JP2002056500A - 搭乗者対応車載装置及び記録媒体 - Google Patents
搭乗者対応車載装置及び記録媒体Info
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- JP2002056500A JP2002056500A JP2000244495A JP2000244495A JP2002056500A JP 2002056500 A JP2002056500 A JP 2002056500A JP 2000244495 A JP2000244495 A JP 2000244495A JP 2000244495 A JP2000244495 A JP 2000244495A JP 2002056500 A JP2002056500 A JP 2002056500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の運転を安全に行うことができる搭乗者
対応車載装置及び記録媒体を提供すること。 【解決手段】 ステップ200では、脳波検出器1によ
り検出した脳波の信号を入力する。続くステップ210
では、入力した脳波の信号に基づいて、脳波の特徴など
の脳波の分析を行う。続くステップ220では、脳波の
分析により、(温度計により検出した温度にかかわら
ず)運転者が暑い又は寒いと感じる様に、現在の温度が
不適切であるか否かを判定する。ステップ230では、
運転者が暑い又は寒いと感じていると判定されているの
で、エアコン11を駆動させて、車内の温度を調節す
る。例えば暑いと感じている場合には、車内の温度を低
下させ、逆に寒いと感じている場合には、車内の温度を
上昇させる。
対応車載装置及び記録媒体を提供すること。 【解決手段】 ステップ200では、脳波検出器1によ
り検出した脳波の信号を入力する。続くステップ210
では、入力した脳波の信号に基づいて、脳波の特徴など
の脳波の分析を行う。続くステップ220では、脳波の
分析により、(温度計により検出した温度にかかわら
ず)運転者が暑い又は寒いと感じる様に、現在の温度が
不適切であるか否かを判定する。ステップ230では、
運転者が暑い又は寒いと感じていると判定されているの
で、エアコン11を駆動させて、車内の温度を調節す
る。例えば暑いと感じている場合には、車内の温度を低
下させ、逆に寒いと感じている場合には、車内の温度を
上昇させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば運転者の脳
の活動状態に基づいて、車両に搭載した機器の適切な制
御を行う搭乗者対応車載装置及び記録媒体に関するもの
である。
の活動状態に基づいて、車両に搭載した機器の適切な制
御を行う搭乗者対応車載装置及び記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、自動車の運転者の状態によっては、大きな事故な
どが引き起こされることがあるので、運転者の状態を検
出する技術が開発されている。例えば自動車の運転中の
居眠りを検知する方法として、自動車の走行の蛇行状態
を検出し、一定以上の蛇行状態が所定時間以上継続した
場合には、居眠り状態であると判定する技術が知られて
いる。
より、自動車の運転者の状態によっては、大きな事故な
どが引き起こされることがあるので、運転者の状態を検
出する技術が開発されている。例えば自動車の運転中の
居眠りを検知する方法として、自動車の走行の蛇行状態
を検出し、一定以上の蛇行状態が所定時間以上継続した
場合には、居眠り状態であると判定する技術が知られて
いる。
【0003】また、これとは別に、運転者の筋力、筋電
図、眼瞼、瞳孔、脳波などを検出し、その値をパラメー
タとして、居眠り状態を検出する方法も研究されてい
る。本発明は、上述した研究を踏まえてなされたもので
あり、車両の運転を快適にまた安全に行うことができる
搭乗者対応車載装置及び記録媒体を提供することを目的
とする。
図、眼瞼、瞳孔、脳波などを検出し、その値をパラメー
タとして、居眠り状態を検出する方法も研究されてい
る。本発明は、上述した研究を踏まえてなされたもので
あり、車両の運転を快適にまた安全に行うことができる
搭乗者対応車載装置及び記録媒体を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1では、車両の搭乗者の脳の活動状態を検出し、そ
の脳の活動状態を示す生体情報に基づいて、搭乗者の状
態を判定する。そして、その判定結果に基づいて、搭乗
者(特に運転者)の状態の改善又は運転の安全性の向上
のために、車両に搭載された機器(例えば音響機器、空
調機器、走行制御機器など)の制御を行う。
求項1では、車両の搭乗者の脳の活動状態を検出し、そ
の脳の活動状態を示す生体情報に基づいて、搭乗者の状
態を判定する。そして、その判定結果に基づいて、搭乗
者(特に運転者)の状態の改善又は運転の安全性の向上
のために、車両に搭載された機器(例えば音響機器、空
調機器、走行制御機器など)の制御を行う。
【0005】従って、搭乗者の状態が好ましくない場合
には、その状態を改善する様な制御(例えば病院の場所
等の各種の情報の提供や、エアコンによる車内環境の調
節などの制御)を行うので、搭乗者の状態を改善するこ
とができる。特に、運転者の場合には、それにより運転
状態が改善するので、安全な運転を行うことができ、安
全性が向上するという効果が得られる。
には、その状態を改善する様な制御(例えば病院の場所
等の各種の情報の提供や、エアコンによる車内環境の調
節などの制御)を行うので、搭乗者の状態を改善するこ
とができる。特に、運転者の場合には、それにより運転
状態が改善するので、安全な運転を行うことができ、安
全性が向上するという効果が得られる。
【0006】(2)請求項2の発明では、生体情報とし
て、その検出が容易で且つ搭乗者の精神状態を容易に把
握できる脳波(EEG)に基づいた情報を用いる。尚、
脳波以外に、脳の活動状態を検知できる各種の情報を用
いることができる。例えば、脳磁図(MEG)計測によ
る情報、核磁気共鳴描画法(MRI)の計測による情
報、機能的核磁気共鳴描画法(fMRI)の計測による
情報、超伝導量子干渉素子(SGUID)による情報、
近遠赤外分光法による情報、光計測法による情報などが
挙げられる。
て、その検出が容易で且つ搭乗者の精神状態を容易に把
握できる脳波(EEG)に基づいた情報を用いる。尚、
脳波以外に、脳の活動状態を検知できる各種の情報を用
いることができる。例えば、脳磁図(MEG)計測によ
る情報、核磁気共鳴描画法(MRI)の計測による情
報、機能的核磁気共鳴描画法(fMRI)の計測による
情報、超伝導量子干渉素子(SGUID)による情報、
近遠赤外分光法による情報、光計測法による情報などが
挙げられる。
【0007】(3)請求項3の発明では、生体情報とし
て、温度に関する情報(例えば暑いか寒いかの情報)、
感情に関する情報(例えば怒りや悲しみの情報)、体調
に関する情報(例えば腹痛や居眠りの情報)のうち、少
なくとも1種を用いる。これらの情報は、搭乗者に大き
な影響を与えるので、この情報に基づいた制御を行うこ
とにより、搭乗者の状態が改善される。
て、温度に関する情報(例えば暑いか寒いかの情報)、
感情に関する情報(例えば怒りや悲しみの情報)、体調
に関する情報(例えば腹痛や居眠りの情報)のうち、少
なくとも1種を用いる。これらの情報は、搭乗者に大き
な影響を与えるので、この情報に基づいた制御を行うこ
とにより、搭乗者の状態が改善される。
【0008】特に、これらの情報は、運転者の運転に大
きな影響を与えるので、この情報に基づいた制御を行う
ことにより、安全性が大きく向上する。 (4)請求項4の発明は、温度に関する生体情報に基づ
く制御を例示したものである。
きな影響を与えるので、この情報に基づいた制御を行う
ことにより、安全性が大きく向上する。 (4)請求項4の発明は、温度に関する生体情報に基づ
く制御を例示したものである。
【0009】ここでは、搭乗者にとって現在の温度が適
切でないことを検出した場合には、エアコン(エアコン
ディショナー)を制御して、車内の温度を調節する。こ
れにより、搭乗者にとって快適な環境となる。特に運転
者にとっては、運転環境が改善されるので、安全性が大
きく向上する。
切でないことを検出した場合には、エアコン(エアコン
ディショナー)を制御して、車内の温度を調節する。こ
れにより、搭乗者にとって快適な環境となる。特に運転
者にとっては、運転環境が改善されるので、安全性が大
きく向上する。
【0010】(5)請求項5の発明は、感情に関する生
体情報に基づく制御を例示したものである。ここでは、
搭乗者が怒りの状態又は悲しみの状態であることを検出
した場合には、音響機器を駆動して、ヒーリング音楽を
流す。
体情報に基づく制御を例示したものである。ここでは、
搭乗者が怒りの状態又は悲しみの状態であることを検出
した場合には、音響機器を駆動して、ヒーリング音楽を
流す。
【0011】これにより、搭乗者の心が落ち着くので、
快適なドライブが可能となる。特に運転者にとっては、
運転する際に心が落ち着くので、安全性が大きく向上す
る。 (6)請求項6の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。
快適なドライブが可能となる。特に運転者にとっては、
運転する際に心が落ち着くので、安全性が大きく向上す
る。 (6)請求項6の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。
【0012】ここでは、搭乗者の空腹状態を検出した場
合には、ナビシステム(ナビゲーションシステム)を駆
動して、車両位置近傍の食事が可能な場所を表示する。
これにより、速やかにレストラン等を見つけだすことが
できるので、レストラン等にて空腹状態を改善すること
ができる。
合には、ナビシステム(ナビゲーションシステム)を駆
動して、車両位置近傍の食事が可能な場所を表示する。
これにより、速やかにレストラン等を見つけだすことが
できるので、レストラン等にて空腹状態を改善すること
ができる。
【0013】尚、車両位置は、GPS等を利用して検出
することができる。 (7)請求項7の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。ここでは、搭乗者の腹
痛や頭痛などの身体の苦痛を感じている状態を検出した
場合には、ナビシステムを駆動して、車両位置近傍の病
院又は薬局を表示する。
することができる。 (7)請求項7の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。ここでは、搭乗者の腹
痛や頭痛などの身体の苦痛を感じている状態を検出した
場合には、ナビシステムを駆動して、車両位置近傍の病
院又は薬局を表示する。
【0014】これにより、速やかに、適切な治療を受け
たり薬をもらうことなどにより、腹痛や頭痛などを直す
ことができるので、以後、快適なドライブが可能にな
る。 (8)請求項8の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。
たり薬をもらうことなどにより、腹痛や頭痛などを直す
ことができるので、以後、快適なドライブが可能にな
る。 (8)請求項8の発明は、体調に関する生体情報に基づ
いた制御を例示したものである。
【0015】ここでは、搭乗者がトイレに行きたがって
いる状態を検出した場合には、ナビシステムを駆動し
て、車両位置近傍のトイレを表示する。これにより、速
やかにトイレに行くことができるので、以後、快適なド
ライブが可能になる。
いる状態を検出した場合には、ナビシステムを駆動し
て、車両位置近傍のトイレを表示する。これにより、速
やかにトイレに行くことができるので、以後、快適なド
ライブが可能になる。
【0016】(9)請求項9の発明では、車両の走行中
に、運転者が、眠たい状態又は居眠り状態であることを
検出した場合には、音響機器(例えばオーディオ機器)
を駆動して、眠りをさます様な音を発生する。例えば音
量を大きくしたり、眠気をさます様な音楽をならした
り、音声で報知したり、警報音を鳴らすことなどによ
り、運転者の眠気を覚まさせるので、運転の安全性が向
上する。
に、運転者が、眠たい状態又は居眠り状態であることを
検出した場合には、音響機器(例えばオーディオ機器)
を駆動して、眠りをさます様な音を発生する。例えば音
量を大きくしたり、眠気をさます様な音楽をならした
り、音声で報知したり、警報音を鳴らすことなどによ
り、運転者の眠気を覚まさせるので、運転の安全性が向
上する。
【0017】(10)請求項10では、車両の走行中
に、運転者が運転に適さない状態であることを検出した
場合には、車両の速度を低減する。例えば、非常に眠た
い状態や居眠り状態、又は後述する様に、失神している
状態、心神喪失の状態、ヒステリーの状態、怒りや悲し
みなどの感情の起伏が大きな状態などの場合には、その
ままの速度で運転すると危険であるので、その様な場合
には、車両の速度を低減する(徐々に停止させることが
好ましい)。これにより、運転の安全性が向上する。
に、運転者が運転に適さない状態であることを検出した
場合には、車両の速度を低減する。例えば、非常に眠た
い状態や居眠り状態、又は後述する様に、失神している
状態、心神喪失の状態、ヒステリーの状態、怒りや悲し
みなどの感情の起伏が大きな状態などの場合には、その
ままの速度で運転すると危険であるので、その様な場合
には、車両の速度を低減する(徐々に停止させることが
好ましい)。これにより、運転の安全性が向上する。
【0018】尚、車両の速度を低減する方法としては、
例えば燃料制御(燃料カット、燃料量低減)、点火制御
(点火禁止、遅角)、シフトダウン、ホイールシリンダ
圧の増圧によるブレーキ制御などが挙げられる。 (11)請求項11の発明では、車両の停止中に、運転
者が運転に適さない状態であることを検出した場合に
は、車両の運転を禁止する。
例えば燃料制御(燃料カット、燃料量低減)、点火制御
(点火禁止、遅角)、シフトダウン、ホイールシリンダ
圧の増圧によるブレーキ制御などが挙げられる。 (11)請求項11の発明では、車両の停止中に、運転
者が運転に適さない状態であることを検出した場合に
は、車両の運転を禁止する。
【0019】例えば、非常に眠たい状態や居眠り状態、
又は後述する様に、失神している状態、心神喪失の状
態、ヒステリーの状態、思考を停止している状態、怒り
や悲しみなどの感情の起伏が大きな状態などの場合に
は、運転すると危険であるので、その様な場合には、運
転させないようにする。これにより、事故の発生を防止
できる。
又は後述する様に、失神している状態、心神喪失の状
態、ヒステリーの状態、思考を停止している状態、怒り
や悲しみなどの感情の起伏が大きな状態などの場合に
は、運転すると危険であるので、その様な場合には、運
転させないようにする。これにより、事故の発生を防止
できる。
【0020】尚、運転を禁止する方法としては、例えば
燃料制御(燃料カット)、点火制御(点火禁止)、Pレ
ンジからの移動禁止、ホイールシリンダ圧の増圧による
ブレーキ制御などが挙げられる。 (12)請求項12の発明は、運転に適さない状態を例
示したものであり、ここでは、失神している状態、心神
喪失の状態、ヒステリーの状態、思考を停止している状
態、怒りや悲しみなどの感情の起伏が大きな状態が挙げ
られる。
燃料制御(燃料カット)、点火制御(点火禁止)、Pレ
ンジからの移動禁止、ホイールシリンダ圧の増圧による
ブレーキ制御などが挙げられる。 (12)請求項12の発明は、運転に適さない状態を例
示したものであり、ここでは、失神している状態、心神
喪失の状態、ヒステリーの状態、思考を停止している状
態、怒りや悲しみなどの感情の起伏が大きな状態が挙げ
られる。
【0021】(13)請求項13の発明は、上述した搭
乗者対応車載装置の機能を実現するための手段(例えば
プログラム)を記録した記録媒体を示している。つま
り、上述した様な搭乗者対応車載装置をコンピュータシ
ステムにて実現する機能は、例えば、コンピュータシス
テム側で起動するプログラムとして備えることができ
る。このようなプログラムの場合、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムに
ロードして起動することにより用いることができる。こ
の他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み
取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録してお
き、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュ
ータシステムに組み込んで用いても良い。
乗者対応車載装置の機能を実現するための手段(例えば
プログラム)を記録した記録媒体を示している。つま
り、上述した様な搭乗者対応車載装置をコンピュータシ
ステムにて実現する機能は、例えば、コンピュータシス
テム側で起動するプログラムとして備えることができ
る。このようなプログラムの場合、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムに
ロードして起動することにより用いることができる。こ
の他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み
取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録してお
き、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュ
ータシステムに組み込んで用いても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の搭乗者対応車載
装置及び記録媒体の実施の形態の例(実施例)を説明す
る。 (実施例1) a)本実施例の基本的なシステム構成を図1を用いて説
明する。
装置及び記録媒体の実施の形態の例(実施例)を説明す
る。 (実施例1) a)本実施例の基本的なシステム構成を図1を用いて説
明する。
【0023】本実施例の搭乗者対応車載装置は、運転
者の脳波を検出する脳波検出器1と、電子制御装置(E
CU)3と、車両の各種の制御を行う制御機器5とから
なり、前記ECU3は、機能的に、脳波検出器1により
検出した脳波を分析する脳波分析部7と、脳波分析部5
にて分析した結果に基づいて制御機器5に制御信号を出
力する制御部9とを備えている。
者の脳波を検出する脳波検出器1と、電子制御装置(E
CU)3と、車両の各種の制御を行う制御機器5とから
なり、前記ECU3は、機能的に、脳波検出器1により
検出した脳波を分析する脳波分析部7と、脳波分析部5
にて分析した結果に基づいて制御機器5に制御信号を出
力する制御部9とを備えている。
【0024】詳しくは、図2に示す様に、ECU3は、
周知のCPU3a、ROM3b、RAM3c、入出力部
3d、及びバスライン3cを備え、その入出力部3dに
は、前記脳波検出器1が接続されるとともに、エアコン
(エアコンディショナー)11、ディスプレイを備えた
ナビシステム(ナビゲーションシステム)13、オーデ
ィオ機器15、エンジン制御を行うエンジン制御装置
(エンジン制御ECU)17、トランスミッション制御
を行うトランスミッション制御装置(トランスミッショ
ンECU)19、ブレーキ制御を行うブレーキ制御装置
(ブレーキ制御ECU)21などの制御機器5が接続さ
れている。
周知のCPU3a、ROM3b、RAM3c、入出力部
3d、及びバスライン3cを備え、その入出力部3dに
は、前記脳波検出器1が接続されるとともに、エアコン
(エアコンディショナー)11、ディスプレイを備えた
ナビシステム(ナビゲーションシステム)13、オーデ
ィオ機器15、エンジン制御を行うエンジン制御装置
(エンジン制御ECU)17、トランスミッション制御
を行うトランスミッション制御装置(トランスミッショ
ンECU)19、ブレーキ制御を行うブレーキ制御装置
(ブレーキ制御ECU)21などの制御機器5が接続さ
れている。
【0025】尚、前記ECU3にて、直接に、エンジン
制御、トランスミッション制御、ブレーキ制御を行うよ
うにしてもよい。 このうち、前記脳波検出器1は、運転者の頭部や耳に
直接に接触して脳波を検出する接触式の脳波電極であ
り、この脳波検出器1にて検出された脳波が、ECU3
に入力される。
制御、トランスミッション制御、ブレーキ制御を行うよ
うにしてもよい。 このうち、前記脳波検出器1は、運転者の頭部や耳に
直接に接触して脳波を検出する接触式の脳波電極であ
り、この脳波検出器1にて検出された脳波が、ECU3
に入力される。
【0026】尚、脳波検出器1としては、例えば運転者
がかぶるキャップに接触式の脳波電極が配置されている
もの、或いは、頭部近傍に配置された非接触式のセンサ
などが挙げられる。一方、前記ECU3に接続されたエ
アコン11は、ECU3から出力される制御信号によ
り、その動作状態が制御されて、室内温度を調節する。
がかぶるキャップに接触式の脳波電極が配置されている
もの、或いは、頭部近傍に配置された非接触式のセンサ
などが挙げられる。一方、前記ECU3に接続されたエ
アコン11は、ECU3から出力される制御信号によ
り、その動作状態が制御されて、室内温度を調節する。
【0027】前記ECU3に接続されたナビシステム1
3は、ECU3から出力される制御信号により、その動
作状態が制御されて、例えば車両位置の近くの病院、薬
局、トイレなどをディスプレイに表示する。前記ECU
3に接続されたオーディオ機器15は、ECU3から出
力される制御信号により、その動作状態が制御されて、
例えばヒーリング音楽、眠気を覚ますような音楽などを
鳴らす。または、警報音や(予め記憶された)音声など
を出力することもできる。
3は、ECU3から出力される制御信号により、その動
作状態が制御されて、例えば車両位置の近くの病院、薬
局、トイレなどをディスプレイに表示する。前記ECU
3に接続されたオーディオ機器15は、ECU3から出
力される制御信号により、その動作状態が制御されて、
例えばヒーリング音楽、眠気を覚ますような音楽などを
鳴らす。または、警報音や(予め記憶された)音声など
を出力することもできる。
【0028】前記ECU3に接続されたエンジン制御装
置17は、ECU3からの制御信号により、燃料噴射装
置や点火装置の動作を制御して、例えば燃料カットや点
火禁止などにより、(走行中には)車両の速度を低下さ
せたり、(停車中には)車両の運転ができないようにす
る。
置17は、ECU3からの制御信号により、燃料噴射装
置や点火装置の動作を制御して、例えば燃料カットや点
火禁止などにより、(走行中には)車両の速度を低下さ
せたり、(停車中には)車両の運転ができないようにす
る。
【0029】前記ECU3に接続されたトランスミッシ
ョン制御装置19は、ECU3からの制御信号により、
トランスミッションの動作を制御して、(走行中には)
例えばギアを低めに変更して、エンジンブレーキにより
車両の速度を低下させたり、(停車中には)Pレンジか
らの変更を禁止して、車両の運転ができないようにす
る。
ョン制御装置19は、ECU3からの制御信号により、
トランスミッションの動作を制御して、(走行中には)
例えばギアを低めに変更して、エンジンブレーキにより
車両の速度を低下させたり、(停車中には)Pレンジか
らの変更を禁止して、車両の運転ができないようにす
る。
【0030】前記ECU3に接続されたブレーキ制御装
置21は、ECU3からの制御信号により、ホイールシ
リンダ圧などを制御して、(走行中には)車両の速度を
低下させたり、(停車中には)車両の運転ができないよ
うにする。 b)次に、本実施例の搭乗者対応車載装置のECU3に
おける処理等を説明する。
置21は、ECU3からの制御信号により、ホイールシ
リンダ圧などを制御して、(走行中には)車両の速度を
低下させたり、(停車中には)車両の運転ができないよ
うにする。 b)次に、本実施例の搭乗者対応車載装置のECU3に
おける処理等を説明する。
【0031】基本的な処理 ここでは、基本的な処理手順について説明する。図3の
フローチャートに示す様に、ステップ100では、脳波
検出器1により検出した脳波の信号を入力する。
フローチャートに示す様に、ステップ100では、脳波
検出器1により検出した脳波の信号を入力する。
【0032】続くステップ110では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の分析を行う。例えば予め脳波の
信号と脳(即ち運転者)の状態との対応関係を調べてお
き、脳波の信号がどの条件を満たした場合に、脳の活動
状態がどの様な状態であると見なすかを設定しておく。
そして、検出した脳波の信号が所定の条件を満たした場
合には、脳の活動状態が所定のある状態であると判定す
る。
信号に基づいて、脳波の分析を行う。例えば予め脳波の
信号と脳(即ち運転者)の状態との対応関係を調べてお
き、脳波の信号がどの条件を満たした場合に、脳の活動
状態がどの様な状態であると見なすかを設定しておく。
そして、検出した脳波の信号が所定の条件を満たした場
合には、脳の活動状態が所定のある状態であると判定す
る。
【0033】続くステップ120では、脳波の分析結果
に基づいて、その状態に対応した制御信号を、対応した
制御機器3に対して出力する。 具体的な処理 ここでは、温度に関する情報に基づいた処理を、より具
体的に説明する。
に基づいて、その状態に対応した制御信号を、対応した
制御機器3に対して出力する。 具体的な処理 ここでは、温度に関する情報に基づいた処理を、より具
体的に説明する。
【0034】図4のフローチャートに示す様に、ステッ
プ200では、脳波検出器1により検出した脳波の信号
を入力する。続くステップ210では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
プ200では、脳波検出器1により検出した脳波の信号
を入力する。続くステップ210では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
【0035】続くステップ220では、脳波の分析によ
り、(温度計により検出した温度にかかわらず)運転者
が暑い又は寒いと感じる様に、現在の温度が不適切であ
るか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ
230に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了
する。
り、(温度計により検出した温度にかかわらず)運転者
が暑い又は寒いと感じる様に、現在の温度が不適切であ
るか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ
230に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了
する。
【0036】ステップ230では、運転者が暑い又は寒
いと感じていると判定されているので、エアコン11を
駆動させて、車内の温度を調節する。例えば暑いと感じ
ている場合には、車内の温度を低下させ、逆に寒いと感
じている場合には、車内の温度を上昇させて、温度調節
を行い、一旦本処理を終了する。
いと感じていると判定されているので、エアコン11を
駆動させて、車内の温度を調節する。例えば暑いと感じ
ている場合には、車内の温度を低下させ、逆に寒いと感
じている場合には、車内の温度を上昇させて、温度調節
を行い、一旦本処理を終了する。
【0037】c)この様に、本実施例では、脳波を検出
し、この脳波に基づいて制御機器5に制御信号を出力す
るので、運転者のおかれている環境状態を改善できる。
例えば、運転者が暑い又は寒いと感じている場合には、
エアコン11を作動させることにより、適度な温度状態
に設定できるので、快適なドライブが実現できるととも
に、安全性が向上するという効果がある。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
し、この脳波に基づいて制御機器5に制御信号を出力す
るので、運転者のおかれている環境状態を改善できる。
例えば、運転者が暑い又は寒いと感じている場合には、
エアコン11を作動させることにより、適度な温度状態
に設定できるので、快適なドライブが実現できるととも
に、安全性が向上するという効果がある。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0038】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、体調(空腹)に関する情報に基づいた処
理について説明する。図5のフローチャートに示す様
に、ステップ300では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、体調(空腹)に関する情報に基づいた処
理について説明する。図5のフローチャートに示す様
に、ステップ300では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
【0039】続くステップ310では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ320では、脳波の分析により、運転者が
お腹が空いているか否かを判定する。ここで肯定判断さ
れるとステップ330に進み、一方否定判断されると一
旦本処理を終了する。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ320では、脳波の分析により、運転者が
お腹が空いているか否かを判定する。ここで肯定判断さ
れるとステップ330に進み、一方否定判断されると一
旦本処理を終了する。
【0040】ステップ330では、運転者がお腹が空い
ていると感じていると判定されているので、ナビシステ
ム13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のレストラ
ンを表示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施
例では、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が
お腹が空いていると判定した場合には、ナビシステム1
3のディスプレイ上に、車両位置の近傍のレストランを
表示するので、運転者は、その表示を見て、速やかにレ
ストランに到達して食事ができる。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
ていると感じていると判定されているので、ナビシステ
ム13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のレストラ
ンを表示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施
例では、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が
お腹が空いていると判定した場合には、ナビシステム1
3のディスプレイ上に、車両位置の近傍のレストランを
表示するので、運転者は、その表示を見て、速やかにレ
ストランに到達して食事ができる。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0041】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、体調(居眠り)に関する情報に基づいた
処理について説明する。図6のフローチャートに示す様
に、ステップ400では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、体調(居眠り)に関する情報に基づいた
処理について説明する。図6のフローチャートに示す様
に、ステップ400では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
【0042】続くステップ410では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ420では、脳波の分析により、運転者が
眠たいと感じている(又は居眠り状態)か否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ430に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ420では、脳波の分析により、運転者が
眠たいと感じている(又は居眠り状態)か否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ430に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0043】ステップ430では、運転者が眠たいと感
じているので、オーディオ機器15を駆動して、音量を
大きくするとか、眼を覚まさせるような音楽を流す。続
くステップ440では、走行中か否かを判定する。走行
中であれば、ステップ450に進み、走行中で無けれ
ば、ステップ460に進む。
じているので、オーディオ機器15を駆動して、音量を
大きくするとか、眼を覚まさせるような音楽を流す。続
くステップ440では、走行中か否かを判定する。走行
中であれば、ステップ450に進み、走行中で無けれ
ば、ステップ460に進む。
【0044】ステップ450では、走行中であるので、
車両の速度を低減する処理を行い、一旦本処理を終了す
る。例えば燃料カット・燃料量の低減、点火の禁止・点
火時期の遅角、シフトダウン、ホイールシリンダ圧の増
圧などの処理を行って、車両の速度を低減させる。
車両の速度を低減する処理を行い、一旦本処理を終了す
る。例えば燃料カット・燃料量の低減、点火の禁止・点
火時期の遅角、シフトダウン、ホイールシリンダ圧の増
圧などの処理を行って、車両の速度を低減させる。
【0045】一方、ステップ460では、走行中ではな
いので、車両の走行を禁止する処理を行い、一旦本処理
を終了する。例えば燃料カットや、点火の禁止、Pレン
ジからのシフト変更の禁止などの処理を行って、車両の
運転をさせないようにする。この様に、本実施例では、
脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が眠気を感
じている場合には、眼を覚まさせるように音を大きくす
るなどの処理を行う。それとともに、車両の走行中に
は、車速を低減する処理を行い、停止中には、運転を禁
止する処理を行う。
いので、車両の走行を禁止する処理を行い、一旦本処理
を終了する。例えば燃料カットや、点火の禁止、Pレン
ジからのシフト変更の禁止などの処理を行って、車両の
運転をさせないようにする。この様に、本実施例では、
脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が眠気を感
じている場合には、眼を覚まさせるように音を大きくす
るなどの処理を行う。それとともに、車両の走行中に
は、車速を低減する処理を行い、停止中には、運転を禁
止する処理を行う。
【0046】これにより、事故の発生を防止することが
でき、安全性が向上するという顕著な効果を奏する。 (実施例4)次に、実施例4について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
でき、安全性が向上するという顕著な効果を奏する。 (実施例4)次に、実施例4について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0047】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、体調(意識状態)に関する情報に基づい
た処理について説明する。図7のフローチャートに示す
様に、ステップ500では、脳波検出器1により検出し
た(運転者の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、体調(意識状態)に関する情報に基づい
た処理について説明する。図7のフローチャートに示す
様に、ステップ500では、脳波検出器1により検出し
た(運転者の)脳波の信号を入力する。
【0048】続くステップ510では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ520では、脳波の分析により、運転者
が、失神している状態、心神喪失の状態、ヒステリー状
体、思考を停止している状態(ぼけっとしている状態)
などの様に、運転に適さない状態であるか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ530に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ520では、脳波の分析により、運転者
が、失神している状態、心神喪失の状態、ヒステリー状
体、思考を停止している状態(ぼけっとしている状態)
などの様に、運転に適さない状態であるか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ530に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0049】続くステップ530では、走行中か否かを
判定する。走行中であれば、ステップ540に進み、走
行中で無ければ、ステップ550に進む。ステップ54
0では、走行中であるにもかかわらず、運転に適さない
状態に陥っているので、前記実施例3と同様に、車両を
減速する処理を行い、一旦本処理を終了する。
判定する。走行中であれば、ステップ540に進み、走
行中で無ければ、ステップ550に進む。ステップ54
0では、走行中であるにもかかわらず、運転に適さない
状態に陥っているので、前記実施例3と同様に、車両を
減速する処理を行い、一旦本処理を終了する。
【0050】一方、ステップ550では、走行中ではな
いが、運転に適さない状態に陥っているので、前記実施
例3と同様に、車両の走行を禁止する処理を行い、一旦
本処理を終了する。この様に、本実施例では、脳波を検
出し、この脳波に基づいて、運転者が運転に適さない状
態であることを検出した場合には、車両の走行中では、
車速を低減する処理を行い、停止中では、運転を禁止す
る処理を行う。
いが、運転に適さない状態に陥っているので、前記実施
例3と同様に、車両の走行を禁止する処理を行い、一旦
本処理を終了する。この様に、本実施例では、脳波を検
出し、この脳波に基づいて、運転者が運転に適さない状
態であることを検出した場合には、車両の走行中では、
車速を低減する処理を行い、停止中では、運転を禁止す
る処理を行う。
【0051】これにより、事故の発生を防止することが
でき、安全性が向上するという顕著な効果を奏する。 (実施例5)次に、実施例5について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
でき、安全性が向上するという顕著な効果を奏する。 (実施例5)次に、実施例5について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0052】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、体調(苦痛)に関する情報に基づいた処
理について説明する。図8のフローチャートに示す様
に、ステップ600では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、体調(苦痛)に関する情報に基づいた処
理について説明する。図8のフローチャートに示す様
に、ステップ600では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
【0053】続くステップ610では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ620では、脳波の分析により、運転者の
体に痛みがある状態(腹痛や頭痛などの状態)であるか
否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ63
0に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了す
る。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ620では、脳波の分析により、運転者の
体に痛みがある状態(腹痛や頭痛などの状態)であるか
否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ63
0に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了す
る。
【0054】ステップ630では、運転者が腹痛などが
ある状態であると判定されているので、ナビシステム1
3のディスプレイ上に、車両位置の近傍の病院や薬局を
表示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施例で
は、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が腹痛
などの苦痛を感じている状態であると判定した場合に
は、ナビシステム13のディスプレイ上に、車両位置の
近傍の病院や薬局を表示するので、運転者は、その表示
を見て、速やかに病院に到着して治療を受けたり、薬局
に到着して薬をもらうことができる。 (実施例6)次に、実施例6について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
ある状態であると判定されているので、ナビシステム1
3のディスプレイ上に、車両位置の近傍の病院や薬局を
表示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施例で
は、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者が腹痛
などの苦痛を感じている状態であると判定した場合に
は、ナビシステム13のディスプレイ上に、車両位置の
近傍の病院や薬局を表示するので、運転者は、その表示
を見て、速やかに病院に到着して治療を受けたり、薬局
に到着して薬をもらうことができる。 (実施例6)次に、実施例6について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0055】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、体調(トイレ)に関する情報に基づいた
処理について説明する。図9のフローチャートに示す様
に、ステップ700では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、体調(トイレ)に関する情報に基づいた
処理について説明する。図9のフローチャートに示す様
に、ステップ700では、脳波検出器1により検出した
(運転者の)脳波の信号を入力する。
【0056】続くステップ710では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ720では、脳波の分析により、運転者が
トイレに行きたい状態であるか否かを判定する。ここで
肯定判断されるとステップ730に進み、一方否定判断
されると一旦本処理を終了する。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ720では、脳波の分析により、運転者が
トイレに行きたい状態であるか否かを判定する。ここで
肯定判断されるとステップ730に進み、一方否定判断
されると一旦本処理を終了する。
【0057】ステップ730では、運転者がトイレに行
きたい状態であると判定されているので、ナビシステム
13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のトイレを表
示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施例で
は、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者がトイ
レに行きたい状態であると判定した場合には、ナビシス
テム13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のトイレ
を表示するので、運転者は、その表示を見て、速やかに
トイレに行くことができる。 (実施例7)次に、実施例7について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
きたい状態であると判定されているので、ナビシステム
13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のトイレを表
示し、一旦本処理を終了する。この様に、本実施例で
は、脳波を検出し、この脳波に基づいて、運転者がトイ
レに行きたい状態であると判定した場合には、ナビシス
テム13のディスプレイ上に、車両位置の近傍のトイレ
を表示するので、運転者は、その表示を見て、速やかに
トイレに行くことができる。 (実施例7)次に、実施例7について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0058】本実施例は、具体的な処理手順に特徴があ
る。ここでは、感情に関する情報に基づいた処理につい
て説明する。図10のフローチャートに示す様に、ステ
ップ800では、脳波検出器1により検出した(運転者
の)脳波の信号を入力する。
る。ここでは、感情に関する情報に基づいた処理につい
て説明する。図10のフローチャートに示す様に、ステ
ップ800では、脳波検出器1により検出した(運転者
の)脳波の信号を入力する。
【0059】続くステップ810では、入力した脳波の
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ820では、脳波の分析により、運転者
が、怒っている状態又は悲しんでいる状態の様に、(運
転には好ましくないような)感情の起伏が大きな状態で
あるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ830に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終
了する。
信号に基づいて、脳波の特徴などの脳波の分析を行う。
続くステップ820では、脳波の分析により、運転者
が、怒っている状態又は悲しんでいる状態の様に、(運
転には好ましくないような)感情の起伏が大きな状態で
あるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ830に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終
了する。
【0060】ステップ830では、運転者が怒っている
又は悲しんでする状態であると判定されているので、オ
ーディオ機器15を駆動して、(プリセットされてい
る)ヒーリング音楽を流し、一旦本処理を終了する。こ
の様に、本実施例では、脳波を検出し、この脳波に基づ
いて、運転者が怒っている状態又は悲しんでいる状態で
あると判定した場合には、ヒーリング音楽を流すので、
運転者の運転が安定化し、事故の発生を防止することが
できる。
又は悲しんでする状態であると判定されているので、オ
ーディオ機器15を駆動して、(プリセットされてい
る)ヒーリング音楽を流し、一旦本処理を終了する。こ
の様に、本実施例では、脳波を検出し、この脳波に基づ
いて、運転者が怒っている状態又は悲しんでいる状態で
あると判定した場合には、ヒーリング音楽を流すので、
運転者の運転が安定化し、事故の発生を防止することが
できる。
【0061】尚、この様な感情の起伏が大きな場合に
は、運転に適さない状態であると見なして、前記実施例
4等と同様に、走行中の場合には減速し、停止中の場合
には運転を禁止するようにしてもよい。尚、本発明は前
記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸
脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはい
うまでもない。
は、運転に適さない状態であると見なして、前記実施例
4等と同様に、走行中の場合には減速し、停止中の場合
には運転を禁止するようにしてもよい。尚、本発明は前
記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸
脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはい
うまでもない。
【0062】(1)例えば、前記実施例では、運転者の
脳波を検出する例を述べたが、運転者以外の他の搭乗者
の脳波を検出して、エアコン等の制御など、同様な制御
を行ってもよい。 (2)また、前記実施例では、運転者の脳波を検出する
例を述べたが、脳波ではなく、例えばMRIなど、運転
者の脳の活動状態を検出する各種の方法を採用すること
ができる。
脳波を検出する例を述べたが、運転者以外の他の搭乗者
の脳波を検出して、エアコン等の制御など、同様な制御
を行ってもよい。 (2)また、前記実施例では、運転者の脳波を検出する
例を述べたが、脳波ではなく、例えばMRIなど、運転
者の脳の活動状態を検出する各種の方法を採用すること
ができる。
【0063】(3)更に、前記実施例では、搭乗者対応
車載装置について述べたが、本発明は、それらに限ら
ず、上述した処理を実行させる手段を記憶している記録
媒体にも適用できる。この記録媒体としては、マイクロ
コンピュータとして構成される電子制御装置、マイクロ
チップ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディ
スク等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述し
た搭乗者対応車載装置の処理を実行させることができる
例えばプログラム等の手段を記憶したものであれば、特
に限定はない。
車載装置について述べたが、本発明は、それらに限ら
ず、上述した処理を実行させる手段を記憶している記録
媒体にも適用できる。この記録媒体としては、マイクロ
コンピュータとして構成される電子制御装置、マイクロ
チップ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディ
スク等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述し
た搭乗者対応車載装置の処理を実行させることができる
例えばプログラム等の手段を記憶したものであれば、特
に限定はない。
【図1】 実施例1の搭乗者対応車載装置の主要構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】 実施例1の搭乗者対応車載装置の電気的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】 実施例1の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】 実施例1の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】 実施例2の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】 実施例3の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】 実施例4の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】 実施例5の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図9】 実施例6の搭乗者対応車載装置の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図10】 実施例7の搭乗者対応車載装置の制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1・・・脳波検出器 3・・・電子制御装置(ECU) 5・・・制御機器 11・・・エアコン 13・・・ナビシステム 15・・・オーディオ機器 17・・・エンジン制御装置 19・・・トランスミッション制御装置 21・・・ブレーキ制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 628 B60R 21/00 628Z G01C 21/00 G01C 21/00 C G08G 1/0969 G08G 1/0969 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB12 AB13 AC02 AC13 AC19 3D037 FA01 FA05 FA09 FA11 FA23 FA24 FA25 FA27 FB00 FB01 FB02 FB09 FB10 5H180 AA01 BB13 CC27 FF03 FF27 FF40 LL07 LL09 LL20
Claims (13)
- 【請求項1】 車両の搭乗者の脳の活動状態を検出する
検出手段と、 前記検出手段により検出された脳の活動状態を示す生体
情報に基づいて、前記搭乗者の状態を判定する判定手段
と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記搭乗者の状態
の改善又は運転の安全性の向上のために、前記車両に搭
載された機器の制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする搭乗者対応車載装置。 - 【請求項2】 前記生体情報が、脳波であることを特徴
とする前記請求項1に記載の搭乗者対応車載装置。 - 【請求項3】 前記生体情報が、温度に関する情報、感
情に関する情報、及び体調に関する情報のうち、少なく
とも1種であることを特徴とする前記請求項1又は2に
記載の搭乗者対応車載装置。 - 【請求項4】 前記温度に関する生体情報に基づいて、
前記搭乗者にとって現在の温度が適切でないことを検出
した場合には、エアコンを制御して温度を調節すること
を特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者対応車載装
置。 - 【請求項5】 前記感情に関する生体情報に基づいて、
前記搭乗者が怒りの状態又は悲しみの状態であることを
検出した場合には、音響機器を駆動して、ヒーリング音
楽を流すことを特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者
対応車載装置。 - 【請求項6】 前記体調に関する生体情報に基づいて、
前記搭乗者の空腹状態を検出した場合には、ナビシステ
ムを駆動して、車両位置の近傍の食事が可能な場所を表
示することを特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者対
応車載装置。 - 【請求項7】 前記体調に関する生体情報に基づいて、
前記搭乗者が身体の苦痛を感じている状態を検出した場
合には、ナビシステムを駆動して、車両位置の近傍の病
院又は薬局を表示することを特徴とする前記請求項3に
記載の搭乗者対応車載装置。 - 【請求項8】 前記体調に関する生体情報に基づいて、
前記搭乗者がトイレに行きたがっている状態を検出した
場合には、ナビシステムを駆動して、車両位置の近傍の
トイレを表示することを特徴とする前記請求項3に記載
の搭乗者対応車載装置。 - 【請求項9】 前記車両の走行中に、前記体調に関する
生体情報に基づいて、前記搭乗者のうちの運転者が、眠
たい状態又は居眠り状態であることを検出した場合に
は、音響機器を駆動して、眠りをさます様な音を発生す
ることを特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者対応車
載装置。 - 【請求項10】 前記車両の走行中に、前記生体情報に
基づいて、前記搭乗者のうちの運転者が、運転に適さな
い状態であることを検出した場合には、車両の速度を低
減することを特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者対
応車載装置。 - 【請求項11】 前記車両の停止中に、前記生体情報に
基づいて、前記搭乗者のうちの運転者が、運転に適さな
い状態であることを検出した場合には、車両の運転を禁
止することを特徴とする前記請求項3に記載の搭乗者対
応車載装置。 - 【請求項12】 前記運転に適さない状態が、失神して
いる状態、心神喪失の状態、ヒステリーの状態、思考を
停止している状態、及び感情に大きな変動がある状態の
うちの、1種であることを特徴とする前記請求項11又
は12に記載の搭乗者対応車載装置。 - 【請求項13】 前記請求項1〜12のいずれか記載の
搭乗者対応車載装置の機能を実現するための手段を記録
したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244495A JP2002056500A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 搭乗者対応車載装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244495A JP2002056500A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 搭乗者対応車載装置及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002056500A true JP2002056500A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18735178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244495A Pending JP2002056500A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 搭乗者対応車載装置及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002056500A (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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