画像記録部の
それぞれを個別の装置とした構成に関するものであり、
その特徴的な構成は、図15乃至17を参照して後述す
る。
【0021】図1から図14について説明する機器に関
して、その装置本体A001においては、カメラ部A1
00の背面側にプリンタ部(記録装置部)B100が一
体的に組み込まれている。プリンタ部B100は、メデ
ィアパックC100から供給されるインクとプリント媒
体を用いて画像を記録する。本構成では、装置本体A0
01から外装を外して背面側から見た図5から明らかな
ように、装置本体A001の同図中の右手側にメディア
パックC100が挿入され、装置本体A001の同図中
左手側にプリンタ部B100が配置される。プリンタ部
B100によって記録を行う場合には、カメラ部A10
0における後述の液晶表示部A105を上側、レンズA
101を下側にするように、装置本体A001を置いた
姿勢とすることができる。この記録姿勢において、プリ
ンタ部B100における後述の記録ヘッドB120は、
インクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢は、カ
メラ部A100による撮影状態の姿勢と同様の姿勢とす
ることも可能であり、上記の記録姿勢に限られることは
ない。記録動作の安定性の面からは、上記のインクを下
向きに吐出する記録姿勢が好ましい。
して、その装置本体A001においては、カメラ部A1
00の背面側にプリンタ部(記録装置部)B100が一
体的に組み込まれている。プリンタ部B100は、メデ
ィアパックC100から供給されるインクとプリント媒
体を用いて画像を記録する。本構成では、装置本体A0
01から外装を外して背面側から見た図5から明らかな
ように、装置本体A001の同図中の右手側にメディア
パックC100が挿入され、装置本体A001の同図中
左手側にプリンタ部B100が配置される。プリンタ部
B100によって記録を行う場合には、カメラ部A10
0における後述の液晶表示部A105を上側、レンズA
101を下側にするように、装置本体A001を置いた
姿勢とすることができる。この記録姿勢において、プリ
ンタ部B100における後述の記録ヘッドB120は、
インクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢は、カ
メラ部A100による撮影状態の姿勢と同様の姿勢とす
ることも可能であり、上記の記録姿勢に限られることは
ない。記録動作の安定性の面からは、上記のインクを下
向きに吐出する記録姿勢が好ましい。
【0022】以下においては、本例の装置の機械的な基
本構成をA「カメラ部」、B「メディアパック」、C「プリ
ンタ部」とに分けて説明し、また、信号処理系の基本構
成はD「信号処理系」として説明する。
本構成をA「カメラ部」、B「メディアパック」、C「プリ
ンタ部」とに分けて説明し、また、信号処理系の基本構
成はD「信号処理系」として説明する。
【0023】A「カメラ部」 カメラ部A100は、基本的には、一般的なデジタルカ
メラを構成するものであり、後述するプリンタ部B10
0と共に装置本体A001に一体的に組み合わせられる
ことによって、図1から図3のような外観のプリンタ内
蔵のデジタルカメラを構成する。図1から図3におい
て、A101はレンズ、A102はファインダー、A1
02aはファインダー窓、A103はストロボ、A10
4はレリーズボタン、A105は液晶表示部(外部表示
部)である。カメラ部A100は、後述するように、C
CDを用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)メモリカード(CFカード)A107
への画像の記憶、画像の表示、プリンタ部B100との
間の各種データの授受等をする。A109は、撮影され
た画像を後述のプリント媒体C104に記録した場合
に、画像が記録されたプリント媒体C104が排出され
る排出部である。図5に示されるA108は、カメラ部
A100およびプリンタ部B100の電源としての電池
である。
メラを構成するものであり、後述するプリンタ部B10
0と共に装置本体A001に一体的に組み合わせられる
ことによって、図1から図3のような外観のプリンタ内
蔵のデジタルカメラを構成する。図1から図3におい
て、A101はレンズ、A102はファインダー、A1
02aはファインダー窓、A103はストロボ、A10
4はレリーズボタン、A105は液晶表示部(外部表示
部)である。カメラ部A100は、後述するように、C
CDを用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)メモリカード(CFカード)A107
への画像の記憶、画像の表示、プリンタ部B100との
間の各種データの授受等をする。A109は、撮影され
た画像を後述のプリント媒体C104に記録した場合
に、画像が記録されたプリント媒体C104が排出され
る排出部である。図5に示されるA108は、カメラ部
A100およびプリンタ部B100の電源としての電池
である。
【0024】B「メディアパック」 メディアパックC100は、装置本体A001に対して
着脱可能であり、本例の場合は、装置本体A001の挿
入部A002(図3参照)から差し込まれることによっ
て、図1のように装置本体A001に装着される。挿入
部A002は、メディアパックC100が装着されてい
ないときは図3のように閉じられており、それが装着さ
れるときに開かれる。図5は、メディアパックC100
が装着された装置本体A001から、外装を外した状態
を示す。メディアパックC100のパック本体C101
には、図4のように、シャッターC102が矢印D方向
にスライド可能に備えられている。シャッターC102
は、メディアパックC100が装置本体A001に装着
されていないときには図4中の2点鎖線の位置にスライ
ドしており、メディアパックC100が装置本体A00
1に装着されたときには、図4中の実線の位置にスライ
ドする。
着脱可能であり、本例の場合は、装置本体A001の挿
入部A002(図3参照)から差し込まれることによっ
て、図1のように装置本体A001に装着される。挿入
部A002は、メディアパックC100が装着されてい
ないときは図3のように閉じられており、それが装着さ
れるときに開かれる。図5は、メディアパックC100
が装着された装置本体A001から、外装を外した状態
を示す。メディアパックC100のパック本体C101
には、図4のように、シャッターC102が矢印D方向
にスライド可能に備えられている。シャッターC102
は、メディアパックC100が装置本体A001に装着
されていないときには図4中の2点鎖線の位置にスライ
ドしており、メディアパックC100が装置本体A00
1に装着されたときには、図4中の実線の位置にスライ
ドする。
【0025】パック本体C101には、インクパックC
103とプリント媒体C104が収容されている。図4
において、インクパックC103は、プリント媒体C1
04の下方に収容される。本例の場合、インクパックC
103は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)のインクを個別に収容するように3つ備えられてお
り、またプリント媒体C104は20枚程度重ねて収容
されている。それらのインクとプリント媒体C104
は、画像の記録に最適な組合せのものが選択された上、
同じメディアパックC100内に収容されている。した
がって、インクとプリント媒体の組合せが異なる種々の
メディアパックC100(例えば、超高画質用、ノーマ
ル画質用、シール(分割シール)用等のメディアパッ
ク)を用意しておいて、記録すべき画像の種類、および
画像が形成されたプリント媒体の用途などに応じて、そ
れらのメディアパックC100を選択的に装置本体A0
01に装着することにより、最適な組合せのインクとプ
リント媒体を用いて、目的に応じた画像を確実に記録す
ることができる。また、メディアパックC100には後
述するEEPROM(識別IC)が備えられており、そ
のEEPROMには、メディアパックが収容しているイ
ンクとプリント媒体の種類や残量などの識別データが記
憶される。
103とプリント媒体C104が収容されている。図4
において、インクパックC103は、プリント媒体C1
04の下方に収容される。本例の場合、インクパックC
103は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)のインクを個別に収容するように3つ備えられてお
り、またプリント媒体C104は20枚程度重ねて収容
されている。それらのインクとプリント媒体C104
は、画像の記録に最適な組合せのものが選択された上、
同じメディアパックC100内に収容されている。した
がって、インクとプリント媒体の組合せが異なる種々の
メディアパックC100(例えば、超高画質用、ノーマ
ル画質用、シール(分割シール)用等のメディアパッ
ク)を用意しておいて、記録すべき画像の種類、および
画像が形成されたプリント媒体の用途などに応じて、そ
れらのメディアパックC100を選択的に装置本体A0
01に装着することにより、最適な組合せのインクとプ
リント媒体を用いて、目的に応じた画像を確実に記録す
ることができる。また、メディアパックC100には後
述するEEPROM(識別IC)が備えられており、そ
のEEPROMには、メディアパックが収容しているイ
ンクとプリント媒体の種類や残量などの識別データが記
憶される。
【0026】インクパックC103は、メディアパック
C100が装置本体A001に装着されたときに、Y,
M,Cのインクのそれぞれに対応する3つのジョイント
C105を通して、後述する装置本体A001側のイン
ク供給系に接続される。一方、プリント媒体C104
は、図示しない分離機構によって一枚ずつ分離されてか
ら、後述する給紙ローラC110(図9参照)によって
矢印C方向に送り出される。その給紙ローラC110の
駆動力は、装置本体A001側に備わる後述の搬送モー
タM002(図9参照)から、連結部C110aを介し
て供給される。
C100が装置本体A001に装着されたときに、Y,
M,Cのインクのそれぞれに対応する3つのジョイント
C105を通して、後述する装置本体A001側のイン
ク供給系に接続される。一方、プリント媒体C104
は、図示しない分離機構によって一枚ずつ分離されてか
ら、後述する給紙ローラC110(図9参照)によって
