JP2001284433A - 基板移載装置及び基板移載方法 - Google Patents
基板移載装置及び基板移載方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板移載ユニットが組み込まれていない通常
の基板処理装置と基板搬送コンテナとの間で一体化され
た密閉空間を形成することが可能な基板移載装置を提供
する。 【解決手段】 基板Wが収納される筐体状の本体11
と、本体11に設けられ外部との気密状態を保ってコン
テナ3の底部開口(基板搬送口)32と連結される上部
開口(第1開口)12、本体11に設けられ外部との気
密状態を保って基板処理装置5の基板搬送口52と連結
される側壁開口(第2開口)13、本体11に接続され
た排気管15、及び上部開口12とコンテナ3の底部開
口32とが連結された状態で底部開口32に対して底蓋
33の開閉を行う開閉機構16、本体11内に設置され
た基板W移載用の移載機構17,18を備えている。
の基板処理装置と基板搬送コンテナとの間で一体化され
た密閉空間を形成することが可能な基板移載装置を提供
する。 【解決手段】 基板Wが収納される筐体状の本体11
と、本体11に設けられ外部との気密状態を保ってコン
テナ3の底部開口(基板搬送口)32と連結される上部
開口(第1開口)12、本体11に設けられ外部との気
密状態を保って基板処理装置5の基板搬送口52と連結
される側壁開口(第2開口)13、本体11に接続され
た排気管15、及び上部開口12とコンテナ3の底部開
口32とが連結された状態で底部開口32に対して底蓋
33の開閉を行う開閉機構16、本体11内に設置され
た基板W移載用の移載機構17,18を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板移載装置及び
基板移載方法に関し、特には、半導体ウエハや液晶基板
等の高清浄度が求められる電子基板を基板搬送コンテナ
と基板処理装置との間で移載するために用いられる基板
移載装置及び基板移載方法に関する。
基板移載方法に関し、特には、半導体ウエハや液晶基板
等の高清浄度が求められる電子基板を基板搬送コンテナ
と基板処理装置との間で移載するために用いられる基板
移載装置及び基板移載方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶基板、磁気ディスク
等の電子基板(以下基板と記す)を用いた電子機器の製
造は、発塵のないクリーンルーム内において行われてい
る。一方、各基板処理装置間で基板を搬送する場合に
は、可搬式で密閉可能な局所清浄化コンテナ(すなわち
基板搬送コンテナ)に、カセットに保持させた基板を収
納した状態で行う。これによって、クリーンルームの内
外において、基板を大気中の塵埃に暴露させることなく
基板を搬送することが可能になる。このような基板搬送
コンテナは、SMIF(Standard Mechanical Interfac
e )ポッドという商品名(アシストテクノロジー社)で
市販されており、特公平7−46694や特開平8−4
6011に開示されているように、各基板処理装置に対
して機械的に連結される構成になっている。
等の電子基板(以下基板と記す)を用いた電子機器の製
造は、発塵のないクリーンルーム内において行われてい
る。一方、各基板処理装置間で基板を搬送する場合に
は、可搬式で密閉可能な局所清浄化コンテナ(すなわち
基板搬送コンテナ)に、カセットに保持させた基板を収
納した状態で行う。これによって、クリーンルームの内
外において、基板を大気中の塵埃に暴露させることなく
基板を搬送することが可能になる。このような基板搬送
コンテナは、SMIF(Standard Mechanical Interfac
e )ポッドという商品名(アシストテクノロジー社)で
市販されており、特公平7−46694や特開平8−4
6011に開示されているように、各基板処理装置に対
して機械的に連結される構成になっている。
【0003】ところで、近年の高付加価値、高集積化デ
バイスの製造においては、基板表面の分子吸着汚染がデ
バイス・プロセス特性に悪影響を及ぼす。このため、例
えば半導体ウエハのように、特に高い清浄度が要求され
る基板を搬送する場合には、基板が収納された基板搬送
コンテナの内部をアルゴン(Ar)や窒素ガス(N2)
等の不活性なガス(以下、不活性ガスと記す)で置換
し、基板への有機物、ホウ素、燐等の分子吸着汚染や、
基板表面への自然酸化膜の形成を防止している。
バイスの製造においては、基板表面の分子吸着汚染がデ
バイス・プロセス特性に悪影響を及ぼす。このため、例
えば半導体ウエハのように、特に高い清浄度が要求され
る基板を搬送する場合には、基板が収納された基板搬送
コンテナの内部をアルゴン(Ar)や窒素ガス(N2)
等の不活性なガス(以下、不活性ガスと記す)で置換
し、基板への有機物、ホウ素、燐等の分子吸着汚染や、
基板表面への自然酸化膜の形成を防止している。
【0004】さらに、基板搬送コンテナ内を不活性ガス
で置換するだけでは、基板を基板処理装置から基板搬送
コンテナ内に移載する(またはその逆)までの間に基板
表面がクリーンルーム内の大気に晒されることになるた
め、基板表面における自然酸化膜の形成を防止すること
はできない。このため、特開平8−221319や特開
平9−139410に開示されているような機械的イン
ターフェイス装置が提案された。この機械的インターフ
ェイス装置は、コンテナ開閉ユニットを兼ねた基板移載
ユニット(以下、移載ユニットと記す)が一体に組み込
まれた基板処理装置に対して、移載ユニットの内部と基
板搬送コンテナの内部とをガスで置換した状態でこれら
を連通させて基板の移載を行うように構成されている。
で置換するだけでは、基板を基板処理装置から基板搬送
コンテナ内に移載する(またはその逆)までの間に基板
表面がクリーンルーム内の大気に晒されることになるた
め、基板表面における自然酸化膜の形成を防止すること
はできない。このため、特開平8−221319や特開
平9−139410に開示されているような機械的イン
ターフェイス装置が提案された。この機械的インターフ
ェイス装置は、コンテナ開閉ユニットを兼ねた基板移載
ユニット(以下、移載ユニットと記す)が一体に組み込
まれた基板処理装置に対して、移載ユニットの内部と基
板搬送コンテナの内部とをガスで置換した状態でこれら
を連通させて基板の移載を行うように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
機械的インターフェイス装置は、予め移載ユニットが組
み込まれた基板処理装置を対象としたものである。この
ため、通常の、移載ユニットが組み込まれていない基板
処理装置において、基板表面における自然酸化膜の形成
を防止しながら、基板搬送コンテナとの間で基板を移載
させることはできない。移載ユニットが組み込まれてい
ない基板処理装置に対して、このような基板の移載を行
うには、基板搬送コンテナ−基板移載装置間、及び基板
移載装置−基板処理装置間を、外部に対して気密状態を
保って連結する必要がある。しかし、従来の基板移載装
置は、このような連結を想定した構成ではないため、基
板を大気に晒すことなく基板搬送コンテナから基板処理
装置に移載する(またはこの逆)を行うことは出来なか
った。
機械的インターフェイス装置は、予め移載ユニットが組
み込まれた基板処理装置を対象としたものである。この
ため、通常の、移載ユニットが組み込まれていない基板
処理装置において、基板表面における自然酸化膜の形成
を防止しながら、基板搬送コンテナとの間で基板を移載
させることはできない。移載ユニットが組み込まれてい
ない基板処理装置に対して、このような基板の移載を行
うには、基板搬送コンテナ−基板移載装置間、及び基板
移載装置−基板処理装置間を、外部に対して気密状態を
保って連結する必要がある。しかし、従来の基板移載装
置は、このような連結を想定した構成ではないため、基
板を大気に晒すことなく基板搬送コンテナから基板処理
装置に移載する(またはこの逆)を行うことは出来なか
った。
【0006】そこで本発明は、通常の基板処理装置及び
基板搬送コンテナとの間で一体化された密閉空間を形成
することが可能な基板移載装置及び、大気中のガス分子
の吸着によって基板を汚染させることなく基板搬送コン
テナと基板処理装置との間で基板を移載可能な基板移載
方法を提供することを目的とする。
