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JP2001309682A - スピンドルモータ駆動方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁気ディスク駆動方法および磁気ディスク装置 - Google Patents

スピンドルモータ駆動方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁気ディスク駆動方法および磁気ディスク装置

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Publication number
JP2001309682A
JP2001309682A JP2000118785A JP2000118785A JP2001309682A JP 2001309682 A JP2001309682 A JP 2001309682A JP 2000118785 A JP2000118785 A JP 2000118785A JP 2000118785 A JP2000118785 A JP 2000118785A JP 2001309682 A JP2001309682 A JP 2001309682A
Authority
JP
Japan
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drive
spindle motor
driving
slew rate
magnetic disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000118785A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Shigematsu
則夫 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000118785A priority Critical patent/JP2001309682A/ja
Priority to PCT/JP2001/002377 priority patent/WO2001082463A1/ja
Priority to KR1020017016343A priority patent/KR20030009044A/ko
Priority to US10/018,218 priority patent/US20020159184A1/en
Priority to CN01800974A priority patent/CN1366731A/zh
Priority to TW090107665A priority patent/TW504672B/zh
Publication of JP2001309682A publication Critical patent/JP2001309682A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成規模の増大を抑えた1台の装置で、上位
システムからの司令あるいは使用アプリケーションの種
類に対して、最適な駆動方式または駆動特性でスピンド
ルモータを駆動することができるスピンドルモータ駆動
方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁気ディスク駆
動方法および磁気ディスク装置を提供する。 【解決手段】 上位システム10からの司令にしたがっ
て、スピンドルモータ駆動回路1内の駆動方式切り換え
手段2で、スピンドルモータ9をパルス幅変調駆動手段
5によるパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動
手段6によるリニア駆動方式で駆動するかを切り換える
ことにより、1つのスピンドルモータ駆動回路1で、使
用用途に適した駆動方式での駆動を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石系のロー
タとコイル系のステータからなるスピンドルモータの駆
動方法および駆動回路と、そのスピンドルモータにより
磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆動方法およ
び磁気ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータに永久磁石を有し、ステー
タにロータを回転駆動するためのコイルを有するスピン
ドルモータは、ステータコイルに電流を供給することに
より、回転トルクを発生するが、例えばステータコイル
が3相の場合は、所定の順序で2つのコイル毎に電流を
流して、位相を切り換えることにより、その回転を維持
するように構成されている。
【0003】以上のように構成されるスピンドルモータ
を駆動する方式として、パルス幅変調(PWM)駆動方
式あるいはリニア駆動方式のどちらかが多く使われる。
前者のパルス幅変調(PWM)駆動方式においては、ス
ピンドルモータに駆動電流を供給する出力段を完全にス
イッチング動作させており、一方、後者のリニア駆動方
式においては、スピンドルモータに駆動電流を供給する
出力段を連続的にリニア動作させている。
【0004】このような駆動方式によりスピンドルモー
タを駆動するスピンドルモータ駆動回路としては、従来
では、パルス幅変調(PWM)駆動方式あるいはリニア
駆動方式のどちらか一方の駆動方式による駆動のみが可
能なように構成されており、どちらか一方に固定された
駆動方式でスピンドルモータを駆動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のスピンドルモータ駆動回路では、例えばパル
ス幅変調(PWM)駆動方式によりスピンドルモータを
駆動する場合には、出力段を完全にスイッチング動作さ
せるので、消費電力を押さえることができるが、完全ス
イッチング動作に伴うスイッチングノイズが、スピンド
ルモータの回転音を増大させてしまう。
【0006】一方、リニア駆動方式によりスピンドルモ
ータを駆動する場合には、出力段を連続的にリニア動作
させるので、スイッチングノイズが押さえられてスピン
ドルモータの回転音は小さくすることができるが、駆動
電流が連続的に供給されるため、その駆動電流による消
費電力が大きくなってしまう。
【0007】したがって、従来のように、パルス幅変調
(PWM)駆動方式あるいはリニア駆動方式のどちらか
一方に固定された駆動方式でスピンドルモータを駆動す
るスピンドルモータ駆動回路を使用する場合には、消費
電力が優先される用途に対してはパルス幅変調(PW
M)駆動方式のスピンドルモータ駆動回路が必要であ
り、スピンドルモータの回転音が優先される用途に対し
てはリニア駆動方式のスピンドルモータ駆動回路が必要
となって、使用用途の要求仕様によって、スピンドルモ
ータ駆動回路を別々に用意しなければならないという問
題点を有していた。
【0008】また、上記のようなスピンドルモータ駆動
回路を用いてスピンドルモータを駆動して磁気ディスク
を回転駆動することにより、その磁気ディスクに対して
各種情報を記録あるいは再生する磁気ディスク装置にお
いても、同様に、スピンドルモータの回転音がそれ程問
題とはならない例えばコンピュータ用途等に対しては、
パルス幅変調(PWM)駆動方式でスピンドルモータを
駆動するスピンドルモータ駆動回路を用いた磁気ディス
ク装置を使用し、回転音が大きな問題となる例えば音響
映像用途等に対しては、リニア駆動方式でスピンドルモ
ータを駆動するスピンドルモータ駆動回路を用いた磁気
ディスク装置を使用する必要があり、使用用途に応じ
て、各スピンドルモータ駆動回路を用いた別々の磁気デ
ィスク装置を用意しなければならないという問題点も有
していた。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、上位システムからの司令あるいは使用アプリケー
ションの種類に応じて、パルス幅変調駆動方式あるいは
リニア駆動方式等の駆動方式、またはパルス幅変調駆動
方式におけるスルーレート等の駆動特性を自動的かつ容
易に切り換え選択することができ、複数の装置を用意す
ることなく、構成規模の増大をできるだけ抑えた1台の
装置で、上位システムからの司令あるいは使用アプリケ
ーションの種類に対して、最適な駆動方式または駆動特
性でスピンドルモータを駆動することができるスピンド
ルモータ駆動方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁
気ディスク駆動方法および磁気ディスク装置を提供す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のスピンドルモータ駆動方法およびスピンド
ルモータ駆動回路と磁気ディスク駆動方法および磁気デ
