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JP2001506971A - 過酸化水素消毒および滅菌組成物 - Google Patents

過酸化水素消毒および滅菌組成物

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JP2001506971A
JP2001506971A JP51482698A JP51482698A JP2001506971A JP 2001506971 A JP2001506971 A JP 2001506971A JP 51482698 A JP51482698 A JP 51482698A JP 51482698 A JP51482698 A JP 51482698A JP 2001506971 A JP2001506971 A JP 2001506971A
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present
acid
hydrogen peroxide
concentration
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JP51482698A
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English (en)
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アール.,ジュニア スコヴィル,ジョン
エイ. ノビコバ,インナ
Original Assignee
メトレックス リサーチ コーポレイション
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N59/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds

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Abstract

(57)【要約】 しんちゅう、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、プラスチックおよびセラミック部品を含み得る医学的装置のための、水性酸性消毒および滅菌組成物。この組成物は、過酸化水素、過酢酸、腐食防止剤系、界面活性剤および安定化剤を含む。これらの組成物は、使用時に安定性を有し、そして消毒剤および/または滅菌剤として、室温においてかもしくは加熱時においてのいずれかで有効である。他の用途のために、界面活性剤、金属イオン封鎖(sequestering)剤、および安定化剤が任意であり得る。

Description

【発明の詳細な説明】 過酸化水素消毒および滅菌組成物 発明の分野 本発明は、金属、セラミック、ポリマーおよびエラストマーの表面、特に医療 用および歯科用設備の消毒および滅菌のために有用な、過酸化水素組成物に関す る。これらの組成物は、フレキシブルなレンズの内視鏡器具、吸入治療設備、な らびに加熱滅菌できない器具および物質の滅菌のために特に有用である。 発明の背景 多くの化学的消毒剤および滅菌剤がヘルスケア施設で使用されており、これに はエチレンオキシド、アルデヒド、特にホルムアルデヒド、およびジアルデヒド (例えばグルタルアルデヒド)の組成物が包含される。最近では、過酸化水素溶液 に、殺菌のための限定的な用途が見いだされている。消毒(disinfect)は、本明 細書において、植物性微生物およびウィルスならびに典型的にはいくつかの胞子 を殺滅させることを意味し;滅菌(sterilization)はすべての生命形態(特に、胞 子を包含する)を全滅させることを意味する。 過酸化水素(H2O2)は、非刺激性の強力な殺菌剤(germicide)として知られてお り、抗敗血症薬(antiseptic)として、特に3%水溶液で使用されてきた。しかし 、過酸化水素溶液は、金属に対して腐食性であり、そして本来的に不安定である ことが知られている。当業者は、過酸化水素の金属に対する腐食性を制御し、そ して安定性を向上させながら、より高濃度の過酸化水素を医療用器具の消毒およ び滅菌のために使用することを探求してきた。過酸化水素は分解して水と酸素に なる。このプロセスは、酵素カタラーゼで触媒される。酵素カタラーゼは、典型 的には医療または歯科手順の後に器具上に見いだされるような有機物中に存在す る。この有機物は、ルーチンの器具洗浄の間に除去されない場合には、上記分解 プロセスを加速し、そして最終的には殺菌剤溶液の有効寿命を短縮させる。 過酸化水素の安定性は酸の存在によって向上することが知られている。酸はカ タラーゼを変性し、それにより触媒効果を妨げると考えられる。米国特許第4,05 1,059号(本明細書中に参考として援用される)は、過酸化水素、過酢酸、酢酸、 およびスルホネートまたはスルフェートのような界面活性剤を含む過酸化酸(per oxyacid)抗微生物組成物を記載する。同様に、米国特許第5,200,189号(この開示 は本明細書中に参考として援用される)は、C1-C4過カルボン酸、屈水性誘発物質 (hydrotrope)カップリング剤、および過酸化水素から構成される過酸化酸抗微生 物組成物を記載する。しかしこのような溶液は多くの環境においては腐食性が高 すぎて有用ではない。 過酸化水素を、有機安定剤としての置換アミノベンズアルデヒドおよびエッチ ング剤としての鉱酸と組み合わせて含むさらに他の組成物が記載されている。米 国特許第4,875,973号(本明細書中に参考として援用される)を参照のこと。ある いは、米国特許第5,077,088号(本明細書中に参考として援用される)には抗微生 物組成物が提示されており、この組成物中では、強い酸化剤が、過酢酸;塩素放 出化合物;トリアゾール、アゾール、およびベンゾエートの形態の銅および黄銅 (真鍮)腐食防止剤;緩衝剤;クロム酸塩、ホウ酸塩、ジクロム酸塩、モリブデ ン酸塩、バナジン酸塩、リン酸塩、およびタングステン酸塩の形態の炭素鋼およ びアルミニウム腐食防止剤;湿潤剤;および金属イオン封鎖剤と組み合わされる 。この組成物は水に溶解するように設計されており、そしてプロセス温度、液体 圧、接触時間、および水の純度を制御する滅菌装置と共に使用されるように設計 されている。 他の過酸化物もまた、防腐剤、滅菌剤または消毒剤として使用されることが記 載されている。米国特許第5,147,884号(本明細書中に参考として援用される)は 水性製品および水性系の保存剤を記載し、これはtert-ブチルヒドロペルオキシ ド、モノフェニルグリコールエーテル、有機溶媒または水と有機溶媒との混合物 、非ハロゲン化フェノールの形態の殺生物剤、尿素誘導体、および表面活性試剤 を含む。 過酸化水素/有機過酸の安定性と腐食性の両方に取り組んだ組成物もまた記載 されている。特に、米国特許第4,518,585号は、長期間にわたって再使用したと き されている消毒剤および滅菌溶液は、過酸化水素、過酸化水素と適合性の界面活 性剤、第三級アミンおよび脂肪酸アルカノールアミドの水性−アルコール性混合 物、および使用中の安定性において非刺激性の有機トリアゾール腐食防止剤を含 む。 多くの腐食防止剤は水溶液中にわずかしか溶解しないことが知られており、そ れゆえ全体としての組成物の有効性は限られている。 金属、セラミック、ポリマーおよびエラストマーの表面、特に医療用および歯 科用設備の消毒および滅菌のために有用であるが、より長期の貯蔵寿命で安定で あり、かつ有機物の添加量が多くても安定であり、そして改良された耐食特性を 提供する新規組成物が、当該分野で必要とされる。驚くべきことに、本発明は、 そのような組成物を提供する。 発明の要旨 1つの局面において、本発明は水性消毒組成物を提供し、この組成物は重量基 準で以下の混合物を含有する: (a)約0.5%から約50%の過酸化水素; (b)少なくとも1種の有機酸または無機酸を含む約0.001%から約10%の酸系; (c)約0.1%から約30%の1,2,3-ベンゾトリアゾール、および該1,2,3-ベンゾト リアゾールの約1倍から約10倍の量で存在するアルキレングリコールを含む腐食 防止剤系; (d)残量の希釈剤。 他の局面において、本発明は、上記組成物の調製方法、ならびに上記組成物の 使用方法を提供する。 発明の詳細な説明 本発明は、非刺激性かつ非腐食性の過酸化水素消毒および滅菌組成物を提供す る。これらの組成物は、有機物の存在下で安定であり、そして長期間にわたって 周囲温度および高温で繰り返し使用しても抗微生物効果を完全に維持する。さら に、この組成物はほとんどの金属(すなわち、銅、黄銅、青銅、アルミニウム、 炭素鋼、ステンレス鋼)に対して非腐食性であり、本発明の組成物中でアルコー ルを 必要としない。本発明の組成物は、1,2,3-ベンゾトリアゾールを可溶化するため にアルキレングリコールを予期せぬことにかつ有利に使用し、それゆえ、1,2,3- ベンゾトリアゾールが水に難溶性であることの不利な影響を被ることなく、任意 の量の1,2,3-ベンゾトリアゾールを使用することができるため高い耐腐食性(hi gh corrosion inhibition)が可能となる。本発明の組成物は、迅速な消毒およ び滅菌が可能であり、そして他の過酸化水素組成物に比べて向上した性能を提供 する。本発明の組成物のさらに他の利点は、2年以上の期間にわたる貯蔵の間の 安定性であり、この間、高温および/または高い有機物添加量(load)を伴う条件 下でさえも、消毒および滅菌特性を維持するに十分な過酸化水素/有機酸の濃度 が維持される。さらになお、本発明の消毒および滅菌組成物は、多量の有機物添 加量(最少5%)において、6週間を越える期間にわたって再使用可能である。 過酸化水素組成物 本発明の組成物は、重量基準で以下の混合物を含有する: (a)約0.5%から約50%の過酸化水素; (b)少なくとも1種の有機酸または無機酸を含む約0.001%から約10%の酸系; (c)約0.1%から約30%の量の1,2,3-ベンゾトリアゾール、および該1,2,3-ベン ゾトリアゾールの量の約1倍から約10倍の量で存在するアルキレングリコールを 含む腐食防止剤系;および (d)残量の希釈剤。 本発明の組成物で使用される過酸化水素は典型的には市販の溶液である(水中 に10-50重量%含まれる)。好ましくは、この混合物中の過酸化水素の濃度は、組 成物の3重量%から約9重量%であり、そしてより好ましくは6-8%である。過酸 化水素濃度が8重量%を越える混合物が有利に使用されるが、これは通常の規則 の下では典型的には輸送がより困難となる(例えば「危険物」として分類される) 。上記過酸化水素の特に好ましい濃度範囲は、より高濃度の市販の形態(例えば3 5%から50%の過酸化水素)を希釈することによって達成され得る。市販の過酸化 水素溶液において安定化剤として使用される無機添加剤は、本発明の組成物に悪 影響を与えない。 本発明の組成物の第2の成分は、1種またはそれ以上の有機酸および/または無 機酸を含む酸系である。酸は0.001重量%から約10重量%の量で存在する。好ま しくは、酸は有機酸であり、より好ましくはカルボン酸または過カルボン酸(ca rboxylic peracid)である。多くのカルボン酸および過カルボン酸が使用され得 、例えばC1-C4カルボン酸およびC1-C4過カルボン酸が包含される。適切なC1-C4 カルボン酸の例としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、およびコ ハク酸が挙げられる。適切なC1-C4過カルボン酸の例としては、C1-C4カルボン酸 またはジカルボン酸からこれらの酸と過酸化水素とを反応させることによって誘 導される過酸が挙げられる。本発明の組成物での使用のための好ましいC1-C4過 カルボン酸としては、過ギ酸、過酢酸、過プロピオン酸、過グリコール酸、過コ ハク酸、またはそれらの混合物が挙げられる。カルボン酸および過酸成分は市販 されており、あるいは過酸の場合にはカルボン酸の酸化によって調製され得る。 酸または過酸の好ましい濃度範囲は、組成物の約0.05重量%から約10重量%で ある。例えば、過酢酸の特に好ましい濃度範囲は、0.1%から約0.3%であり、こ れは、より高濃度の市販の形態(例えば35%過酢酸)を希釈することによって達成 される。本発明の組成物において、過酢酸は可逆的化学反応を通じて過酸化水素 の発生剤として働き、そしてまた活性成分および酸性化剤としても作用する。 腐食防止剤系は、本発明の組成物の他の成分である。適切な腐食防止剤系は、 1,2,3-ベンゾトリアゾールを含み、そして任意に、以下の成分を1種またはそれ 以上含む:低級アルキルベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾトリアゾール、 低級アルキルヒドロキシベンゾトリアゾール、カルボキシベンゾトリアゾール、 低級アルキルカルボキシベンゾトリアゾール、ベンズイミダゾール、低級アルキ ルベンズイミダゾール、ヒドロキシベンズイミダゾール、低級アルキルヒドロキ シベンズイミダゾール、カルボキシベンズイミダゾール、低級アルキルカルボキ シベンズイミダゾール、メルカプトベンゾチアゾール、低級アルキルメルカプト ベンゾチアゾール、ヒドロキシメルカプトベンゾチアゾール、低級アルキルヒド ロキシメルカプトベンゾチアゾール、カルボキシメルカプトベンゾチアゾール、 低級アルキルカルボキシメルカプトベンゾチアゾール、グルコン酸ナトリウム、 安息香酸ナトリウム、安息香酸ブチル、モノエタノールアミン、トリエタノール アミ ン、モルホリン、ソルビトール、エリスリトール、リン酸ナトリウム、トリポリ リン酸ナトリウム、ピロリン酸テトラナトリウム、モリブデン酸ナトリウム、亜 硝酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム(sodium bisufite)、メタ重亜硫酸ナトリ ウム、クロム酸塩、ホウ酸塩、およびそれらの組み合わせ。本明細書において、 用語「低級アルキル」は、1個から6個の炭素原子を有する線状または分枝鎖の飽 和または不飽和の炭化水素基を意味する。 銅、黄銅、青銅または多金属系を含む器具を処理するために使用されるべき組 成物は、好ましくは1,2,3-ベンゾトリアゾールおよび1種またはそれ以上の低級 アルキルベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾトリアゾール、低級アルキルヒ ドロキシベンゾトリアゾール、モリブデン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、重 亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、クロム酸塩、ホウ酸塩、およびこ れらの混合物である腐食防止剤を含む。特に好ましい実施態様において、腐食防 止剤系は、1,2,3-ベンゾトリアゾール、モリブデン酸ナトリウムおよび亜硝酸ナ トリウムを含む。 炭素鋼およびステンレス鋼を含む装置を処理するために使用されることが意図 される組成物については、いくつかの腐食防止剤が適切であり得る。試験され有 効であることが見いだされた防止剤は、例えば、安息香酸ナトリウム、亜硝酸ナ トリウムおよびモリブデン酸ナトリウムである。有効な腐食防止剤は上記のもの に限定されるべきではない。有効な腐食防止(inhibiting)系は、1種またはそれ 以上の防止剤を含む。炭素鋼および/またはステンレス鋼を含む医療用および/ または歯科用器具を処理することが意図される組成物のために好ましい腐食防止 (inhibiting)系は、硝酸ナトリウムおよびモリブデン酸ナトリウムを含む。 上記組成物中に存在する腐食防止剤の総量は、典型的には、0.1重量%から約3 0重量%である。好ましくは1,2,3-ベンゾトリアゾールの量は0.1%から約3.0% であり、そしてより好ましくは0.5%から約2.0%である。 腐食防止剤が約1.0%から約3.0%の量で存在すると、しばしば、腐食防止剤が 特に強酸水溶液中に難溶性であることに起因する困難が生じる結果となる。それ ゆえ、本発明はさらにアルキレングリコールの形態の可溶化剤を含む。本明細書 において、用語「アルキレングリコール」は、例えば、エチレングリコール、プ ロピレングリコール、ジアルキレングリコール(例えば、ジエチレングリコール) 、トリアルキレングリコール(例えば、トリエチレングリコール)、ならびに対応 するそれらのモノ-およびジアルキルエーテルなどのグリコールをいう。ここで このアルキルエーテルは、1個から6個の炭素原子を有する低級アルキルエーテル (例えば、メチル、エチルまたはプロピルエーテル)である。特に好ましい実施態 様において、本発明は可溶化剤としてプロピレングリコールを含み、これは腐食 防止剤の約3倍から10倍の量で存在する。最も好ましくは、腐食防止剤系は、約1 重量%で存在する1,2,3-ベンゾトリアゾール、および約3.5重量%から6.5重量% で存在するプロピレングリコールを含む。 組成物を100%にするための残量は、任意成分および水のような希釈剤を含む 。好ましくは、この組成物はpHが約5未満、より好ましくは約3未満である。典型 的には、このpH範囲は上記成分を表示した量で混合すると達成される。必要であ れば、所望のpHを達成するために追加量の酸を添加し得る。 この組成物中に任意に存在する他の成分は、他の安定化剤、界面活性剤および 錯形成剤を包含する。 過酸化水素混合物のための安定剤(または安定化剤)は公知であり、8-ヒドロキ シキノリン、ピロリン酸ナトリウム、スズ酸、スルホレン、スルホラン、スルホ キシド、スルホン、スルホン酸などが挙げられる。本発明の組成物において、8- ヒドロキシキノリンが好ましい安定化剤である。好ましくは、本発明の組成物は 約0.001重量%から約0.5重量%の8-ヒドロキシキノリンを含み、これもまたいく らかの殺生物能を有し、そして組成物の抗微生物活性をさらに増強し得る。貯蔵 期間および再使用可能期間の間、適量の過酸化水素を維持し、そして過酸化水素 の殺生物活性の低下を防ぐために、十分な量の安定剤が使用されるべきである。 本発明の組成物は任意に約30重量%までの界面活性剤を含む。酸性水性媒体中 で過酸化水素と適合性の任意の界面活性剤、すなわち、酸性水性過酸化水素の存 在下で酸化および分解に対して比較的安定な界面活性剤が使用され得る。それゆ え、酸性水性過酸化水素で酸化され得る部分を含む界面活性剤は避けるべきであ る。適切な界面活性剤は、非イオン性、アニオン性、両性またはカチオン性のク ラスの界面活性剤から選択され得、これらは市販されており、そして当該分野で 周知である。 適切な非イオン性界面活性剤の例は、修飾オキシエチル化直鎖アルコール(Plu rafac FC-20;BASF Wyandote Corp.)およびT-Det N 9.5(ノニルフェノールフェノ ール9.5モルエチレンオキシド付加物;Harcross Organics,Harcross Chemicals ,Inc.)である。好ましい非イオン性界面活性剤はT-Det N-9.5である。 適切なアニオン性界面活性剤の例は、アルキル硫酸塩、例えば、8個から18個 の炭素原子を有するアルカリ金属アルキル硫酸塩(例えばラウリル硫酸ナトリウ ム);アルキルスルホン酸塩、例えば8個から22個の炭素原子を有するアルカリ金 属アルキルスルホン酸塩(例えば、1-デカンスルホン酸ナトリウムおよび2-トリ デカンスルホン酸ナトリウム);およびアルキルアリールスルホン酸塩、例えば、 アルカリ金属アルキルアリールスルホン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホ ン酸ナトリウムおよび4-ドデシル化オキシジベンゼンスルホン酸ジナトリウム) である。本発明での使用のための他の適切なアニオン性界面活性剤には、:1)フ ッ化炭素ベースの界面活性剤、例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸アンモ ニウム(Flourad FC-121;3M Company)、パーフルオロアルキルスルホン酸カリウ ム(Flourad FC-95;3M Company)、およびパーフルオロアルキルスルホン酸アミン (Flourad FC-99;3M Company);2)線状アルキルナフタレンスルホン酸塩(Petro B A;Bill Petrochemical Co.,Inc.):3)補助石鹸(auxiliary soap)を含む修飾石 油スルホン酸塩(Petromixes;Witco Chemical Corp.Sonneborn Div.);4)アルキ ルナフタレンナトリウムスルホネート(Petro P;Witco Chemical Corp.);5)石油 スルホン酸塩(Petrostep,Petrostep420,Petrostep465;StepanChemical Co.); および6)ラウリル硫酸ナトリウム(Polystep B-5;Stepan Chemical Co.)が包含さ れる。 適切な両性界面活性剤は、Fluorad FC-100(3M Company,Minneapolis,Minnes ota,USA)として販売されているフッ素化アルキル両性混合物である。 生物学的活性、洗浄性能、および過酸の安定性を向上させるために、本発明の 組成物に錯形成剤(キレート化剤、chelating agent)を添加し得る。例えば、M チリデン-1,1-ジホスホン酸、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、8-ヒドロキシキ ノ リン、ニトリロ三酢酸、エチレングリコール-ビス-(β-アミノエチルエーテル)- N,N-四酢酸、8-キノリン酸銅、テトラ(メチレンホスホン酸)ヘキサメチレンジア ミン(Dequest2051としてMonsanto Co.,St.Louis,Missouri,USAから販売)、 ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(Dequest2060としてMonsanto Co.から販売)が適切であることが見いだされている。好ましい錯形成剤は1-ヒ ドロキシエチリデン二ホスホン酸(Dequest2021)、8-ヒドロキシキノリン、およ びEDTA(エチレンジアミン四酢酸)である。錯形成剤は、カルシウムおよびマグネ シウムのような硬質イオン(hardness ion)を制御または封鎖するために本発明の 組成物に添加され得る。このやり方で洗浄能力および衛生化能力の両方が増強さ れ得る。 意図される最終用途に応じて所望の品質を与えるために、本発明で意図される 低pHで十分に安定な他の物質をこの組成物に添加し得る。例えば、リン酸(H3PO4 )を本発明の組成物に添加し得る。色または匂いを変えるため、粘度を調節する ため、その熱(すなわち冷凍−解凍)安定性を向上させるため、または組成物をよ り販売しやすくするのに役立つ他の品質を提供するために、追加物質を組成物に 添加し得る。 腐食が問題にならない特定の用途のためには、本発明の組成物は腐食防止剤系 なしで調製され得ることが、当業者には理解される。これらの組成物に関して、 過酸化水素および酸系の好ましい範囲は本質的に上記の通りである。最も好まし くは、酸は過ギ酸または過酢酸のような有機過酸である。これらの組成物には、 好ましくは食品サービス産業での用途が見いだされる。 過酸化水素組成物の調製方法 本発明の組成物は、個々の成分を所望の溶媒、典型的には水中で組み合わせる ことによって容易に調製され得る。 好ましい実施態様において、適量のプロピレングリコール、1,2,3-ベンゾトリ アゾールおよび8-ヒドロキシキノリンを混合タンク/容器中に入れ、そしてすべ ての成分が完全に溶解するまで静かに攪拌して、組み合わせる。この混合物に最 終容量の約97%の水を加え、そして均一な溶液が得られるまで混合を続ける。静 かにブレンドしながら、適量の過酢酸、または他の酸を加え、次いで適量の過酸 化水素をゆっくりと加える。適量の亜硝酸ナトリウムを1.25%の水と合わせ、そ して過酢酸溶液に非常にゆっくりと加える。0.25時間から約2.0時間後、水中1.2 5%のモリブデン酸ナトリウムの第2溶液を過酢酸溶液に加える。均一な組成物が 得られるまで混合を続ける。 上記方法は、他の成分で(例えば、過酢酸を他の酸で、8-ヒドロキシキノリン を他の安定剤で、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸を他の錯形成剤で 、など)置き換えることにより調製される組成物にも同等に適用され得る。 過酸化水素組成物の使用 上記のように、本発明の組成物はヘルスケア産業における設備の洗浄または消 毒において有用である。さらに、この組成物は食品サービスまたは食品処理産業 における処理施設または設備の衛生化(Sanitizing)のために使用され得る。本発 明の組成物が使用され得る処理施設の例としては、牛乳加工ライン(milk line d airy)、連続醸造システム、食品処理ライン、例えばポンプ送出食品システム(pu mpable food systems)、および飲料ラインが挙げられる。食品サービスウエア(f ood service ware)もまた本発明の組成物で消毒され得る。この組成物はまた、 ヘルスケア産業で見いだされる床、カウンター、家具、医療用具および設備のよ うな固体表面の衛生化または消毒において有用である。このような表面はしばし ば、血液、他の危険な体液、またはそれらの混合物のような、身体から流出した 液体で汚染されることがある。 一般に、原位置(in-place)系または他の表面の実際の洗浄(すなわち所望され ない有機物質の除去)は、加熱された水に導入された配合洗浄剤(または洗浄効果 について改変されたこの組成物)のような別の物質によって達成される。この洗 浄工程の後、本発明の組成物を、非加熱の周囲温度の水中の適切な溶液濃度で系 内に適用または導入する。本発明の組成物は、冷(例えば40°F/4℃)水および熱 (例えば140°F/60℃)水中で溶液のままであることが見いだされる。本発明の水 溶液を加熱することは通常必要ないが、ある条件下では、その抗微生物活性をさ らに増強するために加熱が望ましいこともある。 実質的に固定された原位置プロセス施設の衛生化の方法は、以下の工程を包含 する。本発明の組成物を約4℃から60℃の範囲の温度でプロセス施設に導入する 。溶液の導入の後、プロセス施設の衛生化(すなわち、所望されない微生物を死 滅させる)に十分な時間、溶液を系内全体に循環させる。系を本発明の組成物に よって衛生化した後、系から溶液を排出する。衛生化工程が完了した後、系を任 意に飲料水のような他の物質で濯ぎ得る。組成物を好ましくは10分間以下、プロ セス施設に循環させる。滅菌の完了には、より長時間の循環と共にこのような濯 ぎが通常必須である。 この組成物はまた、食品処理設備をこの溶液の中に浸し、設備が衛生化される に十分な時間、設備を浸漬し、そして設備から過剰の溶液を拭き取りあるいは排 液することによって使用され得る。この組成物はまた、食品処理表面にこの溶液 を噴霧し、または食品処理表面をこの溶液で拭き、その表面が衛生化されるに十 分な時間表面を濡れた状態に保ち、そして拭き取り、直立させて排液(draining vertically)、吸引などによって過剰の溶液を除去することによって、使用され 得る。 本発明の組成物はまた、施設タイプの(institutional type)設備、道具、皿、 ヘルスケア設備または用具、および他の固い表面のような固い表面の衛生化方法 において使用され得る。この組成物はまた、汚染された衣料品または布地の衛生 化においても使用され得る。この組成物を、任意の上記の汚染された表面または 品物に、その表面または品物を衛生化、消毒、または滅菌するのに有効な時間、 約4℃から60℃の範囲の温度で接触させる。例えば、この組成物を洗濯機の洗い 水または濯ぎ水に注入し、そして汚染された布地にその布地が衛生化されるに十 分な時間接触させる。次に過剰の溶液を濯ぎまたは布地の遠心分離によって除去 し得る。 用語「衛生化(Sanitizing)」は本発明の方法において使用され、所望されない 微生物の個体群の数が、30秒の暴露(露出、exposure)時間の後に約10の5乗ま たはそれ以上(すなわち少なくとも5桁)減少することを意味する。この組成物は また、使用溶液中でより高レベルの過酸を用いることによって、消毒または滅菌 (すなわちすべての微生物の除去)を達成するために使用され得る。より低い濃度 (stren gth)では、この使用溶液は衛生化性能を提供することが強調されるべきである 。 以下の実施例は、上記発明の例示を意図し、その範囲を狭めると解釈されるべ きではない。当業者は、これらの実施例が、本発明を実施し得る多くの他のやり 方を示唆することを容易に認識する。 実施例 実施例1 本実施例は、好ましい消毒剤組成物の調製を例示する。成分の量を以下に与え る。組成物I 成分 重量パーセント 過酸化水素 7.3 過酢酸 0.23 1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸 0.70 8-ヒドロキシキノリン 0.0035 プロピレングリコール 4.10 ノニルフェノール界面活性剤 0.002 1,2,3-ベンゾトリアゾール 1.00 亜硝酸ナトリウム 0.25 モリブデン酸ナトリウム 0.25 合計100重量%とするための脱イオン水組成物II 成分 重量パーセント 過酸化水素 7.0 過酢酸 0.35 1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸 3.0 プロピレングリコール 4.5 1,2,3-ベンゾトリアゾール 1.5 亜硝酸ナトリウム 0.25 モリブデン酸ナトリウム 0.25 合計100重量%とするための脱イオン水 組成物のそれぞれは、上記の一般的な方法により調製された。 実施例2 本実施例は、実施例1の組成物Iの安定性および殺菌活性を例示する。 Bacillus subtilisvar.niger胞子に対する殺菌活性、および活性成分の安定性 について、実施例1の組成物をテストした。テストは、本発明の組成物において 、有機物負荷(organic load)(5%子ウシ血清)ありおよびなしで、そして1 :0.63および1:0.41の比率まで脱イオン水で希釈して、行われた(表1〜3参照) 。活性成分の安定性は、室温および高温(50℃)で行われた。これらの結果を 表4〜7に提示する。 実施例1の組成物の殺菌活性を評価するために、完全濃度(full strength) および希釈組成物を、初期試験レベル6.0×107cfu/0.5mLで、B.subtilisに露出 ある組成物(Globe Medical、Largo、Florida、USAにより製造)もまた、比較の 目的のためにテストされた。 表1 表1に示されるように、本発明の組成物は、市販の調製物が殺菌活性を提供し ない条件下で完全な殺菌活性を提供する。 表2に示されるデータは、半分の濃度(strength)未満に希釈した場合でさえ 、本発明の、Endo Sporよりも増大した有効性を確認する。 表2 表3に示されるデータは、5%子ウシ血清の形熊の有機物で希釈した場合でさ え、本発明の、Endo Sporよりも増大した有効性を確認する。 表3 5%子ウシ血清で希釈された組成物 安定性評価のために、組成物を希釈しないで、組成物を水で希釈もしくは5% 子ウシ血清で希釈して、さらなる試験を行った。示された温度で組成物を、示さ れた期間保持し、そして過酸化水素の残存パーセントを標準的な方法に従って決 定した。結果を表4(希釈なし)、表5および表6(希釈組成物)ならびに表7 (血清試験組成物)に示す。 表4 未希釈の実施例1の活性成分の安定性 表5 希釈組成物の活性成分の安定性−希釈:0.6:1 表6 希釈組成物の活性成分の安定性−希釈:0.4:1 表7 5%子ウシ血清で希釈した組成物の活性成分の安定性 実施例3 本実施例は、実施例1の組成物IIの安定性を例示する。 活性成分の安定性は、室温および高温(60℃)で行われた。これらの結果を表 8〜9に提示する。 表8 組成物IIの室温における安定性 表9 組成物IIの60℃における安定性 上記表8および9から分かり得るように、安定化剤を含まない組成物は、室温 、30日で、または60℃、8時間で過酸化水素の量の減少を示した。 実施例4 本実施例は、アルキレングリコールの非存在下での消毒剤組成物の調製を例示 する。成分の量を以下に示す。 成分 重量パーセント 過酸化水素 7.5 過酢酸 0.25 トリクロロ酢酸 0.3 1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸 3.6 グリセロール 2.0 1,2,3-ベンゾトリアゾール 0.75 合計100重量%とするための脱イオン水 上記の組成物は、30日の期間を越えて安定であることが分かったが、組成物 は、所望の抗腐食特性を示さなかった。特に、上記の組成物で処理されたアルミ ニウム金属のサンプルは、5日後に小さなしみ(spot)を示し、そして10日後 に腐食しみ(corrosive spot)を示した。同様に、上記の組成物で処理されたス テンレス鋼は、5日後に暗い色のしみ(dark spot)を示し、そして10日後に 暗い色の腐食しみ(corrosive spot)を示した。この組成物は、安定であるが、 モリブデン酸ナトリウムおよび亜硝酸ナトリウムを含む本発明の好ましい組成物 に見られる所望の抗腐食効果をもたらさなかった。 本発明を前述した詳細な説明において説明したが、これは、例示的であって、 特徴を限定しないと解釈されるべきである。好ましい実施態様のみが記載され、 そして本発明の精神の中で生じるすべての変更および改変がカバーされることが 所望されることが理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.重量で以下の混合物を含む、水性消毒および滅菌抗腐食組成物: (a)約0.5〜約50パーセントの過酸化水素; (b)約0.001〜約10パーセントの、少なくとも1種の有機もしくは無機酸を 含む酸系; (c)約0.1〜約30パーセントの1,2,3-ベンゾトリアゾールおよび該1,2,3-ベ ンゾトリアゾールの量の約1〜約10倍の量で存在するアルキレングリコールを含 む腐食防止剤系;ならびに (d)残り(balance)の希釈剤。 2.前記酸が、過酸およびカルボン酸からなる群から選択される有機酸である 、請求項1に記載の組成物。 3.前記有機酸が、過酢酸である、請求項2に記載の組成物。 4.前記アルキレングリコールが、プロピレングリコールである、請求項1に 記載の組成物。 5.前記腐食防止剤系が、さらに、安息香酸塩、亜硝酸塩、モリブデン酸塩、 およびそれらの組み合わせからなる群から選択されるメンバーを含む、請求項1 に記載の組成物。 6.前記希釈剤が、水性媒体である、請求項1に記載の組成物。 7.さらに以下を含む、請求項1に記載の組成物: (e)約0.0001%〜約1%の過酸化水素安定化剤; (f)約0%〜約30%の界面活性剤;および (g)約0.05%〜約10%のキレート化剤。 8.前記界面活性剤が、アニオン性界面活性剤である、請求項7に記載の組成 物。 9.前記界面活性剤が、湿潤化(wetting)剤として作用するのに充分な量で 存在する、請求項8に記載の組成物。 10.前記キレート化剤が、ホスホネートである、請求項7に記載の組成物。 11.前記ホスホネートが、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸であ る、請求項10に記載の組成物。 12.前記過酸化水素が、約3.5%〜約8%の濃度で存在する、請求項7に記 載の組成物。 13.請求項7に記載の組成物であって、ここで: (a)過酸化水素が約6〜9パーセントの濃度で存在し; (b)前記酸が、約0.15〜0.35%の濃度で存在する過酢酸であり; (c)前記腐食防止剤系が、約0.1〜3%の濃度で存在する1,2,3-ベンゾトリ アゾール、約0.05〜0.5%の濃度で存在する亜硝酸ナトリウム、約0.05〜0.5%の 濃度で存在するモリブデン酸ナトリウムを含み、そして前記アルキレングリコー ルが、約2〜6%の濃度で存在するプロピレングリコールであり; (d)前記過酸化水素の安定化剤が、約0.001〜0.05%の濃度で存在し; (e)前記界面活性剤が、約0〜30%の濃度で存在し;そして (f)前記キレート化剤が、約0.5〜0.9%の濃度で存在する、組成物。 14.請求項13に記載の組成物であって、ここで: (a)前記過酸化水素安定化剤が8-ヒドロキシキノリンであり;そして (b)前記キレート化剤が、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸であ る、 組成物。 15.水性消毒および滅菌抗腐食組成物の形成方法であって、重量で以下を配 合する工程を包含する、方法: (a)約0.5〜約50パーセントの過酸化水素; (b)約0.001〜約10%の有機または無機酸; (c)約0.1〜約30%の1,2,3-ベンゾトリアゾールおよび該1,2,3-ベンゾトリ アゾールのパーセントの約1〜約10倍の量で存在するアルキレングリコールを含 む腐食防止剤系; (d)約0.0001%〜約1%の過酸化水素安定化剤; (e)約0%〜約30%の界面活性剤; (f)約0.05%〜約10%のキレート化剤;ならびに (g)残りの希釈剤。 16.表面を消毒する方法であって、該表面を、請求項1に記載の組成物と、 該消毒が行われるのにのに充分な期間、接触させる工程を包含し、該表面が、金 属、セラミック、ポリマー、およびエラストマーの表面からなる群から選択され るメンバーである、方法。
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