JP2001267946A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
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- JP2001267946A JP2001267946A JP2000080375A JP2000080375A JP2001267946A JP 2001267946 A JP2001267946 A JP 2001267946A JP 2000080375 A JP2000080375 A JP 2000080375A JP 2000080375 A JP2000080375 A JP 2000080375A JP 2001267946 A JP2001267946 A JP 2001267946A
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯型で音声及び画像を送受信出来るタイプ
の受信装置でありながら、音声の送受信と画像の視認と
が極めて良好に行い得るようにする。 【解決手段】 音声及び画像の無線電波の電波送受信手
段1、受信した音声及び画像の電波信号を電気信号に変
換して受信音声データ及び受信画像データを得て電波送
受信手段1に送る送受信制御手段2、送信音声データ供
給手段3、受信音声データを無線音声信号に変換して送
出する無線音声送出手段9、送信画像データを供給と共
に受信画像データを無線画像信号に変換して送出する無
線画像送出手段151を備えた腕装着型の第一の装置1
00と、無線音声受信手段301及び無線音声信号に基
づく発音手段303を有する指装着型の小型受信装置3
00と、無線画像受信手段201及び無線画像信号に基
づく画像の表示手段204を有する第二の装置200
と、を備える。
の受信装置でありながら、音声の送受信と画像の視認と
が極めて良好に行い得るようにする。 【解決手段】 音声及び画像の無線電波の電波送受信手
段1、受信した音声及び画像の電波信号を電気信号に変
換して受信音声データ及び受信画像データを得て電波送
受信手段1に送る送受信制御手段2、送信音声データ供
給手段3、受信音声データを無線音声信号に変換して送
出する無線音声送出手段9、送信画像データを供給と共
に受信画像データを無線画像信号に変換して送出する無
線画像送出手段151を備えた腕装着型の第一の装置1
00と、無線音声受信手段301及び無線音声信号に基
づく発音手段303を有する指装着型の小型受信装置3
00と、無線画像受信手段201及び無線画像信号に基
づく画像の表示手段204を有する第二の装置200
と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線電波を受信
する受信装置に関する。
する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯可能で無線電波によって通話
が可能な電話装置は、携帯電話及びPHS(パーソナル
・ハンデイ・フォン)と呼ばれている電話機が知られて
いる。しかして、この種の電話機(以下、携帯電話及び
PHS電話など全ての電話を含めて、携帯可能な電話と
言う意味で携帯電話と称呼する。)は、スピーカを耳に
当てた時マイクが口元近傍に配置される様な縦長の箱型
形状で、且つ胸ポケットなどに入る大きさに形成されて
いる。また、通話だけでなく画像データを送受信する携
帯電話、例えば、電子メールやインターネットで画像を
送受信したり、テレビ電話としての画像データ、即ち、
動画像データを送受信させる携帯テレビ電話も考えられ
ている。
が可能な電話装置は、携帯電話及びPHS(パーソナル
・ハンデイ・フォン)と呼ばれている電話機が知られて
いる。しかして、この種の電話機(以下、携帯電話及び
PHS電話など全ての電話を含めて、携帯可能な電話と
言う意味で携帯電話と称呼する。)は、スピーカを耳に
当てた時マイクが口元近傍に配置される様な縦長の箱型
形状で、且つ胸ポケットなどに入る大きさに形成されて
いる。また、通話だけでなく画像データを送受信する携
帯電話、例えば、電子メールやインターネットで画像を
送受信したり、テレビ電話としての画像データ、即ち、
動画像データを送受信させる携帯テレビ電話も考えられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、携帯テレビ
電話のように、通話音声だけでなく画像データも送受信
し、音声と画像とを同時に聞いたり見たりしなければな
らないものにあっては、表示された画像データを見る為
に携帯テレビ電話を顔から遠ざけると、マイクやスピー
カが小さいので音声の送受信が困難になり、逆に、音声
の送受信を良好に行わせる為に携帯テレビ電話を顔
(耳、口)に接近させると、今度は表示されている画像
が見にくくなるという欠点があった。又、表示された画
像データを見る為に携帯テレビ電話を顔から遠ざけた際
には、相手からの音声は携帯テレビ電話のマイクに届き
にくく、又、周囲の雑音が入ってしまうという欠点があ
った。
電話のように、通話音声だけでなく画像データも送受信
し、音声と画像とを同時に聞いたり見たりしなければな
らないものにあっては、表示された画像データを見る為
に携帯テレビ電話を顔から遠ざけると、マイクやスピー
カが小さいので音声の送受信が困難になり、逆に、音声
の送受信を良好に行わせる為に携帯テレビ電話を顔
(耳、口)に接近させると、今度は表示されている画像
が見にくくなるという欠点があった。又、表示された画
像データを見る為に携帯テレビ電話を顔から遠ざけた際
には、相手からの音声は携帯テレビ電話のマイクに届き
にくく、又、周囲の雑音が入ってしまうという欠点があ
った。
【0004】この発明は、上述した課題を解決するため
になされたものであり、携帯型で音声及び画像を送受信
出来るタイプでありながら、音声の送受信と画像の視認
とが極めて良好に行い得る受信装置を提供することを目
的とする。
になされたものであり、携帯型で音声及び画像を送受信
出来るタイプでありながら、音声の送受信と画像の視認
とが極めて良好に行い得る受信装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
例えば、図1に示すように、音声及び画像の無線電波を
受信する電波受信手段1、この電波受信手段1によって
受信した電波信号を電気信号に変換して音声データ及び
画像データを得る変換手段2、この変換手段2によって
得られた音声データを発音する発音手段303及び前記
変換手段2によって得られた画像データを無線画像信号
に変換して送出する無線画像送出手段151を備えた腕
装着型の第一の装置100と、この第一の装置100の
前記無線画像送出手段151から送出された無線画像信
号を受信する無線画像受信手段201及びこの無線画像
受信手段201によって受信した無線画像信号に基づい
て画像データを得て表示する表示手段203を備えた第
二の装置200と、を備えたことを特徴とする。
例えば、図1に示すように、音声及び画像の無線電波を
受信する電波受信手段1、この電波受信手段1によって
受信した電波信号を電気信号に変換して音声データ及び
画像データを得る変換手段2、この変換手段2によって
得られた音声データを発音する発音手段303及び前記
変換手段2によって得られた画像データを無線画像信号
に変換して送出する無線画像送出手段151を備えた腕
装着型の第一の装置100と、この第一の装置100の
前記無線画像送出手段151から送出された無線画像信
号を受信する無線画像受信手段201及びこの無線画像
受信手段201によって受信した無線画像信号に基づい
て画像データを得て表示する表示手段203を備えた第
二の装置200と、を備えたことを特徴とする。
【0006】この発明によれば、腕に装着した第一の装
置によって音声及び画像の無線電波を受信でき、受信し
た音を発音手段で聞くことが出来るので、第一の装置を
装着した腕を耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイ
ルで聞くことが出来る。しかして、このスタイルは、頬
に手の平を当てている、何かを考えたり、頬杖を突いて
いるような日常生活でよく見られるスタイルであり、周
囲に不自然さを与えることがない。そして、腕に装着し
た第一の装置から送出された無線画像信号を第二の装置
によって受信でき、受信した画像を表示手段で見ること
が出来る。従って、携帯型でありながら、音声の受信と
画像の視認とが極めて良好に行えるという効果を有す
る。
置によって音声及び画像の無線電波を受信でき、受信し
た音を発音手段で聞くことが出来るので、第一の装置を
装着した腕を耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイ
ルで聞くことが出来る。しかして、このスタイルは、頬
に手の平を当てている、何かを考えたり、頬杖を突いて
いるような日常生活でよく見られるスタイルであり、周
囲に不自然さを与えることがない。そして、腕に装着し
た第一の装置から送出された無線画像信号を第二の装置
によって受信でき、受信した画像を表示手段で見ること
が出来る。従って、携帯型でありながら、音声の受信と
画像の視認とが極めて良好に行えるという効果を有す
る。
【0007】請求項2記載の発明は、例えば、図1に示
すように、音声及び画像の無線電波を受信する電波受信
手段1、この電波受信手段1によって受信した電波信号
を電気信号に変換して音声データ及び画像データを得る
変換手段2、この変換手段2によって得られた音声デー
タを無線音声信号に変換して送出する無線音声送出手段
9及び前記変換手段2によって得られた画像データを無
線画像信号に変換して送出する無線画像送出手段151
を備えた腕装着型の第一の装置100と、この第一の装
置100の前記無線音声送出手段9から送出された無線
音声信号を受信して音声出力する指装着型の小型受信装
置300と、前記無線画像送出手段151から送出され
た無線画像信号を受信して画像表示を行う第二の装置2
00と、を備えたことを特徴とする。
すように、音声及び画像の無線電波を受信する電波受信
手段1、この電波受信手段1によって受信した電波信号
を電気信号に変換して音声データ及び画像データを得る
変換手段2、この変換手段2によって得られた音声デー
タを無線音声信号に変換して送出する無線音声送出手段
9及び前記変換手段2によって得られた画像データを無
線画像信号に変換して送出する無線画像送出手段151
を備えた腕装着型の第一の装置100と、この第一の装
置100の前記無線音声送出手段9から送出された無線
音声信号を受信して音声出力する指装着型の小型受信装
置300と、前記無線画像送出手段151から送出され
た無線画像信号を受信して画像表示を行う第二の装置2
00と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、腕に装着した第一の装
置によって音声及び画像の無線電波の受信だけでなく送
信ができるので、特に携帯電話として採用可能である。
そして、受信した音は指に装着した小型受信装置で聞く
ことが出来るので、小型受信装置を装着した指を耳に近
づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞くことが出来
る。しかして、上述した請求項1記載の発明と同様に、
このスタイルは、頬に手の平を当てている様な、何かを
考えたり、頬杖を突いているような日常生活でよく見ら
れるスタイルであり、周囲に不自然さを与えることがな
い。また、指に装着した小型受信装置は、耳に押し当て
られるために小さな音量を発するものでよく、極めて小
型のものを使用でき、更に、腕装着型の第一の装置に
は、大音量の発音手段を組込む必要がないので、小型
化、軽量化が計れる効果を有する。そして、腕に装着し
た第一の装置から送出された無線画像信号を第二の装置
によって受信でき、受信した画像を見ることが出来る。
従って、携帯型でありながら、テレビ電話のように、音
声の送受信と画像の視認とが極めて良好に行えるという
効果を有する。
置によって音声及び画像の無線電波の受信だけでなく送
信ができるので、特に携帯電話として採用可能である。
そして、受信した音は指に装着した小型受信装置で聞く
ことが出来るので、小型受信装置を装着した指を耳に近
づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞くことが出来
る。しかして、上述した請求項1記載の発明と同様に、
このスタイルは、頬に手の平を当てている様な、何かを
考えたり、頬杖を突いているような日常生活でよく見ら
れるスタイルであり、周囲に不自然さを与えることがな
い。また、指に装着した小型受信装置は、耳に押し当て
られるために小さな音量を発するものでよく、極めて小
型のものを使用でき、更に、腕装着型の第一の装置に
は、大音量の発音手段を組込む必要がないので、小型
化、軽量化が計れる効果を有する。そして、腕に装着し
た第一の装置から送出された無線画像信号を第二の装置
によって受信でき、受信した画像を見ることが出来る。
従って、携帯型でありながら、テレビ電話のように、音
声の送受信と画像の視認とが極めて良好に行えるという
効果を有する。
【0009】請求項3記載の発明は、例えば、図1及び
図14に示すように、前記第一の装置100の前記無線
画像送出手段151は前記無線画像信号を赤外線250
で送出することを特徴とする。しかして、腕装着型の第
一の装置から無線画像信号が赤外線で送出されて第二の
装置に受信されるため、無線画像信号が赤外線によって
極めて良好に送受信される。
図14に示すように、前記第一の装置100の前記無線
画像送出手段151は前記無線画像信号を赤外線250
で送出することを特徴とする。しかして、腕装着型の第
一の装置から無線画像信号が赤外線で送出されて第二の
装置に受信されるため、無線画像信号が赤外線によって
極めて良好に送受信される。
【0010】請求項4記載の発明は、更に、例えば、図
3〜図5、図13〜図15に示すように、前記第一の装
置100にはこの第一の装置100を腕の手首に装着す
るバンド部材25が設けられ、このバンド部材25によ
って前記第一の装置100が手首に装着された際に、前
記無線音声送出手段151は指方向側となる位置に配置
されていることを特徴とする。即ち、バンド部材によっ
て第一の装置が腕の手首に装着された状態で、指に装着
した小型受信装置に向けて無線音声信号が極めて良好に
送出される。
3〜図5、図13〜図15に示すように、前記第一の装
置100にはこの第一の装置100を腕の手首に装着す
るバンド部材25が設けられ、このバンド部材25によ
って前記第一の装置100が手首に装着された際に、前
記無線音声送出手段151は指方向側となる位置に配置
されていることを特徴とする。即ち、バンド部材によっ
て第一の装置が腕の手首に装着された状態で、指に装着
した小型受信装置に向けて無線音声信号が極めて良好に
送出される。
【0011】請求項5記載の発明は、例えば、図7〜図
10及び図13〜図15に示すように、前記指装着型の
小型受信装置300は、指に装着されたとき手の甲側に
前記無線音声信号を受信する音声受信手段301が設け
られ、手の平側に前記音声出力をなす発音手段303が
配置されていることを特徴とする。このように構成する
ことにより、第一の装置からの受信が良好に行われ、且
つ、耳に対し良好な発音がなされるものである。
10及び図13〜図15に示すように、前記指装着型の
小型受信装置300は、指に装着されたとき手の甲側に
前記無線音声信号を受信する音声受信手段301が設け
られ、手の平側に前記音声出力をなす発音手段303が
配置されていることを特徴とする。このように構成する
ことにより、第一の装置からの受信が良好に行われ、且
つ、耳に対し良好な発音がなされるものである。
【0012】請求項6記載の発明は、更に、例えば、図
3〜図5、図13〜図15に示すように、前記第一の装
置100にはこの第一の装置100を腕の手首に装着す
るバンド部材25が設けられ、このバンド部材25の手
の平側には、音声が入力されるマイク7と、前記無線画
像送出手段151とが設けられていることを特徴とす
る。このように構成することにより、第一の装置を腕の
手首に装着するバンド部材の手の平側において、音声を
入力でき、また、第二の装置に向けて無線画像信号を送
出できる。
3〜図5、図13〜図15に示すように、前記第一の装
置100にはこの第一の装置100を腕の手首に装着す
るバンド部材25が設けられ、このバンド部材25の手
の平側には、音声が入力されるマイク7と、前記無線画
像送出手段151とが設けられていることを特徴とす
る。このように構成することにより、第一の装置を腕の
手首に装着するバンド部材の手の平側において、音声を
入力でき、また、第二の装置に向けて無線画像信号を送
出できる。
【0013】請求項7記載の発明は、例えば、図1及び
図11〜図13に示すように、前記第二の装置100
は、更に、撮像装置204と、この撮像装置204で撮
影された画像データを前記第一の装置100に供給する
手段201を備えていることを特徴とする。このように
構成することにより、第二の装置に備えた撮像装置によ
り撮影した画像データを、腕に装着した第一の装置に供
給できる。
図11〜図13に示すように、前記第二の装置100
は、更に、撮像装置204と、この撮像装置204で撮
影された画像データを前記第一の装置100に供給する
手段201を備えていることを特徴とする。このように
構成することにより、第二の装置に備えた撮像装置によ
り撮影した画像データを、腕に装着した第一の装置に供
給できる。
【0014】請求項8記載の発明は、例えば、図1に示
すように、音声及び画像の無線電波を送受信する電波送
受信手段1、この電波送受信手段1で受信した音声及び
画像の電波信号を電気信号に変換して受信音声データ及
び受信画像データを得ると共に送信音声データ及び送信
画像データを電波出力させるために前記電波送受信手段
1に送る送受信制御手段2、この送受信制御手段2に送
信すべき送信音声データを供給する送信音声データ供給
手段3、前記電波送受信手段1によって得られた受信音
声データを無線音声信号に変換して送出する無線音声送
出手段9、前記送受信制御手段2に送信すべき送信画像
データを供給と共に前記電波送受信手段1によって得ら
れた受信画像データを無線画像信号に変換して送出する
無線画像送出手段151を備えた腕装着型の第一の装置
100と、この第一の装置100の前記無線音声送出手
段9から送出された無線音声信号を受信する無線音声受
信手段301及びこの無線音声受信手段301によって
受信した無線音声信号に基づいて音を発生する発音手段
303を有する指装着型の小型受信装置300と、前記
第一の装置100の前記無線画像送出手段151から送
出された無線画像信号を受信する無線画像受信手段20
1及びこの無線画像受信手段201によって受信した無
線画像信号に基づいて画像表示を行う表示手段204を
有する第二の装置200と、を備えたことを特徴とす
る。
すように、音声及び画像の無線電波を送受信する電波送
受信手段1、この電波送受信手段1で受信した音声及び
画像の電波信号を電気信号に変換して受信音声データ及
び受信画像データを得ると共に送信音声データ及び送信
画像データを電波出力させるために前記電波送受信手段
1に送る送受信制御手段2、この送受信制御手段2に送
信すべき送信音声データを供給する送信音声データ供給
手段3、前記電波送受信手段1によって得られた受信音
声データを無線音声信号に変換して送出する無線音声送
出手段9、前記送受信制御手段2に送信すべき送信画像
データを供給と共に前記電波送受信手段1によって得ら
れた受信画像データを無線画像信号に変換して送出する
無線画像送出手段151を備えた腕装着型の第一の装置
100と、この第一の装置100の前記無線音声送出手
段9から送出された無線音声信号を受信する無線音声受
信手段301及びこの無線音声受信手段301によって
受信した無線音声信号に基づいて音を発生する発音手段
303を有する指装着型の小型受信装置300と、前記
第一の装置100の前記無線画像送出手段151から送
出された無線画像信号を受信する無線画像受信手段20
1及びこの無線画像受信手段201によって受信した無
線画像信号に基づいて画像表示を行う表示手段204を
有する第二の装置200と、を備えたことを特徴とす
る。
【0015】この発明によれば、腕に装着した第一の装
置によって音声及び画像の無線電波の受信だけでなく送
信ができるので、特に携帯電話として採用可能である。
そして、受信した音は指に装着した小型受信装置に送ら
れ、この指装着型の小型受信装置の発音手段で聞くこと
が出来るので、小型受信装置を装着した指を耳に近づけ
たり、或いは押し当てたスタイルで聞くことが出来る。
しかして、上述した請求項1記載の発明と同様に、この
スタイルは、頬に手の平を当てている、何かを考えた
り、頬杖を突いているような日常生活でよく見られるス
タイルであり、周囲に不自然さを与えることがない。ま
た、指に装着した小型受信装置に設けられた発音手段
は、耳に押し当てられるために小さな音量を発するもの
でよく、極めて小型のものを使用でき、更に、腕装着型
の第一の装置には、大音量の発音手段を組込む必要がな
いので、小型化、軽量化が計れる効果を有する。そし
て、腕に装着した第一の装置から送出された無線画像信
号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を表示
手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありなが
ら、テレビ電話のように、音声の送受信と画像の視認と
が極めて良好に行えるという効果を有する。
置によって音声及び画像の無線電波の受信だけでなく送
信ができるので、特に携帯電話として採用可能である。
そして、受信した音は指に装着した小型受信装置に送ら
れ、この指装着型の小型受信装置の発音手段で聞くこと
が出来るので、小型受信装置を装着した指を耳に近づけ
たり、或いは押し当てたスタイルで聞くことが出来る。
しかして、上述した請求項1記載の発明と同様に、この
スタイルは、頬に手の平を当てている、何かを考えた
り、頬杖を突いているような日常生活でよく見られるス
タイルであり、周囲に不自然さを与えることがない。ま
た、指に装着した小型受信装置に設けられた発音手段
は、耳に押し当てられるために小さな音量を発するもの
でよく、極めて小型のものを使用でき、更に、腕装着型
の第一の装置には、大音量の発音手段を組込む必要がな
いので、小型化、軽量化が計れる効果を有する。そし
て、腕に装着した第一の装置から送出された無線画像信
号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を表示
手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありなが
ら、テレビ電話のように、音声の送受信と画像の視認と
が極めて良好に行えるという効果を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を参照して、
この発明を適用した一実施形態について説明する。図1
は、本発明による受信機(受信装置)の回路図である。
この受信機は体に装着可能なウエアラブル電子機器とし
て構成されているもので、携帯テレビ電話としての機能
を有するものである。また、この受信機は、一方の腕に
装着される第一の装置100と、他方の腕の手首に装着
されるか或いは他方の腕の手の平に持って使用すること
が出来る第二の装置200とから構成されるものであ
り、第一の装置100には、更に、この腕と同じ腕の指
(どの指でもよいが最もよいのは中指)に装着される指
装着型の小型受信装置300を含めて構成させることが
出来る。尚、腕時計型とは、腕時計の様に腕に装着され
る事、を意味しているものであって、時計機能の有無に
ついてはなんら限定されないものである。また、指装着
型とは、指を利用している事を意味しているものであっ
て、必ずしも、指輪のようにドーナツ状に形成されてい
る必要はないものである。
この発明を適用した一実施形態について説明する。図1
は、本発明による受信機(受信装置)の回路図である。
この受信機は体に装着可能なウエアラブル電子機器とし
て構成されているもので、携帯テレビ電話としての機能
を有するものである。また、この受信機は、一方の腕に
装着される第一の装置100と、他方の腕の手首に装着
されるか或いは他方の腕の手の平に持って使用すること
が出来る第二の装置200とから構成されるものであ
り、第一の装置100には、更に、この腕と同じ腕の指
(どの指でもよいが最もよいのは中指)に装着される指
装着型の小型受信装置300を含めて構成させることが
出来る。尚、腕時計型とは、腕時計の様に腕に装着され
る事、を意味しているものであって、時計機能の有無に
ついてはなんら限定されないものである。また、指装着
型とは、指を利用している事を意味しているものであっ
て、必ずしも、指輪のようにドーナツ状に形成されてい
る必要はないものである。
【0017】しかして、上記腕装着型の第一の装置10
0には、送受信アンテナ(電波受信手段、電波送受信手
段)1が設けられている。この送受信アンテナ1は、電
話の基地局からの無線電波の受信及び基地局への無線電
波の送信を行うもので、後述する回路基板26(図6参
照)に取り付けられる。尚、この送受信アンテナ1は、
例えば、後述するバンド25(図3〜図5参照)内部に
配置させても良いものである。上記送受信アンテナ1は
送受信部(変換手段、送受信制御手段)2と結合されて
おり、この送受信部2は、送受信アンテナ1が受信した
電波信号を電気信号に変換し受信データとして分離・多
重化回路部3へ供給し、また、分離・多重化回路部3か
ら送られてくる送信データの電気信号を電波信号に変換
して送受信アンテナ1に供給するものである。送受信ア
ンテナ1を介して送受信されるデータは、通話用の音声
データ以外に、電話番号データ、装置自体のID番号デ
ータ、電子メールの文字データ等のキャラクタデータ、
テレビ電話、画像メール、インターネットなどの画像デ
ータが送受信され、また、この装置にカメラ機能を持た
せ、撮影した画像データを送信させることもできる。分
離・多重化回路部3は、制御部4からの制御により受信
データが上記各データのいずれかを判断し分離するもの
で、受信データのうち音声データを音声制御部5に供給
し、また、画像データは前述した時計バンド25に設け
られた画像送受信部(無線画像送受信手段、無線画像送
出手段)151にケーブル8Aを介して供給し、キャラ
クタデータ、電子メールに添付された画像データ等のデ
ータは制御部4に供給する。
0には、送受信アンテナ(電波受信手段、電波送受信手
段)1が設けられている。この送受信アンテナ1は、電
話の基地局からの無線電波の受信及び基地局への無線電
波の送信を行うもので、後述する回路基板26(図6参
照)に取り付けられる。尚、この送受信アンテナ1は、
例えば、後述するバンド25(図3〜図5参照)内部に
配置させても良いものである。上記送受信アンテナ1は
送受信部(変換手段、送受信制御手段)2と結合されて
おり、この送受信部2は、送受信アンテナ1が受信した
電波信号を電気信号に変換し受信データとして分離・多
重化回路部3へ供給し、また、分離・多重化回路部3か
ら送られてくる送信データの電気信号を電波信号に変換
して送受信アンテナ1に供給するものである。送受信ア
ンテナ1を介して送受信されるデータは、通話用の音声
データ以外に、電話番号データ、装置自体のID番号デ
ータ、電子メールの文字データ等のキャラクタデータ、
テレビ電話、画像メール、インターネットなどの画像デ
ータが送受信され、また、この装置にカメラ機能を持た
せ、撮影した画像データを送信させることもできる。分
離・多重化回路部3は、制御部4からの制御により受信
データが上記各データのいずれかを判断し分離するもの
で、受信データのうち音声データを音声制御部5に供給
し、また、画像データは前述した時計バンド25に設け
られた画像送受信部(無線画像送受信手段、無線画像送
出手段)151にケーブル8Aを介して供給し、キャラ
クタデータ、電子メールに添付された画像データ等のデ
ータは制御部4に供給する。
【0018】また、分離・多重化回路部3は、音声制御
部5より音声データが送られてきた場合、及び画像送受
信部151よりケーブル8Aを介して画像データが送ら
れてきた場合、更に制御部4より送信すべきキャラクタ
データ、画像データ等が送られてきた場合、それらのデ
ータを多重化し送信データとして送受信部2に供給する
ものである。音声制御部5は、音声コーデック回路であ
り、分離・多重化回路部3から供給された符号化されて
いる受信音声データを発音用の音声信号に復号して変換
部6に供給する。また、バンド25に設けられたマイク
7に音声入力され、バンド25内のケーブル8Bを介し
て入力される音声信号を符号化して分離・多重化回路部
3に供給するものである。上記変換部(変換手段)6に
供給された音声信号は、赤外線によって音声通信する為
のデータに変換されて送信部9に送られる。この送信部
9には、後述する赤外線出力用の発光ダイオード91
(図6参照)及びその駆動回路(図示せず)が設けられ
ていて、指装着型の小型受信装置300の受信部301
に上記音声信号を無線通信手段である赤外線通信150
によって送信するものである。上記制御部4は、上記腕
装着型の第一の装置100全体を制御するものであり、
各機能のフローを実行のためのマイクロプログラムを備
えたCPUからなる。この制御部4は、前述した送受信
部2、分離・多重化回路部3、音声制御部5、変換部6
及び送信部9に夫々その動作を制御するための制御信号
を供給し、また、分離・多重化回路部3とは前述したご
とくデータのやり取りを行うようになっている。
部5より音声データが送られてきた場合、及び画像送受
信部151よりケーブル8Aを介して画像データが送ら
れてきた場合、更に制御部4より送信すべきキャラクタ
データ、画像データ等が送られてきた場合、それらのデ
ータを多重化し送信データとして送受信部2に供給する
ものである。音声制御部5は、音声コーデック回路であ
り、分離・多重化回路部3から供給された符号化されて
いる受信音声データを発音用の音声信号に復号して変換
部6に供給する。また、バンド25に設けられたマイク
7に音声入力され、バンド25内のケーブル8Bを介し
て入力される音声信号を符号化して分離・多重化回路部
3に供給するものである。上記変換部(変換手段)6に
供給された音声信号は、赤外線によって音声通信する為
のデータに変換されて送信部9に送られる。この送信部
9には、後述する赤外線出力用の発光ダイオード91
(図6参照)及びその駆動回路(図示せず)が設けられ
ていて、指装着型の小型受信装置300の受信部301
に上記音声信号を無線通信手段である赤外線通信150
によって送信するものである。上記制御部4は、上記腕
装着型の第一の装置100全体を制御するものであり、
各機能のフローを実行のためのマイクロプログラムを備
えたCPUからなる。この制御部4は、前述した送受信
部2、分離・多重化回路部3、音声制御部5、変換部6
及び送信部9に夫々その動作を制御するための制御信号
を供給し、また、分離・多重化回路部3とは前述したご
とくデータのやり取りを行うようになっている。
【0019】また、上記制御部4には、基準信号を計時
して現在の年月日時分秒の現在時刻情報を得る時計回路
部10が接続されていて、上記現在時刻情報が入力され
ている。また、電話の各機能、例えば通話のオンオフ
や、電話番号の入力などの為のキー入力部11からの信
号も入力され、更に、メモリ部12及び表示部13も接
続されている。メモリ部12は、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)、EEPROM、或いはフラッシメモ
リ等から構成されるもので、電話や、電子メールの各送
受信データの記憶保持や本装置所有のユーザーが設定記
憶したスケジュールや住所録などの各種データを記憶す
る。表示部13は、カラー液晶表示装置或いはカラーE
L表示装置等からなり、通常は時計回路部10で得られ
る現在時刻情報がデジタル表示されているが、電話機能
として使用するときには、無線電波の感度状態表示、受
信データの表示、送信すべき電子メールの文章データ
や、電話番号データ、受信した電子メールの文章及び画
像データ等の表示がなされる。
して現在の年月日時分秒の現在時刻情報を得る時計回路
部10が接続されていて、上記現在時刻情報が入力され
ている。また、電話の各機能、例えば通話のオンオフ
や、電話番号の入力などの為のキー入力部11からの信
号も入力され、更に、メモリ部12及び表示部13も接
続されている。メモリ部12は、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)、EEPROM、或いはフラッシメモ
リ等から構成されるもので、電話や、電子メールの各送
受信データの記憶保持や本装置所有のユーザーが設定記
憶したスケジュールや住所録などの各種データを記憶す
る。表示部13は、カラー液晶表示装置或いはカラーE
L表示装置等からなり、通常は時計回路部10で得られ
る現在時刻情報がデジタル表示されているが、電話機能
として使用するときには、無線電波の感度状態表示、受
信データの表示、送信すべき電子メールの文章データ
や、電話番号データ、受信した電子メールの文章及び画
像データ等の表示がなされる。
【0020】次に、前記指装着型の小型受信装置300
は、送信部9から送られてくる赤外線による音声信号を
受信部(無線音声受信手段、赤外線受信手段)301に
て受信し、受信した信号を復調部(復調手段)302に
て発音用の音声信号に復調させ、スピーカ(発音手段)
303から発音させるものである。
は、送信部9から送られてくる赤外線による音声信号を
受信部(無線音声受信手段、赤外線受信手段)301に
て受信し、受信した信号を復調部(復調手段)302に
て発音用の音声信号に復調させ、スピーカ(発音手段)
303から発音させるものである。
【0021】一方、他方の腕の手首に装着されるか或い
は他方の腕の手の平に持って使用することが出来る第二
の装置200には、前記第一の装置100の画像送受信
部151と赤外線通信250によって画像データを送受
信する画像送受信回路部(無線画像受信手段、無線画像
送受信手段)201が設けられている。この画像送受信
回路部201は受信した画像データを画像制御回路部2
02に供給し後述するモニター表示装置(表示手段)2
03に表示させると共に、画像制御回路部202を介し
て送られてくる、CCD等を備えた撮像素子204で撮
影した画像データを赤外線通信250によって前記第一
の装置100の画像送受信部151に供給するものであ
る。即ち、上記第二の装置200のモニター表示装置2
03は、テレビ電話使用時のモニター表示として使用さ
れるもので、図示しない電源スイッチを投入することに
よって動作を開始し送られてきたテレビ電話の画像を表
示させるものである。このため、例えば、TFTカラー
液晶表示装置やカラーEL表示装置等から構成されてい
る。尚、テレビ電話のモニター表示としてだけではな
く、第一の装置100の電話で受信した画像電子メール
や、インターネットの画像或いは、その他のキャラクタ
データなどを表示させる様に構成してもよいものであ
る。これによって、第一の装置100の表示部13を省
略或いは小さな表示装置にすることが出来る。
は他方の腕の手の平に持って使用することが出来る第二
の装置200には、前記第一の装置100の画像送受信
部151と赤外線通信250によって画像データを送受
信する画像送受信回路部(無線画像受信手段、無線画像
送受信手段)201が設けられている。この画像送受信
回路部201は受信した画像データを画像制御回路部2
02に供給し後述するモニター表示装置(表示手段)2
03に表示させると共に、画像制御回路部202を介し
て送られてくる、CCD等を備えた撮像素子204で撮
影した画像データを赤外線通信250によって前記第一
の装置100の画像送受信部151に供給するものであ
る。即ち、上記第二の装置200のモニター表示装置2
03は、テレビ電話使用時のモニター表示として使用さ
れるもので、図示しない電源スイッチを投入することに
よって動作を開始し送られてきたテレビ電話の画像を表
示させるものである。このため、例えば、TFTカラー
液晶表示装置やカラーEL表示装置等から構成されてい
る。尚、テレビ電話のモニター表示としてだけではな
く、第一の装置100の電話で受信した画像電子メール
や、インターネットの画像或いは、その他のキャラクタ
データなどを表示させる様に構成してもよいものであ
る。これによって、第一の装置100の表示部13を省
略或いは小さな表示装置にすることが出来る。
【0022】撮像素子204は、この受信装置を装着し
ている人自身の顔を写すカメラの撮像装置であり、画像
制御回路部202、画像送受信回路部201を介して撮
影した画像データを第一の装置100に送信する。上記
の回路構成において、テレビ電話としてではなく、携帯
電話としての使用の際には、送受信アンテナ1を介して
受信した電波信号は送受信部2によって電気信号に変換
されて分離・多重化回路部3に送られ、音声信号は更に
音声制御部5の音声コーデックによって音声信号に復号
されて変換部6に与えられ、さらに送信部9から赤外線
信号で送信されるものである。しかして、この赤外線信
号は指装着型の小型受信装置300の受信部301にて
受信され、受信した信号を復調部302にて発音用の音
声信号に復調され、スピーカ303から発音されるもの
である。
ている人自身の顔を写すカメラの撮像装置であり、画像
制御回路部202、画像送受信回路部201を介して撮
影した画像データを第一の装置100に送信する。上記
の回路構成において、テレビ電話としてではなく、携帯
電話としての使用の際には、送受信アンテナ1を介して
受信した電波信号は送受信部2によって電気信号に変換
されて分離・多重化回路部3に送られ、音声信号は更に
音声制御部5の音声コーデックによって音声信号に復号
されて変換部6に与えられ、さらに送信部9から赤外線
信号で送信されるものである。しかして、この赤外線信
号は指装着型の小型受信装置300の受信部301にて
受信され、受信した信号を復調部302にて発音用の音
声信号に復調され、スピーカ303から発音されるもの
である。
【0023】また、本装置の所有者の音声はマイク7に
入力され、音声制御部5によって符号化され分離・多重
化回路部3、送受信部2を介して送受信アンテナ1から
送信されるものであり、この様にして、携帯電話の通話
がなされるものである。又、受信したデータが電子メー
ルのキャラクタデータ或いは画像データであった場合に
は、これらのデータは分離・多重化回路部3から制御部
4を介してメモリ部12に記憶される。そして、キー入
力部からの表示指令キー(図示せず)のスイッチ操作な
どによってメモリ部12から読み出され表示部13で表
示されるものである。更に、テレビ電話として使用の際
には、送受信アンテナ1を介して受信した電波信号は送
受信部2によって電気信号に変換されて分離・多重化回
路部3に送られる。そして、送られてきた画像データ
(テレビ電話の映像データ)は画像送受信部151を介
して第二の装置200に送られ、モニター表示装置20
3で表示される。又、送られてきた音声データは、音声
制御部5に送られ、この音声制御部5の音声コーデック
によって音声信号に復号されて変換部6に与えられ、さ
らに送信部9から赤外線信号で送信される。そして、こ
の赤外線信号は指装着型の小型受信装置300の受信部
301にて受信され、受信した信号を復調部302にて
発音用の音声信号に復調され、スピーカ303から発音
されるものである。
入力され、音声制御部5によって符号化され分離・多重
化回路部3、送受信部2を介して送受信アンテナ1から
送信されるものであり、この様にして、携帯電話の通話
がなされるものである。又、受信したデータが電子メー
ルのキャラクタデータ或いは画像データであった場合に
は、これらのデータは分離・多重化回路部3から制御部
4を介してメモリ部12に記憶される。そして、キー入
力部からの表示指令キー(図示せず)のスイッチ操作な
どによってメモリ部12から読み出され表示部13で表
示されるものである。更に、テレビ電話として使用の際
には、送受信アンテナ1を介して受信した電波信号は送
受信部2によって電気信号に変換されて分離・多重化回
路部3に送られる。そして、送られてきた画像データ
(テレビ電話の映像データ)は画像送受信部151を介
して第二の装置200に送られ、モニター表示装置20
3で表示される。又、送られてきた音声データは、音声
制御部5に送られ、この音声制御部5の音声コーデック
によって音声信号に復号されて変換部6に与えられ、さ
らに送信部9から赤外線信号で送信される。そして、こ
の赤外線信号は指装着型の小型受信装置300の受信部
301にて受信され、受信した信号を復調部302にて
発音用の音声信号に復調され、スピーカ303から発音
されるものである。
【0024】一方、撮像素子204で撮影された画像デ
ータ(テレビ電話の送信する映像データ)は、画像制御
部202、画像送受信回路201を介して赤外線信号で
画像送受信部151に送られ、更に、分離・多重化回路
部3に送られる。又、本装置の所有者の音声はマイク7
に入力され、音声制御部5によって符号化された音声デ
ータが分離・多重化回路部3に送られる。分離・多重化
回路部3においては、上記画像データ及び音声データが
多重化され、送受信部2を介して送受信アンテナ1から
送信される。
ータ(テレビ電話の送信する映像データ)は、画像制御
部202、画像送受信回路201を介して赤外線信号で
画像送受信部151に送られ、更に、分離・多重化回路
部3に送られる。又、本装置の所有者の音声はマイク7
に入力され、音声制御部5によって符号化された音声デ
ータが分離・多重化回路部3に送られる。分離・多重化
回路部3においては、上記画像データ及び音声データが
多重化され、送受信部2を介して送受信アンテナ1から
送信される。
【0025】図2〜図5は、第一の装置100の外観を
示す図である。第一の装置100は、図示のように、腕
時計型のもので、金属製または樹脂製の本体ケース14
には、時計ガラス15、電話機能と時計機能などのコン
トロールキーとしての操作スイッチ16、17、18
(キー入力部11)、第一の装置100の各回路を駆動
するバッテリー(図6の28)に充電を行わせる為の充
電用端子19、19、側面ガラス20及び裏蓋21が設
けられている。そして、本体ケース14には、対をなす
第一の駒ケース22a、22b、及び第二の駒ケース2
3a、23bが接続されている。第一及び第二の駒ケー
ス22a乃至23bは、いずれも弾性を有する樹脂製で
ある。
示す図である。第一の装置100は、図示のように、腕
時計型のもので、金属製または樹脂製の本体ケース14
には、時計ガラス15、電話機能と時計機能などのコン
トロールキーとしての操作スイッチ16、17、18
(キー入力部11)、第一の装置100の各回路を駆動
するバッテリー(図6の28)に充電を行わせる為の充
電用端子19、19、側面ガラス20及び裏蓋21が設
けられている。そして、本体ケース14には、対をなす
第一の駒ケース22a、22b、及び第二の駒ケース2
3a、23bが接続されている。第一及び第二の駒ケー
ス22a乃至23bは、いずれも弾性を有する樹脂製で
ある。
【0026】第二の駒ケース23bの一方にバンド着脱
部材24が設けられ、他方の第二のケース23aに布製
または革製のバンド25が固定されている。バンド25
の中央部表面にはマイク7及び画像送受信部151が設
けられており、マイク7及び画像送受信部151は、夫
々バンド25内、駒ケース23a、22a内及び本体ケ
ース14内を通したケーブル8B、8Aを介して回路基
板26(図6参照)に接続されている。マイク7は、具
体的には、マイク本体部71に対してマイク先端部72
がバンド25による腕装着状態で手の平方向(指方向)
に向くようになっており、また、無線送受信部151は
マイク7とは逆の方向を向くように配置される。また、
側面ガラス20は、バンド25による腕装着状態で手の
甲方向(指方向)に向くようになっている。
部材24が設けられ、他方の第二のケース23aに布製
または革製のバンド25が固定されている。バンド25
の中央部表面にはマイク7及び画像送受信部151が設
けられており、マイク7及び画像送受信部151は、夫
々バンド25内、駒ケース23a、22a内及び本体ケ
ース14内を通したケーブル8B、8Aを介して回路基
板26(図6参照)に接続されている。マイク7は、具
体的には、マイク本体部71に対してマイク先端部72
がバンド25による腕装着状態で手の平方向(指方向)
に向くようになっており、また、無線送受信部151は
マイク7とは逆の方向を向くように配置される。また、
側面ガラス20は、バンド25による腕装着状態で手の
甲方向(指方向)に向くようになっている。
【0027】図6は、本体ケース14の中央縦断面図
(図2のA−A線断面図)である。本体ケース14内に
は、図示のように、回路基板26、液晶表示パネル(表
示装置)27、バッテリー(電池)28などが収納され
ている。回路基板26上には、LSI29が搭載されて
おり、液晶表示パネル27(表示部13)は内部接続子
30で回路基板26に電気的接続されている。回路基板
26下には、バッテリー収納枠31の外側の部分に時計
・携帯電話用の電子部品32、33が実装されている。
そして、回路基板26の一側部の操作スイッチ16、1
7、18の側(図2参照)にスイッチ端子34が設けら
れていて、回路基板26の他側方の側面ガラス20の側
には、送信部9をなす発光ダイオード(赤外線送出手
段)91が設けられている。発光ダイオード91は、側
面ガラス20の内側に位置しており、端子92が回路基
板26に電気的接続されていて、側面ガラス20の側に
開口する収納ケース93に収納されている。
(図2のA−A線断面図)である。本体ケース14内に
は、図示のように、回路基板26、液晶表示パネル(表
示装置)27、バッテリー(電池)28などが収納され
ている。回路基板26上には、LSI29が搭載されて
おり、液晶表示パネル27(表示部13)は内部接続子
30で回路基板26に電気的接続されている。回路基板
26下には、バッテリー収納枠31の外側の部分に時計
・携帯電話用の電子部品32、33が実装されている。
そして、回路基板26の一側部の操作スイッチ16、1
7、18の側(図2参照)にスイッチ端子34が設けら
れていて、回路基板26の他側方の側面ガラス20の側
には、送信部9をなす発光ダイオード(赤外線送出手
段)91が設けられている。発光ダイオード91は、側
面ガラス20の内側に位置しており、端子92が回路基
板26に電気的接続されていて、側面ガラス20の側に
開口する収納ケース93に収納されている。
【0028】また、図7及び図8は、指装着型の小型受
信装置300の外観を示す図であり、図9は内部に配置
されるスピーカ以外の電子部品、図10は電子部品を内
部に配置した状態を示す図である。指装着型の小型受信
装置300は、図10のように、指輪型ケース310の
内部に電子部品を収納したものである。指輪型ケース3
10には、指装着状態で手の甲方向に向いて側面ガラス
312が突出する受信部収納部311が設けられる一
方、指装着状態で手の平に沿った部分に放音孔313が
形成されている。受信部収納部311には、図9に示す
ように、フォトダイオード(赤外線受信手段)等を収納
した受信部301が側面ガラス312に近接して収納さ
れている。受信部301は、基板304にLSI305
及びバッテリー(電池)306とともに搭載されてい
る。そして、基板304には、図10に示すように、接
続配線307を介してスピーカ303が接続されてお
り、スピーカ303は放音孔313の内側に配置されて
いる。
信装置300の外観を示す図であり、図9は内部に配置
されるスピーカ以外の電子部品、図10は電子部品を内
部に配置した状態を示す図である。指装着型の小型受信
装置300は、図10のように、指輪型ケース310の
内部に電子部品を収納したものである。指輪型ケース3
10には、指装着状態で手の甲方向に向いて側面ガラス
312が突出する受信部収納部311が設けられる一
方、指装着状態で手の平に沿った部分に放音孔313が
形成されている。受信部収納部311には、図9に示す
ように、フォトダイオード(赤外線受信手段)等を収納
した受信部301が側面ガラス312に近接して収納さ
れている。受信部301は、基板304にLSI305
及びバッテリー(電池)306とともに搭載されてい
る。そして、基板304には、図10に示すように、接
続配線307を介してスピーカ303が接続されてお
り、スピーカ303は放音孔313の内側に配置されて
いる。
【0029】図11及び図12は、第二の装置200の
外観を示す図である。第二の装置200は、図示のよう
に、図示のように腕時計型のもので、金属製または樹脂
製の本体ケース210には、一側面に並んだ画像送受信
回路部201及び撮像素子204と上面のモニター表示
装置203が備えられて、バンド220が接続されてい
る。上述した画像制御回路部202は本体ケース210
に内蔵されている。図12に示すように、画像送受信回
路部201は内部に赤外線を出力する発光ダイオードや
フォトセンサ(いずれも図示せず)を備え、本体ケース
210に固定されてモニター表示装置203の画面を有
する上面側が赤外線通信面となっている。撮像素子20
4は内部のCCD等の素子にレンズ205を介して入射
される像を結像して画像データを得るもので本体ケース
210に回転自在となっている。即ち、撮像素子204
はレンズ205を有する面が画像送受信回路部201に
向かう位置とモニター表示装置203の画面を有する上
面側に向かう位置との間を回転自在である。以上の第二
の装置200は、上述した第1の装置100を装着する
腕とは反対側の腕に装着されるものである。尚、この第
二の装置200は手の平で持つようにしてもよい。
外観を示す図である。第二の装置200は、図示のよう
に、図示のように腕時計型のもので、金属製または樹脂
製の本体ケース210には、一側面に並んだ画像送受信
回路部201及び撮像素子204と上面のモニター表示
装置203が備えられて、バンド220が接続されてい
る。上述した画像制御回路部202は本体ケース210
に内蔵されている。図12に示すように、画像送受信回
路部201は内部に赤外線を出力する発光ダイオードや
フォトセンサ(いずれも図示せず)を備え、本体ケース
210に固定されてモニター表示装置203の画面を有
する上面側が赤外線通信面となっている。撮像素子20
4は内部のCCD等の素子にレンズ205を介して入射
される像を結像して画像データを得るもので本体ケース
210に回転自在となっている。即ち、撮像素子204
はレンズ205を有する面が画像送受信回路部201に
向かう位置とモニター表示装置203の画面を有する上
面側に向かう位置との間を回転自在である。以上の第二
の装置200は、上述した第1の装置100を装着する
腕とは反対側の腕に装着されるものである。尚、この第
二の装置200は手の平で持つようにしてもよい。
【0030】次に、図13及び図14は、第一の装置1
00及び第二の装置200の使用状態を示す図である。
第一の装置100は、図15に示すように、バンド25
に設けたマイク7のマイク先端部72を手の平方向に向
けて本体ケース14を左腕の手首に装着する。そして、
小型受信装置300は、放音孔313を手の平側に向け
て指輪型ケース310を左手の指(図示例では中指だ
が、人差し指や薬指であっても良い)に装着する。この
とき、図13及び図14に示すように、本体ケース14
の側面ガラス20が手の甲方向(指方向)に向いてい
て、指輪型ケース310の側面ガラス312も手の甲方
向(手首方向)に対向している。また、第二の装置20
0は、画像送受信回路部201及び撮像素子204を手
の甲方向に向けて本体ケース210を右腕の手首にバン
ド20で装着する。
00及び第二の装置200の使用状態を示す図である。
第一の装置100は、図15に示すように、バンド25
に設けたマイク7のマイク先端部72を手の平方向に向
けて本体ケース14を左腕の手首に装着する。そして、
小型受信装置300は、放音孔313を手の平側に向け
て指輪型ケース310を左手の指(図示例では中指だ
が、人差し指や薬指であっても良い)に装着する。この
とき、図13及び図14に示すように、本体ケース14
の側面ガラス20が手の甲方向(指方向)に向いてい
て、指輪型ケース310の側面ガラス312も手の甲方
向(手首方向)に対向している。また、第二の装置20
0は、画像送受信回路部201及び撮像素子204を手
の甲方向に向けて本体ケース210を右腕の手首にバン
ド20で装着する。
【0031】そして、携帯電話としての使用時は、図1
3及び図14に示したように、第一の装置100及び小
型受信装置300を装着した手で頬杖を突くようにし
て、手首に装着した本体ケース14のバンド25に設け
たマイク7を口元に近づけるとともに、指に装着した指
輪型ケース310の放音孔313を耳元に近づける。こ
の状態でしゃべると、音声がマイク7に入力され、前述
したように、音声制御部5によって符号化され、通信制
御部3、送受信部2を介して送受信アンテナ1から送信
される。また、通話相手の音声は、本体ケース14の送
信部9(発光ダイオード91)から側面ガラス20を通
し赤外線信号(赤外線通信150参照)で送信されて、
指輪型ケース310の側面ガラス312を通し受信部3
01(フォトダイオード等)に受信され、前述したよう
に、復調部302にて発音用の音声信号に復調されてス
ピーカ303から発音され、放音孔313を通って聞こ
える。
3及び図14に示したように、第一の装置100及び小
型受信装置300を装着した手で頬杖を突くようにし
て、手首に装着した本体ケース14のバンド25に設け
たマイク7を口元に近づけるとともに、指に装着した指
輪型ケース310の放音孔313を耳元に近づける。こ
の状態でしゃべると、音声がマイク7に入力され、前述
したように、音声制御部5によって符号化され、通信制
御部3、送受信部2を介して送受信アンテナ1から送信
される。また、通話相手の音声は、本体ケース14の送
信部9(発光ダイオード91)から側面ガラス20を通
し赤外線信号(赤外線通信150参照)で送信されて、
指輪型ケース310の側面ガラス312を通し受信部3
01(フォトダイオード等)に受信され、前述したよう
に、復調部302にて発音用の音声信号に復調されてス
ピーカ303から発音され、放音孔313を通って聞こ
える。
【0032】更に、携帯テレビ電話としての使用時は、
図13及び図14に示したように、左手首に装着した第
一の装置100のバンド25に設けた画像送受信部15
1からの無線画像信号が赤外通信250によって、下方
に位置する右手首に装着した第二の装置200の画像送
受信回路部201に入力される。これにより、左手首に
装着した第二の装置200のモニター表示装置203の
画面に表示される画像が見える。また、撮像素子204
で撮影した自身等の画像データが画像送受信回路部20
1からの赤外線通信250によって、第一の装置100
の画像送受信部151に入力され、分離多重化回路3、
送受信部2及びアンテナ1を介して相手側に送出され
る。
図13及び図14に示したように、左手首に装着した第
一の装置100のバンド25に設けた画像送受信部15
1からの無線画像信号が赤外通信250によって、下方
に位置する右手首に装着した第二の装置200の画像送
受信回路部201に入力される。これにより、左手首に
装着した第二の装置200のモニター表示装置203の
画面に表示される画像が見える。また、撮像素子204
で撮影した自身等の画像データが画像送受信回路部20
1からの赤外線通信250によって、第一の装置100
の画像送受信部151に入力され、分離多重化回路3、
送受信部2及びアンテナ1を介して相手側に送出され
る。
【0033】尚、以上の実施の形態においては、腕時計
型の第一の装置及び指輪型の小型受信装置と腕時計型の
第二の装置からなる携帯テレビ電話機能を有する受信機
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、要
は腕装着型の第一の装置及び指装着型の小型受信装置と
腕装着型のみに限らない形態を含む第二の装置により構
成される受信装置であれば良い。例えば、音楽その他の
放送を腕時計型の第一の装置で受信し、その受信内容を
指輪型の小型受信装置から聞いて、第二の装置で画像を
見るようにすることも出来る。又、音声データや画像デ
ータが含まれているインターネットや各種ネットワーク
のホームページ情報、各種コンテンツ情報等も本装置に
より電話回線を利用して聞いたり見たりすることが出来
る。又、第一の装置から赤外線で指輪型の小型受信装置
に音声信号を送るようにしたが、この送受信は、事前に
信号の授受を行ってリンクを確立させてから行わせるよ
うにしてもよく、送受信の伝送フォーマットはどのよう
な規格であっても良いものである。更に、赤外線による
無線ではなく、電波などの無線を用いてもよいものであ
る。また、第一及び第二の両装置(指装着型の小型受信
装置を含む)のデザインも任意であり、その他、具体的
な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿
論である。
型の第一の装置及び指輪型の小型受信装置と腕時計型の
第二の装置からなる携帯テレビ電話機能を有する受信機
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、要
は腕装着型の第一の装置及び指装着型の小型受信装置と
腕装着型のみに限らない形態を含む第二の装置により構
成される受信装置であれば良い。例えば、音楽その他の
放送を腕時計型の第一の装置で受信し、その受信内容を
指輪型の小型受信装置から聞いて、第二の装置で画像を
見るようにすることも出来る。又、音声データや画像デ
ータが含まれているインターネットや各種ネットワーク
のホームページ情報、各種コンテンツ情報等も本装置に
より電話回線を利用して聞いたり見たりすることが出来
る。又、第一の装置から赤外線で指輪型の小型受信装置
に音声信号を送るようにしたが、この送受信は、事前に
信号の授受を行ってリンクを確立させてから行わせるよ
うにしてもよく、送受信の伝送フォーマットはどのよう
な規格であっても良いものである。更に、赤外線による
無線ではなく、電波などの無線を用いてもよいものであ
る。また、第一及び第二の両装置(指装着型の小型受信
装置を含む)のデザインも任意であり、その他、具体的
な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿
論である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、腕に装着
した第一の装置によって音声及び画像の無線電波を受信
でき、受信した音を発音手段で聞くことが出来るので、
第一の装置を装着した腕を耳に近づけたり、或いは押し
当てたスタイルで聞くことが出来る。しかして、このス
タイルは、頬に手の平を当てている、何かを考えたり、
頬杖を突いているような日常生活でよく見られるスタイ
ルであり、周囲に不自然さを与えることがない。そし
て、腕に装着した第一の装置から送出された無線画像信
号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を表示
手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありなが
ら、音声の受信と画像の視認とが極めて良好に行えると
いう効果を有する。
した第一の装置によって音声及び画像の無線電波を受信
でき、受信した音を発音手段で聞くことが出来るので、
第一の装置を装着した腕を耳に近づけたり、或いは押し
当てたスタイルで聞くことが出来る。しかして、このス
タイルは、頬に手の平を当てている、何かを考えたり、
頬杖を突いているような日常生活でよく見られるスタイ
ルであり、周囲に不自然さを与えることがない。そし
て、腕に装着した第一の装置から送出された無線画像信
号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を表示
手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありなが
ら、音声の受信と画像の視認とが極めて良好に行えると
いう効果を有する。
【0035】請求項2記載の発明によれば、腕に装着し
た第一の装置によって音声及び画像の無線電波の受信だ
けでなく送信ができるので、特に携帯電話として採用可
能である。そして、受信した音は指に装着した小型受信
装置で聞くことが出来るので、小型受信装置を装着した
指を耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞く
ことが出来る。しかして、上述した請求項1記載の発明
と同様に、このスタイルは、頬に手の平を当てている様
な、何かを考えたり、頬杖を突いているような日常生活
でよく見られるスタイルであり、周囲に不自然さを与え
ることがない。また、指に装着した小型受信装置は、耳
に押し当てられるために小さな音量を発するものでよ
く、極めて小型のものを使用でき、更に、腕装着型の第
一の装置には、大音量の発音手段を組込む必要がないの
で、小型化、軽量化が計れる効果を有する。そして、腕
に装着した第一の装置から送出された無線画像信号を第
二の装置によって受信でき、受信した画像を見ることが
出来る。従って、携帯型でありながら、テレビ電話のよ
うに、音声の送受信と画像の視認とが極めて良好に行え
るという効果を有する。
た第一の装置によって音声及び画像の無線電波の受信だ
けでなく送信ができるので、特に携帯電話として採用可
能である。そして、受信した音は指に装着した小型受信
装置で聞くことが出来るので、小型受信装置を装着した
指を耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞く
ことが出来る。しかして、上述した請求項1記載の発明
と同様に、このスタイルは、頬に手の平を当てている様
な、何かを考えたり、頬杖を突いているような日常生活
でよく見られるスタイルであり、周囲に不自然さを与え
ることがない。また、指に装着した小型受信装置は、耳
に押し当てられるために小さな音量を発するものでよ
く、極めて小型のものを使用でき、更に、腕装着型の第
一の装置には、大音量の発音手段を組込む必要がないの
で、小型化、軽量化が計れる効果を有する。そして、腕
に装着した第一の装置から送出された無線画像信号を第
二の装置によって受信でき、受信した画像を見ることが
出来る。従って、携帯型でありながら、テレビ電話のよ
うに、音声の送受信と画像の視認とが極めて良好に行え
るという効果を有する。
【0036】請求項8記載の発明によれば、腕に装着し
た第一の装置によって音声及び画像の無線電波の受信だ
けでなく送信ができるので、特に携帯電話として採用可
能である。そして、受信した音は指に装着した小型受信
装置に送られ、この指装着型の小型受信装置の発音手段
で聞くことが出来るので、小型受信装置を装着した指を
耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞くこと
が出来る。しかして、上述した請求項1記載の発明と同
様に、このスタイルは、頬に手の平を当てている、何か
を考えたり、頬杖を突いているような日常生活でよく見
られるスタイルであり、周囲に不自然さを与えることが
ない。また、指に装着した小型受信装置に設けられた発
音手段は、耳に押し当てられるために小さな音量を発す
るものでよく、極めて小型のものを使用でき、更に、腕
装着型の第一の装置には、大音量の発音手段を組込む必
要がないので、小型化、軽量化が計れる効果を有する。
そして、腕に装着した第一の装置から送出された無線画
像信号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を
表示手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありな
がら、テレビ電話のように、音声の送受信と画像の視認
とが極めて良好に行えるという効果を有する。
た第一の装置によって音声及び画像の無線電波の受信だ
けでなく送信ができるので、特に携帯電話として採用可
能である。そして、受信した音は指に装着した小型受信
装置に送られ、この指装着型の小型受信装置の発音手段
で聞くことが出来るので、小型受信装置を装着した指を
耳に近づけたり、或いは押し当てたスタイルで聞くこと
が出来る。しかして、上述した請求項1記載の発明と同
様に、このスタイルは、頬に手の平を当てている、何か
を考えたり、頬杖を突いているような日常生活でよく見
られるスタイルであり、周囲に不自然さを与えることが
ない。また、指に装着した小型受信装置に設けられた発
音手段は、耳に押し当てられるために小さな音量を発す
るものでよく、極めて小型のものを使用でき、更に、腕
装着型の第一の装置には、大音量の発音手段を組込む必
要がないので、小型化、軽量化が計れる効果を有する。
そして、腕に装着した第一の装置から送出された無線画
像信号を第二の装置によって受信でき、受信した画像を
表示手段で見ることが出来る。従って、携帯型でありな
がら、テレビ電話のように、音声の送受信と画像の視認
とが極めて良好に行えるという効果を有する。
【図1】本発明を適用した一実施の形態の構成を示す受
信装置の回路図である。
信装置の回路図である。
【図2】腕装着型の第一の装置を示す平面図である。
【図3】第一の装置を示す背面図である。
【図4】第一の装置を無線画像送受信手段側から見た側
面図である。
面図である。
【図5】第一の装置を無線音声送出手段側から見た側面
図である。
図である。
【図6】図2の矢印A−A線に沿った断面図である。
【図7】指装着型の小型受信装置を示すもので、電波受
信手段側から見た斜視図である。
信手段側から見た斜視図である。
【図8】小型受信装置を放音孔側から見た斜視図であ
る。
る。
【図9】小型受信装置内に収納される電子部品を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図10】小型受信装置内部の電子部品配置状態を示し
た概略斜視図である。
た概略斜視図である。
【図11】第二の装置を示す概略斜視図である。
【図12】第二の装置の撮像装置を撮影のために回転さ
せた状態を示す概略斜視図である。
せた状態を示す概略斜視図である。
【図13】本発明による受信装置の使用状態を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図14】受信装置使用状態を示す概略正面図である。
【図15】第一の装置の使用状態を手の平側から見た図
である。
である。
1 送受信アンテナ(電波受信手段、電波送受信手段) 2 送受信部(変換手段、送受信制御手段) 3 分離・多重化回路部(送信データ供給手段) 5 音声制御部(送信データ供給手段、送信音声データ
供給手段、音声制御手段) 6 変換部(変換手段) 7 マイク(送信データ供給手段、送信音声データ供給
手段) 9 送信部(無線音声送出手段、赤外線送出手段) 91 発光ダイオード(赤外線送出手段) 14 本体ケース 20 側面ガラス 25 バンド部材 26 回路基板 27 表示装置 28 電池 100 第一の装置 150 赤外線通信 151 画像送受信部(無線画像送出手段、無線画像送
受信手段) 200 第二の装置 201 画像送受信回路部(無線画像受信手段、無線画
像送受信手段) 202 画像制御回路部 203 モニター表示装置(表示手段) 204 撮像素子(撮像装置) 205 レンズ 210 本体ケース 220 バンド部材 250 赤外線通信 300 指装着型の小型受信装置 301 受信部(無線音声受信手段、赤外線受信手段) 302 復調部(復調手段) 303 スピーカ(発音手段) 304 基板 306 電池 310 指輪型ケース 311 受信部収納部 312 側面ガラス 313 放音孔
供給手段、音声制御手段) 6 変換部(変換手段) 7 マイク(送信データ供給手段、送信音声データ供給
手段) 9 送信部(無線音声送出手段、赤外線送出手段) 91 発光ダイオード(赤外線送出手段) 14 本体ケース 20 側面ガラス 25 バンド部材 26 回路基板 27 表示装置 28 電池 100 第一の装置 150 赤外線通信 151 画像送受信部(無線画像送出手段、無線画像送
受信手段) 200 第二の装置 201 画像送受信回路部(無線画像受信手段、無線画
像送受信手段) 202 画像制御回路部 203 モニター表示装置(表示手段) 204 撮像素子(撮像装置) 205 レンズ 210 本体ケース 220 バンド部材 250 赤外線通信 300 指装着型の小型受信装置 301 受信部(無線音声受信手段、赤外線受信手段) 302 復調部(復調手段) 303 スピーカ(発音手段) 304 基板 306 電池 310 指輪型ケース 311 受信部収納部 312 側面ガラス 313 放音孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/03 Z 5K061 H04M 1/00 11/02 5K067 1/02 H04N 5/38 5K101 1/03 5/44 Z 11/02 5/64 511Z H04N 5/38 7/14 5/44 H04B 7/26 M 5/64 511 V 7/14 109T Fターム(参考) 5C025 AA01 AA06 AA21 AA29 BA27 CA09 CA16 CA18 5C064 AA01 AB02 AC04 AC06 AC12 AC16 EA01 5K016 AA04 AA08 BA06 CC01 CE05 DA01 EA01 FA02 JA14 KA03 5K023 AA07 BB02 BB11 DD01 EE01 EE16 HH01 HH07 LL06 MM20 5K027 AA11 BB01 CC08 FF01 FF22 FF25 HH29 KK02 MM17 5K061 AA01 AA09 BB00 BB17 DD00 DD12 DD14 GG09 GG10 JJ00 JJ06 JJ07 JJ18 JJ19 5K067 AA34 AA42 BB04 DD17 DD30 DD52 DD53 DD54 EE03 EE37 FF05 FF07 FF16 FF23 FF26 KK17 5K101 KK04 LL11 MM06 NN06 NN07 NN18 NN40
Claims (8)
- 【請求項1】音声及び画像の無線電波を受信する電波受
信手段、この電波受信手段によって受信した電波信号を
電気信号に変換して音声データ及び画像データを得る変
換手段、この変換手段によって得られた音声データを発
音する発音手段及び前記変換手段によって得られた画像
データを無線画像信号に変換して送出する無線画像送出
手段を備えた腕装着型の第一の装置と、 この第一の装置の前記無線画像送出手段から送出された
無線画像信号を受信する無線画像受信手段及びこの無線
画像受信手段によって受信した無線画像信号に基づいて
画像データを得て表示する表示手段を備えた第二の装置
と、を備えたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】音声及び画像の無線電波を受信する電波受
信手段、この電波受信手段によって受信した電波信号を
電気信号に変換して音声データ及び画像データを得る変
換手段、この変換手段によって得られた音声データを無
線音声信号に変換して送出する無線音声送出手段及び前
記変換手段によって得られた画像データを無線画像信号
に変換して送出する無線画像送出手段を備えた腕装着型
の第一の装置と、 この第一の装置の前記無線音声送出手段から送出された
無線音声信号を受信して音声出力する指装着型の小型受
信装置と、 前記無線画像送出手段から送出された無線画像信号を受
信して画像表示を行う第二の装置と、を備えたことを特
徴とする受信装置。 - 【請求項3】前記第一の装置の前記無線画像送出手段は
前記無線画像信号を赤外線で送出することを特徴とする
請求項1もしくは2記載の受信装置。 - 【請求項4】更に、前記第一の装置にはこの第一の装置
を腕の手首に装着するバンド部材が設けられ、このバン
ド部材によって前記第一の装置が手首に装着された際
に、前記無線音声送出手段は指方向側となる位置に配置
されていることを特徴とする請求項2記載の受信装置。 - 【請求項5】前記指装着型の小型受信装置は、指に装着
されたとき手の甲側に前記無線音声信号を受信する音声
受信手段が設けられ、手の平側に前記音声出力をなす発
音手段が配置されていることを特徴とする請求項2記載
の受信装置。 - 【請求項6】更に、前記第一の装置にはこの第一の装置
を腕の手首に装着するバンド部材が設けられ、このバン
ド部材の手の平側には、音声が入力されるマイクと、前
記無線画像送出手段とが設けられていることを特徴とす
る請求項1又は2記載の受信装置。 - 【請求項7】前記第二の装置は、更に、撮像装置と、こ
の撮像装置で撮影された画像データを前記第一の装置に
供給する手段を備えていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の受信装置。 - 【請求項8】音声及び画像の無線電波を送受信する電波
送受信手段、この電波送受信手段で受信した音声及び画
像の電波信号を電気信号に変換して受信音声データ及び
受信画像データを得ると共に送信音声データ及び送信画
像データを電波出力させるために前記電波送受信手段に
送る送受信制御手段、この送受信制御手段に送信すべき
送信音声データを供給する送信音声データ供給手段、前
記電波送受信手段によって得られた受信音声データを無
線音声信号に変換して送出する無線音声送出手段、前記
送受信制御手段に送信すべき送信画像データを供給と共
に前記電波送受信手段によって得られた受信画像データ
を無線画像信号に変換して送出する無線画像送出手段を
備えた腕装着型の第一の装置と、 この第一の装置の前記無線音声送出手段から送出された
無線音声信号を受信する無線音声受信手段及びこの無線
音声受信手段によって受信した無線音声信号に基づいて
音を発生する発音手段を有する指装着型の小型受信装置
と、 前記第一の装置の前記無線画像送出手段から送出された
無線画像信号を受信する無線画像受信手段及びこの無線
画像受信手段によって受信した無線画像信号に基づいて
画像表示を行う表示手段を有する第二の装置と、を備え
たことを特徴とする受信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000080375A JP2001267946A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 受信装置 |
US09/756,025 US20010011025A1 (en) | 2000-01-31 | 2001-01-05 | Receiver wearable on user's wrist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000080375A JP2001267946A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001267946A true JP2001267946A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18597485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000080375A Abandoned JP2001267946A (ja) | 2000-01-31 | 2000-03-22 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001267946A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004126258A (ja) * | 2002-10-03 | 2004-04-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 装着型通信装置 |
JP2005303734A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Ntt Docomo Inc | 通信装置およびサーバシステム |
KR100801002B1 (ko) | 2006-06-05 | 2008-02-11 | 삼성전자주식회사 | 무선 네트워크 상에서 멀티미디어 데이터를 전송/재생하는방법, 및 그 방법을 이용한 무선 기기 |
JP2008053980A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Nec Corp | 腕時計型携帯情報端末及び携帯通信システム |
US8260384B2 (en) * | 2006-09-05 | 2012-09-04 | Symbol Technologies, Inc. | Wearable mobile computing system |
JP2017041793A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 携帯無線装置及び送信方法 |
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-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000080375A patent/JP2001267946A/ja not_active Abandoned
Cited By (10)
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---|---|---|---|---|
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KR100801002B1 (ko) | 2006-06-05 | 2008-02-11 | 삼성전자주식회사 | 무선 네트워크 상에서 멀티미디어 데이터를 전송/재생하는방법, 및 그 방법을 이용한 무선 기기 |
US8045665B2 (en) | 2006-06-05 | 2011-10-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of transmitting/playing multimedia data over wireless network and wireless device using the method |
US8059775B2 (en) | 2006-06-05 | 2011-11-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of transmitting/playing multimedia data over wireless network and wireless device using the method |
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CN106941360B (zh) * | 2016-01-04 | 2019-06-14 | 中国移动通信集团公司 | 一种可穿戴设备 |
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