JP2001101822A - 無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システム - Google Patents
無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システムInfo
- Publication number
- JP2001101822A JP2001101822A JP27753499A JP27753499A JP2001101822A JP 2001101822 A JP2001101822 A JP 2001101822A JP 27753499 A JP27753499 A JP 27753499A JP 27753499 A JP27753499 A JP 27753499A JP 2001101822 A JP2001101822 A JP 2001101822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- storage medium
- music
- storage
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音楽情報等を再生する際に、再生対象の音楽
記憶媒体の交換に要する手間を削減する。 【解決手段】 音楽情報を記憶する記憶領域11と記憶
領域11の音楽情報を音声処理する音声処理部12と音
声処理後の音楽情報を無線送信する無線部13とこれら
を制御する制御部14とを一体に設けて音楽記憶媒体1
を形成する。再生機2では、再生対象の音楽記憶媒体1
に予め付与された“媒体ID”と“再生要求”とを送信
し、自己を特定する“媒体ID”を受信した音楽記憶媒
体1では、記憶領域11の音楽情報を読み出し音声処理
部12で処理した後無線部13により無線送信する。再
生機2では音楽情報を無線部21で受信し、これを再生
部23で再生する。音楽記憶媒体1側で音楽情報の読み
出しを行うことができるから、再生機2では所望の音楽
記憶媒体1から音楽情報を送信させるだけで所望の音楽
情報を聞くことができる。
記憶媒体の交換に要する手間を削減する。 【解決手段】 音楽情報を記憶する記憶領域11と記憶
領域11の音楽情報を音声処理する音声処理部12と音
声処理後の音楽情報を無線送信する無線部13とこれら
を制御する制御部14とを一体に設けて音楽記憶媒体1
を形成する。再生機2では、再生対象の音楽記憶媒体1
に予め付与された“媒体ID”と“再生要求”とを送信
し、自己を特定する“媒体ID”を受信した音楽記憶媒
体1では、記憶領域11の音楽情報を読み出し音声処理
部12で処理した後無線部13により無線送信する。再
生機2では音楽情報を無線部21で受信し、これを再生
部23で再生する。音楽記憶媒体1側で音楽情報の読み
出しを行うことができるから、再生機2では所望の音楽
記憶媒体1から音楽情報を送信させるだけで所望の音楽
情報を聞くことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽情報等を記憶
する記憶媒体に関し、特に、再生する記憶媒体を換える
場合に、その切り換えを容易に行うことの可能な無線機
能付き記憶媒体及びこれを用いた記憶情報再生システム
に関する。
する記憶媒体に関し、特に、再生する記憶媒体を換える
場合に、その切り換えを容易に行うことの可能な無線機
能付き記憶媒体及びこれを用いた記憶情報再生システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンパクトディスク(C
D)或いはミニディスク(MD)等の記憶媒体から音楽
を再生するためには、例えばコンパクトディスクを専用
の再生機に挿入することによって所望の音楽を再生し、
別のコンパクトディスクの音楽を再生するときには、再
生機に挿入するコンパクトディスクを交換するようにし
ている。
D)或いはミニディスク(MD)等の記憶媒体から音楽
を再生するためには、例えばコンパクトディスクを専用
の再生機に挿入することによって所望の音楽を再生し、
別のコンパクトディスクの音楽を再生するときには、再
生機に挿入するコンパクトディスクを交換するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
複数のコンパクトディスクを切り換えて再生させる場合
には、コンパクトディスクを再生機から取り出し別のコ
ンパクトディスクに交換するという手間がかかる。これ
を回避するために、一台の再生機に複数のコンパクトデ
ィスクを挿入しておき、所望のコンパクトディスクを選
択することによって、自動的に指定されたコンパクトデ
ィスクが選択されて再生が行われるようにしたもの等も
知られている。
複数のコンパクトディスクを切り換えて再生させる場合
には、コンパクトディスクを再生機から取り出し別のコ
ンパクトディスクに交換するという手間がかかる。これ
を回避するために、一台の再生機に複数のコンパクトデ
ィスクを挿入しておき、所望のコンパクトディスクを選
択することによって、自動的に指定されたコンパクトデ
ィスクが選択されて再生が行われるようにしたもの等も
知られている。
【0004】しかしながら、このように、複数のコンパ
クトディスクを再生機に挿入するようにした場合、再生
機に挿入可能なコンパクトディスクの枚数には制限があ
り、また、コンパクトディスクの枚数が増えるにつれ
て、それだけ再生機の収納スペースが増加することにな
り、再生機が大きくなってしまうという問題がある。
クトディスクを再生機に挿入するようにした場合、再生
機に挿入可能なコンパクトディスクの枚数には制限があ
り、また、コンパクトディスクの枚数が増えるにつれ
て、それだけ再生機の収納スペースが増加することにな
り、再生機が大きくなってしまうという問題がある。
【0005】そこで、この発明は上記従来の未解決の問
題に着目してなされたものであり、記憶媒体の記憶情報
の再生を行う際に、記憶媒体の切り換えを容易に行うこ
との可能な無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生シス
テムを提供することを目的としている。
題に着目してなされたものであり、記憶媒体の記憶情報
の再生を行う際に、記憶媒体の切り換えを容易に行うこ
との可能な無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生シス
テムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る無線機能付き記憶媒体は、情報記憶
可能な情報記憶手段を備え、且つ当該情報記憶手段に格
納された記憶情報を読み出す情報読出手段と当該情報読
出手段で読み出した記憶情報を無線通信により送信する
無線送信手段とが、前記情報記憶手段と一体に設けられ
ていることを特徴としている。
に、請求項1に係る無線機能付き記憶媒体は、情報記憶
可能な情報記憶手段を備え、且つ当該情報記憶手段に格
納された記憶情報を読み出す情報読出手段と当該情報読
出手段で読み出した記憶情報を無線通信により送信する
無線送信手段とが、前記情報記憶手段と一体に設けられ
ていることを特徴としている。
【0007】この請求項1に係る無線機能付き記憶媒体
は、情報記憶手段に記憶された記憶情報が情報読出手段
によって読み出され、この情報読出手段によって読み出
された記憶情報は無線送信手段によって無線通信により
送信され、これら情報記憶手段、情報読出手段及び無線
送信手段は、一体に形成されている。したがって、記憶
媒体を再生機に挿入することなく記憶情報を読み出すこ
とが可能となり、所望の記憶媒体からの記憶情報を無線
通信により送信させることによって、再生対象の記憶媒
体を変更する場合でも記憶媒体を操作することなく容易
に行うことが可能となる。
は、情報記憶手段に記憶された記憶情報が情報読出手段
によって読み出され、この情報読出手段によって読み出
された記憶情報は無線送信手段によって無線通信により
送信され、これら情報記憶手段、情報読出手段及び無線
送信手段は、一体に形成されている。したがって、記憶
媒体を再生機に挿入することなく記憶情報を読み出すこ
とが可能となり、所望の記憶媒体からの記憶情報を無線
通信により送信させることによって、再生対象の記憶媒
体を変更する場合でも記憶媒体を操作することなく容易
に行うことが可能となる。
【0008】また、請求項2に係る記憶情報再生システ
ムは、記憶媒体の記憶情報を再生機で再生するようにし
た記憶情報再生システムであって、前記記憶媒体は、情
報記憶手段を備え、且つ当該情報記憶手段の記憶情報を
読み出す情報読出手段と再生要求を受信したとき前記情
報読出手段で読み出した記憶情報を無線通信により送信
する無線送信手段とが前記情報記憶手段と一体に設けら
れ、前記再生機は、所望の記憶媒体に対して再生要求を
行う再生要求手段と、前記無線送信手段で送信される記
憶情報を受信する無線受信手段と、当該無線受信手段で
受信した記憶情報を再生する再生手段と、を備えること
を特徴としている。
ムは、記憶媒体の記憶情報を再生機で再生するようにし
た記憶情報再生システムであって、前記記憶媒体は、情
報記憶手段を備え、且つ当該情報記憶手段の記憶情報を
読み出す情報読出手段と再生要求を受信したとき前記情
報読出手段で読み出した記憶情報を無線通信により送信
する無線送信手段とが前記情報記憶手段と一体に設けら
れ、前記再生機は、所望の記憶媒体に対して再生要求を
行う再生要求手段と、前記無線送信手段で送信される記
憶情報を受信する無線受信手段と、当該無線受信手段で
受信した記憶情報を再生する再生手段と、を備えること
を特徴としている。
【0009】また、請求項3に係る記憶情報再生システ
ムは、前記記憶情報は、音声情報であることを特徴とし
ている。
ムは、前記記憶情報は、音声情報であることを特徴とし
ている。
【0010】この請求項2及び請求項3に係る記憶情報
再生システムは、再生機から再生要求が行われると、記
憶媒体では、情報記憶手段に格納された、例えば音声情
報等の記憶情報が情報読出手段で読み出され、この読み
出された記憶情報は無線送信手段によって無線送信さ
れ、これら情報記憶手段,情報読出手段及び無線送信手
段は一体に形成されている。そして、再生機では、この
無線送信された記憶情報を無線受信手段で受信し、受信
した記憶情報は再生手段で再生される。したがって、例
えば、再生させる記憶媒体を変更する場合等でも、再生
機では所望の記憶媒体に対して、その記憶情報を無線送
信するよう指示することによって、記憶媒体を交換する
等の動作を行うことなく、容易に変更することが可能と
なる。
再生システムは、再生機から再生要求が行われると、記
憶媒体では、情報記憶手段に格納された、例えば音声情
報等の記憶情報が情報読出手段で読み出され、この読み
出された記憶情報は無線送信手段によって無線送信さ
れ、これら情報記憶手段,情報読出手段及び無線送信手
段は一体に形成されている。そして、再生機では、この
無線送信された記憶情報を無線受信手段で受信し、受信
した記憶情報は再生手段で再生される。したがって、例
えば、再生させる記憶媒体を変更する場合等でも、再生
機では所望の記憶媒体に対して、その記憶情報を無線送
信するよう指示することによって、記憶媒体を交換する
等の動作を行うことなく、容易に変更することが可能と
なる。
【0011】また、請求項4に係る記憶情報再生システ
ムは、前記記憶媒体は、当該記憶媒体と無線通信可能な
再生機を登録する登録手段を備え、当該登録手段で登録
した再生機からの再生要求を受信したときのみ前記記憶
情報を送信するようになっていることを特徴としてい
る。
ムは、前記記憶媒体は、当該記憶媒体と無線通信可能な
再生機を登録する登録手段を備え、当該登録手段で登録
した再生機からの再生要求を受信したときのみ前記記憶
情報を送信するようになっていることを特徴としてい
る。
【0012】この請求項4に係る記憶情報再生システム
は、記憶媒体と無線通信可能な再生機が登録され、記憶
媒体では登録された再生機からの再生要求を受信したと
きにのみ記憶情報を送信する。したがって、登録してい
ない再生機から再生要求が行われたときには記憶情報を
送信しないから、特定の再生機にのみ記憶情報が送信さ
れることになる。
は、記憶媒体と無線通信可能な再生機が登録され、記憶
媒体では登録された再生機からの再生要求を受信したと
きにのみ記憶情報を送信する。したがって、登録してい
ない再生機から再生要求が行われたときには記憶情報を
送信しないから、特定の再生機にのみ記憶情報が送信さ
れることになる。
