JP2001269529A - 静電フィルタユニット及び画像形成装置 - Google Patents
静電フィルタユニット及び画像形成装置Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/20—Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
- G03G21/206—Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C3/00—Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
- B03C3/28—Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、製造が容易で部品精度が高く、高
い強度を有すると共に、低コストで小型、且つメンテナ
ンス性に優れた静電フィルタユニット及びこれを有する
画像形成装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る静電フィルタユニット及び画像形成装置の代表的な構
成は、空気を流通させる送風手段と、前記送風手段と連
通したエアダクトと、前記エアダクトと連通した防塵用
の静電フィルタと、前記静電フィルタを収容する外枠ケ
ースとを有する静電フィルタユニットにおいて、前記静
電フィルタを複数の凹凸部を有する山形形状に形成する
と共に、前記山形形状の凹部に樹脂材を流入することに
よりリブを構成したことを特徴とする。
い強度を有すると共に、低コストで小型、且つメンテナ
ンス性に優れた静電フィルタユニット及びこれを有する
画像形成装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る静電フィルタユニット及び画像形成装置の代表的な構
成は、空気を流通させる送風手段と、前記送風手段と連
通したエアダクトと、前記エアダクトと連通した防塵用
の静電フィルタと、前記静電フィルタを収容する外枠ケ
ースとを有する静電フィルタユニットにおいて、前記静
電フィルタを複数の凹凸部を有する山形形状に形成する
と共に、前記山形形状の凹部に樹脂材を流入することに
よりリブを構成したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【従来の技術】本発明は電子写真方式を採用した複写
機、プリンタ、ＦＡＸ等の画像形成装置に関するもので
ある。
機、プリンタ、ＦＡＸ等の画像形成装置に関するもので
ある。
【０００２】
【発明の属する技術分野】電子写真方式を採用した複写
機、プリンタ、ＦＡＸ等の画像形成装置においては加熱
させて画像を定着させるため、冷却のために装置内外の
気流の排気、吸気を行っている。かかる排気口や吸気口
には、防塵のために静電フィルタが備えられていること
が多い。
機、プリンタ、ＦＡＸ等の画像形成装置においては加熱
させて画像を定着させるため、冷却のために装置内外の
気流の排気、吸気を行っている。かかる排気口や吸気口
には、防塵のために静電フィルタが備えられていること
が多い。
【０００３】このような静電フィルタの従来の構成につ
いて、図７乃至図９を用いて説明する。図７は従来の静
電フィルタユニットを説明する図、図８は従来の静電フ
ィルタを説明する図、図９はフィルタケースを説明する
図である。
いて、図７乃至図９を用いて説明する。図７は従来の静
電フィルタユニットを説明する図、図８は従来の静電フ
ィルタを説明する図、図９はフィルタケースを説明する
図である。
【０００４】図７に示す静電フィルタユニット100は、
ファンなどの送風機101と電源コード105が、送風機101
によって発生するエアを機内送風対象物まで導くエアダ
クト102に備えられている。また機内送風対象物に機外
からの埃、塵などの流入を防ぐための静電フィルタ103
がフィルタケース106内に収納され、送風機101若しくは
エアダクト102に係止されている。静電フィルタ103の下
流にはオペレータが直接送風機に接触することを防止す
るための安全部材として、複数の通風口が設けられた上
蓋104が、送風機101若しくはエアダクト102に係止され
ている。本体の稼働と同期して電源コード105から電源
を供給されると送風機101が回転し、埃や塵を含んだ外
気が矢印Ａにて示す如く吸気入り口から静電フィルタ10
3を通過してエアダクト102内を通り、機内へと進入す
る。
ファンなどの送風機101と電源コード105が、送風機101
によって発生するエアを機内送風対象物まで導くエアダ
クト102に備えられている。また機内送風対象物に機外
からの埃、塵などの流入を防ぐための静電フィルタ103
がフィルタケース106内に収納され、送風機101若しくは
エアダクト102に係止されている。静電フィルタ103の下
流にはオペレータが直接送風機に接触することを防止す
るための安全部材として、複数の通風口が設けられた上
蓋104が、送風機101若しくはエアダクト102に係止され
ている。本体の稼働と同期して電源コード105から電源
を供給されると送風機101が回転し、埃や塵を含んだ外
気が矢印Ａにて示す如く吸気入り口から静電フィルタ10
3を通過してエアダクト102内を通り、機内へと進入す
る。
【０００５】静電フィルタ103は図８に示すように、除
塵効率が高く圧力損失を抑えることから山形形状に形成
されており、この山形形状を保持するための手段とし
て、その折目の端部をホットメルト107のような固着手
段によって固定していた。
塵効率が高く圧力損失を抑えることから山形形状に形成
されており、この山形形状を保持するための手段とし
て、その折目の端部をホットメルト107のような固着手
段によって固定していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にあ
っては静電フィルタ103の折目を維持するためにホット
メルト107によって固定しているため、ホットメルト107
の加工による熱の弊害や、製造上の問題から寸法精度な
どを出すことが非常に困難であり、そのぶん多くの工数
を必要とするという問題がある。また、ホットメルト10
7で両端を固定した静電フィルタ103であっても、非常に
自由変形しやすく、それ自身を単体で使用するのは困難
であるため、実際には図９に示すフィルタケース106の
ようなケース等に収納して使用する必要があり、製造工
程において非常に手間を要していた。
っては静電フィルタ103の折目を維持するためにホット
メルト107によって固定しているため、ホットメルト107
の加工による熱の弊害や、製造上の問題から寸法精度な
どを出すことが非常に困難であり、そのぶん多くの工数
を必要とするという問題がある。また、ホットメルト10
7で両端を固定した静電フィルタ103であっても、非常に
自由変形しやすく、それ自身を単体で使用するのは困難
であるため、実際には図９に示すフィルタケース106の
ようなケース等に収納して使用する必要があり、製造工
程において非常に手間を要していた。
【０００７】また、従来のような構成の場合、静電フィ
ルタ103の下流側においても安全対策として通気口のた
めの複数のルーバーを備えた上蓋104も必要とされ、機
内スペースを必要とされていた上、部品点数が増えるた
めにメンテナンス時の工数も増加していた。また複写
機、ＦＡＸ、プリンタ等の画像形成装置においては、使
用時やメンテナンス時に容易にファンモータ等に触れや
すい構成となっているものが多く、これを回避すること
が必要とされている。
ルタ103の下流側においても安全対策として通気口のた
めの複数のルーバーを備えた上蓋104も必要とされ、機
内スペースを必要とされていた上、部品点数が増えるた
めにメンテナンス時の工数も増加していた。また複写
機、ＦＡＸ、プリンタ等の画像形成装置においては、使
用時やメンテナンス時に容易にファンモータ等に触れや
すい構成となっているものが多く、これを回避すること
が必要とされている。
【０００８】そこで本発明は、製造が容易で部品精度が
高く、高い強度を有すると共に、低コストで小型、且つ
メンテナンス性に優れた静電フィルタユニット及びこれ
を有する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
高く、高い強度を有すると共に、低コストで小型、且つ
メンテナンス性に優れた静電フィルタユニット及びこれ
を有する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る静電フィルタユニット及び画像形成装
置の代表的な構成は、空気を流通させる送風手段と、前
記送風手段と連通したエアダクトと、前記エアダクトと
連通した防塵用の静電フィルタと、前記静電フィルタを
収容する外枠ケースとを有する静電フィルタユニットに
おいて、前記静電フィルタを複数の凹凸部を有する山形
形状に形成すると共に、前記山形形状の凹部に樹脂材を
流入することによりリブを構成したことを特徴とする。
に、本発明に係る静電フィルタユニット及び画像形成装
置の代表的な構成は、空気を流通させる送風手段と、前
記送風手段と連通したエアダクトと、前記エアダクトと
連通した防塵用の静電フィルタと、前記静電フィルタを
収容する外枠ケースとを有する静電フィルタユニットに
おいて、前記静電フィルタを複数の凹凸部を有する山形
形状に形成すると共に、前記山形形状の凹部に樹脂材を
流入することによりリブを構成したことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】［第一実施形態］本発明に係る静
電フィルタユニット及び画像形成装置の第一実施形態に
ついて、図を用いて説明する。図１は画像形成装置の全
体構成図、図２は静電フィルタユニットを説明する図、
図３は静電フィルタを説明する図、図４は静電フィルタ
の部分拡大図である。
電フィルタユニット及び画像形成装置の第一実施形態に
ついて、図を用いて説明する。図１は画像形成装置の全
体構成図、図２は静電フィルタユニットを説明する図、
図３は静電フィルタを説明する図、図４は静電フィルタ
の部分拡大図である。
【００１１】図１に示す画像形成装置１は電子写真方式
を採用したものであり、像担持体である感光体ドラム２
の上に一次帯電手段３にて一様に帯電し、光学手段４に
て光線を走査させることにより静電潜像を形成し、該静
電潜像を現像手段５によって可視像化してトナー像を形
成する。装置下方には記録媒体であるシートを積載収納
する給送カセット６が備えられており、ピックアップロ
ーラ７にて最上紙から取り出した後にフィードローラ８
及びリタードローラ９にて一枚ずつ分離給送し、レジス
トローラ対10によって斜行を矯正すると共に感光体ドラ
ム２と同期して搬送する。
を採用したものであり、像担持体である感光体ドラム２
の上に一次帯電手段３にて一様に帯電し、光学手段４に
て光線を走査させることにより静電潜像を形成し、該静
電潜像を現像手段５によって可視像化してトナー像を形
成する。装置下方には記録媒体であるシートを積載収納
する給送カセット６が備えられており、ピックアップロ
ーラ７にて最上紙から取り出した後にフィードローラ８
及びリタードローラ９にて一枚ずつ分離給送し、レジス
トローラ対10によって斜行を矯正すると共に感光体ドラ
ム２と同期して搬送する。
【００１２】感光体ドラム２上のトナー像は転写手段11
によってシート上に転写され、搬送手段12によって定着
手段13に搬送される。定着手段はヒータ13ａを有してお
り、熱及び圧力を印加することによってトナー像をシー
トに定着させた後に、排出ローラ対14によって装置上部
に備えられた排出トレイ15に排出、積載される。
によってシート上に転写され、搬送手段12によって定着
手段13に搬送される。定着手段はヒータ13ａを有してお
り、熱及び圧力を印加することによってトナー像をシー
トに定着させた後に、排出ローラ対14によって装置上部
に備えられた排出トレイ15に排出、積載される。
【００１３】また画像形成装置１には、機内に外気を吸
入して冷却を行う静電フィルタユニット16が備えられて
いる。図２に示すように、静電フィルタユニット16は送
風手段としてファンなどの送風機17と電源コード18が、
送風機17によって発生するエアを機内送風対象物まで導
くエアダクト19に備えられている。また機内送風対象物
に機外からの埃、塵などの流入を防ぐための静電フィル
タ20がフィルタケース21内に収納され、送風機17若しく
はエアダクト19に係止されている。静電フィルタ20は装
置外装に露出して配置され、エアダクト19の上蓋を兼ね
ている。
入して冷却を行う静電フィルタユニット16が備えられて
いる。図２に示すように、静電フィルタユニット16は送
風手段としてファンなどの送風機17と電源コード18が、
送風機17によって発生するエアを機内送風対象物まで導
くエアダクト19に備えられている。また機内送風対象物
に機外からの埃、塵などの流入を防ぐための静電フィル
タ20がフィルタケース21内に収納され、送風機17若しく
はエアダクト19に係止されている。静電フィルタ20は装
置外装に露出して配置され、エアダクト19の上蓋を兼ね
ている。
【００１４】本体の稼働と同期して電源コード18から電
源を供給されると送風機17が回転し、埃や塵を含んだ外
気が矢印Ａにて示す如く吸気入り口から静電フィルタ20
を通過してエアダクト19内を通り、機内へと進入する。
源を供給されると送風機17が回転し、埃や塵を含んだ外
気が矢印Ａにて示す如く吸気入り口から静電フィルタ20
を通過してエアダクト19内を通り、機内へと進入する。
【００１５】図３に示す如く、静電フィルタ20は複数の
凹凸部を有する山形形状に形成され、凸部20ａと凹部20
ｂとを有し、ポリプロピレン樹脂を主成分とする不織布
で形成されている。静電フィルタ20はフィルタケース21
内に収納された形で一体に整形されると共に、凹部20ｂ
の複数の箇所に適度な間隔を有して樹脂材を流入固着さ
せ、図４に示す如く三角断面形状のリブ22を設けてい
る。これにより静電フィルタ20の山形形状を維持すると
共に、フィルタケース21の強度を高めることができる。
なお、このリブ22は静電フィルタ20の表面、裏面のいず
れに設けることでもよく、また両面に設けることでも良
い。
凹凸部を有する山形形状に形成され、凸部20ａと凹部20
ｂとを有し、ポリプロピレン樹脂を主成分とする不織布
で形成されている。静電フィルタ20はフィルタケース21
内に収納された形で一体に整形されると共に、凹部20ｂ
の複数の箇所に適度な間隔を有して樹脂材を流入固着さ
せ、図４に示す如く三角断面形状のリブ22を設けてい
る。これにより静電フィルタ20の山形形状を維持すると
共に、フィルタケース21の強度を高めることができる。
なお、このリブ22は静電フィルタ20の表面、裏面のいず
れに設けることでもよく、また両面に設けることでも良
い。
【００１６】このように静電フィルタ20の凹部20ｂに樹
脂材を流入することによってリブ22を成形することによ
り、静電フィルタ20、フィルタケース21、ケース補強用
のリブ22を一体に成形することが可能となり、静電フィ
ルタユニット16の構造を強化することができる。これに
より本実施形態の如く、安全性を考慮した上蓋として機
能させることができる。
脂材を流入することによってリブ22を成形することによ
り、静電フィルタ20、フィルタケース21、ケース補強用
のリブ22を一体に成形することが可能となり、静電フィ
ルタユニット16の構造を強化することができる。これに
より本実施形態の如く、安全性を考慮した上蓋として機
能させることができる。
【００１７】［第二実施形態］次に本発明に係る静電フ
ィルタユニット及び画像形成装置の第二実施形態につい
て、図を用いて説明する。図５は本実施形態に係る静電
フィルタの部分拡大図であって、上記第一実施形態と説
明の重複する部分については、同一の符号を付して説明
を省略する。
ィルタユニット及び画像形成装置の第二実施形態につい
て、図を用いて説明する。図５は本実施形態に係る静電
フィルタの部分拡大図であって、上記第一実施形態と説
明の重複する部分については、同一の符号を付して説明
を省略する。
【００１８】上記第一実施形態においては静電フィルタ
20の凹部20ｂに樹脂材を流入することによってリブ24を
成形して示したが、本実施形態においてはリブ24を形成
すべき凹部20ｂの山形形状を変形させ、図に示す変形部
20ｃのように平坦に形成している。
20の凹部20ｂに樹脂材を流入することによってリブ24を
成形して示したが、本実施形態においてはリブ24を形成
すべき凹部20ｂの山形形状を変形させ、図に示す変形部
20ｃのように平坦に形成している。
【００１９】これによりフィルタケース21やリブ24を一
体成形する際に、型枠との間に断面三角形状の樹脂材流
入領域23が形成されることとなり、この樹脂材流入領域
23に樹脂材を流入することによりリブ24を成形してい
る。このように構成したことにより、量産性が向上し、
安価で高品質な静電フィルタユニットを提供することが
できる。なお、上記第一実施形態と同様に、リブ24は静
電フィルタ20の表面、裏面のいずれに設けることでもよ
く、また両面に設けることでも良い。
体成形する際に、型枠との間に断面三角形状の樹脂材流
入領域23が形成されることとなり、この樹脂材流入領域
23に樹脂材を流入することによりリブ24を成形してい
る。このように構成したことにより、量産性が向上し、
安価で高品質な静電フィルタユニットを提供することが
できる。なお、上記第一実施形態と同様に、リブ24は静
電フィルタ20の表面、裏面のいずれに設けることでもよ
く、また両面に設けることでも良い。
【００２０】［第三実施形態］次に本発明に係る静電フ
ィルタユニット及び画像形成装置の第三実施形態につい
て、図を用いて説明する。図６は本実施形態に係る静電
フィルタを説明する図であって、上記第一実施形態と説
明の重複する部分については同一の符号を付して説明を
省略する。
ィルタユニット及び画像形成装置の第三実施形態につい
て、図を用いて説明する。図６は本実施形態に係る静電
フィルタを説明する図であって、上記第一実施形態と説
明の重複する部分については同一の符号を付して説明を
省略する。
【００２１】上記第一実施形態においては静電フィルタ
20の山形形状に沿った方向にのみリブ22を形成して示し
たが（図３参照）、本実施形態においては更に格子状の
リブを形成するものである。すなわち図６に示すよう
に、静電フィルタ20の山形形状に対し直行する方向に樹
脂材を流入させて縦リブ25を形成し、また第一実施形態
と同様に凹部20ｂの複数の箇所に樹脂材を流入させて横
リブ26を形成している。これにより縦リブ25と横リブ26
は互いに直行することとなり、格子構造の関係になって
いる。
20の山形形状に沿った方向にのみリブ22を形成して示し
たが（図３参照）、本実施形態においては更に格子状の
リブを形成するものである。すなわち図６に示すよう
に、静電フィルタ20の山形形状に対し直行する方向に樹
脂材を流入させて縦リブ25を形成し、また第一実施形態
と同様に凹部20ｂの複数の箇所に樹脂材を流入させて横
リブ26を形成している。これにより縦リブ25と横リブ26
は互いに直行することとなり、格子構造の関係になって
いる。
【００２２】このように、静電フィルタ20とケース補強
用のリブ25、26を格子構造に成形することにより、上記
第一実施形態に比して更に強度を高めることができると
共に、静電フィルタ20の山形形状の維持を図ることがで
き、より一層安全性を考慮した上蓋として機能させるこ
とができる。したがって装置外装に露出して配置し、エ
アダクト19の上蓋若しくは画像形成装置の外装カバーと
して機能させる際に有利である。
用のリブ25、26を格子構造に成形することにより、上記
第一実施形態に比して更に強度を高めることができると
共に、静電フィルタ20の山形形状の維持を図ることがで
き、より一層安全性を考慮した上蓋として機能させるこ
とができる。したがって装置外装に露出して配置し、エ
アダクト19の上蓋若しくは画像形成装置の外装カバーと
して機能させる際に有利である。
【００２３】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る静電フ
ィルタユニット及び画像形成装置においては、山形形状
に形成した静電フィルタの凹部に樹脂材を流入すること
によりケース補強用のリブを構成したことにより、山形
形状フィルタの形状を崩すことなく、フィルタ、フィル
タケース及びケース補強用のリブを一体に成形すること
が可能となり、静電フィルタユニットの構造を強化する
ことができる。
ィルタユニット及び画像形成装置においては、山形形状
に形成した静電フィルタの凹部に樹脂材を流入すること
によりケース補強用のリブを構成したことにより、山形
形状フィルタの形状を崩すことなく、フィルタ、フィル
タケース及びケース補強用のリブを一体に成形すること
が可能となり、静電フィルタユニットの構造を強化する
ことができる。
【００２４】すなわち従来は別々に構成する必要があっ
た静電フィルタ、フィルタケース、エアダクトの上蓋を
一体で成形することにより、装置構成の簡略化を図るこ
とができた。またこのような構成としたことにより、運
搬時や落下時のフィルタ破損及びずれに強く、高性能で
安価に製造することが可能である。
た静電フィルタ、フィルタケース、エアダクトの上蓋を
一体で成形することにより、装置構成の簡略化を図るこ
とができた。またこのような構成としたことにより、運
搬時や落下時のフィルタ破損及びずれに強く、高性能で
安価に製造することが可能である。
【００２５】また、従来必要とされていた上蓋を必要と
しないため装置の小型化を図ることができ、省スペース
でも効率よく機内の冷却が可能となる。また部品点数削
減によるメンテナンス性の向上も図ることができる。
しないため装置の小型化を図ることができ、省スペース
でも効率よく機内の冷却が可能となる。また部品点数削
減によるメンテナンス性の向上も図ることができる。
【００２６】また静電フィルタの凹部の山形形状を変形
させて平坦部を形成し、型枠との間に形成された断面三
角形状の樹脂材流入領域にリブを形成したことにより、
量産性が向上し、安価で高品質な静電フィルタユニット
を提供することができる。
させて平坦部を形成し、型枠との間に形成された断面三
角形状の樹脂材流入領域にリブを形成したことにより、
量産性が向上し、安価で高品質な静電フィルタユニット
を提供することができる。
【００２７】また静電フィルタの山形形状に対し直行す
る方向に樹脂材を流入させて縦リブを形成し、凹部の複
数の箇所に樹脂材を流入させて横リブを形成することに
より格子構造のリブを形成することにより、更に静電フ
ィルタユニットの構造を強化することができる。従って
装置外装に露出して配置し、エアダクトの上蓋若しくは
画像形成装置の外装カバーとして機能させる際に有利で
ある。
る方向に樹脂材を流入させて縦リブを形成し、凹部の複
数の箇所に樹脂材を流入させて横リブを形成することに
より格子構造のリブを形成することにより、更に静電フ
ィルタユニットの構造を強化することができる。従って
装置外装に露出して配置し、エアダクトの上蓋若しくは
画像形成装置の外装カバーとして機能させる際に有利で
ある。
【図１】第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図
である。
である。
【図２】第一実施形態に係る静電フィルタユニットを説
明する図である。
明する図である。
【図３】静電フィルタを説明する図である。
【図４】静電フィルタの部分拡大図である。
【図５】第二実施形態に係る静電フィルタの部分拡大図
である。
である。
【図６】第三実施形態に係る静電フィルタを説明する図
である。
である。
【図７】従来の静電フィルタユニットを説明する図であ
る。
る。
【図８】従来の静電フィルタを説明する図である。
【図９】フィルタケースを説明する図である。
１ …画像形成装置 ２ …感光体ドラム ３ …一次帯電手段 ４ …光学手段 ５ …現像手段 ６ …給送カセット ７ …ピックアップローラ ８ …フィードローラ ９ …リタードローラ 10 …レジストローラ対 11 …転写手段 12 …搬送手段 13 …定着手段 13ａ …ヒータ 14 …排出ローラ対 15 …排出トレイ 16 …静電フィルタユニット 17 …送風機 18 …電源コード 19 …エアダクト 20 …静電フィルタ 20ａ …凸部 20ｂ …凹部 20ｃ …変形部 21 …フィルタケース 22 …リブ 23 …樹脂材流入領域 24 …リブ 25 …縦リブ 26 …横リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C061 AP03 AP04 AQ06 BB12 BB19 BB35 CP05 2H027 JA03 JB02 JB03 JB08 JB17 4D058 JA13 JB14 JB25 JB41 KA01 KA06 KA13 KA14 KA23 QA01 QA11 QA13 QA21 SA20 UA25 9A001 BB06 HH35 JJ35 KK42 LL09
Claims (6)
- 【請求項１】 空気を流通させる送風手段と、 前記送風手段と連通したエアダクトと、 前記エアダクトと連通した防塵用の静電フィルタと、 前記静電フィルタを収容する外枠ケースとを有する静電
フィルタユニットにおいて、 前記静電フィルタを複数の凹凸部を有する山形形状に形
成すると共に、 前記山形形状の凹部に樹脂材を流入することによりケー
ス補強用のリブを構成したことを特徴とする静電フィル
タユニット。 - 【請求項２】 前記静電フィルタ、外枠ケース及びリブ
を一体的に構成したことを特徴とする請求項１記載の静
電フィルタケース。 - 【請求項３】 前記静電フィルタの樹脂材を流入する部
分の山形形状を変形させることにより、一体成形時に三
角断面の樹脂材流入領域を形成し、該樹脂材流入領域に
樹脂材を流入することにより前記リブを構成したことを
特徴とする請求項２記載の静電フィルタユニット。 - 【請求項４】 前記静電フィルタの山形形状に対し直行
する方向に樹脂材を流入させて縦リブを成形し、 前記リブと前記縦リブとが交差することにより格子状の
リブを構成したことを特徴とする請求項１記載の静電フ
ィルタユニット。 - 【請求項５】 前記静電フィルタを装置外装に露出して
配置したことを特徴とする請求項４記載の静電フィルタ
ユニット。 - 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれか１項記載の静
電フィルタユニットと、シートに画像を記録する画像形
成手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
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