JP2001100233A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2001100233A JP2001100233A JP27305899A JP27305899A JP2001100233A JP 2001100233 A JP2001100233 A JP 2001100233A JP 27305899 A JP27305899 A JP 27305899A JP 27305899 A JP27305899 A JP 27305899A JP 2001100233 A JP2001100233 A JP 2001100233A
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- Japan
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- lcd
- wiring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からの静電気やノイズの影響を低減し、
液晶層を相転移温度以上に加温することを不要にする。 【解決手段】 LCD1の外周部で、表示パターン3が
形成されていない無配線領域に、導電パターン2を形成
する。導電パターン2は、FPC4を介して接地され
る。LCD1の外周側に接地される導電パターン2が形
成されているので、静電気やノイズに対してシールドの
効果を奏し、また内部で電荷を帯電しても、接地側に放
電させて、電荷帯電の影響を低減することができる。
液晶層を相転移温度以上に加温することを不要にする。 【解決手段】 LCD1の外周部で、表示パターン3が
形成されていない無配線領域に、導電パターン2を形成
する。導電パターン2は、FPC4を介して接地され
る。LCD1の外周側に接地される導電パターン2が形
成されているので、静電気やノイズに対してシールドの
効果を奏し、また内部で電荷を帯電しても、接地側に放
電させて、電荷帯電の影響を低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報の表示な
どに用いられる液晶表示装置に関する。なお、液晶表示
装置を「LCD」と略称することもある。
どに用いられる液晶表示装置に関する。なお、液晶表示
装置を「LCD」と略称することもある。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば携帯電話や携帯情報
端末等の表示部として、LCDが広く用いられている。
LCDは、電極間の液晶に電界を与えるときに、光学的
特性が変化することを利用して表示を行う。液晶を挟む
電極間は、一種のコンデンサとなり、電荷を蓄積する特
性がある。LCDでは、このような電荷蓄積の特性を利
用して、電極の数に比べて少ない数の駆動回路で電極を
順次切換えながら駆動するダイナミック駆動方式も用い
られている。
端末等の表示部として、LCDが広く用いられている。
LCDは、電極間の液晶に電界を与えるときに、光学的
特性が変化することを利用して表示を行う。液晶を挟む
電極間は、一種のコンデンサとなり、電荷を蓄積する特
性がある。LCDでは、このような電荷蓄積の特性を利
用して、電極の数に比べて少ない数の駆動回路で電極を
順次切換えながら駆動するダイナミック駆動方式も用い
られている。
【0003】LCDでは、各電極での表示のための電荷
が消失しにくいように、電極や配線パターンのインピー
ダンスは高くなるように形成されている。このため、周
囲の静電気やノイズによる影響も受けやすい状態となっ
ている。従来から、LCDに対する静電気やノイズに対
する対策は、LCDそのものを製造する生産工程や、L
CDを用いる応用商品を製造するプロセスにおいて、静
電気を発生させないためのプロセス設計として行われて
いる。たとえば、製造工場内での湿度管理、作業者の人
体アースや帯電防止服の着用等の対策が取られている。
また、静電気を発生させてLCD内に静電気が蓄積され
てしまった場合は、LCD内の液晶材料が電気絶縁性か
ら導電性へと変化する相転移温度まで加熱し、帯電した
静電気を放電させている。ノイズに対しては、LCDを
用いる応用商品側で、電源ラインや、信号ライン等での
ノイズ低減の対応策が取られている。特開平4−198
922や特開平4−355434には、LCDに対する
電気的接続を行うためのフレキシブル基板との接続用コ
ネクタにダミー端子を設け、静電気やノイズの影響を低
減する先行技術が開示されている。
が消失しにくいように、電極や配線パターンのインピー
ダンスは高くなるように形成されている。このため、周
囲の静電気やノイズによる影響も受けやすい状態となっ
ている。従来から、LCDに対する静電気やノイズに対
する対策は、LCDそのものを製造する生産工程や、L
CDを用いる応用商品を製造するプロセスにおいて、静
電気を発生させないためのプロセス設計として行われて
いる。たとえば、製造工場内での湿度管理、作業者の人
体アースや帯電防止服の着用等の対策が取られている。
また、静電気を発生させてLCD内に静電気が蓄積され
てしまった場合は、LCD内の液晶材料が電気絶縁性か
ら導電性へと変化する相転移温度まで加熱し、帯電した
静電気を放電させている。ノイズに対しては、LCDを
用いる応用商品側で、電源ラインや、信号ライン等での
ノイズ低減の対応策が取られている。特開平4−198
922や特開平4−355434には、LCDに対する
電気的接続を行うためのフレキシブル基板との接続用コ
ネクタにダミー端子を設け、静電気やノイズの影響を低
減する先行技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、LCD
自体がコンデンサと同様に電荷を蓄積する特性があり、
LCD製造プロセスやLCD応用商品の生産プロセスに
おいて、発生される静電気が充電されてしまう可能性が
ある。LCDは非常にインピーダンスが高いので、充電
された電荷は簡単には放電しない。電荷が充電されてい
ると、LCDによって表示を行う際に、電荷が充電され
ている部分の表示のコントラストが異なって表示され、
表示むらを起こしてしまう。
自体がコンデンサと同様に電荷を蓄積する特性があり、
LCD製造プロセスやLCD応用商品の生産プロセスに
おいて、発生される静電気が充電されてしまう可能性が
ある。LCDは非常にインピーダンスが高いので、充電
された電荷は簡単には放電しない。電荷が充電されてい
ると、LCDによって表示を行う際に、電荷が充電され
ている部分の表示のコントラストが異なって表示され、
表示むらを起こしてしまう。
【0005】従来の対策のように、LCD製造プロセス
やLCD応用商品の生産プロセスで静電気を発生させな
いようにしても、LCDには表裏に偏光板や反射板ある
いは位相差板を貼付ける必要がある。これらは絶縁材料
であるため、その加工プロセスでは必ず静電気が発生し
てしまう。また、LCDの応用商品を加工する場合にお
いても、LCD表面の傷や汚れを防止するために、保護
シートが貼付けられ、製品組込みの際には、この保護シ
ートを剥がす作業が行われる。保護シートの剥離作業に
よっても、数千V〜数万Vの静電気が発生する。
やLCD応用商品の生産プロセスで静電気を発生させな
いようにしても、LCDには表裏に偏光板や反射板ある
いは位相差板を貼付ける必要がある。これらは絶縁材料
であるため、その加工プロセスでは必ず静電気が発生し
てしまう。また、LCDの応用商品を加工する場合にお
いても、LCD表面の傷や汚れを防止するために、保護
シートが貼付けられ、製品組込みの際には、この保護シ
ートを剥がす作業が行われる。保護シートの剥離作業に
よっても、数千V〜数万Vの静電気が発生する。
【0006】このように、LCDを使用する加工プロセ
ス上は、静電気が必ず発生してしまうので、完全に静電
気を除去することができない。この結果、静電気で充電
されてしまったLCDやLCDユニットは、液晶材料の
相転移温度まで加熱し、放電を行っている。しかしなが
ら、液晶材料の相転移温度は80℃以上であるため、L
CDの表裏に貼付けられる偏光板や反射板に熱による影
響が生じるおそれがある。偏光板や反射板は高分子材料
であり、変性温度が低いので、電荷を放電するための加
温で影響が生じやすい。またLCDを応用商品に組込ん
だ後では、電子回路基板や製品としての筺体などへの影
響もあるので、加温することができなくなることが多
く、表示むらを生じるLCDが搭載されていると、製品
全体が不良品となってしまう。さらに、LCDの画質な
どを向上させると、液晶材料の相転移温度も上昇し、ま
すます電荷の放電のための加熱が困難になっているのが
現状である。
ス上は、静電気が必ず発生してしまうので、完全に静電
気を除去することができない。この結果、静電気で充電
されてしまったLCDやLCDユニットは、液晶材料の
相転移温度まで加熱し、放電を行っている。しかしなが
ら、液晶材料の相転移温度は80℃以上であるため、L
CDの表裏に貼付けられる偏光板や反射板に熱による影
響が生じるおそれがある。偏光板や反射板は高分子材料
であり、変性温度が低いので、電荷を放電するための加
温で影響が生じやすい。またLCDを応用商品に組込ん
だ後では、電子回路基板や製品としての筺体などへの影
響もあるので、加温することができなくなることが多
く、表示むらを生じるLCDが搭載されていると、製品
全体が不良品となってしまう。さらに、LCDの画質な
どを向上させると、液晶材料の相転移温度も上昇し、ま
すます電荷の放電のための加熱が困難になっているのが
現状である。
【0007】本発明の目的は、静電気やノイズの影響を
受けにくく、電荷の放電のために加熱などを行う必要が
ない液晶表示装置を提供することである。
受けにくく、電荷の放電のために加熱などを行う必要が
ない液晶表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶を挟持す
る電気絶縁性基板に、液晶によって画像表示を行うため
の電極および配線パターンが形成される液晶表示装置に
おいて、該電気絶縁性基板には、該電極および配線パタ
ーンが形成されない外周部の無配線領域に、導電層が形
成され、該導電層は、該電極および配線パターンを外部
回路に接続するコネクタを介して、接地されることを特
徴とする液晶表示装置である。
る電気絶縁性基板に、液晶によって画像表示を行うため
の電極および配線パターンが形成される液晶表示装置に
おいて、該電気絶縁性基板には、該電極および配線パタ
ーンが形成されない外周部の無配線領域に、導電層が形
成され、該導電層は、該電極および配線パターンを外部
回路に接続するコネクタを介して、接地されることを特
徴とする液晶表示装置である。
【0009】本発明に従えば、液晶を挟持する電気絶縁
性基板に、画像表示を行うための電極および配線パター
ンが形成されていない外周部の無配線領域に導電層が形
成され、電極および配線パターンを外部回路に接続する
コネクタを介して接地されるので、外部からの静電気や
ノイズによって誘起される電流は接地に流れる。導電層
よりも内周側の電極および配線パターンには蓄積されな
いので、静電気やノイズの蓄積を防ぐことができる。導
電層をコネクタを介して接続するまでに蓄積される電荷
は、コネクタを介して導電層を接地に接続する時点で放
電され、表示に与える影響を避けることができる。導電
層は、電極および配線パターンを形成する際に、電極お
よび配線パターンと同一材料でかつ同じ工程で形成する
ことができる。
性基板に、画像表示を行うための電極および配線パター
ンが形成されていない外周部の無配線領域に導電層が形
成され、電極および配線パターンを外部回路に接続する
コネクタを介して接地されるので、外部からの静電気や
ノイズによって誘起される電流は接地に流れる。導電層
よりも内周側の電極および配線パターンには蓄積されな
いので、静電気やノイズの蓄積を防ぐことができる。導
電層をコネクタを介して接続するまでに蓄積される電荷
は、コネクタを介して導電層を接地に接続する時点で放
電され、表示に与える影響を避けることができる。導電
層は、電極および配線パターンを形成する際に、電極お
よび配線パターンと同一材料でかつ同じ工程で形成する
ことができる。
【0010】また本発明で前記導電層は、前記液晶を挟
持する電気絶縁性基板の両側に、対向して形成され、該
電気絶縁性基板間は、該導電層の部分で、導電性を有す
るシーリング接着剤によって封止されることを特徴とす
る。
持する電気絶縁性基板の両側に、対向して形成され、該
電気絶縁性基板間は、該導電層の部分で、導電性を有す
るシーリング接着剤によって封止されることを特徴とす
る。
【0011】本発明に従えば、液晶を挟む両方の電気絶
縁性基板の表面の導電層間を、導電性を有するシーリン
グ接着剤によって封止するので、液晶層の表面側および
裏面側の両側からの静電気に対しても放電の性能を向上
させることができる。
縁性基板の表面の導電層間を、導電性を有するシーリン
グ接着剤によって封止するので、液晶層の表面側および
裏面側の両側からの静電気に対しても放電の性能を向上
させることができる。
【0012】また本発明で前記コネクタには、前記電極
および配線パターンとの電気的接続用に設けられる複数
の端子群と、該端子群の配列方向の少なくとも一端側
で、前記導電層接地用に設けられる接地端子とを含むこ
とを特徴とする。
および配線パターンとの電気的接続用に設けられる複数
の端子群と、該端子群の配列方向の少なくとも一端側
で、前記導電層接地用に設けられる接地端子とを含むこ
とを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、電気絶縁性基板上に形成
される電極および配線パターンと外部との電気的接続用
に設けられる複数の端子群の配列方向の少なくとも一端
側に、電極および配線パターンの外周側に形成される導
電層を接地させるための端子が設けられるので、電気絶
縁性基板にコネクタを接続すれば、導電層を接地して静
電気やノイズの影響を受けにくくすることができる。
される電極および配線パターンと外部との電気的接続用
に設けられる複数の端子群の配列方向の少なくとも一端
側に、電極および配線パターンの外周側に形成される導
電層を接地させるための端子が設けられるので、電気絶
縁性基板にコネクタを接続すれば、導電層を接地して静
電気やノイズの影響を受けにくくすることができる。
【0014】また本発明で前記コネクタには、前記電極
および配線パターンとの電気的接続用に、複数の端子群
が設けられ、前記導電層は、該端子群の配列方向の一端
側の端子に接続されることを特徴とする。
および配線パターンとの電気的接続用に、複数の端子群
が設けられ、前記導電層は、該端子群の配列方向の一端
側の端子に接続されることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、電気絶縁性基板に形成さ
れる電極および配線パターンを外部に接続するためのコ
ネクタの端子群の配列方向の一端側の端子は、電極およ
び配線パターンの外周側に形成される導電層にも接続さ
れるので、少なくともその信号と同一のレベルまで帯電
する電荷の量を減少させることができる。電気絶縁性基
板の外周側に形成する導電層を外部に接続するために新
たに端子を設ける必要がないので、コネクタの端子数に
余裕がないときでも、静電気やノイズに対する影響を受
けにくくすることができる。
れる電極および配線パターンを外部に接続するためのコ
ネクタの端子群の配列方向の一端側の端子は、電極およ
び配線パターンの外周側に形成される導電層にも接続さ
れるので、少なくともその信号と同一のレベルまで帯電
する電荷の量を減少させることができる。電気絶縁性基
板の外周側に形成する導電層を外部に接続するために新
たに端子を設ける必要がないので、コネクタの端子数に
余裕がないときでも、静電気やノイズに対する影響を受
けにくくすることができる。
【0016】また本発明で前記導電層が接続される端子
を、接地電位レベルで駆動可能な駆動回路を含むことを
特徴とする。
