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JP2002040324A - 色収差補正用光学素子及び光学ピックアップ装置 - Google Patents

色収差補正用光学素子及び光学ピックアップ装置

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Publication number
JP2002040324A
JP2002040324A JP2000225092A JP2000225092A JP2002040324A JP 2002040324 A JP2002040324 A JP 2002040324A JP 2000225092 A JP2000225092 A JP 2000225092A JP 2000225092 A JP2000225092 A JP 2000225092A JP 2002040324 A JP2002040324 A JP 2002040324A
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JP
Japan
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chromatic aberration
objective lens
optical
wavelength
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000225092A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Ito
文彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2000225092A priority Critical patent/JP2002040324A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの色収差を補正する。 【解決手段】 レーザー光の波長域を500nm以下に
設定し、且つ、NA(開口数)が0.6以上の対物レン
ズ7と組み合せて用いられる色収差補正用光学素子であ
って、平凸レンズ1と平凹レンズ2とを貼り合せた第1
の色収差補正用光学素子3と、平凹レンズ4と平凸レン
ズ5とを貼り合せた第2の色収差補正用光学素子6とを
用いて光学系を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光の波長
域を500nm以下に設定し、且つ、NA(開口数)が
0.6以上の対物レンズと組み合せて用いられる色収差
補正用光学素子及び光学ピックアップ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、光記録媒体である光ディスク又は
光カードなどは、動画、音声、コンピューター用データ
などの情報信号(データ)を保存し、且つ、情報信号を
高速にアクセスすることができるので多用されている。
また、この種の光記録媒体として以下に光ディスクを例
にして説明すると、この光ディスクは良好な量産性と低
コスト性のため、広く普及している。また、光ディスク
に対しては、記録される情報信号の高密度化、大容量化
の要望が強く、近年においてもこの要望はますます強く
なっている。
【0003】光ディスクにおいて記録される情報信号の
記録密度を上げるには、この情報信号の読み出しに用い
るレーザー光源から出射されたレーザー光の短波長化
と、このレーザー光を光ディスク上に集光させるための
対物レンズの高NA(開口数)化とが有効である。
【0004】このため、CD(Compact Dis
c)からDVD(DigitalVersatile
Disc)への発展の過程では、レーザー光の波長が7
80nmから650nmに短縮され、且つ、対物レンズ
のNA(開口数)が0.45から0.60に高められた
ので、記録密度は650MBから4.7GB(片面)へ
約7倍の向上が達成されている。
【0005】また、記録型の光ディスクシステムは、光
磁気方式、相変化方式共に各種あるが、レーザ光の波長
と対物レンズのNAは、ほぼ前記の値に近いものが使わ
れている。
【0006】これらの光ディスクシステムにおいては、
現在は、ガラスあるいは樹脂を成形した、単玉型の対物
レンズが使われている。これは、対物レンズの両面を非
球面形状として収差の補正を行ったレンズであり、成形
で作れることから、コストと量産性に優れているため、
もっとも普及している。
【0007】ここで、光ディスクの記録密度を更に高め
て光ディスクを超解像度で記録再生するには、更にレー
ザ光の波長の短い、いわゆる青色レーザーと、よりNA
の高い対物レンズとを組み合わせた光学系が期待されて
いる。
【0008】ところで、現行の光ディスクにおける記録
用の光ピックアップの光学的な課題の一つに、対物レン
ズの色収差にまつわる問題点がある。
【0009】上記した対物レンズの色収差は、レーザ光
源から出射されたレーザー光の出力変化による波長変化
により生じる。光ディスクでは、通常記録する場合は、
レーザー光の出力を再生パワーから、記録パワーへ増大
させている。これにより、光磁気方式では、キュリー点
を超える温度まで光ディスクの記録層を加熱し、相変化
方式では、所定の相変化により反射率または吸収率が変
化するまで光ディスクの記録層を加熱して記録するが、
レーザー光の出力変化に伴いレーザー光の波長が変化す
る。
【0010】一方、単玉型の対物レンズの焦点距離には
波長依存性がある。これは、単玉型の対物レンズの材質
(ガラスまたは樹脂)の屈折率がレーザ光の波長により
変化する性質(分散という)があるため生じている。
【0011】このため、レーザー光の波長変化により、
単玉型の対物レンズの焦点位置が移動する。ここで光デ
ィスクに対して単玉型の対物レンズが、常にレーザー光
の波長に応じた焦点の位置に来るように動けば、焦点誤
差(デフォーカス)は発生しない。
【0012】しかしながら、レーザー光の出力を再生パ
ワーから記録パワーに変化させる時間はnsecオーダ
ーと非常に短時間であるため、本来、光ディスクの反り
等に対応するためのフォーカスサーボの動作(数mse
cかかる)が追いつかず、フォーカスサーボが応答し
て、対物レンズがレーザー光の波長に応じた焦点位置へ
至るまでの間、デフォーカスが生じて書き込み不良、再
生不良等の不具合が生じる。これが、色収差にまつわる
問題点である。
【0013】次に、500nm以下のレーザー光源を用
いた場合の、対物レンズの色収差を補正すべきレーザー
光の波長の範囲と収差の許容量を明らかにする。
【0014】図9はNA=0.7の対物レンズ用いてレ
ーザー光を光ディスクに照射した状態を示した図、図1
0はNA=0.7の対物レンズを用いた時に、405n
m波長のレーザー光が±5nm変化したとき対物レンズ
の色収差と縦収差を示した図、図11はNA=0.7の
対物レンズを用いた時に、波長が410nmに変化した
レーザー光で仮に焦点位置だけを調整したとき対物レン
ズの縦収差を示した図、図12はNA=0.7の対物レ
ンズを用いた時に、405nm波長のレーザー光が±2
nm変化したとき対物レンズの波面収差を示した図であ
る。
【0015】図9に示したごとく、NA(開口数)が
0.7の対物レンズ101を用いて、405nmの波長
で発振するレーザー光源からのレーザー光を光ディスク
Dに照射して情報記録面Dkに情報信号を記録する場合
に、記録時のレーザー光の波長が±5nm変化した時の
対物レンズ101の縦収差は図10に示したごとくであ
り、対物レンズ101の色収差により焦点位置が後ろ側
にずれてしまう。
【0016】そこで、図11に示したごとく、波長が4
10nmに変化したレーザー光で仮に焦点位置だけを調
整してもオーバーの球面収差は残ってしまう。これが屈
折率変化による球面収差である。
【0017】また、記録時のレーザー光の波長が±2n
m変化した時の対物レンズ101の波面収差は図12に
示したごとくである。これらは、実際の使用状態に合わ
せ、光ディスクD上での像面を405nmでの最良像面
(収差が最小になる面)に固定して、その面で他の波長
の収差を計算したものである。
【0018】ここで、図12から明らかなように、レー
ザー光の波長が僅か2nm変化しただけで、約0.24
λ(rms)と巨大な波面収差が発生する。この量は、
一般的に収差の限界とされるマレシャルの基準値0.0
7λ(但し、λはレーザ光の波長)に大して約の3倍以
上の値で、全く記録再生が出来ないどころか、トラッキ
ングエラーさえ検出できなくなるほどの大きな影響を受
けてしまう。
【0019】なお、前記した記録時の波長変化は使用す
るレーザー光源にもよるが、例えば405nmの波長で
発振するレーザー光源の出力変化を実測したところ、2
nm程度以下の波長変化であった。
【0020】さらに、再生時には、レーザー光のノイズ
を低減するために、高周波重畳等の手法を用いてレーザ
ー光源をマルチモード化して駆動することが、一般に行
われる。405nmのレーザー光源での典型的な高周波
重畳によるレーザー光の波長の拡がりは、発明者の測定
によれば、スペクトルの半値全幅で、0.8nm程度で
あった。
【0021】これに対して、650nmないし780n
mのレーザ光では、典型的には、この拡がりは1nmな
いし1.5nm程度であるが、この波長帯域における色
収差の小ささにより、これに関して、対物レンズは通常
の非球面単レンズで全く問題のない収差レベルである。
【0022】しかしながら、500nm以下のレーザ光
の波長領域で対物レンズを使う場合は、大きな色収差の
ため、無視することが出来ない。従って、記録用の光ピ
ックアップのみならず、再生専用の光ピックアップで
も、対物レンズに対して色収差の補正が必要である。
【0023】ここで、対物レンズに対する色収差の目標
値は、上記した量の波長変化による収差の変化を、一般
に無収差と見なせる収差の限界値である、マレシャルの
基準値0.07λ以下に押さえることが必要である。す
なわち、任意に設定したレーザ光の中心波長の前後2n
mでマレシャルの基準値0.07λ以下に収差変化が押
さえられていれば良い。
【0024】このような対物レンズに対して色収差を補
正する従来技術として、例えば、従来例1として分散の
異なる正レンズと負レンズを貼り合わせた例が特開平0
6−250081号公報に開示され、従来例2として正
レンズと負レンズを貼り合わせた例が特開平03−15
5515号公報に開示され、また、従来例3として回折
素子を使った色収差補正素子が特開平06−82725
号公報に開示されており、これら従来例1〜従来例3
は、いずれも635nm〜830nm程度のレーザー光
の波長で、NAが0.55程度の対物レンズに適用でき
るものである。
【0025】また、別の方策を用いた従来例4として、
Microoptics NewsVol.6 No3
「光ディスク用プレスガラスレンズ」(田中康弘)にあ
るように、完全補正でなく、ガラスの材料に低分散なも
のを用いて、影響を軽減する試みもある。これもまた、
NAが0.55程度の対物レンズに適用できるものであ
る。
【0026】更に、従来例5として、対物レンズに屈折
レンズと回折型レンズを直接施したハイブリッドレンズ
が特開平9−311271号公報に開示されている。こ
れはより高いNA(0.7以上)の対物レンズに対応し
ている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆる青
色レーザーで代表される、500nm以下の波長領域で
は、対物レンズのレンズ材料の屈折率の変化は、従来の
650nmないし780nmに比べて飛躍的に大きくな
る。このため、わずかな波長の変化でも発生する色収差
は、格段に大きなものとなり、このため、より大きな色
収差の補正が必要になる。
【0028】ここで、もう少し色収差にまつわる問題を
詳細に解析すると、問題は、次の2点に分解できる。そ
れは、焦点位置の変化(軸上色収差)と、球面収差
{(波長変化によって生じる球面収差)+(軸上色収差
を補正したことによって生じる倍率誤差による球面収
差)}である。の焦点位置の変化は、多くの場合言わ
れる色収差で、波長変化による屈折率の変化によって生
じるいわゆる軸上色収差である。
【0029】の球面収差はさらに二つに分かれる。一
つは、波長変化によるレンズ硝材の屈折率の変化によっ
て生じるもの。もう一つは、焦点位置の変化を補正する
ために生じる、倍率誤差による球面収差である。すなわ
ち、焦点位置の変化を補正するために、色収差補正素子
が対物レンズへの入射光束の平行度を変化させたことに
よって、対物レンズにしてみれば結像倍率が変化したこ
ととほぼ等価な作用になり、倍率誤差となって新たな球
面収差を生んでいるのである。
【0030】従来の650nmから780nm付近のレ
ーザー光の波長では、対物レンズの色収差の発生は比較
的緩やかであり、軸上色収差補正のみで十分であった。
しかし、レーザー光の波長が500nm以下になり、対
物レンズのNA(開口数)が0.6以上になると、球面
収差の寄与が大きくなり(球面収差はNAの4乗に比例
して大きくなる)、軸上色収差のみの補正では不十分で
あり、両者を合わせた収差が目標値以下になるように補
正を行わなければならない。
【0031】そこで、対物レンズに対して色収差を補正
する従来技術として上記したように従来例1〜従来例5
に示したような各種の方法が適用されているが、それぞ
れに問題を抱えている。
【0032】図13は従来例1(特開平06−2500
81号公報)に開示された色収差補正素子と対物レンズ
とを備えた光学系を説明するための図、図14は従来例
1を適用した場合の色収差と縦収差を示した図である。
【0033】まず、図13に示したごとく、従来例1
(特開平06−250081号公報)に開示された色収
差補正素子では、分散の異なる正レンズ111と負レン
ズ112とを貼り合わせて色収差補正素子113を構成
し、この色収差補正素子113と対物レンズ114とを
組み合わせて、レーザー光源からのレーザー光を色収差
補正素子113,対物レンズ114を順に介して光ディ
スクD上に照射して光ディスクD上の情報記録面Dkで
焦点を結ばせている。
【0034】ここで、従来例1よりレーザー光の波長を
短波長に仮に設定して、例えば405nmの波長で発振
するレーザー光源を用いて上記のように構成した色収差
補正素子113と対物レンズ114とによる光学系をシ
ュミレーションしたところ、軸上色収差の補正はできる
が、それによって発生する球面収差の補正は不十分であ
り、レーザー光の波長が±5nm変化した時の縦収差は
図14に示したごとくになり球面収差が補正しきれてな
く、青色領域での応用には不足である。
【0035】また、従来例2〜従来例5の図示を省略す
るものの、従来例2(特開平03−155515号公
報)のタイプのものも、上記した従来例1と略同様であ
る。
【0036】また、回折格子を使った従来例3(特開平
06−82725号公報)のタイプのものも、基本的に
収差補正能力は大きいが次のような問題がある。大きな
色収差を補正するためには回折格子の本数が増大し、レ
ンズの周辺部分でその格子ピッチが狭くなりすぎてしま
い、設計は可能であっても、実際に補正素子を作成する
ことは難しい。発明者の設計によれば、レーザー光の設
計中心波長=405nmで、NA=0.7の対物レンズ
の場合、格子の本数が約170本で、外周部で、約5μ
mピッチの回折格子を非球面の上に形成すれば、補正が
可能との結果が出ている。この格子を形成することは難
しい。
【0037】また、低分散ガラスを利用した従来例4
(Microoptics NewsVol.6 No
3)のタイプでは、本質的に完全補正は不可能である。
また、青色領域では、屈折率の変化が大きくなるので、
十分な補正をすることは出来ない。
【0038】更に、従来例5(特開平9−311271
号公報)のタイプのように両面に回折格子を形成した対
物レンズでは、格子ピッチは加工可能なように広げられ
ている。しかしながら、加工精度上の問題が残ってい
る。これをまず通常のレンズで説明する。レンズの加工
時には、この収差はレンズの形状測定では精度不足で測
定できず、光学的な干渉計による収差測定ではじめて測
定できる。したがって、各面の形状誤差を独立に測定す
ることが出来ない。したがって、レンズの形状誤差の修
正は、どの面が誤差を持っているかの追求はせず、どち
らかの面の形状を修正して行われる。また、両面回折型
のレンズは、第1面の特定の位置を出た光が、第2面の
特定の位置を通ったときに収差が補正されるが、この各
々の位置に対して、適切な位相が回折格子により与えら
れているので、前述の方法で、非球面形状を修正した
ら、光線が希望の場所を通らず、その結果回折格子によ
り与えられる位相が不適切になり、十分な特性が得られ
なくなってしまう。すなわち、両面回折型のレンズは製
造公差の著しく厳しいレンズと言え、実用上の困難が大
きい。さらに、この例も、基本的には、軸上色収差の補
正を行う構成になっており、倍率誤差の色収差の補正が
出来ないため、青色領域での応用には適さない。
【0039】そこで、高密度の光ディスクを収差なく良
好に再生するために、レーザー光の波長域を500nm
以下にして、NA(開口数)が0.6以上の対物レンズ
と、複数の色収差補正用光学素子とを組み合わせた光学
系及びこの光学系を適用した光ピックアップ装置が望ま
れている。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、レーザー光の波
長域を500nm以下に設定し、且つ、NA(開口数)
が0.6以上の対物レンズと組み合せて用いられる色収
差補正用光学素子であって、平凸レンズと平凹レンズと
を貼り合せた色収差補正用光学素子を2組以上用いたこ
とを特徴とする色収差補正用光学素子である。
【0041】また、第2の発明は、上記した第1の発明
に記載した2組以上の色収差補正用光学素子を備え、光
記憶媒体に対して読出しまたは書込みを行うことを特徴
とする光学ピックアップ装置である。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る色収差補正用
光学素子及び光学ピックアップ装置の一実施例を図1乃
至図8を参照して<第1実施例>〜<第5実施例>の順
に詳細に説明する。
【0043】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例の色収差補正用光学素子と対物レンズと備えた光学
系を説明するための図、図2は図1に示した第1実施例
の光学系の色収差と縦収差を示した図である。
【0044】図1に示したごとく、第1実施例の色収差
補正用光学素子と対物レンズと備えた光学系では、レー
ザー光源側から光ディスクD側に向かって順に、 SFLD6
0 の硝材を用いて形成した平凸レンズ1と LASFN8 の硝
材を用いて形成した平凹レンズ2とを貼り合せた第1の
色収差補正用光学素子3と、 SFLD60 の硝材を用いて形
成した平凹レンズ4と LASFN8 の硝材を用いて形成した
平凸レンズ5とを貼り合せた第2の色収差補正用光学素
子6と、NA(開口数)を0.7に設定した対物レンズ
7とが配置されている。そして、第1,第2の色収差補
正用光学素子3,6を順に経て対物レンズ7から出射さ
れたレーザー光は光ディスクD上の情報記録面Dkで焦
点を結んでいる。
【0045】ここで、第1の色収差補正用光学素子3
は、面番号S1の平面がレーザ光源側から出射されたレ
ーザー光の入射面となり、面番号S2で平凸レンズ1と
平凹レンズ2とが入射光側の貼り合わせ面を凸状に形成
して貼り合わされ、面番号S3の平面がレーザー光の出
射面となっている。
【0046】また、第1の色収差補正用光学素子3と第
2の色収差補正用光学素子6とはAIR空間により間隔
を離して設けられている。
【0047】また、第2の色収差補正用光学素子6は、
面番号S4の平面が第1の色収差補正用光学素子3から
出射されたレーザー光の入射面となり、面番号S5で平
凹レンズ4と平凸レンズ5とが入射光側の貼り合わせ面
を凹状に形成して貼り合わされ、面番号S6の平面がレ
ーザー光の出射面となっている。
【0048】また、第2の色収差補正用光学素子6と対
物レンズ7とはAIR空間により間隔を離して設けられ
ている。
【0049】そして、上記した面番号S1〜S6の具体
的な数値は以下のごとくである。この際、第1,第2の
色収差補正用光学素子3,6は、設計基準となるレーザ
ー光の波長405nmではほとんどパワー持たず、且
つ、焦点距離は無限大である。
【0050】 面番号 曲率半径 面間隔 硝材 屈折率(at405nm) S1面 ∞ 1.42 SFLD60 SFLD60=1.86837 S2面 -7.38958 0.58 LASFN8 LASFN8=1.86893 S3面 ∞ 0.50 AIR S4面 ∞ 0.50 SFLD60 SFLD60=1.86837 S5面 2.99376 1.99 LASFN8 LASFN8=1.86893 S6面 ∞ 0.50 また、対物レンズ7は、焦点距離が2.857mmであ
り、NA(開口数)は0.7であり、レーザー光の設計
中心波長は405nmである。上記した対物レンズ7
は、面番号S7の非球面が第2の色収差補正用光学素子
6から出射されたレーザー光の入射面となり、面番号S
8の非球面が光ディスクDへのレーザー光の出射面とな
っている。また、光ディスクDの厚さ(情報記録面Dk
までの厚さ)は0.2mmである。
【0051】そして、上記した対物レンズ7及び光ディ
スクDの具体的な設計データは以下のごとくである。な
お、非球面に関しては次の定義を用いる。
【0052】x : 図1上での光軸からの高さがhの
非球面上の点Pの非球面頂点からの距離 c : 非球面頂点の曲率 (=1/R) k : 円錐常数 A : 第4次の非球面係数 B : 第6次の非球面係数 C : 第8次の非球面係数 D : 第10次の非球面係数 E : 第12次の非球面係数 としたとき、 x=[ch2 /{1+(1−(1+k)c22
1/2 }]+Ah4+Bh6 +Ch8 +Dh10+Eh12 で表される。
【0053】 面番号 曲率半径 面間隔 硝材 屈折率(at405nm) S7面 1.92211 2.79855 SK5 SK5=1.60524549 S8面 -7.77427 0.5 光ディスク ∞ 0.2 BK7 BK7=1.530191593 像面 ∞ 絞り直径 4 mm S7面の非球面係数 S8面の非球面係数 k : −0.92462 k : −113.2665 A : 0.0082495 A : 0.021081 B : 0.00063735 B : −0.0075552 C : 5.2069e-05 C : 0.0016274 D : 6.2693e-06 D : −0.00018602 E : 2.2979e-07 E : 6.69775e-06
【0054】以上のように構成した第1実施例では、レ
ーザー光の波長が基準波長より長波長側にずれた時、対
物レンズ7側に配置した第2の色収差補正用光学素子6
の貼り合せ面が凸レンズの働きをして収束光を対物レン
ズ7側へ射出し、対物レンズ7の軸上色収差を補正す
る。一方、レーザー光の波長が基準波長より短波長側に
ずれた時、対物レンズ7側に配置した第2の色収差補正
用光学素子6の貼り合せ面が凹レンズの働きをして発散
光を対物レンズ7側へ射出し、対物レンズ7の軸上色収
差を補正する。この作用は従来例と同じである。前述し
たとおり、この作用により同時に倍率誤差によって、対
物レンズ7はオーバーの球面収差を発生する。ここで本
発明では、レーザー光源側に設置し且つ第2の色収差補
正用光学素子6に対して逆向きの曲率半径を持つ第1の
色収差補正用光学素子3の貼り合せ面が、前記オーバー
の球面収差を打ち消し、焦点位置球面収差共に補正され
る。
【0055】即ち、間隔を離して設置した第1,第2の
色収差補正用光学素子3,6同士の各貼り合せ面が、互
いに対向して略対称の凹凸関係になるように組み合せて
いるので、対物レンズ7の色収差を確実に相殺すること
ができる。
【0056】従って、405nmの波長で発振するレー
ザー光源を用いてシュミレーションしたところ、レーザ
ー光の波長が±5nm変化した時に、光学系の色収差と
縦収差は図2に示したごとくの良好な性能が得られ、レ
ーザー光の波長変化による焦点位置移動と球面収差が補
正されて、良好なスポットが光ディスクD上の情報記録
面Dkに結像される。
【0057】<第2実施例>図3は本発明に係る第2実
施例の色収差補正用光学素子と対物レンズと備えた光学
系を説明するための図、図4は図3に示した第2実施例
の光学系の色収差と縦収差を示した図である。
【0058】本発明の第2実施例は、先に説明した第1
実施例の構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した同一構成部材に対しては同
一の符号を付し、且つ、第1実施例に対して異なる構成
部材に新たな符号を付して説明する。
【0059】本発明に係る第2実施例では、先に図1を
用いて説明した第1実施例における第1,第2の色収差
補正用光学素子3,6に対して硝材の前後を入れ替えた
ものであり、硝材を入れ替えると共に、実施例1と略同
様の特性を得るように設計すると、各色収差補正用光学
素子の貼リ合せ面のRの向き(凹凸の向き)が逆になる
が、上記した設計条件から性能は第1実施例と同じであ
る。
【0060】即ち、図3に示したごとく、レーザー光源
側に配置した第1の色収差補正用光学素子13は、 LAS
FN8 の硝材を用いて形成した平凹レンズ11と、 SFLD6
0 の硝材を用いて形成した平凸レンズ12とが入射光側
の貼り合わせ面を凹状に形成して貼リ合せられており、
一方、対物レンズ7側に配置した第2の色収差補正用光
学素子16は、 LASFN8 の硝材を用いて形成した平凸レ
ンズ14と、 SFLD60の硝材を用いて形成した平凹レン
ズ15とが入射光側の貼り合わせ面を凸状に形成して貼
リ合せられている。
【0061】従って、この第2実施例でも、先の第1実
施例と同様に、収差補正能力は図4に示したごとく良好
な性能が得られる。
【0062】<第3実施例>図5は第3実施例の光学系
の色収差と縦収差を示した図である。
【0063】本発明の第3実施例の光学系は、先に図1
を用いて説明した第1実施例におけるレーザー光源側に
設置した第1の色収差補正用光学素子3の平凸レンズ1
及び平凹レンズ2に対してのみ、硝材の種類を下記のよ
うに変えたものである。
【0064】即ち、 S-TIH23の硝材を用いて形成した平
凸レンズ1と S-LAH53の硝材を用いて形成した平凹レン
ズ2とが入射光側の貼り合わせ面を凸状に形成して貼り
合わされ、且つ、貼り合わせ面の面番号S2の曲率半径
も下記のように変えている。また、対物レンズ7側に設
置した第2の色収差補正用光学素子6は第1実施例と同
じ硝材の組み合わせで、貼り合わせ面のRを下記のよう
に少し変えている。
【0065】 面番号 曲率半径 面間隔 硝材 屈折率(at405nm) S1面 ∞ 1.41 S-TIH23 S-TIH23=1.84059 S2面 -5.66778 0.58 S-LAH53 S-LAH53=1.84066 S3面 ∞ 0.50 AIR S4面 ∞ 0.50 SFLD60 SFLD60=1.86837 S5面 2.97410 1.99 LASFN8 LASFN8=1.86893 S6面 ∞ 0.5 第3実施例の収差補正能力は図5に示したように第1実
施例とほぼ同じであるが、第1実施例より少し短波長側
で有利になっている。
【0066】<第4実施例>図6は第4実施例の光学系
の色収差と縦収差を示した図である。
【0067】本発明の第4実施例の光学系は、先に図1
を用いて説明した第1実施例と同じ形状に第1,第2の
色収差補正用光学素子3,6が形成されているものの、
第1,第2の色収差補正用光学素子3,6をそれぞれ構
成する平凸レンズ1,5及び平凹レンズ2,4の硝材が
下記に示したように第1実施例とは全く別の種類の硝材
を組み合わせのものである。
【0068】 面番号 曲率半径 面間隔 硝材 屈折率(at405nm) S1面 ∞ 1.35 S-TIH23 S-TIH23=1.84059 S2面 -9.76870 0.70 S-LAH53 S-LAH53=1.84066 S3面 ∞ 0.50 AIR S4面 ∞ 0.50 S-TIH14 S-TIH14=1.81563 S5面 2.92659 2.00 LASFN4 LASFN4=1.81622 S6面 ∞ 0.5 従って、第4実施例の収差補正能力は図6に示したよう
に第1実施例より少し劣っているが、従来例1よりはか
なり高性能である。
【0069】以上詳述した第1〜第4実施例のうちで、
NA=0.7の対物レンズ,第1実施例,第3実施例,
従来例1の波面収差を図7を用いて説明すると、図7に
示した状態はレーザー光の中心波長405nmに対し
て、波長が±7.5nm変化した場合の収差の変化であ
る。この図は実際の使用状態を考慮して、レーザー光源
の波長のばらつきが±5nmくらい有っても、さらに2
nmの波長変化の影響をシミュレーションしたものであ
る。像面は波長405nmでの最良像面(収差が最小に
なる面)に固定して、その面で他の波長の収差を計算し
ている。レーザー光の波長が±7.5nm変化しても、
第1,第3実施例では波面収差が0.019λ(rm
s)以下となっており、光学系の他の部分での収差悪化
を顧慮しても、マレシャルの基準値0.07λより十分
小さな量に収まるものである。一方、従来例1の特性は
第1,第3実施例よりかなり性能が劣っていることは明
らかである。
【0070】以上詳述した第1〜第4実施例では、第1
の色収差補正用光学素子3(又は13)と、第2の色収
差補正用光学素子6(又は16)との2組を組み合わせ
た場合について説明したが、これに限ることなく、色収
差補正用光学素子の数は2組以上でも良い。また、2組
以上の色収差補正用光学素3,6,…(又は、13,1
6,…)は、対物レンズ7に接近して設置する必要はな
く、レーザー光源から対物レンズまでの間の平行光線中
に設置すればよい。
【0071】<第5実施例>図8は本発明に係る光学ピ
ックアップ装置を示した構成図である。
【0072】図8において、光学ピックアップ装置20
は、先に第1〜第4実施例で説明した第1の色収差補正
用光学素子3(又は13)と、第2の色収差補正用光学
素子6(又は16)と、NA(開口数)を0.7に設定
した対物レンズ7と、1/4波長板21と、偏光ビーム
スプリッタ22と、フォーカシングレンズ23と、マル
チレンズ24と、光検出器25とを備えている。尚、色
収差補正用光学素子の数は2組以上でも良く、且つ、2
組以上の色収差補正用光学素子の設置場所も上記に限定
されるものではない。また、符号Dは、光学ピックアッ
プ装置20が読み書きする対象の光記憶媒体(光ディス
ク)であって、その情報記録面は符号Dkで示されてい
る。
【0073】光学ピックアップ装置20を構成する図外
のレーザー光源、たとえば半導体レーザからは、波長が
500nm以下、例えば波長405nmの直線偏光ビー
ムが出射され、たとえば図外の回折格子により回折され
0次光および土1次光に分割され、これらは図外のコリ
メータレンズにより平行光に変換される。
【0074】平行光に変換された直線偏光ビームは、偏
光ビームスプリッタ22を透過し、1/4波長板21に
おいて直線偏光ビームが円偏光ビームに変換され、第
1,第2の色収差補正用光学素子3,6(又は、13,
16)を順に透過する。このとき、半導体レーザから出
射された波長405nmの直線偏光ビームに波長変動が
生じていた場合、第1,第2の第色収差補正用光学素子
3,6において、対物レンズ4の正の屈折力で生じる色
収差とは逆の極性を有する色収差が生じ、情報記録面5
aに照射される収束スポットの色収差をキャンセルする
こととなる。第1,第2の色収差補正用光学素子3,6
を透過した円偏光ビームは、対物レンズ7を介して光記
録媒体Dの情報記録面Dkに収束される。
【0075】この後、光記録媒体Dの情報記録面Dkで
反射された戻りの円偏光ビームは対物レンズ7、第1,
第2の第色収差補正用光学素子3,6を順に透過し、1
/4波長板21において、往きの直線偏光ビームとは偏
光方向が90度回転した直線偏光ビームに変換される。
この往きの直線偏光ビームと偏光方向が90度回転した
直線偏光ビームは、偏光ビームスプリッタ22で反射さ
れ、フォーカシングレンズ23,マルチレンズ24を透
過して光検出器25に集光される。
【0076】この光検出器25は、複数に分割された受
光素子を有しており、複数に分割された受光素子に照射
される0次光および土1次光の光量に基づく演算処理が
行われ、フォーカシングエラー信号、トラッキングエラ
ー信号およびRF信号等が検出される。対物レンズ7
は、たとえば対物レンズ7をフォーカシング方向とトラ
ッキング方向とに制御駆動する二軸アクチュエータに具
備されており、上記したフォーカシングエラー信号およ
びトラッキングエラー信号に基づく制御信号により、フ
ォーカシングサーボおよびトラッキングサーボのフィー
ドバックサーボが行われる。
【0077】上記した第1,第2の色収差補正用光学素
子3,6(又は、13,16)を具備した光学ピックア
ップ装置20は、波長が500nm以下である短波長の
レーザー光源を用いて高周波重畳を行っても対物レンズ
7の色収差を十分補正し、またモードホッピングが生じ
ても色収差を十分補正するので、光記録媒体Dのさらな
る高記録密度大容量化に対応することができる。また、
光学ピックアップ装置20の対物レンズ駆動アクチュエ
ーターの動作に負担をかけるこもなく、且つ、2組以上
の色収差補正用光学素子の設置場所の自由度が大きいの
で、光学ピックアップ装置20の小型化に有利である。
【0078】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る色収差補正用
光学素子及び光学ピックアップ装置において、請求項1
記載の色収差補正用光学素子によると、NA(開口数)
が0.6以上の対物レンズと、平凸レンズと平凹レンズ
とを貼り合せた色収差補正用光学素子を2組以上用いて
光学系を構成したので、波長が500nm以下である短
波長のレーザー光源を用いて光記録媒体を超解像度で記
録再生する場合に、レーザー光の波長の拡がり、あるい
は、急激な波長変化が生じても2組以上の色収差補正用
光学素子により対物レンズの色収差を良好に補正してい
るので、光記録媒体上での焦点誤差の発生が少なく安定
な記録再生ができる。
【0079】また、請求項2記載の光学ピックアップ装
置によると、2組以上の色収差補正用光学素子を備え、
これら2組以上の色収差補正用光学素子で対物レンズの
色収差を良好に補正しているので、光学ピックアップ装
置の組み立て精度が厳しくなくなり、量産性に優れた光
学ピックアップ装置を提供することができる。また、光
学ピックアップ装置の対物レンズ駆動アクチュエーター
の動作に負担をかけるこもなく、且つ、2組以上の色収
差補正用光学素子の設置場所の自由度が大きいので、光
学ピックアップ装置の小型化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の色収差補正用光学素
子と対物レンズと備えた光学系を説明するための図であ
る。
【図2】図1に示した第1実施例の光学系の色収差と縦
収差を示した図である。
【図3】本発明に係る第2実施例の色収差補正用光学素
子と対物レンズと備えた光学系を説明するための図であ
る。
【図4】図3に示した第2実施例の光学系の色収差と縦
収差を示した図である。
【図5】第3実施例の光学系の色収差と縦収差を示した
図である。
【図6】第4実施例の光学系の色収差と縦収差を示した
図である。
【図7】NA=0.7の対物レンズ,第1実施例,第3
実施例,従来例1の波面収差を示した図である。
【図8】本発明に係る光学ピックアップ装置を示した構
成図である。
【図9】NA=0.7の対物レンズ用いて、レーザー光
を光ディスクに照射した状態を示した図である。
【図10】NA=0.7の対物レンズを用いた時に、4
05nm波長のレーザー光が±5nm変化したとき対物
レンズの色収差と縦収差を示した図である。
【図11】NA=0.7の対物レンズを用いた時に、波
長が410nmに変化したレーザー光で仮に焦点位置だ
けを調整したとき対物レンズの縦収差を示した図であ
る。
【図12】NA=0.7の対物レンズを用いた時に、4
05nm波長のレーザー光が±2nm変化したとき対物
レンズの波面収差を示した図である。
【図13】従来例1(特開平06−250081号公
報)に開示された色収差補正素子と対物レンズとを備え
た光学系を説明するための図である。
【図14】従来例1を適用した場合の色収差と縦収差を
示した図である。
【符号の説明】
1…平凸レンズ、2…平凹レンズ、3…第1の色収差補
正用光学素子、4…平凹レンズ、5…平凸レンズ、6…
第2の色収差補正用光学素子、7…対物レンズ、11…
平凹レンズ、12…平凸レンズ、13…第1の色収差補
正用光学素子、14…平凸レンズ、15…平凹レンズ、
16…第2の色収差補正用光学素子、20…光学ピック
アップ装置、D…光記憶媒体(光ディスク)。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 LA01 LA21 NA14 PA01 PA02 PA03 PA17 PA19 PB01 PB04 PB05 QA01 QA05 QA07 QA13 QA14 QA18 QA21 QA22 QA25 QA26 QA33 QA34 QA38 QA41 QA42 QA45 QA46 RA05 RA12 RA13 5D119 AA12 AA21 BA01 EC03 FA05 JA09 JA44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー光の波長域を500nm以下に設
    定し、且つ、NA(開口数)が0.6以上の対物レンズ
    と組み合せて用いられる色収差補正用光学素子であっ
    て、 平凸レンズと平凹レンズとを貼り合せた色収差補正用光
    学素子を2組以上用いたことを特徴とする色収差補正用
    光学素子。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した2組以上の色収差補正
    用光学素子を備え、光記憶媒体に対して読出しまたは書
    込みを行うことを特徴とする光学ピックアップ装置。
JP2000225092A 2000-07-26 2000-07-26 色収差補正用光学素子及び光学ピックアップ装置 Pending JP2002040324A (ja)

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