ィスク装置は、上位システムからの司令あるいは使用ア
プリケーションの種類にしたがって、スピンドルモータ
をパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動方式で
駆動するかを切り換えることにより、1つのスピンドル
モータ駆動回路で、使用用途に適した駆動方式での駆動
を可能とすることを特徴とする。
【0011】また、上位システムからの司令あるいは使
用アプリケーションの種類にしたがって、スピンドルモ
ータをパルス幅変調駆動方式で駆動した状態で、そのス
ルーレートを切り換えることにより、1つのスピンドル
モータ駆動回路で、使用用途に適した駆動方式での駆動
を可能とすることを特徴とする。
【0012】以上により、上位システムからの司令ある
いは使用アプリケーションの種類に応じて、パルス幅変
調駆動方式あるいはリニア駆動方式等の駆動方式、また
はパルス幅変調駆動方式におけるスルーレート等の駆動
特性を自動的かつ容易に切り換え選択することができ、
複数の装置を用意することなく、構成規模の増大をでき
るだけ抑えた1台の装置で、上位システムからの司令あ
るいは使用アプリケーションの種類に対して、最適な駆
動方式または駆動特性でスピンドルモータを駆動するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のスピン
ドルモータ駆動方法は、ロータに永久磁石を有し、ステ
ータに前記ロータを回転駆動するためのコイルを有する
スピンドルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して
回転駆動する際のスピンドルモータ駆動方法であって、
前記スピンドルモータにその回転駆動のための駆動電流
を供給するに際し、上位システムからの司令にしたがっ
て、駆動方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動するか
リニア駆動方式で駆動するかを切り換え選択し、前記パ
ルス幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前
記切り換え選択された駆動方式に対応する前記駆動電流
を、前記スピンドルモータに供給する方法とする。
【0014】請求項2に記載のスピンドルモータ駆動回
路は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータ
を回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータ
を、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動するスピ
ンドルモータ駆動回路において、前記スピンドルモータ
にその回転駆動のための駆動電流を供給する出力段と、
上位システムからの司令にしたがって、駆動方式として
パルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動方式で駆
動するかを切り換え選択する駆動方式切り換え手段とを
備え、前記出力段を、前記パルス幅変調駆動方式あるい
はリニア駆動方式のうち、前記駆動方式切り換え手段に
より切り換え選択された駆動方式に対応する前記駆動電
流を、前記スピンドルモータに供給するよう構成する。
【0015】請求項3に記載の磁気ディスク装置は、各
種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、前記各
種情報を記録あるいは再生するために、前記磁気ディス
クを回転駆動する磁気ディスク装置において、請求項2
に記載のスピンドルモータ駆動回路を備え、前記スピン
ドルモータ駆動回路を、駆動方式切り換え手段により、
上位システムからの司令にしたがって、出力段をパルス
幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動方式で駆動する
かを切り換えるよう構成する。
【0016】これらの方法および構成によると、上位シ
ステムからの司令にしたがって、出力段をパルス幅変調
駆動方式で駆動するかリニア駆動方式で駆動するかを切
り換えることにより、1つのスピンドルモータ駆動回路
で、使用用途に適した駆動方式での駆動を可能とする。
【0017】請求項4に記載のスピンドルモータ駆動方
法は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータ
を回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータ
を、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動する際の
スピンドルモータ駆動方法であって、前記スピンドルモ
ータにその回転駆動のための駆動電流を供給するに際
し、上位システムからの司令にしたがって、駆動特性と
してパルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高低を切
り換え選択し、前記高スルーレートあるいは低スルーレ
ートのうち、前記切り換え選択されたスルーレートに対
応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給す
る方法とする。
【0018】請求項5に記載のスピンドルモータ駆動回
路は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータ
を回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータ
を、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動するスピ
ンドルモータ駆動回路において、前記スピンドルモータ
にその回転駆動のための駆動電流を供給する出力段と、
上位システムからの司令にしたがって、駆動特性として
パルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高低を切り換
え選択するスルーレート切り換え手段とを備え、前記出
力段を、前記高スルーレートあるいは低スルーレートの
うち、前記スルーレート切り換え手段により切り換え選
択されたスルーレートに対応する前記駆動電流を、前記
スピンドルモータに供給するよう構成する。
【0019】請求項6に記載の磁気ディスク装置は、各
種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、前記各
種情報を記録あるいは再生するために、前記磁気ディス
クを回転駆動する磁気ディスク装置において、請求項5
に記載のスピンドルモータ駆動回路を備え、前記スピン
ドルモータ駆動回路を、スルーレート切り換え手段によ
り、上位システムからの司令にしたがって、パルス幅変
調駆動方式で駆動する出力段のスルーレートを切り換え
るよう構成する。
【0020】これらの方法および構成によると、上位シ
ステムからの司令にしたがって、出力段をパルス幅変調
駆動方式で駆動した状態で、そのスルーレートを切り換
えることにより、1つのスピンドルモータ駆動回路で、
使用用途に適した駆動方式での駆動を可能とする。
【0021】請求項7に記載のスピンドルモータ駆動方
法は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータ
を回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータ
を、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動する際の
スピンドルモータ駆動方法であって、前記スピンドルモ
ータにその回転駆動のための駆動電流を供給するに際
し、シリアルインターフェースを介して受け取った上位
システムからの司令にしたがって、シリアルポートによ
り駆動方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動するかリ
ニア駆動方式で駆動するかを切り換え選択し、前記パル
ス幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記
切り換え選択された駆動方式に対応する前記駆動電流
を、前記スピンドルモータに供給する方法とする。
【0022】請求項8に記載のスピンドルモータ駆動回
路は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータ
を回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータ
を、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動するスピ
ンドルモータ駆動回路において、前記スピンドルモータ
にその回転駆動のための駆動電流を供給する出力段と、
シリアルインターフェースを介して受け取った上位シス
テムからの司令にしたがって、シリアルポートにより駆
動方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア
駆動方式で駆動するかを切り換え選択する駆動方式切り
換え手段とを備え、前記出力段を、前記パルス幅変調駆
動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記駆動方式切
り換え手段により切り換え選択された駆動方式に対応す
る前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給するよ
う構成する。
【0023】請求項9に記載の磁気ディスク装置は、各
種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、前記各
種情報を記録あるいは再生するために、前記磁気ディス
クを回転駆動する磁気ディスク装置において、請求項8
に記載のスピンドルモータ駆動回路を備え、前記スピン
ドルモータ駆動回路を、シリアルインターフェイスを介
して受け取った上位システムからの司令をシリアルポー
トに送り、前記シリアルポートにより、前記司令にした
がって、出力段をパルス幅変調駆動方式で駆動するかリ
ニア駆動方式で駆動するかを切り換えるよう構成する。
【0024】これらの方法および構成によると、シリア
ルインターフェイスで上位システムからの司令を受取
り、その司令をシリアルポートに送り、シリアルポート
で、上位システムからの司令にしたがって、出力段をパ
ルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動方式で駆動
するかを切り換えることにより、1つのスピンドルモー
タ駆動回路で、使用用途に適した駆動方式での駆動を可
能とする。
【0025】請求項10に記載のスピンドルモータ駆動
方法は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロー
タを回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモー
タを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動する際
のスピンドルモータ駆動方法であって、前記スピンドル
モータにその回転駆動のための駆動電流を供給するに際
し、シリアルインターフェースを介して受け取った上位
システムからの司令にしたがって、シリアルポートによ
り駆動特性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレー
トの高低を切り換え選択し、前記高スルーレートあるい
は低スルーレートのうち、前記切り換え選択されたスル
ーレートに対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモ
ータに供給する方法とする。
【0026】請求項11に記載のスピンドルモータ駆動
回路は、ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロー
タを回転駆動するためのコイルを有するスピンドルモー
タを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動するス
ピンドルモータ駆動回路において、前記スピンドルモー
タにその回転駆動のための駆動電流を供給する出力段
と、シリアルインターフェースを介して受け取った上位
システムからの司令にしたがって、シリアルポートによ
り駆動特性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレー
トの高低を切り換え選択するスルーレート切り換え手段
とを備え、前記出力段を、前記高スルーレートあるいは
低スルーレートのうち、前記スルーレート切り換え手段
により切り換え選択されたスルーレートに対応する前記
駆動電流を、前記スピンドルモータに供給するよう構成
する。
【0027】請求項12に記載の磁気ディスク装置は、
各種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、前記
各種情報を記録あるいは再生するために、前記磁気ディ
スクを回転駆動する磁気ディスク装置において、請求項
11に記載のスピンドルモータ駆動回路を備え、前記ス
ピンドルモータ駆動回路を、シリアルインターフェイス
を介して受け取った上位システムからの司令をシリアル
ポートに送り、前記シリアルポートにより、前記司令に
したがって、パルス幅変調駆動方式で駆動する出力段の
スルーレートを切り換えるよう構成する。
【0028】これらの方法および構成によると、シリア
ルインターフェイスで上位システムからの司令を受取
り、その司令をシリアルポートに送り、シリアルポート
で、上位システムからの司令にしたがって、出力段をパ
ルス幅変調駆動方式で駆動した状態で、そのスルーレー
トを切り換えることにより、1つのスピンドルモータ駆
動回路で、使用用途に適した駆動方式での駆動を可能と
する。
【0029】請求項13に記載の磁気ディスク駆動方法
は、各種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、
前記各種情報を記録あるいは再生するために、ロータに
永久磁石を有しステータに前記ロータを回転駆動するた
めのコイルを有するスピンドルモータの前記コイルに駆
動電流を供給して、そのスピンドルモータにより前記磁
気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆動方法であっ
て、前記スピンドルモータにその回転駆動のための駆動
電流を供給するに際し、使用するアプリケーションの種
類にしたがって、前記アプリケーションが前記スピンド
ルモータの回転音について問題とならない用途に対して
はパルス幅変調駆動方式で駆動し、前記アプリケーショ
ンが前記スピンドルモータの回転音について問題となる
用途に対してはリニア駆動方式で駆動するように、駆動
方式を切り換え選択し、前記パルス幅変調駆動方式ある
いはリニア駆動方式のうち、前記切り換え選択された駆
動方式に対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモー
タに供給する方法とする。
【0030】請求項14に記載の磁気ディスク装置は、
ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータを回転
駆動するためのコイルを有するスピンドルモータと、前
記スピンドルモータを前記コイルに駆動電流を供給して
回転駆動するスピンドルモータ駆動回路と、前記スピン
ドルモータ駆動回路による駆動方式を決定する駆動方式
判定手段とを有し、各種情報の記録媒体である磁気ディ
スクに対して、前記各種情報を記録あるいは再生するた
めに、前記スピンドルモータにより前記磁気ディスクを
回転駆動する磁気ディスク装置であって、前記駆動方式
判定手段を、使用するアプリケーションの種類にしたが
って、前記アプリケーションが前記スピンドルモータの
回転音について問題とならない用途に対してはパルス幅
変調駆動方式で駆動し、前記アプリケーションが前記ス
ピンドルモータの回転音について問題となる用途に対し
てはリニア駆動方式で駆動するように、前記駆動方式を
決定するよう構成し、前記スピンドルモータ駆動回路
に、前記スピンドルモータにその回転駆動のための駆動
電流を供給する出力段と、前記駆動方式判定手段による
決定に基づいて、前記駆動方式を切り換え選択する駆動
方式切り換え手段とを備え、前記出力段を、前記パルス
幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記駆
動方式切り換え手段により切り換え選択された駆動方式
に対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供
給するよう構成する。
【0031】請求項15に記載の記録媒体は、請求項1
4に記載の磁気ディスク装置の駆動方式判定手段とし
て、回転音がそれ程問題とはならない用途に対してはパ
ルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆動し、前記
回転音が大きな問題となる用途に対してはリニア駆動方
式で前記スピンドルモータを駆動するように、使用され
るアプリケーションに応じて、前記スピンドルモータの
駆動方式を切り換えるソフトウェアを供給するプログラ
ムを記録した構成とする。
【0032】これらの方法および構成によると、回転音
がそれ程問題とはならない用途に対してはパルス幅変調
駆動方式でスピンドルモータを駆動し、回転音が大きな
問題となる用途に対してはリニア駆動方式でスピンドル
モータを駆動するように、使用されるアプリケーション