を、接地電位レベルで駆動可能な駆動回路を含むことを
特徴とする。
【0017】本発明に従えば、電気絶縁性基板の外周側
に形成される導電層に接続される端子を、駆動回路で接
地電位レベルに駆動することができるので、静電気など
による電荷の蓄積があっても、接地電位レベルに駆動し
て電荷を放電させることができる。
に形成される導電層に接続される端子を、駆動回路で接
地電位レベルに駆動することができるので、静電気など
による電荷の蓄積があっても、接地電位レベルに駆動し
て電荷を放電させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
としての液晶表示装置であるLCD1の概略的な構成を
示す。LCD1には、外周側に導電層である導電パター
ン2が形成される。導電パターン2は、液晶を用いて画
像表示を行うための電極および配線パターンである表示
パターン3が形成されていない無配線領域に形成され
る。導電パターン2や表示パターン3は、LCD1の基
本的な構成要素であるガラス電極上に形成される。
としての液晶表示装置であるLCD1の概略的な構成を
示す。LCD1には、外周側に導電層である導電パター
ン2が形成される。導電パターン2は、液晶を用いて画
像表示を行うための電極および配線パターンである表示
パターン3が形成されていない無配線領域に形成され
る。導電パターン2や表示パターン3は、LCD1の基
本的な構成要素であるガラス電極上に形成される。
【0019】LCD1と外部との電気的接続は、フレキ
シブルプリント配線基板(以下、「FPC」と略称す
る)4を介して行われる。FPC4は、ポリイミドなど
の可撓性を有する電気絶縁性フィルム上に導電性金属の
配線パターンが形成され、LCD1の駆動用の半導体集
積回路なども搭載される。FPC4は、LCD1との電
気的接続のために、複数の端子群を有する接続端子部5
を備える。また外部との電気的接続のために、同様に複
数の端子群を有する入力端子部6も備えている。LCD
1の導電パターン2は、接続端子部5や入力端子部6
で、複数の端子群の配列方向の一端側または両端側に設
けられる接地端子7とFPC4上に形成される接地配線
8を介して、LCD1を搭載する製品の筺体など、接地
電位レベルの部分に電気的に接続される。LCD1の表
示パターン3は、接続端子部5および入力端子部6に設
けられる複数の端子を介して、画像表示用の画像データ
に対応する信号や、ダイナミック表示用の機械信号など
が与えられる。このようなLCD1やFPC4は一体と
なってLCDモジュール10を構成する。
シブルプリント配線基板(以下、「FPC」と略称す
る)4を介して行われる。FPC4は、ポリイミドなど
の可撓性を有する電気絶縁性フィルム上に導電性金属の
配線パターンが形成され、LCD1の駆動用の半導体集
積回路なども搭載される。FPC4は、LCD1との電
気的接続のために、複数の端子群を有する接続端子部5
を備える。また外部との電気的接続のために、同様に複
数の端子群を有する入力端子部6も備えている。LCD
1の導電パターン2は、接続端子部5や入力端子部6
で、複数の端子群の配列方向の一端側または両端側に設
けられる接地端子7とFPC4上に形成される接地配線
8を介して、LCD1を搭載する製品の筺体など、接地
電位レベルの部分に電気的に接続される。LCD1の表
示パターン3は、接続端子部5および入力端子部6に設
けられる複数の端子を介して、画像表示用の画像データ
に対応する信号や、ダイナミック表示用の機械信号など
が与えられる。このようなLCD1やFPC4は一体と
なってLCDモジュール10を構成する。
【0020】図2は、図1のLCD1を構成するセグメ
ント配線ガラス11aとコモン配線ガラス11bとを示
す。図2(a)はセグメント配線ガラス11aを示し、
図2(b)はコモン配線ガラス11bを示す。本実施形
態では、導電パターン2をLCD1の表面側の電気絶縁
性基板であるセグメント配線ガラス11a上に形成す
る。導電パターン2がセグメント配線ガラス11aを通
じて見えることは好ましくないので、導電パターン2は
ITOなどの透明で導電性を有する材料で形成すること
が好ましい。セグメント配線ガラス11a上では、画像
表示用のセグメント配線パターン12aが形成されてい
ない外周側の無配線領域に導電パターン2が形成されて
いる。コモン配線ガラス11bには、内周側にコモン配
線パターン12bが形成されているだけであり、導電パ
ターンは形成されていない。セグメント配線ガラス11
aとコモン配線ガラス11bとを、わずかな間隔を空け
て貼合わせ、内部に液晶材料を封入して、LCD1とし
て製造することができる。
ント配線ガラス11aとコモン配線ガラス11bとを示
す。図2(a)はセグメント配線ガラス11aを示し、
図2(b)はコモン配線ガラス11bを示す。本実施形
態では、導電パターン2をLCD1の表面側の電気絶縁
性基板であるセグメント配線ガラス11a上に形成す
る。導電パターン2がセグメント配線ガラス11aを通
じて見えることは好ましくないので、導電パターン2は
ITOなどの透明で導電性を有する材料で形成すること
が好ましい。セグメント配線ガラス11a上では、画像
表示用のセグメント配線パターン12aが形成されてい
ない外周側の無配線領域に導電パターン2が形成されて
いる。コモン配線ガラス11bには、内周側にコモン配
線パターン12bが形成されているだけであり、導電パ