矢印C方向に送り出される。その給紙ローラC110の
駆動力は、装置本体A001側に備わる後述の搬送モー
タM002(図9参照)から、連結部C110aを介し
て供給される。
【0027】また、パック本体C101には、後述する
プリンタ部の記録ヘッドをワイピングするためのワイパ
ーC106と、そのプリンタ部から排出された廃インク
を吸収するためのインク吸収体C107と、が備えられ
ている。プリンタ部における記録ヘッドは、後述するよ
うに矢印Aの主走査方向に往復移動する。メディアパッ
クC100が装置本体A001から外されているとき
は、シャッターC102が図4中の2点鎖線の位置にス
ライドして、ジョイントC105、ワイパーC106、
およびインク吸収体C107などを保護する。
プリンタ部の記録ヘッドをワイピングするためのワイパ
ーC106と、そのプリンタ部から排出された廃インク
を吸収するためのインク吸収体C107と、が備えられ
ている。プリンタ部における記録ヘッドは、後述するよ
うに矢印Aの主走査方向に往復移動する。メディアパッ
クC100が装置本体A001から外されているとき
は、シャッターC102が図4中の2点鎖線の位置にス
ライドして、ジョイントC105、ワイパーC106、
およびインク吸収体C107などを保護する。
【0028】C「プリンタ部」 本例のプリンタ部B100は、インクジェット記録ヘッ
ドを用いるシリアルタイプである。このプリンタ部B1
00については、C−1「プリント動作部」、C−2「プ
リント媒体搬送系」、およびC−3「インク供給系」に分
けて説明する。
ドを用いるシリアルタイプである。このプリンタ部B1
00については、C−1「プリント動作部」、C−2「プ
リント媒体搬送系」、およびC−3「インク供給系」に分
けて説明する。
【0029】C−1「プリント動作部」 図6は、プリンタ部B100全体の斜視図、図7は、プ
リンタ部B100の一部を取り外した斜視図である。
リンタ部B100の一部を取り外した斜視図である。
【0030】プリンタ部B100の本体内部の定位置に
は、図5のように、装置本体A001に装着されたメデ
ィアパックC100の先端部分が位置する。メディアパ
ックC100から矢印C方向に送り出されたプリント媒
体C104は、後述するプリント媒体搬送系におけるL
FローラB101とLFピンチローラB102との間に
挟まれつつ、プラテンB103上にて矢印Bの副走査方
向に搬送される。B104は、ガイド軸B105とリー
ドスクリューB106に沿って矢印Aの主走査方向に往
復移動されるキャリッジである。
は、図5のように、装置本体A001に装着されたメデ
ィアパックC100の先端部分が位置する。メディアパ
ックC100から矢印C方向に送り出されたプリント媒
体C104は、後述するプリント媒体搬送系におけるL
FローラB101とLFピンチローラB102との間に
挟まれつつ、プラテンB103上にて矢印Bの副走査方
向に搬送される。B104は、ガイド軸B105とリー
ドスクリューB106に沿って矢印Aの主走査方向に往
復移動されるキャリッジである。
【0031】キャリッジB104には、図8のように、
ガイド軸B105用の軸受けB107と、リードスクリ
ューB106用の軸受けB108が設けられている。キ
ャリッジB104の定位置には、図7のように、軸受け
B108の内側に突出するスクリューピンB109がば
ねB110によって取り付けられている。そして、リー
ドスクリューB106の外周部に形成された螺旋溝に対
して、スクリューピンB109の先端がはまり合うこと
によって、リードスクリューB106の回転がキャリッ
ジB104の往復移動に変換される。
ガイド軸B105用の軸受けB107と、リードスクリ
ューB106用の軸受けB108が設けられている。キ
ャリッジB104の定位置には、図7のように、軸受け
B108の内側に突出するスクリューピンB109がば
ねB110によって取り付けられている。そして、リー
ドスクリューB106の外周部に形成された螺旋溝に対
して、スクリューピンB109の先端がはまり合うこと
によって、リードスクリューB106の回転がキャリッ
ジB104の往復移動に変換される。
【0032】また、キャリッジB104には、Y,M,
Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドB1
20と、その記録ヘッドB120に供給されるインクを
収容するサブタンク(図示せず)が搭載されている。記
録ヘッドB120には、矢印Aの主走査方向と交差する
方向(本例の場合は、直交する方向)に沿って並ぶ複数
のインク吐出口B121(図8参照)が形成されてい
る。インク吐出口B121は、サブタンクから供給され
たインクを吐出可能なノズルを構成する。インクを吐出
させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎
に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気
熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のイ
ンク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによって
インク吐出口B121からインク滴を吐出させる。
Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドB1
20と、その記録ヘッドB120に供給されるインクを
収容するサブタンク(図示せず)が搭載されている。記
録ヘッドB120には、矢印Aの主走査方向と交差する
方向(本例の場合は、直交する方向)に沿って並ぶ複数
のインク吐出口B121(図8参照)が形成されてい
る。インク吐出口B121は、サブタンクから供給され
たインクを吐出可能なノズルを構成する。インクを吐出
させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎
に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気
熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のイ
ンク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによって
インク吐出口B121からインク滴を吐出させる。
【0033】サブタンクは、メディアパックC100に
収容されているインクパックC103よりも小容量であ
り、少なくともプリント媒体C104の1枚分の画像記
録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
サブタンクにおいて、Y,M,Cのインク毎のインク収
容部分には、それぞれインク供給部と負圧導入部が形成
されており、それらのインク供給部は対応する3つの中
空のニードルB122に個別に接続され、また、それら
の負圧導入部は共通の供給エアー口B123に接続され
ている。このようなサブタンクには、後述するように、
キャリッジB104が図6のようなホームポジションに
移動したときに、メディアパックC100のインクパッ
クC103からインクが補給される。
収容されているインクパックC103よりも小容量であ
り、少なくともプリント媒体C104の1枚分の画像記
録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
サブタンクにおいて、Y,M,Cのインク毎のインク収
容部分には、それぞれインク供給部と負圧導入部が形成
されており、それらのインク供給部は対応する3つの中
空のニードルB122に個別に接続され、また、それら
の負圧導入部は共通の供給エアー口B123に接続され
ている。このようなサブタンクには、後述するように、
キャリッジB104が図6のようなホームポジションに
移動したときに、メディアパックC100のインクパッ
クC103からインクが補給される。
【0034】図8のキャリッジB104において、B1
24はニードルカバーであり、ニードルB122とジョ
イントC105とが連結していないときは、スプリング
の力によって同図のように、ニードルB122を保護す
る位置に移動しており、ニードルB122とジョイント
C105とが連結するときは、スプリングの力に抗して
同図中の上方に押されてニードルB122の保護を解
く。キャリッジB104の移動位置は、キャリッジB1
04側のエンコーダセンサB131と、プリンタ部B1
00の本体側のリニアスケールB132(図6参照)
と、によって検出される。また、キャリッジB104が
ホームポジションに移動したことは、キャリッジB10
4側のHP(ホームポジション)フラグB133と、プ
リンタ部B100の本体側のHPセンサB134(図7
参照)と、によって検出される。
24はニードルカバーであり、ニードルB122とジョ
イントC105とが連結していないときは、スプリング
の力によって同図のように、ニードルB122を保護す
る位置に移動しており、ニードルB122とジョイント
C105とが連結するときは、スプリングの力に抗して
同図中の上方に押されてニードルB122の保護を解
く。キャリッジB104の移動位置は、キャリッジB1
04側のエンコーダセンサB131と、プリンタ部B1
00の本体側のリニアスケールB132(図6参照)
と、によって検出される。また、キャリッジB104が
ホームポジションに移動したことは、キャリッジB10
4側のHP(ホームポジション)フラグB133と、プ
リンタ部B100の本体側のHPセンサB134(図7
参照)と、によって検出される。
【0035】図7において、ガイド軸B105の両端に
は、その中心軸から偏心した位置に支軸(図示せず)が
設けられている。ガイド軸B105は、その支軸を中心
として回動調整されることにより、キャリッジ104の
位置が調整されて、記録ヘッドB120と、プラテンB
103上のプリント媒体C104と、の間の距離(「紙
間距離」ともいう)が調整される。また、リードスクリ
ューB106は、スクリューギアB141、アイドラギ
アB142、およびモータギアB143を介して、キャ
リッジモータM001によって回転駆動される。また、
B150は、後述する制御系と記録ヘッドB120とを
電気的に接続するためのフレキシブルケーブルである。
は、その中心軸から偏心した位置に支軸(図示せず)が
設けられている。ガイド軸B105は、その支軸を中心