【0013】さらに、請求項5に係る記憶情報再生シス
テムは、前記記憶媒体は、前記記憶情報を、前記登録手
段に登録された再生機毎に固有の送信形態で送信するよ
うになっていることを特徴としている。
テムは、前記記憶媒体は、前記記憶情報を、前記登録手
段に登録された再生機毎に固有の送信形態で送信するよ
うになっていることを特徴としている。
【0014】この請求項5に係る記憶情報再生システム
は、記憶媒体からは、登録手段に登録された再生機毎に
固有の送信形態、例えば異なる送信チャネルで、記憶情
報を送信するようにしている。したがって、記憶媒体に
対して再生要求を行った再生機以外の再生機ではどのよ
うな送信チャネルで送信されるかわからないから、記憶
媒体から送信される記憶情報が、記憶媒体に対して再生
要求を行った再生機以外の再生機により受信されること
が回避されることになる。
は、記憶媒体からは、登録手段に登録された再生機毎に
固有の送信形態、例えば異なる送信チャネルで、記憶情
報を送信するようにしている。したがって、記憶媒体に
対して再生要求を行った再生機以外の再生機ではどのよ
うな送信チャネルで送信されるかわからないから、記憶
媒体から送信される記憶情報が、記憶媒体に対して再生
要求を行った再生機以外の再生機により受信されること
が回避されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明を適用した記憶情報再生シ
ステムの一例を示す概略構成図である。図中1は、音楽
情報が格納された音楽記憶媒体、図中2は音楽記憶媒体
1の音楽情報を再生する例えばヘッドホン等を含んで構
成される再生機である。前記音楽記憶媒体1は、音楽情
報が圧縮される等して格納された、例えばメモリスティ
ック等の記憶領域(情報記憶手段)11と、記憶領域1
1に格納された音楽情報を解凍する等、音楽情報に対し
て所定の音声処理を行う音声処理部12と、音声処理部
12で音声処理した音楽情報を無線通信により送信する
無線部(無線送信手段)13と、前記記憶領域11の音
楽情報の読み出し及び前記各部の動作制御を行う制御部
(情報読み出し手段)14とを備え、これらは一体に形
成されている。
ステムの一例を示す概略構成図である。図中1は、音楽
情報が格納された音楽記憶媒体、図中2は音楽記憶媒体
1の音楽情報を再生する例えばヘッドホン等を含んで構
成される再生機である。前記音楽記憶媒体1は、音楽情
報が圧縮される等して格納された、例えばメモリスティ
ック等の記憶領域(情報記憶手段)11と、記憶領域1
1に格納された音楽情報を解凍する等、音楽情報に対し
て所定の音声処理を行う音声処理部12と、音声処理部
12で音声処理した音楽情報を無線通信により送信する
無線部(無線送信手段)13と、前記記憶領域11の音
楽情報の読み出し及び前記各部の動作制御を行う制御部
(情報読み出し手段)14とを備え、これらは一体に形
成されている。
【0017】一方、再生機2は、無線通信によって送信
される音楽情報を受信する無線部(無線受信手段)21
と、受信した音楽情報を記憶する記憶領域22と、記憶
領域22に記憶した音楽情報を再生する再生部(再生手
段)23と、これら各部の動作制御を行う制御部24と
を備えている。この再生機2は、実際には例えば、図2
に示すように、無線により送信された音楽情報を受信す
る受信部31と、これをデジタル信号に変換するRF部
(A/D)32と、変換したデジタル信号に対してチャ
ネル制御等を行うBaseBand部33と、Base
Band部33で処理した信号をアナログ信号に変換す
るD/A変換部34、これを再生する再生部35及び、
これら各部を制御する制御部36から構成されている。
される音楽情報を受信する無線部(無線受信手段)21
と、受信した音楽情報を記憶する記憶領域22と、記憶
領域22に記憶した音楽情報を再生する再生部(再生手
段)23と、これら各部の動作制御を行う制御部24と
を備えている。この再生機2は、実際には例えば、図2
に示すように、無線により送信された音楽情報を受信す
る受信部31と、これをデジタル信号に変換するRF部
(A/D)32と、変換したデジタル信号に対してチャ
ネル制御等を行うBaseBand部33と、Base
Band部33で処理した信号をアナログ信号に変換す
るD/A変換部34、これを再生する再生部35及び、
これら各部を制御する制御部36から構成されている。
【0018】そして、前記音楽記憶媒体1の制御部14
では、再生機2との登録を行い、登録した再生機2から
の音楽情報の再生要求に応じて、記憶領域11に格納し
た音楽情報を読み出してこれを音声処理部12で音声処
理した後、無線部13を介して無線送信する。
では、再生機2との登録を行い、登録した再生機2から
の音楽情報の再生要求に応じて、記憶領域11に格納し
た音楽情報を読み出してこれを音声処理部12で音声処
理した後、無線部13を介して無線送信する。
【0019】一方、前記再生機2の制御部24では、所
望の音楽記憶媒体1との登録を行い、図示しない入力手
段によりオペレータによって音楽記憶媒体に対する再生
要求が入力されると、指定された音楽記憶媒体に対して
音楽情報の再生要求を行い、受信した所望の音楽情報を
記憶領域22に一旦格納した後再生部23で再生させ
る。
望の音楽記憶媒体1との登録を行い、図示しない入力手
段によりオペレータによって音楽記憶媒体に対する再生
要求が入力されると、指定された音楽記憶媒体に対して
音楽情報の再生要求を行い、受信した所望の音楽情報を
記憶領域22に一旦格納した後再生部23で再生させ
る。
【0020】また、前記無線部13及び21間では、例
えば、IEEE802.11, Bleutooth, HomeRf 等の無線通信
の規格にしたがって通信を行う。これら通信規格を用い
ることによって、期待していない、音楽記憶媒体1及び
再生機2間で通信が行われる可能性が小さくなる。ま
た、混線等の通信状態の安定化を図ると共に、指定の認
証等のプロトコルを用いることによって安全性を高める
ようにしている。
えば、IEEE802.11, Bleutooth, HomeRf 等の無線通信
の規格にしたがって通信を行う。これら通信規格を用い
ることによって、期待していない、音楽記憶媒体1及び
再生機2間で通信が行われる可能性が小さくなる。ま
た、混線等の通信状態の安定化を図ると共に、指定の認
証等のプロトコルを用いることによって安全性を高める
ようにしている。
【0021】次に、上記実施の形態の動作を、図3に示
す、音楽記憶媒体1及び再生機2の状態遷移図、図4及
び図5に示す音楽記憶媒体1及び再生機2における相互
の処理手順を示すフローチャートに基づいて説明する。
す、音楽記憶媒体1及び再生機2の状態遷移図、図4及
び図5に示す音楽記憶媒体1及び再生機2における相互
の処理手順を示すフローチャートに基づいて説明する。
【0022】再生機2において音楽記憶媒体1の音楽情
報を再生するには、まず、登録を行う。図3に示すよう
に、音楽記憶媒体1では電源が投入されると“再生状
態”に移行し、再生機2では、“再生待ち状態”とな
る。この状態から、オペレータが音楽記憶媒体1及び再
生機2において図示しない登録ボタンを押すこと等によ
って、登録要求を行うとそれぞれ“登録状態”となる。
報を再生するには、まず、登録を行う。図3に示すよう
に、音楽記憶媒体1では電源が投入されると“再生状
態”に移行し、再生機2では、“再生待ち状態”とな
る。この状態から、オペレータが音楽記憶媒体1及び再
生機2において図示しない登録ボタンを押すこと等によ
って、登録要求を行うとそれぞれ“登録状態”となる。
【0023】音楽記憶媒体1では“登録状態”となる
と、図4に示すように、“登録要求”を送信する(ステ
ップS1)。
と、図4に示すように、“登録要求”を送信する(ステ
ップS1)。
【0024】“登録状態”となっている再生機2、つま
り、音楽記憶媒体1との登録を希望する再生機2では、
“登録要求”を受信すると“登録受付”を送信し(ステ
ップS2)、さらに、予め各再生機2毎に付与された識
別番号である“再生機ID”を送信する(ステップS
3,登録手段))。
り、音楽記憶媒体1との登録を希望する再生機2では、
“登録要求”を受信すると“登録受付”を送信し(ステ
ップS2)、さらに、予め各再生機2毎に付与された識
別番号である“再生機ID”を送信する(ステップS
3,登録手段))。
【0025】このとき、“登録状態”でない再生機で
は、“登録要求”を受信しても“登録受付”を送信しな
い。
は、“登録要求”を受信しても“登録受付”を送信しな
い。
【0026】そして、音楽記憶媒体1では、再生機2か
ら“登録受付”を受信しさらに“再生機ID”を受信す
ると、予め音楽記憶媒体毎に付与された識別番号である
“媒体ID”を送信する(ステップS4)。これによ
り、登録が終了し、図3に示すように、音楽記憶媒体1
では“再生状態”に移行する。
ら“登録受付”を受信しさらに“再生機ID”を受信す
ると、予め音楽記憶媒体毎に付与された識別番号である
“媒体ID”を送信する(ステップS4)。これによ
り、登録が終了し、図3に示すように、音楽記憶媒体1
では“再生状態”に移行する。
【0027】一方、“媒体ID”を受信した再生機2で
はこれを所定の記憶領域に格納した後、図3に示すよう
に、“再生待ち状態”に移行する。これによって登録が
終了する。
はこれを所定の記憶領域に格納した後、図3に示すよう
に、“再生待ち状態”に移行する。これによって登録が
終了する。
【0028】なお、前記音楽記憶媒体1では、複数の再
生機2から“登録受付”を受信した場合には、処理を中
止し、ステップS1に戻って再度同様に処理を行う。
生機2から“登録受付”を受信した場合には、処理を中
止し、ステップS1に戻って再度同様に処理を行う。
【0029】この状態から、再生を行う場合には、再生
機2において図示しない再生ボタンを押す事等によって
再生指示を行うと、図5に示すように、再生機2では
“再生要求”と、所望の音楽記憶媒体1に付与された
“媒体ID”とからなる、“再生要求+媒体ID”を送
信する(ステップS11,再生要求手段)。これは、例
えば、登録済の音楽記憶媒体の一覧を、再生機2の図示
しない液晶パネル等で構成される表示部に表示するよう
にし、この中から所望の音楽記憶媒体を選択し、選択さ
れた音楽記憶媒体に相当する“媒体ID”を選択しこれ
を設定する。
機2において図示しない再生ボタンを押す事等によって
再生指示を行うと、図5に示すように、再生機2では
“再生要求”と、所望の音楽記憶媒体1に付与された
“媒体ID”とからなる、“再生要求+媒体ID”を送
信する(ステップS11,再生要求手段)。これは、例
えば、登録済の音楽記憶媒体の一覧を、再生機2の図示
しない液晶パネル等で構成される表示部に表示するよう
にし、この中から所望の音楽記憶媒体を選択し、選択さ
れた音楽記憶媒体に相当する“媒体ID”を選択しこれ
を設定する。
【0030】音楽記憶媒体1では、自己の“媒体ID”
を含んだ“再生要求+媒体ID”を受信すると、“再生
受付”を送信し(ステップS12)、続いて、記憶領域
11に格納した音楽情報を読み出し、これを音声処理部
12で処理した後、無線部13を介して送信する(ステ
ップS13)。これによって、再生処理が終了する。
を含んだ“再生要求+媒体ID”を受信すると、“再生
受付”を送信し(ステップS12)、続いて、記憶領域
11に格納した音楽情報を読み出し、これを音声処理部
12で処理した後、無線部13を介して送信する(ステ
ップS13)。これによって、再生処理が終了する。
【0031】一方、再生機2では、“再生受付”を受信
すると、図3に示すように、“再生状態”に移行する。
そして、“再生受付”に続いて、音楽情報を受信する
と、無線部21及び記憶領域22と、再生部23との間
の音楽情報の伝送ラインが物理的或いはソフトウエア的
に接続状態となり、無線部21で受信した音楽情報が記
憶領域22を介して再生部23に送信されて再生され
る。
すると、図3に示すように、“再生状態”に移行する。
そして、“再生受付”に続いて、音楽情報を受信する
と、無線部21及び記憶領域22と、再生部23との間
の音楽情報の伝送ラインが物理的或いはソフトウエア的
に接続状態となり、無線部21で受信した音楽情報が記
憶領域22を介して再生部23に送信されて再生され
る。
【0032】これによって、オペレータは、再生機2つ
まりヘッドホン等によって音楽記憶媒体1に格納されて
いる音楽情報を聞くことが可能となる。
まりヘッドホン等によって音楽記憶媒体1に格納されて
いる音楽情報を聞くことが可能となる。
【0033】そして、音楽情報の受信が終了すると、無
線部21及び記憶領域22と、再生部23との間が物理
的或いはソフトウエア的に遮断状態となり、無線部21
で受信した音楽情報は再生部23に送信されないように
制御される。そして、図3に示すように、“再生待ち状
態”に移行する。
線部21及び記憶領域22と、再生部23との間が物理
的或いはソフトウエア的に遮断状態となり、無線部21
で受信した音楽情報は再生部23に送信されないように
制御される。そして、図3に示すように、“再生待ち状
態”に移行する。
【0034】この状態で次に、別の音楽記憶媒体1の音
楽情報を聞くときには、再生機2側では、上記と同様に
行う。そして、音楽記憶媒体1に対して登録が行われて
いないときには、音楽記憶媒体1及び再生機2を登録状
態に移行させて登録を行い、その後、再生機2におい
て、所望の音楽記憶媒体1の媒体IDを設定して、“再
生要求+媒体ID”を送信する。
楽情報を聞くときには、再生機2側では、上記と同様に
行う。そして、音楽記憶媒体1に対して登録が行われて
いないときには、音楽記憶媒体1及び再生機2を登録状
態に移行させて登録を行い、その後、再生機2におい
て、所望の音楽記憶媒体1の媒体IDを設定して、“再
生要求+媒体ID”を送信する。
【0035】これによって、この“再生要求+媒体I
D”を受信した音楽記憶媒体1では、自己の媒体IDが
指定されていれば、自己の記憶領域11に格納されてい
る音楽情報を読み出してこれを、無線部13を介して送
信する。自己の媒体IDが指定されていない音楽記憶媒
体1では、音楽情報の送信は行わない。
D”を受信した音楽記憶媒体1では、自己の媒体IDが
指定されていれば、自己の記憶領域11に格納されてい
る音楽情報を読み出してこれを、無線部13を介して送
信する。自己の媒体IDが指定されていない音楽記憶媒
体1では、音楽情報の送信は行わない。
【0036】このように、音楽記憶媒体1側で記憶領域
11の音楽情報を読み出してこれを無線によって送信す
るようにしたから、再生機2では、異なる音楽記憶媒体
1の音楽情報を聞く場合でも、音楽記憶媒体1を交換す
る動作等を伴うことなく、再生機2側で操作するだけで
容易に行うことができる。つまり、音楽記憶媒体1を棚
等においたまま、また、鞄の中等に収納したままであっ
ても、その音楽情報を取り出すことができる。
11の音楽情報を読み出してこれを無線によって送信す
るようにしたから、再生機2では、異なる音楽記憶媒体
1の音楽情報を聞く場合でも、音楽記憶媒体1を交換す
る動作等を伴うことなく、再生機2側で操作するだけで
容易に行うことができる。つまり、音楽記憶媒体1を棚
等においたまま、また、鞄の中等に収納したままであっ
ても、その音楽情報を取り出すことができる。
【0037】また、音楽記憶媒体1と再生機2との間で
登録を行い、音楽記憶媒体1では、自己の“媒体ID”
を有する再生機2からの再生要求を受信したときにのみ
音楽情報を送信するようにしたから、不特定多数の再生
機2が音楽記憶媒体1の音楽情報を取り出すことを回避
することができる。したがって、音楽情報等、著作権の
問題等が生じる場合であっても、音楽記憶媒体1との間
で登録した再生機2からの再生要求に対してのみ音楽情
報が送信されるから好適である。
登録を行い、音楽記憶媒体1では、自己の“媒体ID”
を有する再生機2からの再生要求を受信したときにのみ
音楽情報を送信するようにしたから、不特定多数の再生
機2が音楽記憶媒体1の音楽情報を取り出すことを回避
することができる。したがって、音楽情報等、著作権の
問題等が生じる場合であっても、音楽記憶媒体1との間
で登録した再生機2からの再生要求に対してのみ音楽情
報が送信されるから好適である。
【0038】なお、上記実施の形態においては、音楽記
憶媒体1に音声処理部12を設け、音声処理を施した後
の音楽情報を送信するようにした場合について説明した
が、これに限るものではなく、再生機2に音声処理部を
設け、再生機2側で音声処理を行うようにしてもよい。
憶媒体1に音声処理部12を設け、音声処理を施した後
の音楽情報を送信するようにした場合について説明した
が、これに限るものではなく、再生機2に音声処理部を
設け、再生機2側で音声処理を行うようにしてもよい。
【0039】また、上記実施の形態においては、音楽記
憶媒体1では、登録した再生機2からの再生要求を受信
したときに音楽情報を送信することによって、音楽記憶
媒体1の音楽情報を取り出すことの可能な再生機2を制
限するようにした場合について説明したが、さらに、再
生機毎に固有の送信形態で送信するようにすることも可
能である。つまり、例えば、登録時に再生機2毎に周波
数を設定し、音楽情報を送信するときには、再生要求を
行った再生機2に固有の周波数で送信する。また例えば
無線通信規格としてBluetooth を用い、周波数ホッピン
グ方式によってデータを送信する場合には、再生機2毎
に異なる送信チャネルを設定し、再生要求を行った再生
機2に固有の送信チャネルで送信する。このようにする
ことによって、音楽記憶媒体1の音楽情報を取り出すこ
との可能な再生機2を、より確実に制限することができ
る。
憶媒体1では、登録した再生機2からの再生要求を受信
したときに音楽情報を送信することによって、音楽記憶
媒体1の音楽情報を取り出すことの可能な再生機2を制
限するようにした場合について説明したが、さらに、再
生機毎に固有の送信形態で送信するようにすることも可
能である。つまり、例えば、登録時に再生機2毎に周波
数を設定し、音楽情報を送信するときには、再生要求を
行った再生機2に固有の周波数で送信する。また例えば
無線通信規格としてBluetooth を用い、周波数ホッピン
グ方式によってデータを送信する場合には、再生機2毎
に異なる送信チャネルを設定し、再生要求を行った再生
機2に固有の送信チャネルで送信する。このようにする
ことによって、音楽記憶媒体1の音楽情報を取り出すこ
との可能な再生機2を、より確実に制限することができ
る。
【0040】また、上記実施の形態においては、音楽記
憶媒体1の音楽情報を無線送信するようにしているか
ら、例えば音楽記憶媒体1に個人で録音した音楽等を複
数の再生機で聞く場合等には、音楽記憶媒体1から無線
送信される音楽情報を複数の再生機2で受信することに
よって、一つの音楽記憶媒体1に格納された音楽情報を
複数の再生機2において聞くことができる。
憶媒体1の音楽情報を無線送信するようにしているか
ら、例えば音楽記憶媒体1に個人で録音した音楽等を複
数の再生機で聞く場合等には、音楽記憶媒体1から無線
送信される音楽情報を複数の再生機2で受信することに
よって、一つの音楽記憶媒体1に格納された音楽情報を
複数の再生機2において聞くことができる。
【0041】また、上記実施の形態においては、再生機
2をヘッドホンに適用した場合について説明したが、こ
れに限らず、オーディオセット等に適用してもよく、こ
のようにすることによって、音楽記憶媒体1をオーディ
オセットに挿入する等の操作を行わなくてもオーディオ
セット側で所望の音楽記憶媒体1を指定するだけで、所
望の音楽記憶媒体1の音楽情報を聞くことができる。
2をヘッドホンに適用した場合について説明したが、こ
れに限らず、オーディオセット等に適用してもよく、こ
のようにすることによって、音楽記憶媒体1をオーディ
オセットに挿入する等の操作を行わなくてもオーディオ
セット側で所望の音楽記憶媒体1を指定するだけで、所
望の音楽記憶媒体1の音楽情報を聞くことができる。
【0042】また、上記実施の形態においては、再生機
2では音楽記憶媒体1を選択するようにした場合につい
て説明したが、例えば、音楽記憶媒体1に複数の曲が格
納されている場合には、音楽記憶媒体1と再生機2との
間で登録を行う際に、音楽記憶媒体1が“媒体ID”と
これに格納されている曲名を識別する“曲名ID”とを
再生機2に送信するようにし、再生機2では、再生時に
音楽記憶媒体1を識別する情報と共にこの曲名情報をも
表示部に表示し、この中から所望の音楽記憶媒体1及び
その曲名を選択して、これに対応する“媒体ID”及び
“曲名ID”を“再生要求”と共に送信するようにし、
音楽記憶媒体1において指定された“曲名ID”に相当
する音楽情報を読み出してこれを送信するようにしても
よい。
2では音楽記憶媒体1を選択するようにした場合につい
て説明したが、例えば、音楽記憶媒体1に複数の曲が格
納されている場合には、音楽記憶媒体1と再生機2との
間で登録を行う際に、音楽記憶媒体1が“媒体ID”と
これに格納されている曲名を識別する“曲名ID”とを
再生機2に送信するようにし、再生機2では、再生時に
音楽記憶媒体1を識別する情報と共にこの曲名情報をも
表示部に表示し、この中から所望の音楽記憶媒体1及び
その曲名を選択して、これに対応する“媒体ID”及び
“曲名ID”を“再生要求”と共に送信するようにし、
音楽記憶媒体1において指定された“曲名ID”に相当
する音楽情報を読み出してこれを送信するようにしても
よい。
【0043】また、上記実施の形態においては、音楽記
憶媒体1としてメモリスティックを適用した場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、コンパクトフ
ラッシュ、ハードディスク、コンパクトディスク(C
D)、ミニディスク(MD)等に適用することも可能で
ある。
憶媒体1としてメモリスティックを適用した場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、コンパクトフ
ラッシュ、ハードディスク、コンパクトディスク(C
D)、ミニディスク(MD)等に適用することも可能で
ある。
【0044】また、音楽記憶媒体として例えば携帯電話
やPDA等のメモリに適用し、これに音楽情報等を記憶
しておくことによって、携帯電話やPDA内に記憶した
音楽情報を再生することもできる。
やPDA等のメモリに適用し、これに音楽情報等を記憶
しておくことによって、携帯電話やPDA内に記憶した
音楽情報を再生することもできる。
【0045】また、上記実施の形態においては、音楽情
報を送信するようにした場合について説明したが、これ
に限らず、例えば、ビデオ情報等を送信するようにする
ことも可能である。
報を送信するようにした場合について説明したが、これ
に限らず、例えば、ビデオ情報等を送信するようにする
ことも可能である。
【0046】また、上記実施の形態において、再生機2
側に記憶領域を設け、音楽記憶媒体1から送信された音
楽情報を記憶するようにしてもよい。このようにするこ
とによって、再生機2では、一度音楽記憶媒体1から音
楽情報を受信すると、記憶領域の音楽情報を再生するこ
とによって、例えば音楽記憶媒体1と再生機2との間で
の無線通信が不可能な場合であっても、所望の音楽情報
を再生することができる。
側に記憶領域を設け、音楽記憶媒体1から送信された音
楽情報を記憶するようにしてもよい。このようにするこ
とによって、再生機2では、一度音楽記憶媒体1から音
楽情報を受信すると、記憶領域の音楽情報を再生するこ
とによって、例えば音楽記憶媒体1と再生機2との間で
の無線通信が不可能な場合であっても、所望の音楽情報
を再生することができる。
【0047】また、上記実施の形態において、音楽記憶
媒体1に無線によって音楽情報を記憶するようにしても
よい。つまり、録音する音楽情報を無線によって送信
し、これを音楽記憶媒体1で受信して記憶領域に書き込
むようにしてもよい。このようにすることによって、再
生だけでなく、録音する場合においても、音楽記憶媒体
1を操作することなく容易に行うことができる。
媒体1に無線によって音楽情報を記憶するようにしても
よい。つまり、録音する音楽情報を無線によって送信
し、これを音楽記憶媒体1で受信して記憶領域に書き込
むようにしてもよい。このようにすることによって、再
生だけでなく、録音する場合においても、音楽記憶媒体
1を操作することなく容易に行うことができる。
【0048】また、上記実施の形態において、音楽記憶
媒体1から“媒体ID”を送信するときに、“再生機I
D”による暗号を施して“媒体ID”を送信するように
してもよい。このようにすることによって、音楽記憶媒
体1の“媒体ID”を登録していない再生機2が認識し
てしまうことを回避することができる。
媒体1から“媒体ID”を送信するときに、“再生機I
D”による暗号を施して“媒体ID”を送信するように
してもよい。このようにすることによって、音楽記憶媒
体1の“媒体ID”を登録していない再生機2が認識し
てしまうことを回避することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る無線機能付き記憶媒体によれば、情報記憶手段と
一体に情報読出手段及び無線送信手段を設け、記憶媒体
側でその記憶情報を読み出して無線通信により送信する
ようにしたから、所望の記憶媒体から記憶情報を送信さ
せることによって、記憶媒体をこの記憶媒体専用の再生
機に挿入する等の動作を伴うことなく記憶情報を再生す
ることができ、再生対象の記憶媒体の変更を行う場合で
も容易に行うことができる。
に係る無線機能付き記憶媒体によれば、情報記憶手段と
一体に情報読出手段及び無線送信手段を設け、記憶媒体
側でその記憶情報を読み出して無線通信により送信する
ようにしたから、所望の記憶媒体から記憶情報を送信さ
せることによって、記憶媒体をこの記憶媒体専用の再生
機に挿入する等の動作を伴うことなく記憶情報を再生す
ることができ、再生対象の記憶媒体の変更を行う場合で
も容易に行うことができる。
【0050】また、請求項2及び請求項3に係る記憶情
報再生システムによれば、再生機から所望の記憶媒体に
対して再生要求を行うことによって、記憶媒体側でその
記憶情報が読み出されて無線送信されるから、再生対象
の記憶媒体を変更する場合でも、記憶媒体の交換等を行
う必要はなく、再生機側での操作のみによって容易に変
更することができる。
報再生システムによれば、再生機から所望の記憶媒体に
対して再生要求を行うことによって、記憶媒体側でその
記憶情報が読み出されて無線送信されるから、再生対象
の記憶媒体を変更する場合でも、記憶媒体の交換等を行
う必要はなく、再生機側での操作のみによって容易に変
更することができる。
【0051】また、請求項4に係る記憶情報再生システ
ムによれば、記憶媒体と無線通信可能な再生機を登録す
るようにしたから、特定の再生機にのみ記憶情報を送信
することができる。
ムによれば、記憶媒体と無線通信可能な再生機を登録す
るようにしたから、特定の再生機にのみ記憶情報を送信
することができる。
【0052】特に、請求項5に係る記憶情報再生システ
ムによれば、さらに、記憶情報を、登録手段に登録され
た再生機毎に固有の送信形態で送信するようにしたか
ら、記憶情報が記憶媒体に対して再生要求を行った再生
機以外の再生機によって受信されることを回避すること
ができる。
ムによれば、さらに、記憶情報を、登録手段に登録され
た再生機毎に固有の送信形態で送信するようにしたか
ら、記憶情報が記憶媒体に対して再生要求を行った再生
機以外の再生機によって受信されることを回避すること
ができる。
【図1】本発明を適用した記憶情報再生システムの一例
を示す機能ブロック図である。
を示す機能ブロック図である。
【図2】再生機2の具体的構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】音楽記憶媒体及び再生機の状態遷移図である。
【図4】登録時の音楽記憶媒体及び再生機の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】再生時の音楽記憶媒体及び再生機の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 音楽記憶媒体 2 再生機 11 記憶領域 12 音声処理部 13,31 無線部 14,24 制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 情報記憶可能な情報記憶手段を備え、且
つ当該情報記憶手段に格納された記憶情報を読み出す情
報読出手段と当該情報読出手段で読み出した記憶情報を
無線通信により送信する無線送信手段とが、前記情報記
憶手段と一体に設けられていることを特徴とする無線機
能付き記憶媒体。 - 【請求項2】 記憶媒体の記憶情報を再生機で再生する
ようにした記憶情報再生システムであって、 前記記憶媒体は、情報記憶手段を備え、且つ当該情報記
憶手段の記憶情報を読み出す情報読出手段と再生要求を
受信したとき前記情報読出手段で読み出した記憶情報を
無線通信により送信する無線送信手段とが前記情報記憶
手段と一体に設けられ、 前記再生機は、所望の記憶媒体に対して再生要求を行う
再生要求手段と、前記無線送信手段で送信される記憶情
報を受信する無線受信手段と、当該無線受信手段で受信
した記憶情報を再生する再生手段と、を備えることを特
徴とする記憶情報再生システム。 - 【請求項3】 前記記憶情報は、音声情報であることを
特徴とする請求項2記載の記憶情報再生システム。 - 【請求項4】 前記記憶媒体は、当該記憶媒体と無線通
信可能な再生機を登録する登録手段を備え、当該登録手
段で登録した再生機からの再生要求を受信したときのみ
前記記憶情報を送信するようになっていることを特徴と
する請求項2又は3記載の記憶情報再生システム。 - 【請求項5】 前記記憶媒体は、前記記憶情報を、前記
登録手段に登録された再生機毎に固有の送信形態で送信
するようになっていることを特徴とする請求項4記載の
記憶情報再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27753499A JP2001101822A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27753499A JP2001101822A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001101822A true JP2001101822A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17584910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27753499A Withdrawn JP2001101822A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001101822A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003259475A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-12 | Kenwood Corp | 無線ヘッドセット |
JP2007149267A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JP2009060372A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Sony Corp | オーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラム |
US7849131B2 (en) | 2000-08-23 | 2010-12-07 | Gracenote, Inc. | Method of enhancing rendering of a content item, client system and server system |
US9578289B2 (en) | 2007-05-02 | 2017-02-21 | Sony Corporation | Dynamic mixed media package |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27753499A patent/JP2001101822A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7849131B2 (en) | 2000-08-23 | 2010-12-07 | Gracenote, Inc. | Method of enhancing rendering of a content item, client system and server system |
US7904503B2 (en) | 2000-08-23 | 2011-03-08 | Gracenote, Inc. | Method of enhancing rendering of content item, client system and server system |
JP2003259475A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-12 | Kenwood Corp | 無線ヘッドセット |
JP2007149267A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
US9578289B2 (en) | 2007-05-02 | 2017-02-21 | Sony Corporation | Dynamic mixed media package |
JP2009060372A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Sony Corp | オーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラム |
US8233635B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-07-31 | Sony Corporation | Audio signal transmitting apparatus, audio signal receiving apparatus, audio signal transmission system, audio signal transmission method, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6041023A (en) | Portable digital radio and compact disk player | |
EP1376572A2 (en) | A set of electronic apparatuses having first and second electronic devices, and computer program | |
US7072569B2 (en) | Portable entertainment device | |
JP2001101822A (ja) | 無線機能付き記憶媒体及び記憶情報再生システム | |
JP2000276875A (ja) | 情報記録装置 | |
JP2000173171A (ja) | 記録再生機器の再生音量設定装置 | |
KR200194358Y1 (ko) | 공중파 방송의 음악 기록 및 재생 장치 | |
US20060245741A1 (en) | Digital enterainment recorder | |
JP2000078301A (ja) | 携帯電話機 | |
JP2607776Y2 (ja) | オーディオ装置 | |
KR20080079434A (ko) | 라디오 방송 채널의 자동 프리셋 기능을 가지는 디지털미디어 재생 장치 | |
JP3607128B2 (ja) | 文字多重放送の受信録音再生方法及びシステム | |
JP3525511B2 (ja) | マルチチャンネルレコーダ | |
JP2001357609A (ja) | 記憶装置、再生装置及び記憶再生装置 | |
JP2001008269A (ja) | 携帯電話機 | |
JP2002354352A (ja) | 受信機 | |
JP5353274B2 (ja) | コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、プログラム | |
JP2007141316A (ja) | オーディオ装置 | |
JP3875852B2 (ja) | 記録再生装置および楽曲データ記録方法 | |
JP3491445B2 (ja) | オーディオシステム | |
JPH11306740A (ja) | 楽曲再生装置 | |
KR20010038168A (ko) | 차량용 오디오 시스템 | |
JP2002142273A (ja) | オーディオ及び/又は映像システム中継機 | |
JP2003085943A (ja) | ディスク録音方法およびそれにより録音されたディスク | |
JPH11220415A (ja) | 多重放送受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |