JP2001298720A - オンデマンドサービスシステム - Google Patents
オンデマンドサービスシステムInfo
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- JP2001298720A JP2001298720A JP2000109441A JP2000109441A JP2001298720A JP 2001298720 A JP2001298720 A JP 2001298720A JP 2000109441 A JP2000109441 A JP 2000109441A JP 2000109441 A JP2000109441 A JP 2000109441A JP 2001298720 A JP2001298720 A JP 2001298720A
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- JP
- Japan
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- time
- program
- user
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- Withdrawn
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザがセンタから番組の配信を受けられる
時間、すなわちサービス残り時間を超える再生時間を有
する番組をユーザが要求した場合、番組の再生が途中に
もかかわらず、サービス終了時刻にユーザとの接続をセ
ンタが一方的に切断してしまうことを事前に回避する。 【解決手段】 オンデマンドサービスシステムにおい
て、時間比較手段26を設け、ユーザによりリクエスト
された番組の再生時間と、センタ側のサーバ18が番組
の配信サービスを停止するまでのサービス残り時間とを
比較して、ユーザによりリクエストされた番組がサービ
ス残り時間内に再生完了可能か否かを判断する。
時間、すなわちサービス残り時間を超える再生時間を有
する番組をユーザが要求した場合、番組の再生が途中に
もかかわらず、サービス終了時刻にユーザとの接続をセ
ンタが一方的に切断してしまうことを事前に回避する。 【解決手段】 オンデマンドサービスシステムにおい
て、時間比較手段26を設け、ユーザによりリクエスト
された番組の再生時間と、センタ側のサーバ18が番組
の配信サービスを停止するまでのサービス残り時間とを
比較して、ユーザによりリクエストされた番組がサービ
ス残り時間内に再生完了可能か否かを判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンデマンドサー
ビスシステムに関し、特に映像を配信するビデオオンデ
マンドサービスシステム又は音声を配信するオーディオ
オンデマンドサービスシステムに関する。
ビスシステムに関し、特に映像を配信するビデオオンデ
マンドサービスシステム又は音声を配信するオーディオ
オンデマンドサービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオオンデマンドサービス又は
オーディオオンデマンドサービスシステムにおいて、セ
ンタ側は、例えばユーザ認証やリクエストの妥当性をチ
ェックし、ユーザの端末からの再生の要求を受け付ける
かどうかを判断するリクエスト受付手段と、動画や音声
などを蓄積しリクエスト受付手段により操作されるサー
バとを有している。リクエスト受付手段はユーザの端末
と通信回線で結ばれている。
オーディオオンデマンドサービスシステムにおいて、セ
ンタ側は、例えばユーザ認証やリクエストの妥当性をチ
ェックし、ユーザの端末からの再生の要求を受け付ける
かどうかを判断するリクエスト受付手段と、動画や音声
などを蓄積しリクエスト受付手段により操作されるサー
バとを有している。リクエスト受付手段はユーザの端末
と通信回線で結ばれている。
【0003】配信サービスにおいて、以下の技術がすで
に知られている。特開平11−103452号公報で
は、映像とデータが同期して情報提供されるインタラク
ティブなデータ放送番組、例えば、番組の中でアンケー
トを受信している端末を利用して視聴者から収集するよ
うな場合において、その番組終了の一定時間前に、イン
タラクティブサービスがもうすぐ終わることを予告する
方法が開示されており、番組選択後の操作の制約を行う
ことを目的としている。
に知られている。特開平11−103452号公報で
は、映像とデータが同期して情報提供されるインタラク
ティブなデータ放送番組、例えば、番組の中でアンケー
トを受信している端末を利用して視聴者から収集するよ
うな場合において、その番組終了の一定時間前に、イン
タラクティブサービスがもうすぐ終わることを予告する
方法が開示されており、番組選択後の操作の制約を行う
ことを目的としている。
【0004】また、特開平9−191453号公報にお
いて、番組に有効期限を設けるデータ送受信、データ記
録再生のための装置及びその方法並びに記録媒体が開示
されている。また、特開平10−304332号公報に
おいて、ユーザが購入する番組の予算を決めておき、そ
れを超えたリクエストを受け付けずに、リクエストを禁
止する手段を有するデジタル放送受信機が開示されてい
る。
いて、番組に有効期限を設けるデータ送受信、データ記
録再生のための装置及びその方法並びに記録媒体が開示
されている。また、特開平10−304332号公報に
おいて、ユーザが購入する番組の予算を決めておき、そ
れを超えたリクエストを受け付けずに、リクエストを禁
止する手段を有するデジタル放送受信機が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、 (1)保守のため、サービスを停止する予定の時刻が決
まっている。 (2)端末が店舗内にあり、その店舗の開店/閉店時刻
が定まっている。 (3)通信回線のチャネル数が限られており、通信回線
が他の目的に使われない時間帯にのみオンデマンドサー
ビスを行いたい。 など、オンデマンドサービスを行う時間を制限したい場
合がある。このように時間制限が課されたオンデマンド
サービスにおいて、例えばユーザへのサービス終了時刻
があと1時間と迫っている場合、ユーザがそれを超える
再生時間を有する番組、例えば2時間の番組をリクエス
トしても途中で再生が打ち切られてしまう。
まっている。 (2)端末が店舗内にあり、その店舗の開店/閉店時刻
が定まっている。 (3)通信回線のチャネル数が限られており、通信回線
が他の目的に使われない時間帯にのみオンデマンドサー
ビスを行いたい。 など、オンデマンドサービスを行う時間を制限したい場
合がある。このように時間制限が課されたオンデマンド
サービスにおいて、例えばユーザへのサービス終了時刻
があと1時間と迫っている場合、ユーザがそれを超える
再生時間を有する番組、例えば2時間の番組をリクエス
トしても途中で再生が打ち切られてしまう。
【0006】そこで本発明は、ユーザがセンタから番組
の配信を受けられる時間、すなわちサービス残り時間を
超える再生時間を有する番組をユーザが要求した場合、
番組の再生が途中にもかかわらず、センタがサービス終
了時刻にユーザとの接続を一方的に切断してしまうこと
を事前に回避することを目的とする。
の配信を受けられる時間、すなわちサービス残り時間を
超える再生時間を有する番組をユーザが要求した場合、
番組の再生が途中にもかかわらず、センタがサービス終
了時刻にユーザとの接続を一方的に切断してしまうこと
を事前に回避することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記従来の
問題点に鑑み、オンデマンドサービスシステムにおい
て、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残り
時間内に再生完了可能か否かを判別するために、ユーザ
によりリクエストされた番組の再生時間と、センタ側の
サーバが番組の配信サービスを停止するまでのサービス
残り時間とを比較する。
問題点に鑑み、オンデマンドサービスシステムにおい
て、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残り
時間内に再生完了可能か否かを判別するために、ユーザ
によりリクエストされた番組の再生時間と、センタ側の
サーバが番組の配信サービスを停止するまでのサービス
残り時間とを比較する。
【0008】すなわち本発明によれば、センタ側のサー
バから配信される番組をユーザ側の端末が受信するオン
デマンドサービスシステムであって、前記ユーザ側から
前記サーバに対して再生が要求された番組の再生時間
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生が要求された番組の再生時間と前記サービ
ス残り時間とを比較する時間比較手段が設けられている
オンデマンドサービスシステムが提供される。
バから配信される番組をユーザ側の端末が受信するオン
デマンドサービスシステムであって、前記ユーザ側から
前記サーバに対して再生が要求された番組の再生時間
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生が要求された番組の再生時間と前記サービ
ス残り時間とを比較する時間比較手段が設けられている
オンデマンドサービスシステムが提供される。
【0009】また本発明では、ユーザ側がセンタ側から
サービス残り時間を受信した後の経過時間を考慮するた
めに、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残
り時間内に再生完了可能か否かを判別するとき、サービ
ス残り時間から前記経過時間を減算した時間と、番組の
再生時間を比較する。
サービス残り時間を受信した後の経過時間を考慮するた
めに、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残
り時間内に再生完了可能か否かを判別するとき、サービ
ス残り時間から前記経過時間を減算した時間と、番組の
再生時間を比較する。
【0010】すなわち本発明によれば、センタ側のサー
バから配信される番組をユーザ側の端末が受信するオン
デマンドサービスシステムであって、前記センタ側が、
前記番組の番組リストを提示する番組リスト提示手段と
前記番組の再生時間を格納する番組時間格納手段とを有
し、前記ユーザ側が、時間算出手段と時間比較手段とを
有し、前記センタ側が、前記番組リスト提示手段が前記
ユーザ側に番組リストを提示する際に、前記ユーザ側
が、前記番組時間格納手段に格納されている番組の再生
時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止するまで
のサービス残り時間とを取得し、前記時間算出手段は、
前記サービス残り時間から、前記サービス残り時間を取
得した後の経過時間を減算した時間を算出し、前記時間
比較手段は、前記取得した番組の再生時間のうちの前記
ユーザ側により再生が要求された番組の再生時間と、前
記算出された時間とを比較し、前記再生が要求された番
組の再生時間が前記算出された時間を超えているか否か
を判別するオンデマンドサービスシステムが提供され
る。
バから配信される番組をユーザ側の端末が受信するオン
デマンドサービスシステムであって、前記センタ側が、
前記番組の番組リストを提示する番組リスト提示手段と
前記番組の再生時間を格納する番組時間格納手段とを有
し、前記ユーザ側が、時間算出手段と時間比較手段とを
有し、前記センタ側が、前記番組リスト提示手段が前記
ユーザ側に番組リストを提示する際に、前記ユーザ側
が、前記番組時間格納手段に格納されている番組の再生
時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止するまで
のサービス残り時間とを取得し、前記時間算出手段は、
前記サービス残り時間から、前記サービス残り時間を取
得した後の経過時間を減算した時間を算出し、前記時間
比較手段は、前記取得した番組の再生時間のうちの前記
ユーザ側により再生が要求された番組の再生時間と、前
記算出された時間とを比較し、前記再生が要求された番
組の再生時間が前記算出された時間を超えているか否か
を判別するオンデマンドサービスシステムが提供され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>以下、図面
を参照して、本発明のオンデマンドサービスシステムに
関して説明する。図1は、本発明のオンデマンドサービ
スシステムに係る第1の実施の形態を示す構成図であ
る。複数のユーザの端末10が、通信手段12を介して
番組を供給する側であるセンタ14と接続されている。
センタ14は、インターフェイス16、サーバ18、リ
クエスト受付手段20、番組格納手段22、番組時間格
納手段24、時間比較手段26を有しており、インター
フェイス16を介して、センタ14及びユーザの端末1
0の情報の入出力が行われる。
を参照して、本発明のオンデマンドサービスシステムに
関して説明する。図1は、本発明のオンデマンドサービ
スシステムに係る第1の実施の形態を示す構成図であ
る。複数のユーザの端末10が、通信手段12を介して
番組を供給する側であるセンタ14と接続されている。
センタ14は、インターフェイス16、サーバ18、リ
クエスト受付手段20、番組格納手段22、番組時間格
納手段24、時間比較手段26を有しており、インター
フェイス16を介して、センタ14及びユーザの端末1
0の情報の入出力が行われる。
【0012】サーバ18は、ユーザからのリクエストを
処理し、ユーザからリクエストされた番組を番組格納手
段22から読み出して、端末10に提供する手段であ
る。リクエスト受付手段20は、ユーザからの番組のリ
クエストを受け付ける手段であり、コンピュータソフト
ウェアにより実現可能である。番組格納手段22は、ユ
ーザに提供する番組を格納している手段である。番組時
間格納手段24は、番組格納手段に格納されている番組
の再生時間のリストを格納している手段である。時間比
較手段26は、ユーザからリクエストされた番組の再生
時間と、ユーザに番組を提供できるサービス残り時間と
を比較してユーザからのリクエストを許可し、番組の提
供を行うか又はユーザからのリクエストを拒絶するかを
判断する手段であり、コンピュータソフトウェアにより
実現可能である。
処理し、ユーザからリクエストされた番組を番組格納手
段22から読み出して、端末10に提供する手段であ
る。リクエスト受付手段20は、ユーザからの番組のリ
クエストを受け付ける手段であり、コンピュータソフト
ウェアにより実現可能である。番組格納手段22は、ユ
ーザに提供する番組を格納している手段である。番組時
間格納手段24は、番組格納手段に格納されている番組
の再生時間のリストを格納している手段である。時間比
較手段26は、ユーザからリクエストされた番組の再生
時間と、ユーザに番組を提供できるサービス残り時間と
を比較してユーザからのリクエストを許可し、番組の提
供を行うか又はユーザからのリクエストを拒絶するかを
判断する手段であり、コンピュータソフトウェアにより
実現可能である。
【0013】ユーザの端末10は、センタ14から提供
される番組を再生するための受像機又は提供される番組
を記録しておく磁気ディスクや光磁気ディスクなどの動
的記憶手段又はメモリなどの静的記憶手段などであり、
センタ14から番組を受信する。複数の端末10は、通
信手段12を介してセンタ14のインターフェイス16
に接続している。なお、通信手段12として電話回線、
CATV、インターネットなどのネットワークによる接
続が利用可能である。
される番組を再生するための受像機又は提供される番組
を記録しておく磁気ディスクや光磁気ディスクなどの動
的記憶手段又はメモリなどの静的記憶手段などであり、
センタ14から番組を受信する。複数の端末10は、通
信手段12を介してセンタ14のインターフェイス16
に接続している。なお、通信手段12として電話回線、
CATV、インターネットなどのネットワークによる接
続が利用可能である。
【0014】ユーザの端末10において、ユーザは見た
い番組をセンタ14にリクエストする。ユーザからのリ
クエストは、通信手段12及びインターフェイス16を
介してセンタ14のリクエスト受付手段20に入力され
る。リクエスト受付手段20では、ユーザの端末10か
らのリクエストを受け付けるかどうかが判断される。例
えば、センタ14へのアクセス許可を持たないユーザが
リクエストしてきた場合、リクエスト受付手段20はユ
ーザのアクセスを拒絶する。
い番組をセンタ14にリクエストする。ユーザからのリ
クエストは、通信手段12及びインターフェイス16を
介してセンタ14のリクエスト受付手段20に入力され
る。リクエスト受付手段20では、ユーザの端末10か
らのリクエストを受け付けるかどうかが判断される。例
えば、センタ14へのアクセス許可を持たないユーザが
リクエストしてきた場合、リクエスト受付手段20はユ
ーザのアクセスを拒絶する。
【0015】時間比較手段26は、番組格納手段22に
格納されている番組の再生時間と、ユーザがセンタ14
からオンデマンドサービスを受けられるサービス残り時
間とを参照して、リクエストされた番組の再生時間とユ
ーザのサービス残り時間を比較する。サービス残り時間
は、現在時刻からセンタ14のサービスが終了するサー
ビス終了予定時刻までの時間である。ユーザのサービス
残り時間がリクエストされた番組の再生時間よりも少な
い場合、時間比較手段26はユーザからのリクエストを
拒絶する。ユーザのサービス残り時間がリクエストされ
た番組の再生時間よりも長い場合、サーバ18はユーザ
からリクエストされた番組を番組格納手段22から読み
出して、インターフェイス16及び通信手段12を介し
てユーザの端末10に配信する。
格納されている番組の再生時間と、ユーザがセンタ14
からオンデマンドサービスを受けられるサービス残り時
間とを参照して、リクエストされた番組の再生時間とユ
ーザのサービス残り時間を比較する。サービス残り時間
は、現在時刻からセンタ14のサービスが終了するサー
ビス終了予定時刻までの時間である。ユーザのサービス
残り時間がリクエストされた番組の再生時間よりも少な
い場合、時間比較手段26はユーザからのリクエストを
拒絶する。ユーザのサービス残り時間がリクエストされ
た番組の再生時間よりも長い場合、サーバ18はユーザ
からリクエストされた番組を番組格納手段22から読み
出して、インターフェイス16及び通信手段12を介し
てユーザの端末10に配信する。
【0016】上記実施形態においては、例えば時間比較
手段26をリクエスト受付手段20に実装させることも
可能である。リクエスト受付手段20は、一般的にユー
ザ認証、課金、それらの動作の前処理などを行い、例え
ばユーザ認証できない場合や料金不足の場合にユーザか
らのリクエストの拒絶を行う。したがって、時間比較手
段26はリクエスト受付手段20に実装されるのが好適
である。
手段26をリクエスト受付手段20に実装させることも
可能である。リクエスト受付手段20は、一般的にユー
ザ認証、課金、それらの動作の前処理などを行い、例え
ばユーザ認証できない場合や料金不足の場合にユーザか
らのリクエストの拒絶を行う。したがって、時間比較手
段26はリクエスト受付手段20に実装されるのが好適
である。
【0017】以上、第1の実施の形態によれば、センタ
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムであって、前記ユー
ザ側から前記サーバに対して再生が要求された番組の再
生時間が、前記サーバが番組の配信サービスを停止する
までのサービス残り時間を超えているか否かを判別する
ために、前記再生が要求された番組の再生時間と前記サ
ービス残り時間とを比較する時間比較手段が設けられて
いるオンデマンドサービスシステムが提供される。
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムであって、前記ユー
ザ側から前記サーバに対して再生が要求された番組の再
生時間が、前記サーバが番組の配信サービスを停止する
までのサービス残り時間を超えているか否かを判別する
ために、前記再生が要求された番組の再生時間と前記サ
ービス残り時間とを比較する時間比較手段が設けられて
いるオンデマンドサービスシステムが提供される。
【0018】<第2の実施の形態>図2は、本発明のオ
ンデマンドサービスシステムに係る第2の実施の形態を
示す構成図である。第1の実施の形態では、センタ14
に時間比較手段26が設置されていたが、第2の実施の
形態では、時間比較手段26がユーザの端末10に実装
され、さらにユーザの端末10は時間算出手段27を有
している。時間比較手段26は、コンピュータソフトウ
ェアとして端末10にインストールされることも可能で
ある。したがって、数多くのユーザの端末10に実装さ
せることも容易である。
ンデマンドサービスシステムに係る第2の実施の形態を
示す構成図である。第1の実施の形態では、センタ14
に時間比較手段26が設置されていたが、第2の実施の
形態では、時間比較手段26がユーザの端末10に実装
され、さらにユーザの端末10は時間算出手段27を有
している。時間比較手段26は、コンピュータソフトウ
ェアとして端末10にインストールされることも可能で
ある。したがって、数多くのユーザの端末10に実装さ
せることも容易である。
【0019】ユーザの端末10に実装された時間比較手
段26は、ユーザからリクエストされた番組の再生時間
とサービス残り時間を参照するために、センタ14にア
クセスする。センタ14にアクセスして得た番組の再生
時間及びサービス残り時間の情報を基にして、時間比較
手段26は、リクエストされた番組の再生時間とサービ
ス残り時間の比較を行う。したがって、第1の実施の形
態では、数多くのユーザからリクエストされた番組の再
生時間とサービス残り時間を比較する処理をセンタ14
が集中的に行っていたが、第2の実施の形態ではユーザ
の端末10に時間比較手段26を実装させることで、セ
ンタ14の負担を軽くすることが可能となる。
段26は、ユーザからリクエストされた番組の再生時間
とサービス残り時間を参照するために、センタ14にア
クセスする。センタ14にアクセスして得た番組の再生
時間及びサービス残り時間の情報を基にして、時間比較
手段26は、リクエストされた番組の再生時間とサービ
ス残り時間の比較を行う。したがって、第1の実施の形
態では、数多くのユーザからリクエストされた番組の再
生時間とサービス残り時間を比較する処理をセンタ14
が集中的に行っていたが、第2の実施の形態ではユーザ
の端末10に時間比較手段26を実装させることで、セ
ンタ14の負担を軽くすることが可能となる。
【0020】ある固定された時刻をサービス終了時刻と
して、時間比較手段26に設定しておくことも可能であ
り、また、時間比較手段26が通信手段12を介してセ
ンタ14からサービス終了時刻を得ることも可能であ
る。センタ14からサービス終了時刻を得た場合、現在
時刻とサービス終了時刻からサービス残り時間を算出し
なければならないため、端末10は現在時刻を正確に把
握するための計時機能が必要となる。
して、時間比較手段26に設定しておくことも可能であ
り、また、時間比較手段26が通信手段12を介してセ
ンタ14からサービス終了時刻を得ることも可能であ
る。センタ14からサービス終了時刻を得た場合、現在
時刻とサービス終了時刻からサービス残り時間を算出し
なければならないため、端末10は現在時刻を正確に把
握するための計時機能が必要となる。
【0021】また、ユーザの端末10がセンタ14にア
クセスしてサービス残り時間を得る場合、ユーザの端末
10がサービス残り時間を得てから、実際に番組の再生
時間と比較するまでにタイムラグがあると、正確なサー
ビス残り時間を用いて番組の再生時間との比較が困難と
なる。したがって、サービス残り時間を受信してからの
経過時間をサービス残り時間から減算する時間算出手段
27をユーザの端末10に設置して、刻一刻と減ってい
くサービス残り時間を常に把握できるようにする。
クセスしてサービス残り時間を得る場合、ユーザの端末
10がサービス残り時間を得てから、実際に番組の再生
時間と比較するまでにタイムラグがあると、正確なサー
ビス残り時間を用いて番組の再生時間との比較が困難と
なる。したがって、サービス残り時間を受信してからの
経過時間をサービス残り時間から減算する時間算出手段
27をユーザの端末10に設置して、刻一刻と減ってい
くサービス残り時間を常に把握できるようにする。
【0022】センタ14の時計と、ユーザの端末10の
計時機能とは時刻合わせがなされていることが望まし
い。時刻合わせの方法としては、時報などを基準にして
手作業で合わせることも可能であるが、GPSやJJY
の電波など精度の高い時刻を受信して時刻合わせを行う
ことも可能である。また、通信手段12を介して、NT
P(Network Timer Protocol)のようなインターネット
で精度の高い標準時を合わせるプロトコルを利用するこ
とも可能である。
計時機能とは時刻合わせがなされていることが望まし
い。時刻合わせの方法としては、時報などを基準にして
手作業で合わせることも可能であるが、GPSやJJY
の電波など精度の高い時刻を受信して時刻合わせを行う
ことも可能である。また、通信手段12を介して、NT
P(Network Timer Protocol)のようなインターネット
で精度の高い標準時を合わせるプロトコルを利用するこ
とも可能である。
【0023】また、番組再生時間を格納している番組時
間格納手段24は様々な場所に設置可能である。時間比
較手段26が、番組時間格納手段24に格納されている
番組の再生時間を参照する必要があることを考慮する
と、番組時間格納手段24の設置場所としては、例え
ば、 (1)番組時間格納手段24を時間比較手段26に実装
させる。 (2)番組時間格納手段24を番組格納手段22に付随
させる。 (3)番組時間格納手段24をサーバ18に付随させ
る。 などが挙げられる。(1)の場合、時間比較手段26が
全ての番組の再生時間を把握する。(2)の場合、番組
の再生時間と番組がセットになって格納されており、時
間比較手段26は番組格納手段22に対して、ユーザか
らリクエストされた番組の再生時間を問い合わせる。
(3)の場合、サーバ18にファイルとして番組の再生
時間が格納されており、時間比較手段26はサーバ18
に対して番組の再生時間を問い合わせる。
間格納手段24は様々な場所に設置可能である。時間比
較手段26が、番組時間格納手段24に格納されている
番組の再生時間を参照する必要があることを考慮する
と、番組時間格納手段24の設置場所としては、例え
ば、 (1)番組時間格納手段24を時間比較手段26に実装
させる。 (2)番組時間格納手段24を番組格納手段22に付随
させる。 (3)番組時間格納手段24をサーバ18に付随させ
る。 などが挙げられる。(1)の場合、時間比較手段26が
全ての番組の再生時間を把握する。(2)の場合、番組
の再生時間と番組がセットになって格納されており、時
間比較手段26は番組格納手段22に対して、ユーザか
らリクエストされた番組の再生時間を問い合わせる。
(3)の場合、サーバ18にファイルとして番組の再生
時間が格納されており、時間比較手段26はサーバ18
に対して番組の再生時間を問い合わせる。
【0024】また、例えばシステム起動時に、あらかじ
め時間比較手段26が番組時間格納手段24に対して全
番組の個々の再生時間を問い合わせ、それらを時間比較
手段26が有するメモリなどに記憶しておくことも可能
である。これにより、ユーザからリクエストされた番組
の再生時間を参照する際に、時間比較手段26が番組時
間格納手段24にアクセスする必要がなくなる。また、
従来のカラオケ装置のように番組に対応した数字の組合
わせをユーザに入力してもらう場合、例えば入力しても
らう値の上2桁が番組の再生時間を示すように設定する
ことも可能である。これにより、時間比較手段26がユ
ーザからの入力のみで番組の再生時間を把握できるよう
になる。
め時間比較手段26が番組時間格納手段24に対して全
番組の個々の再生時間を問い合わせ、それらを時間比較
手段26が有するメモリなどに記憶しておくことも可能
である。これにより、ユーザからリクエストされた番組
の再生時間を参照する際に、時間比較手段26が番組時
間格納手段24にアクセスする必要がなくなる。また、
従来のカラオケ装置のように番組に対応した数字の組合
わせをユーザに入力してもらう場合、例えば入力しても
らう値の上2桁が番組の再生時間を示すように設定する
ことも可能である。これにより、時間比較手段26がユ
ーザからの入力のみで番組の再生時間を把握できるよう
になる。
【0025】以上、第2の実施の形態によれば、センタ
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、センタ側
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を受信してからの経過時間を前記サー
ビス残り時間から減算する時間算出手段と、前記ユーザ
により再生が要求された番組の再生時間が前記減算され
たサービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生時間と前記減算されたサービス残り時間と
を比較する時間比較手段とを、有することを特徴とする
オンデマンドサービスシステムが提供される。
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、センタ側
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を受信してからの経過時間を前記サー
ビス残り時間から減算する時間算出手段と、前記ユーザ
により再生が要求された番組の再生時間が前記減算され
たサービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生時間と前記減算されたサービス残り時間と
を比較する時間比較手段とを、有することを特徴とする
オンデマンドサービスシステムが提供される。
【0026】<第3の実施の形態>図3は、本発明のオ
ンデマンドサービスシステムに係る第3の実施の形態の
構成図である。第1の実施の形態に示したオンデマンド
サービスシステムにおいて、さらにセンタ14が時間超
過通知手段28を有する構成となっている。時間比較手
段26においてリクエストされた番組の再生時間がサー
ビス残り時間を超えていると判断された場合、時間超過
通知手段28は、ユーザの端末10に対して番組の再生
時間がサービス残り時間を超えている旨を通知する。し
たがって時間超過通知手段28は、時間比較手段26に
実装されるのが好適である。また、Webサーバを利用
して、時間超過通知手段28からのメッセージをユーザ
の端末10に発行することも可能である。
ンデマンドサービスシステムに係る第3の実施の形態の
構成図である。第1の実施の形態に示したオンデマンド
サービスシステムにおいて、さらにセンタ14が時間超
過通知手段28を有する構成となっている。時間比較手
段26においてリクエストされた番組の再生時間がサー
ビス残り時間を超えていると判断された場合、時間超過
通知手段28は、ユーザの端末10に対して番組の再生
時間がサービス残り時間を超えている旨を通知する。し
たがって時間超過通知手段28は、時間比較手段26に
実装されるのが好適である。また、Webサーバを利用
して、時間超過通知手段28からのメッセージをユーザ
の端末10に発行することも可能である。
【0027】リクエストされた番組の再生時間がサービ
ス残り時間を超えている旨が時間超過通知手段28から
通知されることによって、ユーザはリクエストした番組
をセンタ14から配信してもらうか否かを選択すること
ができる。ユーザは端末10からセンタ14に番組を配
信してもらうか否かを決定するメッセージを通知する。
番組を全て見終わらぬうちにサービスが終了しても構わ
ないとユーザが判断した場合は、ユーザはリクエストし
た番組をセンタ14から配信してもらうようセンタ14
にメッセージを通知し、センタ14からユーザの端末1
0に番組が配信される。一方、番組を配信する必要はな
いとユーザが判断した場合は、ユーザはリクエストした
番組をセンタ14から配信してもらわないようセンタ1
4にメッセージを通知し、センタ14からユーザの端末
10への番組の配信は行われない。
ス残り時間を超えている旨が時間超過通知手段28から
通知されることによって、ユーザはリクエストした番組
をセンタ14から配信してもらうか否かを選択すること
ができる。ユーザは端末10からセンタ14に番組を配
信してもらうか否かを決定するメッセージを通知する。
番組を全て見終わらぬうちにサービスが終了しても構わ
ないとユーザが判断した場合は、ユーザはリクエストし
た番組をセンタ14から配信してもらうようセンタ14
にメッセージを通知し、センタ14からユーザの端末1
0に番組が配信される。一方、番組を配信する必要はな
いとユーザが判断した場合は、ユーザはリクエストした
番組をセンタ14から配信してもらわないようセンタ1
4にメッセージを通知し、センタ14からユーザの端末
10への番組の配信は行われない。
【0028】ユーザの端末10が、センタ14から配信
される番組しか表示することができず、センタ14から
番組を配信してもらうか否かをユーザが選択できない場
合もある。この場合に備えて、センタ14はリクエスト
が拒絶された旨のメッセージを、あらかじめ映像や音声
としてサーバ18に蓄えておく。ユーザからリクエスト
された番組が正常に再生できない場合には、それらの映
像や音声をサーバ18からユーザの端末10に配信し、
リクエストが拒絶された旨をユーザに通知する。
される番組しか表示することができず、センタ14から
番組を配信してもらうか否かをユーザが選択できない場
合もある。この場合に備えて、センタ14はリクエスト
が拒絶された旨のメッセージを、あらかじめ映像や音声
としてサーバ18に蓄えておく。ユーザからリクエスト
された番組が正常に再生できない場合には、それらの映
像や音声をサーバ18からユーザの端末10に配信し、
リクエストが拒絶された旨をユーザに通知する。
【0029】ユーザからリクエストされた番組の残り時
間がサービス残り時間を超えている場合、ユーザはその
番組を完全な形で見ることはできない。しかし、例えば
下記に挙げる方法をユーザが選択できるようにすること
によって、ユーザは限られたサービス残り時間を有効に
使って、番組を楽しむことができる。 (1)リクエストされた番組の後半部分のみを再生す
る。(例えばサッカーの試合の場合、後半45分のみ送
る。) (2)番組のダイジェスト版を再生する。(例えばドラ
マや映画の場合、内容が要約されたものを送る。) (3)番組が分割されたものを再生する。(例えば3時
間の映画の場合、映画を30分ごとに6分割し、30分
の再生時間を有する各分割部分のいずれかを自由にユー
ザが選択することができるようにする。) (4)サービス残り時間に合わせて番組の開始時間を決
定する。(例えば番組の再生時間が90分でサービス残
り時間30分の場合、最後の30分のみの再生をユーザ
が選択できるようにする。) (5)パケットなどにより圧縮した形式でユーザ側に番
組を送る。
間がサービス残り時間を超えている場合、ユーザはその
番組を完全な形で見ることはできない。しかし、例えば
下記に挙げる方法をユーザが選択できるようにすること
によって、ユーザは限られたサービス残り時間を有効に
使って、番組を楽しむことができる。 (1)リクエストされた番組の後半部分のみを再生す
る。(例えばサッカーの試合の場合、後半45分のみ送
る。) (2)番組のダイジェスト版を再生する。(例えばドラ
マや映画の場合、内容が要約されたものを送る。) (3)番組が分割されたものを再生する。(例えば3時
間の映画の場合、映画を30分ごとに6分割し、30分
の再生時間を有する各分割部分のいずれかを自由にユー
ザが選択することができるようにする。) (4)サービス残り時間に合わせて番組の開始時間を決
定する。(例えば番組の再生時間が90分でサービス残
り時間30分の場合、最後の30分のみの再生をユーザ
が選択できるようにする。) (5)パケットなどにより圧縮した形式でユーザ側に番
組を送る。
【0030】以上、第3の実施の形態によれば、センタ
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、センタ側
が、前記ユーザにより再生が要求された番組の再生時間
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生時間と前記サービス残り時間とを比較する
時間比較手段と、前記時間比較手段において前記再生時
間が前記サービス残り時間を超えていると判断された場
合、前記ユーザに対して前記再生時間が前記サービス残
り時間を超えている旨を通知する時間超過通知手段と
を、有することを特徴とするオンデマンドサービスシス
テムが提供される。
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、センタ側
が、前記ユーザにより再生が要求された番組の再生時間
が、前記サーバが番組の配信サービスを停止するまでの
サービス残り時間を超えているか否かを判別するため
に、前記再生時間と前記サービス残り時間とを比較する
時間比較手段と、前記時間比較手段において前記再生時
間が前記サービス残り時間を超えていると判断された場
合、前記ユーザに対して前記再生時間が前記サービス残
り時間を超えている旨を通知する時間超過通知手段と
を、有することを特徴とするオンデマンドサービスシス
テムが提供される。
【0031】<第4の実施の形態>図4は、本発明のオ
ンデマンドサービスシステムに係る第4の実施の形態を
示す構成図である。第1の実施の形態に示したオンデマ
ンドサービスシステムにおいて、さらにセンタ14が番
組リスト提示手段30を有する構成となっている。番組
リスト提示手段30は、番組格納手段22に格納されて
いる番組名や番組コードなど、個々の番組の識別を可能
とする番組リストを格納する手段である。番組リスト
は、番組リスト提示手段30からユーザの端末10に配
信される。
ンデマンドサービスシステムに係る第4の実施の形態を
示す構成図である。第1の実施の形態に示したオンデマ
ンドサービスシステムにおいて、さらにセンタ14が番
組リスト提示手段30を有する構成となっている。番組
リスト提示手段30は、番組格納手段22に格納されて
いる番組名や番組コードなど、個々の番組の識別を可能
とする番組リストを格納する手段である。番組リスト
は、番組リスト提示手段30からユーザの端末10に配
信される。
【0032】インターネット/イントラネット上に実現
されるオンデマンドサービスシステムであれば、ユーザ
の端末10に対して、センタ14が配信している番組の
リストをインターネット/イントラネットを経由してセ
ンタ14から提示することが可能である。番組リスト提
示手段30を設置して、オンデマンドサービスシステム
をインターネット/イントラネット上に実現しようとす
る場合、インターネットでWebページを転送するため
のプロトコルの1つであるHTTPを使うのが一般的で
ある。この場合、番組リスト提示手段30はWebサー
バとWebページ作成手段とで構成され、Webページ
作成手段はソフトウェアで実現されるのが望ましい。
されるオンデマンドサービスシステムであれば、ユーザ
の端末10に対して、センタ14が配信している番組の
リストをインターネット/イントラネットを経由してセ
ンタ14から提示することが可能である。番組リスト提
示手段30を設置して、オンデマンドサービスシステム
をインターネット/イントラネット上に実現しようとす
る場合、インターネットでWebページを転送するため
のプロトコルの1つであるHTTPを使うのが一般的で
ある。この場合、番組リスト提示手段30はWebサー
バとWebページ作成手段とで構成され、Webページ
作成手段はソフトウェアで実現されるのが望ましい。
【0033】この場合、ユーザの端末10は、通信手段
12を介して番組リスト提示手段30であるWebサー
バに番組リスト取得要求を発行する。この番組リスト取
得要求は、Webサーバ上ではWebページ取得要求で
ある。Webサーバは番組リスト取得要求を受信する
と、あらかじめ用意されたWebページをユーザの端末
10に対して提示するのが普通である。しかし、CGI
やサーブレットと呼ばれるプログラム呼出機能を用いて
外部からプログラムを呼び出し、その実行結果をWeb
ページとして表示する場合、あらかじめWebページが
用意されていなくてもソフトウェアでユーザから要求さ
れたWebページの文書を自動作成し、それをWebサ
ーバから通信手段12を介して、ユーザの端末10に提
示することが可能となる。上記のようなWebページの
文書を自動作成できるWebサーバ及びWebページ自
動作成用ソフトウェアから構成される番組リスト提示手
段30を用いることにより、ユーザに番組リストを提示
することが可能となる。
12を介して番組リスト提示手段30であるWebサー
バに番組リスト取得要求を発行する。この番組リスト取
得要求は、Webサーバ上ではWebページ取得要求で
ある。Webサーバは番組リスト取得要求を受信する
と、あらかじめ用意されたWebページをユーザの端末
10に対して提示するのが普通である。しかし、CGI
やサーブレットと呼ばれるプログラム呼出機能を用いて
外部からプログラムを呼び出し、その実行結果をWeb
ページとして表示する場合、あらかじめWebページが
用意されていなくてもソフトウェアでユーザから要求さ
れたWebページの文書を自動作成し、それをWebサ
ーバから通信手段12を介して、ユーザの端末10に提
示することが可能となる。上記のようなWebページの
文書を自動作成できるWebサーバ及びWebページ自
動作成用ソフトウェアから構成される番組リスト提示手
段30を用いることにより、ユーザに番組リストを提示
することが可能となる。
【0034】番組リスト提示手段30により作成される
番組リストにより、センタ14の番組格納手段22に格
納されているすべての番組の一覧を表示することも可能
であり、ユーザのサービス残り時間よりも短い再生時間
を有する番組のみを選択して表示することも可能であ
る。サービス残り時間よりも短い再生時間を有する番組
のみを表示する場合、番組リスト提示手段30はユーザ
のサービス残り時間よりも短い再生時間を有する番組を
選択的に表示する必要がある。
番組リストにより、センタ14の番組格納手段22に格
納されているすべての番組の一覧を表示することも可能
であり、ユーザのサービス残り時間よりも短い再生時間
を有する番組のみを選択して表示することも可能であ
る。サービス残り時間よりも短い再生時間を有する番組
のみを表示する場合、番組リスト提示手段30はユーザ
のサービス残り時間よりも短い再生時間を有する番組を
選択的に表示する必要がある。
【0035】ユーザへのサービス終了時刻が迫るにした
がい、サービス残り時間も短くなってくる。それに伴
い、サービス残り時間内で再生が完了する番組の数も少
なくなる。サービス残り時間より長い再生時間を有する
番組は、ユーザがリクエストできる番組のリストから外
される必要がある。例えば、時間比較手段26がユーザ
のサービス残り時間と番組時間格納手段24に格納され
ている番組の再生時間とを比較し、ユーザのサービス残
り時間より短い再生時間を有する番組のみを番組リスト
提示手段30に送ることによって、ユーザがサービス残
り時間内に視聴可能な番組のみが掲載された番組リスト
を作成することが可能となる。このとき、ユーザがリク
エストできない番組を番組リストから外してもよいし、
リクエストできない番組にマークを付したり色を変えた
りして表示してもよい。
がい、サービス残り時間も短くなってくる。それに伴
い、サービス残り時間内で再生が完了する番組の数も少
なくなる。サービス残り時間より長い再生時間を有する
番組は、ユーザがリクエストできる番組のリストから外
される必要がある。例えば、時間比較手段26がユーザ
のサービス残り時間と番組時間格納手段24に格納され
ている番組の再生時間とを比較し、ユーザのサービス残
り時間より短い再生時間を有する番組のみを番組リスト
提示手段30に送ることによって、ユーザがサービス残
り時間内に視聴可能な番組のみが掲載された番組リスト
を作成することが可能となる。このとき、ユーザがリク
エストできない番組を番組リストから外してもよいし、
リクエストできない番組にマークを付したり色を変えた
りして表示してもよい。
【0036】また、番組リストに番組の再生時間情報を
埋め込んでおき、ユーザの端末10が実装しているソフ
トウェアにより、番組の再生時間を参照して番組を選択
的に表示することも可能である。この場合、例えばソフ
トウェアが端末10で実行可能なプログラムを生成でき
るようにしておく。さらに、サービス残り時間が変化す
るのに合わせて、ユーザに提示されている番組リストを
変化させるために、Webサーバから一定周期で端末1
0に番組リストを送信(push)する方法や、番組リスト
に一定時間経過したら改めて番組リスト取得要求を発行
(client sidepull)するような従来の方法を用いるこ
とも可能である。
埋め込んでおき、ユーザの端末10が実装しているソフ
トウェアにより、番組の再生時間を参照して番組を選択
的に表示することも可能である。この場合、例えばソフ
トウェアが端末10で実行可能なプログラムを生成でき
るようにしておく。さらに、サービス残り時間が変化す
るのに合わせて、ユーザに提示されている番組リストを
変化させるために、Webサーバから一定周期で端末1
0に番組リストを送信(push)する方法や、番組リスト
に一定時間経過したら改めて番組リスト取得要求を発行
(client sidepull)するような従来の方法を用いるこ
とも可能である。
【0037】番組リスト提示手段30がWebサーバと
ソフトウェアで構成されている場合、提示される番組リ
ストはWWWブラウザで見られるようにHTML(Hype
r Text Markup Language)で記述されるのが好ましく、
また、HTMLの中に埋め込むプログラムを書くための
スクリプト言語としては、例えばJava Script(米国及
びその他の国におけるSun Microsystems, Inc.の商標及
び登録商標)など広く知られている言語を用いるのが好
ましい。
ソフトウェアで構成されている場合、提示される番組リ
ストはWWWブラウザで見られるようにHTML(Hype
r Text Markup Language)で記述されるのが好ましく、
また、HTMLの中に埋め込むプログラムを書くための
スクリプト言語としては、例えばJava Script(米国及
びその他の国におけるSun Microsystems, Inc.の商標及
び登録商標)など広く知られている言語を用いるのが好
ましい。
【0038】また、センタ側に設けられた番組リスト提
示手段30からユーザ側に番組リストが提示される際
に、センタ側の番組時間格納手段24に格納されている
番組の再生時間とサーバ18が番組の配信サービスを停
止するまでのサービス残り時間とをユーザ側が取得する
ことも可能である。取得したサービス残り時間を基にし
て、ユーザ側に設けられた時間算出手段27により、サ
ービス残り時間からそのサービス残り時間を取得した後
の経過時間を減算した時間が算出される。こうして算出
された時間は、時間が経過するにつれてサービス残り時
間が刻々と少なくなっていくことを考慮したものであ
る。この算出された時間とユーザ側が再生を要求した番
組の再生時間とが時間比較手段26により比較され、再
生が要求された番組の再生時間が算出された時間を超え
ているか否かが判別される。
示手段30からユーザ側に番組リストが提示される際
に、センタ側の番組時間格納手段24に格納されている
番組の再生時間とサーバ18が番組の配信サービスを停
止するまでのサービス残り時間とをユーザ側が取得する
ことも可能である。取得したサービス残り時間を基にし
て、ユーザ側に設けられた時間算出手段27により、サ
ービス残り時間からそのサービス残り時間を取得した後
の経過時間を減算した時間が算出される。こうして算出
された時間は、時間が経過するにつれてサービス残り時
間が刻々と少なくなっていくことを考慮したものであ
る。この算出された時間とユーザ側が再生を要求した番
組の再生時間とが時間比較手段26により比較され、再
生が要求された番組の再生時間が算出された時間を超え
ているか否かが判別される。
【0039】番組リスト提示手段30も番組時間格納手
段24と同様、様々な場所に設置可能である。番組リス
ト提示手段30が番組の再生時間を参照する必要がある
ことを考慮すると、番組リスト提示手段30の設置場所
として、例えば、 (1)番組リスト提示手段30に時間比較手段26を実
装させる。 (2)番組リスト提示手段30に番組時間格納手段24
を実装させる。 (3)番組リスト提示手段30をサーバ18に付随させ
る。 などが挙げられる。(1)の場合、番組リスト提示手段
30は、番組の再生時間とサービス残り時間を比較して
ユーザがリクエスト可能な番組を把握する。(2)の場
合、番組リスト提示手段30は番組の再生時間を把握す
る。(3)の場合、サーバ18にファイルとして番組の
再生時間が格納されており、番組リスト提示手段30は
サーバ18に対して番組の再生時間を問い合わせる。ま
た、番組リスト提示手段30が、リクエストできる番組
及びその再生時間を格納した不図示のデータベースにサ
ーバがアクセスし、サーバに対してリクエストされた番
組の再生時間を問い合わせるという方法も可能である。
段24と同様、様々な場所に設置可能である。番組リス
ト提示手段30が番組の再生時間を参照する必要がある
ことを考慮すると、番組リスト提示手段30の設置場所
として、例えば、 (1)番組リスト提示手段30に時間比較手段26を実
装させる。 (2)番組リスト提示手段30に番組時間格納手段24
を実装させる。 (3)番組リスト提示手段30をサーバ18に付随させ
る。 などが挙げられる。(1)の場合、番組リスト提示手段
30は、番組の再生時間とサービス残り時間を比較して
ユーザがリクエスト可能な番組を把握する。(2)の場
合、番組リスト提示手段30は番組の再生時間を把握す
る。(3)の場合、サーバ18にファイルとして番組の
再生時間が格納されており、番組リスト提示手段30は
サーバ18に対して番組の再生時間を問い合わせる。ま
た、番組リスト提示手段30が、リクエストできる番組
及びその再生時間を格納した不図示のデータベースにサ
ーバがアクセスし、サーバに対してリクエストされた番
組の再生時間を問い合わせるという方法も可能である。
【0040】また、番組リスト提示手段30をユーザの
端末10に実装させることも可能である。番組リスト提
示手段30がユーザの端末10に実装されていれば、ユ
ーザが番組リストを見ようとするたびにセンタ14から
番組リストを提示してもらう手間が省ける。これは、特
にセンタ14から配信される番組の入替えがない場合に
好適である。また、例えばセンタ14で更新される番組
リストをあらかじめ取得して、ユーザの端末10におい
て番組リストを更新しておくことも可能である。また、
例えばカラオケのようにメニューブックのような印刷物
を参照して、ユーザがリクエストしたい番組の番号を入
力できるように設定すれば、ユーザの端末10及びセン
タ14が番組リスト提示手段30を有する必要はない。
端末10に実装させることも可能である。番組リスト提
示手段30がユーザの端末10に実装されていれば、ユ
ーザが番組リストを見ようとするたびにセンタ14から
番組リストを提示してもらう手間が省ける。これは、特
にセンタ14から配信される番組の入替えがない場合に
好適である。また、例えばセンタ14で更新される番組
リストをあらかじめ取得して、ユーザの端末10におい
て番組リストを更新しておくことも可能である。また、
例えばカラオケのようにメニューブックのような印刷物
を参照して、ユーザがリクエストしたい番組の番号を入
力できるように設定すれば、ユーザの端末10及びセン
タ14が番組リスト提示手段30を有する必要はない。
【0041】上記実施の形態では、ユーザから番組リス
ト取得要求を受け取るたびに、WebサーバがCGI
(Common Gateway Interface)やサーブレットにより番
組リストを生成している。しかし、Webサーバから起
動されるのではなく、必要に応じて周期的に起動される
ソフトウェアにより、番組リストを書き換えるようにし
ておき、ユーザから番組リスト取得要求を受けたら、W
ebサーバは要求を受けた時点での番組リストを提示す
るようにすることも可能である。
ト取得要求を受け取るたびに、WebサーバがCGI
(Common Gateway Interface)やサーブレットにより番
組リストを生成している。しかし、Webサーバから起
動されるのではなく、必要に応じて周期的に起動される
ソフトウェアにより、番組リストを書き換えるようにし
ておき、ユーザから番組リスト取得要求を受けたら、W
ebサーバは要求を受けた時点での番組リストを提示す
るようにすることも可能である。
【0042】以上、第4の実施の形態によれば、センタ
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムであって、前記セン
タ側に、時間比較手段と前記番組の再生時間を格納する
番組時間格納手段と前記番組の番組リストを格納する番
組リスト提示手段とが設けられており、前記時間比較手
段は、前記番組時間格納手段に格納されている前記番組
の再生時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止す
るまでのサービス残り時間とを比較し、前記番組リスト
提示手段は、前記時間比較手段により前記番組の再生時
間が前記サービス残り時間を超えていない番組の番組リ
ストを前記ユーザ側に提示するオンデマンドサービスシ
ステムが提供される。
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムであって、前記セン
タ側に、時間比較手段と前記番組の再生時間を格納する
番組時間格納手段と前記番組の番組リストを格納する番
組リスト提示手段とが設けられており、前記時間比較手
段は、前記番組時間格納手段に格納されている前記番組
の再生時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止す
るまでのサービス残り時間とを比較し、前記番組リスト
提示手段は、前記時間比較手段により前記番組の再生時
間が前記サービス残り時間を超えていない番組の番組リ
ストを前記ユーザ側に提示するオンデマンドサービスシ
ステムが提供される。
【0043】また第4の実施の形態によれば、センタ側
のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信す
るオンデマンドサービスシステムであって、前記センタ
側が、前記番組の番組リストを提示する番組リスト提示
手段と前記番組の再生時間を格納する番組時間格納手段
とを有し、前記ユーザ側が、時間算出手段と時間比較手
段とを有し、前記センタ側が、前記番組リスト提示手段
が前記ユーザ側に番組リストを提示する際に、前記ユー
ザ側が、前記番組時間格納手段に格納されている番組の
再生時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止する
までのサービス残り時間とを取得し、前記時間算出手段
は、前記サービス残り時間から、前記サービス残り時間
を取得した後の経過時間を減算した時間を算出し、前記
時間比較手段は、前記取得した番組の再生時間のうちの
前記ユーザ側により再生が要求された番組の再生時間と
前記算出された時間とを比較し、前記再生が要求された
番組の再生時間が前記算出された時間を超えているか否
かを判別するオンデマンドサービスシステムが提供され
る。
のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信す
るオンデマンドサービスシステムであって、前記センタ
側が、前記番組の番組リストを提示する番組リスト提示
手段と前記番組の再生時間を格納する番組時間格納手段
とを有し、前記ユーザ側が、時間算出手段と時間比較手
段とを有し、前記センタ側が、前記番組リスト提示手段
が前記ユーザ側に番組リストを提示する際に、前記ユー
ザ側が、前記番組時間格納手段に格納されている番組の
再生時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止する
までのサービス残り時間とを取得し、前記時間算出手段
は、前記サービス残り時間から、前記サービス残り時間
を取得した後の経過時間を減算した時間を算出し、前記
時間比較手段は、前記取得した番組の再生時間のうちの
前記ユーザ側により再生が要求された番組の再生時間と
前記算出された時間とを比較し、前記再生が要求された
番組の再生時間が前記算出された時間を超えているか否
かを判別するオンデマンドサービスシステムが提供され
る。
【0044】<第5の実施の形態>再生中の番組を任意
の位置に巻き戻して再び見るという場合も考えられる。
この時、時間比較手段26はすでに再生されている番組
に対するユーザからの特殊再生要求を監視できるように
設定される。特殊再生とは番組の巻戻し、早送り、スロ
ー再生などである。時間比較手段26は、例えば番組を
巻き戻した時点から通常再生を続けると仮定して番組の
残り再生時間を算出し、番組の残り再生時間とサービス
残り時間を比較する。番組の残り再生時間がサービス残
り時間より長い場合は、第3の実施の形態で示した時間
超過通知手段28を用いて、ユーザに番組が最後まで再
生されないことを通知することも可能である。
の位置に巻き戻して再び見るという場合も考えられる。
この時、時間比較手段26はすでに再生されている番組
に対するユーザからの特殊再生要求を監視できるように
設定される。特殊再生とは番組の巻戻し、早送り、スロ
ー再生などである。時間比較手段26は、例えば番組を
巻き戻した時点から通常再生を続けると仮定して番組の
残り再生時間を算出し、番組の残り再生時間とサービス
残り時間を比較する。番組の残り再生時間がサービス残
り時間より長い場合は、第3の実施の形態で示した時間
超過通知手段28を用いて、ユーザに番組が最後まで再
生されないことを通知することも可能である。
【0045】以上、第5の実施の形態によれば、センタ
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、前記ユー
ザにより再生が要求された番組に関して特殊再生が行な
われた後、前記番組が通常再生に戻った場合、前記番組
の残り再生時間が、前記サーバが番組の配信サービスを
停止するまでのサービス残り時間を超えているか否かを
判別するために、前記残り再生時間と前記サービス残り
時間とを比較する時間比較手段が設けられることを特徴
とするオンデマンドサービスシステムが提供される。
側のサーバから配信される番組をユーザ側の端末が受信
するオンデマンドサービスシステムにおいて、前記ユー
ザにより再生が要求された番組に関して特殊再生が行な
われた後、前記番組が通常再生に戻った場合、前記番組
の残り再生時間が、前記サーバが番組の配信サービスを
停止するまでのサービス残り時間を超えているか否かを
判別するために、前記残り再生時間と前記サービス残り
時間とを比較する時間比較手段が設けられることを特徴
とするオンデマンドサービスシステムが提供される。
【0046】上記の第1の実施の形態から第5の実施の
形態では、センタ14からユーザにダウンロードする場
合を説明したが、ユーザからセンタ14に対して、映像
や音声などのアップロードを可能にするアプリケーショ
ンも存在する。こうしたアプリケーションを用いて映像
や音声などのファイルのアップロードを行う際に、アッ
プロードがサービス終了までに完了しないような場合に
は、時間比較手段26によりアップロードを試みようと
するユーザに対して警告をすることもできる。
形態では、センタ14からユーザにダウンロードする場
合を説明したが、ユーザからセンタ14に対して、映像
や音声などのアップロードを可能にするアプリケーショ
ンも存在する。こうしたアプリケーションを用いて映像
や音声などのファイルのアップロードを行う際に、アッ
プロードがサービス終了までに完了しないような場合に
は、時間比較手段26によりアップロードを試みようと
するユーザに対して警告をすることもできる。
【0047】また、上記の第1の実施の形態から第5の
実施の形態で示した番組の再生時間を、アップロードに
かかる時間と読み替えることにより、ファイルをアップ
ロードする場合にも適用することができる。アップロー
ドにかかる時間は、そのアップロードストリームの容量
と転送速度で決まる。時間比較手段26がセンタ14に
実装されている場合、ユーザからセンタに、少なくとも
アップロードストリームの容量をアップロード前に通知
することが必要となる。また、転送速度はアップロード
前にユーザの端末10とセンタ14間の通信プロトコル
に実装される折衝で判明させることも可能であり、非同
期的な転送プロトコルを使用する場合には、実際に転送
を開始した後しばらく転送速度を計測し、計測された転
送速度を基準にアップロードにかかる時間を算出するこ
とも可能である。
実施の形態で示した番組の再生時間を、アップロードに
かかる時間と読み替えることにより、ファイルをアップ
ロードする場合にも適用することができる。アップロー
ドにかかる時間は、そのアップロードストリームの容量
と転送速度で決まる。時間比較手段26がセンタ14に
実装されている場合、ユーザからセンタに、少なくとも
アップロードストリームの容量をアップロード前に通知
することが必要となる。また、転送速度はアップロード
前にユーザの端末10とセンタ14間の通信プロトコル
に実装される折衝で判明させることも可能であり、非同
期的な転送プロトコルを使用する場合には、実際に転送
を開始した後しばらく転送速度を計測し、計測された転
送速度を基準にアップロードにかかる時間を算出するこ
とも可能である。
【0048】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、オンデマンドサービスシステムにおいて、セン
タ側に時間比較手段を設け、ユーザによりリクエストさ
れた番組の再生時間と、センタ側のサーバが番組の配信
サービスを停止するまでのサービス残り時間とを比較し
て、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残り
時間内に再生完了可能か否かを判断するので、ユーザが
センタから番組の配信を受けられる時間、すなわちサー
ビス残り時間を超える再生時間を有する番組をユーザが
要求した場合、番組の再生の途中にもかかわらず、セン
タがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に切断
してしまうことを事前に回避することが可能となる。
よれば、オンデマンドサービスシステムにおいて、セン
タ側に時間比較手段を設け、ユーザによりリクエストさ
れた番組の再生時間と、センタ側のサーバが番組の配信
サービスを停止するまでのサービス残り時間とを比較し
て、ユーザによりリクエストされた番組がサービス残り
時間内に再生完了可能か否かを判断するので、ユーザが
センタから番組の配信を受けられる時間、すなわちサー
ビス残り時間を超える再生時間を有する番組をユーザが
要求した場合、番組の再生の途中にもかかわらず、セン
タがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に切断
してしまうことを事前に回避することが可能となる。
【0049】また第2の実施の形態によれば、オンデマ
ンドサービスシステムにおいて、ユーザ側に時間比較手
段を設け、ユーザによりリクエストされた番組の再生時
間と、センタ側のサーバが番組の配信サービスを停止す
るまでのサービス残り時間とを比較して、ユーザにより
リクエストされた番組がサービス残り時間内に再生完了
可能か否かを判断するので、第1の実施の形態の作用効
果に加えて、センタの負担を軽くすることが可能とな
る。
ンドサービスシステムにおいて、ユーザ側に時間比較手
段を設け、ユーザによりリクエストされた番組の再生時
間と、センタ側のサーバが番組の配信サービスを停止す
るまでのサービス残り時間とを比較して、ユーザにより
リクエストされた番組がサービス残り時間内に再生完了
可能か否かを判断するので、第1の実施の形態の作用効
果に加えて、センタの負担を軽くすることが可能とな
る。
【0050】また第3の実施の形態によれば、センタ側
が、ユーザにより再生が要求された番組の再生時間とサ
ービス残り時間とを比較し、番組の再生時間がサービス
残り時間を超えていると判断された場合、ユーザに対し
て番組の再生時間がサービス残り時間を超えている旨を
通知するので、番組の再生の途中にもかかわらず、セン
タがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に切断
してしまうことを事前に回避することが可能となり、さ
らにサービス残り時間より短い番組の再生時間を有する
別の番組を再選択する機会をユーザに与えることが可能
となる。
が、ユーザにより再生が要求された番組の再生時間とサ
ービス残り時間とを比較し、番組の再生時間がサービス
残り時間を超えていると判断された場合、ユーザに対し
て番組の再生時間がサービス残り時間を超えている旨を
通知するので、番組の再生の途中にもかかわらず、セン
タがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に切断
してしまうことを事前に回避することが可能となり、さ
らにサービス残り時間より短い番組の再生時間を有する
別の番組を再選択する機会をユーザに与えることが可能
となる。
【0051】また第4の実施の形態によれば、センタ側
は、番組時間格納手段に格納されている前記番組の再生
時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止するまで
のサービス残り時間とを比較し、番組の再生時間がサー
ビス残り時間を超えていない番組の番組リストをユーザ
側に提示するので、ユーザ側は時間の経過とともに刻々
と少なくなっていくサービス残り時間を反映した番組リ
ストを参照することが可能となる。また同様に、センタ
側がユーザ側に番組リストを提示する際に、ユーザ側が
センタ側から番組の再生時間とサービス残り時間とを取
得し、ユーザ側でサービス残り時間からサービス残り時
間を取得した後の経過時間を減算した時間が算出され、
さらに再生が要求された番組の再生時間と算出された時
間とが比較され、再生が要求された番組の再生時間が算
出された時間を超えているか否かが判別されるので、ユ
ーザ側は時間の経過とともに刻々と少なくなっていくサ
ービス残り時間を反映した番組リストを参照することが
可能となる。
は、番組時間格納手段に格納されている前記番組の再生
時間と前記サーバが番組の配信サービスを停止するまで
のサービス残り時間とを比較し、番組の再生時間がサー
ビス残り時間を超えていない番組の番組リストをユーザ
側に提示するので、ユーザ側は時間の経過とともに刻々
と少なくなっていくサービス残り時間を反映した番組リ
ストを参照することが可能となる。また同様に、センタ
側がユーザ側に番組リストを提示する際に、ユーザ側が
センタ側から番組の再生時間とサービス残り時間とを取
得し、ユーザ側でサービス残り時間からサービス残り時
間を取得した後の経過時間を減算した時間が算出され、
さらに再生が要求された番組の再生時間と算出された時
間とが比較され、再生が要求された番組の再生時間が算
出された時間を超えているか否かが判別されるので、ユ
ーザ側は時間の経過とともに刻々と少なくなっていくサ
ービス残り時間を反映した番組リストを参照することが
可能となる。
【0052】また第5の実施の形態によれば、オンデマ
ンドサービスシステムにおいて、前記ユーザにより再生
が要求された番組に関して特殊再生が行なわれた後の番
組の残り再生時間とサービス残り時間とを比較するの
で、ユーザが巻き戻しやスロー再生などの特殊再生をし
た後、番組の残り再生時間がサービス残り時間を超えて
しまった場合でも、番組の再生が途中にもかかわらず、
センタがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に
切断してしまうことを事前に回避することが可能とな
る。
ンドサービスシステムにおいて、前記ユーザにより再生
が要求された番組に関して特殊再生が行なわれた後の番
組の残り再生時間とサービス残り時間とを比較するの
で、ユーザが巻き戻しやスロー再生などの特殊再生をし
た後、番組の残り再生時間がサービス残り時間を超えて
しまった場合でも、番組の再生が途中にもかかわらず、
センタがサービス終了時刻にユーザとの接続を一方的に
切断してしまうことを事前に回避することが可能とな
る。
【0053】
【発明の効果】以上の通り、本発明を用いれば、ユーザ
が要求した番組が再生途中にもかかわらず、センタ側が
サービス終了時刻に伴い、一方的にユーザとの接続を終
了してしまうという事態を事前に回避することができ
る。
が要求した番組が再生途中にもかかわらず、センタ側が
サービス終了時刻に伴い、一方的にユーザとの接続を終
了してしまうという事態を事前に回避することができ
る。
【図1】図1は、本発明のオンデマンドサービスシステ
ムに係る第1の実施の形態を示す構成図である。
ムに係る第1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図2は、本発明のオンデマンドサービスシステ
ムに係る第2の実施の形態を示す構成図である。
ムに係る第2の実施の形態を示す構成図である。
【図3】図3は、本発明のオンデマンドサービスシステ
ムに係る第3の実施の形態を示す構成図である。
ムに係る第3の実施の形態を示す構成図である。
【図4】図4は、本発明のオンデマンドサービスシステ
ムに係る第4の実施の形態を示す構成図である。
ムに係る第4の実施の形態を示す構成図である。
10 端末 12 通信手段 14 センタ 16 インターフェイス 18 サーバ 20 リクエスト受付手段 22 番組格納手段 24 番組時間格納手段 26 時間比較手段 27 時間算出手段 28 時間超過通知手段 30 番組リスト提示手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 Fターム(参考) 5C025 AA28 BA28 BA30 CA09 CB09 CB10 DA05 DA10 5C064 BA01 BB01 BB07 BC04 BC07 BC18 BC23 BC25 BD02 BD04 BD08 BD09 5K030 HA04 HB15 LD17 9A001 CC03 DD10 JJ71 KK56 KK60
Claims (2)
- 【請求項1】 センタ側のサーバから配信される番組を
ユーザ側の端末が受信するオンデマンドサービスシステ
ムであって、 前記ユーザ側から前記サーバに対して再生が要求された
番組の再生時間が、前記サーバが番組の配信サービスを
停止するまでのサービス残り時間を超えているか否かを
判別するために、前記再生が要求された番組の再生時間
と前記サービス残り時間とを比較する時間比較手段が設
けられているオンデマンドサービスシステム。 - 【請求項2】 センタ側のサーバから配信される番組を
ユーザ側の端末が受信するオンデマンドサービスシステ
ムであって、 前記センタ側が、前記番組の番組リストを提示する番組
リスト提示手段と前記番組の再生時間を格納する番組時
間格納手段とを有し、 前記ユーザ側が、時間算出手段と時間比較手段とを有
し、 前記センタ側が、前記番組リスト提示手段が前記ユーザ
側に番組リストを提示する際に、前記ユーザ側が、前記
番組時間格納手段に格納されている番組の再生時間と前
記サーバが番組の配信サービスを停止するまでのサービ
ス残り時間とを取得し、 前記時間算出手段は、前記サービス残り時間から、前記
サービス残り時間を取得した後の経過時間を減算した時
間を算出し、 前記時間比較手段は、前記取得した番組の再生時間のう
ちの前記ユーザ側により再生が要求された番組の再生時
間と、前記算出された時間とを比較し、前記再生が要求
された番組の再生時間が前記算出された時間を超えてい
るか否かを判別するオンデマンドサービスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109441A JP2001298720A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | オンデマンドサービスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000109441A JP2001298720A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | オンデマンドサービスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001298720A true JP2001298720A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18622134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000109441A Withdrawn JP2001298720A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | オンデマンドサービスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001298720A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003333574A (ja) * | 2002-05-16 | 2003-11-21 | Bb Cable Corp | Vodコンテンツ配信システム、vodコンテンツ配信方法、vodコンテンツ配信及び番組放送システム、vodコンテンツ配信及び番組放送方法、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信システム、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
JP2005222396A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 決済装置 |
US8238710B2 (en) | 2002-06-10 | 2012-08-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Reproduction control of reproduction apparatus base on remaining power of battery |
JP2014090491A (ja) * | 2007-08-08 | 2014-05-15 | Thomson Licensing | 番組の利用可能性をモニターするための方法と装置 |
-
2000
- 2000-04-11 JP JP2000109441A patent/JP2001298720A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003333574A (ja) * | 2002-05-16 | 2003-11-21 | Bb Cable Corp | Vodコンテンツ配信システム、vodコンテンツ配信方法、vodコンテンツ配信及び番組放送システム、vodコンテンツ配信及び番組放送方法、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信システム、vodコンテンツ配信及び番組コンテンツのマルチキャスト配信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
US8238710B2 (en) | 2002-06-10 | 2012-08-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Reproduction control of reproduction apparatus base on remaining power of battery |
JP2005222396A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 決済装置 |
JP4506186B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2010-07-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 決済装置及びプログラム |
JP2014090491A (ja) * | 2007-08-08 | 2014-05-15 | Thomson Licensing | 番組の利用可能性をモニターするための方法と装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |