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JP2001310837A - シート給送装置及びこのシート給送装置を用いた画像記録装置 - Google Patents

シート給送装置及びこのシート給送装置を用いた画像記録装置

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Publication number
JP2001310837A
JP2001310837A JP2000130271A JP2000130271A JP2001310837A JP 2001310837 A JP2001310837 A JP 2001310837A JP 2000130271 A JP2000130271 A JP 2000130271A JP 2000130271 A JP2000130271 A JP 2000130271A JP 2001310837 A JP2001310837 A JP 2001310837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
slide
roll
guide
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000130271A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Amarime
勝志 餘目
Masahito Mihashi
将人 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000130271A priority Critical patent/JP2001310837A/ja
Publication of JP2001310837A publication Critical patent/JP2001310837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズ変更に対応して用紙のニップができ表
面が摩耗しない搬送手段を備えたシート給送装置及びこ
のシート給送装置を用いた画像記録装置を得る。 【解決手段】 給送装置10はサイドレジ構成によって
シート搬送基準位置Qを基準として用紙Pの幅位置が変
わるため、シート搬送基準位置Q側の印字余白部分36
に搬送ロール26と対向して短軸のニップロール40を
配設する。このニップロール40は回転軸28の上方に
平行に配設された固定軸38に対して回転可能に軸支さ
れており、搬送ロール26とで用紙Pをニップ可能な状
態で配置されている。このため、用紙Pのサイズに拘ら
ず印字部42を汚すことなく用紙Pを搬送することがで
きる。また、用紙Pのサイズ変更に伴って、ニップロー
ル40の配設位置を変える必要がないため、搬送ロール
26及びニップロール40の表面を傷めることなく挟持
搬送の構成を簡略化でき、コスト低減も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートを給送するシ
ート給送装置及びこのシート給送装置を用いた画像記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平5−10
4082号公報では、図5に示すように、用紙Pの記録
領域外である印字余白部分90を排出駆動ロール92と
排出従動ロール94、96とでニップすることで、印字
後の未乾燥の印字部98を直接ニップしないため、画像
が汚れないという方法が開示されている。
【0003】一方、給送装置では一般的に、種々の用紙
サイズに対応可能となっている。このため、用紙ガイド
100の位置が移動すると共に、排出従動ロール96が
排出駆動ロール92上を移動し、ニップ位置が変わるよ
うに構成されており、用紙Pのサイズが変更になった時
でも、未乾燥の印字部98をニップして画像を汚すこと
がないようにしている。
【0004】しかし、このような構成では、用紙Pのサ
イズの変更に伴いニップ位置を変更するとき、ニップ力
を解除する手段が無いため、排出従動ロール96が排出
駆動ロール92に対してニップした状態のまま移動する
ことになる。
【0005】そのため、排出従動ロール96及び排出駆
動ロール92の表面に傷等をつけることとなり、また、
排出従動ロール96の移動を繰り返すことによって、排
出従動ロール96及び排出駆動ロール92のニップ力が
弱くなってしまう恐れがある。また、仮にニップ位置を
変更するときに、ニップ力を解除する手段を設けたとし
ても、その構成が複雑になり、結果コストアップになる
という問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、用紙のサイズ変更に対応して用紙をニップするこ
とができ、用紙のサイズ変更によって表面が摩耗するこ
とのない搬送手段を備えたシート給送装置及びこのシー
ト給送装置を用いた画像記録装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、インクが印字されるシートの一端側をシート搬送基
準位置として種々のサイズのシートが給送される。ここ
で、シート搬送基準位置側のシートの印字余白部分を挟
持搬送する搬送手段を設けている。
【0008】このような搬送手段を設けることで、シー
トのサイズに拘らず、搬送手段が印字部に触れることな
く、シートに搬送力を付与することができる。従って、
印字部を汚すことなくシートを搬送することができる。
【0009】また、シートのサイズ変更に伴って、搬送
手段の配設位置を変える必要がないため、搬送手段の表
面を傷めることなく挟持搬送の構成を簡略化でき、コス
ト低減も可能となる。
【0010】請求項2に記載の発明では、搬送手段が、
搬送されるシートの下方に配設され駆動力が伝達される
搬送ロールと、搬送ロールと対を成すニップロールと、
で構成されており、ニップロールと搬送ロールとでシー
ト搬送基準位置側の印字余白部分をニップする。
【0011】請求項3に記載の発明では、シートの浮き
上がりを抑止する複数の拍車をシートの搬送方向に対し
て直交した状態で配設している。このように、拍車を設
けることによって、搬送手段では押さることができない
シートの浮き上りを押さえることができ、シートのスキ
ューを防止する。
【0012】請求項4に記載の発明では、搬送されるシ
ートの下方に配設され駆動力が伝達される第2の搬送ロ
ールと、搬送ロールと対を成し第2の搬送ロールと共に
シート搬送基準位置側の印字余白部分をニップする第2
のニップロールと、を請求項2に記載の搬送ロール及び
ニップロールに近設させた。このように、ニップロール
を互いに近設させることによって、拍車を設けなくて
も、シートはスキューし難くなる。
【0013】また、シートのサイズ変更に伴って、請求
項2と同様に、第2のニップロールの配設位置を変える
必要がないため、第2のニップロール及び第2の搬送ロ
ールの表面を傷めることもなく、シートの搬送構成を簡
略化でき、コスト低減も可能となる。
【0014】請求項5に記載の発明では、インクが印字
されるシートを載置する載置板のシート搬送基準位置に
は、固定サイドガイドが配置されている。一方、シート
搬送基準位置と対向して、シートのサイズに応じてスラ
イドするスライドサイドガイドが配置されており、シー
トの他端側に当接して固定サイドガイドと共にシートを
揃えている。
【0015】スライドサイドガイドの下流側には、スラ
イドガイドが配置されており、このスライドサイドガイ
ドはスライド手段によって、シートの搬送方向に対して
直交する方向へスライドし、シートの他端側を規制して
いる。このように、シートのサイズに合わせてスライド
して下流側でシートの他端側を規制することで、シート
のスキューが抑制される。
【0016】請求項6に記載の発明では、固定サイドガ
イドの下流側には、固定ガイドが配置されており、シー
トの一端側を規制している。このように、スライドサイ
ドガイドとは別にシート搬送基準位置側にも固定ガイド
を設けることによって、シートの両サイドの向きが規制
され、スキューが防止される。
【0017】請求項7に記載の発明では、スライドガイ
ドの下方には被係合部が位置しており、シートの搬送方
向に対して直交する方向へ配設されている。この被係合
部には、スライドガイドに設けられた係合部がスライド
可能に係合している。
【0018】スライドガイド及びスライドサイドガイド
には、連結部材が取付けられている。この連結部材によ
って、スライドサイドガイドのスライド動作がスライド
ガイドへ伝達され、かつスライドサイドガイドと同じ方
向へスライドガイドがスライドする。このように、連結
部材を用いてスライドサイドガイドのスライドに合わせ
てスライドガイドをスライドさせるため、構成が簡単で
ある。
【0019】請求項8に記載の発明では、シートを反転
して排出する画像記録装置に請求項1〜7の何れかに記
載のシート給送装置を用いている。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、第1形態に係る給送装置に
ついて説明する。
【0021】図1に示すように、給送装置10には、用
紙Pを載置する載置板12が配置されている。この給送
装置10はいわゆるサイドレジ構成となっており、サイ
ドガイドとしての固定ガイド14側が基準となり(シー
ト搬送基準位置Q)、各サイズの記録紙Pが固定ガイド
14側に寄せられて搬送される。
【0022】このため、載置板12には固定ガイド14
に対向してスライドサイドガイドとしてのスライドガイ
ド15が配置されている。このスライドガイド15は用
紙Pのサイズに合わせてスライド可能となっており、用
紙Pの他端側に当接して固定ガイド14と共に給紙時の
用紙Pを揃える。
【0023】また、載置板12の下流側には、プラテン
(図示省略)が配設されており、搬送される用紙Pを支
持している。さらに、載置板12の下流側には、プラテ
ンの下方に駆動軸16が配設されており、給送装置10
の図示しない側板に設けられた軸受に回転可能に軸支さ
れている。この駆動軸16にはモータ(図示省略)が連
結されており、モータの駆動によって駆動軸16が回転
する。
【0024】また、駆動軸16には長軸の搬送ロール1
8が固定されており、駆動軸16と共に回転する。搬送
ロール18はプラテン(図示省略)に形成された切欠き
によって一部露出しており、この搬送ロール18に用紙
Pが当接すると、搬送ロール18の回転に伴って給送装
置10の下流側へ搬送される。
【0025】さらに、駆動軸16の上方には、固定軸2
0が平行に配設されており、この固定軸20には複数の
ピンチロール22が回転可能に軸支されている。このピ
ンチロール22は、搬送ロール18とで用紙Pをニップ
可能な状態で配置されており、搬送ロール18の回転に
伴って従動する。この搬送ロール18とピンチロール2
2とで用紙Pが挟持搬送される。
【0026】このように、搬送ロール18及びピンチロ
ール22によって挟持搬送された用紙Pは、図示しない
駆動モータにより矢印方向の移動を繰り返すキャリッジ
24の下方を通過する。このとき、キャリッジ24に搭
載されたへッド(図示省略)から吐出されるインクによ
って用紙Pが印字される。
【0027】キャリッジ24の下流側には、プラテンの
下方に長軸の搬送ロール26が配置されており、この搬
送ロール26は駆動軸16に対して用紙Pの搬送方向へ
向かって平行に配設された回転軸28に固定されてい
る。
【0028】この搬送ロール26は搬送ロール18同
様、プラテンに形成された切欠きによって一部露出して
おり、搬送ロール26に用紙Pが当接すると、搬送ロー
ル26の回転に伴って給送装置10の下流側へ搬送され
る。
【0029】ここで、駆動軸16の端部には、スプロケ
ット30が固定されている。一方、回転軸28の端部に
も駆動軸16同様、スプロケット32が固定されてお
り、スプロケット30、32にはチェーン34が架渡さ
れ、スプロケット32はスプロケット30と連動してい
る。このため、駆動軸16に連結されたモータの駆動力
は、スプロケット30を介してチェーン34によってス
プロケット32を経て回転軸28へ伝達される。
【0030】一方、用紙Pには印字されないスペース、
いわゆる印字余白部分36が設けられている。給送装置
10はサイドレジ構成によってシート搬送基準位置Qが
決められているが、用紙Pのサイズに応じてシート搬送
基準位置Qを基準として用紙Pの幅位置が変わる。この
ため、スライドガイド15側の印字余白部分37は、用
紙Pのサイズに応じて位置が変わるが、シート搬送基準
位置Q側の印字余白部分36の位置は変わらない。
【0031】従って、印字余白部分36に搬送ロール2
6と対向して短軸のニップロール40を配設する。この
ニップロール40は回転軸28の上方に平行に配設され
た固定軸38に対して回転可能に軸支されており、搬送
ロール26とで用紙Pをニップ可能な状態で配置されて
いる。このため、ニップロール40は搬送ロール26に
対して従動し、搬送ロール26と共に用紙Pを挟持搬送
する。
【0032】このように、ニップロール40を印字余白
部分36に配置することで、用紙Pのサイズに拘らず、
印字部42に触れることなく、搬送ロール26とニップ
ロール40とで用紙Pに搬送力を付与することができ
る。このため、印字部42を汚すことなく、用紙Pを搬
送することができる。
【0033】また、用紙Pのサイズ変更に伴って、ニッ
プロール40の配設位置を変える必要がないため、搬送
ロール26及びニップロール40の表面を傷めることな
く挟持搬送の構成を簡略化でき、コスト低減も可能とな
る。
【0034】次に、第2形態に係る給送装置について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については説明を
割愛する。
【0035】図2に示すように、図示しない側板に固定
された固定軸38には、ニップロール40と共に複数の
拍車44が回転可能に軸支されている。この拍車44は
薄肉の星型形状となっており、尖鋭部44Aは搬送ロー
ル26と接触可能となっている。このため、拍車44は
搬送ロール26の回転に対して従動する。
【0036】また、拍車44の尖鋭部44Aと用紙Pと
の接触部分は点であるため、尖鋭部44Aが用紙Pの印
字部42に接触しても、形成された画像が汚れることは
ない。このように、拍車44を設けることによって、搬
送ロール26とニップロール40とでは押さることがで
きない用紙Pの浮きを押さえることができ、用紙Pのス
キューを防止する。
【0037】なお、ここでは、拍車44の尖鋭部44A
は用紙Pと接触可能としたが、用紙Pの浮きを押さえる
ことができれば良いため、必ずしも用紙Pと接触させる
必要はなく、尖鋭部44Aと用紙Pとの間に若干の隙間
があっても良い。
【0038】次に、第3形態に係る給送装置について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については説明を
割愛する。
【0039】図3に示すように、搬送ロール26の下流
側には、用紙Pの搬送方向に沿って搬送ロール26と平
行に長軸の搬送ロール46が配設されている。この搬送
ロール46も搬送ロール18同様、プラテンに形成され
た切欠きによって一部露出しており、搬送ロール46に
用紙Pが当接すると、搬送ロール46の回転に伴って給
送装置55の下流側へ搬送される。
【0040】搬送ロール46の端部にはスプロケット4
8が固定されている。一方、駆動軸16の端部には、駆
動軸16の軸方向に沿ってスプロケット30の他にスプ
ロケット50が固定されている。
【0041】スプロケット30にはチェーン34が架渡
され、搬送ロール26に固定されたスプロケット32と
スプロケット30とが連動しているが、スプロケット5
0にはチェーン52が架渡されており、スプロケット5
0とスプロケット48とが連動している。
【0042】これによって、駆動軸16の駆動力は、ス
プロケット30を介してチェーン34によってスプロケ
ット32を経て回転軸28へ伝達されると共に、スプロ
ケット50を介してチェーン52によってスプロケット
48を経て回転軸56へ伝達される。
【0043】一方、搬送ロール46には短軸のニップロ
ール54が配設されている。このニップロール54はニ
ップロール40と対向して配置されており、ニップロー
ル40同様、印字余白部分36に位置している。
【0044】このニップロール54は回転軸28の上方
に平行に配設された固定軸56に対して回転可能に軸支
されており、搬送ロール46に対してニップした状態で
配置されている。
【0045】このため、ニップロール54は搬送ロール
46に対して従動し、搬送ロール46と共に用紙Pを挟
持搬送する。このように、ニップロール40、54を互
いに近設させることによって、拍車44(図2参照)を
設けなくても、用紙Pはスキューし難くなる。
【0046】また、ニップロール40と同様、用紙Pの
サイズ変更に伴って、ニップロール54の配設位置を変
える必要がないため、搬送ロール46及びニップロール
54の表面を傷めることもなく、用紙Pの搬送構成を簡
略化でき、コスト低減も可能となる。
【0047】次に、第4形態に係る給送装置について説
明する。なお、第1形態と同一の内容については説明を
割愛する。
【0048】図4に示すように、搬送ロール18と印字
ヘッド24との間に位置するシート搬送基準位置Q側に
は、L字状の固定ガイド58が配設されている。この固
定ガイド58は給送装置60の図示しない台座に固定さ
れており、固定ガイド58の底面は印字余白部分36を
支持している。
【0049】この固定ガイド58の底面は、プラテン
(図示省略)に形成された切欠きによってプラテン面と
面一となっており、用紙Pが搬送されるときに、用紙P
の先端部がプラテン面と固定ガイド58との間に入り込
まないようにしている。また、固定ガイド58の側面は
用紙Pのエッジ部が摺動し、用紙Pのスキューが防止さ
れる。
【0050】一方、搬送ロール26の下流側には、固定
ガイド58と対向してL字状のスライドガイド59が配
設されている。このスライドガイド59は用紙Pのサイ
ズに応じて、レール80(後述する)に沿ってスライド
可能となっている。
【0051】ここで、スライド手段について説明する。
スライドガイド15の下部にはチェーン62が取り付け
られており、スライドガイド15のスライド(矢印方
向)に合わせてチェーン62が矢印方向へ引っ張られ
る。
【0052】チェーン62は載置板12の左右に配設さ
れたスプロケット64、66に架渡されており、スプロ
ケット64、66は、それぞれ固定軸68、70に回転
可能に軸支されている。
【0053】また、搬送ロール26の下流側の下方に
は、左右にそれぞれスプロケット72、74が配設され
ており、それぞれ固定軸76、78に回転可能に軸支さ
れている。このスプロケット72、74には、スプロケ
ット64、66に架渡されているチェーン62をクロス
させて架渡している。
【0054】さらに、スプロケット72とスプロケット
74の間には、用紙Pの搬送方向に対して直交する方向
に沿ってレール80が配設されている。一方、スライド
ガイド59の下部には、レール80に係合可能な係合部
82が凸設されており、レール80に沿ってスライド可
能となっている。
【0055】また、スライドガイド59の下部にはチェ
ーン62が取付けられており、チェーン62の引っ張り
方向に合わせてスライドガイド59がレール80に沿っ
てスライドする。
【0056】このような構成により、スライドガイド1
5をスライドさせると、チェーン62が引っ張られ、ス
ライドガイド59は矢印方向へスライドする。このよう
に、スライドガイド59を印字ヘッド24の上流側に配
置し、スライドガイド15を印字ヘッド24の下流側に
配置して、さらに用紙Pの両サイドとしたことで、用紙
Pの両サイドの向きが規制され、用紙Pのスキューが抑
制される。
【0057】なお、ここでは、チェーン62を用いて、
スライドガイド59をスライドさせたが、スライドガイ
ド15のスライドと共にスライドガイド59がスライド
すれば良いため、これに限るものではなく、リンク機構
等を用いても良い。
【0058】また、本発明は各形態に限るものではな
く、各形態の組み合せでも勿論目的を達成することがで
きる。さらに、各形態をシートを反転して排出する画像
記録装置に応用して用いても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、請求項
1及び請求項2に記載の発明では、シートのサイズに拘
らず、搬送手段が印字部に触れることなく、シートに搬
送力を付与することができる。従って、印字部を汚すこ
となくシートを搬送することができる。また、シートの
サイズ変更に伴って、搬送手段の配設位置を変える必要
がないため、搬送手段の表面を傷めることなく挟持搬送
の構成を簡略化でき、コスト低減も可能となる。
【0060】請求項3に記載の発明では、搬送手段では
押さることができないシートの浮き上りを押さえること
ができ、シートのスキューを防止する。請求項4に記載
の発明では、拍車を設けなくても、シートはスキューし
難くなる。また、シートのサイズ変更に伴って、請求項
2と同様に、第2のニップロールの配設位置を変える必
要がないため、第2のニップロール及び第2の搬送ロー
ルの表面を傷めることもなく、シートの搬送構成を簡略
化でき、コスト低減も可能となる。
【0061】請求項5に記載の発明では、シートのサイ
ズに合わせてスライドして下流側でシートの他端側を規
制することで、シートのスキューが抑制される。請求項
6に記載の発明では、スライドガイドとは別に固定ガイ
ドを設けることによって、シートの両サイドの向きが規
制され、スキューが防止される。請求項7に記載の発明
では、連結部材を用いてスライドサイドガイドのスライ
ドに合わせてスライドガイドをスライドさせるだけなの
で、構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る給送装置を示す斜視図である。
【図2】第2形態に係る給送装置を示す斜視図である。
【図3】第3形態に係る給送装置を示す斜視図である。
【図4】第4形態に係る給送装置を示す斜視図である。
【図5】従来の給送装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 給送装置 14 固定ガイド(サイドガイド) 15 スライドガイド(スライドサイドガイド) 16 駆動軸(搬送手段) 26 搬送ロール(搬送手段) 28 回転軸(搬送手段) 30 スプロケット(搬送手段) 32 スプロケット(搬送手段) 34 チェーン(搬送手段) 36 印字余白部分 38 回転軸(搬送手段) 40 ニップロール(搬送手段) 44 拍車 46 搬送ロール(第2の搬送ロール(搬送手段)) 48 スプロケット(搬送手段) 50 スプロケット(搬送手段) 52 チェーン(搬送手段) 54 ニップロール(第2のニップロール(搬送手
段)) 55 給送装置 56 固定軸(搬送手段) 58 固定ガイド(固定ガイド) 59 スライドガイド(スライドガイド) 60 給送装置 62 チェーン(連結部材(スライド手段)) 64 スプロケット(スライド手段) 68 固定軸(スライド手段) 72 スプロケット(スライド手段) 74 スプロケット(スライド手段) 76 固定軸(スライド手段) 80 レール(被係合部(スライド手段)) 82 係合部(スライド手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 9/00 B65H 9/00 A Fターム(参考) 3F049 AA01 DA11 DA12 DA13 LA07 LB03 3F101 LA02 LB03 3F102 AA11 AB01 BA02 BB04 DA03 FA03 3F343 FA02 HE04 HE23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが印字されるシートの一端側をシ
    ート搬送基準位置とし、種々のサイズのシートが給送さ
    れるシート給送装置であって、 前記シート搬送基準位置側の前記シートの印字余白部分
    を挟持搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするシー
    ト給送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段が、 搬送される前記シートの下方に配設され駆動力が伝達さ
    れる搬送ロールと、 前記搬送ロールと対を成し、前記シート搬送基準位置側
    の前記印字余白部分をニップするニップロールと、 で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シートの浮き上がりを抑止する複数
    の拍車を前記シートの搬送方向に対して直交した状態で
    配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載のシー
    ト給送装置。
  4. 【請求項4】 搬送される前記シートの下方に配設され
    駆動力が伝達される第2の搬送ロールと、 前記第2の搬送ロールと対を成し、前記シート搬送基準
    位置側の前記印字余白部分をニップする第2のニップロ
    ールと、を備え、 前記第2の搬送ロール及び前記第2のニップロールを前
    記搬送ロール及び前記ニップロールに近設させたことを
    特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 インクが印字されるシートを載置する載
    置板に設けられ、前記シート搬送基準位置に配置された
    固定サイドガイドと、 前記シート搬送基準位置と対向して配置され、シートの
    サイズに応じてスライドしてシートの他端側に当接し、
    前記固定サイドガイドと共にシートを揃えるスライドサ
    イドガイドと、 前記スライドサイドガイドの下流側に配置され、前記シ
    ートの他端側を規制するスライドガイドと、 前記スライドガイドを前記シートの搬送方向に対して直
    交する方向へスライドさせるスライド手段と、 を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記固定サイドガイドの下流側に配置さ
    れ、前記シートの一端側を規制する固定ガイドが設けら
    れたことを特徴とする請求項5に記載のシート給送装
    置。
  7. 【請求項7】 前記スライド手段が、 前記スライドガイドに設けられた係合部と、 前記スライドガイドの下方に位置し、前記シートの搬送
    方向に対して直交する方向へ配設され、前記係合部がス
    ライド可能に係合する被係合部と、 前記スライドガイド及び前記スライドサイドガイドに取
    付けられ、前記スライドサイドガイドのスライド動作を
    スライドガイドへ伝達し、かつスライドサイドガイドと
    同じ方向へスライドガイドをスライドをさせる連結部材
    と、 で構成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の
    シート給送装置。
  8. 【請求項8】 シートを反転して排出する画像記録装置
    であって、 請求項1〜7の何れかに記載のシート給送装置が用いら
    れたことを特徴とする画像記録装置。
JP2000130271A 2000-04-28 2000-04-28 シート給送装置及びこのシート給送装置を用いた画像記録装置 Pending JP2001310837A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007238272A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、及び画像形成装置
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