基板搬送コンテナとの間で一体化された密閉空間を形成
することが可能な基板移載装置及び、大気中のガス分子
の吸着によって基板を汚染させることなく基板搬送コン
テナと基板処理装置との間で基板を移載可能な基板移載
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の基板移載装置は、基板搬送コンテナと
基板処理装置との間で基板を移載するために用いられる
基板移載装置であって、基板が収納される筐体状の本
体、本体に設けられ外部との気密状態を保って基板搬送
コンテナの基板搬送口と連結される第1開口、本体に設
けられ外部との気密状態を保って基板処理装置の基板搬
送口と連結される第2開口、本体に接続された排気管、
第1開口と基板搬送コンテナの基板搬送口が連結された
状態でこの基板搬送口に設けられた蓋を開閉する開閉機
構、及び本体内に設置された基板移載用の移載機構を備
えたことを特徴としている。
るための本発明の基板移載装置は、基板搬送コンテナと
基板処理装置との間で基板を移載するために用いられる
基板移載装置であって、基板が収納される筐体状の本
体、本体に設けられ外部との気密状態を保って基板搬送
コンテナの基板搬送口と連結される第1開口、本体に設
けられ外部との気密状態を保って基板処理装置の基板搬
送口と連結される第2開口、本体に接続された排気管、
第1開口と基板搬送コンテナの基板搬送口が連結された
状態でこの基板搬送口に設けられた蓋を開閉する開閉機
構、及び本体内に設置された基板移載用の移載機構を備
えたことを特徴としている。
【0008】このような基板移載装置では、本体に設け
られた第2開口と基板処理装置の基板搬送口とを連結す
ることで、この本体と基板処理装置とが連通され、基板
処理装置に対して基板移載装置が後付けされることにな
る。また、本体に設けられた第1開口と第2開口とによ
って、基板搬送コンテナ及び基板処理装置に対して外部
との気密状態を保って本体が連通されるため、この本体
内を介して基板搬送コンテナと基板処理装置との間で、
外気に晒すことなく基板の移載が行われる。しかも、本
体内のガスが排気管から排気されるため、本体内が不活
性な雰囲気に保たれる。
られた第2開口と基板処理装置の基板搬送口とを連結す
ることで、この本体と基板処理装置とが連通され、基板
処理装置に対して基板移載装置が後付けされることにな
る。また、本体に設けられた第1開口と第2開口とによ
って、基板搬送コンテナ及び基板処理装置に対して外部
との気密状態を保って本体が連通されるため、この本体
内を介して基板搬送コンテナと基板処理装置との間で、
外気に晒すことなく基板の移載が行われる。しかも、本
体内のガスが排気管から排気されるため、本体内が不活
性な雰囲気に保たれる。
【0009】そして、本発明の基板移載方法は、基板搬
送コンテナと基板処理装置との間で基板を移載する基板
移載方法であって、内部が不活性な雰囲気に保たれた基
板搬送コンテナと基板移載装置とを外部に対して気密状
態を保って連通させ、当該基板移載装置内に設けられた
基板移載機構によって基板搬送コンテナと当該基板移載
装置との間で基板を移載する工程と、内部が不活性な雰
囲気に保たれた基板移載装置と基板処理装置とを外部に
対して気密状態を保って連通させ、基板移載機構によっ
て基板移載装置と基板処理装置との間で基板を移載する
工程とを行う。
送コンテナと基板処理装置との間で基板を移載する基板
移載方法であって、内部が不活性な雰囲気に保たれた基
板搬送コンテナと基板移載装置とを外部に対して気密状
態を保って連通させ、当該基板移載装置内に設けられた
基板移載機構によって基板搬送コンテナと当該基板移載
装置との間で基板を移載する工程と、内部が不活性な雰
囲気に保たれた基板移載装置と基板処理装置とを外部に
対して気密状態を保って連通させ、基板移載機構によっ
て基板移載装置と基板処理装置との間で基板を移載する
工程とを行う。
【0010】このような構成の基板移載方法では、基板
搬送コンテナ−基板移載装置間、及び基板移載装置−基
板処理装置間において、基板を不活性な雰囲気内に保ち
つつ移載することができる。
搬送コンテナ−基板移載装置間、及び基板移載装置−基
板処理装置間において、基板を不活性な雰囲気内に保ち
つつ移載することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板移載装置及び
基板移載方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。ここでは、基板移載装置(以下、移載装置と記
す)を連結させる基板処理装置(以下、処理装置と記
す)の構成毎に各図を用いて実施形態を説明する。尚、
処理装置とは、洗浄装置、成膜装置、ドライエッチング
装置またはグラフィー装置等、例えば半導体装置の製造
工程で一般的に用いられる処理装置であることとする。
基板移載方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。ここでは、基板移載装置(以下、移載装置と記
す)を連結させる基板処理装置(以下、処理装置と記
す)の構成毎に各図を用いて実施形態を説明する。尚、
処理装置とは、洗浄装置、成膜装置、ドライエッチング
装置またはグラフィー装置等、例えば半導体装置の製造
工程で一般的に用いられる処理装置であることとする。
【0012】(第1実施形態)図1に示すように、移載
装置1は、筐体状の本体11、本体11に設けられた上
部開口(第1開口)12及び側壁開口(第2開口)1
3、本体11に接続されたガス導入管14及び排気管1
5、本体11内に設置された開閉機構16、カセット昇
降機17及び移載アーム18を備えている。
装置1は、筐体状の本体11、本体11に設けられた上
部開口(第1開口)12及び側壁開口(第2開口)1
3、本体11に接続されたガス導入管14及び排気管1
5、本体11内に設置された開閉機構16、カセット昇
降機17及び移載アーム18を備えている。
【0013】本体11は、基板Wが保持されたカセット
Sを収納する大きさを有している。この本体11は、そ
の内壁が金属で構成されると共に、例えば側壁開口13
と同じ高さ位置の壁面が透明材料で構成されていること
とする。ここで、透明材料としては、例えばガラス材
料、塩化ビニル、非晶質ポリオレフィンまたはポリカー
ボネート等、脱ガス量の小さい、好ましくは0.1ng
/(cm2×h)程度以下に脱ガス量を抑えることので
きる材料を用いることとする。
Sを収納する大きさを有している。この本体11は、そ
の内壁が金属で構成されると共に、例えば側壁開口13
と同じ高さ位置の壁面が透明材料で構成されていること
とする。ここで、透明材料としては、例えばガラス材
料、塩化ビニル、非晶質ポリオレフィンまたはポリカー
ボネート等、脱ガス量の小さい、好ましくは0.1ng
/(cm2×h)程度以下に脱ガス量を抑えることので
きる材料を用いることとする。
【0014】また、上部開口12は、外部に対して気密
状態を保って、基板搬送コンテナ(以下、コンテナと記
す)3の本体31に設けられた底部開口(基板搬送口)
32と連結されるように構成されている。ここでの図示
は省略したが、この上部開口12は、コンテナ3の底部
開口32の開口縁と一致する周縁部分に溝を形成してな
るフランジ構造になっており、溝内にOリングがはめ込
まれている。そして、この上部開口12の周縁部分をコ
ンテナ3の底部開口32の開口縁に対して、例えば機械
的に圧着させることで、上部開口12と底部開口32と
を、外部に対して気密状態を保って連結させる。
状態を保って、基板搬送コンテナ(以下、コンテナと記
す)3の本体31に設けられた底部開口(基板搬送口)
32と連結されるように構成されている。ここでの図示
は省略したが、この上部開口12は、コンテナ3の底部
開口32の開口縁と一致する周縁部分に溝を形成してな
るフランジ構造になっており、溝内にOリングがはめ込
まれている。そして、この上部開口12の周縁部分をコ
ンテナ3の底部開口32の開口縁に対して、例えば機械
的に圧着させることで、上部開口12と底部開口32と
を、外部に対して気密状態を保って連結させる。
【0015】そして、側壁開口13は、外部に対して気
密状態を保って、処理装置5のロードロック室51側壁
に設けられた基板搬送口52と連結されるように構成さ
れている。ここで、この連結部分の構成を図2及び図3
を用いて詳細に説明する。
密状態を保って、処理装置5のロードロック室51側壁
に設けられた基板搬送口52と連結されるように構成さ
れている。ここで、この連結部分の構成を図2及び図3
を用いて詳細に説明する。
【0016】図2には側壁開口13と基板搬送口52と
の連結部分の断面図を示し、図3には側壁開口13側か
ら本体11側を臨む正面図を示した。これらの図に示す
ように、本体11の側壁開口13は、開口端の全周に亘
って形成された溝52a内にOリング52bがはめ込ま
れた基板搬送口52に対して連結される。また、側壁開
口13は、壁面から突出させたフランジ構造になってお
り、その先端にあたる開口端(すなわち基板搬送口52
の周囲に形成された溝52aと対向する位置)に、全周
に亘って溝13aが形成され、この内部にOリング13
bがはめ込まれている。
の連結部分の断面図を示し、図3には側壁開口13側か
ら本体11側を臨む正面図を示した。これらの図に示す
ように、本体11の側壁開口13は、開口端の全周に亘
って形成された溝52a内にOリング52bがはめ込ま
れた基板搬送口52に対して連結される。また、側壁開
口13は、壁面から突出させたフランジ構造になってお
り、その先端にあたる開口端(すなわち基板搬送口52
の周囲に形成された溝52aと対向する位置)に、全周
に亘って溝13aが形成され、この内部にOリング13
bがはめ込まれている。
【0017】また、この側壁開口13には、例えば連結
手段200が設けられている。この連結手段200は、
側壁開口13よりも一回り大きい開口201を備えてお
り、側壁開口13及び溝13a内のOリング13bがこ
の開口201内に配置されるように設置されている。そ
して、連結手段200の本体11側に向かう面及び処理
装置5側に向かう面には、開口201を囲む状態で2重
の溝201aが設けられ、これらの溝201a内にはそ
れぞれOリング201bがはめ込まれ、2重パッキンを
構成している。またこれらの2重の溝201a間には、
排気管202の排気口202aが設けられている。尚、
排気管202は、ここでは図示を省略した排気ポンプを
備えたものであり、排気口202aから連結手段200
内を通って外部に引き出されていることとする。
手段200が設けられている。この連結手段200は、
側壁開口13よりも一回り大きい開口201を備えてお
り、側壁開口13及び溝13a内のOリング13bがこ
の開口201内に配置されるように設置されている。そ
して、連結手段200の本体11側に向かう面及び処理
装置5側に向かう面には、開口201を囲む状態で2重
の溝201aが設けられ、これらの溝201a内にはそ
れぞれOリング201bがはめ込まれ、2重パッキンを
構成している。またこれらの2重の溝201a間には、
排気管202の排気口202aが設けられている。尚、
排気管202は、ここでは図示を省略した排気ポンプを
備えたものであり、排気口202aから連結手段200
内を通って外部に引き出されていることとする。
【0018】さらに、この連結手段200には、開口2
01を塞ぐシャッタ203が設けられている。このシャ
ッタ203は、連結手段200内に設けられた戸袋20
4内にスライド自在に収納され、開口201の内壁から
突出自在に設けられている。また、戸袋204は外部に
対して密閉されていることとする。さらに、戸袋204
内には、シャッタ203の両面を覆うベローズ205を
設けても良い。
01を塞ぐシャッタ203が設けられている。このシャ
ッタ203は、連結手段200内に設けられた戸袋20
4内にスライド自在に収納され、開口201の内壁から
突出自在に設けられている。また、戸袋204は外部に
対して密閉されていることとする。さらに、戸袋204
内には、シャッタ203の両面を覆うベローズ205を
設けても良い。
【0019】そして、連結手段200を備えた側壁開口
13を処理装置5の基板搬送口52に対して対向させて
配置した状態においては、連結手段200のOリング2
01b(2重パッキン)が処理装置5の壁面に当接され
ると共に、基板搬送口52のOリング52bと側壁開口
13のOリング13bとの間にシャッタ203が挿入さ
れる隙間が形成されることとする。
13を処理装置5の基板搬送口52に対して対向させて
配置した状態においては、連結手段200のOリング2
01b(2重パッキン)が処理装置5の壁面に当接され
ると共に、基板搬送口52のOリング52bと側壁開口
13のOリング13bとの間にシャッタ203が挿入さ
れる隙間が形成されることとする。
【0020】このように構成された連結部分は、連結手
段200を備えた側壁開口13を処理装置5の基板搬送
口52に対して対向させて配置させた状態において、2
重パッキン間の排気口202aから排気を行うことによ
って、処理装置5の側壁及び本体11の側壁に連結手段
200のOリング202bが真空吸着される。したがっ
て、処理装置5のロードロック室51と基板移載装置1
の本体11とが、連結手段200を介して密閉状態で連
結されることになる。また、シャッタ203によって側
壁開口13を閉じた状態で、本体11に対してロードロ
ック室51内を減圧することで、シャッタ203がロー
ドロック室51の基板搬送口52に真空吸着され、基板
搬送口51に設けられたOリング52bがシャッタ20
3に圧着され、これによってロードロック室51内が密
閉される。一方、シャッタ203を閉じた状態で、ロー
ドロック室51に対して本体11内を減圧することで、
シャッタ203が本体11の側壁開口13に真空吸着さ
れ、側壁開口13に設けられたOリング52bがシャッ
タ203に圧着され、これによって本体11内が密閉さ
れるのである。
段200を備えた側壁開口13を処理装置5の基板搬送
口52に対して対向させて配置させた状態において、2
重パッキン間の排気口202aから排気を行うことによ
って、処理装置5の側壁及び本体11の側壁に連結手段
200のOリング202bが真空吸着される。したがっ
て、処理装置5のロードロック室51と基板移載装置1
の本体11とが、連結手段200を介して密閉状態で連
結されることになる。また、シャッタ203によって側
壁開口13を閉じた状態で、本体11に対してロードロ
ック室51内を減圧することで、シャッタ203がロー
ドロック室51の基板搬送口52に真空吸着され、基板
搬送口51に設けられたOリング52bがシャッタ20
3に圧着され、これによってロードロック室51内が密
閉される。一方、シャッタ203を閉じた状態で、ロー
ドロック室51に対して本体11内を減圧することで、
シャッタ203が本体11の側壁開口13に真空吸着さ
れ、側壁開口13に設けられたOリング52bがシャッ
タ203に圧着され、これによって本体11内が密閉さ
れるのである。
【0021】また、図1に示したガス導入管14は、上
部開口12の極近い位置において本体11に接続され、
アルゴンガスなどの不活性ガス、窒素ガス、またはドラ
イエアー(好ましくは水分濃度10ppm)等の不活性
なガス(以下、不活性ガスと記す)を本体11内に供給
する。
部開口12の極近い位置において本体11に接続され、
アルゴンガスなどの不活性ガス、窒素ガス、またはドラ
イエアー(好ましくは水分濃度10ppm)等の不活性
なガス(以下、不活性ガスと記す)を本体11内に供給
する。
【0022】そして、排気管15は、本体11の底部付
近において当該本体11に接続されると共に、ここでの
図示は省略した排気弁を介して排気ポンプに接続され、
本体11内のガスを排気する。また、本体11には、本
体11内のガスを循環させる循環経路を設けても良い。
近において当該本体11に接続されると共に、ここでの
図示は省略した排気弁を介して排気ポンプに接続され、
本体11内のガスを排気する。また、本体11には、本
体11内のガスを循環させる循環経路を設けても良い。
【0023】図4には、この循環経路の一例を示す。循
環経路300は、ガス導入管14に設けられた給気弁1
4aよりも本体側と、排気管15に設けられた排気弁1
5aよりも本体側において、ガス導入管14と排気管1
5とを配管301で接続し、この配管301に循環ポン
プ302を設けてなる。循環ポンプ302は、排気管1
5側からガス導入管14側に向かってガスを流すように
設置されていることとする。
環経路300は、ガス導入管14に設けられた給気弁1
4aよりも本体側と、排気管15に設けられた排気弁1
5aよりも本体側において、ガス導入管14と排気管1
5とを配管301で接続し、この配管301に循環ポン
プ302を設けてなる。循環ポンプ302は、排気管1
5側からガス導入管14側に向かってガスを流すように
設置されていることとする。
【0024】さらに、この循環経路300には、排気弁
15aよりも本体側の排気管15部分に接続させて、排
気ガス中の酸素濃度及び水分濃度を測定するための測定
ユニット303が設けられている。また、配管301に
は、酸素を吸着除去するためのフィルタ及び水分を吸着
除去するためのフィルタが設けられた吸着室304が設
けられており、配管301内を流れるガスがこの吸着室
304内の各フィルタを通過するように構成されてい
る。ここで、フィルタ剤としては、例えば酸素を吸着除
去する銅触媒及び水分を吸着する分子ふるい(モレキュ
ラーシーブ)を用いることとする。このようなフィルタ
剤を備えた触媒吸着ユニットとしては、例えばダルトン
社のイナートガスクリーニング装置GR60−A型,G
R60/2−A型、MBRAUN社の不活性ガス精製装
置MB−20−G−T−W,MB150B−G,Lab
master130,Labstar50等を用いるこ
とができる。尚、吸着室304は、吸着除去する目的分
子毎に個別に設けても良い。
15aよりも本体側の排気管15部分に接続させて、排
気ガス中の酸素濃度及び水分濃度を測定するための測定
ユニット303が設けられている。また、配管301に
は、酸素を吸着除去するためのフィルタ及び水分を吸着
除去するためのフィルタが設けられた吸着室304が設
けられており、配管301内を流れるガスがこの吸着室
304内の各フィルタを通過するように構成されてい
る。ここで、フィルタ剤としては、例えば酸素を吸着除
去する銅触媒及び水分を吸着する分子ふるい(モレキュ
ラーシーブ)を用いることとする。このようなフィルタ
剤を備えた触媒吸着ユニットとしては、例えばダルトン
社のイナートガスクリーニング装置GR60−A型,G
R60/2−A型、MBRAUN社の不活性ガス精製装
置MB−20−G−T−W,MB150B−G,Lab
master130,Labstar50等を用いるこ
とができる。尚、吸着室304は、吸着除去する目的分
子毎に個別に設けても良い。
【0025】また、図1に示した開閉機構16は、コン
テナ3の底部開口32を塞いだ状態の底蓋33が載置さ
れ、さらに載置された底蓋33をコンテナ3の本体31
から取り外す様に構成されている。
テナ3の底部開口32を塞いだ状態の底蓋33が載置さ
れ、さらに載置された底蓋33をコンテナ3の本体31
から取り外す様に構成されている。
【0026】カセット昇降機17は、開閉機構16の底
部に立設された軸状体からなり、コンテナ3の底部から
側壁開口13の下部までの範囲で、開閉機構16を自在
に昇降させる。
部に立設された軸状体からなり、コンテナ3の底部から
側壁開口13の下部までの範囲で、開閉機構16を自在
に昇降させる。
【0027】そして、移載アーム18は、カセット昇降
機17の昇降によって側壁開口13の下部にまで開閉機
構16を降下させた状態で、この開閉機構16上の底蓋
33に載置されているカセットSを、底蓋33上から処
理装置5のロードロック室51内に移載し、さらにはこ
の逆の移載を行う。
機17の昇降によって側壁開口13の下部にまで開閉機
構16を降下させた状態で、この開閉機構16上の底蓋
33に載置されているカセットSを、底蓋33上から処
理装置5のロードロック室51内に移載し、さらにはこ
の逆の移載を行う。
【0028】以上、図1乃至図4を用いて説明した移載
装置1では、本体11に設けられた側壁開口13と処理
装置5に設けられた基板搬送口52とを,連結手段20
0を介して連結することで、この本体11と処理装置5
のロードロック室51とが密閉状態を保って連通され、
処理装置5に対して移載装置1を後付けすることが可能
になる。また、本体11に設けられた側壁開口13と上
部開口12とによって、コンテナ3及び処理装置5に対
して外部との気密状態を保って本体11を連通させるこ
とが可能になるため、この本体11内を介してコンテナ
3と処理装置5との間で、外気に晒すことなく基板Wの
移載を行うことが可能になる。しかも、本体11に接続
させた排気管15からの排気とガス供給管14からの不
活性なガスの供給によって本体11内を不活性なガスに
置換することが可能になる。この結果、基板移載ユニッ
トが組み込まれていない処理装置であっても、この移載
装置1を後付けすることで、基板Wへのガス吸着を防止
しながらコンテナとの間で基板Wの移載を行うことが可
能になる。
装置1では、本体11に設けられた側壁開口13と処理
装置5に設けられた基板搬送口52とを,連結手段20
0を介して連結することで、この本体11と処理装置5
のロードロック室51とが密閉状態を保って連通され、
処理装置5に対して移載装置1を後付けすることが可能
になる。また、本体11に設けられた側壁開口13と上
部開口12とによって、コンテナ3及び処理装置5に対
して外部との気密状態を保って本体11を連通させるこ
とが可能になるため、この本体11内を介してコンテナ
3と処理装置5との間で、外気に晒すことなく基板Wの
移載を行うことが可能になる。しかも、本体11に接続
させた排気管15からの排気とガス供給管14からの不
活性なガスの供給によって本体11内を不活性なガスに
置換することが可能になる。この結果、基板移載ユニッ
トが組み込まれていない処理装置であっても、この移載
装置1を後付けすることで、基板Wへのガス吸着を防止
しながらコンテナとの間で基板Wの移載を行うことが可
能になる。
【0029】また、本体11の内壁が金属や脱ガス量の
小さい樹脂を用いて構成されることから、この内壁から
の脱ガスを少なく抑えることができ、基板W表面の汚染
を防止できる。さらに、本体11の一部の壁面を透明な
樹脂で構成した場合には、この透明樹脂部から本体11
内部における基板Wの移載状態を監視することができ
る。
小さい樹脂を用いて構成されることから、この内壁から
の脱ガスを少なく抑えることができ、基板W表面の汚染
を防止できる。さらに、本体11の一部の壁面を透明な
樹脂で構成した場合には、この透明樹脂部から本体11
内部における基板Wの移載状態を監視することができ
る。
【0030】さらに、吸着室304を備えた循環経路3
00を本体11に設けたことで、酸素及び水分を除去し
ながら、本体11内のガスを循環させることができる。
したがって、本体11内がある程度の不活性雰囲気に達
した後は、ガス導入管14から新鮮な不活性ガスを供給
しつづけることなく、本体11内のガス雰囲気を不活性
に保つことが可能になり、不活性ガスの節約を図ること
ができる。
00を本体11に設けたことで、酸素及び水分を除去し
ながら、本体11内のガスを循環させることができる。
したがって、本体11内がある程度の不活性雰囲気に達
した後は、ガス導入管14から新鮮な不活性ガスを供給
しつづけることなく、本体11内のガス雰囲気を不活性
に保つことが可能になり、不活性ガスの節約を図ること
ができる。
【0031】次に、このような構成の移載装置1が連結
される処理装置5の一構成例を説明する。
される処理装置5の一構成例を説明する。
【0032】処理装置5は、例えばこの図1に示したよ
うに、基板Wの搬送室として設けられたロードロック室
51、ロードロック室51に接続された基板待機室5
3、基板待機室53に接続された処理室54を備えてお
り、これらの各室は外部に対して気密状態を保ちながら
も開閉自在なシャッタ(図示省略)を介して連結されて
いる。
うに、基板Wの搬送室として設けられたロードロック室
51、ロードロック室51に接続された基板待機室5
3、基板待機室53に接続された処理室54を備えてお
り、これらの各室は外部に対して気密状態を保ちながら
も開閉自在なシャッタ(図示省略)を介して連結されて
いる。
【0033】ロードロック室51の側壁には、外部に対
して気密状態を保った状態で、移載装置1の本体11に
設けられた側壁開口13と連結される基板搬送口52が
設けられている。この基板搬送口52は、例えば上述し
たように、側壁開口13に向かう周縁部分に溝52aを
形成してなるフランジ構造になっており、溝52a内に
Oリング52bがはめ込まれている。
して気密状態を保った状態で、移載装置1の本体11に
設けられた側壁開口13と連結される基板搬送口52が
設けられている。この基板搬送口52は、例えば上述し
たように、側壁開口13に向かう周縁部分に溝52aを
形成してなるフランジ構造になっており、溝52a内に
Oリング52bがはめ込まれている。
【0034】このロードロック室51内には、基板Wが
保持されたカセットSを所定の高さに昇降させる昇降機
57が設置されている。また、ロードロック室51に
は、排気ポンプを備えた排気管58が接続されている。
保持されたカセットSを所定の高さに昇降させる昇降機
57が設置されている。また、ロードロック室51に
は、排気ポンプを備えた排気管58が接続されている。
【0035】また、基板待機室53内には、ロードロッ
ク室51内に導入されたカセットS内の基板Wを一枚ず
つ取り出して処理室54内に搬入し、また処理室54内
の基板Wをロードロック室51のカセットSに収納する
ためのアーム59が設置されている。
ク室51内に導入されたカセットS内の基板Wを一枚ず
つ取り出して処理室54内に搬入し、また処理室54内
の基板Wをロードロック室51のカセットSに収納する
ためのアーム59が設置されている。
【0036】このような構成の処理装置5に対して、上
述した構成の移載装置1を連結させてコンテナ3−処理
装置5間で基板移載を行うには、次のようにする。
述した構成の移載装置1を連結させてコンテナ3−処理
装置5間で基板移載を行うには、次のようにする。
【0037】先ず、予め、移載装置1の側壁開口13と
処理装置5の基板搬送口52とを連結させ、移載装置1
の本体11と処理装置5のロードロック室51とを密閉
状態で連通させておく。そして、カセットSに保持され
た基板Wが収納され、かつ内部が不活性ガス(例えば窒
素)で置換されているコンテナ3の底部開口32を、移
載装置1の上部開口12に対して連結させる。これによ
って、コンテナ3の底蓋33で移載装置1の上部開口1
2を塞ぎ、移載装置1の本体11と処理装置5のロード
ロック室51とを連通させた密閉状態にする。
処理装置5の基板搬送口52とを連結させ、移載装置1
の本体11と処理装置5のロードロック室51とを密閉
状態で連通させておく。そして、カセットSに保持され
た基板Wが収納され、かつ内部が不活性ガス(例えば窒
素)で置換されているコンテナ3の底部開口32を、移
載装置1の上部開口12に対して連結させる。これによ
って、コンテナ3の底蓋33で移載装置1の上部開口1
2を塞ぎ、移載装置1の本体11と処理装置5のロード
ロック室51とを連通させた密閉状態にする。
【0038】次に、本体11の排気管15及びロードロ
ック室51の排気管58から排気を行いながら、ガス導
入管14から本体11及びロードロック室51内に不活
性ガス(例えば窒素)を導入することによって、これら
の内部を不活性な雰囲気に置換する。
ック室51の排気管58から排気を行いながら、ガス導
入管14から本体11及びロードロック室51内に不活
性ガス(例えば窒素)を導入することによって、これら
の内部を不活性な雰囲気に置換する。
【0039】この際、排気管15に設けられた測定ユニ
ット303によって、本体11から排気されるガス中の
水分濃度及び酸素濃度を分析する。そして、水分濃度及
び酸素濃度が所定の値(例えば1000ppm以下)に
達したところで、ガス導入管14の給気弁14aを閉じ
て本体11内への不活性ガスの導入を停止すると共に、
排気管15の排気弁15aを閉じる。これと同時に、配
管301の循環ポンプ302を作動させて本体11内の
ガスを循環経路300を介して循環させる。
ット303によって、本体11から排気されるガス中の
水分濃度及び酸素濃度を分析する。そして、水分濃度及
び酸素濃度が所定の値(例えば1000ppm以下)に
達したところで、ガス導入管14の給気弁14aを閉じ
て本体11内への不活性ガスの導入を停止すると共に、
排気管15の排気弁15aを閉じる。これと同時に、配
管301の循環ポンプ302を作動させて本体11内の
ガスを循環経路300を介して循環させる。
【0040】その後、開閉機構16によってコンテナ3
の底蓋33を開くと共に、カセット昇降機17を降下さ
せることによって、底蓋33上に載置されたカセットS
を本体11内に搬入する。次に、移載アーム18によっ
て、カセットSを本体11内からロードロック室51内
のカセット昇降機57上に移載する。次いで、シャッタ
203によって基板搬送口52を閉じ、本体11に対し
てロードロック室51を密閉し、ロードロック室51内
のガスを排気管58から排気して内部を所定の減圧状態
にする。
の底蓋33を開くと共に、カセット昇降機17を降下さ
せることによって、底蓋33上に載置されたカセットS
を本体11内に搬入する。次に、移載アーム18によっ
て、カセットSを本体11内からロードロック室51内
のカセット昇降機57上に移載する。次いで、シャッタ
203によって基板搬送口52を閉じ、本体11に対し
てロードロック室51を密閉し、ロードロック室51内
のガスを排気管58から排気して内部を所定の減圧状態
にする。
【0041】その後、ロードロック室51と基板待機室
53との間のシャッタ(図示省略)を開き、カセット昇
降機57を下降または上昇させてカセットSの高さを調
整しつつ、基板待機室53内のアーム59によってカセ
ットSから基板Wを取り出して基板待機室53に搬入す
る。次に、ロードロック室51と基板待機室53との間
のシャッタを閉じ、基板待機室53と処理室54との間
のシャッタ(図示省略)を開き、アーム59によって基
板待機室53内の基板Wを処理室54内に搬入する。
53との間のシャッタ(図示省略)を開き、カセット昇
降機57を下降または上昇させてカセットSの高さを調
整しつつ、基板待機室53内のアーム59によってカセ
ットSから基板Wを取り出して基板待機室53に搬入す
る。次に、ロードロック室51と基板待機室53との間
のシャッタを閉じ、基板待機室53と処理室54との間
のシャッタ(図示省略)を開き、アーム59によって基
板待機室53内の基板Wを処理室54内に搬入する。
【0042】以上のようにしてコンテナ3内から処理室
54内に基板Wを移載した後、基板待機室53と処理室
54との間のシャッタを閉じ、処理室54内にて基板W
の処理を行う。
54内に基板Wを移載した後、基板待機室53と処理室
54との間のシャッタを閉じ、処理室54内にて基板W
の処理を行う。
【0043】そして、基板Wの処理が終了した後、基板
Wは、上記と逆の手順でコンテナ3内に戻される。この
際、移載装置1の本体11内のガスは循環経路300内
を循環させることによって不活性な雰囲気に保たれてい
ることとし、シャッタ203を開くことで、本体11内
の不活性ガスを減圧状態のロードロック室51内に導入
する。また、カセット昇降機17を上昇させることでカ
セットSをコンテナ3内に収納する場合、底蓋33によ
ってコンテナ3の底面開口32が完全に閉じられる寸前
でカセット昇降機17を一時停止させ、この状態で本体
11のガス導入管14から不活性なガスを供給すること
で、コンテナ3内を確実に不活性な雰囲気、好ましくは
コンテナ3内の水分濃度及び酸素濃度を1000ppm
以下にする。その後、カセット昇降機17を再上昇さ
せ、開閉機構16によって底蓋33を閉じ、移載装置1
の本体11に対してコンテナ3を密閉する。
Wは、上記と逆の手順でコンテナ3内に戻される。この
際、移載装置1の本体11内のガスは循環経路300内
を循環させることによって不活性な雰囲気に保たれてい
ることとし、シャッタ203を開くことで、本体11内
の不活性ガスを減圧状態のロードロック室51内に導入
する。また、カセット昇降機17を上昇させることでカ
セットSをコンテナ3内に収納する場合、底蓋33によ
ってコンテナ3の底面開口32が完全に閉じられる寸前
でカセット昇降機17を一時停止させ、この状態で本体
11のガス導入管14から不活性なガスを供給すること
で、コンテナ3内を確実に不活性な雰囲気、好ましくは
コンテナ3内の水分濃度及び酸素濃度を1000ppm
以下にする。その後、カセット昇降機17を再上昇さ
せ、開閉機構16によって底蓋33を閉じ、移載装置1
の本体11に対してコンテナ3を密閉する。
【0044】以上の後、コンテナ3を移載装置1から取
り外して次の工程で用いられる処理装置に搬送し、上述
と同様にして次の処理装置に基板Wを移載させ、密閉さ
れた処理室内にて基板Wの処理を行う。
り外して次の工程で用いられる処理装置に搬送し、上述
と同様にして次の処理装置に基板Wを移載させ、密閉さ
れた処理室内にて基板Wの処理を行う。
【0045】以上説明した移載方法では、コンテナ3−
移載装置1間、及び移載装置1−処理装置5間におい
て、基板Wを不活性な雰囲気内に保ちつつ移載すること
ができる。このため、大気中のガス分子の吸着などによ
る基板Wの汚染を防止した状態で、コンテナ3と処理装
置5との間で基板Wの移載を行うことが可能になる。
移載装置1間、及び移載装置1−処理装置5間におい
て、基板Wを不活性な雰囲気内に保ちつつ移載すること
ができる。このため、大気中のガス分子の吸着などによ
る基板Wの汚染を防止した状態で、コンテナ3と処理装
置5との間で基板Wの移載を行うことが可能になる。
【0046】しかも、本体11内がある程度の不活性雰
囲気に保たれた状態で、ガス導入管14からの不活性ガ
スの供給を停止させて、本体11内のガスを循環経路3
00を用いて循環させている。ここで、従来は、本体1
1内の不活性雰囲気を維持することを目的として、少量
の不活性ガスを流し続けていたため、大量の不活性ガス
を消費していた。しかし、本実施形態のように本体11
内のガスを吸着室304を通過させながら循環させるこ
とで、不活性ガスの節約を図りながらも本体11内のガ
ス雰囲気を不活性に保つことが可能になる。
囲気に保たれた状態で、ガス導入管14からの不活性ガ
スの供給を停止させて、本体11内のガスを循環経路3
00を用いて循環させている。ここで、従来は、本体1
1内の不活性雰囲気を維持することを目的として、少量
の不活性ガスを流し続けていたため、大量の不活性ガス
を消費していた。しかし、本実施形態のように本体11
内のガスを吸着室304を通過させながら循環させるこ
とで、不活性ガスの節約を図りながらも本体11内のガ
ス雰囲気を不活性に保つことが可能になる。
【0047】(第2実施形態)図5には、図1乃至図4
を用いて説明した構成の移載装置1を、他の構成の処理
装置に連結させた場合の構成を示す。
を用いて説明した構成の移載装置1を、他の構成の処理
装置に連結させた場合の構成を示す。
【0048】この図5に示す処理装置5’は、図1に示
した処理装置におけるロードロック室51のさらに前室
として、カセット待機室61を備えた構成になってい
る。このため、移載装置1の本体11に設けられた側壁
開口13は、外部との気密状態を保って、カセット待機
室61の側壁に設けられた基板搬送口62と連結される
こととする。そして、ロードロック室51とカセット待
機室61との間も、外部に対して気密状態を保ちながら
も開閉自在なシャッタ56を介して連結されていること
とする。
した処理装置におけるロードロック室51のさらに前室
として、カセット待機室61を備えた構成になってい
る。このため、移載装置1の本体11に設けられた側壁
開口13は、外部との気密状態を保って、カセット待機
室61の側壁に設けられた基板搬送口62と連結される
こととする。そして、ロードロック室51とカセット待
機室61との間も、外部に対して気密状態を保ちながら
も開閉自在なシャッタ56を介して連結されていること
とする。
【0049】さらに、カセット待機室61は、天井部の
全面にフィルタ65が設置されていると共に、移載装置
1の本体11内から移載されたカセットSを、カセット
待機室61とロードロック室51との間で移載するため
のカセット移載アーム66が設置されている。
全面にフィルタ65が設置されていると共に、移載装置
1の本体11内から移載されたカセットSを、カセット
待機室61とロードロック室51との間で移載するため
のカセット移載アーム66が設置されている。
【0050】このように構成された処理装置5’に対し
て移載装置1を連結させて基板搬送を行うには、次のよ
うにする。
て移載装置1を連結させて基板搬送を行うには、次のよ
うにする。
【0051】先ず、予め、移載装置1の側壁開口13と
処理装置5’の基板搬送口62とを連結手段200を介
して連結させ、移載装置1の本体11と処理装置5’の
カセット待機室61及びロードロック室51とを連通さ
せておく。そして、カセットSに保持させた基板Wが収
納され、かつ内部が不活性ガス(例えば窒素)で置換さ
れているコンテナ3の底部開口32を、移載装置1の上
部開口12に対して連結させる。これによって、コンテ
ナ3の底蓋33で移載装置1の上部開口12を塞ぎ、移
載装置1の本体11内、処理装置5’のカセット待機室
61及びロードロック室51内を連通させた密閉状態に
する。
処理装置5’の基板搬送口62とを連結手段200を介
して連結させ、移載装置1の本体11と処理装置5’の
カセット待機室61及びロードロック室51とを連通さ
せておく。そして、カセットSに保持させた基板Wが収
納され、かつ内部が不活性ガス(例えば窒素)で置換さ
れているコンテナ3の底部開口32を、移載装置1の上
部開口12に対して連結させる。これによって、コンテ
ナ3の底蓋33で移載装置1の上部開口12を塞ぎ、移
載装置1の本体11内、処理装置5’のカセット待機室
61及びロードロック室51内を連通させた密閉状態に
する。
【0052】次に、本体11の排気管15及びロードロ
ック室51の排気管58から排気を行いながら、ガス導
入管14から本体11、カセット待機室61及びロード
ロック室51内に不活性ガス(例えば窒素)を導入する
ことによって、これらの内部を不活性な雰囲気に置換す
る。
ック室51の排気管58から排気を行いながら、ガス導
入管14から本体11、カセット待機室61及びロード
ロック室51内に不活性ガス(例えば窒素)を導入する
ことによって、これらの内部を不活性な雰囲気に置換す
る。
【0053】この際、第1実施形態と同様に、測定ユニ
ット303によって測定された水分濃度及び酸素濃度が
所定の値(例えば1000ppm以下)に達したところ
で、本体11内へのガス導入管14からの不活性ガスの
導入を停止し、排気管15の排気弁15aを閉じる。そ
して、配管301の循環ポンプ302を作動させて本体
11内のガスを循環させる。
ット303によって測定された水分濃度及び酸素濃度が
所定の値(例えば1000ppm以下)に達したところ
で、本体11内へのガス導入管14からの不活性ガスの
導入を停止し、排気管15の排気弁15aを閉じる。そ
して、配管301の循環ポンプ302を作動させて本体
11内のガスを循環させる。
【0054】その後、開閉機構16によってコンテナ3
の底蓋33を開くと共に、カセット昇降機17を降下さ
せることによって、底蓋33上に載置されたカセットS
を本体11内に搬入する。次に、移載アーム18によっ
て、カセットSを本体11内からカセット待機室61内
に移載する。さらに続けて、カセット移載アーム66に
よって、カセット待機室61内のカセットSを、ロード
ロック室51に移載する。
の底蓋33を開くと共に、カセット昇降機17を降下さ
せることによって、底蓋33上に載置されたカセットS
を本体11内に搬入する。次に、移載アーム18によっ
て、カセットSを本体11内からカセット待機室61内
に移載する。さらに続けて、カセット移載アーム66に
よって、カセット待機室61内のカセットSを、ロード
ロック室51に移載する。
【0055】以上の後、シャッタ56によって基板搬送
口52を閉じて本体11及びカセット待機室61に対し
てロードロック室51を密閉し、以降第1実施形態で説
明したと同様にして基板Wを処理室54に搬入する。処
理室54内での処理が終了した後、基板Wは搬入時と逆
の順序でコンテナ3内に戻される。
口52を閉じて本体11及びカセット待機室61に対し
てロードロック室51を密閉し、以降第1実施形態で説
明したと同様にして基板Wを処理室54に搬入する。処
理室54内での処理が終了した後、基板Wは搬入時と逆
の順序でコンテナ3内に戻される。
【0056】このような移載方法であっても、第1実施
形態と同様に、大気中のガス吸着などによる基板Wの汚
染を防止した状態で、コンテナ3と処理装置5’との間
で基板Wの移載を行うことが可能になる。また、不活性
ガスの節約を図ることもできる。
形態と同様に、大気中のガス吸着などによる基板Wの汚
染を防止した状態で、コンテナ3と処理装置5’との間
で基板Wの移載を行うことが可能になる。また、不活性
ガスの節約を図ることもできる。
【0057】(第3実施形態)図6には、図1乃至図4
を用いて説明した構成の基板移載装置1を、さらに他の
構成の処理装置5”に連結させた場合の構成を示す。
を用いて説明した構成の基板移載装置1を、さらに他の
構成の処理装置5”に連結させた場合の構成を示す。
【0058】この図6に示す基板処理装置5”は、図1
に示した処理装置におけるロードロック室(51)と基
板待機室(52)とを一体化させた、ロードロック室5
1”を備えた構成になっており、ロードロック室51”
内には、コンテナ3内から移載されたカセットSに保持
された基板Wを一枚ずつ取り出して処理室54内に搬入
し、また処理室54内の基板Wをロードロック室51”
のカセットSに収納するためのアーム59が設置されて
いる。
に示した処理装置におけるロードロック室(51)と基
板待機室(52)とを一体化させた、ロードロック室5
1”を備えた構成になっており、ロードロック室51”
内には、コンテナ3内から移載されたカセットSに保持
された基板Wを一枚ずつ取り出して処理室54内に搬入
し、また処理室54内の基板Wをロードロック室51”
のカセットSに収納するためのアーム59が設置されて
いる。
【0059】このように構成された処理装置5”に対し
て移載装置1を連結させて基板搬送を行うには、次のよ
うにする。
て移載装置1を連結させて基板搬送を行うには、次のよ
うにする。
【0060】先ず、予め、移載装置1の側壁開口13と
処理装置5”の基板搬送口52とを連結手段200を介
して連結させ、移載装置1の本体11と処理装置5”の
ロードロック室51”とを連通させておく。そして、カ
セットSに保持された基板Wが収納され、かつ内部が不
活性ガス(例えば窒素)で置換されているコンテナ3の
底部開口32を、移載装置1の上部開口12に対して連
結させる。これによって、コンテナ3の底蓋33で移載
装置1の上部開口12を塞ぎ、移載装置1の本体11内
及び処理装置5のロードロック室51”内を連通させた
密閉状態にする。
処理装置5”の基板搬送口52とを連結手段200を介
して連結させ、移載装置1の本体11と処理装置5”の
ロードロック室51”とを連通させておく。そして、カ
セットSに保持された基板Wが収納され、かつ内部が不
活性ガス(例えば窒素)で置換されているコンテナ3の
底部開口32を、移載装置1の上部開口12に対して連
結させる。これによって、コンテナ3の底蓋33で移載
装置1の上部開口12を塞ぎ、移載装置1の本体11内
及び処理装置5のロードロック室51”内を連通させた
密閉状態にする。
【0061】以下、第1実施形態と同様にして、本体1
1及びロードロック室51”内を不活性な雰囲気に置換
し、所定の不活性雰囲気に達した状態で、本体11に設
けられた循環経路300によって内部のガスを循環させ
ておく。この状態で、カセットSをロードロック室5
1”内のカセット昇降機57上に移載した後、シャッタ
203を閉じてロードロック室51”内を減圧状態にす
る。次に、ロードロック室51”と処理室54との間の
シャッタ(図示省略)を開き、カセット昇降機57を下
降または上昇させてカセットSの高さを調整しつつ、ロ
ードロック室51”内のアーム59によってカセットS
から基板Wを取り出して処理室54内に搬入する。
1及びロードロック室51”内を不活性な雰囲気に置換
し、所定の不活性雰囲気に達した状態で、本体11に設
けられた循環経路300によって内部のガスを循環させ
ておく。この状態で、カセットSをロードロック室5
1”内のカセット昇降機57上に移載した後、シャッタ
203を閉じてロードロック室51”内を減圧状態にす
る。次に、ロードロック室51”と処理室54との間の
シャッタ(図示省略)を開き、カセット昇降機57を下
降または上昇させてカセットSの高さを調整しつつ、ロ
ードロック室51”内のアーム59によってカセットS
から基板Wを取り出して処理室54内に搬入する。
【0062】以上のようにしてコンテナ3内から処理室
54内に基板Wを移載した後、ロードロック室51”と
処理室54との間のシャッタを閉じ、処理室54内にて
基板Wの処理を行う。
54内に基板Wを移載した後、ロードロック室51”と
処理室54との間のシャッタを閉じ、処理室54内にて
基板Wの処理を行う。
【0063】基板Wの処理が終了した後、上記と逆の手
順で基板Wがコンテナ3内に戻される。この際、第1実
施形態と同様に、移載装置1の本体11内は不活性な雰
囲気に保たれていることとし、ロードロック室51”と
本体11との間のシャッタ203を開くことで、本体1
1内の不活性なガスが減圧状態のロードロック室51”
内に導入される。また、カセット昇降機17を上昇させ
ることでカセットSをコンテナ3内に収納する場合は、
第1実施形態と同様に行うこととする。
順で基板Wがコンテナ3内に戻される。この際、第1実
施形態と同様に、移載装置1の本体11内は不活性な雰
囲気に保たれていることとし、ロードロック室51”と
本体11との間のシャッタ203を開くことで、本体1
1内の不活性なガスが減圧状態のロードロック室51”
内に導入される。また、カセット昇降機17を上昇させ
ることでカセットSをコンテナ3内に収納する場合は、
第1実施形態と同様に行うこととする。
【0064】このような移載方法であっても、第1実施
形態及び第2実施形態と同様に、大気中のガス分子の吸
着などによる基板Wの汚染を防止した状態で、コンテナ
3と処理装置5”との間で基板Wの移載を行うことが可
能になると共に、不活性ガスの節約を図ることができ
る。
形態及び第2実施形態と同様に、大気中のガス分子の吸
着などによる基板Wの汚染を防止した状態で、コンテナ
3と処理装置5”との間で基板Wの移載を行うことが可
能になると共に、不活性ガスの節約を図ることができ
る。
【0065】以上の実施形態においては、側壁開口13
にシャッタ203を備えた連結手段200を設けた構成
の移載装置1を説明した。しかし、移載装置と処理装置
との連結部分にシャッタを設ける必要のない場合には、
このような構成の連結手段200を設ける必要はない。
例えば、第2実施形態で図5を用いて例示した処理装置
のように、ロードロック室51の前室として、密閉状態
を保って開閉可能なシャッタ56を介してカセット待機
室61が設けられている場合には、カセット待機室61
と移載装置の本体11との間にシャッタ203を設ける
必要はない。
にシャッタ203を備えた連結手段200を設けた構成
の移載装置1を説明した。しかし、移載装置と処理装置
との連結部分にシャッタを設ける必要のない場合には、
このような構成の連結手段200を設ける必要はない。
例えば、第2実施形態で図5を用いて例示した処理装置
のように、ロードロック室51の前室として、密閉状態
を保って開閉可能なシャッタ56を介してカセット待機
室61が設けられている場合には、カセット待機室61
と移載装置の本体11との間にシャッタ203を設ける
必要はない。
【0066】このような場合には、本体11の側壁開口
13の周囲に2重パッキンを設け、この2重パッキン間
に排気口を設けた構成とすることで、カセット待機室6
1の基板搬送口62に対して密閉状態を保って側壁開口
13を連結することができ、これによって上記実施形態
と同様の効果を得ることができる。
13の周囲に2重パッキンを設け、この2重パッキン間
に排気口を設けた構成とすることで、カセット待機室6
1の基板搬送口62に対して密閉状態を保って側壁開口
13を連結することができ、これによって上記実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の基板移載装
置によれば、基板移載装置の本体に設けられた第1開口
と第2開口とによって基板搬送コンテナ及び基板処理装
置に対して外部との気密状態を保って当該本体を連通さ
せることができる。このため、基板移載ユニットが組み
込まれていない基板処理装置であっても、基板移載装置
を後付けすることが可能になり、基板製造における装置
コストを抑えながらも、基板へのガス分子の吸着を防止
しながらコンテナと基板処理装置との間で基板の移載を
行うことができる。
置によれば、基板移載装置の本体に設けられた第1開口
と第2開口とによって基板搬送コンテナ及び基板処理装
置に対して外部との気密状態を保って当該本体を連通さ
せることができる。このため、基板移載ユニットが組み
込まれていない基板処理装置であっても、基板移載装置
を後付けすることが可能になり、基板製造における装置
コストを抑えながらも、基板へのガス分子の吸着を防止
しながらコンテナと基板処理装置との間で基板の移載を
行うことができる。
【0068】また、本発明の基板移載方法によれば、大
気中のガス分子によって基板を汚染させることなく基板
搬送コンテナと基板処理装置との間で基板を移載するこ
とが可能になる。したがって、基板表面において自然酸
化膜等の望ましくない物質の成長を防止でき、基板処理
装置でのプロセス処理を安定して行うことが可能にな
る。この結果、電子基板(基板)を用いた電子機器にお
いて、電気的特性などの品質の保持を保持することがで
き、歩留まりの向上を図ることができる。
気中のガス分子によって基板を汚染させることなく基板
搬送コンテナと基板処理装置との間で基板を移載するこ
とが可能になる。したがって、基板表面において自然酸
化膜等の望ましくない物質の成長を防止でき、基板処理
装置でのプロセス処理を安定して行うことが可能にな
る。この結果、電子基板(基板)を用いた電子機器にお
いて、電気的特性などの品質の保持を保持することがで
き、歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための概略構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の基板移載装置における連結部の断面図
である。
である。
【図3】本発明の基板移載装置における連結部の正面図
である。
である。
【図4】本発明の基板移載装置における循環経路の構成
図である。
図である。
【図5】本発明の第2実施形態を説明するための概略構
成図である。
成図である。
【図6】本発明の第3実施形態を説明するための概略構
成図である。
成図である。
1…移載装置(基板移載装置)、3…コンテナ(基板搬
送コンテナ)、5,5’,5”…処理装置(基板処理装
置)、11…本体、12…上部開口(第1開口)、13
…側壁開口(第2開口)、14…ガス供給管、15…排
気管、16…開閉機構、17…カセット昇降機(移載機
構)、18…移載アーム(移載機構)、32…底部開口
(基板搬送口)、33…底蓋、52,62…基板搬送
口、300…循環経路、304…吸着室、201a…
溝、201b…Oリング、W…基板
送コンテナ)、5,5’,5”…処理装置(基板処理装
置)、11…本体、12…上部開口(第1開口)、13
…側壁開口(第2開口)、14…ガス供給管、15…排
気管、16…開閉機構、17…カセット昇降機(移載機
構)、18…移載アーム(移載機構)、32…底部開口
(基板搬送口)、33…底蓋、52,62…基板搬送
口、300…循環経路、304…吸着室、201a…
溝、201b…Oリング、W…基板
Claims (9)
- 【請求項1】 基板搬送コンテナと基板処理装置との間
で基板を移載するために用いられる基板移載装置であっ
て、 基板が収納される筐体状の本体と、 前記本体に設けられ外部との気密状態を保って前記基板
搬送コンテナの基板搬送口と連結される第1開口と、 前記本体に設けられ外部との気密状態を保って前記基板
処理装置の基板搬送口と連結される第2開口と、 前記本体に接続された排気管と、 前記第1開口と前記基板搬送コンテナの基板搬送口が連
結された状態で、当該基板搬送口に設けられた蓋を開閉
する開閉機構と、 前記本体内に設置された基板移載用の移載機構とを備え
たことを特徴とする基板移載装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板移載装置において、 前記本体の内壁は金属で構成されていることを特徴とす
る基板移載装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の基板移載装置において、 前記本体は、少なくともその一部分が透明材料で構成さ
れていることを特徴とする基板移載装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の基板移載装置において、 前記第2開口の周縁には、前記基板処理装置の基板搬送
口の周囲の壁面に当接される2重パッキンと、 前記2重パッキン間のガスを排気する排気管とを設けた
ことを特徴とする基板移載装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の基板移載装置において、 前記本体には、当該本体内に不活性なガスを導入するた
めのガス導入管が設けられると共に、当該本体内のガス
を循環させる循環経路が設けられ、 前記循環経路には、酸素を吸着除去する吸着室及び水分
を吸着除去する吸着室の少なくとも一方が設けられたこ
とを特徴とする基板移載装置。 - 【請求項6】 基板搬送コンテナと基板処理装置との間
で基板を移載する基板移載方法であって、 内部が不活性な雰囲気に保たれた前記基板搬送コンテナ
と基板移載装置とを外部に対して気密状態を保って連通
させ、当該基板移載装置内に設けられた基板移載機構に
よって前記基板搬送コンテナと当該基板移載装置との間
で基板を移載する工程と、 内部が不活性な雰囲気に保たれた前記基板移載装置と前
記基板処理装置とを外部に対して気密状態を保って連通
させ、前記基板移載機構によって当該基板移載装置と前
記基板処理装置との間で基板を移載する工程とを行うこ
とを特徴とする基板移載方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の基板移載方法において、 前記基板搬送コンテナ、基板移載装置及び基板処理装置
内の不活性な雰囲気は、窒素ガス雰囲気であることを特
徴とする基板移載方法。 - 【請求項8】 請求項6記載の基板移載方法において、 前記基板移載装置と前記基板処理装置とを連通する際、
当該基板移載装置の開口部の全周に亘って設けられた2
重パッキンを当該基板処理装置の開口部の周囲に当接さ
せた状態で、当該2重パッキン間を減圧することを特徴
とする基板移載方法。 - 【請求項9】 請求項6記載の基板移載方法において、 前記基板移載装置の内部を不活性な雰囲気にした状態
で、当該基板移載装置内のガスを循環経路を介して循環
させると共に、当該循環経路内において当該ガス中の水
分及び酸素の少なくとも一方を吸着除去することを特徴
とする基板移載方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000142713A JP2001284433A (ja) | 2000-01-28 | 2000-05-16 | 基板移載装置及び基板移載方法 |
TW089128313A TW578251B (en) | 2000-01-28 | 2000-12-29 | Apparatus and method for conveying substrate |
KR1020010002895A KR100785871B1 (ko) | 2000-01-28 | 2001-01-18 | 기판 이송 장치 및 기판 이송 방법 |
US09/769,353 US6536136B2 (en) | 2000-01-28 | 2001-01-26 | Substrate transfer apparatus and substrate method |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019602 | 2000-01-28 | ||
JP2000-19602 | 2000-01-28 | ||
JP2000142713A JP2001284433A (ja) | 2000-01-28 | 2000-05-16 | 基板移載装置及び基板移載方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001284433A true JP2001284433A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=26584343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000142713A Pending JP2001284433A (ja) | 2000-01-28 | 2000-05-16 | 基板移載装置及び基板移載方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6536136B2 (ja) |
JP (1) | JP2001284433A (ja) |
KR (1) | KR100785871B1 (ja) |
TW (1) | TW578251B (ja) |
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