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JP2001501187A - 光学記憶デバイス用材料 - Google Patents

光学記憶デバイス用材料

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JP2001501187A
JP2001501187A JP10513464A JP51346498A JP2001501187A JP 2001501187 A JP2001501187 A JP 2001501187A JP 10513464 A JP10513464 A JP 10513464A JP 51346498 A JP51346498 A JP 51346498A JP 2001501187 A JP2001501187 A JP 2001501187A
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diyl
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mol
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デームス,ディートリヒ
良吉 多羅尾
弘行 竹内
和利 宮沢
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JNC Corp
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Chisso Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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Abstract

(57)【要約】 一般式(1) (式中、R1、R2、R3、R4=同一または異なっており、H、F、Cl、R5、R6またはR7、R5=CN、NCS、CF3、OCF3、R6=非キラルなアルキル、アルケニル、アルキニルまたはフルオロアルキルであり、これらの基は15個までの炭素原子の鎖長を有し、1個または数個の不斉炭素原子は-CH3、-C2H5、-CN、ハロゲン、-CF3、-CHF2、CH2F、-CCl3、-CF2Cl、-CFCl2、-OCF3、-OCHF2、-OCH2Fによって置換され、ここで1個または数個のCH2基はお互いに独立していて、-S-、-O-、シクロブタン、〔1.1.1〕ビシクロペンタン、シクロプロパン、オキシラン、チイラン、-CO-、-COO-、-OCO-、-OCOO-、-OOCO-によって置換することができ、環A1、A2、A3、A4=独立して置換されたまたは置換されていない1,4−フェニレン環、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3,6−ジイル、ピラジン−2,5−ジイル、X1、X2=独立してS、C(R7、R8)、R7、R8=H、F、Cl、R5、R6、但し、基R1、R2、R3、R4のうちの少なくとも1つは、R6と同じであり、そして基R1、R2、R3、R4のうちの2個以下はR5と同じである)のアゾフアン誘導体。この誘導体は液晶光学記憶デバイスに使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 光学記憶デバイス用材料 技術分野 本発明は新規な化合物および液晶光学記憶デバイスにおけるその使用に関する 。このデバイスは、光の照射によって記録される情報の記憶に有用である。 背景技術 情報とデータの記憶には、可逆性光学記憶機能を有する材料とデバイスが必要 とされる。光コンピューターと音声および映像情報用の記憶システムには光学記 憶を応用できる。 データの記憶には、可逆性光学記憶機能を有する材料とデバイスが必要とされ る。光学記憶は光コンピューターと音声および映像情報用の記憶システムに応用 できる。 種々のタイプの光学記憶デバイスがある。いくつかのタイプは一回だけ書き込 み可能なものである〔一回書き込み・読み取り一多数系(write-once-read-manys ystems=WORM systems)〕。それらは非可逆性の化学的または物理的記憶処理を 使用している。それらは可逆的でないため、音声および映像情報に用途が限られ ているが、コンピューター用の記憶システムに応用できない。 いくつかのタイプの光学記憶は、可逆性の化学的または物理的処理を使用して いるため、多数回書き込みおよび多数回読み取りできる〔消去再書き込み系(era sable-direct-read-after-write systems=EDRAW systems)〕。 