として回動調整されることにより、キャリッジ104の
位置が調整されて、記録ヘッドB120と、プラテンB
103上のプリント媒体C104と、の間の距離(「紙
間距離」ともいう)が調整される。また、リードスクリ
ューB106は、スクリューギアB141、アイドラギ
アB142、およびモータギアB143を介して、キャ
リッジモータM001によって回転駆動される。また、
B150は、後述する制御系と記録ヘッドB120とを
電気的に接続するためのフレキシブルケーブルである。
【0036】記録ヘッドB120は、キャリッジB10
4と共に矢印Aの主走査方向に移動しつつ、画像信号に
応じてインク吐出口B121からインクを吐出すること
によって、プラテンB103上のプリント媒体に1行分
の画像を記録する。このような記録ヘッドB120によ
る1行分の記録動作と、後述するプリント媒体搬送系に
よる矢印Bの副走査方向におけるプリント媒体の所定量
の搬送動作と、を繰り返すことによって、プリント媒体
上に順次画像を記録する。
4と共に矢印Aの主走査方向に移動しつつ、画像信号に
応じてインク吐出口B121からインクを吐出すること
によって、プラテンB103上のプリント媒体に1行分
の画像を記録する。このような記録ヘッドB120によ
る1行分の記録動作と、後述するプリント媒体搬送系に
よる矢印Bの副走査方向におけるプリント媒体の所定量
の搬送動作と、を繰り返すことによって、プリント媒体
上に順次画像を記録する。
【0037】C−2「プリント媒体搬送系」 図9は、プリンタ部B100におけるプリント媒体搬送
系の構成部分の斜視図である。図9において、B201
は対の排紙ローラであり、同図中上側の一方の排紙ロー
ラB201は、排紙ローラギアB202と中継ギアB2
03を介して、搬送モータM002により駆動される。
同様に、前述したLFローラB101は、LFローラギ
アB204と中継ギアB203を介して、搬送モータM
002により駆動される。排紙ローラB201とLFロ
ーラB101は、搬送モータM002の正転時の駆動力
によって、プリント媒体C104を矢印Bの副走査方向
に搬送する。
系の構成部分の斜視図である。図9において、B201
は対の排紙ローラであり、同図中上側の一方の排紙ロー
ラB201は、排紙ローラギアB202と中継ギアB2
03を介して、搬送モータM002により駆動される。
同様に、前述したLFローラB101は、LFローラギ
アB204と中継ギアB203を介して、搬送モータM
002により駆動される。排紙ローラB201とLFロ
ーラB101は、搬送モータM002の正転時の駆動力
によって、プリント媒体C104を矢印Bの副走査方向
に搬送する。
【0038】一方、搬送モータM002が逆転したとき
は、切り替えスライダB211および切り替えカムB2
12を介して、圧板ヘッドB213と図示しないロック
機構が駆動されると共に、メディアパックC100側の
給紙ローラC110に駆動力が伝達される。すなわち、
圧板ヘッドB213は、搬送モータM002の逆転時の
駆動力によって、メディアパックC100のシャッター
C102の窓部C102A(図4参照)を通って、メデ
ィアパックC100内に集積されているプリント媒体C
104を図4中の下方に押圧する。これにより、図4中
の最下位置のプリント媒体C104がメディアパックC
100内の給紙ローラC110上に押し付けられる。ま
た、図示しないロック機構は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力によって、装置本体A001に対してメデ
ィアパックC100をロックしてメディアパックC10
0の取り外しを禁止する。また、メディアパックC10
0側の給紙ローラC110は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力が伝達されることによって、図4中最下位
置の1枚のプリント媒体C104を矢印C方向に搬出す
る。
は、切り替えスライダB211および切り替えカムB2
12を介して、圧板ヘッドB213と図示しないロック
機構が駆動されると共に、メディアパックC100側の
給紙ローラC110に駆動力が伝達される。すなわち、
圧板ヘッドB213は、搬送モータM002の逆転時の
駆動力によって、メディアパックC100のシャッター
C102の窓部C102A(図4参照)を通って、メデ
ィアパックC100内に集積されているプリント媒体C
104を図4中の下方に押圧する。これにより、図4中
の最下位置のプリント媒体C104がメディアパックC
100内の給紙ローラC110上に押し付けられる。ま
た、図示しないロック機構は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力によって、装置本体A001に対してメデ
ィアパックC100をロックしてメディアパックC10
0の取り外しを禁止する。また、メディアパックC10
0側の給紙ローラC110は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力が伝達されることによって、図4中最下位
置の1枚のプリント媒体C104を矢印C方向に搬出す
る。
【0039】このように、搬送モータM002が逆転す
ることによって、メディアパックC100からプリント
媒体C104が1枚だけ矢印C方向に取り出され、その
後、搬送モータM002が正転することによって、その
プリント媒体C104が矢印B方向に搬送される。
ることによって、メディアパックC100からプリント
媒体C104が1枚だけ矢印C方向に取り出され、その
後、搬送モータM002が正転することによって、その
プリント媒体C104が矢印B方向に搬送される。
【0040】C−3「インク供給系」 図10は、プリンタ部B100におけるインク供給系の
構成部分の斜視図、図11は、そのインク供給系の構成
部分にメディアパックC100が装着されたときの平面
図である。
構成部分の斜視図、図11は、そのインク供給系の構成
部分にメディアパックC100が装着されたときの平面
図である。
【0041】プリンタ部B100に装着されたメディア
パックC100のジョイントC105は、ホームポジシ
ョンに移動したキャリッジB104側のニードルB12
2(図8参照)の下に位置する。プリンタ部B100の
本体には、ジョイントC105の下方に位置するジョイ
ントフォークB301(図10参照)が備えられてお
り、そのジョイントフォークB301がジョイントC1
05を上動させることにより、ジョイントC105がニ
ードルB122に接続される。これにより、メディアパ
ックC100側のインクパックC103と、キャリッジ
B104側のサブタンクのインク供給部と、の間のイン
ク供給路が形成される。また、プリンタ部B100の本
体には、ホームポジションに移動したキャリッジB10
4の供給エアー口B123(図8参照)の下に位置する
供給ジョイントB302が備えられている。この供給ジ
ョイントB302は、供給チューブB303を介して、
負圧発生源としてのポンプのポンプシリンダB304に
接続されている。供給ジョイントB302は、ジョイン
トリフタB305によって上動されることにより、キャ
リッジB104側の供給エアー口B123に接続され
る。これにより、キャリッジB104側のサブタンクの
負圧導入部と、ポンプシリンダB304と、の間の負圧
導入路が形成される。ジョイントリフタB305は、ジ
ョイントモータM003の駆動力によって、供給ジョイ
ントB302と共にジョイントフォークB301を上下
動させる。
パックC100のジョイントC105は、ホームポジシ
ョンに移動したキャリッジB104側のニードルB12
2(図8参照)の下に位置する。プリンタ部B100の
本体には、ジョイントC105の下方に位置するジョイ
ントフォークB301(図10参照)が備えられてお
り、そのジョイントフォークB301がジョイントC1
05を上動させることにより、ジョイントC105がニ
ードルB122に接続される。これにより、メディアパ
ックC100側のインクパックC103と、キャリッジ
B104側のサブタンクのインク供給部と、の間のイン
ク供給路が形成される。また、プリンタ部B100の本
体には、ホームポジションに移動したキャリッジB10
4の供給エアー口B123(図8参照)の下に位置する
供給ジョイントB302が備えられている。この供給ジ
ョイントB302は、供給チューブB303を介して、
負圧発生源としてのポンプのポンプシリンダB304に
接続されている。供給ジョイントB302は、ジョイン
トリフタB305によって上動されることにより、キャ
リッジB104側の供給エアー口B123に接続され
る。これにより、キャリッジB104側のサブタンクの
負圧導入部と、ポンプシリンダB304と、の間の負圧
導入路が形成される。ジョイントリフタB305は、ジ
ョイントモータM003の駆動力によって、供給ジョイ
ントB302と共にジョイントフォークB301を上下
動させる。
【0042】サブタンクの負圧導入部には、空気の通過
を許容し、かつインクの通過を阻止する気液分離部材
(図示せず)が備えられている。気液分離部材は、負圧
導入路を通して吸引されるサブタンク内の空気の通過を
許容し、これによりメディアパックC100からサブタ
ンクにインクが補給される。そして、サブタンク内のイ
ンクが気液分離部材に達するまで、インクが充分に補給
されたときに、その気液分離部材がインクの通過を阻止
することにより、インクの補給が自動的に停止する。気
液分離部材は、サブタンクのインク毎のインク収容部分
におけるインク供給部に備えられており、それらのイン
ク収容部分毎に、インクの補給を自動的に停止させる。
を許容し、かつインクの通過を阻止する気液分離部材
(図示せず)が備えられている。気液分離部材は、負圧
導入路を通して吸引されるサブタンク内の空気の通過を
許容し、これによりメディアパックC100からサブタ
ンクにインクが補給される。そして、サブタンク内のイ
ンクが気液分離部材に達するまで、インクが充分に補給
されたときに、その気液分離部材がインクの通過を阻止
することにより、インクの補給が自動的に停止する。気
液分離部材は、サブタンクのインク毎のインク収容部分
におけるインク供給部に備えられており、それらのイン
ク収容部分毎に、インクの補給を自動的に停止させる。
【0043】また、プリンタ部B100の本体には、ホ
ームポジションに移動したキャリッジB104側の記録
