JP2001111420A - Pllシンセサイザの間欠動作制御回路 - Google Patents
Pllシンセサイザの間欠動作制御回路Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パワーセーブ解除後に内部回路を速やかに動作
させることのできるPLLシンセサイザの間欠動作制御
回路を提供すること。 【解決手段】間欠動作制御回路31の第1解除信号生成
回路32は、基準信号FRARと比較信号FPARの位
相差が所定の時間内に入った場合に第1内部パワーセー
ブ解除信号PSRS1を生成する。第2解除信号生成回
路33は、比較分周器22又は基準分周器23の出力信
号を検出して、第2内部パワーセーブ解除信号PSRS
2を生成する。優先回路34は、第2解除信号生成回路
33と、第1及び第2内部パワーセーブ解除信号PSR
S1.PSRS2の早いほうを優先し、その優先信号に
て内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ
解除信号PSRSを生成する。
させることのできるPLLシンセサイザの間欠動作制御
回路を提供すること。 【解決手段】間欠動作制御回路31の第1解除信号生成
回路32は、基準信号FRARと比較信号FPARの位
相差が所定の時間内に入った場合に第1内部パワーセー
ブ解除信号PSRS1を生成する。第2解除信号生成回
路33は、比較分周器22又は基準分周器23の出力信
号を検出して、第2内部パワーセーブ解除信号PSRS
2を生成する。優先回路34は、第2解除信号生成回路
33と、第1及び第2内部パワーセーブ解除信号PSR
S1.PSRS2の早いほうを優先し、その優先信号に
て内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ
解除信号PSRSを生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLLシンセサイザ
の間欠動作制御回路に関するものである。近年、携帯電
話等の移動体通信機器に使用される位相同期ループ(PL
L:PhaseLocked Loop )を用いた周波数シンセサイザ
は、回路全体の消費電力を抑えるため、PLLを間欠動
作制御しているものが知られている。そして、そのアク
セス時間を短縮するためにロックアップ時間を短縮する
ことが要求されている。
の間欠動作制御回路に関するものである。近年、携帯電
話等の移動体通信機器に使用される位相同期ループ(PL
L:PhaseLocked Loop )を用いた周波数シンセサイザ
は、回路全体の消費電力を抑えるため、PLLを間欠動
作制御しているものが知られている。そして、そのアク
セス時間を短縮するためにロックアップ時間を短縮する
ことが要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信機器は、その性格上実
際の使用状態(通話時)に比べて遙かに非使用状態(待
機時)が長い。その待機時は一定の間隔で制御局と移動
体との間で制御通信を行う以外の時間は全く通信は行わ
れない。従って、この待機時において電源をオンし続け
ていることは無駄な電力を消費していることになる。そ
こで、待機時においては、システムが必要とする所定の
間隔で電源を間欠的に供給して通信機器を間欠動作させ
ることにより消費電力を低減させることができる。その
ため、通信機器に組み込まれているPLL周波数シンセ
サイザも間欠動作させる必要がある。
際の使用状態(通話時)に比べて遙かに非使用状態(待
機時)が長い。その待機時は一定の間隔で制御局と移動
体との間で制御通信を行う以外の時間は全く通信は行わ
れない。従って、この待機時において電源をオンし続け
ていることは無駄な電力を消費していることになる。そ
こで、待機時においては、システムが必要とする所定の
間隔で電源を間欠的に供給して通信機器を間欠動作させ
ることにより消費電力を低減させることができる。その
ため、通信機器に組み込まれているPLL周波数シンセ
サイザも間欠動作させる必要がある。
【0003】図8は、第一従来例のPLLシンセサイザ
10のブロック回路図である。PLLシンセサイザ10
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器1
3、比較分周器14、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路18を
含むICと、ローパスフィルタ(LPF)19、及び電
圧制御発振器(VCO)20により構成される。
10のブロック回路図である。PLLシンセサイザ10
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器1
3、比較分周器14、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路18を
含むICと、ローパスフィルタ(LPF)19、及び電
圧制御発振器(VCO)20により構成される。
【0004】PLLシンセサイザ10は、供給されるパ
ワーセーブ信号PSに応答して、その動作状態が使用状
態とパワーセーブ状態との間で遷移する。例えば、PL
Lシンセサイザ10は、Hレベルのパワーセーブ信号P
Sに応答してパワーセーブ状態から使用状態に遷移し、
Lレベルのパワーセーブ信号PSに応答して使用状態か
らパワーセーブ状態に遷移する。
ワーセーブ信号PSに応答して、その動作状態が使用状
態とパワーセーブ状態との間で遷移する。例えば、PL
Lシンセサイザ10は、Hレベルのパワーセーブ信号P
Sに応答してパワーセーブ状態から使用状態に遷移し、
Lレベルのパワーセーブ信号PSに応答して使用状態か
らパワーセーブ状態に遷移する。
【0005】詳述すると、パワーセーブ信号PSはバッ
ファ11、プリスケーラ12及び間欠動作制御回路18
に供給される。パワーセーブ信号PSがHレベルの時、
バッファ11は発振信号OSCinを増幅した基準信号F
RARを基準分周器13と間欠動作制御回路18に出力
し、プリスケーラ12は入力信号finを分周した比較信
号FPARを比較分周器14と間欠動作制御回路18に
出力する。これにより、PLLシンセサイザ10が作動
する。
ファ11、プリスケーラ12及び間欠動作制御回路18
に供給される。パワーセーブ信号PSがHレベルの時、
バッファ11は発振信号OSCinを増幅した基準信号F
RARを基準分周器13と間欠動作制御回路18に出力
し、プリスケーラ12は入力信号finを分周した比較信
号FPARを比較分周器14と間欠動作制御回路18に
出力する。これにより、PLLシンセサイザ10が作動
する。
【0006】パワーセーブ信号PSがLレベルの時、バ
ッファ11及びプリスケーラ12は入力を遮断する。こ
れにより、バッファ11は増幅動作をせず、プリスケー
ラ12は分周動作を行わないため、電力消費が使用状態
に比べて少なくなる。
ッファ11及びプリスケーラ12は入力を遮断する。こ
れにより、バッファ11は増幅動作をせず、プリスケー
ラ12は分周動作を行わないため、電力消費が使用状態
に比べて少なくなる。
【0007】間欠動作制御回路18は、パワーセーブ信
号PSに基づいてパワーセーブ状態から使用状態にその
状態が変化した後、基準信号FRARと比較信号FPA
Rの位相差が所定時間以下になった場合に内部動作を開
始するべくパワーセーブ解除信号PSRSを出力する。
詳述すると、間欠動作制御回路18は、Lレベルのパワ
ーセーブ信号PSに応答してLレベルの内部パワーセー
ブ解除信号PSRSを内部回路(基準分周器13、比較
分周器14、位相比較器15、ロック検出回路17)に
出力し、これにより内部回路の動作が行われず、消費電
力が少ない。そして、間欠動作制御回路18はパワーセ
ーブ信号PSが立ち上がった後、基準信号FRARと比
較信号FPARの位相差が所定時間以下になったときに
内部パワーセーブ解除信号PSRSを立ち上げる。これ
により内部回路が動作を開始する。
号PSに基づいてパワーセーブ状態から使用状態にその
状態が変化した後、基準信号FRARと比較信号FPA
Rの位相差が所定時間以下になった場合に内部動作を開
始するべくパワーセーブ解除信号PSRSを出力する。
詳述すると、間欠動作制御回路18は、Lレベルのパワ
ーセーブ信号PSに応答してLレベルの内部パワーセー
ブ解除信号PSRSを内部回路(基準分周器13、比較
分周器14、位相比較器15、ロック検出回路17)に
出力し、これにより内部回路の動作が行われず、消費電
力が少ない。そして、間欠動作制御回路18はパワーセ
ーブ信号PSが立ち上がった後、基準信号FRARと比
較信号FPARの位相差が所定時間以下になったときに
内部パワーセーブ解除信号PSRSを立ち上げる。これ
により内部回路が動作を開始する。
【0008】図9は、第二従来例のPLLシンセサイザ
21のブロック回路図である。PLLシンセサイザ21
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器2
2、比較分周器23、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路24を
含むICと、LPF19及びVCO20とから構成され
る。
21のブロック回路図である。PLLシンセサイザ21
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器2
2、比較分周器23、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路24を
含むICと、LPF19及びVCO20とから構成され
る。
【0009】このPLLシンセサイザ21では、パワー
セーブ信号PSがバッファ11、プリスケーラ12、基
準分周器22、比較分周器23及び間欠動作制御回路2
4に供給される。
セーブ信号PSがバッファ11、プリスケーラ12、基
準分周器22、比較分周器23及び間欠動作制御回路2
4に供給される。
【0010】間欠動作制御回路24は、基準分周信号F
Rと比較分周信号FPに基づいてパワーセーブ解除信号
PSRSを立ち上げて位相比較器15及びロック検出回
路17の動作を開始させ、基準分周信号FR及び比較分
周信号FPに基づいて生成した第1及び第2リセット信
号RS1,RS2により基準分周器22及び比較分周器
23をリセットする。これにより、基準分周信号FRと
比較分周信号FPの立ち上がり、即ち位相を一致させる
ことで、ロックまでの時間を短くする。
Rと比較分周信号FPに基づいてパワーセーブ解除信号
PSRSを立ち上げて位相比較器15及びロック検出回
路17の動作を開始させ、基準分周信号FR及び比較分
周信号FPに基づいて生成した第1及び第2リセット信
号RS1,RS2により基準分周器22及び比較分周器
23をリセットする。これにより、基準分周信号FRと
比較分周信号FPの立ち上がり、即ち位相を一致させる
ことで、ロックまでの時間を短くする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第一従来例の
PLLシンセサイザ10では、基準信号FRARと比較
信号FPARのタイミングによりなかなかパワーセーブ
状態が解除されない場合がある。詳述すると、基準信号
FRARと比較信号FPARが所定時間以上の位相差を
持ち、LPF19の平滑容量が大きくてVCO20から
の出力信号fvの周波数変化が少ない場合、図10に示
すように、基準信号FRARと比較信号FPARの位相
差がある程度の位相差を持ったままの状態が続くため、
パワーセーブ信号PSが立ち上がってから間欠動作制御
回路18がパワーセーブ解除信号PSRSを立ち上げる
までに多くの時間がかかる、即ちなかなかパワーセーブ
状態が解除されず、ロックまでに大幅な時間を要すると
いう問題がある。
PLLシンセサイザ10では、基準信号FRARと比較
信号FPARのタイミングによりなかなかパワーセーブ
状態が解除されない場合がある。詳述すると、基準信号
FRARと比較信号FPARが所定時間以上の位相差を
持ち、LPF19の平滑容量が大きくてVCO20から
の出力信号fvの周波数変化が少ない場合、図10に示
すように、基準信号FRARと比較信号FPARの位相
差がある程度の位相差を持ったままの状態が続くため、
パワーセーブ信号PSが立ち上がってから間欠動作制御
回路18がパワーセーブ解除信号PSRSを立ち上げる
までに多くの時間がかかる、即ちなかなかパワーセーブ
状態が解除されず、ロックまでに大幅な時間を要すると
いう問題がある。
【0012】また、第二従来例のPLLシンセサイザ2
1では、図11に示すように、パワーセーブ状態を解除
したときに基準信号FRARと比較信号FPARの位相
が合っていても、間欠動作制御回路24は次の基準分周
信号FRの立ち上がり、即ち基準分周信号FRの1周期
分経過したのちに内部パワーセーブ解除信号PSRSを
立ち上げる。更に、その時に基準分周信号FRと比較分
周信号FPの位相が合っていても、間欠動作制御回路2
4は次の基準信号FRAR又は比較信号FPARの立ち
上がりに応答してパワーセーブ解除信号PSRSを出力
するため、リセット信号RS1,RS2から最大で基準
信号FRARの1周期分(比較信号FPARの1周期
分)位相をずらして基準分周器22及び比較分周器23
の動作が開始されるため、ロックまでに大幅な時間を要
するという問題がある。
1では、図11に示すように、パワーセーブ状態を解除
したときに基準信号FRARと比較信号FPARの位相
が合っていても、間欠動作制御回路24は次の基準分周
信号FRの立ち上がり、即ち基準分周信号FRの1周期
分経過したのちに内部パワーセーブ解除信号PSRSを
立ち上げる。更に、その時に基準分周信号FRと比較分
周信号FPの位相が合っていても、間欠動作制御回路2
4は次の基準信号FRAR又は比較信号FPARの立ち
上がりに応答してパワーセーブ解除信号PSRSを出力
するため、リセット信号RS1,RS2から最大で基準
信号FRARの1周期分(比較信号FPARの1周期
分)位相をずらして基準分周器22及び比較分周器23
の動作が開始されるため、ロックまでに大幅な時間を要
するという問題がある。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はパワーセーブ解除後に内
部回路を速やかに動作させることのできるPLLシンセ
サイザの間欠動作制御回路を提供することにある。
れたものであって、その目的はパワーセーブ解除後に内
部回路を速やかに動作させることのできるPLLシンセ
サイザの間欠動作制御回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、間欠動作制御回路
は、基準信号と比較信号の位相差が所定の時間内に入っ
た場合に第1内部パワーセーブ解除信号を生成する第1
解除信号生成回路と、前記基準分周信号又は比較分周信
号を検出して、第2内部パワーセーブ解除信号を生成す
る第2解除信号生成回路と、前記第1及び第2内部パワ
ーセーブ解除信号の早いほうを優先し、その優先信号に
て内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ
解除信号を生成する優先回路と、を備える。
め、請求項1に記載の発明によれば、間欠動作制御回路
は、基準信号と比較信号の位相差が所定の時間内に入っ
た場合に第1内部パワーセーブ解除信号を生成する第1
解除信号生成回路と、前記基準分周信号又は比較分周信
号を検出して、第2内部パワーセーブ解除信号を生成す
る第2解除信号生成回路と、前記第1及び第2内部パワ
ーセーブ解除信号の早いほうを優先し、その優先信号に
て内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ
解除信号を生成する優先回路と、を備える。
【0015】また、間欠動作制御回路は、請求項2に記
載の発明のように、前記パワーセーブ解除信号に応答し
て前記基準分周器及び比較分周器をリセットするリセッ
ト信号を生成するリセット信号生成回路を備える。
載の発明のように、前記パワーセーブ解除信号に応答し
て前記基準分周器及び比較分周器をリセットするリセッ
ト信号を生成するリセット信号生成回路を備える。
【0016】また、間欠動作制御回路は、請求項3に記
載の発明のように、前記優先回路に、前記第1内部パワ
ーセーブ解除信号の供給又は停止を切り替える第1スイ
ッチ回路と、前記優先回路に、前記第2内部パワーセー
ブ解除信号の供給又は停止を切り替える第2スイッチ回
路と、を備える。
載の発明のように、前記優先回路に、前記第1内部パワ
ーセーブ解除信号の供給又は停止を切り替える第1スイ
ッチ回路と、前記優先回路に、前記第2内部パワーセー
ブ解除信号の供給又は停止を切り替える第2スイッチ回
路と、を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。尚、説明の便宜上、第一及び第二従来例と同様の構
成については同一の符号を付して説明する。
具体化した第一実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。尚、説明の便宜上、第一及び第二従来例と同様の構
成については同一の符号を付して説明する。
【0018】図1は、本実施形態のPLLシンセサイザ
30のブロック回路図である。PLLシンセサイザ30
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器2
2、比較分周器23、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路31を
含むIC化可能な部分と、ローパスフィルタ(LPF)
19、電圧制御発振器(VCO)20により構成され
る。
30のブロック回路図である。PLLシンセサイザ30
は、バッファ11、プリスケーラ12、基準分周器2
2、比較分周器23、位相比較器15、チャージポンプ
16、ロック検出回路17及び間欠動作制御回路31を
含むIC化可能な部分と、ローパスフィルタ(LPF)
19、電圧制御発振器(VCO)20により構成され
る。
【0019】バッファ11は、所定の周波数を持つ発振
信号OSCinを振幅増幅した基準信号FRARを基準分
周器22と間欠動作制御回路31に出力し、基準分周器
22は、基準信号FRARを設定分周比にて分周した基
準分周信号FRを位相比較器15と間欠動作制御回路3
1に出力する。
信号OSCinを振幅増幅した基準信号FRARを基準分
周器22と間欠動作制御回路31に出力し、基準分周器
22は、基準信号FRARを設定分周比にて分周した基
準分周信号FRを位相比較器15と間欠動作制御回路3
1に出力する。
【0020】プリスケーラ12は、入力信号finを固定
分周比にて分周した比較信号FPARを比較分周器23
と間欠動作制御回路31に出力する。比較分周器23は
比較信号FPARを設定分周比にて分周した比較分周信
号FPを位相比較器15と間欠動作制御回路31に出力
する。
分周比にて分周した比較信号FPARを比較分周器23
と間欠動作制御回路31に出力する。比較分周器23は
比較信号FPARを設定分周比にて分周した比較分周信
号FPを位相比較器15と間欠動作制御回路31に出力
する。
【0021】位相比較器15は基準分周信号FRと比較
分周信号FPとの位相を比較し、その比較結果に基づく
位相差信号PDをチャージポンプ16とロック検出回路
17に出力する。チャージポンプ16は位相差信号PD
に基づいた電圧信号DoをLPF19に出力する。
分周信号FPとの位相を比較し、その比較結果に基づく
位相差信号PDをチャージポンプ16とロック検出回路
17に出力する。チャージポンプ16は位相差信号PD
に基づいた電圧信号DoをLPF19に出力する。
【0022】LPF19は電圧信号Doを平滑すること
により高周波成分を除去した制御信号VTをVCO20
に出力する。VCO20は制御信号VTの電圧値に応じ
た周波数の出力信号fvを外部回路に出力する。この出
力信号fvは入力信号finとしてプリスケーラ12に帰
還される。
により高周波成分を除去した制御信号VTをVCO20
に出力する。VCO20は制御信号VTの電圧値に応じ
た周波数の出力信号fvを外部回路に出力する。この出
力信号fvは入力信号finとしてプリスケーラ12に帰
還される。
【0023】このように構成されたPLLシンセサイザ
30は、基準分周信号FRと比較分周信号FPが実質的
に同一の位相を持つように動作し、VCO20から出力
する出力信号fvの周波数を所望の周波数にロックす
る。
30は、基準分周信号FRと比較分周信号FPが実質的
に同一の位相を持つように動作し、VCO20から出力
する出力信号fvの周波数を所望の周波数にロックす
る。
【0024】ロック検出回路17は、位相比較器15か
ら位相差信号PDが入力され、そのロック検出回路17
は、位相差信号PDに基づいて出力信号fvがロック状
態か否かを検出し、その検出結果に応じたレベルを持つ
ロック検出信号LDを出力する。
ら位相差信号PDが入力され、そのロック検出回路17
は、位相差信号PDに基づいて出力信号fvがロック状
態か否かを検出し、その検出結果に応じたレベルを持つ
ロック検出信号LDを出力する。
【0025】PLLシンセサイザ30は、外部から供給
されるパワーセーブ信号PSに応答して間欠動作する。
このパワーセーブ信号PSは、バッファ11、プリスケ
ーラ12、基準分周器22,比較分周器23及び間欠動
作制御回路31に供給される。
されるパワーセーブ信号PSに応答して間欠動作する。
このパワーセーブ信号PSは、バッファ11、プリスケ
ーラ12、基準分周器22,比較分周器23及び間欠動
作制御回路31に供給される。
【0026】間欠動作制御回路31は、パワーセーブ信
号PSに基づいてパワーセーブ状態から使用状態に遷移
すると、以下のタイミングで内部パワーセーブ解除信号
PSRSを立ち上げる。・基準信号FRARと比較信号
FPARの位相差がある一定の時間内に入った時。・比
較分周信号FP又は基準分周信号FRを検出した時。
号PSに基づいてパワーセーブ状態から使用状態に遷移
すると、以下のタイミングで内部パワーセーブ解除信号
PSRSを立ち上げる。・基準信号FRARと比較信号
FPARの位相差がある一定の時間内に入った時。・比
較分周信号FP又は基準分周信号FRを検出した時。
【0027】詳述すると、間欠動作制御回路31は、基
準信号FRARと比較信号FPARの位相差がある一定
の時間内に入った時に第1内部パワーセーブ解除信号と
しての第1解除信号を生成する機能、比較分周信号FP
又は基準分周信号FRを検出して第2内部パワーセーブ
解除信号としての第2解除信号を生成する機能、第1及
び第2解除信号のうちの何れか早い方の信号を内部パワ
ーセーブ解除信号PSRSとして出力する機能を持つ。
準信号FRARと比較信号FPARの位相差がある一定
の時間内に入った時に第1内部パワーセーブ解除信号と
しての第1解除信号を生成する機能、比較分周信号FP
又は基準分周信号FRを検出して第2内部パワーセーブ
解除信号としての第2解除信号を生成する機能、第1及
び第2解除信号のうちの何れか早い方の信号を内部パワ
ーセーブ解除信号PSRSとして出力する機能を持つ。
【0028】従って、基準信号FRARと比較信号FP
ARが位相差を持った状態でVC020の出力信号fv
の周波数が変化しにくい場合、第2解除信号により内部
パワーセーブ解除信号PSRSが立ち上がるため、内部
回路が動作を開始する。一方、パワーセーブ状態を解除
した後、基準信号FRARと比較信号FPARの位相差
が所定時間以内に入っていれば、第2解除信号を待つこ
となく第1解除信号により内部パワーセーブ解除信号P
SRSが立ち上がるため、内部回路を動作を開始する。
ARが位相差を持った状態でVC020の出力信号fv
の周波数が変化しにくい場合、第2解除信号により内部
パワーセーブ解除信号PSRSが立ち上がるため、内部
回路が動作を開始する。一方、パワーセーブ状態を解除
した後、基準信号FRARと比較信号FPARの位相差
が所定時間以内に入っていれば、第2解除信号を待つこ
となく第1解除信号により内部パワーセーブ解除信号P
SRSが立ち上がるため、内部回路を動作を開始する。
【0029】即ち、このように構成された間欠動作制御
回路31は、第一従来例のPLLシンセサイザ10にお
ける問題点と第二従来例のPLLシンセサイザ21にお
ける問題点を第1及び第2解除信号に基づく内部パワー
セーブ解除信号PSRSにより解決する。これにより、
パワーセーブ状態を解除してからロックするまでの時間
が短くなる。
回路31は、第一従来例のPLLシンセサイザ10にお
ける問題点と第二従来例のPLLシンセサイザ21にお
ける問題点を第1及び第2解除信号に基づく内部パワー
セーブ解除信号PSRSにより解決する。これにより、
パワーセーブ状態を解除してからロックするまでの時間
が短くなる。
【0030】尚、上記のような問題点は、PLLシンセ
サイザ30を含む携帯機器の仕様(LPF19の容量
値、設定周波数等)により変化するが、上記の間欠動作
制御回路31は、これらの変化に対応する、即ち間欠動
作制御回路31を含むICは、様々なアプリケーション
の機器に用いることができる。
サイザ30を含む携帯機器の仕様(LPF19の容量
値、設定周波数等)により変化するが、上記の間欠動作
制御回路31は、これらの変化に対応する、即ち間欠動
作制御回路31を含むICは、様々なアプリケーション
の機器に用いることができる。
【0031】次に、間欠動作制御回路31の構成を詳述
する。図2は、本実施形態の間欠動作制御回路31のブ
ロック回路図である。間欠動作制御回路31は、第1及
び第2解除信号生成回路32,33、優先回路34、リ
セット信号生成回路35を有する。
する。図2は、本実施形態の間欠動作制御回路31のブ
ロック回路図である。間欠動作制御回路31は、第1及
び第2解除信号生成回路32,33、優先回路34、リ
セット信号生成回路35を有する。
【0032】第1解除信号生成回路32は、パワーセー
ブ信号PS、基準信号FRAR及び比較信号FPARに
基づいて生成した第1パワーセーブ解除信号PSRS1
を優先回路34に出力する。詳述すると、第1解除信号
生成回路32は、パワーセーブ信号PSの立ち下がりに
応答して第1パワーセーブ解除信号PSRS1を立ち下
げ、パワーセーブ信号PSの立ち上がりに応答して基準
信号FRARと比較信号FPARの位相差がある一定の
時間内に入ると第1パワーセーブ解除信号PSRS1を
立ち上げる。
ブ信号PS、基準信号FRAR及び比較信号FPARに
基づいて生成した第1パワーセーブ解除信号PSRS1
を優先回路34に出力する。詳述すると、第1解除信号
生成回路32は、パワーセーブ信号PSの立ち下がりに
応答して第1パワーセーブ解除信号PSRS1を立ち下
げ、パワーセーブ信号PSの立ち上がりに応答して基準
信号FRARと比較信号FPARの位相差がある一定の
時間内に入ると第1パワーセーブ解除信号PSRS1を
立ち上げる。
【0033】第2解除信号生成回路33は、パワーセー
ブ信号PS、基準分周信号FR及び比較分周信号FPに
基づいて生成した第2パワーセーブ解除信号PSRS2
を優先回路34に出力する。詳述すると、第2解除信号
生成回路33は、パワーセーブ信号PSの立ち下がりに
応答して第2パワーセーブ解除信号PSRS2を立ち下
げ、パワーセーブ信号PSの立ち上がりに応答して基準
分周信号FR又は比較分周信号FPを検出して第2パワ
ーセーブ解除信号PSRS2を立ち上げる。
ブ信号PS、基準分周信号FR及び比較分周信号FPに
基づいて生成した第2パワーセーブ解除信号PSRS2
を優先回路34に出力する。詳述すると、第2解除信号
生成回路33は、パワーセーブ信号PSの立ち下がりに
応答して第2パワーセーブ解除信号PSRS2を立ち下
げ、パワーセーブ信号PSの立ち上がりに応答して基準
分周信号FR又は比較分周信号FPを検出して第2パワ
ーセーブ解除信号PSRS2を立ち上げる。
【0034】優先回路34は、第1及び第2解除信号生
成回路32,33からの第1及び第2パワーセーブ解除
信号PSRS1,PSRS2のうち、立ち上がりの早い
ほうを選択してそれ優先し、その信号を内部パワーセー
ブ解除信号PSRSとして出力する。
成回路32,33からの第1及び第2パワーセーブ解除
信号PSRS1,PSRS2のうち、立ち上がりの早い
ほうを選択してそれ優先し、その信号を内部パワーセー
ブ解除信号PSRSとして出力する。
【0035】リセット信号生成回路35は、パワーセー
ブ信号PS、内部パワーセーブ解除信号PSRS、基準
信号FRAR及び比較信号FPARに基づいて生成した
第1及び第2リセット信号RS1,RS2を出力する。
ブ信号PS、内部パワーセーブ解除信号PSRS、基準
信号FRAR及び比較信号FPARに基づいて生成した
第1及び第2リセット信号RS1,RS2を出力する。
【0036】詳述すると、リセット信号生成回路35
は、パワーセーブ信号PSと内部パワーセーブ解除信号
PSRSがそれぞれ立ち上がった後、比較信号FPAR
の立ち上がりに応答してそれの1周期の間Lレベルの第
1リセット信号RS1を基準分周器22に出力し、基準
信号FRARの立ち上がりに応答してそれの1周期の間
Lレベルの第2リセット信号RS2を比較分周器23に
出力する。基準分周器22及び比較分周器23は、それ
ぞれ第1及び第2リセット信号RS1,RS2の立ち上
がりに応答して動作をリセットする。
は、パワーセーブ信号PSと内部パワーセーブ解除信号
PSRSがそれぞれ立ち上がった後、比較信号FPAR
の立ち上がりに応答してそれの1周期の間Lレベルの第
1リセット信号RS1を基準分周器22に出力し、基準
信号FRARの立ち上がりに応答してそれの1周期の間
Lレベルの第2リセット信号RS2を比較分周器23に
出力する。基準分周器22及び比較分周器23は、それ
ぞれ第1及び第2リセット信号RS1,RS2の立ち上
がりに応答して動作をリセットする。
【0037】図3は、第1解除信号生成回路32の回路
図であり、図4はその動作波形図である。第1解除信号
生成回路32は、2入力ナンド回路41〜44、3入力
ナンド回路45、インバータ回路46〜49、遅延回路
50,51、フリップフロップ52,53を含む。
図であり、図4はその動作波形図である。第1解除信号
生成回路32は、2入力ナンド回路41〜44、3入力
ナンド回路45、インバータ回路46〜49、遅延回路
50,51、フリップフロップ52,53を含む。
【0038】第1遅延回路50は、ナンド回路41及び
インバータ回路46を介して基準信号FRARを受け取
り、それを第1の所定時間遅延した信号をナンド回路4
2及びインバータ回路47を介して第1遅延信号CK1
として出力する。第2遅延回路51は、第1遅延信号C
K1を受け取り、それを第2の所定時間遅延した第2遅
延信号CK2を出力する。
インバータ回路46を介して基準信号FRARを受け取
り、それを第1の所定時間遅延した信号をナンド回路4
2及びインバータ回路47を介して第1遅延信号CK1
として出力する。第2遅延回路51は、第1遅延信号C
K1を受け取り、それを第2の所定時間遅延した第2遅
延信号CK2を出力する。
【0039】そして、第1解除信号生成回路32は、第
1遅延信号CK1の立ち上がりから第2遅延信号CK2
の立ち上がりまでの期間中の比較信号FPARの立ち下
がりを、データ入力端子にインバータ回路48を介して
比較信号FPARを受け取る第1及び第2フリップフロ
ップ52,53及びナンド回路45により検出し、その
検出信号S1をナンド回路43,44よりなるラッチ回
路にて保持し、そのラッチ信号をインバータ回路49に
より反転して第1パワーセーブ解除信号PSRS1を出
力する。
1遅延信号CK1の立ち上がりから第2遅延信号CK2
の立ち上がりまでの期間中の比較信号FPARの立ち下
がりを、データ入力端子にインバータ回路48を介して
比較信号FPARを受け取る第1及び第2フリップフロ
ップ52,53及びナンド回路45により検出し、その
検出信号S1をナンド回路43,44よりなるラッチ回
路にて保持し、そのラッチ信号をインバータ回路49に
より反転して第1パワーセーブ解除信号PSRS1を出
力する。
【0040】更に、第1解除信号生成回路32は、ラッ
チ回路を構成するナンド回路44の出力信号(ラッチ信
号)を第1遅延回路50の出力信号を受け取るナンド回
路42に帰還することで、第1パワーセーブ解除信号P
SRS1を立ち上げた後は第1遅延信号CK1を立ち下
げてこのレベルを保持する。これにより、第1解除信号
生成回路32は第1パワーセーブ解除信号PSRS1を
Hレベルに保持する。
チ回路を構成するナンド回路44の出力信号(ラッチ信
号)を第1遅延回路50の出力信号を受け取るナンド回
路42に帰還することで、第1パワーセーブ解除信号P
SRS1を立ち上げた後は第1遅延信号CK1を立ち下
げてこのレベルを保持する。これにより、第1解除信号
生成回路32は第1パワーセーブ解除信号PSRS1を
Hレベルに保持する。
【0041】図5は、第2解除信号生成回路33、優先
回路34及びリセット信号生成回路35の回路図であ
り、図6はそれらの動作波形図である。第2解除信号生
成回路33は、基準分周信号FRの立ち上がりエッジを
カウントする第1及び第2フリップフロップ(FF)6
1,62、比較分周信号FPの立ち上がりエッジをカウ
ントする第3及び第4FF63,64、第2及び第4F
F62,64の出力信号を受け取るナンド回路65、そ
のナンド回路65の出力信号を受け第2パワーセーブ解
除信号PSRS2を出力するインバータ回路66を含
む。
回路34及びリセット信号生成回路35の回路図であ
り、図6はそれらの動作波形図である。第2解除信号生
成回路33は、基準分周信号FRの立ち上がりエッジを
カウントする第1及び第2フリップフロップ(FF)6
1,62、比較分周信号FPの立ち上がりエッジをカウ
ントする第3及び第4FF63,64、第2及び第4F
F62,64の出力信号を受け取るナンド回路65、そ
のナンド回路65の出力信号を受け第2パワーセーブ解
除信号PSRS2を出力するインバータ回路66を含
む。
【0042】第1及び第2FF61,62により基準分
周信号FRの2つめのパルスの立ち上がりエッジに応答
してHレベルの信号が入力され、第3及び第4FF6
3,64により比較分周信号FPのそれに応答するHレ
ベルの信号が入力される。従って、第2解除信号生成回
路33は、基準分周信号FR及び比較分周信号FPのう
ちの何れか2つめのパルスが遅く入力される信号に応答
して、インバータ回路66の出力信号、即ち第2パワー
セーブ解除信号PSRS2を立ち上げる。
周信号FRの2つめのパルスの立ち上がりエッジに応答
してHレベルの信号が入力され、第3及び第4FF6
3,64により比較分周信号FPのそれに応答するHレ
ベルの信号が入力される。従って、第2解除信号生成回
路33は、基準分周信号FR及び比較分周信号FPのう
ちの何れか2つめのパルスが遅く入力される信号に応答
して、インバータ回路66の出力信号、即ち第2パワー
セーブ解除信号PSRS2を立ち上げる。
【0043】優先回路34は、第1及び第2パワーセー
ブ解除信号PSRS1,PSRS2を受けるノア回路6
7と、その出力信号を受け内部パワーセーブ解除信号P
SRSを出力するインバータ回路68を含む。これによ
り、優先回路34は、論理和演算回路として動作し、第
1及び第2パワーセーブ解除信号PSRS1,PSRS
2のうちの何れか立ち上がりの早い信号を内部パワーセ
ーブ解除信号PSRSとして出力する。
ブ解除信号PSRS1,PSRS2を受けるノア回路6
7と、その出力信号を受け内部パワーセーブ解除信号P
SRSを出力するインバータ回路68を含む。これによ
り、優先回路34は、論理和演算回路として動作し、第
1及び第2パワーセーブ解除信号PSRS1,PSRS
2のうちの何れか立ち上がりの早い信号を内部パワーセ
ーブ解除信号PSRSとして出力する。
【0044】リセット信号生成回路35は、フリップフ
ロップ(FF)69,70、ナンド回路71〜74、イ
ンバータ回路75,76を含む。パワーセーブ信号PS
を受け取るナンド回路73,74は、それの立ち上がり
に応答して出力信号を立ち上げ、それにより第1及び第
2リセット信号RS1,RS2が立ち下がる。
ロップ(FF)69,70、ナンド回路71〜74、イ
ンバータ回路75,76を含む。パワーセーブ信号PS
を受け取るナンド回路73,74は、それの立ち上がり
に応答して出力信号を立ち上げ、それにより第1及び第
2リセット信号RS1,RS2が立ち下がる。
【0045】第1及び第2FF69,70はセット端子
に供給される内部パワーセーブ解除信号PSRSが立ち
上がった後、それぞれクロック入力端子に供給される基
準信号FRARと比較信号FPARの立ち上がりに応答
して出力信号S3,S4を立ち下げる。これにより基準
信号FRARに基づいて第2リセット信号RS2が、比
較信号FPARに基づいて第1リセット信号RS1が、
パワーセーブ信号PSの内部パワーセーブ解除信号PS
RSの立ち上がり後に受け取る基準信号FRARと比較
信号FPARの立ち上がりに応答して立ち上がる。
に供給される内部パワーセーブ解除信号PSRSが立ち
上がった後、それぞれクロック入力端子に供給される基
準信号FRARと比較信号FPARの立ち上がりに応答
して出力信号S3,S4を立ち下げる。これにより基準
信号FRARに基づいて第2リセット信号RS2が、比
較信号FPARに基づいて第1リセット信号RS1が、
パワーセーブ信号PSの内部パワーセーブ解除信号PS
RSの立ち上がり後に受け取る基準信号FRARと比較
信号FPARの立ち上がりに応答して立ち上がる。
【0046】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)間欠動作制御回路31は、基準信号FRARと比
較信号FPARの位相差が所定の時間内に入った場合に
第1内部パワーセーブ解除信号PSRS1を生成する第
1解除信号生成回路32と、比較分周器22又は基準分
周器23の出力信号を検出して、第2内部パワーセーブ
解除信号PSRS2を生成する第2解除信号生成回路3
3と、第1及び第2内部パワーセーブ解除信号PSRS
1.PSRS2の早いほうを優先し、その優先信号にて
内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ解
除信号PSRSを生成する優先回路33と、を備える。
この結果、第1又は第2内部パワーセーブ解除信号PS
RS1,PSRS2のタイミングで内部回路が動作を開
始するため、パワーセーブ状態を解除してからロックす
るまでの時間を短くすることができる。
ば、以下の効果を奏する。 (1)間欠動作制御回路31は、基準信号FRARと比
較信号FPARの位相差が所定の時間内に入った場合に
第1内部パワーセーブ解除信号PSRS1を生成する第
1解除信号生成回路32と、比較分周器22又は基準分
周器23の出力信号を検出して、第2内部パワーセーブ
解除信号PSRS2を生成する第2解除信号生成回路3
3と、第1及び第2内部パワーセーブ解除信号PSRS
1.PSRS2の早いほうを優先し、その優先信号にて
内部回路のパワーセーブ状態を解除するパワーセーブ解
除信号PSRSを生成する優先回路33と、を備える。
この結果、第1又は第2内部パワーセーブ解除信号PS
RS1,PSRS2のタイミングで内部回路が動作を開
始するため、パワーセーブ状態を解除してからロックす
るまでの時間を短くすることができる。
【0047】(2)間欠動作制御回路31は、パワーセ
ーブ解除信号PSRSに応答して基準分周器22及び比
較分周器23をリセットするリセット信号RS1,RS
2を生成するリセット信号生成回路35を備える。これ
により、パワーセーブ解除信号PSRSに同期して基準
分周器22及び比較分周器23が分周動作を開始するた
め、ロックまでの時間を短くすることができる。
ーブ解除信号PSRSに応答して基準分周器22及び比
較分周器23をリセットするリセット信号RS1,RS
2を生成するリセット信号生成回路35を備える。これ
により、パワーセーブ解除信号PSRSに同期して基準
分周器22及び比較分周器23が分周動作を開始するた
め、ロックまでの時間を短くすることができる。
【0048】(第二実施形態)以下、本発明を具体化し
た第二実施形態を図7に従って説明する。尚、説明の便
宜上、第一実施形態と同様の構成については同一の符号
を付してその説明を一部省略する。
た第二実施形態を図7に従って説明する。尚、説明の便
宜上、第一実施形態と同様の構成については同一の符号
を付してその説明を一部省略する。
【0049】図7は、本実施形態の間欠動作制御回路8
1のブロック回路図である。この間欠動作制御回路81
は、第一実施形態の間欠動作制御回路31に置き換えて
使用される。
1のブロック回路図である。この間欠動作制御回路81
は、第一実施形態の間欠動作制御回路31に置き換えて
使用される。
【0050】間欠動作制御回路81は、第一実施形態の
間欠動作制御回路31の構成に加えて、切り替え手段と
してのスイッチ回路82,83を有する。第1スイッチ
回路82は、第1解除信号生成回路32と優先回路34
の間に挿入接続され、第2スイッチ回路83は、第2解
除信号生成回路33と優先回路34の間に挿入接続され
る。
間欠動作制御回路31の構成に加えて、切り替え手段と
してのスイッチ回路82,83を有する。第1スイッチ
回路82は、第1解除信号生成回路32と優先回路34
の間に挿入接続され、第2スイッチ回路83は、第2解
除信号生成回路33と優先回路34の間に挿入接続され
る。
【0051】第1及び第2スイッチ回路82,83は、
それぞれ第1及び第2解除信号生成回路33,34に接
続される第1可動接点、グランドに接続される第2可動
接点、及び優先回路34を構成するノア回路67の入力
端子に接続される固定接点を有する。第1及び第2スイ
ッチ回路82,83は、図示しないレジスタの状態に応
じた制御信号又は外部から入力される制御信号に基づい
てノア回路67の入力端子を、第1解除信号生成回路3
3又はグランド、第2解除信号生成回路34又はグラン
ドにそれぞれ接続する。尚、本実施形態で説明する第1
及び第2スイッチ回路82,83は、例えばCMOSト
ランジスタよりなるスイッチ回路であり、制御信号に基
づいてトランジスタをオン・オフ制御することにより、
接点切り替えを実現する。
それぞれ第1及び第2解除信号生成回路33,34に接
続される第1可動接点、グランドに接続される第2可動
接点、及び優先回路34を構成するノア回路67の入力
端子に接続される固定接点を有する。第1及び第2スイ
ッチ回路82,83は、図示しないレジスタの状態に応
じた制御信号又は外部から入力される制御信号に基づい
てノア回路67の入力端子を、第1解除信号生成回路3
3又はグランド、第2解除信号生成回路34又はグラン
ドにそれぞれ接続する。尚、本実施形態で説明する第1
及び第2スイッチ回路82,83は、例えばCMOSト
ランジスタよりなるスイッチ回路であり、制御信号に基
づいてトランジスタをオン・オフ制御することにより、
接点切り替えを実現する。
【0052】ノア回路67の入力端子を第1及び第2解
除信号生成回路33,34に接続した場合、本実施形態
の間欠動作制御回路81は第一実施形態の制御回路31
と実質的に同じ構成を持つ。
除信号生成回路33,34に接続した場合、本実施形態
の間欠動作制御回路81は第一実施形態の制御回路31
と実質的に同じ構成を持つ。
【0053】ノア回路67の入力端子を第1解除信号生
成回路33とグランドにそれぞれ接続した場合、本実施
形態の間欠動作制御回路81は、図8に示す第一従来例
の間欠動作制御回路18と実質的に同じ構成を持つ。こ
のような構成を持つ間欠動作制御回路81は、LPF1
9の容量によってVCO20の出力信号周波数が変化し
やすい用途(アプリケーション)に良く適合する。
成回路33とグランドにそれぞれ接続した場合、本実施
形態の間欠動作制御回路81は、図8に示す第一従来例
の間欠動作制御回路18と実質的に同じ構成を持つ。こ
のような構成を持つ間欠動作制御回路81は、LPF1
9の容量によってVCO20の出力信号周波数が変化し
やすい用途(アプリケーション)に良く適合する。
【0054】また、ノア回路67の入力端子をグランド
と第2解除信号生成回路34に接続した場合、間欠動作
制御回路81は、図9に示す第二従来例の間欠動作制御
回路24と実質的に同じ構成を持つ。このような構成を
持つ間欠動作制御回路81は、基準分周信号FRと比較
分周信号FPの分周比が小さくパルスの間隔が短い用途
に良く適合する。
と第2解除信号生成回路34に接続した場合、間欠動作
制御回路81は、図9に示す第二従来例の間欠動作制御
回路24と実質的に同じ構成を持つ。このような構成を
持つ間欠動作制御回路81は、基準分周信号FRと比較
分周信号FPの分周比が小さくパルスの間隔が短い用途
に良く適合する。
【0055】そして、必要としない第1又は第2内部パ
ワーセーブ解除信号PSRS1,PSRS2を生成する
回路部分の電源供給を停止する。これにより、間欠動作
制御回路81の全ての回路部分を動作させる場合に比べ
て消費電流が少なくなる。
ワーセーブ解除信号PSRS1,PSRS2を生成する
回路部分の電源供給を停止する。これにより、間欠動作
制御回路81の全ての回路部分を動作させる場合に比べ
て消費電流が少なくなる。
【0056】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)間欠動作制御回路81は、優先回路34に、第1
内部パワーセーブ解除信号PSRS1の供給又は停止を
切り替える第1スイッチ回路82と、第2内部パワーセ
ーブ解除信号PSRS2の供給又は停止を切り替える第
2スイッチ回路83とを備える。この結果、PLLシン
セサイザの仕様用途によって必要な回路部分のみを動作
させることで、第一実施形態に比べて消費電流を削減す
ることができる。
ば、以下の効果を奏する。 (1)間欠動作制御回路81は、優先回路34に、第1
内部パワーセーブ解除信号PSRS1の供給又は停止を
切り替える第1スイッチ回路82と、第2内部パワーセ
ーブ解除信号PSRS2の供給又は停止を切り替える第
2スイッチ回路83とを備える。この結果、PLLシン
セサイザの仕様用途によって必要な回路部分のみを動作
させることで、第一実施形態に比べて消費電流を削減す
ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パワーセーブ状態を解除してからロックするまでの時間
を短くすることが可能なPLLシンセサイザの間欠動作
制御回路を提供することができる。
パワーセーブ状態を解除してからロックするまでの時間
を短くすることが可能なPLLシンセサイザの間欠動作
制御回路を提供することができる。
【図1】 第一実施形態のPLLシンセサイザのブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図2】 第一実施形態の間欠動作制御回路のブロック
回路図である。
回路図である。
【図3】 第1解除信号生成回路の回路図である。
【図4】 第1解除信号生成回路の動作波形図である。
【図5】 第2解除信号生成回路及びリセット信号生成
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図6】 第2解除信号生成回路及びリセット信号生成
回路の動作波形図である。
回路の動作波形図である。
【図7】 第二実施形態の間欠動作制御回路の回路図で
ある。
ある。
【図8】 第一従来例のPLLシンセサイザのブロック
回路図である。
回路図である。
【図9】 第二従来例のPLLシンセサイザのブロック
回路図である。
回路図である。
【図10】 第一従来例の問題点を示す波形図である。
【図11】 第二従来例の問題点を示す波形図である。
22 基準分周器 23 比較分周器 15 位相比較器 31,81 間欠動作制御回路 32 第1解除信号生成回路 33 第2解除信号生成回路 34 優先回路 82 第1スイッチ回路 83 第2スイッチ回路 FR 基準分周信号 FP 比較分周信号 FRAR 基準信号 FPAR 比較信号 PS パワーセーブ信号 PSRS パワーセーブ解除信号 PSRS1 第1内部パワーセーブ解除信号 PSRS2 第2内部パワーセーブ解除信号 RS1,RS2 リセット信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 CC01 CC24 CC38 CC41 CC52 CC53 CC58 DD09 DD32 DD42 DD43 DD48 EE10 GG09 HH09 KK33 KK40 PP03 QQ09 QQ12 RR12 5K067 AA43 BB04 EE02
Claims (3)
- 【請求項1】 基準信号を分周する基準分周器からの基
準分周信号と比較信号を分周する比較分周器からの比較
分周信号の位相を比較する位相比較器を、パワーセーブ
信号に応答して間欠動作させるPLLシンセサイザの間
欠動作制御回路であって、 前記基準信号と比較信号の位相差が所定の時間内に入っ
た場合に第1内部パワーセーブ解除信号を生成する第1
解除信号生成回路と、 前記基準分周信号又は比較分周信号を検出して、第2内
部パワーセーブ解除信号を生成する第2解除信号生成回
路と、 前記第1及び第2内部パワーセーブ解除信号の早いほう
を優先し、その優先信号にて内部回路のパワーセーブ状
態を解除するパワーセーブ解除信号を生成する優先回路
と、を備えたことを特徴とする間欠動作制御回路。 - 【請求項2】 前記パワーセーブ解除信号に応答して前
記基準分周器及び比較分周器をリセットするリセット信
号を生成するリセット信号生成回路を備えた、ことを特
徴とする請求項1に記載の間欠動作制御回路。 - 【請求項3】 前記優先回路に、前記第1内部パワーセ
ーブ解除信号の供給又は停止を切り替える第1スイッチ
回路と、 前記優先回路に、前記第2内部パワーセーブ解除信号の
供給又は停止を切り替える第2スイッチ回路と、を備え
たことを特徴とする請求項1に記載の間欠動作制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28307699A JP2001111420A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | Pllシンセサイザの間欠動作制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28307699A JP2001111420A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | Pllシンセサイザの間欠動作制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111420A true JP2001111420A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17660908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28307699A Withdrawn JP2001111420A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | Pllシンセサイザの間欠動作制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001111420A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7103132B1 (en) | 1999-04-27 | 2006-09-05 | Fujitsu Limited | Phase comparator and method of controlling power saving operation of the same, and semiconductor integrated circuit |
JP2009005360A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Dongbu Hitek Co Ltd | 周波数シンセサイザ |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28307699A patent/JP2001111420A/ja not_active Withdrawn
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