光学データ記憶用の材料に関する調査がM.Emmelius、G.PawlowskyおよびH.W .Vollmannによって「Angew.Chem.Intern.Ed.28,1445(1989)」に提示され ている。光学データ記憶用の入手可能な媒体は、記憶密度や記憶速度に限度があ り、可逆性が不完全で、長時間安定性に限界があるなど若干の欠点を有する。そ れゆえ、新規で改良された光学記憶材料とそれぞれのデバイスについての調査は 意味のあることである。 通常、光学データ記憶用の液晶デバイスは、2枚のガラススライドよりなり、 感光性成分を含む液晶物質の層を有する。波長の異なる光を照射すると、単純な アゾ化合物を含むデバイスはネマチック状態から等方性状態におよびその逆に変 化する(例えば、D.Demus,G.Pelzl,F.Kuschel DD WP 134 279)。 特に、そのようなデバイスにはアゾ基を含有する高分子液晶が提案されている (H.Finkelmann,W.MeierおよびH.Scheuermann,in:Liquid Crystals.B.Ba hadur編Applications and Uses,World Scientific Singapore 1992,vol.3,p. 345-370)。 単純なアゾ化合物をベースとする提案されたデバイスにはいくつかの欠点があ る。単純なアゾ化合物では、トランス異性体は安定であり、短い波長の光を照射 ずると安定性の小さいシス異性体に転換しそしてこれは原則としてより長い波長 の光を照射することによってトランス異性体にもどすことができる。しかしなが ら、後者と競合して、熱異性化によりシス異性体は一定期間後に安定なトランス 異性体に切り換わり、これは温度と化合物の詳細な化学的性質に依存する。それ ゆえに、単純なアゾ化合物は限定された保存期間にのみ能力を有する。 246,143-146(1994)には、改良された光学的性質を有する、それぞれ2個のア ゾ基をもつファン(phane)タイプの新規なアゾベンゼンが記載されている。こ の化合物は式AおよびBで表わすことができる。 式中、Ra、Rb=COOC2H5。 これらの化合物、アゾファンは、アゾ部分のそれぞれトランス−トランス異性 体、シス−シス異性体に対応する2つの安定な光学状態の間で切り換えができる 。これらの化合物では、両方の異性体は長期間安定であり、熱異性化を示さない 。しかしながら、上記の化合物はネマチック液晶中で極めて制限された溶解性を 有し、カラミチック液晶のネマチック−等方相の相転位温度を大幅に低下させる 。 発明の開示 本発明の目的は、光学的にスイッチング可能な材料を得ることであり、該材料 はトランス、シス双方の異性体で長期間安定であり、熱異性化を示さず、液晶中 に十分可溶性であり、かつ液晶ベース混合物の澄明温度を大幅に低下させない。 本発明者は一般式(1) (式中、R1、R2、R3、R4=同一または異なっており、H、F、Cl、R5またはR6 、 R5=CN、NCS、CF3、OCF3、 R6=非キラルなアルキル、アルケニル、アルキニルまたはフルオロアルキル、 15個までの炭素原子の鎖長を有し、1個または数個の不斉炭素原子は-CH3、-C2H5 、-CN、ハロゲン、-CF3、-CHF2、CH2F、-CCl3、-CF2Cl、-CFCl2、-OCF3、-OCHF2 、-OCH2Fによって置換され、ここで1個または数個のCH2基はお互いに独立して いて、-S-、-O-、シクロブタン、〔1.1.1〕ビシクロペンタン、シクロプロパン 、オキシラン、チイラン、-CO-、-COO-、-OCO-、-OCOO-、-OOCO-によって置換す ることができ、 環A1、A2、A3、A4=独立して置換されたまたは置換されていない1,4 −フェニレン環、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリダジ ン−3,6−ジイル、ピラジン−2,5−ジイル、 X1、X2=独立してS、C(R7、R8)、 R7、R8=H、F、Cl、R5、R6、 但し、基R1、R2、R3、R4のうちの少なくとも1つは、R6と同じであり、そして基 R1、R2、R3、R4のうちの2個以下はR5と同じである)のアゾファンは、2つの安 定な光学状態の間で切り換えができ、そして光学記憶ディスプレイの使用に適し ていることを見出した。 新規な化合物(1)は、アゾ基(-N=N-)のシス/トランス異性の可能性: 両方のアゾ基がトランスの場合(ttと略記) 一方のアゾ基がトランス、他方のアゾ基がシスの場合(ctと略記) 両方のアゾ基がシスの場合(ccと略記) に関して異なる異性体として存在することができる。 ttおよびcc異性体は、アゾベンゼンまたは4,4'−ビス置換アゾベンゼンのよう な通常のアゾ化合物のシス−アゾ異性体(半減期約1日〜数秒)に対して熱的に まったく安定(半減期少なくとも1年)であり、熱エネルギーの影響下でトラン ス状態に戻り、熱力学の見地からより安定である。 t,tアゾファンは、ccと通常のアゾベンゼンには存在しない、380nm近くのファ ン(phane)吸収帯によって特徴づけられる。ttに366nmの光を照射するとccが生 成する。ccに436nmの光を照射すると再びttが生成する。 異性体は下記のスキーム1による照射によって転換することができる。 スキーム1 異性体ctはまったく不安定であり、ttまたはccの照射後出現し、照射によりそ れぞれcc、ttの安定な形態に転換し、またctは熱エネルギーによってttに転換す る。 350〜370nmのスペクトル域では、ttおよびccの吸収は75倍まで極めて異なって いる。吸収の変化に加えて、キラルな物質のらせんねじり力(HTP)を変化させる 。 ネマチック液晶では、キラルな物質をドーピングすることによってコレステリッ ク相が誘起される。物質をttからccの異性体状態に転換させるとコレステリック 混合物のピッチが変動し、適した配置で使用すると光学コントラストを変動させ ることができる。 異性体の転換は強度の大きい光で生じる。強度の小さい光でプローブするとcc またはttのごくわずかな損失が生じる。異性体ttまたはccの保存は熱反応なしに 長期間可能である。cc試料を室温で数ケ月間保存しても吸収またはHTPの変化は 生じない。 これらの性質によってシステムは光学的にスイッチされる情報記憶システムに 適合させられる。 ネマチック液晶の基本混合物として、すべての既知ネマチック化合物を使用す ることができるが、それぞれの照射域において光学吸収帯をもたない。下記の化 合物(2−1)〜(2−190)を有効に使用することができる。 (上記式中、R9、R10=アルキル、アルキルオキシ、アルケニル、アルキニルお よび液晶として代表的な他の基)。 どんな種類のネマチック液晶でも本発明に適用できるが、液晶の基本混合物は 2つの状態の間でスイッチングする照射光の領域で光学吸収帯をもっていないこ とが好ましい。スイッチングは紫外光で行われることが好ましいので、特に非芳 香族液晶物質が有用であり、下記の一般式(2−191)〜(2−229)の化合物が 好ましい。 (上記式中、R9、R10=アルキル、アルキルオキシ、ハロゲン、シアノおよび液 晶として代表的な他の基、m、n=独立して0〜10)。 これらの一般式の液晶は既に知られておりそして文献に記載されている。 また、ネマチックディスコチック液晶は本発明を証明するための基本混合物と して使用することができる。パーソナルコンピューター用の液晶化合物のデータ ベースであるLIQCRYST(V.Vill,Hamburg 1996)に掲載されているディスコチ ック物質を使用することができる。ネマチックディスコチック化合物は通常比較 的高い融点を有するので、多成分混合物が必要である。ディスコチック物質は特 にアゾファンと相溶する。 下記の化合物(3−1)〜(3−11)は本発明に適したディスコチック物質で ある。 上記式中、R11=アルキル鎖またはハロゲン原子であり、鎖中の1個または2 個のメチレン部分はO、C=O、S、CH=CH、C≡Cで置換することができ、そして1 個または2個の水素はCNまたはハロゲン原子で置換することができる。Zは単結 合OCO、CH2CH2、C≡C、CH2O、OCH2、CH2S、SCH2、NHCO、OCOCH2、OCOCH=CH、CH2 OCO、N=Nを表す。 本発明のアゾファン(1)は刊行物に記載された一般的な有機合成手順の組み 合わせによって合成することができる。 例えば、化合物(1)は文献、H.Rau and E.Luddecke,J.Am.Chem.Soc. ,104,1616(1982),V.Boekelheide,R.A.Hollius,J.Am.Chem.Soc.,95 ,3201(1973)and R.H.Mitchell,V.Boekelheide,J.Am.Chem.Soc.,96 ,1547(1974)によるアゾファンのクロスカップリング反応によって合成される 。例えば、 スキーム2 R.Dabrovski等のMol.Cryst.Liq.Cryst.,61,61(1980)の方法によって 、アゾベンゼン(4)および(5)を硫化ナトリウムを用いてクロスカップリン グ反応を行うと、所望の化合物(1)が得られる。 カップリング反応はエタノール水またはメタノール水のようなアルコール水溶 液中で行うことが好ましい。ホモカップリング反応を回避するために、反応は高 希釈反応であることが好ましい。反応後、通常の処理手順すなわちクロマトグラ フ分離あるいは再結晶によって、精製した(1)を得ることができる。 また、化合物(1)は、アルコール性溶液中の塩基例えば水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム、水素化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを用いて、 臭化ベンジル(4)をチオール(6)でチオエーテル化することにより合成する ことができる。 スキーム3 チオール(6)は、臭化物(5)からチオ尿素による処理次いで加水分解によ り誘導することができる。 スキーム4 側鎖R1−R6の導入は下記の合成法によって行うことができる。 ハロゲン−(弗素−または塩素−)置換化合物(8)は、ベンジルハライド(7 )から、A.Haars,Chem.Ber.,121,1329(1988)によるUV照射下の臭素化に より誘導することができる(スキーム5)。スキームにおいて、X3はFおよびCl を表わし、そしてMG(メソゲン)は有機残基を意味する。 スキーム5 また、R5で置換された化合物(10)は、上記文献によるUV照射下の臭素化(ス キーム6)により(9)から誘導することができる。 スキーム6 例えば アルキル置換化合物(13)は、置換ベンズアルデヒド(11)から、求核試薬との反 応次いで臭素化により誘導することができる(スキーム7)。相当するアルキルハ ライドから誘導されるアルキルマグネシウムブロミドまたはアルキルリチウム試 薬は、上記の求核試薬として使用することができる。臭素化は通常使用される臭 素化試薬例えばPBr3、SOBr2、Br2、NBS(N−ブロモスクシンイミド)等を用いて 行うことができる。 スキーム7 X1またはX2が置換または非置換炭素原子である場合、化合物(1)はスキーム 7により製造することができる置換または非置換ジブロモ炭素とジオールのエー テル化により合成することができる。 (1)で定義されかつ上記の方法により合成することができる本発明のアゾフ ァンはすべて光スイッチングデバイスに適切な材料である。本発明の化合物のう ち、好ましいものは下記の式からなるものであるが、これに限定されない。 R6は、アルキル、アルキルオキシ、アルカノイルオキシ、アルキルオキシアル キル、アルケニル、アルキニル、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルカ ジエニル、アルカジエニルオキシ、ハロアルキル、ハロアルキルオキシであり、 A1、A2、A3およびA4は好ましくは、1,4−フェニレン、2−フルオロ −1,4−フェニレン、2,3−ジフルオロ−1,4−フェニレン、3,5−ジフルオロ−1, 4−フェニレン、2,5−ジフルオロ−1,4−フェニレン、2,3,5−トリフルオロ−1, 4−フェニレン、2−クロロ−1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイル、3− フルオロピリジン−2,5−ジイル、6−フルオロピリジン−2,5−ジイル、ピリミ ジン−2,5−ジイル、4−フルオロピリジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3,6− ジイル、ピラジン−2,5−ジイルである。 図面の簡単な説明 図1は本発明に適用されるホログラフィー配置の図解である。 発明を実施するための最良の形態 実施例 1 1−ペンチル−18−ヘプチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス−ジフ ェニルジアゼノ(2)ファン((1)において、R1=ペンチル、R4=ヘプチル、R2 、R3=水素、X1、X2=硫黄、およびA1〜A4=1,4−フェニレン)の合成 工程1:1−ヒドロキシヘキシル−ベンゼン(S−1)の合成 テトラヒドロフラン(以下、THFと略記)500ml中のベンズアルデヒド(3.0モル) の混合物に、THF(300ml)中のペンチルブロミドおよびマグネシウムから調製さ れたペンチルマグネシウムブロミド(3.2モル)を、10℃より低い温度で加えそ して反応混合物を室温で1時間撹拌した。温度を20以下に維持しながら、塩化ア ンモニウム水溶液を加えそして反応混合物をジエチルエーテル(500ml×3)で 抽出し次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層の蒸発により無色の油( S−1)(2.5モル)が得られた。 工程2:1−t−ブチルジメチルシリルオキシヘキシル−ベンゼン(S−2)の 合成 (S−1)(2.5モル)、t−ブチルジメチルシリルクロリド(TBDMSCl)(2.7モ ル)、イミダゾール(4.0モル)およびジメチルホルムアミド(以下、DMFと略記 )の混合物を、15℃で25時間撹拌した。反応混合物を500gの氷砕に注加し、ヘキ サン(500ml)で抽出した。有機層を水(300ml×4)で洗浄し次に無水硫酸マグ ネシウムで乾燥した。有機層の蒸発次いでシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサンによる溶離)による精製によって無色の油(S−2)(2.1モル)が得 られた。 工程3:4−(1−t−ブチルジメチルシリルオキシヘキシル)−ニトロベンゼ ン(S−3)の合成 酢酸(550ml)中の(S−2)(2.0モル)の溶液に、硫酸(2.0モル)および発 煙硝酸(2.0モル)の混合物を−10℃より低い温度で2時間かけて加えた。反応混 合物を氷冷水(400ml)に注加しそしてトルエン(500ml)で抽出した。有機層の 蒸発により、橙色のタールが生成し、これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ ー(トルエンと酢酸エチルの混合物により溶離)によって精製して0.58モルの暗 黄色の化合物(S−3)を得た。 工程4:4−(1−t−ブチルジメチルシリルオキシヘキシル)−アミノベンゼ ン(S−4)の合成 (S−3)(0.55モル)、5%Pd/Cおよびエタノール(430ml)の混合物をH2 雰囲気で2時間撹拌した。触媒を反応混合物から濾別しそして濾液を蒸発させて 粗生成物(S−4)を得、これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(二塩化 メチレンとエタノールの混合物により溶離)によって精製すると0.51モルの無色 の物質(S−4)が得られた。 工程5:4−(1−ヒドロキシヘキシル)−アミノベンゼン(S−5)の合成 THF 100ml中の(S−4)(0.50モル)の溶液に、THF中のテトラブチルアンモ ニウムフルオリド(以下、TBAFと略記)(0.75モル)の1M溶液を−10℃以下で 加えそして混合物を同じ温度で5時間撹拌した。氷冷水(500ml)を加えそして混 合物をジエチルエーテル(300ml×4)で抽出した。有機層を食塩水(50ml×3) で洗浄しそして無水硫酸マグネシウムで乾燥した。蒸発次いでシリカゲルカラム クロマトグラフィー(二塩化メチレンとエタノールの混合物により溶離)によっ て精製すると0.41モルの無色の物質(S−5)が得られた。 工程6:4−(1−ブロモヘキシル)−アミノベンゼン(S−6)の合成 アルコール(S−5)(0.4モル)および二塩化エチレン(150ml)の混合物に 、トリフェニルホスフイン(0.6モル)および四臭化炭素(0.9モル)を−10℃で 加えそして混合物を2分間撹拌した。2分後、NaHCO3飽和水溶液(300ml)を加 えそして分離した有機層を食塩水(100ml×2)で洗浄し、次に無水硫酸マグネシ ウムで乾燥した。蒸発およびシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル とジエチルエーテルの混合物による溶離)による精製によって標記の臭化物(S −6)(0.35モル)を得た。 工程7:4−(1−ブロモヘキシル)−4'−ブロモメチル−アゾベンゼン(S− 7)の合成 酢酸180ml中の(S−6)(0.35モル)に、エタノール100ml中の4−ニトロソ ベンジルブロミド(0.4モル)を5℃で滴加しそして混合物を50℃で1時間加熱 した。反応混合物を冷却しそして氷水(500ml)に注加し、次にトルエン(300ml) で抽出した。有機層を蒸発させそしてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢 酸とエタノールの混合物による溶離)によって精製して白色の固体(S−7)(0 .28モル)を得た。 工程8:1−ペンチル−18−ヘプチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス −ジフェニルジアゼノ(2)ファンの合成 (S−7)(0.25モル)および実施例1の工程1〜7の方法によりベンズアル デヒドとオクチルマグネシウムブロミドから製造した4−(1−ブロモオクチル) −4'−ブロモメチル−アゾベンゼン(0.25モル)の、ベンゼン500ml中の混合物 を、90%水性エタノール300ml中の硫化ナトリウム九水和物(1.0モル)の溶液と 同時に、3Lの無水エタノールに激しく撹拌しながら4時間かけて加えた。濾取 した固体物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサンと二塩化エチレ ンの混合物により溶離)に付して主生成物(0.015モル)として淡黄色の固体を得 、これをベンゼンから2回再結晶して白色の固体(0.005モル)を得た。 得られた固体は元素分析、1H−および13C-NMRおよび質量分光学により標記の 化合物1−ペンチル−18−ヘプチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス− ジフェニルジアゼノ(2)ファンであると決定された。 実施例 2 1,3,18,20−テトラキス−ペンチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス−ジ フェニルジアゼノ(2)ファン((1)において、R1、R2、R3、R4=ペンチル、X1 、X2=硫黄およびA1−A4=1,4−フェニレン)の合成 工程1:1,3,18,20−テトラキス−ペンチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トラ ンス−ジフェニルジアゼノ(2)ファンの合成 実施例1により製造した4,4'−ビス(1−ブロモヘキシル)アゾベンゼン(S −8)(0.20モル)およびベンゼン400m1の混合物を、90%水性エタノール300ml 中の硫化ナトリウム九水和物(0.8モル)の溶液と同時に、2.5Lの無水エタノー ルに激しく撹拌しながら2時間かけて加えた。濾取した固体物質をシリカゲルカ ラムクロマトグラフィー(ヘキサンと二塩化エチレンの混合物による溶離)に付 して主生成物として淡黄色の固体を得、これをベンゼンからの再結晶により精製 して白色固体を得た。これは元素分析、1H-および13C-NMRおよび質量分光学によ り標題化合物1,3,18,20−テトラキス−ペンチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')− トランス−ジフェニルジアゼノ(2)ファン(0.03モル)であると決定された。 実施例 3 実施例1および2の手順により、表1に記載した下記の化合物(1)が合成さ れる。表中、環A1〜A4には以下のように略記される。 実施例 4 光学記憶デバイスにおける本発明による化合物の使用 実施例1の合成指図により得られた0.5重量%の1−ペンチル−18−ヘプチル −2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス−ジフェニルジアゼノ(2)フアン および99.5重量%のネマチック混合物(65モル%4−n−ブチルシクロヘキサン カルボン酸+35モル%4−n−ヘキシルシクロヘキサンカルボン酸、澄明温度= 91℃、Dn=0.02)よりなるネマチック混合物を調製した。10mmのスペーサを有す る同一平面にある2枚のガラス板よりなるセルであって、セルの表面がネマチッ ク混合物の平行配向を得るために一方向にこすられた配向材(ポリイミド)で覆 われているものに、上記の混合物を充填した。こすった方向に平行な偏光方向を 有する1つの偏光板をセルの前方で用いる。セルは可視光の極めて強い吸収を示 ず。 波長366nmの光を照射して、アゾフアンのスイッチングが得られ、そしてセル はその透明な光学状態になる。 この状態は光学的性質の変化なしに長期間保持できる。波長436nmの光を照射 して、透明状態から吸収状態へのスイッチングが得られる。スイッチングは両方 向で多くの回数で可逆性であり、そして双方の光学状態は減退せずに長期間安定 である。 変調レーザーを照射して、照射スポットの光学的性質の変化を生じそして情報 の記憶を行うことができる。 デバイスの別の態様は偏光板をセルの後方で用いることである。 実施例 5 本発明による混合物のホログラフィーデータ記憶への使用 図1はホログラフィーデータ記憶の説明に用いられるホログラフィー配置を示 ず。ホログラフィー配置は波長366nmのレーザーよりなり、そのビームはビーム スプリッターにより参照ビームと空間光変調器により変調されたビームに分割さ れる。これら両方のビームは、ミラーとレンズによって、干渉して液晶セルに送 られる。この液晶セルはスペーサによって15mmの距離で保持された2枚の石英板 よりなり、そして実施例4に記載された混合物で充填されている。セルはホログ ラフィー情報を記憶している。強度の小さいレーザー光を用いて記憶されたホロ グラムを可視化できる。波長436nmの光を照射して、ホログラムを消去できる。 別の態様はセルに波長366nmの光を照射して得られたアゾフアンのcc状態を用 いてホログラフィー実験を開始することである。次に、波長436nmのレーザーに より、ホログラムを生成させ、これは強度の小さいレーザー光を用いて読み取る ことができる。この場合、波長366nmの光を照射して、ホログラムの消去が得ら れる。 実施例 6 本発明による化合物のディスコチックネマチックスにおける使用 実施例4によるセルに、下記の混合物を使用した。2,3,4,5,6−ペンタキス(2 −(4−ペンチルフェニル)エチニル)−1−(11−ヒドロキシウンデシルオキ シ)ベンゼン45モル%、2,3,4,5,6−ペンタキス(2−(4−ペンチルフェニル) エチニル)−1−(10−エトキシカルボニルデシルオキシ)−ベンゼン40モル% 、2,3,4,5,6−ペンタキス(2−(4−ペンチルフェニル)−(エチニル)−1 −(10−ヒドロキシカルボニルデシルオキシ)ベンゼン15モル%からなるネマチ ックディスコチック混合物を調製した。上記の化合物は文献、D.Janietz,K.P raefckeおよびD.Singer,Liq.Cryst.13(2),247(1993)の指図により製造す ることができた。この混合物に、実施例2に与えられた指図により合成された1, 3,18,20−テトラキス−ペンチル−2,19−ジチア〔3.3〕(4,4')−トランス−ジフ ェニルジアゼノ(2)フアン0.5重量%を加えた。 この混合物を実施例4および5にそれぞれ記載されたセルに注入する。波長36 6nmの光を照射するとより透明なcc状態に切り換わり、波長436nmの光を照射する と吸収tt状態を生じる。両方の光学状態の間で良好なコントラストがあり、極め て長期間安定である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BB,BG,BR ,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IL,IS, JP,KR,LK,LR,LT,LV,MG,MK,M N,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK ,TR,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式(1) (式中、R1、R2、R3、R4=同一または異なっており、H、F、Cl、R5、R6また はR7、 R5=CN、NCS、CF3、OCF3、 R6=非キラルなアルキル、アルケニル、アルキニルまたはフルオロアルキル であり、これらの基は15個までの炭素原子の鎖長を有し、1個または数個の不 斉炭素原子は-CH3、-C2H5、-CN、ハロゲン、-CF3、-CHF2、CH2F、-CCl3、-CF2 Cl、-CFCl2、-OCF3、-OCHF2、-OCH2Fによって置換され、ここで1個または数 個のCH2基はお互いに独立していて、-S-、-O-、シクロブタン、〔1.1.1〕ビシ クロペンタン、シクロプロパン、オキシラン、チイラン、-CO-、-COO-、-OCO- 、-OCOO-、-OOCO-によって置換することができ、 環A1、A2、A3、A4=独立して置換されたまたは置換されていない1, 4−フェニレン環、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリ ダジン−3,6−ジイル、ピラジン−2,5−ジイル、 X1、X2=独立してS、C(R7、R8)、 R7、R8=H、F、Cl、R5、R6、 但し、基R1、R2、R3、R4のうちの少なくとも1つは、R6と同じであり、そして 基R1、R2、R3、R4のうちの2個以下はR5と同じである)のアゾフアン誘導体。 2.スペーサにより一定の距離で互いに平行に保持された2枚のガラス板、石英 板またはプラスチック板よりなり、2枚の板の間隙は液晶混合物で充填されて おり、請求項1によるアゾフアン誘導体でドープされたカラミチックネマチッ ク液晶の使用によって特徴づけられた液晶光学記憶デバイス。 3.スペーサにより一定の距離で互いに平行に保持された2枚のガラス板、石英 板またはプラスチック板よりなり、2枚の板の間隙は液晶混合物で充填されて おり、請求項1によるアゾフアン誘導体でドープされたディスコチックネマチ ック液晶の使用によって特徴づけられた液晶光学記憶デバイス。 4.請求項1によるアゾフアン誘導体(1)およびアキラルな液晶を含有し、光 学記憶デバイスに有用な液晶混合物。
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