JP2001275459A - コンバイン - Google Patents
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- JP2001275459A JP2001275459A JP2000094601A JP2000094601A JP2001275459A JP 2001275459 A JP2001275459 A JP 2001275459A JP 2000094601 A JP2000094601 A JP 2000094601A JP 2000094601 A JP2000094601 A JP 2000094601A JP 2001275459 A JP2001275459 A JP 2001275459A
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- cutting
- combine
- conveying
- clamping
- chain
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 刈取前処理部の後部に夾雑物の滞留や詰まり
が発生した場合でも簡単な操作で取除けるコンバインを
構成する。 【解決手段】 刈取前処理部を縦軸芯周りで姿勢切換え
自在に支持し、この姿勢切換えにより走行機体に対して
刈取前処理部を開放できるよう構成すると共に、この開
放状態で人為操作が可能となるレバー60の操作で、搬
送チェーン53の反搬送面側に配置されたチェーンガイ
ド54を挟持レール55から離間する側に変位させて挟
持力を低減する解除手段を備えた。
が発生した場合でも簡単な操作で取除けるコンバインを
構成する。 【解決手段】 刈取前処理部を縦軸芯周りで姿勢切換え
自在に支持し、この姿勢切換えにより走行機体に対して
刈取前処理部を開放できるよう構成すると共に、この開
放状態で人為操作が可能となるレバー60の操作で、搬
送チェーン53の反搬送面側に配置されたチェーンガイ
ド54を挟持レール55から離間する側に変位させて挟
持力を低減する解除手段を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植立穀稈を引起す
引起し装置と、植立穀稈の株元を切断する刈取装置と、
この刈取装置で刈取られた刈取穀稈を挟持搬送する挟持
搬送装置とを備えて成る刈取前処理部を走行機体の前部
位置において運転部と並列する位置に配置してあるコン
バインに関し、詳しくは、刈取前処理部のメンテナンス
性の向上を図る技術に関する。
引起し装置と、植立穀稈の株元を切断する刈取装置と、
この刈取装置で刈取られた刈取穀稈を挟持搬送する挟持
搬送装置とを備えて成る刈取前処理部を走行機体の前部
位置において運転部と並列する位置に配置してあるコン
バインに関し、詳しくは、刈取前処理部のメンテナンス
性の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのコンバインでは、走行機体に
対して刈取前処理部を地面に接地するまで下降させた状
態で、所定の分離操作を行った後に走行機体を後進させ
ることで刈取前処理部を地面上に残した形態で分離でき
る構造のものが存在し、このコンバインでは、刈取前処
理部と走行機体とを大きく分離できるので刈取前処理部
の後面側のように、連結状態では作業者が作業し難い部
位のメンテナンスを行いやすくするものとなっている。
対して刈取前処理部を地面に接地するまで下降させた状
態で、所定の分離操作を行った後に走行機体を後進させ
ることで刈取前処理部を地面上に残した形態で分離でき
る構造のものが存在し、このコンバインでは、刈取前処
理部と走行機体とを大きく分離できるので刈取前処理部
の後面側のように、連結状態では作業者が作業し難い部
位のメンテナンスを行いやすくするものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からのコンバイン
では、株元を切断された刈取穀稈を挟持搬送装置で挟持
した状態で搬送する形態となることから、折れ曲がった
穀稈や、丈の短い穀稈が該挟持搬送装置での搬送途中に
脱落して搬送経路の途中に滞留を発生させたり、詰まり
を発生させることもある。この種の不都合を発生した場
合に、比較的露出している部位では手作業で滞留や詰ま
りを取除けるものであるが、刈取前処理部の後部側に滞
留や詰まりを発生した場合には作業が困難なものとな
る。又、前述のように刈取前処理部が走行機体から分離
できるコンバインでは、刈取前処理部を走行機体から分
離することで滞留や詰まりを良好に取除けるものとなる
が、このように刈取前処理部を走行機体から分離するも
のでは、刈取前処理部を接地させるスペースや走行機体
を後進させるスペース等比較的広い面積を必要とするも
のとなり、しかも、分離状態から連結状態に復元する際
には走行機体を前進させた後に連結操作を行う必要があ
る等、操作が複雑で手間が掛かり過ぎる点で改善の余地
がある。
では、株元を切断された刈取穀稈を挟持搬送装置で挟持
した状態で搬送する形態となることから、折れ曲がった
穀稈や、丈の短い穀稈が該挟持搬送装置での搬送途中に
脱落して搬送経路の途中に滞留を発生させたり、詰まり
を発生させることもある。この種の不都合を発生した場
合に、比較的露出している部位では手作業で滞留や詰ま
りを取除けるものであるが、刈取前処理部の後部側に滞
留や詰まりを発生した場合には作業が困難なものとな
る。又、前述のように刈取前処理部が走行機体から分離
できるコンバインでは、刈取前処理部を走行機体から分
離することで滞留や詰まりを良好に取除けるものとなる
が、このように刈取前処理部を走行機体から分離するも
のでは、刈取前処理部を接地させるスペースや走行機体
を後進させるスペース等比較的広い面積を必要とするも
のとなり、しかも、分離状態から連結状態に復元する際
には走行機体を前進させた後に連結操作を行う必要があ
る等、操作が複雑で手間が掛かり過ぎる点で改善の余地
がある。
【0004】本発明の目的は、刈取前処理部の後部に夾
雑物の滞留や詰まりが発生した場合でも簡単な操作で滞
留や詰まりを取除けるコンバインを合理的に構成する点
にある。
雑物の滞留や詰まりが発生した場合でも簡単な操作で滞
留や詰まりを取除けるコンバインを合理的に構成する点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は、植立穀稈を引起す引起し装置と、植立穀稈
の株元を切断する刈取装置と、この刈取装置で刈取られ
た刈取穀稈を挟持搬送する挟持搬送装置とを備えて成る
刈取前処理部を走行機体の前部位置において運転部と並
列する位置に配置してあるコンバインにおいて、前記刈
取前処理部を縦向き姿勢の軸芯周りでの揺動により、そ
の前端部が前方に向かう作業姿勢と、その前端部が反運
転部の側に向かう開放姿勢とに切換え自在に前記走行機
体に支持すると共に、前記挟持搬送装置を構成する挟持
機構の挟持力を解除、若しくは、低減する解除手段を備
えている点にあり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
求項1)は、植立穀稈を引起す引起し装置と、植立穀稈
の株元を切断する刈取装置と、この刈取装置で刈取られ
た刈取穀稈を挟持搬送する挟持搬送装置とを備えて成る
刈取前処理部を走行機体の前部位置において運転部と並
列する位置に配置してあるコンバインにおいて、前記刈
取前処理部を縦向き姿勢の軸芯周りでの揺動により、そ
の前端部が前方に向かう作業姿勢と、その前端部が反運
転部の側に向かう開放姿勢とに切換え自在に前記走行機
体に支持すると共に、前記挟持搬送装置を構成する挟持
機構の挟持力を解除、若しくは、低減する解除手段を備
えている点にあり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
【0006】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記縦向き姿勢の軸芯が、反運転部側の端
部近くに配置されている点にあり、その作用、及び、効
果は次の通りである。
1において、前記縦向き姿勢の軸芯が、反運転部側の端
部近くに配置されている点にあり、その作用、及び、効
果は次の通りである。
【0007】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
1又は2において、前記挟持搬送装置が、刈取られた穀
稈を挟持搬送する複数の搬送系を合流部で合流させた後
に、前記走行機体に備えた脱穀装置に供給するよう構成
されると共に、この合流部に対して前記解除手段を配置
してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
1又は2において、前記挟持搬送装置が、刈取られた穀
稈を挟持搬送する複数の搬送系を合流部で合流させた後
に、前記走行機体に備えた脱穀装置に供給するよう構成
されると共に、この合流部に対して前記解除手段を配置
してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
【0008】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1〜3のいずれか1項において、前記挟持搬送機構が、
搬送チェーンと、挟持レールと、搬送チェーンの反挟持
レール側に配置されたチェーンガイドとを備えて構成さ
れると共に、前記解除手段が、人為操作型のレバーの操
作によってチェーンガイドを反挟持レール側に変位させ
る作動構造を備えて構成されている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
1〜3のいずれか1項において、前記挟持搬送機構が、
搬送チェーンと、挟持レールと、搬送チェーンの反挟持
レール側に配置されたチェーンガイドとを備えて構成さ
れると共に、前記解除手段が、人為操作型のレバーの操
作によってチェーンガイドを反挟持レール側に変位させ
る作動構造を備えて構成されている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
【0009】〔作用〕
【0010】上記第1の特徴によると、例えば、刈取前
処理部の後部側に位置する挟持搬送装置に詰まりが発生
した場合でも、刈取前処理部を縦向き姿勢の軸芯周りで
開放姿勢に切換えることにより、作業者は容易に刈取前
処理部の後部に入り込んで詰まりを解消するための作業
を行えるばかりでなく、解除手段によって挟持搬送装置
の挟持機構の挟持力を解除、若しくは、低減することで
挟持状態の穀稈を楽に取除いて滞留や詰まりを解消で
き、この作業時には、従来の技術のように刈取前処理部
を分離するための複雑で手間の掛かる操作を行わずとも
刈取前処理部の姿勢切換えを行うだけで済む。
処理部の後部側に位置する挟持搬送装置に詰まりが発生
した場合でも、刈取前処理部を縦向き姿勢の軸芯周りで
開放姿勢に切換えることにより、作業者は容易に刈取前
処理部の後部に入り込んで詰まりを解消するための作業
を行えるばかりでなく、解除手段によって挟持搬送装置
の挟持機構の挟持力を解除、若しくは、低減することで
挟持状態の穀稈を楽に取除いて滞留や詰まりを解消で
き、この作業時には、従来の技術のように刈取前処理部
を分離するための複雑で手間の掛かる操作を行わずとも
刈取前処理部の姿勢切換えを行うだけで済む。
【0011】上記第2の特徴によると、縦向き姿勢の軸
芯が反運転部の端部側に配置されているので、刈取前処
理部を開放姿勢に切換えた場合には、運転部に近い空間
を大きく開いて良好な作業環境を作り出すことが可能に
なる。
芯が反運転部の端部側に配置されているので、刈取前処
理部を開放姿勢に切換えた場合には、運転部に近い空間
を大きく開いて良好な作業環境を作り出すことが可能に
なる。
【0012】上記第3の特徴によると、滞留や詰まりが
比較的発生しやすい、合流部に解除手段が配置されてい
るので合流部での詰まりを容易に取除けるものとなる。
比較的発生しやすい、合流部に解除手段が配置されてい
るので合流部での詰まりを容易に取除けるものとなる。
【0013】上記第4の特徴によると、レバーを操作す
ることにより、チェーンガイドがチェーンの張力を低減
する方向に変位する結果、搬送チェーンによる比較的広
い搬送域における挟持力の解除、あるいは、低減を可能
にして滞留や詰まりを容易に取除けるものとなる。
ることにより、チェーンガイドがチェーンの張力を低減
する方向に変位する結果、搬送チェーンによる比較的広
い搬送域における挟持力の解除、あるいは、低減を可能
にして滞留や詰まりを容易に取除けるものとなる。
【0014】〔発明の効果〕従って、刈取前処理部の後
部に夾雑物の滞留や詰まりが発生した場合でも簡単な操
作で滞留や詰まりを取除けるコンバインが合理的に構成
されたのである(請求項1)。又、軸芯位置の設定だけ
で広い作業領域を確保して良好な環境での作業を可能に
するものとなり(請求項2)、比較的滞留や詰まりを発
生しやすい合流部での滞留や詰まりを良好に解消し(請
求項3)、挟持レールで挟持される広い領域における滞
留や詰まりを容易に解消するものとなった(請求項
4)。
部に夾雑物の滞留や詰まりが発生した場合でも簡単な操
作で滞留や詰まりを取除けるコンバインが合理的に構成
されたのである(請求項1)。又、軸芯位置の設定だけ
で広い作業領域を確保して良好な環境での作業を可能に
するものとなり(請求項2)、比較的滞留や詰まりを発
生しやすい合流部での滞留や詰まりを良好に解消し(請
求項3)、挟持レールで挟持される広い領域における滞
留や詰まりを容易に解消するものとなった(請求項
4)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、左右
一対のクローラ走行装置1で走行自在に構成された走行
機体Aの前部位置に運転部2と刈取前処理部3とを並列
状態で配置すると共に、刈取前処理部3からの刈取穀稈
が供給される脱穀装置4及び脱穀装置4からの穀粒を貯
留するグレンタンク5を走行機体Aに備えてコンバイン
が構成されている。
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、左右
一対のクローラ走行装置1で走行自在に構成された走行
機体Aの前部位置に運転部2と刈取前処理部3とを並列
状態で配置すると共に、刈取前処理部3からの刈取穀稈
が供給される脱穀装置4及び脱穀装置4からの穀粒を貯
留するグレンタンク5を走行機体Aに備えてコンバイン
が構成されている。
【0016】図1〜図4に示すように刈取前処理部3
は、植立穀稈を引起す引起し装置6、植立穀稈の株元を
切断するバリカン型の刈取装置7、刈取装置7で刈り取
られた刈取穀稈を脱穀装置4のフィードチェーン10に
供給する搬送手段を備えて構成されている。又、搬送手
段は植立穀稈の株元を係止して後方に送る突起付き搬送
ベルト51と、外周に多数の突起部を有した掻込み回転
体52とを横方向に複数配置してあり、右側の一対の掻
込み回転体52からの刈取穀稈を搬送する主搬送部と、
左側の一対の掻込み回転体52からの刈取穀稈を搬送し
て主搬送部に合流させる副搬送部とを有し、主搬送部は
刈取穀稈の株元を挟持搬送するための主挟持搬送装置E
と、中間挟持搬送装置Fと、補助挟持搬送装置Gとを備
えると共に、これらの挟持搬送装置E、F、Gに沿って
刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬送装置Hを備え
て構成され、副搬送部は刈取穀稈の株元を挟持搬送する
ための副挟持搬送装置Jを備えると共に、この副挟持搬
送装置に沿って刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬
送装置Kを備えて構成されている。
は、植立穀稈を引起す引起し装置6、植立穀稈の株元を
切断するバリカン型の刈取装置7、刈取装置7で刈り取
られた刈取穀稈を脱穀装置4のフィードチェーン10に
供給する搬送手段を備えて構成されている。又、搬送手
段は植立穀稈の株元を係止して後方に送る突起付き搬送
ベルト51と、外周に多数の突起部を有した掻込み回転
体52とを横方向に複数配置してあり、右側の一対の掻
込み回転体52からの刈取穀稈を搬送する主搬送部と、
左側の一対の掻込み回転体52からの刈取穀稈を搬送し
て主搬送部に合流させる副搬送部とを有し、主搬送部は
刈取穀稈の株元を挟持搬送するための主挟持搬送装置E
と、中間挟持搬送装置Fと、補助挟持搬送装置Gとを備
えると共に、これらの挟持搬送装置E、F、Gに沿って
刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬送装置Hを備え
て構成され、副搬送部は刈取穀稈の株元を挟持搬送する
ための副挟持搬送装置Jを備えると共に、この副挟持搬
送装置に沿って刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬
送装置Kを備えて構成されている。
【0017】主挟持搬送装置Eを例に挙げて説明する
と、夫々の挟持搬送装置とも搬送チェーン53と、搬送
チェーン53の反搬送面側に配置されたチェーンガイド
54と、搬送チェーン53の搬送面側に配置された挟持
レール55と、この挟持レール55を搬送チェーン53
の側にバネ付勢する付勢機構56とを備えて構成されて
いる。そして、このコンバインでは、主挟持搬送装置E
において発生した滞留や詰まりを容易に解消するための
構造を備えている。つまり、図4〜図6に示すように、
搬送チェーン53を駆動するスプロケット57の軸芯周
りで揺動自在にプレート58を備え、このプレート58
に対して遊転輪体59を支承し、このプレート58を軸
芯周りで揺動操作するレバー60を備えている。又、チ
ェーンガイド54の先端側の長孔54aに対してフレー
ム側に立設したピン61を挿通し、このチェーンガイド
54の後端を前記プレート58に対してピン62を介し
て連結してあり、更に、反搬送面側に配置した中間輪体
63の軸芯周りで揺動するアーム部材64の揺動端部に
テンション輪体65を備え、このアーム部材64と一体
揺動する部材66と前記プレート58に形成した突出片
67と間にテンションバネ68を備えている。
と、夫々の挟持搬送装置とも搬送チェーン53と、搬送
チェーン53の反搬送面側に配置されたチェーンガイド
54と、搬送チェーン53の搬送面側に配置された挟持
レール55と、この挟持レール55を搬送チェーン53
の側にバネ付勢する付勢機構56とを備えて構成されて
いる。そして、このコンバインでは、主挟持搬送装置E
において発生した滞留や詰まりを容易に解消するための
構造を備えている。つまり、図4〜図6に示すように、
搬送チェーン53を駆動するスプロケット57の軸芯周
りで揺動自在にプレート58を備え、このプレート58
に対して遊転輪体59を支承し、このプレート58を軸
芯周りで揺動操作するレバー60を備えている。又、チ
ェーンガイド54の先端側の長孔54aに対してフレー
ム側に立設したピン61を挿通し、このチェーンガイド
54の後端を前記プレート58に対してピン62を介し
て連結してあり、更に、反搬送面側に配置した中間輪体
63の軸芯周りで揺動するアーム部材64の揺動端部に
テンション輪体65を備え、このアーム部材64と一体
揺動する部材66と前記プレート58に形成した突出片
67と間にテンションバネ68を備えている。
【0018】この構造によって滞留や詰まりを解消する
際にはレバー60を図4の姿勢から反時計方向に操作す
ることで図5に示す如く、遊転輪体59が挟持レール5
5から離間する側に変位すると同時にチェーンガイド5
4が後方に移動しながら挟持レール55から離間する方
向に変位し、更に、この操作と連動してテンションバネ
68の付勢力が低下して搬送チェーン53のテンション
が低下するものとなり、この結果、挟持レール55と搬
送チェーン53との間に隙間が形成され滞留や詰まりを
容易に解消できるものとなっている。このようにレバー
60の操作で搬送チェーン53に対する挟持レール55
の挟持力を低減する機構で解除手段Bが構成され、この
解除手段Bは挟持レール55の挟持力を低減するばかり
で無く挟持力を完全に解除するものであって良い。
際にはレバー60を図4の姿勢から反時計方向に操作す
ることで図5に示す如く、遊転輪体59が挟持レール5
5から離間する側に変位すると同時にチェーンガイド5
4が後方に移動しながら挟持レール55から離間する方
向に変位し、更に、この操作と連動してテンションバネ
68の付勢力が低下して搬送チェーン53のテンション
が低下するものとなり、この結果、挟持レール55と搬
送チェーン53との間に隙間が形成され滞留や詰まりを
容易に解消できるものとなっている。このようにレバー
60の操作で搬送チェーン53に対する挟持レール55
の挟持力を低減する機構で解除手段Bが構成され、この
解除手段Bは挟持レール55の挟持力を低減するばかり
で無く挟持力を完全に解除するものであって良い。
【0019】前記刈取前処理部3は前後向き姿勢のパイ
プ状の支持フレーム12に支持されると共に、この刈取
前処理部3の前端側の構成物は支持フレーム12に内蔵
した伝動軸からの動力で駆動されるものとなっている。
図7に示すように、走行機体Aの前端の横フレーム13
に作動油タンク14を備え、作動油タンク14の上面に
固定されたブラケット14aと、横フレーム13とに対
して丸パイプ状の支柱15が縦軸芯P1周りに回転自在
に支持されている。図2に示すように、この支柱15は
反運転部の側の端部位置に配置され、この支柱15はフ
ィードチェーン10の前端付近に位置している。又、支
柱15の上部に横向きに一体形成されたボス部15aに
対して、丸パイプ状の支持ケース16の外端部を横軸芯
P2周りで回転自在に嵌合支持してあり、この支持ケー
ス16の内端部に前記支持フレーム12が連結されてい
る。
プ状の支持フレーム12に支持されると共に、この刈取
前処理部3の前端側の構成物は支持フレーム12に内蔵
した伝動軸からの動力で駆動されるものとなっている。
図7に示すように、走行機体Aの前端の横フレーム13
に作動油タンク14を備え、作動油タンク14の上面に
固定されたブラケット14aと、横フレーム13とに対
して丸パイプ状の支柱15が縦軸芯P1周りに回転自在
に支持されている。図2に示すように、この支柱15は
反運転部の側の端部位置に配置され、この支柱15はフ
ィードチェーン10の前端付近に位置している。又、支
柱15の上部に横向きに一体形成されたボス部15aに
対して、丸パイプ状の支持ケース16の外端部を横軸芯
P2周りで回転自在に嵌合支持してあり、この支持ケー
ス16の内端部に前記支持フレーム12が連結されてい
る。
【0020】図1、図8、図9に示すように、作動油タ
ンク14の下方に単動型の油圧シリンダ18を配置して
あり、この油圧シリンダ18のピストンロッド18a
と、支持フレーム12の下面に固定されたチャンネル状
の連結部19とが連結ピン27で連結され、油圧シリン
ダ18の駆動力によって、横軸芯P2周りで支持ケース
16と一体的に支持フレーム12を揺動させ、刈取前処
理部3を昇降駆動するものとなっている。又、連結ピン
27には握り部27aが形成され、この握り部27aの
側に軸芯と直交する姿勢の貫通孔が穿設され、この貫通
孔と連結部19の側面に固設された止め板29に形成さ
れた開口とに挿通するようベータ型の抜け止めピン28
が取り付けられることで連結ピン27の抜け止めがなさ
れている。
ンク14の下方に単動型の油圧シリンダ18を配置して
あり、この油圧シリンダ18のピストンロッド18a
と、支持フレーム12の下面に固定されたチャンネル状
の連結部19とが連結ピン27で連結され、油圧シリン
ダ18の駆動力によって、横軸芯P2周りで支持ケース
16と一体的に支持フレーム12を揺動させ、刈取前処
理部3を昇降駆動するものとなっている。又、連結ピン
27には握り部27aが形成され、この握り部27aの
側に軸芯と直交する姿勢の貫通孔が穿設され、この貫通
孔と連結部19の側面に固設された止め板29に形成さ
れた開口とに挿通するようベータ型の抜け止めピン28
が取り付けられることで連結ピン27の抜け止めがなさ
れている。
【0021】図7、図10〜図12(イ)、(ロ)に示
すように支持ケース16内端側を支持する支持台17の
上面を、側面視で支持ケース16の内端部の半径と等し
い半径となる半円状の凹状に成形してあり、又、この支
持台17の上端部には側面視で支持ケース16の内端部
の半径と等しい半径となる半円状の凹状に成形した保持
部材20を前面側の横軸芯P3周りに揺動自在に備えて
いる。この支持台17の後面側には保持部材20の揺動
端部が嵌まり込む凹部を有する固定部17aを形成して
あり、この固定部17aに穿設した開孔17bに対して
スライド自在に連結ピン21を備え、この連結ピン21
をスライド操作するための固定レバー22を横軸芯P4
周りに揺動自在に支持し、更に、連結ピン21を挿入す
る側に固定レバー22を付勢する引っ張りバネ23を備
えている。保持部材20の端部には連結ピン21が挿通
し得る開孔20aを穿設してあり、支持台17の上面に
支持ケース16を載置した状態で保持部材20を閉じ姿
勢に設定し、連結ピン21で閉じ姿勢を保持することで
支持ケース16を横軸芯P3周りで回転自在に支持でき
るものとなっている。
すように支持ケース16内端側を支持する支持台17の
上面を、側面視で支持ケース16の内端部の半径と等し
い半径となる半円状の凹状に成形してあり、又、この支
持台17の上端部には側面視で支持ケース16の内端部
の半径と等しい半径となる半円状の凹状に成形した保持
部材20を前面側の横軸芯P3周りに揺動自在に備えて
いる。この支持台17の後面側には保持部材20の揺動
端部が嵌まり込む凹部を有する固定部17aを形成して
あり、この固定部17aに穿設した開孔17bに対して
スライド自在に連結ピン21を備え、この連結ピン21
をスライド操作するための固定レバー22を横軸芯P4
周りに揺動自在に支持し、更に、連結ピン21を挿入す
る側に固定レバー22を付勢する引っ張りバネ23を備
えている。保持部材20の端部には連結ピン21が挿通
し得る開孔20aを穿設してあり、支持台17の上面に
支持ケース16を載置した状態で保持部材20を閉じ姿
勢に設定し、連結ピン21で閉じ姿勢を保持することで
支持ケース16を横軸芯P3周りで回転自在に支持でき
るものとなっている。
【0022】このコンバインでは刈取前処理部3を所定
高さ(上昇限度よりも少し低い高さ)まで上昇した状態
を保持する機構を備えている。つまり、図7、図13
(イ)、(ロ)及び図13(イ)、(ロ)に示すよう
に、支柱15の上部に横板部15b及び一対の縦板部1
5cが一体形成され、一対の縦板部15cに対して横軸
芯P2と平行姿勢のストッパーピン24がスライド自在
に支持されている。又、支持ケース16には支柱15の
内方側の縦板部15cと摺接する状態となる縦板部16
aが一体形成され、この支持ケース16の縦板部16a
には長孔16bが開孔されている。又、ストッパーピン
24に備えたピンに対してつる巻きバネ26の一端が係
合保持され、このつる巻きバネ26の他端の中間に形成
したループ部26aを前記横板部15bに立設した一対
の支持ピン25a、25bの何れかを選択して挿通状態
で保持できるよう構成し、又、このつる巻きバネ26の
他端に対して、つる巻きバネ26の他端側の操作部26
bを形成してある。
高さ(上昇限度よりも少し低い高さ)まで上昇した状態
を保持する機構を備えている。つまり、図7、図13
(イ)、(ロ)及び図13(イ)、(ロ)に示すよう
に、支柱15の上部に横板部15b及び一対の縦板部1
5cが一体形成され、一対の縦板部15cに対して横軸
芯P2と平行姿勢のストッパーピン24がスライド自在
に支持されている。又、支持ケース16には支柱15の
内方側の縦板部15cと摺接する状態となる縦板部16
aが一体形成され、この支持ケース16の縦板部16a
には長孔16bが開孔されている。又、ストッパーピン
24に備えたピンに対してつる巻きバネ26の一端が係
合保持され、このつる巻きバネ26の他端の中間に形成
したループ部26aを前記横板部15bに立設した一対
の支持ピン25a、25bの何れかを選択して挿通状態
で保持できるよう構成し、又、このつる巻きバネ26の
他端に対して、つる巻きバネ26の他端側の操作部26
bを形成してある。
【0023】そして、図13(イ)に示すように、つる
巻きバネ26のループ部26aを外側の支持ピン25a
の側に保持した場合には、ストッパーピン24に対して
つる巻きバネ26からの付勢力が作用せずストッパーピ
ン24が縦板部15cから突出せず、刈取前処理部3を
上昇限度近くまで上昇駆動してもストッパーピン24が
支持ケース16の側の長孔16bに係合することはな
い。これとは逆に、図13(ロ)に示すように、つる巻
きバネ26のループ部26aを内側の支持ピン26aの
側に保持した場合には、ストッパーピン24に対してつ
る巻きバネ26からの付勢力が作用し、ストッパーピン
24が縦板部15cから突出しようとするため、刈取前
処理部3を上昇限度近くまで上昇駆動した場合にはスト
ッパーピン24が支持ケース16の側の長孔16bに係
合して下降作動を阻止するものとなる。
巻きバネ26のループ部26aを外側の支持ピン25a
の側に保持した場合には、ストッパーピン24に対して
つる巻きバネ26からの付勢力が作用せずストッパーピ
ン24が縦板部15cから突出せず、刈取前処理部3を
上昇限度近くまで上昇駆動してもストッパーピン24が
支持ケース16の側の長孔16bに係合することはな
い。これとは逆に、図13(ロ)に示すように、つる巻
きバネ26のループ部26aを内側の支持ピン26aの
側に保持した場合には、ストッパーピン24に対してつ
る巻きバネ26からの付勢力が作用し、ストッパーピン
24が縦板部15cから突出しようとするため、刈取前
処理部3を上昇限度近くまで上昇駆動した場合にはスト
ッパーピン24が支持ケース16の側の長孔16bに係
合して下降作動を阻止するものとなる。
【0024】図7、図10に示すように、前記支持ケー
ス16の内端位置に支持ケースに内装して伝動軸に動力
を伝える入力プーリ31を備え、この入力プーリー31
とミッションケースの出力プーリー(図示せず)とに亘
って伝動ベルト30を巻回してあり、この伝動ベルト3
0の張力の調節で動力の伝動と遮断との切換えを行うよ
う横軸芯P6周りで揺動自在に支持したテンションアー
ム41の揺動端にテンションプーリー41aを備えて刈
取クラッチを構成してある。
ス16の内端位置に支持ケースに内装して伝動軸に動力
を伝える入力プーリ31を備え、この入力プーリー31
とミッションケースの出力プーリー(図示せず)とに亘
って伝動ベルト30を巻回してあり、この伝動ベルト3
0の張力の調節で動力の伝動と遮断との切換えを行うよ
う横軸芯P6周りで揺動自在に支持したテンションアー
ム41の揺動端にテンションプーリー41aを備えて刈
取クラッチを構成してある。
【0025】そして、このコンバインでは前述したよう
に、刈取前処理部3の縦軸芯P1周りでの姿勢切換えに
よって、刈取前処理部3の前端部が図2に示す如く前方
に向かう作業姿勢と、刈取前処理部4の前端部が図15
に示す如く、反運転部の側に向かう開放姿勢とに切換え
自在に構成され、搬送手段の滞留や詰まりを取り除く場
合やメンテナンスを行う際には、刈取前処理部3を開放
姿勢に設定するものとなっている。
に、刈取前処理部3の縦軸芯P1周りでの姿勢切換えに
よって、刈取前処理部3の前端部が図2に示す如く前方
に向かう作業姿勢と、刈取前処理部4の前端部が図15
に示す如く、反運転部の側に向かう開放姿勢とに切換え
自在に構成され、搬送手段の滞留や詰まりを取り除く場
合やメンテナンスを行う際には、刈取前処理部3を開放
姿勢に設定するものとなっている。
【0026】つまり、刈取前処理部3を作業姿勢から開
放姿勢に切り換える場合には、まず、つる巻きバネ26
のループ部26aを支柱15の横板部15bの外側の支
持ピン25bに保持する操作を行い、この後、油圧シリ
ンダ18の伸長作動で刈取前処理部3を上昇駆動し、つ
る巻きバネ26の付勢力で図13(ロ)に示す如く、ス
トッパーピン24を支持ケース16の縦板部16aの長
孔16bに入り込ませて刈取前処理部3の下降を阻止す
る状態に設定する。次に、図8、図9に示した抜け止め
ピン28を取り去り、握り部27aを握って連結ピン2
7を抜き取り、油圧シリンダ18のピストンロッド18
aと、支持フレーム12の下面の連結部19とを分離
し、更に、刈取クラッチを切り操作して伝動ベルト30
を緩めておき、テンションプーリー41aから取り外
す。この後、固定レバー22を操作して図12(ロ)に
示す如く、連結ピン21を保持部材20の開孔20aか
ら分離させ、横軸芯P3周りで保持部材20を開放す
る。この状態に達すると支持ケース16の内端部が自由
状態となり、刈取前処理部B全体を支柱15の縦軸芯P
1周りに回転させて該刈取前処理部3の前端部を運転部
2から離間する方向に向ける。このように操作すること
で刈取前処理部3の前端が反運転部の側に向かい、該刈
取前処理部3の後端部と走行車体との間に作業者が立ち
入ることが可能な空間が形成されるものとなっている。
放姿勢に切り換える場合には、まず、つる巻きバネ26
のループ部26aを支柱15の横板部15bの外側の支
持ピン25bに保持する操作を行い、この後、油圧シリ
ンダ18の伸長作動で刈取前処理部3を上昇駆動し、つ
る巻きバネ26の付勢力で図13(ロ)に示す如く、ス
トッパーピン24を支持ケース16の縦板部16aの長
孔16bに入り込ませて刈取前処理部3の下降を阻止す
る状態に設定する。次に、図8、図9に示した抜け止め
ピン28を取り去り、握り部27aを握って連結ピン2
7を抜き取り、油圧シリンダ18のピストンロッド18
aと、支持フレーム12の下面の連結部19とを分離
し、更に、刈取クラッチを切り操作して伝動ベルト30
を緩めておき、テンションプーリー41aから取り外
す。この後、固定レバー22を操作して図12(ロ)に
示す如く、連結ピン21を保持部材20の開孔20aか
ら分離させ、横軸芯P3周りで保持部材20を開放す
る。この状態に達すると支持ケース16の内端部が自由
状態となり、刈取前処理部B全体を支柱15の縦軸芯P
1周りに回転させて該刈取前処理部3の前端部を運転部
2から離間する方向に向ける。このように操作すること
で刈取前処理部3の前端が反運転部の側に向かい、該刈
取前処理部3の後端部と走行車体との間に作業者が立ち
入ることが可能な空間が形成されるものとなっている。
【0027】そして、この状態で主挟持搬送装置Eの詰
まりを取り除く場合には、レバー60の操作で図5に示
す如く、遊転輪体59が挟持レール55から離間する側
に変位すると同時にチェーンガイド54が後方に移動し
ながら挟持レール55から離間する方向に変位し、更
に、この操作と連動してテンションバネ68の付勢力が
低下して搬送チェーン53のテンションが低下するもの
となり、この結果、挟持レール55と搬送チェーン53
との間に隙間が形成され滞留や詰まりを容易に解消でき
るものとなっている。この後に、刈取前処理部3を作業
姿勢に復元する際には、前述した操作と逆の操作を行う
ものとなっている。
まりを取り除く場合には、レバー60の操作で図5に示
す如く、遊転輪体59が挟持レール55から離間する側
に変位すると同時にチェーンガイド54が後方に移動し
ながら挟持レール55から離間する方向に変位し、更
に、この操作と連動してテンションバネ68の付勢力が
低下して搬送チェーン53のテンションが低下するもの
となり、この結果、挟持レール55と搬送チェーン53
との間に隙間が形成され滞留や詰まりを容易に解消でき
るものとなっている。この後に、刈取前処理部3を作業
姿勢に復元する際には、前述した操作と逆の操作を行う
ものとなっている。
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】刈取前処理部の搬送系の概略図
【図4】解除手段の平面図
【図5】解除状態における解除手段の平面図
【図6】解除手段の縦断側面図
【図7】支持ケースの支持構造を示す正面図
【図8】ピストンロッドの連結構造を示す側面図
【図9】ピストンロッドの連結構造を示す底面図
【図10】保持部材を閉じ姿勢に設定した状態の側面図
【図11】保持部材を開放姿勢に設定した状態の側面図
【図12】固定レバー2つの操作状態を示す側面図
【図13】ストッパーピンにバネ付勢力が作用する2状
態を示す平面図
態を示す平面図
【図14】ストッパーピンと長孔との位置関係の2状態
を示す側面図
を示す側面図
【図15】刈取前処理部を開放姿勢に設定したコンバイ
ンの平面図
ンの平面図
2 運転部 3 刈取前処理部 4 脱穀装置 6 引起し装置 7 刈取装置 53 搬送チェーン 54 チェーンガイド 55 挟持レール 60 レバー A 走行機体 B 解除手段 P1 軸芯
Claims (4)
- 【請求項1】 植立穀稈を引起す引起し装置と、植立穀
稈の株元を切断する刈取装置と、この刈取装置で刈取ら
れた刈取穀稈を挟持搬送する挟持搬送装置とを備えて成
る刈取前処理部を走行機体の前部位置において運転部と
並列する位置に配置してあるコンバインであって、 前記刈取前処理部を縦向き姿勢の軸芯周りでの揺動によ
り、その前端部が前方に向かう作業姿勢と、その前端部
が反運転部の側に向かう開放姿勢とに切換え自在に前記
走行機体に支持すると共に、前記挟持搬送装置を構成す
る挟持機構の挟持力を解除、若しくは、低減する解除手
段を備えているコンバイン。 - 【請求項2】 前記縦向き姿勢の軸芯が、反運転部側の
端部近くに配置されている請求項1記載のコンバイン。 - 【請求項3】 前記挟持搬送装置が、刈取られた穀稈を
挟持搬送する複数の搬送系を合流部で合流させた後に、
前記走行機体に備えた脱穀装置に供給するよう構成され
ると共に、この合流部に対して前記解除手段を配置して
ある請求項1又は2記載のコンバイン。 - 【請求項4】 前記挟持搬送機構が、搬送チェーンと、
挟持レールと、搬送チェーンの反挟持レール側に配置さ
れたチェーンガイドとを備えて構成されると共に、前記
解除手段が、人為操作型のレバーの操作によってチェー
ンガイドを反挟持レール側に変位させる作動構造を備え
て構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の
コンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000094601A JP2001275459A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000094601A JP2001275459A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275459A true JP2001275459A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18609627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000094601A Pending JP2001275459A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001275459A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029025A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2007043996A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2007215438A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2009072119A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Kubota Corp | コンバインの穀稈搬送構造 |
JP2016059278A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-25 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP2016067263A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP2016182093A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000094601A patent/JP2001275459A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029025A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2007043996A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2007215438A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Yanmar Co Ltd | コンバインの刈取装置 |
JP2009072119A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Kubota Corp | コンバインの穀稈搬送構造 |
JP2016059278A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-25 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP2016067263A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP2016182093A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
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