JP2002078089A - 超音波センサ - Google Patents
超音波センサInfo
- Publication number
- JP2002078089A JP2002078089A JP2000256503A JP2000256503A JP2002078089A JP 2002078089 A JP2002078089 A JP 2002078089A JP 2000256503 A JP2000256503 A JP 2000256503A JP 2000256503 A JP2000256503 A JP 2000256503A JP 2002078089 A JP2002078089 A JP 2002078089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- cylindrical case
- bottomed cylindrical
- ultrasonic sensor
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】駆動入力信号終了後の減衰振動を安定化させ、
残響時間を一定化させることにより、障害物を検出する
距離を安定化させる。 【解決手段】有底筒状ケースの底面内部に圧電振動子を
接着し、圧電振動子の上面を発砲弾性体で覆いその他の
ケースの内底面、側面を含む有底筒状ケース内をシリコ
ン弾性体で充填してなる超音波センサ。
残響時間を一定化させることにより、障害物を検出する
距離を安定化させる。 【解決手段】有底筒状ケースの底面内部に圧電振動子を
接着し、圧電振動子の上面を発砲弾性体で覆いその他の
ケースの内底面、側面を含む有底筒状ケース内をシリコ
ン弾性体で充填してなる超音波センサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を送信、受
信することにより障害物等の検出を行う超音波センサに
関する。
信することにより障害物等の検出を行う超音波センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防滴型超音波センサの断面図を図
3に示す。アルミニウム材等から成る有底筒状ケース7
の底面内部に圧電振動素子2を接着剤1で接着し、圧電
振動素子2の有底筒状ケース7との接着面側とは反対面
と、有底筒状ケース7より入出力リード5を半田付けし
取り出す。圧電振動素子2と有底筒状ケース7とは電気
的に接続されており、更に、圧電振動素子2と入出力リ
ード5a及び、有底筒状ケース7と入出力リード5bと
は、電気的に接続されている。圧電振動素子の上面に発
泡弾性体4等の吸音材を載置し、更に、その上からシリ
コン弾性体6を有底筒状ケース7内に充填し構成する。
3に示す。アルミニウム材等から成る有底筒状ケース7
の底面内部に圧電振動素子2を接着剤1で接着し、圧電
振動素子2の有底筒状ケース7との接着面側とは反対面
と、有底筒状ケース7より入出力リード5を半田付けし
取り出す。圧電振動素子2と有底筒状ケース7とは電気
的に接続されており、更に、圧電振動素子2と入出力リ
ード5a及び、有底筒状ケース7と入出力リード5bと
は、電気的に接続されている。圧電振動素子の上面に発
泡弾性体4等の吸音材を載置し、更に、その上からシリ
コン弾性体6を有底筒状ケース7内に充填し構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、従
来の防滴型超音波センサにおいて、有底筒状ケース7内
壁に発泡弾性体4、シリコン弾性体6が接触し、有底筒
状ケース7の内壁は異質の材料で境界層ができることに
なる。超音波センサに電気信号を入力し、駆動するにあ
たり、パルスバースト信号を入力すると、有底筒状ケー
ス7のケース内壁が異質の材料で境界層を作る為、有底
筒状ケース7が一体となり振動せず振動歪を発生しやす
くなる。このことにより、図4に示す如く、電気的入力
信号が終了後の残響信号に於いて、歪んだ状態で減衰が
発生する。よって、電気的入力信号が終了後の残響に於
いて、終了後の時間と残響との関係が不安定となる。こ
のことは、有底筒状ケース7内に充填及び挿入する発泡
弾性体4、シリコン弾性体6の構造バラツキにより残響
が不安定となることを意味する。これは、超音波センサ
を送信、受信して障害物を検出するにあたり、残響が不
安定であると障害物を検出できる距離が不安定と問題が
発生する。更に、圧電振動素子2と有底筒状ケース7の
2ヶ所より取り出される入出力リード5に於いては、シ
リコン弾性体を充填し、ホールドされているので、引っ
ぱり強度が弱く断線の恐れが有り信頼性に欠ける。
来の防滴型超音波センサにおいて、有底筒状ケース7内
壁に発泡弾性体4、シリコン弾性体6が接触し、有底筒
状ケース7の内壁は異質の材料で境界層ができることに
なる。超音波センサに電気信号を入力し、駆動するにあ
たり、パルスバースト信号を入力すると、有底筒状ケー
ス7のケース内壁が異質の材料で境界層を作る為、有底
筒状ケース7が一体となり振動せず振動歪を発生しやす
くなる。このことにより、図4に示す如く、電気的入力
信号が終了後の残響信号に於いて、歪んだ状態で減衰が
発生する。よって、電気的入力信号が終了後の残響に於
いて、終了後の時間と残響との関係が不安定となる。こ
のことは、有底筒状ケース7内に充填及び挿入する発泡
弾性体4、シリコン弾性体6の構造バラツキにより残響
が不安定となることを意味する。これは、超音波センサ
を送信、受信して障害物を検出するにあたり、残響が不
安定であると障害物を検出できる距離が不安定と問題が
発生する。更に、圧電振動素子2と有底筒状ケース7の
2ヶ所より取り出される入出力リード5に於いては、シ
リコン弾性体を充填し、ホールドされているので、引っ
ぱり強度が弱く断線の恐れが有り信頼性に欠ける。
【0004】
【課題を解決するための手段】有底筒状ケースの底面内
部に圧電振動素子を接着し、圧電振動子上面を発泡弾性
体で覆いその他のケース内底面、側面を含む有底筒状ケ
ース内をシリコン弾性体で充填する。更に、有底筒状ケ
ース内から取り出せれる入出力リードに於いて、有底筒
状ケース内にリード線と一体となるストッパーを設け、
このストッパーを含め有底筒状ケース内をシリコン弾性
体で充填する。
部に圧電振動素子を接着し、圧電振動子上面を発泡弾性
体で覆いその他のケース内底面、側面を含む有底筒状ケ
ース内をシリコン弾性体で充填する。更に、有底筒状ケ
ース内から取り出せれる入出力リードに於いて、有底筒
状ケース内にリード線と一体となるストッパーを設け、
このストッパーを含め有底筒状ケース内をシリコン弾性
体で充填する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明に関わる超音
波センサを説明する断面図である。図1に示す様に有底
筒状ケース7の底面内部に接着剤1を用いて圧電振動素
子2を接着する。圧電振動素子2の接着裏面より、入出
力リード5の一端5aを半田付けし取り出し、且つ、こ
の面に有底筒状ケース7の内に充填するシリコン弾性体
6が入り込まないように、予めリング状シリコン弾性体
3を圧電振動素子2の周囲に形成し、その上に発泡弾性
体4を装着する。この発泡弾性体4と有底筒状ケース7
の内壁には、シリコン弾性体6の充填が可能な隙間をも
たせる。入出力リード5のもう一端5bはケース7より
半田付けし、取り出す。この様にして形成された有底筒
状ケース7の内部を入出力リード線5を含め、シリコン
弾性体6で充填する。更に、入出力リード5の引っ張り
強度をUPする為、図2に示す様にリードスットパー8
を設け、これも含め、シリコン弾性体6で充填する。リ
ードスットパー8は、有底筒状ケース7内壁及び発泡弾
性体4に触れないように設定する。リードスットパーは
円板状とした。リードストッパー7の形状は円板状、角
板状、球状、多面体等、シリコン弾性体6で充填され負
荷となる形状であればよい。
波センサを説明する断面図である。図1に示す様に有底
筒状ケース7の底面内部に接着剤1を用いて圧電振動素
子2を接着する。圧電振動素子2の接着裏面より、入出
力リード5の一端5aを半田付けし取り出し、且つ、こ
の面に有底筒状ケース7の内に充填するシリコン弾性体
6が入り込まないように、予めリング状シリコン弾性体
3を圧電振動素子2の周囲に形成し、その上に発泡弾性
体4を装着する。この発泡弾性体4と有底筒状ケース7
の内壁には、シリコン弾性体6の充填が可能な隙間をも
たせる。入出力リード5のもう一端5bはケース7より
半田付けし、取り出す。この様にして形成された有底筒
状ケース7の内部を入出力リード線5を含め、シリコン
弾性体6で充填する。更に、入出力リード5の引っ張り
強度をUPする為、図2に示す様にリードスットパー8
を設け、これも含め、シリコン弾性体6で充填する。リ
ードスットパー8は、有底筒状ケース7内壁及び発泡弾
性体4に触れないように設定する。リードスットパーは
円板状とした。リードストッパー7の形状は円板状、角
板状、球状、多面体等、シリコン弾性体6で充填され負
荷となる形状であればよい。
【0006】
【発明の効果】図5に示す様に、駆動入力信号終了後の
残響がケースの内部にシリコン弾性体を充填することで
一体の振動となり減衰振動をする。よって、減衰振動が
安定化し残響の時間が一定化する為、障害物を検出する
距離が安定化する。
残響がケースの内部にシリコン弾性体を充填することで
一体の振動となり減衰振動をする。よって、減衰振動が
安定化し残響の時間が一定化する為、障害物を検出する
距離が安定化する。
【図1】本発明の実施例に関わる超音波センサの断面図
【図2】本発明の実施例に関わる超音波センサの断面図
【図3】従来の超音波センサの断面図
【図4】従来の超音波センサの残響
【図5】本発明の超音波センサの残響
1 接着剤 2 圧電振動素子 3 リング状シリコン弾性体 4 発泡弾性体 5 入出力リード 6 シリコン弾性体 7 有底筒状ケース 8 リードストッパー
Claims (2)
- 【請求項1】 有底筒状ケースの底面内部の圧電振動素
子を接着してなる超音波センサに於いて、圧電振動素子
上面を発泡弾性体で覆いその他の有底筒状ケースの内底
面、側面を含む有底筒状ケース内をシリコン弾性体で充
填することを特徴とする超音波センサ。 - 【請求項2】 ケース内から取り出される入出力リード
線に於いて、有底筒状ケース内にリード線と一体となる
リードストッパーを設け、このストッパーを含め有底筒
状ケース内をシリコン弾性体で充填する請求項1の超音
波センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000256503A JP2002078089A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 超音波センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000256503A JP2002078089A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 超音波センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078089A true JP2002078089A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18745105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000256503A Pending JP2002078089A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 超音波センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078089A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006189364A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Olympus Corp | 渦流探傷マルチコイル式プローブ及びその製造方法 |
US7392705B2 (en) | 2005-03-29 | 2008-07-01 | Denso Corporation | Ultrasonic sensor |
US7461555B2 (en) * | 2004-04-26 | 2008-12-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Ultrasonic sensor |
CN102353951A (zh) * | 2010-05-28 | 2012-02-15 | 株式会社村田制作所 | 超声波传感器 |
EP1988742B1 (en) * | 2006-02-14 | 2021-03-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ultrasonic sensor and fabrication method thereof |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000256503A patent/JP2002078089A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7461555B2 (en) * | 2004-04-26 | 2008-12-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Ultrasonic sensor |
JP2006189364A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Olympus Corp | 渦流探傷マルチコイル式プローブ及びその製造方法 |
JP4608322B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2011-01-12 | オリンパス株式会社 | 渦流探傷マルチコイル式プローブの製造方法 |
US7392705B2 (en) | 2005-03-29 | 2008-07-01 | Denso Corporation | Ultrasonic sensor |
EP1988742B1 (en) * | 2006-02-14 | 2021-03-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ultrasonic sensor and fabrication method thereof |
CN102353951A (zh) * | 2010-05-28 | 2012-02-15 | 株式会社村田制作所 | 超声波传感器 |
US9003887B2 (en) | 2010-05-28 | 2015-04-14 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ultrasonic sensor |
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