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JP2001110517A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JP2001110517A
JP2001110517A JP28787299A JP28787299A JP2001110517A JP 2001110517 A JP2001110517 A JP 2001110517A JP 28787299 A JP28787299 A JP 28787299A JP 28787299 A JP28787299 A JP 28787299A JP 2001110517 A JP2001110517 A JP 2001110517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
plug
lever
connector
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28787299A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuko Takahashi
伸子 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP28787299A priority Critical patent/JP2001110517A/ja
Publication of JP2001110517A publication Critical patent/JP2001110517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタのピンとソケットの嵌め合い強度を
低減すること無くプラグ部の抜き差しを容易に行うこと
を可能にする。 【解決手段】 操作レバー(52)の回動に応じてソケッ
ト部(16)に対して出入りする押し棒(62)をコネクタ
のプラグ部(20)に設ける。操作レバー(52)を引き起
こすと、押し棒(62)がソケット部(16)に突き当た
り、プラグ部(20)を押し上げる。操作レバー(52)の
突起(56)に指をかけてそのまゝ引っ張ると、プラグ部
(20)は容易に引き抜かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子機器な
どにおいて電気配線を分離可能に接続するための電気コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタは互いに嵌合するプラグ部
とソケット部で構成され、例えばプラグ部に設けたピン
とソケット部のソケットの嵌合により電気接続が行われ
る。ある種のコネクタ、例えば、制御装置用のコネクタ
などにおいては、接触不良を防ぐため、ピンとソケット
の嵌め合いは非常に固くできている。このため、プラグ
部をソケット部から引き抜くにはかなりの力を要し、プ
ラグ部を引き抜くのに大変苦労している。また、このよ
うに嵌め合いが固いので、プラグ部を引き抜く際にプラ
グ部を左右にこじることがあり、ソケット部に負担がか
かるおそれがある。また、引き抜く際に力任せに引っ張
ると、コネクタが取付けてある装置や機器に負荷がかか
る。更に、ラックに装架してある装置などにおいて、ラ
ックの後ろから装置に手を伸ばしてコネクタの抜き差し
を行うような場合には、手に力が入りにくく、コネクタ
の抜き差しに苦労する。特に、プラグ部とソケット部を
互いにロックするためのロック機構がコネクタに設けて
ある場合には、引き抜きはロック解除レバーを押しなが
らの作業になるので、力が入りにくい。
【0003】斯る不具合を改善するため、特開平4-3493
76号には、コネクタの接続を確実に保ちながらも、雌コ
ネクタを雄コネクタから軽微な力で容易に抜き去ること
の可能なコネクタが提案されている。このコネクタは、
回動可能な開閉レバーを備え、レバーを回動させるとそ
の梃子作用により雌コネクタが雄コネクタから引き離さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4-349376号のコネクタにおいては、開閉レバーは、雌コ
ネクタの引き抜き方向とは反対に手前に向かって回動さ
せるように構成されている。このため、コネクタを分離
するためには、先ず開閉レバーを引き抜き方向とは反対
方向に手前に向かって回動させた上で、次に雌雄コネク
タを引き抜かねばならない。このように、開閉レバーを
回動させるために開閉レバーに加える力の向きは、雌コ
ネクタの引き抜きのために雌コネクタに加える力の向き
とは逆方向になるので、力を入れにくい。また、開閉レ
バーの回動動作と雌コネクタの引き抜き動作とは別々に
2段階に行わなければならないので、操作が面倒であ
り、場合によっては操作に両手を使うことが必要とな
る。
【0005】本発明の目的は、ピンとソケットの嵌め合
い強度を落とすこと無く、プラグ部の抜き差しを容易に
行うことの可能な電気コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、操作レバーに対するワンタッチの
動作でプラグ部を容易に引き抜くことの可能な電気コネ
クタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに嵌合す
る複数対のピンとソケットを有するプラグ部およびソケ
ット部からなる電気コネクタにおいて、プラグ部には、
ソケット部に作用するべくソケット部に向かって突出可
能な押し棒をプラグ部の抜き差し方向に平行に進退可能
に設けると共に、プラグ部の抜き差し方向にほぼ垂直な
非作動位置からプラグ部の引き抜き方向にほぼ沿った作
動位置へと回動可能で前記押し棒をソケット部に向かっ
て突出させるための操作レバーを装着したことを特徴と
するものである。
【0007】このような構成にしたので、プラグ部の引
き抜き方向に操作レバーを回動させることによりコネク
タのピンがソケットから離脱する。このように、操作レ
バーを回動させるために操作レバーに加える力の向き
は、プラグ部の引き抜きのためにプラグ部に加える力の
向きと同一方向になるので、力を入れやすく、分離操作
が容易となる。また、このように操作レバーに加える力
の向きとプラグ部に加える力の向きが同一であるという
ことは、操作レバーに指をかけて操作レバーを回動させ
たならば、そのまゝ操作レバーに指をかけたまゝで操作
レバーに引っ張り力を加えることによりコネクタを分離
することができることを意味する。従って、操作レバー
に対するワンタッチの動作でプラグ部を引き抜くことが
でき、コネクタの分離を片手だけで行うことができる。
【0008】好ましい実施態様においては、コネクタは
プラグ部とソケット部を互いにロックするロック機構を
更に備え、ロック機構は前記操作レバーの回動に連動し
てロック解除されるようになっている。特定の実施態様
においては、ロック機構は押し棒がソケット部に向かっ
て突出するに伴いロック解除されるように構成されてい
る。他の実施態様においては、操作レバーの自由端には
操作レバーを作動位置に回動させたときに手掛かりを提
供する突起が設けてある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、コネクタ10
は、ねじ/ナット12などによって電気・電子機器又は
装置の筺体14に固定されるソケット部16と、ケーブ
ル18などの端部に装着されるプラグ部20とで構成さ
れている。図示した実施例では、コネクタのピン22は
プラグ部20に設けてあり、ソケット24(図にはその
端子のみが現れている)はソケット部16に設けてある
が、勿論その逆も可である。
【0010】ソケット部16は基本的に従来型のもの
で、複数のソケット24を有する樹脂ブロック26と、
この樹脂ブロックを支持する略溝形の金属フレーム28
からなる。フレーム28の両側壁30および32には、
ロック機構の一部を構成するフック34が形成してあ
る。図示した実施例では、プラグ部20は、本体36
と、ネジ38などにより本体に固定される蓋40とで構
成されている。プラグ部20の本体36には、複数のピ
ン22を担持した樹脂ブロック42がネジ(図示省略)
により従来と同様の態様で固定されている。ケーブル1
8の端部は本体36の半円柱形内周面をもった首部44
と蓋40の同形状の首部(図示せず)との間に固定さ
れ、そのリード線(図示省略)は例えば半田付けにより
ピン22の端子に夫々接続される。同様に、ソケット部
16の各ソケット24の端子も電気・電子機器又は装置
からのリード線に接続される。
【0011】本発明に従い、プラグ部20の本体36に
は、左右一対の操作レバー52が枢軸54により約90
度回動可能に装着してある。夫々の操作レバー52の自
由端には、直角に延長する突起56が形成してあり、指
を掛けるのを容易にするようになっている。夫々の操作
レバー52の他端には、偏心カム部58が形成してあ
る。プラグ部20の本体36は側壁46と左右の端壁4
8と頂壁50を備えている。プラグ部20の本体36の
側壁46には、各操作レバー52毎に、プラグ部20の
抜き差し方向に平行な一対の案内用リブ60が形成して
あり、これらの案内用リブ60の間に押し棒62が上下
移動可能に配置してある。押し棒62の上端は操作レバ
ー52の偏心カム部58に係合している。図1には現れ
ていないが、蓋40にも同様の構成により一対の押し棒
62が移動可能に装着してあり、本体36の操作レバー
52によって共通に駆動されるようになっている。
【0012】本体36の側壁46には、ロック機構を構
成するロックレバー64が枢軸66により回動可能に装
着してある。ロックレバー64の下端にはソケット部1
6のフック34に係合可能なフック68が設けてあり、
ロックレバー64は図示しない捻りばねにより図1にお
いて反時計回りに付勢されている。ロックレバー64に
は突起70が形成してあり、右側の押し棒62に形成し
た対応する突起72がこの突起70に係合することによ
りロックレバー64が時計回りに回動せられるようにな
っている。図面には示さないが、蓋40にも同様のロッ
クレバーが枢着してあり、蓋40に装着した一方の押し
棒によって回動されるようになっている。
【0013】次に、このコネクタ10の使用の態様を説
明するに、コネクタの接続に際しては、操作レバー52
を横に倒し、装置筺体14に固定されたソケット部16
に対してプラグ部20を強圧することによりプラグ部2
0のピンとソケット部16のソケットは図2に示したよ
うに嵌合される。ロックレバー64のフック68がソケ
ット部16のフック34に嵌合することによりプラグ部
20とソケット部16は互いにロックされる。
【0014】ソケット部16からプラグ部20を引き抜
くに際しては、操作レバー52の突起56に片手の指を
かけて、図3に矢印74で示したように左右の操作レバ
ー52を上方に回動させる。操作レバー52の回動に伴
い、4本の押し棒62は同時に押し下げられる。プラグ
部20の本体36および蓋40に各2本設けた押し棒6
2のうちの右側の押し棒62の突起72がロックレバー
64の突起70に当接すると、ロックレバー64は時計
回りに回動せられ、フック34と68の噛み合いによる
ロックは解除される(図3)。
【0015】操作レバー52を更に回動させると、各押
し棒62の下端は先ずソケット部16のフレーム28の
側壁30および32の上縁76に係合するに至る。操作
レバー52を更に矢印74方向に回動させるにつれて、
押し棒62に作用する反力によりプラグ部20は上方に
突き上げられる。これにより、プラグ部20のピン22
はソケット部16のソケット24から少なくとも部分的
に離脱する。プラグ部20の引き抜きは操作レバー52
の梃子作用により行われるので、片手で容易に行うこと
ができる。また、筺体14に無理な力がかかることもな
い。
【0016】このようにして、ピン22をソケット24
から少なくとも部分的に離脱させたならば、プラグ部2
0を矢印78(図3)で示した方向に引っ張れば、プラ
グ部20はソケット部16から完全に引き抜かれる。操
作レバー52には突起56が設けてあるので、プラグ部
20の引き抜きは突起56に指をかけたまゝで行うこと
ができる。また、矢印74方向への操作レバー52の回
動動作と矢印78への引っ張り動作とは同方向となるの
で、これらの動作はワンタッチの動作として連続して行
うことができる。従って、コネクタの分離は片手だけで
容易に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、接触不良を回避
するべくピンとソケットの充分な嵌め合い強度を維持し
ながらも、僅かな力でプラグ部を容易に引き抜くことが
できるということである。本発明の他の効果は、片手に
よるワンタッチの動作でプラグ部を容易に引き抜くこと
ができるということである。本発明の他の効果は、コネ
クタの嵌合部に無理な力をかけること無くプラグ部を引
き抜くことができるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタを分離し、かつ、プラグ部を
分解したところを示す図で、図1(A)は図1(B)の
II−II線に沿った正面図、図1(B)は側面図である。
【図2】図1(A)と同様の図で、コネクタの接続位置
を示す。
【図3】図2と同様の図で、コネクタを分離するところ
を示す。
【符号の説明】
10: コネクタ 16: ソケット部 20: プラグ部 22: ピン 24: ソケット 52: 操作レバー 56: 操作レバーの突起 62: 押し棒 64: ロックレバー 70: ロックレバーの突起 72: 押し棒の突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合するプラグ部とソケット部か
    らなる電気コネクタにおいて、プラグ部には、ソケット
    部に作用するべくソケット部に向かって突出可能な押し
    棒をプラグ部の抜き差し方向に平行に移動可能に設ける
    と共に、プラグ部の抜き差し方向にほぼ垂直な非作動位
    置からプラグ部の引き抜き方向にほぼ沿った作動位置へ
    と回動可能で前記押し棒をソケット部に向かって突出さ
    せるための操作レバーを装着し、前記操作レバーの回動
    によりプラグ部をソケット部から容易に引き抜くことが
    できるようにしたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 プラグ部とソケット部を互いにロックす
    るロック機構を更に備え、前記ロック機構は前記操作レ
    バーの回動に連動してロック解除されることを特徴とす
    る請求項1に基づく電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は前記押し棒がソケット
    部に向かって突出するに伴いロック解除されることを特
    徴とする請求項2に基づく電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーの自由端には当該操作レ
    バーを前記作動位置に回動させたときに手掛かりを提供
    する突起が設けてあることを特徴とする請求項1から3
    のいづれかに基づく電気コネクタ。
JP28787299A 1999-10-08 1999-10-08 電気コネクタ Pending JP2001110517A (ja)

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JP28787299A JP2001110517A (ja) 1999-10-08 1999-10-08 電気コネクタ

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JP2001110517A true JP2001110517A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17722844

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JP28787299A Pending JP2001110517A (ja) 1999-10-08 1999-10-08 電気コネクタ

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JP (1) JP2001110517A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077585A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Molex Inc ケーブルコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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