ヘッドB120(図8参照)に対して、キャッピングが
可能な吸引キャップB310が備えられている。吸引キ
ャップB310は、その内部に、吸引チューブB311
を通してポンプシリンダB304から負圧が導入される
ことによって、記録ヘッドB120のインク吐出口B1
21からインクを吸引排出(吸引回復処理)させること
ができる。また、記録ヘッドB120は、必要に応じ
て、画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップB3
10内に吐出させる(予備吐出処理)。吸引キャップB
310内のインクは、ポンプシリンダB304から、廃
液チューブB312と廃液ジョイントB313を通し
て、メディアパックC110内のインク吸収体C107
に排出される。
ームポジションに移動したキャリッジB104側の記録
ヘッドB120(図8参照)に対して、キャッピングが
可能な吸引キャップB310が備えられている。吸引キ
ャップB310は、その内部に、吸引チューブB311
を通してポンプシリンダB304から負圧が導入される
ことによって、記録ヘッドB120のインク吐出口B1
21からインクを吸引排出(吸引回復処理)させること
ができる。また、記録ヘッドB120は、必要に応じ
て、画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップB3
10内に吐出させる(予備吐出処理)。吸引キャップB
310内のインクは、ポンプシリンダB304から、廃
液チューブB312と廃液ジョイントB313を通し
て、メディアパックC110内のインク吸収体C107
に排出される。
【0044】ポンプシリンダB304は、それを往復駆
動するためのポンプモータM004などと共にポンプユ
ニットB315を構成する。ポンプモータM004は、
ワイパーリフタB316(図10参照)を上下動させる
ための駆動源としても機能する。ワイパーリフタB31
6は、プリンタ部B100に装着されたメディアパック
C100のワイパーC106を上動させることによっ
て、そのワイパーC106を記録ヘッドB120のワイ
ピングが可能な位置に移動させる。
動するためのポンプモータM004などと共にポンプユ
ニットB315を構成する。ポンプモータM004は、
ワイパーリフタB316(図10参照)を上下動させる
ための駆動源としても機能する。ワイパーリフタB31
6は、プリンタ部B100に装着されたメディアパック
C100のワイパーC106を上動させることによっ
て、そのワイパーC106を記録ヘッドB120のワイ
ピングが可能な位置に移動させる。
【0045】図10および図11において、B321
は、ポンプシリンダB304によって構成されるポンプ
の動作位置がホームポジションにあることを検出するポ
ンプHPセンサである。また、B322は、前述したイ
ンク供給路および負圧導入路が形成されたことを検出す
るジョイントHPセンサである。また、B323は、プ
リンタ部B100の本体を構成するシャーシである。
は、ポンプシリンダB304によって構成されるポンプ
の動作位置がホームポジションにあることを検出するポ
ンプHPセンサである。また、B322は、前述したイ
ンク供給路および負圧導入路が形成されたことを検出す
るジョイントHPセンサである。また、B323は、プ
リンタ部B100の本体を構成するシャーシである。
【0046】D「信号処理系」 図12は、カメラ部A100とプリンタ部B100の概
略のブロック構成図である。
略のブロック構成図である。
【0047】カメラ部A100において、101は撮像
素子としてのCCD、102は音声入力のためのマイ
ク、103はハードウェア処理を行なうASIC、10
4は画像データ等を一時的に記憶する第1メモリ、10
5は撮像画像を記憶するCFカード(「CFカードA1
07」に相当)、106は撮影画像または再生画像を表
示するLCD(「液晶表示部A105」に相当)、120
はカメラ部A100の制御をする第1CPU、である。
素子としてのCCD、102は音声入力のためのマイ
ク、103はハードウェア処理を行なうASIC、10
4は画像データ等を一時的に記憶する第1メモリ、10
5は撮像画像を記憶するCFカード(「CFカードA1
07」に相当)、106は撮影画像または再生画像を表
示するLCD(「液晶表示部A105」に相当)、120
はカメラ部A100の制御をする第1CPU、である。
【0048】プリンタ部B100において、210は、
カメラ部A100とプリンタ部B100との間のインタ
ーフェース、201は画像処理部(画像を2値化する2
値化処理部を含む)、202は画像処理を行なう上で使
用する第2メモリ、203はバンドメモリ制御部、20
4はバンドメモリ、205はマスクメモリ、206はヘ
ッド制御部、207は記録ヘッド(「記録ヘッドB12
0」に相当)、208はエンコーダ(「エンコーダセンサ
B131」に相当)、209はエンコーダカウンタ、2
20はプリンタ部B100を制御する第2CPU、22
1はモータドライバ、222はモータ(「モータM00
1,M002,M003,M004」に相当)、223
はセンサ(「HPセンサB134,B321,B322」
を含む)、224はメディアパックC100に内蔵され
ているEEPROM、230は音声エンコーダ部、25
0は装置全体に電源を供給する電源部(「電池A108」
に相当)、である。
カメラ部A100とプリンタ部B100との間のインタ
ーフェース、201は画像処理部(画像を2値化する2
値化処理部を含む)、202は画像処理を行なう上で使
用する第2メモリ、203はバンドメモリ制御部、20
4はバンドメモリ、205はマスクメモリ、206はヘ
ッド制御部、207は記録ヘッド(「記録ヘッドB12
0」に相当)、208はエンコーダ(「エンコーダセンサ
B131」に相当)、209はエンコーダカウンタ、2
20はプリンタ部B100を制御する第2CPU、22
1はモータドライバ、222はモータ(「モータM00
1,M002,M003,M004」に相当)、223
はセンサ(「HPセンサB134,B321,B322」
を含む)、224はメディアパックC100に内蔵され
ているEEPROM、230は音声エンコーダ部、25
0は装置全体に電源を供給する電源部(「電池A108」
に相当)、である。
【0049】図13は、カメラ部A100における信号
処理の説明図である。撮影モードの時は、レンズ107
を通してCCD101により撮像された画像は、ASI
C103により信号処理(CCD信号処理)され、YU
V輝度2色差信号に変換される。更に、所定の解像度に
リサイズされ、JPEG圧縮されてCFカード105に
記録される。また、音声に関しては、マイク102より
入力され、ASIC103を介してCFカード105に
記憶される。音声の記録に関しては、撮影時と同時、ま
たは、撮影後のアフレコとして記憶させることができ
る。再生モードの時には、CFカード105よりJPE
G画像が読み出され、ASIC103によりJPEG伸
張され、更に表示用の解像度にリサイズされてLCD1
06に表示される。
処理の説明図である。撮影モードの時は、レンズ107
を通してCCD101により撮像された画像は、ASI
C103により信号処理(CCD信号処理)され、YU
V輝度2色差信号に変換される。更に、所定の解像度に
リサイズされ、JPEG圧縮されてCFカード105に
記録される。また、音声に関しては、マイク102より
入力され、ASIC103を介してCFカード105に
記憶される。音声の記録に関しては、撮影時と同時、ま
たは、撮影後のアフレコとして記憶させることができ
る。再生モードの時には、CFカード105よりJPE
G画像が読み出され、ASIC103によりJPEG伸
張され、更に表示用の解像度にリサイズされてLCD1
06に表示される。
【0050】図14は、プリンタ部B100における信
号処理の説明図である。
号処理の説明図である。
【0051】カメラ部A100側で再生された画像、即
ちCFカード105より読み出された画像は、図13の
ように、ASIC103によってJPEG伸張され、プ
リントする解像度に適する解像度にリサイズされる。そ
して、リサイズされた画像データ(YUV)はインター
フェース部210を介してプリンタ部B100へ送られ
る。プリンタ部B100は、図14のように、カメラ部
A100より送られた画像データを画像処理部201に
より画像処理し、画像データのRGB信号への変換、カ
メラの特性に応じた入力γ補正、ルックアップテーブル
(LUT)を用いての色補正および色変換、プリントす
るための2値化信号への変換をする。2値化処理の際に
は、誤差拡散(ED)処理を行うために、誤差メモリと
して第2メモリ202を用いる。本例の場合、画像処理
部201における2値化処理部は誤差拡散処理を行なっ
ているが、ディザパターンを使った2値化処理等、他の
処理を行うことも可能である。2値化されたプリントデ
ータはバンドメモリ制御部203によって、一旦バンド
メモリ204に記憶される。プリンタ部B100のエン
コーダカウンタ209には、記録ヘッド207およびエ
ンコーダ208を搭載したキャリッジB104が一定距
離移動する毎に、エンコーダ208からのエンコーダパ
ルスが入る。そして、このエンコーダパルスに同期し
て、バンドメモリ204とマスクメモリ205からプリ
ントデータが読み出され、そのプリントデータに基づ
き、ヘッド制御部206が記録ヘッド207を制御して
記録を行う。
ちCFカード105より読み出された画像は、図13の
ように、ASIC103によってJPEG伸張され、プ
リントする解像度に適する解像度にリサイズされる。そ
して、リサイズされた画像データ(YUV)はインター
フェース部210を介してプリンタ部B100へ送られ
る。プリンタ部B100は、図14のように、カメラ部
A100より送られた画像データを画像処理部201に
より画像処理し、画像データのRGB信号への変換、カ
メラの特性に応じた入力γ補正、ルックアップテーブル
(LUT)を用いての色補正および色変換、プリントす
るための2値化信号への変換をする。2値化処理の際に
は、誤差拡散(ED)処理を行うために、誤差メモリと
して第2メモリ202を用いる。本例の場合、画像処理
部201における2値化処理部は誤差拡散処理を行なっ
ているが、ディザパターンを使った2値化処理等、他の
処理を行うことも可能である。2値化されたプリントデ
ータはバンドメモリ制御部203によって、一旦バンド
メモリ204に記憶される。プリンタ部B100のエン
コーダカウンタ209には、記録ヘッド207およびエ
ンコーダ208を搭載したキャリッジB104が一定距
離移動する毎に、エンコーダ208からのエンコーダパ
ルスが入る。そして、このエンコーダパルスに同期し
て、バンドメモリ204とマスクメモリ205からプリ
ントデータが読み出され、そのプリントデータに基づ
き、ヘッド制御部206が記録ヘッド207を制御して
記録を行う。
【0052】図14中のバンドメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
すると次のとおりである。
【0053】記録ヘッド207における複数のノズル
は、例えば、1200dpiの密度をなすように列状に
形成されている。このような記録ヘッド207を用いて
画像を記録すべく、キャリッジを1回走査させるときに
は、副走査方向(以下、「縦(Y方向)」ともいう)にお
いてはノズル数分、主走査方向(以下、「横(X方向)
ともいう」)においては記録領域分の記録データ(1走
査分の記録データ)を、予め作成しておく必要がある。
記録データは、画像処理部201にて作成されてから、
バンドメモリ制御部203によってバンドメモリ204
に一旦蓄えられる。バンドメモリ204に1走査分の記
録データが蓄えられた後、キャリッジが主走査方向に走
査される。その際、エンコーダ208より入力されたエ
ンコーダパルスがエンコーダカウンタ209によってカ
ウントされ、このエンコーダパルスにしたがってバンド
メモリ204から記録データが読み出され、その画像デ
ータに基づいて記録ヘッド207からインク滴が吐出さ
れる。記録ヘッド207の往走査時および復走査時に画
像を記録(往路記録および復路記録)する双方向記録方
式を採用した場合には、記録ヘッド207の走査方向に
応じて、バンドメモリ204から画像データが読み出さ
れる。例えば、往路記録時は、バンドメモリ204から
読み出される画像データのアドレスが順次インクリメン
トされ、復路記録時は、バンドメモリ204から読み出
される画像データのアドレスが順次デクリメントされ
る。
は、例えば、1200dpiの密度をなすように列状に
形成されている。このような記録ヘッド207を用いて
画像を記録すべく、キャリッジを1回走査させるときに
は、副走査方向(以下、「縦(Y方向)」ともいう)にお
いてはノズル数分、主走査方向(以下、「横(X方向)
ともいう」)においては記録領域分の記録データ(1走
査分の記録データ)を、予め作成しておく必要がある。
記録データは、画像処理部201にて作成されてから、
バンドメモリ制御部203によってバンドメモリ204
に一旦蓄えられる。バンドメモリ204に1走査分の記
録データが蓄えられた後、キャリッジが主走査方向に走
査される。その際、エンコーダ208より入力されたエ
ンコーダパルスがエンコーダカウンタ209によってカ
ウントされ、このエンコーダパルスにしたがってバンド
メモリ204から記録データが読み出され、その画像デ
ータに基づいて記録ヘッド207からインク滴が吐出さ
れる。記録ヘッド207の往走査時および復走査時に画
像を記録(往路記録および復路記録)する双方向記録方
式を採用した場合には、記録ヘッド207の走査方向に
応じて、バンドメモリ204から画像データが読み出さ
れる。例えば、往路記録時は、バンドメモリ204から
読み出される画像データのアドレスが順次インクリメン
トされ、復路記録時は、バンドメモリ204から読み出
される画像データのアドレスが順次デクリメントされ
る。
【0054】実際には、画像処理部201により作成さ
れた画像データ(C,M,Y)がバンドメモリ204に
書き込まれて、1バンド分の画像データが準備されたと
き、記録ヘッド207の走査が可能となる。そして、記
録ヘッド207を走査し、バンドメモリ204より画像
データを読み出して、その画像データに基づいて記録ヘ
ッド207が画像を記録する。記録動作の間に、次に記
録すべき画像データが画像処理部201にて作成され、
その画像データは、その記録位置に対応するバンドメモ
リ204の領域に書き込まれる。
れた画像データ(C,M,Y)がバンドメモリ204に
書き込まれて、1バンド分の画像データが準備されたと
き、記録ヘッド207の走査が可能となる。そして、記
録ヘッド207を走査し、バンドメモリ204より画像
データを読み出して、その画像データに基づいて記録ヘ
ッド207が画像を記録する。記録動作の間に、次に記
録すべき画像データが画像処理部201にて作成され、
その画像データは、その記録位置に対応するバンドメモ
リ204の領域に書き込まれる。
【0055】このように、バンドメモリ制御は、画像処
理部201により作成された記録データ(C,M,Y)
をバンドメモリ204に書込む作業と、キャリッジの走
査動作に合わせて、記録データ(C,M,Y)をヘッド
制御部206に送るために読み出す作業と、を切替えな
がら行なう。
理部201により作成された記録データ(C,M,Y)
をバンドメモリ204に書込む作業と、キャリッジの走
査動作に合わせて、記録データ(C,M,Y)をヘッド
制御部206に送るために読み出す作業と、を切替えな
がら行なう。
【0056】図14中のマスクメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
すると次のとおりである。
【0057】このマスクメモリ制御は、マルチパス記録
方式を採用した場合に必要となる。マルチパス記録方式
の場合、記録ヘッド207のノズル列の長さに相当する
幅をもつ1行分の記録画像は、記録ヘッド207の複数
回の走査に分けて記録される。すなわち、副走査方向に
間欠的に搬送されるプリント媒体の搬送量がノズル列の
長さの1/Nとされ、例えば、N=2のときは、1行分
の記録画像が2回の走査に分けて記録(2パス記録)さ
れ、N=4のときは、1行分の記録画像が4回の走査に
分けて記録(4パス記録)される。同様に、N=8のと
きは8パス記録、N=16のときは16パス記録とな
る。したがって、1行分の記録画像が記録ヘッド207
の複数回の走査によって完成されることになる。
方式を採用した場合に必要となる。マルチパス記録方式
の場合、記録ヘッド207のノズル列の長さに相当する
幅をもつ1行分の記録画像は、記録ヘッド207の複数
回の走査に分けて記録される。すなわち、副走査方向に
間欠的に搬送されるプリント媒体の搬送量がノズル列の
長さの1/Nとされ、例えば、N=2のときは、1行分
の記録画像が2回の走査に分けて記録(2パス記録)さ
れ、N=4のときは、1行分の記録画像が4回の走査に
分けて記録(4パス記録)される。同様に、N=8のと
きは8パス記録、N=16のときは16パス記録とな
る。したがって、1行分の記録画像が記録ヘッド207
の複数回の走査によって完成されることになる。
【0058】実際には、マスクメモリ205に、画像デ
ータを記録ヘッド207の複数回の走査に割り当てるた
めのマスクデータが格納されており、そのマスクデータ
と画像データとの論理積(AND)データに基づき、記
録ヘッド207がインクを吐出して画像を記録する。
ータを記録ヘッド207の複数回の走査に割り当てるた
めのマスクデータが格納されており、そのマスクデータ
と画像データとの論理積(AND)データに基づき、記
録ヘッド207がインクを吐出して画像を記録する。
【0059】また、図14において、CFカード105
に記憶された音声データは、ASIC102により、画
像データと同じように、インターフェース210を介し
てプリンタ部B100へ送られる。プリンタ部B100
に送られた音声データは、音声エンコーダ230におい
てコード化(エンコード)されて、プリントする画像の
中にコードデータとして記録される。プリント画像に音
声データを入れる必要の無い時、または、音声データの
無い画像をプリントする際には、当然に、コード化され
た音声データはプリントされず、画像のみがプリントさ
れる。
に記憶された音声データは、ASIC102により、画
像データと同じように、インターフェース210を介し
てプリンタ部B100へ送られる。プリンタ部B100
に送られた音声データは、音声エンコーダ230におい
てコード化(エンコード)されて、プリントする画像の
中にコードデータとして記録される。プリント画像に音
声データを入れる必要の無い時、または、音声データの
無い画像をプリントする際には、当然に、コード化され
た音声データはプリントされず、画像のみがプリントさ
れる。
【0060】本実施例においては、カメラ部A100と
プリンタ部B100が一体となったプリンタ内蔵カメラ
として説明を行なってきた。しかし、カメラ部A100
とプリンタ部B100を分離した別々の装置とし、それ
らをインターフェース210により接続した構成におい
ても同様に構成して、同様の機能を実現することが可能
である。
プリンタ部B100が一体となったプリンタ内蔵カメラ
として説明を行なってきた。しかし、カメラ部A100
とプリンタ部B100を分離した別々の装置とし、それ
らをインターフェース210により接続した構成におい
ても同様に構成して、同様の機能を実現することが可能
である。
【0061】以下、本発明の特徴的実施の形態につき図
15ないし図17を参照しつつ説明する。
15ないし図17を参照しつつ説明する。
【0062】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について、図15を参照して説明する。
実施形態について、図15を参照して説明する。
【0063】図1から図14においては、カメラ部A1
00とプリンタ部B100とが一体的に組み込まれた機
器を説明したが、本実施形態、及び後述する実施形態に
おいては、カメラ部A100とプリンタ部B100とが
それぞれ別体の装置であって、信号線を介して接続され
た複合システムを例に挙げて説明する。
00とプリンタ部B100とが一体的に組み込まれた機
器を説明したが、本実施形態、及び後述する実施形態に
おいては、カメラ部A100とプリンタ部B100とが
それぞれ別体の装置であって、信号線を介して接続され
た複合システムを例に挙げて説明する。
【0064】図15は本発明の第一の特徴的実施の形態
を示すブロック図である。図15において、1110は
第一の装置に相当する例えばカメラ部A100における
負荷を総称して示し、前述のCCD101,マイク10
2、ASIC103やCPU120等の電気的に駆動さ
れる部品を含む。1120はカメラ部A100に設けら
れた第一の電源装置としての電池、1130は電池11
20から負荷1110への第一の電源ラインに設けられ
たダイオードである。また、同様に、1210は第二の
装置に相当する例えばプリンタ部B100における負荷
を総称して示し、前述のCPU220やモータ2221
20等の電気的に駆動される部品を含む。1220はプ
リンタ部B100に設けられた第二の電源装置としての
電池、1230は電池1220から負荷1210への第
二の電源ラインに設けられたダイオードである。
を示すブロック図である。図15において、1110は
第一の装置に相当する例えばカメラ部A100における
負荷を総称して示し、前述のCCD101,マイク10
2、ASIC103やCPU120等の電気的に駆動さ
れる部品を含む。1120はカメラ部A100に設けら
れた第一の電源装置としての電池、1130は電池11
20から負荷1110への第一の電源ラインに設けられ
たダイオードである。また、同様に、1210は第二の
装置に相当する例えばプリンタ部B100における負荷
を総称して示し、前述のCPU220やモータ2221
20等の電気的に駆動される部品を含む。1220はプ
リンタ部B100に設けられた第二の電源装置としての
電池、1230は電池1220から負荷1210への第
二の電源ラインに設けられたダイオードである。
【0065】ここで、300は第一および第二の電源ラ
インを接続する電源装置接続手段としての接続電源ライ
ンであり、310は、カメラ部A100とプリンタ部B
100とが連携して作動するように両者間で信号の授受
を行うべく両者を接続する接続手段としての信号ライン
である。
インを接続する電源装置接続手段としての接続電源ライ
ンであり、310は、カメラ部A100とプリンタ部B
100とが連携して作動するように両者間で信号の授受
を行うべく両者を接続する接続手段としての信号ライン
である。
【0066】このような構成により、カメラ部A100
とプリンタ部B100とが接続電源ライン300および
信号ライン310でもって接続され、通常は、第一の装
置のカメラ部A100は第一の電源装置である電池11
20によりダイオード1130を介してその負荷111
0が駆動され、第二の装置のプリンタ部B100は第二
の電源装置である電池1220によりダイオード123
0を介してその負荷1210が駆動される。
とプリンタ部B100とが接続電源ライン300および
信号ライン310でもって接続され、通常は、第一の装
置のカメラ部A100は第一の電源装置である電池11
20によりダイオード1130を介してその負荷111
0が駆動され、第二の装置のプリンタ部B100は第二
の電源装置である電池1220によりダイオード123
0を介してその負荷1210が駆動される。
【0067】ここで、もし、第一の装置のカメラ部A1
00の電源の電池1120がなくなったときには、第二
の装置のプリンタ部B100の第二の電源装置である電
池1220により、ダイオード1230を介して第二の
装置のプリンタ部B100の負荷1210と共に、第一
および第二の電源ラインを接続する接続電源ライン30
0を通して、カメラ部A100の負荷1110にも電力
が供給される。
00の電源の電池1120がなくなったときには、第二
の装置のプリンタ部B100の第二の電源装置である電
池1220により、ダイオード1230を介して第二の
装置のプリンタ部B100の負荷1210と共に、第一
および第二の電源ラインを接続する接続電源ライン30
0を通して、カメラ部A100の負荷1110にも電力
が供給される。
【0068】また、逆に、第二の装置のプリンタ部B1
00の電源の電池1220がなくなったときには、第一
の装置のカメラ部A100の第一の電源装置の電池11
20により、ダイオード1130を介して第一の装置の
カメラ部A100の負荷1110と共に、第一および第
二の電源ラインを接続する接続電源ライン300を通し
て、第二の装置のプリンタ部B100の負荷1210に
も電力が供給される。
00の電源の電池1220がなくなったときには、第一
の装置のカメラ部A100の第一の電源装置の電池11
20により、ダイオード1130を介して第一の装置の
カメラ部A100の負荷1110と共に、第一および第
二の電源ラインを接続する接続電源ライン300を通し
て、第二の装置のプリンタ部B100の負荷1210に
も電力が供給される。
【0069】このように、いずれか一方の装置の電源の
電池がなくなったときには、他方の装置の電源の電池か
ら、電力が供給されるので、いずれか一方の装置の電源
の電池がなくなったことにより両方が使えなくなる不都
合を回避できるのである。なお、電池がなくなった場合
につき説明したが、一方の装置の電池が弱まるなどして
電圧が低下したときも、他方の電池の正常な電圧が印加
されるので、両装置は正常に作動する。
電池がなくなったときには、他方の装置の電源の電池か
ら、電力が供給されるので、いずれか一方の装置の電源
の電池がなくなったことにより両方が使えなくなる不都
合を回避できるのである。なお、電池がなくなった場合
につき説明したが、一方の装置の電池が弱まるなどして
電圧が低下したときも、他方の電池の正常な電圧が印加
されるので、両装置は正常に作動する。
【0070】(第2の実施形態)図16は、本発明の第
二の特徴的実施の形態を示すブロック図である。
二の特徴的実施の形態を示すブロック図である。
【0071】本実施の形態が上記実施の形態と主に異な
る点は、本実施の形態は自らの電源装置を駆動源とする
か相手の電源装置を駆動源とするかを切替え可能な切替
え手段を備えた点にあり、従って、上記実施の形態と同
一部位には同一符号を付し重複説明を避ける。
る点は、本実施の形態は自らの電源装置を駆動源とする
か相手の電源装置を駆動源とするかを切替え可能な切替
え手段を備えた点にあり、従って、上記実施の形態と同
一部位には同一符号を付し重複説明を避ける。
【0072】図16において、1140は第一の装置の
カメラ部A100の第一の電源ラインに設けられたスイ
ッチ、1150は接続電源ライン300に設けられたス
イッチであり、両者で第一の装置であるカメラ部A10
0の電源切替えスイッチを構成する。また、1240は
第二の装置のプリンタ部B100の第二の電源ラインに
設けられたスイッチ、1250は接続電源ライン300
に設けられたスイッチであり、両者で第二の装置である
プリンタ部B100の電源切替えスイッチを構成する。
そして、スイッチ1140,1150,1240および
1250で、自らの電源装置を駆動源とするか相手の電
源装置を駆動源とするかを切替える切替え手段を構成し
ている。
カメラ部A100の第一の電源ラインに設けられたスイ
ッチ、1150は接続電源ライン300に設けられたス
イッチであり、両者で第一の装置であるカメラ部A10
0の電源切替えスイッチを構成する。また、1240は
第二の装置のプリンタ部B100の第二の電源ラインに
設けられたスイッチ、1250は接続電源ライン300
に設けられたスイッチであり、両者で第二の装置である
プリンタ部B100の電源切替えスイッチを構成する。
そして、スイッチ1140,1150,1240および
1250で、自らの電源装置を駆動源とするか相手の電
源装置を駆動源とするかを切替える切替え手段を構成し
ている。
【0073】上記構成によれば、手動的に、または後述
の作動手段により自動的に、スイッチ1140,115
0,1240および1250を適宜切替えることによ
り、電源の切替えが可能である。例えば、スイッチ11
40をオンにすることで、カメラ部A100は自らの電
源(電池)1120を使用することになる。同時に、ス
イッチ1150をオンにすることにより、自らの電源の
電力を相手側に供給することが可能となる。また、スイ
ッチ1240および1250がオンの状態で、スイッチ
1140をオフにし、スイッチ1150をオンにするこ
とで、自電源ではなく、相手のプリンタ部B100の電
源(電池)1220を使用することが可能となる。同様
に、第二の装置のプリンタ部B100側でも、上述のよ
うに、スイッチ1240および1250をオンまたはオ
フ操作することにより自電源を使用するか、相手側のカ
メラ部A100の電源を使用するかを選択することが出
来る。但し、第一および第二の装置共に、同時に相手側
の電源を使用する設定にすることは、両電源との接続が
無くなり作動不能となるので、避けるべきである。
の作動手段により自動的に、スイッチ1140,115
0,1240および1250を適宜切替えることによ
り、電源の切替えが可能である。例えば、スイッチ11
40をオンにすることで、カメラ部A100は自らの電
源(電池)1120を使用することになる。同時に、ス
イッチ1150をオンにすることにより、自らの電源の
電力を相手側に供給することが可能となる。また、スイ
ッチ1240および1250がオンの状態で、スイッチ
1140をオフにし、スイッチ1150をオンにするこ
とで、自電源ではなく、相手のプリンタ部B100の電
源(電池)1220を使用することが可能となる。同様
に、第二の装置のプリンタ部B100側でも、上述のよ
うに、スイッチ1240および1250をオンまたはオ
フ操作することにより自電源を使用するか、相手側のカ
メラ部A100の電源を使用するかを選択することが出
来る。但し、第一および第二の装置共に、同時に相手側
の電源を使用する設定にすることは、両電源との接続が
無くなり作動不能となるので、避けるべきである。
【0074】(第3の実施形態)図17は、本発明の第
三の特徴的実施の形態を示すブロック図である。
三の特徴的実施の形態を示すブロック図である。
【0075】本実施の形態が上記実施の形態と主に異な
る点は、本実施の形態は第一の電源装置と第二の電源装
置との状態を判定する状態判定手段と、該状態判定手段
の判定結果に基づき前記切替え手段を作動させる作動手
段とを備えた点にあり、従って、上記実施の形態と同一
部位には同一符号を付し重複説明を避ける。
る点は、本実施の形態は第一の電源装置と第二の電源装
置との状態を判定する状態判定手段と、該状態判定手段
の判定結果に基づき前記切替え手段を作動させる作動手
段とを備えた点にあり、従って、上記実施の形態と同一
部位には同一符号を付し重複説明を避ける。
【0076】図17において、1160は第一の装置の
カメラ部A100のスイッチ1140より電池1120
側の第一の電源ラインと負荷1110との間に設けられ
たA/Dコンバータ、1170はスイッチ1150より
プリンタ部B100側の接続電源ライン300と負荷1
110との間に設けられたA/Dコンバータである。ま
た、1260は第二の装置のプリンタ部B100のスイ
ッチ1240より電池1220側の第二の電源ラインと
負荷1210との間に設けられたA/Dコンバータ、1
270はスイッチ1250よりカメラ部A100側の接
続電源ライン300と負荷1210との間に設けられた
A/Dコンバータである。ここで、A/Dコンバータ11
60および1260はそれぞれ自らの電源の状態、例え
ば電圧を知るためのものであり、A/Dコンバータ11
70および1270はそれぞれ相手側の電源の状態、同
じく電圧を知るためのものである。
カメラ部A100のスイッチ1140より電池1120
側の第一の電源ラインと負荷1110との間に設けられ
たA/Dコンバータ、1170はスイッチ1150より
プリンタ部B100側の接続電源ライン300と負荷1
110との間に設けられたA/Dコンバータである。ま
た、1260は第二の装置のプリンタ部B100のスイ
ッチ1240より電池1220側の第二の電源ラインと
負荷1210との間に設けられたA/Dコンバータ、1
270はスイッチ1250よりカメラ部A100側の接
続電源ライン300と負荷1210との間に設けられた
A/Dコンバータである。ここで、A/Dコンバータ11
60および1260はそれぞれ自らの電源の状態、例え
ば電圧を知るためのものであり、A/Dコンバータ11
70および1270はそれぞれ相手側の電源の状態、同
じく電圧を知るためのものである。
【0077】かかる構成によれば、カメラ部A100の
CPU120は、A/Dコンバータ1160により得ら
れたデジタル値を用いてカメラ部A100の自電源11
20の電圧値を得、また、A/Dコンバータ1170を用
いて相手側のプリンタ部B100より供給される電源の
電圧値を得て、それぞれの状態を判定する。この状態の
判定の結果、自電源1120が消耗し動作が出来ない
が、相手側の電源1220は十分な電圧値を有している
ようなときには、CPU120は、スイッチ1140を
オフにしスイッチ1150をオンにして電源をカメラ部
A100の自電源1120から相手側のプリンタ部B1
00の電源1220に切替えるべく指令する。
CPU120は、A/Dコンバータ1160により得ら
れたデジタル値を用いてカメラ部A100の自電源11
20の電圧値を得、また、A/Dコンバータ1170を用
いて相手側のプリンタ部B100より供給される電源の
電圧値を得て、それぞれの状態を判定する。この状態の
判定の結果、自電源1120が消耗し動作が出来ない
が、相手側の電源1220は十分な電圧値を有している
ようなときには、CPU120は、スイッチ1140を
オフにしスイッチ1150をオンにして電源をカメラ部
A100の自電源1120から相手側のプリンタ部B1
00の電源1220に切替えるべく指令する。
【0078】同様に、プリンタ部B100のCPU22
0も、A/Dコンバータ1260および1270を用いて
自電源1220の電圧と相手側の電源1120の電圧の
デジタル値を得て、状態に応じて作動手段に指令を送
り、スイッチ1240および1250を用いて切替えを
行なう。
0も、A/Dコンバータ1260および1270を用いて
自電源1220の電圧と相手側の電源1120の電圧の
デジタル値を得て、状態に応じて作動手段に指令を送
り、スイッチ1240および1250を用いて切替えを
行なう。
【0079】なお、上述した状態判定手段は、電圧状態
を判定するものであったが、この電圧に代えて、周知の
方法による電池の残存寿命を得ることにより判断しても
よい。
を判定するものであったが、この電圧に代えて、周知の
方法による電池の残存寿命を得ることにより判断しても
よい。
【0080】上記説明は、主にプリンタ内臓のカメラに
ついて行ってきたが、本発明はこれに限られないことは
当然であり、むしろ、ケーブルで接続したカメラとプリ
ンタに適用する場合が効果的である。この場合、カメラ
で撮像し、プリントするデータを信号ラインを介してプ
リンタ側へ送る。そして、信号ラインとともに電源ライ
ンをケーブルに内蔵し、この電源ラインにより相手側に
電源を供給可能とするのである。また、第一および第二
の装置の組合せとしては、カメラとプリンタとの組合せ
に限られることなく、ラップトップのPCとプリンタと
の組合せ等、種々の組合せが可能である。
ついて行ってきたが、本発明はこれに限られないことは
当然であり、むしろ、ケーブルで接続したカメラとプリ
ンタに適用する場合が効果的である。この場合、カメラ
で撮像し、プリントするデータを信号ラインを介してプ
リンタ側へ送る。そして、信号ラインとともに電源ライ
ンをケーブルに内蔵し、この電源ラインにより相手側に
電源を供給可能とするのである。また、第一および第二
の装置の組合せとしては、カメラとプリンタとの組合せ
に限られることなく、ラップトップのPCとプリンタと
の組合せ等、種々の組合せが可能である。
【0081】さらに、上述した電源装置としての電池に
代えて、第一の電源装置と第二の電源装置の少なくとも
一つをACアダプタにしてもよい。この場合には、AC
アダプタを備えた装置側から他の装置へ電力が供給され
るように、前述のスイッチ1140,1150,124
0および1250を適宜切替えるようにする。
代えて、第一の電源装置と第二の電源装置の少なくとも
一つをACアダプタにしてもよい。この場合には、AC
アダプタを備えた装置側から他の装置へ電力が供給され
るように、前述のスイッチ1140,1150,124
0および1250を適宜切替えるようにする。
【0082】なお、上記いずれの場合にも、電源を切替
える際には、第一および第二の装置をリセットすると
か、第一および第二の装置の間で事前に通信を行ない、
電池を使用しているかACアダプターを使用している
か、また、相手側に電力を供給する能力があるか等、事
前に通信を行ない、確認をした上で切替えることは言う
までもないことである。
える際には、第一および第二の装置をリセットすると
か、第一および第二の装置の間で事前に通信を行ない、
電池を使用しているかACアダプターを使用している
か、また、相手側に電力を供給する能力があるか等、事
前に通信を行ない、確認をした上で切替えることは言う
までもないことである。
【0083】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電池またはACアダプターを使用する複合シ
ステムを複数接続して使用する際に、接続するケーブル
に電源ラインを設けることにより、一方の電源が消耗し
たり異常があったりしたときにも、他方の電源から供給
することにより、システム全体の動作を継続することが
可能となる。また、それぞれの機器をACアダプターで
駆動する際には、ACアダプターを複数使用するという
煩わしさを無くし、1台のACアダプターにより複数台
を同時に使用することが可能となる。
によれば、電池またはACアダプターを使用する複合シ
ステムを複数接続して使用する際に、接続するケーブル
に電源ラインを設けることにより、一方の電源が消耗し
たり異常があったりしたときにも、他方の電源から供給
することにより、システム全体の動作を継続することが
可能となる。また、それぞれの機器をACアダプターで
駆動する際には、ACアダプターを複数使用するという
煩わしさを無くし、1台のACアダプターにより複数台
を同時に使用することが可能となる。
【0084】また、電源の切替えスイッチを設けること
により、無条件に電源を切替えるとか、相手側の電源を
使用するとかではなく、操作者による確認や、装置間の
通信などによる確認の上で電源を切替えることが可能と
なり、より信頼性を増すことが出来るようになる。
により、無条件に電源を切替えるとか、相手側の電源を
使用するとかではなく、操作者による確認や、装置間の
通信などによる確認の上で電源を切替えることが可能と
なり、より信頼性を増すことが出来るようになる。
【0085】更に、自電源、および、相手側より供給さ
れる電源の電圧を監視することにより、電池の消耗程度
に応じた給電系の切替えということが可能となる。ま
た、電源を監視しその結果を警告等により操作者に知ら
すことなども可能となる。
れる電源の電圧を監視することにより、電池の消耗程度
に応じた給電系の切替えということが可能となる。ま
た、電源を監視しその結果を警告等により操作者に知ら
すことなども可能となる。
【図1】プリンタ機能とカメラ機能とが一体となった機
器の正面図である。
器の正面図である。
【図2】図1に示す機器の斜め前方からの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示す機器の斜め後方からの斜視図であ
る。
る。
【図4】図1に示す機器に装着可能なメディアパックの
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図1に示す機器の内部における主要構成部の配
置関係を示す斜視図である。
置関係を示す斜視図である。
【図6】図5におけるプリンタ部の斜視図である。
【図7】図6のプリンタ部の一部を取り外した斜視図で
ある。
ある。
【図8】図6のプリンタ部におけるキャリッジの斜視図
である。
である。
【図9】図6のプリンタ部におけるプリント媒体搬送系
の構成部分の斜視図である。
の構成部分の斜視図である。
【図10】図6のプリンタ部におけるインク供給系の構
成部分の斜視図である。
成部分の斜視図である。
【図11】図10のインク供給系の構成部分にメディア
パックが装着されたときの平面図である。
パックが装着されたときの平面図である。
【図12】図1のカメラにおけるカメラ部とプリンタ部
の概略ブロック構成図である。
の概略ブロック構成図である。
【図13】図12のカメラ部における信号処理の説明図
である。
である。
【図14】図12のプリンタ部における信号処理の説明
図である。
図である。
【図15】本発明の第一の特徴的実施の形態を示す複合
システムのブロック図である。
システムのブロック図である。
【図16】本発明の第二の特徴的実施の形態を示す複合
システムのブロック図である。
システムのブロック図である。
【図17】本発明の第三の特徴的実施の形態を示す複合
システムのブロック図である。
システムのブロック図である。
A001 装置本体 A002 挿入部 A100 カメラ部 A101 レンズ A102 ファインダー A102a ファインダー窓 A103 ストロボ A104 レリーズボタン A105 ファインダー A106 液晶表示部(外部表示部) A107 コンパクトフラッシュメモリカード(CFカ
ード) A108 電池 A109 排出部 B100 プリンタ部(記録装置部) B101 LFローラ B102 LFピンチローラ B103 プラテン B104 キャリッジ B105 ガイド軸 B106 リードスクリュー B107 軸受け B108 軸受け B109 スクリューピン B110 ばね B120 記録ヘッド B121 インク吐出口 B122 ニードル B123 供給エアー口 B124 ニードルカバー B131 エンコーダセンサ B132 リニアスケール B133 HPフラグ B134 HPセンサ B141 スクリューギア B142 アイドラギア B143 モータギア B150 フレキシブルケーブル B201 排紙ローラ B202 排紙ローラギア B203 中継ギア B204 LFローラギア B211 切り替えスライダ B212 切り替えカム B213 圧板ヘッド B301 ジョイントフォーク B302 供給ジョイント B303 供給チューブ B304 ポンプシリンダ B305 ジョイントリフタ B310 吸引キャップ B311 吸引チューブ B312 廃液チューブ B313 廃液ジョイント B315 ポンプユニット B316 ワイパーリフタ B321 ポンプHPセンサ B322 ジョイントHPセンサ B323 シャーシ C100 メディアパック C101 パック本体 C102 シャッター C102A 窓部 C103 インクパック C104 プリント媒体 C105 ジョイント C106 ワイパー C107 インク吸収体 C110 給紙ローラ C110a 連結部 M001 キャリッジモータ M002 搬送モータ M003 ジョイントモータ M004 ポンプモータ 101 CCD 102 マイク 103 ASIC 104 第1メモリ 105 CFカード(「CFカードA107」に相当) 106 LCD(「液晶表示部A105」に相当) 107 レンズ 120 第1CPU 201 画像処理部 202 第2メモリ 203 バンドメモリ制御部 204 バンドメモリ 205 マスクメモリ 206 ヘッド制御部 207 記録ヘッド(「記録ヘッドB120」に相当) 208 エンコーダ(「エンコーダセンサB131」に相
当) 209 エンコーダカウンタ 210 インターフェース 220 第2CPU 221 モータドライバ 222 モータ(「モータM001,M002,M00
3,M004」に相当) 223 センサ(「HPセンサB134,B321,B
322」を含む) 224 EEPROM 230 音声エンコーダ部 250 電源部(「電池A108」に相当) 300 電源ライン 310 信号ライン 1120,1220 電池
ード) A108 電池 A109 排出部 B100 プリンタ部(記録装置部) B101 LFローラ B102 LFピンチローラ B103 プラテン B104 キャリッジ B105 ガイド軸 B106 リードスクリュー B107 軸受け B108 軸受け B109 スクリューピン B110 ばね B120 記録ヘッド B121 インク吐出口 B122 ニードル B123 供給エアー口 B124 ニードルカバー B131 エンコーダセンサ B132 リニアスケール B133 HPフラグ B134 HPセンサ B141 スクリューギア B142 アイドラギア B143 モータギア B150 フレキシブルケーブル B201 排紙ローラ B202 排紙ローラギア B203 中継ギア B204 LFローラギア B211 切り替えスライダ B212 切り替えカム B213 圧板ヘッド B301 ジョイントフォーク B302 供給ジョイント B303 供給チューブ B304 ポンプシリンダ B305 ジョイントリフタ B310 吸引キャップ B311 吸引チューブ B312 廃液チューブ B313 廃液ジョイント B315 ポンプユニット B316 ワイパーリフタ B321 ポンプHPセンサ B322 ジョイントHPセンサ B323 シャーシ C100 メディアパック C101 パック本体 C102 シャッター C102A 窓部 C103 インクパック C104 プリント媒体 C105 ジョイント C106 ワイパー C107 インク吸収体 C110 給紙ローラ C110a 連結部 M001 キャリッジモータ M002 搬送モータ M003 ジョイントモータ M004 ポンプモータ 101 CCD 102 マイク 103 ASIC 104 第1メモリ 105 CFカード(「CFカードA107」に相当) 106 LCD(「液晶表示部A105」に相当) 107 レンズ 120 第1CPU 201 画像処理部 202 第2メモリ 203 バンドメモリ制御部 204 バンドメモリ 205 マスクメモリ 206 ヘッド制御部 207 記録ヘッド(「記録ヘッドB120」に相当) 208 エンコーダ(「エンコーダセンサB131」に相
当) 209 エンコーダカウンタ 210 インターフェース 220 第2CPU 221 モータドライバ 222 モータ(「モータM001,M002,M00
3,M004」に相当) 223 センサ(「HPセンサB134,B321,B
322」を含む) 224 EEPROM 230 音声エンコーダ部 250 電源部(「電池A108」に相当) 300 電源ライン 310 信号ライン 1120,1220 電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 興二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 稲富 謙一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 近藤 俊也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA07 DB22 FF01 LL08 LL10 5C022 AA13 AC42 AC73 AC80 5C052 AA12 AA17 DD02 EE08 FA02 FA03 FA04 FB01 FC06 FE07 FE08 FE09 GA02 GA03 GA05 GD10 GE08 5G015 GB06 JA05 JA06 JA34 JA53
Claims (8)
- 【請求項1】 自らの第一の電源装置を駆動源として作
動する第一の装置と、自らの第二の電源装置を駆動源と
して作動する第二の装置と、からなる複合システムにお
いて、 少なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが連携し
て作動するように両者を接続する接続手段と、 少なくとも前記第一の装置と前記第二の装置とが互いに
相手の電源装置を駆動源として作動し得るように、前記
第一の電源装置と前記第二の電源装置とを接続する電源
装置接続手段と、を備えることを特徴とする複合システ
ム。 - 【請求項2】 さらに、前記第一の装置と前記第二の装
置とが、自らの電源装置を駆動源とするか相手の電源装
置を駆動源とするかを切替え可能な切替え手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の複合システム。 - 【請求項3】 さらに、前記第一の電源装置と前記第二
の電源装置との状態を判定する状態判定手段と、 該状態判定手段の判定結果に基づき前記切替え手段を作
動させる作動手段とを備えることを特徴とする請求項2
に記載の複合システム。 - 【請求項4】 該状態判定手段は、前記第一の電源装置
と前記第二の電源装置との電圧状態を判定するものであ
ることを特徴とする請求項3に記載の複合システム。 - 【請求項5】 該状態判定手段は、前記第一の電源装置
と前記第二の電源装置との残存寿命を判定するものであ
ることを特徴とする請求項3に記載の複合システム。 - 【請求項6】 前記第一の装置はデジタルカメラであ
り、前記第二の装置はプリンタであることを特徴とする
請求項1ないし5に記載の複合システム。 - 【請求項7】 前記第一の電源装置と前記第二の電源装
置とは電池であることを特徴とする請求項1ないし6の
いずれかに記載の複合システム。 - 【請求項8】 前記第一の電源装置と前記第二の電源装
置の少なくとも一つはACアダプタであることを特徴と
する請求項1ないし6のいずれかに記載の複合システ
ム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000277080A JP2002095181A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 複合システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=18762461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000277080A Pending JP2002095181A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 複合システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2002095181A (ja) |
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KR100861769B1 (ko) * | 2007-06-07 | 2008-10-06 | 옵티시스 주식회사 | 디지털 영상 데이터를 전송하는 디지털 영상 전송 시스템 |
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2000
- 2000-09-12 JP JP2000277080A patent/JP2002095181A/ja active Pending
-
2001
- 2001-09-06 US US09/946,488 patent/US7154553B2/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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