JP2001330391A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JP2001330391A JP2001330391A JP2000147827A JP2000147827A JP2001330391A JP 2001330391 A JP2001330391 A JP 2001330391A JP 2000147827 A JP2000147827 A JP 2000147827A JP 2000147827 A JP2000147827 A JP 2000147827A JP 2001330391 A JP2001330391 A JP 2001330391A
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- passage
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/053—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
- F28D1/0535—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
- F28D1/05366—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
- F28D1/05391—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with multiple rows of conduits or with multi-channel conduits combined with a particular flow pattern, e.g. multi-row multi-stage radiators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0214—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only longitudinal partitions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
- F28F9/0251—Massive connectors, e.g. blocks; Plate-like connectors
- F28F9/0253—Massive connectors, e.g. blocks; Plate-like connectors with multiple channels, e.g. with combined inflow and outflow channels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チューブとフィンを交互に積層し、少なくと
もチューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、
前記タンクの入口側通路が2層で、これに並設する出口
側通路を有し、この入口側通路及び出口側通路に冷媒の
流出入にあたり、膨張弁取付継手の接続を可能にする取
付構造を提供することにある。 【解決手段】 チューブとフィンとを交互に積層し、少
なくともチューブの一端にタンクを設けた熱交換器にお
いて、前記タンクには入口側通路と出口側通路とが設け
られ、該入口側通路には分配板が長手方向に配されて、
入口部材接続通路と、それに連なりチューブ接続通路に
分けられ、膨張弁取付継手は、タンクの内方側では入口
及び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及び出
口側通路にそれぞれ接続される。
もチューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、
前記タンクの入口側通路が2層で、これに並設する出口
側通路を有し、この入口側通路及び出口側通路に冷媒の
流出入にあたり、膨張弁取付継手の接続を可能にする取
付構造を提供することにある。 【解決手段】 チューブとフィンとを交互に積層し、少
なくともチューブの一端にタンクを設けた熱交換器にお
いて、前記タンクには入口側通路と出口側通路とが設け
られ、該入口側通路には分配板が長手方向に配されて、
入口部材接続通路と、それに連なりチューブ接続通路に
分けられ、膨張弁取付継手は、タンクの内方側では入口
及び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及び出
口側通路にそれぞれ接続される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に冷媒が流さ
れエバポレータとして利用される熱交換器に関するもの
である。
れエバポレータとして利用される熱交換器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却作用を司るエバポレータとし
ての熱交換器は、例えば、特開平9−159316号公
報、特開平8−5268号公報に示すように、互いに平
行する一対のタンクと、この一対のタンクに多数のチュ
ーブの一端が挿入されたものが公知で、一方のタンクへ
冷媒が流入され、そして各チューブを通り他方のタンク
へ流れ、該他方のタンクから外部の冷房サイクルへ流出
していた。
ての熱交換器は、例えば、特開平9−159316号公
報、特開平8−5268号公報に示すように、互いに平
行する一対のタンクと、この一対のタンクに多数のチュ
ーブの一端が挿入されたものが公知で、一方のタンクへ
冷媒が流入され、そして各チューブを通り他方のタンク
へ流れ、該他方のタンクから外部の冷房サイクルへ流出
していた。
【0003】このような一対のタンクと多数のチューブ
が別体構成の熱交換器では、冷媒が流入される入口パイ
プが一方のタンクに、冷媒が流出する出口パイプが他方
のタンクに接続され、入口パイプとタンクとの接続位置
及び出口パイプとタンクとの接続位置によりチューブに
流れ込む冷媒の量に差が生じている。例えば、出入口を
タンクの中央に接続した場合、中央に近い程冷媒がエバ
ポレータに入ってから出るまでの通路長が短くなるの
で、中央に近い程通路抵抗が小さくなる。そのため、中
央に近いチューブ程冷媒の流れる量が多くなってしま
う。
が別体構成の熱交換器では、冷媒が流入される入口パイ
プが一方のタンクに、冷媒が流出する出口パイプが他方
のタンクに接続され、入口パイプとタンクとの接続位置
及び出口パイプとタンクとの接続位置によりチューブに
流れ込む冷媒の量に差が生じている。例えば、出入口を
タンクの中央に接続した場合、中央に近い程冷媒がエバ
ポレータに入ってから出るまでの通路長が短くなるの
で、中央に近い程通路抵抗が小さくなる。そのため、中
央に近いチューブ程冷媒の流れる量が多くなってしま
う。
【0004】また、同様な理由により、出入口タンクの
一端に接続した場合、出入口を接続した端に近い程チュ
ーブに流れ込む冷媒の量が多くなっている。このように
入口パイプとのタンクとの接続位置から、各チューブに
流れる冷媒量は変化し、以て熱交換器の温度分布を不均
一にしていた。
一端に接続した場合、出入口を接続した端に近い程チュ
ーブに流れ込む冷媒の量が多くなっている。このように
入口パイプとのタンクとの接続位置から、各チューブに
流れる冷媒量は変化し、以て熱交換器の温度分布を不均
一にしていた。
【0005】このため、出願人は、入口側通路に分配板
を配して、該入口側通路を2分割した上で前記分配板に
流通抵抗の異なる開口を形成して、チューブが接続され
るチューブ接続通路の全ての部位に冷媒が均等に流さ
れ、そして各チューブに均等に冷媒が分配される発明を
提案した。
を配して、該入口側通路を2分割した上で前記分配板に
流通抵抗の異なる開口を形成して、チューブが接続され
るチューブ接続通路の全ての部位に冷媒が均等に流さ
れ、そして各チューブに均等に冷媒が分配される発明を
提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱交換器のタ
ンク側の入口側通路では、2つの通路即ち入口部材接続
通路とチューブ接続通路とに分けられていることから、
このような2層(2段)構成をなす入口側通路と入口側
通路に並設の出口側通路とに、流出入パイプ及び膨張弁
を取付ける取付継手を取付けなければならず、従来公知
の膨張弁取付継手をどのように取付けるかが問題であ
り、また載置される車両との関係や、空調ケースからの
引き出し位置からタンクの上下又は端部の最適な位置に
設けるかは、大きな問題であった。
ンク側の入口側通路では、2つの通路即ち入口部材接続
通路とチューブ接続通路とに分けられていることから、
このような2層(2段)構成をなす入口側通路と入口側
通路に並設の出口側通路とに、流出入パイプ及び膨張弁
を取付ける取付継手を取付けなければならず、従来公知
の膨張弁取付継手をどのように取付けるかが問題であ
り、また載置される車両との関係や、空調ケースからの
引き出し位置からタンクの上下又は端部の最適な位置に
設けるかは、大きな問題であった。
【0007】このため、この発明では、2層の入口側通
路とこれに並設の出口側通路に、冷媒の流出入にあた
り、膨張弁取付継手の接続を可能にする取付構造を提供
することを課題とするものである。
路とこれに並設の出口側通路に、冷媒の流出入にあた
り、膨張弁取付継手の接続を可能にする取付構造を提供
することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、チューブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チ
ューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、前記
タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記
入口側通路には分配板が長手方向に添って配されて該入
口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それに連
なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けられる
と共に、膨張弁取付継手は、タンクの内方側では入口及
び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及び出口
側通路にそれぞれ接続されたことにある(請求項1)。
は、チューブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チ
ューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、前記
タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記
入口側通路には分配板が長手方向に添って配されて該入
口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それに連
なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けられる
と共に、膨張弁取付継手は、タンクの内方側では入口及
び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及び出口
側通路にそれぞれ接続されたことにある(請求項1)。
【0009】これにより、タンクの内側(熱交換器の両
タンク間)に膨張弁取付継手を設ける場合には、一対の
出入口パイプを介在して取付けられる。
タンク間)に膨張弁取付継手を設ける場合には、一対の
出入口パイプを介在して取付けられる。
【0010】前記入口パイプは、スペーサを介在して入
口部材接続通路に接続される(請求項2)。これによ
り、タンク側では出口パイプと同じ構造で良くなる。
口部材接続通路に接続される(請求項2)。これによ
り、タンク側では出口パイプと同じ構造で良くなる。
【0011】前記入口パイプ及び出口パイプは、反タン
ク側では反チューブ側に折り曲げられているし(請求項
3)、膨張弁取付継手は、反チューブ側に折り曲げられ
た出入口パイプに取付けられている(請求項4)。
ク側では反チューブ側に折り曲げられているし(請求項
3)、膨張弁取付継手は、反チューブ側に折り曲げられ
た出入口パイプに取付けられている(請求項4)。
【0012】また、この発明に係る熱交換器は、チュー
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に添って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、タンクの外方側ではタンクの外面に取
付けられ、該膨張弁取付継手の入口側取付孔が前記入口
部材接続通路に、同じく出口側取付孔が出口側通路にそ
れぞれ接続されたことにある(請求項5)。これによ
り、タンクの外方側に膨張弁取付継手を設ける場合に
は、直接タンクの外面に取付けられる。
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に添って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、タンクの外方側ではタンクの外面に取
付けられ、該膨張弁取付継手の入口側取付孔が前記入口
部材接続通路に、同じく出口側取付孔が出口側通路にそ
れぞれ接続されたことにある(請求項5)。これによ
り、タンクの外方側に膨張弁取付継手を設ける場合に
は、直接タンクの外面に取付けられる。
【0013】更に、この発明に係る熱交換器は、チュー
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に添って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、タンクの端面側ではタンクの端面に取
付けられ、穴を有する入口側取付孔が入口部材接続通路
に、同じく出口側取付孔が出口側通路にそれぞれ接続さ
れたことにある(請求項6)。これにより、タンクの端
面側に膨張弁取付継手を設ける場合には、直接端面に取
付けられるが、入口側取付孔に形成の偏心穴を介し、入
口側通路の入口部材接続通路に接続され、出口側取付孔
は出口側通路に接続されている。
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に添って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、タンクの端面側ではタンクの端面に取
付けられ、穴を有する入口側取付孔が入口部材接続通路
に、同じく出口側取付孔が出口側通路にそれぞれ接続さ
れたことにある(請求項6)。これにより、タンクの端
面側に膨張弁取付継手を設ける場合には、直接端面に取
付けられるが、入口側取付孔に形成の偏心穴を介し、入
口側通路の入口部材接続通路に接続され、出口側取付孔
は出口側通路に接続されている。
【0014】前記入口側通路を分ける分配板は、膨張弁
取付継手側の端を折り曲げ、前記偏心穴の径の拡大をは
かるようにしたことにある(請求項8)。これにより、
偏心穴の径を拡大から流入冷媒の抵抗の増加を抑えるこ
とができるものである。
取付継手側の端を折り曲げ、前記偏心穴の径の拡大をは
かるようにしたことにある(請求項8)。これにより、
偏心穴の径を拡大から流入冷媒の抵抗の増加を抑えるこ
とができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面にもとづいて説明する。
面にもとづいて説明する。
【0016】図1乃至図4において、第1番目の実施の
形態が示され、熱交換器1は、例えば2パスの熱交換器
で、通風方向に前後するチューブ2,2とコルゲート状
のフィン3とを交互に積層すると共に、その積層方向の
両端にエンドプレート4を配し、別体の上方及び下方の
タンク5,6が各チューブ2,2の長手方向両端に連通
するようにろう付されている。
形態が示され、熱交換器1は、例えば2パスの熱交換器
で、通風方向に前後するチューブ2,2とコルゲート状
のフィン3とを交互に積層すると共に、その積層方向の
両端にエンドプレート4を配し、別体の上方及び下方の
タンク5,6が各チューブ2,2の長手方向両端に連通
するようにろう付されている。
【0017】チューブ2は、一枚の板材をロールフォー
ミング成形により製造され、断面が扁平形状となってお
り、断面方向に見て一対の円弧部と一対の直線部とより
成り、一方の円弧部は巻き締めにより形成された接合部
を持っている。
ミング成形により製造され、断面が扁平形状となってお
り、断面方向に見て一対の円弧部と一対の直線部とより
成り、一方の円弧部は巻き締めにより形成された接合部
を持っている。
【0018】下方のタンク6は、独立して設けられた入
口側通路9と出口側通路10を備えると共に、その一方
側にチューブ2,2が挿入される一対の挿入孔11,1
1が等間隔で多数形成されている。そして、長手方向両
端に閉塞板14,14が前記各通路9,10を閉塞する
ため長孔13を介して挿入されている。なお、入口側通
路9と出口側通路10とには、冷凍サイクルに接続する
入口パイプ17と出口パイプ18がそれぞれ接続されて
いる。
口側通路9と出口側通路10を備えると共に、その一方
側にチューブ2,2が挿入される一対の挿入孔11,1
1が等間隔で多数形成されている。そして、長手方向両
端に閉塞板14,14が前記各通路9,10を閉塞する
ため長孔13を介して挿入されている。なお、入口側通
路9と出口側通路10とには、冷凍サイクルに接続する
入口パイプ17と出口パイプ18がそれぞれ接続されて
いる。
【0019】前記入口側通路9は、特に図2に示すよう
に、その内部で長手方向に分配板20が配されて上下に
チューブ接続通路21と入口部材接続通路22とに分け
られている。前記チューブ接続通路21にチューブ2の
端が挿入孔11を介して接続され、また前記入口部材接
続通路22にスペーサ19を介在して入口パイプ17が
接続されている。
に、その内部で長手方向に分配板20が配されて上下に
チューブ接続通路21と入口部材接続通路22とに分け
られている。前記チューブ接続通路21にチューブ2の
端が挿入孔11を介して接続され、また前記入口部材接
続通路22にスペーサ19を介在して入口パイプ17が
接続されている。
【0020】即ち、入口パイプ17の入口部材接続通路
22との接続を詳述すると、該入口パイプ17の挿入端
17aがスペーサ19の大径の被挿入部19a内に挿入
されている。このスペーサ19は、タンク6の内側面に
形成の丸穴26に挿入されて、その先端の小径の挿入部
19bが前記した分配板20に形成の接続孔25に挿入
されている。したがって、スペーサ19は、タンク6と
分配板20にて係止され、位置決めが容易となりつつ、
入口パイプ17は前記入口部材接続通路22に接続され
ることになる。この入口パイプ17はタンク6の内方
側、即ちタンク5と6との間に配されている側で、この
例の場合には、下記のように膨張弁取付継手31が取付
けられる。
22との接続を詳述すると、該入口パイプ17の挿入端
17aがスペーサ19の大径の被挿入部19a内に挿入
されている。このスペーサ19は、タンク6の内側面に
形成の丸穴26に挿入されて、その先端の小径の挿入部
19bが前記した分配板20に形成の接続孔25に挿入
されている。したがって、スペーサ19は、タンク6と
分配板20にて係止され、位置決めが容易となりつつ、
入口パイプ17は前記入口部材接続通路22に接続され
ることになる。この入口パイプ17はタンク6の内方
側、即ちタンク5と6との間に配されている側で、この
例の場合には、下記のように膨張弁取付継手31が取付
けられる。
【0021】入口側通路9を分配する前記分配板20に
は、多数の連通孔23が開口され、その開口径が異なら
されている。即ち、図示しないが、連通孔23は最も端
にある入口パイプ17の接続孔25側から小さな径、次
に中位の径、そして大きな径に形成されている。
は、多数の連通孔23が開口され、その開口径が異なら
されている。即ち、図示しないが、連通孔23は最も端
にある入口パイプ17の接続孔25側から小さな径、次
に中位の径、そして大きな径に形成されている。
【0022】従って、冷媒は入口パイプ17から流入
し、入口部材接続通路22内に至り、その中を長手方向
に添って流れ、各径の異なる連通孔23よりチューブ接
続通路21に入り込むが、連通孔23の径が入口パイプ
側が小さく、徐々に大きくなっているから入口パイプ1
7の接続位置が図面上左端にあろうともチューブ接続通
路21内の全ての部位でほぼ均等に冷媒量が供給され
る。従って、各チューブ2への冷媒量は等しく流れるよ
うになる。なお、図示しないが、入口パイプ17は必ず
しも端ばかりでなく、中央にある場合には中央付近に小
さな径、中位の径、大きな径となることは勿論である。
し、入口部材接続通路22内に至り、その中を長手方向
に添って流れ、各径の異なる連通孔23よりチューブ接
続通路21に入り込むが、連通孔23の径が入口パイプ
側が小さく、徐々に大きくなっているから入口パイプ1
7の接続位置が図面上左端にあろうともチューブ接続通
路21内の全ての部位でほぼ均等に冷媒量が供給され
る。従って、各チューブ2への冷媒量は等しく流れるよ
うになる。なお、図示しないが、入口パイプ17は必ず
しも端ばかりでなく、中央にある場合には中央付近に小
さな径、中位の径、大きな径となることは勿論である。
【0023】出口側通路10は、前記したごとく、入口
側通路9と並設され、出口パイプ18が接続されてい
る。この出口パイプ18と出口側通路10との接続は、
特に図3に示すように、挿入端18aがタンク6の内側
面に形成の丸穴27にスペーサ24を介して挿入され、
出口側通路10に接続されている。
側通路9と並設され、出口パイプ18が接続されてい
る。この出口パイプ18と出口側通路10との接続は、
特に図3に示すように、挿入端18aがタンク6の内側
面に形成の丸穴27にスペーサ24を介して挿入され、
出口側通路10に接続されている。
【0024】この出口パイプ18のみならず前記入口パ
イプ17は、押出成形により製造されるパイプであるか
ら、両外面にはろう材層が形成されていない。したがっ
て、両面にろう材層が形成されたスペーサ19,24が
用いられてろう付がなされる。スペーサがない場合に
は、外面にろう材層を持つ電縫管を用いれば良いが、高
価である欠点を持っているし、またろう材シートを利用
する方法なども考えられるが、ろう付性の信頼性は低
い。
イプ17は、押出成形により製造されるパイプであるか
ら、両外面にはろう材層が形成されていない。したがっ
て、両面にろう材層が形成されたスペーサ19,24が
用いられてろう付がなされる。スペーサがない場合に
は、外面にろう材層を持つ電縫管を用いれば良いが、高
価である欠点を持っているし、またろう材シートを利用
する方法なども考えられるが、ろう付性の信頼性は低
い。
【0025】前記した入口パイプ17と出口パイプ18
とは、その反対側の端(反タンク側端)が反チューブ側
に折り曲げられ、この折り曲げられた部位に膨張弁を取
付けるための膨張弁取付継手31が取付けられている。
この膨張弁取付継手31は、特に図4に示すように、長
円形の基板32に2個の入口パイプ取付溝34と出口側
取付孔35が形成され、その一方の出口側取付孔35
は、前記出口パイプ18に接合され、他方の入口パイプ
取付溝34は前記入口パイプ17が開口部側から挿入さ
れ、かしめられて取付けられている。入口パイプ17
は、係合突起37が環状に形成され、前記長円形の基板
32に係止されている。なお、38はねじ孔である。こ
のように、膨張弁取付継手31を熱交換器1のタンク6
の内方側に設けた場合には、出入口パイプ17,18は
反チューブ側に折り曲げられているために、膨張弁の取
付には支障をきたさないものである。
とは、その反対側の端(反タンク側端)が反チューブ側
に折り曲げられ、この折り曲げられた部位に膨張弁を取
付けるための膨張弁取付継手31が取付けられている。
この膨張弁取付継手31は、特に図4に示すように、長
円形の基板32に2個の入口パイプ取付溝34と出口側
取付孔35が形成され、その一方の出口側取付孔35
は、前記出口パイプ18に接合され、他方の入口パイプ
取付溝34は前記入口パイプ17が開口部側から挿入さ
れ、かしめられて取付けられている。入口パイプ17
は、係合突起37が環状に形成され、前記長円形の基板
32に係止されている。なお、38はねじ孔である。こ
のように、膨張弁取付継手31を熱交換器1のタンク6
の内方側に設けた場合には、出入口パイプ17,18は
反チューブ側に折り曲げられているために、膨張弁の取
付には支障をきたさないものである。
【0026】前記したタンク6は、アルミニウム合金材
が用いられ、押し出し成形されて製造されているもの
で、この実施の形態では、中央に隔壁15を持ち左右に
前記した入口側通路9と出口側通路10が形成され、両
通路間は完全に分離され、両通路9,10は独立されて
いる。
が用いられ、押し出し成形されて製造されているもの
で、この実施の形態では、中央に隔壁15を持ち左右に
前記した入口側通路9と出口側通路10が形成され、両
通路間は完全に分離され、両通路9,10は独立されて
いる。
【0027】また、このタンク6とチューブ2とは、炉
中ろう付されるが、タンク6が押し出し成形のためにろ
う材層を外面に持っていないため、図示しないが、ろう
材シートを介在しながら挿入孔11にチューブ2が挿入
されるものである。なお、ろう材シートの代わりにタン
ク6の表面にろう材を塗布しても良いものである。
中ろう付されるが、タンク6が押し出し成形のためにろ
う材層を外面に持っていないため、図示しないが、ろう
材シートを介在しながら挿入孔11にチューブ2が挿入
されるものである。なお、ろう材シートの代わりにタン
ク6の表面にろう材を塗布しても良いものである。
【0028】上方(Uターン側)のタンク5は、図1に
示すように、前記チューブ2,2の端が挿入され、一方
のチューブ2から流出する冷媒を変向させ、再び他方の
チューブ2が流入させる働きをしている。このタンク5
はアルミニウム合金材が用いられ、押し出し成形されて
製造されるが、そのタンク5の長手方向両端に閉塞板3
0が挿入されている。
示すように、前記チューブ2,2の端が挿入され、一方
のチューブ2から流出する冷媒を変向させ、再び他方の
チューブ2が流入させる働きをしている。このタンク5
はアルミニウム合金材が用いられ、押し出し成形されて
製造されるが、そのタンク5の長手方向両端に閉塞板3
0が挿入されている。
【0029】前記した上方のタンク5と下方のタンク6
とは、その表面に亜鉛Znを溶射したり、あるいは2層
押し出しにより外面に犠牲腐食層を形成して耐食性を向
上させている。
とは、その表面に亜鉛Znを溶射したり、あるいは2層
押し出しにより外面に犠牲腐食層を形成して耐食性を向
上させている。
【0030】図5において、この発明の第2番目の実施
の形態が示されている。この例では、膨張弁取付継手3
1′は、長円形の基板32に2個の入口及び出口側取付
孔36,35が形成され、その一方の出口側取付孔35
がタンク6の外面に形成の孔40を介して接続され、他
方の入口側取付孔36も同様にタンク6の外面に形成の
孔41を介して接続されている。即ち、膨張弁取付継手
31′は、直接且つ外方側に設けられている。
の形態が示されている。この例では、膨張弁取付継手3
1′は、長円形の基板32に2個の入口及び出口側取付
孔36,35が形成され、その一方の出口側取付孔35
がタンク6の外面に形成の孔40を介して接続され、他
方の入口側取付孔36も同様にタンク6の外面に形成の
孔41を介して接続されている。即ち、膨張弁取付継手
31′は、直接且つ外方側に設けられている。
【0031】この構成により、入口側取付孔36から
は、図示しない冷凍サイクルから冷媒が流入され、熱交
換器1を経て出口側取付孔35から流出され、図示しな
いが膨張弁を介して図示しない冷凍サイクルへ戻される
ものである。
は、図示しない冷凍サイクルから冷媒が流入され、熱交
換器1を経て出口側取付孔35から流出され、図示しな
いが膨張弁を介して図示しない冷凍サイクルへ戻される
ものである。
【0032】図6乃至図8において、この発明の第3番
目の実施の形態が示されている。この例では、膨張弁取
付継手31′′は、タンク6の端面に直接取付けられて
いる。この膨張弁取付継手31′′は、長円形の基板3
2に2個の入口及び出口用取付孔36,35が形成さ
れ、その一方の出口用取付孔35がタンクの端面に開口
の出口側通路10に接続され、他方の入口側取付孔36
も同様にタンク6の端面に開口の入口側通路9の前記入
口部材接続通路22に接続されている。この入口側取付
孔36は偏心穴36aを内側に有し、この偏心穴36a
が前記入口部材接続通路22に接続されている。なお、
入口部材接続通路22側では、分配板20が折り曲げら
れ、前記偏心穴35aの径の拡大に寄与している。そし
て、当然ながら一方の閉塞板14は不要となるものであ
る。
目の実施の形態が示されている。この例では、膨張弁取
付継手31′′は、タンク6の端面に直接取付けられて
いる。この膨張弁取付継手31′′は、長円形の基板3
2に2個の入口及び出口用取付孔36,35が形成さ
れ、その一方の出口用取付孔35がタンクの端面に開口
の出口側通路10に接続され、他方の入口側取付孔36
も同様にタンク6の端面に開口の入口側通路9の前記入
口部材接続通路22に接続されている。この入口側取付
孔36は偏心穴36aを内側に有し、この偏心穴36a
が前記入口部材接続通路22に接続されている。なお、
入口部材接続通路22側では、分配板20が折り曲げら
れ、前記偏心穴35aの径の拡大に寄与している。そし
て、当然ながら一方の閉塞板14は不要となるものであ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、入口及び出口パイプを介在することで膨張弁を取付
ける膨張弁取付継手をタンクの内方に設けることが出来
るものである。そして、請求項2の発明のように、入口
パイプはスペーサを介して入口部材接続通路に接続され
ると、入口パイプのタンク側では出口パイプと同一形状
で良くなるものである。また、請求項3及び4の発明に
よれば、入口パイプと出口パイプが反チューブ側へ折り
曲げられているから、膨張弁の取付けに熱交換器が干渉
することがなく、容易に取付けられるものである。
ば、入口及び出口パイプを介在することで膨張弁を取付
ける膨張弁取付継手をタンクの内方に設けることが出来
るものである。そして、請求項2の発明のように、入口
パイプはスペーサを介して入口部材接続通路に接続され
ると、入口パイプのタンク側では出口パイプと同一形状
で良くなるものである。また、請求項3及び4の発明に
よれば、入口パイプと出口パイプが反チューブ側へ折り
曲げられているから、膨張弁の取付けに熱交換器が干渉
することがなく、容易に取付けられるものである。
【0034】請求項5の発明によれば、タンクの外方側
では膨張弁取付継手をタンクの外面に直接取付けること
が出来るものである。
では膨張弁取付継手をタンクの外面に直接取付けること
が出来るものである。
【0035】請求項6の発明によれば、タンクの端面側
に膨張弁取付継手をタンクの端面に直接取付けることが
出来るものであり、この場合一方の閉塞板を不要とする
ことが出来る。
に膨張弁取付継手をタンクの端面に直接取付けることが
出来るものであり、この場合一方の閉塞板を不要とする
ことが出来る。
【0036】入口側取付孔に形成の穴は偏心穴であるか
ら、入口部材接続通路に連通しやすいものである。
ら、入口部材接続通路に連通しやすいものである。
【0037】請求項8の発明によれば、分配板の折り曲
げによって、偏心穴の径の拡大に寄与し、流通抵抗の増
大を抑えることができる。
げによって、偏心穴の径の拡大に寄与し、流通抵抗の増
大を抑えることができる。
【図1】この発明に係る熱交換器の斜視図である。
【図2】同上の入口パイプと入口側通路付近の拡大断面
図である。
図である。
【図3】同上の出口パイプと出口側通路付近の拡大断面
図である。
図である。
【図4】同上の膨張弁取付継手が出入口パイプに取付け
られた状態を示し、aは正面図、bは断面図である。
られた状態を示し、aは正面図、bは断面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態を示し、膨張弁取
付継手がタンクに接続された状態を示す断面図である。
付継手がタンクに接続された状態を示す断面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示し、膨張弁取
付継手がタンクに接続された状態を示す正面図である。
付継手がタンクに接続された状態を示す正面図である。
【図7】同上A−A線に添う断面図である。
【図8】同上B−B線に添う断面図である。
1 熱交換器 2 チューブ 3 フィン 4 エンドプレート 5 タンク 6 タンク 9 入口側通路 10 出口側通路 17 入口パイプ 18 出口パイプ 19 スペーサ 20 分配板 21 チューブ接続通路 22 入口部材接続通路 25 接続孔 31 膨張弁取付継手 31′ 膨張弁取付継手 31′′ 膨張弁取付継手 32 長円形の基板 34 入口側取付溝 35 出口側取付孔 36 入口側取付孔 36a 偏心穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月13日(2001.2.1
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、チューブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チ
ューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、前記
タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記
入口側通路には分配板が長手方向に沿って配されて該入
口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それに連
なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けられる
と共に、膨張弁取付継手は、前記熱交換器の内方側では
入口及び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及
び出口側通路にそれぞれ接続されたことにある(請求項
1)。
は、チューブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チ
ューブの一端にタンクを設けた熱交換器において、前記
タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記
入口側通路には分配板が長手方向に沿って配されて該入
口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それに連
なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けられる
と共に、膨張弁取付継手は、前記熱交換器の内方側では
入口及び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及
び出口側通路にそれぞれ接続されたことにある(請求項
1)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、この発明に係る熱交換器は、チュー
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に沿って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、前記熱交換器の外方側ではタンクの外
面に取付けられ、該膨張弁取付継手の入口側取付孔が前
記入口部材接続通路に、同じく出口側取付孔が出口側通
路にそれぞれ接続されたことにある(請求項5)。これ
により、タンクの外方側に膨張弁取付継手を設ける場合
には、直接タンクの外面に取付けられる。
ブとフィンを交互に積層し、少なくとも該チューブの一
端にタンクを設けた熱交換器において、前記タンクには
入口側通路と出口側通路とが設けられ、前記入口側通路
には分配板が長手方向に沿って配されて該入口側通路が
2分割されて入口部材接続通路と、それに連なりチュー
ブに接続のチューブ接続通路とに分けられると共に、膨
張弁取付継手は、前記熱交換器の外方側ではタンクの外
面に取付けられ、該膨張弁取付継手の入口側取付孔が前
記入口部材接続通路に、同じく出口側取付孔が出口側通
路にそれぞれ接続されたことにある(請求項5)。これ
により、タンクの外方側に膨張弁取付継手を設ける場合
には、直接タンクの外面に取付けられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図5において、この発明の第2番目の実施
の形態が示されている。この例では、膨張弁取付継手3
1’は、長円形の基板32に2個の入口及び出口側取付
孔34’,35が形成され、その一方の出口側取付孔3
5がタンク6の外面に形成の孔40を介して接続され、
他方の入口側取付孔34’も同様にタンク6の外面に形
成の孔41を介して接続されている。即ち、膨張弁取付
継手31’は、直接且つ外方側に設けられている。
の形態が示されている。この例では、膨張弁取付継手3
1’は、長円形の基板32に2個の入口及び出口側取付
孔34’,35が形成され、その一方の出口側取付孔3
5がタンク6の外面に形成の孔40を介して接続され、
他方の入口側取付孔34’も同様にタンク6の外面に形
成の孔41を介して接続されている。即ち、膨張弁取付
継手31’は、直接且つ外方側に設けられている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図6乃至図8において、この発明の第3番
目の実施の形態が示されている。この例では、膨張弁取
付継手31”は、タンク6の端面に直接取付けられてい
る。この膨張弁取付継手31”は、長円形の基板32に
2個の入口及び出口用取付孔36,35が形成され、そ
の一方の出口用取付孔35がタンクの端面に開口の出口
側通路10に接続され、他方の入口側取付孔36も同様
にタンク6の端面に開口の入口側通路9の前記入口部材
接続通路22に接続されている。この入口側取付孔36
は偏心穴36aを内側に有し、この偏心穴36aが前記
入口部材接続通路22に接続されている。なお、入口部
材接続通路22側では、分配板20が折り曲げられ、前
記偏心穴36aの径の拡大に寄与している。そして、当
然ながら一方の閉塞板14は不要となるものである。
目の実施の形態が示されている。この例では、膨張弁取
付継手31”は、タンク6の端面に直接取付けられてい
る。この膨張弁取付継手31”は、長円形の基板32に
2個の入口及び出口用取付孔36,35が形成され、そ
の一方の出口用取付孔35がタンクの端面に開口の出口
側通路10に接続され、他方の入口側取付孔36も同様
にタンク6の端面に開口の入口側通路9の前記入口部材
接続通路22に接続されている。この入口側取付孔36
は偏心穴36aを内側に有し、この偏心穴36aが前記
入口部材接続通路22に接続されている。なお、入口部
材接続通路22側では、分配板20が折り曲げられ、前
記偏心穴36aの径の拡大に寄与している。そして、当
然ながら一方の閉塞板14は不要となるものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜田 宗夫 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル空調内 Fターム(参考) 3L065 DA13 FA30
Claims (8)
- 【請求項1】 チューブとフィンを交互に積層し、少な
くとも該チューブの一端にタンクを設けた熱交換器にお
いて、 前記タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、
前記入口側通路には分配板が長手方向に添って配されて
該入口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それ
に連なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けら
れると共に、膨張弁取付継手は、タンクの内方側では入
口及び出口パイプを介在して前記入口部材接続通路及び
出口側通路にそれぞれ接続されたことを特徴とする熱交
換器。 - 【請求項2】 前記入口パイプは、スペーサを介在して
入口部材接続通路に接続されることを特徴とする請求項
1記載の熱交換器。 - 【請求項3】 前記入口パイプ及び出口パイプは、反タ
ンク側では反チューブ側に折り曲げられていることを特
徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 【請求項4】 膨張弁取付継手は、反チューブ側に折り
曲げられた出入口パイプに取付けられていることを特徴
とする請求項1記載の熱交換器。 - 【請求項5】 チューブとフィンを交互に積層し、少な
くとも該チューブの一端にタンクを設けた熱交換器にお
いて、 前記タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、
前記入口側通路には分配板が長手方向に添って配されて
該入口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それ
に連なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けら
れると共に、膨張弁取付継手は、タンクの外方側ではタ
ンクの外面に取付けられ、該膨張弁取付継手の入口側取
付孔が前記入口部材接続通路に、同じく出口側取付孔が
出口側通路にそれぞれ接続されたことを特徴とする熱交
換器。 - 【請求項6】 チューブとフィンを交互に積層し、少な
くとも該チューブの一端にタンクを設けた熱交換器にお
いて、 前記タンクには入口側通路と出口側通路とが設けられ、
前記入口側通路には分配板が長手方向に添って配されて
該入口側通路が2分割されて入口部材接続通路と、それ
に連なりチューブに接続のチューブ接続通路とに分けら
れると共に、膨張弁取付継手は、タンクの端面側ではタ
ンクの端面に取付けられ、穴を有する入口側取付孔が入
口部材接続通路に、同じく出口側取付孔が出口側通路に
それぞれ接続されたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項7】 前記入口側取付孔に形成の穴は、偏心穴
であることを特徴とする請求項6記載の熱交換器。 - 【請求項8】 前記分配板は、膨張弁取付継手側の端を
折り曲げ、前記偏心穴の径の拡大をはかるようにしたこ
とを特徴とする請求項7記載の熱交換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000147827A JP2001330391A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 熱交換器 |
PCT/JP2001/001238 WO2001088445A1 (fr) | 2000-05-19 | 2001-02-21 | Echangeur thermique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147827A JP2001330391A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001330391A true JP2001330391A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18653962
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147827A Pending JP2001330391A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 熱交換器 |
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WO (1) | WO2001088445A1 (ja) |
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JP2013002761A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Keihin Thermal Technology Corp | 熱交換器 |
KR20220027117A (ko) * | 2014-04-30 | 2022-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기 |
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SE0201597L (sv) | 2002-05-29 | 2003-10-21 | Alfa Laval Corp Ab | Plattvärmeväxlaranordning samt värmeväxlarplatta |
DE10237037A1 (de) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Behr Gmbh & Co. | Kondensator, insbesonder für eine Kraftfahrzeug-Klimaanlage |
FR2892803B1 (fr) | 2005-10-28 | 2008-04-04 | Valeo Systemes Thermiques | Boite collectrice pour echangeur de chaleur, notamment pour evaporateur de climatisation, echangeur comportant une telle boite |
CN104879954B (zh) * | 2014-02-27 | 2019-01-11 | 杭州三花研究院有限公司 | 热交换系统及其换热器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414974U (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-06 | ||
JP2864173B2 (ja) * | 1991-05-30 | 1999-03-03 | 株式会社ゼクセル | 熱交換器 |
ES2093843T3 (es) * | 1991-08-27 | 1997-01-01 | Thermal Components Inc | Conjunto colector para un cambiador de calor de flujo paralelo. |
US5205347A (en) * | 1992-03-31 | 1993-04-27 | Modine Manufacturing Co. | High efficiency evaporator |
IL107850A0 (en) * | 1992-12-07 | 1994-04-12 | Multistack Int Ltd | Improvements in plate heat exchangers |
JPH06241617A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-09-02 | Zexel Corp | 熱交換器 |
JPH0861806A (ja) * | 1994-08-17 | 1996-03-08 | Showa Alum Corp | 積層型熱交換器 |
JPH08271091A (ja) * | 1995-03-30 | 1996-10-18 | Nippondenso Co Ltd | 冷媒蒸発器 |
US5941303A (en) * | 1997-11-04 | 1999-08-24 | Thermal Components | Extruded manifold with multiple passages and cross-counterflow heat exchanger incorporating same |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147827A patent/JP2001330391A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-21 WO PCT/JP2001/001238 patent/WO2001088445A1/ja active Application Filing
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013002761A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Keihin Thermal Technology Corp | 熱交換器 |
KR20220027117A (ko) * | 2014-04-30 | 2022-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기 |
KR102491490B1 (ko) | 2014-04-30 | 2023-01-26 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001088445A1 (fr) | 2001-11-22 |
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