に応じて、スピンドルモータの駆動方式を切り換えるこ
とにより、1つの磁気ディスク装置で、使用用途に適し
た駆動方式での駆動を可能とする。
【0033】請求項16に記載の磁気ディスク駆動方法
は、各種情報の記録媒体である磁気ディスクに対して、
前記各種情報を記録あるいは再生するために、ロータに
永久磁石を有しステータに前記ロータを回転駆動するた
めのコイルを有するスピンドルモータの前記コイルに駆
動電流を供給して、そのスピンドルモータにより前記磁
気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆動方法であっ
て、前記スピンドルモータにその回転駆動のための駆動
電流を供給するに際し、使用するアプリケーションの種
類にしたがって、前記アプリケーションが前記スピンド
ルモータの回転音について問題とならない用途に対して
は高スルーレートのパルス幅変調駆動方式で駆動し、前
記アプリケーションが前記スピンドルモータの回転音に
ついて問題となる用途に対しては低スルーレートのパル
ス幅変調駆動方式で駆動するように、駆動特性としてパ
ルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高低を切り換え
選択し、前記高スルーレートあるいは低スルーレートの
うち、前記切り換え選択されたスルーレートに対応する
前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給する方法
とする。
【0034】請求項17に記載の磁気ディスク装置は、
ロータに永久磁石を有し、ステータに前記ロータを回転
駆動するためのコイルを有するスピンドルモータと、前
記スピンドルモータを前記コイルに駆動電流を供給して
回転駆動するスピンドルモータ駆動回路と、前記スピン
ドルモータ駆動回路による駆動特性を決定する駆動方式
判定手段とを有し、各種情報の記録媒体である磁気ディ
スクに対して、前記各種情報を記録あるいは再生するた
めに、前記スピンドルモータにより前記磁気ディスクを
回転駆動する磁気ディスク装置であって、前記駆動方式
判定手段を、使用するアプリケーションの種類にしたが
って、前記アプリケーションが前記スピンドルモータの
回転音について問題とならない用途に対しては高スルー
レートのパルス幅変調駆動方式で駆動し、前記アプリケ
ーションが前記スピンドルモータの回転音について問題
となる用途に対しては低スルーレートのパルス幅変調駆
動方式で駆動するように、前記駆動特性としてパルス幅
変調駆動方式でのスルーレートの高低を決定するよう構
成し、前記スピンドルモータ駆動回路に、前記スピンド
ルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給する出
力段と、前記駆動方式判定手段による決定に基づいて、
前記駆動特性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレ
ートの高低を切り換え選択するスルーレート切り換え手
段とを備え、前記出力段を、前記高スルーレートあるい
は低スルーレートのうち、前記スルーレート切り換え手
段により切り換え選択されたスルーレートに対応する前
記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給するよう構
成する。
【0035】請求項18に記載の記録媒体は、請求項1
7に記載の磁気ディスク装置の駆動方式判定手段とし
て、回転音がそれ程問題とはならない用途に対しては高
スルーレートのパルス幅変調駆動方式でスピンドルモー
タを駆動し、前記回転音が大きな問題となる用途に対し
ては低スルーレートの前記パルス幅変調駆動方式で前記
スピンドルモータを駆動するように、使用されるアプリ
ケーションに応じて、前記パルス幅変調駆動方式で駆動
する出力段のスルーレートを切り換えるソフトウェアを
供給するプログラムを記録した構成とする。
【0036】これらの方法および構成によると、回転音
がそれ程問題とはならない用途に対しては高スルーレー
トのパルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆動
し、回転音が大きな問題となる用途に対しては低スルー
レートのパルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆
動するように、使用されるアプリケーションに応じて、
スピンドルモータをパルス幅変調駆動方式で駆動した状
態で、そのスルーレートを切り換えることにより、1つ
の磁気ディスク装置で、使用用途に適した駆動方式での
駆動を可能とする。
【0037】以下、本発明の実施の形態を示すスピンド
ルモータ駆動方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁
気ディスク駆動方法および磁気ディスク装置について、
図面を参照しながら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の請求項1、請求項2、請求項
3、請求項7、請求項8及び請求項9に記載された発明
の好ましい一実施の形態について、図1及び図3を参照
しながら説明する。
【0038】図1は本実施の形態1の磁気ディスク装置
に使用されるスピンドルモータ駆動回路の構成を示すブ
ロック図である。図3は本実施の形態1の磁気ディスク
装置に使用されるスピンドルモータの駆動電流を示す波
形図である。
【0039】まず図1において、スピンドルモータ駆動
回路1は、ロータに永久磁石を有しステータに駆動用の
コイルを有する一般的なスピンドルモータ(SPM)9
を回転させるために、その駆動コイルが例えば3相の場
合は、所定の順序で2つのコイル毎に駆動電流8を流し
て供給し位相を切り換える。
【0040】スピンドルモータ駆動回路1は、スピンド
ルモータ9を回転させるために駆動電流8を供給する出
力段7と、出力段7をパルス幅変調(PWM)駆動方式
で駆動するパルス幅変調(PWM)駆動手段5と、出力
段7をリニア駆動方式で駆動するリニア駆動手段6と、
出力段7を、パルス幅変調(PWM)駆動方式で駆動す
るかリニア駆動方式で駆動するかを切り換える駆動方式
切り換え手段2から構成されている。更に駆動方式切り
換え手段2は、シリアルインターフェース(シリアルI
F)3とシリアルポート4から構成されている。
【0041】上位システム10は、出力段7を、パルス
幅変調(PWM)駆動方式で駆動するかリニア駆動方式
で駆動するかを指示する駆動方式司令11を、シリアル
インターフェース3を経由して、シリアルポート4に送
る。シリアルポート4は、上位システム10からの駆動
方式司令11に従って、パルス幅変調(PWM)駆動手
段5かリニア駆動手段6のいずれかで出力段7を駆動す
る。出力段7は、選択された駆動手段に応じた駆動電流
8をスピンドルモータ9に供給し、スピンドルモータ9
の回転を維持する。
【0042】図3(a)は、出力段7を、パルス幅変調
(PWM)駆動方式で駆動した場合の電流波形を示して
おり、回転音がそれ程問題とはならない例えばコンピュ
ータ用途等において、図3(a)に示すパルス幅変調
(PWM)駆動方式の電流波形で駆動した場合、出力段
7を完全スイッチング動作させるので、消費電力を押さ
えることができる。
【0043】また、図3(b)は、出力段7を、リニア
駆動方式で駆動した場合の電流波形を示しており、回転
音が大きな問題となる例えば音響映像用途等において、
図3(b)に示すリニア駆動方式の電流波形で駆動した
場合、出力段7をリニア動作させるので、完全スイッチ
ング動作の場合に発生していたスイッチングノイズが抑
えられ、スピンドルモータ9の回転音を小さくすること
ができる。 (実施の形態2)本発明の請求項4、請求項5、請求項
6、請求項10、請求項11及び請求項12に記載され
た発明の好ましい一実施の形態について、図2及び図4
を参照しながら説明する。
【0044】図2は本実施の形態2の磁気ディスク装置
に使用されるスピンドルモータ駆動回路の構成を示すブ
ロック図である。図4は本実施の形態2の磁気ディスク
装置に使用されるスピンドルモータの駆動電流を示す波
形図である。
【0045】まず図2において、スピンドルモータ駆動
回路1は、ロータに永久磁石を有しステータに駆動用の
コイルを有する一般的なスピンドルモータ(SPM)9
を回転させるために、その駆動コイルが例えば3相の場
合は、所定の順序で2つのコイル毎に駆動電流8を流し
て供給し位相を切り換える。
【0046】スピンドルモータ駆動回路1は、スピンド
ルモータ9を回転させるために駆動電流8を供給する出
力段7と、出力段7をパルス幅変調(PWM)駆動方式
で駆動した状態で、そのスルーレートを変更できるパル
ス幅変調(PWM)駆動手段13と、出力段7を、高ス
ルーレートのパルス幅変調(PWM)駆動方式で駆動す
るか低スルーレートのパルス幅変調(PWM)駆動方式
で駆動するかを切り換えるスルーレート切り換え手段1
2から構成されている。更にスルーレート切り換え手段
12は、シリアルインターフェース3とシリアルポート
4から構成されている。
【0047】上位システム10は、出力段7をパルス幅
変調(PWM)駆動方式で駆動する際のスルーレート値
を指令するためのスルーレート値司令14を、シリアル
インターフェース3を経由して、シリアルポート4に送
る。シリアルポート4は、上位システム10からのスル
ーレート値司令14に従って、司令されたスルーレート
値によるパルス幅変調(PWM)駆動方式で出力段7を
駆動する。出力段7は、司令されたスルーレート値の駆
動電流8をスピンドルモータ9に供給し、スピンドルモ
ータ9の回転を維持する。
【0048】図4(a)は、出力段7をパルス幅変調
(PWM)駆動方式で駆動する際のスルーレートを高ス
ルーレートとした場合の電流波形を示しており、回転音
がそれ程問題とはならない例えばコンピュータ用途等に
おいて、図4(a)に示すパルス幅変調(PWM)駆動
方式により高スルーレートで駆動した場合、出力段7を
スイッチングポイント15において高速にスイッチング
動作させるので、消費電力を押さえることができる。
【0049】図4(b)は、出力段7をパルス幅変調
(PWM)駆動方式で駆動する際のスルーレートを低ス
ルーレートとした場合の電流波形を示しており、回転音
が大きな問題となる例えば音響映像用途等において、図
4(b)に示すパルス幅変調(PWM)駆動方式により
低スルーレートで駆動した場合、出力段7をスイッチン
グポイント15において低速にスイッチング動作させる
ので、高速にスイッチング動作させた場合に発生してい
たスイッチングノイズが押さえられ、スピンドルモータ
9の回転音を小さくすることができる。 (実施の形態3)本発明の請求項13、請求項14及び
請求項15に記載された発明の好ましい一実施の形態に
ついて、図5を参照しながら説明する。
【0050】図5は本実施の形態3の磁気ディスク装置
におけるスピンドルモータ駆動制御部の構成を示すブロ
ック図である。図5において、磁気ディスク装置16
は、使用アプリケーション19とインターフェース20
を介して接続されており、インターフェース20を経由
してデータのやり取りを行なう。
【0051】磁気ディスク装置16のスピンドルモータ
駆動回路1は、ロータに永久磁石を有しステータに駆動
用のコイルを有するスピンドルモータ9を回転させるた
めに、その駆動コイルが例えば3相の場合は、所定の順
序で2つのコイル毎に駆動電流8を流して供給し位相を
切り換える。
【0052】スピンドルモータ駆動回路1は、スピンド
ルモータ9を回転させるために駆動電流8を供給する出
力段7と、出力段7をパルス幅変調(PWM)駆動方式
で駆動するパルス幅変調(PWM)駆動手段5と、出力
段7をリニア駆動方式で駆動するリニア駆動手段6と、
出力段7をパルス幅変調(PWM)駆動方式で駆動する
かリニア駆動方式で駆動するかを切り換える駆動方式切
り換え手段2と、出力段7をパルス幅変調(PWM)駆
動方式で駆動するかリニア駆動方式で駆動するかを決定
する駆動方式決定手段17と、駆動方式決定手段17で
決定した駆動方式司令11を、駆動方式切り換え手段2
に伝達する磁気ディスク装置コントロール手段18から
構成されている。更に駆動方式切り換え手段2は、シリ
アルインターフェース3とシリアルポート4から構成さ
れている。
【0053】使用アプリケーション19が回転音につい
てそれ程問題とはならない例えばコンピュータ用途等で
あった場合、駆動方式決定手段17は、使用アプリケー
ション19の仕様に応じて、出力段7をパルス幅変調
(PWM)駆動方式で駆動するよう決定し、磁気ディス
ク装置コントロール手段18を経由して、駆動方式司令
11を駆動方式切り換え手段2に送る。
【0054】駆動方式切り換え手段2内にあるシリアル
インターフェース3は、駆動方式司令11をシリアルポ
ート4に送り、シリアルポート4は、駆動方式司令11
に従って、パルス幅変調(PWM)駆動手段5で出力段
7を駆動する。出力段7は、選択されたパルス幅変調
(PWM)駆動方式による駆動電流8をスピンドルモー
タ9に供給し、スピンドルモータ9の回転を維持する。
【0055】一方、使用アプリケーション19が回転音
について大きな問題となる例えば音響映像用途等であっ
た場合、駆動方式決定手段17は、使用アプリケーショ
ン19の仕様に応じて、出力段7をリニア駆動方式で駆
動するよう決定し、磁気ディスク装置コントロール手段
18を経由して、駆動方式司令11を駆動方式切り換え
手段2に送る。
【0056】駆動方式切り換え手段2内にあるシリアル
インターフェース3は、駆動方式司令11をシリアルポ
ート4に送り、シリアルポート4は、駆動方式司令11
に従って、リニア駆動手段6で出力段7を駆動する。出
力段7は、選択されたリニア駆動方式による駆動電流8
をスピンドルモータ9に供給し、スピンドルモータ9の
回転を維持する。 (実施の形態4)本発明の請求項16、請求項17及び
請求項18に記載された発明の好ましい一実施の形態に
ついて、図6を参照しながら説明する。
【0057】図6は本実施の形態4の磁気ディスク装置
におけるスピンドルモータ駆動制御部の構成を示すブロ
ック図である。図6において、磁気ディスク装置16
は、使用アプリケーション19とインターフェース20
を介して接続されており、インターフェース20を経由
してデータのやり取りを行なう。
【0058】磁気ディスク装置16のスピンドルモータ
駆動回路1は、ロータに永久磁石を有しステータに駆動
用のコイルを有するスピンドルモータ9を回転させるた
めに、その駆動コイルが例えば3相の場合は、所定の順
序で2つのコイル毎に駆動電流8を流して供給し位相を
切り換える。
【0059】スピンドルモータ駆動回路1は、スピンド
ルモータ9を回転させるために駆動電流8を供給する出
力段7と、出力段7をパルス幅変調(PWM)駆動方式
で駆動した状態で、そのスルーレートを変更できるパル
ス幅変調(PWM)駆動手段13と、出力段7を高スル
ーレートのパルス幅変調(PWM)駆動方式で駆動する
か低スルーレートのパルス幅変調(PWM)駆動方式で
駆動するかを切り換えるスルーレート切り換え手段12
と、出力段7のスルーレート値を決定するスルーレート
決定手段21と、スルーレート決定手段21で決定した
スルーレート値司令14を、スルーレート切り換え手段
12に伝達する磁気ディスク装置コントロール手段18
から構成されている。更にスルーレート切り換え手段1
2は、シリアルインターフェース3とシリアルポート4
から構成されている。
【0060】使用アプリケーション19が回転音につい
てそれ程問題とはならない例えばコンピュータ用途等で
あった場合、スルーレート決定手段21は、使用アプリ
ケーション19の仕様に応じて、出力段7をパルス幅変
調(PWM)駆動方式により高スルーレートで駆動する
よう決定し、磁気ディスク装置コントロール手段18を
経由して、スルーレート値司令14をスルーレート切り
換え手段12に送る。
【0061】スルーレート切り換え手段12内にあるシ
リアルインターフェース3は、スルーレート値司令14
をシリアルポート4に送り、シリアルポート4は、スル
ーレート値司令14に従って、高スルーレートで出力段
7を駆動する。出力段7は、パルス幅変調(PWM)駆
動方式で駆動し、高スルーレート駆動に対応する駆動電
流8をスピンドルモータ9に供給し、スピンドルモータ
9の回転を維持する。
【0062】一方、使用アプリケーション19が回転音
について大きな問題となる例えば音響映像用途等であっ
た場合、スルーレート決定手段21は、使用アプリケー
ション19の仕様に応じて、出力段7をパルス幅変調
(PWM)駆動方式により低スルーレートで駆動するよ
う決定し、磁気ディスク装置コントロール手段18を経
由して、スルーレート値司令14をスルーレート切り換
え手段12に送る。
【0063】スルーレート切り換え手段12内にあるシ
リアルインターフェース3は、スルーレート値司令14
をシリアルポート4に送り、シリアルポート4は、スル
ーレート値司令14に従って、低スルーレートで出力段
7を駆動する。出力段7は、パルス幅変調(PWM)駆
動方式で駆動し、低スルーレート駆動に対応する駆動電
流8をスピンドルモータ9に供給し、スピンドルモータ
9の回転を維持する。
【0064】以上のように、各実施の形態によれば、上
位システムからの司令あるいは使用アプリケーションの
種類に応じて、パルス幅変調駆動方式あるいはリニア駆
動方式等の駆動方式、またはパルス幅変調駆動方式にお
けるスルーレート等の駆動特性を自動的かつ容易に切り
換え選択することができ、複数の装置を用意することな
く、構成規模の増大をできるだけ抑えた1台の装置で、
上位システムからの司令あるいは使用アプリケーション
の種類に対して、最適な駆動方式または駆動特性でスピ
ンドルモータを駆動することができる。
【0065】なお、上述の各実施の形態においては、ス
ピンドルモータの駆動方式あるいは駆動特性の切り換え
手法は、ハードウェアで実現するように構成している
が、駆動方式あるいは駆動特性の切り換え手法を、コン
ピュータにより実行可能なコンピュータ・プログラムに
基づいて実現可能なように、そのプログラムを記録した
記録媒体を用いてソフトウェア化し、その記録媒体に、
回転音がそれ程問題とはならない用途に対してはパルス
幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆動し、回転音が
大きな問題となる用途に対してはリニア駆動方式でスピ
ンドルモータを駆動するように、または、回転音がそれ
程問題とはならない用途に対しては高スルーレートのパ
ルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆動し、回転
音が大きな問題となる用途に対しては低スルーレートの
パルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆動するよ
うに、使用されるアプリケーションに応じて、スピンド
ルモータの駆動方式あるいは駆動特性を切り換えるソフ
トウェアを供給するプログラムを記録することもでき
る。
【0066】このように、スピンドルモータの駆動方式
あるいは駆動特性の切り換え手法を、コンピュータ・プ
ログラム化することにより、プログラムを記録した記録
媒体の交換作業だけで、スピンドルモータの駆動方式お
よび駆動特性の切り換え手法を実現することができ、構
成規模を増大することなく、上位システムからの司令あ
るいは使用アプリケーションの種類に応じて、使用用途
に適した駆動方式または特性を自動的かつ容易に切り換
え選択することができ、上記と同様の効果を得ることが
できる。
【0067】ここで利用する記録媒体は、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD、光磁気
ディスク、リムーバブル・ハードディスク及びフラッシ
ュメモリ等を含むデータ記録装置の何れでも良い。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1から請求項3に
記載の発明によれば、上位システムからの司令にしたが
って、出力段をパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニ
ア駆動方式で駆動するかを切り換えることにより、1つ
のスピンドルモータ駆動回路で、使用用途に適した駆動
方式での駆動を可能にすることができる。
【0069】また、請求項4から請求項6に記載の発明
によれば、上位システムからの司令にしたがって、出力
段をパルス幅変調駆動方式で駆動した状態で、そのスル
ーレートを切り換えることにより、1つのスピンドルモ
ータ駆動回路で、使用用途に適した駆動方式での駆動を
可能にすることができる。
【0070】また、請求項7から請求項9に記載の発明
によれば、シリアルインターフェイスで上位システムか
らの司令を受取り、その司令をシリアルポートに送り、
シリアルポートで、上位システムからの司令にしたがっ
て、出力段をパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア
駆動方式で駆動するかを切り換えることにより、1つの
スピンドルモータ駆動回路で、使用用途に適した駆動方
式での駆動を可能にすることができる。
【0071】また、請求項10から請求項12に記載の
発明によれば、シリアルインターフェイスで上位システ
ムからの司令を受取り、その司令をシリアルポートに送
り、シリアルポートで、上位システムからの司令にした
がって、出力段をパルス幅変調駆動方式で駆動した状態
で、そのスルーレートを切り換えることにより、1つの
スピンドルモータ駆動回路で、使用用途に適した駆動方
式での駆動を可能にすることができる。
【0072】また、請求項13から請求項15に記載の
発明によれば、回転音がそれ程問題とはならない用途に
対してはパルス幅変調駆動方式でスピンドルモータを駆
動し、回転音が大きな問題となる用途に対してはリニア
駆動方式でスピンドルモータを駆動するように、使用さ
れるアプリケーションに応じて、スピンドルモータの駆
動方式を切り換えることにより、1つの磁気ディスク装
置で、使用用途に適した駆動方式での駆動を可能にする
ことができる。
【0073】また、請求項16から請求項18に記載の
発明によれば、回転音がそれ程問題とはならない用途に
対しては高スルーレートのパルス幅変調駆動方式でスピ
ンドルモータを駆動し、回転音が大きな問題となる用途
に対しては低スルーレートのパルス幅変調駆動方式でス
ピンドルモータを駆動するように、使用されるアプリケ
ーションに応じて、スピンドルモータをパルス幅変調駆
動方式で駆動した状態で、そのスルーレートを切り換え
ることにより、1つの磁気ディスク装置で、使用用途に
適した駆動方式での駆動を可能にすることができる。
【0074】以上のため、上位システムからの司令ある
いは使用アプリケーションの種類に応じて、パルス幅変
調駆動方式あるいはリニア駆動方式等の駆動方式、また
はパルス幅変調駆動方式におけるスルーレート等の駆動
特性を自動的かつ容易に切り換え選択することができ、
複数の装置を用意することなく、構成規模の増大をでき
るだけ抑えた1台の装置で、上位システムからの司令あ
るいは使用アプリケーションの種類に対して、最適な駆
動方式または駆動特性でスピンドルモータを駆動するこ
とができる。
【0075】さらに、請求項15または請求項18に記
載の発明によれば、駆動方式あるいは駆動特性の切り換
え手法を、コンピュータ・プログラム化することができ
る。そのため、プログラムを記録した記録媒体の交換作
業だけで、スピンドルモータの駆動方式および駆動特性
の切り換え手法を実現することができ、構成規模を増大
することなく、上位システムからの司令あるいは使用ア
プリケーションの種類に応じて、使用用途に適した駆動
方式または特性を自動的かつ容易に切り換え選択するこ
とができ、上記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータ駆動回路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータ駆動回路の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータの駆動電流を示す波形図
【図4】本発明の実施の形態2の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータの駆動電流を示す波形図
【図5】本発明の実施の形態3の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータ駆動制御部の構成を示すブロック
【図6】本発明の実施の形態4の磁気ディスク装置にお
けるスピンドルモータ駆動制御部の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 スピンドルモータ駆動回路 2 駆動方式切り換え手段 3 シリアルインターフェース(シリアルIF) 4 シリアルポート 5 パルス幅変調駆動手段(PWM駆動手段) 6 リニア駆動手段 7 出力段 8 駆動電流 9 スピンドルモータ(SPM) 10 上位システム 11 駆動方式司令 12 スルーレート切り換え手段 13 パルス幅変調駆動手段(PWM駆動手段) 14 スルーレート値司令 15 スイッチングポイント 16 磁気ディスク装置 17 駆動方式決定手段 18 磁気ディスク装置コントロール手段 19 使用アプリケーション 20 インターフェース 21 スルーレート決定手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    する際のスピンドルモータ駆動方法であって、前記スピ
    ンドルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給す
    るに際し、上位システムからの司令にしたがって、駆動
    方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆
    動方式で駆動するかを切り換え選択し、前記パルス幅変
    調駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記切り換
    え選択された駆動方式に対応する前記駆動電流を、前記
    スピンドルモータに供給することを特徴とするスピンド
    ルモータ駆動方法。
  2. 【請求項2】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    するスピンドルモータ駆動回路において、前記スピンド
    ルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給する出
    力段と、上位システムからの司令にしたがって、駆動方
    式としてパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア駆動
    方式で駆動するかを切り換え選択する駆動方式切り換え
    手段とを備え、前記出力段を、前記パルス幅変調駆動方
    式あるいはリニア駆動方式のうち、前記駆動方式切り換
    え手段により切り換え選択された駆動方式に対応する前
    記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給するよう構
    成したことを特徴とするスピンドルモータ駆動回路。
  3. 【請求項3】 各種情報の記録媒体である磁気ディスク
    に対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置
    において、請求項2に記載のスピンドルモータ駆動回路
    を備え、前記スピンドルモータ駆動回路を、駆動方式切
    り換え手段により、上位システムからの司令にしたがっ
    て、出力段をパルス幅変調駆動方式で駆動するかリニア
    駆動方式で駆動するかを切り換えるよう構成したことを
    特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    する際のスピンドルモータ駆動方法であって、前記スピ
    ンドルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給す
    るに際し、上位システムからの司令にしたがって、駆動
    特性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高
    低を切り換え選択し、前記高スルーレートあるいは低ス
    ルーレートのうち、前記切り換え選択されたスルーレー
    トに対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータに
    供給することを特徴とするスピンドルモータ駆動方法。
  5. 【請求項5】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    するスピンドルモータ駆動回路において、前記スピンド
    ルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給する出
    力段と、上位システムからの司令にしたがって、駆動特
    性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高低
    を切り換え選択するスルーレート切り換え手段とを備
    え、前記出力段を、前記高スルーレートあるいは低スル
    ーレートのうち、前記スルーレート切り換え手段により
    切り換え選択されたスルーレートに対応する前記駆動電
    流を、前記スピンドルモータに供給するよう構成したこ
    とを特徴とするスピンドルモータ駆動回路。
  6. 【請求項6】 各種情報の記録媒体である磁気ディスク
    に対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置
    において、請求項5に記載のスピンドルモータ駆動回路
    を備え、前記スピンドルモータ駆動回路を、スルーレー
    ト切り換え手段により、上位システムからの司令にした
    がって、パルス幅変調駆動方式で駆動する出力段のスル
    ーレートを切り換えるよう構成したことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    する際のスピンドルモータ駆動方法であって、前記スピ
    ンドルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給す
    るに際し、シリアルインターフェースを介して受け取っ
    た上位システムからの司令にしたがって、シリアルポー
    トにより駆動方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動す
    るかリニア駆動方式で駆動するかを切り換え選択し、前
    記パルス幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方式のう
    ち、前記切り換え選択された駆動方式に対応する前記駆
    動電流を、前記スピンドルモータに供給することを特徴
    とするスピンドルモータ駆動方法。
  8. 【請求項8】 ロータに永久磁石を有し、ステータに前
    記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピンド
    ルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆動
    するスピンドルモータ駆動回路において、前記スピンド
    ルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給する出
    力段と、シリアルインターフェースを介して受け取った
    上位システムからの司令にしたがって、シリアルポート
    により駆動方式としてパルス幅変調駆動方式で駆動する
    かリニア駆動方式で駆動するかを切り換え選択する駆動
    方式切り換え手段とを備え、前記出力段を、前記パルス
    幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記駆
    動方式切り換え手段により切り換え選択された駆動方式
    に対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供
    給するよう構成したことを特徴とするスピンドルモータ
    駆動回路。
  9. 【請求項9】 各種情報の記録媒体である磁気ディスク
    に対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置
    において、請求項8に記載のスピンドルモータ駆動回路
    を備え、前記スピンドルモータ駆動回路を、シリアルイ
    ンターフェイスを介して受け取った上位システムからの
    司令をシリアルポートに送り、前記シリアルポートによ
    り、前記司令にしたがって、出力段をパルス幅変調駆動
    方式で駆動するかリニア駆動方式で駆動するかを切り換
    えるよう構成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】 ロータに永久磁石を有し、ステータに
    前記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピン
    ドルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆
    動する際のスピンドルモータ駆動方法であって、前記ス
    ピンドルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給
    するに際し、シリアルインターフェースを介して受け取
    った上位システムからの司令にしたがって、シリアルポ
    ートにより駆動特性としてパルス幅変調駆動方式でのス
    ルーレートの高低を切り換え選択し、前記高スルーレー
    トあるいは低スルーレートのうち、前記切り換え選択さ
    れたスルーレートに対応する前記駆動電流を、前記スピ
    ンドルモータに供給することを特徴とするスピンドルモ
    ータ駆動方法。
  11. 【請求項11】 ロータに永久磁石を有し、ステータに
    前記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピン
    ドルモータを、前記コイルに駆動電流を供給して回転駆
    動するスピンドルモータ駆動回路において、前記スピン
    ドルモータにその回転駆動のための駆動電流を供給する
    出力段と、シリアルインターフェースを介して受け取っ
    た上位システムからの司令にしたがって、シリアルポー
    トにより駆動特性としてパルス幅変調駆動方式でのスル
    ーレートの高低を切り換え選択するスルーレート切り換
    え手段とを備え、前記出力段を、前記高スルーレートあ
    るいは低スルーレートのうち、前記スルーレート切り換
    え手段により切り換え選択されたスルーレートに対応す
    る前記駆動電流を、前記スピンドルモータに供給するよ
    う構成したことを特徴とするスピンドルモータ駆動回
    路。
  12. 【請求項12】 各種情報の記録媒体である磁気ディス
    クに対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置
    において、請求項11に記載のスピンドルモータ駆動回
    路を備え、前記スピンドルモータ駆動回路を、シリアル
    インターフェイスを介して受け取った上位システムから
    の司令をシリアルポートに送り、前記シリアルポートに
    より、前記司令にしたがって、パルス幅変調駆動方式で
    駆動する出力段のスルーレートを切り換えるよう構成し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  13. 【請求項13】 各種情報の記録媒体である磁気ディス
    クに対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、ロータに永久磁石を有しステータに前記ロータを回
    転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータの前
    記コイルに駆動電流を供給して、そのスピンドルモータ
    により前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆
    動方法であって、前記スピンドルモータにその回転駆動
    のための駆動電流を供給するに際し、使用するアプリケ
    ーションの種類にしたがって、前記アプリケーションが
    前記スピンドルモータの回転音について問題とならない
    用途に対してはパルス幅変調駆動方式で駆動し、前記ア
    プリケーションが前記スピンドルモータの回転音につい
    て問題となる用途に対してはリニア駆動方式で駆動する
    ように、駆動方式を切り換え選択し、前記パルス幅変調
    駆動方式あるいはリニア駆動方式のうち、前記切り換え
    選択された駆動方式に対応する前記駆動電流を、前記ス
    ピンドルモータに供給することを特徴とする磁気ディス
    ク駆動方法。
  14. 【請求項14】 ロータに永久磁石を有し、ステータに
    前記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピン
    ドルモータと、前記スピンドルモータを前記コイルに駆
    動電流を供給して回転駆動するスピンドルモータ駆動回
    路と、前記スピンドルモータ駆動回路による駆動方式を
    決定する駆動方式判定手段とを有し、各種情報の記録媒
    体である磁気ディスクに対して、前記各種情報を記録あ
    るいは再生するために、前記スピンドルモータにより前
    記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置であっ
    て、前記駆動方式判定手段を、使用するアプリケーショ
    ンの種類にしたがって、前記アプリケーションが前記ス
    ピンドルモータの回転音について問題とならない用途に
    対してはパルス幅変調駆動方式で駆動し、前記アプリケ
    ーションが前記スピンドルモータの回転音について問題
    となる用途に対してはリニア駆動方式で駆動するよう
    に、前記駆動方式を決定するよう構成し、前記スピンド
    ルモータ駆動回路に、前記スピンドルモータにその回転
    駆動のための駆動電流を供給する出力段と、前記駆動方
    式判定手段による決定に基づいて、前記駆動方式を切り
    換え選択する駆動方式切り換え手段とを備え、前記出力
    段を、前記パルス幅変調駆動方式あるいはリニア駆動方
    式のうち、前記駆動方式切り換え手段により切り換え選
    択された駆動方式に対応する前記駆動電流を、前記スピ
    ンドルモータに供給するよう構成したことを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の磁気ディスク装置
    の駆動方式判定手段として、回転音がそれ程問題とはな
    らない用途に対してはパルス幅変調駆動方式でスピンド
    ルモータを駆動し、前記回転音が大きな問題となる用途
    に対してはリニア駆動方式で前記スピンドルモータを駆
    動するように、使用されるアプリケーションに応じて、
    前記スピンドルモータの駆動方式を切り換えるソフトウ
    ェアを供給するプログラムを記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 各種情報の記録媒体である磁気ディス
    クに対して、前記各種情報を記録あるいは再生するため
    に、ロータに永久磁石を有しステータに前記ロータを回
    転駆動するためのコイルを有するスピンドルモータの前
    記コイルに駆動電流を供給して、そのスピンドルモータ
    により前記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆
    動方法であって、前記スピンドルモータにその回転駆動
    のための駆動電流を供給するに際し、使用するアプリケ
    ーションの種類にしたがって、前記アプリケーションが
    前記スピンドルモータの回転音について問題とならない
    用途に対しては高スルーレートのパルス幅変調駆動方式
    で駆動し、前記アプリケーションが前記スピンドルモー
    タの回転音について問題となる用途に対しては低スルー
    レートのパルス幅変調駆動方式で駆動するように、駆動
    特性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高
    低を切り換え選択し、前記高スルーレートあるいは低ス
    ルーレートのうち、前記切り換え選択されたスルーレー
    トに対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータに
    供給することを特徴とする磁気ディスク駆動方法。
  17. 【請求項17】 ロータに永久磁石を有し、ステータに
    前記ロータを回転駆動するためのコイルを有するスピン
    ドルモータと、前記スピンドルモータを前記コイルに駆
    動電流を供給して回転駆動するスピンドルモータ駆動回
    路と、前記スピンドルモータ駆動回路による駆動特性を
    決定する駆動方式判定手段とを有し、各種情報の記録媒
    体である磁気ディスクに対して、前記各種情報を記録あ
    るいは再生するために、前記スピンドルモータにより前
    記磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク装置であっ
    て、前記駆動方式判定手段を、使用するアプリケーショ
    ンの種類にしたがって、前記アプリケーションが前記ス
    ピンドルモータの回転音について問題とならない用途に
    対しては高スルーレートのパルス幅変調駆動方式で駆動
    し、前記アプリケーションが前記スピンドルモータの回
    転音について問題となる用途に対しては低スルーレート
    のパルス幅変調駆動方式で駆動するように、前記駆動特
    性としてパルス幅変調駆動方式でのスルーレートの高低
    を決定するよう構成し、前記スピンドルモータ駆動回路
    に、前記スピンドルモータにその回転駆動のための駆動
    電流を供給する出力段と、前記駆動方式判定手段による
    決定に基づいて、前記駆動特性としてパルス幅変調駆動
    方式でのスルーレートの高低を切り換え選択するスルー
    レート切り換え手段とを備え、前記出力段を、前記高ス
    ルーレートあるいは低スルーレートのうち、前記スルー
    レート切り換え手段により切り換え選択されたスルーレ
    ートに対応する前記駆動電流を、前記スピンドルモータ
    に供給するよう構成したことを特徴とする磁気ディスク
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の磁気ディスク装置
    の駆動方式判定手段として、回転音がそれ程問題とはな
    らない用途に対しては高スルーレートのパルス幅変調駆
    動方式でスピンドルモータを駆動し、前記回転音が大き
    な問題となる用途に対しては低スルーレートの前記パル
    ス幅変調駆動方式で前記スピンドルモータを駆動するよ
    うに、使用されるアプリケーションに応じて、前記パル
    ス幅変調駆動方式で駆動する出力段のスルーレートを切
    り換えるソフトウェアを供給するプログラムを記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
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