JP2001352574A - 無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法 - Google Patents
無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法Info
- Publication number
- JP2001352574A JP2001352574A JP2000169929A JP2000169929A JP2001352574A JP 2001352574 A JP2001352574 A JP 2001352574A JP 2000169929 A JP2000169929 A JP 2000169929A JP 2000169929 A JP2000169929 A JP 2000169929A JP 2001352574 A JP2001352574 A JP 2001352574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- wireless device
- power control
- control command
- prohibited area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用禁止エリアにおいて無線装置の使用を確
実に抑制可能な電源制御システムを提供する。 【解決手段】 無線装置1が無線装置の使用禁止エリア
に移動してきた時、基地局は無線装置1に対して電源制
御コマンドを送出する。無線装置1においては制御部1
3が無線部11とベースバンド部12とを介して電源制
御コマンドを受信する。制御部13は電源制御コマンド
を受信すると、電源制御部16に電源オフの指示を行
い、無線装置1の電源オフを実行する。この時、電源制
御コマンドはメモリ部14に要因として保存され、電源
制御コマンドによる電源オフの場合にはキー入力部18
からの電源投入には反応しないように制御される。
実に抑制可能な電源制御システムを提供する。 【解決手段】 無線装置1が無線装置の使用禁止エリア
に移動してきた時、基地局は無線装置1に対して電源制
御コマンドを送出する。無線装置1においては制御部1
3が無線部11とベースバンド部12とを介して電源制
御コマンドを受信する。制御部13は電源制御コマンド
を受信すると、電源制御部16に電源オフの指示を行
い、無線装置1の電源オフを実行する。この時、電源制
御コマンドはメモリ部14に要因として保存され、電源
制御コマンドによる電源オフの場合にはキー入力部18
からの電源投入には反応しないように制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線装置使用禁止エ
リアにおける電源制御システム及びその方法に関し、特
に病院・飛行場等における無線装置等の使用制限を行う
方法に関する。
リアにおける電源制御システム及びその方法に関し、特
に病院・飛行場等における無線装置等の使用制限を行う
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線装置等においては、それらの
装置から発生される電波によって、病院・飛行場等に設
置されている医療機器や制御機器が誤動作を起こすのを
防止する方法が数多く提案されている。
装置から発生される電波によって、病院・飛行場等に設
置されている医療機器や制御機器が誤動作を起こすのを
防止する方法が数多く提案されている。
【0003】例えば、特開平9−311989号公報に
開示された技術では、無線装置等が使用する周波数を検
出し、アラームを発生させることによって無線装置等の
使用を検出し、使用者の使用抑制及び自粛を促してい
る。
開示された技術では、無線装置等が使用する周波数を検
出し、アラームを発生させることによって無線装置等の
使用を検出し、使用者の使用抑制及び自粛を促してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の無線装置等では、ユーザに対して無線装置等の
使用自粛を促すアラームを発生しているだけなので、無
線装置等の使用停止に強制力がないという問題がある。
た従来の無線装置等では、ユーザに対して無線装置等の
使用自粛を促すアラームを発生しているだけなので、無
線装置等の使用停止に強制力がないという問題がある。
【0005】また、電源を停止するかどうかがユーザの
自主性もしくは他人からの警告のみであり、電源制御が
使用者の意思によるものであるので、病院・飛行場等の
使用禁止エリアへの動作可能な端末を持込むことが可能
になってしまうという問題がある。
自主性もしくは他人からの警告のみであり、電源制御が
使用者の意思によるものであるので、病院・飛行場等の
使用禁止エリアへの動作可能な端末を持込むことが可能
になってしまうという問題がある。
【0006】上記の問題点を解決するために、特開平1
1−41644号公報に開示された技術では、ユーザに
対して無線装置等の使用自粛を促すメッセージを送信す
るとともに、強制電源オフ命令を送信して移動局の電源
を断としているが、ユーザが電源断となった移動局の電
源を入れると、再度メッセージの送信や強制電源オフ命
令の送信を行わなければならず、移動局の使用を確実に
抑制するための装置の負荷が大きくなってしまう。
1−41644号公報に開示された技術では、ユーザに
対して無線装置等の使用自粛を促すメッセージを送信す
るとともに、強制電源オフ命令を送信して移動局の電源
を断としているが、ユーザが電源断となった移動局の電
源を入れると、再度メッセージの送信や強制電源オフ命
令の送信を行わなければならず、移動局の使用を確実に
抑制するための装置の負荷が大きくなってしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、使用禁止エリアにおいて無線装置の使用を確実に
抑制することができる無線装置使用禁止エリアにおける
電源制御システム及びその方法を提供することにある。
消し、使用禁止エリアにおいて無線装置の使用を確実に
抑制することができる無線装置使用禁止エリアにおける
電源制御システム及びその方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による無線装置使
用禁止エリアにおける電源制御システムは、無線装置が
基地局を介して無線通信を行う際に、予め設定されてい
る使用禁止エリア内における前記無線装置の電源制御を
行う電源制御システムであって、前記使用禁止エリア内
への移動時に外部からの電源を断とする制御コマンドの
入力に応答して自装置の電源を断とする手段と、前記電
源制御コマンドに応答してキー入力手段のキー操作を無
効とする手段とを前記無線装置に備えている。
用禁止エリアにおける電源制御システムは、無線装置が
基地局を介して無線通信を行う際に、予め設定されてい
る使用禁止エリア内における前記無線装置の電源制御を
行う電源制御システムであって、前記使用禁止エリア内
への移動時に外部からの電源を断とする制御コマンドの
入力に応答して自装置の電源を断とする手段と、前記電
源制御コマンドに応答してキー入力手段のキー操作を無
効とする手段とを前記無線装置に備えている。
【0009】本発明による無線装置使用禁止エリアにお
ける電源制御方法は、無線装置が基地局を介して無線通
信を行う際に、予め設定されている使用禁止エリア内に
おける前記無線装置の電源制御を行う電源制御方法であ
って、前記使用禁止エリア内への移動時に外部からの電
源を断とする制御コマンドの入力に応答して自装置の電
源を断とするステップと、前記電源制御コマンドに応答
してキー入力手段のキー操作を無効とするステップとを
前記無線装置に備えている。
ける電源制御方法は、無線装置が基地局を介して無線通
信を行う際に、予め設定されている使用禁止エリア内に
おける前記無線装置の電源制御を行う電源制御方法であ
って、前記使用禁止エリア内への移動時に外部からの電
源を断とする制御コマンドの入力に応答して自装置の電
源を断とするステップと、前記電源制御コマンドに応答
してキー入力手段のキー操作を無効とするステップとを
前記無線装置に備えている。
【0010】すなわち、本発明の無線装置使用禁止エリ
アにおける電源制御システムは、病院・飛行場等で設定
されている無線装置の使用禁止エリアにおいて、無線装
置を所有している人がその使用禁止エリアに入る時、そ
の無線装置に電源制御コマンドを送付することによって
無線装置の電源制御及びキー操作の無効を可能とし、無
線装置の使用を確実に抑制することを可能とすることを
特徴とする。
アにおける電源制御システムは、病院・飛行場等で設定
されている無線装置の使用禁止エリアにおいて、無線装
置を所有している人がその使用禁止エリアに入る時、そ
の無線装置に電源制御コマンドを送付することによって
無線装置の電源制御及びキー操作の無効を可能とし、無
線装置の使用を確実に抑制することを可能とすることを
特徴とする。
【0011】より具体的に、本発明の無線装置使用禁止
エリアにおける電源制御システムでは、使用禁止エリア
に侵入した無線装置に対して、基地局から電源制御コマ
ンドを送付し、電源制御コマンドによってキー入力部の
キー操作を無効としている。これによって、無線装置の
使用禁止エリアにおいてユーザの意思にかかわらずその
使用を抑制することが可能となり、ユーザの故意による
電源操作を禁止することが可能となる。
エリアにおける電源制御システムでは、使用禁止エリア
に侵入した無線装置に対して、基地局から電源制御コマ
ンドを送付し、電源制御コマンドによってキー入力部の
キー操作を無効としている。これによって、無線装置の
使用禁止エリアにおいてユーザの意思にかかわらずその
使用を抑制することが可能となり、ユーザの故意による
電源操作を禁止することが可能となる。
【0012】さらに、本発明の無線装置使用禁止エリア
における電源制御システムでは、電源制御コマンドを一
斉報知情報を用いて基地局から送信している。これによ
って、その使用禁止エリアに入ってくる全ての端末(無
線装置)に対して電源制御及びキー操作の無効が可能と
なる。
における電源制御システムでは、電源制御コマンドを一
斉報知情報を用いて基地局から送信している。これによ
って、その使用禁止エリアに入ってくる全ての端末(無
線装置)に対して電源制御及びキー操作の無効が可能と
なる。
【0013】さらにまた、本発明の無線装置使用禁止エ
リアにおける電源制御システムでは、電源制御コマンド
に禁止エリアロックの設定解除時間を付加している。こ
れによって、無線装置における使用禁止状態を自動的に
解除することが可能となる。
リアにおける電源制御システムでは、電源制御コマンド
に禁止エリアロックの設定解除時間を付加している。こ
れによって、無線装置における使用禁止状態を自動的に
解除することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る無線装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、無線装置1は無線部11と、ベースバンド(BB)
部12と、制御部13と、シリアル入力部17と、キー
入力部18とから構成されており、制御部13はメモリ
14と、時間管理部15と、電源制御部16とを備えて
いる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る無線装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、無線装置1は無線部11と、ベースバンド(BB)
部12と、制御部13と、シリアル入力部17と、キー
入力部18とから構成されており、制御部13はメモリ
14と、時間管理部15と、電源制御部16とを備えて
いる。
【0015】図2は本発明の一実施例による電源制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。図2において、
本発明の一実施例による電源制御システムは無線装置の
使用禁止エリアAの全域に電源制御コマンドを送付する
基地局2と、基地局2から送信される電源制御コマンド
を受信可能な無線装置1と、電源制御コマンドを解除す
る電源制御解除装置3とから構成され、無線装置1は上
記のような構成となっている。
ステムの構成を示すブロック図である。図2において、
本発明の一実施例による電源制御システムは無線装置の
使用禁止エリアAの全域に電源制御コマンドを送付する
基地局2と、基地局2から送信される電源制御コマンド
を受信可能な無線装置1と、電源制御コマンドを解除す
る電源制御解除装置3とから構成され、無線装置1は上
記のような構成となっている。
【0016】これら図1及び図2を参照して本発明の一
実施例による電源制御システムの動作について説明す
る。まず、無線装置1が使用禁止エリアAに移動してき
た時、基地局2は無線装置1に対して電源制御コマンド
を送出する。この電源制御コマンドは基地局2から報知
チャネルを用いて送出されているため、使用禁止エリア
Aに侵入してくる無線装置全てに対して報知可能であ
る。
実施例による電源制御システムの動作について説明す
る。まず、無線装置1が使用禁止エリアAに移動してき
た時、基地局2は無線装置1に対して電源制御コマンド
を送出する。この電源制御コマンドは基地局2から報知
チャネルを用いて送出されているため、使用禁止エリア
Aに侵入してくる無線装置全てに対して報知可能であ
る。
【0017】無線装置1においては制御部13が無線部
11とベースバンド部12とを介して電源制御コマンド
を受信する。制御部13は電源制御コマンドを受信する
と、電源制御部16に電源オフ(OFF)の指示を行
い、無線装置1の電源オフを実行する。この時、電源制
御コマンドはメモリ部14に要因として保存される。
11とベースバンド部12とを介して電源制御コマンド
を受信する。制御部13は電源制御コマンドを受信する
と、電源制御部16に電源オフ(OFF)の指示を行
い、無線装置1の電源オフを実行する。この時、電源制
御コマンドはメモリ部14に要因として保存される。
【0018】電源制御コマンドによる電源オフの場合に
は、キー入力部18からの電源投入には反応しないよう
に制御される。つまり、制御部13はキー入力部18か
ら電源投入が要求された時、電源制御コマンドによる禁
止エリアロック(LOCK)が設定されているかどうか
を判断する。
は、キー入力部18からの電源投入には反応しないよう
に制御される。つまり、制御部13はキー入力部18か
ら電源投入が要求された時、電源制御コマンドによる禁
止エリアロック(LOCK)が設定されているかどうか
を判断する。
【0019】禁止エリアロックが設定されていない場合
には、通常通りの電源投入が可能であり、電源オン状態
に移行することができる。しかしながら、禁止エリアロ
ックが設定されている場合には、ユーザによる電源投入
要求を拒否し、電源オフ状態を維持する。
には、通常通りの電源投入が可能であり、電源オン状態
に移行することができる。しかしながら、禁止エリアロ
ックが設定されている場合には、ユーザによる電源投入
要求を拒否し、電源オフ状態を維持する。
【0020】禁止エリアロックの設定解除は使用禁止エ
リアAから出る場合に、電源制御解除装置3に無線装置
1を設置し、電源制御装置3から電源制御解除データを
シリアルで送出することによって解除可能である。
リアAから出る場合に、電源制御解除装置3に無線装置
1を設置し、電源制御装置3から電源制御解除データを
シリアルで送出することによって解除可能である。
【0021】図3は本発明の一実施例による電源制御シ
ステムの動作を示すフローチャートである。これら図1
〜図3を参照して本発明の一実施例による電源制御シス
テムの動作について説明する。
ステムの動作を示すフローチャートである。これら図1
〜図3を参照して本発明の一実施例による電源制御シス
テムの動作について説明する。
【0022】使用禁止エリアAに無線装置1が移動して
きた時、基地局2は無線装置1に電源制御コマンドを送
出する。この電源制御コマンドは基地局2から報知チャ
ネルを用いて送出されているため、使用禁止エリアAに
侵入してくる無線装置全てに報知可能である。
きた時、基地局2は無線装置1に電源制御コマンドを送
出する。この電源制御コマンドは基地局2から報知チャ
ネルを用いて送出されているため、使用禁止エリアAに
侵入してくる無線装置全てに報知可能である。
【0023】無線装置1では無線部11及びベースバン
ド部12を介して制御部13で電源制御コマンドを受信
する。電源制御コマンドを受信した制御部13は電源制
御部16に電源オフの指示を行い、無線装置1の電源オ
フを実行する。この時、電源制御コマンドはメモリ部1
4に要因として保存される。
ド部12を介して制御部13で電源制御コマンドを受信
する。電源制御コマンドを受信した制御部13は電源制
御部16に電源オフの指示を行い、無線装置1の電源オ
フを実行する。この時、電源制御コマンドはメモリ部1
4に要因として保存される。
【0024】電源制御コマンドによる電源オフの場合に
は、キー入力部18からの電源投入には反応しないよう
に制御される。この動作を図3を用いて説明する。キー
入力部18から電源投入が要求された時(図3ステップ
S1)、電源制御コマンドによる禁止エリアロックが設
定されているかどうかを判断する(図3ステップS
2)。
は、キー入力部18からの電源投入には反応しないよう
に制御される。この動作を図3を用いて説明する。キー
入力部18から電源投入が要求された時(図3ステップ
S1)、電源制御コマンドによる禁止エリアロックが設
定されているかどうかを判断する(図3ステップS
2)。
【0025】禁止エリアロックが設定されていない場
合、無線装置1では通常通りの電源投入が可能であり、
電源オン状態に移行することができる(図3ステップS
3)。しかしながら、禁止エリアロックが設定されてい
る場合、無線装置1ではユーザによる電源投入要求を拒
否し、電源オフ状態を維持する(図3ステップS4)。
合、無線装置1では通常通りの電源投入が可能であり、
電源オン状態に移行することができる(図3ステップS
3)。しかしながら、禁止エリアロックが設定されてい
る場合、無線装置1ではユーザによる電源投入要求を拒
否し、電源オフ状態を維持する(図3ステップS4)。
【0026】上記の制御を実施することによって、電源
制御コマンドを無線装置1に送出することによって、使
用禁止エリアAでの無線装置1の使用を禁止することが
可能となる。また、ユーザの意志に関わらず、無線装置
1の電源を制御することが可能である。
制御コマンドを無線装置1に送出することによって、使
用禁止エリアAでの無線装置1の使用を禁止することが
可能となる。また、ユーザの意志に関わらず、無線装置
1の電源を制御することが可能である。
【0027】図4は本発明の他の実施例による電源制御
システムの動作を示すフローチャートである。本発明の
他の実施例による電源制御システム及び無線装置の構成
は上記の図1及び図2に示す本発明の一実施例による電
源制御システム及び無線装置と同様であるので、これら
図1と図2と図4とを参照して本発明の他の実施例によ
る電源制御システムの動作について説明する。
システムの動作を示すフローチャートである。本発明の
他の実施例による電源制御システム及び無線装置の構成
は上記の図1及び図2に示す本発明の一実施例による電
源制御システム及び無線装置と同様であるので、これら
図1と図2と図4とを参照して本発明の他の実施例によ
る電源制御システムの動作について説明する。
【0028】飛行場等の飛行機に搭乗する場合には無線
装置1を停止する必要がある。飛行機の場合、飛行スケ
ジュールが予め決まっており、無線装置1の使用禁止時
間が予め決まっている。よって、電源制御コマンドを解
除する時間を前もって知ることが可能である。この場
合、電源制御コマンドに解除時間を設定することで、禁
止エリアロックの設定解除を自動的に行うことが可能で
ある。
装置1を停止する必要がある。飛行機の場合、飛行スケ
ジュールが予め決まっており、無線装置1の使用禁止時
間が予め決まっている。よって、電源制御コマンドを解
除する時間を前もって知ることが可能である。この場
合、電源制御コマンドに解除時間を設定することで、禁
止エリアロックの設定解除を自動的に行うことが可能で
ある。
【0029】すなわち、キー入力部18からの電源投入
やタイマによる電源投入が要求された時(図4ステップ
S11)、まず禁止エリアロック設定の判定を行う(図
4ステップS12)。
やタイマによる電源投入が要求された時(図4ステップ
S11)、まず禁止エリアロック設定の判定を行う(図
4ステップS12)。
【0030】禁止エリアロックが設定されていない場
合、無線装置1では通常通りの電源投入が可能である
(図4ステップS13)。しかしながら、禁止エリアロ
ックが設定されている場合、無線装置1では現在時刻ま
たは禁止エリアロックが設定されてからの経過時間と禁
止エリアロックの設定解除時間との比較を行う(図4ス
テップS14)。この禁止エリアロックの設定解除時間
は電源制御コマンドにデータとして含まれており、基地
局2から送出される。この禁止エリアロックの設定解除
時間は時間管理部15で管理される。
合、無線装置1では通常通りの電源投入が可能である
(図4ステップS13)。しかしながら、禁止エリアロ
ックが設定されている場合、無線装置1では現在時刻ま
たは禁止エリアロックが設定されてからの経過時間と禁
止エリアロックの設定解除時間との比較を行う(図4ス
テップS14)。この禁止エリアロックの設定解除時間
は電源制御コマンドにデータとして含まれており、基地
局2から送出される。この禁止エリアロックの設定解除
時間は時間管理部15で管理される。
【0031】禁止エリアロックの設定解除時間になった
時、時間管理部15から電源制御部16に電源制御可能
コマンドが送出され、電源オン状態に移行可能となる
(図4ステップS13)。上記の時間管理を行うこと
で、電源制御解除装置3を使用することなく、使用禁止
エリアAのロック設定を解除することが可能となる。
時、時間管理部15から電源制御部16に電源制御可能
コマンドが送出され、電源オン状態に移行可能となる
(図4ステップS13)。上記の時間管理を行うこと
で、電源制御解除装置3を使用することなく、使用禁止
エリアAのロック設定を解除することが可能となる。
【0032】このように、使用禁止エリアAに侵入した
無線装置1に対して、基地局2から電源制御コマンドを
送付し、電源制御コマンドによってキー入力部18のキ
ー操作を無効とすることによって、無線装置1の使用禁
止エリアAにおいてユーザの意思にかかわらずその使用
を抑制することができ、ユーザの故意による電源操作を
禁止することができる。
無線装置1に対して、基地局2から電源制御コマンドを
送付し、電源制御コマンドによってキー入力部18のキ
ー操作を無効とすることによって、無線装置1の使用禁
止エリアAにおいてユーザの意思にかかわらずその使用
を抑制することができ、ユーザの故意による電源操作を
禁止することができる。
【0033】また、制御コマンドを一斉報知情報を用い
て基地局2から送信することによって、その使用禁止エ
リアAに入ってくる全ての端末(無線装置)に対して制
御が可能となる。
て基地局2から送信することによって、その使用禁止エ
リアAに入ってくる全ての端末(無線装置)に対して制
御が可能となる。
【0034】さらに、電源制御コマンドに禁止エリアロ
ックの設定解除時間を付加することによって、その設定
解除時間後に無線装置1における使用禁止状態を自動的
に解除することができる。
ックの設定解除時間を付加することによって、その設定
解除時間後に無線装置1における使用禁止状態を自動的
に解除することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線装置が基地局を介して無線通信を行う際に、予め設定
されている使用禁止エリア内における無線装置の電源制
御を行う電源制御システムにおいて、無線装置が、使用
禁止エリア内への移動時に外部からの電源を断とする電
源制御コマンドの入力に応答して自装置の電源を断と
し、キー入力手段のキー操作を無効とすることによっ
て、使用禁止エリアにおいて無線装置の使用を確実に抑
制することができるという効果がある。
線装置が基地局を介して無線通信を行う際に、予め設定
されている使用禁止エリア内における無線装置の電源制
御を行う電源制御システムにおいて、無線装置が、使用
禁止エリア内への移動時に外部からの電源を断とする電
源制御コマンドの入力に応答して自装置の電源を断と
し、キー入力手段のキー操作を無効とすることによっ
て、使用禁止エリアにおいて無線装置の使用を確実に抑
制することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例による無線装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による電源制御システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による電源制御システムの動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例による電源制御システムの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
1 無線装置 2 基地局 3 電源制御解除装置 11 無線部 12 ベースバンド部 13 制御部 14 メモリ 15 時間管理部 16 電源制御部 17 シリアル入力部 18 キー入力部
Claims (14)
- 【請求項1】 無線装置が基地局を介して無線通信を行
う際に、予め設定されている使用禁止エリア内における
前記無線装置の電源制御を行う電源制御システムであっ
て、前記使用禁止エリア内への移動時に外部からの電源
を断とする電源制御コマンドの入力に応答して自装置の
電源を断とする手段と、前記電源制御コマンドに応答し
てキー入力手段のキー操作を無効とする手段とを前記無
線装置に有することを特徴とする電源制御システム。 - 【請求項2】 前記使用禁止エリア内へ移動してきた無
線装置に対して当該無線装置の電源を断とする電源制御
コマンドを送付する手段を前記基地局に含むことを特徴
とする請求項1記載の電源制御システム。 - 【請求項3】 前記基地局は、前記電源制御コマンドを
一斉報知情報を用いて送信するようにしたことを特徴と
する請求項2記載の電源制御システム。 - 【請求項4】 前記基地局は、前記電源制御コマンドに
前記使用禁止エリア内での前記無線装置の電源断の設定
を解除する時間情報を付加するようにしたことを特徴と
する請求項2または請求項3記載の電源制御システム。 - 【請求項5】 前記無線装置は、前記電源制御コマンド
に付加された前記時間情報に応じて自装置の電源断及び
前記キー操作の無効を解除するようにしたことを特徴と
する請求項4記載の電源制御システム。 - 【請求項6】 前記無線装置は、現在時刻が前記電源制
御コマンドに付加された前記時間情報となった時に自装
置の電源断及び前記キー操作の無効を解除するようにし
たことを特徴とする請求項5記載の電源制御システム。 - 【請求項7】 前記無線装置は、自装置の電源を断とし
てからの経過時間が前記電源制御コマンドに付加された
前記時間情報となった時に自装置の電源断及び前記キー
操作の無効を解除するようにしたことを特徴とする請求
項5記載の電源制御システム。 - 【請求項8】 無線装置が基地局を介して無線通信を行
う際に、予め設定されている使用禁止エリア内における
前記無線装置の電源制御を行う電源制御方法であって、
前記使用禁止エリア内への移動時に外部からの電源を断
とする電源制御コマンドの入力に応答して自装置の電源
を断とするステップと、前記電源制御コマンドに応答し
てキー入力手段のキー操作を無効とするステップとを前
記無線装置に有することを特徴とする電源制御方法。 - 【請求項9】 前記基地局は、前記使用禁止エリア内へ
移動してきた無線装置に対して当該無線装置の電源を断
とする電源制御コマンドを送付するようにしたことを特
徴とする請求項8記載の電源制御方法。 - 【請求項10】 前記基地局は、前記電源制御コマンド
を一斉報知情報を用いて送信するようにしたことを特徴
とする請求項9記載の電源制御方法。 - 【請求項11】 前記基地局は、前記電源制御コマンド
に前記使用禁止エリア内での前記無線装置の電源断の設
定を解除する時間情報を付加するようにしたことを特徴
とする請求項9または請求項10記載の電源制御方法。 - 【請求項12】 前記無線装置は、前記電源制御コマン
ドに付加された前記時間情報に応じて自装置の電源断及
び前記キー操作の無効を解除するようにしたことを特徴
とする請求項11記載の電源制御方法。 - 【請求項13】 前記無線装置は、現在時刻が前記電源
制御コマンドに付加された前記時間情報となった時に自
装置の電源断及び前記キー操作の無効を解除するように
したことを特徴とする請求項12記載の電源制御方法。 - 【請求項14】 前記無線装置は、自装置の電源を断と
してからの経過時間が前記電源制御コマンドに付加され
た前記時間情報となった時に自装置の電源断及び前記キ
ー操作の無効を解除するようにしたことを特徴とする請
求項12記載の電源制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000169929A JP2001352574A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000169929A JP2001352574A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001352574A true JP2001352574A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18672713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000169929A Pending JP2001352574A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001352574A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009283175A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Casio Comput Co Ltd | 燃料電池装置、電子機器及び燃料電池装置の制御システム |
JP2011035875A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 端末装置及びプログラム |
CN117713325A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 深圳市金致卓科技有限公司 | 一种无线电源控制方法、系统及介质 |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000169929A patent/JP2001352574A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009283175A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Casio Comput Co Ltd | 燃料電池装置、電子機器及び燃料電池装置の制御システム |
JP2011035875A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 端末装置及びプログラム |
CN117713325A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 深圳市金致卓科技有限公司 | 一种无线电源控制方法、系统及介质 |
CN117713325B (zh) * | 2024-02-06 | 2024-04-19 | 深圳市金致卓科技有限公司 | 一种无线电源控制方法、系统及介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8923891B2 (en) | Intelligent location tagging for deterministic device behavior | |
JP2972639B2 (ja) | 移動体通信システムおよびその移動体通信方法 | |
JP3005496B2 (ja) | 送信規制装置及び無線送受信端末装置並びにこれ等を用いた送信規制システム | |
KR100390804B1 (ko) | 무선통신 단말기의 통화모드/통화금지모드 자동 전환 장치및 그 방법 | |
JP2002199457A5 (ja) | 無線通信システム、入出規制装置、無線通信端末、及びこれらの制御方法 | |
JP2002095064A (ja) | 通信機能付き携帯情報機器、その携帯情報機器を制御するシステム、及びその携帯情報機器を制御する制御装置を備えた機器 | |
CN100397947C (zh) | 用于控制移动通信终端的功能的系统和方法 | |
US20020130774A1 (en) | Control of emissions by devices in sensitive environments | |
JP2002186021A (ja) | 電源制御機能付き携帯電話機とその制御方法 | |
KR100787029B1 (ko) | 이동 단말기의 송수신 모드를 변경하기 위한 방법 및 장치 | |
JP2001352574A (ja) | 無線装置使用禁止エリアにおける電源制御システム及びその方法 | |
JP4819288B2 (ja) | 発生電波制御システム、及び、無線端末装置 | |
WO2007004842A1 (en) | Method and apparatus for controlling a function of a mobile phone in a mobile communication system | |
US20060105746A1 (en) | Controlling communication equipment | |
JP2000013497A (ja) | 携帯電話機の強制パワーオフシステムおよび強制パワーオフ方法 | |
JP7108700B2 (ja) | 無線通信システム | |
JP2978869B2 (ja) | 移動無線装置および移動通信システムならびに移動無線装置の通話規制方法 | |
JP2001320473A (ja) | Gpsにより電源制御可能な通信機器システムおよび携帯型通信機器 | |
JPH114478A (ja) | 無線通信システム | |
JP2000041282A (ja) | 自動停止機能付き携帯電話機システム | |
JP4203842B2 (ja) | 無線通信システム及び方法並びに無線通信中継制御装置 | |
JP2000287259A (ja) | 携帯電話機システムおよび携帯電話機の電源制御方法と電源制御装置 | |
JPH11308675A (ja) | 携帯電話装置 | |
JP2002142265A (ja) | 無線通信システム、通信制御方法、通信制御装置及び記憶媒体 | |
US11363131B2 (en) | Prevention of usage of harmful radio systems of a mobile apparatus in a delimited area |