JP2001239134A - 逆浸透処理装置の運転方法とその制御装置および造水方法 - Google Patents
逆浸透処理装置の運転方法とその制御装置および造水方法Info
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Abstract
能の変化に拘わらず、その透過水質を高品質に維持し、
その透過水量の変動を抑えて造水コストの低減を図るこ
とのできる逆浸透処理装置の運転方法を提供する。 【解決手段】 原水(海水)を昇圧して並列に設けられ
た複数個の逆浸透膜モジュール・ユニット2a,2b,〜
2nに供給してその透過水を得る逆浸透装置において、
原水の温度および/または透過水の水質に応じて逆浸透
膜モジュール・ユニットの運転本数を制御する運転管理
/制御部6を備える。そして原水温度が高まったとき、
その運転本数を減らすと共に、運転圧力を高める。
Description
ルを用いてその透過水を得る逆浸透処理装置において、
原水の温度変化や膜性能の変化に拘わらず、その透過水
質を高品質に維持することのできる逆浸透処理装置の運
転方法とその制御装置および造水方法に関する。
または河川・湖沼水からの上水の生成には、例えば逆浸
透膜モジュールを備えた逆浸透処理装置が用いられる。
この種の逆浸透処理装置は、基本的には図6に示すよう
に殺菌や濁質成分除去等の前処理を施した供給水(海
水)を高圧ポンプ1を介して所定の圧力(例えば6.0
MPa程度)に高めて逆浸透膜モジュール・ユニット2
に供給し、この逆浸透膜モジュール・ユニット2にて逆
浸透作用により透過した透過水(淡水)を得るように構
成される。
は、例えば図7に示すように複数の逆浸透膜エレメント
10を直列に接続して円筒状の圧力容器21内に収納し
た逆浸透膜モジュール20を、複数本並列または直列に
設けて構成される。尚、各逆浸透膜エレメント10は、
例えば図8に示すようにセンタパイプ11の周囲に、流
路材12を内包した袋状の逆浸透膜13をメッシュスペ
ーサ14を介してスパイラル状に巻回し、その一端にブ
ラインシール15を設けた構造を有する。そして各逆浸
透膜エレメント10は、ブラインシール15側から供給
される所定圧力の供給水(海水)をメッシュスペーサ1
4を介して逆浸透膜13間に導き、逆浸透作用により逆
浸透膜13を透過した透過水(淡水)を上記センタパイ
プ11を介して取り出すものとなっている。
逆浸透膜エレメント10のセンタパイプ11間を、図7
に示すように継手22を介して順に連結しながら、ブラ
インシール15にて圧力容器21内を区画して構成され
る。但し、センタパイプ11の一端(最上流側)はプロ
ダクトチューブキャップ16により閉塞される。そして
圧力容器21の一端側に設けられた供給水口23から導
入された供給水(海水)を、各逆浸透膜エレメント10
の逆浸透膜13内に順に導いて、センタパイプ11内に
その透過水を得る。この透過水は、圧力容器21の他端
側に設けられてセンタパイプ11に連結された透過水口
24から取り出される。また各逆浸透膜13を透過しな
かった供給水(海水)の残り、つまり濃縮水(海水)
は、圧力容器21の他端側に設けられた排出口25から
排出される。
9乃至図11にそれぞれ示すように、2段に亘って逆浸
透膜モジュール・ユニット2を設けて構成されることも
ある。即ち、図9に示す例は透過水2段法と称されるも
ので、第1段目の逆浸透膜モジュール2xを透過した透
過水を、更に第2段目の逆浸透膜モジュール2yに供給
してその透過水を得るように構成される。
れるもので、第1段目の逆浸透膜モジュール2xで得ら
れた濃縮水を第2段目の逆浸透膜モジュール2yに供給
して、更にその透過水を得る如く構成され、透過水の生
成効率(造水効率)を高めたものである。この場合、例
えば図11に示すように第2段目の逆浸透膜モジュール
2yに供給水を供給するポンプ1yとして、第2段目の
逆浸透膜モジュール2yから排出される濃縮水のエネル
ギを回収して作動するターボチャージャ等の圧縮機を用
いることで、その造水コストの低減を図ることも可能で
ある。
構成される逆浸透処理装置を用いて海水等の原水を逆浸
透処理し、その透過水(淡水)を求める場合、逆浸透膜
モジュール2に供給する原水の圧力(運転圧力)によっ
て透過水量が変化することのみならず、その水質も変化
する。しかも逆浸透膜モジュール2の上記膜性能は、原
水の温度によって変化し、これに伴って透過水量が変化
する。
ように構築された逆浸透処理装置においては、逆浸透膜
モジュール2における膜性能をほぼ一定に保ち得るので
等価水量(造水量)および透過水質の変動が比較的少な
いと言う利点がある。それでも原水の温度変化に伴って
それらが変化することは避けられない。更に透過水量
(造水量)を一定化する如く構築された逆浸透処理装置
においては、例えば原水の温度変化に応じてその運転圧
力を調整する如く構成される。この為、例えば原水温度
の上昇に伴って増大する透過水量(造水量)を抑えて一
定水量の透過水を得るようにその運転圧力を低くする
と、これによって透過水質が著しく劣化する等の不具合
が生じる。従って、常に安定に一定量の透過水を得なが
ら、その水質を高品質に維持するには、原水温度や透過
水質に応じて逆浸透処理装置の運転条件を制御すること
が不可欠である。
たもので、その目的は、原水の温度変化や逆浸透膜モジ
ュールの膜性能の変化に拘わらず、その透過水質を高品
質に維持することができ、しかもその透過水量の変動を
抑えながら造水コストの低減を図ることのできる逆浸透
処理装置の運転方法とその制御装置および造水方法を提
供することにある。
べく本発明は、原水の温度が高くなるとその粘性が低下
して逆浸透膜モジュール・ユニットにおける透過膜自身
の透過性能が高くなり、その透過流速が増加すること、
一方、逆浸透膜モジュール・ユニットにおける逆浸透作
用による塩透過性は高温になる程高くなり、従って高温
時における透過水中の塩濃度が高まるが、原水の供給圧
力には依存しないことに着目してなされている。
方法は、原水を昇圧して並列に設けられた複数個の逆浸
透膜モジュール・ユニットに供給し、その透過水を得る
逆浸透処理装置を運転するに際し、前記原水の温度およ
び/または前記透過水の水質に応じて前記逆浸透膜モジ
ュール・ユニットの運転本数を制御することを特徴とし
ている。
記透過水量の変化が所定の範囲内となるように前記逆浸
透膜モジュール・ユニットの運転本数の制御し、また請
求項3に記載するように前記透過水の水質として全塩濃
度を洗濯する。そして逆浸透膜モジュール・ユニットで
の塩の透過が運転圧力に依存せず、原水温度が高温にな
るほど高くなり、これに対して水の透過性が高圧になる
ほど高くなることから、例えば原水温度が高いときにお
ける透過水質の改善を図るべく原水の供給圧力(運転圧
力)を高め、これに伴って透過水量が過剰となることか
ら、その運転本数を減らすことで透過水量を抑えること
を特徴としている。
記載するように上述した運転方法を用いてその透過水を
安定に得ることを特徴としている。更に本発明に係る逆
浸透処理装置の制御装置は、原水を昇圧して並列に設け
られた複数個の逆浸透膜モジュール・ユニットに供給
し、その透過水を得る逆浸透処理装置の運転条件を設定
または制御するものであって、前記透過水中の全塩濃度
を測定する手段および/または透過水の温度を測定する
手段と、測定された全塩濃度および/または温度応じて
前記逆浸透膜モジュール・ユニットの運転本数を制御す
る手段とを備えることを特徴とする。
項6に記載するように上述した制御装置を備えること
で、透過水質の高い透過水を、その透過水量の変動を抑
えて安定に、しかも低コストに得ることを特徴としてい
る。
実施形態に係る逆浸透処理装置の運転方法とその制御装
置および造水方法について、海水からその透過水として
の淡水を得る海水淡水化プラントを例に説明する。図1
はこの実施形態に係る逆浸透処理装置(プラント)の要
部概略構成図であり、1は殺菌や濁質成分除去等の前処
理が施された供給水(海水)を昇圧して逆浸透膜モジュ
ール・ユニット2に供給する高圧ポンプである。この実
施形態に示すプラントにおいては、複数の逆浸透膜モジ
ュール・ユニット2a,2b,〜2nが複数の運転系列を
なして並列に設けられており、その供給側に設けられた
入力バルブ3a,3b,〜3nの開閉により、選択的に運
転されるようになっている。尚、複数の逆浸透膜モジュ
ール・ユニット2a,2b,〜2nの運転本数(運転系列
数)を制御するだけではなく、各逆浸透膜モジュール・
ユニット2をそれぞれ構成する逆浸透膜エレメントの運
転本数を切換制御することも勿論可能である。
ユニット2a,2b,〜2nについては、先に図6を参照
して説明した1段の逆浸透膜モジュール・ユニット2だ
けを備えたものであっても良いが、図9乃至図11にそ
れぞれ示したように、2段の逆浸透膜モジュール・ユニ
ット2x,2yを備えた、いわゆる透過水2段法や濃縮
水2段法の構成を採用したものであっても良い。
については、先に説明した逆浸透膜エレメント単体であ
っても良く、或いは複数の逆浸透膜エレメントを直列に
接続して所定の圧力容器に収納した構造の逆浸透膜モジ
ュールであっても良い。更にこの逆浸透膜モジュールを
直列または並列に接続したものであっても良い。しかし
て各逆浸透膜モジュール・ユニット2a,2b,〜2nを
それぞれ透過した透過水(淡水)は、出力バルブ4a,
4b,〜4nを介して、その生成水としてまとめて取り
出される。また各浸透膜モジュール・ユニット2a,2
b,〜2nを透過しなかった成分は、逆浸透膜により濃
縮された海水として排出バルブ5を介して排出される。
略的には透過水質管理部6a、透過水量管理部6b、運
転圧力制御部6c、および運転本数制御部6dを備えて
構成される。そしてこの運転管理・制御部6は、基本的
には逆浸透膜モジュール2に対する海水の供給圧力Δ
P、原水の温度T、原水の全塩濃度Cf、透過水の全塩
濃度(透過水質)Cpo、透過水流量(造水量)Qpo等に
従ってプラントの運転条件を制御するものとなってい
る。
給側に設けられた圧力センサ7aによって検出される運
転圧力(逆浸透膜モジュール2への海水供給圧力)Δ
P、温度センサ7bによって検出される原水(海水)の
温度T、電気伝導度計等からなる塩濃度計7cによって
計測される原水の全塩濃度Cf、また透過水取り出し側
に設けられた塩濃度計7dによって計測される透過水中
の全塩濃度Cpo、および流量計7eにより計測される透
過水流量(造水量)Qpoを、該プラントの運転状態を示
す情報としてそれぞれ入力している。そしてこれらの検
出情報に従って、後述するように高圧ポンプ1の駆動条
件を制御し、更に入力バルブ3a,3b,〜3nの開閉に
よる逆浸透膜モジュール・ユニット2(逆浸透膜エレメ
ント)の運転本数の切り替え制御等を実行する如く構成
されている。
組み込まれる逆浸透膜の特性について簡単に説明する
と、逆浸透膜は、基本的には水の透過を許容する一方で
塩の透過を阻止する。即ち、逆浸透膜を透過する透過物
質は溶媒および溶質からなり、溶媒(水)は圧力差によ
って逆浸透膜を透過し、これに対して溶質(塩)は濃度
差によって逆浸透膜を透過し、圧力差に依存することは
ない。
によって溶媒である水の透過水量が増えるが、その溶質
である塩の透過量は膜特性が変化しない限り変化しな
い。具体的には、例えば図2(a)(b)に、逆浸透膜の運
転圧力(原水の供給圧力)に対する塩の排除率の変化と
造水量(透過水量)の変化とを示すように、塩の排除率
(膜性能)は殆ど変化することはないが、その透過水量
は運転圧力に応じて大きく変化し、運転圧力が高くなる
に従って透過水量(造水量)が増加する。
力)を高くすれば、塩(溶質)の透過量が殆ど変化しな
いにも拘わらず、その造水量である水(溶媒)の透過量
が大きく増加するので、透過水に対する透過塩の割合が
減少するので、その透過水質が向上する。これに対して
原水の供給圧力が低くなれば、これによって水(溶媒)
の透過量が減少するにも拘わらず、塩の透過量が殆ど変
化しないので、透過水に対する透過塩の割合が大きくな
り、その透過水質が劣化することになる。
って変化する。具体的には原水の温度が高まると、水お
よび塩の透過性が共に上昇する。ちなみに水の透過性の
上昇は、その温度上昇に伴う水の粘度の低下が原因であ
る。これに対して塩の透過性の上昇は、水の粘度低下に
伴って水と共に移動する塩の量が大きくなることと、塩
の拡散係数が増大することに起因する。その他にも、膜
自体の変化も考えられるが、塩の透過性の方が敏感に反
応する。従って原水温度が上昇すると、水の透過速度の
上昇よりも塩の透過速度の上昇の方が大きくなり、結
局、透過水に対する透過塩の割合が大きくなって、その
透過水質が低下することになる。
度に対する塩の排除率の変化と、造水量(透過水量)の
変化とを示している。この特性に示されるように原水の
温度上昇に伴って透過水量(造水量)が増加するもの
の、塩の排除率(膜性能)は徐々に低下する。この結
果、原水の温度が高くなった場合、塩の排除率を十分に
高く維持することが困難となる虞が生じる。
モジュール・ユニット2を介して求められる透過水の水
量やその水質(全塩濃度)が、該逆浸透膜モジュール・
ユニット2に供給される原水(海水)の圧力のみなら
ず、その温度にも依存して変化することに着目し、その
透過水質と共にその透過水量を管理しながら、或いは原
水温度に応じて原水(海水)の供給圧力を制御すると共
に、逆浸透膜モジュール・ユニット2の運転本数を制御
するものとなっている。
逆浸透膜モジュール・ユニット2を介して求められる透
過水の水質(全塩濃度)Cpoを塩濃度計7dを用いて検
出している。そして透過水の全塩濃度Cpoが高くなった
とき、所定の水質基準を満たすように(全塩濃度が低く
なるように)高圧ポンプ1の作動を制御し、逆浸透膜モ
ジュール・ユニット2(2a,2b,〜2n)に対する原
水(海水)の供給圧力を制御している。この際、逆浸透
膜モジュール・ユニット2(2a,2b,〜2n)の耐圧
の範囲に応じて上記供給圧力を高めると共に、逆浸透膜
モジュール・ユニット2(2a,2b,〜2n)の運転本
数(運転系列数)を減少させ、その造水量を略一定に保
つものとなっている。換言すれば逆浸透膜モジュール・
ユニット2(2a,2b,〜2n)の運転本数(運転系列
数)の減少に伴って造水量が低下する分、その運転圧力
を高めることで透過水量を増大させ、造水量をほぼ一定
に保ちながら透過水質を所定の水質基準範囲内に納める
ものとなっている。
a,2b,〜2n)の運転本数(運転系列数)の切り換え
は、例えば前述した入力バルブ3a,3b,〜3nを選択
的に閉じることによってなされる。またこの運転本数の
切り換えについては、流量計7eにより計測される透過
水流量(造水量)Qpoを監視しながら行うようにしても
良い。
温度センサ7bによって検出される原水(海水)の温度
Tに応じて、予めテーブル等に登録されている原水温度
と透過水中の全塩濃度との関係から原水温度の上昇に伴
う全塩濃度の増加の割合を推定し、その推定結果に応じ
て逆浸透膜モジュール・ユニット2(2a,2b,〜2
n)に対する原水(海水)の供給圧力の制御と、逆浸透
膜モジュール・ユニット2(2a,2b,〜2n)の運転
本数(運転系列数)の切り換え制御を行う。
ット2(2a,2b,〜2n)に対する原水(海水)の供
給圧力ΔPと、その運転本数の切り換え制御を行うよう
に構成した逆浸透処理装置(プラント)によれば、逆浸
透膜モジュール・ユニット2を介して求められる透過水
の全塩濃度Cpoを所定の水質基準以下に保ちながら、ほ
ぼ一定量の透過水を得ることができ、複数の逆浸透膜モ
ジュール・ユニット2a,2b,〜2nを常時フル稼働さ
せることがなくなるので、その運転コストを、ひいては
その造水コストを低減することが可能となる。更には原
水(海水)の温度変化に拘わることなしに、常に安定し
た水質(全塩濃度)の透過水を得ることが可能となる等
の効果が奏せられる。
ト2a,2b,〜2nとして、4本の逆浸透膜エレメント
を並列に設け、全塩濃度が35,000mg/リットル
の原水(海水)を透過処理して造水量50m3/日、原
水回収率40%なる条件で上述した如く運転制御した際
の原水温度Tに対する運転圧力ΔP(図中●印)と、透
過水質(透過水の全塩濃度Cpo;図中○印)とを、上記
逆浸透膜エレメントの運転本数を併記して示したもので
ある。ちなみに図4に示す実験例においては、原水温度
が20℃以下の場合には、逆浸透膜エレメントを4本並
列運転し、原水温度が20℃を上回ったときに逆浸透膜
エレメントを1本止めて3本並列運転し、更に原水温度
が27.5℃を上回ったときには逆浸透膜エレメントを
2本止めることで2本並列運転するようにしている。
膜エレメントの運転本数を切り換え制御することなく運
転したときの原水温度Tに対する運転圧力ΔPと、透過
水質(透過水の全塩濃度)とを示している。これらの図
4および図5を対比すれば明らかなように、原水温度に
応じて運転圧力を変えながら、複数の逆浸透膜エレメン
ト(逆浸透膜モジュール・ユニット2a,2b,〜2n)
の運転本数を切り換え制御することで、その透過水質の
変動を一定の範囲内に抑えることができ、例えば最悪の
場合でもその全塩濃度Cpoを100mg/リットル以下
に抑えながら、水質の良好な透過水を安定に得ることが
できる。しかもその運転圧力ΔPについても、逆浸透膜
エレメントの運転本数の減少に伴う造水量の減少に応じ
て高くするだけでよいので、高圧ポンプ1や複数の逆浸
透膜モジュール・ユニット2a,2b,〜2nに大きな負
担を与えることなく比較的簡単に制御することができ
る。
2a,2b,〜2nの運転本数の切り換えを頻繁に行うこ
とにより、いわゆるウォーターハンマーによる逆浸透膜
モジュール・ユニット2a,2b,〜2nの損傷が懸念さ
れる場合には、その切り換え制御応答性を鈍くしておけ
ば良い。具体的には、原水の1日当たりの温度変化が大
きい場合には、時間単位でその切り換え制御を行うよう
にすれば良く、また海水等のように温度変化が緩やかな
場合には、日単位でその切り換え制御を行うようにすれ
ば良い。
定の制御幅を持たせ、ヒステリシス的にその切り換え制
御を行うようにすることも有用である。具体的には、設
定温度tに対して、原水温度Tが[t+α]なる温度を
上回ったときに、逆浸透膜モジュール・ユニット2a,
2b,〜2nの運転本数を1本減らし、また原水温度T
が[t−β]なる温度を越えたときに、逆浸透膜モジュ
ール・ユニット2a,2b,〜2nの運転本数を1本増や
すようにし、逆浸透膜モジュール・ユニット2a,2b,
〜2nの設備本数に応じて上記設定温度tを複数のレベ
ルに定めておくようにすれば良い。但し、α,βは共に
正の数である。
は、原水の温度が上昇するに従って運転圧力を低くした
が、逆に原水の温度が上昇するに従って運転圧力を高く
して透過水質をほぼ一定に保ちながら、これに伴って造
水量が過剰となる時点、或いは運転圧力が逆浸透膜の耐
圧に近付いた時点で逆浸透膜モジュール・ユニット2
a,2b,〜2nの運転本数を減らすように制御すること
も可能である。
全塩濃度とから逆浸透膜モジュール・ユニット2の膜性
能自体を評価し、その評価に応じて逆浸透膜モジュール
・ユニット2の運転本数を切り換え制御することも勿論
可能である。また本発明は海水やかん水から淡水を生成
するプラントのみならず、河川水や湖沼水からその透過
水を得るシステム等にも同様に適用することができる。
更には実施形態においては、透過水中の全塩濃度に着目
してその制御を行ったが、透過水中に含まれるホウ素や
臭素等の特定成分の濃度を検出し、或いは全塩濃度に基
づいて特定成分の濃度を推定しながらその制御を行うこ
とも勿論可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
列に設けられた複数の逆浸透膜モジュールを備え、原水
の温度および/または前記透過水の水質に応じて前記逆
浸透膜モジュールの運転本数を切り換え制御するので、
原水の温度変化等に拘わることなく水質の良好な透過水
を安定に得ることができ、またその造水量を一定に保ち
ながら、その運転コストを低減することができる等の実
用上多大なる効果が奏せられる。しかもバルブの選択的
な切り換え制御により簡易にして効果的に、逆浸透処理
装置を運転制御することができる等の効果が奏せられ
る。
ラント)の要部概略構成図。
る全塩の排除率の変化と造水量(透過水量)の変化とを
示す図。
化と、造水量(透過水量)の変化とを示す図。
た場合の、原水温度Tに対する運転圧力ΔPと透過水質
(透過水の全塩濃度Cpo)の変化特性を示す図。
原水温度Tに対する運転圧力ΔPと透過水質(透過水の
全塩濃度Cpo)の変化特性を示す図。
基本的な要部概略構成図。
ントの構成例を示す図。
装置(透過水2段法)の概略構成図。
理装置(濃縮水2段法)の概略構成図。
力圧縮機を備えて構成される逆浸透処理装置(濃縮水2
段法)の概略構成図。
記透過水量の変化が所定の範囲内となるように前記逆浸
透膜モジュール・ユニットの運転本数を制御し、また請
求項3に記載するように前記透過水の水質として全塩濃
度を選択する。そして逆浸透膜モジュール・ユニットで
の塩の透過が運転圧力に依存せず、原水温度が高温にな
るほど高くなり、これに対して水の透過性が高圧になる
ほど高くなることから、例えば原水温度が高いときにお
ける透過水質の改善を図るべく原水の供給圧力(運転圧
力)を高め、これに伴って透過水量が過剰となることか
ら、その運転本数を減らすことで透過水量を抑えること
を特徴としている。
・ユニット3, 3a,3b,〜3n 入力バルブ4,4a,4b,〜4n 出力バルブ 5 排出バルブ 6 運転管理/制御部 6a 透過水質管理部 6b 透過水量管理部 6c 運転圧力制御部 6d 運転本数制御部 7a 圧力センサ 7b 温度センサ 7c 塩濃度計 7d 塩濃度計 7e 流量計10 スパイラル型逆浸透膜エレメント 11 センタパイプ 12 浸透液流路材 13 逆浸透膜 14 メッシュスペーサ 15 ブラインシール 16 プロダクト・エンド・キャップ 20 逆浸透膜モジュール 21 圧力容器 22 継手 23 給水口 24 透過水口 25 排出口
Claims (6)
- 【請求項1】 原水を昇圧して並列に接続した複数個の
逆浸透膜モジュール・ユニットに供給し、透過水を得る
逆浸透処理装置を運転するに際し、 前記原水の温度および/または前記透過水の水質に応じ
て前記逆浸透膜モジュール・ユニットの運転本数を制御
することを特徴とする逆浸透処理装置の運転方法。 - 【請求項2】 透過水の流量が所定の範囲内となるよう
に逆浸透膜モジュール・ユニットの運転本数を制御する
請求項1に記載の逆浸透処理装置の運転方法。 - 【請求項3】 前記透過水の水質として全塩濃度を洗濯
する請求項1または2に記載の逆浸透処理装置の運転方
法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の運転方
法を用いて透過水を得ることを特徴とする造水方法。 - 【請求項5】 原水を昇圧して並列に接続した複数個の
逆浸透膜モジュール・ユニットに供給し、その透過水を
得る逆浸透処理装置の運転条件を設定または制御する制
御装置において、 前記透過水中の全塩濃度を測定する測定手段および/ま
たは透過水の温度を測定する手段と、測定された全塩濃
度および/または温度に応じて前記逆浸透膜モジュール
・ユニットの運転本数を制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とする逆浸透処理装置の制御装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の制御装置を備えている
ことを特徴とする逆浸透処理装置。
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Cited By (25)
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