JP2002077914A - 画像復号化装置及び画像復号化方法 - Google Patents
画像復号化装置及び画像復号化方法Info
- Publication number
- JP2002077914A JP2002077914A JP2000264198A JP2000264198A JP2002077914A JP 2002077914 A JP2002077914 A JP 2002077914A JP 2000264198 A JP2000264198 A JP 2000264198A JP 2000264198 A JP2000264198 A JP 2000264198A JP 2002077914 A JP2002077914 A JP 2002077914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- image
- block noise
- decoded
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像を処理する場合に処理効率の向上
を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現するこ
とができる画像復号化装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の画像復号化装置は、複数ブロ
ックに分割され、分割されたブロック毎に直交変換、量
子化、および可変長符号を用いて圧縮された画像データ
を可変長復号する可変長復号化手段と、可変長復号化手
段によって復号化された画像データを逆量子化する逆量
子化手段と、逆量子化手段によって逆量子化された画像
データを逆直交変換することで復号画像データを生成す
る逆直交変換手段と、復号画像データから所定の画像デ
ータを抽出する画像処理を行う制御手段と、制御手段で
抽出した画像データのブロック境界部分に対してブロッ
クノイズを除去するブロックノイズ除去手段と、を具備
した形態を採る。
を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現するこ
とができる画像復号化装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の画像復号化装置は、複数ブロ
ックに分割され、分割されたブロック毎に直交変換、量
子化、および可変長符号を用いて圧縮された画像データ
を可変長復号する可変長復号化手段と、可変長復号化手
段によって復号化された画像データを逆量子化する逆量
子化手段と、逆量子化手段によって逆量子化された画像
データを逆直交変換することで復号画像データを生成す
る逆直交変換手段と、復号画像データから所定の画像デ
ータを抽出する画像処理を行う制御手段と、制御手段で
抽出した画像データのブロック境界部分に対してブロッ
クノイズを除去するブロックノイズ除去手段と、を具備
した形態を採る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロック分割され
た画像をDCT(離散コサイン変換)などの直交変換後
に量子化し、更に可変長符号化した画像信号を画像に復
号化する画像復号化装置に関し、特に復号化された後の
画像のブロックノイズ除去を行う画像復号化装置に関す
る。
た画像をDCT(離散コサイン変換)などの直交変換後
に量子化し、更に可変長符号化した画像信号を画像に復
号化する画像復号化装置に関し、特に復号化された後の
画像のブロックノイズ除去を行う画像復号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、画像情報はデータ量が多く、特に
動画像は膨大なデータ量を有している。従って、従来よ
り、このような画像情報を伝送・記録するためには何ら
かの高能率圧縮を行うことが必須である。画像データの
高能率圧縮処理としてはDCTなどの直交変換を利用し
た技術が一般的である。しかし、この技術は画像データ
をブロック毎に分割・直交変換・量子化・符号化を行う
ため、復号する際にブロックノイズが発生する。
動画像は膨大なデータ量を有している。従って、従来よ
り、このような画像情報を伝送・記録するためには何ら
かの高能率圧縮を行うことが必須である。画像データの
高能率圧縮処理としてはDCTなどの直交変換を利用し
た技術が一般的である。しかし、この技術は画像データ
をブロック毎に分割・直交変換・量子化・符号化を行う
ため、復号する際にブロックノイズが発生する。
【0003】このため、従来の画像復号化装置では、復
号した画像情報のブロックノイズを除去した画像情報に
対してスケーリングやトリミング等を行っている。
号した画像情報のブロックノイズを除去した画像情報に
対してスケーリングやトリミング等を行っている。
【0004】図22に、一般的な画像復号化装置のブロ
ック図を示す。この画像復号化装置は、符号化画像信号
A2から、再生画像信号B2を生成するものである。伝
送されてきた符号化画像信号A2は、可変長復号化部2
1により可変長復号化が行われる。次に、可変長復号化
が行われた画像情報は、逆量子化部22により、可変長
復号化部21で復号化されることによって得られた符号
化時の量子化ステップ幅で逆量子化が行われる。さら
に、このようにして逆量子化が行われた画像情報は、逆
直交変換部23によりIDCT(逆離散コサイン変換)
などの逆直交変換が行われ、中間画像信号B2として出
力される。ここで、動き保証およびフレーム間符号化に
関しては本発明に直接関係ないので、本発明における図
面中の構成例には含まれていない。
ック図を示す。この画像復号化装置は、符号化画像信号
A2から、再生画像信号B2を生成するものである。伝
送されてきた符号化画像信号A2は、可変長復号化部2
1により可変長復号化が行われる。次に、可変長復号化
が行われた画像情報は、逆量子化部22により、可変長
復号化部21で復号化されることによって得られた符号
化時の量子化ステップ幅で逆量子化が行われる。さら
に、このようにして逆量子化が行われた画像情報は、逆
直交変換部23によりIDCT(逆離散コサイン変換)
などの逆直交変換が行われ、中間画像信号B2として出
力される。ここで、動き保証およびフレーム間符号化に
関しては本発明に直接関係ないので、本発明における図
面中の構成例には含まれていない。
【0005】このとき、直交変換および量子化は非可逆
変換であるため画像復号化装置により得られた中間画像
信号B2は誤差を含んでいる。特に量子化/逆量子化に
よる量子化誤差が再生画像信号の画質劣化の原因となっ
ている。このため、量子化ステップ幅が大きいほど量子
化誤差は大きくなり、再生画像信号の画質劣化が目立つ
ようになる。
変換であるため画像復号化装置により得られた中間画像
信号B2は誤差を含んでいる。特に量子化/逆量子化に
よる量子化誤差が再生画像信号の画質劣化の原因となっ
ている。このため、量子化ステップ幅が大きいほど量子
化誤差は大きくなり、再生画像信号の画質劣化が目立つ
ようになる。
【0006】このノイズは8×8の画素より構成される
ブロックの、境界部分に発生する画素値の不連続を原因
とするブロックノイズであるため、視覚的にタイル状の
ノイズに感じられる。このブロックノイズを除去するた
めに、水平方向ブロックノイズ除去部24、垂直方向ブ
ロックノイズ除去部25を有するブロックノイズ除去部
20が設けられている。
ブロックの、境界部分に発生する画素値の不連続を原因
とするブロックノイズであるため、視覚的にタイル状の
ノイズに感じられる。このブロックノイズを除去するた
めに、水平方向ブロックノイズ除去部24、垂直方向ブ
ロックノイズ除去部25を有するブロックノイズ除去部
20が設けられている。
【0007】まず、水平方向ブロックノイズ除去部24
が、中間画像信号B2の8画素毎のブロックエッジを検
出する。そして、このブロックエッジに生じる水平方向
のブロックノイズに対して重み付け平均を取るなどして
急激な変化を緩和させる。次に、水平方向ブロックノイ
ズ除去部24の出力に対して、垂直方向ブロックノイズ
除去部25が、垂直方向のブロックノイズを同様な方法
で除去する。こうすることで、中間画像信号B2の水平
方向・垂直方向のブロックノイズを除去することができ
る。
が、中間画像信号B2の8画素毎のブロックエッジを検
出する。そして、このブロックエッジに生じる水平方向
のブロックノイズに対して重み付け平均を取るなどして
急激な変化を緩和させる。次に、水平方向ブロックノイ
ズ除去部24の出力に対して、垂直方向ブロックノイズ
除去部25が、垂直方向のブロックノイズを同様な方法
で除去する。こうすることで、中間画像信号B2の水平
方向・垂直方向のブロックノイズを除去することができ
る。
【0008】また、最後に画像を指定のサイズに加工す
る場合には、スケーリング部27がスケールリングパラ
メータ設定部26に格納されたスケーリングパラメータ
を用いてスケーリングする。また、スケーリング部27
は、画像の間引き処理、もしくはタップフィルタによる
ダウンサンプル処理を行いフレームメモリ28に出力す
ることで、スケーリングを行っている。そして、フレー
ムメモリ28に蓄積された画像は、モニターや、プリン
ターなどに出力される。このようにして、所定の大きさ
にスケーリングされた画像を出力することができる。
る場合には、スケーリング部27がスケールリングパラ
メータ設定部26に格納されたスケーリングパラメータ
を用いてスケーリングする。また、スケーリング部27
は、画像の間引き処理、もしくはタップフィルタによる
ダウンサンプル処理を行いフレームメモリ28に出力す
ることで、スケーリングを行っている。そして、フレー
ムメモリ28に蓄積された画像は、モニターや、プリン
ターなどに出力される。このようにして、所定の大きさ
にスケーリングされた画像を出力することができる。
【0009】また、これらの画像処理を実現する方法と
して、特開平10−191329号公報に記載されたも
のが知られている。
して、特開平10−191329号公報に記載されたも
のが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像復号化装置は、全ての復号画像に対
して水平・垂直方向のブロックノイズ除去を行ってから
スケーリングやトリミングなどの画像処理を行ってい
る。このため、スケーリング等の画像処理する際に間引
かれたりして省かれる画素に対してもブロックノイズ除
去が行われている。つまり、ブロックノイズ除去を行う
必要がない画素にまでブロックノイズ処理をしている。
このようにして、従来の復号化装置においては、無駄な
処理が生じ、処理効率の低下を招くという問題がある。
たような従来の画像復号化装置は、全ての復号画像に対
して水平・垂直方向のブロックノイズ除去を行ってから
スケーリングやトリミングなどの画像処理を行ってい
る。このため、スケーリング等の画像処理する際に間引
かれたりして省かれる画素に対してもブロックノイズ除
去が行われている。つまり、ブロックノイズ除去を行う
必要がない画素にまでブロックノイズ処理をしている。
このようにして、従来の復号化装置においては、無駄な
処理が生じ、処理効率の低下を招くという問題がある。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、画像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共
に、ブロックノイズ除去を同時に実現することができる
画像復号化装置を提供することを目的とする。
で、画像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共
に、ブロックノイズ除去を同時に実現することができる
画像復号化装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像復号化装置
は、複数ブロックに分割され、分割されたブロック毎に
直交変換、量子化、および可変長符号を用いて圧縮され
た画像データを可変長復号する可変長復号化手段と、前
記可変長復号化手段によって復号化された前記画像デー
タを逆量子化する逆量子化手段と、前記逆量子化手段に
よって逆量子化された前記画像データを逆直交変換する
ことで復号画像データを生成する逆直交変換手段と、前
記復号画像データから所定の画像データを抽出する画像
処理を行う制御手段と、前記制御手段で抽出した画像デ
ータのブロック境界部分に対してブロックノイズを除去
するブロックノイズ除去手段と、を具備した構成を採
る。
は、複数ブロックに分割され、分割されたブロック毎に
直交変換、量子化、および可変長符号を用いて圧縮され
た画像データを可変長復号する可変長復号化手段と、前
記可変長復号化手段によって復号化された前記画像デー
タを逆量子化する逆量子化手段と、前記逆量子化手段に
よって逆量子化された前記画像データを逆直交変換する
ことで復号画像データを生成する逆直交変換手段と、前
記復号画像データから所定の画像データを抽出する画像
処理を行う制御手段と、前記制御手段で抽出した画像デ
ータのブロック境界部分に対してブロックノイズを除去
するブロックノイズ除去手段と、を具備した構成を採
る。
【0013】この構成によれば、画像処理に必要な画像
データのみにブロックノイズ処理を行うことができる。
これにより、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまで
ブロックノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、
画像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブ
ロックノイズ除去を同時に実現することができる。
データのみにブロックノイズ処理を行うことができる。
これにより、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまで
ブロックノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、
画像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブ
ロックノイズ除去を同時に実現することができる。
【0014】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、ブロックノイズ除去手段のオン・オフを制
御するブロックノイズ除去制御手段を具備した構成を採
る。
成において、ブロックノイズ除去手段のオン・オフを制
御するブロックノイズ除去制御手段を具備した構成を採
る。
【0015】この構成によれば、復号画像データに、水
平および垂直ブロックノイズ除去を行わずにスケーリン
グすることができる。画像データの量子化ステップ幅が
小さく量子化誤差が小さい場合にはブロックノイズによ
る画質劣化が目立たなくなるため、ブロックノイズ除去
を行わなくても画質が落ちない。よって、画像データの
量子化ステップ幅が小さく量子化誤差が小さい場合に
は、ブロックノイズ除去をオフにすることで、処理負荷
の軽減を図ることができる。
平および垂直ブロックノイズ除去を行わずにスケーリン
グすることができる。画像データの量子化ステップ幅が
小さく量子化誤差が小さい場合にはブロックノイズによ
る画質劣化が目立たなくなるため、ブロックノイズ除去
を行わなくても画質が落ちない。よって、画像データの
量子化ステップ幅が小さく量子化誤差が小さい場合に
は、ブロックノイズ除去をオフにすることで、処理負荷
の軽減を図ることができる。
【0016】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、前記画像処理は、前記復号画像データから
所定の画像データを間引く処理をするスケーリング処理
であるという構成を採る。
成において、前記画像処理は、前記復号画像データから
所定の画像データを間引く処理をするスケーリング処理
であるという構成を採る。
【0017】この構成によれば、スケーリングで間引き
処理する間引き対象データに対するブロックノイズ除去
を行うことなく復号画像のブロックノイズを除去でき、
かつ所望の解像度の画像を効率良く得ることができる。
処理する間引き対象データに対するブロックノイズ除去
を行うことなく復号画像のブロックノイズを除去でき、
かつ所望の解像度の画像を効率良く得ることができる。
【0018】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、前記復号画像データの垂直方向または水平
方向に対するブロックノイズを除去した画像データの水
平方向または垂直方向の間引きを行うことでスケーリン
グを行った後に、当該スケーリングを行った画像データ
の水平方向もしくは垂直方向に対するブロックノイズを
除去するという構成を採る。
成において、前記復号画像データの垂直方向または水平
方向に対するブロックノイズを除去した画像データの水
平方向または垂直方向の間引きを行うことでスケーリン
グを行った後に、当該スケーリングを行った画像データ
の水平方向もしくは垂直方向に対するブロックノイズを
除去するという構成を採る。
【0019】この構成により、復号画像データの垂直方
向または水平方向への間引き対象データに対する垂直方
向または水平方向のブロックノイズ除去を行うことなく
復号画像のブロックノイズを除去できると共に、所望の
スケーリングの画像を効率良く得ることができる。ま
た、このように、復号画像データに水平方向または垂直
方向のブロックノイズ除去を行うことにより、ブロック
ノイズの多い復号画像データに対しても十分ノイズを除
去できる。
向または水平方向への間引き対象データに対する垂直方
向または水平方向のブロックノイズ除去を行うことなく
復号画像のブロックノイズを除去できると共に、所望の
スケーリングの画像を効率良く得ることができる。ま
た、このように、復号画像データに水平方向または垂直
方向のブロックノイズ除去を行うことにより、ブロック
ノイズの多い復号画像データに対しても十分ノイズを除
去できる。
【0020】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、前記復号画像データの水平方向および垂直
方向の間引きを行うことでスケーリングを行った後に、
当該スケーリングを行った画像データのブロックノイズ
を除去するという構成を採る。
成において、前記復号画像データの水平方向および垂直
方向の間引きを行うことでスケーリングを行った後に、
当該スケーリングを行った画像データのブロックノイズ
を除去するという構成を採る。
【0021】この構成により、復号画像データの垂直方
向および水平方向への間引き対象データに対する垂直方
向および水平方向のブロックノイズ除去を行うことな
く、所望のスケーリング画像を得ることができる。この
構成は、ブロックノイズが少なく、多くのデータを間引
いても画質が保てるような画像データに適している。
向および水平方向への間引き対象データに対する垂直方
向および水平方向のブロックノイズ除去を行うことな
く、所望のスケーリング画像を得ることができる。この
構成は、ブロックノイズが少なく、多くのデータを間引
いても画質が保てるような画像データに適している。
【0022】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、前記画像処理は、前記復号画像が表示可能
領域を越えてしまう場合に、前記逆直交変換手段によっ
て変換された前記画像データのうち表示可能領域に入る
画像データを抽出する処理を行うトリミングであるとい
う構成を採る。
成において、前記画像処理は、前記復号画像が表示可能
領域を越えてしまう場合に、前記逆直交変換手段によっ
て変換された前記画像データのうち表示可能領域に入る
画像データを抽出する処理を行うトリミングであるとい
う構成を採る。
【0023】この構成によれば、復号画像データの表示
対象領域にのみ、つまり画像処理に必要な画像データに
のみブロックノイズ処理を行うことができる。これによ
り、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブロック
ノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画像を処
理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロックノ
イズ除去を同時に実現することができる。
対象領域にのみ、つまり画像処理に必要な画像データに
のみブロックノイズ処理を行うことができる。これによ
り、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブロック
ノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画像を処
理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロックノ
イズ除去を同時に実現することができる。
【0024】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、複数の前記復号画像データがある場合に前
記復号画像データの表示優先度を制御する表示優先度制
御手段を具備し、前記画像処理は前記複数の復号画像デ
ータのうち表示優先度の関係上表示される画像データを
抽出するトリミング処理であるという構成を採る。
成において、複数の前記復号画像データがある場合に前
記復号画像データの表示優先度を制御する表示優先度制
御手段を具備し、前記画像処理は前記複数の復号画像デ
ータのうち表示優先度の関係上表示される画像データを
抽出するトリミング処理であるという構成を採る。
【0025】この構成によれば、複数の復号画像データ
が入力されたとしても、それぞれの復号画像データの表
示優先度により表示される復号画像データを判定し、つ
まり画像処理に必要な画像データにのみブロックノイズ
処理を行うことができる。これにより、ブロックノイズ
処理が不必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなく
てもよくなる。この結果、画像を処理する場合に処理効
率の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実
現することができる。
が入力されたとしても、それぞれの復号画像データの表
示優先度により表示される復号画像データを判定し、つ
まり画像処理に必要な画像データにのみブロックノイズ
処理を行うことができる。これにより、ブロックノイズ
処理が不必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなく
てもよくなる。この結果、画像を処理する場合に処理効
率の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実
現することができる。
【0026】また、本発明の画像復号化装置は、上記構
成において、前記表示可能領域中に、前記復号画像デー
タが表示されない復号画像非描画領域が存在する場合、
前記復号画像非描画領域に対して背景データを描画する
背景描画手段を具備した構成を採る。
成において、前記表示可能領域中に、前記復号画像デー
タが表示されない復号画像非描画領域が存在する場合、
前記復号画像非描画領域に対して背景データを描画する
背景描画手段を具備した構成を採る。
【0027】この構成によれば、復号画像データと背景
画像が入力されたとしても、背景画像の背景描画パラメ
ータにより表示される背景画像データを判定し、つまり
画像処理に必要な画像データにのみブロックノイズ処理
を行うことができる。これにより、ブロックノイズ処理
が不必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなくても
よくなる。この結果、画像を処理する場合に処理効率の
向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現す
ることができる。
画像が入力されたとしても、背景画像の背景描画パラメ
ータにより表示される背景画像データを判定し、つまり
画像処理に必要な画像データにのみブロックノイズ処理
を行うことができる。これにより、ブロックノイズ処理
が不必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなくても
よくなる。この結果、画像を処理する場合に処理効率の
向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現す
ることができる。
【0028】また、本発明は、複数ブロックに分割さ
れ、分割されたブロック毎に直交変換、量子化、および
可変長符号を用いて圧縮された画像データを可変長復号
した可変長復号画像データを生成し、前記可変長復号画
像データを逆量子化して逆量子化画像データを生成し、
前記逆量子化画像データを逆直交変換することで復号画
像データを生成し、前記復号画像データから所定の前記
ブロックを抽出する所定の画像処理を行い、前記抽出し
たブロックのブロック境界部分に対してブロックノイズ
を除去することを特徴とする画像復号化方法である。
れ、分割されたブロック毎に直交変換、量子化、および
可変長符号を用いて圧縮された画像データを可変長復号
した可変長復号画像データを生成し、前記可変長復号画
像データを逆量子化して逆量子化画像データを生成し、
前記逆量子化画像データを逆直交変換することで復号画
像データを生成し、前記復号画像データから所定の前記
ブロックを抽出する所定の画像処理を行い、前記抽出し
たブロックのブロック境界部分に対してブロックノイズ
を除去することを特徴とする画像復号化方法である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる画像復号化
装置について説明する。本発明の画像復号化装置は、従
来の画像復号化装置がスケーリングやトリミング等の画
像処理を行う際に省かれてしまう画象データに対しても
ブロックノイズ処理を行っているという点に着目してな
されたものである。これを解決するために、本発明の画
像復号化装置は、ブロックノイズ処理に先だって、スケ
ーリングやトリミング等の画像処理を行っている。この
ように本画像復号化装置は、画像処理を行うことで省か
れてしまう画像データに対してはブロックノイズ処理を
行わないようにしたものである。
装置について説明する。本発明の画像復号化装置は、従
来の画像復号化装置がスケーリングやトリミング等の画
像処理を行う際に省かれてしまう画象データに対しても
ブロックノイズ処理を行っているという点に着目してな
されたものである。これを解決するために、本発明の画
像復号化装置は、ブロックノイズ処理に先だって、スケ
ーリングやトリミング等の画像処理を行っている。この
ように本画像復号化装置は、画像処理を行うことで省か
れてしまう画像データに対してはブロックノイズ処理を
行わないようにしたものである。
【0030】以下、本発明の実施の形態にかかる画像復
号化装置について添付図面を使用して詳細に説明する。
号化装置について添付図面を使用して詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。画像復号化装置には、画像復号化手段として、
可変長復号化部11と、逆量子化部12と、逆直交変換
部13とが設けられている。可変長復号化部11は、複
数ブロックに分割され、分割されたブロック毎に直交変
換、量子化、および可変長符号を用いて圧縮された画像
データA1のブロック毎の符号データを復号する手段で
ある。逆量子化部12は、可変長復号化部11により復
号されることで得られる符号化側で用いられた量子化ス
テップ幅により逆量子化を行う手段である。また、逆直
交変換部13は、逆量子化されたデータを逆直交変換
し、復号化された復号化画像B1としてブロックノイズ
除去部10に供給する。
形態1にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。画像復号化装置には、画像復号化手段として、
可変長復号化部11と、逆量子化部12と、逆直交変換
部13とが設けられている。可変長復号化部11は、複
数ブロックに分割され、分割されたブロック毎に直交変
換、量子化、および可変長符号を用いて圧縮された画像
データA1のブロック毎の符号データを復号する手段で
ある。逆量子化部12は、可変長復号化部11により復
号されることで得られる符号化側で用いられた量子化ス
テップ幅により逆量子化を行う手段である。また、逆直
交変換部13は、逆量子化されたデータを逆直交変換
し、復号化された復号化画像B1としてブロックノイズ
除去部10に供給する。
【0032】ブロックノイズ除去部10は、複合化画像
B1のブロックノイズを除去すると共に、スケーリング
パラメータ設定部17に格納されたスケーリング率等の
情報に基づいてスケーリングし、フレームメモリ16に
出力する。
B1のブロックノイズを除去すると共に、スケーリング
パラメータ設定部17に格納されたスケーリング率等の
情報に基づいてスケーリングし、フレームメモリ16に
出力する。
【0033】フレームメモリ16は、ブロックノイズ除
去部10から送られてきた画像データを一旦蓄積し、1
フレーム分貯めたら最終的な画像データC1としてモニ
ターやプリンターなどの画像掲示手段に出力する。
去部10から送られてきた画像データを一旦蓄積し、1
フレーム分貯めたら最終的な画像データC1としてモニ
ターやプリンターなどの画像掲示手段に出力する。
【0034】ここで、実施の形態1にかかるブロックノ
イズ除去部10の詳細ブロック図を図2に示す。ブロッ
クノイズ除去部10には、ブロックノイズ除去手段とし
て、水平方向ブロックノイズ除去部32と、垂直方向ブ
ロックノイズ除去部34とが設けられている。水平方向
ブロックノイズ除去部32は、水平方向のブロックエッ
ジを検出し、水平方向のブロックノイズを除去する。ま
た、垂直方向ブロックノイズ除去部34は、垂直方向の
ブロックエッジを検出し、垂直方向のブロックノイズを
除去する。
イズ除去部10の詳細ブロック図を図2に示す。ブロッ
クノイズ除去部10には、ブロックノイズ除去手段とし
て、水平方向ブロックノイズ除去部32と、垂直方向ブ
ロックノイズ除去部34とが設けられている。水平方向
ブロックノイズ除去部32は、水平方向のブロックエッ
ジを検出し、水平方向のブロックノイズを除去する。ま
た、垂直方向ブロックノイズ除去部34は、垂直方向の
ブロックエッジを検出し、垂直方向のブロックノイズを
除去する。
【0035】また、ブロックノイズ除去部10には、画
像処理中の画像データを一時格納するワークメモリ3
1、33、35が設けられている。
像処理中の画像データを一時格納するワークメモリ3
1、33、35が設けられている。
【0036】また、ブロックノイズ除去部10には、ス
ケーリングパラメータ設定部17により指示されたスケ
ーリングパラメータにより、水平方向ブロックノイズ除
去部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワーク
メモリ31、33、35に対する画像の入出力アドレス
・入出力パターンを制御する主制御部30が設けられて
いる。
ケーリングパラメータ設定部17により指示されたスケ
ーリングパラメータにより、水平方向ブロックノイズ除
去部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワーク
メモリ31、33、35に対する画像の入出力アドレス
・入出力パターンを制御する主制御部30が設けられて
いる。
【0037】以下、ブロックノイズ除去部10の動作に
ついて説明する。復号化された画像データB1は、一
旦、ワークメモリ31に格納される。主制御部30は、
ワークメモリ31から復号化された画像データB1を読
み出し、水平方向ブロックノイズ除去部32に送る。水
平方向ブロックノイズ除去部32は、送られてきた復号
化された画像データB1の水平方向のブロックの検出お
よび水平方向のノイズの除去を行う。水平方向のブロッ
クノイズを除去された画像データは、ワークメモリ33
に出力される。
ついて説明する。復号化された画像データB1は、一
旦、ワークメモリ31に格納される。主制御部30は、
ワークメモリ31から復号化された画像データB1を読
み出し、水平方向ブロックノイズ除去部32に送る。水
平方向ブロックノイズ除去部32は、送られてきた復号
化された画像データB1の水平方向のブロックの検出お
よび水平方向のノイズの除去を行う。水平方向のブロッ
クノイズを除去された画像データは、ワークメモリ33
に出力される。
【0038】そして、次に、ワークメモリ33に格納さ
れた画像データは、主制御部30により読み出され、垂
直方向ブロックノイズ除去部34に送られる。垂直方向
ブロックノイズ除去部34は、送られてきた画像データ
の垂直方向のブロックエッジを検出および垂直方向のブ
ロックノイズの除去を行う。垂直方向のブロックノイズ
を除去された画像データはワークメモリ35に出力され
る。そして、最終的に画像データC2としてフレームメ
モリ16に出力される。
れた画像データは、主制御部30により読み出され、垂
直方向ブロックノイズ除去部34に送られる。垂直方向
ブロックノイズ除去部34は、送られてきた画像データ
の垂直方向のブロックエッジを検出および垂直方向のブ
ロックノイズの除去を行う。垂直方向のブロックノイズ
を除去された画像データはワークメモリ35に出力され
る。そして、最終的に画像データC2としてフレームメ
モリ16に出力される。
【0039】この際、主制御部30は、指示されたスケ
ーリングパラメータにより水平方向ブロックノイズ除去
部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメ
モリ31,33,35およびフレームメモリ35に対す
る画像の入出力アドレス・入出力パターンを制御する。
ーリングパラメータにより水平方向ブロックノイズ除去
部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメ
モリ31,33,35およびフレームメモリ35に対す
る画像の入出力アドレス・入出力パターンを制御する。
【0040】次に、具体的に、スケーリングパラメータ
として画像解像度1/2が指示された場合の動作につい
て、図3を用いて説明する。
として画像解像度1/2が指示された場合の動作につい
て、図3を用いて説明する。
【0041】図3において、対象画像が8×8画素のブ
ロックサイズの場合を考える。まず、主制御部30は、
ワークメモリ31から画像データ41を水平方向に1行
づつ(計8行)読み出し、水平方向ブロックノイズ除去
部32に入力する。そして、水平方向ブロックノイズ除
去部32が、水平方向のブロックノイズを除去した画像
データ42を、ワークメモリ33に出力する。
ロックサイズの場合を考える。まず、主制御部30は、
ワークメモリ31から画像データ41を水平方向に1行
づつ(計8行)読み出し、水平方向ブロックノイズ除去
部32に入力する。そして、水平方向ブロックノイズ除
去部32が、水平方向のブロックノイズを除去した画像
データ42を、ワークメモリ33に出力する。
【0042】次に、主制御部30は、指示されたスケー
リングパラメータにより、画像データ42を間引く処理
をする。具体的には、スケーリングパラメータが解像度
1/2を示すので、主制御部30はワークメモリ33に
格納された画像データ42を水平方向に1列おきに(計
4列)抽出し、垂直方向ブロックノイズ除去部34に入
力する。このように、画象データ42を1列おきに抽出
することで、画像データ42を1/2に縮小できる。
リングパラメータにより、画像データ42を間引く処理
をする。具体的には、スケーリングパラメータが解像度
1/2を示すので、主制御部30はワークメモリ33に
格納された画像データ42を水平方向に1列おきに(計
4列)抽出し、垂直方向ブロックノイズ除去部34に入
力する。このように、画象データ42を1列おきに抽出
することで、画像データ42を1/2に縮小できる。
【0043】次に、垂直方向ブロックノイズ除去部34
は、送られてきた画像データの垂直方向のブロックノイ
ズを除去する。これにより、垂直方向ブロックノイズ除
去部34から垂直方向の間引き処理を行い、かつブロッ
クノイズ除去処理を行った画像データ43をワークメモ
リ35に出力する。
は、送られてきた画像データの垂直方向のブロックノイ
ズを除去する。これにより、垂直方向ブロックノイズ除
去部34から垂直方向の間引き処理を行い、かつブロッ
クノイズ除去処理を行った画像データ43をワークメモ
リ35に出力する。
【0044】最後に、主制御部30は、ワークメモリ3
5からフレームメモリ16に画像データへ出力する際
に、画像データ43を垂直方向に1行おきに抽出した画
像データC2を出力する。これにより、画像データ43
の水平方向間引き処理を行う。
5からフレームメモリ16に画像データへ出力する際
に、画像データ43を垂直方向に1行おきに抽出した画
像データC2を出力する。これにより、画像データ43
の水平方向間引き処理を行う。
【0045】このように、垂直方向への間引き対象デー
タに対する垂直方向のブロックノイズ除去を行うことな
く復号画像のブロックノイズを除去でき、かつ解像度1
/2の画像データ44を効率良く得ることができる。ま
た、このように、復号画像データに水平方向のブロック
ノイズ除去を行うことにより、ブロックノイズの多い復
号画像データに対しても十分ノイズを除去できる。
タに対する垂直方向のブロックノイズ除去を行うことな
く復号画像のブロックノイズを除去でき、かつ解像度1
/2の画像データ44を効率良く得ることができる。ま
た、このように、復号画像データに水平方向のブロック
ノイズ除去を行うことにより、ブロックノイズの多い復
号画像データに対しても十分ノイズを除去できる。
【0046】なお、実施の形態1では、解像度1/2に
ついて考慮したが、1/4,1/8など他のスケーリン
グサイズの場合にも応用できる。また、解像度1/1に
ついても同装置にて間引き処理を行わないことで実現で
きる。
ついて考慮したが、1/4,1/8など他のスケーリン
グサイズの場合にも応用できる。また、解像度1/1に
ついても同装置にて間引き処理を行わないことで実現で
きる。
【0047】また、実施の形態1では、復号画像データ
から水平方向ブロックノイズを除去してから、垂直方向
ブロックノイズを除去したが、垂直方向ブロックノイズ
を除去してから、水平方向ブロックノイズを除去しても
良い。この場合、復号画像データの水平方向への間引き
対象データに対する垂直方向のブロックノイズ除去を行
うことなく、所望のスケーリング画像を得ることができ
る。
から水平方向ブロックノイズを除去してから、垂直方向
ブロックノイズを除去したが、垂直方向ブロックノイズ
を除去してから、水平方向ブロックノイズを除去しても
良い。この場合、復号画像データの水平方向への間引き
対象データに対する垂直方向のブロックノイズ除去を行
うことなく、所望のスケーリング画像を得ることができ
る。
【0048】また、実施の形態1では、復号画像データ
の水平方向のブロックノイズを除去してから垂直方向の
間引きを行ったが、垂直方向の間引きを行った後、水平
方向の間引きも行い、その後水平方向ブロックノイズ除
去および垂直方向ブロックノイズを除去しても良い。こ
の場合、復号画像データの垂直方向および水平方向への
間引き対象データに対する垂直方向および水平方向のブ
ロックノイズ除去を行うことなく、所望のスケーリング
画像を得ることができる。この形態は、ブロックノイズ
が少なく、多くのデータを間引いても画質が保てるよう
な画像データに適している。
の水平方向のブロックノイズを除去してから垂直方向の
間引きを行ったが、垂直方向の間引きを行った後、水平
方向の間引きも行い、その後水平方向ブロックノイズ除
去および垂直方向ブロックノイズを除去しても良い。こ
の場合、復号画像データの垂直方向および水平方向への
間引き対象データに対する垂直方向および水平方向のブ
ロックノイズ除去を行うことなく、所望のスケーリング
画像を得ることができる。この形態は、ブロックノイズ
が少なく、多くのデータを間引いても画質が保てるよう
な画像データに適している。
【0049】また、実施の形態1では、専用の処理部を
設けた形態で説明したが、可変長復号化部11、逆量子
化部12、逆直交変換部13、主制御部30、水平方向
ブロックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイ
ズ除去部34が行う処理をプログラムにし、CD−RO
Mなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格納
する形態であっても良い。この形態の場合、コンピュー
タに設けられたCPUがこのプログラムを読みこみ、C
PUがこのプログラムに沿って上述した各処理部の動作
を行う。これにより、あらゆるコンピュータに、実施の
形態1にかかる処理をさせることができ、汎用性が増
す。
設けた形態で説明したが、可変長復号化部11、逆量子
化部12、逆直交変換部13、主制御部30、水平方向
ブロックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイ
ズ除去部34が行う処理をプログラムにし、CD−RO
Mなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格納
する形態であっても良い。この形態の場合、コンピュー
タに設けられたCPUがこのプログラムを読みこみ、C
PUがこのプログラムに沿って上述した各処理部の動作
を行う。これにより、あらゆるコンピュータに、実施の
形態1にかかる処理をさせることができ、汎用性が増
す。
【0050】また、実施の形態1は、信号処理用プロセ
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
【0051】また、本発明は、画像端末装置として組み
込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備した移
動体通信システムや、前記画像端末装置を具備したコン
ピュータグラフィックス制御装置、および前記画像端末
装置を具備したカーナビゲーションシステムとして実現
することも可能である。
込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備した移
動体通信システムや、前記画像端末装置を具備したコン
ピュータグラフィックス制御装置、および前記画像端末
装置を具備したカーナビゲーションシステムとして実現
することも可能である。
【0052】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。なお、既に説明した部分と同一の部分について
は、同一の符番を付与し説明を省略する。
形態2にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。なお、既に説明した部分と同一の部分について
は、同一の符番を付与し説明を省略する。
【0053】ブロックノイズ除去部50は、復号化画像
データB1に対して、ブロックノイズ除去パラメータ設
定部58からのブロックノイズ除去パラメータによりブ
ロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、スケ
ーリングパラメータ設定部17に格納されたスケーリン
グ率等の情報に基づいてスケーリングし、フレームメモ
リ16に出力する。
データB1に対して、ブロックノイズ除去パラメータ設
定部58からのブロックノイズ除去パラメータによりブ
ロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、スケ
ーリングパラメータ設定部17に格納されたスケーリン
グ率等の情報に基づいてスケーリングし、フレームメモ
リ16に出力する。
【0054】ここで、実施の形態2にかかるブロックノ
イズ除去部50の詳細ブロック図を図5に示す。なお、
既に説明した部分と同一の部分については、同一の符番
を付与し説明を省略する。
イズ除去部50の詳細ブロック図を図5に示す。なお、
既に説明した部分と同一の部分については、同一の符番
を付与し説明を省略する。
【0055】ブロックノイズ除去部50には、ブロック
ノイズ除去手段として、水平方向ブロックノイズ除去部
32と、垂直方向ブロックノイズ除去部34とが設けら
れている。また、ブロックノイズ除去部50には、画像
処理中の画像データを一時格納するワークメモリ31、
33、65、67が設けられている。
ノイズ除去手段として、水平方向ブロックノイズ除去部
32と、垂直方向ブロックノイズ除去部34とが設けら
れている。また、ブロックノイズ除去部50には、画像
処理中の画像データを一時格納するワークメモリ31、
33、65、67が設けられている。
【0056】また、ブロックノイズ除去部50には、水
平方向ブロックノイズ除去部32および垂直方向ブロッ
クノイズ除去部34を適用しないパスと、水平方向ブロ
ックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイズ除
去部34を適用するパスが設けられている。セレクタ部
66は、ワークメモリ31から入力された画像データ
を、これらのどちらのパスを通すかを切り変える。
平方向ブロックノイズ除去部32および垂直方向ブロッ
クノイズ除去部34を適用しないパスと、水平方向ブロ
ックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイズ除
去部34を適用するパスが設けられている。セレクタ部
66は、ワークメモリ31から入力された画像データ
を、これらのどちらのパスを通すかを切り変える。
【0057】また、ブロックノイズ除去部50には、ス
ケーリングパラメータ設定部17により指示されたスケ
ーリングパラメータにより、水平方向ブロックノイズ除
去部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワーク
メモリ31、33、65、67に対する画像の入出力ア
ドレス・入出力パターンを制御する主制御部60が設け
られている。また、主制御部60は、ブロックノイズ除
去パラメータ設定部58のブロックノイズ除去パラメー
タに応じてセレクタ部66を制御し、セレクタ部66に
入力された画像データを水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用し
ないパスと、水平方向ブロックノイズ除去部32および
垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用するパスのど
ちらかに通すか決定する。なお、ブロックノイズ除去パ
ラメータは、ユーザーインターフェースによる画質優先
やコマ数優先などの外部からの指示や、デコードした画
像がブロックノイズ除去を必要としない場合(例えば量
子化レベルによる)などの内部的な自己判断に基づいて
決定される。
ケーリングパラメータ設定部17により指示されたスケ
ーリングパラメータにより、水平方向ブロックノイズ除
去部32、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワーク
メモリ31、33、65、67に対する画像の入出力ア
ドレス・入出力パターンを制御する主制御部60が設け
られている。また、主制御部60は、ブロックノイズ除
去パラメータ設定部58のブロックノイズ除去パラメー
タに応じてセレクタ部66を制御し、セレクタ部66に
入力された画像データを水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用し
ないパスと、水平方向ブロックノイズ除去部32および
垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用するパスのど
ちらかに通すか決定する。なお、ブロックノイズ除去パ
ラメータは、ユーザーインターフェースによる画質優先
やコマ数優先などの外部からの指示や、デコードした画
像がブロックノイズ除去を必要としない場合(例えば量
子化レベルによる)などの内部的な自己判断に基づいて
決定される。
【0058】以下、ブロックノイズ除去部50の動作に
ついて説明する。復号化された画像データB1は、一
旦、ワークメモリ31に格納される。主制御部60は、
ワークメモリ31から復号化された画像データB1を読
み出し、セレクタ部66に送る。主制御部60は、ブロ
ックノイズ除去パラメータ設定部58のブロックノイズ
除去パラメータがブロックノイズ除去をONにする情報
かOFFにする情報かにより、セレクタ部66に入力さ
れた画像データを上述した2系統のパスのうちどちらに
送るかという制御信号をセレクタ部66に送る。
ついて説明する。復号化された画像データB1は、一
旦、ワークメモリ31に格納される。主制御部60は、
ワークメモリ31から復号化された画像データB1を読
み出し、セレクタ部66に送る。主制御部60は、ブロ
ックノイズ除去パラメータ設定部58のブロックノイズ
除去パラメータがブロックノイズ除去をONにする情報
かOFFにする情報かにより、セレクタ部66に入力さ
れた画像データを上述した2系統のパスのうちどちらに
送るかという制御信号をセレクタ部66に送る。
【0059】セレクタ部66は、主制御部60からの制
御信号により、送られてきた画像データを水平方向ブロ
ックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイズ除
去部34を適用しないパスと、水平方向ブロックノイズ
除去部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34を
適用するパスに送るかを切りかえる。
御信号により、送られてきた画像データを水平方向ブロ
ックノイズ除去部32および垂直方向ブロックノイズ除
去部34を適用しないパスと、水平方向ブロックノイズ
除去部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34を
適用するパスに送るかを切りかえる。
【0060】主制御部60がセレクタ部66に入力され
た画像データを水平方向ブロックノイズ除去部32およ
び垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用するパスに
出力するにようにする制御信号をセレクタ部66に送っ
た場合、主制御部60は水平方向ブロックノイズ除去部
32、ワークメモリ63、垂直方向ブロックノイズ除去
部34、ワークメモリ65を図2に示す実施の形態1
の、水平方向ブロックノイズ除去部32、ワークメモリ
33、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモ
リ35と同様に制御する。これにより、このパスに送ら
れた画情報が実施の形態1と同様にスケーリングされ、
実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
た画像データを水平方向ブロックノイズ除去部32およ
び垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用するパスに
出力するにようにする制御信号をセレクタ部66に送っ
た場合、主制御部60は水平方向ブロックノイズ除去部
32、ワークメモリ63、垂直方向ブロックノイズ除去
部34、ワークメモリ65を図2に示す実施の形態1
の、水平方向ブロックノイズ除去部32、ワークメモリ
33、垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモ
リ35と同様に制御する。これにより、このパスに送ら
れた画情報が実施の形態1と同様にスケーリングされ、
実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
【0061】一方、主制御部60がセレクタ部66に入
力された画像データを水平方向ブロックノイズ除去部3
2および垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用しな
いパスに出力するにようにする制御信号をセレクタ部6
6に送った場合、主制御部60はワークメモリ67およ
びワークメモリ65の入出力アドレスおよび入出力パタ
ーンを実施の形態1のワークメモリ33、35に対する
入出力アドレス、入出力パターンと同じように制御す
る。これにより、セレクタ部66に入力された復号画デ
ータに対して、水平および垂直ブロックノイズ除去を行
わずにスケーリングすることができる。
力された画像データを水平方向ブロックノイズ除去部3
2および垂直方向ブロックノイズ除去部34を適用しな
いパスに出力するにようにする制御信号をセレクタ部6
6に送った場合、主制御部60はワークメモリ67およ
びワークメモリ65の入出力アドレスおよび入出力パタ
ーンを実施の形態1のワークメモリ33、35に対する
入出力アドレス、入出力パターンと同じように制御す
る。これにより、セレクタ部66に入力された復号画デ
ータに対して、水平および垂直ブロックノイズ除去を行
わずにスケーリングすることができる。
【0062】例えば、画像データの量子化ステップ幅が
小さく量子化誤差が小さい場合にはブロックノイズによ
る画質劣化が目立たなくなるため、ブロックノイズ除去
の効果が弱くなる。このため、画像データの量子化ステ
ップ幅が小さい場合、ブロックノイズ除去を行わなくて
も画質が落ちない。よって、画像データの量子化ステッ
プ幅が小さく量子化誤差が小さい場合には、ブロックノ
イズ除去をオフにすることで、処理負荷の軽減を図るこ
とができる。
小さく量子化誤差が小さい場合にはブロックノイズによ
る画質劣化が目立たなくなるため、ブロックノイズ除去
の効果が弱くなる。このため、画像データの量子化ステ
ップ幅が小さい場合、ブロックノイズ除去を行わなくて
も画質が落ちない。よって、画像データの量子化ステッ
プ幅が小さく量子化誤差が小さい場合には、ブロックノ
イズ除去をオフにすることで、処理負荷の軽減を図るこ
とができる。
【0063】また、実施の形態2も実施の形態1と同様
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部60、水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、および
セレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−R
OMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格
納する形態であっても良い。
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部60、水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、および
セレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−R
OMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格
納する形態であっても良い。
【0064】また、実施の形態2も、信号処理用プロセ
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
【0065】また、実施の形態2も、画像端末装置とし
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
【0066】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。なお、既に説明した部分と同一の部分について
は、同一の符番を付与し説明を省略する。
形態3にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック図
である。なお、既に説明した部分と同一の部分について
は、同一の符番を付与し説明を省略する。
【0067】ブロックノイズ除去部70は、復号化画像
データB1に対して、ブロックノイズ除去パラメータ設
定部58からのブロックノイズ除去パラメータによりブ
ロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、スケ
ーリングパラメータ設定部17に格納されたスケーリン
グ率等の情報に基づいてスケーリングし、フレームメモ
リ16に出力する。さらに、ブロックノイズ除去部70
は、表示位置パラメータ設定部79から送られてくる表
示位置パラメータにより、復号画像B1の描画位置が画
像表示領域からはみ出しているか判断する。そして、ブ
ロックノイズ除去部70は、この判断に応じたブロック
ノイズ除去等をする。
データB1に対して、ブロックノイズ除去パラメータ設
定部58からのブロックノイズ除去パラメータによりブ
ロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、スケ
ーリングパラメータ設定部17に格納されたスケーリン
グ率等の情報に基づいてスケーリングし、フレームメモ
リ16に出力する。さらに、ブロックノイズ除去部70
は、表示位置パラメータ設定部79から送られてくる表
示位置パラメータにより、復号画像B1の描画位置が画
像表示領域からはみ出しているか判断する。そして、ブ
ロックノイズ除去部70は、この判断に応じたブロック
ノイズ除去等をする。
【0068】ここで、実施の形態3にかかるブロックノ
イズ除去部70の詳細ブロック図を図7に示す。なお、
既に説明した部分と同一の部分については、同一の符番
を付与し説明を省略する。
イズ除去部70の詳細ブロック図を図7に示す。なお、
既に説明した部分と同一の部分については、同一の符番
を付与し説明を省略する。
【0069】実施の形態3のブロックノイズ除去部70
が実施の形態2にかかるブロックノイズ除去部50と異
なる部分は、主制御部80が表示位置パラメータ設定部
79から送られてくる表示位置パラメータに基づいた処
理をする点である。
が実施の形態2にかかるブロックノイズ除去部50と異
なる部分は、主制御部80が表示位置パラメータ設定部
79から送られてくる表示位置パラメータに基づいた処
理をする点である。
【0070】主制御部80は、指示された表示位置パラ
メータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、垂直
方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ31、3
3、65、67、フレームメモリ16に対する画像の入
出力アドレス・入出力パターンを制御する。以下、具体
的に、表示位置パラメータとして横方向オフセットと縦
方向オフセットを指示された場合の動作について説明す
る。
メータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、垂直
方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ31、3
3、65、67、フレームメモリ16に対する画像の入
出力アドレス・入出力パターンを制御する。以下、具体
的に、表示位置パラメータとして横方向オフセットと縦
方向オフセットを指示された場合の動作について説明す
る。
【0071】例えば、図8に示すように、画像表示領域
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とした場合、
復号画像の描画位置が画像表示領域からはみ出してしま
っている場合について説明する。このとき、復号画像の
表示されない領域はブロックノイズ除去を行っても意味
がない。
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とした場合、
復号画像の描画位置が画像表示領域からはみ出してしま
っている場合について説明する。このとき、復号画像の
表示されない領域はブロックノイズ除去を行っても意味
がない。
【0072】このため、主制御部80は、ワークメモリ
31からセレクタ部66に入力する復号画像データを図
8の斜線で示された処理対象領域のみとなるように制御
する。
31からセレクタ部66に入力する復号画像データを図
8の斜線で示された処理対象領域のみとなるように制御
する。
【0073】また、主制御部80は、復号画像データB
1の量子化ステップ幅が少ない場合などはセレクタ部6
6に対して復号画像データ66をワークメモリ67に送
るように制御する。一方、復号画像データB1の量子化
ステップ幅が大きい場合などはセレクタ部66に対して
復号画像データ66を水平方向ブロックノイズ除去部3
2に送るように制御する。このように、ブロックノイズ
除去部70は、復号画像データB1の描画位置が画像表
示領域内の部分に対して、実施の形態2にかかるブロッ
クノイズ除去部50の処理と同様の処理を行なう。
1の量子化ステップ幅が少ない場合などはセレクタ部6
6に対して復号画像データ66をワークメモリ67に送
るように制御する。一方、復号画像データB1の量子化
ステップ幅が大きい場合などはセレクタ部66に対して
復号画像データ66を水平方向ブロックノイズ除去部3
2に送るように制御する。このように、ブロックノイズ
除去部70は、復号画像データB1の描画位置が画像表
示領域内の部分に対して、実施の形態2にかかるブロッ
クノイズ除去部50の処理と同様の処理を行なう。
【0074】この結果、必要な領域のみをブロックノイ
ズ除去の対象とし、図9に示されるようなトリミングさ
れた画像を表示することができる。
ズ除去の対象とし、図9に示されるようなトリミングさ
れた画像を表示することができる。
【0075】また、復号画像のうち描画位置が画像表示
領域からはみ出している部分の判定は、主制御部80
が、表示位置パラメータ設定部79から指示された横方
向オフセットや縦方向オフセット、および復号画像B1
に含まれる復号画像B1のサイズ情報と、画像表示領域
のサイズを比較することで行われる。
領域からはみ出している部分の判定は、主制御部80
が、表示位置パラメータ設定部79から指示された横方
向オフセットや縦方向オフセット、および復号画像B1
に含まれる復号画像B1のサイズ情報と、画像表示領域
のサイズを比較することで行われる。
【0076】次の例では、前の例と同様に画像表示領域
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とし、図10
のように復号画像の描画位置が画像表示領域から右下方
向にはみ出してしまっている場合であって、さらにスケ
ーリングパラメータとして画像解像度1/2を指示され
た場合の動作について説明する。
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とし、図10
のように復号画像の描画位置が画像表示領域から右下方
向にはみ出してしまっている場合であって、さらにスケ
ーリングパラメータとして画像解像度1/2を指示され
た場合の動作について説明する。
【0077】このとき、解像度1/2の画像を得るため
には図中で斜線で示された処理対象領域が最低限必要に
なるため、主制御部80は、ワークメモリ31からセレ
クタ部66に入力する復号画像データが、図10の斜線
で示された処理対象領域のみとなるように制御する。
には図中で斜線で示された処理対象領域が最低限必要に
なるため、主制御部80は、ワークメモリ31からセレ
クタ部66に入力する復号画像データが、図10の斜線
で示された処理対象領域のみとなるように制御する。
【0078】また、主制御部80は、復号画像データB
1を解像度1/2の画像データにするように、ワークメ
モリ33、65もしくはワークメモリ65、67を制御
する。この結果、入力された復号画像データB1はトリ
ミングされ、かつ1/2に縮小され、図11に示される
ような画像を表示することができる。
1を解像度1/2の画像データにするように、ワークメ
モリ33、65もしくはワークメモリ65、67を制御
する。この結果、入力された復号画像データB1はトリ
ミングされ、かつ1/2に縮小され、図11に示される
ような画像を表示することができる。
【0079】次の例では前の例と同様に、画像表示領域
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とし、図12
のように復号画像の描画位置が画像表示領域から左上方
向にはみ出してしまっている場合であって、さらにスケ
ーリングパラメータとして画像解像度1/2を指示され
た場合の動作について説明する。
(復号画像を描画する領域)の左上を原点とし、図12
のように復号画像の描画位置が画像表示領域から左上方
向にはみ出してしまっている場合であって、さらにスケ
ーリングパラメータとして画像解像度1/2を指示され
た場合の動作について説明する。
【0080】このとき、復号画像は1/2に縮小され、
最終的に図13のように画像表示領域からは全てはみだ
してしまい復号画像が表示されることはない。このた
め、主制御部80は、ワークメモリ31からセレクタ部
66に入力する復号画像データを、全て除外する。この
結果、対象となる復号画像は全て表示されず、処理の軽
減を図ることができる。
最終的に図13のように画像表示領域からは全てはみだ
してしまい復号画像が表示されることはない。このた
め、主制御部80は、ワークメモリ31からセレクタ部
66に入力する復号画像データを、全て除外する。この
結果、対象となる復号画像は全て表示されず、処理の軽
減を図ることができる。
【0081】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、復号画像データの表示対象領域にのみ、つまり画像
処理に必要な画像データにのみブロックノイズ処理を行
うことができる。これにより、ブロックノイズ処理が不
必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなくてもよく
なる。この結果、画像を処理する場合に処理効率の向上
を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現するこ
とができる。
ば、復号画像データの表示対象領域にのみ、つまり画像
処理に必要な画像データにのみブロックノイズ処理を行
うことができる。これにより、ブロックノイズ処理が不
必要な部分にまでブロックノイズ処理をしなくてもよく
なる。この結果、画像を処理する場合に処理効率の向上
を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現するこ
とができる。
【0082】さらに、実施の形態3により、抽出した表
示可能領域に対して実施の形態1や実施の形態2の処理
を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率の
向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現す
ることができる。
示可能領域に対して実施の形態1や実施の形態2の処理
を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率の
向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現す
ることができる。
【0083】また、実施の形態3も実施の形態1と同様
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部80、水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、および
セレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−R
OMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格
納する形態であっても良い。
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部80、水平方向ブロックノイズ除去部
32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、および
セレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−R
OMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に格
納する形態であっても良い。
【0084】また、実施の形態3も、信号処理用プロセ
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
【0085】また、実施の形態3も、画像端末装置とし
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
【0086】(実施の形態4)図14は、本発明の実施
の形態4にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック
図である。なお、既に説明した部分と同一の部分につい
ては、同一の符番を付与し説明を省略する。
の形態4にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック
図である。なお、既に説明した部分と同一の部分につい
ては、同一の符番を付与し説明を省略する。
【0087】実施の形態4にかかる画像復号化装置に
は、表示優先度を持った複数の圧縮画像データA15が
入力される。それぞれの圧縮画像データA15は、可変
長復号化部11に送られ、逆量子化部12、逆直交変換
部13を介して復号化画像データB15となって、ブロ
ックノイズ除去部150に送られる。
は、表示優先度を持った複数の圧縮画像データA15が
入力される。それぞれの圧縮画像データA15は、可変
長復号化部11に送られ、逆量子化部12、逆直交変換
部13を介して復号化画像データB15となって、ブロ
ックノイズ除去部150に送られる。
【0088】ブロックノイズ除去部150は、復号化画
像データB15に対して、ブロックノイズ除去パラメー
タ設定部58からのブロックノイズ除去パラメータによ
りブロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、
スケーリングパラメータ設定部17に格納されたスケー
リング率等の情報に基づいてスケーリングし、フレーム
メモリ16に出力する。また、ブロックノイズ除去部1
50は、表示位置パラメータ設定部79から送られてく
る表示位置パラメータにより、復号画像B15の描画位
置が画像表示領域からはみ出しているか判断する。そし
て、ブロックノイズ除去部150は、この判断に応じた
ブロックノイズ除去などをする。さらに、ブロックノイ
ズ除去部150は、表示優先度パラメータ設定部151
から送られてくる表示優先度パラメータにより、複数の
復号画像B15から表示画面に表示する画像データを抽
出する。そして、ブロックノイズ除去部150は、この
ように抽出した画像データに対してブロックノイズ除去
などを行う。
像データB15に対して、ブロックノイズ除去パラメー
タ設定部58からのブロックノイズ除去パラメータによ
りブロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、
スケーリングパラメータ設定部17に格納されたスケー
リング率等の情報に基づいてスケーリングし、フレーム
メモリ16に出力する。また、ブロックノイズ除去部1
50は、表示位置パラメータ設定部79から送られてく
る表示位置パラメータにより、復号画像B15の描画位
置が画像表示領域からはみ出しているか判断する。そし
て、ブロックノイズ除去部150は、この判断に応じた
ブロックノイズ除去などをする。さらに、ブロックノイ
ズ除去部150は、表示優先度パラメータ設定部151
から送られてくる表示優先度パラメータにより、複数の
復号画像B15から表示画面に表示する画像データを抽
出する。そして、ブロックノイズ除去部150は、この
ように抽出した画像データに対してブロックノイズ除去
などを行う。
【0089】ここで、実施の形態4にかかるブロックノ
イズ除去部150の詳細ブロック図を図15に示す。な
お、既に説明した部分と同一の部分については、同一の
符番を付与し説明を省略する。
イズ除去部150の詳細ブロック図を図15に示す。な
お、既に説明した部分と同一の部分については、同一の
符番を付与し説明を省略する。
【0090】実施の形態4のブロックノイズ除去部15
0が実施の形態3にかかるブロックノイズ除去部70と
異なる部分は、主制御部160が表示優先度パラメータ
設定部151から送られてくる表示優先度パラメータに
基づいた処理をする点である。
0が実施の形態3にかかるブロックノイズ除去部70と
異なる部分は、主制御部160が表示優先度パラメータ
設定部151から送られてくる表示優先度パラメータに
基づいた処理をする点である。
【0091】主制御部160は、指示された表示優先度
パラメータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、
垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ3
1、33、65、67、フレームメモリ16に対する画
像の入出力アドレス・入出力パターンを制御する。以
下、具体的に、2つの復号画像B15を描画する際に、
2つの表示優先度パラメータが指示された場合の動作に
ついて説明する。
パラメータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、
垂直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ3
1、33、65、67、フレームメモリ16に対する画
像の入出力アドレス・入出力パターンを制御する。以
下、具体的に、2つの復号画像B15を描画する際に、
2つの表示優先度パラメータが指示された場合の動作に
ついて説明する。
【0092】例えば、表示の優先度が高い復号画像を図
16に、逆に表示の優先度が低い復号画像を図17に示
す。図16に示された復号画像の表示の優先度が高いた
め、斜線で示された領域、つまり復号画像全ての領域が
処理対象領域となる。このため、主制御部160は、図
16の斜線で示された領域の画像データをセレクタ部6
6に入力する。なお、図16に示された復号画像が全て
画像表示領域に入るかなどの判断は、実施の形態3と同
様である。
16に、逆に表示の優先度が低い復号画像を図17に示
す。図16に示された復号画像の表示の優先度が高いた
め、斜線で示された領域、つまり復号画像全ての領域が
処理対象領域となる。このため、主制御部160は、図
16の斜線で示された領域の画像データをセレクタ部6
6に入力する。なお、図16に示された復号画像が全て
画像表示領域に入るかなどの判断は、実施の形態3と同
様である。
【0093】しかし、図17に示された復号画像は表示
の優先度が低いため、図16に示された復号画像と重な
る部分は処理対象外となる。よって、図17の斜線で示
された領域、つまり復号画像の左半分のみの領域が処理
対象となる。よって、主制御部160は、図17の斜線
の領域をセレクタ部66に入力する。
の優先度が低いため、図16に示された復号画像と重な
る部分は処理対象外となる。よって、図17の斜線で示
された領域、つまり復号画像の左半分のみの領域が処理
対象となる。よって、主制御部160は、図17の斜線
の領域をセレクタ部66に入力する。
【0094】その結果、主制御部160が、セレクタ部
66に出力する復号画像データは図18のようになり、
優先度の低い復号画像は優先度の高い復号画像に隠蔽さ
れたように見える。これにより、他の復号画像によって
表示されなくなる領域の処理を省略することで、処理負
荷の軽減を図ることができる。
66に出力する復号画像データは図18のようになり、
優先度の低い復号画像は優先度の高い復号画像に隠蔽さ
れたように見える。これにより、他の復号画像によって
表示されなくなる領域の処理を省略することで、処理負
荷の軽減を図ることができる。
【0095】また、復号画像を合成する処理は、主制御
部180が、複数の復号画像の位置情報(合成位置横方
向オフセットおよび合成位置縦方向オフセットより得
る)、画像サイズ情報および表示優先度から表示対象部
分を求めることで行う。
部180が、複数の復号画像の位置情報(合成位置横方
向オフセットおよび合成位置縦方向オフセットより得
る)、画像サイズ情報および表示優先度から表示対象部
分を求めることで行う。
【0096】なお、セレクタ部66以降の処理について
は、実施の形態3と同じため説明を省略する。
は、実施の形態3と同じため説明を省略する。
【0097】なお、以上の説明では復号画像が2つの場
合について考慮したが、3つ、4つ、などより多くの復
号画像の場合にも応用できる。
合について考慮したが、3つ、4つ、などより多くの復
号画像の場合にも応用できる。
【0098】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、複数の復号画像データが入力されたとしても、それ
ぞれの復号画像データの表示優先度により表示される復
号画像データを判定し、つまり画像処理に必要な画像デ
ータにのみブロックノイズ処理を行うことができる。こ
れにより、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブ
ロックノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画
像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロ
ックノイズ除去を同時に実現することができる。
ば、複数の復号画像データが入力されたとしても、それ
ぞれの復号画像データの表示優先度により表示される復
号画像データを判定し、つまり画像処理に必要な画像デ
ータにのみブロックノイズ処理を行うことができる。こ
れにより、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブ
ロックノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画
像を処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロ
ックノイズ除去を同時に実現することができる。
【0099】さらに、実施の形態4により、抽出した表
示可能領域に対して実施の形態1から実施の形態3の処
理を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率
の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現
することができる。
示可能領域に対して実施の形態1から実施の形態3の処
理を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率
の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現
することができる。
【0100】また、実施の形態4も実施の形態1と同様
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部160、水平方向ブロックノイズ除去
部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、およ
びセレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−
ROMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に
格納する形態であっても良い。
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部160、水平方向ブロックノイズ除去
部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、およ
びセレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−
ROMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に
格納する形態であっても良い。
【0101】また、実施の形態4も、信号処理用プロセ
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
【0102】また、実施の形態4も、画像端末装置とし
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
【0103】(実施の形態5)図19は、本発明の実施
の形態5にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック
図である。なお、既に説明した部分と同一の部分につい
ては、同一の符番を付与し説明を省略する。
の形態5にかかる画像復号化装置の構成を示すブロック
図である。なお、既に説明した部分と同一の部分につい
ては、同一の符番を付与し説明を省略する。
【0104】実施の形態5にかかる画像復号化装置に
は、背景画像を含む複数の圧縮画像データA20が入力
される。それぞれの圧縮画像データA20は、可変長復
号化部11に送られ、逆量子化部12、逆直交変換部1
3を介して復号化画像データB20となって、ブロック
ノイズ除去部200に送られる。
は、背景画像を含む複数の圧縮画像データA20が入力
される。それぞれの圧縮画像データA20は、可変長復
号化部11に送られ、逆量子化部12、逆直交変換部1
3を介して復号化画像データB20となって、ブロック
ノイズ除去部200に送られる。
【0105】ブロックノイズ除去部200は、復号化画
像データB20に対して、ブロックノイズ除去パラメー
タ設定部58からのブロックノイズ除去パラメータによ
りブロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、
スケーリングパラメータ設定部17に格納されたスケー
リング率等の情報に基づいてスケーリングし、フレーム
メモリ16に出力する。また、ブロックノイズ除去部2
00は、表示位置パラメータ設定部79から送られてく
る表示位置パラメータにより、復号画像B20の描画位
置が画像表示領域からはみ出しているか判断する。そし
て、ブロックノイズ除去部200は、この判断に応じた
ブロックノイズ除去などをする。さらに、ブロックノイ
ズ除去部200は、表示優先度パラメータ設定部151
から送られてくる表示優先度パラメータにより、複数の
復号画像B20から表示画面に表示する画像データを抽
出する。さらに、ブロックノイズ除去部200は、背景
描画パラメータ設定部201により指示された背景描画
パラメータにより表示画面に表示する画像データを抽出
する。そして、ブロックノイズ除去部200は、このよ
うに抽出した画像データに対してブロックノイズ除去な
どを行う。
像データB20に対して、ブロックノイズ除去パラメー
タ設定部58からのブロックノイズ除去パラメータによ
りブロックノイズ除去を行うか否かを決定すると共に、
スケーリングパラメータ設定部17に格納されたスケー
リング率等の情報に基づいてスケーリングし、フレーム
メモリ16に出力する。また、ブロックノイズ除去部2
00は、表示位置パラメータ設定部79から送られてく
る表示位置パラメータにより、復号画像B20の描画位
置が画像表示領域からはみ出しているか判断する。そし
て、ブロックノイズ除去部200は、この判断に応じた
ブロックノイズ除去などをする。さらに、ブロックノイ
ズ除去部200は、表示優先度パラメータ設定部151
から送られてくる表示優先度パラメータにより、複数の
復号画像B20から表示画面に表示する画像データを抽
出する。さらに、ブロックノイズ除去部200は、背景
描画パラメータ設定部201により指示された背景描画
パラメータにより表示画面に表示する画像データを抽出
する。そして、ブロックノイズ除去部200は、このよ
うに抽出した画像データに対してブロックノイズ除去な
どを行う。
【0106】ここで、実施の形態5にかかるブロックノ
イズ除去部200の詳細ブロック図を図20に示す。な
お、既に説明した部分と同一の部分については、同一の
符番を付与し説明を省略する。
イズ除去部200の詳細ブロック図を図20に示す。な
お、既に説明した部分と同一の部分については、同一の
符番を付与し説明を省略する。
【0107】実施の形態5のブロックノイズ除去部20
0が実施の形態4にかかるブロックノイズ除去部150
と異なる部分は、主制御部210が背景描画パラメータ
設定部201から送られてくる背景描画先度パラメータ
に基づいた処理をする点である。
0が実施の形態4にかかるブロックノイズ除去部150
と異なる部分は、主制御部210が背景描画パラメータ
設定部201から送られてくる背景描画先度パラメータ
に基づいた処理をする点である。
【0108】主制御部210は、指示された背景描画パ
ラメータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、垂
直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ31、
33、65、67、フレームメモリ16に対する画像の
入出力アドレス・入出力パターンを制御する。以下、具
体的に、復号画像を描画する際に背景描画がオンの場合
の動作について説明する。
ラメータにより水平方向ブロックノイズ除去部32、垂
直方向ブロックノイズ除去部34、ワークメモリ31、
33、65、67、フレームメモリ16に対する画像の
入出力アドレス・入出力パターンを制御する。以下、具
体的に、復号画像を描画する際に背景描画がオンの場合
の動作について説明する。
【0109】例えば、図21に示されるように、復号画
像が画像表示領域の右下部分に描画される場合を考慮す
る。このとき、斜線で示される領域は背景描画の対象領
域となる。このため、主制御部210は、背景画像の背
景色・背景画をワークメモリ31から読み出しをセレク
タ部66に出力する際、復号画像が描画される領域には
背景色・背景画を出力しないようにワークメモリ31の
出力アドレス・出力パターンを制御する。これにより、
復号画像が描画されている領域に対する背景描画処理を
省略することができ、処理負荷の軽減を図ることができ
る。
像が画像表示領域の右下部分に描画される場合を考慮す
る。このとき、斜線で示される領域は背景描画の対象領
域となる。このため、主制御部210は、背景画像の背
景色・背景画をワークメモリ31から読み出しをセレク
タ部66に出力する際、復号画像が描画される領域には
背景色・背景画を出力しないようにワークメモリ31の
出力アドレス・出力パターンを制御する。これにより、
復号画像が描画されている領域に対する背景描画処理を
省略することができ、処理負荷の軽減を図ることができ
る。
【0110】また、背景画像から必要な部分を抽出する
処理は、主制御部210が、復号画像の位置情報(合成
位置横方向オフセットおよび合成位置縦方向オフセット
より得る)、画像サイズ情報および背景描画パラメータ
から表示対象部分を求めることで行う。
処理は、主制御部210が、復号画像の位置情報(合成
位置横方向オフセットおよび合成位置縦方向オフセット
より得る)、画像サイズ情報および背景描画パラメータ
から表示対象部分を求めることで行う。
【0111】なお、セレクタ部66以降の処理について
は、実施の形態3と同じため説明を省略する。
は、実施の形態3と同じため説明を省略する。
【0112】なお、以上の説明では復号画像が1つの場
合について考慮したが、2つ、3つ、などより多くの復
号画像の場合にも応用できる。この場合は、実施の形態
4のように合成画面を作成する。
合について考慮したが、2つ、3つ、などより多くの復
号画像の場合にも応用できる。この場合は、実施の形態
4のように合成画面を作成する。
【0113】以上説明したように、実施の形態5によれ
ば、復号画像データと背景画像が入力されたとしても、
背景画像の背景描画パラメータにより表示される背景画
像データを判定し、つまり画像処理に必要な画像データ
にのみブロックノイズ処理を行うことができる。これに
より、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブロッ
クノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画像を
処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロック
ノイズ除去を同時に実現することができる。
ば、復号画像データと背景画像が入力されたとしても、
背景画像の背景描画パラメータにより表示される背景画
像データを判定し、つまり画像処理に必要な画像データ
にのみブロックノイズ処理を行うことができる。これに
より、ブロックノイズ処理が不必要な部分にまでブロッ
クノイズ処理をしなくてもよくなる。この結果、画像を
処理する場合に処理効率の向上を図ると共に、ブロック
ノイズ除去を同時に実現することができる。
【0114】さらに、実施の形態5により、抽出した表
示可能領域に対して実施の形態1から実施の形態4の処
理を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率
の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現
することができる。
示可能領域に対して実施の形態1から実施の形態4の処
理を行うことで、さらに画像を処理する場合に処理効率
の向上を図ると共に、ブロックノイズ除去を同時に実現
することができる。
【0115】また、実施の形態5も実施の形態1と同様
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部210、水平方向ブロックノイズ除去
部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、およ
びセレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−
ROMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に
格納する形態であっても良い。
に、可変長復号化部11、逆量子化部12、逆直交変換
部13、主制御部210、水平方向ブロックノイズ除去
部32および垂直方向ブロックノイズ除去部34、およ
びセレクタ部66が行う処理をプログラムにし、CD−
ROMなどのコンピュータが読取可能な外部記録媒体に
格納する形態であっても良い。
【0116】また、実施の形態5も、信号処理用プロセ
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
ッサ(DSP)における画像復号化装置として組み込む
ことが可能である。
【0117】また、実施の形態5も、画像端末装置とし
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
て組み込むことが可能であり、前記画像端末装置を具備
した移動体通信システムや、前記画像端末装置を具備し
たコンピュータグラフィックス制御装置、および前記画
像端末装置を具備したカーナビゲーションシステムとし
て実現することも可能である。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
別にスケーリング手段を保持せずとも、画像データのス
ケーリングができ、かつブロックノイズ除去を効率的に
行うことができるという効果を有する。
別にスケーリング手段を保持せずとも、画像データのス
ケーリングができ、かつブロックノイズ除去を効率的に
行うことができるという効果を有する。
【0119】さらに、ブロックノイズ除去制御手段によ
りブロックノイズ除去を任意にオン・オフすることがで
きるため、本来ブロックノイズが少ない復号画像である
場合にブロックノイズ除去をオフにすることで処理負荷
の軽減を図ることができるという効果を有する。
りブロックノイズ除去を任意にオン・オフすることがで
きるため、本来ブロックノイズが少ない復号画像である
場合にブロックノイズ除去をオフにすることで処理負荷
の軽減を図ることができるという効果を有する。
【0120】さらに、復号画像の表示位置を制御する表
示位置制御手段により適応的にトリミング制御を行うこ
とで、最低限必要な復号画像領域のみをブロックノイズ
除去手段に入力することができるため、効率的な処理を
行うことができるという効果を有する。
示位置制御手段により適応的にトリミング制御を行うこ
とで、最低限必要な復号画像領域のみをブロックノイズ
除去手段に入力することができるため、効率的な処理を
行うことができるという効果を有する。
【0121】さらに、複数の復号画像に対する表示の優
先度を制御する優先度制御手段により、複数の復号画像
同士の表示優先度を考慮したトリミング制御を行うこと
で、各々の復号画像に対して、最低限必要な復号画像領
域のみをブロックノイズ除去手段に入力することができ
るため、効率的な処理を行うことができるという効果を
有する。
先度を制御する優先度制御手段により、複数の復号画像
同士の表示優先度を考慮したトリミング制御を行うこと
で、各々の復号画像に対して、最低限必要な復号画像領
域のみをブロックノイズ除去手段に入力することができ
るため、効率的な処理を行うことができるという効果を
有する。
【0122】さらに、表示領域に対する背景描画を制御
する背景描画制御手段により、復号画像が描画される領
域を考慮して背景色・背景画に対して適応的にトリミン
グ制御を行うことで、最低限必要な領域のみ背景を描画
することができるため、効率的な処理を行うことができ
るという効果を有する。
する背景描画制御手段により、復号画像が描画される領
域を考慮して背景色・背景画に対して適応的にトリミン
グ制御を行うことで、最低限必要な領域のみ背景を描画
することができるため、効率的な処理を行うことができ
るという効果を有する。
【0123】
【図1】本発明の実施の形態1に関する画像復号化装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】実施の形態1に関する画像復号化装置における
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
【図3】実施の形態1に関する画像復号化装置における
ブロックノイズ除去とスケーリング処理の詳細なイメー
ジ図
ブロックノイズ除去とスケーリング処理の詳細なイメー
ジ図
【図4】本発明の実施の形態2に関する画像復号化装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図5】実施の形態2に関する画像復号化装置における
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に関する画像復号化装置
を示すブロック図
を示すブロック図
【図7】実施の形態3に関する画像復号化装置における
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
ブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
【図8】実施の形態3に関する画像復号化装置における
復号画像のトリミング処理のイメージ図
復号画像のトリミング処理のイメージ図
【図9】実施の形態3に関する画像復号化装置における
復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
【図10】実施の形態3に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
【図11】実施の形態3に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
【図12】実施の形態3に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
【図13】実施の形態3に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
【図14】本発明の実施の形態4に関する画像復号化装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図15】実施の形態4に関する画像復号化装置におけ
るブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
るブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
【図16】実施の形態4に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
【図17】実施の形態4に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
る復号画像のトリミング処理のイメージ図
【図18】実施の形態4に関する画像復号化装置におけ
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
る復号画像のトリミング処理後の表示画像イメージ図
【図19】本発明の実施の形態5に関する画像復号化装
置を示すブロック図
置を示すブロック図
【図20】実施の形態5に関する画像復号化装置におけ
るブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
るブロックノイズ除去部分の詳細を示すブロック図
【図21】実施の形態5に関する画像復号化装置におけ
る背景描画処理後の表示画像イメージ図
る背景描画処理後の表示画像イメージ図
【図22】従来の画像復号化装置の構成を示すブロック
図
図
10、50、70、150、200 ブロックノイズ除
去部 11 可変長復号化部 12 逆量子化部 13 逆直交変換部 16 フレームメモリ 17 スケーリングパラメータ設定部 30、60、80、160、210 主制御部 31、33、35、65、67 ワークメモリ 32 水平方向ブロックノイズ除去部 34 垂直方向ブロックノイズ除去部 58 ブロックノイズ除去パラメータ設定部 66 セレクタ部 79 表示位置パラメータ設定部 151 表示優先度パラメータ設定部 201 背景描画パラメータ設定部
去部 11 可変長復号化部 12 逆量子化部 13 逆直交変換部 16 フレームメモリ 17 スケーリングパラメータ設定部 30、60、80、160、210 主制御部 31、33、35、65、67 ワークメモリ 32 水平方向ブロックノイズ除去部 34 垂直方向ブロックノイズ除去部 58 ブロックノイズ除去パラメータ設定部 66 セレクタ部 79 表示位置パラメータ設定部 151 表示優先度パラメータ設定部 201 背景描画パラメータ設定部
フロントページの続き (72)発明者 池田 正樹 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 大川 真人 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 Fターム(参考) 5C059 KK03 MA23 ME01 PP04 PP25 PP29 PP30 SS06 TA46 TB07 TC32 TC33 TC34 TD18 UA05 UA36 5C078 BA21 BA42 BA57 CA21 DA02 5J064 AA02 BA09 BB13 BC01 BC16 BD03
Claims (9)
- 【請求項1】 複数ブロックに分割され、分割されたブ
ロック毎に直交変換、量子化、および可変長符号を用い
て圧縮された画像データを可変長復号する可変長復号化
手段と、前記可変長復号化手段によって復号化された前
記画像データを逆量子化する逆量子化手段と、前記逆量
子化手段によって逆量子化された前記画像データを逆直
交変換することで復号画像データを生成する逆直交変換
手段と、前記復号画像データから所定の画像データを抽
出する画像処理を行う制御手段と、前記制御手段で抽出
した画像データのブロック境界部分に対してブロックノ
イズを除去するブロックノイズ除去手段と、を具備した
ことを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項2】 ブロックノイズ除去手段のオン・オフを
制御するブロックノイズ除去制御手段を具備したことを
特徴とする請求項1記載の画像復号化装置。 - 【請求項3】 前記画像処理は、前記復号画像データか
ら所定の画像データを間引く処理をするスケーリング処
理であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の画像復号化装置。 - 【請求項4】 前記復号画像データの垂直方向または水
平方向に対するブロックノイズを除去した画像データの
水平方向または垂直方向の間引きを行うことでスケーリ
ングを行った後に、当該スケーリングを行った画像デー
タの水平方向もしくは垂直方向に対するブロックノイズ
を除去することを特徴とする請求項3に記載の画像復号
化装置。 - 【請求項5】 前記復号画像データの水平方向および垂
直方向の間引きを行うことでスケーリングを行った後
に、当該スケーリングを行った画像データのブロックノ
イズを除去することを特徴とする請求項3に記載の画像
復号化装置。 - 【請求項6】 前記画像処理は、前記復号画像が表示可
能領域を越えてしまう場合に、前記逆直交変換手段によ
って変換された前記画像データのうち表示可能領域に入
る画像データを抽出する処理を行うトリミングであるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像復
号化装置。 - 【請求項7】 複数の前記復号画像データがある場合に
前記復号画像データの表示優先度を制御する表示優先度
制御手段を具備し、前記画像処理は前記複数の復号画像
データのうち表示優先度の関係上表示される画像データ
を抽出するトリミング処理であることを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の画像復号化装置。 - 【請求項8】 前記表示可能領域中に、前記復号画像デ
ータが表示されない復号画像非描画領域が存在する場
合、前記復号画像非描画領域に対して背景データを描画
する背景描画手段を具備したことを特徴とする請求項1
から請求項7のいずれかに記載の画像復号化装置。 - 【請求項9】 複数ブロックに分割され、分割されたブ
ロック毎に直交変換、量子化、および可変長符号を用い
て圧縮された画像データを可変長復号した可変長復号画
像データを生成し、前記可変長復号画像データを逆量子
化して逆量子化画像データを生成し、前記逆量子化画像
データを逆直交変換することで復号画像データを生成
し、前記復号画像データから所定の画像データを抽出す
る画像処理を行い、前記抽出した画像データのブロック
境界部分に対してブロックノイズを除去することを特徴
とする画像復号化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000264198A JP2002077914A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 画像復号化装置及び画像復号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000264198A JP2002077914A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 画像復号化装置及び画像復号化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002077914A true JP2002077914A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18751647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000264198A Pending JP2002077914A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 画像復号化装置及び画像復号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002077914A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046891A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 객체기반 부호화 방법 및 객체기반 부호화기 |
JP2009206714A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Fujitsu Ltd | デブロッキングフィルタ |
JP2009253471A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法 |
JP2009253470A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法 |
JP2010507310A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ノキア コーポレイション | ビデオの符号化においてピクチャ出力インジケータを提供するためのシステムおよび方法 |
JP2011097556A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Ind Technol Res Inst | ビデオ圧縮のためのデブロッキング装置及び方法 |
WO2012042929A1 (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Methods and systems for estimation of compression noise |
JP2012151690A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デブロッキングフィルタ装置、デブロッキングフィルタ処理方法、それを用いた符号化装置および復号化装置 |
US8532429B2 (en) | 2010-09-28 | 2013-09-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for noise reduction and image enhancement involving selection of noise-control parameter |
US8538193B2 (en) | 2010-09-28 | 2013-09-17 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for image enhancement and estimation of compression noise |
US8588535B2 (en) | 2010-09-15 | 2013-11-19 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for estimation of compression noise |
US8600188B2 (en) | 2010-09-15 | 2013-12-03 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for noise reduction and image enhancement |
US10976265B2 (en) | 2017-08-14 | 2021-04-13 | Asml Netherlands B.V. | Optical detector |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000264198A patent/JP2002077914A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046891A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 객체기반 부호화 방법 및 객체기반 부호화기 |
JP2010507310A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ノキア コーポレイション | ビデオの符号化においてピクチャ出力インジケータを提供するためのシステムおよび方法 |
JP4903877B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2012-03-28 | ノキア コーポレイション | ビデオの符号化においてピクチャ出力インジケータを提供するためのシステムおよび方法 |
JP2009206714A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Fujitsu Ltd | デブロッキングフィルタ |
JP2009253471A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法 |
JP2009253470A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法 |
US8494062B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-07-23 | Industrial Technology Research Institute | Deblocking filtering apparatus and method for video compression using a double filter with application to macroblock adaptive frame field coding |
JP2011097556A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Ind Technol Res Inst | ビデオ圧縮のためのデブロッキング装置及び方法 |
US8600188B2 (en) | 2010-09-15 | 2013-12-03 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for noise reduction and image enhancement |
US8588535B2 (en) | 2010-09-15 | 2013-11-19 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for estimation of compression noise |
US8175411B2 (en) | 2010-09-28 | 2012-05-08 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for estimation of compression noise |
US8532429B2 (en) | 2010-09-28 | 2013-09-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for noise reduction and image enhancement involving selection of noise-control parameter |
US8538193B2 (en) | 2010-09-28 | 2013-09-17 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for image enhancement and estimation of compression noise |
WO2012042929A1 (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Methods and systems for estimation of compression noise |
JP2012151690A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デブロッキングフィルタ装置、デブロッキングフィルタ処理方法、それを用いた符号化装置および復号化装置 |
US10976265B2 (en) | 2017-08-14 | 2021-04-13 | Asml Netherlands B.V. | Optical detector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4870743B2 (ja) | デジタルイメージに対する選択的なクロミナンスデシメーション | |
KR100415878B1 (ko) | 화상 부호화 방법 및 화상 복호 방법 | |
KR100809686B1 (ko) | 이산 여현 변환을 이용한 영상 리사이징 방법 및 장치 | |
JP3848443B2 (ja) | 圧縮デジタルデータ処理方法 | |
TWI439138B (zh) | 呈現影像圖框之非圖框邊緣區塊的強化壓縮 | |
JP2002077914A (ja) | 画像復号化装置及び画像復号化方法 | |
JP2000184204A (ja) | 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 | |
JP2006229538A (ja) | 画像処理システム、画像処理方法及びそのプログラム | |
JP2003517796A (ja) | 「ムラのあるピクチャ」効果を減らす方法 | |
US6563946B2 (en) | Image processing apparatus and method | |
JPH06237386A (ja) | 画像処理装置 | |
TW202332273A (zh) | 圖像編碼裝置、圖像編碼方法及程式 | |
TWI795635B (zh) | 圖像解碼裝置、圖像解碼方法及程式 | |
EP2104359A1 (en) | Dynamic image encoding device and dynamic image decoding device | |
JP2008506294A (ja) | デブロッキング・フィルタリングを実行する方法及びシステム | |
US7542611B2 (en) | Image processing apparatus and method for converting first code data sets into second code data for JPEG 2000 and motion JPEG 2000 | |
JP2001086345A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
US20060159350A1 (en) | Apparatus and method for image processing | |
JPH0487460A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3311221B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP2009239852A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP4584115B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法、画像符号化プログラムおよび画像符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2002051221A (ja) | 画像符号化装置、画像復号化装置、システム、及びその方法並びに記憶媒体 | |
JP2001333281A (ja) | 画像符号化装置、画像復号化装置、画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化プログラムを記録する記録媒体及び復号化プログラムを記録する記録媒体 | |
JP4957572B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法および画像処理プログラム |