ターンは形成されていない。セグメント配線ガラス11
aとコモン配線ガラス11bとを、わずかな間隔を空け
て貼合わせ、内部に液晶材料を封入して、LCD1とし
て製造することができる。
【0021】本実施形態のLCD1では、静電気やノイ
ズに関連して、次のような効果が得られる。 セグメント配線ガラス11aの外周側の無配線領域に
導電パターン2を形成しているので、外部からの静電気
のLCD1内への侵入を防止することができる。 LCD1内に侵入している静電気は、液晶材料の相転
移温度を超えて加温しなくても導電パターン2を介して
放電させることができる。 静電気の放電のための加温は必要ないため、LCD1
や負荷されている部品の性能劣化を避け、部品で保障さ
れている温度範囲などを逸脱することなく、信頼性や品
質の確保を図ることができる。 静電気に対する耐性があるので、LCD製造プロセス
やLCD応用商品生産プロセスで、静電気を発生させな
いようにする負担を軽減し、生産効率を向上させること
ができる。 静電気の放電のために加温等の負荷作業を行う必要が
ないので、製造プロセスを簡略化することができ、生産
コストを低減して低価格化を図ることができる。 外部からのノイズに対しても、導電パターン2を接地
することによって、耐性を高め、LCDとしての表示品
質を向上させることができる。 本実施形態のLCD1は、従来のLCDの製造プロセ
スを変えることなく、同一工程で製造することができ、
新たな費用の発生がない状態で生産を行うことができ
る。
ズに関連して、次のような効果が得られる。 セグメント配線ガラス11aの外周側の無配線領域に
導電パターン2を形成しているので、外部からの静電気
のLCD1内への侵入を防止することができる。 LCD1内に侵入している静電気は、液晶材料の相転
移温度を超えて加温しなくても導電パターン2を介して
放電させることができる。 静電気の放電のための加温は必要ないため、LCD1
や負荷されている部品の性能劣化を避け、部品で保障さ
れている温度範囲などを逸脱することなく、信頼性や品
質の確保を図ることができる。 静電気に対する耐性があるので、LCD製造プロセス
やLCD応用商品生産プロセスで、静電気を発生させな
いようにする負担を軽減し、生産効率を向上させること
ができる。 静電気の放電のために加温等の負荷作業を行う必要が
ないので、製造プロセスを簡略化することができ、生産
コストを低減して低価格化を図ることができる。 外部からのノイズに対しても、導電パターン2を接地
することによって、耐性を高め、LCDとしての表示品
質を向上させることができる。 本実施形態のLCD1は、従来のLCDの製造プロセ
スを変えることなく、同一工程で製造することができ、
新たな費用の発生がない状態で生産を行うことができ
る。
【0022】図3は、本発明の実施の第2形態の液晶表
示素子であるLCDモジュール20の概略的な構成を示
す。図3(a)はセグメント配線ガラス21aの配線パ
ターンを示し、図3(b)はコモン配線ガラス21bの
配線パターンを示す。図3(c)は、セグメント配線ガ
ラス21aおよびコモン配線ガラス21bを貼合わせ、
FPC4を接続してLCDモジュール20を構成してい
る状態を示す。
示素子であるLCDモジュール20の概略的な構成を示
す。図3(a)はセグメント配線ガラス21aの配線パ
ターンを示し、図3(b)はコモン配線ガラス21bの
配線パターンを示す。図3(c)は、セグメント配線ガ
ラス21aおよびコモン配線ガラス21bを貼合わせ、
FPC4を接続してLCDモジュール20を構成してい
る状態を示す。
【0023】本実施形態のLCD1では、セグメント配
線ガラス21aで、セグメント配線パターン12aが形
成されている部分の外周側の無配線領域に導電パターン
22aを形成し、コモン配線ガラス21bでコモン配線
パターン12bが形成されていない無配線領域に導電パ
ターン22bを形成する。図3(c)に示すように、セ
グメント配線ガラス21a上の導電パターン21aとコ
モン配線ガラス21b上の導電パターン22bとは重な
る位置に形成され、液晶層を挟んで対向している。
線ガラス21aで、セグメント配線パターン12aが形
成されている部分の外周側の無配線領域に導電パターン
22aを形成し、コモン配線ガラス21bでコモン配線
パターン12bが形成されていない無配線領域に導電パ
ターン22bを形成する。図3(c)に示すように、セ
グメント配線ガラス21a上の導電パターン21aとコ
モン配線ガラス21b上の導電パターン22bとは重な
る位置に形成され、液晶層を挟んで対向している。
【0024】図4は、図3(c)に示すLCDモジュー
ル20の断面構成を示す。セグメント配線ガラス21a
とコモン配線ガラス21bとの間には、液晶層23が封
入される。液晶層23の封止のために、セグメント配線
ガラス21aとコモン配線ガラス21bとの間は、LC
D封止材料24で封止される。図3に示す導電パターン
22a,22bは、セグメント配線ガラス21aおよび
コモン配線ガラス21bの対向する表面にそれぞれ形成
されている。導電パターン22a,22b間を封止する
LCD封止材料24としては、導電性を有するシーリン
グ接着剤を使用する。本実施形態のLCD21では、表
面側のセグメント配線ガラス21aよりもさらに表面側
にLCD偏光板25が設けられ、さらにその表面側には
LCD保護シート26が被せられている。裏面側のコモ
ン配線ガラス21bよりもさらに裏面側には、LCD反
射板27が設けられ、そのさらに裏面側の表面はLCD
保護シート28が被せられている。
ル20の断面構成を示す。セグメント配線ガラス21a
とコモン配線ガラス21bとの間には、液晶層23が封
入される。液晶層23の封止のために、セグメント配線
ガラス21aとコモン配線ガラス21bとの間は、LC
D封止材料24で封止される。図3に示す導電パターン
22a,22bは、セグメント配線ガラス21aおよび
コモン配線ガラス21bの対向する表面にそれぞれ形成
されている。導電パターン22a,22b間を封止する
LCD封止材料24としては、導電性を有するシーリン
グ接着剤を使用する。本実施形態のLCD21では、表
面側のセグメント配線ガラス21aよりもさらに表面側
にLCD偏光板25が設けられ、さらにその表面側には
LCD保護シート26が被せられている。裏面側のコモ
ン配線ガラス21bよりもさらに裏面側には、LCD反
射板27が設けられ、そのさらに裏面側の表面はLCD
保護シート28が被せられている。
【0025】本実施形態のLCDモジュール20では、
セグメント配線ガラス21aとコモン配線ガラス21b
の両方に導電パターン22a,22bが形成され、導電
パターン22a,22b間は導電性を有するシーリング
接着剤を介して電気的に接続されているので、LCDパ
ネル20の表面側および裏面側の両側からの静電気やノ
イズの侵入を効率的に防止することができる。また、こ
れによってLCD保護シート26,28を剥離するとき
に発生する静電気の影響も受けにくくなるので、LCD
を一つの部品などとして用いる製造工程での表面への傷
付きを、LCD保護シート26,28を貼っておくこと
で防ぎ、かつLCD保護シート26,28を剥離する際
に静電気が発生してもその影響を受けにくくなっている
ので、LCD保護シート26,28の貼付けや剥離の作
業を迅速に行い、生産性を高めることができる。
セグメント配線ガラス21aとコモン配線ガラス21b
の両方に導電パターン22a,22bが形成され、導電
パターン22a,22b間は導電性を有するシーリング
接着剤を介して電気的に接続されているので、LCDパ
ネル20の表面側および裏面側の両側からの静電気やノ
イズの侵入を効率的に防止することができる。また、こ
れによってLCD保護シート26,28を剥離するとき
に発生する静電気の影響も受けにくくなるので、LCD
を一つの部品などとして用いる製造工程での表面への傷
付きを、LCD保護シート26,28を貼っておくこと
で防ぎ、かつLCD保護シート26,28を剥離する際
に静電気が発生してもその影響を受けにくくなっている
ので、LCD保護シート26,28の貼付けや剥離の作
業を迅速に行い、生産性を高めることができる。
【0026】なお、本実施形態のLCDモジュール20
では、LCD反射板27を用いて反射型の画像表示を行
っている。このような場合、液晶層23の裏面側のコモ
ン配線パターン12b、導電パターン22bおよびLC
D反射板27などは、必ずしも透光性を有する必要はな
い。ただし、バックライトなどを用いる際には、透光性
を有する材料で形成し、透明度が高いITOなどの材料
で形成することが好ましい。LCDモジュール20が透
光型であるときにも、コモン配線パターン12bや導電
パターン22bは透明な導電材料で形成することが好ま
しい。セグメント配線ガラス21a側に形成するセグメ
ント配線パターン12aや導電パターン22aは、IT
Oなどの透明な導電材料で形成することが好ましい。
では、LCD反射板27を用いて反射型の画像表示を行
っている。このような場合、液晶層23の裏面側のコモ
ン配線パターン12b、導電パターン22bおよびLC
D反射板27などは、必ずしも透光性を有する必要はな
い。ただし、バックライトなどを用いる際には、透光性
を有する材料で形成し、透明度が高いITOなどの材料
で形成することが好ましい。LCDモジュール20が透
光型であるときにも、コモン配線パターン12bや導電
パターン22bは透明な導電材料で形成することが好ま
しい。セグメント配線ガラス21a側に形成するセグメ
ント配線パターン12aや導電パターン22aは、IT
Oなどの透明な導電材料で形成することが好ましい。
【0027】図5は、本発明の実施の第3形態の液晶表
示装置としてのLCDモジュール30の概略的な構成を
示す。図5(a)は、LCDモジュール30の全体的な
構成を示し、図(b)は部分的な構成を示す。本実施形
態のLCDモジュール30では、LCD31に形成する
導電パターン32を表示パターン33などが形成されて
いない外周側の無配線領域に形成する点では、図1や図
3の実施形態と同様である。本実施形態では、FPC3
4との接続端子部やFPC34の入力端子部36に、表
示パターン33へ接続される信号配線37に対する接続
端子のみが形成される。導電パターン32は、図5
(b)に示すように、接続部38を介して、最も近い位
置にある信号配線37に電気的に接続される。信号配線
37に接続される表示パターン33に電荷が蓄積されて
も、より広い面積を占める導電パターン32とも接続さ
れているので、電荷の蓄積の影響を低減させることがで
きる。さらに、接続部38で導電パターン32と接続さ
れる信号配線37を駆動する駆動回路39で、画像表示
を行わないようなときに、出力レベルが接地電位レベル
となるような駆動を行うことによって、電荷を充分に放
電させて、電荷の影響を全く受けないようにすることも
できる。
示装置としてのLCDモジュール30の概略的な構成を
示す。図5(a)は、LCDモジュール30の全体的な
構成を示し、図(b)は部分的な構成を示す。本実施形
態のLCDモジュール30では、LCD31に形成する
導電パターン32を表示パターン33などが形成されて
いない外周側の無配線領域に形成する点では、図1や図
3の実施形態と同様である。本実施形態では、FPC3
4との接続端子部やFPC34の入力端子部36に、表
示パターン33へ接続される信号配線37に対する接続
端子のみが形成される。導電パターン32は、図5
(b)に示すように、接続部38を介して、最も近い位
置にある信号配線37に電気的に接続される。信号配線
37に接続される表示パターン33に電荷が蓄積されて
も、より広い面積を占める導電パターン32とも接続さ
れているので、電荷の蓄積の影響を低減させることがで
きる。さらに、接続部38で導電パターン32と接続さ
れる信号配線37を駆動する駆動回路39で、画像表示
を行わないようなときに、出力レベルが接地電位レベル
となるような駆動を行うことによって、電荷を充分に放
電させて、電荷の影響を全く受けないようにすることも
できる。
【0028】図6は、本発明の実施の第4形態の液晶表
示装置としてLCD41の概略的な構成を示す。本実施
形態のLCD41では、非配線領域に形成する導電パタ
ーン42を、非配線領域の全体にわたって形成する。導
電パターン42は、図1の実施形態と同様に接地しても
よく、また図3の実施形態と同様に両側のガラスの表面
に形成してもよく、また図5の実施形態と同様に信号配
線37に接続してもよい。導電パターン42を最大の面
積で形成することができるので、外部からの静電気やノ
イズの影響の低減と、内部に蓄積される電荷の放電と
を、効率よく行わせることができる。
示装置としてLCD41の概略的な構成を示す。本実施
形態のLCD41では、非配線領域に形成する導電パタ
ーン42を、非配線領域の全体にわたって形成する。導
電パターン42は、図1の実施形態と同様に接地しても
よく、また図3の実施形態と同様に両側のガラスの表面
に形成してもよく、また図5の実施形態と同様に信号配
線37に接続してもよい。導電パターン42を最大の面
積で形成することができるので、外部からの静電気やノ
イズの影響の低減と、内部に蓄積される電荷の放電と
を、効率よく行わせることができる。
【0029】以上説明した各実施形態では、セグメント
配線ガラスとコモン配線ガラスとの間で単純マトリクス
方式での画像表示を行うようにしているけれども、TF
Tと略称される薄膜トランジスタをスイッチング素子と
して用いるアクティブマトリクス方式の液晶表示装置で
も、本発明を同様に適用することができる。
配線ガラスとコモン配線ガラスとの間で単純マトリクス
方式での画像表示を行うようにしているけれども、TF
Tと略称される薄膜トランジスタをスイッチング素子と
して用いるアクティブマトリクス方式の液晶表示装置で
も、本発明を同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶を挟
持する電気絶縁性基板で、電極や配線パターンが形成さ
れない外周側の無配線領域に導電層を形成し、形成され
る導電層を接地することによって、静電気やノイズの影
響を受けにくくすることができるので、液晶の相転移温
度以上に加温して電荷を逃がす必要がなく、信頼性が高
い液晶表示装置を得ることができる。
持する電気絶縁性基板で、電極や配線パターンが形成さ
れない外周側の無配線領域に導電層を形成し、形成され
る導電層を接地することによって、静電気やノイズの影
響を受けにくくすることができるので、液晶の相転移温
度以上に加温して電荷を逃がす必要がなく、信頼性が高
い液晶表示装置を得ることができる。
【0031】また本発明によれば、液晶の表面側と裏面
側との両側で静電気やノイズによる影響の低減を図るこ
とができる。
側との両側で静電気やノイズによる影響の低減を図るこ
とができる。
【0032】また本発明によれば、電気絶縁性基板の無
配線領域に形成される導電層を接地する専用の端子を備
えるコネクタを接続するだけで、電荷の放電や外部の静
電気やノイズの影響の低減を図ることができる。
配線領域に形成される導電層を接地する専用の端子を備
えるコネクタを接続するだけで、電荷の放電や外部の静
電気やノイズの影響の低減を図ることができる。
【0033】また本発明によれば、電気絶縁性基板の外
周側の無配線領域に形成する導電層を利用して電荷を放
電させるために新たに端子を設ける必要がないので、コ
ネクタなどの端子に余裕がないときであっても、静電気
やノイズの影響を低減し、またコネクタの小型化も図る
ことができる。
周側の無配線領域に形成する導電層を利用して電荷を放
電させるために新たに端子を設ける必要がないので、コ
ネクタなどの端子に余裕がないときであっても、静電気
やノイズの影響を低減し、またコネクタの小型化も図る
ことができる。
【0034】また本発明によれば、駆動回路で接地電位
レベルに駆動すれば、電気絶縁性基板の外周側の無配線
領域に形成する導電層に蓄積されている電荷を容易に放
電させることができる。
レベルに駆動すれば、電気絶縁性基板の外周側の無配線
領域に形成する導電層に蓄積されている電荷を容易に放
電させることができる。
【図1】本発明の実施の第1形態としてのLCDモジュ
ール10の概略的な構成を簡略化して示す正面図であ
る。
ール10の概略的な構成を簡略化して示す正面図であ
る。
【図2】図1のLCD1を構成するセグメント配線ガラ
ス11aおよびコモン配線ガラス11b上の配線パター
ンを示す簡略化した平面図である。
ス11aおよびコモン配線ガラス11b上の配線パター
ンを示す簡略化した平面図である。
【図3】本発明の実施の第2形態の液晶表示装置を構成
するセグメント配線ガラスおよびコモン配線ガラスの電
極パターンと、LCDモジュール20としての概略的な
構成を示す平面図である。
するセグメント配線ガラスおよびコモン配線ガラスの電
極パターンと、LCDモジュール20としての概略的な
構成を示す平面図である。
【図4】図3の実施形態のLCD20の断面図である。
【図5】本発明の実施の第3形態の液晶表示装置である
LCDモジュール30の概略的な構成を示す平面図およ
びその部分的な拡大平面図である。
LCDモジュール30の概略的な構成を示す平面図およ
びその部分的な拡大平面図である。
【図6】本発明の実施の第4形態の液晶表示装置として
のLCD41の概略的な平面図である。
のLCD41の概略的な平面図である。
1,21,31,41 LCD 2,22a,22b 導電パターン 3 表示パターン 4 FPC 5 接続端子部 6 入力端子部 7 接地端子 8 接地配線 9 信号配線 10,20,30 LCDモジュール 11a,21a セグメント配線ガラス 11b,21b コモン配線ガラス 12a セグメント配線パターン 12b コモン配線パターン 23 液晶層 24 LCD封止材料 39 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA50 GA64 JA24 JB79 NA14 PA04 5C094 AA21 BA43 CA19 DA07 DB05 DB06 EA10 5G067 AA41 BA10 CA02 DA02 5G435 AA16 BB12 EE30 EE40 EE42 EE45 EE47 GG32 GG34
Claims (5)
- 【請求項1】 液晶を挟持する電気絶縁性基板に、液晶
によって画像表示を行うための電極および配線パターン
が形成される液晶表示装置において、 該電気絶縁性基板には、該電極および配線パターンが形
成されない外周部の無配線領域に、導電層が形成され、 該導電層は、該電極および配線パターンを外部回路に接
続するコネクタを介して、接地されることを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記導電層は、前記液晶を挟持する電気
絶縁性基板の両側に、対向して形成され、 該電気絶縁性基板間は、該導電層の部分で、導電性を有
するシーリング接着剤によって封止されることを特徴と
する請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記コネクタには、 前記電極および配線パターンとの電気的接続用に設けら
れる複数の端子群と、該端子群の配列方向の少なくとも
一端側で、前記導電層接地用に設けられる接地端子とを
含むことを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示
装置。 - 【請求項4】 前記コネクタには、前記電極および配線
パターンとの電気的接続用に、複数の端子群が設けら
れ、 前記導電層は、該端子群の配列方向の一端側の端子に接
続されることを特徴とする請求項1または2記載の液晶
表示装置。 - 【請求項5】 前記導電層が接続される端子を、接地電
位レベルで駆動可能な駆動回路を含むことを特徴とする
請求項4記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27305899A JP2001100233A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27305899A JP2001100233A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001100233A true JP2001100233A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17522574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27305899A Pending JP2001100233A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001100233A (ja) |
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-
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- 1999-09-27 JP JP27305899A patent/JP2001100233A/ja active Pending
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