Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2002055856A - 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置 - Google Patents

放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置

Info

Publication number
JP2002055856A
JP2002055856A JP2001155758A JP2001155758A JP2002055856A JP 2002055856 A JP2002055856 A JP 2002055856A JP 2001155758 A JP2001155758 A JP 2001155758A JP 2001155758 A JP2001155758 A JP 2001155758A JP 2002055856 A JP2002055856 A JP 2002055856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
receiving terminal
user
recording medium
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001155758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4649058B2 (ja
Inventor
Akira Yuasa
晶 湯浅
Hideyuki Takeda
武田英幸
Takeshi Noda
健 野田
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001155758A priority Critical patent/JP4649058B2/ja
Publication of JP2002055856A publication Critical patent/JP2002055856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4649058B2 publication Critical patent/JP4649058B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送されるコンテンツを受信して記録媒体に
蓄積する受信端末装置であって、記録媒体に蓄積済みの
コンテンツをユーザに長期間利用可能にするために保存
する受信端末装置を提供する。 【解決手段】 逐次放送される複数のコンテンツを逐次
受信して記録媒体に蓄積しておきユーザに利用可能にす
る受信端末装置において、記録媒体の容量が有限である
ため蓄積した各コンテンツを一定期間経過後に消去す
る。この受信端末装置は、1以上の外部デバイスと接続
されており、外部デバイスの情報を収集し(S10
1)、保存すべきコンテンツと保存先の外部デバイスの
指定をユーザから受け付け(S105)、その外部デバ
イスの空き時間に(S107)、コンテンツを転送する
ことを予約し、予約時刻になってその外部デバイスが使
用中でなければ、その外部デバイスにコンテンツを転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送されたコンテ
ンツを受信してハードディスク等の記録媒体に蓄積する
受信端末装置に関し、特に、記録媒体に蓄積したコンテ
ンツをユーザに長期間利用可能とするために保存する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】通信技術、マルチメディア関連技術等の
発展を背景として、近年、データ蓄積型の放送システム
の研究、開発が行われている。蓄積型の放送システムと
は、テレビ番組、音楽、映画、ゲーム、新聞等の各コン
テンツを放送する放送装置と、放送されたコンテンツを
受信して大容量のハードディスク等の記録媒体内に蓄積
しておきそのコンテンツをユーザが必要とするときに表
示、再生等できるようにする受信端末装置とを含んで構
成される放送システムである。なお、放送装置から放送
されたコンテンツは、放送装置から離れた位置に所在す
る多数の受信端末装置それぞれに受信されることが想定
されている。
【0003】蓄積型の放送システムにおいては基本的
に、ユーザが各コンテンツを利用開始できる日時はコン
テンツ毎に事前に定められており、放送装置はその定め
られている日時以前に受信端末装置がそのコンテンツを
受信して蓄積できるように、各コンテンツを放送する。
また、受信端末装置は、各家屋等に設置され、受信して
蓄積したコンテンツを表示、再生等するためにテレビモ
ニタ、VIDEO録画再生機器、オーディオ機器、パー
ソナルコンピュータ等に接続されることが想定されてい
る。また、基本的にコンテンツはその種類に応じて例え
ばMPEG(Moving Picture Codi
ng Expert Group)規格等に則って圧縮
されて放送され、受信端末装置はコンテンツを圧縮され
た状態で記録媒体に蓄積し、表示、再生等を行う場合に
そのコンテンツを伸長する。
【0004】受信端末装置は、個別指定、チャンネル指
定、ジャンル指定等の方法でユーザが指定したコンテン
ツを、放送されたときに逐次受信して記録媒体に蓄積す
るのであるが、記録媒体の容量は有限であるため、無制
限にコンテンツを蓄積していくことはできない。このた
め、受信端末装置には、新たにコンテンツを蓄積するた
めの記録領域を確保すべく、蓄積済みのコンテンツを一
定の方式に基づいて消去するような仕組みを設けておく
必要がある。ここでいう消去には、蓄積済みのコンテン
ツを記録している領域に新たなコンテンツを上書きする
ことによって、その蓄積済みのコンテンツを消滅させる
ことも含まれる。
【0005】即ち、受信端末装置はコンテンツを受信
し、受信したコンテンツをユーザの利用に供するために
記録媒体に一時的に記録しておく機能を有する装置であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、受信端末装
置に蓄積されたコンテンツをユーザが利用することがで
きるのは、そのコンテンツが蓄積されてから消去される
までの期間に限られてしまう。例えば、新聞が日毎に放
送装置から放送され、受信端末装置が新たに受信した新
聞を前日に受信して蓄積している新聞に上書きするよう
な方式を用いているならば、ユーザは新たな新聞が放送
された時から、前日の新聞を読むことができなくなる。
【0007】また、例えばチャンネル指定を含むユーザ
の指示に基づき、あるチャンネルで放送されるコンテン
ツを全て受信し順次蓄積するような受信端末装置が、利
用開始できる日時から1週間経過したコンテンツを記録
媒体の空き容量が不十分となれば消去する方式を用いて
いるならば、ユーザは少なくとも1週間はコンテンツを
任意の時に利用することができるが、1週間を経過して
からはコンテンツを必ず利用できるとは限らない。
【0008】なお、このような記録媒体の容量が有限で
あることに由来してユーザがコンテンツを利用できる期
間が制限される事態は、蓄積型の放送システムにおける
受信端末装置のみならず、放送されるコンテンツを受信
してユーザの利用に供するためにコンテンツを記録媒体
に一時的に記録しておく機能を有するあらゆる受信端末
装置において生じ得る。
【0009】しかし、ユーザは、受信端末装置によって
受信され記録媒体に蓄積されたコンテンツを、蓄積後か
なり多くの日時が経過してから利用したい場合もある。
そこで、本発明はこのユーザニーズに対応すべくなされ
たものであり、放送されるコンテンツを受信して記録媒
体に蓄積する受信端末装置であって、記録媒体に蓄積済
みのコンテンツをユーザに長期間利用可能にするために
保存する受信端末装置を提供することを目的とする。ま
た、かかる受信端末装置において用いられるコンテンツ
保存方法、及びかかるコンテンツ保存方法の実行を指示
する制御プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る受信端末装置は、逐次放送されるコン
テンツを逐次受信して記録媒体に蓄積し、蓄積した各コ
ンテンツをユーザの利用に供する受信端末装置であっ
て、放送される複数のコンテンツを逐次受信し第1記録
媒体に蓄積する受信蓄積手段と、第1記録媒体に蓄積さ
れた複数のコンテンツそれぞれを消去する消去手段と、
ユーザによるコンテンツの指定を受け付ける指定受付手
段と、前記指定受付手段により受け付けられたユーザの
指定に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録
媒体から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送
可能であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定
手段と、前記転送予定手段により転送が予定されたコン
テンツを前記消去より前に第1記録媒体から第2記録媒
体に転送する転送手段とを備えることを特徴とする。
【0011】ここでいう消去とは、記録媒体中から完全
な状態でのコンテンツの存在を消滅させることであり、
コンテンツの一部を消すことや、新たにコンテンツを上
書きすることによって結果的に消滅させることも含む。
上記構成により、受信端末装置が逐次受信したコンテン
ツを蓄積する第1記録媒体の容量が有限であるために、
蓄積された複数のコンテンツはいずれ消去されるが、ユ
ーザが保存したいコンテンツを指定するだけでそのコン
テンツは消去される前に他の記録媒体に転送できるか否
かチェックされ、できる場合には転送がスケジューリン
グされ、後に転送されるため、第1記録媒体におけるコ
ンテンツが消去された後においても、ユーザはその転送
されたコンテンツをいつでも使用することができるよう
になる。
【0012】また、本発明に係るコンテンツ保存方法
は、逐次放送されるコンテンツを逐次受信して第1記録
媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツをユーザの利用に
供する受信端末装置において用いられるコンテンツ保存
方法であって、第1記録媒体に蓄積された複数のコンテ
ンツそれぞれを消去する消去ステップと、ユーザによる
コンテンツの指定を受け付ける指定受付ステップと、前
記指定受付ステップにより受け付けられたユーザの指定
に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒体
から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可能
であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定ステ
ップと、前記転送予定ステップにより転送が予定された
コンテンツを前記消去より前に第1記録媒体から第2記
録媒体に転送する転送ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0013】これにより、受信端末装置が逐次受信した
コンテンツを蓄積する第1記録媒体の容量が有限である
ために、蓄積された複数のコンテンツはいずれ消去され
るが、ユーザが保存したいコンテンツを指定するだけで
そのコンテンツは消去される前に他の記録媒体に転送さ
れるため、ユーザは指定したコンテンツをいつでも使用
することができるようになる。
【0014】また、本発明に係る制御プログラムは、C
PUを備え、逐次放送されるコンテンツを逐次受信して
第1記録媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツをユーザ
の利用に供する受信端末装置に、コンテンツ保存処理を
行わせるための制御プログラムであって、前記コンテン
ツ保存処理は、第1記録媒体に蓄積された複数のコンテ
ンツそれぞれを消去する消去ステップと、ユーザによる
コンテンツの指定を受け付ける指定受付ステップと、前
記指定受付ステップにより受け付けられたユーザの指定
に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒体
から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可能
であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定ステ
ップと、前記転送予定ステップにより転送が予定された
コンテンツを前記消去ステップにより消去される前に第
1記録媒体から第2記録媒体に転送する転送ステップと
を含むことを特徴とする。
【0015】この制御プログラムにより、ユーザは、受
信端末装置が受信したコンテンツのうち指定したコンテ
ンツをいつでも使用することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】<1.実施の形態1>以下、本発
明の実施の形態1に係る蓄積型の放送システムにおける
受信システムについて説明する。 <1−1.構成>図1は、実施の形態1に係る受信シス
テム1000の構成例を示す図である。
【0017】受信システム1000は、受信端末装置1
100と、受信端末装置1100に接続されコンテンツ
の保存や再生を行うための各種デバイスとを含んで構成
されるものであり、受信端末装置1100と、これにI
EEE1394の規定に基づくIEEE1394シリア
ルバス(以下、「1394ケーブル」という。)で接続
された各装置を含んで構成される。各装置としては、例
えばデジタルビデオ録画再生装置(D−VHS(1))
1201、D−VHS(2)1202、音楽録音再生装
置(MD)1203、テレビモニタ(TV)1204、
パーソナルコンピュータ(PC)1205や、図示しな
いハードディスク装置(HDD)、映像音声記録用ハー
ドディスク装置(AV−HDD)等が想定される。
【0018】蓄積型の放送システムにおいては、放送装
置が予め定められたスケジュールに従って、映画、音
楽、新聞等の各コンテンツをユーザが利用できると定め
られている日時(以下、「利用可能日時」という。)よ
り前に放送する。放送装置から放送されたコンテンツ
は、ユーザの指示に応じて受信端末装置1100によっ
て受信され装置内部のハードディスク等の記録媒体に蓄
積される。
【0019】コンテンツが蓄積された後にはそのコンテ
ンツをユーザは利用できるようになる。蓄積されたコン
テンツは、ユーザによる表示、再生等の指示に応じて、
受信端末装置1100に1394ケーブルで接続された
テレビモニタその他のデバイスに伝えられ、そのデバイ
スによって表示、再生等される。なお、受信端末装置1
100と他のデバイスとの間では、IEEE1394
や、バス上に接続された複数の機器間における制御に関
するプロトコルであるIEEE1394TradeAs
sociationやその他のプロトコルに従って信号
の伝達が行われるものとする。
【0020】受信端末装置1100内の記録媒体に蓄積
されたコンテンツは、ユーザにより設定された一定期間
の経過後には、消去され得るものである。ここではその
一定期間を利用可能日時の属する日から1週間とし、受
信端末装置1100は、蓄積した各コンテンツに対して
利用可能日時の属する日から1週間先の日を期限として
設定し、記録媒体の空き容量が不足している場合等に、
その設定した期限が経過しているコンテンツを消去する
ものとする。
【0021】つまり、ユーザは、コンテンツを、そのコ
ンテンツの利用可能日時から1週間内であれば表示、再
生等の対象として利用できるが、受信端末装置1100
に対してコンテンツの保存を指示しない限りその1週間
より後にはコンテンツを利用できなくなるおそれがあ
る。ユーザが保存を指示したコンテンツ、即ちあるデバ
イスへの転送を指示したコンテンツについては、受信端
末装置1100によって、1394ケーブルで接続され
たそのデバイスに転送され、そのデバイス内のハードデ
ィスク等の記録媒体に記録される。従って、転送された
後にはいつでもユーザはそのデバイスを操作して、転送
されたコンテンツを利用すること、即ち表示、再生等さ
せることができるようになる。
【0022】図2は、実施の形態1に係る受信端末装置
1100の機能ブロック図である。受信端末装置110
0は、放送装置から放送されたコンテンツを受信して蓄
積し、また1394ケーブルで接続された他のデバイス
を制御する機能を有するものであり、いわゆるセットト
ップボックスに大容量の記録媒体を含めた上で機能拡張
した装置である。なお、ユーザは受信端末装置1100
に対して、例えばいわゆるリモコン等により操作を行
う。
【0023】この受信端末装置1100は、機能的に
は、受信部1110、記録部1120、蓄積部113
0、制御部1140、情報表示部1150、入力受付部
1160、読出部1170及び通信部1180を備え
る。ここで、受信部1110は、チューナ及びバッファ
メモリを有しチューナを制御して、放送されるコンテン
ツをアンテナ、ケーブル等を介して受信して、例えばデ
ジタル復調等を施して、バッファメモリに格納する機能
を有するものである。
【0024】記録部1120は、制御部1140の指示
を受け、ユーザの指定に応じたコンテンツをバッファメ
モリから取り出し、そのコンテンツを蓄積部1130に
蓄積する機能を有するものである。蓄積部1130は、
大容量のハードディスク等の記録媒体を含んで構成さ
れ、コンテンツを蓄積することができるものである。
【0025】情報表示部1150は、制御部1140の
指示を受けて、例えば受信端末装置1100に設けられ
た液晶ディスプレイ等に情報の表示を行うものであり、
入力受付部1160は例えばリモコン信号受信回路等か
らなり、いわゆるリモコンから送られる信号を受けるこ
とにより、ユーザからのリモコン操作によりなされる指
示を受け付けて制御部1140に伝えるものである。即
ち、情報表示部1150及び入力受付部1160は、例
えばGUI等のユーザインタフェースを構成するもので
ある。
【0026】制御部1140は、メモリ、プロセッサ等
から構成され、メモリに格納された制御用プログラムを
プロセッサが実行することによって、受信端末装置11
00内の各部を制御する機能を実現するものであり、コ
ンテンツ管理情報格納部1141とデバイス管理情報格
納部1142とを有する。ここで、コンテンツ管理情報
格納部1141は、蓄積部1130に蓄積されたコンテ
ンツに関する情報であるコンテンツ管理情報を格納する
メモリ領域であり、デバイス管理情報格納部1142
は、受信端末装置1100と1394ケーブルで接続さ
れた各デバイスに関する情報であるデバイス管理情報を
格納するメモリ領域である。なお、コンテンツ管理情報
及びデバイス管理情報については後に詳しく説明する。
【0027】制御部1140は、入力受付部1160を
通じて蓄積が必要なコンテンツのユーザによる指定を受
け付け記録部1120を制御する機能や、1394ケー
ブルを通じて接続された他の全てのデバイスについてデ
バイス名と能力に関するデバイス情報と状態に関する情
報とを収集してデバイス管理情報を更新する機能や、記
録部1120が蓄積したコンテンツについての情報を得
てコンテンツ管理情報を更新しておきコンテンツ管理情
報に基づいて蓄積したコンテンツの一覧を情報表示部1
150を介して表示するとともに入力受付部1160を
介してユーザから保存すべきコンテンツの指示等を受け
付けてこの指示に応じてコンテンツを保存するための制
御を行う機能等を有する。また、制御部1140は、蓄
積部1130の記録媒体の空き容量が不足している場
合、例えば全容量の80%が使用済みとなっている場合
には、設定した期限が経過しているコンテンツ、即ち利
用可能日時の属する日から1週間経過しているコンテン
ツを記録媒体中から消去する機能をも有する。
【0028】読出部1170は、制御部1140の指示
を受けて蓄積部1130に蓄積されたコンテンツを読み
出して通信部1180に渡す機能を有するものである。
また、通信部1180は、受信端末装置1100に13
94ケーブルで接続されたD−VHS、PC等のデバイ
スと通信を行う機能を有し、制御部1140の指示を受
けて各デバイスにコマンドを送信しそのレスポンスを受
信する他、読出部1170から渡されたコンテンツをあ
るデバイスに送信する機能を有するものである。
【0029】また、受信端末装置1100は、現在日時
を計時するための計時機構を有しており、制御部114
0は現在日時を取得することができるようになってい
る。図3は、受信端末装置1100に接続されたD−V
HS、MD、TV、PC、HDD、AV−HDD等の代
表例を表すデバイス1200の機能ブロック図である。
【0030】デバイス1200は、ユーザの操作を受け
てコンテンツの再生等を行い、また、受信端末装置11
00から送られるコンテンツやコマンドを受信してコマ
ンドに従った処理を行うものであり、入力受付部121
0、表示部1220、コマンド処理部1230、蓄積部
1240、通信部1250、記録部1260及び再生出
力部1270を備える。
【0031】入力受付部1210は、入力用ボタン等を
