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JP2001286467A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2001286467A
JP2001286467A JP2000106807A JP2000106807A JP2001286467A JP 2001286467 A JP2001286467 A JP 2001286467A JP 2000106807 A JP2000106807 A JP 2000106807A JP 2000106807 A JP2000106807 A JP 2000106807A JP 2001286467 A JP2001286467 A JP 2001286467A
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Japan
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ultrasonic
reception
transducer
transmission
ring
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JP2000106807A
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JP4090664B2 (ja
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Naoto Fujita
直人 藤田
Ryuichi Shinomura
隆一 篠村
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
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    • G01S15/8909Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using a static transducer configuration
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/34Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
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    • G10K11/346Circuits therefor using phase variation

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元配列振動子を備えた探触子を用いても
数の少ない遅延回路で3次元セクタスキャンをできるよ
うにする。 【構成】 2次元配列振動子20へ同心円状に複数のリ
ング振動子を選択し、一つのリング振動子を構成する素
子群は同一の遅延時間が付与されるように遅延回路へ接
続する。同心円状リング振動子20の選択パターンはそ
の中心位置を含め、送信フォーカス点の位置、受信ビー
ムの方向に応じて変更され、受信ビームを振動子面へ傾
斜する方向ダイナミックフォーカスはリング状振動子を
受信フォーカス点の位置に応じて連続的に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
係り、特に2次元配列振動子を内蔵した超音波探触子
(以下、2次元探触子という。)を用いて被検体内を3次
元画像化することができる超音波診断装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は複数の振動子がアレー
状に配列された超音波探触子(以下、1次元探触子とい
う。)を用いる物が現在も主流をなしているが、最近、
他のモダリティ、例えばX線CT装置やMRI装置の分
野における3次元画像診断の有用性の認識が高まるにつ
れ、超音波画像診断の分野でも被検体内を3次元画像で
表示し、診断に供する装置が研究・開発されている。超
音波診断装置において3次元画像を得るための超音波ビ
ームのスキャン方法には、超音波ビームのスキャン方向
に交差する方向へ1次元探触子を手動または機械的に被
検体の体表で移動する方法と、探触子を2次元化して被
検体内を超音波ビームで電子的に3次元スキャンする方
法とがあるが、前者は3次元計測のために凹凸のある被
検体の体表で探触子を体表に接触させながら手動でまた
は機械的に移動することが難しく、後者が有望視されて
いる。
【0003】2次元探触子は従来の1次元アレー探触子
の細長い棒状の振動子素子を長さ方向に複数に分割した
構造となる、この2次元探触子を実際の医療診断に用い
ようとすると、振動子数が64×64個程度必要とされ
る。この場合、振動子数が4,096個にもなる。この
2次元探触子で被検体内をセクタスキャン方式で3次元
計測する場合、1本のビームを形成するために4,09
6個の振動子全てを駆動する。したがって4,096個
の振動子の全てに遅延回路を設ける必要がある。このた
め,装置は大型化し、装置が高価になる。このために
4,096個の振動子を間引いて256個の振動子で送
受信する方法が提案されている。
【0004】また、遅延回路数(整相回路のチャンネル
数と同義)を少なくするために、2次元探触子の振動子
を同心円状に複数の振動子群を構成するようにし、振動
子群の各群毎に同一遅延時間を与えて超音波の送受信を
行うことが提案されている。これはフレネルリング束ね
方式と称され、リニアスキャン方式には有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】心臓の検査に用いるこ
とが多いセクタスキャン型の探触子は、生体の肋骨の間
から心臓にめがけて超音波ビームを送受信するために、
探触子の送受信面積を大きくすることができない。ま
た、2次元探触子は振動子をアレー状に配置した1次元
探触子と比較し、振動子素子の大きさが当然に小さい。
【0006】したがって、遅延回路を少なくするために
振動子を間引いて用いると、探触子の感度低下を招き、
得られる信号のS/Nが低下し,画質も低下することと
なる。そのために,単純には遅延回路を少なくすること
はできない。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の第1の目的は、遅延回路数が少なくても2次元探触子
を用いてS/Nの良い画像が得られるセクタスキャンの
可能な超音波診断装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、2次元探触
子を用いて被検体内を3次元セクタスキャンできる超音
波診断装置を提供することにある。
【0009】さらに本発明の第3目的は2次元探触子を
用いて被検体内を高速で3次元セクタスキャンできる超
音波診断装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、超音波を送受信する複数の超音波振動子が
2次元に配列された超音波探触子を有し、前記超音波振
動子から同心のリング状に複数の振動子素子群を選択
し、前記素子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超
音波ビームを形成し、受信信号から超音波画像を形成
し、表示装置へ画像表示する超音波診断装置において、
前記超音波の送受信方向を送受信サイクル毎に変更する
手段と、前記送受信のビーム方向に応じて前記超音波振
動子素子群の選択パターンを変更する手段と、各振動子
素子へ超音波振動子選択パターンに応じた遅延時間を与
える手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明は上記課題を解決するため
に、超音波を送受信する複数の超音波振動子が2次元に
配列された超音波探触子を有し、前記超音波振動子から
同心のリング状に複数の振動子素子群を選択し、前記素
子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超音波ビーム
を形成し、受信信号から超音波画像を形成し、表示装置
へ画像表示する超音波診断装置において、送受信時に、
前記振動子配列面に対し傾斜した方向の超音波ビームラ
イン上に位置する送波又は受波のフォーカス点から配列
振動子面へ下した垂線が配列振動子面と交差する点を同
心リングの中心として送受波時の前記同心リング状振動
子群を選択する手段と、前記超音波ビームライン上の受
波フォーカス点の移動とともに前記リング状振動子群の
選択中心を移動する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0012】さらに本発明は上記課題を解決するため
に、超音波を送受信する複数の超音波振動子が2次元に
配列された超音波探触子を有し、前記超音波振動子から
同心のリング状に複数の振動子素子群を選択し、前記素
子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超音波ビーム
を形成し、受信信号から超音波画像を形成し、表示装置
へ画像表示する超音波診断装置において、超音波の送受
信方向を配列振動子面の所定位置に固定して3次元方向
へ設定する手段と、送受信時に、前記振動子配列面に対
し傾斜した方向の超音波ビームライン上に位置する送波
又は受波のフォーカス点から配列振動子面へ下した垂線
が配列振動子面と交差する点を同心リングの中心として
送受波時の前記同心リング状振動子群を選択する手段
と、前記超音波ビームライン上の受波フォーカス点の移
動とともに前記リング状振動子群の選択中心を移動する
手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図8は本発明を実施するための超音
波診断装置の全体構成を示すブロック図である。図にお
いて、10は直交する2方向のそれぞれの方向へM個及
びN個、すなわちM×N個の2次元配列振動子20を有
した2次元探触子で、2次元配列振動子20を図には省
略されたケースに収納すると共に、ケース内部に2次元
配列振動子20を超音波ビームの送受信サイクル毎に切
換え選択するスイッチング回路部30が収納されてい
る。40はスイッチ制御部で、前記スイッチング回路3
0へ振動子選択のための信号を供給するものである。
【0014】50は送信時と受信時とで信号の通過方向
を変更する送受分離回路、60は超音波を被検体内へ送
信するために超音波振動子へ駆動信号を供給するための
送波部で従来から公知のパルス発生回路と増幅回路と送
信用遅延回路とを有している。70は受波整相部で、被
検体内に打ち出された超音波により被検体内で反射した
反射波(エコー)が超音波振動子で電気的信号(エコー信
号)に変換された信号を入力して、所定方向から受信し
たように超音波ビーム信号を形成して出力するもので、
これも従来から公知の遅延回路と加算回路とで構成され
ている。80は信号処理部で、前記受波整相部70から
出力されたエコー信号を画像化するための前処理とし
て、対数変換処理、フィルタ処理、γ補正等を行うもの
である。
【0015】90は信号処理部80から超音波ビームの
走査毎に出力されてくる信号を必要に応じてデジタル化
して入力し蓄積し画像データを形成するとともに、画像
表示装置の走査に応じて出力する、すなわち超音波走査
と表示走査との走査変換を行うスキャンコンバータで、
従来からこの分野においては、デジタルスキャンコンバ
ータ(DSC)として良く知られているものである。
【0016】100は前記デジタルスキャンコンバータ
90から出力された画像データをD/A変換して輝度信
号へ変換し、画像として表示する表示装置であり、通常
はCRTモニタを有している。200は上記の各構成要
件を直接的又は間接的に制御して超音波の送受信と画像
表示を行わせる中央演算ユニット(CPU)である。
【0017】次に、上記構成の装置の動作を簡単に説明
する。2次元探触子10を被検体の検査部位の体表に当
接し、図示を省略した操作盤から送波フォーカス深度等
のスキャンパラメータを入力した後、超音波スキャン開
始指令を入力する。すると、CPU200が各ユニット
を制御し超音波スキャンを開始する。先ず、CPU20
0はスイッチ制御部40及び送波部60に対し、最初の
送波における振動子の選択指令と、駆動パルス出力指令
及び前記送波フォーカス深度に対応し遅延時間を設定す
る指令を出力する。これら指令が実行されると、送波部
60から駆動パルスが送波遅延回路を介して2次元探触
子10へ供給される。2次元探触子10内のスイッチン
グ回路30はCPU200の指令により、後述の同心円
リング状振動子群を形成するように送波遅延回路と振動
子の駆動パルス入力ラインを接続しており、各リング状
振動子は駆動パルスが入力すると、所定の周波数で振動
し、超音波を順次被検体内へ送波する。
【0018】被検体内へ送波された超音波は、生体内の
組織や臓器の音響インピーダンスの異なる面でその一部
が反射されエコーとして探触子10方向へ反射する。こ
のエコーを受信するために、CPU200は受信系を制
御する。先ず送波の終了と共にスイッチング回路30へ
受信のための振動子と受波整送部を接するための切換え
選択を行う。この受信の振動子選択も送波時と同様に同
心円のリング状振動子群を形成するが、その詳細は後ほ
ど説明する。この振動子切換え選択と共に、受波整送部
70に対する受信遅延時間の制御を行う。
【0019】これによって被検体内の浅い部位から深い
部位へと超音波が伝播して行くにつれて生ずるエコーが
受信され、各受信遅延回路から出力されたエコー信号は
受波整送部70の加算回路で加算され、受信ビームのエ
コー信号となって信号処理部80へ出力される。信号処
理部80は、入力したエコー信号に対し前述の処理を行
いDSC90へ処理後の信号を出力する。DSC90は
入力した信号をメモリへ記憶し、表示装置100へ表示
の同期信号に対応して記憶内容を読み出して出力する。
以上の動作が終了すると、CPU200は超音波の送受
信方向を変更して2回目、3回目、…というように順次
超音波の送受信方向を変更して上記動作を繰り返す。
【0020】この送受信の繰り返しにおいて、超音波ビ
ームは配列振動子面の所定位置を円錐の頂点とするよう
に常に基点となるように多数方向へ変更される。この結
果、被検体内を超音波ビームは3次元セクタスキャンす
ることになる。
【0021】次に、本発明における超音波送受信の際の
振動子選択状態を詳細に説明する。図3は2次元探触子
10に内蔵された2次元配列振動子20の中央に送受信
の超音波ビームを形成する模式図を示している。図3
(a)、図3(b)に示す同心円は、この同心円状の振動子
が群として選択されることを示している。つまり、各同
心円を境界として、各同心円に挟まれた領域に存在する
振動子群には同一の遅延時間を付与される。図3(a)に
おいて扇状の直線群はリング状に選択された各リング状
振動子群から放射された超音波がF点(フォーカス点)
で収束する状態、及び点Fから反射した超音波が各リン
グ状振動子群へ向かう状態を示している。なお、図3
(b)では2次元配列振動子の数を直交するX方向とY方
向とに7×7=49個で示してあるが、診断用には縦、
横の両方向に64×64=4,096個程度の配列を成
すもので、リング状に選択される素子群はもっと微細に
数多くの同心円を描くことになる。なお、F点から一つ
のリングを形成する各振動子までの距離は、リングの内
周に位置する振動子までの距離と、リングの外周に位置
する振動子までの距離とで若干の相違が生じる。したが
って、リングの内周に位置する振動子とリングの外周に
位置する振動子とに同一の遅延時間を与えるには、リン
グの内周と外周の径の差に限界を設けた方が好ましい結
果を得られることとなる。
【0022】このリングの内周と外周の径の差が大きい
と、超音波の位相の問題がクローズアップされてくるこ
とになる。すなわち、リング状振動子を形成する複数の
振動子の入出力ラインはスイッチング回路によって束ね
状態(共通接続)とされるため、リング状振動子のリン
グ幅が広いと、送波フォーカスが甘くなり、また受波エ
コーの相殺現象が生じてしまう。つまり、整相の精度が
低下することとなる。特に、受波時に被検体内からのエ
コーが振動子面へ斜め方向から帰ってくる場合には、リ
ング内周側振動子とリング外周側振動子において受信エ
コーに位相差があるため、それらのエコーが逆位相とな
るほどのリング幅の場合には、それらの振動子の出力が
束ね加算されることでエコー信号の低下をきたす。この
影響を少なくするためには、リングの幅をエコー信号の
少なくとも1/4波長以下、さらに望ましくは1/8波
長程度にすると良い。
【0023】次に、超音波ビームを振動子面に対し斜め
方向へ振る場合について説明する。図4の例は、超音波
ビームを配列振動子面に対し斜め方向に振る際の素子群
の選択状態を示している。図4(a)及び図4(b)に示す
同心円は、この同心円上の振動子が群として選択される
ことを示している。各同心円を境界として、各同心円に
挟まれた領域に存在する振動子群には同一の遅延時間を
付与される。上記図3に示す例では中央のリングが配列
振動子面内に位置しているが、超音波ビームが振動子面
と成す角度が大きくなると、図4に示すようにリングの
中心が配列振動子面の端面または配列振動子面内からは
み出すようにリング状振動子群を選択することになる。
【0024】フォーカス点Fから2次元配列振動子面へ
下した垂線の位置にある振動子群に最大の遅延時間を与
え、その外周に位置する振動子群へ順次最大の遅延時間
より短い遅延時間を与え、それらの各振動子群へフォー
カス点Fと配列振動子面との距離に応じた遅延時間を制
御すると、超音波ビームを振動子面へ垂直方向に形成す
ることができる。したがって、上記超音波ビームを超音
波の送受信サイクル毎に移動することでリニアスキャン
を実行することができ、同心円状の振動子選択状態を2
次元配列振動子面上でX方向とY方向との2方向へ順次
移動することにより、超音波ビームを2次元走査でき、
これにより被検体内を3次元リニアスキャンすることが
できる。
【0025】なお、図3(b)と図4(b)とを比較する
と、同心円の数が相違するようになるので、遅延時間を
設定または制御する整相回路の数(チャンネル数)は設定
される同心円の最大数と同数を必要とする。
【0026】次に、本実施形態におけるセクタスキャン
の送受信原理を次に説明する。通常、セクタスキャン
は、複数のビームが広げた扇の骨のようになる。図1は
扇の中心線方向へ超音波ビームを形成する場合、すなわ
ち図2を側面方向から見た図を示す。超音波ビームの送
信は、図1(a)に示すように、2次元配列振動子20
の同心円の中心に有る振動子を通り2次元配列振動子面
へ垂直な直線BL1上の所定の点をフォーカス点Ftと
なるように各同心円上の素子群毎に所定の遅延時間を与
えて超音波の送信を行う。すると、各振動子群から超音
波がそのフォーカス点Ftへ同位相で到達するように順
次放射される。そして、体内を超音波が伝播する過程
で、音響インピーダンスの異なる組織が存在すると、超
音波の一部が反射し、探触子方向へ反射波(エコー)と
して戻ってくる。このエコーを図1(b)に示すように
複数の同心円状振動子群で受信する。この受信に際し、
リング状振動子の選択状態を固定して、各振動子群の出
力信号(エコー信号)には受波整相部70により扇の中
心に位置する直線BL1上の浅い位置から深い位置へ順
次受信フォーカス点Frを移動するように遅延時間をダ
イナミックに変更する。この受信時には受波フォーカス
点Frを直線BL1上で深さが深くなる方向へ移動する
ように遅延時間が制御される。また、上記したように、
当然にセクタスキャンを行うには超音波ビームを扇形に
振る必要がある。この超音波ビームを振動子配列面に対
し傾斜させることを、本発明では以下に説明するように
同心円の選択パターンを移動することで対応する。
【0027】ビームを扇の中心方向から偏向させる場合
の送受信について図2を用いて説明する。図2(a)に
示すように配列振動子の中心からずれた位置にある送波
フォーカス点Ftへ超音波が同時(同位相で)に到達す
るように各振動子群へ遅延時間を与えるのは上記と同様
であるが、この時に、同心円状振動子群の選択が上記と
は異なる。すなわち、この場合は図2(a)に示すよう
に送波フォーカス点Ftから配列振動子面へ下した垂線
Lが配列振動子面と交わった位置を同心円の中心とし
て、同心円の振動子群を選択する。この際に、フォーカ
ス点Ftの位置によって、フォーカス点Ftから配列振
動子面へ下した垂線がL1のように配列振動子から外れ
ることもある。これによって、各振動子群から放射され
た超音波は同時に送波フォーカス点Ftへ同時に到達す
る。
【0028】この送波により生ずるエコーの受信は図2
(b)に示すように行われる。受信ビームの方向は受波
フォーカス点Frと2次元配列振動子20の中心とを結
ぶ直線BL2として配列振動子面へ傾斜して設定され、
この受信ビームラインBL2上で受波フォーカス点Fr
をダイナミックに移動する。今、図2(b)の位置に受
波フォーカス点Frを想定すると、この受波フォーカス
点Frから反射したエコーを受信するために形成される
同心円状振動子群の選択は、受波フォーカス点Frから
振動子面へ下した垂線L1が振動子面と交差した点を中
心として行われる。送波された超音波が被検体内を進行
するにつれて、受波フォーカス点が受信ビームラインB
L2上を深い方向へ移動するが、受信ビームラインBL
2が配列振動子面に対し傾斜しているので、受波フォー
カス点Frから配列振動子面へ下した垂線が振動子面と
交わる点は振動子面上で図示では右方向へ移動し、垂線
もL3のように移動する。この受波フォーカス点Frの
移動につれて、同心リング状振動子群の選択も移動され
る。このように、受波フォーカス点Frを移動すること
で、セクタスキャンの斜め方向の1受信ビームが形成さ
れる。そして、この受信ビーム方向を送受信サイクル毎
に所定角度ずつ変更することでセクタスキャンが行え
る。また、前記扇の中心方向と、上記傾斜方向を円錐の
頂部の立体角内での多数方向とに設定して超音波走査を
行えば、被検体内を3次元的にセクタスキャンすること
ができる。
【0029】2次元探触子を用いて被検体内を3次元ス
キャンする場合、診断に供し得る3次元像を取得するに
は、超音波ビーム数が非常に多くなる。このため、一つ
の3次元像を得るために長い計測時間を要することとな
る。この計測時間を短縮するために本発明が採用する方
策を次に説明する。図5は本発明における振動子と受信
整相部との接続を示すブロック図である。なお、図面で
は一列分のみの振動子に対する構成を表わしているが、
実際には2次元的に構成されるものである。
【0030】図5において、20は前述の2次元配列振
動子で、直交する2方向へM×N個の振動子が配列され
たもの、30−1,30−2はスイッチング回路で振動
子と受波整相部内の整相回路との接続のオン/オフ及び
接続先の切換えを行うもの、70−1,70−2は受波
整相部A及び受波整相部Bで、M×N個の振動子にて受
信した被検体内からのエコー信号を入力し、各々が所定
方向の超音波ビーム信号を形成して出力するものであ
る。
【0031】ここでスイッチング回路30‐1及び30
−2は、各々が2次元配列振動子20に対し一つの多重
リング状振動子群を形成するように2次元配列振動子2
0と受波整相部A,Bとの選択接続を行う。選択される
二つの多重リング振動子群は、その中心が微小距離だけ
離される。したがって、受波整相部A70−1とB70
−2との双方へ共通接続される振動子が多数存在するこ
ととなる。そして、受波整相部A70−1と受波整相部
B70−2との2つの整相部は各々が相手に対し微小に
異なる方向の超音波ビームを形成するように、各々の回
路の遅延時間が設定され、制御される。ここで受波整相
部A70−1及び受波整相B70−2は各々No.1〜
No.ZまでのZ個(Zチャンネル)の遅延回路を有し
ている。Zは前述の2次元配列振動子が選択される同心
円の最大数に等しい数である。
【0032】スイッチング回路30−1及び30−2の
各々には図5(b)に示すようなスイッチング素子SW
1n、SW2nがM×Z個のマトリックス状に設けら
れ、M×N個の2次元配列振動子の各々が整相回路Aに
おける1〜Zチャンネルまたは整相回路Bにおける1〜
Zチャンネルのいずれかの整相回路へ接続可能となって
いる。
【0033】受波整相部A70−1及び受波整相部B7
0−2には図8に示す制御部200から制御信号が供給
され、それにより各チャンネルの遅延時間設定または遅
延時間制御が行われ、またスイッチング回路30−1,
30−2には制御部200からの制御信号に基いてスイ
ッチ制御部40から制御信号が入力され、振動子を同心
円状に選択的に受波整相部へ接続する。ここで、遅延時
間の制御パターンと振動子の選択パターンは、予め制御
部200に内蔵されたROM(Read Only M
emory)へ記憶されたデータによって設定される。
【0034】図6は図5に記載した構成による受信動作
の説明図である。図6は二つのリング状振動子の各々か
らある特定の径以下の部分を抜き出して記載している。
すなわち、受波フォーカスFr1を形成するリング状振
動子TR1と受波フォーカスFr2を形成するリング状
振動子Tr2とが接近して選択され、リング状振動子T
R1の出力は受波整相部A70−1へ出力され、リング
状振動子TR2の出力は受波整相部B70−2へ出力さ
れる。受波フォーカスFr1とFr2がダイナミックに
移動されることは図2で説明したことと同様である。
【0035】本実施形態は、1回の送信によって複数の
受信ビームを得れば超音波走査の時間短縮を図ることが
できると言う公知の技術思想に基づくものであるが、2
次元配列振動子に対し多重リング振動子群を選択形成し
てセクタスキャンするが故の課題を以下の如く解決して
いる。1回の送信によって複数の受信ビームを得るに
は、上記したように二つのリング状振動子群を選択形成
するが、このとき両方のリングに含まれて選択される振
動子が生ずる。一つのリングを形成する振動子群は全て
同一に遅延時間を与えられるが故に共通接続されるが、
二つのリングに共通に含まれる振動子が1個でも存在す
ると、この共通に選択される振動子を介して二つのリン
グを形成する振動子群が全て共通接続されてしまうこと
になる。
【0036】これを防止するための回路構成を図7に示
す。図7は二つのリングに共通して選択される振動子の
接続を説明するための簡略図である。今リングA201
とリングB202の二つにおいて、振動子素子101及
び102が図7(b)に示すような位置にあるものとす
ると振動子素子101はリングA201とリングB20
2の両方に含まれ、振動子素子102はリングBにのみ
含まれる。したがって、振動子素子101の出力は、例
えば受波整相部A70−1とB70−2との双方へ出力
され、振動子素子102の出力は受波整相部B70−2
へのみ出力されねばならない。この出力のための振動子
と整相回路との接続を行う回路構成を図7(a)に示
す。図7(a)において、301a,302a,303
a,304aは電子スイッチ、301b,302b,3
03b,304bはダイオードであり、電子スイッチの
オン/オフ信号はCPU200から供給される。
【0037】今、受信時のある時刻に図7(b)に示す
ように二つのリング状振動子で超音波を受信し、二つの
受信ビームを形成するとすると、CPU200はリング
A201とリングB202との両方のリングに含まれる
振動子素子101の出力ラインに接続された電子スイッ
チ301aと302aを閉路する信号を各スイッチへ出
力し、またリングB202にのみ含まれる振動子素子1
02の出力ラインに接続された電子スイッチ303aを
閉路する信号を出力する。この結果、振動子素子101
からのエコー信号は電子スイッチ301a,ダイオード
301bの回路から受波整相部A701へ、また電子ス
イッチ302a、ダイオード302bの回路から受波整
相部B702へ入力される。他方、振動子素子102か
らのエコー信号は電子スイッチ303a、ダイオード3
03bの回路から受波整相部B702へ入力される。
【0038】以上、本発明を代表的な実施形態を挙げて
説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変形することは可
能である。例えば、2次元配列振動子がM×N個である
場合、全ての振動子を用いるのではなく図9に示すよう
に、全振動子から所定の素子を間引いて選択し、例えば
黒塗りの素子を選択して駆動するようにしてもよい。こ
の間引きを行うことによりスイッチ数を少なくすること
ができる。また上記実施形態の説明ではリングの幅を等
しくしたが、これに限定されるものではない。さらに1
回の送信について2本の受信ビームを得る実施形態を上
記で説明したが、受信ビームの本数はさらに増加するこ
とも可能であることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、探
触子の2次元配列振動子へ複数のリング状振動子を形成
し、各リング状振動子には同一の遅延時間を与えて送受
信するようにしたので、少ない数の整相回路でセクタス
キャンを行うことができ、かつ全ての振動子を送受信に
寄与させるのでS/Nの良い画像を得ることができる。
また本発明によれば、2次元探触子を用いて3次元セク
タスキャンを行うことができる。さらに、1回の送信に
対し複数の受信ビームを得るので3次元セクタスキャン
を高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態により扇の中心線方向へ超
音波の送受信を行う動作説明図。
【図2】本発明の一実施形態により扇の中心から外れた
方向へ超音波の送受信を行う動作説明図。
【図3】本発明の一実施形態により扇の中心線方向へ超
音波の送受信を行う際のリング状振動子の選択状態を示
す図。
【図4】本発明の一実施形態により扇の中心線方向から
外れた方向へ超音波の送受信を行う際のリング状振動子
の選択状態を示す図。
【図5】一回の受信で複数方向の受信ビームを得る実施
形態の装置の要部構成を示す図。
【図6】図5に示す構成における受信動作を説明する
図。
【図7】図6において二つのリング振動子に共通で含ま
れる振動子が生ずる場合の振動子と受波整相部との接続
を説明する図。
【図8】本発明の一実施形態による超音波診断装置の全
体構成を示すブロック図
【図9】本発明のその他の実施形態における振動子の選
択状態を説明する図。
【符号の説明】
10…2次元探触子 20…2次元配列振動子 30…スイッチング回路 40…スイッチ制御部 70…受波整相部 Ft…送波フォーカス点 Fr…受波フォーカス点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受信する複数の超音波振動子
    が2次元に配列された超音波探触子を有し、前記超音波
    振動子から同心のリング状に複数の振動子素子群を選択
    し、前記素子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超
    音波ビームを形成し、受信信号から超音波画像を形成
    し、表示装置へ画像表示する超音波診断装置において、
    前記超音波の送受信方向を送受信サイクル毎に変更する
    手段と、前記送受信のビーム方向に応じて前記超音波振
    動子素子群の選択パターンを変更する手段と、各振動子
    素子へ超音波振動子選択パターンに応じた遅延時間を与
    える手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 超音波を送受信する複数の超音波振動子
    が2次元に配列された超音波探触子を有し、前記超音波
    振動子から同心のリング状に複数の振動子素子群を選択
    し、前記素子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超
    音波ビームを形成し、受信信号から超音波画像を形成
    し、表示装置へ画像表示する超音波診断装置において、
    送受信時に、前記振動子配列面に対し傾斜した方向の超
    音波ビームライン上に位置する送波又は受波のフォーカ
    ス点から配列振動子面へ下した垂線が配列振動子面と交
    差する点を同心リングの中心として送受波時の前記同心
    リング状振動子群を選択する手段と、前記超音波ビーム
    ライン上の受波フォーカス点の移動とともに前記リング
    状振動子群の選択中心を移動する手段とを備えたことを
    特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 超音波を送受信する複数の超音波振動子
    が2次元に配列された超音波探触子を有し、前記超音波
    振動子から同心のリング状に複数の振動子素子群を選択
    し、前記素子群毎に異なる遅延時間を与えて送受信の超
    音波ビームを形成し、受信信号から超音波画像を形成
    し、表示装置へ画像表示する超音波診断装置において、
    超音波の送受信方向を配列振動子面の所定位置に固定し
    て3次元方向へ設定する手段と、送受信時に、前記振動
    子配列面に対し傾斜した方向の超音波ビームライン上に
    位置する送波又は受波のフォーカス点から配列振動子面
    へ下した垂線が配列振動子面と交差する点を同心リング
    の中心として送受波時の前記同心リング状振動子群を選
    択する手段と、前記超音波ビームライン上の受波フォー
    カス点の移動とともに前記リング状振動子群の選択中心
    を移動する手段とを備えたことを特徴とする超音波診断
    装置。
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