JP2001139449A - 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 - Google Patents
低粘度高内水相油中水型乳化化粧料Info
- Publication number
- JP2001139449A JP2001139449A JP32412399A JP32412399A JP2001139449A JP 2001139449 A JP2001139449 A JP 2001139449A JP 32412399 A JP32412399 A JP 32412399A JP 32412399 A JP32412399 A JP 32412399A JP 2001139449 A JP2001139449 A JP 2001139449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- oil
- viscosity
- weight
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 毛髪あるいは皮膚に潤いを与え、しっとり
し、べたつきがなく、かつのびが軽く、しかも経時安定
性にも優れた水相成分の含有量が60.0重量%以上で
ある低粘度高内水相油中水型乳化化粧料の提供。 【解決手段】 0.1〜10.0重量%の下記構造式
(1)の架橋型ポリエーテル変性シリコーンの1種又は
2種以上と他の化粧成分とを混合し、水相成分の含有量
を60重量%以上で、かつ30℃での粘度を10000
mPa・s以下とする低粘度高内水相油中水型乳化化粧
料を調製する。その際架橋型ポリエーテル変性シリコー
ンはシリコーン油とを剪断力下で混練処理したペースト
状ポリエーテル変性シリコーン組成物としたものを使用
するのが好ましい。 【化3】
し、べたつきがなく、かつのびが軽く、しかも経時安定
性にも優れた水相成分の含有量が60.0重量%以上で
ある低粘度高内水相油中水型乳化化粧料の提供。 【解決手段】 0.1〜10.0重量%の下記構造式
(1)の架橋型ポリエーテル変性シリコーンの1種又は
2種以上と他の化粧成分とを混合し、水相成分の含有量
を60重量%以上で、かつ30℃での粘度を10000
mPa・s以下とする低粘度高内水相油中水型乳化化粧
料を調製する。その際架橋型ポリエーテル変性シリコー
ンはシリコーン油とを剪断力下で混練処理したペースト
状ポリエーテル変性シリコーン組成物としたものを使用
するのが好ましい。 【化3】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用性及び安定性
に優れた低粘度高内水相油中水型乳化化粧料に関する。
より詳しくは、毛髪あるいは皮膚に潤いを与え、しっと
りし、べたつきがなく、かつのびが軽く、しかも経時安
定性にも優れた水相成分の含有量が60.0重量%以上
である低粘度高内水相油中水型乳化化粧料に関する。
に優れた低粘度高内水相油中水型乳化化粧料に関する。
より詳しくは、毛髪あるいは皮膚に潤いを与え、しっと
りし、べたつきがなく、かつのびが軽く、しかも経時安
定性にも優れた水相成分の含有量が60.0重量%以上
である低粘度高内水相油中水型乳化化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】このような連続相の油中に水を分散した
油中水型(W/O型)の乳化化粧料を形成するには一般
に乳化剤が使用されており、かかる乳化剤としては、従
来グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル等の多価アルコール脂肪酸エステル系活性剤あるいは
ポリオキシアルキレン変性オルガノシロキサン系活性剤
が一般に使用されている。
油中水型(W/O型)の乳化化粧料を形成するには一般
に乳化剤が使用されており、かかる乳化剤としては、従
来グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル等の多価アルコール脂肪酸エステル系活性剤あるいは
ポリオキシアルキレン変性オルガノシロキサン系活性剤
が一般に使用されている。
【0003】ところが、これら乳化剤を用いて水相成分
が組成物中に60重量%以上含有される高内水相のW/
O型乳化組成物を調製すると、粘度が30℃で3000
0あるいは50000mPa・s以上の硬いクリーム状
もしくは固形物となってしまい、実際の使用において
は、のびが悪く、べたつくといった欠点を有することに
なる。しかも、外観が硬いクリーム状もしくは固形物と
なることから、化粧料としての剤型にも広がりを持たせ
ることができない。
が組成物中に60重量%以上含有される高内水相のW/
O型乳化組成物を調製すると、粘度が30℃で3000
0あるいは50000mPa・s以上の硬いクリーム状
もしくは固形物となってしまい、実際の使用において
は、のびが悪く、べたつくといった欠点を有することに
なる。しかも、外観が硬いクリーム状もしくは固形物と
なることから、化粧料としての剤型にも広がりを持たせ
ることができない。
【0004】近年、本発明で使用する前記構造式に類似
した架橋型ポリエーテル変性シリコーンとシリコーン油
とを剪断力下で混練処理したペースト状ポリエーテル変
性シリコーン組成物が開発され、その組成物を使用して
経時安定性及び使用感に優れた油中水型乳化組成物を製
造できる技術が既に提案されている(特開平6−408
47号公報)。しかしながら、このものを用いても、水
相成分60.0重量%以上の高内水相の油中水型乳化組
成物を調製すると、粘度が30℃で30000mPa・
s以上のクリームとなり、使用感の面においてものびが
悪いものであった。
した架橋型ポリエーテル変性シリコーンとシリコーン油
とを剪断力下で混練処理したペースト状ポリエーテル変
性シリコーン組成物が開発され、その組成物を使用して
経時安定性及び使用感に優れた油中水型乳化組成物を製
造できる技術が既に提案されている(特開平6−408
47号公報)。しかしながら、このものを用いても、水
相成分60.0重量%以上の高内水相の油中水型乳化組
成物を調製すると、粘度が30℃で30000mPa・
s以上のクリームとなり、使用感の面においてものびが
悪いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者も、高内水相
油中水型乳化化粧料の研究開発を行っており、このよう
な実情の下において、前記した架橋型ポリエーテル変性
シリコーン及びペースト状ポリエーテル変性シリコーン
組成物の特性に着目し、それらを利用することにより使
用性及び安定性に優れ、かつ低粘度の高内水相油中水型
乳化化粧料を製造することの可能性を探った。
油中水型乳化化粧料の研究開発を行っており、このよう
な実情の下において、前記した架橋型ポリエーテル変性
シリコーン及びペースト状ポリエーテル変性シリコーン
組成物の特性に着目し、それらを利用することにより使
用性及び安定性に優れ、かつ低粘度の高内水相油中水型
乳化化粧料を製造することの可能性を探った。
【0006】特に、本発明者は、添加物を使用すること
により、特性の改良を目指すのではなく、それら変性シ
リコーンそのものに改良を加えることにより使用性及び
安定性に優れ、かつ低粘度の高内水相油中水型乳化化粧
料の製造を試み、その結果、開発した化粧料が本発明の
化粧料である。したがって、本発明は、前記した変性シ
リコーンそのもに改良を加えることにより、皮膚や毛髪
に潤いを与え、しっとりし、べたつきがなく、かつのび
が軽く、かつ経時安定性にも優れた低粘度高内水相油中
水型乳化化粧料を提供することを解決すべき課題とする
ものである。
により、特性の改良を目指すのではなく、それら変性シ
リコーンそのものに改良を加えることにより使用性及び
安定性に優れ、かつ低粘度の高内水相油中水型乳化化粧
料の製造を試み、その結果、開発した化粧料が本発明の
化粧料である。したがって、本発明は、前記した変性シ
リコーンそのもに改良を加えることにより、皮膚や毛髪
に潤いを与え、しっとりし、べたつきがなく、かつのび
が軽く、かつ経時安定性にも優れた低粘度高内水相油中
水型乳化化粧料を提供することを解決すべき課題とする
ものである。
【0007】すなわち、本発明は使用性と安定性に優れ
た低粘度高内水相油中水型乳化化粧料を提供することを
解決すべき課題とするものであり、該化粧料を提供する
ことを発明の目的とするものである。その結果、その化
粧料の剤型については、クリーム状あるいは固形物には
ならず、ローション状とすることができる低粘度の高内
水相油中水型乳化化粧料を提供することを可能とした。
た低粘度高内水相油中水型乳化化粧料を提供することを
解決すべき課題とするものであり、該化粧料を提供する
ことを発明の目的とするものである。その結果、その化
粧料の剤型については、クリーム状あるいは固形物には
ならず、ローション状とすることができる低粘度の高内
水相油中水型乳化化粧料を提供することを可能とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記したとお
りの課題を解決するものであり、その課題を解決する本
発明の化粧料は、下記構造式(1)の架橋型ポリエーテ
ル変性シリコーンの1種又は2種以上0.1〜10.0
重量%の成分(A)を含有し、かつ水相成分の含有量が
60重量%以上で、30℃での粘度が10000mPa
・s以下であることを特徴とする使用性及び安定性に優
れた低粘度高内水相油中水型乳化化粧料である。
りの課題を解決するものであり、その課題を解決する本
発明の化粧料は、下記構造式(1)の架橋型ポリエーテ
ル変性シリコーンの1種又は2種以上0.1〜10.0
重量%の成分(A)を含有し、かつ水相成分の含有量が
60重量%以上で、30℃での粘度が10000mPa
・s以下であることを特徴とする使用性及び安定性に優
れた低粘度高内水相油中水型乳化化粧料である。
【0009】
【化2】
【0010】そして、本発明では、前記した架橋型ポリ
エーテル変性シリコーンを使用することにより、皮膚や
毛髪に潤いを与え、しっとりし、べたつきがなく、かつ
のびが軽く、しかも経時安定性も良好であるという卓越
した特性を有する従来に全くないタイプの低粘度高内水
相油中水型乳化化粧料を提供することができるものであ
る。
エーテル変性シリコーンを使用することにより、皮膚や
毛髪に潤いを与え、しっとりし、べたつきがなく、かつ
のびが軽く、しかも経時安定性も良好であるという卓越
した特性を有する従来に全くないタイプの低粘度高内水
相油中水型乳化化粧料を提供することができるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて具体的に説明する。本発明における低粘度高内水相
油中水型乳化化粧料とは、水相成分の含有量が全組成物
中の60.0重量%以上であり、その水相成分が連続相
の油相成分に分散した油中水型(W/O型)の低粘度の
乳化化粧料をいう。
いて具体的に説明する。本発明における低粘度高内水相
油中水型乳化化粧料とは、水相成分の含有量が全組成物
中の60.0重量%以上であり、その水相成分が連続相
の油相成分に分散した油中水型(W/O型)の低粘度の
乳化化粧料をいう。
【0012】具体的な化粧料としては、例えば、ローシ
ョン状のスキンケア用乳液、ヘアケア用スタイリング剤
もしくはトリートメント剤、又はリキッドファンデーシ
ョンなどが挙げられるが、本発明の化粧料は、これら例
示されたものに制限されるというのではなく、前記した
低粘度(粘度が30℃で10000mPa・s以下)の
高内水相油中水型乳化化粧料である限り本発明の化粧料
に該当する。
ョン状のスキンケア用乳液、ヘアケア用スタイリング剤
もしくはトリートメント剤、又はリキッドファンデーシ
ョンなどが挙げられるが、本発明の化粧料は、これら例
示されたものに制限されるというのではなく、前記した
低粘度(粘度が30℃で10000mPa・s以下)の
高内水相油中水型乳化化粧料である限り本発明の化粧料
に該当する。
【0013】本発明においては、架橋型ポリエーテル変
性シリコーンは乳化剤として使用されるものであり、そ
れは、メチルハイドロジェンポリシロキサンを両末端の
ジアリルポリエーテルで架橋した高分子である。その製
造は、例えば、特開平4−272932号公報あるいは
特開平5−140320号公報等に記載されている方法
で行うことができる。本発明でもそれにより製造したも
のを使用できるが、本発明で使用する変性シリコーンは
前記構造式(1)で示されるものであって、かつ但し書
で規定される特定のものである。すなわちl、m、nが
前記のとおり特定されるものである。
性シリコーンは乳化剤として使用されるものであり、そ
れは、メチルハイドロジェンポリシロキサンを両末端の
ジアリルポリエーテルで架橋した高分子である。その製
造は、例えば、特開平4−272932号公報あるいは
特開平5−140320号公報等に記載されている方法
で行うことができる。本発明でもそれにより製造したも
のを使用できるが、本発明で使用する変性シリコーンは
前記構造式(1)で示されるものであって、かつ但し書
で規定される特定のものである。すなわちl、m、nが
前記のとおり特定されるものである。
【0014】この架橋型ポリエーテル変性シリコーン
は、予めシリコーン油と剪断力下で混練処理されたペー
スト状ポリエーテル変性シリコーン組成物とされたもの
を使用するのが好ましいが、架橋型ポリエーテル変性シ
リコーンとシリコーン油等を化粧料調製時に化粧料成分
として個別に配合しても構わない。なお、その際には他
の化粧料成分等と配合した後に混練処理することも可能
である。
は、予めシリコーン油と剪断力下で混練処理されたペー
スト状ポリエーテル変性シリコーン組成物とされたもの
を使用するのが好ましいが、架橋型ポリエーテル変性シ
リコーンとシリコーン油等を化粧料調製時に化粧料成分
として個別に配合しても構わない。なお、その際には他
の化粧料成分等と配合した後に混練処理することも可能
である。
【0015】先の構造式(1)の架橋型ポリエーテル変
性シリコーンを本発明で使用するに当たっては、lは1
0〜20であることが必要であり、この範囲を逸脱する
10未満では、架橋型ポリエーテル変性シリコーンとシ
リコーン油とを剪断力下で混練処理して得られたペース
ト状組成物は、低粘度(調製された乳化組成物の粘度が
30℃で、10000mPa・s以下)で、水の乳化安
定性に乏しく、20を越えると、シリコーン油への膨潤
性が十分でなくなり使用不可能である。
性シリコーンを本発明で使用するに当たっては、lは1
0〜20であることが必要であり、この範囲を逸脱する
10未満では、架橋型ポリエーテル変性シリコーンとシ
リコーン油とを剪断力下で混練処理して得られたペース
ト状組成物は、低粘度(調製された乳化組成物の粘度が
30℃で、10000mPa・s以下)で、水の乳化安
定性に乏しく、20を越えると、シリコーン油への膨潤
性が十分でなくなり使用不可能である。
【0016】そして、mは20〜80であることが必要
であり、20未満では、シリコーン油に対して十分に膨
潤せず、80を越え、200未満であると、粘度が高過
ぎ、そのためシリコーン油と剪断力下で混練処理して得
られたペースト状組成物のシリコーン油に対する膨潤性
がよすぎて本発明の低粘度タイプの油中水型の乳化組成
物は得られない。また、200を越えると、ペースト状
組成物が水の乳化性に乏しくなる。
であり、20未満では、シリコーン油に対して十分に膨
潤せず、80を越え、200未満であると、粘度が高過
ぎ、そのためシリコーン油と剪断力下で混練処理して得
られたペースト状組成物のシリコーン油に対する膨潤性
がよすぎて本発明の低粘度タイプの油中水型の乳化組成
物は得られない。また、200を越えると、ペースト状
組成物が水の乳化性に乏しくなる。
【0017】また、nは1.0〜5.0であることが必
要であり、1.0より小さいと、3次元構造体の形成が
できず、シリコーン油と混練処理してもペースト状物と
ならず、水の乳化性にも劣るものとなる。逆に、5.0
を越え、10.0未満であると、粘度が高くなり過ぎ、
そのため水に対する乳化性がよくなりすぎ、本発明の低
粘度タイプの油中水型乳化組成物は得られない。10を
越えると、3次元架橋構造体の架橋密度が高くなりすぎ
るため、シリコーン油と混練処理してもシリコーン油を
保持できず、安定なペースト状物とならない。
要であり、1.0より小さいと、3次元構造体の形成が
できず、シリコーン油と混練処理してもペースト状物と
ならず、水の乳化性にも劣るものとなる。逆に、5.0
を越え、10.0未満であると、粘度が高くなり過ぎ、
そのため水に対する乳化性がよくなりすぎ、本発明の低
粘度タイプの油中水型乳化組成物は得られない。10を
越えると、3次元架橋構造体の架橋密度が高くなりすぎ
るため、シリコーン油と混練処理してもシリコーン油を
保持できず、安定なペースト状物とならない。
【0018】本発明において架橋型ポリエーテル変性シ
リコーンと混練処理するシリコーン油については、特に
制限されるものではなく、直鎖状あるいは分岐状のいず
れであってもよく、各種のシリコーン油が使用可能であ
るが、25℃における粘度が100mPa・s以下であ
る低粘度シリコーン油が好ましく使用できる。
リコーンと混練処理するシリコーン油については、特に
制限されるものではなく、直鎖状あるいは分岐状のいず
れであってもよく、各種のシリコーン油が使用可能であ
るが、25℃における粘度が100mPa・s以下であ
る低粘度シリコーン油が好ましく使用できる。
【0019】使用可能な具体的シリコーン油としては、
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサ
ン、エチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン等の環状のジメチルポリシロキサン等が挙げられ、こ
れらを単独あるいは2種以上混合して使用してもよい。
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサ
ン、エチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン等の環状のジメチルポリシロキサン等が挙げられ、こ
れらを単独あるいは2種以上混合して使用してもよい。
【0020】架橋型ポリエーテル変性シリコーンとシリ
コーン油との配合比率については、架橋型ポリエーテル
変性シリコーン100重量部に対して、シリコーン油1
0〜1000重量部がよく、好ましくは20〜500重
量部がよい。架橋型ポリエーテル変性シリコーンの量が
前記範囲より少ないと、安定で良好なゲル構造を維持で
きず、逆に前記範囲を越えると、肌上で重さを感じ、使
用性、使用感が悪化するため好ましくない。
コーン油との配合比率については、架橋型ポリエーテル
変性シリコーン100重量部に対して、シリコーン油1
0〜1000重量部がよく、好ましくは20〜500重
量部がよい。架橋型ポリエーテル変性シリコーンの量が
前記範囲より少ないと、安定で良好なゲル構造を維持で
きず、逆に前記範囲を越えると、肌上で重さを感じ、使
用性、使用感が悪化するため好ましくない。
【0021】そして、混練処理を剪断力下で行う装置に
ついては、特に制限されるものではなく、通常使用され
るものが使用でき、それには例えば3本ロールミル、2
本ロールミル、サンドグラインダー、コロイドミル、ガ
ウリンホモジナイザー等が挙げられるが、特に3本ロー
ルミルが好ましく使用できる。
ついては、特に制限されるものではなく、通常使用され
るものが使用でき、それには例えば3本ロールミル、2
本ロールミル、サンドグラインダー、コロイドミル、ガ
ウリンホモジナイザー等が挙げられるが、特に3本ロー
ルミルが好ましく使用できる。
【0022】本発明において、乳化剤として使用する架
橋型ポリエーテル変性シリコーンの化粧料への配合量に
ついては、化粧料全量に対し、0.1〜10.0重量%
で配合することが必要である。その範囲を逸脱する0.
1重量%未満では、内相60.0重量%以上の水相成分
を乳化できず、また逆に10.0重量%を越えて配合す
ると、30℃で10000mPa・s以下の本発明の低
粘度タイプの高内水相油中水型乳化化粧料は得られず、
のびが悪く、使用感も重くなる。なお、架橋型ポリエー
テル変性シリコーンをペースト状ポリエーテル変性シリ
コーン組成物として配合する場合には、その中の架橋型
ポリエーテル変性シリコーンの配合量が前記範囲になる
ように選択することが必要である。
橋型ポリエーテル変性シリコーンの化粧料への配合量に
ついては、化粧料全量に対し、0.1〜10.0重量%
で配合することが必要である。その範囲を逸脱する0.