有しユーザの指示を受け付けてコマンド処理部1230
に伝えるものであり、表示部1220は、コマンド処理
部1230に渡された情報をデバイス1200に設けら
れた液晶パネル等に表示するものである。つまり、入力
受付部1210及び表示部1220はユーザインタフェ
ースを構成する。
【0032】蓄積部1240は大容量のハードディスク
等の記録媒体を有しその記録媒体にコンテンツを格納す
ることができるものである。コマンド処理部1230
は、メモリ、プロセッサ等から構成され、メモリに格納
された制御用プログラムをプロセッサが実行することに
よって、デバイス1200内の各部を制御する機能を実
現するものであり、入力受付部1210を介して受け付
けたユーザの指示や、通信部1250を介して受信端末
装置1100から伝えられたコマンドに、対応した処理
を実行する機能を有する。また、コマンド処理部123
0は、デバイス名と能力に関するデバイス情報とデバイ
スの状態に関する情報とを記憶しているデバイス固有情
報記憶部1231を有する。
【0033】ここで、デバイスの能力に関するデバイス
情報は、使用可能なコマンドや取り扱うことができるコ
ンテンツの種別や、デバイスがコンテンツを格納するた
めの記録媒体の空き容量等であり、デバイスの状態に関
する情報は、デバイスをユーザが現在使用中であるか否
か等の情報である。デバイス固有情報記憶部1231
は、コンフィグレーションROMの一領域及び他のメモ
リで構成され、格納している情報のうち変化しないもの
はコンフィグレーションROM中のIEEE1394に
おいてデバイスの製造元が任意に使用できるとされてい
る領域に記憶されている。このコンフィグレーションR
OMに記憶されている情報は、受信端末装置により読み
出され得る。なお、デバイス固有情報記憶部1231に
格納されている情報のうち変化するもの、即ち記録媒体
の空き容量やユーザが使用中か否か等の情報は、コマン
ド処理部1230がユーザ入力に応じて処理を行うとき
や一定周期毎に、記録媒体の空き容量等の状態を検査し
てその状態に応じて更新する。
【0034】コマンド処理部1230は、デバイスに関
する情報を、受信端末装置1100から伝えられた特定
のコマンドに対するレスポンスとして通信部1250を
介して送信する機能をも有する。通信部1250は、外
部と1394ケーブルを介して通信するものであり、受
信端末装置1100から送られてくるコンテンツやコマ
ンドを受信し、コンテンツを記録部1260に渡し、コ
マンドをコマンド処理部1230に渡す機能を有するも
のである。また、通信部1250は、コマンド処理部1
230からコマンドに対するレスポンスが渡されると受
信端末装置1100に送信する機能をも有する。
【0035】記録部1260は、コマンド処理部123
0の指示を受け、通信部1250から渡されるコンテン
ツを蓄積部1240に格納する機能を有するものであ
る。再生出力部1270は、コマンド処理部1230の
指示を受け、蓄積部1240に格納されたコンテンツを
読み出して表示、再生又は外部出力する機能を有するも
のであり、例えばMPEGデコーダ等、圧縮された画像
データや音声データを伸長する画像や音声のデコーダ等
を含む。
【0036】<1−2.データ>以下、受信端末装置1
100が用いるコンテンツ管理情報及びデバイス管理情
報について説明する。図4は、制御部1140によりコ
ンテンツ管理情報格納部1141に格納されるコンテン
ツ管理情報2000のデータ構造及び内容例を示す図で
ある。
【0037】コンテンツ管理情報2000は、記録部1
120によって蓄積部1130に蓄積された各コンテン
ツについての情報であり、コンテンツを他のデバイスへ
保存するために必要な情報が含まれ、同図に示すように
コンテンツ名2001、日時2002、種別2003、
ジャンル2004、量2005、期限2006、保存先
2007、保存状況2008及び保存完了通知2009
から構成される。
【0038】ここで、コンテンツ名2001はコンテン
ツを識別するための名称その他の情報であり、日時20
02はコンテンツの利用可能日時を示す情報である。ま
た、種別2003はコンテンツが映像音声であるか音声
であるか静止画であるか文字列であるか等のコンテンツ
の種別を示す情報である。ここでの種別とは、コンテン
ツのデータ形式の別をいう。
【0039】データ形式には、例えば、AVストリーム
データ形式、JPEG(JointPhotograp
hic Coding Experts Group)
形式、WAV形式、MIDI形式、MP3(MPEG1
レイヤ3)形式、テキストデータ形式、プログラムファ
イル形式等がある。なお、ここでは便宜上、コンテンツ
種別について、映像音声という表現によりAVストリー
ム形式を表し、音声という表現により音楽の波形を示す
データ形式であるWAV形式を表し、静止画という表現
によりJPEG形式を表すものとする。AVストリーム
形式には、例えば映像信号に関してMPEG(Movi
ngPicture Coding Expert G
roup)2形式で符号化し音声信号についてMPEG
2レイヤ2形式で符号化したものや、音声信号について
はMPEG1レイヤ2形式で符号化したもの等様々ある
が、ここでは便宜上、映像音声という表現で表すAVス
トリーム形式は1種類の形式を表すものとして説明す
る。
【0040】ジャンル2004は、コンテンツの内容面
における識別情報であり、例えば、映画、スポーツ、ド
ラマ、音楽、効果音、新聞、ゲーム等のいずれかを示
す。なお、受信端末装置1100は例えばEPG(El
ectric Program Guide)等を取得
する機構を有し、制御部1140はそのEPGを参照す
ることにより、或いは蓄積部1130に蓄積されたコン
テンツにおけるいわゆるヘッダ部分等を参照することに
より、コンテンツ名2001、日時2002、種別20
03及びジャンル2004を設定することができる。
【0041】量2005は蓄積部1130に蓄積された
コンテンツのデータ量を示す情報である。但し同図では
映像音声コンテンツや音声コンテンツについては再生に
要する時間でもってデータ量を表している。期限200
6はコンテンツが消去されないことを保証する期間を表
す情報であり、利用可能日時が属する日から1週間先の
日が制御部1140によって設定される。
【0042】保存先2007は、保存先デバイス、つま
りコンテンツの保存先となるデバイスを、識別するデバ
イス名を示すものであり、コンテンツの保存先としてユ
ーザが指定したデバイス名が設定される。なお、ユーザ
が保存を指定しないコンテンツについては、デバイス名
でなく保存先がない旨を示す値が設定される。保存状況
2008は、制御部1140の制御によってコンテンツ
の保存が行われたか未だ保存が行われていないか等を示
す情報である。
【0043】また、保存完了通知2009は、保存が完
了したときにユーザに対して通知を行う必要があるか否
かや既に通知を行ったか否かを示す情報である。同図の
例では、6月1日の10時が利用可能日時である「MO
VIE1」という映画を内容とする映像音声コンテンツ
は3時間の量で6月8日が期限であり、保存先デバイス
はD−VHS(1)で保存完了通知は必要とユーザに指
定され、未だ保存されていないことを示している。ま
た、6月1日の14時が利用可能日時である「SPOR
TS2」というスポーツ番組を内容とする映像音声コン
テンツは1時間30分の量で6月8日が期限であり、保
存先デバイスはD−VHS(2)で保存完了通知は不要
とユーザに指定され、未だ保存されていないことを示し
ている。また、6月2日の0時が利用可能日時である
「NEWS6/2」という新聞である静止画コンテンツ
は2MByteの量で6月9日が期限であり、保存先デ
バイスはPCで既に保存され、保存完了通知もなされて
いることを示している。
【0044】また、6月1日の21時が利用可能日時で
ある「MUSIC2」という音楽を内容とする音声コン
テンツについては、保存する旨の指示がユーザによって
与えられていない、即ち保存が行われないことを示して
いる。なお、制御部1140は、期限経過後のコンテン
ツを蓄積部1130から消去したときにコンテンツ管理
情報2000中のそのコンテンツについての情報を削除
するものとする。
【0045】図5は、制御部1140によりデバイス管
理情報格納部1142に格納されるデバイス管理情報2
100のデータ構造及び内容例を示す図である。デバイ
ス管理情報2100は、受信端末装置1100に接続さ
れた各デバイスについて、制御部1140が通信部11
80を介して収集したデバイス名2101、デバイス情
報2102及び状態2103と、そのデバイスを保存先
としてコンテンツの保存処理を行う予定の時間に関する
保存予約情報2104とから構成される。
【0046】なお、各デバイスからの、各デバイスに関
する情報の収集は、各デバイスのコンフィグレーション
ROMから読み出して或いは各デバイスに対して特定の
コマンドによって問い合わせてレスポンスを得ることに
より、なされる。コマンドとは例えばIEEE1394
TAで規定されているAV/Cコマンドであり、受信端
末装置1100は、IEEE1394のアシンクロナス
パケットのFCPフレームを用いてAV/Cコマンドを
各デバイスに送ることにより、各デバイスが対応できる
AV/Cコマンドのコマンドリストをレスポンスとして
受け取ることができる。
【0047】デバイス管理情報2100においてデバイ
ス名2101は、各デバイスを識別するための名称であ
る。デバイス情報2102は例えばコンテンツの再生を
指定する「PLAY」等の使用可能なコマンドや、取り
扱うことができるコンテンツの種別や、記録媒体の空き
容量や、転送されたコンテンツを受信して処理できる速
度等を示す情報である。
【0048】状態2103はそのデバイスをユーザが現
在使用中であるか否かを示す情報である。また、保存予
約情報2104は、そのデバイスを保存先として保存処
理を行う対象となるコンテンツの名称と、保存処理の開
始時間と終了時間とを対応付けた情報である。
【0049】同図の例では、D−VHS(1)について
は、映像音声を保存することができ、使用可能なコマン
ドが「xx」等であり、ユーザが使用しておらず使用可
能状態であって、6月3日の10時から10時50分ま
でにおいて「MOVIE51」というコンテンツの保存
処理の実行が予約され、6月3日の10時50分から1
2時5分までにおいて「MOVIE1」というコンテン
ツの保存処理の実行が予約され、6月3日の13時から
14時までにおいて「MOVIE53」というコンテン
ツの保存処理の実行が予約されていることを示してい
る。
【0050】また、D−VHS(2)については、映像
音声を保存することができ、使用可能なコマンドが「x
x」等であり、ユーザが使用中であって、6月3日の1
1時から11時33分までにおいて「SPORTS2」
というコンテンツの保存処理の実行が予約されているこ
とを示している。 <1−3.動作>以下、上述した構成を備える受信シス
テム1000の動作について説明する。
【0051】受信端末装置1100は、例えばEPGを
情報表示部1150により表示する等して、ユーザから
受信して蓄積すべきコンテンツの指定を受け、指定され
たコンテンツが放送されたときにこれを受信部1110
により受信し記録部1120によって蓄積部1130に
蓄積する。こうしてコンテンツを蓄積すると、制御部1
140はそのコンテンツに対する期限を利用可能日時の
属する日から1週間先と定め、コンテンツ管理情報格納
部1141に格納されたコンテンツ管理情報に蓄積済み
のコンテンツに関する情報を追加し、コンテンツ名20
01、日時2002、種別2003、ジャンル200
4、量2005及び期限2006を設定する。なお、コ
ンテンツ管理情報がまだコンテンツ管理情報格納部11
41に格納されていなかった場合には、新たにコンテン
ツ管理情報を作成して格納することになる。
【0052】<1−3−1.保存指示対応処理>受信端
末装置1100は、ユーザから保存の指示を行う意味の
操作がなされ、これを入力受付部1160により受け付
けた場合に、保存指示対応処理を行う。例えば、いわゆ
るリモコンに「保存予約」と描かれたボタンを予め設け
ておき、ユーザにそのボタンが押下されると、保存の指
示が行われたものと扱うこととする。
【0053】この保存指示対応処理は、ユーザによる保
存の指示を受けた場合に保存処理の実行を予約するため
に行う処理である。以下、保存指示対応処理について説
明する。図6は、受信端末装置1100がユーザによる
保存の指示を受けた場合に保存処理の実行を予約するた
めに行う保存指示対応処理を示すフローチャートであ
る。
【0054】受信端末装置1100の制御部1140
は、通信部1180を介して、受信端末装置1100と
1394ケーブルで接続されている他の全てのデバイス
についてデバイス名、デバイス情報及び使用中か否かの
状態を示す情報を収集し、デバイス管理情報格納部11
42に格納されたデバイス管理情報を更新する(ステッ
プS101)。なお、デバイス管理情報がまだデバイス
管理情報格納部1142に格納されていなかった場合に
は、新たにデバイス管理情報を作成して格納することに
なる。
【0055】デバイスに関する情報を収集した後、制御
部1140はコンテンツ管理情報に基づき、蓄積部11
30に蓄積されている各コンテンツについてコンテンツ
名、日時、種別、ジャンル、量、期限等からなる一覧表
を作成して情報表示部1150を介して表示し(ステッ
プS102)、入力受付部1160を介してユーザから
保存すべきコンテンツの指定を受け付け、また保存が完
了した場合に通知が必要である場合にはユーザから保存
完了通知要求を受け付ける(ステップS103)。
【0056】保存すべきコンテンツの指定等を受け付け
た後、制御部1140は、そのコンテンツの種別に応じ
て保存先となり得るデバイスを、デバイス管理情報を参
照することにより検索し、検索したデバイスの一覧を情
報表示部1150を介して表示する(ステップS10
4)。これに対し、ユーザが表示されたデバイスの一覧
を見て、1つのデバイスを選択することにより、そのデ
バイスを保存先として指定すると、制御部1140は入
力受付部1160を介してユーザから保存先となるデバ
イスの指定を受け付ける(ステップS105)。
【0057】保存先デバイスの指定を受け付けた後、制
御部1140はデバイスの記録媒体の空き容量がコンテ
ンツの保存に十分かを判断する(ステップS106)。
即ち、制御部1140はコンテンツ管理情報とデバイス
管理情報を参照してデバイスの記録媒体の空き容量は、
保存すべきコンテンツの量以上あるかを判断する。な
お、制御部1140は、既に保存処理の実行が予約され
ているコンテンツについてのデータ量も参照した上で、
予約済みコンテンツの保存に加えて更にステップS10
3により指定されたコンテンツの保存を行うために十分
な空き容量があるかを判断する。
【0058】ステップS106において空き容量が十分
でないと判断した場合には、制御部1140は情報表示
部1150を介してエラーメッセージを表示し(ステッ
プS111)、保存指示対応処理を終了する。また、ス
テップS106において空き容量が十分であると判断し
た場合には、制御部1140は保存すべきと指定された
コンテンツのデータ量や、保存先のデバイスが転送され
るデータを受信して処理できる速度等の情報から保存に
要する時間を算出し、デバイス管理情報の保存予約情報
を参照して、そのコンテンツの期限までの間に、保存に
要する時間分の連続した空き時間、即ち保存処理の実行
が予定されていない時間があるかを調べる(ステップS
107)。
【0059】ステップS107において、保存に要する
時間分の連続した空き時間がある場合には、制御部11
40は、その空き時間のうち早い時刻を保存処理の開始
時刻と定めて、保存先デバイスについての保存予約情報
2104に、保存すべきコンテンツのコンテンツ名と保
存処理の開始時刻及び終了時刻とを追加し、コンテンツ
管理情報の保存先2007にはユーザに指定されたデバ
イスを設定し保存状況2008は未保存の旨を示すよう
に設定しユーザにされた指定に応じて保存完了通知20
09を必要又は不要を示すように設定し(ステップS1
08)、保存指示対応処理を終了する。
【0060】また、ステップS107において、保存に
要する時間分の連続した空き時間がない場合には、制御
部1140は、保存すべきコンテンツの期限までの間の
デバイスの空き時間を合計すれば、保存に要する時間分
以上あるか調べ(ステップS109)、ない場合には情
報表示部1150を介してエラーメッセージを表示して
(ステップS111)、保存指示対応処理を終了する。
【0061】またステップS109において、制御部1
140は、空き時間の合計が保存に要する時間以上ある
と判断した場合には、空き時間のうち早いものから順に
複数の空き時間を使って複数回に分けて保存処理を行う
こととし、デバイス管理情報中の保存予約情報2104
に、保存すべきコンテンツのコンテンツ名と保存処理の
開始時刻及び終了時刻との組を複数個追加し、コンテン
ツ管理情報の保存先2007にはユーザに指定されたデ
バイスを設定し保存状況2008を未保存の旨を示すよ
うに設定しユーザにされた指定に応じて保存完了通知2
009を必要又は不要を示すように設定し(ステップS
110)、保存指示対応処理を終了する。
【0062】なお、ステップS110でコンテンツを複
数回の保存処理により保存するようにした場合、つまり
コンテンツを分割して予約する場合には、保存予約情報
2104にはあるコンテンツについてのどの部分的範囲
の保存処理であるかという情報を含ませるものとする。
この部分的範囲は、コンテンツにおけるその部分に対す
るタイムスタンプ等の時刻情報や、その部分が蓄積され
ている記録媒体におけるアドレス情報等で定められる。
【0063】図7は、コンテンツの保存に関する各種指
定をユーザに行わせるために受信端末装置1100が表
示する画面の例である。画面3001は、ステップS1
02により表示されるコンテンツの一覧であり、これに
対してユーザは保存したコンテンツを選択することにな
る。画面3002は保存完了通知を要するか否かをユー
ザに指定させる画面であり、ステップS103において
保存完了通知要求の入力を受け付けるために表示するも
のである。
【0064】また、画面3003は、ステップS104
により表示されるデバイスの一覧であり、これに対して
ユーザは保存先デバイスを選択することになる。図8
は、各デバイスに対して保存予約情報によって定められ
るところの保存処理を実行する予定の一例を予定表形式
で示した図である。予定表3012は、予定表3011
に示した状態においてD−VHS(1)には新たに#1
で示すコンテンツの保存処理の予約を行いD−VHS
(2)には新たに#2で示すコンテンツの保存処理の予
約を行った結果の状態を示したものである。予定表30
12に示す#1に示すコンテンツの保存処理は分割され
て予約されている。この#1で示す予約はステップS1
10によりなされ、#2で示す予約はステップS108
によりなされるものである。
【0065】<1−3−2.保存予約取消指示対応処理
>次に、ユーザが保存予約の取り消しを望む場合に受信
端末装置1100が実行する保存予約取消指示対応処理
について説明する。上述の保存指示対応処理はユーザが
保存を望むコンテンツ等を指定するものであるが、受信
端末装置1100は、一度保存予約がなされたコンテン
ツについてユーザがその保存予約を取り消すための手段
も提供する。即ち、受信端末装置1100は、ユーザか
ら保存予約の取り消しの指示を行う意味の操作がなさ
れ、これを入力受付部1160により受け付けた場合
に、保存予約取消指示対応処理を行う。例えば、いわゆ
るリモコンに「保存予約取消」と描かれたボタンを定め
ておき、ユーザにそのボタンが押下されると、保存予約
の取り消しの指示が行われたものと扱うこととする。
【0066】図9は、受信端末装置1100がユーザに
よる保存予約の取り消しの指示を受けた場合に行う保存
予約取消指示対応処理を示すフローチャートである。受
信端末装置1100の制御部1140は、コンテンツ管
理情報に基づき、蓄積部1130に蓄積されている各コ
ンテンツのうち保存が予約され、かつ保存が完了してい
ないものについて、コンテンツ名、日時、種別、ジャン
ル、量、期限、保存先、保存状況等を示す一覧表を作成
して情報表示部1150を介して表示する(ステップS
121)。
【0067】図10は、保存予約取消指示対応処理のス
テップS121により受信端末装置1100が液晶ディ
スプレイ等に表示する画面の例である。同図に示す画面
では、保存状況が未保存、或いは一部保存済のコンテン
ツに関する情報が一覧表示されている。一部保存済と
は、保存先デバイスにおいてコンテンツの期限までの間
に保存に要する時間分の連続した空き時間がないことや
コンテンツの転送が中断されたことに起因して、コンテ
ンツの保存処理が複数回に分割されて予約された場合に
おいて既に1回以上の保存処理が実行された状況であ
り、後述する保存処理によりコンテンツ管理情報200
0が更新され保存状況2008に一部保存済の旨が設定
されている状況である。なお、複数回に分割されて予約
された保存処理の全てが完了した場合には、保存状況は
一部保存済から保存済に更新される。
【0068】同図に示すような画面に対応してユーザが
保存予約を取り消したいコンテンツを選択すると、制御
部1140は、入力受付部1160を介してコンテンツ
の選択を受け付け(ステップS122)、選択されたコ
ンテンツが一部保存済であるか未保存であるかをコンテ
ンツ管理情報を参照して判断し(ステップS123)、
未保存であれば保存処理の予約の取り消しを行い(ステ
ップS124)、保存予約取消指示対応処理を終了す
る。
【0069】なお、ステップS124における保存処理
の予約の取り消しは、コンテンツ管理情報2000中の
ユーザに選択されたコンテンツについての保存先200
7を参照することにより得られるデバイス名のデバイス
についてのデバイス管理情報2100中の保存予約情報
から、その選択されたコンテンツについての情報を削除
し、さらにその保存先2007を「なし」の旨を示す値
に更新するという手順で行われる。
【0070】また、ステップS123において、選択さ
れたコンテンツが一部保存済であると判断した場合に
は、制御部1140は、そのコンテンツについてのコン
テンツ管理情報2000中の保存先2007を参照する
ことにより得られるデバイス名のデバイスに対して、そ
のコンテンツを記録媒体から削除するように指示する旨
の削除コマンドを通信部1180を介して送信し(ステ
ップS125)、保存処理の予約の取り消しを行い(ス
テップS124)、保存予約取消指示対応処理を終了す
る。なお、削除コマンドのパラメータとしてコンテンツ
名が削除コマンドとともに送信され、受信端末装置11
00に接続されている各デバイスは、削除コマンドで指
示されたコンテンツを記録媒体から削除する機能、即ち
パラメータで指定されたコンテンツ名と対応付けられて
管理されている記録媒体中の領域を解放する機能を有す
ることとしてもよく、その機能を有している場合にはコ
ンテンツの削除を行う。
【0071】<1−3−3.保存処理>次に、受信端末
装置1100がユーザによる保存の指示を受けた後に実
行する保存処理について説明する。図11は、受信端末
装置1100が行う保存処理を示すフローチャートであ
る。
【0072】受信端末装置1100の制御部1140
は、受信端末装置1100内の計時機構から現在日時を
得て、デバイス管理情報格納部1142に格納されてい
るデバイス管理情報中の保存予約情報2104を参照す
ることにより、保存処理の実行が予定されている日時に
なったコンテンツを検索する(ステップS201)。保
存処理の実行が予定されている日時になったコンテンツ
がなければ、例えば1分間待機して再び保存処理の実行
が予定されている日時に到ったコンテンツがないかどう
かを検索するという手順を繰り返す。
【0073】検索により保存処理の実行が予定されてい
る日時に至ったコンテンツを検出した後、制御部114
0はその検出したコンテンツの保存先となるデバイスに
関する情報を通信部1180を介して取得し、デバイス
管理情報格納部1142に格納されたデバイス管理情報
を更新する(ステップS202)。これにより、空き容
量や使用中か否か等、保存先となるデバイスの現在の状
態に関する情報が、デバイス管理情報格納部1142に
格納されているデバイス管理情報に反映されることにな
る。
【0074】保存先となるデバイスに関する情報を収集
した後、制御部1140は、デバイス管理情報を参照し
て保存先となるデバイスにおける記録媒体の空き容量が
十分かを判断し(ステップS203)、十分でなければ
エラーメッセージの通知等といったエラー処理を行い
(ステップS204)、保存処理を終了する。なお、空
き容量は十分かの判断は、保存対象となるコンテンツの
データ量と空き容量とを比較することにより行われる。
【0075】空き容量が十分であった場合には、制御部
1140は保存先となるデバイスをユーザが使用中か否
かを判断し(ステップS205)、使用中であればデバ
イス管理情報中の保存予約情報2104を参照して例え
ば1時間等といった所定時間後より以降で空き時間を探
してその空き時間を保存処理の実行予定とするように予
約をし直し、即ち保存予約情報2104を更新して(ス
テップS206)、保存処理を終了する。
【0076】ステップS205において保存先となるデ
バイスをユーザが使用中でない場合、即ち使用可能状態
である場合には、制御部1140は、通信部1180を
介してデバイスに保存コマンドを伝え、保存対象のコン
テンツをそのデバイスに転送する(ステップS20
7)。ここで、保存コマンドは、保存の動作を行わせる
ためのコマンドをいい、デバイスに関する情報を収集し
てデバイス管理情報中のデバイス情報2102として設
定した情報において定まるものである。受信端末装置1
100からデバイスに関する情報がステップS101等
により収集されたときに、各デバイスは保存の動作を行
わせるためのコマンドについてのコマンド名等の情報を
受信端末装置1100に伝えているものとする。なお、
制御部1140は保存コマンドを保存先となるデバイス
に送る場合に、保存コマンドのパラメータとして、保存
するコンテンツのコンテンツ名やコンテンツのデータ量
等を含めるものとする。
【0077】また、デバイスにコンテンツを転送する場
合に、保存予約情報2104中にコンテンツの部分的範
囲が指定されているもの、即ち分割して保存することと
されているものについては、その部分的範囲だけを転送
することとする。なお、保存先となるデバイスにおける
保存コマンドを受信した場合の動作については後述す
る。
【0078】デバイスに保存コマンドを伝えコンテンツ
を転送した後、制御部1140は、コンテンツの転送が
中断されたか否かを判断し(ステップS208)、中断
された場合にはコンテンツのうち転送が未完了の部分に
ついて再度予約をし直し、即ちデバイス管理情報中の保
存予約情報2104を参照して空き時間にその未完了の
部分の保存処理を行うことと決めて保存予約情報210
4にコンテンツ名と保存処理の開始時刻及び終了時刻と
を設定し(ステップS209)、一部保存済みを表すよ
うにコンテンツ管理情報中の保存状況2008を設定し
て、既に実行した保存処理に関する情報を保存予約情報
2104から削除し(ステップS210)、保存処理を
終了する。なお、コンテンツの転送中に、保存先となる
デバイスをユーザが使用した場合には、保存先のデバイ
スは受信端末装置1100に対して中断の旨を伝えるも
のとし、受信端末装置1100は中断の旨が伝えられた
時点でコンテンツの転送を中断、つまりコンテンツの途
中までで転送を終了する。
【0079】また、ステップS208において中断され
ていないと判断した場合には、制御部1140はコンテ
ンツ全ての転送が完了したか、それとも分割されて予約
されたコンテンツの部分的範囲の転送が完了しただけか
を保存予約情報2104を参照して判断し(ステップS
211)、コンテンツ全ての転送が完了していない場合
には、一部保存済みを表すようにコンテンツ管理情報中
の保存状況2008に設定して、既に実行した保存処理
に関する情報を保存予約情報2104から削除し(ステ
ップS210)、保存処理を終了する。
【0080】ステップS211においてコンテンツ全て
の転送が完了したと判断した場合は、制御部1140は
そのコンテンツについてのコンテンツ管理情報中の保存
完了通知2009を参照して、保存完了通知が必要とさ
れているか否かを判断する(ステップS212)。ステ
ップS212において保存完了通知が必要されていると
判断した場合には、制御部1140は情報表示部115
0を介して、保存したコンテンツ名と保存が完了した旨
を示すメッセージを表示することにより保存の完了をユ
ーザに通知し、コンテンツ管理情報中の保存完了通知2
009を通知済みの旨を示すように更新する(ステップ
S213)。
【0081】ステップS212において保存完了通知が
必要とされていないと判断した場合、又はステップS2
13の実行後、制御部1140は、コンテンツ管理情報
中の保存状況2008を保存済みの旨を示すように更新
し、デバイス管理情報中の保存予約情報2104から既
に実行した保存処理に関する情報を削除し(ステップS
214)、保存処理を終了する。
【0082】例えば、図4のコンテンツ管理情報200
0中の「MUSIC1」という音声コンテンツに関する
情報の例は、ステップS214によって保存済みの旨を
示すようにされた結果を表している。なお、受信端末装
置1100は、ステップS201からS214で示した
保存処理を繰り返し実行する。
【0083】<1−3−4.保存コマンド処理>以下、
受信端末装置1100による保存処理に対応して他のデ
バイスが実行する保存コマンド処理について説明する。
図12は、保存処理に対応してデバイス1200が実行
する保存コマンド処理を示すフローチャートである。
【0084】デバイス1200のコマンド処理部123
0は、受信端末装置1100から通信部1250を介し
て保存コマンドを受信するとコンテンツの一部を既に蓄
積部1240に保存しているか否かを判断し(ステップ
S301)、既に保存していなければ蓄積部1240の
記録媒体中に保存用の領域を確保する(ステップS30
2)。この領域の確保は、保存コマンドのパラメータで
あるデータ量に基づき行われ、ステップS302の結果
として保存すべきコンテンツ全体を格納するに足る領域
が確保される。なお、確保した領域は、デバイス120
0のコマンド処理部1230において、保存コマンドの
パラメータであるコンテンツ名と対応づけて管理され、
この対応づけがステップS301の判断において参照さ
れ、コマンド処理部1230は、保存コマンドのパラメ
ータで指定されたコンテンツ名に対応する領域が存在す
れば一部を既に保存していると判断するものとする。
【0085】ステップS301において、コンテンツの
一部を既に蓄積部1240に保存していると判断した場
合、又はステップS302を実行した後、コマンド処理
部1230は、受信端末装置1100から転送されたコ
ンテンツを通信部1250を介して受信し、そのコンテ
ンツを記録部1260に、蓄積部1240の記録媒体中
のコンテンツ名と対応づけられている領域に記録させる
(ステップS303)。なお、コマンド処理部1230
は、受信したコンテンツを形式変換して記録媒体中に記
録するように制御するものであってもよく、例えばMD
はWAV形式のコンテンツを受信してMD用の形式に圧
縮、変換して記録する機能を有するものとしてもよい。
【0086】このステップS303によりコンテンツは
デバイス1200の記録媒体中に保存されることにな
る。ステップS303において、記録部1260は、既
に蓄積部1240の記録媒体中に確保された保存用の領
域にコンテンツの一部が保存されている場合には、その
続きとなる領域に、受信端末装置1100から転送され
たコンテンツを記録するものとする。
【0087】なお、ステップS303の実行中に、入力
受付部1210を介してユーザによる操作が受け付けら
れる等によって保存を中断しなければならない場合に
は、コマンド処理部1230は通信部1250を介して
受信端末装置1100に対して中断の旨を通知する。こ
うしてステップS303によってコンテンツの保存が完
了した後は、ユーザがそのコンテンツの表示、再生等を
指示した場合に再生出力部1270によって表示、再生
等がなされる。
【0088】また、受信端末装置1100においては、
蓄積部1130の記録媒体の空き容量が不足している場
合、例えば全容量の80%が使用済みとなっている場合
には、制御部1140は、コンテンツ管理情報を参照し
て、設定した期限が経過しているコンテンツを消去す
る。 <1−4.考察>蓄積型の放送システムにおいてコンテ
ンツを受信する受信端末装置が受信したコンテンツを一
旦蓄積する大容量の記録媒体の記録可能容量は有限であ
るために、受信端末装置1100は一度蓄積したコンテ
ンツをいずれ消去して新たなコンテンツの蓄積のための
空き領域を確保する。このため長期的に利用したいコン
テンツをその受信端末装置1100の記録媒体から他の
デバイスの記録媒体にコピーして保存することをユーザ
が望む場合があり、上述したように受信システム100
0はこの要望に応え、ユーザが保存を望むコンテンツと
保存先とするデバイスとを指定するだけで、ユーザがそ
のデバイスを使用していない時間を使ってそのコンテン
ツの保存を行う。
【0089】これにより、例えば、ユーザは放送された
映像音声コンテンツを保存したい場合、保存を開始する
時刻等をD−VHS等に設定しなくても、そのコンテン
ツの指定と保存先とを指定するだけで、保存したい映像
音声コンテンツが受信端末装置に蓄積された後にD−V
HSに、ユーザに使用されておらずかつ録画予約の入っ
ていない時間、例えば夜中等の時間を利用して、保存す
ることができるようになる。 <2.実施の形態2>以下、本発明の実施の形態2に係
る蓄積型の放送システムにおける受信システムについて
説明する。実施の形態2に係る受信システムは、実施の
形態1に係る受信システムと受信端末装置の一部につい
てのみ異なるので、受信端末装置を中心に説明する。
【0090】実施の形態1に係る受信端末装置1100
は、ユーザに保存を指定されたコンテンツについて保存
を予約すること、即ち保存先のデバイスの空き時間を調
べて保存処理を実行する日時を定めてデバイス管理情報
中の保存予約情報2104を設定することとしたが、実
施の形態2に係る受信端末装置は、ユーザに保存を指定
された全てのコンテンツについて期限が早い順に並べて
順次保存するものである。なお、実施の形態2に係る受
信端末装置において実施の形態1に係る受信端末装置1
100と同一の部分については、詳しい説明を省略す
る。
【0091】<2−1.構成>図13は、実施の形態2
に係る受信端末装置5100の機能ブロック図である。
なお、同図中、図2に示したものと同一機能の部分につ
いては同一の符号を付している。受信端末装置5100
は、放送されたコンテンツを受信して蓄積し、また13
94ケーブルで接続された他のデバイスを制御する機能
を有するものであり、機能的には、受信部1110、記
録部1120、蓄積部1130、制御部5140、情報
表示部1150、入力受付部1160、読出部1170
及び通信部1180を備える。受信端末装置5100が
実施の形態1に係る受信端末装置1100と異なる点
は、制御部5140のみである。
【0092】ここで、制御部5140は、メモリ、プロ
セッサ等から構成され、メモリに格納された制御用プロ
グラムをプロセッサが実行することによって、受信端末
装置5100内の各部を制御する機能を実現するもので
あり、デバイス別保存コンテンツリスト格納部5143
とコンテンツ管理情報格納部1141とデバイス管理情
報格納部5142とを有する。
【0093】デバイス管理情報格納部5142は、受信
端末装置5100と1394ケーブルで接続された各デ
バイスに関する情報であるデバイス管理情報を格納する
メモリ領域である。なお、デバイス管理情報格納部51
42に格納されるデバイス管理情報は実施の形態1で示
したデバイス管理情報2100から保存予約情報210
4を除いたものである。
【0094】また、デバイス別保存コンテンツリスト格
納部5143は、受信端末装置5100と1394ケー
ブルで接続された各デバイスを保存先とするコンテンツ
の情報をデバイス毎にリスト形式で格納するメモリ領域
である。なお、以下、このデバイス別保存コンテンツリ
スト格納部5143の内容をデバイス別保存コンテンツ
リストという。
【0095】また、制御部5140は、入力受付部11
60を通じて蓄積が必要なコンテンツのユーザによる指
定を受け付け記録部1120を制御する機能や、139
4ケーブルを通じて接続された他の全てのデバイスにつ
いて、デバイス名と能力に関するデバイス情報と状態に
関する情報とを収集してデバイス管理情報を更新する機
能や、記録部1120が蓄積したコンテンツについての
情報を得てコンテンツ管理情報を更新しておきコンテン
ツ管理情報に基づいて蓄積したコンテンツの一覧を情報
表示部1150を介して表示するとともに入力受付部1
160を介してユーザから保存すべきコンテンツの指示
等を受け付けてこの指示に応じてデバイス別保存コンテ
ンツリストを更新してコンテンツを保存するための制御
を行う機能等を有する。また、制御部5140は、蓄積
部1130の記録媒体の空き容量が不足している場合、
例えば全容量の80%が使用済みとなっている場合に
は、設定した期限が経過しているコンテンツ、即ち利用
可能日時の属する日から1週間経過しているコンテンツ
を記録媒体中から消去する機能をも有する。
【0096】<2−2.データ>以下、デバイス別保存
コンテンツリスト格納部5143に格納されるデバイス
別保存コンテンツリストについて説明する。図14は、
デバイス別保存コンテンツリストの内容例を示す図であ
り、図15は、デバイス別保存コンテンツリストの1要
素のデータ構造を示す図である。
【0097】デバイス別保存コンテンツリストは、受信
端末装置5100に1394ケーブルで接続されており
コンテンツの保存が可能な全てのデバイスそれぞれに対
し、そのデバイスを保存先としてユーザに指定された全
てのコンテンツそれぞれに関する情報を1つの要素とし
てリスト形式で各要素を接続したものである。即ち、デ
バイス別保存コンテンツリストは、デバイス毎の保存コ
ンテンツリストの集合である。なお、各保存コンテンツ
リストにおける各要素の接続は、例えばいわゆるポイン
タチェーンの方式で実現される。
【0098】図15に示すように、保存コンテンツリス
トの1つの要素は、コンテンツ名とデータ量と期限とか
ら構成される。図14ではD−VHS(1)及びD−V
HS(2)を保存先とする保存コンテンツリスト410
0及び4200を例示している。デバイス毎の保存コン
テンツリストには、保存が指定されたコンテンツのうち
期限が早いものを示す要素から順番に接続されている。
【0099】例えば、D−VHS(1)についての保存
コンテンツリスト4100には、6月6日が期限である
2時間の「MOVIE51」というコンテンツを表す要
素を先頭として、以下順に、6月7日が期限である2時
間24分の「MOVIE53」というコンテンツを表す
要素、6月8日が期限である3時間の「MOVIE1」
というコンテンツを表す要素、6月10日が期限である
3時間の「MOVIE5」というコンテンツを表す要素
が接続されている。
【0100】また、D−VHS(2)についての保存コ
ンテンツリスト4200には、6月8日が期限である1
時間30分の「SPORTS2」というコンテンツを表
す要素を先頭として、次に6月9日が期限である3時間
の「SPORTS4」というコンテンツを表す要素が接
続されている。以下、あるコンテンツを表す要素が保存
コンテンツリストに接続されることを、コンテンツが保
存コンテンツリストに登録されるという。
【0101】<2−3.動作>以下、実施の形態2に係
る受信システムの動作のうち、実施の形態1に係る受信
システム1000の動作と異なる点となる、受信端末装
置による保存指示対応処理と保存予約取消指示対応処理
と保存処理とについて説明する。 <2−3−1.保存指示対応処理>受信端末装置510
0は、ユーザから保存の指示を行う意味の操作がなさ
れ、これを入力受付部1160により受け付けた場合
に、保存指示対応処理を行う。
【0102】図16は、受信端末装置5100がユーザ
による保存の指示を受けた場合に保存処理の実行を予約
するために行う保存指示対応処理を示すフローチャート
である。同図に示したステップS501〜S505は、
図6に示したステップS101〜S105と同一である
ため、ステップS501〜S505については詳しい説
明を省略する。
【0103】受信端末装置5100の制御部5140
は、通信部1180を介して、受信端末装置5100と
1394ケーブルで接続されている他の全てのデバイス
についてデバイス名、デバイス情報及び使用中か否かの
状態を示す情報を収集し、デバイス管理情報格納部51
42に格納されたデバイス管理情報を更新する(ステッ
プS501)。デバイスに関する情報を収集した後、制
御部5140はコンテンツ管理情報格納部1141に格
納されているコンテンツ管理情報に基づき、蓄積部11
30に蓄積されている各コンテンツについてコンテンツ
名、日時、種別、ジャンル、量、期限等からなる一覧表
を作成して情報表示部1150を介して表示し(ステッ
プS502)、入力受付部1160を介してユーザから
保存すべきコンテンツの指定を受け付け、また保存が完
了した場合に通知が必要である場合にはユーザから保存
完了通知要求を受け付ける(ステップS503)。保存
すべきコンテンツの指定等を受け付けた後、制御部51
40は、そのコンテンツの種別に応じて保存先となり得
るデバイスを、デバイス管理情報を参照して検索し、検
索したデバイスの一覧を情報表示部1150を介して表
示し(ステップS504)、入力受付部1160を介し
てユーザから保存先となるデバイスの指定を受け付ける
(ステップS505)。
【0104】保存先のデバイスの指定を受け付けた後、
制御部5140はそのデバイスの記録媒体の空き容量が
コンテンツの保存に十分かを判断する(ステップS50
6)。即ち、制御部5140はコンテンツ管理情報とデ
バイス管理情報とそのデバイスについての保存コンテン
ツリストとを参照して、デバイスの記録媒体の空き容量
は、保存コンテンツリストに登録されている全てのコン
テンツについてのデータ量の合計値と保存対象として新
たにユーザに指定されたコンテンツのデータ量との和以
上あるかを判断する。
【0105】ステップS506において空き容量が十分
でないと判断した場合には、制御部5140は情報表示
部1150を介してエラーメッセージを表示し(ステッ
プS509)、保存指示対応処理を終了する。また、ス
テップS506において空き容量が十分であると判断し
た場合には、制御部5140は、保存先のデバイスにつ
いての保存コンテンツリストに登録されている全てのコ
ンテンツのデータ量や、保存対象として新たにユーザに
指定されたコンテンツのデータ量や、保存先のデバイス
が転送されるデータを受信して処理できる速度等の情報
から保存に要する時間を算出することによって、保存コ
ンテンツリストに登録された各コンテンツ及び新たにユ
ーザに指定されたコンテンツがそれぞれの期限内に保存
できるか否かを判断する(ステップS507)。
【0106】ステップS507において、期限内に保存
できないと判断した場合には、制御部5140は情報表
示部1150を介してエラーメッセージを表示し(ステ
ップS509)、保存指示対応処理を終了する。また、
ステップS507において、各コンテンツが期限内に保
存できると判断した場合には、制御部5140はコンテ
ンツ管理情報2000内のユーザに指定されたコンテン
ツについての保存先2007にはユーザに指定されたデ
バイスを設定し保存状況2008には未保存の旨を示す
値を設定し保存完了通知2009にはユーザにされた指
定に応じて、必要又は不要を示すように設定し、また指
定されたコンテンツを保存先のデバイスについての保存
コンテンツリストに登録して(ステップS508)、保
存指示対応処理を終了する。なお、制御部5140は、
この保存コンテンツリストへの登録の際に、保存コンテ
ンツリストの各要素が期限の早い順になるように各要素
を並べ直す。
【0107】こうして保存コンテンツリストに登録され
たコンテンツは、保存処理の実行が予約されたことにな
る。 <2−3−2.保存予約取消指示対応処理>次に、ユー
ザが保存予約の取り消しを望む場合に受信端末装置51
00が実行する保存予約取消指示対応処理について説明
する。
【0108】受信端末装置5100が実行する保存予約
取消指示対応処理は、実施の形態1で示した受信端末装
置1100が実行する保存予約取消指示対応処理と基本
的には同じである(図9参照)。但し、ステップS12
4における保存処理の予約の取り消しは、コンテンツ管
理情報2000中のユーザに選択されたコンテンツにつ
いての保存先2007を参照することにより得られるデ
バイス名のデバイスについての保存コンテンツリストか
ら、その選択されたコンテンツについての情報を削除
し、さらにその保存先2007を「なし」の旨を示す値
に更新するという手順で行われる。
【0109】また、ステップS123において、選択さ
れたコンテンツが一部保存済であると判断した場合に
は、制御部5140は、そのコンテンツについてのコン
テンツ管理情報2000中の保存先2007を参照する
ことにより得られるデバイス名のデバイスに対して、そ
のコンテンツを記録媒体から削除するように指示する旨
の削除コマンドを通信部1180を介して送信し(ステ
ップS125)、保存処理の予約の取り消しを行い(ス
テップS124)、保存予約取消指示対応処理を終了す
る。なお、削除コマンドのパラメータとしてコンテンツ
名が削除コマンドとともに送信され、受信端末装置51
00に接続されている各デバイスは、削除コマンドで指
示されたコンテンツを記録媒体から削除する機能、即ち
パラメータで指定されたコンテンツ名と対応付けられて
管理されている記録媒体中の領域を解放する機能を有す
ることとしてもよく、その機能を有している場合にはコ
ンテンツの削除を行う。
【0110】<2−3−3.保存処理>図17は、受信
端末装置5100が行う保存処理を示すフローチャート
である。同図に示す保存処理は、デバイス毎に行われる
ものであり、ここではコンテンツの保存先となる1つの
デバイスに関しての保存処理について説明する。
【0111】受信端末装置5100の制御部5140
は、通信部1180を介して、1394ケーブルで接続
されているコンテンツの保存先となるデバイスに関する
情報を収集し、デバイス管理情報格納部5142に格納
されたデバイス管理情報を更新する(ステップS60
1)。これにより、空き容量や使用中か否か等、保存先
となるデバイスの現在の状態に関する情報がデバイス管
理情報に反映されることになる。デバイスの情報を収集
した後、制御部5140はそのデバイスが使用中である
か否かを判断し(ステップS602)、使用中であれば
一定時間、例えば10分間待機し(ステップS60
3)、再度ステップS601の処理を行う。
【0112】また、ステップS602においてそのデバ
イスが使用中でないと判断した場合には、制御部514
0は保存コンテンツリストの先頭に登録されているコン
テンツに着目し(ステップS604)、デバイス管理情
報を参照してデバイスにそのコンテンツを保存するため
に十分な空き容量があるかを判断する(ステップS60
5)。なおステップS604では、例えば、デバイスが
D−VHS(1)であり保存コンテンツリストが図14
に示すものであった場合には、「MOVIE51」に着
目することになる。ここで、着目とは処理対象にするこ
とをいい、例えば処理対象の所在を特定するポインタ情
報等をその着目したものの所在を特定するように更新す
ることをいう。
【0113】ステップS605において空き容量が十分
でないと判断した場合には、制御部5140は情報表示
部1150を介してエラーメッセージを表示する等のエ
ラー処理を行って(ステップS611)、保存処理を終
了する。また、ステップS605において空き容量が十
分であると判断した場合には、制御部5140は保存先
のデバイスに保存コマンドを伝えて着目しているコンテ
ンツをそのデバイスに転送する(ステップS606)。
なお、保存コマンドについては実施の形態1において説
明した通りのものである。また、コンテンツを転送する
際に制御部5140はコンテンツ管理情報中の保存状況
2008を参照して、そのコンテンツが一部保存済みで
ある場合には、続きの部分から転送することとする。
【0114】デバイスに保存コマンドを伝えてコンテン
ツを転送した後、制御部5140は、コンテンツの転送
が中断されたか否かを判断し(ステップS607)、中
断された場合には保存処理を終了する。なお、制御部5
140は、中断された場合にはコンテンツ管理情報中の
転送したコンテンツに関する保存状況2008を、一部
保存済みを表すように設定しておく。この一部保存済み
を表すように設定する際には、保存状況2008に、以
後コンテンツ中のどこから転送を行えばよいかを示す情
報をも含めておくこととする。
【0115】ステップS607において中断されていな
いと判断した場合は、制御部5140は転送したコンテ
ンツについてのコンテンツ管理情報中の保存完了通知2
009を参照して、保存完了通知が必要とされているか
否かを判断する(ステップS608)。ステップS60
8において保存完了通知が必要されていると判断した場
合には、制御部5140は情報表示部1150を介し
て、保存したコンテンツ名と保存が完了した旨を示すメ
ッセージを表示することにより保存の完了をユーザに通
知し、コンテンツ管理情報中の保存完了通知2009を
通知済みの旨を示すように更新する(ステップS60
9)。
【0116】ステップS608において保存完了通知が
必要とされていないと判断した場合、又はステップS6
09の実行後、制御部5140は、コンテンツ管理情報
中の保存状況2008を保存済みの旨を示すように更新
し、保存コンテンツリストの先頭に接続されているとこ
ろの転送したコンテンツに関する要素を削除し(ステッ
プS610)、保存処理を終了する。
【0117】なお、受信端末装置5100は、保存コン
テンツリストで要素が1以上接続されているものに対応
する各デバイスに対してステップS601からS610
で示した保存処理を繰り返し実行する。 <3.実施の形態3>以下、本発明の実施の形態3に係
る蓄積型の放送システムにおける受信システムについて
説明する。実施の形態3に係る受信システムは、実施の
形態1に係る受信システムと受信端末装置の一部につい
てのみ異なるので、受信端末装置を中心に説明する。
【0118】実施の形態1に係る受信端末装置1100
は、ユーザに対して保存先となり得るデバイスの一覧を
表示し、ユーザから保存先となるデバイスの指定を受け
付けることとしたが(ステップS104、S105)、
実施の形態3に係る受信端末装置は、予めユーザに指定
された保存先デバイス決定用情報に基づいて保存先とな
るデバイスを自動的に決定する機能を有するものであ
る。保存先デバイス決定用情報については後述する。
【0119】なお、実施の形態3に係る受信端末装置に
おいて実施の形態1に係る受信端末装置1100と同一
の部分については、詳しい説明を省略する。 <3−1.構成>図18は、実施の形態3に係る受信端
末装置6100の機能ブロック図である。なお、同図
中、図2に示したものと同一機能の部分については同一
の符号を付している。
【0120】受信端末装置6100は、放送されたコン
テンツを受信して蓄積し、また1394ケーブルで接続
された他のデバイスを制御する機能を有するものであ
り、機能的には、受信部1110、記録部1120、蓄
積部1130、制御部6140、情報表示部1150、
入力受付部1160、読出部1170及び通信部118
0を備える。受信端末装置6100が実施の形態1に係
る受信端末装置1100と異なる点は、制御部6140
のみである。
【0121】ここで、制御部6140は、メモリ、プロ
セッサ等から構成され、メモリに格納された制御用プロ
グラムをプロセッサが実行することによって、受信端末
装置6100内の各部を制御する機能を実現するもので
あり、保存先デバイス決定用情報格納部6144とコン
テンツ管理情報格納部1141とデバイス管理情報格納
部1142とを有する。
【0122】保存先デバイス決定用情報格納部6144
は、一旦蓄積したコンテンツの保存先となるデバイスを
決定するために用いられる保存先デバイス決定用情報を
格納する不揮発性のメモリ領域である。また、制御部6
140は、入力受付部1160を通じて蓄積が必要なコ
ンテンツのユーザによる指定を受け付け記録部1120
を制御する機能や、1394ケーブルを通じて接続され
た他の全てのデバイスについてデバイス名と能力に関す
るデバイス情報と状態に関する情報とを収集してデバイ
ス管理情報を更新する機能や、記録部1120が蓄積し
たコンテンツについての情報を得てコンテンツ管理情報
を更新しておきコンテンツ管理情報に基づいて蓄積した
コンテンツの一覧を情報表示部1150を介して表示す
るとともに入力受付部1160を介してユーザから保存
すべきコンテンツの指示を受け付けて保存先デバイスを
決定してコンテンツを保存するための制御を行う機能
や、ユーザの指定を受けることにより保存先デバイスを
決定するために必要な保存先デバイス決定用情報を生成
して保持する機能(以下、「保存先デバイス登録機能」
という。)等を有する。
【0123】また、制御部6140は、蓄積部1130
の記録媒体の空き容量が不足している場合、例えば全容
量の80%が使用済みとなっている場合には、設定した
期限が経過しているコンテンツ、即ち利用可能日時の属
する日から1週間経過しているコンテンツを記録媒体中
から消去する機能をも有する。 <3−2.データ>以下、制御部6140により生成さ
れて保存先デバイス決定用情報格納部6144に格納さ
れる保存先デバイス決定用情報について説明する。
【0124】図19は、保存先デバイス決定用情報の構
成及び内容例を示す図である。同図に示すように保存先
デバイス決定用情報7100は、コンテンツ種別710
1とデバイス名7102とを対応付けた情報の集合であ
り、ユーザの指定を受けて制御部6140が生成するも
のである。例えば、いわゆるリモコンに「保存先デバイ
ス登録」と描かれたボタンを予め設けておくこととしユ
ーザにそのボタンが押下された場合には、その押下操作
を入力受付部1160を介して受け付けて制御部614
0は、コンテンツ種別と1又は複数のデバイス名との組
をユーザに指定させて、その指定に基づいて保存先デバ
イス決定用情報を生成する。
【0125】ここで、コンテンツ種別7101は、映像
音声か音声か静止画か文字列か等のコンテンツの種別、
即ちコンテンツのデータ形式の別を示すものである。デ
バイス名7102は、コンテンツ種別7101で示され
る種別のコンテンツを保存する際の保存先としてユーザ
によって指定された1又は複数のデバイスである。な
お、複数の場合には、ユーザは各デバイスに一定の順序
を付けて指定するものとする。
【0126】同図の内容例は、映像音声に対して、D−
VHS(1)、D−VHS(2)、AV−HDDという
各デバイスがこの順に対応付けられており、音声に対し
て、AV−HDD、HDDという各デバイスがこの順に
対応付けられていることを示している。 <3−3.動作>以下、実施の形態3に係る受信端末装
置6100において、実施の形態1に係る受信端末装置
1100と異なる点となる、保存指示対応処理と、保存
先デバイス登録機能を実現するための保存先デバイス登
録処理とについて説明する。
【0127】<3−3−1.保存先デバイス登録処理>
受信端末装置6100は、例えば「保存先デバイス登
録」と描かれたリモコンボタンの押下等によりユーザか
ら保存先デバイスの登録を行う意味の操作がなされ、こ
れを入力受付部1160により受け付けた場合に、保存
先デバイス登録処理を行う。
【0128】図20は、受信端末装置6100がユーザ
による保存先デバイスの登録を行う意味の操作を受けた
場合に行う保存先デバイス登録処理を示すフローチャー
トである。まず受信端末装置6100の制御部6140
は、通信部1180を介して、受信端末装置5100と
1394ケーブルで接続されている他の全てのデバイス
についてデバイス名及びデバイス情報を収集する(ステ
ップS701)。具体的には通信部1180は、各デバ
イスのコンフィグレーションROMにアクセスする等に
よってデバイス名やデバイス情報を取得する。なお、デ
バイス情報にはデバイスが取り扱うことができるコンテ
ンツの種別、即ち保存可能なコンテンツの種別が含まれ
ている。
【0129】続いて制御部6140は、ステップS70
1により得られたコンテンツの全ての種別を示す一覧表
を作成して情報表示部1150を介してその一覧表を選
択肢として表示し(ステップS702)、入力受付部1
160を介してユーザによるコンテンツの種別の選択を
受け付ける(ステップS703)。コンテンツの種別の
選択を受け付けた後、制御部6140は、ステップS7
01により得られたデバイス名とコンテンツ種別との対
応関係に基づいて、選択されたコンテンツの種別を保存
可能な全てのデバイスを情報表示部1150を介して一
覧表示し、その種別のコンテンツの保存先となることを
ユーザが望む全てのデバイスの指定を入力受付部116
0を介して受け付ける(ステップS704)。なお、受
け付けたデバイスの指定が複数である場合にはその各デ
バイスの優先順位の指定をも受け付ける。
【0130】デバイスの指定を受け付けると、制御部6
140は、受け付けた指定に応じて、コンテンツの種別
と指定されたデバイスのデバイス名とを対応付けるよう
に、保存先デバイス決定用情報を生成して保存先デバイ
ス決定用情報格納部6144に格納する(ステップS7
05)。なお、既に保存先デバイス決定用情報が格納さ
れている場合にはステップS705では保存先デバイス
決定用情報を更新する。
【0131】制御部6140は入力受付部1160を介
してユーザから登録終了の指示を受けるまでは、ステッ
プS703〜S705の処理を繰り返し行い、登録終了
の指示を受けると保存先デバイス登録処理を終了する
(ステップS706)。このような保存先デバイス登録
処理が行われた後に、保存先デバイス決定用情報格納部
6144には、図19に例示したような内容の保存先デ
バイス決定用情報が格納されることになる。
【0132】図21は、保存先デバイス登録処理を行う
際に受信端末装置6100が表示する画面の例である。
画面7201は、ステップS702により表示されるコ
ンテンツの種別の一覧を示す画面の例であり、これに対
してユーザは保存先デバイスを登録しておきたいコンテ
ンツの種別を選択することになる。
【0133】画面7202は、コンテンツの種別として
ユーザに映像音声が選択された後にステップS704に
より表示される画面の例であり、映像音声コンテンツの
保存先として選択可能なデバイスが一覧表示されてい
る。この例では、受信端末装置6100にはD−VHS
(1)〜D−VHS(5)、AV−HDD、PC等が接
続されていることを前提としている。
【0134】これに対してユーザは1つデバイスを選択
して「→」が描かれているボタンを押下するという手順
を繰り返すことにより、優先順に保存先デバイスを指定
することができる。画面7203は、画面7202が表
示された後にユーザがD−VHS(1)、D−VHS
(2)、AV−HDDをこの順に指定した状態を示して
いる。これに対して、ユーザは「登録」が描かれている
ボタンを押下することにより指定を終了することができ
る。
【0135】<3−3−2.保存指示対応処理>受信端
末装置6100は、ユーザから保存の指示を行う意味の
操作がなされ、これを入力受付部1160により受け付
けた場合に、保存指示対応処理を行う。図22は、受信
端末装置6100がユーザによる保存の指示を受けた場
合に保存処理の実行を予約するために行う保存指示対応
処理を示すフローチャートである。同図に示したステッ
プS711〜S713、S715、S716及びS72
3は、それぞれ図6に示したステップS101〜S10
3、S106、S107及びS108と同一であるた
め、ステップS711〜S713、S715、S716
及びS723については詳しい説明を省略する。
【0136】ユーザから保存の指示を受けると受信端末
装置6100の制御部6140は、通信部1180を介
して、受信端末装置6100と1394ケーブルで接続
されている他の全てのデバイスについてデバイス名、デ
バイス情報及び使用中か否かの状態を示す情報を収集
し、デバイス管理情報格納部1142に格納されたデバ
イス管理情報を更新する(ステップS711)。デバイ
スに関する情報を収集した後、制御部6140はコンテ
ンツ管理情報格納部1141に格納されているコンテン
ツ管理情報に基づき、蓄積部1130に蓄積されている
各コンテンツについてコンテンツ名、日時、種別、ジャ
ンル、量、期限等からなる一覧表を作成して情報表示部
1150を介して表示し(ステップS712)、入力受
付部1160を介してユーザから保存すべきコンテンツ
の指定を受け付け、また保存が完了した場合に通知が必
要である場合にはユーザから保存完了通知要求を受け付
ける(ステップS713)。保存すべきコンテンツの指
定等を受け付けた後、制御部6140は保存先デバイス
決定用情報(図19参照)に基づいて、そのコンテンツ
の種別に対応するデバイスで優先順位が最先のデバイス
に着目する(ステップS714)。
【0137】ステップS714に続いて、制御部614
0は着目したデバイスの記録媒体の空き容量が保存すべ
きと指定されたコンテンツの保存に十分かを判断し(ス
テップS715)、空き容量が十分でないと判断した場
合には制御部6140は、保存先デバイス決定用情報を
参照して優先順位が次のデバイスが含まれていれば(ス
テップS717)、そのデバイスに着目し(ステップS
718)、再びステップS715の判断を行う。
【0138】また、ステップS715において空き容量
が十分であると判断した場合には、制御部6140は、
保存すべきと指定されたコンテンツのデータ量や、着目
したデバイスが転送されるデータを受信して処理できる
速度等の情報から保存に要する時間を算出し、デバイス
管理情報の保存予約情報を参照して、そのコンテンツの
期限までの間に、保存に要する時間分の連続した空き時
間、即ち保存処理の実行が予定されていない時間がある
かを調べる(ステップS716)。ステップS716に
おいて、保存に要する時間分の連続した空き時間がない
場合には、制御部6140は、保存先デバイス決定用情
報を参照して優先順位が次のデバイスが含まれていれば
(ステップS717)、そのデバイスに着目し(ステッ
プS718)、ステップS715の判断を行う。
【0139】ステップS717で次の優先順位のデバイ
スがないと判断した場合には、制御部6140は、情報
表示部1150を介してエラーメッセージを表示して
(ステップS719)、保存指示対応処理を終了する。
ステップS716において、保存に要する時間分の連続
した空き時間がある場合には、制御部6140は、情報
表示部1150を介して、着目したデバイスのデバイス
名を表示することによりユーザに対して保存先となるデ
バイスを示す(ステップS720)。
【0140】ユーザに対して保存先となるデバイスを示
した後に、制御部6140は入力受付部1160を介し
てユーザからデバイスの変更指示を受け付けた場合には
(ステップS721)、ユーザから保存先とすべきデバ
イスの指定を受け付けて、そのデバイスに着目するとと
もに、保存すべきと指定されたコンテンツのコンテンツ
種別についてはその指定されたデバイスを最優先となる
ように保存先デバイス決定用情報を更新する(ステップ
S722)。なお、ステップS722では、新たに着目
したデバイスについてステップS715及びS716と
同様の判断を行い、空き容量や予約時間の空きが不十分
な場合にはエラーメッセージを表示して保存指示対応処
理を終了することとしてもよい。
【0141】ステップS721においてユーザがデバイ
スの変更指示をしなかった場合には即ちステップS72
0で表示したデバイス名に対してユーザが了解を意味す
る操作等をした場合には、或いはステップS722が実
行された場合には、制御部6140は、着目したデバイ
スに対する保存を予約して保存指示対応処理を終了する
(ステップS723)。
【0142】図23は、ユーザがコンテンツの保存を指
定する場合に、受信端末装置6100が表示する画面の
例である。なお、同図中、画面3001及び画面300
2は受信端末装置1100が表示する画面と同じであ
る。画面7301は、ステップS720により表示され
た画面の例である。これは、図19に示す映像音声の保
存先となるデバイスのうち優先順位が1番目のD−VH
S(1)は空き容量が不足していることを前提とし、
「SPORTS2」というスポーツ番組の映像音声コン
テンツがユーザにより保存対象として指定された後に表
示される画面の例を示したものである。
【0143】この画面7301に対してユーザが「保存
先変更」が描かれたボタンを押下した場合には、制御部
6140は、ステップS722の処理を開始し、ユーザ
に保存先となるデバイスを任意に指定させるための画面
を表示してユーザからデバイスの指定を受け付ける。ユ
ーザは予め保存先デバイス登録処理を受信端末装置61
00に実行させておきさえすれば、個々のコンテンツの
保存を指定する際にその保存先を指定する必要がなくな
り、コンテンツの保存の指定を簡易に行うことができる
ようになる。
【0144】<3−4.変形例>上述した受信端末装置
6100は、コンテンツの種別と対応させてそのコンテ
ンツの保存先となるデバイスを予め登録しておく保存先
デバイス登録処理と、ユーザに保存が指定されたコンテ
ンツの種別に応じて、登録されているデバイスを保存先
として決定してコンテンツの保存を予約する保存指示対
応処理とを実行するものであったが、コンテンツの種別
に加えて、コンテンツのジャンルを参照し、ジャンルに
応じた保存先デバイスの決定を行うこととしてもよい。
以下、このようにジャンルに応じて保存先を決定するよ
うに変形した受信端末装置6100を変形受信端末装置
6100という。
【0145】変形受信端末装置6100は、基本的に受
信端末装置6100と同様の構成要素からなるが(図1
8参照)、保存先デバイス決定用情報格納部6144に
は、保存先決定用情報に加えてジャンル別保存先決定用
情報が含まれる。図24は、ジャンル別保存先決定用情
報の構成及び内容例を示す図である。同図に示すよう
に、ジャンル別保存先決定用情報7500は、ジャンル
7501とデバイス名7502とを対応付けた情報の集
合であり、ユーザの指定を受けて変形受信端末装置61
00における制御部6140が保存先決定用情報ととも
に生成するものである。
【0146】変形受信端末装置6100では保存先デバ
イス登録処理において、図21の画面7201に示すよ
うなコンテンツの種別の選択肢に加えて、映画、スポー
ツ、ニュース、音楽等のジャンルの選択肢を、ユーザに
選択可能となるように一覧表示し、ユーザにジャンルが
指定された場合にはそのジャンルに対応する保存先デバ
イスの優先順位を伴う指定を受け付けて、その受け付け
た指定に基づいて図24に示すようなジャンル別保存先
決定用情報を生成する。なお、変形受信端末装置610
0は、ジャンルを一覧表示するために、どのようなジャ
ンルが存在するかというジャンル情報を予め保持してい
る。
【0147】また、変形受信端末装置6100では保存
指示対応処理において、ユーザに保存すべきと指定され
たコンテンツのジャンルがジャンル別保存先決定用情報
に登録されているジャンルであれば、そのジャンルに対
応するデバイスに優先順に着目し(ステップS714〜
S718)、指定されたコンテンツのジャンルがジャン
ル別保存先決定用情報に登録されていないジャンルであ
れば、保存先決定用情報に基づいて、指定されたコンテ
ンツの種別に対応するデバイスに優先順に着目する(ス
テップS714〜S718)。
【0148】ユーザは予め保存先デバイス登録処理を変
形受信端末装置6100に実行させておきさえすれば、
個々のコンテンツの保存を指定する度にその保存先を指
定しなくても、ジャンル別に保存先となるデバイスを分
けることができるようになる。 <4.実施の形態4>以下、本発明の実施の形態4に係
る蓄積型の放送システムにおける受信システムについて
説明する。実施の形態4に係る受信システムは実施の形
態3に係る受信システムと受信端末が異なるため、ここ
では受信端末装置を中心に説明する。
【0149】実施の形態4に係る受信端末装置は、実施
の形態3で示した受信端末装置6100にコンテンツの
コピー制限を行うための機能を付加した装置である。 <4−1.コピー制限情報>ここでは、各コンテンツ
は、映画、音楽等の実体的なデータ部分と、提供日時等
の付属的なデータ部分即ちいわゆるヘッダ部分とから構
成されているものとし、ヘッダ部分にはコンテンツのコ
ピーを制限するための管理情報であるコピー制限情報が
含まれているものとする。
【0150】従来のコンテンツにおけるコピー制限情報
には様々なものがあるが、ここではコピー制限情報は、
コンテンツの提供元等によって予め指定された、「制限
なし」、「1度のみコピー可能」、「移動のみ可能」、
「コピー禁止」のうちのいずれかを意味する値をとるこ
ととして説明する。なお、「制限なし」は、コンテンツ
のコピーや移動に関する制限がないことを意味し、「1
度のみコピー可能」は、コンテンツをコピーできるが1
度コピーした後はそのコンテンツのコピーはできなくな
ることを意味し、「移動のみ可能」はコピー元にコンテ
ンツを残したままでのコピーはできないがコピー元のコ
ンテンツを利用不可能状態にするならばコピーができる
こと、即ち移動のみが可能であることを意味し、「コピ
ー禁止」はコピー及び移動ができないことを意味する。
【0151】<4−2.構成>図25は、実施の形態4
に係る受信端末装置8100の機能ブロック図である。
なお、同図中、図18に示したものと同一機能の部分に
ついては同一の符号を付している。受信端末装置810
0は、放送されたコンテンツを受信して蓄積し、また1
394ケーブルで接続された他のデバイスを制御する機
能を有するものであり、機能的には、受信部1110、
記録部1120、蓄積部1130、制御部8140、情
報表示部1150、入力受付部1160、読出部117
0、通信部1180及び認証部8190を備える。
【0152】受信端末装置8100が実施の形態3に係
る受信端末装置6100と異なる点は、制御部8140
と認証部8190とである。ここで、制御部8140
は、メモリ、プロセッサ等から構成され、メモリに格納
された制御用プログラムをプロセッサが実行することに
よって、受信端末装置8100内の各部を制御する機能
を実現するものであり、保存先デバイス決定用情報格納
部6144とコンテンツ管理情報格納部8141とデバ
イス管理情報格納部1142とを有する。
【0153】コンテンツ管理情報格納部8141は、実
施の形態1〜3で示したコンテンツ管理情報2000
(図4参照)にコピー制限情報の項目を追加したもので
あるコンテンツ管理情報を格納するメモリ領域である。
また、制御部8140は、基本的に実施の形態3で示し
た制御部6140が有する機能を有するが、コンテンツ
を保存するための制御を行う機能に関しては上述のコピ
ー制限情報に従ってコンテンツの保存のための制御を行
うようになっており、その制御に際して認証部8190
を制御することにより、受信端末装置8100と139
4ケーブルで接続された他のデバイスがコピー制限情報
に基づいてコンテンツのコピーの制限を行うコピー制限
機能を有する機器であるかどうかを判断する。
【0154】認証部8190は、従来の機器間相互認証
技術を用いて通信部1180を介して、受信端末装置8
100と接続された他のデバイスと通信することによ
り、他のデバイスがコピー制限機能を有する機器である
か否かを制御部8140に伝えるものであり、例えばC
PUと認証用プログラムを格納したメモリにより構成さ
れる。
【0155】<4−3.データ>以下、コンテンツ管理
情報格納部8141に格納されるコンテンツ管理情報に
ついて説明する。図26は、制御部8140によりコン
テンツ管理情報格納部8141に格納されるコンテンツ
管理情報8300のデータ構造及び内容例を示す図であ
る。
【0156】コンテンツ管理情報8300は、記録部1
120によって蓄積部1130に蓄積された各コンテン
ツについての情報であり、図4に示したコンテンツ管理
情報2000にコピー制限情報8310を加えたもので
ある。なお、図26では、コンテンツ管理情報2000
に含まれる項目のうち一部を省略して示している。な
お、制御部8140はコンテンツのヘッダ部分を参照す
ることによりコピー制限情報8310を設定する。ま
た、制御部8140は、コンテンツを蓄積部1130か
ら消去したときにコンテンツ管理情報8300中のその
コンテンツについての情報を削除するものとする。
【0157】<4−4.動作>以下、実施の形態4に係
る受信端末装置8100における保存指示対応処理及び
保存処理について説明する。 <4−4−1.保存指示対応処理>受信端末装置810
0は、ユーザから保存の指示を行う意味の操作がなさ
れ、これを入力受付部1160により受け付けた場合
に、保存指示対応処理を行う。
【0158】図27は、受信端末装置8100がユーザ
による保存の指示を受けた場合に保存処理の実行を予約
するために行う保存指示対応処理を示すフローチャート
である。同図に示したステップS801、S804、S
807〜S811、S812及びS813は、それぞれ
図22に示したステップS711、S712、S715
〜S719、S720及びS723と基本的に同一であ
るため、ここでは詳しい説明を省略する。なお、実施の
形態3で示したユーザによる変更指示に対応するステッ
プS721、S722は特に実施の形態4の特徴と関係
ないので図27において省略している。
【0159】ユーザから保存の指示を受けると受信端末
装置8100の制御部8140は、通信部1180を介
して、受信端末装置8100と1394ケーブルで接続
されている他の全てのデバイスについてデバイス名、デ
バイス情報及び使用中か否かの状態を示す情報を収集
し、デバイス管理情報格納部1142に格納されたデバ
イス管理情報を更新する(ステップS801)。デバイ
スに関する情報を収集した後、制御部8140はコンテ
ンツ管理情報格納部8141に格納されているコンテン
ツ管理情報に基づき、蓄積部1130に蓄積されている
各コンテンツについてコンテンツ名、日時、種別、ジャ
ンル、量、期限、コピー制限情報等からなる一覧表を作
成して情報表示部1150を介して表示し(ステップS
802)、入力受付部1160を介してユーザから保存
すべきコンテンツの指定を受け付け、また保存が完了し
た場合に通知が必要である場合にはユーザから保存完了
通知要求を受け付ける(ステップS803)。
【0160】但し、ステップS803においては制御部
8140は、ユーザから保存すべきと指定されたコンテ
ンツについてのコピー制限情報8310を参照して、
「コピー禁止」であればそのコンテンツの指定を受け付
けずに、ユーザにより新たに他のコンテンツの指定がな
されるのを待つ。また、ユーザから保存すべきと指定さ
れたコンテンツが既に保存予約済みであってかつそのコ
ンテンツについてのコピー制限情報8310が「1度の
みコピー可能」及び「移動のみ可能」のいずれかである
場合にも制御部8140はそのコンテンツの指定を受け
付けずに、ユーザにより新たに他のコンテンツの指定が
なされるのを待つ。
【0161】ステップS803に続いて、制御部814
0は、保存先デバイス決定用情報に基づき、ユーザに指
定されたコンテンツの種別に対応する優先順位の最先の
デバイスに着目し(ステップS804)、そのコンテン
ツについてのコピー情報8310が「1度のみコピー可
能」及び「移動のみ可能」のいずれかであるか否かを判
断する(ステップS805)。
【0162】ステップS805において「1度のみコピ
ー可能」又は「移動のみ可能」であると判断された場合
には、制御部8140は、着目しているデバイスがコピ
ー制限機能を有するか否かを認証部8190にそのデバ
イスと認証のための通信を行わせるよう制御することに
より判断する(ステップS806)。ステップS805
において否定的な判断がなされた場合及びステップS8
06において肯定的な判断がなされた場合に、制御部8
140は、着目しているデバイスの空き容量が保存すべ
きと指定されたコンテンツの保存に十分かを判断し(ス
テップS807)、空き容量が十分であれば保存すべき
と指定されたコンテンツのデータ量や、着目したデバイ
スが転送されるデータを受信して処理できる速度等の情
報から保存に要する時間を算出し、デバイス管理情報の
保存予約情報を参照して、そのコンテンツの期限までの
間に、保存に要する時間分の連続した空き時間、即ち保
存処理の実行が予定されていない時間があるかを調べる
(ステップS808)。
【0163】ステップS806、S807又はS808
において否定的な判断がなされた場合に、制御部814
0は保存先デバイス決定用情報を参照して優先順位が次
のデバイスが含まれていれば(ステップS809)、そ
のデバイスに着目し(ステップS810)、ステップS
805の判断を行う。また、ステップS809で次の優
先順位のデバイスがないと判断した場合には、制御部8
140は、情報表示部1150を介してエラーメッセー
ジを表示して(ステップS811)、保存指示対応処理
を終了する。
【0164】ステップS808において、保存に要する
時間分の連続した空き時間がある場合には、制御部81
40は、情報表示部1150を介して、着目したデバイ
スのデバイス名を表示することによりユーザに対して保
存先となるデバイスを示し(ステップS812)、着目
したデバイスに対する保存を予約して保存指示対応処理
を終了する(ステップS813)。
【0165】<4−4−2.保存処理>受信端末装置8
100の行う保存処理は、図11に示した保存処理にコ
ピー制限に関する制御を追加した内容のものである。即
ち、保存対象のコンテンツのコピー制限情報を参照し
て、それが「1度のみコピー可能」である場合には、コ
ンテンツの転送を行うステップS205の前に、蓄積部
1130に蓄積されているコンテンツのヘッダ部分のコ
ピー制限情報を「コピー禁止」となるように更新する処
理を追加し、保存処理の終了前においてコンテンツ管理
情報中のコピー制限情報を「コピー禁止」となるように
更新する処理を追加する。また、保存対象のコンテンツ
についてのコピー制限情報が「移動のみ可能」である場
合には、コンテンツの転送を行うステップS205の後
に、蓄積部1130に蓄積されているコンテンツを削除
する処理を追加する。
【0166】こうして、コンテンツ管理情報中のコピー
制限情報が「コピー禁止」を意味する値となったコンテ
ンツについては、その後、上述したステップS803の
処理によって、ユーザは保存の指示を行うことができな
くなる。なお、コンテンツの転送を行うステップS20
5の前に、認証部8190を制御して保存先のデバイス
がコピー制限機能を有するものである場合にのみコンテ
ンツの転送を行うようにしてもよい。また、コンテンツ
が「1度のみコピー可能」である場合においてもヘッダ
部分のコピー制限情報を「コピー禁止」にせずに保存先
のデバイスに転送して、保存先のデバイス側でコンテン
ツの記録時においてヘッダ部分のコピー制限情報を「コ
ピー禁止」にすることとしてもよい。 <5.補足>以上、本発明に係る受信端末装置につい
て、実施の形態1〜4を用いて説明したが、本発明はこ
のような実施の形態に限られないことは勿論である。即
ち、 (1)上述の実施の形態では、蓄積型の放送システムに
おいて、放送されるコンテンツを受信して保持しておく
受信端末装置について説明したが、本発明は、受信した
コンテンツを一時的に記録媒体に記録しておきユーザの
視聴要求に応じてその記録しているコンテンツを利用可
能にする機能を有する受信端末装置であれば、特に放送
装置が利用可能日時より前にコンテンツを放送する蓄積
型の放送システムのみならず、例えば一般的なテレビ放
送やラジオ放送の放送システムにおける受信端末装置に
も適用できる。
【0167】なお、受信端末装置が受信する放送は、地
上波の放送であっても、衛星放送であっても、或いは電
話回線や放送用のケーブルを介してなされるものであっ
てもよい。 (2)上述の実施の形態における受信端末装置は、保存
指示対応処理においてコンテンツ管理情報に基づいてコ
ンテンツの一覧表示を行うものであるが、受信端末装置
には、保存指示とは独立してユーザがコンテンツの一覧
表示を要求した場合にコンテンツ管理情報の項目200
1〜2009を一覧表示する機能や保存済みのコンテン
ツについてのみコンテンツ管理情報の項目2001〜2
007を一覧表示する機能等を設けてもよい。例えば、
実施の形態3で示した受信端末装置6100にその一覧
表示機能を設けると、例えばユーザはコンテンツが保存
されたデバイスをいつでも確認することができるように
なる。 (3)上述の実施の形態では、受信端末装置に1394
ケーブルで接続されている各デバイスは、取り扱い対象
のコンテンツ種別つまり保存可能なコンテンツの種別を
示す情報を含むデバイス情報をコンフィグレーションR
OMに保持していることとした。この他、各デバイスの
コンフィグレーションROMにはデバイスの種別を示す
情報は含まれているが、取り扱い対象のコンテンツ種別
を示す情報が含まれていないこととし、受信端末装置が
デバイスの種別と、その種別のデバイスが取り扱えるコ
ンテンツの種別との対応を示すデバイス情報テーブルを
保持しておいて、受信端末装置は各デバイスからバスリ
セット時等にデバイスの種別を得てそのデバイス情報テ
ーブルと照らし合わせることにより、各デバイスが取り
扱えるコンテンツの種別を判断することとしてもよい。
なお、図28は、このように変形された受信端末装置が
保持するデバイス情報テーブルの構成及び内容例を示す
図である。 (4)上述の実施の形態では、受信端末装置が受信して
蓄積部に蓄積したコンテンツの一覧を表示し、その中か
らユーザに保存対象のコンテンツの指定を行わせること
としたが、受信端末装置はEPG等を用いて現在受信済
みではないが放送される予定であるコンテンツの一覧を
表示してその中からユーザに保存対象のコンテンツの指
定を行わせることとしてもよい。この場合は、受信端末
装置は、その指定されたコンテンツの利用可能日時以後
に他のデバイスへの転送が行われるように保存の予約を
行うこととすればよい。
【0168】また、未だ放送されていないコンテンツに
ついての保存予約を受信端末装置がユーザから受け付け
ることができるようにした場合において、受信端末装置
は、予約されているコンテンツが受信されることにより
蓄積され始めた時から、或いは蓄積が完了した時から、
そのコンテンツを保存し始める、即ち他のデバイスに転
送し始めることとしてもよい。このためには、例えば、
以下に示すように実施の形態2で示した受信端末装置5
100を変形すればよい。
【0169】即ち、受信端末装置5100の保存コンテ
ンツリストの要素(図15参照)に、保存を開始するこ
とが可能か否かを示す保存開始可否フラグを追加してお
き、受信端末装置5100は、ユーザに未放送のコンテ
ンツの保存が指定された時には、そのコンテンツについ
ての要素を、保存開始可否フラグを保存を開始すること
が不可能を示すようにして、保存コンテンツリストに登
録する。また、受信端末装置5100は、対応する保存
開始可否フラグが保存を開始することが可能であること
を示すコンテンツについてのみ保存処理を行うことと
し、受信端末装置はコンテンツが受信され蓄積され始め
た時、或いは蓄積が完了した時に、そのコンテンツにつ
いての要素の保存開始可否フラグを保存開始可能を示す
値に変更することとする。 (5)上述の実施の形態で示した情報表示部1150は
受信端末装置に設けられた液晶ディスプレイ等に情報を
表示することとしたが、受信端末装置に接続されたテレ
ビモニタ等の表示用デバイスに情報を表示することとし
てもよい。 (6)上述の実施の形態では、受信端末装置は保存指示
対応処理内で各デバイスの情報を収集することとした
が、各デバイスの情報の収集は、1394ケーブル上に
新たにデバイスが接続されたり、またデバイスが139
4ケーブルから外されたりした場合に発生するバスリセ
ットを契機として行うこととしてもよい。 (7)上述の実施の形態では各コンテンツに対して消去
される基準となる期限を利用可能日時の属する日から1
週間先の日と一律に設定することとしたが、例えばコン
テンツが新聞なら1日先の日、映像音声なら2週間先の
日等とコンテンツのジャンルや種別毎に期限を設定して
もよく、ユーザの指示に応じて期限を定めることにして
もよく、コンテンツ毎に異なる方式で設定することとし
てもよい。
【0170】また、期限を明確に定めることなく、例え
ば受信端末装置は受信して蓄積部の記録媒体に蓄積した
コンテンツを、その記録媒体の空き容量が全容量の20
%以下になった場合に空き容量を全容量の20%確保す
べく、利用可能日時が古いものから消去することとして
もよい。このようにした場合でも各コンテンツは所定期
間経過後、即ちいずれ、消去されることになる。このよ
うにした場合には受信端末装置は、期限に関する判断を
省略して各実施の形態に示した動作を行うようにすれば
よい。
【0171】つまり受信端末装置は、蓄積部に一旦蓄積
したコンテンツのうちユーザに指定されたものを、保存
先とユーザに指定されたデバイスをユーザが使用してい
ない時間に、その保存先デバイスに転送することとすれ
ばよい。また、利用可能日時が古いものから消去すると
した場合には、実施の形態2に示した保存コンテンツリ
ストに各コンテンツを登録する場合に期限順ではなく利
用可能日時順に登録するようにするのが望ましい。
【0172】また、受信端末装置は、蓄積部からコンテ
ンツを消去するときに、コンテンツ管理情報を参照する
ことにより、ユーザにより保存の指示がなされたコンテ
ンツが保存済みとなったか否かを調べて、保存済みにな
っていなかった場合にはエラーメッセージを表示し蓄積
部への新たなコンテンツの蓄積を停止することとしても
よい。 (8)上述の実施の形態では、1つのコンテンツの保存
先は1つのデバイスとしたが、ユーザが保存先のデバイ
スを複数指定することを可能にし、保存先の各デバイス
に対して独立的に保存処理の予約や、保存コンテンツリ
ストへの登録を行うこととしてもよい。 (9)実施の形態1、2では、受信端末装置はユーザに
指定されたコンテンツの種類に応じてその保存先となり
得るデバイスを一覧表示してユーザに選択させることと
したが、受信端末装置が保存対象のコンテンツと保存先
のデバイスとの指定をユーザから受け付けるためのユー
ザインタフェースはどのようなものであってもよい。な
お、ユーザに指定された保存対象のコンテンツの保存先
となり得るデバイスが1つしか受信端末装置に接続され
ていない場合には、ユーザからデバイスの指定を受け付
けることなく、その1つのデバイスを保存先として扱う
こととしてもよい。なお、ユーザによりコンテンツの種
別の指定を受け付けることにより、その種別の全コンテ
ンツの指定がなされたものと扱う等、受信端末装置は、
ユーザから間接的な指定を受け付けて保存対象となるコ
ンテンツを特定することにより、ユーザからコンテンツ
の指定を受け付けたものとして動作するものであっても
よい。 (10)上述の実施の形態では、保存先のデバイスをユ
ーザが使用中かどうかを判断することとしたが、例えば
ユーザが設定した録画予約に基づいてD−VHSが録画
動作をしていたような場合も、ユーザが使用中であるの
と同様に扱うこととしてもよい。つまり、受信端末装置
は、デバイスに関する情報を収集して、保存先のデバイ
スがコンテンツの保存ができる状態にあるか否か、即ち
コンテンツの転送を受け付けることができる状態にある
か否かを判断し、デバイスがコンテンツの転送を受け付
けることができる状態にある場合にのみコンテンツの転
送を行うこととすればよい。
【0173】また、受信端末装置によるデバイスに関す
る情報の収集に対応して、デバイス側が録画予約されて
いる時刻の情報を伝えることとし、受信端末装置はこの
録画予約されている時間を除く時刻に、ユーザに指定さ
れたコンテンツの保存処理の実行を行うようにデバイス
管理情報中の保存予約情報を設定すること、即ち保存予
約をすることとしてもよい。
【0174】また、ユーザが使用中である場合にステッ
プS206で1時間以上後の時刻に保存処理を行うよう
に再予約することとし、ステップS603では10分間
待機することとしたが、これらの時間は単なる例示であ
り、どのように定めてもよい。 (11)実施の形態1におけるステップS107や実施
の形態2におけるステップS507においてコンテンツ
の保存に要する時間の算出を行うこととしたが、この算
出は、利用可能な帯域にも基づいて行うものとしてもよ
い。
【0175】例えば1394ケーブルで接続されたデバ
イス間では最大400Mbpsのデータ転送が可能であ
り、IEEE1394では帯域を管理するアイソクロナ
ス・リソースマネージャがいずれか1つのデバイス上で
動作することとなっているので、受信端末装置の制御部
は、デバイスに関連する情報を取得するときに併せてア
イソクロナス・リソースマネージャに1394ケーブル
に関する現在の帯域の空き状況を問い合わせて、利用可
能な帯域を得てこれをも参照して、コンテンツの保存に
要する時間の算出を行うことや、コンテンツの転送に用
いる帯域を決定することとしてもよい。これにより、例
えばコンテンツの保存先となるデバイスの能力として4
倍速や8倍速といった多種類の速度での転送を受けるこ
とができる能力がある場合には、受信端末装置は、その
能力を示す情報を含むデバイスに関する情報を収集する
ことにより、帯域の空きが広い場合には高速で転送し、
帯域の空きが狭い場合には低速で転送する等、帯域の空
き状況に合わせて何倍速で伝送するか等の転送速度を決
定すること、即ち転送に用いる帯域を決定することが可
能になる。
【0176】また、実施の形態1で示したデバイス管理
情報中の保存予約情報に保存すべきコンテンツについて
の保存処理の実行の開始と終了の時間を記録して予約を
行うことに加えて転送に用いる帯域を記録して帯域も予
約することとしてもよい。この場合、受信端末装置は新
たに予約を行う場合にはデバイスの空き時間でありかつ
転送用に十分な帯域が空いている時間を予約するように
する必要がある。
【0177】なお、受信端末装置は転送に用いる帯域を
決定するとアイソクロナス・リソースマネージャに対し
てIEEE1394で規定されているアシンクロナス・
ロック・トランザクションを用いて通知することにより
転送用の帯域等のネットワーク資源の使用権を獲得する
ことができる。 (12)実施の形態1で示したようにコンテンツを分割
して複数の保存処理により保存を行う場合において、分
割するコンテンツがそのデータ編成上、分割可能な単位
が定まっているものである場合、その単位で分割するこ
ととしてもよい。 (13)実施の形態1で示したステップS202の処理
を、保存処理の開始予定時刻の5分前等に行い、デバイ
ス管理情報を参照してユーザがコンテンツの保存先のデ
バイスを使用中であると判定した場合に、コンテンツの
保存のための転送が行われる時間が迫っている旨をユー
ザに通知することとしてもよい。 (14)受信端末装置に接続されるデバイスは上述の実
施の形態で示したD−VHSやMD等に限定されること
はなく、また、接続方法もIEEE1394によるもの
に限定されることはなく、受信端末装置から保存すべき
コンテンツと保存すべき命令とを受け取れるデバイスで
あって、保存すべき命令を受けると送られたコンテンツ
を何らかの媒体に書き込むものであればよく、ユーザイ
ンタフェースを備えないものであってもよい。例えば、
コンテンツが新聞等の静止画である場合には、コンテン
ツの保存先となるデバイスは、コンテンツを受け取ると
紙に印刷するようなプリンタ等であってもよい。
【0178】また、受信端末装置が受信したコンテンツ
を逐次蓄積する記録媒体は、受信端末装置に物理的に内
蔵されている必要はなく、いわゆる外付けのハードディ
スク等であってもよい。さらに、受信端末装置における
ユーザインタフェース部分は受信端末装置に接続された
他のデバイスに置き、通信部を介して受信端末装置の制
御部と情報を送受信するようにしてもよい。例えば、受
信端末装置は情報表示部を介してメッセージ等の表示を
行う代わりに通信部を介して受信端末装置に接続された
TVにメッセージ等を送って表示させることとしてもよ
い。
【0179】また、保存指示対応処理及び保存処理の実
行機能を有し、その処理に必要なデバイス管理情報等の
データの記憶領域等を有する制御部相当の機構を、他の
デバイスに置くこととしてもよく、この場合には受信端
末装置は、その制御部相当の機構が置かれた他のデバイ
スから指示を受けてコンテンツの転送のための送出を行
うことになる。 (15)実施の形態2では保存コンテンツリストにコン
テンツに対応する要素を接続する順序は期限が早い順と
したが、この順に限られることはなく、コンテンツを受
信した順としてもよく、ユーザにコンテンツの保存が指
定された順としてもよく、またコンテンツの種別毎に優
先度を定めておき制御部がこの優先度に従って順位を定
めることとしてもよい。但し、各コンテンツを期限内に
保存するためには期限が早い順とすることが適してい
る。 (16)実施の形態2で、保存コンテンツリストの要素
は、コンテンツ名、データ量及び期限から構成されると
したが、必ずしもデータ量や期限等が含まれなくてもよ
く、最低限コンテンツを特定することができる情報を含
めることとすればよい。 (17)実施の形態3においては説明の便宜上、コンテ
ンツを分割して予約する方式については示していない
が、実施の形態3における受信端末装置等も、実施の形
態1と同様の方法を用いてコンテンツを分割して予約す
ることができるものとしてもよい。この場合には保存す
べきコンテンツのコンテンツ種別を取り扱うことができ
空き容量がコンテンツの保存に十分であるデバイスのう
ち保存先デバイス決定用情報に基づいて最も優先順位の
高いデバイス対して保存予約を行うこととすればよい。
【0180】また、実施の形態3では、実施の形態1で
示した受信端末装置1100に、コンテンツの種別毎に
保存先となるデバイスを予めユーザが登録しておける機
能を付加した受信端末装置6100を示したが、その機
能を実施の形態2で示した受信端末装置5100に付加
することとしてもよい。なお、保存先デバイス決定用情
報は、コンテンツ種別毎に複数のデバイスではなく、1
つのデバイスを対応付けたものとしてもよい。この場合
には、実施の形態1又は2で示した受信端末装置におい
て、ユーザにデバイスを選択させるかわりに、保存先デ
バイス決定用情報に基づいて保存すべきコンテンツのコ
ンテンツ種別に対応付けられた1つのデバイスを保存先
デバイスとして扱うこととするだけでよい。 (18)実施の形態3では、ユーザがコンテンツの保存
を指定した際に受信端末装置6100が自動的に決定し
た保存先デバイスを変更するためにユーザがデバイスを
指定した場合には、保存すべきと指定されたコンテンツ
のコンテンツ種別についてはその指定されたデバイスを
最優先となるように保存先デバイス決定用情報を更新す
ることとしたが(ステップS722)、ステップS72
2においては保存先デバイス決定用情報の更新を行わな
いこととしてもよい。 (19)実施の形態4で示した受信端末装置8100
は、例えばヘッダ部分に有料である旨を示す情報を含む
コンテンツ等、特定のコンテンツのコピーを行うに際し
ていわゆる課金制御を行うこととしてもよい。即ち、ユ
ーザの指示に従ってコンテンツを保存する際に、受信端
末装置8100がコピー回数や予めユーザに入力されて
いるユーザ識別情報その他の課金に関する情報を電話回
線等を通じてコンテンツの利用料金の管理機関等におけ
るコンピュータに送信することとしてもよい。 (20)上述の実施の形態で示した受信システムにおけ
る受信端末装置の処理手順(図6、図9、図11、図1
6、図17、図20、図22、図27に示した手順等)
を、放送を受信し記録媒体に蓄積する機能を有する受信
端末装置に実行させるための制御プログラム(コンピュ
ータプログラム)を、記録媒体に記録し又は各種通信路
等を介して、流通させ頒布することもできる。このよう
な記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブ
ルディスク、ROM等がある。流通、頒布されたコンピ
ュータプログラムは、放送を受信し記録媒体に蓄積する
機能を有しプログラム実行機能を有する受信端末装置に
インストール等されることにより利用に供され、その受
信端末装置は当該コンピュータプログラムを実行して、
上述の実施の形態で示したような動作を実行することが
できるようになる。
【0181】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る受信端末装置は、逐次放送されるコンテンツを逐
次受信して記録媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツを
ユーザの利用に供する受信端末装置であって、放送され
る複数のコンテンツを逐次受信し第1記録媒体に蓄積す
る受信蓄積手段と、第1記録媒体に蓄積された複数のコ
ンテンツそれぞれを消去する消去手段と、ユーザによる
コンテンツの指定を受け付ける指定受付手段と、前記指
定受付手段により受け付けられたユーザの指定に係るコ
ンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒体から第2
記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可能であれば
当該コンテンツの転送を予定する転送予定手段と、前記
転送予定手段により転送が予定されたコンテンツを前記
消去より前に第1記録媒体から第2記録媒体に転送する
転送手段とを備えることを特徴とする。
【0182】ここでいう消去とは、記録媒体中から完全
な状態でのコンテンツの存在を消滅させることであり、
コンテンツの一部を消すことや、新たにコンテンツを上
書きすることによって結果的に消滅させることも含む。
これにより、受信端末装置が逐次受信したコンテンツを
蓄積する第1記録媒体の容量が有限であるために、蓄積
された複数のコンテンツはいずれ消去されるが、ユーザ
が保存したいコンテンツを指定するだけでそのコンテン
ツは消去される前に他の記録媒体に転送できるか否かチ
ェックされ、できる場合には転送がスケジューリングさ
れ、後に転送されるため、第1記録媒体におけるコンテ
ンツが消去された後においても、ユーザはその転送され
たコンテンツをいつでも使用することができるようにな
る。
【0183】また、前記第2記録媒体は、前記受信端末
装置と接続されておりユーザに使用され得る外部デバイ
スに備えられたものであり、前記受信端末装置は、前記
第1記録媒体と、前記外部デバイスから、当該外部デバ
イスが少なくともユーザに使用されておらずコンテンツ
を記録可能な状態にあるか否かを示すデバイス状態情報
を取得するデバイス情報取得手段とを備え、前記転送手
段は前記デバイス状態情報に基づき前記外部デバイスが
コンテンツを記録可能な状態にあるときに、前記転送予
定手段により転送が予定されたコンテンツを前記第1記
録媒体から当該外部デバイスを介して前記第2記録媒体
へ転送することとしてもよい。
【0184】これにより、受信端末装置に例えば139
4ケーブル等で接続されたD−VHS等のデバイスをユ
ーザが使用していないときに、受信端末装置からそのデ
バイスにコンテンツが転送され、即ち、そのデバイスの
空き時間が有効利用されて転送が行われ、ユーザは指定
したコンテンツをいつでも使用することができるように
なる。
【0185】また、前記受信端末装置はさらに、前記外
部デバイスからコンテンツの転送を中断すべき旨の指示
を受ける中断受付手段を備え、前記転送手段は、前記中
断受付手段が中断すべき旨の指示を受け付けた場合に
は、転送を中断し再度外部デバイスがコンテンツを記録
可能な状態になったときに転送を再開することとしても
よい。
【0186】これにより、コンテンツの保存先のデバイ
スを保存中にユーザが使用しても後にコンテンツの保存
が行われるので、ユーザは再度保存を指示する作業負担
を負うことなくコンテンツの保存が行える。また、前記
転送予定手段は、前記ユーザの指定に係るコンテンツを
前記外部デバイスを介して第2記録媒体に転送する予定
の時刻を定めることにより前記転送の予約を行い、時刻
を定めるにあたり、過去に前記指定受付手段により受け
付けられた指定に係るコンテンツについて定めた時刻と
重複しないように時刻を定め、前記転送手段は、前記転
送予定手段により定められた時刻が到来した時に前記転
送を行うこととしてもよい。
【0187】これにより、ユーザによりコンテンツの保
存の指示が複数なされた場合にも、コンテンツの転送時
刻を衝突させることがなくなる。また、前記転送予定手
段が定める時刻は転送の開始時刻及び終了時刻であり、
前記転送予定手段は、時刻を定めるにあたり、転送する
コンテンツのデータ量に基づいて当該コンテンツの転送
が行えるように時刻を定め、過去に前記指定受付手段に
より受け付けられた指定に係るコンテンツについて定め
た時刻と重複しないように時刻を定めることができない
場合には、コンテンツを複数の部分に分割して各部分に
ついて転送の開始時刻及び終了時刻を定め、前記転送手
段は、前記コンテンツが分割されている場合には各部分
を該当する開始時刻が到来してから終了時刻に至るまで
に転送することとしてもよい。
【0188】これにより、デバイスに対するコンテンツ
の保存スケジュール上、コンテンツを保存するのに十分
な連続したデバイスの空き時間がない場合であっても、
コンテンツを保存することができるようになる。また、
前記転送手段は、前記転送予定手段により前記ユーザの
指定に係るコンテンツを転送するために定められた時刻
が到来した時に、前記外部デバイスがコンテンツを記録
可能な状態になければ、再度前記転送予定手段に当該コ
ンテンツを転送する予定の時刻を定めさせることとして
もよい。
【0189】これにより、デバイスがユーザにより使用
されていた等によって、一度予約したスケジュール通り
にデバイスにコンテンツを転送できない場合にも、後に
転送が実行されるので、ユーザは再度保存を指示する作
業負担を負うことなくコンテンツの保存が行える。ま
た、前記受信端末装置は、前記第1記録媒体に蓄積され
た複数のコンテンツそれぞれに対して消去の基準となる
日時である期限を定める期限決定手段を備え、前記消去
手段は第1記録媒体に蓄積された前記複数のコンテンツ
をそれぞれ該当する前記期限が経過した後に消去し、前
記転送予定手段は、前記第1記録媒体に蓄積された前記
複数のコンテンツのうち前記指定受付手段により受け付
けられた指定に係るコンテンツが複数である場合には、
前記期限決定手段により定められた期限が早いコンテン
ツから順に前記転送が行われるように転送を予定し、前
記転送手段は、前記転送予定手段に予定された順にコン
テンツの転送を行うこととしてもよい。
【0190】これにより、保存が指定されたコンテンツ
が多い場合であっても、それぞれを消去期限より前に保
存できる可能性が高まる。また、前記受信端末装置は複
数の外部デバイスに接続されており、前記指定受付手段
はさらに、ユーザによる外部デバイスの指定を受け付
け、前記デバイス情報取得手段は、前記指定受付手段に
より受け付けられたユーザの指定に係る外部デバイスか
ら、前記デバイス状態情報を取得し、前記転送手段は前
記デバイス状態情報に基づき前記ユーザの指定に係る外
部デバイスがコンテンツを記録可能な状態にあるとき
に、前記転送予定手段により転送が予定されたコンテン
ツを第1記録媒体から当該外部デバイスを介して第2記
録媒体へ転送することとしてもよい。
【0191】これにより、ユーザは任意のデバイスにコ
ンテンツを保存することが可能になる。また、前記受信
端末装置は複数の外部デバイスに接続されており、前記
受信端末装置はさらに、コンテンツについての複数のデ
ータ形式それぞれと、当該データ形式のコンテンツを取
り扱うことができる外部デバイスとを対応付けたデバイ
ス決定用情報を記憶するデバイス決定用情報記憶手段
と、前記デバイス決定用情報に基づいて、前記指定受付
手段により受け付けられたユーザの指定に係るコンテン
ツのデータ形式に対応する外部デバイスを保存先デバイ
スとして決定する保存先デバイス決定手段とを備え、前
記デバイス情報取得手段は、前記保存先デバイスとして
決定された外部デバイスから、前記デバイス状態情報を
取得し、前記転送手段は前記デバイス状態情報に基づき
前記保存先デバイスとして決定された外部デバイスがコ
ンテンツを記録可能な状態にあるときに、前記転送予定
手段により転送が予定されたコンテンツを第1記録媒体
から当該外部デバイスを介して第2記録媒体へ転送する
こととしてもよい。
【0192】これにより、ユーザが保存したいコンテン
ツ、即ち他の記録媒体への転送を望むコンテンツの指定
に際して、保存先のデバイスを指定しなくても、その指
定されたコンテンツはそのデータ形式に応じていずれか
のデバイスに保存されるようになる。また、前記デバイ
ス決定用情報は、各データ形式に、当該データ形式のコ
ンテンツを取り扱うことができる複数の外部デバイスを
優先度を付して対応付けた情報であり、前記保存先デバ
イス決定手段は、前記デバイス決定用情報に基づいて、
前記指定受付手段により受け付けられたユーザの指定に
係るコンテンツのデータ形式に対応する外部デバイスの
うち優先度の高いものから順に、当該外部デバイスに備
えられた第2記録媒体の空き容量が当該コンテンツの保
存に十分であるかを検査して、空き容量が十分である外
部デバイスのうち優先度の高いものを保存先デバイスと
して決定することとしてもよい。
【0193】これにより、ユーザがコンテンツの指定に
際して保存先のデバイスを指定しなくても、その指定さ
れたコンテンツは空き容量が十分なデバイスに自動的に
保存されるようになる。また、前記受信端末装置は複数
の外部デバイスに接続されており、前記受信端末装置は
さらに、コンテンツの内容種別を表す複数のジャンルそ
れぞれと外部デバイスとを対応付けたデバイス決定用情
報を記憶するデバイス決定用情報記憶手段と、前記デバ
イス決定用情報に基づいて、前記指定受付手段により受
け付けられたユーザの指定に係るコンテンツのジャンル
に対応する外部デバイスを保存先デバイスとして決定す
る保存先デバイス決定手段とを備え、前記デバイス情報
取得手段は、前記保存先デバイスとして決定された外部
デバイスから、前記デバイス状態情報を取得し、前記転
送手段は前記デバイス状態情報に基づき前記保存先デバ
イスとして決定された外部デバイスがコンテンツを記録
可能な状態にあるときに、前記ユーザの指定に係るコン
テンツを第1記録媒体から当該外部デバイスを介して第
2記録媒体へ転送することとしてもよい。
【0194】これにより、ユーザがコンテンツの指定に
際して保存先のデバイスを指定しなくても、その指定さ
れたコンテンツはその内容種別に応じていずれかのデバ
イスに保存されるようになる。また、前記転送手段は、
前記ユーザの指定に係るコンテンツの転送先となる外部
デバイスの能力を示す情報に基づいて転送に用いる帯域
を決定し、当該帯域を用いて前記ユーザの指定に係るコ
ンテンツの転送を行うこととしてもよい。
【0195】これにより、保存先のデバイスの能力に応
じた転送速度でコンテンツの転送を行うことができ、デ
バイスの能力が高ければ短期間で転送を行うことができ
るようになる。また、前記受信端末装置はさらに、前記
転送手段によるコンテンツの転送が完了した場合に完了
の旨をユーザに通知する通知手段を備えることとしても
よい。
【0196】これにより、ユーザはコンテンツの保存が
完了したことを知ることができるようになる。また、前
記転送予定手段は、前記指定受付手段によりコンテンツ
の指定が受け付けられた時に当該コンテンツが前記受信
蓄積手段により受信されていない場合には、前記受信蓄
積手段により前記指定に係るコンテンツが受信されて第
1記録媒体に蓄積され次第、当該コンテンツを第1記録
媒体から第2記録媒体に転送し始めるよう予定し、前記
転送手段は、前記転送予定手段による予定に従ってコン
テンツの転送を行うこととしてもよい。
【0197】これにより、ユーザはコンテンツが放送さ
れる前に保存予約をしておけば、コンテンツが放送され
た後には、保存先となったデバイスに記録されたコンテ
ンツを利用することができるようになる。また、前記指
定受付手段は、コピー禁止を示す情報を含んでいるコン
テンツについてはユーザが指定できないようにし、コピ
ー禁止を示す情報を含んでいないコンテンツのユーザに
よる指定を受け付けることとしてもよい。
【0198】これにより、コピーが禁止されているコン
テンツについては蓄積された記録媒体から他の記録媒体
への転送がなされない。また、前記受信端末装置は、前
記第1記録媒体を備え、前記第2記録媒体は、前記受信
端末装置と接続されておりユーザに使用され得る外部デ
バイスに備えられたものであり、前記転送予定手段は、
前記指定受付手段により受け付られたユーザの指定に係
るコンテンツがコピー制限を示す情報を含んでいる場合
には、前記外部デバイスがコピー制限に関する機能を有
するか否かを判定し、当該外部デバイスがコピー制限に
関する機能を有するときにのみ前記コンテンツを第1記
録媒体から当該外部デバイスを介して第2記録媒体へ転
送するよう予定することとしてもよい。
【0199】これにより、例えば1度のみコピー可能と
いうようにコピーが制限されているコンテンツについて
のコピー制限を徹底することが可能になる。また、本発
明に係るコンテンツ保存方法は、逐次放送されるコンテ
ンツを逐次受信して第1記録媒体に蓄積し、蓄積した各
コンテンツをユーザの利用に供する受信端末装置におい
て用いられるコンテンツ保存方法であって、第1記録媒
体に蓄積された複数のコンテンツそれぞれを消去する消
去ステップと、ユーザによるコンテンツの指定を受け付
ける指定受付ステップと、前記指定受付ステップにより
受け付けられたユーザの指定に係るコンテンツを前記消
去より前に前記第1記録媒体から第2記録媒体に転送可
能か否かを判断し、転送可能であれば当該コンテンツの
転送を予定する転送予定ステップと、前記転送予定ステ
ップにより転送が予定されたコンテンツを前記消去より
前に第1記録媒体から第2記録媒体に転送する転送ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0200】これにより、受信端末装置が逐次受信した
コンテンツを蓄積する第1記録媒体の容量が有限である
ために、蓄積された複数のコンテンツはいずれ消去され
るが、ユーザが保存したいコンテンツを指定するだけで
そのコンテンツは消去される前に他の記録媒体に転送さ
れるため、ユーザは指定したコンテンツをいつでも使用
することができるようになる。
【0201】また、本発明に係る制御プログラムは、C
PUを備え、逐次放送されるコンテンツを逐次受信して
第1記録媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツをユーザ
の利用に供する受信端末装置に、コンテンツ保存処理を
行わせるための制御プログラムであって、前記コンテン
ツ保存処理は、第1記録媒体に蓄積された複数のコンテ
ンツそれぞれを消去する消去ステップと、ユーザによる
コンテンツの指定を受け付ける指定受付ステップと、前
記指定受付ステップにより受け付けられたユーザの指定
に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒体
から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可能
であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定ステ
ップと、前記転送予定ステップにより転送が予定された
コンテンツを前記消去ステップにより消去される前に第
1記録媒体から第2記録媒体に転送する転送ステップと
を含むことを特徴とする。
【0202】この制御プログラムにより、ユーザは、受
信端末装置が受信したコンテンツのうち指定したコンテ
ンツをいつでも使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る受信システム1000の構
成例を示す図である。
【図2】実施の形態1に係る受信端末装置1100の機
能ブロック図である。
【図3】受信端末装置1100に接続されたD−VH
S、MD、TV、PC等の代表例を表すデバイス120
0の機能ブロック図である。
【図4】制御部1140によりコンテンツ管理情報格納
部1141に格納されるコンテンツ管理情報2000の
データ構造及び内容例を示す図である。
【図5】制御部1140によりデバイス管理情報格納部
1142に格納されるデバイス管理情報2100のデー
タ構造及び内容例を示す図である。
【図6】受信端末装置1100がユーザによる保存の指
示を受けた場合に保存処理の実行を予約するために行う
保存指示対応処理を示すフローチャートである。
【図7】コンテンツの保存に関する各種指定をユーザに
行わせるために受信端末装置1100が表示する画面の
例である。
【図8】各デバイスに対して保存予約情報によって定め
られるところの保存処理を実行する予定の一例を予定表
形式で示した図である。
【図9】受信端末装置1100がユーザによる保存予約
の取り消しの指示を受けた場合に行う保存予約取消指示
対応処理を示すフローチャートである。
【図10】保存予約取消指示対応処理のステップS12
1により受信端末装置1100が液晶ディスプレイ等に
表示する画面の例である。
【図11】受信端末装置1100が行う保存処理を示す
フローチャートである。
【図12】保存処理に対応してデバイス1200が実行
する保存コマンド処理を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態2に係る受信端末装置5100の
機能ブロック図である。
【図14】デバイス別保存コンテンツリストの内容例を
示す図である。
【図15】デバイス別保存コンテンツリストの1要素の
データ構造を示す図である。
【図16】受信端末装置5100がユーザによる保存の
指示を受けた場合に保存処理の実行を予約するために行
う保存指示対応処理を示すフローチャートである。
【図17】受信端末装置5100が行う保存処理を示す
フローチャートである。
【図18】実施の形態3に係る受信端末装置6100の
機能ブロック図である。
【図19】保存先デバイス決定用情報の構成及び内容例
を示す図である。
【図20】受信端末装置6100がユーザによる保存先
デバイスの登録を行う意味の操作を受けた場合に行う保
存先デバイス登録処理を示すフローチャートである。
【図21】保存先デバイス登録処理を行う際に受信端末
装置6100が表示する画面の例である。
【図22】受信端末装置6100がユーザによる保存の
指示を受けた場合に保存処理の実行を予約するために行
う保存指示対応処理を示すフローチャートである。
【図23】ユーザがコンテンツの保存を指定する場合
に、受信端末装置6100が表示する画面の例である。
【図24】ジャンル別保存先決定用情報の構成及び内容
例を示す図である。
【図25】実施の形態4に係る受信端末装置8100の
機能ブロック図である。
【図26】制御部8140によりコンテンツ管理情報格
納部8141に格納されるコンテンツ管理情報8300
のデータ構造及び内容例を示す図である。
【図27】受信端末装置8100がユーザによる保存の
指示を受けた場合に保存処理の実行を予約するために行
う保存指示対応処理を示すフローチャートである。
【図28】変形された受信端末装置が保持するデバイス
情報テーブルの構成及び内容例を示す図である。
【符号の説明】
1000 受信システム 1100、5100、6100、8100 受信端末
装置 1110 受信部 1120 記録部 1130 蓄積部 1140、5140、6140、8140 制御部 1141、8141 コンテンツ管理情報格納部 1142、5142 デバイス管理情報格納部 1150 情報表示部 1160 入力受付部 1170 読出部 1180 通信部 1200 他のデバイス(D−VHS等) 1210 入力受付部 1220 表示部 1230 コマンド処理部 1231 デバイス固有情報記憶部 1240 蓄積部 1250 コマンド処理部 1250 通信部 1260 記録部 1270 再生出力部 5143 デバイス別保存コンテンツリスト格納部 6144 保存先デバイス決定用情報格納部 8190 認証部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 Z 5/91 5/91 P (72)発明者 野田 健 愛知県名古屋市中区栄2丁目6番1号白川 ビル別館 5階 株式会社松下情報システ ム名古屋研究所内 (72)発明者 飯塚 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業 株式会社内 Fターム(参考) 5B082 AA13 CA17 5C025 AA25 DA10 5C052 AA01 AB04 DD04 5C053 FA07 FA13 FA15 FA21 FA23 GB36 GB38 LA07 LA14 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC04 EF07 HL06 HL11 JJ03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逐次放送されるコンテンツを逐次受信し
    て記録媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツをユーザの
    利用に供する受信端末装置であって、 放送される複数のコンテンツを逐次受信し第1記録媒体
    に蓄積する受信蓄積手段と、 第1記録媒体に蓄積された複数のコンテンツそれぞれを
    消去する消去手段と、 ユーザによるコンテンツの指定を受け付ける指定受付手
    段と、 前記指定受付手段により受け付けられたユーザの指定に
    係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒体か
    ら第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可能で
    あれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定手段
    と、 前記転送予定手段により転送が予定されたコンテンツを
    前記消去より前に第1記録媒体から第2記録媒体に転送
    する転送手段とを備えることを特徴とする受信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2記録媒体は、前記受信端末装置
    と接続されておりユーザに使用され得る外部デバイスに
    備えられたものであり、 前記受信端末装置は、 前記第1記録媒体と、 前記外部デバイスから、当該外部デバイスが少なくとも
    ユーザに使用されておらずコンテンツを記録可能な状態
    にあるか否かを示すデバイス状態情報を取得するデバイ
    ス情報取得手段とを備え、 前記転送手段は前記デバイス状態情報に基づき前記外部
    デバイスがコンテンツを記録可能な状態にあるときに、
    前記転送予定手段により転送が予定されたコンテンツを
    前記第1記録媒体から当該外部デバイスを介して前記第
    2記録媒体へ転送することを特徴とする請求項1記載の
    受信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記受信端末装置はさらに、前記外部デ
    バイスからコンテンツの転送を中断すべき旨の指示を受
    ける中断受付手段を備え、 前記転送手段は、前記中断受付手段が中断すべき旨の指
    示を受け付けた場合には、転送を中断し再度外部デバイ
    スがコンテンツを記録可能な状態になったときに転送を
    再開することを特徴とする請求項2記載の受信端末装
    置。
  4. 【請求項4】 前記転送予定手段は、前記ユーザの指定
    に係るコンテンツを前記外部デバイスを介して第2記録
    媒体に転送する予定の時刻を定めることにより前記転送
    の予約を行い、時刻を定めるにあたり、過去に前記指定
    受付手段により受け付けられた指定に係るコンテンツに
    ついて定めた時刻と重複しないように時刻を定め、 前記転送手段は、前記転送予定手段により定められた時
    刻が到来した時に前記転送を行うことを特徴とする請求
    項2記載の受信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記転送予定手段が定める時刻は転送の
    開始時刻及び終了時刻であり、 前記転送予定手段は、時刻を定めるにあたり、転送する
    コンテンツのデータ量に基づいて当該コンテンツの転送
    が行えるように時刻を定め、過去に前記指定受付手段に
    より受け付けられた指定に係るコンテンツについて定め
    た時刻と重複しないように時刻を定めることができない
    場合には、コンテンツを複数の部分に分割して各部分に
    ついて転送の開始時刻及び終了時刻を定め、 前記転送手段は、前記コンテンツが分割されている場合
    には各部分を該当する開始時刻が到来してから終了時刻
    に至るまでに転送することを特徴とする請求項4記載の
    受信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記転送手段は、前記転送予定手段によ
    り前記ユーザの指定に係るコンテンツを転送するために
    定められた時刻が到来した時に、前記外部デバイスがコ
    ンテンツを記録可能な状態になければ、再度前記転送予
    定手段に当該コンテンツを転送する予定の時刻を定めさ
    せることを特徴とする請求項4記載の受信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記受信端末装置は、前記第1記録媒体
    に蓄積された複数のコンテンツそれぞれに対して消去の
    基準となる日時である期限を定める期限決定手段を備
    え、 前記消去手段は第1記録媒体に蓄積された前記複数のコ
    ンテンツをそれぞれ該当する前記期限が経過した後に消
    去し、 前記転送予定手段は、前記第1記録媒体に蓄積された前
    記複数のコンテンツのうち前記指定受付手段により受け
    付けられた指定に係るコンテンツが複数である場合に
    は、前記期限決定手段により定められた期限が早いコン
    テンツから順に前記転送が行われるように転送を予定
    し、 前記転送手段は、前記転送予定手段に予定された順にコ
    ンテンツの転送を行うことを特徴とする請求項2記載の
    受信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記受信端末装置は複数の外部デバイス
    に接続されており、 前記指定受付手段はさらに、ユーザによる外部デバイス
    の指定を受け付け、 前記デバイス情報取得手段は、前記指定受付手段により
    受け付けられたユーザの指定に係る外部デバイスから、
    前記デバイス状態情報を取得し、 前記転送手段は前記デバイス状態情報に基づき前記ユー
    ザの指定に係る外部デバイスがコンテンツを記録可能な
    状態にあるときに、前記転送予定手段により転送が予定
    されたコンテンツを第1記録媒体から当該外部デバイス
    を介して第2記録媒体へ転送することを特徴とする請求
    項2記載の受信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記受信端末装置は複数の外部デバイス
    に接続されており、 前記受信端末装置はさらに、 コンテンツについての複数のデータ形式それぞれと、当
    該データ形式のコンテンツを取り扱うことができる外部
    デバイスとを対応付けたデバイス決定用情報を記憶する
    デバイス決定用情報記憶手段と、 前記デバイス決定用情報に基づいて、前記指定受付手段
    により受け付けられたユーザの指定に係るコンテンツの
    データ形式に対応する外部デバイスを保存先デバイスと
    して決定する保存先デバイス決定手段とを備え、 前記デバイス情報取得手段は、前記保存先デバイスとし
    て決定された外部デバイスから、前記デバイス状態情報
    を取得し、 前記転送手段は前記デバイス状態情報に基づき前記保存
    先デバイスとして決定された外部デバイスがコンテンツ
    を記録可能な状態にあるときに、前記転送予定手段によ
    り転送が予定されたコンテンツを第1記録媒体から当該
    外部デバイスを介して第2記録媒体へ転送することを特
    徴とする請求項2記載の受信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記デバイス決定用情報は、各データ
    形式に、当該データ形式のコンテンツを取り扱うことが
    できる複数の外部デバイスを優先度を付して対応付けた
    情報であり、 前記保存先デバイス決定手段は、前記デバイス決定用情
    報に基づいて、前記指定受付手段により受け付けられた
    ユーザの指定に係るコンテンツのデータ形式に対応する
    外部デバイスのうち優先度の高いものから順に、当該外
    部デバイスに備えられた第2記録媒体の空き容量が当該
    コンテンツの保存に十分であるかを検査して、空き容量
    が十分である外部デバイスのうち優先度の高いものを保
    存先デバイスとして決定することを特徴とする請求項9
    記載の受信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記受信端末装置は複数の外部デバイ
    スに接続されており、 前記受信端末装置はさらに、 コンテンツの内容種別を表す複数のジャンルそれぞれと
    外部デバイスとを対応付けたデバイス決定用情報を記憶
    するデバイス決定用情報記憶手段と、 前記デバイス決定用情報に基づいて、前記指定受付手段
    により受け付けられたユーザの指定に係るコンテンツの
    ジャンルに対応する外部デバイスを保存先デバイスとし
    て決定する保存先デバイス決定手段とを備え、 前記デバイス情報取得手段は、前記保存先デバイスとし
    て決定された外部デバイスから、前記デバイス状態情報
    を取得し、 前記転送手段は前記デバイス状態情報に基づき前記保存
    先デバイスとして決定された外部デバイスがコンテンツ
    を記録可能な状態にあるときに、前記ユーザの指定に係
    るコンテンツを第1記録媒体から当該外部デバイスを介
    して第2記録媒体へ転送することを特徴とする請求項2
    記載の受信端末装置。
  12. 【請求項12】 前記転送手段は、前記ユーザの指定に
    係るコンテンツの転送先となる外部デバイスの能力を示
    す情報に基づいて転送に用いる帯域を決定し、当該帯域
    を用いて前記ユーザの指定に係るコンテンツの転送を行
    うことを特徴とする請求項2記載の受信端末装置。
  13. 【請求項13】 前記受信端末装置はさらに、 前記転送手段によるコンテンツの転送が完了した場合に
    完了の旨をユーザに通知する通知手段を備えることを特
    徴とする請求項2記載の受信端末装置。
  14. 【請求項14】 前記転送予定手段は、前記指定受付手
    段によりコンテンツの指定が受け付けられた時に当該コ
    ンテンツが前記受信蓄積手段により受信されていない場
    合には、前記受信蓄積手段により前記指定に係るコンテ
    ンツが受信されて第1記録媒体に蓄積され次第、当該コ
    ンテンツを第1記録媒体から第2記録媒体に転送し始め
    るよう予定し、 前記転送手段は、前記転送予定手段による予定に従って
    コンテンツの転送を行うことを特徴とする請求項2記載
    の受信端末装置。
  15. 【請求項15】 前記指定受付手段は、コピー禁止を示
    す情報を含んでいるコンテンツについてはユーザが指定
    できないようにし、コピー禁止を示す情報を含んでいな
    いコンテンツのユーザによる指定を受け付けることを特
    徴とする請求項1記載の受信端末装置。
  16. 【請求項16】 前記受信端末装置は、前記第1記録媒
    体を備え、 前記第2記録媒体は、前記受信端末装置と接続されてお
    りユーザに使用され得る外部デバイスに備えられたもの
    であり、 前記転送予定手段は、前記指定受付手段により受け付ら
    れたユーザの指定に係るコンテンツがコピー制限を示す
    情報を含んでいる場合には、前記外部デバイスがコピー
    制限に関する機能を有するか否かを判定し、当該外部デ
    バイスがコピー制限に関する機能を有するときにのみ前
    記コンテンツを第1記録媒体から当該外部デバイスを介
    して第2記録媒体へ転送するよう予定することを特徴と
    する請求項15記載の受信端末装置。
  17. 【請求項17】 逐次放送されるコンテンツを逐次受信
    して第1記録媒体に蓄積し、蓄積した各コンテンツをユ
    ーザの利用に供する受信端末装置において用いられるコ
    ンテンツ保存方法であって、 第1記録媒体に蓄積された複数のコンテンツそれぞれを
    消去する消去ステップと、 ユーザによるコンテンツの指定を受け付ける指定受付ス
    テップと、 前記指定受付ステップにより受け付けられたユーザの指
    定に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒
    体から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可
    能であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定ス
    テップと、 前記転送予定ステップにより転送が予定されたコンテン
    ツを前記消去より前に第1記録媒体から第2記録媒体に
    転送する転送ステップとを含むことを特徴とするコンテ
    ンツ保存方法。
  18. 【請求項18】 CPUを備え、逐次放送されるコンテ
    ンツを逐次受信して第1記録媒体に蓄積し、蓄積した各
    コンテンツをユーザの利用に供する受信端末装置に、コ
    ンテンツ保存処理を行わせるための制御プログラムであ
    って、 前記コンテンツ保存処理は、 第1記録媒体に蓄積された複数のコンテンツそれぞれを
    消去する消去ステップと、 ユーザによるコンテンツの指定を受け付ける指定受付ス
    テップと、 前記指定受付ステップにより受け付けられたユーザの指
    定に係るコンテンツを前記消去より前に前記第1記録媒
    体から第2記録媒体に転送可能か否かを判断し、転送可
    能であれば当該コンテンツの転送を予定する転送予定ス
    テップと、 前記転送予定ステップにより転送が予定されたコンテン
    ツを前記消去ステップにより消去される前に第1記録媒
    体から第2記録媒体に転送する転送ステップとを含むこ
    とを特徴とする制御プログラム。
JP2001155758A 2000-05-31 2001-05-24 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置 Expired - Fee Related JP4649058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155758A JP4649058B2 (ja) 2000-05-31 2001-05-24 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-162762 2000-05-31
JP2000162762 2000-05-31
JP2001155758A JP4649058B2 (ja) 2000-05-31 2001-05-24 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002055856A true JP2002055856A (ja) 2002-02-20
JP4649058B2 JP4649058B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=29217623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155758A Expired - Fee Related JP4649058B2 (ja) 2000-05-31 2001-05-24 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4649058B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108946A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器選択支援装置、機器選択支援方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006270232A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Sharp Corp 移動体端末
US7433576B2 (en) 2003-04-28 2008-10-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Video data recording/reproducing apparatus and video data management method for use in the same
JP2009245587A (ja) * 2009-07-27 2009-10-22 Sony Corp コンテンツ削除装置、コンテンツ削除方法、コンテンツ削除プログラム及びコンテンツ管理システム
JP2010122769A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Canon Inc 受信装置及びその制御方法、システム、プログラム
JP2010198630A (ja) * 2010-04-16 2010-09-09 Sharp Corp プログラム管理システム
JP2011035839A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Toshiba Corp 映像ファイル送信装置および映像ファイルの送信方法
US8319898B2 (en) 2007-04-27 2012-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Edge enhancement method and apparatus
KR101396994B1 (ko) * 2007-08-14 2014-05-20 엘지전자 주식회사 티브이 및 이를 이용한 컨텐츠 제어 방법

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04317145A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Chubu Nippon Denki Software Kk ファイルシステム
JPH06153198A (ja) * 1992-11-12 1994-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像配信方法および映像配信装置
JPH09214935A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Mitsubishi Electric Corp 映像情報提供システム
JPH10108145A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放送システム及びこれに用いる情報放送受信端末装置
JPH10269129A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Sony Corp データ管理装置および方法
JPH1198477A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフトウェアダウンロードシステム
JPH11219562A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Sony Corp デバイス制御装置及び方法、並びに映像及び/又は音声情報処理装置及び方法
JPH11232727A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Hitachi Ltd Av機器およびav機器の録画方式
JPH11341472A (ja) * 1998-05-26 1999-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク制御システム、コントローラ及びデバイス
JP2000004433A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Toshiba Corp データ処理装置および同装置に適用される認証処理方法
JP2000031964A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Digital Vision Laboratories:Kk ストリーム配信システム
JP2000032430A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報受信装置、及び機器選択方法
JP2000152215A (ja) * 1998-06-30 2000-05-30 Tokyo Hoso:Kk デジタル放送システムおよびデジタルストリ―ムの制御方法並びに端末装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04317145A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Chubu Nippon Denki Software Kk ファイルシステム
JPH06153198A (ja) * 1992-11-12 1994-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像配信方法および映像配信装置
JPH09214935A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Mitsubishi Electric Corp 映像情報提供システム
JPH10108145A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放送システム及びこれに用いる情報放送受信端末装置
JPH10269129A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Sony Corp データ管理装置および方法
JPH1198477A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフトウェアダウンロードシステム
JPH11219562A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Sony Corp デバイス制御装置及び方法、並びに映像及び/又は音声情報処理装置及び方法
JPH11232727A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Hitachi Ltd Av機器およびav機器の録画方式
JPH11341472A (ja) * 1998-05-26 1999-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク制御システム、コントローラ及びデバイス
JP2000004433A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Toshiba Corp データ処理装置および同装置に適用される認証処理方法
JP2000152215A (ja) * 1998-06-30 2000-05-30 Tokyo Hoso:Kk デジタル放送システムおよびデジタルストリ―ムの制御方法並びに端末装置
JP2000031964A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Digital Vision Laboratories:Kk ストリーム配信システム
JP2000032430A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報受信装置、及び機器選択方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7433576B2 (en) 2003-04-28 2008-10-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Video data recording/reproducing apparatus and video data management method for use in the same
JP2006108946A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器選択支援装置、機器選択支援方法、プログラムおよび記録媒体
JP4519596B2 (ja) * 2004-10-01 2010-08-04 パナソニック株式会社 機器選択支援装置、機器選択支援方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006270232A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Sharp Corp 移動体端末
US8319898B2 (en) 2007-04-27 2012-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Edge enhancement method and apparatus
KR101396994B1 (ko) * 2007-08-14 2014-05-20 엘지전자 주식회사 티브이 및 이를 이용한 컨텐츠 제어 방법
JP2010122769A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Canon Inc 受信装置及びその制御方法、システム、プログラム
JP2009245587A (ja) * 2009-07-27 2009-10-22 Sony Corp コンテンツ削除装置、コンテンツ削除方法、コンテンツ削除プログラム及びコンテンツ管理システム
JP2011035839A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Toshiba Corp 映像ファイル送信装置および映像ファイルの送信方法
JP2010198630A (ja) * 2010-04-16 2010-09-09 Sharp Corp プログラム管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4649058B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6636953B2 (en) Receiving apparatus that receives and accumulates broadcast contents and makes contents available according to user requests
JP5307315B2 (ja) 前に放送された内容を番組の録画に組み込むシステムおよび方法
JP3239620B2 (ja) 情報提供システムとこれに用いる情報提供装置と情報受信装置
JP4389353B2 (ja) 録画代行装置
JP2003348508A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、携帯端末装置、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2002354423A (ja) コンテンツを格納するための方法
US9154724B2 (en) Managing digital video recorder storage for a plurality of users
JP2006060630A (ja) 記録装置
JP2008535346A (ja) Tv番組を記憶および再生する方法と装置
JPH11317937A (ja) 放送蓄積視聴装置
JP4649058B2 (ja) 放送されたコンテンツを受信し蓄積しておき、ユーザの要求に応じてコンテンツを利用可能状態にする受信端末装置
JP2012019529A (ja) コンテンツコピー制御装置およびコンテンツコピー制御方法
JP4114080B2 (ja) 記録システム、記録方法および記録装置
JP2002185900A (ja) テレビ放送録再配信システム
JPH114417A (ja) ビット・ストリーム情報表示方法、ビット・ストリーム情報作成方法及び記録媒体
US8401374B2 (en) Apparatus and method of managing data stored in a data storage unit to ensure a storage space
JP2007306055A (ja) ダイジェスト作成装置
JP2002218369A (ja) 未再生録画通知装置及び未再生録画通知方法
JP2006197512A (ja) 記録装置、制御方法及びプログラム
US7526522B2 (en) Content-transmitting apparatus, content-receiving apparatus, content transmitting/receiving system, methods, and recording medium thereof
JP2002305703A (ja) 放送番組配信装置、放送番組配信方法、そのためのプログラム及び記録媒体
JP2001222862A (ja) 情報処理装置および方法、ならびに、記録媒体
JP4158530B2 (ja) 記録再生システム
US7730510B1 (en) Methods and systems for conditionally managing entertainment systems
JPH11205313A (ja) ネットワーク装置及びネットワーク表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4649058

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees