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JP2001308449A - 光源装置及び画像形成装置 - Google Patents

光源装置及び画像形成装置

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Publication number
JP2001308449A
JP2001308449A JP2000120548A JP2000120548A JP2001308449A JP 2001308449 A JP2001308449 A JP 2001308449A JP 2000120548 A JP2000120548 A JP 2000120548A JP 2000120548 A JP2000120548 A JP 2000120548A JP 2001308449 A JP2001308449 A JP 2001308449A
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JP
Japan
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light
light source
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drive current
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Application number
JP2000120548A
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English (en)
Inventor
Kosuke Yamada
光介 山田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大光量を出力する駆動電流を超えても発振
可能なレーザ光源において、光量制御に適した光出力範
囲外での使用を防止する。 【解決手段】 レーザ光源12から出力された光を光検
出部14で受光し、増幅器16によってモニタ電圧に変
換して、演算判定部20に記憶する。演算判定部20で
は、新たに記憶されたモニタ電圧と前回記憶されたモニ
タ電圧との差を求め、第2の比較部24では、この差電
圧と第2の基準電圧Vrefとの差が略0になるまで、
アップダウンカウンタ22のカウンタ値をアップして駆
動電流を増加させる。第2の基準電圧Vrefとの差が
略0となったら、このときのアップダウンカウンタ22
のカウンタ値をカウンタ上限値として上限値記憶部34
に記憶しておく。その後、第1の基準電圧Vref1を
用いて光量制御を行い、アップダウンカウンタ22のカ
ウンタ値がカウンタ上限値を超えた場合は、異常検出信
号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置及び画像
形成装置に係わり、特に、最大光量を出力する駆動電流
を超えても発振可能なレーザ光源を備えた光源装置及び
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタや光ディスク等の光
源には、端面発光レーザが用いられている。この端面発
光レーザの電流−光出力特性を図7に示す。
【0003】図7に示されているように、端面発光レー
ザは、発振しきい値を超えた電流(以下、「駆動電流」
という)を注入すると電流−光出力特性に線形性が得ら
れるため、光量制御が容易であるという特徴を有する
が、駆動電流を増加させると横モードの不安定化がおこ
り、電流−光出力特性に非直線性が現れる。駆動電流を
さらに増やしていくと、レーザ端面の光学損傷によって
発振を停止し、再び低電流領域に戻しても発振不可能と
なる。通常、プリンタ等の光源として使用される光出力
は、光量が不安定になる領域に比べ十分に小さく、概ね
線形性が保たれている。
【0004】一般に、このような端面発光レーザを光源
として用いる場合、図8に示す制御回路によって光量制
御が行われる。すなわち、レーザ光源100から出力さ
れた光ビームは、光検出部102で受光され、光検出部
102では受光した光量に応じた光電流が出力される。
この光電流は、増幅器104で増幅されるとともに電圧
変換されて、モニタ電圧として比較部106に入力さ
れ、基準電圧Vrefと比較される。比較部106は、
この比較結果に基づいて、レーザ光源100の出力光量
を増減させるためのアップダウンカウンタ108を制御
し、D/A変換器110を介してレーザ駆動回路112
にフィードバックさせる。モニタ電圧が基準電圧Vre
fと等しくなるまで上記シーケンスを繰り返すことで、
所望の光量を得るようになっている。なお、アップダウ
ンカウンタ108の代わりに、サンプルホールド回路を
用いてアナログ的に制御されることもある。
【0005】近年、プリンタに対する高速・高解像度化
の要求に応えるために、また複数の発光点を有する素子
を安価に作成できるようになってきたことから、特開平
5−294005号公報に示されているように、面発光
レーザをプリンタの光源として使用することが提案され
ている。図9に、この面発光レーザの一般的な電流−光
出力特性を示す。
【0006】面発光レーザは、例えば『電子情報通信学
会 信学技報、Technical report of IEICE LQE98-14
1、P19-24』にも報告されているように、端面発光レー
ザと比べて発振しきい値電流が低いという利点がある
が、図9に示されているように、出力の線形領域が小さ
い(なお、出力光量は最大でも高々数mW程度)。ま
た、駆動電流を最大光量を超えて増加させても素子が破
壊することなく、出力光量が減少傾向に変わり、再び最
大光量出力時の電流よりも低電流領域に戻しても発振が
可能であるという特徴を有するが、反面、駆動電流を上
げると横モードが不安定になる場合もある。
【0007】したがって、このような面発光レーザをプ
リンタなどの光源として使用するためには、最大光量付
近まで必要とするため、電流−光出力特性の非線形領域
での光量制御が求められる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動電
流の増加に伴って出力光量が増加する領域と減少する領
域との両方に渡って光量制御を行うと、制御が複雑にな
ったり、マルチモード発振をする可能性がある。例え
ば、環境温度変動や素子の劣化等により最大光量出力時
のモニタ電圧が基準電圧よりも低くなった場合、従来の
光量制御では駆動電流が増加し続けてしまう。
【0009】このため、最大光量を超えて制御が行われ
ないように、定期的(例えば、画像の書込み前や、ライ
ン間或いはページ間など)に光量調整を行って、駆動電
流の上限値をメモリ等に記憶しておく必要があった。
【0010】また、面発光レーザは、発光点毎に電流狭
窄部等の構造上のばらつきにより、電流―光出力特性に
ばらつきを有する。例えば、面発光レーザは、一般に
は、図9に示したように、最大光量が低い発光点はその
駆動電流が小さいという傾向があるが、素子の構造によ
っては、図10のように、最大光量が高い発光点の方
が、駆動電流が小さいこともある。このため、発光点毎
に電流上限値を求めて記憶しておく必要があり、制御時
間やコストが増え、効率が悪いという問題があった。
【0011】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、最大光量を出力する駆動電流を超えても発
振可能なレーザ光源において、光量制御に適した光出力
範囲外での使用を防止する光源装置及び画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、最大光量を出力する駆動
電流を超えても発振可能なレーザ光源を備えた光源装置
において、前記最大光量を出力する駆動電流以下で、前
記レーザ光源を点灯する点灯制御手段を有することを特
徴としている。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、点灯制御
手段によって、最大光量を出力する駆動電流を超えても
発振可能なレーザ光源を点灯する際に、最大光量を出力
するときの駆動電流以下にその駆動電流値が制限され
る。これにより、駆動電流の増加に伴って出力光量が減
少する領域でのレーザ光源の使用を防止することがで
き、光量制御を安定して行うことができる。
【0014】請求項2に記載されているように、前記光
源の出力光量を検出する検出手段と、前記検出手段によ
って、前記最大光量と略同等の出力光量が検出されるま
で、前記レーザ光源の駆動電流を増加させる駆動電流制
御手段と、前記検出手段によって、前記最大光量と略同
等の出力光量が検出されたときの駆動電流値を記憶する
記憶手段と、を更に有し、前記点灯制御手段が、前記記
憶手段に記憶されている駆動電流値を上限として、前記
レーザ光源の光出力を制御するとよい。
【0015】この場合、請求項3に記載されているよう
に、前記駆動電流制御手段が、前記検出手段による検出
光量の増加量が所定値よりも小さくなるまで、前記駆動
電流を段階的に増加させるようにするとよい。或いは、
請求項4に記載されているように、前記駆動電流制御手
段が、前記検出手段による検出光量の増加量が所定値よ
りも小さくなるまで、前記駆動電流を連続的に増加させ
るようにするとよい。
【0016】また、請求項5に記載されているように、
前記記憶手段が、前記検出手段による検出光量の増加量
が前記所定値よりも小さくなったときの駆動電流値を記
憶するようにするとよい。
【0017】請求項6に記載されているように、前記レ
ーザ光源が複数の発光点を有する場合は、前記点灯制御
手段が、前記複数の発光点のうちの前記最大光量を出力
する駆動電流値が最小である発光点、或いは前記最大光
量が最小である発光点が、前記最大光量を出力する駆動
電流以下で、各発光点の点灯を制御するようにするとよ
い。例えば、請求項7に記載されているように、前記レ
ーザ光源を、面発光レーザとしてもよい。
【0018】請求項8に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項7の何れか1項に記載の光源装置を備え、前記
光源装置から出力される光ビームによって感光体上に画
像を形成することを特徴としている。
【0019】請求項8に記載の発明によれば、感光体上
に画像を形成するための光源装置として、駆動電流の増
加に伴って出力光量が減少する領域でのレーザ光源の使
用を防止することができる光源装置が用いられる。すな
わち、安定して光量制御を行うことができる光出力範囲
内のみでレーザ光源が使用されるので、光源装置から常
に所望の出力光量を得ることができ、画質劣化、書込み
エラー、光量制御不能によるマシンストップ等を防止す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施形態の1例を詳細に説明する。 <第1の実施の形態>図1には、本発明が適用された光
源装置の制御回路構成が示されている。
【0021】図1に示されるように、光源装置10に
は、レーザ光源12と、本発明の検出手段としての光検
出部14が備えられている。なお、光検出部14は、レ
ーザ光源12のパッケージ内部に設けてもよいし、外部
に設けてもよい。
【0022】光検出部14では、レーザ光源12から出
力された光ビームを受光し、受光した光量に応じた光電
流を出力する。この光電流は、増幅器16で増幅される
とともに電圧変換されて、モニタ電圧として、第1の比
較部18及び演算判定部20に入力される。
【0023】第1の比較部18では、入力されたモニタ
電圧と第1の基準電圧Vref1とを比較し、その比較
結果に基づいて、アップダウンカウンタ22のカウンタ
値をアップ又はダウンさせる。なお、第1の基準電圧V
ref1は、制御部(図示省略)により予め設定され
る。
【0024】演算判定部20は、入力されたモニタ電圧
や、レーザが発振しているか否かを確認するための電圧
値(以下、「発振電圧」という)を記憶するためのメモ
リ(図示省略)を備えている。演算判定部20では、入
力されたモニタ電圧と予め記憶されている発振電圧とを
比較し、レーザ光源12が発振しているか否かを判断す
る。また、入力されたモニタ電圧を前回入力されたモニ
タ電圧と比較し、その差(以下、「差電圧」という)を
第2の比較部24に出力する。
【0025】第2の比較部24では、入力された差電圧
と第2の基準電圧Vref2とを比較し、その比較結果
に基づいて、アップダウンカウンタ22のカウンタ値を
アップ又はダウンさせる。この第2の基準電圧Vref
2は、後述のアップダウンカウンタ22の値がnの時の
モニタ電圧と、n+1の時のモニタ電圧との差を比較す
るためのものであり、制御部(図示省略)により予め設
定される。なお、本発明の駆動電流制御手段は、演算判
定部20と第2の比較部24とで構成される。
【0026】アップダウンカウンタ22は、クロックパ
ルス発生部26で発生されるパルス信号と同期させて、
第1の比較部18又は第2の比較部24によってアップ
又はダウンされたカウンタ値を、D/A変換器28及び
上限値モニタ部30へ出力する。
【0027】D/A変換器28では、アップダウンカウ
ンタ22からのカウンタ値をD/A変換し、レーザ駆動
回路32に出力する。レーザ駆動回路32では、当該カ
ウンタ値に対応する駆動電流をレーザ光源12に供給す
る。すなわち、光源装置10では、アップダウンカウン
タ22のカウンタ値をアップ又はダウンすることによ
り、レーザ光源12の駆動電流値を変化させて、出力光
量を制御することができるようになっている。
【0028】上限値モニタ部30は、本発明の記憶手段
としての上限値記憶部34と、本発明の点灯制御手段と
しての上限値超過検出部36とを備えている。上限値記
憶部34には、光量制御時にアップダウンカウンタ22
がカウント可能な上限値(以下、「カウンタ上限値」と
いう)が記憶される。
【0029】上限値モニタ部30では、第1の比較部1
8によってアップダウンカウンタ22のカウンタ値がア
ップ又はダウンされているときは、上限値超過検出部3
6によって、当該アップダウンカウンタ22のカウンタ
値が上限値記憶部34に記憶されているカウンタ上限値
を超えたか否かを判断する。アップダウンカウンタ22
のカウンタ値がカウンタ上限値を超えた場合は、異常検
出信号を制御装置(図示省略)に出力する。
【0030】一方、第2の比較部24によってアップダ
ウンカウンタ22のカウンタ値がアップ又はダウンされ
ているときは、上限値モニタ部30では、当該アップダ
ウンカウンタ22のカウンタ値に基づいて、上限値記憶
部34に記憶されているカウンタ上限値を更新する。
【0031】このように、第1の実施の形態に係わる光
源装置10は、従来の光源装置に用いられていた光量制
御用の制御回路に対して、光量制御のための第1の比較
部18(図8の比較部106に対応)とは別に、電流を
増加させたときの光量(モニタ電圧)の増加量を第2の
基準電圧Vref2と比較する機能が設けられて構成さ
れている。
【0032】次に、第1の実施の形態の作用について説
明する。
【0033】光源装置10では、駆動電流上限値設定処
理によって駆動電流の上限値を設定してから、光量制御
が行なわれる。駆動電流上限値設定処理では、まず、制
御部(図示省略)からの第2の基準電圧Vref2を示
す信号が第2の比較部24に入力され、第2の基準電圧
Vref2の値が設定される。
【0034】次に、制御装置(図示省略)からの点灯デ
ータ信号に従って、レーザ駆動回路32によりレーザ光
源12への駆動電流の注入が開始され、レーザ光源12
が点灯される。なお、従来の光量制御と同様に、予め設
定された電圧値から増加させて、出力光量を増加させて
いく。
【0035】レーザ光源12から出力された光ビーム
は、光検出部14で受光され、受光光量に応じた光電流
が出力される。この光電流は、増幅器16によって増幅
されるとともに電圧変換によってモニタ電圧に変換され
た後、演算判定部20に記憶される。
【0036】演算判定部20では、モニタ電圧と発振電
圧とを比較し、レーザ光源12が発振しているか否かを
判断する。モニタ電圧が発振電圧以下の場合は、第2の
比較部24を介して、アップダウンカウンタ22のカウ
ンタ値をアップさせ、レーザ光源12の駆動電流を増加
させる。モニタ電圧が発振電圧を超えるまで、上記を繰
り返し行うことにより、レーザ光源12が発振を開始す
るしきい値電流以下に、駆動電流の上限値が設定される
のを防ぐようになっている。
【0037】モニタ電圧が発振電圧を超えたら、このと
きのモニタ電圧を演算判定部20に記憶する。また、ア
ップダウンカウンタ22のカウンタ値を1つアップし
て、レーザ光源12の駆動電流を増加させる。この駆動
電流の増加後のモニタ電圧も演算判定部20に記憶さ
れ、演算判定部20では、この新たに記憶されたモニタ
電圧と、前回記憶されたモニタ電圧との差を求め、その
差電圧を第2の比較部24に入力する。
【0038】第2の比較部24では、入力された差電圧
と第2の基準電圧Vref2とを比較し、差電圧と第2
の基準電圧Vref2との差が略0になるまで、アップ
ダウンカウンタ22のカウンタ値をアップさせ、駆動電
流を増加させる。第2の基準電圧Vref2との差が略
0となったら、このときのアップダウンカウンタ22の
カウンタ値を上限値記憶部34に記憶させる。これによ
り、レーザ光源12を点灯するための駆動電流の上限値
が設定される。
【0039】次に、アップダウンカウンタ22のカウン
タ値をリセットして、駆動電流値を初期値に戻す。その
後、従来と同様に光量制御を行って、予め第1の比較部
18に記憶された第1の基準電圧Vref1を用いて、
所望の光量を得る。
【0040】このとき、上限値モニタ部30では、上限
値超過検出部36によって、光量制御時のアップダウン
カウンタ22のカウンタ値を監視する。アップダウンカ
ウンタ22のカウンタ値が、上限値記憶部34に記憶さ
れているカウンタ上限値を超えたときは、異常検出信号
を出力し、制御装置(図示省略)にレーザ光源12の異
常を知らせる。この異常検出信号を受けて、制御装置
(図示省略)によって、例えば光源装置10の駆動を停
止したり、ユーザに報知してレーザ光源12の交換を促
す等して、駆動電流の上限値以上でのレーザ光源12の
使用を防止する。
【0041】このように、第1の実施の形態では、レー
ザ光源12に対して、光量制御に適した駆動電流の上限
値を容易に設定できる。また、上限値を設定した後は、
レーザ光源12を点灯するときの駆動電流を当該設定さ
れた上限値以下に制限することができる。
【0042】例えば、第2の基準電圧Vref2の値を
「0」に設定しておけば、レーザ光源12を点灯すると
きの駆動電流の上限値が、ピーク光量出力時の駆動電流
に設定されるので、レーザ光源12がピーク光量を超え
て、駆動電流の増加に伴って出力光量が減少する領域で
使用されることを防止することが可能となる。また、ピ
ーク光量付近での使用も防止する場合は、第2の基準電
圧Vref2の値を「0」以外(0よりも若干大きい
値)に設定すればよい。
【0043】これにより、環境温度変動や素子の劣化等
により最大光量出力時の電圧が基準電圧よりも低くなっ
た場合に、駆動電流を増加させ続けてしまうことを防止
する等、光量制御を安定して行うことができ、所望の光
出力(出力光量)を得ることができる。
【0044】なお、面発光レーザのように電流−光出力
特性が曲線的なレーザ光源12を使用する場合には、光
量制御用の第1の基準電圧Vref1及び第1の比較部
18を複数設けることが望ましい。
【0045】また、アップダウンカウンタ22の代わり
に、サンプルホールド回路を用いて、アナログ的に制御
してもよい。
【0046】<第2の実施の形態>次に、第2の実施の
形態として、サンプルホールド回路を用いる場合の光源
装置について説明する。
【0047】図2には、第2の実施の形態に係わる光源
装置10の制御回路構成が示されている。なお、図2で
は、第1の実施の形態と同一の部材については、同一の
符号を付与しており、ここでは詳細な説明を省略する。
【0048】図2に示されているように、この光源装置
10は、第1の実施の形態における演算判定部20、ア
ップダウンカウンタ22(図1参照)の代わりに、それ
ぞれ微分回路40、サンプルホールド回路42が備えら
れている。
【0049】微分回路40では、モニタ電圧の変動量
(増加電圧値)を求められて、第2の比較部24に出力
される。
【0050】サンプルホールド回路42は、第1の比較
部18によるモニタ電圧と第1の基準電圧Vref1と
の比較結果、又は第2の比較部24による増加電圧値と
第2の基準電圧Vref2との比較結果に基づいて、そ
の出力電圧が増減されるようになっている。サンプルホ
ールド回路42から出力された電圧は、上限値モニタ部
30を介して、レーザ駆動回路32へ入力される。レー
ザ駆動回路32では、サンプルホールド回路42の出力
電圧に応じて、レーザ光源12の駆動電流を変化させ
る。
【0051】上限値モニタ部30の上限値記憶部34に
は、サンプルホールド回路42の出力電圧の上限値が記
憶される。上限値モニタ部30では、上限値超過検出部
36によってサンプルホールド回路42の出力電圧をモ
ニタしながら、レーザ駆動回路32へ入力するようにな
っている。上限値超過検出部36は、このモニタ結果に
基づいて、上限値記憶部34に記憶されている出力電圧
の上限値を更新したり、異常検知信号を出力したりす
る。
【0052】次に、第2の実施の形態の作用について説
明する。
【0053】まず、第1の実施の形態と同様に、第2の
基準電圧Vref2を示す信号が制御装置(図示省略)
から第2の比較部24に入力され、第2の基準電圧Vr
ef2の値が設定される。
【0054】次に、制御装置(図示省略)からの点灯デ
ータ信号に従って、レーザ駆動回路32によりレーザ光
源12への駆動電流の注入が開始され、レーザ光源12
が点灯される。なお、このとき、注入される電流を0m
A或いはバイアス電流値から増加させて、出力光量を増
加させていく。
【0055】レーザ光源12から出力された光ビーム
は、光検出部14で受光され、受光光量に応じた光電流
が出力される。この光電流は、増幅器16によって増幅
されるとともに電圧変換によってモニタ電圧に変換され
た後、微分回路40によって増加電圧値が求められる。
第2の比較部24によって、この増加電圧値と第2の基
準電圧値Vref2とを比較し、当該比較結果に応じ
て、サンプルホールド回路42の出力電圧を増加させ
る。レーザ駆動回路32では、サンプルホールド回路4
2の出力電圧に応じて、駆動電流を変化させる。
【0056】第2の比較部24において、増加電圧値と
第2の基準電圧Vref2との差が略0となったら、レ
ーザ光源12に注入する駆動電流の上限値に対応するレ
ーザ駆動回路32に印加する電圧上限値として、このと
きのサンプルホールド回路42の出力値を上限値記憶部
34に記憶する。
【0057】光量制御を行う場合は、サンプルホールド
回路42をリセットし、駆動電流値を初期値に戻す。そ
の後、従来と同様に光量制御を行って、予め第1の比較
部18に記憶された第1の基準電圧Vref1を用い
て、所望の光量を得る。
【0058】このとき、上限値モニタ部30では、上限
値超過検出部36によって、光量制御時のサンプルホー
ルド回路42の出力電圧を監視し、当該出力電圧が上限
値記憶部34に記憶させた電圧上限値を超えたときは、
異常検出信号を出力し、制御装置(図示省略)にレーザ
光源の異常を知らせる。
【0059】このように、アップダウンカウンタ22の
代わりに、サンプルホールド回路42を用いてアナログ
的に制御しても、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0060】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、レーザ光源12として、1個の発光点を有する素子
を対象とした場合を前提に説明したが、複数の発光点を
有する素子についても適用してもよい。
【0061】<第3の実施の形態>次に、第3の実施の
形態として、複数の発光点を有する面発光レーザをプリ
ンタ等の光源に使用する場合の光源装置について説明す
る。
【0062】図3には、第3の実施の形態に係わる光源
装置10の制御回路構成が示されている。なお、図3で
は、第1の実施の形態と同一の部材については、同一の
符号を付与して、ここでは詳細な説明を省略する。
【0063】図3に示されているように、この光源装置
10は、n個(n:2以上の整数)の発光点12Aを有
するレーザ光源12を備えており、各発光点12Aに対
してそれぞれレーザ駆動回路32が設けられている。す
なわち、レーザ駆動回路32も12個備えられており、
各発光点12Aは各々対応するレーザ駆動回路32によ
って点灯される。
【0064】また、第1の実施の形態の光源装置に対し
て、上限値モニタ部30に上限値比較部50が追加さ
れ、且つピーク光量記憶部52とピーク光量比較部54
からなるピーク光量モニタ部56が追加されて構成され
ている。
【0065】光源装置10では、レーザ光源12の各発
光点12Aに対して、第1の実施の形態と同様の駆動電
流上限値設定処理を行って、発光点12A毎に、第2の
比較部24による差電圧と、第2の基準電圧Vref2
との差が略0となったときのアップダウンカウンタ22
のカウンタ値を順に取得する。上限値比較部50では、
各発光点12Aのカウンタ値が取得される度に、上限値
記憶部34に記憶されているカウント上限値とを比較
し、当該比較結果に基づいて、上限値記憶部34のカウ
ント上限値を更新する。
【0066】ピーク光量記憶部52には、第2の比較部
24による差電圧と第2の基準電圧Vref2との差が
略0となったときの増幅器16の出力電圧値、すなわち
ピーク光量を出力しているときのモニタ電圧(以下、
「ピーク時モニタ電圧」という)が記憶される。ピーク
光量比較部54では、各発光点12Aのピーク時モニタ
電圧が取得される度に、ピーク光量記憶部52に記憶さ
れているピーク時モニタ電圧と比較し、当該比較結果に
基づいて、ピーク光量記憶部52に記憶されているモニ
タ電圧を更新する。
【0067】このように、第3の実施の形態に係わる光
源装置10は、第1の実施の形態における(1個の発光
点に対する)駆動電流の上限値設定機能に、全発光点1
2Aの駆動電流の上限値及びピーク光量を比較する機能
が追加された構成となっている。
【0068】次に、第3の実施の形態の作用について説
明する。
【0069】まず、複数の発光点12Aを有するレーザ
光源12を用いる場合の駆動電流の上限値決定原理につ
いて説明する。なお、以下では、2つの発光点12Aを
有するレーザ光源12を例に用いて、一方の発光点12
Aのピーク光量(ピーク時モニタ電圧)をP1、そのと
きの駆動電流(すなわち駆動電流の上限値)をI1と
し、他方の発光点12Aのピーク光量をP2、そのとき
の駆動電流をI2として説明する。
【0070】図4、5には、この2つの発光点12Aの
電流−光出力特性が示されている。図4に示すように、
P1>P2、I1>I2の関係が成り立つ場合は、ピー
ク光量が高い発光点12A(図4の参照)では、ピー
ク光量が低い方の発光点12A(図4の参照)がピー
ク光量を得るときの駆動電流I2でも、基準電圧(第1
の基準電圧Vref1に対応)以上の出力光量を得るこ
とができる。
【0071】従って、発光点12A毎に取得された駆動
電流を比較して、その最小値を全ての発光点12Aに対
する駆動電流の上限値とすればよい。なお、一般に、面
発光レーザでは、P1>P2、I1>I2の関係とな
る。
【0072】一方、図5に示すように、P1>P2、I
1<I2の関係が成り立つ場合は、両方の発光点12A
に対する駆動電流の上限値を、ピーク光量が高い方の発
光点12A(図5の参照)がピーク光量を得るときの
駆動電流I1にしてしまうと、ピーク光量が低い方の発
光点12A(図5の参照)では、基準電圧(第1の基
準電圧Vref1に対応)以上の出力光量を得ることが
できない。従って、この場合は、発光点12Aの出力光
量が下降する可能性もあるが、駆動電流I2を両方の発
光点12Aに対する駆動電流の上限値にする。
【0073】次に、上記原理に基づく、光源装置10の
動作について説明する。
【0074】光源装置10では、まず、第1の実施の形
態と同様に、第2の基準電圧Vref2を示す信号が制
御装置(図示省略)から第2の比較部24に入力され、
第2の基準電圧Vref2の値が設定される。
【0075】次に、制御装置(図示省略)からの点灯デ
ータ信号に従って、レーザ駆動回路32により、レーザ
光源12の1つ目の発光点12Aに対する駆動電流の注
入が開始され、当該1つ目の発光点12Aに対して、第
1の実施の形態と同様に駆動電流上限値設定処理が実施
される。
【0076】これにより、第2の比較部24による差電
圧と第2の基準電圧Vref2との差が略0となったと
き(ピーク光量を得たとき)の、アップダウンカウンタ
22のカウンタ値がカウンタ上限値として上限値記憶部
34に記憶される。また、このときの増幅器16の出力
電圧値、すなわちモニタ電圧が、ピーク時モニタ電圧と
してピーク光量記憶部52に記憶される。
【0077】次いで、アップダウンカウンタ22のカウ
ンタ値をリセットして、駆動電流を初期値に戻す。ま
た、1つ目の発光点12Aに対する駆動電流の注入を停
止(発光停止)した後、2つ目の発光点12Aに対する
駆動電流の注入を開始して、当該2つ目の発光点12A
に対して、駆動電流上限値設定処理を同様に実施する。
【0078】第2の比較部24による差電圧と、第2の
基準電圧Vref2との差が略0となったら、上限値比
較部50によって、このときのアップダウンカウンタ2
2のカウンタ値、すなわち2つ目の発光点12Aのカウ
ンタ上限値と、上限値記憶部34に記憶されているカウ
ンタ上限値とが比較される。2つ目の発光点12Aのカ
ウンタ上限値が、上限値記憶部34に記憶されているカ
ウンタ上限値よりも小さければ、上限値記憶部34の記
憶内容を当該2つ目の発光点12Aのカウンタ上限値に
更新する。
【0079】このとき、ピーク光量比較部54によっ
て、第2の比較部24による差電圧と第2の基準電圧V
ref2との差が略0となったときのモニタ電圧、すな
わち2つ目の発光点12Aのピーク時モニタ電圧と、ピ
ーク光量記憶部52に記憶されているピーク時モニタ電
圧との比較も行われる。
【0080】2つ目の発光点12Aのピーク時モニタ電
圧が、ピーク光量記憶部52に記憶されているピーク時
モニタ電圧よりも小さければ、ピーク光量記憶部52の
記憶内容を当該2つ目の発光点12Aのピーク時モニタ
電圧値に更新する。これと同時に、上限値記憶部34の
記憶内容をこのときのアップダウンカウンタ22のカウ
ンタ値、すなわち2つ目の発光点12Aのカウンタ上限
値に更新する。
【0081】3つ目以降の各発光点12Aに対しても、
2つ目の発光点12Aと同様に駆動電流上限値設定処理
を行って、第2の比較部24による差電圧と第2の基準
電圧Vref2との差が略0となったときの、アップダ
ウンカウンタ22のカウンタ値やモニタ電圧に基づい
て、上限値記憶部34やピーク光量記憶部52の記憶内
容を更新する。n個目の発光点12Aまで終了したら、
アップダウンカウンタ22のカウンタ値をリセットし
て、駆動電流値を初期値に戻す。
【0082】これにより、第2の比較部24による差電
圧と第2の基準電圧Vref2との差が略0となったと
きのモニタ電圧が低い発光点12Aほど、そのときのア
ップダウンカウンタ22のカウンタ値(カウンタ上限
値)が小さい場合は、各発光点12Aのカウンタ上限値
のうちの最小値が上限値記憶部34に記憶される。
【0083】また、第2の比較部24による差電圧と第
2の基準電圧Vref2との差が略0となったときのモ
ニタ電圧が低いにも係わらず、そのときのアップダウン
カウンタ22のカウンタ値が大きい発光点12Aがあっ
た場合は、当該発光点12Aのカウンタ上限値が上限値
記憶部34に記憶される。
【0084】例えば、前述の図4で示した例の場合は、
駆動電流I2に対応するアップダウンカウンタ22のカ
ウンタ値が上限値記憶部34に記憶される。また、前述
の図5で示した例の場合も、駆動電流I2に対応するア
ップダウンカウンタ22のカウンタ値が上限値記憶部3
4に記憶される。
【0085】その後、各発光点12Aに対して、従来と
同様に光量制御を行って、予め第1の比較部18に記憶
された第1の基準電圧Vref1を用いて、所望の光量
を得る。
【0086】このとき、上限値記憶部34に記憶されて
いるカウンタ上限値が、全ての発光点12Aで共通のカ
ウンタ上限値として用いられる。すなわち、各発光点1
2Aを発光するときには、このカウンタ上限値を超えな
いように駆動電流が制限され、カウンタ上限値を超えた
場合には、上限値超過検出部36によって異常検出信号
を出力し、制御装置(図示省略)にレーザ光源12の異
常を知らせる。
【0087】例えば、前述の図4で示した例の場合は、
駆動電流I2に対応するアップダウンカウンタ22のカ
ウンタ値が上限値記憶部34に記憶されているので、駆
動電流I2が両方の発光点12Aに対する駆動電流の上
限値とされる。この場合、ピーク光量が高い方の発光点
12A(図4の参照)でも、ピーク光量が低い方の発
光点12A(図4の参照)がピーク光量を得るときの
駆動電流I2でも、基準電圧(第1の基準電圧Vref
1)以上の出力光量を得ることができる。すなわち、光
量制御によって、所望の光量を得ることができる。
【0088】一方、図5に示した例でも、駆動電流I2
が両方の発光点12Aに対する駆動電流の上限値となる
ため、ピーク光量が低い方の発光点12A(図5の参
照)でも、基準電圧(第1の基準電圧Vref1)の出
力光量に到達可能であるので、光量制御によって所望の
光量を得ることができる。
【0089】このように、複数の発光点12Aを有する
レーザ光源12を用いる場合でも、全ての発光点12A
に対して共通に、光量制御に適した駆動電流の上限値を
容易に設定できる。また、上限値を設定した後は、各発
光点12Aを点灯するための駆動電流を、当該設定され
た上限値以下に制限することができる。これにより、各
発光点12Aの光量制御を安定して行うことができ、所
望の出力光量を得ることができる。
【0090】なお、上記第3の実施の形態では、全ての
発光点12Aにおいて所定の光量を得ることを優先して
制御する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば面発光レーザを用いる場合
に、所定の光量を得ることよりも、ピーク光量を超えて
駆動電流を上げることによってマルチモード発振してし
まうことを防止する方を優先するならば、各発光点12
Aに対して求められた駆動電流の上限値の中から最小値
を選択して、全ての発光点12Aに対する駆動電流の上
限値とすればよい。
【0091】また、上記第1乃至第3の実施の形態の光
源装置をプリンタや光ディスク等の光源としてを用いる
ことにより、レーザ光源12を安定して光量制御を行う
ことができる光出力範囲内のみで使用することができる
ので、常に所望の光量でプリンタや光ディスク等の動作
を行うことができるとともに、画質劣化、書込みエラ
ー、光量制御不能によるマシンストップ等を防止するこ
とができる。
【0092】また、特に、第3の実施の形態の光源装置
10は、面発光レーザを使用するプリンタに用いること
ができる。図6には、面発光レーザを使用するプリンタ
の一例が示されている。
【0093】詳しく説明すると、図6に示すプリンタ6
0は、面発光レーザ62の各発光点64から出力された
光ビームを、コリメータレンズ66、シリンダレンズ6
8を介して、各々回転多面鏡70に入射させる。なお、
当然ながら、面発光レーザ62が前述のレーザ光源12
に対応し、発光点64が前述の発光点12Aに対応す
る。
【0094】回転多面鏡70に入射した各光ビームは、
当該回転多面鏡70の回転によって主走査方向に偏向さ
れる。このとき、各光ビームを副走査方向にずらして入
射させることにより、同時に複数本の走査線72による
書き込みが感光体ドラム74上になされる。
【0095】回転多面鏡70の反射面70Aにより反射
された各光ビームは、トロイダルレンズ76や走査レン
ズ78を介して感光体ドラム74上に照射される。すな
わち、プリンタ60では、複数ラインを同時に走査する
ことができるので、感光体ドラム74への画像の高速書
込みが可能となっている。
【0096】また、反射ミラー80により、各ライン走
査における画像領域走査前の光ビームを反射し、主走査
開始タイミングの検知する所謂SOSセンサと、面発光
レーザ62からの出射光光量を検出する前記光検出部1
4との役割を兼ねた光検出器82に案内する。この光検
出器82から出力される光電流を用いて、上記の駆動電
流上限値設定処理や光量制御を行うことにより、所望の
光量の光ビームによって感光体ドラム74に画像を書込
むことができる。
【0097】なお、当然ながら図6に示したプリンタ以
外にも、光ビームによって感光体に画像を書込む画像形
成装置であれば、本発明を適用することができる。
【0098】なお、駆動電流上限値値設定処理は、光量
制御の度に行う必要はなく、発光点の数や制御時間に応
じて、例えばJOB開始時やページ間に行えばよい。
【0099】
【発明の効果】上記に示したように、本発明は、最大光
量を出力する駆動電流を超えても発振可能なレーザ光源
において、光量制御に適した光出力範囲外での使用を防
止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係わる光源装置における
制御回路構成を示すブロック図である。
【図2】 第2の実施の形態に係わる光源装置における
制御回路構成を示すブロック図である。
【図3】 第3の実施の形態に係わる光源装置における
制御回路構成を示すブロック図である。
【図4】 複数のレーザ光源(発光点)を有する光源の
電流−光出力特性の一例を示すグラフである。
【図5】 複数のレーザ光源(発光点)を有する光源の
電流−光出力特性の別の一例を示すグラフである。
【図6】 面発光レーザを光源に用いたプリンタの一例
を示す構成図である。
【図7】 一般的な端面発光レーザの電流−光出力特性
を示すグラフである。
【図8】 従来の光源装置における制御回路構成を示す
ブロック図である。
【図9】 一般的な面発光レーザの電流−光出力特性を
示すグラフである。
【図10】 素子に構造上のばらつきがある場合の面発
光レーザの電流−光出力特性の一例を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 光源装置 12 レーザ光源 14 光検出部 18 第1の比較部 20 演算判定部 22 アップダウンカウンタ 24 第2の比較部 30 上限値モニタ部 32 レーザ駆動回路 34 上限値記憶部 36 上限値超過検出部 40 微分回路 42 サンプルホールド回路 50 上限値比較部 52 ピーク光量記憶部 54 ピーク光量比較部 56 ピーク光量モニタ部 60 プリンタ 62 面発光レーザ 64 発光点 74 感光体ドラム 82 光検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/18 B41J 3/00 D 5/40 G03G 15/04 120 H04N 1/036 Fターム(参考) 2C362 AA03 AA12 AA16 AA53 AA54 AA55 AA61 AA72 AA74 DA09 2H045 AA01 BA02 BA22 CB42 DA41 2H076 AB02 AB06 DA04 DA17 5C051 AA02 CA07 DA01 DA02 DB30 DE30 FA01 5F073 AB05 AB16 AB21 AB25 AB27 AB29 BA07 GA02 GA12 GA18 GA33 GA37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大光量を出力する駆動電流を超えても
    発振可能なレーザ光源を備えた光源装置において、 前記最大光量を出力する駆動電流以下で、前記レーザ光
    源を点灯する点灯制御手段を有する、 ことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 前記光源の出力光量を検出する検出手段
    と、 前記検出手段によって、前記最大光量と略同等の出力光
    量が検出されるまで、前記レーザ光源の駆動電流を増加
    させる駆動電流制御手段と、 前記検出手段によって、前記最大光量と略同等の出力光
    量が検出されたときの駆動電流値を記憶する記憶手段
    と、を更に有し、 前記点灯制御手段が、前記記憶手段に記憶されている駆
    動電流値を上限として、前記レーザ光源の光出力を制御
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動電流制御手段が、前記検出手段
    による検出光量の増加量が所定値よりも小さくなるま
    で、前記駆動電流を段階的に増加させることを特徴とす
    る請求項2に記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動電流制御手段が、前記検出手段
    による検出光量の増加量が所定値よりも小さくなるま
    で、前記駆動電流を連続的に増加させることを特徴とす
    る請求項2に記載の光源装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段が、前記検出手段による検
    出光量の増加量が前記所定値よりも小さくなったときの
    駆動電流値を記憶することを特徴とする請求項3又は請
    求項4に記載の光源装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザ光源が複数の発光点を有する
    場合は、 前記点灯制御手段が、前記複数の発光点のうちの前記最
    大光量を出力する駆動電流値が最小である発光点、或い
    は前記最大光量が最小である発光点が、前記最大光量を
    出力する駆動電流以下で、各発光点の点灯を制御するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記
    載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザ光源が、面発光レーザである
    ことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至請求項7の何れか1項
    に記載の光源装置を備え、前記光源装置から出力される
    光ビームによって感光体上に画像を形成することを特徴
    とする画像形成装置。
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