1重量%未満では、内相60.0重量%以上の水相成分
を乳化できず、また逆に10.0重量%を越えて配合す
ると、30℃で10000mPa・s以下の本発明の低
粘度タイプの高内水相油中水型乳化化粧料は得られず、
のびが悪く、使用感も重くなる。なお、架橋型ポリエー
テル変性シリコーンをペースト状ポリエーテル変性シリ
コーン組成物として配合する場合には、その中の架橋型
ポリエーテル変性シリコーンの配合量が前記範囲になる
ように選択することが必要である。
【0023】本発明の高内水相油中水型乳化化粧料に配
合される油相成分としては、油中水型(W/O型)の乳
化化粧料に通常使用される、油剤、すなわち、油相成分
が特に制限されることなく使用でき、それには天然動・
植物油、合成油のいずれにも使用可能である。この油相
成分としては、具体的には流動パラフィン、スクワラン
等の液状、ペースト状もしくは固形状の炭化水素、ワッ
クス、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、グリセ
ライド、又はジメチルポリシロキサン、もしくはポリエ
ーテル変性、フッ素変性等の各種変性シリコーン等のシ
リコーン系油剤等が挙げられる。
合される油相成分としては、油中水型(W/O型)の乳
化化粧料に通常使用される、油剤、すなわち、油相成分
が特に制限されることなく使用でき、それには天然動・
植物油、合成油のいずれにも使用可能である。この油相
成分としては、具体的には流動パラフィン、スクワラン
等の液状、ペースト状もしくは固形状の炭化水素、ワッ
クス、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、グリセ
ライド、又はジメチルポリシロキサン、もしくはポリエ
ーテル変性、フッ素変性等の各種変性シリコーン等のシ
リコーン系油剤等が挙げられる。
【0024】本発明の乳化化粧料においては、前記油相
成分は化粧料全量に対して10重量%〜40重量%未満
の範囲で配合される。10重量%未満では、化粧料を油
中水型にすることが困難であり、40重量%以上配合す
ると、内相の水が少なくなりすぎ、使用感の面で潤い感
に欠け好ましくない。なお、該W/O型の乳化化粧料中
の「O」に該当する油としては、その化粧料中に含有さ
れる天然動・植物油、合成油などのすべての油性成分が
該当するものであり、乳化剤である架橋型ポリエーテル
変性シリコーン及びその好ましい形態であるペースト状
ポリエーテル変性シリコーン組成物等も油性成分であ
り、「O」に該当する成分ということになる。
成分は化粧料全量に対して10重量%〜40重量%未満
の範囲で配合される。10重量%未満では、化粧料を油
中水型にすることが困難であり、40重量%以上配合す
ると、内相の水が少なくなりすぎ、使用感の面で潤い感
に欠け好ましくない。なお、該W/O型の乳化化粧料中
の「O」に該当する油としては、その化粧料中に含有さ
れる天然動・植物油、合成油などのすべての油性成分が
該当するものであり、乳化剤である架橋型ポリエーテル
変性シリコーン及びその好ましい形態であるペースト状
ポリエーテル変性シリコーン組成物等も油性成分であ
り、「O」に該当する成分ということになる。
【0025】本発明の低粘度高内水相油中水型乳化化粧
料に油性成分と共に配合される水等の水相成分、すなわ
ち、「W」については、水、エタノール、増粘剤等の水
溶性化合物が該当するものであり、後述する乳化安定化
剤として配合される水溶性高分子、無機塩及びアミノ酸
塩も水相成分であり、本発明における「W」に該当す
る。この水相成分の配合量については、本発明では化粧
料全量に対して60重量%〜90重量%未満の範囲で配
合するものである。その配合量は水そのもので60重量
%以上がよく、このようにすることにより潤い感を付与
でき、好ましい。水相成分が60重量%未満の配合量で
は、水を入れた特徴が出にくく、潤い感に欠ける。逆
に、90重量%以上配合すると、油中水型にすることが
困難である。
料に油性成分と共に配合される水等の水相成分、すなわ
ち、「W」については、水、エタノール、増粘剤等の水
溶性化合物が該当するものであり、後述する乳化安定化
剤として配合される水溶性高分子、無機塩及びアミノ酸
塩も水相成分であり、本発明における「W」に該当す
る。この水相成分の配合量については、本発明では化粧
料全量に対して60重量%〜90重量%未満の範囲で配
合するものである。その配合量は水そのもので60重量
%以上がよく、このようにすることにより潤い感を付与
でき、好ましい。水相成分が60重量%未満の配合量で
は、水を入れた特徴が出にくく、潤い感に欠ける。逆
に、90重量%以上配合すると、油中水型にすることが
困難である。
【0026】次に、本発明において乳化安定化剤として
配合する成分について言及する。本発明においては、乳
化剤と共に乳化安定化剤を配合することができ、本発明
で使用する乳化安定化剤としては、分子量2000〜3
00000である水溶性高分子、無機塩及びアミノ酸塩
からなる群から選ばれる1種又は2種以上である。その
乳化安定化剤の化粧料への配合は、前記した水溶性高分
子、無機塩又はアミノ酸塩の少なくとも1種を用いれば
十分であるが、2種以上の複数の無機塩もしくはアミノ
酸塩を混合使用してもかまわない。また、その配合量は
乳化安定化剤の性能を発現する範囲内にすることが必要
であり、各安定化剤の配合量は以下にそれぞれ記載する
とおりである。
配合する成分について言及する。本発明においては、乳
化剤と共に乳化安定化剤を配合することができ、本発明
で使用する乳化安定化剤としては、分子量2000〜3
00000である水溶性高分子、無機塩及びアミノ酸塩
からなる群から選ばれる1種又は2種以上である。その
乳化安定化剤の化粧料への配合は、前記した水溶性高分
子、無機塩又はアミノ酸塩の少なくとも1種を用いれば
十分であるが、2種以上の複数の無機塩もしくはアミノ
酸塩を混合使用してもかまわない。また、その配合量は
乳化安定化剤の性能を発現する範囲内にすることが必要
であり、各安定化剤の配合量は以下にそれぞれ記載する
とおりである。
【0027】そのうちの水溶性高分子としては、例え
ば、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシメチルセルロース及びメチ
ルセルロース等の水溶性合成高分子、並びにデキストリ
ン、ペプチン、アルギン酸、コンドロイチン硫酸等の天
然水溶性高分子などである。
ば、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシメチルセルロース及びメチ
ルセルロース等の水溶性合成高分子、並びにデキストリ
ン、ペプチン、アルギン酸、コンドロイチン硫酸等の天
然水溶性高分子などである。
【0028】その水溶性高分子の分子量は、前記したと
おり、2000〜300000であり、好ましくは30
00〜100000がよい。分子量が2000未満のも
のは安定化に寄与しない。また、分子量が300000
を越えると、乳化安定化の寄与が少なく、乳化化粧料の
使用感にべたつきを生じるという欠点が出てくる。その
配合量は、乳化化粧料全量の0.1〜20.0重量%、
好ましくは0.2〜10.0重量%である。0.1重量
%未満では使用性を向上させることができず、20.0
重量%を越えると、乳化化粧料として用いる際にべたつ
きの原因となり、好ましくない。
おり、2000〜300000であり、好ましくは30
00〜100000がよい。分子量が2000未満のも
のは安定化に寄与しない。また、分子量が300000
を越えると、乳化安定化の寄与が少なく、乳化化粧料の
使用感にべたつきを生じるという欠点が出てくる。その
配合量は、乳化化粧料全量の0.1〜20.0重量%、
好ましくは0.2〜10.0重量%である。0.1重量
%未満では使用性を向上させることができず、20.0
重量%を越えると、乳化化粧料として用いる際にべたつ
きの原因となり、好ましくない。
【0029】水溶性高分子の中で特に好ましいものは、
具体的にはポリエチレングリコールであり、他のものよ
り乳化化粧料の使用性向上に特に有効であり、かつ乳化
化粧料としては使用する際の使用感が好まれるという長
所を有する。ポリエチレングリコールにおける特に好ま
しい分子量は3000〜20000であり、配合量は、
乳化化粧料全量に対して1.0〜10.0重量%が好ま
しい。
具体的にはポリエチレングリコールであり、他のものよ
り乳化化粧料の使用性向上に特に有効であり、かつ乳化
化粧料としては使用する際の使用感が好まれるという長
所を有する。ポリエチレングリコールにおける特に好ま
しい分子量は3000〜20000であり、配合量は、
乳化化粧料全量に対して1.0〜10.0重量%が好ま
しい。
【0030】本発明において乳化安定化剤として配合す
る無機塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸等
のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルミニウム
塩、亜鉛塩、又はアンモニウム塩等が挙げられる。好ま
しい具体的無機塩としては、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化アルミ
ニウム、塩化亜鉛、塩化アンモニウム等の塩化物、硫酸
ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ア
ルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸アンモニウム等の硫酸塩、
硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝
酸カルシウム、硝酸アルミニウム、硝酸亜鉛、硝酸アン
モニウム等の硝酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩、リン酸
ナトリウム、リン酸カリウム等のリン酸塩が挙げられ
る。
る無機塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸等
のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルミニウム
塩、亜鉛塩、又はアンモニウム塩等が挙げられる。好ま
しい具体的無機塩としては、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化アルミ
ニウム、塩化亜鉛、塩化アンモニウム等の塩化物、硫酸
ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ア
ルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸アンモニウム等の硫酸塩、
硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝
酸カルシウム、硝酸アルミニウム、硝酸亜鉛、硝酸アン
モニウム等の硝酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩、リン酸
ナトリウム、リン酸カリウム等のリン酸塩が挙げられ
る。
【0031】これら無機塩の中で特に好ましいのは、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化
カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸ナトリウム、硫酸
カリウム、硫酸マグネシウム及び硫酸アルミニウムであ
る。本発明において乳化安定化剤として無機塩を用いる
場合の配合量は、0.1〜8.0重量%、好ましくは
0.2〜5.0重量である。0.1重量%未満では乳化
物の使用性を向上させることができず、また、8.0重
量%を越えて配合しても効果を増強するものではない。
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化
カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸ナトリウム、硫酸
カリウム、硫酸マグネシウム及び硫酸アルミニウムであ
る。本発明において乳化安定化剤として無機塩を用いる
場合の配合量は、0.1〜8.0重量%、好ましくは
0.2〜5.0重量である。0.1重量%未満では乳化
物の使用性を向上させることができず、また、8.0重
量%を越えて配合しても効果を増強するものではない。
【0032】本発明において、乳化安定化剤として配合
するアミノ酸塩は、アミノ酸中のカルボキシル基又はア
ミノ基が塩を形成したものであり、水溶性のアミノ酸塩
が特に制限されることなく使用できる。それには、例え
ば、アスパラギン酸ナトリウム、アスパラギン酸カリウ
ム、アスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸カル
シウム、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カリウ
ム、グルタミン酸マグネシウム、グルタミン酸カルシウ
ム、グルタミン酸塩酸塩、システイン塩酸塩、ヒスチジ
ン塩酸塩、リジン塩酸塩、オルニチン塩酸塩、トリプト
ファン塩酸塩、アルギニン−グルタミン酸塩、オルニチ
ン−グルタミン酸塩、リジン−グルタミン酸塩、リジン
−アスパラギン酸塩、オルニチン−アスパラギン酸塩等
がある。
するアミノ酸塩は、アミノ酸中のカルボキシル基又はア
ミノ基が塩を形成したものであり、水溶性のアミノ酸塩
が特に制限されることなく使用できる。それには、例え
ば、アスパラギン酸ナトリウム、アスパラギン酸カリウ
ム、アスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸カル
シウム、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カリウ
ム、グルタミン酸マグネシウム、グルタミン酸カルシウ
ム、グルタミン酸塩酸塩、システイン塩酸塩、ヒスチジ
ン塩酸塩、リジン塩酸塩、オルニチン塩酸塩、トリプト
ファン塩酸塩、アルギニン−グルタミン酸塩、オルニチ
ン−グルタミン酸塩、リジン−グルタミン酸塩、リジン
−アスパラギン酸塩、オルニチン−アスパラギン酸塩等
がある。
【0033】これらアミノ酸塩の中でも好ましいのは、
グルタミン酸ナトリウムである。本発明で乳化安定化剤
としてアミノ酸塩を用いる場合の配合量としては、乳化
化粧料全量に対して、0.1〜8.0重量%、好ましく
は0.2〜5.0重量%である。0.1重量%未満では
使用性を向上させることができず、また、8.0重量%
を越えて配合しても効果を増強するものではない。
グルタミン酸ナトリウムである。本発明で乳化安定化剤
としてアミノ酸塩を用いる場合の配合量としては、乳化
化粧料全量に対して、0.1〜8.0重量%、好ましく
は0.2〜5.0重量%である。0.1重量%未満では
使用性を向上させることができず、また、8.0重量%
を越えて配合しても効果を増強するものではない。
【0034】本発明の乳化化粧料においては、前記必須
成分並びに前記した水相成分及び油相成分等のほかに、
通常乳化化粧料に配合される各種水性成分(水相成分)
及び油性成分(油相成分)を勿論配合することができ、
それには例えば保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、美容成分、香料、保香剤、増粘剤、着色顔料、光
輝性顔料、有機粉体、疎水化処理顔料、タール色素等が
あり、それらを本発明の効果を損なわない範囲で配合す
ることができる。
成分並びに前記した水相成分及び油相成分等のほかに、
通常乳化化粧料に配合される各種水性成分(水相成分)
及び油性成分(油相成分)を勿論配合することができ、
それには例えば保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、美容成分、香料、保香剤、増粘剤、着色顔料、光
輝性顔料、有機粉体、疎水化処理顔料、タール色素等が
あり、それらを本発明の効果を損なわない範囲で配合す
ることができる。
【0035】本発明の低粘度高内水相油中水型乳化化粧
料の具体的な化粧料としては、前記したとおり、例え
ば、ローション状のスキンケア用乳液、ヘアケア用スタ
イリング剤あるいはトリートメント剤、リキッドファン
デーションなどが挙げられるが、本発明の化粧料は、こ
れら例示されたものに制限されるというのではなく、前
記した低粘度(粘度が30℃で10000mPa・s以
下)の高内水相油中水型乳化化粧料である限り本発明の
化粧料に該当する。また、これら製品の製造は、前記し
た必須成分、並びに前記した水相成分及び油相成分、並
びにそれら化粧料に通常配合される成分を合わせて使用
し、常法により行うことができる。
料の具体的な化粧料としては、前記したとおり、例え
ば、ローション状のスキンケア用乳液、ヘアケア用スタ
イリング剤あるいはトリートメント剤、リキッドファン
デーションなどが挙げられるが、本発明の化粧料は、こ
れら例示されたものに制限されるというのではなく、前
記した低粘度(粘度が30℃で10000mPa・s以
下)の高内水相油中水型乳化化粧料である限り本発明の
化粧料に該当する。また、これら製品の製造は、前記し
た必須成分、並びに前記した水相成分及び油相成分、並
びにそれら化粧料に通常配合される成分を合わせて使用
し、常法により行うことができる。
【0036】
【実施例】以下に本発明の複数の実施例を示すが、本発
明はこれら実施例により限定されるものではなく、特許
請求の範囲により把握されるものであることはいうまで
もないことである。
明はこれら実施例により限定されるものではなく、特許
請求の範囲により把握されるものであることはいうまで
もないことである。
【0037】[実施例及び比較例のスキンケア用乳液の
組成及び性能試験等]低粘度の高内水相油中水型乳化ス
キンケア用乳液について、本発明に該当する組成の実施
例1〜4と、本発明に該当しない比較例1〜4を製造
し、得られた各乳液に関し、安定性試験、30℃での粘
度測定及び使用性試験を実施し、それらの性能を評価し
た。使用性試験は、女性専門パネラー(10名)による
実使用試験によって行い、使用時の好みを下記の評価基
準にしたがって判定した。実施例1〜4及び比較例1〜
4の乳液の組成及び試験結果は表1に示すとおりであ
る。また、それら実施例及び比較例に使用した架橋型ポ
リエーテル変性シリコーンの構造は後掲のとおりであ
る。
組成及び性能試験等]低粘度の高内水相油中水型乳化ス
キンケア用乳液について、本発明に該当する組成の実施
例1〜4と、本発明に該当しない比較例1〜4を製造
し、得られた各乳液に関し、安定性試験、30℃での粘
度測定及び使用性試験を実施し、それらの性能を評価し
た。使用性試験は、女性専門パネラー(10名)による
実使用試験によって行い、使用時の好みを下記の評価基
準にしたがって判定した。実施例1〜4及び比較例1〜
4の乳液の組成及び試験結果は表1に示すとおりであ
る。また、それら実施例及び比較例に使用した架橋型ポ
リエーテル変性シリコーンの構造は後掲のとおりであ
る。
【0038】
【表1】
【0039】なお、この表1においては、各成分の配合
量はすべて重量%で表記してある。したがって、この表
中の乳液の水相成分及び油相成分の配合量についてみる
と、例えば実施例1では水相成分は、水、エタノール、
グルタミン酸ナトリウム及びパラベンであるから82.
0重量%であり、油相成分はジメチルポリシロキサン及
びペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物である
から、その配合量は、18.0重量%であるということ
になる。
量はすべて重量%で表記してある。したがって、この表
中の乳液の水相成分及び油相成分の配合量についてみる
と、例えば実施例1では水相成分は、水、エタノール、
グルタミン酸ナトリウム及びパラベンであるから82.
0重量%であり、油相成分はジメチルポリシロキサン及
びペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物である
から、その配合量は、18.0重量%であるということ
になる。
【0040】この性能試験における評価基準は以下のと
おりである。 [安定性の評価基準] ○:分離が全くみられない。 △:分離がほとんどみられない。 ×:液相(油相又は水相)の分離が生じた。
おりである。 [安定性の評価基準] ○:分離が全くみられない。 △:分離がほとんどみられない。 ×:液相(油相又は水相)の分離が生じた。
【0041】[使用性の評価基準] 〈べたつき感〉 ◎:10名全員が潤いがり、しっとりとし、べたつかず
使用性良好と判定。 ○:7名以上9名以下が潤いがあり、しっとりとし、べ
たつかず使用性良好と判定。 △:3名以上6名以下が潤いがあり、しっとりとし、べ
たつかず使用性良好と判定。 ×:2名以下が潤いがあり、しっとりとし、べたつかず
使用性良好と判定。
使用性良好と判定。 ○:7名以上9名以下が潤いがあり、しっとりとし、べ
たつかず使用性良好と判定。 △:3名以上6名以下が潤いがあり、しっとりとし、べ
たつかず使用性良好と判定。 ×:2名以下が潤いがあり、しっとりとし、べたつかず
使用性良好と判定。
【0042】〈のび感〉 ◎:10名全員が、のびが軽く、なめらかで使用性良好
と判定。 ○:7名以上9名以下が、のびが軽く、なめらかで使用
性良好と判定。 △:3名以上6名以下が、のびが軽く、なめらかで使用
性良好と判定。 ×:2名以下が、のびが軽くなめらかで使用性良好と判
定。
と判定。 ○:7名以上9名以下が、のびが軽く、なめらかで使用
性良好と判定。 △:3名以上6名以下が、のびが軽く、なめらかで使用
性良好と判定。 ×:2名以下が、のびが軽くなめらかで使用性良好と判
定。
【0043】この試験で使用した実施例及び比較例のス
キンケア用乳液中に配合されたペースト状ポリエーテル
変性シリコーン組成物は、以下の架橋型ポリエーテル変
性シリコーン100重量部と、粘度6mPa・sのメチ
ルポリシロキサン400重量部とを剪断力下で混練処理
してペースト状としたものである。
キンケア用乳液中に配合されたペースト状ポリエーテル
変性シリコーン組成物は、以下の架橋型ポリエーテル変
性シリコーン100重量部と、粘度6mPa・sのメチ
ルポリシロキサン400重量部とを剪断力下で混練処理
してペースト状としたものである。
【0044】[実施例に用いた架橋型ポリエーテル変性
シリコーン] (A)l:10〜15,m:40〜60,n:1〜5 (B)l:15〜20,m:50〜60,n:1〜3 (C)l:15〜20,m:20〜40,n:1〜5 (D)l:15〜20,m:30〜50,n:1〜3
シリコーン] (A)l:10〜15,m:40〜60,n:1〜5 (B)l:15〜20,m:50〜60,n:1〜3 (C)l:15〜20,m:20〜40,n:1〜5 (D)l:15〜20,m:30〜50,n:1〜3
【0045】 [比較例に用いた架橋型ポリエーテル変性シリコーン] (E)l: 3〜8,m:40〜60,n:1〜5 乳化安定性× (F)l:15〜20,m:90〜120,n:1〜5 粘度高すぎて× (G)l:15〜20,m:40〜60,n:6〜8 粘度高すぎて×
【0046】以上の性能試験の結果から、実施例のスキ
ンケア用乳液は、べたつき感及びのび感の両者とも良好
と評価されていて使用性に優れており、また安定性も優
れており、本発明の低粘度高内水相油中水型乳化化粧料
が使用性及び安定性に優れた化粧料であることが明らか
である。他方、比較例のスキンケア用乳液はべたつき感
及びのび感のいずれかあるいは両者で評価が低く、また
安定性の評価でも非常に低い物がある。
ンケア用乳液は、べたつき感及びのび感の両者とも良好
と評価されていて使用性に優れており、また安定性も優
れており、本発明の低粘度高内水相油中水型乳化化粧料
が使用性及び安定性に優れた化粧料であることが明らか
である。他方、比較例のスキンケア用乳液はべたつき感
及びのび感のいずれかあるいは両者で評価が低く、また
安定性の評価でも非常に低い物がある。
【0047】 [実施例5] ヘアトリートメントクリーム 配合量(%) (1)流動パラフィン 6.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (3)1,3−ブチレングリコール 3.0 (4)ペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物 2.5 [前記架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(A)100重量部を500重量部 のテ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサンと剪断力下で混練処理したもの] (5)イオン交換水 72.1 (6)塩化ナトリウム 3.0 (7)パラベン 0.2 (8)酸化防止剤 0.1 (9)エタノール 3.0 (10)香料 0.1
【0048】〈製法及び製品の性能〉(1)(2)
(4)を混合し、予め油相混合物を調製する。次に、こ
の油相混合物を高速撹拌機を用いて撹拌しながら、それ
に(3)(5)〜(10)を混合撹拌溶解した混合水相を
室温で徐々に添加し、目的のヘアトリートメントクリー
ムを得た。得られたクリームは、30℃で粘度3500
mPa・sで、実施例1〜4と同様に使用性は◎であ
る。すなわち、毛髪に塗布した場合、潤いを与え、しっ
とりした感触を有し、べたつかず、しかものびが軽い。
また、安定性も良好なものであり、○であった。
(4)を混合し、予め油相混合物を調製する。次に、こ
の油相混合物を高速撹拌機を用いて撹拌しながら、それ
に(3)(5)〜(10)を混合撹拌溶解した混合水相を
室温で徐々に添加し、目的のヘアトリートメントクリー
ムを得た。得られたクリームは、30℃で粘度3500
mPa・sで、実施例1〜4と同様に使用性は◎であ
る。すなわち、毛髪に塗布した場合、潤いを与え、しっ
とりした感触を有し、べたつかず、しかものびが軽い。
また、安定性も良好なものであり、○であった。
【0049】 [実施例6] ヘアスタイリングクリーム 配合量(%) (1)イソパラフィン 3.0 (2)ジメチルポリシロキサン(100mPa・s) 5.0 (3)グリセリン 5.0 (4)ペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物 1.5 [前記架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(B)100重量部を300重量 部のメチルフェニルホ゜リシロキサンと剪断力下で混練処理したもの] (5)ペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物 1.5 [前記架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(C)100重量部を400重量部 のシ゛メチルホ゜リシロキサン6mPa・sと剪断力下で混練処理したもの] (6)ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 3.0 [商品名:PVP/VA・S-630,ISP社製] (7)イオン交換水 70.8 (8)エタノール 8.0 (9)ポリエチレングリコール(分子量10000) 2.0 (10)パラベン 0.1 (11)香料 0.1
【0050】〈製法及び製品の性能〉(1)(2)
(4)(5)を混合し、予め油相混合物を調製する。次
に、この油相混合物を高速撹拌機を用いて撹拌しなが
ら、(3)、(6)〜(11)を混合撹拌溶解した混合水
相を室温で徐々に添加し、30℃における粘度が670
0mPa・sである目的のヘアスタイリングクリームを
得た。得られたヘアスタイリングクリームは、使用性は
◎である。すなわち、毛髪に塗布した場合、潤いを与
え、しっとりした感触を有し、べたつかず、しかものび
が軽い。また、安定性も良好なものであり、○であっ
た。
(4)(5)を混合し、予め油相混合物を調製する。次
に、この油相混合物を高速撹拌機を用いて撹拌しなが
ら、(3)、(6)〜(11)を混合撹拌溶解した混合水
相を室温で徐々に添加し、30℃における粘度が670
0mPa・sである目的のヘアスタイリングクリームを
得た。得られたヘアスタイリングクリームは、使用性は
◎である。すなわち、毛髪に塗布した場合、潤いを与
え、しっとりした感触を有し、べたつかず、しかものび
が軽い。また、安定性も良好なものであり、○であっ
た。
【0051】 [実施例7] W/O乳化型ファンデーション 配合量(% ) (1)スクワラン 1.0 (2)ジメチルポリシロキサン(6mPa・s) 3.0 (3)プロピレングリコール 2.5 (4)ペースト状ポリエーテル変性シリコーン組成物 3.5 [前記架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(D)100重量部を250重量部 のオクタメチルシクロテトラシロキサンと剪断力下で混練処理したもの] (5)イオン交換水 70.6 (6)エタノール 1.0 (7)グルタミン酸ナトリウム 1.5 (8)塩化カリウム 1.5 (9)パラベン 0.1 (10)パルミチン酸デキストリン処理二酸化チタン 5.0 (11)パルミチン酸デキストリン処理マイカ 5.0 (12)パルミチン酸デキストリン処理タルク 2.5 (13)パルミチン酸デキストリン処理酸化鉄 2.5 (14)ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 (15)香料 0.2
【0052】〈製法及び製品の性能〉(1)(2)
(4)及び(10)〜(13)を混合分散し、予め油相分散
液を調製する。次に、この油相分散液を高速撹拌機(デ
ィスパー)用いて撹拌しながら、(3)(5)〜(9)
(14)(15)を溶解した混合水相を、室温で徐々に添加
し、目的のW/O乳化型ファンデーションを得た。得ら
れたW/O乳化型ファンデーションは、使用性は◎であ
る。すなわち、皮膚に塗布した場合、潤いを与え、しっ
とりした感触を有し、べたつかず、しかものびが軽い。
(4)及び(10)〜(13)を混合分散し、予め油相分散
液を調製する。次に、この油相分散液を高速撹拌機(デ
ィスパー)用いて撹拌しながら、(3)(5)〜(9)
(14)(15)を溶解した混合水相を、室温で徐々に添加
し、目的のW/O乳化型ファンデーションを得た。得ら
れたW/O乳化型ファンデーションは、使用性は◎であ
る。すなわち、皮膚に塗布した場合、潤いを与え、しっ
とりした感触を有し、べたつかず、しかものびが軽い。
【0053】
【発明の効果】以上の実施例及び発明の実施形態等の記
載から明らかなように、本発明は、乳化剤として、特定
構造の架橋型ポリエーテル変性シリコーン、特に、それ
とシリコーン油とを剪断力下で混練処理したペースト状
ポリエーテル変性シリコーン組成物を使用し、かつ水を
60重量%以上含有し、30℃における粘度が1000
0mPa・s以下の従来にない低粘度高内水相油中水型
を提供するものである。その結果、本発明の化粧料は、
皮膚や毛髪に対し、潤いを与え、しっとりし、べたつか
ず、かつのびが軽く、使用性に優れたものであり、しか
も経時安定性に優れたものである。すなわち、本発明
は、使用性及び安定性に優れた低粘度高内水相油中水型
を提供することができ、卓越した効果を奏するものであ
る。
載から明らかなように、本発明は、乳化剤として、特定
構造の架橋型ポリエーテル変性シリコーン、特に、それ
とシリコーン油とを剪断力下で混練処理したペースト状
ポリエーテル変性シリコーン組成物を使用し、かつ水を
60重量%以上含有し、30℃における粘度が1000
0mPa・s以下の従来にない低粘度高内水相油中水型
を提供するものである。その結果、本発明の化粧料は、
皮膚や毛髪に対し、潤いを与え、しっとりし、べたつか
ず、かつのびが軽く、使用性に優れたものであり、しか
も経時安定性に優れたものである。すなわち、本発明
は、使用性及び安定性に優れた低粘度高内水相油中水型
を提供することができ、卓越した効果を奏するものであ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB051 AB232 AB242 AB331 AB332 AB341 AB351 AB361 AB432 AB442 AC022 AC102 AC122 AC472 AC482 AC581 AC582 AD041 AD042 AD092 AD152 AD161 AD162 AD172 BB36 BB60 CC01 CC05 CC12 CC32 CC33 DD32 EE01 EE06 EE07 EE09
Claims (8)
- 【請求項1】 下記構造式(1)の架橋型ポリエーテル
変性シリコーンの1種又は2種以上0.1〜10.0重
量%の成分(A)を含有し、かつ水相成分の含有量が6
0重量%以上で、30℃における粘度が10000mP
a・s以下であることを特徴とする使用性及び安定性に
優れた低粘度高内水相油中水型乳化化粧料。 【化1】 - 【請求項2】 前記成分(A)に加えて、さらに分子量
が2000〜300000である水溶性高分子、無機塩
及びアミノ酸塩からなる群から選ばれる1種又は2種以
上の成分(B)を含有する請求項1記載の低粘度高内水
相油中水型乳化化粧料。 - 【請求項3】 前記架橋型ポリエーテル変性シリコーン
は、シリコーン油と剪断力下で混練処理されたペースト
状ポリエーテル変性シリコーン組成物とされたものであ
り、かつその組成物における架橋型ポリエーテル変性シ
リコーンとシリコーン油の比が100重量部:10〜1
000重量部である請求項1又は2記載の低粘度高内水
相油中水型乳化化粧料。 - 【請求項4】 成分(B)の含有量が、0.1〜10.
0重量%である請求項2又は3記載の低粘度高内水相油
中水型乳化化粧料。 - 【請求項5】 水溶性高分子がポリエチレングリコール
である請求項2、3又は4記載の低粘度高内水相油中水
型乳化化粧料。 - 【請求項6】 アミノ酸塩がグルタミン酸ナトリウムで
ある請求項2、3又は4記載の低粘度高内水相油中水型
乳化化粧料。 - 【請求項7】 無機塩が塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化アルミニ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウ
ム又は硫酸アルミニウムである請求項2、3又は4記載
の低粘度油中水型乳化化粧料。 - 【請求項8】 水の含有量が60.0重量%以上である
請求項1ないし7のいずれか1に記載の低粘度高内水相
油中水型乳化化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32412399A JP2001139449A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32412399A JP2001139449A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001139449A true JP2001139449A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18162418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32412399A Withdrawn JP2001139449A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001139449A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240516A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-04 | Kose Corp | 毛髪化粧料 |
JP2003055143A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Kao Corp | 油中水型乳化化粧料 |
JP2006182883A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | シリコーンエマルジョン組成物および離型剤 |
JP2007016029A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-25 | L'oreal Sa | エラストマー類を含む化粧品組成物 |
JP2011046652A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JP2011520822A (ja) * | 2008-05-15 | 2011-07-21 | エヴォニク ゴールドシュミット ゲーエムベーハー | ヒトまたは動物の身体部分のケアのためのケア有効成分としての、有機変性シロキサンブロックコポリマーの使用 |
JP2014004084A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 液体塗布具 |
JP2016169324A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 信越化学工業株式会社 | ゲルペースト組成物及び該ゲルペースト組成物を用いた化粧料 |
-
1999
- 1999-11-15 JP JP32412399A patent/JP2001139449A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240516A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-04 | Kose Corp | 毛髪化粧料 |
JP2003055143A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Kao Corp | 油中水型乳化化粧料 |
JP2006182883A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | シリコーンエマルジョン組成物および離型剤 |
JP2007016029A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-25 | L'oreal Sa | エラストマー類を含む化粧品組成物 |
JP2011520822A (ja) * | 2008-05-15 | 2011-07-21 | エヴォニク ゴールドシュミット ゲーエムベーハー | ヒトまたは動物の身体部分のケアのためのケア有効成分としての、有機変性シロキサンブロックコポリマーの使用 |
JP2011046652A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JP2014004084A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 液体塗布具 |
JP2016169324A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 信越化学工業株式会社 | ゲルペースト組成物及び該ゲルペースト組成物を用いた化粧料 |
CN105963159A (zh) * | 2015-03-13 | 2016-09-28 | 信越化学工业株式会社 | 凝胶糊剂组合物以及使用所述凝胶糊剂组合物的化妆材料 |
US11020327B2 (en) | 2015-03-13 | 2021-06-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Gel paste composition and cosmetic using the gel paste composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100719781B1 (ko) | 내부 수상 비율이 높은 유중수형 에멀젼 화장품 조성물 | |
JP2001019850A (ja) | 水中油型エマルジョンの形態の組成物及びその使用、特に美容のための使用 | |
JP2000234085A (ja) | 会合性増粘剤および増粘組成物 | |
JP3659395B2 (ja) | 親水性の増粘化合物と多糖類アルキルエーテルを含有するエマルション及び該エマルションを含有する組成物及びその用途 | |
KR102245838B1 (ko) | 유화 안정성이 우수한 수중유형 저점도 화장료 조성물 | |
JP3934117B2 (ja) | クレンジング組成物 | |
JP3782914B2 (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2001139449A (ja) | 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2001002521A (ja) | 転相感の優れた高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2004175736A (ja) | クレンジング用組成物 | |
JP2016147824A (ja) | 化粧料及びその化粧料を用いた肌の美容方法 | |
JP2005314327A (ja) | 油中水型化粧料 | |
JP2002145733A (ja) | 固形状油中水型乳化化粧料 | |
JP2001002925A (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP3543523B2 (ja) | ボディ用化粧料 | |
JP2007077153A (ja) | 水性コアを含むマイクロカプセル、及び、化粧品におけるそれらの使用 | |
JP2008094811A (ja) | O/w型乳化組成物及びその調製方法。 | |
JP4150280B2 (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2001139424A (ja) | 低粘度高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2001002520A (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2001158714A (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2009191017A (ja) | 乳化型毛髪化粧料 | |
JP2002275028A (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
JP3784757B2 (ja) | 化粧料組成物 | |
JP2003012476A (ja) | 半固形状毛髪化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |