JP2001500771A - 作業用アームレスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明はユーザー医学的な治療の心配をせずに疲れない方法で仕事ができるようにする（マウス、キーボード、あるいはＣＡＤ）コンピュータ用の（弾力的、あるいは取り外し可能な）アームレストに関するものである。（特に支え部分の脚に関して）一定程度の構造的弾力性を有するこの新しい背落ちによって人間工学的配慮がより向上する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 コンピュータ作業場での（弾力的又は取り外し可能な）アームレス ト 従来の技術 キーボード及びコンピュータ・マウスを用いて仕事をしている人々の多くが筋 肉痛にかかり、治療を受けねばならない状況にある。時計職人や鍛冶屋の場合は （部分的に高くなった）全面が円形に切り取られてその場で作業する人を取り囲 むようになっているベンチ（作業台）がある。しかしながら、こうした構成はコ ンピュータ作業場では、空間及び光学的な理由から受け入れられないだろうと考 えられて、そうした構成は使われていない。 机の上でキーボードの前に置いて腕を支える装置が発明されている。しかしな がら、この方法は弾力性に欠き、そして摩擦と手の位置とから、まだ人間工学的 に配慮されたものとはなっていない。作業机の上で固定されるように発明された こうしたタイプの取り外し可能な構成は、すべて運動エネルギーが机に伝えられ ること、かさばること、そして適切に機能させるためにはメインテナンスが必要 であることなどの基本的な欠陥を有している。また、ほとんどのものは視覚的に 目障りである。 ほぼ腕の関節の高さの（高めの）の机を用いることによって、楽に作業ができ るであろう。さらに、それはかさばりすぎるので、一般的にどこかに置いて邪魔 にならないという訳 にはいかず、完全ではなく、柔軟性に欠け、そして固定台での摩擦によって衣服 がすり切れる。 発明のアイディア 従って、簡単に床に置くことができて（マウスと共に用いる場合は）１本の腕 のための、そして（ジーボードと共に用いる場合は）２本の腕のための（水平方 向に移動可能な）台を設計する。ばねで水平方向に取りつけられたこの台は快適 である。上への回転運動と作業台の面と平行な動きは簡単に行えるようになって いなければならない。理想的な方式は必要な材料や（光学的）スペースをできる だけ少くしなければならない。たたんだり片づけたりするのも簡単にできるもの でなければならない。 本発明によれば： 台は床に置かれたスタンドに載せられ、３フィートのワイアー・サークル又は クロス（十字に組んだ足）又は三脚をより材料を必要とするプレートの代わりに 用いる。床からアームレストまでの垂直な台は多少弾力性を含んでいてもよい。 これによって上部での腕の動きがより容易になる。支柱はスチールで形成しても よいし、上に置かれたアームレストが十分に動けるようにグラス・ファイバーや （いろいろな半径の）ばね、又はフラット・ばねで弾力性のあるものにしてもよ い。（支柱の根本で）１つ又は２つのねじればねを用いることによっての上部で の動きは可能になる。 伸縮性のあるロッドを用いれば、装置を使わない場合に保 管するために小さくすることができる。別の利点は装置の高さの調節が簡単なこ とである。調節可能なチューブ内にばねで取りつけたキャッチによって高さを簡 単にそしてしっかりと、そして非永続的に設定することができる。固定のために ウィング・ナットを用いることも可能であろう。また、この目的のためにいくつ かの挿入可能なスペーサを用いることも可能であろう。この台を使用していない 場合、上部部分を折りたたんで、小さくしたり、しまいやすくすることができる 。 （パッド方式も可能な）（手及び下側に向けて）丸みをつけたアームレストは 皮膚と衣類に優しい。追加的なばねを（フラット又はコイル・ばねで）取りつけ ることも可能である。アームレストの形状は円形でも楕円形でもよい（長さは訳 10cm程度）。上部に沿った縦方向の凹みは腕の接触を良くし、（回転）運動を支 えると同時に、腕がすべり落ちるのを防いでくれる。このアームレストは支柱に 取りつける箇所で何らかの方式で回転する装置、又は旋回軸を有するようにすべ きである。このアームレストの構造の机に一番近い方の端は机との接触を避ける ためにできるだけ薄くするべきである。

【手続補正書】 【提出日】平成１２年６月２７日（２０００．６．２７） 【補正内容】 明細書 発明の名称 作業用アームレスト 従来の技術 キーボード及びコンピュータ・マウスを用いて仕事をしている人々の多くが筋 肉痛にかかり、治療を受けねばならない状況にある。時計職人や鍛冶屋の場合は 、部分的に高くなった全面が円形に切り取られてその場で作業する人を取り囲む ようになっている作業机がある。しかしながら、こうした作業机はコンピュータ 作業場では、空間及び光学的な理由から受け入れることが困難なことから使用さ れていない。 そこで机の上でキーボードの前において腕を支える支持装置が発明されている 。しかしながら、このような支持装置は弾力性を欠いていて、手との摩擦と位置 的関係とから、まだ人間工学的に配慮されたものとはなっていない。作業机の上 に固定されるように発明されたこうした支持装置は、すべて運動エネルギーが机 に伝えられることや、かさばること等により、適切に機能させるためには、メイ ンテナンスが必要であるなどの基本的な欠陥を有している。またほとんどのもの は視覚的に目障りである。 これとは別にほぼ腕の関節の高さの机を用いることによって、楽に作業ができ るのようになっているものがあるが、これは一般的にかさばりすぎるので、設置 して邪魔にならない場所を選択するのが困難なばかりでなく、また柔軟性に欠け てそれとの摩擦によって衣服がすり切れるという問題がある。 さらにこのような作業机にあっては、上下方向への移動運動と、作業台の面と 平行な面方向への移動が簡単に行えるようになっていることが求められる。 発明の目的 そこでこの発明の目的は、簡単に床に置くことができ、また受台の高さ方向及 び水平方向の位置の調節が容易な作業用アームレストを提供するにある。 図面に示す本発明の実施形態について説明する。受台３は床に置かれたスタン ド４に載せられ、床から台３までの垂直な支柱２によって支持されており、多少 弾力性を含んでいてもよい。 支柱２は支持パイブ22と、この支持パイプ22中に滑動可能に嵌合した支持柱23 とを有し、支持パイブ22及び支持柱23は、スチールで形成してもよいし、上に置 かれた受台３が十分に動けるようにグラス・ファイバーや、いろいろな半径のば ね、又はフラット・ばねで弾力性のあるものにしてもよい。これによって上部で の腕の動きがより容易になる。 このようなものにおいて、止めねじ24を操作することによって、支持柱23を支 持パイプ22中の任意の高さの所に位置させることができ、使用しない場合はその 高さを最低にして保管するために小さくすることができるとともに、支持柱23を 支持パイブ22中を回動させることによって、全体をうごかすことなく受台３の向 きを簡単に変更することができる。支持パイプ22は下端がばね21によって支承さ れ、ばね21は下端が スタンド４に設立された受筒５に受納されている。また支持パイブ22の上端はば ね25によって支承され、ばね25の上下端は、受台３の支持孔６及び支持筒10内に 受納され、支持筒10は支持パイプ22の上端に設けられている。 受台３の形状は円形でも、長さが約10cm程度の楕円形であってもよく、上部に 沿った縦方向の凹みは腕の接触を良くし、回転運動を支えると同時に、腕がすべ り落ちるのを防いでくれる。また下側に向けて丸みをつけた受台３は、皮膚と衣 類に対して優しく接触することとなる。また受台３は、これを支持する支柱２の 上下端がばね21，25によって支持されているため、使用者の腕に当接している個 所の全体に渡ってほぼ均一に柔軟に当接し、腕に疲労をあたえることが防止され る。 特許請求の範囲 １．支柱（２）と、この支柱（２）の上端に取付けられた受台（３）とを有する ことを特徴とする作業用アームレスト。 ２．支柱（２）が、下端部にばね（21）が取り付けられた支持柱（23）を有する ことを特徴とする特許請求の範囲１に記載の作業用アームレスト。 ３．支柱（２）が、クラス・ファイバで構成されていることを特徴とする特許請 求の範囲１に記載の作業用アームレスト。 ４．支柱（２）が、ばねで構成されていることを特徴とする特許請求の範囲１に 記載の作業用アームレスト。 ５．ばねは、異なる半径のばねによって構成されていることを特徴とする特許請 求の範囲４に記載の作業用アームレスト。 ６．支柱（２）が、支持パイプ（22）と、この支持パイプ（22）中に滑動可能に 嵌合した支持パイプ（23）とを有し、止めねじ（24）の操作によって、支柱（２ ）の高さが調節可能となっていることを特徴とする特許請求の範囲１ないし５の いずれかに記載の作業用アームレスト。 ７．受台（３）が、支柱（２）に対して回動可能となっていることを特徴とする 特許請求の範囲１ないし６のいずれかに記載の作業用アームレスト。 ８．受台（３）が、楕円形又は凹部を有する盆形状となっていることを特徴とす る特許請求の範囲１ないし７のいずれかに記載の作業用アームレスト。 ９．支柱（２）の上端部には、ばね（25）が取付けられてい ることを特徴とする特許請求の範囲１ないし８のいずれかに記載の作業用アーム レスト。 【図面】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. 床に設置され、付加的なねじればね（これらはフラット・ばねでも可）を有 する垂直方向の固定支柱、又は弾力的支柱、又は支柱としてのらせんコイル・ば ね（いろいろの半径可、上側、あるいは下側程狭くなっている）で構成されるア ームレストにおいて、 2. 上記アームレストが下部構造に対して回転可能であり、 3. 支えの高さを伸縮可能で、高さを固定するためのねじを有する、又は高さを 固定するためのばね搭載固定手段を採りつけたチューブで調節することができ、 そして 4. アームレストが（上から見ると楕円形で）目立つような角をもたず、パッド 方式でも可能な丸みを帯びた形状をしており、又は下腕、又は腕関節を支えるた めの凹みを有する長楕円形状をしている（弾力的、あるいは取り外し可能な）ア ームレスト。