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JP2001522696A - 凸状−凹状隆起(bunching)を得るため又は維持するための手段を備えた吸収体 - Google Patents

凸状−凹状隆起(bunching)を得るため又は維持するための手段を備えた吸収体

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JP2001522696A
JP2001522696A JP2000520722A JP2000520722A JP2001522696A JP 2001522696 A JP2001522696 A JP 2001522696A JP 2000520722 A JP2000520722 A JP 2000520722A JP 2000520722 A JP2000520722 A JP 2000520722A JP 2001522696 A JP2001522696 A JP 2001522696A
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JP
Japan
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absorbent
absorbent body
core
product
absorber
Prior art date
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Application number
JP2000520722A
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English (en)
Inventor
ビルムス、エリク・ヨアヒム
シュミット、アヒム
ボシュニク、トーマス
ミシオ、シルビオ
ターネイ、エバ・スザンヌ
ブランコ、オーグスチン・ラモス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、上向きに(すなわち使用中装着者の方へ)隆起した中心股部と、ウエストを取囲むために体の湾曲に沿ってこの製品の長手方向端において外側に隆起した部分とを備えた、凸状-凹状形状を得るため又は維持するための手段を備えた吸収体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の一般的分野 本発明は、衛生的吸収体、特に尿及び/又は大便物質のような比較的多量の体 内からの液体を受入れるように設計された吸収体、例えば大人の失禁用製品又は
赤ちゃん用おむつに関する。
【0002】 背景/先行技術 衛生的用途に用いるための吸収体は、この技術においてよく知られている。同
様に、このような吸収体の造形は、この製品の輪郭形成(例えば長方形ではない もの)に関してだけではなく三次元形状に関しても広く深く考察されている。
【0003】 特に女性用衛生パッドは、この製品を三次元造形することによって、体の排泄
物を受入れるために改良された体との接触を有するものが開示されている。
【0004】 US-A-5,300,055(Buell)は、上向き凸状表面を有し、従ってこの製 品全体が「逆U」(すなわち装着者から離れた側に向けられたU開口部)あるいは「 W」形状のどちらかを取るような体側表面を有する吸収体を開示している。WO 95/31165(Olsen)において、同様な製品が記載されており、これは、この
製品の一体的部分としての弾性要素によって「W」型形状を目的とするものである
【0005】 WO95/17148(Bergman)において、液体(すなわち月経分泌物)の改良さ
れた処理能力を得るために、装着者の陰唇とこの製品との間の改良された接触を
得るような生理用ナプキンが開示されている。同様にWO88/04547(Thor
en)は、縦方向と横方向の両方において、装着者から離れている方に向けられて いるトップシートの側に弾性部材を付着させることによって、この製品と装着者
との間の改良された接触を意図した生理用ナプキンについて記載している。同様
にEP-A-0.302.523(Lassen)は、二次成形(forming)、一次成形(mouldi
ng)、又はその他の成形技術によって製造された、解剖学的に造形された女性用 パッドについて記載している。
【0006】 US-A-5,098,4233(Pieniak)は、吸収体例えば赤ちゃん用おむつの フィット面について考察している。例えばおむつを股部において2×、4×、6
×、又は8×に折り畳むことにより、狭い股幅に対して主な焦点を当てている。
このような折り畳みは、いわゆるW折りによって得られ、これによって吸収体は
「W」形状を取る。シャーシ要素に関連したコアの造形又は折り畳みに関する開示
はない。
【0007】 しかしながら先行技術は、比較的多量の液体排出のある大人の失禁用製品又は
赤ちゃん用おむつに関連して、造形の特定の必要条件及び利点がどんなものであ
るかについては十分に考察していない。
【0008】 同様に、先行技術は、大便物質を受入れるために意図された製品に対する特定
の造形に関してこれ以上の利点を得ることに失敗している。従ってこのような製
品の快適性の側面と、体の排泄物の処理との両方を同時に改良する必要性が依然
として存在する。
【0009】 発明の目的 従って、比較的多量の体の排泄物例えば尿を受入れるように特別に設計された
吸収体であって、これによってこれらの製品がこの製品の性能に対して有害な影
響を与えることなく、装着者に対して不当な不快感を生じない製品を提供するこ
とが本発明の1つの目的である。
【0010】 大便に関してさらに改良された処理能力を有するこのような製品を提供するこ
とが、本発明のさらにもう1つの側面である。
【0011】 同時に、これらの必要条件を満足させ、かつ自分で、又は他の人例えば親又は
介護者によって、装着者に装着しやすくさせるような設計を提供することが、本
発明のさらにもう1つの目的である。
【0012】 概要 本発明は、上向きに(すなわち使用中装着者の方に)隆起した中央股部と、ウエ
ストを取囲むために体の湾曲に沿ってこの製品の長手方向端において外側に隆起
した部分とを備えた、凸状-凹状形状を得るため又は維持するための手段を備え た吸収体に関する。
【0013】 詳細な説明 吸収体は一般に次のものを備えている: 吸収性部材(コア又はコア構造と呼ばれることが多く、下部構造から成ってい てもよいもの); 「シャーシ要素」、例えば 液体不透過性バックシート; 場合によっては閉鎖要素のようなその他の部材(features)、又は 弾性化要素。
【0014】 本明細書に関連した場合、吸収体は、「ユニット型(unitary)」であってもよい 。すなわちすべての要素は、互いに接合されており、従ってこの製品は、用いら
れている時には本質的に一個構成である。あるいはこの吸収体は、別々の要素か
ら構成されていてもよく、これは、例えば吸収性要素と外部固定要素、例えば再
使用可能な固定ストレッチ衣服、例えば多くの場合使い捨て吸収性パッドと弾性
化パンツとの組合わせの形態にある大人の失禁用製品に対して実施されているも
のを有している。
【0015】 どちらの場合も、この製品又はこれの要素は、使い捨てであるか又は再使用可
能であってもよく、これによって用語「使い捨て」はここでは、洗濯されるかある
いはまた吸収体又は吸収性要素として復元又は再使用されるためのものではない
吸収体又は吸収性要素として記載するために用いられている(すなわち、これら はただ一回の使用後に捨てられるものであり、好ましくはリサイクルされるか、
堆肥にされるか、さもなければ環境に優しい方法で処分されるものである)。
【0016】 吸収体は、側面方向中心線に対して平行であり、かつ使用されている時に装着
者の「左右」方向と整合されている方向として規定される側面方向(x方向又は幅)
と、長手方向中心線に平行であり、かつ使用中に立った位置にある装着者の高さ
方向と整合する方向として規定される長手方向(y方向又は長さ)と、おむつ20
の厚さを通って延びている方向として規定される軸方向(Z方向又は厚さ)とを有
している。
【0017】 用語「凹状」は、本発明に関連した場合、例えば人間の装着者のウエストの一般
的な湾曲に沿う時、「外側に隆起した」湾曲という意味である。すなわち、ウエス
トの周りに装着されたベルトは、一般に凹状の湾曲を示すであろう。用語「凸状」
は、これと反対の湾曲に関している。当然ながらこれらの用語は相対的なもので
あり、同様に用語「上向き」及び「下向き」と関連している。これらの用語は、重力
の一般的な理解に従うものである。これにより、「U」という文字は「下向き凸形 状」又は凹形状を有する。ギリシャ語の大文字Ω(オメガ)は、中央部において「上
向き凸状」湾曲を有する。用語「凹状」及び「凸状」が、「上向き」又は「下向き」方向 という語を伴なわずに用いられているならば、この意味は「上向き」である。これ
らの用語が、装着者の位置に関して用いられているならば、これは他の注釈がな
ければ装着者は立った位置にあると想定される。
【0018】 図1(a)と図1(b)と図1(c)において、本発明は、吸収体の吸収性要素を記
載して例証される。この吸収体は、赤ちゃん用おむつ又は大人の失禁用パッドで
あってもよいであろう。
【0019】 このパッドは、最も多くの場合、主として水性ベースの流体を吸収して封じ込
めるように設計された吸収性コア10を備えている。吸収性コア10は、一般に
圧縮性があり、形に沿いやすく、主として水性の液体を吸収して保持しうるあら
ゆる吸収性手段であってもよい。適切な吸収性材料の例には、微粉砕木材パルプ
、クレープセルロースワッディング;メルトブロウンポリマー;化学的剛化、変
性、又は架橋セルロース繊維;ティシューラップ及びティシューラミネートを含
むティシュー;吸収性フォーム;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲ
ル化材料;又はあらゆる同等の材料又は材料の組合わせが含まれる。吸収性パッ
ドの形状及び構成も様々であってもよい(例えば吸収性パッドは、様々なキャリ パーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、又は比較的低い平均密度及び比較的低
い平均坪量の受入れゾーンを有していてもよく;あるいは1つ又はそれ以上の層
又は下部構造を備えていてもよい)。好ましくは吸収性パッドは、強力な三次元 形状形態を有することから生じる複雑さを避けるために、本質的に平らな形状を
有する。
【0020】 使い捨て産業において使用されているような吸収性パッドに用いるための吸収
構造の例は、1986年9月9日にWeismanらに発行された「高密度吸収構造(Hig
h-Density Absorbent Structures)」と題する米国特許第4,610,678号;1
987年6月16日にWeismanらに発行された「二重層コアを有する吸収体(Absor
bent Articles With Dual-Layered Cores)」と題する米国特許第4,673,40 2号;1989年12月19日にAngstadtに発行された「ダスチング層を有する 吸収性コア(Absorbent Core Having A Dusting Layer)」と題する米国特許第4, 888,231号;及び1989年5月30日にAlemanyらに発行された「比較的 低い密度及び比較的低い坪量の受入れゾーンを有する高密度吸収性部材(High De
nsity Absorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acqu
isition Zones)」と題する米国特許第4,834,735号に記載されている。そ の他の吸収性パッド設計は、欧州特許出願第93305150.0号及び第93 309614.1号に記載されている。
【0021】 米国特許第4,411,660号は、吸収製品において、上層ゲルが第一層より
も遅くなるような、異なる種類の吸収性材料の2つの層を開示している。
【0022】 欧州特許明細書EP-B-0401189は、吸収製品の有利な性質が、単一層
における2つの吸収性ゲル化材料の混合物としてではなく、むしろ別々の層とし
て2つの異なる種類の吸収性ゲル化材料を用いることによって得られることを開
示している。
【0023】 本発明に有用なヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、実質的に水不溶性ではあっ
ても多量の液体を吸収しうる多様な水膨張性ポリマーを含んでいる。このような
ポリマー材料はまた、通常、「ヒドロコロイド」又は「超吸収性」材料とも呼ばれて
いる。これらのヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、好ましくは多くのアニオン性
官能基、例えばスルホン酸、及びより一般的にはカルボキシ基を有する。ここで
用いるのに適したポリマーの例には、重合性不飽和、酸含有モノマーから調製さ
れるものが含まれる。従ってこのようなモノマーは、少なくとも1つの炭素-炭 素オレフィン二重結合を含むオレフィン不飽和酸及び無水物を含んでいる。より
特定すれば、これらのモノマーは、オレフィン不飽和カルボン酸、及び酸無水物
、オレフィン不飽和スルホン酸、及びこれらの混合物から選ぶことができる。
【0024】 前記のように、ヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、好ましくはわずかに網状架
橋されている。網状架橋は、ポリマーを実質的に水不溶性にするのに役立ち、部
分的には、先駆物質粒子及び結果として生じるマクロ構造の吸収力及び抽出可能
なポリマー含量特性を決定する。ポリマーを網状架橋する方法及び典型的な網状
架橋剤は、ここに引用された米国特許第4,076,663号及びDE-A-402
0780(Dahmen)に、より詳細に記載されている。
【0025】 様々な最終用途条件のために、吸収体又は様々なサイズの製品を比較すること
ができるようにするためには、「設計容量(design capacity)」は適切な尺度であ ることが分かった。
【0026】 例えば赤ちゃんは、典型的な使用グループを代表しているが、このグループ内
でさえ、尿負荷の量、負荷頻度、尿の組成は、比較的小さい赤ちゃん(新生児)か
ら、もう一方でよちよち歩きの赤ちゃんまで広く様々であるが、例えば様々な個
々のよちよち歩きの赤ちゃんの間でも様々であろう。
【0027】 もう1つの使用者グループは、いまだにある形態の失禁に悩んでいる比較的大
きい子供であろう。
【0028】 同様に失禁のある大人もこのような製品を用いることができ、これもまた広い
範囲の負荷条件があり、一般に軽い失禁からひどい失禁に及ぶ様々な条件と言わ
れている。
【0029】 従ってこのような必要条件に合わせることができる吸収体は、このような量の
尿を受入れる能力を有すべきであろう。これはさらなる考察のために、「設計容 量」と呼ばれ、これは以下でより詳細に記載される。
【0030】 これらの液体量は、究極的には体内からの液体、あるいはこれらの少なくとも
水性部分を貯蔵しうる材料によって吸収されなければならず、従ってほんのわず
かの液体(あるとすれば)だけが、装着者の皮膚の方のこの製品の表面に残される
。用語「究極的」は、1つの側面において、長い装着時間での吸収体内の状況に関
するものであり、他方で、これらの環境と均衡している時にこれらの「究極的」容
量に達する吸収性材料に関して言う。これは、長い装着時間後、実際の使用中の
条件下にあるこのような吸収体においてのものであってもよく、あるいはまた、
純粋な材料又は複合材料についてのテスト手順においてのものであってもよい。
考慮されている方法の多くが、漸近動的(asymptotic kinetic)挙動を有するので
、当業者なら、実際の容量が例えば装置測定精度に対して漸近終点に十分に近い
値に達した時に到達する「究極的」容量を、容易に考えることができるであろう。
【0031】 吸収体は、主として究極的には液体を貯蔵するように設計されている材料、及
び主としてその他の機能、例えば液体の受入れ及び/又は分配を実施するように 設計されているが、なおもいくらかの究極的貯蔵容量を有しうるその他の材料を
備えていてもよいので、本発明による適切なコア材料は、このような機能を人為
的に分けようとせずに記載される。それにもかかわらず、究極的な貯蔵容量は、
吸収性コア全体、これのいくつかの部位、吸収構造、あるいは下部構造について
でさえ決定することができ、同様に前記のどれかに用いられているような材料に
ついても決定することができる。
【0032】 この製品の寸法を様々に変えるために上で考察されているように、当業者なら
、その他の用途の使用者グループのために適した設計容量を容易に採用すること
ができるであろう。例えば重度の失禁者に用いるための大人の失禁用製品は、よ
く知られているティーバッグ遠心分離容量テストに付された時、約31ml/g の吸収力を有する超吸収性材料9gを含んでいてもよく、約4ml/gの容量を 有する通常のセルロースエアフェルト97gを含んでいてもよく、従ってその結
果、究極的貯蔵容量全体は約667mlである。例えばアテンズミニ(ATTENDS M
INI)は、究極的貯蔵容量が約70mlであり、アテンズミニプラス(ATTENDS MIN
I PLUS)は90ml、あるいはアテンズノーマル(ATTENDS NORMAL)は約167m lである。これらの製品はすべて、ヨーロッパ諸国でプロクター・アンド・ギャ
ンブル社から販売されている。
【0033】 再び図1を参照すると、前記吸収性コアは、長手方向縁12、13の近くにウ
エスト部14、15、及びこれらの部位14、15を連結する股部11を有する
。これは最小幅「A」を有する。図1(a)に例示されているように、ウエスト部1
4、15の幅は、股部11の幅の約2倍である。
【0034】 吸収性コア10は、液体不透過性バックシート16と連結されている。バック
シート16は、織布又は不織布材料、ポリマーフィルム、例えばポリエチレン又
はポリプロピレンの熱可塑性フィルム、又は複合材料、例えばフィルムコート不
織布材料を備えていてもよい。多くの場合、バックシートは、厚さが約0.01 2mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の熱可塑性フィルムであり、 例えばインディアナ州テール・オート(Terre Haute, IN)のトレデガー・インダ ストリーズ(Tredegar Industries, Inc.)によって製造されているように、名称 RR8220(ブロウンフィルム)及びRR5475(キャストフィルム)として入
手しうるブロウン又はキャストPEフィルムである。このようなバックシート1
6は、好ましくはより布様の外見を与えるためにエンボス及び/又はマット仕上 げされている。
【0035】 さらには、多くの場合好ましくは、バックシート16は、液体がバックシート
16を通って浸透するのを防ぎつつ、蒸気を通過させうる。
【0036】 バックシート16は、吸収性コア10の寸法を越える幅と長さとの両方の寸法
を有し、これによって周辺縁を形成してもよい。長手方向にこのコアの外側に延
びているバックシート16の部位は、エンドフラップと呼ばれる。
【0037】 バックシート16の比較的幅広い側面方向縁17、18は、少なくとも一部吸
収性コア10の上に載るように内側に折り畳まれる。自由な長手方向縁19、2
0は、弾性化部材21、22、例えば弾性バンド又はストライプを備えている。
吸収体が図1に示されているように平らに広げて伸ばされた時、これらの弾性部
材は、使用中よりよく体に合うために収縮できるように伸ばされている。
【0038】 側面方向縁17、18はここで、折り畳まれていない部分を備えた管状配列2
3、24にあり、これによって、伸ばされた弾性部は、縁25、26が各々、内
側に折り畳まれた側面方向縁17、18の27、28と端が連結される。
【0039】 トップシート29は、使用中、装着者の方に向けられた吸収性コア10の上に
配置されている。トップシート29は、柔軟性があり、感触が柔らかい。さらに
はトップシート29は、液体透過性であり、流体、例えば尿の液体が容易にその
厚さを透過できるようにする。適切なトップシートは、広い範囲の材料から製造
することができる。例えば、多孔質フォーム;網状化フォーム;開口プラスチッ
クフィルム;又は天然繊維(例えば木材繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えばポリ エステル又はポリプロピレン繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組合わせの織 布又は不織布ウエブである。トップシート29を製造するために用いることがで
きるいくつかの製造技術がある。例えばトップシート29は、スパンボンド、カ
ード、ウエットレイ、メルトブロウン、ハイドロエンタングル繊維、前記の組合
わせ等の不織布ウエブであってもよい。用いられることが多いトップシートは、
織物業の業者によく知られている手段によってカード及び熱接着されており、例
えばマサチューセッツ州ウオルポール(Walpole, Massachusetts)のインターナシ
ョナル・ペーパー・カンパニーの一部門であるベラテック社(Veratec, Inc., a
Division of International Paper Company)によって名称P-8として製造され ているようなステープル長さのポリプロピレン繊維からできている。
【0040】 トップシートは本質的には、吸収性コアの表面の大部分又は全部にわたって接
着されていてもよく、あるいはこれは一部だけこれに接着されていてもよい。ト
ップシートは、排泄物例えば尿又は大便がそこ通って浸透しやすくされるための
開口部を備えていてもよい。トップシートはさらに、完全に又は一部弾性化され
ていてもよい。
【0041】 前記のような吸収性要素を装着者の体の上に保持させ、体内からの液体放出を
行なう体の開口部と位置合わせするために、吸収体は、1つ又はそれ以上の固定
手段を有していなければならない。
【0042】 このような固定手段は、機械的な種類のものであってもよい。すなわち本質的
に、この製品と外部要素例えば装着者の外側衣服及び/又は寝具要素との間の重 力及び/又は摩擦力を克服することを目的とする。これは、この製品と装着者の 皮膚との間の摩擦力、又は構造的支持力、例えば体の輪郭、例えば装着者のヒッ
プの骨との位置合わせを活用することによって行なう。
【0043】 あるいはまたこの吸収性要素は、この製品又は吸収性要素を装着者のウエスト
の周りに固定するために、通常の閉鎖装置、例えば一体型テープ装置によって定
位置に保持されてもよい。これらのテープ装置は、接着剤被覆テープ又は機械的
係合要素を備えていてもよい。
【0044】 これによって吸収体又は吸収性要素には、テープタブ留め具装置とランディン
グ部材とを備えた閉鎖装置が備えられる。テープタブ留め具装置は、接着区域と
機能区域とを備えており、ランディング部材は好ましくは強化ストリップ又はこ
れに代るものとしてのバックシートの一部分である。これらの機能要素は、いく
つかの形状を取っていてもよい。例えば接着剤留め具要素、機械的留め具要素、
接着剤留め具要素と機械的留め具要素との組合わせ、あるいは当業者に知られて
いるその他のあらゆる手段である。
【0045】 装着者のウエストを取囲むこれらの閉鎖装置の場合、この製品は好ましくはさ
らに、使用中、この製品のフィットを強化及び維持するために、これらの閉鎖部
材と機能的に(operatively)連結された弾性化部材を備えている。
【0046】 「パンツスタイルおむつ」と呼ばれることがある吸収体は、パンツスタイルの設
計を備えた(すなわちウエスト部において完全に閉鎖された構造を形成するため に閉鎖サイドシームを備えた)、前記弾性パンツとしての固定を可能にする弾性 化部材、及びまた吸収性コアとのユニット型製品である。例えば、弾性化部位を
備えているパンティーであり、これはさらに、1996年8月1日に出願された
欧州出願第96112413.8号に記載されている。
【0047】 あるいはまた、前記のような吸収性要素は単に、使用者の普通の下着にこれを
接着させるための手段を有していてもよい。例えば軽度の女性用衛生製品、例え
ばいわゆる「パンティーライナー」に装着されることがことが多く、図1(c)にお
いて固定手段30として示されているようなものである。
【0048】 さらにもう1つのこれに代る方法は、局部接着剤接着型の留め具手段を有する
。このような「体用接着剤」手段は、この製品を装着者の皮膚に直接固定させるこ
とを目的としており、これらは例えば欧州出願第9710666.91号に記載 されている。
【0049】 本発明のもう1つの実施形態は、吸収性要素と分れた別の固定手段又は衣服、
例えばネット又はストレッチパンツとを備えた非ユニット型製品に関している。
これは、装着者の普通の下着の代りに、あるいはこれに加えて用いることができ
る。このような非ユニット型要素と同様な方法は、EP-A-0.409.307(G
ipsonら)に記載されているような接着可能なベルトであってもよい。
【0050】 さらには本発明による吸収体は、前記固定手段のいくつかを有していてもよい
。例えば吸収性要素に塗布される体用接着剤と、二重固定手段配列における追加
のストレッチ又は衣服との両方を有するものである。
【0051】 非ユニット型配列の場合、吸収性要素及び固定要素はどちらも使い捨てであっ
てもよく、あるいはこれらのうちの1つ又は両方が、例えば洗浄後に再使用可能
であってもよい。
【0052】 Ω(オメガ)形状吸収体 前記のような部材(features)に加えて、次の実施形態によって、本発明は、尿
及び/又は大便排泄物を受入れるために用いるのに特に適したものになる。
【0053】 第一必須要素は、少なくとも股部において、特に少なくとも尿負荷部位又はゾ
ーンにおいて、この製品を装着者に装着させている間及び/又は使用中に、凸状 隆起を与えるための部材である。この尿負荷ゾーンは一般に、幾分、すなわち多
くの場合は約5cm、この製品の股部地点から前方に位置しており、これはこの
製品の最も剛性の部分の最も狭い幅の寸法に対応する。
【0054】 この凸状隆起は、この製品の股部、特にこの製品の尿負荷ゾーンに配列された
手段によって得ることができる。使用中、この製品の中心線を、吸収性部材の側
面方向サイド縁よりも装着者の体により近い場所に配置し、平らな形状にある場
合よりもより近くに寄せ、従ってその中心線は、サイド縁よりも装着者の体の方
により近い位置に配置され、従って吸収性部材は実際に、装着者の方に上向きに
隆起している。
【0055】 図2(a)において、このような吸収性コア228は、上向き凸形状(すなわち Ω(オメガ)の中央部)を形成する。Ω(オメガ)の下部は、シャーシ要素、すなわ ち主としてバックシート材料、例えばフィルム及び/又は不織布によって形成さ れる。この形状は「Ω隆起」と呼ばれる。
【0056】 吸収性コアのこの凸状Ω形状は、少なくとも尿負荷地点の周りに存在しなけれ
ばならず、好ましくは前部まで及びこの製品の後部の方へ少なくとも約+/−2.
5cm延びている。快適な装着を可能にするためには、股部コアのこの凸形形状
は、装着者のウエストの周りでよくフィットするように、この製品の前部及び後
部ウエスト部分の凹形状湾曲に移行するものである。
【0057】 この製品のサイドマージンを装着者の脚と接触させておくための弾性要素もま
た、Ωの下部のゾーンと共に配置されている。
【0058】 これによって先行技術の製品と比較して(versus)特別な利点が与えられる。先
行技術の製品は、「U」形状又は図2(b)に示されているようなW形状を採用して
いる。この図2(b)は、先行技術の製品320の薄切りを通る横断面図を示して
おり、吸収性要素全体がこのW形状であるか又はこの形状に折り畳まれている。
【0059】 本発明のΩ(オメガ)隆起によって、吸収性部材の外側に長手方向形状のポケッ
トを形成することができる。これによって使用中いくつかの利点が生じうる。吸
収性部材がその上部「隆起部」(230)において負荷を受けるような時、これは一
方の側で体の排泄物を効果的にキャッチする。これは、液体が他の場所に行く余
地がほとんどないからである。第二に、高性能材料及び構造が用いられている場
合でさえ、重力が、受入れ材料への液体の浸透を助け、これによって表面上の液
体の滞留時間を最小限にし、従って装着者の皮膚を濡らすか又は外へ漏れる可能
性を最小限にする。
【0060】 この利点は、最適下限の(sub-optimal)液体処理性能を有するコア構造と組合 わされた時に、より一層顕著になる。たとえ尿がこの製品と接触した時に直ちに
製品内に浸透しなくても、これは上向き凸状隆起の傾斜(すなわちΩ(オメガ)の 傾斜)に沿って「流れ落ちる」であろう。より低性能又は能力のコアの場合に生じ るように、コアがこの濡れた部位において(永久又は一時的に)飽和するならば、
コアの中に浸透しない液体は、Ω(オメガ)の不浸透性サイド部によってキャッチ
されるであろう。これにより、液体不浸透性バックシート(216)によって、装
着者の外部衣類に対して良好なシールが与えられる。
【0061】 もう1つの利点は、図2(a)と図2(b)において明らかになる。これらの図面
では、吸収性コアは、有意量の尿を吸収した後のものが示されている。これは、
膨張後の境界240及び242によって示されているようなコアの張り出した膨
張を生じる。これは、通常の「W折り」コアの場合は、Wの比較的深い部分を満た
し、特に装着者の動きの衝撃を受けて、ほとんど完全に満たされたカップを生じ
る。特に超吸収性材料を備えたコアの場合、これらが備えられているマトリック
スの液体浸透性を減らす傾向があるので、これによって、W(装着者から離れた 方に向けられているもの)の下部がこれらの膨張において妨げられる状況を生じ ることがある。これは、幾何学的膨張の制約によるか、あるいはこれらの部分へ
の液体輸送が無いことによる。
【0062】 しかしながら本発明の場合、このコアは、液体輸送を否定的に実質的に妨げる
ことなく、「Ω」の凸状隆起のみを膨張させる。
【0063】 高性能コアと組合わせた場合、液体処理に関するΩ隆起の機能は変る。ここで
側面方向のシールに対する必要条件はそれほど重要ではなくなるが、「Ω隆起部」
(230)は、横方向の流れを与える。しかしながらこれは、横方向における負荷
面積を増加させることによって液体受入れ率を増加させ、従ってまた有意に改良
された長手方向液体分配を可能にする。
【0064】 さらにはこの製品に大便が負荷された時、これらは吸収性コアの側面方向に外
側に位置するこれらの長手方向に向けられたポケット内に入れられ、これによっ
て吸収性部材の表面はさらなる尿負荷を受入れるためにあけておかれる。特に比
較的薄い(あるいは柔らかい液状の、又は低粘度の)大便の場合、これらは例えば
装着者が立っている位置にいるとき重力によってさらに遠くまで股部の中に流れ
落ちる。しかしながらここで上向きの隆起及び非吸収性サイドシーリングを有す
ることで、大便は吸収性コアを覆わず、尿を受入れることに関してのその機能を
損なわない。
【0065】 どちらの場合も、バックシート(216)は、このような負荷に耐えなければな
らず、蒸気を透過させるように設計されている場合でも、正常な使用中の条件下
に浸透を許してはならない。
【0066】 同様に容易に理解されるであろうが、これらの長手方向サイドポケットは、例
えばバックシート(216)とトップシート(236)との間に位置する弾性手段( 234)によって装着者の皮膚に対してシールされる必要がある。
【0067】 本発明の範囲の場合、このようなポケットはまた、いわゆる「レッグカフス」に
よって形成されていてもよい。これは、例えばEP-A-0.263.720におけ
る赤ちゃん用おむつに関してのようにこの技術においてよく知られている。この
ような「レッグカフス」の好ましい実施形態において、第二カフスの立ち上り部分
は、この同じカフスの固定ベース部分から側面方向に外側に配置されており、従
ってこれらのカフスが吸収性コアの表面上で整合し、従って何度も繰返される排
尿でさえ十分に素早く受入れる能力が低下するのが避けられる。
【0068】 本発明に対して特に好ましい実施形態は、シャーシを備えており、これによっ
てこれらのポケットは、EP-A-0.098.512(Beckestrom)に記載されてい
るように、その長手方向に延びている縁において弾性ストランドを有するバック
シートとトップシートとを内側に折り畳んで接着させることによって作られる。
【0069】 本発明のもう1つの要素は、装着された時に股部ゾーンにおける凸状隆起がウ
エストゾーンにおける凹状隆起へ移行した結果として生じる。
【0070】 静的(static)考察からよく知られているように、弧様構造はある構造強度を有
する。この構造強度は、股部において本発明の本質的要素である。これによって
上向き隆起がこのような弧様構造を生じる。上で指摘されているように、この凸
状隆起は、この製品のウエスト部において凹状構造に変換されなければならない
。真中で一方の方向に折り畳まれ、両方の端において反対方向に折り畳まれてい
る1枚の紙によって容易に思い浮かべられるであろうが、この移行ゾーンは、変
形への有意な強度と抵抗とを有する。ここでの関連において、この結果、使用中
、この製品と装着者の体との間に形成される「ポケット」、あるいは空隙空間が生
じる。このようなポケットは所望の効果を有しうる。これは、大便が、装着者上
のΩ隆起によって形成された空隙空間にキャッチされうるからである。すなわち
ここでは、股部における凸形状が、この製品の後部上部ウエスト部において凹形
状に変換され、「後部大便ポケット」が生じる。このようなポケットは、大便排出
物を受入れるのに適した容積を有し、約10cm3〜約500cm3又はそれ以上
を備えうる。
【0071】 このようなポケットはまた、性特異的製品の設計、すなわちこのようなポケッ
トが前部移行ゾーンに形成され、これによって男性器用の空間を形成する時にも
利点を有しうる。
【0072】 このようなポケットはまた、例えば大便が付加されることのない軽度失禁用の
製品において、あるいは特に吸収性コアがそれ自体比較的剛性である(例えば高 度に圧縮されたセルロース構造によってのように)女性用製品の前部において、 望まれないこともある。
【0073】 あらゆる場合に、この移行部を恣意的位置にではなく所望の位置に有すること
が望ましいであろう。従って本発明の好ましい実施形態は、凸形状から凹形状へ
規定された移行を行なうための「ヒンジ」を含んでいる。
【0074】 凸状、凹状、及び移行部の相対的寸法は、当然ながら意図された用途及び装着
者に依る。しかしながら一般に人体形状は、使用中のこの製品の側面方向の延長
部が小さく、好ましくは7cm未満、より好ましくは5cm未満、最も好ましく
は約4cm未満でさえあるようなものである。W折りコアの場合、この寸法はコ
アの厚さの4倍であり、Ω隆起コアの場合、これはコアの厚さのわずか2倍であ
る(非コア関連材料の厚さを無視した場合)。凸状隆起部の長さは、排出部位にお
いて適切な接触を可能にするために少なくとも約5cmであるのがよい。この部
位の上限は、意図された用途に依るものであり、記載されているような(例えば 女性、尿失禁用製品のため)の5cmの最小のサイズからわずかに大きいものか ら、大便を受け入れるための、「後部大便ポケット」を必要とする製品のための約
20cmまでにわたるものである。
【0075】 本発明の様々な要素がどのように互いに相互作用するかを記載した後で、個々
の部材のより詳細な説明を次に記載する。
【0076】 持続Ω(オメガ)形状のための手段 現在、多くの吸収体が平らに製造されている。すなわち特別な三次元形状を有
していない。この製品を装着する人(すなわち使用者自身、又は補助者、例えば 介護者、親等)は、この製品を様々な形状に様々な装着工程によって装着させる ことができる。
【0077】 たとえ吸収体が、少なくとも股部において好ましいΩ形状を形成するように装
着者に装着されたとしても、正常な使用中の動き又は負荷それ自体は、結果とし
て十分に突出したものに維持されず、及び/又は十分に長い時間保持されないΩ 形状を生じることがある。従ってΩ形状を維持するために、この製品には、この
製品を装着者に装着させている間及び使用時間の間もΩ形状の維持を強化するた
めの手段が備えられている。
【0078】 Ω隆起を与えるためのこのような手段は、前記形状が装着中及び使用中に形成
されるように、股部において吸収性部材を変形させうるか又はこの変形を維持し
うるあらゆる手段であってもよい。
【0079】 この製品を装着者に装着させている間にΩ形状を得るための最も簡単な方法は
、製造業者によるこの製品の適切な形状への折り畳みである。従って、この製品
は、長手方向に延びている中心線に沿って、使用中装着者に向けられることにな
っているトップシートが外側にあり、外側又は装着者の衣服の方に向けられてい
るバックシートがこの折り畳まれた部分の内側にあるように、折り畳まれる必要
がある。これは、少なくとも股部及び特に負荷部位を備えていなければならない
。この折り畳みによって、この製品を装着させる人は、装着させた時に容易にΩ
隆起形状を得る手段を有する。
【0080】 あるいはまたこの製品は、製造業者によってどのように折り畳まれてもよいが
、これは、装着の直前にΩ形状を生じるか、あるいはこの製品を装着させる人に
よって手でつくられた時にこのΩ形状を支持する手段を備えている。
【0081】 このような手段は弾性部材であってもよく、これは非Ω形状にある時に伸ばさ
れており、装着した時に収縮し、これによってΩ形状を形成する。あるいはこれ
は、各々のバックシート部分を互いに付着させる手段であってもよい。
【0082】 これを得る1つの方法は、この製品を装着者のパンティーに付着させるための
いわゆる「パンティー留め具接着剤」のように、女性の衛生製品に用いられている
接着剤と同様な通常の方法で接着手段を単に加えることによる方法である。しか
しながらこの場合、この目的はバックシート部分を装着者の衣服にではなくて、
互いに接着させることである。
【0083】 この接着剤は、製造中に塗布され、ついで「パンティー留め具接着剤」としてよ
く知られているように、剥離紙によって覆われてもよい。ついで剥離紙は、装着
の時に、バックシートの各部分が結合されてΩ形状を形成する直前に除去される
。第一のケースでは製品の包装及び出荷がより容易であるが、一方第二のケース
では輸送中に形状に損傷を与えたり/劣化させたりしないように注意しなければ ならないことが明らかになる。
【0084】 あるいはまたΩ形状は、この製品の製造中につくることもできる。この場合、
このような接着手段は、平らな隆起のない形状にある時にこの製品に加えること
ができ、ついで隆起をつくるためにバックシートの各部分を結合させる。
【0085】 このようなΩ隆起手段についてのもう1つの方法は、機械的接着手段、例えば
一般に「機械的留め具手段」と呼ばれるものを用いることである。これによって、
1つの部分に付けられる第一部材(例えばフックからできているもの)は、第二部
材(例えばループ状ランディングゾーン)に機械的に係合している。
【0086】 バックシートの各部分を互いに付着させるためのさらに好ましいもう1つの方
法は、しっかりした方法でそうするのではなく、長手方向において互いに対する
バックシート表面の何らかの相対的動きを可能にすることによる方法である。こ
の相対的動きは、装着者の動きの間、例えば歩行時に特別な利点を与える。その
後Ω形状トンネルは、幾分「捩れる」であろうが、しかしながらその機能もその一
般的Ω形状をも失わない。
【0087】 これは、これらの製品が移動可能な人、例えば移動可能な寝たきりでない大人
、又はよちよち歩きの赤ちゃんが装着するものである場合に特に有用である。こ
れは歩行中に快適性が高められるであろうからである。
【0088】 このような部材は、少なくとも横方向収縮力成分を有する1つ又はそれ以上の
弾性バンド又はストライプであってもよい(例えば図2(a)に240で示されて いるようなもの)。これらは、バックシートの側面方向縁の方へ(すなわちウエス
ト部の方へ)接着されてもよいが、バックシートの中央部に(すなわち股部におい
て)接着されず、従って側面方向縁を互いに引張り、従って上向き隆起又はΩ隆 起が形成される。本発明の弾性手段は必ずしも外側縁(すなわち「Ω」の下底部)に
おいて付着されなければならないわけではないが、Ωの上部凸状部分のみが吸収
性コアによって形成され、これによって完全なW形状が取られないように(すな わちサイドフラップ225の部位において吸収性コアを有しないように)この製 品を造形するように注意しなければならない。これは、結果として隆起から生じ
る構造的剛性と組合わされたある種の剛性を有するコアによって得ることができ
る。
【0089】 このような弾性要素は、バックシートの外側又は内側に配置されていてもよい
が、しかしながらこれらは、吸収性コア部材の下に配置される(すなわち装着者 から離れた方に向けられる)べきである。さもなければ結果としてU型形状を生 じるリスクが高すぎるからである。
【0090】 横方向ストレッチ部材を用いることは、例えばEP-A-0.652.175に開
示されている。
【0091】 もう1つの好ましい方法は、この固定手段を、例えばスペーサー又はブロック
要素によって、バックシートからある距離のところに固定手段を配置し、これに
よってこの製品の側面方向長手方向縁の左側と右側との間にヒンジを形成するこ
とであってもよい。
【0092】 もう1つの好ましい実施形態において、バックシート部分だけを密接に接触さ
せるのみならず、その厚さ全体において吸収性部材全部をさらに接着させること
である。
【0093】 これによってこの形状は、応力がある使用中の条件下でさえよりよく維持され
うる。
【0094】 この接着は、使用中の応力及び湿潤にも耐えるほど十分に強力であるが、装着
者の不快感を増すことがないように十分に柔らかいものであるべきである。
【0095】 バックシート間、バックシートとΩ隆起を維持及び持続させるための追加手段
との間の接着を得る他の方法は、その他のよく知られた技術、例えばグルー塗布
、融着(melt-bonding)等である。
【0096】 空気透過性バックシート、例えば不織布材料に関連した特に好ましい実施形態
は、熱風を一点毎に(pointwise)当てて、これによってこの構造のいくつかの部 分を互いに融着させることである。
【0097】 本発明のもう1つの実施形態において、吸収性部材の上向きの凸形状(すなわ ちΩ形状)は、分れた別の手段によって持続させることができる。これは、股部 において上向きの(すなわち使用中、装着者の方への)力を生じるものである。
【0098】 第一の実施形態において、このような持ち上げ要素は、ユニット型製品の中に
、例えば弾性要素を配置することによって統合されてもよい。これらの要素は、
使用中装着者から離れた方に向けられている吸収性部材の側において、この製品
の長手方向において収縮力成分を有する。これによってこれらの要素は、少なく
とも股部にあるべきであり、及び/又は負荷ゾーンは長手方向中心線ゾーンにあ るべきである。すなわち、Ω隆起を形成するために長手方向中心線から遠く離れ
すぎない方がよい。これは一般に、これらが左方向及び右方向のどちらかに中心
線から2.5cm以上ずれていないならば得ることができる。
【0099】 第二実施形態において、このような持ち上げ要素は、分れた別の要素の中にあ
ってもよい。これは吸収性コア(すなわち吸収性パッド)の要素と一体的でもユニ
ット型でもない。このような手段は、吸収体の上に装着される分れた別の衣服、
例えばネットパンツであってもよい。このような使用に特に好ましい衣服は、同
時出願(co-filed)の特許出願である特許事務所書類番号CM1637Qに開示さ
れている。
【0100】 このような適切な衣服は、弾性化ウエストバンド、第一セクションと第二セク
ションとを有する前部パネル、第一セクションと第二セクションとを有する後部
パネル、前部パネルと後部パネルとの間に配置されてこれらを接合する股部、及
び一対の弾性化脚部開口部を備えている。前部パネルの第一セクションは、前部
パネルの第二セクションよりも側面方向においてより大きい引張り抵抗(resista
nce to stretching)を有する。股部には、下着の長手方向中心線に沿って配置さ
れた長手方向伸び制御部材が備えられている。長手方向伸び制御部材は、長手方
向において股部の伸びを制限し、これによって股部が装着者の皮膚表面に合うよ
うにされる。前部伸び制御部材は、前部パネルに配置され、長手方向伸び制御部
材からウエストバンドまで延びている。後部伸び制御部材は、後部パネルに配置
され、長手方向伸び制御部材からウエストバンドまで延びている。
【0101】 このような適切な衣服は、必要とされる機械的性質を有するものとしてこの技
術で知られている材料から組立てることができるが、これは好ましくはニットで
あり、従ってこれの様々な要素の機械的性質は、特定の要素に用いられるニット
パターンと用いられている糸との組合わせによって与えられる。特に好ましい実
施形態において、長手方向伸び制御部材は、股部に一体的に編み込まれており、
前部伸び制御部材は、前部パネルに一体的に編み込まれており、後部伸び制御部
材は、後部パネルに一体的に編み込まれている。
【0102】 さらには前記要素の2つ又はそれ以上が、この吸収体において組合わされてい
てもよい。例えば、予め折り畳まれている吸収性パッドは、前記のように好まし
いストレッチ性衣服によって定位置に保持することができる。あるいはまた、予
め折り畳まれていないパッドは、弾性部によってΩ形状にすることができる。こ
の弾性部は出荷中延ばされた状態にあり、装着した時にΩ形状を生じるものであ
り、このパッドは、通常のストレッチ性衣服、例えばパンツによって、Ω形状を
持続させるための特別な部材を用いずに、あるいは改良されたΩ形状支持衣服に
よって、定位置に保持することができる。同様に、股部又は負荷ゾーンに持ち上
げ力を与えるための縦方向弾性化手段を備えた、予め折り畳まれたユニット型製
品と体用接着剤との組合わせも適切であろう。
【0103】 ヒンジ線 上で説明されているように、「凸状-凹状」移行は、恣意的に配置されるべきで なく、所望の位置において生じる方がよい。これは、この製品に、特にこれがこ
の製品の最も剛性な要素であるならば吸収性コアに「ヒンジ線」を含めることによ
って実施することができる。
【0104】 この追加手段を用いないならば、この移行は一般に、股部の幾分外側で前部と
後部との両方において生じる。ここにおいて、装着者の抑制的な(restraining l
egs)脚が無いので、Ω形状は平らになり、従って幾分より容易な移行が可能にな
り、これはさらに、結果として構造の望ましくない変形又は弱化を生じることが
ある。
【0105】 従って凹状隆起から凸状隆起への移行を画定することが非常に有利であること
が明らかになる。これは、吸収構造内に、ヒンジ線をつくることによってなしう
る。
【0106】 このようなヒンジ線は、様々な手段によって、例えばカット又はエンボスによ
って(すなわち、吸収体全体において高密度線をつくり、従ってこれらの高密度 線の縁における曲げが容易になる)、あるいは低密度線によってつくることがで きる(例えば比較的低い坪量の材料を有するが、同じキャリパーを維持している 部位を備えた製品を形成することによってつくられる)。
【0107】 凸状-凹状移行を強化するためのヒンジ線は、コア又はこの製品の剛性決定要 素の外側長手方向縁から長手方向中心線の方向の中まで延びていなければならな
い。すなわちこれらのヒンジ線は、これらが横方向の向きを有するように配列さ
れなければならない。これらのヒンジ線は、直線又は曲線であってもよく、これ
によってこの製品及び意図されている装着者グループの体に対して特別な設計を
最適なものにすることができる。同様にヒンジ線の長さは、容易に採用すること
ができる。同様にいくつかの独立した線を、移行ゾーンの各ゾーンの中で用いる
ことができる。あるいは1本の線をもう1つの線に分けることもできる。好まし
くはこのようなヒンジ線は、吸収性部材の幅全体を通っていない。これは、特に
使用中、強度又は一体性において結果として望ましくない損失を生じるからであ
ろう。
【0108】 このようなヒンジ線は、様々な手段によって、例えばカット又はエンボスによ
って(すなわち、剛性部材、例えば吸収性コア全体において高密度線をつくり、 これによってこれらの高密度線の縁において曲げが容易になる)、あるいは低密 度線によってつくることができる(例えば比較的低い坪量の材料ゾーンを剛性要 素の中につくり、周りを取り囲んでいる比較的高い坪量の部位よりも低い程度ま
でこれを圧縮することによって得られる)。
【0109】 設計容量および究極的貯蔵容量 様々な最終用途条件のための吸収体又は様々なサイズの製品を比較することが
できるようにするためには、「設計容量」は適切な尺度であることが分かった。
【0110】 例えば赤ちゃんは、典型的な使用グループを代表しているが、このグループ内
でさえ、尿負荷の量、負荷頻度、尿組成は、比較的小さい赤ちゃん(新生児)から
、一方ではよちよち歩きの赤ちゃんまで広く様々であるが、例えば様々な個々の
よちよち歩きの赤ちゃんの間でも様々であろう。
【0111】 もう1つの使用者グループは、いまだにある形態の失禁に悩んでいる比較的大
きい子供であろう。
【0112】 同様に失禁のある大人もこのような製品を用いることができ、これもまた広い
範囲の負荷条件があり、一般に軽い失禁からひどい失禁に及ぶ様々な条件と言わ
れている。
【0113】 従ってこのような必要条件に合わせることができるこのような吸収体は、この
ような量の尿を受入れる能力を有するべきであろう。これはさらなる考察のため
に、「設計容量」と呼ばれる。
【0114】 これらの液体量は、究極的には体内からの液体、あるいはこれらの少なくとも
水性部分を貯蔵しうる材料によって吸収されなければならず、従ってほんのわず
かの液体(あるとすれば)だけが、装着者の皮膚の方のこの製品の表面に残される
。用語「究極的」は、1つの側面において、長い装着時間での吸収体内の状況に関
するものであり、他方で、これらの環境と均衡している時にこれらの「究極的」容
量に達する吸収性材料に関して言う。これは、長い装着時間後、実際の使用中の
条件下にあるこのような吸収体においてのものであってもよく、あるいはまた、
純粋な材料又は複合材料についてのテスト手順においてのものであってもよい。
考慮されている方法が、漸近動的挙動を有するならば、当業者なら、実際の容量
が例えば装置測定精度に対して漸近終点に十分に近い値に達した時に到達する「 究極的」容量を、容易に考えることができるであろう。
【0115】 吸収体は、主として究極的には液体を貯蔵するように設計されている材料、及
び主としてその他の機能、例えば液体の受入れ及び/又は分配を実施するように 設計されているが、なおもいくらかの究極的貯蔵容量を有しうるその他の材料を
備えていてもよいので、本発明による適切なコア材料は、このような機能を人為
的に分けようとせずに記載される。それにもかかわらず、究極的な貯蔵容量は、
吸収性コア全体、これのいくつかの部位、吸収構造、あるいは下部構造について
でさえ決定することができ、同様に前記のどれかに用いられているような材料に
ついても決定することができる。
【0116】 本発明を、様々な最終用途を必要とするその他の製品に用いる場合、当業者な
ら、その他の目的の使用者グループのために適した設計容量を容易に採用するこ
とができよう。
【0117】 吸収体の究極的な設計貯蔵容量(Ultimate Design Storage Capacity)を決定又
は評価するために、いくつかの方法が提案されている。
【0118】 本発明の状況において、製品の究極的な貯蔵容量は、個々の要素又は材料の究
極的吸収力の合計であると想定される。これらの個々の要素については、これら
がこの比較全体において一貫して用いられる限り、様々な十分に確立された技術
を用いることができる。例えば超吸収性ポリマーのために開発され、十分に確立
されているようなティーバッグ遠心分離容量を、このような材料に用いることが
できるが、その他の材料にも用いることができる(前記参照)。
【0119】 個々の材料についての容量が分かったら、この製品に用いられている材料の重
量をこれらの値(ml/g)に掛けて計算することができる。
【0120】 液体の究極的貯蔵以外の機能を果たす役割を有する材料、例えば受入れ層等の
場合、究極的貯蔵容量は無視することができる。その理由は、このような材料は
実際に、究極的液体貯蔵の役割がある材料と比較して、非常に低い容量値しか有
していないか、あるいはこのような材料は液体が負荷されないものであり、従っ
てこれらの液体を他の究極的貯蔵材料に放出すべきであるからである。
【0121】 このような定義を用いた場合、例えばいわゆる「パンティーライナー」製品は、
数ml又はそれ以下の非常に低い究極的貯蔵容量を示す。女性の衛生パッドは、
多くの場合約20mlまで、軽度の尿失禁用製品は、例えば75ml又は約90
mlを有し、中程度の尿失禁用製品又は比較的小さい赤ちゃん用おむつは約16
5ml、よちよち歩きの赤ちゃんのサイズの赤ちゃん用おむつは、300ml又
はそれ以上に達し、重度の大人の失禁用製品は600ml又はそれ以上の究極的
貯蔵容量を有する。
【0122】 ティーバッグ遠心分離容量テスト ティーバッグ遠心分離容量テストでは、静水圧においてゲル化材料中の液体保
持尺度であるティーバッグ遠心分離容量値を測定する。
【0123】 超吸収性材料を「ティーバッグ」の中に入れ、0.9重量%の塩化ナトリウム溶 液中に20分間浸漬し、ついで3分間遠心分離する。保持された液体重量対乾燥
超吸収性材料の当初重量の比は、超吸収性材料の吸収力である。
【0124】 蒸留水中の0.9重量%の塩化ナトリウム2リットルを、24cm×30cm ×5cmの寸法を有するトレイに注ぎ入れる。液体を満たした高さは約3cmに
なるべきである。
【0125】 ティーバッグポーチは、6.5cm×6.5cmの寸法を有しており、ドイツ国
デュッセルドルフのティーカンネ社(Teekanne)という会社から入手しうる。この
ポーチは、標準的台所用プラスチックバッグシール装置(例えばドイツ国のクル ップス社(Krups)製のバキュパック2プラス(VACUPACK2PLUS))でヒートシールす
ることができる。
【0126】 このティーバッグは、部分的に注意深くカットして開けられ、ついで重さが測
定される。0.200g+/−0.005gの超吸収性材料のサンプルをティーバ ッグに入れる。ついでこのティーバッグをヒートシーラーで閉じる。これはサン
プルティーバッグと呼ばれる。
【0127】 空のティーバッグをシールして、ブランクとして用いる。
【0128】 ついで各ティーバッグを水平に保持し、このバッグ全体に均一に超吸収性材料
を分配するように、サンプルティーバッグを振とうする。ついでサンプルティー
バッグ及びブランクティーバッグを、塩水の表面に載せ、完全に濡らすようにス
パチュラを用いて約5秒間沈める(ティーバッグは、塩水の表面に浮かぶが完全 に濡れている)。すぐにタイマーをスタートさせる。
【0129】 20分の浸漬時間の後、サンプルティーバッグ及びブランクティーバッグを塩
水から取り除き、バウクネヒト(Bauknecht)WS130、ボッシュ(Bosch)772
NZK096、又は同等の遠心分離機(直径230mm)に入れる。従って各バッ
グは遠心分離バスケットの外壁に貼り付く。遠心分離機のふたを閉じ、遠心分離
を開始させ、速度を素早く1,400rpmまで増す。遠心分離機が1,400r
pmで安定したら、タイマーをスタートさせる。3分後、遠心分離機を停止させ
る。
【0130】 サンプルティーバッグ及びブランクティーバッグを取り除き、別々に重さを測
る。
【0131】 超吸収性ヒドロゲル形成材料のサンプルについてのティーバッグ遠心分離容量
(TCC)は、次のように計算される。 TCC=[(遠心分離後のサンプルティーバッグの重量)−(遠心分離後のブラン クティーバッグ重量)−(乾燥超吸収性ヒドロゲル形成材料の重量)]÷(乾燥超吸
収性材料の重量)
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は、吸収性要素の一例としての吸収性パッドを示している。
【図2】 (a)は、本発明によるΩ形状に膨らんだ製品の尿負荷ゾーンの薄切り(thin sl
ice)の横断面図、(b)は、比較のための先行技術の製品のW折り形状の尿負荷ゾ
ーンの薄切りの横断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年10月29日(1999.10.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 シュミット、アヒム ドイツ連邦共和国、デー − 55424 ミ ュンスター − ザルスハイム、タールシ ュトラーセ 6アー (72)発明者 ボシュニク、トーマス ドイツ連邦共和国、デー − 53881 オ イスキルヒェン、ノービスシュトラーセ 20アー (72)発明者 ミシオ、シルビオ ドイツ連邦共和国、デー − 53123 ボ ン、アム・ブルクバイハー 50 (72)発明者 ターネイ、エバ・スザンヌ ドイツ連邦共和国、デー − 76344 エ ッゲンシュタイン−レオポルトシャーフェ ン、 フランクフルター・シュトラーセ 9ゲー (72)発明者 ブランコ、オーグスチン・ラモス ドイツ連邦共和国、デー − 61440 オ ーバーアーゼル、プファッフェンベーク 12ベー Fターム(参考) 3B029 BA03 BA12 BD14 4C003 AA02 EA02 4C098 AA09 CC02 CC10 CC11 CC12 CC15 CE05 CE06 DD05 DD10 DD25 DD30

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップシート、バックシート、及びこれらの間に配列されて
    いる吸収性コアと、 使用中、凹形状にある装着者の体に合うように意図された前部及び後部ウエス
    ト部と、 尿負荷ゾーンとを備えた吸収体において、 前記製品がさらに、前記尿負荷ゾーンの少なくともいくつかの部分に関して装
    着者の方へ上向きに向けられた吸収性コアの凸状隆起形状を得るため及び/又は 維持するための手段を備えていることを特徴とする吸収体。
  2. 【請求項2】 少なくとも尿負荷ゾーンの前記凸状隆起形状は、少なくとも
    前記尿負荷ゾーンにおいて吸収体の長手方向中心線に沿ってこの吸収体を予め折
    り畳むことによって得られ、従って吸収性コアを覆っているバックシートの少な
    くともいくつかの部分が、互いに直接接触している、請求項1に記載の吸収体。
  3. 【請求項3】 さらに、股部にある吸収性コアを凸状隆起形状に維持するた
    めの前記手段が、バックシート上に外側に塗布された接着剤であることを特徴と
    する、請求項1に記載の吸収体。
  4. 【請求項4】 さらに、股部にあるこのコアを凸状隆起形状に維持するため
    の前記手段が、機械的係合手段を備えており、この手段の少なくとも一部が、こ
    の吸収体の長手方向に延びている中心線から側面方向に間隔をあけて配置されて
    いることを特徴とする、請求項3に記載の吸収体。
  5. 【請求項5】 さらに、股部にあるこのコアを凸状隆起形状に維持するため
    の前記手段が、少なくとも横方向力成分を備えた弾性的に収縮しうる要素である
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の吸収体。
  6. 【請求項6】 さらに、前記手段が、このコアの側面方向サイド部に付着さ
    れ、中央において本質的には付着されていないことを特徴とする、請求項5に記
    載の吸収体。
  7. 【請求項7】 さらに、これが長さと幅の寸法、及びこれらの寸法の両方に
    対して垂直なZ方向を有しており、尿負荷ゾーンにある吸収性コアを凸状隆起形
    状に維持するための前記手段が、使用中に装着者の方に向けられているZ方向力
    成分を少なくとも働かせる少なくとも1つの縦方向力成分を備えた弾性的に収縮
    しうる要素であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかひとつに記載の吸
    収体。
  8. 【請求項8】 前記弾性的に収縮しうる要素が、吸収性パッドとのユニット
    型製品を形成する、請求項7に記載の吸収体。
  9. 【請求項9】 前記弾性的に収縮しうる要素が、吸収性コアに対して外側に
    配置されている、請求項8に記載の吸収体。
  10. 【請求項10】 前記弾性的に収縮しうる要素が、外部固定手段と吸収性パ
    ッドとから構成された非ユニット型製品を形成する、請求項7に記載の吸収体。
  11. 【請求項11】 この外部固定手段がストレッチ性衣服である、請求項10
    に記載の吸収体。
  12. 【請求項12】 さらに、これが、尿負荷ゾーンと1つ又は2つのウエスト
    部との間に位置する1つ又はそれ以上の凸状-凹状移行手段をさらに備えている ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかひとつに記載の吸収体。
  13. 【請求項13】 さらに、前記凸状-凹状移行手段が、1つ又は複数のヒン ジ線であることを特徴とする、請求項12に記載の吸収体。
  14. 【請求項14】 さらに、前記1つ又は複数のヒンジ線が、このコアの中に
    入るか又はこれを通るエンボス線のカット又は縁であることを特徴とする、請求
    項13に記載の吸収体。
  15. 【請求項15】 さらに、尿負荷ゾーンが、装着中及び使用中、少なくとも
    50mmの長さについて凸状隆起を維持するように設計されていることを特徴と
    する、請求項1〜14のいずれかひとつに記載の吸収体。
  16. 【請求項16】 さらに、この製品が、装着者の体に製品を固定させるため
    の固定手段をさらに備えていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかひ
    とつに記載の吸収体。
  17. 【請求項17】 さらに、前記固定手段が、この製品の前部ウエスト部と後
    部ウエスト部とを互いに接着剤によって又は機械的に付着させるテープ及びラン
    ディングゾーンを備えていることを特徴とする、請求項16に記載の吸収体。
  18. 【請求項18】 さらに、前記固定手段が、製品を定位置に維持するための
    弾性部材をさらに備えていることを特徴とする、請求項16に記載の吸収体。
  19. 【請求項19】 前記固定手段が、装着者の皮膚に局部的に塗布される接着
    剤を備えている、先行請求項のいずれかひとつに記載の吸収体。
  20. 【請求項20】 さらに、この製品が、吸収性コアと非ユニット型である外
    部固定手段を備えていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれかひとつに
    記載の吸収体。
  21. 【請求項21】 さらに、前記外部固定手段が、ストレッチ性衣服であるこ
    とを特徴とする、請求項20に記載の吸収体。
  22. 【請求項22】 さらに、使用時には、凹形状ウエストゾーンのうちの少な
    くとも1つを備えた凸形状を有する尿負荷ゾーンと使用中の装着者の体との間に
    、空隙が形成されることを特徴とする、先行請求項のいずれかひとつに記載の吸
    収体。
  23. 【請求項23】 前記空隙が、尿負荷ゾーンとの関係において後部に対して
    横断方向にずれた位置にある大便受入れ空隙として形成されている、請求項22
    に記載の吸収体。
  24. 【請求項24】 前記空隙の容積は、尿負荷ゾーンの限界部分に位置する凸
    状-凹状移行手段を有することによって最小限にされる、請求項22に記載の吸 収体。
  25. 【請求項25】 前記凸状-凹状移行手段が、尿負荷ゾーンの2cm未満内 に位置する、請求項24に記載の吸収体。
  26. 【請求項26】 さらに、大便受入れ空隙は、使用時に、股部にあるコアか
    ら側面方向に外側に延びているシャーシ要素と装着者の体との間に形成されるこ
    とを特徴とする、先行請求項のいずれかひとつに記載の吸収体。
  27. 【請求項27】 さらに、吸収性コアが、尿70ml以上の設計容量(desig
    n capacity)を有することを特徴とする、先行請求項のいずれかひとつに記載の 吸収体。
  28. 【請求項28】 さらに、吸収性コアが、尿90ml以上の設計容量を有す
    ることを特徴とする、請求項27に記載の吸収体。
  29. 【請求項29】 さらに、吸収性コアが、尿165ml以上の設計容量を有
    することを特徴とする、請求項28に記載の吸収体。
  30. 【請求項30】 さらに、吸収性コアが、尿300ml以上の設計容量を有
    することを特徴とする、請求項29に記載の吸収体。
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