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JP2001258505A - 食品組成物 - Google Patents

食品組成物

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JP2001258505A
JP2001258505A JP2000083863A JP2000083863A JP2001258505A JP 2001258505 A JP2001258505 A JP 2001258505A JP 2000083863 A JP2000083863 A JP 2000083863A JP 2000083863 A JP2000083863 A JP 2000083863A JP 2001258505 A JP2001258505 A JP 2001258505A
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JP
Japan
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complement
present
food
composition
leaves
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Pending
Application number
JP2000083863A
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English (en)
Inventor
Kazuma Yoshizumi
一真 吉積
Manchin Shin
曼珍 申
Tomoko Tsuji
智子 辻
Kenichi Ishiwatari
健一 石渡
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Fancl Corp
Original Assignee
Fancl Corp
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Publication date
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗補体作用を有し補体の関連する疾患の予防
・治療に有効であり、しかも連用しても副作用の恐れが
ない、効果的で安全性の高い抗補体作用組成物を提供す
ること。 【解決手段】 オウギ(Astragalus属)の葉の植物体乾
燥物又は抽出物を含有する組成物。本発明の補体関連疾
患治療剤及び食品は、補体反応により発生ないし増幅す
る各種疾病の予防・治療などに極めて有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗補体作用組成物
及びその用途に関し、より詳細には、特定の食用植物か
らなる抗補体作用組成物、及び当該食用植物を有効成分
として含有する補体関連疾患治療剤および食品組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】オウギは『神農本草経』の中品に収載さ
れている薬物で、古方および後世方の処方にも広く配合
される。漢方においては、体表の水毒を去る効果がある
とされ、元気を増し、汗を止め、尿を利し、皮膚の栄養
を助け、肉芽の形成を促し、化膿を止め、膿汁を排泄さ
せる効能があるということで、虚弱、自汗、盗汗、小便
不利、浮腫、化膿などが適用症とされている(漢方医学
11(3) 31-37 1987)。オウギはマメ科(Leguminosa
e)のキバナオウギAstragalus membranaceus およびナ
イモウオウギA.mongholicus(A. membranaceus var. mo
ngholicus)の根から得られる生薬である。
【0003】近年、オウギの生理活性機能について科学
的な研究が数多くなされ、免疫賦活作用、強壮作用、イ
ンターフェロン誘起作用、末梢血管拡張作用、血圧降下
作用、利尿作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用など多
くの生理活性機能が報告され、注目されている(薬用ハ
ーブ図鑑 48-51 1999 健康産業新聞社 東京)。しか
し、これらの生理活性機能は、後述の実施例で具体的に
示すように、オウギの根の抽出物に抗補体作用が認めら
れなかったことから、上記の作用と抗補体作用とは関連
するものではない。また、上記の生理活性機能はオウギ
の根に関する報告のみであり、オウギの葉の生理活性機
能についての科学的な研究報告は全くなされていないの
が現状である。
【0004】一方、炎症性の疾患に関連する組織障害の
進展には、生体の免疫システムの一つである補体系が重
要な役割を果たしていることが明らかになってきた。補
体は血清中に存在する蛋白質であり、約20種類の補体
が知られているが、主たる成分はC1〜C9の9種であ
る。
【0005】補体は、抗原抗体複合体、細菌細胞壁など
の種々の物質により活性化され、細胞溶解反応などの生
物活性を示す。補体が活性化されていく経路には、古典
的経路(classical pathway)と代替経路(alternative
pathway)の2種類の系がある。古典的経路は、抗原抗
体複合体に補体成分が順次結合して活性化されていく経
路であり、C1から始まり、C4、C2、C3、C5、
C6、C7、C8、C9と活性化され、膜障害性複合体
が形成されて細胞溶解を誘発し、またこのような補体の
活性化に伴い、アナフィラトキシンが産生されて炎症反
応を惹起するなどの作用をもたらす(特開平7-22394
1)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、補体の過剰反応
がリウマチ、急性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス
などの自己免疫疾患の病因となっていること(Planta M
edica 55 p235 1989)や、動脈硬化症などの慢性的
な炎症に補体系が関与していることが示唆されている
(Atherosclerosis 73 p91 1988)。かかる疾患は、
過剰の補体反応を阻害ないし調整することにより予防・
治療できると考えられており、このような過剰で自己破
壊的な補体炎症反応を調節することによって組織障害を
防止する療法は抗補体療法と称されている。補体反応を
阻害ないしは調整する薬剤としては、従来、アミノ酸系
化合物、SH化合物、蛋白分解酵素阻害剤、非ステロイド
系消炎剤、ステロイド剤などが知られているが、これら
の薬剤は、その効果が不十分であったり、副作用を有す
るなどの問題があり、新たな抗補体作用物質が望まれて
いる。また、医薬品としてのみならず、日常的な食物摂
取を通して、補体の過剰反応の抑制を図れればより好ま
しく、抗補体を目的とする食品(保健用食品)も求めら
れている。
【0007】また、抗補体作用物質として没食子酸、カ
テキン(特開平 7-223941)、グリチルリチン(特開昭5
4-46839)などが報告されているが、活性が弱いという
問題点がある。本発明の課題は、抗補体作用を有し補体
の関連する疾患の予防・治療に有効であり、しかも連用
しても副作用の恐れがない、効果的で安全性の高い抗補
体作用組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、マメ科(Le
guminosae)の多年草植物であるオウギ(Astragalus
属)の葉に強い抗補体作用を見出した。さらに好ましく
は、キバナオウギAstragalus membranaceus およびナイ
モウオウギA.mongholicus(A. membranaceus var. mong
holicus)の葉に特に強い抗補体作用を見出し、本発明
を完成させた。すなわち、本発明は、オウギ(Astragal
us属)の葉の植物体乾燥物及び/又は抽出物を含有する
組成物である。また、他の本発明は補体関連疾患治療剤
または食品用である前記の組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用される食用植物は、
マメ科(Leguminosae)の多年草植物であるオウギ(Ast
ragalus属)の葉が使用可能である。さらに好ましく
は、キバナオウギAstragalus membranaceus およびナイ
モウオウギA.mongholicus(A. membranaceus var. mong
holicus)の葉が使用可能である。これらの食用植物
は、通常食用として供されているもので良く、通常の栽
培方法によって栽培されたもので構わない。
【0010】本発明における食用植物は、植物体部分を
乾燥させた乾燥物、その粉砕物、植物体を圧搾抽出する
ことにより得られる搾汁、水あるいはアルコール、エー
テル、アセトンなどの有機溶媒による粗抽出物、及び粗
抽出物を分配、カラムクロマトなどの各種クロマトグラ
フィーなどで段階的に精製して得られた抽出画分など、
全てを含む。これらは単独で用いても良く、また2種以
上併用しても良い。例えば、キバナオウギの葉の乾燥物
1Kgに99.5%エタノール抽出溶媒3Lを加え、室温で一
晩浸漬することにより得た抽出液を、そのまま本発明の
組成物として使用しても良いし、各種クロマトグラフィ
ーを組合わせて精製したものを使用しても良い。
【0011】本発明に使用する食用植物の葉の乾燥物ま
たは抽出物に、抗補体作用を有することは従来から全く
知られておらず、本発明により得られた新知見である。
本発明に使用する食用植物は卓越した抗補体作用を有し
ており、補体系が関与する疾病の予防・治療に有用であ
り、さらに、生体内で脂質の過酸化反応や酵素的酸化反
応に起因する細胞や組織の障害を保護する作用を有して
おり、かかる作用を併せ持つ点で有利である。
【0012】より具体的には、例えば、本発明の食用植
物を含有する組成物は、ヒトをはじめとするウシ、ウ
マ、ブタ、ヒツジなどの哺乳動物の急性及び慢性補体関
連疾患、例えば、膠原病、例えば、関節リウマチ、全身
性エリテマトーデス、進行性全身性硬化症、結節性多発
性動脈炎、リウマチ熱皮膚節炎など、アレルギー性疾
患、動脈硬化症、高脂血症、血栓症などの予防・治療に
有用であり、補体関連疾患治療剤、あるいはそれを目的
とした食品組成物として使用可能である。
【0013】本発明の補体関連疾患治療剤は、経口投与
又は非経口投与のいずれも採用することができる。投与
に際しては、有効成分を経口投与、直腸内投与、注射な
どの投与方法に適した固体又は液体の医薬用無毒性担体
と混合して、慣用の医薬製剤の形態で投与することがで
きる。このような製剤としては、例えば、錠剤、顆粒
剤、散剤、カプセル剤などの固形剤、溶液剤、懸濁剤、
乳剤などの液剤、凍結乾燥製剤などが挙げられ、これら
の製剤は製剤上の常套手段により調製することができ
る。上記の医薬用無毒性担体としては、例えば、グルコ
ース、乳糖、ショ糖、澱粉、マンニトール、デキストリ
ン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレングルコール、ヒド
ロキシエチルデンプン、エチレングリコール、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アミノ酸、ゼラ
チン、アルブミン、水、生理食塩水などが挙げられる。
また、必要に応じて、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合
剤、等張化剤などの慣用の添加剤を適宜添加することも
できる。
【0014】本発明の補体関連疾患治療剤において、有
効成分の投与量は、患者の年齢、体重、症状、疾患の程
度、投与経路、投与スケジュール、製剤形態などによ
り、適宜選択・決定されるが、例えば、経口投与の場
合、一般に1日当たり0.5〜300mg/Kg体重程度、好まし
くは5〜100mg/Kg体重程度とされ、1日数回に分けて投与
してもよい。
【0015】本発明の食品組成物は、そのまま、又は種
々の栄養成分を加えて、若しくは飲食品中に含有せしめ
て、補体関連疾患の治療及び予防に有用な保健用食品又
は食品素材として食される。例えば、上述した適当な助
剤を添加した後、慣用の手段を用いて、食用に適した形
態、例えば、顆粒状、粒状、錠剤、カプセル、ペースト
などに成形して食用に供してもよく、また種々の食品、
例えば、ハム、ソーセージなどの食肉加工食品、かまぼ
こ、ちくわなどの水産加工食品、パン、菓子、バター、
粉乳、発酵乳製品に添加して使用したり、水、果汁、牛
乳、清涼飲料などの飲料に添加して使用してもよい。
【0016】本発明の食品において、有効成分の摂取量
は、患者の年齢、体重、症状、食生活、疾患の程度、食
品の形態などにより、適宜選択・決定されるが、例え
ば、1日当たり0.5〜300mg/Kg体重程度、好ましくは5〜
100mg/Kg体重程度とされる。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて、具体的に説明する。 実施例1 キバナオウギ(Astragalus membranaceus)の葉及び根
の乾燥物10gを、室温で1週間エタノールに浸漬し、抽
出液を濃縮することにより、エタノール抽出物をそれぞ
れ0.73g、0.56g得た。
【0018】実施例2 実施例1で得られた本発明の食用植物の抗補体作用の効
果を調べるために、補体価測定用キットCH50「生
研」(デンカ生研(株)製)を用いて測定した。すなわ
ち、0、1、5、10、20、40mg/mlになるように調製した試
料25μlに、下記により調製した3mM EGTA-GVB 緩衝液1
00μl及びモルモット補体(コスモバイオ(株)製)125
μlを加えて充分に攪拌した後、37℃、60分間インキュ
ベートした。その後、3000r.p.m.、4℃、5分間、遠心分
離を行う。遠心後、上清15μlを分取し、これにGVB緩衝
液(デンカ生研(株)製)1285μl、感作ヒツジ赤血球
(5×108個/ml)(デンカ生研(株)製)200μlを加え
て充分攪拌した後、37℃で60分間インキュベートした。
その後、氷冷中で3分間冷却し反応を停止させた後、300
0r.p.m.、4℃、5分間、遠心分離を行う。遠心後、上清
の吸光度(541nm)を測定し溶血率(%)を求め、その
値からIC50(補体作用を50%抑制する濃度;μg/ml)を
算出した。その結果を表1に示した。また、参考例とし
て、すでに抗補体作用を有することが知られている、グ
リチルリチン(和光純薬工業(株)製)、没食子酸(東
京化成(株)製)、カテキン(和光純薬工業(株)製)
についても上記と同様の試験を行った。その結果を併せ
て表1に示す。
【0019】 [3mM EGTA-GVB緩衝液の調製] 5× VERONAL BUFFER(BIO WHITTAKER 社製) 20ml 1M CaCl2(和光純薬工業(株)製) 30μl 1M MgCl2(和光純薬工業(株)製) 100μl 2% ゼラチン(和光純薬工業(株)製) 5ml 30mM EGTA((株)同仁化学研究所製) 10ml up to H2O 100ml 表1からわかるように、本発明のキバナオウギ(Astrag
alus membranaceus)の葉に、強い抗補体作用を有する
ことがわかる。
【0020】
【表1】
【0021】実施例3 [ネフロトキシン型腎炎に対する治療効果]ラットネフ
ロトキシン(以下「NT」と略す)は次のようにして得
られる。ネズミのキドニーコルテックス(Kidney corte
x)を等量の生理食塩水でホモジナイズし、そのホモジ
ネートをフレンド コンプレート アジュバント(Preun
d’scomplate ajuvant(Difco社製))と1:1の比で混
合し、得られる混合物2mlをウサギ(体重3100g)に筋
肉注射し免疫させる。1.5ヶ月後、ウサギの心臓より血
液を採取し血清を得る。得られた血清を56℃、30分間、
非働化した後40%飽和硫安により塩析して分画する。イ
ムノグロブリン(γ-グロブリン(IgG))のフラクショ
ンを採取してNTを得る。
【0022】試験には体重150〜160gのウイスター系
(Wister)の雄ネズミを使用する。実施例1で得られた
本発明の食用植物をNT投与の1時間前に投与した時を
基準として、24時間毎に1日1回1匹当たり3mgの投与
量で、3日前〜10日後まで腹腔内投与する。また、N
Tは1mlをネズミの尾静脈より静注する。対照区として
は、生理食塩水を使用する。
【0023】蛋白尿(Proteinurea)(24時間で尿中に
排泄される全量)を、スルホサリチル酸によるボバイン
セリムアルブミン(Bovins Serum Albumin)を対照とす
る濁度法により測定した結果を表2に示す。なお、日数
はNT投与の1時間前に投与した時からの経過日数であ
る。また、蛋白尿の量はmg/日で示した。正常状態のネ
ズミの蛋白尿は0.5〜5mg/日であり、この数値以上の場
合は特に10mg/日以上の場合には腎炎が発症してるとし
た。
【0024】表2からもわかるように、対照区には腎炎
が発症しているが、本発明の食用植物を投与した場合に
は、投与時〜10日間の蛋白尿の量は正常状態のネズミ
とほぼ同じであり、補体の活性化を抑制していることが
わかる。また、本発明の食用植物の連続経口投与による
血液学的パラメーター、生化学的パラメーターの異常な
変動は確認されなかった。
【0025】
【表2】
【0026】実施例4 [ヘイマン型腎炎に対する治療効果]試験には、体重18
0〜200gのウイスター系の雄ネズミを使用した。ネズミ
のキドニーコルテックスを取り、等量の生理食塩水と伴
にホモジナイズする。そのホモジネートを1500×gで1
時間遠心分離し、その上清をエドギントンらの方法(T.
S.Edgington et al,Journal of Experimental Medicin
al,127,555)に従って精製したものと、「フレンド
コンプレート アジュバント 37 Re」(Difco社製)とを
0.4:1の重量比で混合したものをアジュバントとし
て、0.5mlをネズミの腹腔内に注入する。その後、2週
間毎に蛋白尿が100mg/日以上になるまで、このアジュバ
ントを同量ずつ投与する(6〜8週間)。
【0027】上記のようにしてヘイマン型腎炎を発症さ
せたネズミ(体重は約300〜350gになっている)に、実
施例1で得られた本発明の食用植物を、24時間毎に1
匹当たり3mgの投与量で7日間腹腔内投与し、蛋白尿の
量(mg/日)を実施例4と同様に測定した。対照区とし
て生理食塩水を用いて同様に試験を行った。同一試験を
3回繰り返して得られた結果を表3に示す。実験開始か
ら2〜3週間後のネズミの体重は400〜500gとなり、正常
な蛋白尿の量は5〜15mg/日と考えられる。表3からもわ
かるように、本発明の食用植物は、ヘイマン型腎炎を治
療する作用を有することがわかる。また、本発明の食用
植物の連続経口投与による血液学的パラメーター、生化
学的パラメーターの異常な変動は確認されなかった。
【0028】
【表3】
【0029】実施例5 [錠剤の製造]実施例1で得られたオウギの葉エタノー
ル抽出物を用いて、常法に従って、下記の組成の錠剤を
製造した。 (組 成) (配合:重量%) オウギの葉エタノール抽出物 24 乳糖 63 コーンスターチ 12 グアーガム 1
【0030】実施例6 [ジュースの製造]実施例1で得られたオウギの葉エタ
ノール抽出物を用いて、常法に従って、下記の組成のジ
ュースを製造した。 (組 成) (配合:重量%) 冷凍濃縮温州みかん果汁 5.0 果糖ブドウ糖液糖 11.0 クエン酸 0.2 L−アスコルビン酸 0.02 香料 0.2 色素 0.1 オウギの葉エタノール抽出物 0.2 水 83.28
【0031】
【発明の効果】本発明の抗補体作用物質である食用植物
は、補体反応の古典的活性化経路を顕著な阻害作用を有
する。従って、当該食用植物を有効成分として含有する
本発明の補体関連疾患治療剤及び食品は、補体反応によ
り発生ないし増幅する各種疾病の予防・治療などに極め
て有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 37/00 A61P 37/00 37/02 37/02 37/08 37/08 // A23L 2/52 A23L 2/38 C 2/38 2/00 F (72)発明者 辻 智子 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12番13号 株 式会社ファンケル中央研究所内 (72)発明者 石渡 健一 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12番13号 株 式会社ファンケル中央研究所内 Fターム(参考) 4B017 LC03 LG15 LL09 LP01 LP03 4B018 LB01 LB05 LB06 LB07 LB08 LE01 LE05 MD61 ME07 ME14 MF01 MF06 4C088 AB59 AC05 CA05 CA06 CA07 CA09 NA05 NA06 NA14 ZA45 ZA54 ZA89 ZB01 ZB07 ZB11 ZB13 ZB15 ZC33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オウギ(Astragalus属)の葉の植物体乾
    燥物及び/又は抽出物を含有する組成物。
  2. 【請求項2】 オウギ(Astragalus属)が、キバナオウ
    ギ(Astragalus membranaceus )又はナイモウオウギA.
    mongholicus(A. membranaceus var. mongholicus)で
    あることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 抗補体作用を有する請求項1または2の
    組成物。
  4. 【請求項4】 補体関連疾患治療剤である請求項1、2
    または3の組成物。
  5. 【請求項5】 食品用である請求項1、2または3の組
    成物。
JP2000083863A 2000-03-24 2000-03-24 食品組成物 Pending JP2001258505A (ja)

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